JP3953956B2 - 粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
線形粒子加速器は、新半導体素材製造などにおいて、粒子を被処理物に打ち込むための装置として用いられており、その小形化が強く望まれている。
【0003】
ところで、線形粒子加速器のタンク内の高電圧電源部は、そのタンク内に充填されているSF6 ガスによって、タンク内側の壁面との間の電気的絶縁を保っている。この高電圧電源部の加熱を防ぐこと、つまりここで発生した熱を効率よく除去することにより、初めて粒子加速器の長時間安定運転が可能となる。
【0004】
従来のコッククロフト式粒子加速器では、タンク内部で発生した熱を輻射ないし絶縁ガスとしてのSF6 ガスの自然対流によりタンク外部へ除去するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来の粒子加速器の高電圧電源部の除熱方法では、内部に溜まった熱を輻射ないし絶縁ガスとしてのSF6 ガスの自然対流によりタンク外部へ除去しているにすぎない。
【0006】
したがって、粒子加速器の高電圧電源部の熱除去は、タンクの表面積によって制限され、粒子加速器の小形化を困難にしてきた。
【0007】
なお、絶縁ガスであるSF6 ガスを熱媒体として用いる粒子加速器においては、1MeVを数センチのギャップで維持する必要があり、絶縁ガスはできるだけ静的状態で維持し絶縁破壊を生じさせないようにするようにしていた。
【0008】
本発明は、上記問題点を除去し、小形化と低価格化を図るとともに、本来の絶縁性を損なうことなく、高温となる高電圧電源部のすみずみまでを効率的に冷却することにより、粒子加速器の長時間安定運転を行うことができる粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、高温となる高電圧電源部を保持し収容する容器から絶縁ガスで絶縁される粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、高温となる高電圧電源部を保持し収容する容器と、前記高電圧電源部に浸される絶縁ガスと、前記容器の側面に配置される冷却通路となる細い管路と、この管路に連結される冷却装置及び前記絶縁ガスを前記容器に送り込む装置とを具備するとともに、前記容器は粒子加速器の円筒状の容器と変圧器の円筒状の容器とを具備し、前記変圧器の円筒状の容器を下部に前記粒子加速器の円筒状の容器を前記変圧器の円筒状の容器の上部に互いに連通して配置することを特徴とする。
【0010】
〔2〕上記〔1〕記載の粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、前記絶縁ガスとしてのSF6 ガスを熱媒体として利用し、1Mevを数センチメートルのギャップで維持する絶縁機能を損なうことなく、絶縁破壊を誘発する乱流を生じないように前記管路の内径を前記容器の内径の20分の1にすることを特徴とする。
【0011】
〔3〕上記〔1〕記載の粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、前記SF6 ガスが約7.5気圧であることを特徴とする。
【0012】
〔4〕上記〔1〕記載の粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、前記粒子加速器の円筒状の容器と前記変圧器の円筒状の容器とを互いに直交するように配置することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0014】
第1図は本発明の実施例を示す荷電粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置の側面模式図である。第2図は第1図のA−A′線断面を示す正面模式図である。
【0015】
これらの図において、1は荷電粒子加速器の円筒状のタンク(容器)、1Aはその円筒状のタンクに保持され収容される荷電粒子加速器、2はその荷電粒子加速器のタンク1の下部に配置され、その荷電粒子加速器のタンク1に連通される変圧器の円筒状のタンク(容器)、2Aはその円筒状のタンク2に保持され収容される変圧器、3はそれらの荷電粒子加速器のタンク1及び変圧器の円筒状のタンク2内に充填される7.5気圧の絶縁ガスとしてのSF6 ガス9の出口、4はそのSF6 ガス9の細い導出用パイプ、5はその導出用パイプ4から導入されるSF6 ガス9を冷却する冷却装置およびそのSF6 ガス9を変圧器の円筒状のタンク2へ戻すコンプレッサーである。6はSF6 ガス9を変圧器の円筒状のタンク2へ戻すための細い導入用パイプ、7はそのSF6 ガス9の変圧器の円筒状のタンク2への入口、8は偏向磁石やビームラインへの連結部である。
【0016】
第2図に示すように、荷電粒子加速器の高電圧電源部である荷電粒子加速器1A及び変圧器2Aが配置される。そして、荷電粒子加速器の高電圧電源部である荷電粒子加速器1A及び変圧器2Aから多くの熱が生じ、タンク内は高温になる。
【0017】
そこに、7.5気圧のSF6 ガス9を熱媒体として利用し、荷電粒子加速器の円筒状のタンク1のSF6 ガス9の出口3から細い導出用パイプ4でそのSF6 ガス9を導出し、冷却装置およびコンプレッサー5でそのSF6 ガス9を冷却して細い導入用パイプ6を介して変圧器の円筒状のタンク2へ戻す。
【0018】
その場合に、発明が解決しようとする課題においても述べたように、絶縁ガスであるSF6 ガス9を熱媒体として用いる粒子加速器においては、1MeVを数センチのギャップで維持する必要があり、SF6 ガス9はできるだけ静的状態で維持し絶縁破壊を生じさせないようにすることが重要であるから、SF6 ガス9は、従来の絶縁機能を損なうことなく、絶縁破壊を誘発する乱流を生じないように、例えば、上記した導出用パイプ4及び導入用パイプ6の内径を荷電粒子加速器1Aのタンク1の内径の20分の1となるように細いものとする。
【0019】
また、変圧器2Aの円筒状のタンク2を荷電粒子加速器1Aのタンク1の下部に配置するようにしたので、荷電粒子加速器1Aのコンパクト化を図ることができる。さらに、変圧器2Aからは大量の熱が発生するが、その熱に起因して、熱せられたSF6 ガス9は上部の荷電粒子加速器1Aのタンク1の方へ対流して、循環することになり、効率的な冷却を促進することができる。
【0020】
このようにして、SF6 ガスを緩やかに一様に循環させることにより、前記高電圧電源部の除熱を行うことにより、粒子加速器本体のコンパクト化とさまざまな環境下における長い時間の安定運転を可能にすることができる。
【0021】
また、容器(タンク)表面温度も30℃以下に保たれ、改良に要した費用も加速器本体の価格に比べれば小さく、コンパクト化と低価格化を同時に実現でき、本発明の有効性が証明された。当然、荷電粒子加速器の機能は維持された。
【0022】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0023】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、以下のような効果を奏することができる。
【0024】
(A)1MeVを数センチのギャップで維持する必要があり、絶縁ガスはできるだけ静的状態で維持し絶縁破壊を生じさせないようにするこれまでの考えを根底から覆して、絶縁ガスを緩やかに一様に循環させることにより、前記高電圧電源部の除熱を行うことによって、粒子加速器の高電圧電源部のコンパクト化とさまざまな環境下における、粒子加速器の長い時間の安定運転を可能にすることができる。
【0025】
(B)容器(タンク)表面温度も30℃以下に保たれ、改良に要した費用も加速器本体の価格に比べれば小さく、コンパクト化と低価格化を同時に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す荷電粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置の側面模式図である。
【図2】第1図のA−A′線断面を示す正面模式図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
線形粒子加速器は、新半導体素材製造などにおいて、粒子を被処理物に打ち込むための装置として用いられており、その小形化が強く望まれている。
【0003】
ところで、線形粒子加速器のタンク内の高電圧電源部は、そのタンク内に充填されているSF6 ガスによって、タンク内側の壁面との間の電気的絶縁を保っている。この高電圧電源部の加熱を防ぐこと、つまりここで発生した熱を効率よく除去することにより、初めて粒子加速器の長時間安定運転が可能となる。
【0004】
従来のコッククロフト式粒子加速器では、タンク内部で発生した熱を輻射ないし絶縁ガスとしてのSF6 ガスの自然対流によりタンク外部へ除去するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来の粒子加速器の高電圧電源部の除熱方法では、内部に溜まった熱を輻射ないし絶縁ガスとしてのSF6 ガスの自然対流によりタンク外部へ除去しているにすぎない。
【0006】
したがって、粒子加速器の高電圧電源部の熱除去は、タンクの表面積によって制限され、粒子加速器の小形化を困難にしてきた。
【0007】
なお、絶縁ガスであるSF6 ガスを熱媒体として用いる粒子加速器においては、1MeVを数センチのギャップで維持する必要があり、絶縁ガスはできるだけ静的状態で維持し絶縁破壊を生じさせないようにするようにしていた。
【0008】
本発明は、上記問題点を除去し、小形化と低価格化を図るとともに、本来の絶縁性を損なうことなく、高温となる高電圧電源部のすみずみまでを効率的に冷却することにより、粒子加速器の長時間安定運転を行うことができる粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、高温となる高電圧電源部を保持し収容する容器から絶縁ガスで絶縁される粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、高温となる高電圧電源部を保持し収容する容器と、前記高電圧電源部に浸される絶縁ガスと、前記容器の側面に配置される冷却通路となる細い管路と、この管路に連結される冷却装置及び前記絶縁ガスを前記容器に送り込む装置とを具備するとともに、前記容器は粒子加速器の円筒状の容器と変圧器の円筒状の容器とを具備し、前記変圧器の円筒状の容器を下部に前記粒子加速器の円筒状の容器を前記変圧器の円筒状の容器の上部に互いに連通して配置することを特徴とする。
【0010】
〔2〕上記〔1〕記載の粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、前記絶縁ガスとしてのSF6 ガスを熱媒体として利用し、1Mevを数センチメートルのギャップで維持する絶縁機能を損なうことなく、絶縁破壊を誘発する乱流を生じないように前記管路の内径を前記容器の内径の20分の1にすることを特徴とする。
【0011】
〔3〕上記〔1〕記載の粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、前記SF6 ガスが約7.5気圧であることを特徴とする。
【0012】
〔4〕上記〔1〕記載の粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、前記粒子加速器の円筒状の容器と前記変圧器の円筒状の容器とを互いに直交するように配置することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0014】
第1図は本発明の実施例を示す荷電粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置の側面模式図である。第2図は第1図のA−A′線断面を示す正面模式図である。
【0015】
これらの図において、1は荷電粒子加速器の円筒状のタンク(容器)、1Aはその円筒状のタンクに保持され収容される荷電粒子加速器、2はその荷電粒子加速器のタンク1の下部に配置され、その荷電粒子加速器のタンク1に連通される変圧器の円筒状のタンク(容器)、2Aはその円筒状のタンク2に保持され収容される変圧器、3はそれらの荷電粒子加速器のタンク1及び変圧器の円筒状のタンク2内に充填される7.5気圧の絶縁ガスとしてのSF6 ガス9の出口、4はそのSF6 ガス9の細い導出用パイプ、5はその導出用パイプ4から導入されるSF6 ガス9を冷却する冷却装置およびそのSF6 ガス9を変圧器の円筒状のタンク2へ戻すコンプレッサーである。6はSF6 ガス9を変圧器の円筒状のタンク2へ戻すための細い導入用パイプ、7はそのSF6 ガス9の変圧器の円筒状のタンク2への入口、8は偏向磁石やビームラインへの連結部である。
【0016】
第2図に示すように、荷電粒子加速器の高電圧電源部である荷電粒子加速器1A及び変圧器2Aが配置される。そして、荷電粒子加速器の高電圧電源部である荷電粒子加速器1A及び変圧器2Aから多くの熱が生じ、タンク内は高温になる。
【0017】
そこに、7.5気圧のSF6 ガス9を熱媒体として利用し、荷電粒子加速器の円筒状のタンク1のSF6 ガス9の出口3から細い導出用パイプ4でそのSF6 ガス9を導出し、冷却装置およびコンプレッサー5でそのSF6 ガス9を冷却して細い導入用パイプ6を介して変圧器の円筒状のタンク2へ戻す。
【0018】
その場合に、発明が解決しようとする課題においても述べたように、絶縁ガスであるSF6 ガス9を熱媒体として用いる粒子加速器においては、1MeVを数センチのギャップで維持する必要があり、SF6 ガス9はできるだけ静的状態で維持し絶縁破壊を生じさせないようにすることが重要であるから、SF6 ガス9は、従来の絶縁機能を損なうことなく、絶縁破壊を誘発する乱流を生じないように、例えば、上記した導出用パイプ4及び導入用パイプ6の内径を荷電粒子加速器1Aのタンク1の内径の20分の1となるように細いものとする。
【0019】
また、変圧器2Aの円筒状のタンク2を荷電粒子加速器1Aのタンク1の下部に配置するようにしたので、荷電粒子加速器1Aのコンパクト化を図ることができる。さらに、変圧器2Aからは大量の熱が発生するが、その熱に起因して、熱せられたSF6 ガス9は上部の荷電粒子加速器1Aのタンク1の方へ対流して、循環することになり、効率的な冷却を促進することができる。
【0020】
このようにして、SF6 ガスを緩やかに一様に循環させることにより、前記高電圧電源部の除熱を行うことにより、粒子加速器本体のコンパクト化とさまざまな環境下における長い時間の安定運転を可能にすることができる。
【0021】
また、容器(タンク)表面温度も30℃以下に保たれ、改良に要した費用も加速器本体の価格に比べれば小さく、コンパクト化と低価格化を同時に実現でき、本発明の有効性が証明された。当然、荷電粒子加速器の機能は維持された。
【0022】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0023】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、以下のような効果を奏することができる。
【0024】
(A)1MeVを数センチのギャップで維持する必要があり、絶縁ガスはできるだけ静的状態で維持し絶縁破壊を生じさせないようにするこれまでの考えを根底から覆して、絶縁ガスを緩やかに一様に循環させることにより、前記高電圧電源部の除熱を行うことによって、粒子加速器の高電圧電源部のコンパクト化とさまざまな環境下における、粒子加速器の長い時間の安定運転を可能にすることができる。
【0025】
(B)容器(タンク)表面温度も30℃以下に保たれ、改良に要した費用も加速器本体の価格に比べれば小さく、コンパクト化と低価格化を同時に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す荷電粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置の側面模式図である。
【図2】第1図のA−A′線断面を示す正面模式図である。
Claims (4)
- 高温となる高電圧電源部を保持し収容する容器から絶縁ガスで絶縁される粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、
(a)高温となる高電圧電源部を保持し収容する容器と、
(b)前記高電圧電源部に浸される絶縁ガスと、
(c)前記容器の側面に配置される冷却通路となる細い管路と、
(d)該管路に連結される冷却装置及び前記絶縁ガスを前記容器に送り込む装置とを具備するとともに、
(e)前記容器は粒子加速器の円筒状の容器と変圧器の円筒状の容器とを具備し、前記変圧器の円筒状の容器を下部に前記粒子加速器の円筒状の容器を前記変圧器の円筒状の容器の上部に互いに連通して配置することを特徴とする粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置。 - 請求項1記載の粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、前記絶縁ガスとしてのSF6 ガスを熱媒体として利用し、1Mevを数センチメートルのギャップで維持する絶縁機能を損なうことなく、絶縁破壊を誘発する乱流を生じないように前記管路の内径を前記容器の内径の20分の1にすることを特徴とする粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置。
- 請求項1記載の粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、前記SF6 ガスが約7.5気圧であることを特徴とする粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置。
- 請求項1記載の粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置において、前記粒子加速器の円筒状の容器と前記変圧器の円筒状の容器とを互いに直交するように配置することを特徴とする粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置。
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PCT/JP2001/002395 WO2002078408A1 (fr) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | Procede et dispositif pour eliminer la chaleur provenant d'une unite d'alimentation haute tension d'accelerateur de particules |
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JPWO2002078408A1 JPWO2002078408A1 (ja) | 2004-07-15 |
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JP2002576493A Expired - Fee Related JP3953956B2 (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 粒子加速器の高電圧電源部の除熱装置 |
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JP3085670B1 (ja) * | 1999-03-16 | 2000-09-11 | 川崎重工業株式会社 | 静電加速型自由電子レーザ装置 |
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- 2001-03-26 JP JP2002576493A patent/JP3953956B2/ja not_active Expired - Fee Related
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