JP3953680B2 - Mounting structure of the vehicle's front underrun protector - Google Patents

Mounting structure of the vehicle's front underrun protector Download PDF

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【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばトラック等の車両が乗用車等の車両に衝突した際に、乗用車等の車両がトラック等の車両の下側にもぐり込むのを防止する車両のフロントアンダランプロテクタに関し、特に、フロントアンダランプロテクタの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来からトラックのバンパは、乗用車に対して、乗用車のフロントガラスがバンパに当たる程度の高い位置に設けられており、乗用車にトラックが衝突した際にはトラックの下部に乗用車がもぐり込んでしまうと言う場合があった。
【０００３】
このため、フロントバンパ下方の位置の車体フレーム前部にブラケット等を固定し、該ブラケット等にフロントアンダランプロテクタを取り付ける技術が提案されている（実開平７−４２０９号公報、特開平１０−３１０００７号公報、特開平９−２６３１９６号公報及び特開平９−２６３１９７号公報参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のフロントアンダランプロテクタは、上記のような乗用車等の車両がトラック等の車両の下側にもぐり込むのを防止する機能以外の機能を有していないのが通例である。
【０００５】
ところで、フロントアンダランプロテクタが乗用車等の車両が衝突しても大きな変形を生じないようにとりわけ強固に造られており、重量がフロントバンパと比較して重いのが通例である。
【０００６】
そこで、本発明者らはかかる点を考慮して、重量があるほど効果が高いダイナミックダンパとしての機能をフロントアンダランプロテクタに持たせれば良いことを知見した。
【０００７】
即ち、本発明は、トラック等への乗用車等の正面衝突時において、乗用車の潜り込みを防止するフロントアンダランプロテクタにダイナミックダンパとしての機能を持たせることが可能なフロントアンダランプロテクタの取付構造を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項１に係る発明は、
車両のフロントバンパ下方の位置の車体フレーム前部にブラケットを固定し、減衰を期待できる弾性体であって、その一方の端面はフロントアンダランプロテクタに接合され、その他方の端面にはブラケットに締結するためのボルト挿通孔が形成された取付板が接合された弾性体を介して、前記ブラケットにフロントアンダランプロテクタを取り付け、
前記弾性体は、そのばね定数ｋが、車両の駆動系ねじり共振周波数又はキャブマウント系共振周波数又はエンジンマウント系共振周波数ｆと、フロントアンダランプロテクタの質量ｍと、に基づいて、次式により演算して設定されることを特徴とする。
【０００９】
ｋ＝ｍ（２πｆ）2
請求項２に係る発明は、
前記フロントアンダランプロテクタ側若しくはブラケット側に、ブラケット側若しくはフロントアンダランプロテクタ側に形成された係合穴に着脱可能に係合されて、フロントアンダランプロテクタをブラケットに対して仮保持するためのフック部材を設けたことを特徴とする。
【００１０】
次に、かかる本発明の作用を説明する。
請求項１に係る発明において、フロントアンダランプロテクタによるダイナミックダンパ機能は、次の効果を発揮する。
【００１１】
例えば、アイドル時のキャブ振動は、キャブマウント系やエンジンマウント系の共振が関連しており、又、アクセルＯＮ・オフ振動、駆動系異音（振動）等は、ねじり共振が関連しているため、これらの共振周波数ｆに合致するように、弾性体のばね定数ｋを決定することによって、かかる振動を吸収することができ、車体振動レベルが低減される。
【００１２】
請求項２に係る発明において、フロントアンダランプロテクタを持ち上げて、例えば、その両端部のフック部材をブラケットの係合穴に引っ掛けると、フロントアンダランプロテクタは、その後面側がブラケットの前壁部に当接した状態でブラケットに仮保持される。
【００１３】
その後、フロントアンダランプロテクタを各ブラケットの前壁部に夫々ボルト・ナット等により締結すれば良い。
従って、フロントアンダランプロテクタの取り付けに際して、例えばフロントアンダランプロテクタ側のボルト孔とブラケットのボルト取付孔との位置合わせ等が容易となり、その取り付けが容易となる。
【００１４】
尚、このようにフック部材を係合穴に係合した状態では、万が一ボルト・ナットの緩みが生じても、フロントアンダランプロテクタがブラケットに保持されている結果、フロントアンダランプロテクタが落下する虞がなくなる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。
図１において、車両の図示しないフロントバンパの後方に車両左右方向に延びて配設されるフロントアンダランプロテクタ１は、前記フロントバンパ下側の車両前部を覆うように配設される。
【００１６】
そして、車両のフロントバンパ下方の位置の車体フレーム２前部の両側面には、夫々下方に伸びた断面略コ字形状のブラケット３が固定取付されている。
そして、前記フロントアンダランプロテクタ１は、その両端部が各ブラケット３に減衰を期待できる弾性体としての一対のラバー４を介して取り付けられている。
【００１７】
この場合、各ラバー４の一方の端面は、フロントアンダランプロテクタ１の後面に接合され、他方の端面には、取付板５が接合されており、各取付板５は、ボルト・ナット６により、各ブラケット３の前壁部に夫々締結される。
【００１８】
ここで、フロントアンダランプロテクタ１が乗用車等の車両が衝突しても大きな変形を生じないようにとりわけ強固に造られており、重量がフロントバンパと比較して重いのが通例であり、かかる点を考慮して、重量があるほど効果が高いダイナミックダンパとしての機能をフロントアンダランプロテクタ１に持たせるようにする。
【００１９】
即ち、ラバー４は、そのばね定数ｋが、車両の駆動系ねじり共振周波数又はキャブマウント系共振周波数又はエンジンマウント系共振周波数ｆと、フロントアンダランプロテクタ１の質量ｍと、に基づいて、次式により演算して設定される。
【００２０】
ｋ＝ｍ（２πｆ）2
例えば、車両の駆動系ねじり共振周波数ｆの算出に際しては、図２に示した駆動系ねじりモデルを使用して行う。
【００２１】
この図２のモデルにおいては、Ａは慣性モーメント、Ｂはねじり剛性、Ｃは減衰器を指し示す。
かかるフロントアンダランプロテクタ１によるダイナミックダンパ機能は、次の効果を発揮する。
【００２２】
即ち、アイドル時のキャブ振動は、キャブマウント系やエンジンマウント系の共振が関連しており、又、アクセルＯＮ・オフ振動、駆動系異音（振動）等は、ねじり共振が関連しているため、これらの共振周波数ｆに合致するように、ラバー４のばね定数ｋを決定することによって、かかる振動を吸収することができる。
【００２３】
図３は、その効果を示す周波数と車体振動レベルとの関係を示すグラフであり、共振周波数ｆにおいて車体振動レベルが低減されているのが判る。
ところで、上記のようなラバー４をフロントアンダランプロテクタ１に取り付けた結果、フロントアンダランプロテクタ１の重量が嵩み、取付板５のボルト孔とブラケット３のボルト取付孔との位置合わせ等が容易ではなく、その取り付けが困難となる。
【００２４】
そこで、次の発明では、フロントアンダランプロテクタ１側若しくはブラケット３側に、ブラケット３側若しくはフロントアンダランプロテクタ１側に形成された係合穴に着脱可能に係合されて、フロントアンダランプロテクタ１をブラケット３に対して仮保持するためのフック部材を設けるようにする。
【００２５】
例えば、図４の実施形態は、フロントアンダランプロテクタ１の両端部の上面に、夫々先端部がフック部７Ａとして形成された略Ｌ字形状のフック部材７の基端部を溶接により固着して取り付ける一方、ブラケット３の前壁部のフロントアンダランプロテクタ１取付位置の上側位置に方形状の係合穴８を設けたものである。
【００２６】
かかる実施形態によれば、フロントアンダランプロテクタ１を持ち上げて、その両端部のフック部材７の各フック部７Ａをブラケット３の係合穴８に引っ掛けると、フロントアンダランプロテクタ１は、その後面のラバー４の取付板５がブラケット３の前壁部に当接した状態でブラケット３に仮保持される。
【００２７】
その後、ボルト・ナット６を使用して、各取付板５を各ブラケット３の前壁部に夫々締結すれば良い。
従って、フロントアンダランプロテクタ１の取り付けに際して、取付板５のボルト孔とブラケット３のボルト取付孔との位置合わせ等が容易となり、その取り付けが容易となる。
【００２８】
尚、このようにフック部材７を係合穴８に係合した状態では、万が一ボルト・ナット６の緩みが生じても、フロントアンダランプロテクタ１がブラケット３に保持されている結果、フロントアンダランプロテクタ１が落下する虞がなくなる。
【００２９】
次に、図５（Ａ）の実施形態は、ブラケット３の下端部に、夫々先端部がフック部９Ａとして形成された略Ｌ字形状のフック部材９の基端部を溶接により固着して取り付ける一方、フロントアンダランプロテクタ１の下壁部に方形状の係合穴１０を設けたものである。
【００３０】
かかる実施形態においては、フロントアンダランプロテクタ１を持ち上げて、その係合穴１０をブラケット３側のフック部材９の各フック部９Ａに引っ掛けると、フロントアンダランプロテクタ１は、その後面のラバー４の取付板５がブラケット３の前壁部に当接した状態でブラケットに仮保持される。
【００３１】
又、図５（Ｂ）の実施形態は、フロントアンダランプロテクタ１における取付板１１自体をフック部材として構成したものであり、取付板１１の上端部はフック部１１Ａとして屈曲されている。一方、ブラケット３の前壁部のフロントアンダランプロテクタ１取付位置の上側位置に方形状の係合穴１２が設けられている。
【００３２】
かかる実施形態によれば、フロントアンダランプロテクタ１を持ち上げて、その両端部の取付板１１の各フック部１１Ａをブラケット３の係合穴１２に引っ掛けると、フロントアンダランプロテクタ１は、取付板１１がブラケット３の前壁部に当接した状態でブラケット３に仮保持される。
【００３３】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１に係る発明によれば、フロントアンダランプロテクタにダイナミックダンパ機能を持たせることが可能となり、例えば、アイドル時のキャブ振動は、キャブマウント系やエンジンマウント系の共振が関連しており、又、アクセルＯＮ・オフ振動、駆動系異音（振動）等は、ねじり共振が関連しているため、これらの共振周波数ｆに合致するように、弾性体のばね定数ｋを決定することによって、かかる振動を吸収することができ、車体振動レベルを低減することができる。
【００３４】
請求項２に係る発明によれば、フロントアンダランプロテクタの取り付けに際して、例えば、フロントアンダランプロテクタ側のボルト孔とブラケットのボルト取付孔との位置合わせ等が容易となる等、その取付性の向上等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係る車両のフロントアンダランプロテクタの取付構造の一実施形態を示す図で、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は（Ａ）中Ｐ矢示図
【図２】 車両の駆動系ねじり共振周波数ｆの算出に際して使用する駆動系ねじりモデル図
【図３】 本発明の効果を示す周波数と車体振動レベルとの関係を示すグラフ
【図４】 他の実施形態を示す図で、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は（Ａ）中Ｐ矢示図
【図５】（Ａ）及び（Ｂ）は、夫々更に他の実施形態を示す側面断面図
【符号の説明】
１ フロントアンダランプロテクタ
２ 車体フレーム
３ ブラケット
４ ラバー
５ 取付板
６ ボルト・ナット
７ フック部材
８ 係合穴
９ フック部材
１０ 係合穴
１１ 取付板
１２ 係合穴[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a front underrun protector for a vehicle that prevents a vehicle such as a passenger car from slipping under a vehicle such as a truck when a vehicle such as a truck collides with a vehicle such as a passenger car. The present invention relates to a mounting structure for a run protector.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a truck bumper is installed at a position that is high enough for the passenger car windshield to hit the bumper with respect to the passenger car, and when the truck collides with the passenger car, the passenger car gets stuck under the truck. was there.
[0003]
Therefore, a technique has been proposed in which a bracket or the like is fixed to the front part of the vehicle body frame at a position below the front bumper, and a front underrun protector is attached to the bracket or the like (Japanese Utility Model Laid-Open No. 7-4209, Japanese Patent Laid-Open No. 10-310007 No. 9, JP-A-9-263196 and JP-A-9-263197).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, such a conventional front underrun protector normally has no function other than the function of preventing a vehicle such as a passenger car from getting into a lower side of a vehicle such as a truck.
[0005]
By the way, the front underrun protector is particularly strong so as not to be greatly deformed even when a vehicle such as a passenger car collides, and the weight is usually heavier than the front bumper.
[0006]
In view of this point, the present inventors have found that the front underrun protector may have a function as a dynamic damper that is more effective as the weight increases.
[0007]
That is, the present invention provides a mounting structure for a front underrun protector capable of providing a function as a dynamic damper to a front underrun protector that prevents a passenger vehicle from entering when a frontal collision of a passenger vehicle or the like with a truck or the like. The purpose is to do.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
For this reason, the invention according to claim 1
The bracket is fixed to the front part of the body frame at the position below the front bumper of the vehicle, and is an elastic body that can be expected to be damped. One end face is joined to the front underrun protector and the other end face is fastened to the bracket. A front under-run protector is attached to the bracket via an elastic body joined with a mounting plate in which a bolt insertion hole is formed ,
In the elastic body, the spring constant k is calculated by the following equation based on the vehicle drive system torsional resonance frequency or cab mount system resonance frequency or engine mount system resonance frequency f and the mass m of the front underrun protector. It is set as follows.
[0009]
k = m (2πf) 2
The invention according to claim 2
Hook for temporarily holding the front underrun protector with respect to the bracket, which is detachably engaged with an engagement hole formed on the bracket under or front underrun protector on the front underrun protector side or the bracket side. A member is provided.
[0010]
Next, the operation of the present invention will be described.
In the invention according to claim 1, the dynamic damper function by the front underrun protector exhibits the following effects.
[0011]
For example, cab vibration during idling is related to resonance in the cab mount system and engine mount system, and accelerator ON / OFF vibration and abnormal noise (vibration) in the drive system are related to torsional resonance. By determining the spring constant k of the elastic body so as to match these resonance frequencies f, such vibration can be absorbed and the vehicle body vibration level is reduced.
[0012]
In the invention according to claim 2, when the front under-run protector is lifted and the hook members at both ends thereof are hooked into the engagement holes of the bracket, for example, the rear surface side of the front under-run protector contacts the front wall of the bracket. Temporarily held on the bracket in contact.
[0013]
Thereafter, the front underrun protector may be fastened to the front wall portion of each bracket by bolts, nuts, or the like.
Accordingly, when the front underrun protector is attached, for example, it is easy to align the bolt hole on the front underrun protector side with the bolt attaching hole of the bracket, and the attachment is easy.
[0014]
When the hook member is engaged with the engagement hole in this way, the front underrun protector may fall as a result of the front underrun protector being held by the bracket even if the bolt and nut are loosened. Disappears.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
In FIG. 1, a front underrun protector 1 that extends in the left-right direction of the vehicle is disposed behind a front bumper (not shown) of the vehicle so as to cover the front portion of the vehicle below the front bumper.
[0016]
Brackets 3 having a substantially U-shaped cross section extending downward are fixedly attached to both side surfaces of the front part of the body frame 2 at a position below the front bumper of the vehicle.
The front under-run protector 1 is attached to each bracket 3 via a pair of rubbers 4 as elastic bodies that can be expected to be attenuated.
[0017]
In this case, one end face of each rubber 4 is joined to the rear face of the front under-run protector 1, and the other end face is joined to a mounting plate 5, and each mounting plate 5 is fastened by bolts and nuts 6. Fastened to the front wall of each bracket 3.
[0018]
Here, the front under-run protector 1 is particularly strong so as not to be greatly deformed even if a vehicle such as a passenger car collides, and is generally heavier than the front bumper. In consideration of the above, the front under-run protector 1 is provided with a function as a dynamic damper that is more effective as the weight increases.
[0019]
That is, the rubber 4 has a spring constant k based on the drive system torsional resonance frequency or cab mount system resonance frequency or engine mount system resonance frequency f of the vehicle and the mass m of the front underrun protector 1 as follows: Is calculated and set.
[0020]
k = m (2πf) 2
For example, the drive system torsional resonance frequency f of the vehicle is calculated using the drive system torsion model shown in FIG.
[0021]
In the model of FIG. 2, A indicates the moment of inertia, B indicates the torsional rigidity, and C indicates the attenuator.
Such a dynamic damper function by the front underrun protector 1 exhibits the following effects.
[0022]
In other words, the cab vibration during idling is related to the resonance of the cab mount system and the engine mount system, and the on / off vibration of the accelerator and the abnormal noise (vibration) of the driving system are related to the torsional resonance. Such vibrations can be absorbed by determining the spring constant k of the rubber 4 so as to match these resonance frequencies f.
[0023]
FIG. 3 is a graph showing the relationship between the frequency indicating the effect and the vehicle body vibration level, and it can be seen that the vehicle body vibration level is reduced at the resonance frequency f.
By the way, as a result of attaching the rubber 4 as described above to the front underrun protector 1, the weight of the front underrun protector 1 increases, and positioning of the bolt holes of the mounting plate 5 and the bolt mounting holes of the bracket 3 is easy. Rather, the attachment becomes difficult.
[0024]
Therefore, in the next invention, the front under-run protector 1 is detachably engaged with the engagement hole formed on the bracket 3 side or the front under-run protector 1 side on the front under-run protector 1 side or the bracket 3 side. Is provided with a hook member for temporarily holding the bracket 3 with respect to the bracket 3.
[0025]
For example, in the embodiment of FIG. 4, the base end portion of a substantially L-shaped hook member 7 having a tip portion formed as a hook portion 7 </ b> A is fixed to the upper surface of both end portions of the front underrun protector 1 by welding. On the other hand, a rectangular engagement hole 8 is provided on the front wall portion of the bracket 3 above the front under-run protector 1 mounting position.
[0026]
According to this embodiment, when the front underrun protector 1 is lifted and the hook portions 7A of the hook members 7 at both ends thereof are hooked into the engagement holes 8 of the bracket 3, the front underrun protector 1 is The mounting plate 5 of the rubber 4 is temporarily held by the bracket 3 in a state where the mounting plate 5 contacts the front wall portion of the bracket 3.
[0027]
Thereafter, each mounting plate 5 may be fastened to the front wall portion of each bracket 3 using bolts and nuts 6.
Therefore, when the front underrun protector 1 is attached, it is easy to align the bolt holes of the attachment plate 5 and the bolt attachment holes of the bracket 3, and the attachment is easy.
[0028]
When the hook member 7 is engaged with the engagement hole 8 as described above, the front underrun protector 1 is held by the bracket 3 even if the bolt / nut 6 is loosened. There is no possibility of the protector 1 falling.
[0029]
Next, in the embodiment of FIG. 5 (A), the base end portion of the substantially L-shaped hook member 9 whose tip portion is formed as a hook portion 9A is fixedly attached to the lower end portion of the bracket 3 by welding. On the other hand, a rectangular engagement hole 10 is provided in the lower wall portion of the front underrun protector 1.
[0030]
In such an embodiment, when the front underrun protector 1 is lifted and its engagement hole 10 is hooked on each hook portion 9A of the hook member 9 on the bracket 3 side, the front underrun protector 1 is attached to the rubber 4 on the rear surface. The mounting plate 5 is temporarily held by the bracket in a state where the mounting plate 5 is in contact with the front wall portion of the bracket 3.
[0031]
In the embodiment of FIG. 5B, the mounting plate 11 itself in the front underrun protector 1 is configured as a hook member, and the upper end portion of the mounting plate 11 is bent as a hook portion 11A. On the other hand, a rectangular engagement hole 12 is provided at a position above the front under-run protector 1 mounting position on the front wall portion of the bracket 3.
[0032]
According to this embodiment, when the front underrun protector 1 is lifted and the hook portions 11A of the attachment plates 11 at both ends thereof are hooked into the engagement holes 12 of the bracket 3, the front underrun protector 1 is attached to the attachment plate 11. Is temporarily held by the bracket 3 in contact with the front wall portion of the bracket 3.
[0033]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the invention, the front underrun protector can be provided with a dynamic damper function. For example, the cab vibration during idling can be caused by resonance of the cab mount system or the engine mount system. In addition, since the accelerator ON / OFF vibration, the drive system abnormal noise (vibration) and the like are related to torsional resonance, the spring constant k of the elastic body is set so as to match these resonance frequencies f. Such vibration can be absorbed and the vehicle body vibration level can be reduced.
[0034]
According to the invention of claim 2, when mounting the front underrun protector, for example, it is easy to align the bolt hole on the front underrun protector side and the bolt mounting hole of the bracket, etc. Etc. can be achieved.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are views showing an embodiment of a mounting structure of a front underrun protector for a vehicle according to the present invention, in which FIG. 1A is a perspective view, and FIG. FIG. 3 is a graph showing the relationship between the frequency showing the effect of the present invention and the vehicle body vibration level. FIG. 4 is a diagram showing another embodiment. , (A) is a perspective view, (B) is a view as indicated by an arrow P in (A). [FIG. 5] (A) and (B) are side cross-sectional views showing still other embodiments.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Front underrun protector 2 Body frame 3 Bracket 4 Rubber 5 Mounting plate 6 Bolt / nut 7 Hook member 8 Engagement hole 9 Hook member 10 Engagement hole 11 Mounting plate 12 Engagement hole

Claims (2)

車両のフロントバンパ下方の位置の車体フレーム前部にブラケットを固定し、減衰を期待できる弾性体であって、その一方の端面はフロントアンダランプロテクタに接合され、その他方の端面にはブラケットに締結するためのボルト挿通孔が形成された取付板が接合された弾性体を介して、前記ブラケットにフロントアンダランプロテクタを取り付け、
前記弾性体は、そのばね定数ｋが、車両の駆動系ねじり共振周波数又はキャブマウント系共振周波数又はエンジンマウント系共振周波数ｆと、フロントアンダランプロテクタの質量ｍと、に基づいて、次式により演算して設定されることを特徴とする車両のフロントアンダランプロテクタの取付構造。
ｋ＝ｍ（２πｆ）2 A bracket is fixed to the front part of the vehicle body frame at a position below the front bumper of the vehicle, and is an elastic body that can be expected to be damped. One end face is joined to the front underrun protector and the other end face is fastened to the bracket. A front underrun protector is attached to the bracket via an elastic body joined with a mounting plate in which a bolt insertion hole is formed ,
In the elastic body, the spring constant k is calculated by the following equation based on the drive system torsional resonance frequency or cab mount system resonance frequency or engine mount system resonance frequency f of the vehicle and the mass m of the front underrun protector. A structure for mounting a front underrun protector for a vehicle, characterized in that
k = m (2πf) 2 前記フロントアンダランプロテクタ側若しくはブラケット側に、ブラケット側若しくはフロントアンダランプロテクタ側に形成された係合穴に着脱可能に係合されて、フロントアンダランプロテクタをブラケットに対して仮保持するためのフック部材を設けたことを特徴とする請求項１記載の車両のフロントアンダランプロテクタの取付構造。  Hook for temporarily holding the front underrun protector with respect to the bracket, which is detachably engaged with an engagement hole formed on the bracket under or front underrun protector on the front underrun protector side or the bracket side. 2. A mounting structure for a front underrun protector for a vehicle according to claim 1, further comprising a member.
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