JP3952355B2 - Distribution system monitoring method - Google Patents

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JP3952355B2 JP2000400580A JP2000400580A JP3952355B2 JP 3952355 B2 JP3952355 B2 JP 3952355B2 JP 2000400580 A JP2000400580 A JP 2000400580A JP 2000400580 A JP2000400580 A JP 2000400580A JP 3952355 B2 JP3952355 B2 JP 3952355B2
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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、配電系統において需要家設備の運用状態や障害の原因、障害設備等を推定可能とした配電系統の監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
配電系統において、電力品質に異常が発生した場合、障害の把握や原因の解析、障害設備の特定には多くの経験や熟練した能力を必要としている。
例えば、配電系統の電圧を測定するとしても、従来の測定器では一定時間間隔の測定機能か、瞬間最大値や電圧実効値等の単純な電圧障害の検出機能しか備えていないため、障害の手掛かりとなるような瞬時の異常を正確に測定することができない。
また、常時監視を可能とした単純な検出機能を有する測定器はいくつか存在するが、あまり絞り込まない条件で測定された多くのデータが採取されがちであり、これらの多数のデータを対象として、具体的問題が有るのか、あるいは規制値に違反しているか等の観点からデータを判別することが必要とされていた。このため、多数のデータを記憶して演算する必要があり、膨大なメモリ容量や演算負荷、並びに多大な労力を必要としていた。
【0003】
更に、従来では、設備の稼働状況を人為的に記録するか、または単純に一定時間間隔で測定する電力計等によりおよその動作時間を記録する程度であるため、障害の発生時間を正確に把握することができず、データの同時性が取れないため効果的な多点同時解析が不可能であった。
【0004】
また、障害の原因推定に当たっては、熟練した経験豊富な分析者が、測定データに基づいて経験と勘による解析を行っているとともに、系統知識を有する熟練した分析者が、データに基づいて設備運用方法を経験的に指導していた。
更に、複数の需要家及び系統を介した複雑な障害の原因推定には、系統知識を有する分析者が、測定データに基づき経験と勘による解析を行っていた。
一方、配電系統においていつ発生するかわからない障害を障害項目毎に連続監視することが要求される場合、複雑な交流電気量の連続データをリアルタイムで算出し、かつ判定することが要求されている。
【0005】
そこで本発明は、上記課題を解決するために、熟練者の経験や勘に依存することなく、需要家設備の運用状態、障害原因、障害設備等をリアルタイムで検出、推定可能とした配電系統の監視方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、配電系統に存在する需要家設備の運用状態を監視する方法において、
需要家設備に供給される基本波電圧及び基本波電流から基本波有効電力及び基本波無効電力を算出するステップと、
過渡状態と推定される所定時間間隔をおいた基本波有効電力変動分及び基本波無効電力変動分の有無を判断する判断ステップと、
基本波有効電力変動分及び基本波無効電力変動分の正負を判断する判断ステップと、
基本波無効電力変動分が正である時に第5調波電流が基本波電流より大きいか否かを判断する判断ステップと、を有し、
これらの判断ステップによる判断結果を用いて需要家設備の運用状態を推定するものである。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載した配電系統の監視方法において、
基本波有効電力変動分が正と判断された時には、当該需要家の負荷投入と判断し、
基本波有効電力変動分が負と判断された時には、当該需要家の負荷遮断と判断し、
基本波有効電力変動分がなく、かつ、基本波無効電力変動分がないと判断された時には、ノイズまたは他の需要家を原因とする異常と判断し、
基本波有効電力変動分がなく、かつ、基本波無効電力変動分が負と判断された時には、当該需要家の力率改善コンデンサ投入と判断し、
基本波有効電力変動分がなく、かつ、基本波無効電力変動分が正であって第5調波電流が基本波電流より大きいと判断された時には、鉄共振用の保護リレー動作と判断し、
基本波有効電力変動分がなく、かつ、基本波無効電力変動分が正であって第5調波電流が基本波電流より小さいと判断された時には、当該需要家の力率改善コンデンサ開放と判断して、需要家設備の運用状態(投入や停止等)を推定するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を説明する。
まず、本発明の参考技術として、三相配電系統における系統電圧の品質を監視するための方法について述べる。
【0011】
図1のフローチャートにおいて、まず各相ごとに系統電圧の瞬時値をディジタル値に変換し、これを所定周期でサンプリングして例えば1周期につき512個のサンプリング値の二乗平均の開平値により真の電圧実効値(総合実効値)を求める。この実効値は基本波及び高調波を含む電気量である。
【0012】
同時に、フーリエ変換によって基本波実効値を求める(S1)。
フーリエ変換による基本波実効値の算出には、例えば特開平8−262071号公報にかかる「実効値測定方法」を用いることができる。その方法を略述すると、系統電圧のディジタル波形データを高速フーリエ変換(FFT)して周波数成分データを求め、更に、この周波数成分データから系統電圧の基本波成分の周期Tを求め、この周期Tに対応するディジタル波形データを波形メモリから読み出して各サンプリング点または補間点のデータごとに計算することにより、の期間中の二乗平均の開平値を直接計算して基本波実効値を求めるものである
【0013】
次に、ステップS1による実効値演算において、インパルス電圧等の過電圧により電圧瞬時値がレンジオーバとなったか否かを判断する(S2)。ここで、レンジオーバを判定する基準値は、例えば実効値の4倍の値である。
【0014】
そして、電圧瞬時値がレンジオーバと判断された場合には、その状態が一定期間継続しているかどうかを判断し(S6)、継続している場合には最悪データ(基準値との差が最大の値)をホールドし、かつ、その最悪データの継続時間をタイマーにより計測する(S7)。
また、ステップS6において、一定時間継続していない場合(第1回目に異常が検出された場合)には、現時点より1周期前及び後の複数周期ごと(1周期後だけでもよい)の瞬時値を初期データとしてホールドすることによりトリガ処理する(S8)。このトリガ処理とは、基準値や後述の最大値、最小値から逸脱した電圧瞬時値をトリガデータとして取り込む処理を言う。ここで、ごく少数の初期データ(トリガデータ)を瞬時値として保持することにより、メモリを節約できるとともにパソコン等を用いた以後の解析作業を簡便に行うことができる。
【0015】
電圧瞬時値がレンジオーバでない場合、各相の真の電圧実効値が最小値、最大値による許容範囲を何れも逸脱していないかどうかを判断する(S3)。そして、逸脱している場合には前記ステップS6へジャンプし、逸脱していない場合には次のステップS4へ進む。
【0016】
次に、各相について、電圧の総合歪み率を計算し、これを基準値と比較する(S4)。ここで、総合歪み率とは、次の数式1によって定義される。
[数1]
総合歪み率=√{(真の電圧実効値)−(基本波実効値)}/|基本波実効値|
なお、数式1において、真の電圧実効値とは瞬時値の二乗平均の開平値であり、基本波実効値とはフーリエ変換により求めた基本波実効値をいう。
また、基準値は例えば5%に設定される。
【0017】
総合歪み率が基準値を超えている場合には、高調波含有量が多い品質異常と判断して前記ステップS6へジャンプし、基準値を超えていない場合には次のステップS5へ進む。
次いで、電圧不平衡率を算出し、これを基準値と比較する(S5)。ここで、電圧不平衡率とは、次の数式2によって定義される。
[数2]
電圧不平衡率=基本波逆相電圧実効値/基本波正相電圧実効値
この電圧不平衡率と比較される基準値は、例えば3%に設定される。
【0018】
電圧不平衡率が基準値を超えている場合には、三相不平衡による品質異常と判断して前記ステップS6へジャンプし、基準値を超えていない場合には前述のステップS1へ戻って再度同様の処理を実行する。
【0019】
上記の方法によれば、真の実効値及び基本波実効値を同時に求め、電圧実効値の大きさの監視や、インパルス電圧の発生、高調波含有の有無、電圧の不平衡監視等を連続的に実行することができる。
また、異常検出周期が短いため、障害発生時間を正確に検出できる利点もある。更に、一部間引き計算を行っても精度が落ちにくい手法を用いることにより、電力品質を高精度に連続監視することができる。
【0020】
次に、本発明の第実施形態を図2、図3を参照しつつ説明する。この実施形態は、主として請求項1,2に記載した発明の実施形態であり、例えば負荷や力率改善コンデンサ(SC)、トランス等の需要家設備の電圧及び電流から、各設備の起動・停止等の運用状態を推定するためのものである。
【0021】
図2において、まず、三相系統電圧の測定データを一定時間ごとにスキャンし(S11)、基本波正相電圧実効値V及び基本波逆相電圧実効値Vを用いて前記数式2により算出した電圧不平衡率を基準値(例えば3%)と比較する(S12)。
電圧不平衡率が基準値を超えていなければ、後述するステップS14へジャンプする。
電圧不平衡率が基準値以上である場合には、例えば三相モータが焼損する危険性があるため、これをアラームとして出力し、また、電圧不平衡率のトレンド表示を行う(S13)。
【0022】
次に、総合電圧歪み率εを前記数式1により算出し、基準値(例えば5%)と比較する(S14)。この総合電圧歪み率εが基準値を超えていなければ後述するステップS16へジャンプする。
総合電圧歪み率εが基準値以上である場合にはアラームを出力し、同時に歪み率εをトレンド表示する(S15)。
【0023】
更に、第5調波電圧歪み率εを算出し、これを基準値(例えば3.5%)と比較する(S16)。この第5調波電圧歪み率εが基準値を超えていなければ後述するステップS18へジャンプする。
第5調波電圧歪み率εが基準値以上である場合にはアラームを出力し、同時に歪み率εをトレンド表示する(S17)。
なお、上述したステップS12〜S17は定常的な高調波の判定処理を構成している。
【0024】
次に、当該需要家の力率改善コンデンサの電流iを検出し、これを基準値(例えば120%)と比較する(S18)。電流iが基準値を超えていなければ後述するステップS23へジャンプする。
電流iが基準値以上である場合にはアラームを出力し、同時にiをトレンド表示するとともに、三相の基本波有効電力を算出する(S19)。
【0025】
次いで、%L(%リアクタンス)の有無を画面で操作者に問い合わせて(S20)、これがある場合には、コンデンサ電流iが基準値を超えた原因は高調波であると判定する(S21)。また、%L無しの場合には、コンデンサ電流iが基準値を超えた原因は転流ノッチの変動であると判定する(S22)。
【0026】
図3に移って、図1で説明したトリガ処理の有無(異常発生の有無)を判断し(S23)、無い場合には異常なしと判定して後述のステップS35へジャンプする。
トリガがある場合には、有効電力の変動分ΔPの有無を判断する(S24)。ここで、ΔPは基本波電圧と基本波電流とのベクトル積により求めた有効電力Pの変動分であり、過渡状態と推定される複数周期離れた時点の有効電力Pの変動分を言う。
有効電力の変動分ΔPがある場合(△Pがある設定値を超えた場合)、その正負を判断し(S25)、他方、変動が無い場合には無効電力の変動ΔQの有無を判断する(S28)。この無効電力の変動分ΔQは、基本波電圧と基本波電流とのベクトル積により求めた無効電力Qの変動分であり、過渡状態と推定される複数周期離れた時点の無効電力Qの変動分を言う。
【0027】
ΔPが正の場合には当該需要家の負荷投入が原因であると判定し(S26)、ΔPが負の場合には当該需要家の負荷遮断が原因であると判定して(S27)、いずれの場合もステップS35へ移行する。
ΔQがある場合(△Qがある設定値を超えた場合)にはその正負を判断し(S30)、他方、ΔQが無い場合にはノイズか他の需要家が原因で異常が発生したと判定して(S29)ステップS35に移行する。
【0028】
ΔQが正の場合には、第5調波電流iが基本波電流iより大きいか否かを判断し(S31)、他方、ΔQが負の場合には、当該需要家の力率改善コンデンサが投入されたと推定して(S32)ステップS35へ移行する。
第5調波電流iが基本波電流iより大きい場合には、鉄共振用の保護リレーが動作したと推定して(S33)ステップS35へ移行する。また、小さい場合には、当該需要家の力率改善コンデンサが開放されたと推定して(S34)ステップS35へ移行する。
【0029】
ステップS35では、電圧実効値Vと下限値Vminとを比較し、実効値Vが下限値Vminを超えていればステップS37へ移行する。
実効値Vが下限値Vmin以下であれば、発生時刻とその継続時間を表示し(S36)、ステップS37へ移行する。
ステップS37では、時刻と推定原因(ステップS26,S27,S29,S32,S33,S34)を表示する。
【0030】
本実施形態による具体的な推定例を図4〜図7を参照して説明する。
図4は、各測定日時における基本波有効電力P、同無効電力Q、電圧不平衡率及び√3Vの値を1周期目と3周期目について示したものであり、図5は、図4の12月1日14時22分35秒のデータ(枠で囲んだ部分)におけるU相電流と電流変動分△Iを示したものである。
本実施形態によれば、2周期おいた△Pが大きく正になっているため、図3のステップS25,S26により当該需要家の負荷(この場合はトランス)の投入によって異常が発生(有効電力が変動)したと推定される。
【0031】
また、図6は、同じく基本波有効電力P、同無効電力Q、電圧不平衡率及び√3Vの値を1周期目と3周期目について示したものであり、図7は、図6の12月1日14時25分45秒のデータ(枠で囲んだ部分)におけるW相電流と電流変動分△Iを示したものである。
本実施形態によれば、複数周期おいた△Qが大きく負になっているため、図3のステップS30,S32により当該需要家の力率改善コンデンサの投入により異常が発生(無効電力が変動)したと推定される。なお、この例では△Pも正の値となっているが、その大きさが設定値に満たないため、図3のステップS24では「△P無し」として処理されている。
【0032】
この実施形態においては、需要家における基本波有効電力及び基本波無効電力の過渡状態前後にわたる変動分ΔP,ΔQを検出し、その大きさに基づいて需要家の負荷や力率改善コンデンサ、変圧器等の投入・停止といった運用状態を推定することができる。
【0033】
次に、本発明の第2実施形態を説明する。この実施形態は、需要家設備の投入時の電流を周波数スペクトルに分解し、その電流の直流分、基本波成分、高調波成分の波形パターンに基づいて需要家設備の運用状態や障害発生設備を推定するものである。
【0034】
図8は、各需要家設備の投入時における電流波形を示しており、図8(a)は受電トランスの電流を周波数スペクトルに分解して直流分IDC、基本波成分I、第2調波成分I、その他の高調波成分Iに分けて表した波形パターン、図8(b)は誘導電動機の電流を直流分IDC、基本波成分I、第5調波成分I、その他の高調波成分Iに分けて表した波形パターン、図8(c)はリアクトル無しの力率改善コンデンサの電流を直流分IDC、基本波成分I、第5調波成分I、その他の高調波成分Iに分けて表した波形パターン、図8(d)はリアクトル付き力率改善コンデンサの電流を周波数スペクトルに分解し、直流分IDC、基本波成分I、第4調波成分I、その他の高調波成分Iに分けて表した波形パターンである。
図8(a)〜(d)から明らかなように、直流成分を含む各周波数成分の比率は設備ごとに異なり、かつ、時間的にも変化しているので、本実施形態ではこれらの比率や変化パターンを利用して投入された設備や障害発生設備を推定する。
【0035】
各種需要家設備の定格電流は基本波成分Iに比例することから、本実施形態では、代表的な次数の特定高調波(過渡高調波)をIに対する比率で設備の定格に左右されない相似的監視パラメータ(基準監視パラメータ)に変換する。
すなわち、IDC/I:直流分監視パラメータ
/I:第2調波成分監視パラメータ
/I:第4調波成分監視パラメータ
/I:第5調波成分監視パラメータ
とする。
【0036】
各需要家設備を投入した際のおよその波形パターンは図8に示したように既知であるため、各設備ごとに上記基準監視パラメータを複数周期にわたって予め算出したうえその変化パターンを基準パターンとして記憶させておき、実際に観測された監視パラメータの変化パターンと比較照合することにより、どの設備が投入されたかを推定することができる。また、各設備の正常運用時の基準パターンと観測時の変化パターンとを比較照合することにより、障害発生設備を推定することが可能になる。
なお、比較照合する波形パターンには、図8の電流波形パターンではなく電圧波形パターンを用いてもよい。
【0037】
更に、上述した第実施形態または第実施形態を基本として、需要家の契約電力量や各変圧器の容量、力率改善コンデンサの容量・リアクトル付き力率改善コンデンサの容量やそれらの運用形態、家庭用電力・工業用電力の容量比率に基づく需要家業種などの「需要家情報」や、系統のバンク容量・架電線距離等に左右されるバックインピーダンス、多点同時観測により得た付近の需要家の電圧・電流の時間変化などの「系統情報」を組み合わせれば、第実施形態または第実施形態による推定をベースとして起動・停止または障害が発生した需要家設備の特定精度を一層高めることが可能である。
これにより、設備の運用状態についていわゆるアタリをつけることが容易になり、実用性、利便性が大幅に向上する。
【0038】
次に、本発明の第実施形態を説明する。この実施形態は、基本波有効電力と同無効電力の変化パターンに対する電圧歪み率の相関関係に基づいて高調波発生設備や高調波助長設備を推定するものである。
【0039】
図9は本実施形態が適用される配電系統の構成例であり、需要家1は高調波発生設備10を有し、需要家2は力率改善コンデンサSCを備えているとする。また、各設備と配電系統との間には電力量計(図示せず)用の計器用変圧変流器VCT1,VCT2が接続されている。これらのVCT1,VCT2は系統電圧と需要家電流とを同時に計測可能である。
【0040】
本実施形態では、例えば1日以上の周期にわたる基本波有効電力と同無効電力の時間変化を検出し、これらと系統電圧歪み率との相関関係を解析する。
すなわち、VCTを介して検出される需要家の有効電力Pは、需要家設備の稼働状態を表すため、この有効電力と系統電圧歪み率との相関関係から高調波発生源である需要家を推定することができ、また、VCTを介して検出される需要家の無効電力Qは、力率コンデンサの状態を表すため、この無効電力と系統電圧歪み率との相関関係から高調波助長設備としての力率改善コンデンサ(余剰コンデンサ)を推定することができる。
【0041】
例えば、ある需要家、例えば需要家1のVCT1により計測された基本波有効電力Pの時間変化が図10(a)のようであるとし、この期間の系統電圧歪み率の時間変化が同(b)のようであるとすると、設備の稼働状態に相当する基本波有効電力Pの時間変化と系統電圧歪み率の時間変化とはおおむね正の相関を持つことが経験的に知られているので、この系統電圧の歪み、すなわち高調波の発生は需要家1が高調波発生設備10を有するためであると推定することができる。
【0042】
なお、図10(a)に示すように、夜間において需要家1の有効電力Pがほとんどゼロであるにもかかわらず、図10(b)に符号Aとして示すごとく系統電圧歪み率の変化が生じた場合、この変化は、他の需要家における設備の稼働によるものと推定することができる。
【0043】
また、需要家2のVCT2により計測された基本波無効電力Qの時間変化が図11(a)のようであるとし、この期間の系統電圧歪み率の時間変化が同(b)のようであるとする。力率改善コンデンサの投入による無効電力の変化(力率は進み)と系統電圧歪み率の時間変化とはおおむね逆の相関を持つことが経験的に知られているので、図11(b)の夜間における系統電圧歪み率の上昇、すなわち高調波の増加は、需要家2の力率改善コンデンサSCが高調波を助長させたためであると推定することができる。
ここで、自動力率調整機能を有さない需要家は、昼の最大電力点(図11(a)の符号B)を力率1として遅れ力率にならないようにコンデンサSCの容量を固定するので、この実施形態は自動力率調整機能の有無の判定や過進相度合いの判定に有益である。
【0044】
この実施形態によれば、難解かつ高級な高調波電流の流入、流出計算を行わなくても高調波発生設備や高調波助長設備を有する需要家を推定することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、有効電力変動分及び無効電力変動分の大きさや電流または電圧の直流成分・特定高調波成分の基本波成分に対する比率に基づいて需要家設備の運用状態や障害発生設備を推定することができ、専門的知識を有する熟練した運用者でなくても容易に解析を行うことができる
【0047】
また、本発明によれば、障害の原因や具体的な障害設備の推定が効率よく実現され、省力化にも寄与する。更に、監視結果や推定結果に基づいた需要家への指導説明資料の作成にも約立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考技術を説明するためのフローチャートである。
【図2】 本発明の第実施形態を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の第実施形態を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の第実施形態における原因推定の一例を示す図である。
【図5】 本発明の第実施形態における系統電流及びその変動分を示す波形図である。
【図6】 本発明の第実施形態における原因推定の一例を示す図である。
【図7】 本発明の第実施形態における系統電流及びその変動分を示す波形図である。
【図8】 本発明の第実施形態における各需要家設備ごとの電流成分の時間的変化を示す波形図である。
【図9】 本発明の第実施形態における系統構成図である。
【図10】 本発明の第実施形態における有効電力と系統電圧歪み率との相関関係を示す波形図である。
【図11】 本発明の第実施形態における無効電力と系統電圧歪み率との相関関係を示す波形図である。
【符号の説明】
10 高調波発生設備
SC 力率改善コンデンサ
VCT1,VCT2 計器用変圧変流器
[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention, the cause of the operational state or a failure of demand house equipment Te distribution system smell, the present invention relates to the method of monitoring the distribution system which enables estimating the failure facilities.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
In the power distribution system, when an abnormality occurs in power quality, a lot of experience and skill are required to understand the fault, analyze the cause, and identify the faulty equipment.
For example, even when measuring the voltage of a distribution system, conventional measuring instruments have only a function for measuring a fixed time interval or a simple voltage fault detection function such as instantaneous maximum value or effective voltage value. It is not possible to accurately measure instantaneous abnormalities such as
In addition, there are some measuring instruments that have a simple detection function that can be constantly monitored, but a lot of data measured under conditions that are not so narrowed tend to be collected. It was necessary to discriminate data from the viewpoint of whether there was a specific problem or whether the regulation value was violated. For this reason, it is necessary to store and calculate a large amount of data, which requires enormous memory capacity, calculation load, and great effort.
[0003]
In addition, conventionally, the operation status of equipment is recorded manually, or the approximate operating time is simply recorded by a wattmeter or the like that is simply measured at regular time intervals. It is impossible to perform simultaneous multipoint analysis because data cannot be synchronized.
[0004]
When estimating the cause of failure, a skilled and experienced analyst performs analysis based on experience and intuition based on the measured data, and a skilled analyst with systematic knowledge operates the equipment based on the data. He was teaching the method empirically.
Furthermore, in order to estimate the cause of a complex failure through a plurality of customers and systems, an analyst with system knowledge has analyzed based on measurement data based on experience and intuition.
On the other hand, when it is required to continuously monitor a failure that does not know when it occurs in the distribution system for each failure item, it is required to calculate and determine continuous data of complex alternating current electricity in real time.
[0005]
The present invention, in order to solve the above problems, without depending on the experience and intuition of ripe kneading's detected operational state of the customer equipment, failure cause, failure facilities in real time, can be estimated as the power distribution system It is intended to provide a monitoring method.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 1 is a method for monitoring an operation state of a customer facility existing in a distribution system.
Calculating fundamental wave active power and fundamental wave reactive power from fundamental wave voltage and fundamental wave current supplied to customer equipment;
A determination step for determining presence or absence of fundamental wave active power fluctuation and fundamental wave reactive power fluctuation over a predetermined time interval estimated to be a transient state ;
A determination step for determining whether the fundamental wave active power fluctuation and the fundamental wave reactive power fluctuation are positive or negative;
Determining whether or not the fifth harmonic current is greater than the fundamental current when the fundamental reactive power fluctuation is positive,
To have use a result of the decision made by these judgments step is to estimate the operational state of the consumer equipment.
[0007]
The invention described in claim 2 is the distribution system monitoring method according to claim 1,
When it is determined that the fundamental wave active power fluctuation is positive, it is determined that the load is input to the customer,
When it is determined that the fundamental wave active power fluctuation is negative, it is determined that the customer's load is cut off,
When it is determined that there is no fundamental wave active power fluctuation and there is no fundamental wave reactive power fluctuation, it is determined that the abnormality is caused by noise or other customers,
When there is no fundamental wave active power fluctuation and it is judged that the fundamental reactive power fluctuation is negative, it is determined that the power factor improving capacitor of the consumer is inserted,
When it is determined that the fundamental wave reactive power fluctuation is not positive and the fundamental reactive power fluctuation is positive and the fifth harmonic current is larger than the fundamental current, it is determined that the protection relay operation for iron resonance is performed,
When it is determined that the fundamental wave reactive power fluctuation is not present and the fundamental reactive power fluctuation is positive and the fifth harmonic current is smaller than the fundamental current, it is determined that the power factor improving capacitor of the consumer is open. Thus, the operation state (input, stoppage, etc.) of the customer facility is estimated.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below.
First, as a reference technique of the present invention, it describes a method for monitoring the quality of the system voltage in the three-phase power distribution system.
[0011]
In the flowchart of FIG. 1, first, the instantaneous value of the system voltage is converted into a digital value for each phase, and this is sampled at a predetermined period. For example, the true voltage is obtained by the square root mean square value of 512 sampling values per period. The effective value (total effective value) is obtained. This effective value is an electric quantity including a fundamental wave and a harmonic.
[0012]
At the same time, a fundamental wave effective value is obtained by Fourier transform (S1).
For the calculation of the effective value of the fundamental wave by Fourier transform, for example, the “effective value measurement method” disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-262207 can be used. Briefly, the frequency waveform data is obtained by fast Fourier transform (FFT) of the digital waveform data of the system voltage, and further, the period T 0 of the fundamental wave component of the system voltage is obtained from this frequency component data. those by the digital waveform data corresponding to T 0 is read from the waveform memory to calculate for each data of each sampling point or interpolation point, the square root of the mean square of the duration direct calculation to the determine the fundamental wave RMS value It is .
[0013]
Next, in the effective value calculation in step S1, it is determined whether or not the instantaneous voltage value has exceeded the range due to an overvoltage such as an impulse voltage (S2). Here, the reference value for determining the range over is, for example, a value that is four times the effective value.
[0014]
When the voltage instantaneous value is determined to be over-range, it is determined whether or not the state continues for a certain period (S6). If the voltage instantaneous value continues, the worst data (the difference from the reference value is the maximum). And the duration of the worst data is measured by a timer (S7).
In step S6, if it does not continue for a certain period of time (when an abnormality is detected for the first time), an instantaneous value for a plurality of cycles before and after the current time (or only after one cycle). Is held as initial data to perform trigger processing (S8). This trigger processing refers to processing for taking in a voltage instantaneous value deviating from a reference value or a maximum value and a minimum value described later as trigger data. Here, by holding a very small number of initial data (trigger data) as instantaneous values, it is possible to save memory and to easily perform subsequent analysis work using a personal computer or the like.
[0015]
If the instantaneous voltage value is not over the range, it is determined whether or not the true voltage effective value of each phase deviates from the allowable range based on the minimum value and the maximum value (S3). If it deviates, the process jumps to step S6, and if it does not deviate, the process proceeds to the next step S4.
[0016]
Next, for each phase, the total distortion rate of the voltage is calculated and compared with the reference value (S4). Here, the total distortion rate is defined by the following Equation 1.
[Equation 1]
Total distortion factor = √ {(true voltage effective value) 2 − (fundamental wave effective value) 2 } / | fundamental wave effective value |
In Equation 1, the true voltage effective value is the square root mean square value of the instantaneous value, and the fundamental wave effective value is the fundamental wave effective value obtained by Fourier transform.
The reference value is set to 5%, for example.
[0017]
If the total distortion rate exceeds the reference value, it is determined that the quality abnormality has a high harmonic content, and the process jumps to step S6. If the total distortion rate does not exceed the reference value, the process proceeds to the next step S5.
Next, a voltage imbalance rate is calculated and compared with a reference value (S5). Here, the voltage imbalance rate is defined by the following Equation 2.
[Equation 2]
Voltage unbalance ratio = fundamental wave negative phase voltage effective value / fundamental wave positive phase voltage effective value The reference value to be compared with this voltage unbalance ratio is set to 3%, for example.
[0018]
If the voltage unbalance rate exceeds the reference value, it is determined that the quality is abnormal due to the three-phase unbalance, and the process jumps to step S6. If the voltage unbalance rate does not exceed the reference value, the process returns to the above step S1 again. A similar process is executed.
[0019]
According to the above method, the true rms value and the fundamental rms value are obtained simultaneously, and the monitoring of the magnitude of the voltage rms value, generation of impulse voltage, presence of harmonics, voltage imbalance monitoring, etc. are continuously performed. Can be executed.
Further, since the abnormality detection cycle is short, there is an advantage that the failure occurrence time can be detected accurately. Furthermore, the power quality can be continuously monitored with high accuracy by using a technique in which accuracy is not easily lowered even if partial thinning calculation is performed.
[0020]
Next, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. This embodiment is mainly an embodiment of the invention described in claims 1 and 2, and for example, starting and stopping each equipment from the voltage and current of a customer equipment such as a load, a power factor improving capacitor (SC), a transformer, etc. It is for estimating the operational state.
[0021]
2, first, the measurement data of the three-phase system voltage scans at regular time intervals (S11), by the equation 2 by using the fundamental wave positive phase voltage effective value V 1 and the fundamental wave negative phase voltage effective value V 2 The calculated voltage imbalance rate is compared with a reference value (for example, 3%) (S12).
If the voltage imbalance rate does not exceed the reference value, the process jumps to step S14 described later.
If the voltage unbalance rate is greater than or equal to the reference value, for example, there is a risk that the three-phase motor will burn out, so this is output as an alarm, and the trend display of the voltage unbalance rate is performed (S13).
[0022]
Next, the total voltage distortion rate ε is calculated by the equation 1 and compared with a reference value (for example, 5%) (S14). If the total voltage distortion rate ε does not exceed the reference value, the process jumps to step S16 described later.
If the total voltage distortion rate ε is greater than or equal to the reference value, an alarm is output, and at the same time, the distortion rate ε is trend-displayed (S15).
[0023]
Furthermore, calculating a fifth harmonic voltage distortion factor epsilon 5, comparing this reference value (e.g. 3.5%) (S16). The fifth harmonic voltage distortion factor epsilon 5 jumps to step S18 to be described later does not exceed the reference value.
When the fifth harmonic voltage distortion rate ε 5 is equal to or higher than the reference value, an alarm is output, and at the same time, the distortion rate ε 5 is trend-displayed (S17).
Note that steps S12 to S17 described above constitute stationary harmonic determination processing.
[0024]
Next, the current i C of the power factor improving capacitor of the consumer is detected and compared with a reference value (for example, 120%) (S18). If the current i C does not exceed the reference value, the process jumps to step S23 described later.
If the current i C is greater than or equal to the reference value, an alarm is output, and at the same time, i C is displayed as a trend, and the three-phase fundamental active power is calculated (S19).
[0025]
Next, the operator is inquired on the screen for the presence or absence of% L (% reactance) (S20), and if there is, it is determined that the cause of the capacitor current i C exceeding the reference value is a harmonic (S21). . If% L is not present, it is determined that the cause of the capacitor current i C exceeding the reference value is the commutation notch fluctuation (S22).
[0026]
Moving to FIG. 3, the presence / absence of the trigger process described in FIG. 1 (absence of occurrence of abnormality) is determined (S23).
If there is a trigger, it is determined whether or not there is a change ΔP in the active power (S24). Here, ΔP is a variation of the active power P obtained by a vector product of the fundamental wave voltage and the fundamental wave current, and refers to a variation of the active power P at a point separated by a plurality of cycles estimated as a transient state.
When there is a variation ΔP in active power (when ΔP exceeds a certain set value), the positive / negative is determined (S25). On the other hand, when there is no variation, the presence / absence of a variation ΔQ in reactive power is determined ( S28). The reactive power fluctuation ΔQ is the reactive power Q fluctuation obtained from the vector product of the fundamental wave voltage and the fundamental wave current, and the reactive power fluctuation at the time of multiple cycles that is estimated to be a transient state. Say.
[0027]
If ΔP is positive, it is determined that the load of the consumer is the cause (S26). If ΔP is negative, it is determined that the load is interrupted by the consumer (S27). In this case, the process proceeds to step S35.
When there is ΔQ (when ΔQ exceeds a certain set value), the positive / negative is determined (S30). On the other hand, when there is no ΔQ, it is determined that an abnormality has occurred due to noise or other customers. (S29) Then, the process proceeds to step S35.
[0028]
If ΔQ is positive, it is determined whether the fifth harmonic current i 5 is larger than the fundamental current i 1 (S31). On the other hand, if ΔQ is negative, the power factor of the consumer is improved. It is estimated that a capacitor has been inserted (S32), and the process proceeds to step S35.
When the fifth harmonic current i 5 is larger than the fundamental wave current i 1 shifts estimated that protection relay for ferroresonant is operated to (S33) step S35. If it is smaller, it is estimated that the power factor improving capacitor of the consumer has been opened (S34), and the process proceeds to step S35.
[0029]
In step S35, compares the voltage effective value V and the lower limit value V min, the effective value V is shifted to step S37 if the lower limit V min.
If the effective value V is less than or equal to the lower limit value Vmin , the time of occurrence and its duration are displayed (S36) and the process proceeds to step S37.
In step S37, the time and the estimated cause (steps S26, S27, S29, S32, S33, S34) are displayed.
[0030]
A specific estimation example according to the present embodiment will be described with reference to FIGS.
FIG. 4 shows the values of the fundamental wave active power P, the reactive power Q, the voltage imbalance rate, and √3V 1 for each measurement date and time for the first period and the third period. Shows the U-phase current and the current fluctuation ΔI in the data of 14:22:35 on December 1 (the part surrounded by a frame).
According to the present embodiment, since ΔP after two periods is greatly positive, an abnormality occurs due to the introduction of the load (in this case, the transformer) of the consumer in steps S25 and S26 of FIG. Is estimated to have fluctuated).
[0031]
FIG. 6 also shows the values of the fundamental wave active power P, the reactive power Q, the voltage imbalance rate, and √3V 1 for the first period and the third period. FIG. This shows the W-phase current and current fluctuation ΔI in the data at 14:25:45 on December 1 (portion surrounded by a frame).
According to the present embodiment, ΔQ over a plurality of periods is greatly negative, and therefore an abnormality occurs due to the insertion of the power factor improving capacitor of the consumer in steps S30 and S32 of FIG. 3 (the reactive power fluctuates). It is estimated that In this example, ΔP is also a positive value. However, since its magnitude is less than the set value, it is processed as “no ΔP” in step S24 of FIG.
[0032]
In this embodiment, fluctuations ΔP and ΔQ before and after the transient state of the fundamental wave active power and fundamental wave reactive power in the consumer are detected, and the load on the consumer, the power factor improving capacitor, the transformer are detected based on the magnitudes thereof. It is possible to estimate the operation state such as the input / stop of the system.
[0033]
Next, a second embodiment of the present invention will be described. This embodiment decomposes the current when turned in demand house facilities into a frequency spectrum, the DC component of the current, the fundamental wave component, the harmonic component operation status and fault equipment consumer equipment based on the waveform pattern of Is estimated.
[0034]
FIG. 8 shows a current waveform when each customer facility is turned on. FIG. 8A shows a DC component I DC , a fundamental wave component I 1 , and a second adjustment by decomposing the current of the power receiving transformer into a frequency spectrum. FIG. 8B shows a waveform pattern divided into a wave component I 2 and other harmonic components I x , and FIG. 8B shows the current of the induction motor as a direct current component I DC , a fundamental wave component I 1 , a fifth harmonic component I 5 , FIG. 8 (c) shows a current pattern of a power factor improving capacitor without a reactor as a direct current component I DC , a fundamental wave component I 1 , a fifth harmonic component I 5 , and a waveform pattern that is divided into other harmonic components I x . The waveform pattern divided into other harmonic components I x , FIG. 8 (d), shows the DC component I DC , fundamental component I 1 , fourth harmonic Divided into wave component I 4 and other harmonic components I x Is a waveform pattern.
As is clear from FIGS. 8A to 8D, the ratios of the frequency components including the DC component are different for each facility and change with time. In this embodiment, these ratios and Estimate the equipment that has been input and the equipment that has failed using the change pattern.
[0035]
Since the rated current of various customer facilities is proportional to the fundamental wave component I 1 , in this embodiment, the specific harmonics (transient harmonics) of typical orders are similar in proportion to I 1 regardless of the rating of the facility. Is converted into a general monitoring parameter (reference monitoring parameter).
That is, I DC / I 1 : DC component monitoring parameter I 2 / I 1 : second harmonic component monitoring parameter I 4 / I 1 : fourth harmonic component monitoring parameter I 5 / I 1 : fifth harmonic component monitoring It is a parameter.
[0036]
Since the approximate waveform pattern when each customer facility is introduced is known as shown in FIG. 8, the above-mentioned reference monitoring parameter is calculated in advance for a plurality of cycles for each facility, and the change pattern is stored as a reference pattern. In addition, it is possible to estimate which equipment has been put in by comparing with a change pattern of the actually observed monitoring parameter. Moreover, it becomes possible to estimate a faulty facility by comparing and collating a reference pattern during normal operation of each facility with a change pattern during observation.
Note that a voltage waveform pattern may be used instead of the current waveform pattern of FIG.
[0037]
Further, based on the first embodiment or the second embodiment described above, the contract power amount of the consumer, the capacity of each transformer, the capacity of the power factor improving capacitor, the capacity of the power factor improving capacitor with the reactor, and the operation mode thereof , "Customer information" such as consumer industries based on the capacity ratio of household electric power and industrial electric power, back impedance that depends on the bank capacity of the system, overhead wire distance, etc., the vicinity obtained by multipoint simultaneous observation Combining “system information” such as time changes in voltage / current of the customer, the identification accuracy of the customer facility that has started / stopped or failed has been further increased based on the estimation according to the first embodiment or the second embodiment. It is possible to increase.
As a result, it becomes easy to attach a so-called trick about the operational state of the facility, and the practicality and convenience are greatly improved.
[0038]
Next, a third embodiment of the present invention will be described. This embodiment is to estimate the harmonic generation facilities and harmonic conducive facilities based on the correlation between the voltage distortion rate with respect to the change pattern of the basic wave active power and the reactive power.
[0039]
FIG. 9 is a configuration example of a power distribution system to which the present embodiment is applied. Assume that the customer 1 has a harmonic generation facility 10 and the customer 2 includes a power factor improving capacitor SC. In addition, instrumental current transformers VCT1 and VCT2 for watt hour meters (not shown) are connected between each facility and the distribution system. These VCT1 and VCT2 can simultaneously measure the system voltage and the consumer current.
[0040]
In the present embodiment, for example, temporal changes in the fundamental wave active power and the reactive power over a period of one day or longer are detected, and the correlation between these and the system voltage distortion rate is analyzed.
That is, the consumer's active power P detected via the VCT represents the operating state of the customer's equipment, so the consumer that is the harmonic generation source is estimated from the correlation between this active power and the system voltage distortion rate. Moreover, since the reactive power Q of the customer detected through the VCT represents the state of the power factor capacitor, the correlation between the reactive power and the system voltage distortion rate can be used as a harmonic promoting facility. A power factor improving capacitor (surplus capacitor) can be estimated.
[0041]
For example, it is assumed that the time change of the fundamental wave active power P measured by the VCT1 of a certain customer, for example, the customer 1 is as shown in FIG. 10A, and the time change of the system voltage distortion rate during this period is the same (b ), It is empirically known that the temporal change of the fundamental wave active power P corresponding to the operating state of the equipment and the temporal change of the system voltage distortion rate have a generally positive correlation. It can be estimated that the distortion of the system voltage, that is, the generation of harmonics is due to the customer 1 having the harmonic generation facility 10.
[0042]
As shown in FIG. 10 (a), although the active power P of the customer 1 is almost zero at night, a change in the system voltage distortion rate occurs as indicated by the symbol A in FIG. 10 (b). In this case, it can be estimated that this change is due to the operation of equipment at other consumers.
[0043]
Further, the time change of the fundamental wave reactive power Q measured by the VCT 2 of the customer 2 is as shown in FIG. 11A, and the time change of the system voltage distortion rate during this period is as shown in FIG. 11B. And It is empirically known that the change in reactive power (power factor advances) due to the insertion of the power factor correction capacitor and the time change in the system voltage distortion rate are almost opposite to each other. It can be estimated that the increase in the system voltage distortion rate at night, that is, the increase in harmonics, is due to the harmonics being promoted by the power factor improving capacitor SC of the customer 2.
Here, a consumer who does not have an automatic power factor adjustment function fixes the capacity of the capacitor SC so that the power factor of 1 is the daytime maximum power point (symbol B in FIG. 11A) so as not to become a delay power factor. Therefore, this embodiment is useful for the determination of the presence / absence of the automatic power factor adjustment function and the determination of the degree of excessive phase.
[0044]
According to this embodiment, it is possible to estimate a consumer having a harmonic generation facility and a harmonic enhancement facility without performing intricate and high-grade harmonic current inflow and outflow calculations.
[0046]
【The invention's effect】
As described above , according to the present invention, based on the magnitude of the active power fluctuation and reactive power fluctuation and the ratio of the current component or voltage component to the fundamental component of the direct current component or specific harmonic component, the operational state or failure of the customer facility Generation facilities can be estimated, and analysis can be easily performed even if the operator is not a skilled operator having specialized knowledge .
[0047]
Further, according to the present invention, disabilities cause or particular disorder facilities estimation harm is achieved efficiently, which contributes to labor saving. In addition, it is reasonable to create instruction explanation materials for consumers based on monitoring results and estimation results.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart for explaining a reference technique of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a flowchart showing a first embodiment of the present invention.
Is a diagram illustrating an example of a cause estimation in the first embodiment of the present invention; FIG.
FIG. 5 is a waveform diagram showing a system current and its variation in the first embodiment of the present invention.
6 is a diagram showing an example of a cause estimation in the first embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a waveform diagram showing a system current and its variation in the first embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a waveform diagram showing temporal changes in current components for each customer facility in the second embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a system configuration diagram according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a waveform diagram showing a correlation between active power and system voltage distortion rate in the third embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a waveform diagram showing a correlation between reactive power and system voltage distortion rate in the third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 Harmonic generation equipment SC Power factor improving capacitor VCT1, VCT2 Instrument transformer

Claims (2)

配電系統に存在する需要家設備の運用状態を監視する方法において、
需要家設備に供給される基本波電圧及び基本波電流から基本波有効電力及び基本波無効電力を算出するステップと、
過渡状態と推定される所定時間間隔をおいた基本波有効電力変動分及び基本波無効電力変動分の有無を判断する判断ステップと、
基本波有効電力変動分及び基本波無効電力変動分の正負を判断する判断ステップと、
基本波無効電力変動分が正である時に第5調波電流が基本波電流より大きいか否かを判断する判断ステップと、を有し、
これらの判断ステップによる判断結果を用いて需要家設備の運用状態を推定することを特徴とする配電系統の監視方法。
In the method of monitoring the operational status of customer equipment existing in the distribution system,
Calculating fundamental wave active power and fundamental wave reactive power from fundamental wave voltage and fundamental wave current supplied to customer equipment;
A determination step for determining presence or absence of fundamental wave active power fluctuation and fundamental wave reactive power fluctuation over a predetermined time interval estimated to be a transient state;
A determination step for determining whether the fundamental wave active power fluctuation and the fundamental wave reactive power fluctuation are positive or negative;
Determining whether or not the fifth harmonic current is greater than the fundamental current when the fundamental reactive power fluctuation is positive,
A method for monitoring a distribution system, characterized in that an operation state of a customer facility is estimated using a determination result obtained by these determination steps.
請求項1に記載した配電系統の監視方法において、
基本波有効電力変動分が正と判断された時には、当該需要家の負荷投入と判断し、
基本波有効電力変動分が負と判断された時には、当該需要家の負荷遮断と判断し、
基本波有効電力変動分がなく、かつ、基本波無効電力変動分がないと判断された時には、ノイズまたは他の需要家を原因とする異常と判断し、
基本波有効電力変動分がなく、かつ、基本波無効電力変動分が負と判断された時には、当該需要家の力率改善コンデンサ投入と判断し、
基本波有効電力変動分がなく、かつ、基本波無効電力変動分が正であって第5調波電流が基本波電流より大きいと判断された時には、鉄共振用の保護リレー動作と判断し、
基本波有効電力変動分がなく、かつ、基本波無効電力変動分が正であって第5調波電流が基本波電流より小さいと判断された時には、当該需要家の力率改善コンデンサ開放と判断して、需要家設備の運用状態を推定することを特徴とする配電系統の監視方法。
In the distribution system monitoring method according to claim 1,
When it is determined that the fundamental wave active power fluctuation is positive, it is determined that the customer's load is input,
When it is determined that the fundamental wave active power fluctuation is negative, it is determined that the customer's load is cut off,
When it is determined that there is no fundamental wave active power fluctuation and there is no fundamental wave reactive power fluctuation, it is determined that the abnormality is caused by noise or other customers,
When there is no fundamental wave active power fluctuation and it is judged that the fundamental reactive power fluctuation is negative, it is judged that the power factor improving capacitor of the consumer is inserted,
When it is determined that there is no fundamental wave active power fluctuation and the fundamental wave reactive power fluctuation is positive and the fifth harmonic current is larger than the fundamental current, it is determined that the protection relay operation for iron resonance is performed,
When it is determined that the fundamental wave reactive power fluctuation is not positive and the fundamental wave reactive power fluctuation is positive and the fifth harmonic current is smaller than the fundamental current, it is determined that the power factor improving capacitor of the consumer is open. And the monitoring method of a power distribution system characterized by estimating the operation state of a consumer facility.
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