JP3951233B2 - 効果的な天然のスラットシステムと、その被覆方法 - Google Patents

効果的な天然のスラットシステムと、その被覆方法 Download PDF

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    • E06B9/26Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds
    • E06B9/266Devices or accessories for making or mounting lamellar blinds or parts thereof

Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は、高品質の実用的な任意の大きさである丈夫な日除け製品の構成を可能とする、効果的であり、歪みに対する耐性があり、天然資源の節約となるスラットと該スラットを構成する方法及び歪みのない天然の材料で作られる、より長いスラットに関する。
【0002】
(発明の背景)
スラットは、ベネチア・ブラインド及びバーティカル・ブラインドを含む多くの窓の覆いに利用される。過去、スラットは巻き取られる薄い金属から構成され、硬い部分を通して切れ目を作るためにスラットのより短い範囲の軌道に沿って曲線を描き、力が加えられない限り硬さを保持する。
近年のスラットは比較的厚い構造を含み、該スラットの硬さは定規に似ている。最新の材料は、広範囲な強度とサイズを有するスラットの構成及びスラットが構成され、材料によってもたらされる特性を利用する事を可能にした。
【0003】
合成材料から構成されるスラットは、主に材料の希少性、加工時間というコストに関して不利な点がある。炭素を基本要素とする材料は、圧縮成形を必要とし、サイズの縮小及び他の寸法の適応に関して同様に圧縮成形を必要とする。
【0004】
天然の材料、特に木は起伏があり、歪む傾向がある。長いスラットにおける歪みは、湿度が変化する期間に特に著しい。相違する湿度環境の設定に続く、ある湿度環境の形成は典型的に捩れ、撓み、一般的な起伏の原因となる。スラットの長さに沿い違う位置で更に影響が生じ、そのような影響は、典型的には処置或いは密閉によって防ぐことができず、大部分の材料は水分を浸透する。
木目が均一の木の長さの選択は、不適格の材料となる割合を上昇させ、コストが更に上昇するという材料に関して更に厳しい問題が生じる。
【0005】
更に、木製のスラットの構成において、材料の長さと個々のスラットのサイズの長さと加工における要求の間の計算の相違に基づき一定の無駄が生じる。この無駄は、非常に著しく、天然のスラットの全体のコストを引き上げる。無駄な材料は、最短のスラットより短い縦方向の大きさ(例えば、木目に沿った)を有し、廃材或いはゴミとして処分される。
そのような廃材は、スラットの製造工程において著しく、コストを上げるだけではなく、スラットのために明らかに必要とされる以上の天然資源の消費により、天然資源の浪費という結果となる。
【0006】
明らかにサイズの小さい廃材の利用は、コストがかかる加工を行わなければならない艶出し板の形成と複合材料による更にコストがかかる加工であり、定規や物差しのように曲げ強さを長く延ばさなければいけないのでスラットと共に用いるのには相応しくない。
このような廃材は、艶出し板の利用において更に切断と切削を必要とし、更に材料の構造が有する構造の完全性を崩すので更に無駄が出る。艶出し板とする以外にそのような小さい廃材は燃やすしかない。
【0007】
最後の問題は、廃材で完成時に木の外観を有するスラットを形成することができる範囲である。ユーザは、木目のある木の切れ目のない長さで切断されたスラットのような自然の木の外観を有するスラットを望むが、資源に廃材を用いなければコストが高くなる。
必要なものは、木材からスラットを供給する非効率な方法を避けるために、より木の自然な外観を有するスラットを形成するための廃材の利用を可能とする方法である。
【0008】
(発明の要約)
本発明を製造するための構造及び方法は、スラット製造のために角材の屑の広範囲で効率的な使用を可能とする。より良く用いられる技術は、2つの目標を同時に達成する。この技術は角材の屑のような廃材を、より長い効果的な長さに形成することができる。
より長い効果的な長さは、様々なサイズのスラットに切断して形成することが可能である。角材の屑の結合の長さは深く広がり、限定された係合長さを有する指形状のジョイントにより、一度材料が切断可能なようにスラットへ形成され、残りの部分は比較的浅い(スラットの厚さ)、限定された係合長さを有する指形状のジョイントである。
ジョイントは計算上歪みを生じる任意の木目の相違を解消し、いくつもの長さの短い廃材を利用して長いスラットの製造を可能にするという更なる利点を有する。
多数のセットの指形状のジョイントの利用は、歪みが生じる傾向を実質的に完全に排除し、捩れ力に対して更なる強さを提供する。更に、上記の利点を超える経済上の利益として、本発明の技術は、スラット製造の際に通常生じる無駄を防ぐことが可能なだけではなく、製造工程において、低コストの廃材を主な資源として使用することを促進することにより上質の製品の製造を実際に促進することができる。
すなわち、より長く値段の高い木は、木目構造と途切れない長さが必要となる他の製品で用いることができ、それゆえに産業内でコストを引き下げることができ、同時にほぼ廃材だけでスラットの構成を可能とする。
【0009】
廃材を更に利用し、無駄を更に減らすために、2又はそれ以上の幅の木材が、1つの幅の材料として機能することを可能とするために指形状のジョイントで幅の広い木と結合して、隣接するより狭い幅の木を利用することができる。
しっかりと接着される時、より限られた材料の長さに沿うと同時に両方の指形状のジョイントにおいて、仕上がったスラットは、1本の木材から形成されたスラットと同様の強度を有する。
限られた長さの木が直線で、薄く、接着された表面である場合、優れた曲げ強度及び耐捩れ性が観察される。
【0010】
透明な適切な表面加工用のニス、好ましくは紫外線耐性物質の提供に続いて、紙の層、特に木目を有する紙で構成されたスラットを被覆するための技術は、単一の長さの木材から形成されたような正確な外観を有するスラットを製造することができる。
【0011】
本発明の形態、構成及び作動は、添付の図面に関連して以下の詳細な記載により最も良く記載される。
【0012】
(好適な実施形態の詳細な記載)
本発明のシャッター・システムの記載及び作業は、一般的な長方形の板21を示す図1を参照して最も良く示される。形成された形状の位置付けの説明と、その後のスラット製造時の切断作業は、接続する位置付けと同様に木が適合する形状の位置付けを考慮する必要がある。
【0013】
板21が第1端部23及び第2端部25を有しているのが示される。板21は、高さ27及び幅29を有している。高さ27は、第1表面31と反対側に配される第2表面33の間で延設する。幅29は、第3表面35と反対側に配される第2表面37の間で延設する。
第1端部23が加工されているのが示されるが、第2端部25も加工することができ、一連の比較的短い板21は共に嵌め合うように形成される端部を有することができる。
【0014】
回転するソー・ヘッド41は、蛇腹状ののこぎり形状43を有しているのが示され、側面から見ると、一連の交互の三角形の放射状の延設部或いは一連の交互の三角形の放射状の凹部47から分離された凸部45が示される。
先端から基部(このような基部は、各三角形の凸部間の空間の先端を形成する)の各三角形の凸部の望ましい深さは、約10から15mm、好ましくは11から13mmである。
基部での三角形の凸部の幅(つまり先端での三角形の延設部の先端の分離)は、約2から6mmで、好ましくは約4mm離れている。
この三角形の「指」の形状は、約12或いは13から14mm、又は約2.75:1から約3.25:1の高さと幅の理想的な比率である。この比率及び絶対長は相違するスラット、特に必要とされる接触領域で変化し、上記の比率及び表面の範囲は良く機能することが確認されている。
【0015】
生産することができるスラットの全長は、示される段階及び構造を用いて10フィートよりも更に長くすることができる。スラットの幅は10cm以上で、数mmの狭い範囲で変えることができる。
1本の材料から作られる天然のスラットが耐える力の限界と同様の力を複数の板から作られるスラットが耐えることができる。
従って、本発明の複数の板を用いる技術は、天然の或いは人工の材料の連続した長さから作られる任意のスラットを作るために用いることができる。
【0016】
一連の交互の三角形の放射状の凹部47によって分離される凸部45のパターンは、一端の比較的大きな幅の凹部49と他端の比較的大きな幅の凸部51と共に、回転するヘッド41の一端で終了する。
凸部45と凹部47のパターンは、もしこれらがどちらかの中心で終了するならば、板21の2つの端部27が結合し加えられる場合でも加工中或いは更なる表面加工作業中の故意ではない接触による、屈曲、割れ、粉砕の対象となる半分の幅の先端を有する板21に生じる端の凸部が残る。
言い換えれば、あまりにも鋭いエッジのため更なる加工で更なる破壊が生じ、或いは折れ、木の中にギャップ或いは凹部が生じる。のこぎり形状43は、互いがミラーイメージというよりむしろ相補的な第1端部23に適応することができる形状とするための故意の形状である。
【0017】
図2を参照すると、板55及び板57を含む2つの短い板21の斜視図は、斜視図中の第1端部23で生じる板端部形状61が隣接して示されると共にこれら板が離れていることを示すためだけに用いられる。
例としての、生じた板端部形状61及び離された板57は、それぞれが直線状の一連の凸部63を含み、直線状の一連の凹部65の間で交互になり、各々が板57の第1表面31と第2表面33の間で延設する。
板55は、凸部63の相補的なセットを有し、凹部65の一連の線形の間で交互になる。板57は例えば、表面35に隣接する比較的厚い幅の凹部49の形状に一致する比較的厚い端凸部67を有する。
板57もまた表面37に隣接する比較的厚い幅の凸部51の形状に一致する比較的厚い幅の凹部69を有する。
【0018】
例えば板55もまたその表面35に隣接する比較的厚い幅の凹部49の形状に一致する比較的厚い端凸部67、表面37に隣接する比較的厚い幅の凸部51の形状に一致する比較的厚い凹部69を有することに注目せよ。
しかしながら、板55の位置は、該板がその中心軸を180度回転し、板55の表面35は最も接近する板57の表面37に隣接することが示されるという点に注目せよ。
他方の板57に関わる1つの板(例えば板55)の180度の回転は、表面61が完全に相補的であり、共に重要な表面領域でとまりばめをするためである。
【0019】
板の高さ及び幅は正方形が1単位であり、比較的厚い凸部67/凹部69の部分は無視され、各通常の凸部は基部が4mmであり、基部の半分長さは2mmであり、高さが12.5mmであり、三角法で後者の求められた2つの値を2乗して足した値の平方根の2倍の面積、或いは約25.31の追加の面積を算出する。
4mmの基部のために、10mmの幅の長さは約63.3mmの直線の接触する長さを有する。他の方向での接触は高さ或いは凸部63及び凹部67の全体の面に対し平行な方向での距離に対し直接的に比例するので、これは6.33:1.0の接触表面積である。
従って、増加した接触の量及び結合接続の幾何学は、比較的短い片から比較的長い片を形成するのに必要とされる強度に等しい或いは超えることが発見されている。
【0020】
示されている加工において、角材55及び57は、これらが複数のスラットを形成するために十分な範囲の表面31と33の間に距離を有する時に結合され、特に板の端形状61を形成する各方法がより効果的に続く。
更に指形状の位置を維持するために、板形状61の平面の全体は、板55及び57から形成されるスラットの平面に対し直角であり、又具体的には、凸部63の一連の線形の長さ及び凹部65の一連の線形は、生じるスラットの平面に対し直角である。
【0021】
板57の斜視図で示されるように、例えば、表面31及び33に平行な表面を有するスラットが形成される。主な表面が表面35及び37、或いは凸部63の一連の線形の範囲及び凹部65の一連の線形の範囲に対し平行な任意のスラットは、(1)望ましくないスラットの厚さに対する結合力が凸部だけにある、(2)指状の幾何学の利点以上に板の端部形状61の任意の表面を直接分離する傾向があり加えられる屈曲力を有し、角分離を促進するより主な屈曲力は側面に沿って互いの指形状を移動する傾向があるので弱い。
【0022】
図2は、互いの反対側の端部形状61が係合するよう合わされ、角度を変えて置き換えられた板端部形状61の斜視図である。板55と板57の上部に接着剤塗布具81が、概略で示されており、接着剤83の小滴を塗布することは、板55と板57の第1端部23を繋ぐために適切である。接着剤83は、どのような方法で塗布されてもよく、スプレーで吹きつけるか、板55と板57の端部23が合わされた時に、一定量を圧入してもよい。また、高温接着、溶剤状接着、凝固接着などの技術も含まれる。更に、接着剤83が塗布された後、表面加工のためと、板55と板57の保持の強さと結合を増すために、板55と板57に、互いに圧力をかけてもよい。一端、接着剤が乾燥或いはセットされたら、両端の長さを共に更に長くするために、接続された板55と板57は、図1と図2に示される回転するソー・ヘッドによって加工される第2端部25を有することもできる。いくつかの場合、この作業は2つの目的が同時に達成されるまで、何回か繰り返される。形成されたスラットの所定の長さは、より少ない量の廃材を使用することができ、形成されたスラット所定の長さは、木目が異なり、反り返りの傾向があるので、更に先端を切られ、線形性が合わされる。
【0023】
図3は、図2の板55と板57が係合している様子を上から見た斜視図であり、特に頂部に関するものであり、新しい板の効果的な形成の全体像を示すものである。その構造の第1形成、特に図2に示されている前記上部構造においては、表面33や表面31のような前記の主な表面や、また、表面35と表面37の平面境界を研磨するのは有利な点である。図3の前記構造が、ブロック状である時の研磨は、あらゆる面、特に、境界面における不適合をなくすのにより便利である。更に、板55と板57が研磨される場合、図3の完成された構造の研磨は、扱いを容易にし、もし望むのなら、形成されたスラットの側部端等の任意の更なる研磨が必要でなくなる。
【0024】
図3の板55と板57の係合部分は、スラット91として分離されている。方向性を明らかにするために、前記スラット91は第1表面93と、表面93に対して反対側に位置する、曲がった下側の矢印で示される第2表面95を有している。図3に示されるように、表面93は切断表面であり、板55と板57から切り離されることによって形成される。この表面は、滑らかに研磨することもできるが、表面93が後に、上に被せ、隠し、覆うような素材によって覆われるのなら、或いは、そのような被覆剤を貼るために使われる接着剤や充填剤を再び塗布するなら、その様なタイプの表面の美しさを出すことは必ずしも必要ではない。
【0025】
表面93と表面95はスラット91の最も大きな表面であり、典型的な上部と下部表面であり、前記スラット93は平らな構造であると考えられるものである。スラット91は、第1側面97と、図3の斜視図ではすぐに見ることができないが第1表面97とは反対の表面を示す鍵矢印によって示される第2側面99を有している。スラット91は第1端面101と、図3の斜視図ではすぐに見ることができないが第1端面101とは反対の表面を示す鍵矢印によって示される第2端面103を有している。
【0026】
スラット91のそれぞれが切断される方向は、図3の板55の面33と、板57の面33の間に示されるジグザク・パターンを再び生み出す。木製凸部63が連続して並んだものと、木製凹部65が連続して並んだものによって形成される「指形状」は、側面97と側面99の間に等しいスラット91の幅を横切って、表面93と表面95を横切るように拡張する。最も外側の凸部エッジの直線長、直線状の木製凸部63の連続したものは、スラット91内、第1表面93と第2表面95の間へと、内部に拡張する。前記木製凸部63の直線状の連続した直線的な広がりは、上側の表面93と下側の表面95に対して、このようにいつも垂直である。スラット91の頂部と、板55と板57の面33の間に見られる指を組み合わせたパターンは、以下、指を組み合わせたパターン109と呼ばれる。
【0027】
側部分離線111は、比較的厚い端部凸部67と比較的厚い幅の凹部69の結合した先端部の間に示され、2つの結合した板55と板57から切断され分離された後、スラット91の内部まで続く。
【0028】
図4は、スラット91に対して施される更なる加工を説明する分解斜視図である。示されるスラット91は、4つの指を組み合わせたパターン109を有しているが、これは単に、多くの指を組み合わせたパターンを有することができるということを説明するためである。一般的に、スラット91は木製であり、板55と板57から製造されており、実際は、他の結合した板から製造されることもあり、単に2つの結合した板55と板57だけから製造されるのは最も単純な例である。理想的には、木目と色は両立するが、矛盾することもある。多くの場合、切断された直後のようなスラット91の自然な状態においては、指を組み合わせたパターン109は、認識されることすらない。これは、特に、接着剤83がほぼ無色であった場合である。
【0029】
図4は、単に、スラット91の上方と下方を説明するものであり、層115や層117に示されるような接着剤又は、圧着剤の層が塗布されることができる。この層は、好ましくは極度に薄く、スプレーかスプレーに似たものによって塗布され、面93と面95の全てを覆わなくてもよい。パターン・ペーパ121の層は、パターン・ペーパ121とスラット91の表面93との間に、接着剤層115を挟むように示される。用語「ペーパー」は、紙状のものを示すために使用されているが、実際の材料は、紙、プラスチック、敷布や他のスラット91にパターンを施すための物から選ばれる。他の例としては、薄い皮状のものや、アップリケを貼り付けることも含まれ、シルクスクリーンTシャツ製造と同様にパターンを敷くような、連続的な塗装さえ可能であり、それぞれのパターンの部分が、時間が経つと連続的に施される。用語「ペーパー」は、セルロース紙製品だけに限定されない。接着剤層115と層117が反応しないものから選択がなされ、特に、層121と層123が変色しないかどうかという観点から選択される。
【0030】
同様にして、パターン・ペーパ123の層は、パターン・ペーパ123とスラット91の表面95との間に、接着剤層117を挟むように示される。例えば、ロール125のようなパターン・ペーパを利用することができ、機械によって施される。多くのスラット91が一度に製造される場合は、接着剤層115と層117をローラーで伸ばし、スプレーで吹きつけること等によって塗布し、合わされて2つのロール125からパターン・ペーパ121とパターン・ペーパ123を施す装置が簡単に形成される。この方法では、適切な量の接着剤と、適切な量の圧力が、パターン・ペーパ121とパターン・ペーパ123に対して施され、その圧力はスラット91に向けて加えられる。
【0031】
パターン・ペーパ121は、スラット91には面していないパターンを有する上方表面127を有する。前記パターンは木目でも、単一色でも、装飾模様でもよく、例は一つも示さないが、紙の上又は、あらゆる施された層の表面上に表現することができるものであれば、その他のデザインでもよく、塗装でもよい。
【0032】
紙又は他の仕上げがなされていない材料が前記の層121及び層123として用いられる場合、その後に上塗りが施され、滑らかで、洗うことが可能な表面に仕上げるのが望ましい。次の段階の順序、特に、上塗りの段階は、前記の層121と層123に選ばれる材料や、他の加工加工の段階に大きく依存する。
【0033】
上記されたように、木目は揃っているのが好ましく、特に、前記の層121と層123の色、パターン又は厚さは、前記の層121と層123を貫通して、表面93と表面95の上にある明暗パターンを透過するものである。しかしながら、このようなことが起きて、不調和で、斑点のある木材の装飾が現れたら、任意で、恐らくは白色である接着剤層131と、任意の被覆層133が片側に見られ、前記の層115の下側と表面93の上側に適合可能である。これら木材の色を揃える層131と層133の挿入物は、前記の層121と層123の色とパターンをよく考えた上でなされるべきである。いくつかの場合においては、木材の極端な色落ちは、比較的厚い層121と層123によって覆われる。材料と木質は、層121と層123が必要かどうかということを調節する。
【0034】
図5は、完全に形成されたスラット91に対してのある作業が示されており、スラット91は、長さの異なる2以上の板55、板57等から形成されている。図5に示される加工に先立って、前記スラット91は単に、接着された上層121と下層123を有する一片の木材によって構成されていた。第1側面97と第2側面99に合わせられた時、前記ペーパーの側部エッジは、その端部エッジにおいて、スラット91の表面に密接して接着されている。接着剤の内のいくつかは、ギャップを埋め、ペーパーが上にミクロメーターの単位で浮いてしまうのを防ぐ。接着剤が、隣接する裸の木材の表面127を完全に平らにすることに失敗する程度に応じて、片方或いは両方の上塗り、又は側部塗装の内の1つが、効果的にこの平らにする方法を完成する。
【0035】
側部塗装について、図5の右半分は、塗料137のスプレーを第1側面97と、図示されてはいないが、第2側面99にも塗布している塗装具135を説明している。塗装は個々のスラット91に対して行うこともでき、多くのスラット91に対して同時に行うこともできる。図5の右側に示されるような積み重ねが完了すると、スラット91に係る挟み圧力が、スプレーされた塗料が表面127の間の空間に侵入するのを防ぐことができる。塗料137を塗布する他の方法としては、ローラーや、ブラシを用いる方法等が挙げられる。選択されたカラー塗料137は、可能な限り表面127の色やパターンと調和すべきである。第1と第2側面は、限られた表面積しかないので、パターン・ペーパ121や123上の木目模様と比べた場合、単一色の塗装の効果は最小限である。側部単一色の効果は目立たないか、天然木の側部は単に、単一色が塗装されているという印象を与える。前記ペーパー121及び前記ペーパー123として塗装が使用された場合、前記パターンは、完全な四次元パターンを作り出すために、側部塗装と結合されることもある。このように、前記ペーパー121とパターン・ペーパ123の層が省かれた場合、図5の塗装段階は、単に、塗装で仕上げられたスラット91を作り出すために用いられ、時として1つの段階であることもある。更に、マイクロ・ペインティング・コントロールが知られているように、前記スラットが、スラット91に望まれるパターンを「描く」ような領域を単に通過するだけで、パターンが描かれるような塗装がカラー・バーで達成されることも可能である。別の組み合わせも可能である。
【0036】
図5の他端に於いて、1組のノズル141が、スラット91を覆うパターン・ペーパ121の上側表面へ上薬材143を塗布する様子が示されている。上薬が塗布される上側表面127と塗装される第1及び第2側面97,99の両方に於いて、塗装される第1及び第2側面97,99の塗装後の上薬による光沢が生じる。逆に、幾つかの上薬材は、塗装される第1及び第2側面97,99用の塗料より良い粘着力を作り出すことができる。このようにして、特に、塗料が艶出しである場所に於いて、先ず光沢が生じる。スラットがブラインド内で略平行な位置にある場合に於いて、典型的に、上薬は、ミラータイプの高い反射率を回避するためのセミ・グロスであることが好ましい。上薬材143は、スラット91の表面のふき取り掃除を容易にするとともに、製品寿命に於ける繰り返し掃除の条件下で良い摩耗特徴を示す。
【0037】
図6で示す如く、スラットが受ける更なる加工手続の斜視図を示す。向かって右側に於いて、打ち抜き装置151は、ウエハー155を抜き出すためにスラット91を貫通して打ち抜きラム153を強引に通す。又、シャフト159の緩衝パッド157は、平滑効果を提供し、且つあらゆる小さな上薬や塗料の盛り上がりを取り除いて、完成スラット91を高品質仕上がりにする。図6で向かって左側に於いて、完成スラット91は、もし必要なら、スラットを貫通するサスペンション紐を受け入れるための随意的スロット161を含んでいる。幾つかの場合に於いて、スラットは、スロット161のような開口部を必要なしに固定され且つ角張るように作業される。このような場合、機器設備や付属器はスラット91に設けられる。図161の左側には、上側表面127は、パターン・ペーパ121及び123に明白に塗装された木目が示されている。再度、あらゆる型が可能であり、木目は一つの例に過ぎない。
【0038】
ここで示されるスラットの形状は、長方形状を有しており、このような図解は、関連する方法の説明を単純化するために長方形を有しているに過ぎない。しかしながら、他の形状は、特に、異なる切削形状を形成するために使用される片手のこぎりの能力と同様の能力を有する新しい切削技術によって可能となる。図7で示す如く、長円形状スラット171の端面が示され、スラット171は、独立する加工手続、例えば表面35及び37にパターンを有する板55で取りかかられることによって形成される。
【0039】
図8で示す如く、二重湾曲を有するスラット175の端面が示され、スラット175は、例えば湾曲鋸歯によって、形成される。同様に、図9で示す如く、スラット177の端面は平坦でない湾曲と丸い端部を有するとして示されている。スラット形状のあらゆる組み合わせは、新型の切削を介して又は、スラット91,171,175又は177、又は他のスラットが各々に形成された後に、更なる加工手続、切削、屈曲及び形成を介して可能になる。
【0040】
記述は、指を組み合わせたパターン109を形成する木製凸部63及び木製凹部65の係合セットの形成を図解するために故意に、明確に単純化されている。ある単純化は、板の長さが短縮されているにもかかわらず、単独の固体を有する加工を始める場合であった。出発原料は、原料の固体片である必要はない。
【0041】
図10は、それぞれの間に接着剤83を有する3つの板183,185及び187のグループ181の斜視図を示し、接着及び類似のものによって、原料を単一ブロックへ互いに結合される移動を示す。ここで観念的に、板183,185及び187の間の領域として発生し、狭く接着剤で満たされる境界面の境191及び193では、強度を低下させるために、長さの主軸について完成スラット91に亘って延設されることはない。図3で扱われたような、境界面境を、完成スラット第1及び第2表面93及び95と略平行な関係になるように位置取られるような他の方向は、もし接着剤83が十分な強度を有し、薄い層に裂けることができない又は、十分弱いので平行位置が更なる加工手続、例えばバフ研磨や研磨等、を害する確信がなければ好ましくはない。このような超強力接着剤が入手される場所において、境界面の境191及び193は、第1及び第2表面93及び95の平行位置に近づけることが許される。更に、もし良い強力な特性を有するこのような接着剤83が使用されていれば、図10で示す如く境界面の境191及び193のための方向は、傾斜及び非平行関係に対して一般的な垂直及び平行関係、更に水平関係から異なっている。しかしながら、このような接着剤が入手不可能であると想定すると、一般的な垂直方向に方向付けられた境界面の境191及び193は、スラット92がかかるようになっている最も深刻な応力及び緊張に反して、強力な関係を与えることになる。
【0042】
図11は、係合凸部63及び凹部65による指を組み合わせたパターン109を形成するため、2つの板セット195による連結での結合板197を形成するため、図1〜9で示す如く、形成された指を組み合わせたパターン109を伴う3枚の板セット181の利用を図解する。結合板197は多くの内の1つであり、又、例えば、板セット181及び195が、板セット195の板201及び203の間に見られる境界面境197に協調する境界面境を有していないことが好ましいと図解されるために使用されている。スラット205は、境界面の境191,193及び199の奥行きのなさと同様に、指を組み合わせたパターン109及び分離111を有するスラット205を製作する結合板197の底部を切削することによって、製作されていることを示している。スラット205の主応力は、指を組み合わせたパターン109が示される位置の略真中と端部207及び209に抗している。あらゆる境界面の境191,193及び199は、この種の屈曲に対する強度を減じたり加えたりすることがない。接着剤83が有する特定の強度のために、スラット205の上面表面と垂直な直角からそれる境界面の境191,193及び199の方向は、前述の応力方向に関してスラット205を弱める傾向にある。又、このことは、境界面の境191,193及び199のための他の方向が可能ではないと言っているのではなく、接着剤83及び使用済み木材の組み合わせに依存している。又、単独の細長いスラットは幾つかの指を組み合わせたパターン109を有し、1,2,3又はそれ以上個数の板183から作られた部分を有している。そして、1つの側面の部分を有する部分を介して、2,3そして2へと再び延設している。指を組み合わせたパターン領域109は、異なる板領域を更に互いに圧接する領域であるために、板183,185及び187の厚さは、191,193及び199が指を組み合わせたパターン109の領域で配列に加えられないようであることが好ましい。
【0043】
図12に示す如く、スラット91は、前述した如く、第1表面93、第2表面95、第1側表面97及び第2側表面99を有している。又、前述した如く、指を組み合わせたパターン109は、スラット91の長さに沿って周期的に生じている。この例に於いて、スラット91は、4側面全てを全幅の長さを有するパターン・ペーパによって作られた被覆材225で被覆される。パターン・ペーパは、少なくとも、第1表面93、第2表面95、第1側表面97及び第2側表面99が組み合わされた幅と同じ幅を有している。最終加工で切削作業が行われる場合に於いて、概念的に、幅は、十分な幅を有しているため、望ましい仕上げを容易に行う機械又は手工による切削のあらゆる切削作業を補助することができる。例えば、手で行うときですら、切削する刃のドリフトを避けるために教えられたパターン・ペーパの超過幅を引くことが好ましい。機械によって、切削が行われた場合には、機械は、継続的に超過幅を把握するととともに、クリーナー切り口を製造するために教えられた圧力を使用することができる。図12に於いて、概略的に示される刃である刃227は、完全に被覆された部分231に沿うスラット99の長さに沿って進行することが示されている。刃227は、第1表面93及び第2側表面99に関して約45度で示されている。切断レベルを設定するために、塗布された被覆材225の始端の付加される上側の寸法を使用するこの技術は、後に残る切削後の対向する両側端部は、できる限り取り囲むことのできる限界へ一致することを確証する。
【0044】
切削及び最終工程のための他の代替は、後に残る研磨後の対向する両側端部のマイクロ・ブレンドを形成する傾向にある重複の端部に細かい研磨作用である。
【0045】
他の技術は、2つの後に残る切削後の対向する両側端部の間にマイクロ・フィラーを供給するために、塗布された被覆材225の色彩に適合された接着剤を使用することである。この技術に於いて、マイクロ・ギャップは故意に創作されているが、フィラー接着剤が、後に残る研磨後の対向する両側端部の最も近接することを可能にする接合を提供するために表面へ押圧することができる。事実上、スペースに一致するパターンである。
【0046】
全ての3つの技術とその他の技術は、例えばプリントパターンのような、入念に計算された一致させるパターンと結びついている。そこでは、後に残る切削後の対向する両端部のギャップに亘る視覚的な一致が分かり易いために影響力があるので、そのギャップは他のどんな残存しているギャップよりも重要視される。他の技術は、更に塗布された被覆材225をローラープレスすることを含め、結びつけられることが可能である。小さなギャップが存在するところでは、特定の気温・条件の下で特定後に残る対向する両端を残存している両端は互いに所定の量だけ近づくこと原因となることが知られている。そのようなプレス技術は、小さなギャップをきっちり直角で閉じるために使用されることが可能である。他の塗布された被覆材225との切削するための技術が導入されることは可能である。
【0047】
塗布された被覆材225の供給方法とそのスラット91への適用方法は、又多種多様な変化を有する。塗布された被覆材225が図4で示されたロール状形式で供給される場合には、2つのロールというよりはむしろ1つのロールであり、より幅の広い形式であるが、それはスラットにバッチ型処理もしくは連続型加工で適用されることが可能である。
【0048】
連続型加工では、塗布された被覆材225とスラット91の両方が同じ方向に直線的に動くにつれ、塗布された被覆材225は、被覆の角度とそれぞれの表面への貼着を調整する被覆ガイドを利用して直線的に塗布される。ガイドは、塗布された被覆材225とスラット91が前進していくにつれ、それに順次貼着していくために使用されることが可能である。連続適用は、1つの面を滑らかにしプレスするために使用される。その直後にその面に隣接した面が塗布さ制御されることが可能である。接着剤は図5に示されるようなスプレーによって、もしくは、例えばローラーやその他同様のものによって使用することが可能である。塗布された被覆材225にロールタイプを使用する場合は、供給は隣接したスラット91や同様のものの間を切削することによってなされる。
【0049】
代替案として、塗布された被覆材225はバッチ処理によって適用されることが可能である。その場合、塗布された被覆材225は、各方法において、一連の被覆加工中のスラット91の任意の長さに貼着される。図13では、端面図はこの被覆される過程を図示し、また上述の塗布された被覆材225のガイドを使用した連続適用を図示している。図13では、点線形式が、塗布された被覆材が貼着されている時に、スラット91から離れている塗布された被覆材225のまた別の部分を示すために使用されている。
【0050】
例えば、第一段階で、更に例えば塗布された被覆材225の幅235が第1(図13において上部)表面93に貼着される。このとき点線形式で示された幅237はまだ貼着されていない。次の段階で、まだ貼着されていない幅237は、第1側面97を被覆するため塗布された被覆材225の幅239に貼着するために折り曲げられる。このとき点線形式で示されている幅241はまだ貼着されていない。更に次の段階で、まだ貼着されていない幅241は、第2表面95を被覆するため塗布された被覆材225の幅243に貼着するために折り曲げられる。このとき点線形式で示されている幅245はまだ貼着されていない。最後に最終貼着段階で、まだ貼着されていない幅245は、第2側面99を被覆するため塗布された被覆材225の幅247に貼着するために折り曲げられる(図13において上部)。このとき点線形式で示されている任意の延設部幅249は、四面が被覆されたスラット91から切削されるかもしくは除去される処置を待っている状態にある。切削もしくは除去される接線は点線251として示されるとともに、通常は塗布された被覆材225の延設部幅が切削される場所に生じる。
【0051】
図14について、スラット91が他の形状であるときもスラット91の場合と同様に被覆されることが可能であることか図示されている。長円形スラット255は、塗布された被覆材253により途切れのないコーティングが施され、点線形式で示された任意的な延設を、塗布された被覆材225の幅と同様の、延設部257として図示されている。延設部257は、例えば、パターン・ペーパの始端が最初に貼着された点まで延設してようなパターン・ペーパが使用される。図5において、接着剤143は、どの塗布された被覆材の接着の補助にも使用されることが可能である。更に延設部257は必ずしも望ましい貼着タイプである必要はなく、どのように技術が生じうるのかを示したにすぎない。任意の延設部257がなければ、塗布された被覆材253は、また途切れのない中空の環状円筒でありうる。
【0052】
全ての図において、とりわけ図13と14において説明可能な他の技術は、単体である環状円筒形収縮被覆体としての塗布された被覆材253の供給である。この方法では、例えば長円形スラットのようなスラットは、用意された中空の環状円筒スリーブ253(塗布された被覆材)に挿入され、その後、スリーブ253をスラット255にしっかりと適合させるために収縮させる。1つの方法は、熱収縮によるものである。このタイプの生産は、スリーブ253が収縮する前に、スラット255のそれぞれの部分が挿入されなければならないという点において、よりバッチ処理的である。分離したスリーブ253は長円形スラット255に近接して示されている。
【0053】
生産段階を要約すると、第一に、破片の除去を含め材料が選別されるとともに用意される。可能ならば、段階に沿って更なる表面加工や切削を予防することが必要な場合に備えて可能な範囲で完全に平らな外面を提供する。材料のもとの長さは、その後、明暗や色、木目などの一致を含めた共通の特徴のために更に選別され、分離されるとともに、収集される。特に共通の特徴は最後の仕上がりの完成度を高めるとともに、望まない断絶を防ぐだろう。例えば、軽いもしくは薄い、もしくは軽くて薄い、塗布された被覆材253もしくは225が使用される場合、横たわる木材の色において極端なギャップが生じうる。そのような分離の代替案は、塗布された被覆材に加えられた層の使用である。しかしそれは完成スラット91、171、205、もしくは255の他の特徴に影響を与えるので、単純にくいを打ち込むことによっては達成できそうにない。
【0054】
次に、より薄い寸法を持つ板183、185、187は、完成スラット91,171,205、もしくは255の指を組み合わせたパターン109をつくるために、平行に、接着を行うなどして、あと2つ又はそれ以上の材料の長さと結合され、スラット91,171,205、もしくは255を形成する。好ましくは、側面に沿って結合する板183,185,187の当接する表面は、同じような耐性を有し、正確な接着剤の量が最大限の保持力を有するために配分することが可能である。
【0055】
側面に沿って結合された板183,185そして187(そしてスラット91,171、205もしくは255において2つ,3つ,4つ,5つ、又はそれ以上のより薄い一片を形成するための必需品として多かれ少なかれ)がともに接着された後、必要な範囲において、更に切削が行われうる。そのような更なる切削は、好ましくは、スラットの外端部のより更なる切削を回避するために、結果として生じるスラット91,171、205もしくは255の寸法を定めることが可能である。すなわち、そのような更なる切削は、スラット91、171,205もしくは255の端部207と209を形成するいくつかの端部の仕上がりを含みうる。
【0056】
次に、側面に沿って結合された板183、185、そして187(もしくは板21)の特定の端部は、1組の板181もしくは195などの2〜8もしくは9つの側面に沿って結合された板183、185そして187を接着しグループ化したものか板21の使用のどちらかの板部分に凸部45と極端な凹部47を形成するために選び出される。板部分を接着、結合し、接着剤が固定した後で、合成され延設した結合する板はスラット91,171,205もしくは255を形成するためにスライス方法で切削される。
【0057】
スラット91,171,205もしくは255が形成されると、他の加工は、特にスライス加工において導入された正確さに依存しつつ、必要な箇所への検査と研磨を含みうる。次に塗布された被覆材253もしくは225のどちらか1つが加えられる。塗布された被覆材225は、もしシート材料が通常スラット91,171,205もしくは255のまわりで完全に360度被覆されるのであれば、そこでは塗布された被覆材225は、木目パターンである。完全な360度の被覆は、まるで単一の自然材料の長さで形成されているかのような外観をもつスラット91,171,205もしくは255を生産する用意を可能にする。指を組み合わせたパターン109は、たとえ塗布された被覆材がラミネート紙ラベルであったとしても塗布された被覆材253を通じては通常、見られない。そのようにしてスラット91,171,205もしくは255はまるで単体の材料の長さで形成され、任意のスラット91,171,205もしくは255の長さに沿って生じうる指を組み合わせたパターン109の位置や数に与えられる必要は関係なく扱われる。塗布された被覆材225は軽い重さの薄紙で通常酢酸ビニール樹脂接着剤で貼着される。塗布された被覆材225(スラット91,171,205もしくは255が適切な位置にある後)は更に、例えばAkzo Nobel Companyから市販されている、特に製品識別ナンバー890−WSG020で売られている4.5%の白色混合物のような、塗布されるラッカーで被覆されている。紫外線に耐性のある物質からなる表面のラッカーコートは、2つの貼着の1mにつき6gの割合で塗布される。側面の塗布は、スラット91,171,205もしくは255の頂部と底部にすぎない場所が被覆されるので、不透明なラッカーでなされている。表面加工と塗装の段階は、好ましくは、約15秒の間に1mにつき約6gでの2つの適用によって達成される。紫外線光に耐性のあるコーティング、すなわちUVコーティングは、結果として生じるスラットに、長期の窓としての寿命と改良された色の一致を与える。
【0058】
本発明は、比較的より短く比較的より狭い材料からなる様々な形状の長さと全体の幅をもつスラットの形成のため、スラット製造の経済をこれまではがらくた廃材扱いされてきた材料のより効果的な加工へと転換させるため、そしてより長い木材を他の目的のために使用することを可能にするための仕組みと方法ということばで述べられてきたが、当業者は、本発明の構造と技術は、高められた接触構造を用いる結合と係合している指構造を用いる結合が利用され、異なる材料の側面結合が高められ、指の溝のような構造すなわち凸部と凹部が自然の木材の限界においての差を阻止するために有利に利用される、どのような構造もしくは技術を含め、多くの構造に適用されることが可能であることを理解している。
【0059】
本発明は、詳しい説明をするための実施形態に関して導き出されてきたが、本発明の多くの変化と修正は、精神と本発明の範囲から逸脱することなしに、当業者にとって明らかである。従って、この技術の範囲に合理的で適切に含まれる全ての変化と修正は、この事実に基づいて保証された特許の中に含まれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 長方形の板が、板の端で係合形状を形成する形状を有する、鋸歯が通る位置で特有の形状を有する丸のこの方を向いている短い長さの板の斜視図を示す。
【図2】 係合形状が完全に適合して嵌め込まれるために相補的になるように1つの板が回転し、係合形状が互いに向かい合うように回転する2つの短い長さの板の斜視図を示す。
【図3】 結合した板を形成するために融合し、木目が上向きになるように適合する図2の板を見下ろし、スラットが該板の底部から切断可能なように取り除かれるのを示す斜視図である。
【図4】 木を変色する接着層、追加の接着剤と被覆層の利用が可能な塗装、紙或いは他の材料のような主要な上部側と下部側の装飾層の取り付けを経た、図3で示されるスラットの斜視図である。
【図5】 2つの部分に分かれ、一方の領域で光沢層を示し、スラットが単一或いは積み重ねられている側面塗装層の使用を示す図4で示されるスラットの斜視図である。
【図6】 2つの部分に分かれ、一方でバフ仕上げ或いはタッチ仕上げの利用及び穴抜き作業を示し、他方で穴を含む完成した外観を示す、図5で示されるスラットの斜視図である。
【図7】 楕円形のスラットの端面図である。
【図8】 二重の湾曲を有するスラットの端面図である。
【図9】 起伏のある湾曲及び丸みを帯びた端部を有するスラットの端面図である。
【図10】 接着等により結合される3つの板の斜視図を示す。
【図11】 切断による後に続く構成と一体になった2枚の板のセットと接続される、図1から図9に示されるように形成される指を組み合わせたようなパターンと共に3枚の板のセットの利用を示す。
【図12】 水平にするために被覆の最終仕上げが示される、精密なナイフと共に示される、平面、右側面、底面、左側面に生じる被覆と一体化した4面を有する、被覆されたバージョンのスラットを示す。
【図13】 スラットに沿った同じ長さ或いは相違する長さに生じる連続して被覆されるスラットの部分的な端面図を示す。
【図14】 楕円の断面を有するスラットの端面図を示す。

Claims (26)

  1. 木製廃材からなるスラットであって、
    該スラットは、第1構造(21,197)と第2構造(21,197)から形成され、
    前記第1構造(21,197)は、
    (a)第1表面(31)と、
    (b)該第1表面(31)の反対側に配される第2表面(33)と、
    (c)前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設する第1端部(23)と、
    (d)該第1端部(23)の反対側に配されるとともに前記第1表面(31)と第2表面(33)の間に延設する第2端部(25)と、
    (e)前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設するとともに前記第1端部(23)と前記第2端部(25)の間に延設する第1側面(35)と、
    (f)該第1側面(35)の反対側に配され、前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設するとともに前記第1端部(23)と前記第2端部(25)の間に延設する第2側面(37)を備え、
    前記第1端部は、凸部(45)と凹部(47)が交互に連続してなる第1交互連続物を有し、
    前記第2構造(21,197)は、
    (g)第3表面(35)と、
    (h)該第3表面(35)の反対側に配される第4表面(37)と、
    (i)前記第3表面(35)と前記第4表面(37)の間に延設する第3端部(23)と、
    (j)前記第3端部(23)の反対側に配されるとともに前記第3表面(35)と前記第4表面(37)の間に延設する第4端部(25)と、
    (k)前記第3表面(35)と前記第4表面(37)の間に延設するとともに前記第3端部(23)と前記第4端部(25)の間に延設する第3側面(35)と、
    (l)前記第3側面(35)の反対側に配され、前記第3表面(35)と前記第4表面(37)の間に延設するとともに前記第3端部(23)と前記第4端部(25)の間に延設する第4側面(37)を備え、
    前記第3端部は、凸部(45)と凹部(47)が交互に連続してなる第2交互連続物を有し、
    前記凸部(45)と前記凹部(47)からなる第1交互連続物は、前記凸部(45)と前記凹部(47)からなる第2交互連続物と相補的であるとともに該第2交互連続物と噛合い、
    前記第1構造(21,197)の第1交互連続物と前記第2構造(21,197)の前記第2交互連続物を噛合わせて、第1構造(21,197)と第2構造(21,197)の結合体を形成し、該結合体を前記第1表面(31)、前記第2表面(33)、前記第3表面(35)及び前記第4表面(37)のうち少なくとも一方に対して平行に切断してなることを特徴とするスラット(91,171,205,255)。
  2. 第1及び第2表面(93、95)の内の少なくとも1つに貼着される装飾材(137、143、225、253)層から更になる請求項1記載のスラット(1、171、205、255)。
  3. 前記装飾材(137、143、225、253)に液体が用いられることを特徴とする請求項2記載のスラット(1、171、205、255)。
  4. 前記装飾材(137、143、225、253)が前記スラット(1、171、205、255)の前記第1表面(93)、前記第2表面(95)、第3及び第4表面の内の少なくとも1つに貼着される、前記材料からなる薄い層であることを特徴とする請求項2記載のスラット(1、171、205、255)。
  5. 前記第1表面(93)と前記第2表面(95)のうち少なくとも一方が、前記スラット(91、171、205、255)を切断分離して形成された切断面であることを特徴とする請求項1記載のスラット(91、171、205、255)。
  6. 前記第1構造(21、197)及び前記第2構造(21、197)それぞれが複数の凸部(45)及び複数の凹部(47)を有し、
    前記第1構造(21,197)及び前記第2構造それぞれの凸部(45)のうち少なくとも1つが、前記第1側面(93)、前記第2側面(95)、前記第3側面(97)及び前記第4側面(99)のうち少なくとも1つに隣接し、
    この隣接する凸部(45)が、前記第1構造(21,197)及び前記第2構造(21,197)の他の前記凸部(45)より広く形成されることを特徴とする請求項1記載のスラット(91、171、205、255)。
  7. 塗装層が、スラット(91、171、205、255)の前記第1側面(93)、前記第2側面(95)、前記第3側面(97)及び前記第4側面(93)の少なくとも1つに適用されることを特徴とする請求項4記載のスラット(91、171、205、255)。
  8. 前記装飾材(137,143,225,253)の層と前記第1表面と前記第2表面のうち少なくとも一方の間に被覆材層を更に備え、
    該被覆材が、前記装飾材(137、143、225、253)の層を通じて視認されるあらゆる欠陥を隠すことを特徴とする請求項2記載のスラット(91、171、205、255)。
  9. 前記装飾材の層を被覆する光沢層を更に備え、
    該光沢層が、前記スラット(91、171、205、255)の表面の仕上げに影響を与えることを特徴とする請求項2記載のスラット(91、171、205、255)。
  10. 前記第1構造(21、197)が、少なくとも2つの構造(183,185,187)を備え、
    該少なくとも2つの構造(183,185,187)は、互いに結合するとともに、少なくとも第1の境界面を備え、
    該第1の境界面が前記第1表面(93,95)と前記第2の表面(93,95)のうち少なくとも一方に延設することを特徴とする請求項1記載のスラット(91、171、205、255)。
  11. 前記第2構造(21,197)が更に、少なくとも2つの構造(183,185,187)を備え、
    該少なくとも2つの構造(183,185,187)は、互いに結合するとともに、少なくとも第2の境界面(191,193)を備え、
    該第2の境界面(191,193)が、前記第3表面及び前記第4表面のうち少なくとも一方に延設し、
    前記少なくとも第1の境界面(191,193)が前記少なくとも第2の境界面(191,193)と同一線上に存しないことを特徴とする請求項10記載のスラット(91、171、205、255)。
  12. 木製廃材からスラット(91,171,205,255)を製造する方法であって、
    該スラットは、第1板(21,197)と第2板(21,197)を備え、
    前記第1板(21,197)は、
    (a)第1表面(31)と、
    (b)該第1表面(31)の反対側に配される第2表面(33)と、
    (c)前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設する第1端部(23)と、
    (d)該第1端部(23)の反対側に配されるとともに前記第1表面(31)と第2表面(33)の間に延設する第2端部(25)と、
    (e)前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設するとともに前記第1端部(23)と前記第2端部(25)の間に延設する第1側面(35)と、
    (f)該第1側面(35)の反対側に配され、前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設するとともに前記第1端部(23)と前記第2端部(25)の間に延設する第2側面(37)を備え、
    前記第2板(21,197)は、
    (g)第3表面(35)と、
    (h)該第3表面(35)の反対側に配される第4表面(37)と、
    (i)前記第3表面(35)と前記第4表面(37)の間に延設する第3端部(23)と、
    (j)前記第3端部(23)の反対側に配されるとともに前記第3表面(35)と前記第4表面(37)の間に延設する第4端部(25)と、
    (k)前記第3表面(35)と前記第4表面(37)の間に延設するとともに前記第3端部(23)と前記第4端部(25)の間に延設する第3側面(35)と、
    (l)前記第3側面(35)の反対側に配され、前記第3表面(35)と前記第4表面(37)の間に延設するとともに前記第3端部(23)と前記第4端部(25)の間に延設する第4側面(37)を備え、
    前記方法は、前記第1端部(23)において、凸部(45)と凹部(47)が交互に連続してなる第1交互連続物を形成する段階と、
    前記第3端部(23)において、凸部(45)と凹部(47)が交互に連続してなるとともに、前記第1交互連続物と相補的な第2交互連続物を形成する段階と、
    前記第1交互連続物と前記第2交互連続物をかみ合わせた状態で前記第2板(21,197)の第3端部(23)と前記第1板(21,197)の第1端部(23)とを固定し、結合板を形成する段階と、
    前記第1表面と前記第2表面のうち少なくとも一方に対して平行に前記結合板を切断し、前記第1表面(31)と前記第2表面(33)のうち少なくとも一方を備えるスラット(91、171、205、255)を形成する段階からなることを特徴とする方法。
  13. 前記凸部(45)と凹部(47)の第1交互連続物のそれぞれの凸部が、近接する前記第1表面(31)から、近接する前記第2表面(33)に延設され、前記凸部(45)と凹部(47)の第2交互連続物のそれぞれの凸部が、近接する前記第3表面(31)から、近接する前記第4表面(33)に延設されることを特徴とする請求項12に記載のスラット(91、171、205、255)を形成する方法。
  14. 前記凸部(45)と凹部(47)の第1交互連続物のそれぞれの凹部が、近接する前記第1表面(31)から、近接する前記第2表面(33)に延設され、前記凸部(45)と凹部(47)の第2交互連続物のそれぞれの凹部が、近接する前記第3表面(31)から、近接する前記第4表面(33)に延設されることを特徴とする請求項12に記載のスラット(91、171、205、255)を形成する方法。
  15. 装飾材(137、143、225、253)を、前記第1及び第2表面(31、33)の内の少なくとも1つに設ける段階を更に含むことを特徴とする請求項12に記載のスラット(91、171、205、255)を形成する方法。
  16. 前記装飾材(137、143、225、253)に上塗り層を施す段階を更に含むことを特徴とする請求項15に記載のスラット(91、171、205、255)を形成する方法。
  17. 前記第1、第2、第3及び第4側面(35、37)の内の少なくとも1つに塗料の層を設ける段階を更に含むことを特徴とする請求項12に記載のスラット(91、171、205、255)を形成する方法。
  18. 前記第1境界面の境(191、193)が、接着剤が塗布された境界面(191、193)であることを特徴とする請求項10に記載のスラット(91、171、205、255)。
  19. 前記上塗り被覆材が、紫外線耐性ラッカーであることを特徴とする請求項9に記載のスラット(91、171、205、255)。
  20. 木製廃材を用いて、スラット(91,171,205,255)を構成するための方法であって、
    該方法は、前記スラット(91,171,205,255)の長手方向に延出する外側表面と、第1端面を有する第1端部と、第2端面を有する第2端部を備えるスラット(91,171,205,255)構材を形成する段階を備え、
    前記第1端部と前記第2端部は、前記外側表面により分割され、
    前記方法は、前記スラット(91,171,205,255)構材の前記外側表面に完全に横たわる柔軟で薄く塗布された被覆材(137,143,225,253)を塗布する段階を備え、
    前記被覆材(137,143,225,253)が前記スラット(91,171,205,255)構材の前記外側表面の形状を担い、
    該スラットは、第1板(21,197)と第2板(21,197)を備え、
    前記第1板(21,197)は、
    (a)第1表面(31)と、
    (b)該第1表面(31)の反対側に配される第2表面(33)と、
    (c)前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設する第1端部(23)と、
    (d)該第1端部(23)の反対側に配されるとともに前記第1表面(31)と第2表面(33)の間に延設する第2端部(25)と、
    (e)前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設するとともに前記第1端部(23)と前記第2端部(25)の間に延設する第1側面(35)と、
    (f)該第1側面(35)の反対側に配され、前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設するとともに前記第1端部(23)と前記第2端部(25)の間に延設する第2側面(37)を備え、
    前記第2板(21,197)は、
    (g)第3表面(35)と、
    (h)該第3表面(35)の反対側に配される第4表面(37)と、
    (i)前記第3表面(35)と前記第4表面(37)の間に延設する第3端部(23)と、
    (j)前記第3端部(23)の反対側に配されるとともに前記第3表面(35)と前記第4表面(37)の間に延設する第4端部(25)と、
    (k)前記第3表面(35)と前記第4表面(37)の間に延設するとともに前記第3端部(23)と前記第4端部(25)の間に延設する第3側面(35)と、
    (l)前記第3側面(35)の反対側に配され、前記第3表面(35)と前記第4表面(37)の間に延設するとともに前記第3端部(23)と前記第4端部(25)の間に延設する第4側面(37)を備え、
    前記スラット(91,171,205,255)を形成する段階が、前記第1端部(23)において、凸部(45)と凹部(47)が交互に連続してなる第1交互連続物を形成する段階と、
    前記第3端部(23)において、凸部(45)と凹部(47)が交互に連続してなるとともに、前記第1交互連続物と相補的な第2交互連続物を形成する段階と、
    前記第1交互連続物と前記第2交互連続物をかみ合わせた状態で前記第2板(21,197)の第3端部(23)と前記第1板(21,197)の第1端部(23)とを固定し、結合板を形成する段階と、
    前記第1表面と前記第2表面のうち少なくとも一方に対して平行に前記結合板を切断し、前記第1表面(31)と前記第2表面(33)のうち少なくとも一方を備えるスラット(91、171、205、255)を形成する段階からなり、
    該切断により形成された面が前記スラット(91,171,205,255)の前記外表面の一部をなすことを特徴とする方法。
  21. 前記塗布された被覆材が前記スラット(91,171,205,255)に接着されることを特徴とする請求項20記載のスラット(91,171、205,255)を形成する方法。
  22. 前記塗布された被覆材(137,143,225,253)が前記外側表面に被覆されることを特徴とする請求項20記載のスラット(91,171、205,255)を形成する方法。
  23. 前記塗布された被覆材(137,143,225,253)が、前記塗布された被覆材(137,143,225,253)の前記スラット(91,171,205,255)の前記外側表面への相対的な動きにより、前記スラット(91,171、205,255)へと動かされることを特徴とする請求項20記載のスラット(91,171、205,255)を形成する方法。
  24. 前記被覆材の材料に光沢の層を塗布する段階から更になる請求項20記載のスラット(91,171、205,255)を形成する方法。
  25. 前記第1及び第2端部表面の少なくともいずれか一方の面に塗装の層を塗布する段階を更に備えることを特徴とする請求項20記載のスラット(91,171、205,255)を形成する方法。
  26. 前記第1板(21,197)は、第3板(183,185,187)と第4板(183,185,187)の結合によって形成されており、
    前記第3板(183,185,187)は、
    (a)第1表面(31)と、
    (b)該第1表面(31)の反対側に配される第2表面(33)と、
    (c)前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設する第1端部(23)と、
    (d)該第1端部(23)の反対側に配されるとともに前記第1表面(31)と第2表面(33)の間に延設する第2端部(25)と、
    (e)前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設するとともに前記第1端部(23)と前記第2端部(25)の間に延設する第1側面(35)と、
    (f)該第1側面(35)の反対側に配され、前記第1表面(31)と前記第2表面( 33)の間に延設するとともに前記第1端部(23)と前記第2端部(25)の間に延設する第2側面(37)を備え、
    前記第4板(183,185,187)は、
    (g)第1表面(31)と、
    (h)該第1表面(31)の反対側に配される第2表面(33)と、
    (i)前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設する第1端部(23)と、
    (j)前記第1端部(23)の反対側に配されるとともに前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設する第2端部(25)と、
    (k)前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設するとともに前記第1端部(23)と前記第2端部(25)の間に延設する第1側面(35)と、
    (l)前記第1側面(35)の反対側に配され、前記第1表面(31)と前記第2表面(33)の間に延設するとともに前記第1端部(23)と前記第2端部(25)の間に延設する第2側面(37)を備え、
    前記第3板(21,197)の前記第1表面(35)と前記第2表面(37)のうち少なくとも一方が、前記第3板(21、197)の前記第1表面(35)と前記第2表面(37)のうち他方と結合し、前記第1板(21,197)を形成することを特徴とする請求項20記載のスラット(91,171、205,255)を形成する方法。
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