JP3948819B2 - Scooter type motorcycle body frame - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操向ハンドルとシートとの間に低床の足載部を備えたスクータ型自動二輪車の車体フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】
スクータ型の自動二輪車の車体フレームとして、従来、ヘッドパイプに1本のメインフレームを直接溶接接続し、該メインフレームを後方斜め下方に延長し、さらに略水平に後方に延長し、該後方延長部により低床の足載部を形成したものがある。
【0003】
ところで、上記スクータ型自動二輪車の車体フレームでは、ヘッドパイプとメインフレームとの接続部に大きな曲げモーメントが作用することから、該接続部の剛性を高めることが必要である。
【0004】
上記従来の車体フレームでは、上記接続部の剛性を高めるために、上記メインフレームをヘッドパイプに溶接により直接接続するとともに、該接続部にヘッドパイプ及びメインフレームの両方に渡る大きさの左,右一対の、あるいはさらに上,下一対の補強プレートを配置し、該補強プレートをヘッドパイプ及びメインフレームに溶接するといった構造が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで最近では、燃費向上を図るため等からスタータ型自動二輪車に限らず車両の軽量化の要請が強くなっている。しかし上記従来の車体フレームでは、剛性確保上、ヘッドパイプだけでなくメインフレームも相当厚肉のパイプ部材を採用し、しかも両者の接続部を補強プレートで覆う構造を採用しているので、特に該接続部の重量が大きくなり、この点が車体フレームを軽量化する場合のネックとなっている。
【0006】
また、上記従来の車体フレームは、メインフレームをヘッドパイプに直接溶接接続することを前提としているので、該メインフレームの傾斜角度等に関して設計上の自由度が低いという問題がある。即ち、メインフレームの傾斜角度をあまり急にすると、メインフレームとヘッドパイプとの溶接が困難になる。メインフレームの傾斜を急にしながら溶接性を確保するには、メインフレームの上端付近をヘッドパイプに対して垂直に近くなるように屈曲させる必要があるが、厚肉のメインフレームを小さい曲率で屈曲させるのは困難であり、結果的に設計上の自由度が低くなる。
【0007】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、車体フレームの軽量化を図ることができ、かつメインフレームの傾斜角度等の設計上の自由度を拡大できるスクータ型自動二輪車の車体フレームを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、操向ハンドルとシートとの間に低床の足載部を備えたスクータ型自動二輪車の車体フレームにおいて、メインフレームを車両後方斜め下方に延長し、さらに略水平後方に延長し、該メインフレームの左,右に配置された左,右のサブフレームを車両後方斜め下方に延長し、さらに略水平後方に延長し、上記メインフレームの後端部と上記左,右のサブフレームの後端部とを略同じ高さに位置させ、上記左,右のサブフレームの後端部に筒状の左,右のサイドガセットを介して該サブフレームと異なる径の左,右のサイドフレームを接続し、上記左,右のサイドガセットと上記メインフレームの後端部の三者を車幅方向に略直線状に延びるクロスパイプを介して接続し、該クロスパイプと左,右のサイドガセットとの接続部にエンジン懸架用ブラケットを上記クロスパイプとサイドガセットとの両者に渡るように接続したことを特徴としている。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1において、上記サイドガセットは、側面視大略L字形状をなし、該サイドガセットの一端,他端に上記サブフレーム,サイドフレームが接続され、屈曲部近傍に上記クロスパイプが接続されていることを特徴としている。また請求項3の発明は、請求項1において、上記サイドガセットは、横断面コ字形状にプレス成形された外側板と内側板とを突き合わせて接合した角筒体であって、該角筒体の、前端開口に上記サブフレームの後端部が嵌合挿入されて接続され、後端開口に上記サイドフレームの前端部が嵌合挿入されて接合されていることを特徴としている。
【0015】
【発明の作用効果】
請求項1の発明によれば、左,右のサブフレームの後端にサイドガセットを介して左,右のサイドフレームの前端を溶接接続したので、サイドガセットの前,後端開口の径を適宜設定することにより径の異なるサブフレームとサイドフレームを容易確実に溶接接続できる効果がある。
【0016】
また、左,右のサイドガセット同士をクロスパイプを介して溶接接続し、該クロスパイプにメインフレームの後端を溶接接続し、エンジン懸架用ブラケットを該クロスパイプとサイドガセットとの接続部に、かつ、該クロスパイプとサイドガセットとの両者に渡るように接続したので、エンジンユニットの支持剛性を向上できる効果がある。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の第1実施形態によるスクータ型自動二輪車の車体フレームを説明するための図であり、図1は該実施形態車体フレームを備えたスクータ型自動二輪車の左側面図、図2,図3は上記車体フレームの左側面図,平面図、図4はヘッドガセット回りの左側面図、図5は図4のV-V 線断面図、図6はサイドガセット回りの左側面図、図7は図6のVII-VII 線断面図、図8はメイン,サブ,サイドフレーム及びクロスパイプの接続部の平面図である。
【0018】
図において、1はスクータ型自動二輪車であり、これは車体フレーム2の前端のヘッドパイプ3によりフロントフォーク4を左右に操向自在に枢支し、該フロントフォーク4の下端で前輪5を軸支するとともに上端に操向ハンドル6を固着し、上記車体フレーム2の前後方向略中央部でエンジンユニット7を上下揺動自在に枢支し、該エンジンユニット7の後端で後輪8を軸支し、車体フレーム2の上部にシート9を搭載した概略構造を有している。そして上記フロントフォーク4及び車体フレーム2の周囲は車体カバー22により囲まれており、また上記シート9と操向ハンドル6との間に低床の足載部Fが形成されている。なお、9aの前席乗員の背もたれ、9bは後席乗員の背もたれであり、また9cは後席乗員の乗車姿勢を安定させるための把持部材である。
【0019】
上記車体フレーム2は、上記ヘッドパイプ3にヘッドガセット10を介して溶接接続された1本のメインフレーム11及び左,右2本のサブフレーム12,12と、該左,右のサブフレーム12,12の後端部にサイドガセット13,13を介して溶接接続された左,右のサイドフレーム14,14とを備えている。
【0020】
上記ヘッドガセット10は、横断面コ字形にプレス成形された左,右側板10a,10aを突き合わせて溶接接続してなり、縦長の角形断面で前,後端開口10b,10cを有するいわゆるモノコック状のものである。また上記左,右の側板10a,10a同士は内部に配置された補強プレート23を介して互いに接続されている。この補強プレート23は横断面コ字形のもので、その一辺23aは右側板10aの内面に溶接され、他辺23bは左側板10aのスリット10eの周縁に外側から溶接されている。
【0021】
上記ヘッドガセット10の前端開口10bは上記ヘッドパイプ3の外周形状に沿った形状になっており、該前端開口10bの周縁をヘッドパイプ3の外周面にに嵌合させて溶接されている。
【0022】
上記ヘッドガセット10の後端開口10cは上記メインフレーム11の前端部11aの形状に対応した形状になっており、該後端開口10cに上記前端部11aが嵌合挿入されて溶接接合されている。該メインフレーム11はヘッドガセット10の後端開口10cから後方斜め下方に延びる下方傾斜部11bと、該下方傾斜部11bの下端から略水平に後方に延びる水平部(後方延長部)11cとから構成されている。
【0023】
上記サブフレーム12の上端部を圧潰してフランジ状に前端部12aは上記ヘッドガセット10の側板10aの外面の上記補強プレート23に対向する部分に溶接接合されている。該サブフレーム12はヘッドガセット10の側板10aから後方斜め下方に延びる傾斜部12bと、該傾斜部12bの下端から略水平後方に延びる水平部(後方延長部)12cとから構成されている。
【0024】
上記左,右のサブフレーム12の傾斜部12b,12bはメインフレーム11の傾斜部11bより急傾斜になっており、該左,右2本の傾斜部12b,12bの間でかつ中央1本のメインフレーム11の下方傾斜部11bの前側の空間にラジエータ24が配設されている。なお24aは送風ファンであり、これは側面から見て上記傾斜部12bと11bとで形成される三角形空間に位置している。
【0025】
また上記左,右のサイドガセット13,13は、横断面略コ字形でかつ側面視大略L字形にプレス成形された外側板13a,内側板13bを突き合わせて溶接接合したいわゆるモノコック状の角筒体である。該サイドガセット13の前端開口13cに上記サブフレーム12の後端部12dが嵌合挿入されて溶接接続されており、また後端開口13dに上記サイドフレーム14の前端部14aが嵌合挿入されて溶接接続されている。
【0026】
上記左,右のサイドフレーム14は、上記サイドガセット13の後端開口13dから後方斜め上方に傾斜して延びる立ち上がり部(上方傾斜部)14bと、該立ち上がり部14bの上端から略水平に後方に延びる水平部14cとから構成されている。
【0027】
上記左,右のサイドガセット13,13同士はクロスパイプ15により溶接接合されている。このクロスパイプ15は円形の横断面形状を有し、その左,右端部15bはサイドガセット13の内側板13aの接続用穴内に嵌合挿入されて溶接固定されており、さらに該サイドガセット13とクロスパイプ15の左,右端部15bとは補強部材15aを介して溶接固定されている。なお、25はサイドスタンドを取り付けるためのブラケットである。
【0028】
また上記左,右のサブフレーム12の水平部12c,12cと中央のメインフレーム11の水平部11cとはその下面が略一致するように高さが設定されており、メインフレーム11の後端部11dは上記クロスパイプ15の大きさに合わせて成形され、該クロスパイプ15の車幅方向中央部に溶接接合されている。
【0029】
また上記左,右のサイドガセット13,13の下面及び上記クロスパイプ15の左,右端部15bの下面に渡るように左,右のエンジン懸架用ブラケット16,16が溶接固定されている。該エンジン懸架用ブラケット16,16により上記エンジンユニット7のピボット部7aが枢支されている。
【0030】
上記1本のメインフレーム11の下方傾斜部11bと上記左,右2本のサイドフレーム14,14の左,右の立ち上がり部14b,14bとはテンションパイプ17,17により互いに溶接接合されている。該両テンションパイプ17,17の前端部17a,17aは共通の前側ブラケット18に溶接固定され、該前側ブラケット18が上記メインフレーム11の傾斜部11bの途中部分に溶接固定されている。また上記左,右のテンションパイプ17,17の後端部17b,17bはそれぞれ後側ブラケット19,19に溶接固定され、該後側ブラケット19が上記立ち上がり部14bに溶接固定されている。
【0031】
そして上記左,右のテンションパイプ17,17には、門型で板金製のシートステー20が架け渡されて溶接接合されている。このシートステー20の車幅方向中央部の上面にはヒンジブラケット21が設けられており、該ヒンジブラケット21により上記シート9の前端に固定されたヒンジを軸支している。
【0032】
上記左,右のサブフレーム12の傾斜部12b及び水平部12cにはフートブラケット12eが溶接固着されており、該フートブラケット12eにより上記車体カバー22のフートボード部22bが支持されている。
【0033】
また上記左,右のサイドフレーム14,14の水平部14c,14cの前,後方向略中央部分同士はクロスパイプ29により溶接接合されており、さらに水平部14c,14cの後端部同士は、上記シート9の後端部を支持するとともに、ロック機構が配設された門型のシート受けブラケット30により溶接接合されている。
【0034】
さらにまた上記左,右の水平部14c,14cの後部にはスタンディングハンドル31が該水平部14cと平面視で略並行に配設されている。このスタンディングハンドル31を、上記車体カバー22のシート下部を覆うサイドカバー部22aに形成された穴から手を挿入して把持し上方に引き上げて車両をメインスタンドで起立させるようになっている。
【0035】
上記左,右のサイドフレーム14,14の立ち上がり部14b,14b間から水平部14c,14c間にかけて燃料タンク26が搭載され、該水平部14c,14c間の後部にヘルメットH等を収納可能の収納ボックス27が搭載されており、さらに該収納ボックス27と上記燃料タンク26との間にバッテリ28が搭載されている。上記収納ボックス27は、上記スタンディングハンドル31の車体取り付けフランジ部31aに形成されたボルト穴31b,上記シート受けブラケット30の上辺部30aに形成されたボルト穴30bを利用して車体フレームに固定されている。
【0036】
本実施形態の車体フレーム2では、ヘッドパイプ3に板金製でモノコック状のヘッドガセット10の前端開口10dを溶接固着し、該ヘッドガセット10の後端開口10eにメインフレームの前端部11aを溶接固着し、該ヘッドガセット10の左,右側板10a,10bに左,右のサブフレーム12,12の前端12a,12aを溶接固着したので、一般に厚肉で大重量のメインフレーム11が略ヘッドガセット10の長さ分だけ短くて済み、それだけ軽量化を図ることができる。
【0037】
また、上記ヘッドガセット10は横断面で見て縦長に、つまりヘッドパイプ3とメインフレーム11の接続部に作用する曲げモーメントの方向(上下方向)に対して縦長となっており、該方向の断面係数が大きくなり、そのため車体フレーム2において最も大きな曲げモーメントが作用するヘッドパイプとメインフレームとの接続部に必要な剛性を容易確実に確保できる。また本実施形態では、ヘッドガセット10内に補強プレート23を配設し溶接固定したので、左,右側板10a,10aが内方に変形することがなく、この点からも剛性を確保できる。
【0038】
また本実施形態では、メインフレーム11及びサブフレーム12をヘッドガセット10を介してヘッドパイプ3に接合したので、メインフレーム及びサブフレームをヘッドパイプに直接接合するようにした従来構造に比較して、メインフレーム,サブフレームの傾斜角度の自由度が高い。即ち、従来のヘッドパイプにメインフレーム等を直接接合する構造の場合には、傾斜角度を急にするほどヘッドパイプとの接合が困難となったり、あるいはラジエータ等との干渉の問題が発生し易い。本実施形態の場合には、メインフレームの傾斜角度をより急にすることもヘッドガセットの形状を適宜設定することにより支障なく実現できる。
【0039】
またメインフレーム11及びサブフレーム12をヘッドガセット10を介してヘッドパイプ3に接合するようにしたので、必要な溶接長さを短縮でき、生産性が向上する。即ち、メインフレーム及びサブフレームをヘッドパイプに直接接合するようにした場合は、剛性確保の観点から補強プレートが必須であり、結果的に必要な溶接長さが長くなる。
【0040】
さらにまた本実施形態では、左,右のサブフレーム12の後端部12dにサイドガセット13を介して左,右のサイドフレーム14の前端14aを溶接接合したので、サイドガセット13の前,後端開口13b,13cの径を適宜設定することにより径の異なるサブフレーム12とサイドフレーム14を容易に溶接接合できる。
【0041】
また、左,右のサイドガセット13,13同士をクロスパイプ15を介して溶接接合し、該クロスパイプ15にメインフレーム11の後端11dを溶接接合し、該クロスパイプ15とサイドガセット13との接続部にエンジン懸架用ブラケット を溶接接合したので、エンジンユニット7の支持剛性を高めることができる。
【0042】
メインフレーム11の下方傾斜部11bの途中と左,右のサイドフレーム14,14の立ち上がり部14b,14bの途中とを左,右一対のテンションパイプ17,17で溶接接合し、さらに該左,右のテンションパイプ17,17をシートステー20で接合したので、車体フレーム2全体の剛性を大幅に高めることが可能となり、車体の捩じれ感を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の車体フレームを備えたスクータ型自動二輪車の左側面図である。
【図2】上記車体フレームの側面左側面図である。
【図3】上記車体フレームの平面図である。
【図4】上記車体フレームのヘッドガセット部分の左側面図である。
【図5】上記車体フレームのヘッドガセット部分の断面背面図(図4のV-V 線断面図) である。
【図6】上記車体フレームのサイドガセット部分の左側面図である。
【図7】上記車体フレームのサイドガセット,クロスパイプ部分の断面背面図(図6のVII-VII 線断面図)である。
【図8】上記車体フレームのメイン,サブ,サイドフレーム及びクロスパイプの接続部の平面図である。
【符号の説明】
1 スクータ型自動二輪車
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
6 操向ハンドル
9 シート
10 ヘッドガセット
10a,10a 左,右側板(左,右側面)
10b 前端開口
10c 後端開口
11 メインフレーム
11a メインフレームの前端部
12 サブフレーム
12a サブフレームの前端部
13 サイドガセット
14 サイドフレーム
15 クロスパイプ
16 エンジン懸架用ブラケット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a body frame of a scooter type motorcycle having a low floor footrest between a steering handle and a seat.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a body frame of a scooter type motorcycle, one main frame is directly welded to a head pipe, the main frame is extended obliquely rearward and downward, and further extended rearward substantially horizontally. In some cases, a footrest portion with a low floor is formed.
[0003]
By the way, in the body frame of the scooter type motorcycle, since a large bending moment acts on the connection portion between the head pipe and the main frame, it is necessary to increase the rigidity of the connection portion.
[0004]
In the conventional vehicle body frame, in order to increase the rigidity of the connection portion, the main frame is directly connected to the head pipe by welding, and the connection portion has a left and right size extending over both the head pipe and the main frame. A structure is adopted in which a pair of reinforcing plates, or a pair of upper and lower reinforcing plates, are arranged and the reinforcing plates are welded to the head pipe and the main frame.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, recently, in order to improve fuel consumption, there is an increasing demand for weight reduction of vehicles, not limited to starter type motorcycles. However, in order to ensure rigidity, the above-described conventional vehicle body frame employs a structure in which not only the head pipe but also the main frame employs a considerably thick pipe member, and a structure in which both connecting portions are covered with a reinforcing plate. The weight of the connecting portion increases, and this point becomes a bottleneck in reducing the weight of the body frame.
[0006]
Further, since the above-described conventional vehicle body frame is premised on the main frame being directly welded to the head pipe, there is a problem that the degree of freedom in design is low with respect to the inclination angle of the main frame. That is, if the inclination angle of the main frame is too steep, it becomes difficult to weld the main frame and the head pipe. In order to ensure weldability while steeply tilting the main frame, it is necessary to bend the upper end of the main frame so that it is close to the head pipe, but the thick main frame is bent with a small curvature. As a result, the degree of freedom in design is low.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and can provide a vehicle body for a scooter type motorcycle that can reduce the weight of the vehicle body frame and can increase the degree of design freedom such as the inclination angle of the main frame. The challenge is to provide a frame.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, in a vehicle body frame of a scooter type motorcycle having a low-floor footrest between a steering handle and a seat, the main frame is extended obliquely downward rearward of the vehicle, and further substantially horizontally rearward. Extend the left and right sub-frames located on the left and right of the main frame obliquely downward and rearward of the vehicle, and extend substantially horizontally rearward. The rear end of the main frame and the left and right The rear end of the sub-frame is positioned at substantially the same height, and the left and right of the left and right sub-frames have different diameters through the cylindrical left and right side gussets at the rear end of the left and right sub-frame. The left and right side gussets and the rear end of the main frame are connected via a cross pipe that extends substantially linearly in the vehicle width direction. Side gusset connection The bracket engine suspension is characterized in that connected to span in both the above cross pipe and the side gussets.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the side gusset is generally L-shaped in a side view, the subframe and the side frame are connected to one end and the other end of the side gusset, and the side gusset is in the vicinity of a bent portion. A cross pipe is connected. The invention according to
[0015]
[Effects of the invention]
According to the first aspect of the present invention, since the front ends of the left and right side frames are welded to the rear ends of the left and right subframes via the side gussets, the diameters of the front and rear end openings of the side gussets are appropriately set. By setting, there is an effect that the sub-frame and the side frame having different diameters can be easily and securely connected.
[0016]
Also, the left and right side gussets are welded together via a cross pipe, the rear end of the main frame is welded to the cross pipe, and the engine suspension bracket is connected to the connection portion between the cross pipe and the side gusset . And since it connected so that it might cross over both this cross pipe and a side gusset, there exists an effect which can improve the support rigidity of an engine unit.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
1 to 8 are views for explaining a body frame of a scooter type motorcycle according to a first embodiment of the present invention, and FIG. 1 is a left side view of the scooter type motorcycle provided with the body frame of the embodiment. 2 and 3 are a left side view and a plan view of the body frame, FIG. 4 is a left side view around the head gusset, FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line VV in FIG. 4, and FIG. 7 is a cross-sectional view taken along the line VII-VII of FIG. 6, and FIG. 8 is a plan view of the connecting portion of the main, sub, side frame, and cross pipe.
[0018]
In the figure, reference numeral 1 denotes a scooter type motorcycle, which pivotally supports a front fork 4 so as to be steerable left and right by a
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
The front end opening 10b of the
[0022]
The rear end opening 10c of the
[0023]
The upper end portion of the
[0024]
The
[0025]
Further, the left and
[0026]
The left and right side frames 14 have a rising portion (upward inclined portion) 14b extending obliquely rearward and upward from the rear end opening 13d of the
[0027]
The left and
[0028]
Further, the
[0029]
The left and right
[0030]
The downward
[0031]
The left and
[0032]
A
[0033]
Further, the front and rear center portions of the left and right side frames 14 and 14 are welded together by a
[0034]
Furthermore, a standing
[0035]
A
[0036]
In the
[0037]
The
[0038]
In this embodiment, since the
[0039]
Further, since the
[0040]
Furthermore, in this embodiment, since the front ends 14a of the left and right side frames 14 are welded to the
[0041]
Further, the left and
[0042]
The middle of the lower
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a left side view of a scooter type motorcycle including a body frame according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a left side view of the vehicle body frame.
FIG. 3 is a plan view of the body frame.
FIG. 4 is a left side view of a head gusset portion of the vehicle body frame.
FIG. 5 is a cross-sectional rear view (cross-sectional view taken along the line VV in FIG. 4) of the head gusset portion of the vehicle body frame.
FIG. 6 is a left side view of a side gusset portion of the vehicle body frame.
7 is a sectional rear view (sectional view taken along line VII-VII in FIG. 6) of a side gusset and a cross pipe portion of the vehicle body frame.
FIG. 8 is a plan view of a connection portion between the main, sub, side frame, and cross pipe of the body frame.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
10b
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