JP3948408B2 - Print control apparatus and program - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷媒体をその長手方向に搬送しつつこれに印刷を施すことが可能であると共に、印刷位置よりも下流側において印刷媒体をカッターでカットすることが可能な印刷装置を制御するために用いられる印刷制御装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷媒体をその長手方向に搬送しつつこれに印刷を施すことが可能であると共に、印刷位置よりも下流側において印刷媒体をカッターでカットすることが可能な印刷装置を制御するために用いられる印刷制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。下記特許文献1に記載された印刷制御装置は、印字装置に組み込まれて構成されるものであって、テープ(印刷媒体)における印字が行われる位置に対する切断位置を入力する切断位置入力手段と、入力した切断位置がテープ切断実行位置に達するようにテープ送り機構にテープ送りを行わせる切断実行位置テープ送り手段とを備えるものである。これにより、下記特許文献1に記載のように、サーマルヘッドによる印字開始位置とテープ切断実行位置との間隔の値に応じて判断が行われ、印字の前端と前切断端との間隔長さである前カット長さが所望の値でテープカットが行われるように制御される。また、印字の後端と後切断端との間隔長さである後カット長さも所望の値でテープカットが行われるように制御される。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−122660号公報(第3−4頁、第5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、サーマルヘッドによる印字開始位置(印刷位置)とテープ切断実行位置(カット位置)との間隔(以下、「ヘッド・カッター間距離」という)が制約となるため、前カット長さとしてヘッド・カッター間距離より大きい値が設定されていない限り、必ず、無駄な余白部分を除去するテープカット処理が必要となる。即ち、無駄なテープ消費が発生してしまう。また、通常のラベルテープ作成作業において、ヘッド・カッター間距離よりも大きい前カット長さを設定する要求は、実際上少なく、無駄なテープ消費(無駄な印刷媒体の消費)が頻繁に発生してしまうという問題がある。
【0005】
図13は、無駄なテープ消費が発生する場合を例示して説明するフロー図である。まず文字列「A」が印字されたラベルテープを作成し、続いて文字列「BC」が印字されたラベルテープを作成する場合を例にとり説明する。図13(a)に示すように、文字列「A」を印字しながら矢印方向に搬送する際には、印刷位置X1とカット位置X2との間の間隔であるヘッド・カッター間距離分だけテープに余白が発生している。そして、文字列「A」のラベルにおける前述の前カット長さが、ヘッド・カッター間距離よりも小さいような場合は、文字列「A」の印字が終了すると、図13(b)に示すように、文字列「A」の前に存在していた無駄な余白部分W1が除去される。さらに、次の文字列「BC」を印字する場合、また文字列「BC」のラベルにおける前カット長さがヘッド・カッター間距離よりも小さいと、図13(c)に示す無駄な余白部分W2が除去されることになる。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ヘッド・カッター間距離よりも小さな余白のラベルを作成する場合であっても、無駄な印刷媒体の消費が発生することを防止することができる印刷制御装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の印刷制御装置は、印刷媒体をその長手方向に搬送しつつこれに印刷を施すことが可能であると共に、印刷ヘッドによる印刷位置よりも下流側において印刷媒体をカッターでカットすることが可能な印刷装置を制御するために用いられる印刷制御装置であって、印刷データを記憶するための印刷データ記憶手段と、印刷動作の途中で印刷媒体がカットされる位置を予約カット位置として記憶するための予約カット位置記憶手段と、前記予約カット位置においてカットされたときの前記印刷媒体の長さが前記印刷位置と前記カッターとの間の距離よりも短くなる場合に、印刷動作の途中で、前記予約カット位置記憶手段に記憶された印刷媒体の予約カット位置が前記カッターによる印刷媒体のカット位置と一致したときに、印刷媒体がカットされるまで印刷媒体の印刷動作及び印刷媒体の下流側への搬送を停止する印刷搬送制御手段と、を備えていることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の印刷制御装置は、請求項1において、前記予約カット位置記憶手段は、印刷媒体がフルカットされる位置である予約フルカット位置と、印刷媒体がハーフカットされる位置である予約ハーフカット位置とを記憶することを特徴とする。
【0009】
請求項3又は4に記載のプログラムは、コンピュータを請求項1又は2に記載のようなテープ印刷制御装置として機能させることが可能なプログラムであり、請求項1又は2とそれぞれ同様の作用効果を奏する。なお、請求項3又は4のそれぞれに記載されているプログラムは、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、FD(Flexible Disk)、MO(Magneto-Optic)などのリムーバブル型記録媒体やハードディスクなどの固定型記録媒体に記録して配布可能である他、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどの通信ネットワークを介しても配布可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態においては、印刷媒体としてのテープ(テープ状印刷媒体)に対して印刷を施すテープ印刷装置(印刷装置)を制御するために用いられるテープ印刷制御装置(印刷制御装置)の場合を例にとって説明する。なお、本発明の適用は、印刷媒体がテープであるテープ印刷装置のテープ印刷制御装置の場合に限られるものではない。印刷媒体をその長手方向に搬送しつつこれに印刷を施すことが可能であるとともに、印刷位置よりも下流側においてテープ印刷媒体をカッターでカットすることが可能な印刷装置を制御するために用いられる印刷制御装置であれば、本発明を広く適用することができる。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態に係るテープ印刷制御装置(印刷制御装置)1がテープ印刷装置(印刷装置)10に組み込まれている状態を示す機能ブロック図であり、図2は、テープ印刷装置10の外観図である。図2に示すように、テープ印刷装置10は、その上面に文字キーや制御キー等の多数のキーを含むキーボード11と、ラベルの編集作業等を行う際に参照するラベルのイメージ等を表示するディスプレイ12とを備えている。このテープ印刷装置10は、内部に、テープ印刷制御装置1、テープ駆動印刷機構、テープ切断用のカッター等を備えており、装着されたテープカセットからテープ(印刷媒体)を引き出してこれに所定の印刷を行うとともに、カッターで切断して排出口13から排出するようになっている。
【0012】
図3は、テープ印刷装置10の内部に装着されたテープカセット14とテープ印刷駆動機構15とカッター16とを示したものである。テープカセット14は、カセットケース17と、透明テープロール19と、インクリボンロール21と、接着テープロール23とを備えている。透明テープロール19には、透明テープ19Aが巻装され、インクリボンロール21にはインクリボン21Aが巻装され、接着テープロール23には接着テープ23Aが巻装されている。各テープ(19A、21A、23A)は、カセットケース17内を送られ、テープ印刷駆動機構15によって印字後、テープ(ラベルテープ)25とされてテープカセット14から排出される。
【0013】
テープ印刷駆動機構は、図3に示すように、サーマルヘッド27と、プラテン29と、テープ送りローラ31と、補助ローラ33とを備えている。テープ印刷駆動機構15は、テープ送りローラ31と、補助ローラ33とによって透明テープ19Aと接着テープ23Aとの接着を行うとともに、この接着によって作成されたテープ25を搬送する。テープ印刷駆動機構15は、プラテン29によって透明テープ19Aとインクリボン21Aとをサーマルヘッド27に押圧するとともに、サーマルヘッド27に通電することによってインクリボン21Aのインクを透明テープ19Aに熱溶融転写する。テープカセット14からテープ25が排出される近傍には、テープ25をカットするためのカッター16が配設されている。
【0014】
このように、テープ印刷装置10においては、テープ(印刷媒体)をその長手方向に搬送しつつこれに印刷を施すことが可能であるとともに、サーマルヘッド27による印刷開始位置である印刷位置X1よりも下流側のカット位置X2においてテープ(印刷媒体)を幅方向に沿ってカッター16でカットすることが可能なものである。
【0015】
また、図4は、テープ印刷装置10のハードウェア構成を例示したブロック図である。テープ印刷装置10は、本実施形態に係るテープ印刷制御装置1と、操作部11と、表示部12と、印刷部15と、カッター16とを備えている。操作部11は、キーボード11によって構成されており、これをユーザが操作することによって文字列等のデータや各種設定等が入力される。表示部12は、ディスプレイ12によって構成されており、テープ印刷制御装置1での処理に従って、ユーザが編集中のデータ等が適宜表示される。印刷部15は、テープ駆動印刷機構15によって構成されており、テープ印刷制御装置1での処理に従って、テープに対して所定の印刷処理等を行う。カッター16は、テープ25における透明テープ19の部分のみをカットするハーフカット処理と、テープ25を全てカットするフルカット処理とを選択的に行うものであり、テープ印刷制御装置1での処理に従って、テープに対して所定位置で、フルカットまたはハーフカットを行う。
【0016】
テープ印刷制御装置1は、テープ印刷装置10内に組み込まれており、CPU(Central Processing Unit)35、RAM(Random Access Memory)36、ROM(Read Only Memory)37、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)38、インターフェイス(I/F)39を備えている。テープ印刷制御装置1の各要素は、バス40を介して相互に接続されている。
【0017】
ROM37は、読み出し専用の記憶装置であって、テープ印刷制御装置1の動作を制御するために用いられる各種プログラムが格納されている。EEPROM38は、読み出し・書き込み可能な不揮発性記憶装置であって、コンピュータをテープ印刷制御装置1として機能させるためのプログラム(このプログラムは、CD−ROM、FD、MOなどのリムーバブル型記録媒体に記録しておくこと等により、任意のコンピュータにインストールすることが可能である)を含む各種ソフトウェアが格納されている。また、EEPROM38には、編集中の各種データ等も格納される。CPU35は、操作部11によって入力された信号や、ROM37、EEPROM38、RAM36内の各種プログラムやデータに基づいて各種演算及び処理を行う。そして、インターフェイス39を介して操作部11、表示部12、印刷部15、カッター16とのデータの授受を行う。RAM36は、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置であって、CPU35での各種演算結果等が記憶される。インターフェイス39は、操作部11、表示部12、印刷部14、カッター16と、テープ印刷制御装置1との間の通信を可能にするものである。これらハードウェア及びソフトウェアが組み合わされることによって、後述の各部(11、15、16、41〜44)が、テープ印刷制御装置1内に構築されている(図1参照)。
【0018】
再び、図1に戻り、テープ印刷制御装置1の構成について詳しく説明する。テープ印刷制御装置1は、印刷データ記憶部(印刷データ記憶手段)41と、予約カット位置記憶部(予約カット位置記憶手段)42と、印刷搬送制御部(印刷搬送制御手段)43と、トリガ発生部(トリガ発生手段)44と、を備えている。なお、本実施形態においては、印刷データ記憶部41及び予約カット位置記憶部42は、RAM36、EEPROM38によって構成され、印刷搬送制御部43及びトリガ発生部44は、CPU35によって実現される。
【0019】
印刷データ記憶部41は、操作部11を介してユーザによって入力された文字列等の印刷データを記憶する。なお、ユーザが複数のラベルテープを作成したい場合であっても、ユーザは、複数のラベルテープにわたって印刷される対象となる文字列等を続けて入力することができ、複数のラベルテープにわたって印刷されることになる文字列等が、印刷データ記憶部41に記憶される。
【0020】
予約カット位置記憶部42は、印刷動作の途中で(例えば、印刷される文字列等の途中や印刷中のテープ送り動作の途中で)テープがカットされる位置を予約カット位置として記憶する。即ち、ユーザが文字列等を編集中に、文字列等の途中でカットしたい位置を指定して、当該位置にてカットする設定を入力する。予約カット位置の設定は、例えば、テープ印刷制御装置1によって表示部12に表示するように制御された予約カット設定用のグラフィカルユーザインターフェイス画面(以下、「設定画面」という)を介して行われる。即ち、ユーザは、当該設定画面で編集中の文字列等を確認しながら、カットしたい位置にカーソルを移動させて、カットコマンドを入力することで、予約カット位置の設定が行われる。なお、本実施形態の予約カット位置記憶部42においては、文字列等の途中だけでなく、文字列の前後端についても予約カット位置の設定を行えるようになっている。
【0021】
また、予約カット位置記憶部42においては、テープがフルカットされる位置である予約フルカット位置と、テープがハーフカットされる位置である予約ハーフカット位置とが記憶される。即ち、ユーザが、文字列等の途中の所定の位置にてカットコマンドを入力して予約カット位置を設定する際、当該位置にてフルカットしたい場合はフルカットコマンドを、当該位置にハーフカットしたい場合はハーフカットコマンドをそれぞれ入力することで、予約フルカット位置又は予約ハーフカット位置が記憶される(当該予約カット位置が、予約フルカット位置であるか予約ハーフカット位置であるかを設定するカット種類に関する情報(カット種類情報)と対応付けられて記憶される)。
【0022】
トリガ発生部44は、テープに対する印刷トリガ信号を発生する。即ち、ユーザが、テープ印刷装置10に対して印刷を開始させるための印刷コマンドを操作部11を介して入力すると、この操作に基づいて、トリガ発生部44は、印刷トリガ信号を発生させる。なお、この印刷トリガ信号に基づいて、後述の印刷搬送制御部43が、テープに対する印刷搬送処理を開始する。
【0023】
印刷搬送制御部43は、トリガ発生部44が印刷トリガ信号を発生した後に、テープが下流側へと搬送されつつ印刷データ記憶部41に記憶されている印刷データに基づいてテープに対して印刷が施されるようにする。そして、印刷動作の途中で(例えば、文字列等の印刷の途中で)予約カット位置記憶部に記憶されたテープの予約カット位置がカッター16によるテープのカット位置X2(図3参照)と一致したときに、テープがカットされるまでテープへの印刷動作及びテープの下流側への搬送を停止する。また、当該予約カット位置がカッター16によるカット位置X2と一致したときは、上記のように印刷搬送処理を停止するとともに、テープがカットされるようにカッター16を駆動する制御を行う。なお、印刷搬送制御部43の制御に基づいてカッター16によるカット処理が行われる場合、カット位置記憶部42に記憶されたカット種類情報(当該予約カット位置が、予約フルカット位置であるか予約ハーフカット位置であるかに関する設定情報)に応じて、フルカット処理またはハーフカット処理が行われる。
【0024】
図5は、テープ印刷制御装置1の制御に基づいてテープ印刷装置10がテープに対して印刷・搬送・カットの各処理を行う様子を順次例示する模式図である。図5においては、ユーザが文字列「A」のラベルテープと文字列「BC」のラベルテープとを作成する場合を例示しており、予約カット位置として3箇所に予約フルカット位置(a、b、c)が設定されている(図5(a)参照)。
【0025】
まず、印刷トリガ信号が発生すると、図5(a)に示すように、印刷搬送制御部43による制御に基づいて、テープT1が矢印方向に搬送されるとともに、印刷位置X1で文字列「A」の印刷が行われる(文字列「BC」はまだ印刷されていない)。そして、文字列「A」の印刷が終了すると、図5(b)に示すように、印刷位置X1にて次の文字列「BC」の印刷が行われる。このとき、予約フルカット位置aがカット位置X2に一致すると(到達すると)、印刷動作の途中でテープT1に対する印刷及び搬送処理を停止して、カッター16によるフルカットが行われる。なお、カット処理が行われると、当該予約カット位置は解除される(予約カット位置記憶部42における当該カット処理が終了した予約カット位置に関する記憶内容が消去される)。
【0026】
予約カット位置aでのフルカットが終了すると、図5(c)に示すように、テープT1に対する印刷及び搬送処理が再開され、文字列「BC」の印刷が最後まで行われる。
【0027】
このように、テープ印刷制御装置1によってテープ印刷装置10が制御されることで、予約カット位置に応じて、印刷動作の状態とは関係なくカット動作が行われることになり、連続的に印刷処理する場合に印刷されていない部分の無駄なテープ送りが発生することを防止できる(文字列「A」と文字列「BC」との間で無駄なテープ消費が発生しない)。したがって、ヘッド・カッター間距離よりも小さな余白のラベルテープを作成する場合であっても、無駄なテープ消費が発生することを防止できる。
【0028】
なお、最後の文字列「BC」が印刷された後のテープT1の搬送については、ユーザの操作に基づいて、種々の設定とすることができる。例えば、(1)次の文字列等の印刷が行われた場合にのみ(次の印刷トリガ信号が発生した場合のみ)搬送する設定、(2)次に印刷される文字列等が設定されていなくても、予約カット位置cがカット位置X2に達するまで搬送し、予約カット位置cがカット位置X2に達するとカット処理を行う設定、など種々の設定とすることができる。なお、次の印刷トリガ信号が発生するまで搬送されないものとする設定の場合、まだカットされていない予約カット位置についての記憶内容は、そのまま解除されずに保持される。
【0029】
図6は、テープ印刷制御装置1の制御に基づいてテープ印刷装置10がテープに対して印刷・搬送・カットの各処理を行う様子を順次例示する模式図であって、テープ長手方向に短い間隔で予約カット位置が設定されている場合を示すものである。即ち、図6においては、ユーザが文字列「A」、「B」、「C」、「D」、「E」の各一文字が印刷されるラベルテープをそれぞれ作成する場合を例示しており、予約カット位置として6箇所に予約フルカット位置(d、e、f、g、h、i)が設定されている(図6(a)参照)。
【0030】
まず、印刷トリガ信号が発生すると、図6(a)に示すように、印刷搬送制御部43による制御に基づいて、テープT2の矢印方向への搬送が開始される。そして、図6(b)に示すように、テープT2を搬送するとともに、各文字列「A」、「B」、「C」、「D」の印刷処理が印刷位置X1にて順次行われていく。また、このとき、予約フルカット位置がカット位置X2に達する度に、一旦印刷及び搬送が停止されて、図6(b)に示す予約フルカット位置d、eのようにフルカット処理が行われる。なお、各フルカット処理が終了すると、その度に印刷搬送処理が再開される。また、カット処理が行われる度に、当該予約カット位置の記憶は解除される。
【0031】
図6(c)に示すように、全ての文字列の印刷が終了した場合の処理については、図5の例の場合と同様に、ユーザの操作に基づいて、種々の設定とすることができる。即ち、(1)次の文字列等の印刷が行われた場合にのみ(次の印刷トリガ信号が発生した場合のみ)搬送する設定、(2)次に印刷される文字列等が設定されていなくても、予約カット位置iがカット位置X2に達するまで搬送し、予約カット位置g、h、iがそれぞれカット位置X2に達する度にカット処理を行う設定、など種々の設定とすることができる。なお、次の印刷トリガ信号が発生するまで搬送されないものとする設定の場合、まだカットされていない予約カット位置についての記憶内容は、そのまま解除されずに保持される点も図5の例の場合と同様である。
【0032】
図6の例で説明したように、テープ印刷制御装置1によってテープ印刷装置10が制御されることで、隣り合う予約カット位置の間隔が短いような場合であっても連続して処理できるため、テープ長手方向に短くカットされたラベルをテープの無駄なく連続して作成できる。
【0033】
図7は、テープ印刷制御装置1の制御に基づいてテープ印刷装置10がテープに対して印刷・搬送・カットの各処理を行う様子を順次例示する模式図であって、予約フルカット位置と予約ハーフカット位置とが混在して設定されている場合を示すものである。即ち、図7においては、ユーザが文字列「A」、「BC」、「DE」の各文字列が印刷されるラベルテープをそれぞれ作成する場合を例示しており、4箇所に予約カット位置として、予約フルカット位置(j、l)、予約ハーフカット位置(k、m)がそれぞれ設定されている(図7(a)参照)。
【0034】
まず、印刷トリガ信号が発生すると、図7(a)に示すように、印刷搬送制御部43による制御に基づいて、テープT3が矢印方向に搬送されるとともに、印刷位置X1で文字列「A」の印刷が行われる(図7(a)では、文字列「BC」及び「DE」はまだ印刷されていない)。文字列「A」の印刷が終了すると、図6(b)に示すように、順次、文字列「BC」及び「DE」の印刷も行われていく。このとき、予約フルカット位置jがカット位置X2に達すると、その時点で一旦印刷搬送処理が停止され、フルカットが行われる。当該フルカッ処理終了後、印刷搬送処理を再開し、次の予約ハーフカット位置kがカット位置X2に達すると、また印刷搬送処理が停止され、ハーフカットが行われる。当該ハーフカット処理終了後、また印刷搬送処理を再開し、次の予約フルカット位置lがカット位置X2に達すると、印刷搬送処理を停止し、フルカットが行われる。当該フルカット処理が終了すると、印刷搬送処理が再開される。なお、その他の処理に関しては、図5及び図6の例で説明した場合と同様に処理される。
【0035】
図7の例で説明したように、テープ印刷制御装置1によってテープ印刷装置10が制御されることで、カット動作の種類がフルカットであるかハーフカットであるかによらず、無駄なテープ消費が発生することを防止できる。
【0036】
次に、テープ印刷制御装置1による処理の手順について、図8〜図12のフローチャートを参照しながら説明する。図8は、テープ印刷制御装置1における処理のメインフローの一例を示したものである。テープ印刷装置10を立ち上げることで、テープ印刷制御装置1も立ち上がり、まず、ステップ101(以下、「S101」と略す。他のステップも同様)にて、各種初期設定(イニシャル処理)が行われる。
【0037】
図9に示すフローチャートは、イニシャル処理(S101)における処理の手順を示したものである。イニシャル処理においては、まず、予約カット位置記憶部42に予約カット位置に関する情報が記憶されている場合は、その記憶内容が消去(クリア)される(S201)。そして、消去される予約カット位置が、予約フルカット位置であるか予約ハーフカット位置であるかを設定しているカット種類に関する情報も消去(クリア)される(S202)。装置立ち上げ時に予約カット位置記憶部42に残っている予約カット位置及び予約カット種類に関する記憶内容の消去処理が終了すると、テープ印刷装置10におけるその他のイニシャル処理が行われる(S203)。全てのイニシャル処理が終了すると、図9に示す処理を終了し、図8に示す処理に戻る。
【0038】
イニシャル処理(S101)が終了すると、ユーザによって、操作部11における各種キー入力や前述の設定画面を介しての各種コマンド等の入力が行われたか否かが判断される(S102)。ユーザによる操作が行われた場合(S102、YES)、次いで、ユーザによる文章入力があったか否かが判断される(S103)。即ち、ユーザによる操作部11の操作によって、文字列等及び当該文字列等を制御する各種設定等の印刷データや、予約カット位置設定等の入力が行われたか否かが判断される。
【0039】
文章入力作業があったと判断された場合(S103、YES)、入力された文字列等の印刷データが印刷データ記憶部41に記憶されるとともに、表示部12に表示された前述の設定画面中に当該印刷データのイメージが表示される(S104)。また、ユーザによる文章入力作業において、予約カット位置の設定入力が行われた場合は、当該予約カット位置が予約カット位置記憶部42に記憶されるとともに(予約カット位置及び予約カット種類に関する情報が記憶されるとともに)、表示部12に表示された前述の設定画面中に、当該予約カット位置が画面中でユーザが視認できるように表示される。なお、予約フルカット位置及び予約ハーフカット位置の表示では、画面中における両者の表示形態を互いに異ならせるようにすることで、ユーザが、予約フルカット位置を設定したのか予約ハーフカット位置を設定したのかを容易に確認できる。
【0040】
S104での処理が終了した場合、及びS102にてユーザによる操作が行われていないと判断された場合(S102、NO)は、ユーザによって電源OFF指令を入力する操作が行われたか否かが判断される(S105)。電源OFF指令の入力があったと判断された場合(S105、YES)、電源OFF処理が行われ(S106)、電源OFF指令の入力がなかったと判断された場合(S105、NO)、S102以降の処理が繰り返される。
【0041】
図10に示すフローチャートは、電源OFF処理(S105)における処理の手順を示したものである。電源OFF処理においては、まず、テープ印刷装置10における各種OFF設定処理が行われる(S302)。なお、このとき、予約カット位置記憶部42に記憶された予約カット位置及び予約カット種類に関する記憶内容の消去処理は行われない。
【0042】
各種OFF設定処理が終了すると、電源ONの指示があったか否かが判断される(S303)。即ち、ユーザに対して、電源OFF処理を完了してよいかどうかを確認するメッセージ等を表示部12に表示し、電源ONの入力がない場合(電源をOFFする確認入力があった場合)は、電源が遮断されて処理が終了する。一方、電源ONの入力があった場合は、再び、図8の処理に戻り、S102以降の処理が繰り返される。
【0043】
図8におけるS103にて、ユーザによる文章入力がないと判断された場合(S103、NO)、次いで、プリント処理を行うか否か、即ち、ユーザによって印刷開始キーの操作が行われたか否かが判断される(S107)。印刷開始操作が行われていないと判断された場合(S107、NO)、次にユーザによるカット種類の設定が行われたか否かが判断される(S109)。即ち、編集中又はカット前の状態にある文字列等に対して、ユーザが、既に設定されている予約カット位置の種類を変更したい場合や、新たに予約カット位置を設定したい場合に、ユーザによってカット種類設定コマンド等の入力が行われたか否かが判断される。
【0044】
ユーザによるカット種類の設定は行われない(カット種類設定コマンドの入力がない)と判断された場合は(S109、NO)、その他の処理が行われ(S111)、続いてS105の処理が行われる。一方、ユーザによるカット種類の設定が行われると判断された場合(S109、YES)、図11にフローチャートを示すカット種類設定処理が行われる(S110)。
【0045】
図11に示すカット種類設定処理においては、操作部11または前述の設定画面を介してのユーザによる操作によって、文字列等の途中においてユーザ操作にて指定された所定の位置について、当該位置を予約フルカット位置とする設定を行うか否かが判断される(S401)。当該位置を予約フルカット位置とする設定を行うと判断された場合(S401、YES)、当該位置を予約フルカット位置として設定する(当該予約カット位置のカット種類をフルカットに設定する)ための処理が行われる(S402)。一方、当該位置を予約フルカット位置とする設定を行わないと判断された場合(S401、NO)、当該位置を予約ハーフカット位置として設定する(当該予約カット位置のカット種類をハーフカットに設定する)ための処理が行われる(S403)。
【0046】
S402又はS403にて、ユーザが指定した位置を予約フルカット位置又は予約ハーフカット位置として設定するための処理が終了すると、当該ユーザが指定した位置が、既に予約カット位置として予約カット位置記憶部42に記憶されているか否かが判断される(S404)。既に記憶されている場合(S404、YES)、既に記憶されていた記憶内容を消去し、S402又はS403の処理結果に基づいて予約カット種類を変更する処理が行われる(S405)。当該ユーザが指定した位置が、既に予約カット位置として予約カット位置記憶部42に記憶されていない場合(S404、NO)、新たな予約カット位置として、S402又はS403の処理結果に基づいて予約カット位置の設定を行う。カット種類設定処理が終了すると、図8の処理に戻る。なお、カット種類設定処理(S110)においては、既に予約カット位置が設定されている全ての予約カット位置を一度に指定できるものであってもよい。その場合、一括して全ての予約カット種類を変更する設定が可能なものでものであってもよい。
【0047】
図8におけるS107にて、プリント処理を行うと判断された場合(S107、YES)、即ち、ユーザによって印刷開始キーの操作が行われたと判断された場合、図12にフローチャートを示すプリント処理が行われる(S108)。
【0048】
図12に示すプリント処理においては、まず、印刷データ記憶部41での記憶内容に基づいて、印刷イメージが作成される(S501)。即ち、印刷データ記憶部41に記憶された印刷データに基づいて、所定の記憶領域内にビットマップデータが展開される。そして、次にテープカットが行われるか否かが判断される(S502)。即ち、予約カット位置記憶部42に予約カット位置に関する情報が記憶されているか否かが判断される。
【0049】
テープカットが行われないと判断された場合(S502、NO)、そのまま印刷が開始される(S507)。一方、テープカットが行われると判断された場合(S502、YES)、予約カット位置記憶部42に記憶された予約カット位置にてカットを行うことが決定され(予約カット位置が決定し)、印刷搬送制御部43によって所定の記憶領域においてその登録が行われる(S503)。なお、既に、前回印刷時に登録されている予約カット位置の登録がまだカットが行われていない状態で残っているような場合(印刷終了時にまだカットされていない予約カット位置が残っていて、次の印刷トリガ信号が発生した場合のみ搬送する設定となっているような場合)は、S503にて予約カット位置が新たに追加して登録されることになる。
【0050】
予約カット位置の決定・登録(S503)が行われると、予約カット種類がフルカットであるか否かが判断される(S504)。即ち、予約カット位置記憶部42に記憶された予約カット位置が予約フルカット位置であるか否かが判断される。フルカットであると判断された場合(S504、YES)、上記登録した予約カット位置の予約カット種類をフルカットとして登録(又は追加して登録)する(S505)。一方、フルカットでないと判断された場合(S504、NO)、上記登録した予約カット位置の予約カット種類をハーフカットとして登録(又は追加して登録)する(S506)。予約カット位置の登録が終了すると(S505、S506)、印刷が開始される(S507)。
【0051】
印刷が開始すると(S507)、まず、印刷が終了したか否かが判断される(S508)。即ち、S501にて作成された印刷イメージの印刷が全て終了したか否かが判断される。印刷が終了したと判断された場合(S508、YES)、図12のプリント処理を終了して、図8の処理に戻る。印刷が終了していないと判断された場合(S508、NO)、続いて印刷処理が行われる(S509)。即ち、印刷搬送制御部43によって印刷部15が駆動され、テープが下流側へと搬送されつつ、テープに対してS501にて作成した印刷イメージが印刷されていく。
【0052】
印刷処理(S509)が始まると、次に予約カット位置があるか否かが判断される(S510)。即ち、前記の登録された予約カット位置があるか否かが判断される。予約カット位置があると判断されなかった(予約カット位置が無いと判断された)場合(S510、NO)、再び、印刷終了の判断(S508)を経て、印刷が終了したと判断されない限り印刷処理(S509)を繰り返す。一方、登録された予約カット位置があると判断された場合(S510、YES)、続いて、当該予約カット位置が、カット位置X2に到達したか否かが判断される(S511)。
【0053】
S511にて、当該予約カット位置がカット位置X2に到達したと判断されなかった(まだ到達していないと判断された)場合(S511、NO)、再び、印刷終了の判断(S508)を経て、印刷が終了したと判断されない限り印刷処理(S509)を繰り返す。一方、当該予約カット位置がカット位置X2に到達したと判断された場合(S511、YES)、続いて、当該予約カット位置での前記登録された予約カット種類がフルカットであるか否かが判断される(S512)。
【0054】
登録された予約カット種類がフルカットであると判断された場合(S512、YES)、そのままフルカット処理が行われる(S513)。これにより、予約フルカット位置にてフルカットが行われることになる。フルカット(S513)終了後は、当該予約カット位置及び予約カット種類を解除する(S514)。即ち、登録を解除するとともに、予約カット位置記憶部42に記憶された当該予約カット位置に関する記憶内容を消去する。
【0055】
一方、登録された予約カット種類がフルカットであると判断されなかった場合(S512、NO)、当該予約カット種類はハーフカットであるため、そのままハーフカット処理が行われる(S515)。これにより、予約ハーフカット位置にてハーフカットが行われることになる。ハーフカット(S515)終了後は、当該予約カット位置及び予約カット種類を解除する(S516)。即ち、登録を解除するとともに、予約カット位置記憶部42に記憶された当該予約カット位置に関する記憶内容を消去する。
【0056】
予約フルカット位置または予約ハーフカット位置が1つ解除されると(S514、S516)、再び、印刷終了の判断が行われる(S508)。そして、印刷が終了するまで、S508からS516までの処理が繰り返され、印刷が終了すると(S508、YES)、図12の処理を終了し、図8の処理に戻る。
【0057】
上述したように、図8に示す処理においては、ユーザによる文章入力・カット種類設定処理・プリント処理等の各処理が繰り返され、テープ印刷制御装置1としての機能が果たされる。
【0058】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、次のように変更して実施することができる。
【0059】
(1)印刷制御装置は、印刷媒体に印刷するための印刷部を備えていないものであってもよい。例えば、パーソナルコンピュータ等として構成され、印刷装置等と接続されることで、当該印刷装置を通じて所定の印刷が行われるものであってもよい。
【0060】
(2)印刷制御装置は、トリガ発生部を備えていないものであってもよい。この場合、例えば、複数の印刷ジョブを全部イメージバッファに展開してから印刷を開始し、予約カット位置における印刷中断は、印刷ヘッド直前のラインバッファへの転送を中止することによって行われるものであってもよい。
【0061】
(3)印刷搬送制御部は、トリガ発生部が印刷トリガ信号を発生した後には、印刷媒体が下流側へと搬送されつつ印刷データ記憶部に記憶されている印刷データに基づいて印刷媒体に対して印刷が施されるようにし、1つの印刷トリガ信号に起因した印刷媒体への印刷終了後には、トリガ発生部が後続の印刷トリガ信号を発生するまで印刷媒体が下流側へと搬送されないようにするものとして、印刷制御装置立ち上げ時に初期設定されるものであってもよい。
【0062】
(4)イニシャル処理において、予約カット位置及び予約カット種類に関する記憶内容を解除しないものであってもよい。即ち、印刷制御装置が立ち上げられたときに、予約カット位置記憶部に記憶されている記憶内容がそのまま保持されるものであってもよい。
【0063】
(5)予約カット位置記憶部は、予約カット位置として予約フルカット位置のみを記憶するものであってもよい。
【0064】
【発明の効果】
請求項1及び3に記載の発明によると、印刷動作の途中で、予約カット位置がカッターのカット位置と一致したときは、カットされるまで印刷媒体への印刷動作及び下流側への印刷媒体の搬送が停止される。このため、予約カット位置に応じて、印刷動作の状態とは関係なくカット動作が行われることになり、連続的に印刷処理する場合に印刷されていない部分の無駄な印刷媒体の送りが発生することを防止できる。したがって、ヘッド・カッター間距離よりも小さな余白のラベルを作成する場合であっても、無駄な印刷媒体の消費が発生することを防止できる。また、隣り合う予約カット位置の間隔が短いような場合であっても連続して処理できるため、印刷媒体の長手方向に短くカットされたラベルを印刷媒体の無駄なく連続して作成できる。
【0065】
請求項2及び4に記載の発明によると、カット動作の種類がフルカットであるかハーフカットであるかによらず、無駄な印刷媒体の消費が発生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るテープ印刷制御装置(印刷制御装置)が、テープ印刷装置(印刷装置)に組み込まれている状態を示す機能ブロック図である。
【図2】 図1に示すテープ印刷装置の外観図である。
【図3】 図2に示すテープ印刷装置の内部に装着されたテープカセットとテープ印刷駆動機構とカッターとを示したものである。
【図4】 図1に示すテープ印刷装置のハードウェア構成を例示したブロック図である。
【図5】 図1に示すテープ印刷制御装置の制御に基づいてテープ印刷装置がテープに対して印刷・搬送・カットの各処理を行う様子を順次例示する模式図である。
【図6】 図1に示すテープ印刷制御装置の制御に基づいてテープ印刷装置がテープに対して印刷・搬送・カットの各処理を行う様子を順次例示する模式図である。
【図7】 図1に示すテープ印刷制御装置の制御に基づいてテープ印刷装置がテープに対して印刷・搬送・カットの各処理を行う様子を順次例示する模式図である。
【図8】 図1に示すテープ印刷制御装置における処理のメインフローの一例を示すフローチャートである。
【図9】 図8に示すイニシャル処理における処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】 図8に示す電源OFF処理における処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】 図8に示すカット種類設定処理における処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】 図8に示すプリント処理における処理の手順を示すフローチャートである。
【図13】 従来の技術に係るテープ印刷制御装置において、無駄なテープ消費が発生する場合を例示して説明するフロー図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷制御装置(印刷制御装置)
10 テープ印刷装置(印刷装置)
16 カッター
41 印刷データ記憶部(印刷データ記憶手段)
42 予約カット位置記憶部(予約カット位置記憶手段)
43 印刷搬送制御部(印刷搬送制御手段)
T1、T2、T3 テープ(印刷媒体)
X1 印刷位置
X2 カット位置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention controls a printing apparatus capable of printing a print medium while conveying the print medium in the longitudinal direction and capable of cutting the print medium with a cutter on the downstream side of the printing position. The present invention relates to a printing control apparatus and a program used for the printing.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the printing medium can be printed while being conveyed in the longitudinal direction, and used to control a printing apparatus that can cut the printing medium with a cutter downstream of the printing position. There is known a print control apparatus (see, for example, Patent Document 1). The printing control apparatus described in the following Patent Document 1 is configured to be incorporated in a printing apparatus, and includes a cutting position input unit that inputs a cutting position with respect to a position where printing is performed on a tape (print medium); And a cutting execution position tape feeding means for causing the tape feeding mechanism to feed the tape so that the inputted cutting position reaches the tape cutting execution position. Thereby, as described in Patent Document 1 below, a determination is made according to the value of the interval between the print start position by the thermal head and the tape cutting execution position, and the interval length between the front end and the front cut end of the print is determined. It is controlled so that the tape cut is performed with a certain precut length at a desired value. The rear cut length, which is the distance between the rear end and the rear cut end of the print, is also controlled so that the tape is cut at a desired value.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 4-122660 (page 3-4, FIG. 5)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the interval between the print start position (print position) by the thermal head and the tape cutting execution position (cut position) (hereinafter referred to as “head-cutter distance”) is a restriction, the head-cutter is used as the previous cut length. Unless a value greater than the inter-distance is set, a tape cut process for removing useless margins is always necessary. That is, useless tape consumption occurs. Also, in normal label tape production work, there is actually little demand for setting a pre-cut length larger than the head-cutter distance, and wasteful tape consumption (useless print media consumption) frequently occurs. There is a problem of end.
[0005]
FIG. 13 is a flowchart illustrating the case where unnecessary tape consumption occurs. First, a case where a label tape on which the character string “A” is printed is prepared, and then a label tape on which the character string “BC” is printed will be described as an example. As shown in FIG. 13A, when the character string “A” is printed and conveyed in the direction of the arrow, the tape is printed by the distance between the head and the cutter, which is the distance between the printing position X1 and the cutting position X2. There are margins. When the above-mentioned previous cut length in the label of the character string “A” is smaller than the distance between the head and the cutter, when the printing of the character string “A” is finished, as shown in FIG. In addition, the useless blank portion W1 existing before the character string “A” is removed. Further, when the next character string “BC” is printed, and when the previous cut length in the label of the character string “BC” is smaller than the distance between the head and the cutter, the useless blank portion W2 shown in FIG. Will be removed.
[0006]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and even when a label with a margin smaller than the distance between the head and the cutter is created, it is possible to prevent wasteful printing medium consumption from occurring. An object of the present invention is to provide a print control apparatus and a program that can be used.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, the print control apparatus according to claim 1 is capable of printing a print medium while conveying the print medium in the longitudinal direction thereof, By print head A print control apparatus used for controlling a printing apparatus capable of cutting a print medium with a cutter downstream from a printing position, comprising: a print data storage means for storing print data; and a printing operation Reserved cut position storage means for storing a position where the print medium is cut along the way as a reserved cut position; When the length of the print medium when cut at the reserved cut position is shorter than the distance between the print position and the cutter, During the printing operation, when the reserved cutting position of the printing medium stored in the reserved cutting position storage means coincides with the cutting position of the printing medium by the cutter, the printing operation of the printing medium until the printing medium is cut and And a print conveyance control means for stopping conveyance of the print medium to the downstream side.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, there is provided the printing control apparatus according to the first aspect, wherein the reserved cut position storage means is a reserved full cut position where the print medium is fully cut and a position where the print medium is half cut. The reserved half-cut position is stored.
[0009]
The program according to claim 3 or 4 is a program capable of causing a computer to function as the tape printing control apparatus as described in claim 1 or 2, and has the same effect as that of claim 1 or 2. Play. The program described in each of claims 3 and 4 may be a removable recording medium such as a CD-ROM (Compact Disk Read Only Memory), an FD (Flexible Disk), or an MO (Magneto-Optic), or a hard disk. In addition to being able to be recorded on a fixed recording medium and distributed, it can also be distributed via a communication network such as the Internet by wired or wireless telecommunication means.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
In the present embodiment, an example of a tape printing control device (printing control device) used for controlling a tape printing device (printing device) that performs printing on a tape (tape-like printing medium) as a printing medium is taken as an example. I will explain to you. The application of the present invention is not limited to the case of a tape printing control device of a tape printing device in which the print medium is a tape. Used to control a printing apparatus capable of printing a print medium while conveying the print medium in the longitudinal direction and capable of cutting the tape print medium with a cutter downstream from the printing position. The present invention can be widely applied to any print control apparatus.
[0011]
FIG. 1 is a functional block diagram showing a state in which a tape printing control device (printing control device) 1 according to an embodiment of the present invention is incorporated in a tape printing device (printing device) 10, and FIG. 1 is an external view of a
[0012]
FIG. 3 shows the
[0013]
As shown in FIG. 3, the tape printing drive mechanism includes a
[0014]
As described above, in the
[0015]
FIG. 4 is a block diagram illustrating a hardware configuration of the
[0016]
The tape printing control apparatus 1 is incorporated in the
[0017]
The
[0018]
Returning again to FIG. 1, the configuration of the tape printing control apparatus 1 will be described in detail. The tape printing control apparatus 1 includes a print data storage unit (print data storage unit) 41, a reserved cut position storage unit (reserved cut position storage unit) 42, a print conveyance control unit (print conveyance control unit) 43, and a trigger generation. Section (trigger generating means) 44. In this embodiment, the print
[0019]
The print
[0020]
The reserved cut
[0021]
The reserved cut
[0022]
The
[0023]
After the
[0024]
FIG. 5 is a schematic diagram sequentially illustrating how the
[0025]
First, when the print trigger signal is generated, as shown in FIG. 5A, the tape T1 is transported in the direction of the arrow based on the control by the print
[0026]
When the full cut at the reserved cut position a is completed, as shown in FIG. 5C, the printing and transporting process on the tape T1 is resumed, and the printing of the character string “BC” is performed to the end.
[0027]
As described above, the
[0028]
Note that various settings can be made for the conveyance of the tape T1 after the last character string “BC” is printed based on the user's operation. For example, (1) a setting for conveying only when the next character string or the like is printed (only when the next print trigger signal is generated), and (2) a character string or the like to be printed next is set. Even if not, it is possible to carry out various settings such as carrying until the reserved cut position c reaches the cut position X2 and performing a cut process when the reserved cut position c reaches the cut position X2. If the setting is made such that the sheet is not conveyed until the next print trigger signal is generated, the stored content of the reserved cut position that has not yet been cut is held without being released.
[0029]
FIG. 6 is a schematic view sequentially illustrating how the
[0030]
First, when a print trigger signal is generated, the transport of the tape T2 in the arrow direction is started based on the control by the print
[0031]
As shown in FIG. 6C, the processing when all the character strings have been printed can be set to various settings based on the user's operation as in the case of the example of FIG. . That is, (1) a setting for conveying only when the next character string is printed (only when the next print trigger signal is generated), and (2) a character string to be printed next is set. Even if not, it is possible to set various settings such as carrying until the reserved cut position i reaches the cut position X2 and performing the cut process each time the reserved cut positions g, h, i reach the cut position X2. . In the case of the example of FIG. 5, in the case of the setting in which the sheet is not conveyed until the next print trigger signal is generated, the stored contents of the reserved cut position that has not yet been cut are retained without being released. It is the same.
[0032]
As described in the example of FIG. 6, since the
[0033]
FIG. 7 is a schematic diagram sequentially illustrating how the
[0034]
First, when the print trigger signal is generated, as shown in FIG. 7A, the tape T3 is transported in the direction of the arrow based on the control by the print
[0035]
As described in the example of FIG. 7, the
[0036]
Next, a processing procedure by the tape printing control apparatus 1 will be described with reference to the flowcharts of FIGS. FIG. 8 shows an example of the main flow of processing in the tape printing control apparatus 1. By starting up the
[0037]
The flowchart shown in FIG. 9 shows the procedure of the process in the initial process (S101). In the initial process, first, when information related to the reserved cut position is stored in the reserved cut
[0038]
When the initial process (S101) is completed, it is determined whether or not the user has input various keys and various commands via the setting screen described above (S102). When an operation by the user is performed (S102, YES), it is then determined whether or not there is a text input by the user (S103). That is, it is determined whether or not input of print data such as a character string and various settings for controlling the character string, a reservation cut position setting, and the like has been performed by the operation of the
[0039]
When it is determined that there has been a text input operation (S103, YES), the print data such as the input character string is stored in the print
[0040]
When the processing in S104 is completed and when it is determined in S102 that the user has not performed an operation (S102, NO), it is determined whether or not the user has performed an operation to input a power OFF command. (S105). When it is determined that a power OFF command has been input (S105, YES), a power OFF process is performed (S106). When it is determined that a power OFF command has not been input (S105, NO), the processing after S102 Is repeated.
[0041]
The flowchart shown in FIG. 10 shows a processing procedure in the power OFF processing (S105). In the power OFF process, first, various OFF setting processes in the
[0042]
When the various OFF setting processes are finished, it is determined whether or not there is an instruction to turn on the power (S303). That is, when a message confirming whether or not the power-off process can be completed is displayed to the user on the
[0043]
If it is determined in S103 in FIG. 8 that there is no text input by the user (S103, NO), then whether or not to perform print processing, that is, whether or not the user has operated the print start key. Determination is made (S107). If it is determined that the print start operation has not been performed (S107, NO), it is then determined whether or not the user has set the cut type (S109). That is, when the user wants to change the type of the reserved cut position that has already been set, or to set a new reserved cut position for a character string or the like that is being edited or before being cut, It is determined whether or not a cut type setting command or the like has been input.
[0044]
If it is determined that the user does not set the cut type (no input of the cut type setting command) (S109, NO), other processing is performed (S111), and then the processing of S105 is performed. . On the other hand, when it is determined that the user sets the cut type (S109, YES), the cut type setting process shown in the flowchart of FIG. 11 is performed (S110).
[0045]
In the cut type setting process shown in FIG. 11, a reservation is made for a predetermined position designated by a user operation in the middle of a character string or the like by an operation by the user via the
[0046]
When the process for setting the position designated by the user as the reserved full cut position or the reserved half cut position is completed in S402 or S403, the position designated by the user is already set as the reserved cut position as the reserved cut
[0047]
If it is determined in S107 in FIG. 8 that the print process is to be performed (S107, YES), that is, if it is determined that the user has operated the print start key, the print process shown in the flowchart in FIG. (S108).
[0048]
In the print processing shown in FIG. 12, first, a print image is created based on the contents stored in the print data storage unit 41 (S501). That is, the bitmap data is developed in a predetermined storage area based on the print data stored in the print
[0049]
If it is determined that the tape is not cut (S502, NO), printing is started as it is (S507). On the other hand, when it is determined that the tape cut is to be performed (S502, YES), it is determined to perform the cut at the reserved cut position stored in the reserved cut position storage unit 42 (the reserved cut position is determined), and printing is performed. The registration is performed in the predetermined storage area by the transport control unit 43 (S503). In addition, when the registration of the reserved cut position registered at the time of the previous printing has already been left uncut (when the reserved cut position that has not been cut at the end of printing remains, When the print trigger signal is generated, the reserved cut position is newly registered in S503.
[0050]
When the reserved cut position is determined and registered (S503), it is determined whether or not the reserved cut type is a full cut (S504). That is, it is determined whether or not the reserved cut position stored in the reserved cut
[0051]
When printing is started (S507), it is first determined whether printing is completed (S508). That is, it is determined whether or not printing of the print image created in S501 has been completed. If it is determined that printing has been completed (S508, YES), the printing process in FIG. 12 is terminated, and the process returns to the process in FIG. If it is determined that printing has not ended (S508, NO), printing processing is subsequently performed (S509). In other words, the
[0052]
When the printing process (S509) starts, it is next determined whether or not there is a reserved cut position (S510). That is, it is determined whether there is a registered reserved cut position. If it is not determined that there is a reserved cut position (NO in S510) (NO in S510), the print processing is performed unless it is determined again that the print has been completed through the print end determination (S508). Repeat (S509). On the other hand, if it is determined that there is a registered reserved cut position (S510, YES), it is then determined whether or not the reserved cut position has reached the cut position X2 (S511).
[0053]
In S511, if it is not determined that the reserved cut position has reached the cut position X2 (determined that it has not yet reached) (S511, NO), the print end determination (S508) is performed again. Unless it is determined that the printing has been completed, the printing process (S509) is repeated. On the other hand, when it is determined that the reserved cut position has reached the cut position X2 (S511, YES), it is subsequently determined whether or not the registered reserved cut type at the reserved cut position is a full cut. (S512).
[0054]
If it is determined that the registered reserved cut type is a full cut (S512, YES), the full cut process is performed as it is (S513). As a result, a full cut is performed at the reserved full cut position. After completion of the full cut (S513), the reserved cut position and reserved cut type are canceled (S514). In other words, the registration is canceled and the stored content related to the reserved cut position stored in the reserved cut
[0055]
On the other hand, when it is not determined that the registered reserved cut type is a full cut (S512, NO), since the reserved cut type is a half cut, the half cut process is performed as it is (S515). Thereby, a half cut is performed at the reserved half cut position. After the half cut (S515) is completed, the reserved cut position and the reserved cut type are canceled (S516). In other words, the registration is canceled and the stored content related to the reserved cut position stored in the reserved cut
[0056]
When one reserved full-cut position or one reserved half-cut position is canceled (S514, S516), the end of printing is determined again (S508). Then, the processes from S508 to S516 are repeated until the printing is completed, and when the printing is completed (S508, YES), the process of FIG. 12 is terminated and the process returns to the process of FIG.
[0057]
As described above, in the process shown in FIG. 8, the processes such as the text input by the user, the cut type setting process, and the print process are repeated, and the function as the tape printing control apparatus 1 is performed.
[0058]
The preferred embodiments of the present invention have been described above, but the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various design changes can be made as long as they are described in the claims. . For example, the following modifications can be made.
[0059]
(1) The print control apparatus may not include a printing unit for printing on a print medium. For example, it may be configured as a personal computer or the like, and connected to a printing apparatus or the like so that predetermined printing is performed through the printing apparatus.
[0060]
(2) The print control apparatus may not include a trigger generation unit. In this case, for example, printing is started after developing a plurality of print jobs in the image buffer, and the print interruption at the reserved cut position is performed by stopping the transfer to the line buffer immediately before the print head. May be.
[0061]
(3) After the trigger generation unit generates the print trigger signal, the print conveyance control unit applies the print medium to the print medium based on the print data stored in the print data storage unit while being conveyed downstream. So that the printing medium is not conveyed downstream until the trigger generation unit generates a subsequent printing trigger signal after the printing on the printing medium due to one printing trigger signal is completed. As an operation to be performed, an initial setting may be performed when the print control apparatus is started up.
[0062]
(4) In the initial process, the stored contents regarding the reserved cut position and the reserved cut type may not be released. That is, when the print control apparatus is started up, the stored contents stored in the reserved cut position storage unit may be held as they are.
[0063]
(5) The reserved cut position storage unit may store only the reserved full cut position as the reserved cut position.
[0064]
【The invention's effect】
According to the first and third aspects of the present invention, when the reserved cutting position coincides with the cutting position of the cutter during the printing operation, the printing operation to the printing medium and the printing medium to the downstream side are cut until the cutting is performed. The transportation is stopped. For this reason, the cutting operation is performed regardless of the state of the printing operation according to the reserved cutting position, and when the printing process is continuously performed, a wasteful printing medium is fed in a portion that is not printed. Can be prevented. Therefore, even when a margin label smaller than the distance between the head and the cutter is created, it is possible to prevent wasteful printing medium consumption. In addition, even when the interval between adjacent reserved cut positions is short, it can be processed continuously, so that a label cut short in the longitudinal direction of the print medium can be continuously formed without waste of the print medium.
[0065]
According to the second and fourth aspects of the invention, it is possible to prevent wasteful printing medium consumption from occurring regardless of whether the type of the cutting operation is full cut or half cut.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a functional block diagram showing a state in which a tape printing control apparatus (printing control apparatus) according to an embodiment of the present invention is incorporated in a tape printing apparatus (printing apparatus).
FIG. 2 is an external view of the tape printer shown in FIG.
3 shows a tape cassette, a tape printing drive mechanism, and a cutter mounted in the tape printing apparatus shown in FIG.
4 is a block diagram illustrating a hardware configuration of the tape printer shown in FIG. 1. FIG.
5 is a schematic view sequentially illustrating how the tape printing apparatus performs printing, transporting, and cutting processes on the tape based on the control of the tape printing control apparatus illustrated in FIG. 1; FIG.
6 is a schematic view sequentially illustrating the manner in which the tape printer performs printing, conveying, and cutting processes on the tape based on the control of the tape printing control apparatus shown in FIG. 1; FIG.
7 is a schematic view sequentially illustrating the manner in which the tape printing apparatus performs each process of printing, conveying, and cutting on the tape based on the control of the tape printing control apparatus shown in FIG. 1;
FIG. 8 is a flowchart showing an example of a main flow of processing in the tape printing control apparatus shown in FIG. 1;
FIG. 9 is a flowchart showing a processing procedure in the initial processing shown in FIG. 8;
FIG. 10 is a flowchart showing a processing procedure in the power OFF processing shown in FIG. 8;
11 is a flowchart showing a processing procedure in the cut type setting process shown in FIG. 8;
FIG. 12 is a flowchart illustrating a processing procedure in the print processing illustrated in FIG. 8;
FIG. 13 is a flowchart illustrating an example in which wasteful tape consumption occurs in a conventional tape printing control apparatus.
[Explanation of symbols]
1 Tape printing control device (printing control device)
10 Tape printer (printer)
16 cutter
41 Print Data Storage Unit (Print Data Storage Unit)
42 Reserved cut position storage unit (reserved cut position storage means)
43 Print transport control unit (print transport control means)
T1, T2, T3 tape (print medium)
X1 print position
X2 cutting position
Claims (4)
印刷データを記憶するための印刷データ記憶手段と、
印刷動作の途中で印刷媒体がカットされる位置を予約カット位置として記憶するための予約カット位置記憶手段と、
前記予約カット位置においてカットされたときの前記印刷媒体の長さが前記印刷位置と前記カッターとの間の距離よりも短くなる場合に、印刷動作の途中で、前記予約カット位置記憶手段に記憶された印刷媒体の予約カット位置が前記カッターによる印刷媒体のカット位置と一致したときに、印刷媒体がカットされるまで印刷媒体の印刷動作及び印刷媒体の下流側への搬送を停止する印刷搬送制御手段と、を備えていることを特徴とする印刷制御装置。To control a printing apparatus capable of printing a print medium while conveying the print medium in the longitudinal direction and capable of cutting the print medium with a cutter on the downstream side of the print position by the print head A printing control device used,
Print data storage means for storing print data;
A reserved cut position storage means for storing a position where the print medium is cut during the printing operation as a reserved cut position;
When the length of the printing medium when cut at the reserved cut position is shorter than the distance between the print position and the cutter, it is stored in the reserved cut position storage means during the printing operation. When the reserved cut position of the printed medium coincides with the cut position of the print medium by the cutter, the print conveyance control means for stopping the printing operation of the print medium and the conveyance of the print medium downstream until the print medium is cut And a printing control apparatus.
印刷データを記憶するための印刷データ記憶手段、
印刷動作の途中で印刷媒体がカットされる位置を予約カット位置として記憶するための予約カット位置記憶手段、及び、
前記予約カット位置においてカットされたときの前記印刷媒体の長さが前記印刷位置と前記カッターとの間の距離よりも短くなる場合に、印刷動作の途中で、前記予約カット位置記憶手段に記憶された印刷媒体の予約カット位置が前記カッターによる印刷媒体のカット位置と一致したときに、印刷媒体がカットされるまで印刷媒体の印刷動作及び印刷媒体の下流側への搬送を停止する印刷搬送制御手段、として機能させることを特徴とするプログラム。A printing apparatus capable of printing a print medium while conveying the print medium in the longitudinal direction and capable of cutting the print medium with a cutter on the downstream side of the print position by the print head ,
Print data storage means for storing print data;
A reserved cut position storage means for storing a position where the print medium is cut during the printing operation as a reserved cut position; and
When the length of the printing medium when cut at the reserved cut position is shorter than the distance between the print position and the cutter, it is stored in the reserved cut position storage means during the printing operation. When the reserved cut position of the printed medium coincides with the cut position of the print medium by the cutter, the print conveyance control means for stopping the printing operation of the print medium and the conveyance of the print medium downstream until the print medium is cut , A program characterized by functioning as
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