JP3947716B2 - マイクロホールアレイ部品及び光ファイバコネクタ - Google Patents
マイクロホールアレイ部品及び光ファイバコネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3947716B2 JP3947716B2 JP2003031449A JP2003031449A JP3947716B2 JP 3947716 B2 JP3947716 B2 JP 3947716B2 JP 2003031449 A JP2003031449 A JP 2003031449A JP 2003031449 A JP2003031449 A JP 2003031449A JP 3947716 B2 JP3947716 B2 JP 3947716B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microhole
- optical fiber
- array component
- hole
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバを接続するマイクロホールアレイ部品及びそのマイクロホールアレイ部品を用いた光ファイバコネクタに関し、より詳細には、光ファイバ自身の座屈によって発生する弾性復元力により、光ファイバ同士を接続する多心光ファイバコネクタに使用するマイクロホールアレイ部品及び光ファイバコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、WDMシステムにおけるチャネル数増大に伴い、光通信装置内での光ファイバによる接続数が増大している。SCコネクタやMUコネクタのような単心コネクタを使用したときの実装密度や実装効率を超える接続を目的として、光ファイバを細径孔で光ファイバ自身の座屈による弾性復元力によって光ファイバ端面同士を加圧密着、すなわち、PC(Physical Contact)接続させるFPC(Fiber Physical Contact)コネクタがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図3(a),(b)は、FPCコネクタの一例を示す図で、図3(a)は分解斜視図、図3(b)はその組立状態図を示している。図中符号1はFPCコネクタ、2は光ファイバ、3は保持部、4はプラグ、5が細径孔(マイクロホール)、6はアダプタ、7はプラグ、8は保持部、9は光ファイバ、10は座屈部、11はクリップを示している。
【0004】
このFPCコネクタ1は、光ファイバ2,9が片持ち梁の状態で取り付けられるプラグ4,7の2つと、プラグ4,7に取り付けられた光ファイバ2,9の軸を調心するためにマイクロホール5を有するアダプタ6と、プラグ4,7とアダプタ6を一体化するためのクリップ11とから構成されている。
【0005】
プラグ4,7において、光ファイバ2,9をその先端がプラグ4,7から若干の距離だけ突き出すように保持することで、マイクロホール5内において片持ち梁の状態の光ファイバ2,9が突き合ったときに座屈が生じ、この座屈による弾性復元力により光ファイバ2,9はPC接続される。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−352360号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のFPCコネクタでは、光ファイバの軸を調心するためのマイクロホールの穴径を高精度に作製することが損失の少ない接続を実現するための課題である。例えば、シングルモードの光ファイバ接続では、1μm光軸がずれると光学特性において0.2dB程度の損失となる。したがって、125μm径の光ファイバを用いるときは、125μm以上、126μm未満の径を有するマイクロホールをFPCコネクタに使用することで良好な光学特性を得ることができる。
【0008】
また、この種のFPCコネクタでは、プラグの着脱時にマクロホールの内壁と光ファイバは接触するため、マイクロホールアレイ部品の材質が樹脂であるとき、光ファイバがマイクロホールの内壁と接触することで光ファイバが内壁を削り、ゴミが発生することがあった。
【0009】
図4は、光ファイバがマイクロホールの内壁を削りとりながら挿入される場合の断面模式図で、図中符号21は光ファイバ、22はマイクロホール、23はマイクロホールの内壁を削ったゴミを示している。光ファイバ21をマイクロホール22の内へ挿入する前に、マイクロホール22や光ファイバ21の清掃をしていても、ガラスである光ファイバ21がマイクロホールの内壁の樹脂を削り、マイクロホール22の内でゴミ23が発生し、このゴミ23が光ファイバ21のPCを阻害する。これは、光ファイバコネクタの信頼性を低下させる原因となっていた。
【0010】
FPCコネクタのプラグは、光ファイバアレイをアレイ方向において250μmピッチで整列させ、垂直方向で均一の高さで保持するよう作製される。しかしながら、作製した整列部材の光ファイバ方向に微小な傾きが生じたり、光ファイバアレイの整列部材への固定が不十分なことがある。その結果、プラグに固定された光ファイバアレイの先端位置では光ファイバ整列方向や垂直方向にバラツキが生じることがある。
【0011】
図5は、プラグに固定された光ファイバアレイの正面からみた時の、光ファイバの先端位置の一例を示す図である。横軸に光ファイバアレイ方向、縦軸に垂直方向とした場合の光ファイバ端面中心位置を示している。図5に示したように、アレイ方向で250μmピッチ、垂直方向で均一な高さとなるのが望ましいが、プラグへ光ファイバを固定した状態では、先端位置にバラツキが生じることがある。
【0012】
図5に示した状態は一例であるが、特に垂直方向におけるバラツキの値が大きく、アレイ方向基準位置から±200μm程度の範囲でバラツキを持つことがある。整列方向に対しては、±50μm程度の範囲のバラツキをもつことがある。マイクロホールアレイの整列方向のピッチや高さ方向は高精度に作製されているため、光ファイバ先端位置にバラツキが生じた光ファイバアレイをマイクロホールの内に挿入できないことがあるという問題があった。
【0013】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、光ファイバコネクタ部品の低コスト化および信頼性向上を目的とする。
【0014】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、光ファイバコネクタ部品の低コスト化及び信頼性の向上を図るようにしたマイクロホールアレイ部品及び光ファイバコネクタを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、片持ち梁の状態でプラグに取りつけられた複数の光ファイバの軸を調心するための複数のマイクロホールを有するマイクロホールアレイ部品であって、前記マイクロホールアレイ部品は、ジルコニアを主成分とするセラミックを材質として、射出形成により作製され、前記射出形成後の焼結が終了した状態において、前記マイクロホールの内径が、125μm以上、126μm未満であり、前記マイクロホールの入口の形状が、該マイクロホールの整列方向に対して垂直な方向の径が前記整列方向の径よりも長い楕円となるコーン形状であることを特徴とする。
【0016】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のマイクロホールアレイ部品を備え、該マイクロホールアレイ部品の両端より光ファイバを挿入し、該光ファイバ自身が撓んだときに発生する弾性復元力により光ファイバの端面同士を加圧密着させることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の態様について説明する。
[参考例1]
図1及び図2は、本発明のマイクロホールアレイ部品の参考例1を説明するための図で、図1は材質がセラミックスである16芯マイクロホールアレイ部品の外観斜視図、図2は図1の断面模式図で、図中符号31はセラミックからなるマイクロホールアレイ部品、32はマイクロホール(丸孔)を示している。
【0024】
このマイクロホールアレイ部品31は、125μm径の光ファイバ16芯を、マイクロホールアレイ部品31の穴の両端より光ファイバが挿入できるように貫通状態に構成されている。丸穴であるマイクロホール32の内径は、125μm以上、126μm未満である。整列した穴のピッチは、250μmであり、FPCコネクタのプラグに固定された光ファイバアレイのピッチと同じである。穴の長さは、2mmから3mmの長さであり、穴両端入口より光ファイバを挿入して光ファイバの端面をPC接続するときの光学特性や信頼性を満足する長さとなっている。
【0025】
FPCコネクタに、図1に示したセラミックスマイクロホールアレイ部品を適用したとき、プラグとアダプタの着脱の操作により、マイクロホールの内壁と光ファイバが接触するが、マイクロホールの材質が耐摩耗性に優れたセラミックスであるので、光ファイバがマイクロホールの内壁を削り、マイクロホール内でゴミを発生させることがなく、光ファイバコネクタの信頼性を向上させることができる。
【0026】
[参考例2]
この参考例2について、ジルコニアを主成分とする16心セラミックスマイクロホールアレイ部品を例にして説明する。外観斜視図及び断面模式図は、参考例1の場合の図1及び図2と同じである。16個の125μm以上、126μm未満の内径のマイクロホールが250μmピッチで整列している。主成分をジルコニアとし、成形加工により作製している。
【0027】
成形加工により作製することで、高精度な穴径と整列ピッチを有するマイクロホールアレイ部品を低コストに作製することができる。また、ジルコニアは、セラミックスの中でも特に耐摩耗性に優れているため、マイクロホールの内壁を光ファイバが削りゴミを発生させる可能性が一層小さくなり、光ファイバコネクタの信頼性を向させることができる。
【0028】
[参考例3]
この参考例3について、ジルコニアを主成分とする16芯セラミックスマイクロホールアレイ部品を例にして説明する。外観斜視図及び断面模式図は、参考例1の場合の図1及び図2と同じである。材質はジルコニアを主成分として射出成形により作製し、16個の125μm以上、126μm未満の内径のマイクロホールが、250μmピッチで整列している。成形加工可能なジルコニアを材質とし、低コストな成形方法である射出成形により作製するため、マイクロホールアレイ部品を低コストに作製できる。
【0029】
[参考例4]
この参考例4について、ジルコニアを主成分とする16芯セラミックスマイクロホールアレイ部品を例にして説明する。外観斜視図及び断面模式図は、参考例1の場合の図1及び図2と同じであり、16個の125μm以上、126μm未満の内径のマイクロホールが、250μmピッチで整列している。ジルコニアを主成分として射出成形により作製している。
【0030】
射出成形後に成形品を脱脂、焼結した状態で穴径が、125μm以上、126μm未満となるように作製しているため、内径を所定値へ仕上げる加工を必要とせず、高精度な穴径を低コストに作製できる。成形体に対して、内径を高精度に仕上げる加工を必要としないことは、特にマイクロホールの心数が増大するにつれてコストへの効果が大きい。
【0031】
[実施形態1]
図6及び図7は、本発明のマイクロホールアレイ部品の実施形態1を説明するための図で、図6は材質がセラミックスである16芯マイクロホールアレイ部品の外観斜視図、図7は図6の断面模式図で、図中符号41はセラミックからなるマイクロホールアレイ部品、42はマイクロホール、43はコーン部を示している。
【0032】
125μm径の光ファイバ16芯を、マイクロホールアレイ部品41の穴両端より光ファイバを挿入できるように、125μm以上、126μm未満の内径を有するマイクロホールのコーン部43が250μmピッチで整列している。このコーン部43の穴入口形状は、楕円となるようにコーン形状となっている。図6及び図7においては、コーン部43の垂直方向の広がり角は30度であり、アレイ方向の広がり角は、15度である。
【0033】
図6及び図7に示したように、コーン部43の穴入口は、穴整列方向に対して垂直方向の径が長い楕円であり、楕円の径が375μmとなるよう拡大している。アレイ方向の径は250μmである。このマイクロホールをFPCコネクタへ用いたとき、光ファイバの先端位置ずれが垂直方向で±120μm以下程度であれば、光ファイバはコーン部43に挿入され、コーン部43の壁面と接触しながら穴へガイドされるため、光ファイバをマイクロホール42への挿入は容易である。
【0034】
特に、FPCコネクタにおいては垂直方向へのバラつきが大きいため、垂直方向の径が長い楕円とすることで、FPCコネクタプラグの光ファイバの挿入は容易になる。例えば、垂直方向の径を500μmとすれば、FPCコネクタプラグにおける光ファイバ先端位置のずれが問題になることがなく、確実に光ファイバを穴へ挿入することができる。また、プラグの光ファイバ固定部の作製精度や、固定部への光ファイバアレイの実装精度を緩和することができ、光ファイバコネクタの作製や組立コストを下げることが可能になる。
【0035】
[実施形態2]
この実施形態2について、16芯マイクロホールアレイ部品を例にして説明する。外観斜視図及び断面模式図は、実施形態1の場合の図6及び図7と同じである。材質はジルコニアを主成分とし、射出成形により作製している。成形体の焼結が終了した状態で、コーン部43のマイクロホールの内径は、125μm以上、126μm未満であり、穴入口もコーン形状となっている。そのため、内径仕上げ加工、コーン加工を必要とせず、成形体に加工を必要とすることなくコネクタへ使用できる。成形体に対して加工を必要としないことで、個々の穴に内径仕上げ加工、コーン加工するときにくらべ、低コストに作製できる。特に、芯数が増加したとき、加工コストの増加を抑えることができる。主成分がジルコニアであるので、FPCコネクタに使用したとき、ゴミを発生させることがなく、コネクタの信頼性を向上させることが可能である。
【0036】
[実施形態3]
この実施形態3をFPCコネクタへのセラミックスマイクロホールの適用を例にして説明する。
【0037】
FPCコネクタのマイクロホール部品をアダプタ部品と一体成形品として樹脂により作製し、低コストにアダプタを作製する方法もあるが、課題で述べたように、光ファイバが樹脂を削りゴミを発生させる欠点が存在していた。また、樹脂でマイクロホール内の穴形状や穴径を精密に制御することが困難であった。
【0038】
そこで、マイクロホール部品が欠落したアダプタ部品を樹脂により作製しておき、マイクロホール部品は別部品として、すなわち、その成分をセラミックスとするマイクロホール部品を成形により作製する。そして、このセラミックス製のマイクロホール部品を上述した樹脂製のアダプタ部品内に固定することによって、アダプタ部材として完成させるのである。
【0039】
この本発明により、光ファイバはセラミックス製のマイクロホール内に挿入されるため、従来の欠点であったマイクロホール内の樹脂を光ファイバが削ることがなくなり、削りごみの発生もなくなり、また、セラミックス製のマイクロホール部品は穴形状や穴径を精密に制御して作製することが出来るため、その結果、低コストで、かつ、高い信頼性のあるアダプタ部品を作製することができる。
【0040】
図8は、FPCコネクタのアダプタへセラミックスマイクロホールアレイ部品を適用したときの模式図で、図中符号51はセラミックスマイクロホールアレイ部品、52はアダプタを示している。図3に示したアダプタ6に代え、図1及び図2に示したマイクロホールアレイ部品を収納して固定できるアダプタへと変更することで、FPCコネクタへセラミックスマイクロホールアレイ部品を適用する。
【0041】
マイクロホールの入口両端よりプラグに固定された光ファイバがマイクロホール内へ挿入され、プラグとアダプタはクリップにより固定され、光ファイバを接続する。接続を解除するときは、クリップを外して、プラグをアダプタから引き離す。プラグとアダプタの着脱の操作時には、マイクロホールの内壁と光ファイバが接触するが、マイクロホールの材質が耐摩耗性に優れたセラミックスであるので、光ファイバがマイクロホールの内壁を削り、マイクロホール内でゴミを発生させることがなく、光ファイバコネクタの信頼性を向上させることができる。
【0042】
また、アダプタへは、図6及び図7で示した穴入口の形状を有するマイクロホールアレイ部品を適用することもできる。穴入口がコーン形状となったマイクロホールアレイ部品を用いることで、マイクロホールアレイ部品のアダプタへの固定位置精度も緩和することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、片持ち梁の状態でプラグに取りつけられた複数の光ファイバの軸を調心するための複数の丸孔を有するマイクロホールアレイ部品であって、材質がセラミックスであるので、穴形状が丸型となるよう一体成形品としてマイクロホールアレイ部品を作製するため、このマイクロホールアレイ部品を低コストで作製できる。
【0044】
また、マイクロホールアレイ部品の材質として耐摩耗性に優れたセラミックスを用いることで、光ファイバ着脱によりマイクロホール内が削れてゴミが発生し光ファイバ接続を阻害する可能性がなく、光ファイバコネクタの信頼性を向上させることができる。
【0045】
成形加工後にセラミックスを焼結したときに、マイクロホールの内径が125μm以上126μm未満であることで、穴径に対して仕上げ加工をする必要がないため、低コストに多心マイクロホールアレイ部品を作製できる。
【0046】
マイクロホールにおいて、それぞれの穴入口の形状が穴整列方向と垂直な方向の径の方が長い楕円であるようにコーン形状であるため、プラグに固定された光ファイバアレイの挿入が容易になり、光ファイバコネクタの信頼性を向上させることができる。
【0047】
マイクロホールアレイ部品において、材質の主成分をジルコニアとして射出成形により作製し、成形体の焼結が終了した状態でマイクロホール内径が125μm以上126μm未満であり、穴入口がコーン形状であることで、低コストに信頼性の高いマイクロホールアレイ部品を作製できる。
【0048】
これらのマイクロホールアレイ部品をFPCコネクタに適用することで、FPCコネクタのプラグやアダプタ部品作製精度、組立制度を緩和することが可能となり、信頼性の高いFPCコネクタを低コストに作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のマイクロホールアレイ部品の参考例1を説明するための図で、材質がセラミックスである16芯マイクロホールアレイ部品の外観斜視図である。
【図2】 本発明のマイクロホールアレイ部品の参考例1を説明するための図で、図1の断面模式図である。
【図3】 FPCコネクタの一例を示す図で、(a)は分解斜視図、(b)はその組立状態図である。
【図4】 光ファイバがマイクロホールの内壁を削りとりながら挿入される場合の断面模式図である。
【図5】 プラグに固定された光ファイバアレイの正面からみた時の、光ファイバの先端位置の一例を示す図である。
【図6】 本発明のマイクロホールアレイ部品の実施形態1を説明するための図で、材質がセラミックスである16芯マイクロホールアレイ部品の外観斜視図である。
【図7】 本発明のマイクロホールアレイ部品の実施形態1を説明するための図で、図6の断面模式図である。
【図8】 FPCコネクタのアダプタへセラミックスマイクロホールアレイ部品を適用したときの模式図である。
【符号の説明】
1 FPCコネクタ
2 光ファイバ
3 保持部
4 プラグ
5 細径孔(マイクロホール)
6 アダプタ
7 プラグ
8 保持部
9 光ファイバ
10 座屈部
11 クリップ
21 光ファイバ
22 マイクロホール
23 マイクロホールの内壁を削ったゴミ
31 セラミックからなるマイクロホールアレイ部品
32 マイクロホール(丸孔)
41 セラミックからなるマイクロホールアレイ部品
42 マイクロホール
43 コーン部
51 セラミックスマイクロホールアレイ部品
52 アダプタ
Claims (2)
- 片持ち梁の状態でプラグに取りつけられた複数の光ファイバの軸を調心するための複数のマイクロホールを有するマイクロホールアレイ部品であって、
前記マイクロホールアレイ部品は、ジルコニアを主成分とするセラミックを材質として、射出形成により作製され、前記射出形成後の焼結が終了した状態において、前記マイクロホールの内径が、125μm以上、126μm未満であり、前記マイクロホールの入口の形状が、該マイクロホールの整列方向に対して垂直な方向の径が前記整列方向の径よりも長い楕円となるコーン形状であることを特徴とするマイクロホールアレイ部品。 - 請求項1に記載のマイクロホールアレイ部品を備え、該マイクロホールアレイ部品の両端より光ファイバを挿入し、該光ファイバ自身が撓んだときに発生する弾性復元力により光ファイバの端面同士を加圧密着させることを特徴とする光ファイバコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003031449A JP3947716B2 (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | マイクロホールアレイ部品及び光ファイバコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003031449A JP3947716B2 (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | マイクロホールアレイ部品及び光ファイバコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004240323A JP2004240323A (ja) | 2004-08-26 |
JP3947716B2 true JP3947716B2 (ja) | 2007-07-25 |
Family
ID=32958038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003031449A Expired - Lifetime JP3947716B2 (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | マイクロホールアレイ部品及び光ファイバコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3947716B2 (ja) |
-
2003
- 2003-02-07 JP JP2003031449A patent/JP3947716B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004240323A (ja) | 2004-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9279942B2 (en) | Ferrule for optical fiber connector having a compliant structure for clamping alignment pins | |
US5519799A (en) | Optical fiber array structure | |
US6287017B1 (en) | Optical connector ferrule, method of manufacturing the same, and optical connector using the same | |
JP2000206374A (ja) | 光繊維アレ―コネクタ及びその製造方法 | |
US6722791B2 (en) | Multi-fiber ferrule | |
JP5224389B2 (ja) | 光ファイバ配列部材の製造方法 | |
WO1998001782A1 (fr) | Ferrule pour connecteur de fibres optiques | |
US20030091297A1 (en) | Fiber optic connector and method of making the same | |
WO2019234968A1 (ja) | 光コネクタフェルールの製造方法、及び光コネクタフェルール | |
JP2007500861A (ja) | 光ファイバの2つのグループを着脱可能に接続する方法と、該方法を実行するプラグインコネクタ | |
JP3947716B2 (ja) | マイクロホールアレイ部品及び光ファイバコネクタ | |
EP1081517A1 (en) | Ferrule for optical connector, method of producing the same, and optical connector comprising the same | |
WO2000020908A1 (fr) | Connecteur pour fibre optique multicoeur et sa methode d'assemblage | |
JP2004219944A (ja) | 多芯光コネクタ及びその製造方法 | |
JP4814122B2 (ja) | 光ファイバコネクタ | |
JPH1010368A (ja) | 光コネクタ、その製造方法及び成形具 | |
KR100773175B1 (ko) | 광 접속기 | |
TW201925840A (zh) | 光纖轉接器 | |
JP3838912B2 (ja) | 光ファイバ固定具とその製造方法およびこれを用いた光ファイバコネクタ | |
JPH0968627A (ja) | 光コネクタ | |
JP2001051157A (ja) | 光ファイバ固定具およびその製造方法およびそれを用いた光ファイバコネクタ | |
JP6907866B2 (ja) | 光接続構造及び光配線部材 | |
JPWO2018037960A1 (ja) | 光コネクタの製造方法 | |
JP2001330758A (ja) | 光コネクタ用フェルール | |
JP3230073B2 (ja) | 光ファイバー素線の接続装置および接続方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060908 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070410 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070416 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3947716 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120420 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140420 Year of fee payment: 7 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |