JP3947644B2 - Liquid softener composition - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体柔軟剤組成物に関する。特に、本発明は、各種の合成繊維に対して優れた柔軟性を付与し得る、液体柔軟剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭用の液体柔軟剤組成物として市販されている商品には、少量で良好な柔軟効果が得られることから、1分子中に1〜2個の長鎖アルキルまたはアルケニル基を有する第4級アンモニウム塩を主成分とした組成物が用いられていた。このような第4級アンモニウム塩を用いた液体柔軟剤組成物は、木綿類に対しては十分な柔軟効果を付与するものであった。
しかしながら、このような液体柔軟剤組成物は、アクリル系、ポリエステル系、ポリアミド系などの合成繊維に対しては効果が充分であるとは言いがたく、さらに高濃度で処理すると衣料の風合いが損なわれてしまう場合があるという問題を有していた。
一方、液体柔軟剤組成物がその柔軟仕上げ効果を有効に発揮するためには、基剤である第4級アンモニウム塩を水媒体中に安定に分散させておく必要がある。また、柔軟仕上げ剤は、搬送や保存の際に低温にさらされることにより凍結する場合があるが、一旦凍結後に室温に戻って解凍された際になお、分散安定性を有するものである必要がある。
近年、合成繊維に対する柔軟性能を向上させることを目的とした柔軟仕上げ剤用の基剤として、1分子中に3つのアルキル基を有する第4級アンモニウム塩が注目されている(例えば、特開平10−77575号公報)。
しかしながら、このような第4級アンモニウム塩は結晶性が強いため、水媒体中に安定に分散させておく事が非常に困難であり、問題がある。
また、特開平3−287866号公報、特開平3−287867号公報には、
モノ、ジ、トリエステル第4級アンモニウム塩とイミダゾリン化合物を特定比率で混合して得られる柔軟仕上げ剤により、各種繊維に対する柔軟性能の向上を図る技術が開示されている。
しかしながら、これらの柔軟剤組成物は、柔軟性能は向上するものの、上記のような凍結復元時の分散安定性に問題があった。
【0003】
さらに、環境への影響についての配慮から、近年、液体柔軟剤組成物用の基剤についても、環境への影響の少ない生分解性等に優れたものを使用することが望まれている。
例えば、特開平6−228877号公報、特開平7−3649号公報には、エステル基を含む第4級アンモニウム塩を含有する柔軟剤組成物が記載されている。このような第4級アンモニウム塩は、良好な生分解性を得ることを目的として、炭素鎖中にエステル結合を持たせたものが多く、加水分解が進行しやすいことから、これを防止するために、組成物のpHを酸性側に維持する必要がある。
その一方で、柔軟剤としての商品価値を高めるために、液体柔軟剤組成物の成分として色素を配合することにより、液体柔軟剤組成物に着色することが一般におこなわれているが、液体柔軟剤組成物のpHが酸性である場合には、処理中に繊維に色素が染着したり、保存中に退色を生じる等の問題が生ずる。このため、pHが酸性下であっても安定な色素を配合することにより、生分解性が良好でかつ着色され、しかも色調安定性の高い液体柔軟剤組成物を得ることが試みられている。
例えば、特開平7−18574号公報には、特定の青色色素と特定のキレート剤を組み合わせて使用することが開示されており、また、特開平7−18573号公報には、ジ長鎖第4級アンモニウム塩と特定の赤色色素を組み合わせて使用することが開示されている。
しかしながら、これらの方法は、いずれも使用可能な色素が上記特定の色素に制限されてしまうことから、色素配合の選択の自由度が低く、この点で十分とは言えない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明は、各種の合成繊維に対して優れた柔軟性を付与するとともに、分散性、中でも凍結復元時の分散安定性に優れた液体柔軟剤組成物を提供することを、第1の目的とする。
【0005】
本発明はまた、基剤の生分解性が高く、かつ様々な色素を使用することによって所望の着色を行なうことが可能であるとともに、色調安定性の高い、液体柔軟剤組成物を提供することを、第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、特定のトリ長鎖アルキル(またはアルケニル)第4級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキル(またはアルケニル)第4級アンモニウム塩及びモノ長鎖アルキル(またはアルケニル)第4級アンモニウム塩の混合物を、特定の構造を有する非イオン活性剤と併用することにより、上記第1の課題を解決し得ることを見いだした。
【0007】
本発明者らはまた、上記第4級アンモニウム塩の混合物を、特定の構造を有する色素及び金属キレート剤及び/または酸化防止剤と併用することにより、上記第2の課題を解決し得ることを見いだした。
【0008】
すなわち、本発明は、その第1の態様として、
(A)下記の(a−1)、(a−2)及び(a−3)成分からなる第4級アンモニウム塩の混合物であって、該混合物全体の質量を基準として、5〜30質量%の(a−1)成分、35〜70質量%の(a−2)成分、及び10〜45質量%の(a−3)成分からなる、第4級アンモニウム塩の混合物、及び、
(B)炭素数が8〜20の分岐アルキル基または分岐アルケニル基を有する一級アルコールに、アルキレンオキシドを平均で10〜100モル付加した、非イオン活性剤、
を含有する、液体柔軟剤組成物を提供する。
(a−1)成分: 分子内に3つの長鎖アルキルまたはアルケニル基を有し、次の一般式(I):
【0009】
【化4】
【0010】
で表わされる第4級アンモニウム塩。
(a−2)成分: 分子内に2つの長鎖アルキルまたはアルケニル基を有し、次の一般式(II):
【0011】
【化5】
【0012】
で表わされる第4級アンモニウム塩。
(a−3)成分: 分子内に1つの長鎖アルキルまたはアルケニル基を有し、次の一般式(III):
【0013】
【化6】
【0014】
で表わされる第4級アンモニウム塩。
(式(I)〜(III)中、R1〜R3及びR5〜R7は、それぞれ炭素数10〜24の直鎖または分岐の飽和または不飽和炭化水素基を表し、それらは互いに同一であっても異なっていてもよく、R4は炭素数1〜4のアルキル基またはヒドロキシアルキル基を表わし、nは2〜4の整数、mは0〜3の整数、pは2〜4の整数であり、各n、m及びpは、それぞれ互いに同一であっても異なっていてもよい。X-は柔軟剤適合アニオンである。)
【0015】
本発明はまた、その第2の態様として、上記(A)成分、
(C)スルホン酸基またはその塩を有する赤色色素、青色色素、黄色色素、紫色色素から選ばれる1種または2種類上の色素、及び、
(D)金属キレート剤及び/または酸化防止剤、
を含有する、液体柔軟剤組成物を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の第1の態様及び第2の態様に共通する(A)成分について説明する。
【0017】
本発明で用いる(A)成分は、液体柔軟剤組成物の基剤であって、上記一般式(I)で表されるトリ長鎖アルキル(またはアルケニル)第4級アンモニウム塩((a−1)成分)、一般式(II)で表されるジ長鎖アルキル(またはアルケニル)第4級アンモニウム塩((a−2)成分)及び一般式(III)で表されるモノ長鎖アルキル(またはアルケニル)第4級アンモニウム塩((a−3)成分)の、特定比率の混合物である。
上記一般式(I)〜(III)中、R1〜R3及びR5〜R7は、それぞれ炭素数10〜24、好ましくは14〜20のアルキル又はアルケニル基である。
R1〜R3及びR5〜R7は、(a−1)〜(a−3)の各成分の分子内における炭素数17以上の脂肪酸残基の質量比率が50%以上となるように選ばれるのが望ましく、好ましくは70%以上、特に好ましくは80%以上である。
また、R1〜R3及びR5〜R7は、(a−1)〜(a−3)の各成分の分子内に飽和高級脂肪酸残基または不飽和高級脂肪酸残基のみが存在するようなものであってもよく、あるいは両者が併存するようなものであってもよい。各成分の分子内における飽和/不飽和脂肪酸残基の比率は、質量比で10/0〜1/9の範囲内であるのが望ましく、好ましくは10/0〜3/7、特に好ましくは10/0〜5/5である。
R1〜R3及びR5〜R7として不飽和の基が存在する場合、その立体異性体構造がシス体またはトランス体のいずれか一方のみであってもよく、あるいは両者が併存していてもよい。不飽和基におけるシス体/トランス体の比率は、質量比で25/75〜100/0の範囲内であるのが望ましい。
R1〜R3及びR5〜R7は、具体的には、例えばオレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレイン酸などの不飽和高級脂肪酸に由来する残基、あるいはステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸等の飽和高級脂肪酸に由来する残基であってよい。これらの残基は、牛脂、豚脂、パーム油、大豆油、サフラワー油、ヒマワリ油、オリーブ油などの天然油脂を分解、精製して得られる脂肪酸、脂肪酸エステルに由来する残基であり得るが、分解後に水添しても構わない。
【0018】
上記一般式(I)〜(III)中、R4は、炭素数1〜4のアルキル基またはヒドロキシアルキル基である。R4の例として、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヒドロキシエチル基が挙げられるが、特にメチル基、エチル基が好ましく用いられる。
また、上記一般式(I)〜(III)中、pは2〜4の整数であり、好ましくは2または3であって、pが3の場合、CpH2pで表される基は、イソプロピル基であるのが望ましい。また、nは2〜4の整数であり、好ましくは2である。さらに、mは0〜3の整数であり、好ましくは0または1である。各n、m及びpは、それぞれ互いに同一であってもよく、あるいは相互に異なっていてもよい。
さらに、X-は柔軟剤適合アニオン、すなわち、一般式(I)〜(III)第4級アンモニウム塩が液体柔軟剤組成物用の基剤として機能し得るような任意のアニオンである。X-で表される柔軟剤適合アニオンとして、具体的には塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲン原子アニオンやメチル硫酸、エチル硫酸、メチル炭酸などのアニオンが挙げられる。X-は、好ましくは塩素、臭素、メチル硫酸のアニオンであり、特にメチル硫酸アニオンが好ましい。
【0019】
本発明の(a−1)〜(a−3)成分として使用可能な第4級アンモニウム塩の具体例を、以下に示す。
(a−1)成分:
【0020】
【化7】
【0021】
(a−2)成分:
【0022】
【化8】
【0023】
(a−3)成分:
【0024】
【化9】
【0025】
本発明で用いる(A)成分は、上記(a−1)成分、(a−2)成分及び(a−3)成分を特定比率で組み合わせることによって得られる、第4級アンモニウム塩の混合物である。
液体柔軟剤組成物の各種合成繊維に対する柔軟性付与性能の観点から、(A)成分全体の質量を基準として、(a−1)成分の割合は5質量%以上、(a−2)成分の割合は70質量%以下、(a−3)成分の割合は45質量%以下、好ましくは35質量%以下である。
また、本発明の液体柔軟剤組成物の効果を得る観点から、(A)成分全体の質量を基準として、(a−1)成分の割合は30質量%以下、好ましくは25質量%以下、(a−2)成分の割合は35質量%以上、好ましくは45質量%以上、(a−3)成分の割合は10質量%以上、好ましくは15質量%以上である。
(a−1)〜(a−3)の各成分は、第4級アンモニウム塩の製造方法として当業者に知られている任意の通常の方法により、製造することができる。例えば、該当する短鎖3級アミンと脂肪酸または脂肪酸メチルエステルとの縮合反応によって得られた長鎖エステルアミンを、ジメチル硫酸などの4級化剤で4級化することによって、得ることが可能である。この場合、未反応物質である短鎖3級アミン、脂肪酸、脂肪酸メチルエステル、短鎖3級アミンの4級化物、モノ、ジ、トリ長鎖エステルアミンが、(a−1)〜(a−3)成分に対して0.05〜20質量%含まれていても、特に問題はない。
(A)成分の配合量は、少量の液体柔軟剤組成物により十分な柔軟性付与性能を得るという観点、及び液体柔軟剤組成物の製品粘度及びハンドリング性を好適なものとするとの観点から、本発明の液体柔軟剤組成物中、液体柔軟剤組成物全体の質量を基準として、3質量%〜50質量%とするのが望ましく、好ましくは3質量%〜40質量%、さらに好ましくは3質量%〜30質量%配合する。
【0026】
次に、本発明の第1の態様における他の成分について説明する。
【0027】
本発明で用いる(B)成分は、特定の構造を有する一級アルコールにアルキレンオキシドを付加することにより得られる非イオン活性剤である。具体的には、(B)成分は、炭素数が8〜20の分岐アルキル基または分岐アルケニル基を有する一級アルコールに、アルキレンオキシドを平均で10〜100モル付加した非イオン活性剤である。
上記一級の分岐アルコールの炭素数は、好ましくは10〜16であり、特に好ましくは13である。
本発明に用いる(B)成分の原料アルコールとして一級の分岐アルコールを採用することとしているのは、直鎖型のアルコール、または分岐であっても二級のアルコールを用いる場合に比べて、液体柔軟剤組成物の凍結復元後の分散安定性を確保するという観点において優れているためである。
また、上記一級の分岐アルコールに付加するアルキレンオキシドとしては、エチレンオキシドを単独で使用するのが好ましいが、エチレンオキシドとともにプロピレンオキシドを付加してもよい。上記一級の分岐アルコールにエチレンオキシド及びプロピレンオキシドをともに付加させる場合、これらを付加する順序としては、いずれが先であってもよい。
アルキレンオキシドの平均付加モル数は、好ましくは20〜80モルであり、特に好ましくは30〜60モルである。また、プロピレンオキシドをエチレンオキシドとともに付加する場合、プロピレンオキシドの平均付加モル数は、1〜5モルとすることができ、好ましくは1〜3モルである。
【0028】
本発明に使用し得る(B)成分の具体例としては、一級イソデシルアルコールにエチレンオキシド(EO)を平均20モル付加した物、一級イソトリデシルアルコールにEOを平均40モル付加した物、一級イソトリデシルアルコールにEOを平均60モル付加した物、及び一級イソへキサデシルアルコールにEOを平均60モル付加した物が挙げられる。
【0029】
本発明で使用する(B)成分は、例えば、プロピレンあるいはブチレンを原料とし、そのn量体(プロピレンの場合は3〜6量体、ブチレンの場合は2〜4量体など)を調製した後、オキソ反応によりアルデヒドとし、水添して得た一級アルコールに、当業者に知られた通常の方法で酸化アルキレンを付加することにより、調製することができる。
【0030】
(B)成分の配合量は、凍結復元後の分散安定性が良好な液体柔軟剤組成物を得るという観点、及び液体柔軟剤組成物の粘度を好適なものとするとの観点から、本発明の液体柔軟剤組成物中、液体柔軟剤組成物全体の質量を基準として、0.1質量%〜10質量%とするのが望ましく、好ましくは0.1質量%〜5質量%、さらに好ましくは0.3質量%〜2質量%配合する。
【0031】
本発明の液体柔軟剤組成物のpHは、(a−1)〜(a−3)成分に含まれるエステル結合が切断され、加水分解が進行するのを抑制するため、2〜5の範囲内とするのが望ましく、好ましくは2〜4.5の範囲内とする。
本発明の液体柔軟剤組成物のpHを調整するために配合する酸としては、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等の無機塩や、酢酸、乳酸、グリコール酸、クエン酸、マレイン酸などの炭素数6以下の有機酸等を使用することができ、中でも塩酸、硫酸が好ましい。
また、液体柔軟剤組成物のpHの調整を目的として、必要に応じて水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ化合物を用いても良い。
【0032】
本発明の液体柔軟剤組成物には、柔軟処理した合成繊維に適当なハリを付与し、さらにはアイロンのすべり性を改善することなどを目的として、ジメチルポリシロキサンおよび/または部分的にアミノ基、カルボキシル基またはポリオキシエチレン基で変性されたジメチルポリシロキサン等のシリコーン化合物を配合することができる。これらのシリコーン化合物を配合する場合、その配合量は、液体柔軟剤組成物全体の質量を基準として、0.1〜10質量%とすることができ、好ましくは0.3〜5質量%、特に好ましくは0.5〜3質量%である。
【0033】
さらに、本発明の液体柔軟剤組成物には、その他の任意成分として、通常柔軟剤組成物に配合される公知の成分を、本発明の効果を妨げない範囲で配合することができる。
このような任意成分として、例えば、液体柔軟剤組成物全体の質量を基準として、ジ長鎖アルキルジメチル第4級アンモニウム塩、モノ長鎖アルキルトリメチル第4級アンモニウム塩を0.1〜2質量%、ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸などの高級脂肪酸を0.01〜0.5質量%、ステアリルアルコール、パルミチルアルコール、オレイルアルコール、一級のイソトリデシルアルコールなどの高級アルコールを0.01〜3質量%、ステアリン酸メチルエステル、オレイン酸メチルエステル、パルミチン酸メチルエステルなどの脂肪酸メチルエステルを0.01〜2質量%、脂肪酸グリセリンエステルなどの非イオン活性剤を0.01〜1質量%、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、塩化アンモニウム、塩化マグネシウムなどの水溶性塩を0.01〜2質量%、安息香酸デナトリウム、8−アセチル化蔗糖、ブルシンなどの変性剤を微量含んだエタノール、プロピレングリコールやエチレングリコール、ブタンジオール、ヘキシレングリコール、2,2,4−トリメチル−1,3ペンタンジオール、ベンジルアルコールなどの溶剤を1〜20質量%、ケーソンCG等の抗菌剤を0.001〜0.1質量%、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノールなどの酸化防止剤を0.001〜0.1質量%、パラフィン、流動パラフィンなどの炭化水素を0.01〜2.0質量%配合することができ、さらに、尿素、顔料、染料、セルロース誘導体、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、香料などを配合することができる。
【0034】
香料としては、脂肪族エーテル、芳香族エーテル等のエーテル類、脂肪族オキサイド、テルペン類のオキサイド等のオキサイド類、アセタール類、ケタール類、フェノール類、フエノールエーテル類、脂肪酸、テルペン系カルボン酸、水素化芳香族カルボン酸、芳香族カルボン酸等の酸類、酸アマイド類、ニトロムスク類、ニトリル、アミン、ピリジン類、キノリン類、ピロール、インドール等の含窒素化合物等々の合成香料及び動物、植物からの天然香料、天然香料及び/又は合成香料を含む調合香料の1種又は、2種以上を混合し使用することができる。例えば、1996年化学工業日報社刊印藤元一著「合成香料 化学と商品知識」、1969年MONTCLAIR,N.J.刊STEFFEN ARCTANDER著“Perfume and Flavor Chemicals”等に記載の香料が使用できる。以下に主な香料名を示す。
オイゲノール、ゲラニオール、バクダノール、ジプロピレングリコール、リナロール、フェニルエチルアルコール、9−デセン−1−オール、シトロネロール、イソオイゲノール、セドロール、シス−3−ヘキセノール、ネロール、ターピネオール、ボルネオール、シス−3−ヘキセニルサリシレート、ジブチルヒドロキシトルエン、メチルアトラレート、メントール、テトラヒドロリナロール、ジメチルベンジルカルビノール、ゲラニルアセテート、シトロネリルアセテート、フェニルエチルアセテート、メチルジヒドロジャスモネート、ベンジルアセテート、リナリルアセテート、ターピニルアセテート、アセチルセドレン、p−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート、2−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート、メチルアンスラニレート、ヂメチルベンジルカービニルアセテート、ノナナール、デカナール、ウンデカナール、2−メチルウンデカナール、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、ヘキシルシンナミックアルデヒド、リリアール、リラール、バニリン、エチルバニリン、ムスコン、シクロヘキサデセノン、ムスクケトン、トナリド、ヨノン、メチルヨノン、イソ イー スーパー、β−メチルナフチルケトン、カシメラン、ダマスコン、リモネン、ピネン、ミルセン、カリオフィレン、シクロペンタデカノリド、γ−デカラクトン、γ−ウンデカラクトン、クマリン、ガラクソリド、アンブロキサン、セドリルメチルエーテル、ファレナール、インドール、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレート、パラターシャリーブチルシクロヘキサノール、オルトターシャリーブチルシクロヘキサノール、シンナミックアルコール、フェノキシエタノール、ジヒドロリナロール、ミルセノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、ノナノール、デカノール、ウンデカノール、3−オクタノール、1−オクテンー3−オール、9−デセノール、トランスー2−シスー6−ノナジエノール、ファルネソール、ネロリドール、ビサボロール、パチュリアルコール、ベチベロール、p−ターシャリーブチルシクロヘキサノール、アンブリノール、1−(2−t−ブチルシクロヘキシルオキシ)−2−ブタノール、ジヒドロミルセノール、ジメトール、ジミルセトール、フェンチールアルコール、ヘキシルサリシレート、ヒドロトロピックアルコール、マイヨール、メチルサリシレート、ムゴール、ノピルアルコ−ル、ネロ−ル、オキシフェニロン、ラバンジュロール、サンダロア、サンデラ、サンタレックス、ブラマノール、ポリサントール、エバノール、ジメチルベンジルカルビノール、テトラヒドロムゴール、テトラヒドロゲラニオール、チモール、カルバクロール、アリルアミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、アミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソアミルアセテート、イソアミルサリシレート、アセチルユゲノール、ベンジルサリシレート、ベルガミールアセテート、ボルニルアセテート、ブチルブチレート、ベンジルフォーメート、セドリルアセテート、シトロネリルフォーメート、シクラセット、シクラプロップ、シンナミルアセテート、フルテート、フェニルエチルフェニルアセテート、ゲラニルフォーメート、シス−3−ヘキセニールアセテート、ヘキシルサリシレート、イソボルニルアセテート、イソノニルアセテート、ジャスマール、メンチルアセテート、メチルサリシレート、ノピルアセテ−ト、ネリルアセテ−ト、メチルフェニルアセテ−ト、ネオベルガメート、エチルー2−メチルペンタノエート、スチラリールアセテート、スチラリールプロピオネート、テトラヒドロリナリールアセテート、テトラヒドロゲラニールアセテート、ベルドックス、シスー3−ヘキセナール、トランスー2−ヘキセナール、ヘヘプタナール、オクタナール、アドキサール、アミルシンナミックアルデヒド、ベンツアルデヒド、シンナミックアルデヒド、シトラール、シトラサール、シトロネラール、シクラメンアルデヒド、p−エチルー2,2−ジメチルヒドロシンナムアルデヒド、3−(p−t−ブチルフェニル)−プロピルアルデヒド、クミンアルデヒド、デュピカール、ヘリオナール、ヒヤシンスアルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、イソシクロシトラール、リグストラール、ミューゲアルデヒド、ミラックアルデヒド、トリプラール、4−トリシクロデシリデンブタナール、トリメチルシクロヘキセンメチルブタナール、サフラナール、ペリラアルデヒド、α―メチレンシトロネラール、ウンデシレンアルデヒド、ジメチルオクタナール、トリメチルウンデセナール、トランスー2−ノネナール、アセトフェノン、カルボン、セレストリッド、シスジャスモン、キャロン、ジヒドロジャスモン、ジフェニルオキサイド、コアボン、メチルラベンダーケトン、シベトン、シクロペンタデカノン、オキサヘキサデセン−2−オン、オリボン、オキシフェニロン、トラセオライド、アセチルセドレン、メチルラベンダーケトン、イソシクレモン、イロン、α―ダイナスコン、イソダマスコン、ダマセノン、ネロン、3,3−ジメチルシクロヘキシルメチルケトン、p−ターシャリルーブチルシクロヘキサノン、シクロテン、トリメチルシクロペンタノン、ヘキシルシクロペンタノン、マルトール、エチルマルトール、ソトロン、2,5−ジメチルー4−ヒドロキシー3(2H)−フラノン、テルピネン、フェランドレン、p−サイメン、ファルネセン、3−カレン、テルピノーレン、カンフェン、サビネン、ビサボレン、セドレン、グアイエン、ジフェニル、ジフェニルメタン、アンブレットリッド、n−ブチルフタリド、プロピリデンフタリド、ブチリデンフタリド、δ―ヘキサラクトン、δ―オクタラクトン、δ―ノナラクトン、δ−2−デセノラクトン、δ―ウンデカラクトン、δ―ドデカラクトン、δ―テトラデカラクトン、ラクトスカトン、γ―ヘキサラクトン、γ―オクタラクトン、γ―ノナラクトン、ウイスキーラクトン、アンゲリカラクトン、γ―ドデカラクトン、γ―ジャスモラクトン、ジャスミンラクトン、シスジャスモンラクトン、シクロヘキシルラクトン、ε―デカラクトン、ε―ドデカラクトン、エチレンドデカンジオエート、シクロヘキサデカノリド、10−オキサヘキサデカノリド、11−キサヘキサデカノリド、12−オキサヘキサデカノリド、エチレンブラシレ−ト、14−メチル−ヘキサデセノリド、14−メチル−ヘキサデカノリド、オシメンエポキシド、パラクレジールメチルエーテル、ローズオキサイド、シンナミルニトリル、クミニルニトリル、キノリン、イソキノリン、p−メチルキノリン、6−イソプロピルキノリン、イソブチルキノリン、ヤラヤラ、酢酸、ヘプタン酸、オクタン酸、デカン酸、ゲラン酸、ウンデシレン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、安息香酸、フェニル酢酸、桂皮酸、ヒドロケイ皮酸、バニリン酸、アニス油、ベイ油、ボアドローズ油、カナンガ油、カルダモン油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェリン油、バジル油、ナツメグ油、シトロネラ油、クローブ油、コリアンダー油、エレミ油、ユーカリ油、フェンネル油、ガルバナム油、ゼラニウム油、ヒバ油、桧油、ジャスミン油、ラバンジン油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム油、ネロリ油、オークモス油、オコチア油、パチュリ油、ペパーミント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン油、ローズ油、ローズマリー油、しょう脳油、芳油、クラリーセージ油、サンダルウッド油、スペアミント油、スパイクラベンダー油、スターアニス油、タイム油、トンカ豆チンキ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、ベチバー油、イランイラン油、グレープフルーツ油、ゆず油、ベンゾイン、ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベローズ油、ムスクチンキ、カストリウムチンキ、シベットチンキ、アンバーグリスチンキ。又、香料の溶剤又は、保留剤としてジエチルフタレート、ベンジルベンゾエート、イソプロピールミリステート、ハーコリン、イソペンタン、オレンジテルペン、等を使用する事が出来る。なお、香料は実施例の香料に限定されない。
【0035】
さらに、本発明の第2の態様における他の成分について説明する。
【0036】
本発明で用いる(C)成分は、スルホン酸基またはその塩を有する赤色色素、青色色素、黄色色素、紫色色素から選ばれる1種または2種類上の色素である。スルホン酸基が塩を形成している場合、塩は例えばナトリウム塩(−SO3Na)であってよい。色素としては、直接染料、酸性染料、反応染料などを使用することができるが、これらに限られない。
【0037】
本発明に使用可能な色素の具体例として、以下のものが挙げられる。
赤色色素:
C.I.Acid Red 18 C.I.Acid Red 27 C.I.Acid Red 52
C.I.Acid Red 82 C.I.Acid Red 114 C.I.Acid Red 138
C.I.Acid Red 186
C.I.Direct Red 2 C.I.Direct Red 23 C.I.Direct Red 31
C.I.Direct Red 79 C.I.Direct Red 81
C.I.Reactive Red 6 C.I.Reactive Red 17
青色色素:
C.I.Acid Blue 9 C.I.Acid Blue 40 C.I.Acid Blue 45
C.I.Acid Blue 62 C.I.Acid Blue 74 C.I.Acid Blue 113
C.I.Acid Blue 127
C.I.Direct Blue 1 C.I.Direct Blue 15 C.I.Direct Blue 71
C.I.Direct Blue 78 C.I.Direct Blue 86 C.I.Direct Blue 106
C.I.Direct Blue 168
C.I.Reactive Blue 4 C.I.Reactive Blue 19 C.I.Reactive Blue 83
C.I.Reactive Blue 231
黄色色素
C.I.Acid Yellow 1 C.I.Acid Yellow 7 C.I.Acid Yellow 23
C.I.Acid Yellow 141
C.I.Direct Yellow 12 C.I.Direct Yellow 44
C.I.Direct Yellow 50
C.I.Reactive Yellow 3 C.I.Reactive Yellow 17
紫色色素
C.I.Acid Violet 7 C.I.Acid Violet 9 C.I.Acid Violet 43
C.I.Acid Violet 49 C.I.Acid Violet 97 C.I.Acid Violet 106
C.I.Direct Violet 48
C.I.Reactive Violet 2 C.I.Reactive Violet 4
【0038】
(C)成分の配合量は、所望の液体柔軟剤組成物の色調に応じて、適宜決定することができる。液体柔軟剤組成物の色調を、外観上好ましい範囲内のものとするとの観点から、本発明の液体柔軟剤組成物中、液体柔軟剤組成物全体の質量を基準として、0.1〜100ppmとするのが望ましく、好ましくは1〜50ppm、さらに好ましくは2〜40ppm配合する。
【0039】
本発明で用いる(D)成分は、金属キレート剤及び/または酸化防止剤である。
本発明に使用しうる金属キレート剤の例としては、エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩などに代表されるアミノカルボン酸類、トリポリリン酸塩、ピロリン酸塩に代表される無機リン化合物、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸塩や下記一般式 (IV)〜(VII)で示される化合物に代表されるポリホスホン酸類、フィチン酸に代表される有機リン酸類が挙げられる。これらのうち、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸塩が特に好ましい。また、金属キレート剤を液体柔軟剤組成物に配合する場合、遊離の酸として配合してもよく、塩として配合してもよい。
【0040】
【化10】
【0041】
また、酸化防止剤の例としては、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、ブチル化ヒドロキシアニソール、2,6−ジーtert−ブチル4−エチルフェノール等の酸化防止剤が挙げられ、中でも2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノールが好ましい。
金属キレート剤と酸化防止剤とを併用する場合、その比率は質量比で1/99〜50/50であるのが望ましく、好ましくは5/95〜35/65、特に好ましくは5/95〜20/80である。
(D)成分の配合量は、液体柔軟剤組成物が増粘などを生ずることなく、経時的に安定なものとするとの観点、及び十分な色素の退色抑制効果を得るという観点から、本発明の液体柔軟剤組成物中、液体柔軟剤組成物全体の質量を基準として、1〜500ppmとするのが望ましく、好ましくは10〜500ppm、さらに好ましくは50〜400ppm配合する。
【0042】
本発明の液体柔軟剤組成物のpHは、(a−1)〜(a−3)成分に含まれるエステル結合が切断され、加水分解が進行するのを抑制するため、2〜5の範囲内とするのが望ましく、好ましくは2〜4.5の範囲内とする。
本発明の液体柔軟剤組成物のpHを調整するために配合する酸としては、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等の無機塩や、酢酸、乳酸、グリコール酸、クエン酸、マレイン酸などの炭素数6以下の有機酸等を使用することができ、中でも塩酸、硫酸が好ましい。
また、液体柔軟剤組成物のpHの調整を目的として、必要に応じて水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ化合物を用いても良い。
【0043】
本発明の液体柔軟剤組成物には、柔軟処理した合成繊維に適当なハリを付与し、さらにはアイロンのすべり性を改善することなどを目的として、ジメチルポリシロキサンおよび/または部分的にアミノ基、カルボキシル基またはポリオキシエチレン基で変性されたジメチルポリシロキサン等のシリコーン化合物を配合することができる。これらのシリコーン化合物を配合する場合、その配合量は、液体柔軟剤組成物全体の質量を基準として、0.1〜10質量%とすることができ、好ましくは0.3〜5質量%、特に好ましくは0.5〜3質量%である。
【0044】
さらに、本発明の液体柔軟剤組成物には、その他の任意成分として、通常柔軟剤組成物に配合される公知の成分を、本発明の効果を妨げない範囲で配合することができる。
このような任意成分として、例えば、液体柔軟剤組成物全体の質量を基準として、ジ長鎖アルキルジメチル第4級アンモニウム塩、モノ長鎖アルキルトリメチル第4級アンモニウム塩を0.1〜2質量%、N,N,Nトリアシロイルオキシエチルアミンを0.05〜4.5質量%、N,NジアシロイルオキシエチルーN−ヒドロキシエチルアミンを0.03〜2質量%、N−アシロイルオキシエチルーN,N−ジヒドロキシエチルアミンを0.03〜1質量%、トリエタノールアミン、メチルジエタノールアミンなどの3級アミン、その中和物及びその4級化物を0.05〜10質量%、ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸などの高級脂肪酸を0.01〜0.5質量%、ステアリルアルコール、パルミチルアルコール、オレイルアルコールなどの高級アルコールを0.01〜3質量%、ステアリン酸メチルエステル、オレイン酸メチルエステル、パルミチン酸メチルエステルなどの脂肪酸メチルエステルを0.01〜2質量%、脂肪酸グリセリンエステル、ポリオキシエチレン(5〜100モル)直鎖アルキル又はアルケニル(C12〜C24:直鎖)エーテルなどの非イオン活性剤を0.01〜10質量%、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、塩化アンモニウム、塩化マグネシウムなどの水溶性塩を0.01〜2質量%、安息香酸デナトリウム、8−アセチル化蔗糖、ブルシンなどの変性剤を微量含んだエタノール、プロピレングリコールやエチレングリコール、ブタンジオール、ヘキシレングリコール、2,2,4−トリメチル−1,3ペンタンジオール、ベンジルアルコールなどの溶剤を1〜20質量%、ケーソンCGなどの抗菌剤を0.001〜0.1質量%、パラフィン、流動パラフィンなどの炭化水素0.01〜2質量%配合することができ、さらに、尿素、セルロース誘導体、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、香料などを配合することができる。
【0045】
香料としては、脂肪族エーテル、芳香族エーテル等のエーテル類、脂肪族オキサイド、テルペン類のオキサイド等のオキサイド類、アセタール類、ケタール類、フェノール類、フエノールエーテル類、脂肪酸、テルペン系カルボン酸、水素化芳香族カルボン酸、芳香族カルボン酸等の酸類、酸アマイド類、ニトロムスク類、ニトリル、アミン、ピリジン類、キノリン類、ピロール、インドール等の含窒素化合物等々の合成香料及び動物、植物からの天然香料、天然香料及び/又は合成香料を含む調合香料の1種又は、2種以上を混合し使用することができる。例えば、1996年化学工業日報社刊印藤元一著「合成香料 化学と商品知識」、1969年MONTCLAIR,N.J.刊STEFFEN ARCTANDER著“Perfume and Flavor Chemicals”等に記載の香料が使用できる。以下に主な香料名を示す。
オイゲノール、ゲラニオール、バクダノール、ジプロピレングリコール、リナロール、フェニルエチルアルコール、9−デセン−1−オール、シトロネロール、イソオイゲノール、セドロール、シス−3−ヘキセノール、ネロール、ターピネオール、ボルネオール、シス−3−ヘキセニルサリシレート、ジブチルヒドロキシトルエン、メチルアトラレート、メントール、テトラヒドロリナロール、ジメチルベンジルカルビノール、ゲラニルアセテート、シトロネリルアセテート、フェニルエチルアセテート、メチルジヒドロジャスモネート、ベンジルアセテート、リナリルアセテート、ターピニルアセテート、アセチルセドレン、p−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート、2−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート、メチルアンスラニレート、ヂメチルベンジルカービニルアセテート、ノナナール、デカナール、ウンデカナール、2−メチルウンデカナール、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、ヘキシルシンナミックアルデヒド、リリアール、リラール、バニリン、エチルバニリン、ムスコン、シクロヘキサデセノン、ムスクケトン、トナリド、ヨノン、メチルヨノン、イソ イー スーパー、β−メチルナフチルケトン、カシメラン、ダマスコン、リモネン、ピネン、ミルセン、カリオフィレン、シクロペンタデカノリド、γ−デカラクトン、γ−ウンデカラクトン、クマリン、ガラクソリド、アンブロキサン、セドリルメチルエーテル、ファレナール、インドール、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレート、パラターシャリーブチルシクロヘキサノール、オルトターシャリーブチルシクロヘキサノール、シンナミックアルコール、フェノキシエタノール、ジヒドロリナロール、ミルセノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、ノナノール、デカノール、ウンデカノール、3−オクタノール、1−オクテンー3−オール、9−デセノール、トランスー2−シスー6−ノナジエノール、ファルネソール、ネロリドール、ビサボロール、パチュリアルコール、ベチベロール、p−ターシャリーブチルシクロヘキサノール、アンブリノール、1−(2−t−ブチルシクロヘキシルオキシ)−2−ブタノール、ジヒドロミルセノール、ジメトール、ジミルセトール、フェンチールアルコール、ヘキシルサリシレート、ヒドロトロピックアルコール、マイヨール、メチルサリシレート、ムゴール、ノピルアルコ−ル、ネロ−ル、オキシフェニロン、ラバンジュロール、サンダロア、サンデラ、サンタレックス、ブラマノール、ポリサントール、エバノール、ジメチルベンジルカルビノール、テトラヒドロムゴール、テトラヒドロゲラニオール、チモール、カルバクロール、アリルアミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、アミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソアミルアセテート、イソアミルサリシレート、アセチルユゲノール、ベンジルサリシレート、ベルガミールアセテート、ボルニルアセテート、ブチルブチレート、ベンジルフォーメート、セドリルアセテート、シトロネリルフォーメート、シクラセット、シクラプロップ、シンナミルアセテート、フルテート、フェニルエチルフェニルアセテート、ゲラニルフォーメート、シス−3−ヘキセニールアセテート、ヘキシルサリシレート、イソボルニルアセテート、イソノニルアセテート、ジャスマール、メンチルアセテート、メチルサリシレート、ノピルアセテ−ト、ネリルアセテ−ト、メチルフェニルアセテ−ト、ネオベルガメート、エチルー2−メチルペンタノエート、スチラリールアセテート、スチラリールプロピオネート、テトラヒドロリナリールアセテート、テトラヒドロゲラニールアセテート、ベルドックス、シスー3−ヘキセナール、トランスー2−ヘキセナール、ヘヘプタナール、オクタナール、アドキサール、アミルシンナミックアルデヒド、ベンツアルデヒド、シンナミックアルデヒド、シトラール、シトラサール、シトロネラール、シクラメンアルデヒド、p−エチルー2,2−ジメチルヒドロシンナムアルデヒド、3−(p−t−ブチルフェニル)−プロピルアルデヒド、クミンアルデヒド、デュピカール、ヘリオナール、ヒヤシンスアルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、イソシクロシトラール、リグストラール、ミューゲアルデヒド、ミラックアルデヒド、トリプラール、4−トリシクロデシリデンブタナール、トリメチルシクロヘキセンメチルブタナール、サフラナール、ペリラアルデヒド、α―メチレンシトロネラール、ウンデシレンアルデヒド、ジメチルオクタナール、トリメチルウンデセナール、トランスー2−ノネナール、アセトフェノン、カルボン、セレストリッド、シスジャスモン、キャロン、ジヒドロジャスモン、ジフェニルオキサイド、コアボン、メチルラベンダーケトン、シベトン、シクロペンタデカノン、オキサヘキサデセン−2−オン、オリボン、オキシフェニロン、トラセオライド、アセチルセドレン、メチルラベンダーケトン、イソシクレモン、イロン、α―ダイナスコン、イソダマスコン、ダマセノン、ネロン、3,3−ジメチルシクロヘキシルメチルケトン、p−ターシャリルーブチルシクロヘキサノン、シクロテン、トリメチルシクロペンタノン、ヘキシルシクロペンタノン、マルトール、エチルマルトール、ソトロン、2,5−ジメチルー4−ヒドロキシー3(2H)−フラノン、テルピネン、フェランドレン、p−サイメン、ファルネセン、3−カレン、テルピノーレン、カンフェン、サビネン、ビサボレン、セドレン、グアイエン、ジフェニル、ジフェニルメタン、アンブレットリッド、n−ブチルフタリド、プロピリデンフタリド、ブチリデンフタリド、δ―ヘキサラクトン、δ―オクタラクトン、δ―ノナラクトン、δ−2−デセノラクトン、δ―ウンデカラクトン、δ―ドデカラクトン、δ―テトラデカラクトン、ラクトスカトン、γ―ヘキサラクトン、γ―オクタラクトン、γ―ノナラクトン、ウイスキーラクトン、アンゲリカラクトン、γ―ドデカラクトン、γ―ジャスモラクトン、ジャスミンラクトン、シスジャスモンラクトン、シクロヘキシルラクトン、ε―デカラクトン、ε―ドデカラクトン、エチレンドデカンジオエート、シクロヘキサデカノリド、10−オキサヘキサデカノリド、11−キサヘキサデカノリド、12−オキサヘキサデカノリド、エチレンブラシレ−ト、14−メチル−ヘキサデセノリド、14−メチル−ヘキサデカノリド、オシメンエポキシド、パラクレジールメチルエーテル、ローズオキサイド、シンナミルニトリル、クミニルニトリル、キノリン、イソキノリン、p−メチルキノリン、6−イソプロピルキノリン、イソブチルキノリン、ヤラヤラ、酢酸、ヘプタン酸、オクタン酸、デカン酸、ゲラン酸、ウンデシレン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、安息香酸、フェニル酢酸、桂皮酸、ヒドロケイ皮酸、バニリン酸、アニス油、ベイ油、ボアドローズ油、カナンガ油、カルダモン油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェリン油、バジル油、ナツメグ油、シトロネラ油、クローブ油、コリアンダー油、エレミ油、ユーカリ油、フェンネル油、ガルバナム油、ゼラニウム油、ヒバ油、桧油、ジャスミン油、ラバンジン油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム油、ネロリ油、オークモス油、オコチア油、パチュリ油、ペパーミント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン油、ローズ油、ローズマリー油、しょう脳油、芳油、クラリーセージ油、サンダルウッド油、スペアミント油、スパイクラベンダー油、スターアニス油、タイム油、トンカ豆チンキ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、ベチバー油、イランイラン油、グレープフルーツ油、ゆず油、ベンゾイン、ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベローズ油、ムスクチンキ、カストリウムチンキ、シベットチンキ、アンバーグリスチンキ。又、香料の溶剤又は、保留剤としてジエチルフタレート、ベンジルベンゾエート、イソプロピールミリステート、ハーコリン、イソペンタン、オレンジテルペン、等を使用する事が出来る。なお、香料は実施例の香料に限定されない。
【0046】
本発明の組成物の調製方法については、特に制限はなく、種々の方法を用いることができるが、特に特開平2−68137号公報に記載されている方法が好ましい。すなわち、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤を含む油相に水相の一部を添加するか、あるいは水相の一部に該油相を添加して、カチオン界面活性剤の液晶相を形成させ、次いで該液晶相と残りの水相を混合して液晶相を転相させる方法により、本発明の組成物を調製することができる。
【0047】
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0048】
【実施例】
実施例1−1〜1−7及び比較例1−1〜1−4
これらの実施例及び比較例は、本発明の第1の態様に関するものである。
【0049】
(1)柔軟性能の評価方法
市販のアクリル布を市販衣料用洗剤「スーパートップ」(商品名、ライオン株式会社製)により電気洗濯機を用いて40℃で2回繰り返し洗濯後、常温の水道水で充分すすぎ、試験布とした。
次に、30℃の水道水30リットルに対して、(a−1)+(a−2)+(a−3)成分が1gになるように、表1−5及び表1−6に示した配合組成物を加えて均一に分散させた。この溶液中に浴比30倍で各試験布を浸して3分間処理した後、1分間脱水した。この様に処理した布を風乾した後、20℃、45%RHの条件で24時間放置した。
これらの布についての柔軟性能の評価は、ライオンアクゾ株式会社製のアーカード2HT−75を13質量%、塩化カルシウムを0.5質量%配合した混合物を同条件で処理した布を対照にして一対比較を行ない、次の基準で評価した。
◎:対照よりも柔らかい。
○:対照よりもやや柔らかい。
△:対照と同じ
×:対照の方が柔らかい。
【0050】
(2)凍結復元安定性の評価方法
凍結復元安定性の評価として、100ミリリットルのガラス瓶の容器に同量試料を加え、−15℃で40時間凍結、25℃で8時間の復元を1サイクルとし、その6サイクル後の試料の粘度変化、および分離、析出物の有無を、次の基準で評価した。
◎:6サイクル後も粘度の変化がほとんどなく、分離や析出物がない。
○:5サイクルまで粘度が変化したり、分離または析出物ない。
△:4サイクルまで粘度が変化したり、分離または析出物ない。
×:3サイクル後に粘度が変化したり、分離または析出物が見られる。
【0051】
(3)実施例1−1〜1−7及び比較例1−1〜1−4
以下の表1−1〜表1−4に示した(a−1)〜(a−3)成分及び(B)成分を用い、表1−5及び1−6に示した配合により液体柔軟剤組成物を調製して、柔軟性能と凍結復元安定性を評価し、その結果を表1−5に示した。
【0052】
【表1】
表1−1
【0053】
【表2】
表1−2
【0054】
【表3】
表1−3
【0055】
【表4】
表1−4
【0056】
【表5】
表1−5
【0057】
【表6】
表1−5(続き)
【0058】
【表7】
表1−5(続き)
【0059】
【表8】
表1−5(続き)
【0060】
【表9】
表1−5(続き)
【0061】
【表10】
表1−6
【0062】
【表11】
表1−7
【0063】
結果から、本発明の液体柔軟剤組成物が、合成繊維に対して優れた柔軟性を付与するとともに、凍結復元時の分散安定性の点でも優れていることが明らかである。
【0064】
実施例2−1〜2−6及び比較例2−1〜2−3
これらの実施例及び比較例は、本発明の第2の態様に関するものである。
【0065】
(1)柔軟性能の評価方法
市販のアクリル布を市販衣料用洗剤「スーパートップ」(商品名、ライオン株式会社製)により電気洗濯機を用いて40℃で2回繰り返し洗濯後、常温の水道水で充分すすぎ、試験布とした。
次に、30℃の水道水30リットルに対して、(a−1)+(a−2)+(a−3)成分が1gになるように、表2−6及び表2−7に示した配合組成物を加えて均一に分散させた。この溶液中に浴比30倍で各試験布を浸して3分間処理した後、1分間脱水した。この様に処理した布を風乾した後、20℃、45%RHの条件で24時間放置した。
これらの布についての柔軟性能の評価は、ライオンアクゾ株式会社製のアーカード2HT−75を13質量%、塩化カルシウムを0.5質量%配合した混合物を同条件で処理した布を対照にして一対比較を行ない、次の基準で評価した。
◎:対照よりも柔らかい。
○:対照よりもやや柔らかい。
△:対照と同じ
×:対照の方が柔らかい。
【0066】
(2)色調安定性の評価方法
色調安定性の評価として100ミリリットルのガラス瓶の容器に同量試料を加え、50℃で一ヶ月間保存し、試料の色調の変化を評価した。
◎:色調の変化がほとんどない。
○:色調がわずかに変化した。
×:色調が著しく変化した。
【0067】
(3)実施例2−1〜2−6及び比較例2−1〜2−3
以下の表2−1〜表2−5に示した(a−1)〜(a−3)成分、(C)成分及び(D)成分を用い、表2−6及び表2−7に示した配合により液体柔軟剤組成物を調製して、柔軟性能と色調安定性を評価し、その結果を表2−6に示した。
【0068】
【表12】
表2−1
【0069】
【表13】
表2−2
【0070】
【表14】
表2−3
【0071】
【表15】
表2−4
【0072】
【表16】
表2−5
【0073】
【表17】
表2−6
【0074】
【表18】
表2−6(続き)
【0075】
【表19】
表2−6(続き)
【0076】
【表20】
表2−7
【0077】
【表21】
表2−8
*配合量は香料全体の質量を基準とした量である。
【0078】
結果から、本発明の液体柔軟剤組成物が、合成繊維に対して優れた柔軟性を付与するとともに、色調安定性の点でも優れていることが明らかである。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid softener composition. In particular, the present invention relates to a liquid softener composition capable of imparting excellent flexibility to various synthetic fibers.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, commercial products that are marketed as liquid softener compositions for household use can obtain a good softening effect in a small amount, so that a fourth compound having 1 to 2 long-chain alkyl or alkenyl groups in one molecule. A composition mainly composed of a quaternary ammonium salt has been used. Such a liquid softener composition using a quaternary ammonium salt imparts a sufficient softening effect to cotton.
However, it is difficult to say that such a liquid softener composition is sufficiently effective for synthetic fibers such as acrylics, polyesters, and polyamides, and the texture of clothing is impaired when processed at a higher concentration. There was a problem that it might be.
On the other hand, in order for the liquid softening agent composition to effectively exhibit its softening finishing effect, it is necessary to stably disperse the base quaternary ammonium salt in the aqueous medium. In addition, the soft finish may be frozen by being exposed to a low temperature during transportation or storage, but once it has been frozen and thawed back to room temperature, it must still have dispersion stability. is there.
In recent years, a quaternary ammonium salt having three alkyl groups in one molecule has attracted attention as a base for a softener for the purpose of improving the softness of synthetic fibers (for example, Japanese Patent Laid-Open No. Hei 10). -77575).
However, since such a quaternary ammonium salt has strong crystallinity, it is very difficult to stably disperse it in an aqueous medium, and there is a problem.
In addition, JP-A-3-287866 and JP-A-3-287867 disclose
There is disclosed a technique for improving the flexibility performance of various fibers by using a soft finish obtained by mixing a mono, di, triester quaternary ammonium salt and an imidazoline compound at a specific ratio.
However, although these softening agent compositions have improved softening performance, there is a problem with the dispersion stability during freezing and restoration as described above.
[0003]
Furthermore, in consideration of the influence on the environment, in recent years, it is desired to use a base for a liquid softening agent composition having excellent biodegradability and the like having little influence on the environment.
For example, JP-A-6-228877 and JP-A-7-3649 describe softener compositions containing a quaternary ammonium salt containing an ester group. In order to prevent such quaternary ammonium salts, many have an ester bond in the carbon chain for the purpose of obtaining good biodegradability, and hydrolysis tends to proceed. Furthermore, it is necessary to maintain the pH of the composition on the acidic side.
On the other hand, in order to increase the commercial value as a softening agent, the liquid softening agent composition is generally colored by adding a pigment as a component of the liquid softening agent composition. When the pH of the composition is acidic, problems such as dyeing of the fibers on the fibers during processing and fading during storage occur. For this reason, attempts have been made to obtain a liquid softener composition that is biodegradable, colored, and highly stable in color by blending a stable pigment even when the pH is acidic.
For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-18574 discloses the use of a specific blue dye in combination with a specific chelating agent, and Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-18573 discloses a fourth long di-chain. It is disclosed that a combination of a quaternary ammonium salt and a specific red pigment is used.
However, in any of these methods, usable dyes are limited to the above-mentioned specific dyes, so that the degree of freedom in selecting the dye composition is low, and it cannot be said that this point is sufficient.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, the present invention provides a liquid softening agent composition that imparts excellent flexibility to various synthetic fibers and that is excellent in dispersibility, particularly dispersion stability during freeze-restoration. Objective.
[0005]
The present invention also provides a liquid softener composition having a high biodegradability of the base and capable of performing desired coloring by using various pigments and having high color stability. Is the second purpose.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive research aimed at solving the above-mentioned problems, the present inventors have found that specific tri-long-chain alkyl (or alkenyl) quaternary ammonium salts, di-long-chain alkyl (or alkenyl) quaternary ammonium salts and mono-long chains. It has been found that the first problem can be solved by using a mixture of an alkyl (or alkenyl) quaternary ammonium salt together with a nonionic active agent having a specific structure.
[0007]
The present inventors can also solve the second problem by using a mixture of the quaternary ammonium salt together with a dye having a specific structure and a metal chelating agent and / or an antioxidant. I found it.
[0008]
That is, the present invention provides the first aspect as
(A) A mixture of quaternary ammonium salts comprising the following components (a-1), (a-2) and (a-3), and 5 to 30% by mass based on the mass of the whole mixture A mixture of quaternary ammonium salts consisting of (a-1) component, 35-70% by weight of (a-2) component, and 10-45% by weight of (a-3) component;
(B) a nonionic activator obtained by adding an average of 10 to 100 moles of alkylene oxide to a primary alcohol having a branched alkyl group or branched alkenyl group having 8 to 20 carbon atoms,
A liquid softener composition is provided.
Component (a-1): It has three long-chain alkyl or alkenyl groups in the molecule, and has the following general formula (I):
[0009]
[Formula 4]
[0010]
A quaternary ammonium salt represented by
Component (a-2): It has two long-chain alkyl or alkenyl groups in the molecule, and has the following general formula (II):
[0011]
[Chemical formula 5]
[0012]
A quaternary ammonium salt represented by
(A-3) Component: It has one long-chain alkyl or alkenyl group in the molecule, and has the following general formula (III):
[0013]
[Chemical 6]
[0014]
A quaternary ammonium salt represented by
(In the formulas (I) to (III), R 1 to R 3 and R 5 to R 7 each represent a linear or branched saturated or unsaturated hydrocarbon group having 10 to 24 carbon atoms, and they are the same as each other. Or R 4 represents an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms or a hydroxyalkyl group, n is an integer of 2 to 4, m is an integer of 0 to 3, and p is 2 to 4 And each n, m and p may be the same or different from each other, X − is a softener compatible anion.)
[0015]
The present invention also provides, as a second aspect thereof, the above component (A),
(C) one or two or more dyes selected from a red dye, a blue dye, a yellow dye, and a purple dye having a sulfonic acid group or a salt thereof; and
(D) metal chelating agent and / or antioxidant,
A liquid softener composition is provided.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First, the component (A) common to the first and second aspects of the present invention will be described.
[0017]
The component (A) used in the present invention is a base of the liquid softening agent composition, and is a tri long chain alkyl (or alkenyl) quaternary ammonium salt ((a-1) represented by the above general formula (I). ) Component), a di long chain alkyl (or alkenyl) quaternary ammonium salt represented by general formula (II) (component (a-2)) and a mono long chain alkyl represented by general formula (III) (or Alkenyl) quaternary ammonium salt (component (a-3)) in a specific ratio.
In the general formulas (I) to (III), R 1 to R 3 and R 5 to R 7 are each an alkyl or alkenyl group having 10 to 24 carbon atoms, preferably 14 to 20 carbon atoms.
R 1 to R 3 and R 5 to R 7 are such that the mass ratio of fatty acid residues having 17 or more carbon atoms in the molecules of the components (a-1) to (a-3) is 50% or more. It is desirable to select it, preferably 70% or more, particularly preferably 80% or more.
R 1 to R 3 and R 5 to R 7 are such that only saturated higher fatty acid residues or unsaturated higher fatty acid residues are present in the molecules of the components (a-1) to (a-3). It may be a thing, or both may exist together. The ratio of saturated / unsaturated fatty acid residues in the molecule of each component is desirably in the range of 10/0 to 1/9, preferably 10/0 to 3/7, particularly preferably 10 in terms of mass ratio. / 0 to 5/5.
When an unsaturated group is present as R 1 to R 3 and R 5 to R 7 , the stereoisomer structure may be either a cis isomer or a trans isomer, or both may be present together. Also good. The ratio of cis isomer / trans isomer in the unsaturated group is preferably in the range of 25/75 to 100/0 in terms of mass ratio.
R 1 to R 3 and R 5 to R 7 are specifically residues derived from unsaturated higher fatty acids such as oleic acid, elaidic acid, linoleic acid, linolenic acid, or stearic acid, palmitic acid, myristic. It may be a residue derived from a saturated higher fatty acid such as acid or lauric acid. These residues may be residues derived from fatty acids and fatty acid esters obtained by decomposing and refining natural fats such as beef tallow, lard, palm oil, soybean oil, safflower oil, sunflower oil, olive oil and the like. It may be hydrogenated after decomposition.
[0018]
In the general formula (I) ~ (III), R 4 is an alkyl or hydroxyalkyl group having 1 to 4 carbon atoms. Specific examples of R 4 include a methyl group, an ethyl group, a propyl group, a butyl group, and a hydroxyethyl group, and a methyl group and an ethyl group are particularly preferably used.
In the general formulas (I) to (III), p is an integer of 2 to 4, preferably 2 or 3, and when p is 3, the group represented by C p H 2p is: An isopropyl group is desirable. N is an integer of 2 to 4, and is preferably 2. Furthermore, m is an integer of 0 to 3, preferably 0 or 1. Each n, m and p may be the same or different from each other.
Further, X − is a softener compatible anion, ie any anion such that the quaternary ammonium salts of general formulas (I) to (III) can function as a base for a liquid softener composition. Specific examples of softener compatible anions represented by X − include halogen atom anions such as chlorine, bromine and iodine, and anions such as methyl sulfate, ethyl sulfate and methyl carbonate. X − is preferably an anion of chlorine, bromine or methyl sulfate, and particularly preferably methyl sulfate anion.
[0019]
Specific examples of quaternary ammonium salts that can be used as the components (a-1) to (a-3) of the present invention are shown below.
(A-1) Component:
[0020]
[Chemical 7]
[0021]
(A-2) Component:
[0022]
[Chemical 8]
[0023]
(A-3) Component:
[0024]
[Chemical 9]
[0025]
(A) component used by this invention is a mixture of the quaternary ammonium salt obtained by combining the said (a-1) component, (a-2) component, and (a-3) component by a specific ratio. .
From the viewpoint of imparting flexibility to various synthetic fibers of the liquid softener composition, the proportion of the component (a-1) is 5% by mass or more based on the mass of the entire component (A), and the component (a-2) The proportion is 70% by mass or less, and the proportion of the component (a-3) is 45% by mass or less, preferably 35% by mass or less.
Moreover, from the viewpoint of obtaining the effect of the liquid softening agent composition of the present invention, the proportion of the component (a-1) is 30% by mass or less, preferably 25% by mass or less, based on the mass of the entire component (A). The proportion of the component a-2) is 35% by mass or more, preferably 45% by mass or more, and the proportion of the component (a-3) is 10% by mass or more, preferably 15% by mass or more.
Each component of (a-1) to (a-3) can be produced by any ordinary method known to those skilled in the art as a method for producing a quaternary ammonium salt. For example, it can be obtained by quaternizing a long-chain ester amine obtained by a condensation reaction between the corresponding short-chain tertiary amine and a fatty acid or a fatty acid methyl ester with a quaternizing agent such as dimethyl sulfate. is there. In this case, the unreacted short-chain tertiary amine, fatty acid, fatty acid methyl ester, quaternized product of short-chain tertiary amine, mono-, di-, and tri-long-chain ester amine are represented by (a-1) to (a- 3) Even if it is contained in an amount of 0.05 to 20% by mass relative to the component, there is no particular problem.
The blending amount of the component (A) is from the viewpoint of obtaining sufficient flexibility imparting performance with a small amount of the liquid softener composition, and from the viewpoint of making the product viscosity and handling properties of the liquid softener composition suitable. In the liquid softening agent composition of the present invention, it is desirable that the amount be 3% by weight to 50% by weight, preferably 3% by weight to 40% by weight, and more preferably 3% by weight based on the weight of the entire liquid softening agent composition. % -30 mass% is mix | blended.
[0026]
Next, other components in the first aspect of the present invention will be described.
[0027]
The component (B) used in the present invention is a nonionic active agent obtained by adding an alkylene oxide to a primary alcohol having a specific structure. Specifically, the component (B) is a nonionic active agent obtained by adding an average of 10 to 100 moles of alkylene oxide to a primary alcohol having a branched alkyl group or branched alkenyl group having 8 to 20 carbon atoms.
The primary branched alcohol preferably has 10 to 16 carbon atoms, particularly preferably 13 carbon atoms.
The primary branched alcohol is used as the raw material alcohol of the component (B) used in the present invention because it is liquid flexible compared to the case of using a linear alcohol or a secondary alcohol even if branched. It is because it is excellent in the viewpoint of ensuring the dispersion stability after freeze-restoration of an agent composition.
As the alkylene oxide added to the primary branched alcohol, ethylene oxide is preferably used alone, but propylene oxide may be added together with ethylene oxide. When both ethylene oxide and propylene oxide are added to the primary branched alcohol, any of them may be added first.
The average number of moles of alkylene oxide added is preferably 20 to 80 moles, particularly preferably 30 to 60 moles. Moreover, when adding propylene oxide with ethylene oxide, the average addition mole number of propylene oxide can be made into 1-5 mol, Preferably it is 1-3 mol.
[0028]
Specific examples of the component (B) that can be used in the present invention include a product obtained by adding an average of 20 moles of ethylene oxide (EO) to primary isodecyl alcohol, a product obtained by adding an average of 40 moles of EO to primary isotridecyl alcohol, Examples include an average of 60 mol of EO added to tridecyl alcohol and an average of 60 mol of EO added to primary isohexadecyl alcohol.
[0029]
Component (B) used in the present invention is prepared, for example, using propylene or butylene as a raw material, and preparing an n-mer thereof (3-6 mer in the case of propylene, 2-4 mer in the case of butylene, etc.). It can be prepared by adding an alkylene oxide to a primary alcohol obtained by hydrogenation using an oxo reaction by a conventional method known to those skilled in the art.
[0030]
From the viewpoint of obtaining a liquid softening agent composition having good dispersion stability after freezing and restoring the viscosity of the liquid softening agent composition, the blending amount of the component (B) is that of the present invention. In a liquid softening agent composition, it is desirable to set it as 0.1 mass%-10 mass% on the basis of the mass of the whole liquid softening agent composition, Preferably it is 0.1 mass%-5 mass%, More preferably, it is 0 .3 mass%-2 mass% is mix | blended.
[0031]
The pH of the liquid softening agent composition of the present invention is within the range of 2 to 5 in order to suppress cleavage of the ester bond contained in the components (a-1) to (a-3) and hydrolysis. It is desirable that it is within the range of 2 to 4.5.
Examples of the acid blended to adjust the pH of the liquid softener composition of the present invention include inorganic salts such as hydrochloric acid, sulfuric acid, nitric acid, and phosphoric acid, and carbons such as acetic acid, lactic acid, glycolic acid, citric acid, and maleic acid. An organic acid having a number of 6 or less can be used, and hydrochloric acid and sulfuric acid are particularly preferable.
Moreover, you may use alkali compounds, such as sodium hydroxide and potassium hydroxide, as needed for the purpose of adjustment of pH of a liquid softening agent composition.
[0032]
In the liquid softener composition of the present invention, dimethylpolysiloxane and / or a partial amino group is used for the purpose of imparting appropriate elasticity to the softened synthetic fiber and further improving the slipperiness of the iron. A silicone compound such as dimethylpolysiloxane modified with a carboxyl group or a polyoxyethylene group can be blended. When blending these silicone compounds, the blending amount can be 0.1 to 10% by weight, preferably 0.3 to 5% by weight, especially based on the weight of the entire liquid softener composition. Preferably it is 0.5-3 mass%.
[0033]
Furthermore, in the liquid softener composition of the present invention, as other optional components, known components that are usually blended in the softener composition can be blended within a range that does not interfere with the effects of the present invention.
As such an optional component, for example, 0.1 to 2% by mass of a di-long-chain alkyldimethyl quaternary ammonium salt and a mono-long-chain alkyltrimethyl quaternary ammonium salt based on the mass of the entire liquid softening agent composition 0.01 to 0.5% by mass of higher fatty acids such as stearic acid, oleic acid, and palmitic acid, and 0.01 to 3% of higher alcohols such as stearyl alcohol, palmityl alcohol, oleyl alcohol, and primary isotridecyl alcohol. % By mass, 0.01-2% by mass of fatty acid methyl esters such as stearic acid methyl ester, oleic acid methyl ester, palmitic acid methyl ester, 0.01-1% by mass of nonionic active agent such as fatty acid glycerin ester, chloride Calcium, sodium chloride, potassium chloride, sodium sulfate, ammonium chloride Ethanol, propylene glycol, ethylene glycol, butanediol, helium containing 0.01 to 2% by mass of a water-soluble salt such as um, magnesium chloride, and a trace amount of denaturing agents such as desodium benzoate, 8-acetylated sucrose, and brucine. Solvents such as xylene glycol, 2,2,4-trimethyl-1,3-pentanediol and benzyl alcohol are 1 to 20% by mass, antibacterial agents such as caisson CG are 0.001 to 0.1% by mass, 2,6- 0.001-0.1% by mass of an antioxidant such as di-tert-butyl-4-methylphenol and 0.01-2.0% by mass of hydrocarbons such as paraffin and liquid paraffin can be blended, Furthermore, urea, pigments, dyes, cellulose derivatives, ultraviolet absorbers, fluorescent brighteners, fragrances, and the like can be blended.
[0034]
Perfumes include ethers such as aliphatic ethers and aromatic ethers, oxides such as aliphatic oxides and terpene oxides, acetals, ketals, phenols, phenol ethers, fatty acids, terpene carboxylic acids, hydrogen Synthetic fragrances such as fluorinated aromatic carboxylic acids, acids such as aromatic carboxylic acids, acid amides, nitromusks, nitriles, amines, pyridines, quinolines, pyrroles, indoles, etc., natural from animals and plants One or two or more kinds of blended fragrances including fragrances, natural fragrances and / or synthetic fragrances can be mixed and used. For example, in 1996, Motoichi Into, published by Chemical Industry Daily, “Synthetic Fragrance Chemistry and Product Knowledge”, 1969 MONTCLAIR, N. J. et al. Fragrances described in “Perfume and Flavor Chemicals” by STEFEN Arctander can be used. The main fragrance names are shown below.
Eugenol, geraniol, bacdanol, dipropylene glycol, linalool, phenylethyl alcohol, 9-decen-1-ol, citronellol, isoeugenol, cedrol, cis-3-hexenol, nerol, terpineol, borneol, cis-3-hexenyl salicylate, Dibutylhydroxytoluene, methyl atrate, menthol, tetrahydrolinalol, dimethylbenzyl carbinol, geranyl acetate, citronellyl acetate, phenylethyl acetate, methyl dihydrojasmonate, benzyl acetate, linalyl acetate, terpinyl acetate, acetyl cedrene, p-tert-butylcyclohexyl acetate, 2-tert-butylcyclohexyl acetate, methyl acetate Slanilate, dimethylbenzylcarvinyl acetate, nonanal, decanal, undecanal, 2-methylundecanal, anisaldehyde, heliotropin, hexylcinnamic aldehyde, lyial, rilal, vanillin, ethyl vanillin, muscone, cyclohexadecenone, musk ketone, Tonalide, ionone, methylionone, iso-super, β-methylnaphthyl ketone, cacimelan, damascon, limonene, pinene, myrcene, caryophyllene, cyclopentadecanolide, γ-decalactone, γ-undecalactone, coumarin, galaxolide, ambroxan , Cedryl methyl ether, farenal, indole, benzyl alcohol, benzyl salicylate, para tertiary butyl cyclohexanol, ortho Tertiary butylcyclohexanol, cinnamic alcohol, phenoxyethanol, dihydrolinalol, myranol, hexanol, heptanol, octanol, nonanol, decanol, undecanol, 3-octanol, 1-octen-3-ol, 9-decenol, trans-2-cis-6 Nonadienol, farnesol, nerolidol, bisabolol, patchouliol, vetiverol, p-tertiary butylcyclohexanol, ambrinol, 1- (2-t-butylcyclohexyloxy) -2-butanol, dihydromyrsenol, dimethol, dimyrcetol, Fentyl alcohol, hexyl salicylate, hydrotropic alcohol, mayol, methyl salicylate, mugor, nopi Alcohol, nerol, oxyphenylone, lavandulol, sandaroa, sandera, santarex, bramanol, polysanthol, evanol, dimethylbenzylcarbinol, tetrahydromumol, tetrahydrogeraniol, thymol, carvacrol, allylamylglyco Rate, allylcyclohexane propionate, amyl valeric acid, amyl salicylate, isoamyl acetate, isoamyl salicylate, acetyl yugenol, benzyl salicylate, bergamyl acetate, bornyl acetate, butyl butyrate, benzyl formate, cedryl acetate, citronellyl Formate, cyclaset, cyclaprop, cinnamyl acetate, flutate, phenylethylphenylacetate, gel Nilfomate, cis-3-hexenyl acetate, hexyl salicylate, isobornyl acetate, isononyl acetate, jasmar, menthyl acetate, methyl salicylate, nopylacetate, neryl acetate, methylphenylacetate, neobergamate Ethyl-2-methylpentanoate, styraryl acetate, styraryl propionate, tetrahydrolinalyl acetate, tetrahydrogeranyl acetate, bellodox, cis-3-hexenal, trans-2-hexenal, heheptanal, octanal, adxal, Amyl cinnamaldehyde, benzaldehyde, cinnamaldehyde, citral, citrusal, citronellal, cyclamenaldehyde, p-ethyl- 2,2-dimethylhydrocinnamaldehyde, 3- (pt-butylphenyl) -propylaldehyde, cuminaldehyde, dupical, helional, hyacinthaldehyde, hydroxycitronellal, isocyclocitral, ligustral, mugealdehyde, miracaldehyde , Tripral, 4-tricyclodecylidenebutanal, trimethylcyclohexene methylbutanal, safranal, perilaldehyde, α-methylene citronellal, undecylene aldehyde, dimethyl octanal, trimethylundecenal, trans-2-nonenal, acetophenone, carvone , Celestorid, cis jasmon, caron, dihydro jasmon, diphenyl oxide, coabon, methyl lavender ketone, sibeto , Cyclopentadecanone, oxahexadecen-2-one, olibon, oxyphenylone, traceolide, acetyl cedrene, methyl lavender ketone, isocyclemon, iron, α-dynascon, isodamascone, damasenone, neron, 3,3-dimethylcyclohexylmethyl Ketone, p-tertiary butylcyclohexanone, cycloten, trimethylcyclopentanone, hexylcyclopentanone, maltol, ethyl maltol, sotron, 2,5-dimethyl-4-hydroxy-3 (2H) -furanone, terpinene, ferrandrene, p- Cymene, farnesene, 3-carene, terpinolene, camphene, sabinene, bisabolen, cedrene, guaien, diphenyl, diphenylmethane, amblet lid, n-butyl Talide, propylidenephthalide, butylidenephthalide, δ-hexalactone, δ-octalactone, δ-nonalactone, δ-2-decenolactone, δ-undecalactone, δ-dodecalactone, δ-tetradecalactone, lactoscatone, γ-hexalactone, γ-octalactone, γ-nonalactone, whiskey lactone, angelica lactone, γ-dodecalactone, γ-jasmolactone, jasmine lactone, cisjasmon lactone, cyclohexyl lactone, ε-decalactone, ε-dodecalactone, Ethylene dodecanedioate, cyclohexadecanolide, 10-oxahexadecanolide, 11-xahexadecanolide, 12-oxahexadecanolide, ethylene brushate, 14-methyl-hexadecenolide, 14-methyl -Hexa Canolide, oximene epoxide, paracresyl methyl ether, rose oxide, cinnamyl nitrile, cuminyl nitrile, quinoline, isoquinoline, p-methylquinoline, 6-isopropylquinoline, isobutylquinoline, yarayara, acetic acid, heptanoic acid, octanoic acid, decane Acid, gellanic acid, undecylenic acid, lauric acid, myristic acid, palmitic acid, stearic acid, oleic acid, benzoic acid, phenylacetic acid, cinnamic acid, hydrocinnamic acid, vanillic acid, anise oil, bay oil, boadrose oil, cananga oil , Cardamom oil, cassia oil, cedarwood oil, orange oil, mandarin oil, tangerine oil, basil oil, nutmeg oil, citronella oil, clove oil, coriander oil, elemi oil, eucalyptus oil, fennel oil, galvanum oil, geranium oil, Oil, coconut oil, jasmine oil, lavandin oil, lavender oil, lemon oil, lemongrass oil, lime oil, neroli oil, oak moss oil, okotia oil, patchouli oil, peppermint oil, perilla oil, petitgren oil, pine oil, rose Oil, rosemary oil, ginger brain oil, melamine oil, clary sage oil, sandalwood oil, spearmint oil, spike lavender oil, star anise oil, thyme oil, turpentine bean tincture, turpentine oil, vanilla bean tincture, vetiver oil, ylang ylang Oil, grapefruit oil, citron oil, benzoin, peruvian balsam, trubalsam, tuberose oil, mustin tincture, castrium tincture, civet tincture, ambergris tincture. Moreover, diethyl phthalate, benzyl benzoate, isopropyl myristate, hercorin, isopentane, orange terpene, etc. can be used as a perfume solvent or as a retaining agent. In addition, a fragrance | flavor is not limited to the fragrance | flavor of an Example.
[0035]
Furthermore, other components in the second aspect of the present invention will be described.
[0036]
The component (C) used in the present invention is one or two or more kinds of dyes selected from a red dye, a blue dye, a yellow dye, and a purple dye having a sulfonic acid group or a salt thereof. When the sulfonic acid group forms a salt, the salt may be, for example, a sodium salt (—SO 3 Na). As the pigment, direct dyes, acid dyes, reactive dyes, and the like can be used, but are not limited thereto.
[0037]
Specific examples of the dye that can be used in the present invention include the following.
Red pigment:
CIAcid Red 18 CIAcid Red 27 CIAcid Red 52
CIAcid Red 82 CIAcid Red 114 CIAcid Red 138
CIAcid Red 186
CIDirect Red 2 CIDirect Red 23 CIDirect Red 31
CIDirect Red 79 CIDirect Red 81
CIReactive Red 6 CIReactive Red 17
Blue pigment:
CIAcid Blue 9 CIAcid Blue 40 CIAcid Blue 45
CIAcid Blue 62 CIAcid Blue 74 CIAcid Blue 113
CIAcid Blue 127
CIDirect Blue 1 CIDirect Blue 15 CIDirect Blue 71
CIDirect Blue 78 CIDirect Blue 86 CIDirect Blue 106
CIDirect Blue 168
CIReactive Blue 4 CIReactive Blue 19 CIReactive Blue 83
CIReactive Blue 231
Yellow pigment
CIAcid Yellow 1 CIAcid Yellow 7 CIAcid Yellow 23
CIAcid Yellow 141
CIDirect Yellow 12 CIDirect Yellow 44
CIDirect Yellow 50
CIReactive Yellow 3 CIReactive Yellow 17
Purple pigment
CIAcid Violet 7 CIAcid Violet 9 CIAcid Violet 43
CIAcid Violet 49 CIAcid Violet 97 CIAcid Violet 106
CIDirect Violet 48
CIReactive Violet 2 CIReactive Violet 4
[0038]
(C) The compounding quantity of a component can be suitably determined according to the color tone of a desired liquid softening agent composition. From the viewpoint that the color tone of the liquid softening agent composition is within a preferable range in appearance, the liquid softening agent composition of the present invention is 0.1 to 100 ppm based on the total mass of the liquid softening agent composition. It is desirable to add 1 to 50 ppm, more preferably 2 to 40 ppm.
[0039]
The component (D) used in the present invention is a metal chelating agent and / or an antioxidant.
Examples of metal chelating agents that can be used in the present invention include aminocarboxylic acids typified by ethylenediaminetetraacetic acid salt, diethylenetriaminepentaacetic acid salt, etc., inorganic phosphorus compounds typified by tripolyphosphate, pyrophosphate, 1-hydroxy Examples include ethane-1,1-diphosphonate, polyphosphonic acids typified by compounds represented by the following general formulas (IV) to (VII), and organic phosphoric acids typified by phytic acid. Of these, 1-hydroxyethane-1,1-diphosphonate is particularly preferred. Moreover, when mix | blending a metal chelating agent with a liquid softening agent composition, you may mix | blend as a free acid and may mix | blend as a salt.
[0040]
[Chemical Formula 10]
[0041]
Examples of the antioxidant include antioxidants such as 2,6-di-tert-butyl-4-methylphenol, butylated hydroxyanisole, and 2,6-di-tert-butyl 4-ethylphenol. Of these, 2,6-di-tert-butyl-4-methylphenol is preferred.
When the metal chelating agent and the antioxidant are used in combination, the ratio is desirably 1/99 to 50/50 by mass ratio, preferably 5/95 to 35/65, particularly preferably 5/95 to 20 / 80.
From the viewpoint that the liquid softening agent composition is stable over time without causing thickening and the like, and from the viewpoint of obtaining a sufficient dye fading inhibiting effect, In the liquid softener composition, it is desirable that the liquid softener composition is 1 to 500 ppm, preferably 10 to 500 ppm, more preferably 50 to 400 ppm, based on the total mass of the liquid softener composition.
[0042]
The pH of the liquid softening agent composition of the present invention is within the range of 2 to 5 in order to suppress cleavage of the ester bond contained in the components (a-1) to (a-3) and hydrolysis. It is desirable that it is within the range of 2 to 4.5.
Examples of the acid blended to adjust the pH of the liquid softener composition of the present invention include inorganic salts such as hydrochloric acid, sulfuric acid, nitric acid, and phosphoric acid, and carbons such as acetic acid, lactic acid, glycolic acid, citric acid, and maleic acid. An organic acid having a number of 6 or less can be used, and hydrochloric acid and sulfuric acid are particularly preferable.
Moreover, you may use alkali compounds, such as sodium hydroxide and potassium hydroxide, as needed for the purpose of adjustment of pH of a liquid softening agent composition.
[0043]
In the liquid softener composition of the present invention, dimethylpolysiloxane and / or a partial amino group is used for the purpose of imparting appropriate elasticity to the softened synthetic fiber and further improving the slipperiness of the iron. A silicone compound such as dimethylpolysiloxane modified with a carboxyl group or a polyoxyethylene group can be blended. When blending these silicone compounds, the blending amount can be 0.1 to 10% by weight, preferably 0.3 to 5% by weight, especially based on the weight of the entire liquid softener composition. Preferably it is 0.5-3 mass%.
[0044]
Furthermore, in the liquid softener composition of the present invention, as other optional components, known components that are usually blended in the softener composition can be blended within a range that does not interfere with the effects of the present invention.
As such an optional component, for example, 0.1 to 2% by mass of a di-long-chain alkyldimethyl quaternary ammonium salt and a mono-long-chain alkyltrimethyl quaternary ammonium salt based on the mass of the entire liquid softening agent composition N, N, N triacylyloxyethylamine 0.05 to 4.5% by mass, N, N diacyloxyethyl-N-hydroxyethylamine 0.03 to 2% by mass, N-acyloyloxyethyl 0.03 to 1% by mass of N, N-dihydroxyethylamine, 0.05 to 10% by mass of tertiary amines such as triethanolamine and methyldiethanolamine, neutralized products and quaternized products thereof, stearic acid and olein 0.01-0.5% by mass of higher fatty acids such as acid and palmitic acid, stearyl alcohol, palmityl alcohol, oleyl alcohol 0.01-3 mass% of higher alcohols such as ruthenium, 0.01-2 mass% of fatty acid methyl esters such as stearic acid methyl ester, oleic acid methyl ester, palmitic acid methyl ester, fatty acid glycerin ester, polyoxyethylene ( 5-100 mole) linear alkyl or alkenyl (C 12 ~C 24: linear) 0.01 to 10 wt% of nonionic surfactant such as ether, calcium chloride, sodium chloride, potassium chloride, sodium sulfate, ammonium chloride , Ethanol, propylene glycol, ethylene glycol, butanediol, hexylene containing 0.01 to 2% by weight of a water-soluble salt such as magnesium chloride, and a trace amount of a denaturing agent such as desodium benzoate, 8-acetylated sucrose, and brucine Glycol, 2,2,4-trimethyl-1,3 pen 1 to 20% by mass of a solvent such as tandiol or benzyl alcohol, 0.001 to 0.1% by mass of an antibacterial agent such as caisson CG, 0.01 to 2% by mass of hydrocarbon such as paraffin or liquid paraffin In addition, urea, cellulose derivatives, ultraviolet absorbers, fluorescent brighteners, fragrances, and the like can be blended.
[0045]
Perfumes include ethers such as aliphatic ethers and aromatic ethers, oxides such as aliphatic oxides and terpene oxides, acetals, ketals, phenols, phenol ethers, fatty acids, terpene carboxylic acids, hydrogen Synthetic fragrances such as fluorinated aromatic carboxylic acids, acids such as aromatic carboxylic acids, acid amides, nitromusks, nitriles, amines, pyridines, quinolines, pyrroles, indoles, etc., natural from animals and plants One or two or more kinds of blended fragrances including fragrances, natural fragrances and / or synthetic fragrances can be mixed and used. For example, in 1996, Motoichi Into, published by Chemical Industry Daily, “Synthetic Fragrance Chemistry and Product Knowledge”, 1969 MONTCLAIR, N. J. et al. Fragrances described in “Perfume and Flavor Chemicals” by STEFEN Arctander can be used. The main fragrance names are shown below.
Eugenol, geraniol, bacdanol, dipropylene glycol, linalool, phenylethyl alcohol, 9-decen-1-ol, citronellol, isoeugenol, cedrol, cis-3-hexenol, nerol, terpineol, borneol, cis-3-hexenyl salicylate, Dibutylhydroxytoluene, methyl atrate, menthol, tetrahydrolinalol, dimethylbenzyl carbinol, geranyl acetate, citronellyl acetate, phenylethyl acetate, methyl dihydrojasmonate, benzyl acetate, linalyl acetate, terpinyl acetate, acetyl cedrene, p-tert-butylcyclohexyl acetate, 2-tert-butylcyclohexyl acetate, methyl acetate Slanilate, dimethylbenzylcarvinyl acetate, nonanal, decanal, undecanal, 2-methylundecanal, anisaldehyde, heliotropin, hexylcinnamic aldehyde, lyial, rilal, vanillin, ethyl vanillin, muscone, cyclohexadecenone, musk ketone, Tonalide, ionone, methylionone, iso-super, β-methylnaphthyl ketone, cacimelan, damascon, limonene, pinene, myrcene, caryophyllene, cyclopentadecanolide, γ-decalactone, γ-undecalactone, coumarin, galaxolide, ambroxan , Cedryl methyl ether, farenal, indole, benzyl alcohol, benzyl salicylate, para tertiary butyl cyclohexanol, ortho Tertiary butylcyclohexanol, cinnamic alcohol, phenoxyethanol, dihydrolinalol, myranol, hexanol, heptanol, octanol, nonanol, decanol, undecanol, 3-octanol, 1-octen-3-ol, 9-decenol, trans-2-cis-6 Nonadienol, farnesol, nerolidol, bisabolol, patchouliol, vetiverol, p-tertiary butylcyclohexanol, ambrinol, 1- (2-t-butylcyclohexyloxy) -2-butanol, dihydromyrsenol, dimethol, dimyrcetol, Fentyl alcohol, hexyl salicylate, hydrotropic alcohol, mayol, methyl salicylate, mugor, nopi Alcohol, nerol, oxyphenylone, lavandulol, sandaroa, sandera, santarex, bramanol, polysanthol, evanol, dimethylbenzylcarbinol, tetrahydromumol, tetrahydrogeraniol, thymol, carvacrol, allylamylglyco Rate, allylcyclohexane propionate, amyl valeric acid, amyl salicylate, isoamyl acetate, isoamyl salicylate, acetyl yugenol, benzyl salicylate, bergamyl acetate, bornyl acetate, butyl butyrate, benzyl formate, cedryl acetate, citronellyl Formate, cyclaset, cyclaprop, cinnamyl acetate, flutate, phenylethylphenylacetate, gel Nilfomate, cis-3-hexenyl acetate, hexyl salicylate, isobornyl acetate, isononyl acetate, jasmar, menthyl acetate, methyl salicylate, nopylacetate, neryl acetate, methylphenylacetate, neobergamate Ethyl-2-methylpentanoate, styraryl acetate, styraryl propionate, tetrahydrolinalyl acetate, tetrahydrogeranyl acetate, bellodox, cis-3-hexenal, trans-2-hexenal, heheptanal, octanal, adxal, Amyl cinnamaldehyde, benzaldehyde, cinnamaldehyde, citral, citrusal, citronellal, cyclamenaldehyde, p-ethyl- 2,2-dimethylhydrocinnamaldehyde, 3- (pt-butylphenyl) -propylaldehyde, cuminaldehyde, dupical, helional, hyacinthaldehyde, hydroxycitronellal, isocyclocitral, ligustral, mugealdehyde, miracaldehyde , Tripral, 4-tricyclodecylidenebutanal, trimethylcyclohexene methylbutanal, safranal, perilaldehyde, α-methylene citronellal, undecylene aldehyde, dimethyl octanal, trimethylundecenal, trans-2-nonenal, acetophenone, carvone , Celestorid, cis jasmon, caron, dihydro jasmon, diphenyl oxide, coabon, methyl lavender ketone, sibeto , Cyclopentadecanone, oxahexadecen-2-one, olibon, oxyphenylone, traceolide, acetyl cedrene, methyl lavender ketone, isocyclemon, iron, α-dynascon, isodamascone, damasenone, neron, 3,3-dimethylcyclohexylmethyl Ketone, p-tertiary butylcyclohexanone, cycloten, trimethylcyclopentanone, hexylcyclopentanone, maltol, ethyl maltol, sotron, 2,5-dimethyl-4-hydroxy-3 (2H) -furanone, terpinene, ferrandrene, p- Cymene, farnesene, 3-carene, terpinolene, camphene, sabinene, bisabolen, cedrene, guaien, diphenyl, diphenylmethane, amblet lid, n-butyl Talide, propylidenephthalide, butylidenephthalide, δ-hexalactone, δ-octalactone, δ-nonalactone, δ-2-decenolactone, δ-undecalactone, δ-dodecalactone, δ-tetradecalactone, lactoscatone, γ-hexalactone, γ-octalactone, γ-nonalactone, whiskey lactone, angelica lactone, γ-dodecalactone, γ-jasmolactone, jasmine lactone, cisjasmon lactone, cyclohexyl lactone, ε-decalactone, ε-dodecalactone, Ethylene dodecanedioate, cyclohexadecanolide, 10-oxahexadecanolide, 11-xahexadecanolide, 12-oxahexadecanolide, ethylene brushate, 14-methyl-hexadecenolide, 14-methyl -Hexa Canolide, oximene epoxide, paracresyl methyl ether, rose oxide, cinnamyl nitrile, cuminyl nitrile, quinoline, isoquinoline, p-methylquinoline, 6-isopropylquinoline, isobutylquinoline, yarayara, acetic acid, heptanoic acid, octanoic acid, decane Acid, gellanic acid, undecylenic acid, lauric acid, myristic acid, palmitic acid, stearic acid, oleic acid, benzoic acid, phenylacetic acid, cinnamic acid, hydrocinnamic acid, vanillic acid, anise oil, bay oil, boadrose oil, cananga oil , Cardamom oil, cassia oil, cedarwood oil, orange oil, mandarin oil, tangerine oil, basil oil, nutmeg oil, citronella oil, clove oil, coriander oil, elemi oil, eucalyptus oil, fennel oil, galvanum oil, geranium oil, Oil, coconut oil, jasmine oil, lavandin oil, lavender oil, lemon oil, lemongrass oil, lime oil, neroli oil, oak moss oil, okotia oil, patchouli oil, peppermint oil, perilla oil, petitgren oil, pine oil, rose Oil, rosemary oil, ginger brain oil, melamine oil, clary sage oil, sandalwood oil, spearmint oil, spike lavender oil, star anise oil, thyme oil, turpentine bean tincture, turpentine oil, vanilla bean tincture, vetiver oil, ylang ylang Oil, grapefruit oil, citron oil, benzoin, peruvian balsam, trubalsam, tuberose oil, mustin tincture, castrium tincture, civet tincture, ambergris tincture. Moreover, diethyl phthalate, benzyl benzoate, isopropyl myristate, hercorin, isopentane, orange terpene, etc. can be used as a perfume solvent or as a retaining agent. In addition, a fragrance | flavor is not limited to the fragrance | flavor of an Example.
[0046]
There are no particular restrictions on the method for preparing the composition of the present invention, and various methods can be used, but the method described in JP-A-2-68137 is particularly preferred. That is, a part of the aqueous phase is added to the oil phase containing the quaternary ammonium salt type cationic surfactant, or the oil phase is added to a part of the aqueous phase to change the liquid crystal phase of the cationic surfactant. The composition of the present invention can be prepared by a method of forming and then mixing the liquid crystal phase and the remaining aqueous phase to invert the liquid crystal phase.
[0047]
EXAMPLES The present invention will be described below with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples.
[0048]
【Example】
Examples 1-1 to 1-7 and Comparative Examples 1-1 to 1-4
These examples and comparative examples relate to the first aspect of the present invention.
[0049]
(1) Evaluation method for softness performance After washing a commercial acrylic cloth twice at 40 ° C with an electric washing machine using a commercial clothing detergent "Super Top" (trade name, manufactured by Lion Corporation), tap water at room temperature And rinsed thoroughly to obtain a test cloth.
Next, it shows in Table 1-5 and Table 1-6 so that (a-1) + (a-2) + (a-3) component may be 1 g with respect to 30 liters of 30 degreeC tap water. The blended composition was added and dispersed uniformly. Each test cloth was immersed in this solution at a bath ratio of 30 times, treated for 3 minutes, and then dehydrated for 1 minute. The fabric thus treated was air-dried and then allowed to stand for 24 hours at 20 ° C. and 45% RH.
The evaluation of the softness performance of these fabrics was made by comparing a pair of a mixture containing 13% by mass of Arcac 2HT-75 manufactured by Lion Akzo Co., Ltd. and 0.5% by mass of calcium chloride under the same conditions as a control. And evaluated according to the following criteria.
A: Softer than the control.
○: Slightly softer than the control.
Δ: Same as control ×: Control is softer.
[0050]
(2) Evaluation method of freeze / restoration stability As an evaluation of freeze / restoration stability, add the same amount of sample to a 100 ml glass bottle container, freeze at −15 ° C. for 40 hours, and restore at 25 ° C. for 8 hours as one cycle. The change in viscosity of the sample after 6 cycles, separation, and the presence or absence of precipitates were evaluated according to the following criteria.
A: There is almost no change in viscosity after 6 cycles, and there is no separation or precipitate.
○: Viscosity changes up to 5 cycles, and no separation or precipitation occurs.
Δ: Viscosity changes up to 4 cycles, and no separation or precipitation occurs.
X: Viscosity changes after 3 cycles, or separation or precipitation is observed.
[0051]
(3) Examples 1-1 to 1-7 and Comparative Examples 1-1 to 1-4
Using the components (a-1) to (a-3) and the component (B) shown in Table 1-1 to Table 1-4 below, the liquid softener was formulated according to the formulation shown in Tables 1-5 and 1-6. Compositions were prepared and evaluated for softness performance and freeze / restoration stability. The results are shown in Table 1-5.
[0052]
[Table 1]
Table 1-1
[0053]
[Table 2]
Table 1-2
[0054]
[Table 3]
Table 1-3
[0055]
[Table 4]
Table 1-4
[0056]
[Table 5]
Table 1-5
[0057]
[Table 6]
Table 1-5 (continued)
[0058]
[Table 7]
Table 1-5 (continued)
[0059]
[Table 8]
Table 1-5 (continued)
[0060]
[Table 9]
Table 1-5 (continued)
[0061]
[Table 10]
Table 1-6
[0062]
[Table 11]
Table 1-7
[0063]
From the results, it is clear that the liquid softening agent composition of the present invention imparts excellent flexibility to the synthetic fiber and is excellent in terms of dispersion stability during freezing and restoration.
[0064]
Examples 2-1 to 2-6 and comparative examples 2-1 to 2-3
These examples and comparative examples relate to the second aspect of the present invention.
[0065]
(1) Evaluation method for softness performance After washing a commercial acrylic cloth twice at 40 ° C with an electric washing machine using a commercial clothing detergent "Super Top" (trade name, manufactured by Lion Corporation), tap water at room temperature And rinsed thoroughly to obtain a test cloth.
Next, it shows in Table 2-6 and Table 2-7 so that (a-1) + (a-2) + (a-3) component becomes 1 g with respect to 30 liters of tap water at 30 ° C. The blended composition was added and dispersed uniformly. Each test cloth was immersed in this solution at a bath ratio of 30 times, treated for 3 minutes, and then dehydrated for 1 minute. The fabric thus treated was air-dried and then allowed to stand for 24 hours at 20 ° C. and 45% RH.
The evaluation of the softness performance of these fabrics was made by comparing a pair of a mixture containing 13% by mass of Arcac 2HT-75 manufactured by Lion Akzo Co., Ltd. and 0.5% by mass of calcium chloride under the same conditions as a control. And evaluated according to the following criteria.
A: Softer than the control.
○: Slightly softer than the control.
Δ: Same as control ×: Control is softer.
[0066]
(2) Evaluation Method of Color Tone Stability As an evaluation of the color tone stability, the same amount of sample was added to a 100 ml glass bottle container and stored at 50 ° C. for one month to evaluate the change in color tone of the sample.
A: Almost no change in color tone.
○: The color tone changed slightly.
X: The color tone changed remarkably.
[0067]
(3) Examples 2-1 to 2-6 and Comparative Examples 2-1 to 2-3
Using the components (a-1) to (a-3), (C) and (D) shown in Tables 2-1 to 2-5 below, Tables 2-6 and 2-7 show A liquid softener composition was prepared by blending, and the softening performance and color stability were evaluated. The results are shown in Table 2-6.
[0068]
[Table 12]
Table 2-1.
[0069]
[Table 13]
Table 2-2
[0070]
[Table 14]
Table 2-3
[0071]
[Table 15]
Table 2-4
[0072]
[Table 16]
Table 2-5
[0073]
[Table 17]
Table 2-6
[0074]
[Table 18]
Table 2-6 (continued)
[0075]
[Table 19]
Table 2-6 (continued)
[0076]
[Table 20]
Table 2-7
[0077]
[Table 21]
Table 2-8
* The blending amount is based on the total mass of the fragrance.
[0078]
From the results, it is clear that the liquid softener composition of the present invention imparts excellent flexibility to the synthetic fiber and is excellent in terms of color tone stability.
Claims (2)
(B)炭素数が8〜20の分岐アルキル基または分岐アルケニル基を有する一級アルコールに、アルキレンオキシドを平均で10〜100モル付加した、非イオン性界面活性剤、を含有する、液体柔軟剤組成物。
(a−1)成分: 分子内に3つの長鎖アルキルまたはアルケニル基を有し、次の一般式(I):
(a−2)成分: 分子内に2つの長鎖アルキルまたはアルケニル基を有し、次の一般式(II):
(a−3)成分: 分子内に1つの長鎖アルキルまたはアルケニル基を有し、次の一般式(III):
(式(I)〜(III)中、R1〜R3及びR5〜R7は、それぞれ炭素数10〜24の直鎖または分岐の飽和または不飽和炭化水素基を表し、それらは互いに同一であっても異なっていてもよく、R4は炭素数1〜4のアルキル基またはヒドロキシアルキル基を表わし、nは2〜4の整数、mは0〜3の整数、pは2〜4の整数であり、各n、m及びpは、それぞれ互いに同一であっても異なっていてもよい。X-は柔軟剤適合アニオンである。)(A) A mixture of quaternary ammonium salts comprising the following components (a-1), (a-2) and (a-3), and 5 to 30% by mass based on the mass of the whole mixture A mixture of quaternary ammonium salts consisting of (a-1) component, 35-70% by weight of (a-2) component, and 10-45% by weight of (a-3) component;
(B) A liquid softener composition comprising a nonionic surfactant obtained by adding an average of 10 to 100 moles of alkylene oxide to a primary alcohol having a branched alkyl group or branched alkenyl group having 8 to 20 carbon atoms. object.
Component (a-1): It has three long-chain alkyl or alkenyl groups in the molecule, and has the following general formula (I):
Component (a-2): It has two long-chain alkyl or alkenyl groups in the molecule, and has the following general formula (II):
(A-3) Component: It has one long-chain alkyl or alkenyl group in the molecule, and has the following general formula (III):
(In the formulas (I) to (III), R 1 to R 3 and R 5 to R 7 each represent a linear or branched saturated or unsaturated hydrocarbon group having 10 to 24 carbon atoms, and they are the same as each other. Or R 4 represents an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms or a hydroxyalkyl group, n is an integer of 2 to 4, m is an integer of 0 to 3, and p is 2 to 4 And each n, m and p may be the same or different from each other, X − is a softener compatible anion.)
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