JP3947504B2 - 受雷部取付金物 - Google Patents
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図37は、被取付面に導線を取り付けるための従来の導線取付金物の構成の一例を示す図である。図37(a)は導線取付金物の正面図であり、図37(b)は右側面図を示したものである。
ボルト1702はステンレス製で、導線保持部1701を回転部1707に取付ける際に使用される。
支持部1704は、凸型の円筒状の耐食性アルミ合金、若しくは黄銅製金物で、凸部の先端部には雄ねじ加工が施されている。
回転部1707の材質は耐食性アルミ合金若しくは黄銅製で、形状は凸型で、底面部は円筒状に加工されている。また、上記底面部の円筒の内側は、回転部1707が支持部1704に取付け可能とする、雌ねじ加工が施され、更に、凸部の中央部分には穴が明けられ、導線保持部1701をボルト1702によって取付け可能としている。
まず、ハンマードリルによって建造物1700の所定の位置に穿孔された穴に、金属系アンカー1705を、拡張部1705bを奥にして取付ける。取付けられた金属系アンカー1705に打込棒を挿入し、該打込棒がハンマーにより強打されることによって上記コーン1705aが打込まれ、上記コーン1705aが上記穿孔した穴の中で上記拡張部1705bを拡げ、上記穴の中にくさびが形成され、上記金属系アンカー1705は上記建造物1700に取付けられる。
最後に、導線保持部1701に避雷導線1708を取り付け、この導線保持部1701をボルト1702を用いて回転部1707に固定する。
このようにして、避雷導線1708を被取付面である建造物1700上の所定位置に取り付けることができる。
従来の導帯取付金物は、H型部1801、コの字型部1804、金属系アンカー1805、耐食性ゴム1806、ねじ1807で構成され、導帯1808を建造物(鉄筋コンクリート造)1800上の所定位置に取り付けるものである。
コの字型部1804は耐食性アルミ合金若しくは黄銅製の、略コ字状の金物で、該コの字型部1804は、H型部1801の内部にあるベアリングとスペアリングとよりなるばねを利用して押し上げられる仕組みとなっている。
ねじ1807は、金属系アンカー1805に上記H型部1801を固定するために使用される。材質はステンレスである。
まず、ハンマードリルによって建造物1800の所定の位置に穿孔された穴に、上記金属系アンカー1805を、拡張部1805bを奥にして取付ける。取付けられた上記金属系アンカー1805に打込棒を挿入し、該打込棒がハンマーにより強打されることによってコーン1805aが打込まれ、該コーン1805aが上記穿孔した穴の中で拡張部1805を拡げ、穴の中にくさびが形成され、上記金属系アンカー1805は建造物1800に取付けられる。
そして、固定されたH型部1801の溝に導帯1808をのせて、コの字型部1804とH型部1801とをばねを利用して噛み合わせる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、簡単、かつ確実に、受雷部と被取付面上に取り付けることが可能な受雷部取付金物を提供することを目的とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の受雷部取付金物は、請求項1に記載の受雷部取付金物において、上記被取付面は、コンクリート躯体であり、上記固定部は、上記コンクリート躯体に打設されるアンカーボルトであることを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態1にかかる受雷部取付金物について、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、本発明の受雷部取付金物を構成する取付部を示したものであり、(a)は正面図、(b)は平面中央断面図である。また、(c)は、コ字状断面を有する受雷部を示したものである。
本実施の形態1の受雷部取付金物は、図1に示す取付部1と、アンカーボルト(ポリカプラグ)10と、十字穴付小ねじ11とで構成され、受雷部5を被取付面であるコンクリート躯体12に取り付けるためのものである。
十字穴付小ねじ11はステンレス製で、ポリカプラグ10に取付部1を固定するために用いられる。
まず、ポリカプラグ10をコンクリート躯体12の所定の位置に打設する。打設したポリカプラグ10に防水パッキング4付きの支持部3を十字穴付小ねじ11を用いて接続する。
また、上記受雷部取付金物の材質をポリカーボネートとしてもアルミ製アルマイトと同様の効果が得られ、受雷部の耐久性の向上や軽量化を図ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態2にかかる受雷部取付金物について、図4、及び図5を用いて説明する。
図4は、本実施の形態2による受雷部取付金物の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
十字穴付小ねじ21はステンレス製で、ねじを締めることによってポップナット20のスリーブ部を座屈変形させて、金属製笠木22と取付部1とを接続するために用いられる。
まず、ポップナット20を金属製笠木22の所定位置に取り付け、該ポップナット20に、防水パッキング4付きの支持部3を十字穴付小ねじ21を用いて締めることによりポップナット20のスリーブ部を座屈変形させ、支持部3を金属製笠木22に固定する。
また、本実施の形態2においては、避雷設備を取付ける躯体がコンクリート躯体23である場合を説明したが、上記金属製笠木22が取付く躯体がALC板であっても本実施の形態2と同様の構成で取付け可能である。
以下、本発明の実施の形態3にかかる受雷部取付金物について、図6、及び図7を用いて説明する。
図6は、本実施の形態3による受雷部取付金物の構成を示したものであり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
十字穴付小ねじ31はステンレス製で、ALC板専用金属系アンカー30と取付部1とを接続固定するために用いられる。
以上のように構成された受雷部取付金物の被取付面(ALC板)への設置方法を図7を用いて説明する。
以下、本発明の実施の形態4にかかる受雷部取付金物について、図8、及び図9を用いて説明する。
図8は、本実施の形態4による受雷部取付金物の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
十字穴付小ねじ41、六角ナット42、スプリングワッシャ43はステンレス製で、取付部1を金物40に固定するために用いられる。
以上のように構成された受雷部取付金物の被取付面(鉄骨)への設置方法について図9を用いて説明する。
次に、支持部3が取り付けられた金物40を、六角ボルト44、及び六角ナット45を用いて鉄骨46に固定する。
以下、本発明の実施の形態5にかかる受雷部取付金物について、図10、及び図11を用いて説明する。
図10は、本実施の形態5による受雷部取付金物の構成を示したものである。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
十字穴付小ねじ51、六角ナット52は、取付部1を帯板50に取り付ける際に用いられる。
帯板50はステンレス製で、取付部1が取付く端部と、アスファルトシングル葺き屋根54に取付く端部とには、それぞれ段差をつけてクランク状に加工されている。
まず、防水パッキング4付きの支持部3を十字穴付小ねじ51、六角ナット52を用いて帯板50に取付ける。
次に、支持部3が取り付けられた帯板50を、釘53を使用してアスファルトシングル葺き屋根54の所定の位置に固定する。
以下、本発明の実施の形態6にかかる受雷部取付金物について、図12、及び図13を用いて説明する。
図12は、本実施の形態6による受雷部取付金物の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用いる。
架台60は、ポリカーボネート製で、形状は凸型をしており凸部の底面は正方形で、コンクリート床62との接着力を増すために山切り状に加工され、底面部分の重心部に円筒状の凹部が設けられている。また凸部の立ち上がり部分は円形で、凸部立ち上がり部分の中央部には、取付部1を十字穴付小ねじ61で取付けるための雌ねじが加工されている。
以上のように構成された受雷部取付金物の被取付面(コンクリート床)への設置方法について図13を用いて説明する。
なお、本実施の形態6においては、架台を取付ける躯体がコンクリート床である場合を説明した。ALC板であっても本実施の形態6と同様の構成で取付け可能である。
以下、本発明の実施の形態7にかかる受雷部取付金物について、図14、及び図15を用いて説明する。
図14は本実施の形態7による受雷部取付金物の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
以上のように構成された受雷部の被取付面(コンクリート床)への設置方法について図15を用いて説明する。
そして、防水パッキング4付きの支持部3を十字穴付小ねじ71を用いて、コンクリート床73に固定された架台70に取付ける。
なお、受雷部取付金物の設置方法としては、架台70に十字穴付小ねじ71を用いて取付部1を取付けたあと、架台70をシーリング材でコンクリート床73に固定してもよい。
以下、本発明の実施の形態8にかかる受雷部取付金物について。図16〜図18を用いて説明する。
図17本実施の形態8による受雷部取付金物の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。図16は、ポリカプラグが接続されている取付部の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
架台80はコンクリート製で、横200mm、縦200mm、高さ195mmである。
ゴムシート83は合成ゴム製で、床面の防水層の養生に用いられる。
まず、ポリカプラグ80を架台82の所定の位置に打設する。打設したポリカプラグ80に防水パッキング4付きの支持部3を十字付穴付小ねじ81を用いて接続する。そして、支持部3が取り付けられた架台82をゴムシート83の上に載せる。
なお、架台82をゴムシート83の上に置いてから取付部1を架台82の所定の位置に打設することも可能である。
なお、本実施の形態8においては、避雷設備を取付ける躯体がコンクリート床である場合を説明した。架台が取付く躯体がALC板であっても本実施の形態8と同様の構成で取付け可能である。
以下、本発明の実施の形態9にかかる受雷部取付金物について図19及び図20を用いて説明する。
図19は、本実施の形態9による受雷部取付金物の構成を示すものである。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
受台90は、筒状のポリカーボネート製で、取付部5が取付く部分の中央部が側面に沿って一定の幅と厚さで補強されている。また、受台90の底面は、底辺の中央から側面に沿って切り妻状に勾配が施されている。
ドリリングタッピンねじ94はステンレス製で、帯板92を棟93に取付けるために用いられる。
帯板92は鉄製である。
まず、防水パッキング4付きの支持部3を十字穴付小ねじ91を用いて受台90に取り付ける。そして、支持部3が取り付けられた受台90に帯板92を貫通させ、帯板92を、受台90に取り付けられる部分を凸状に、屋根に取付く両端部はL字状にそれぞれの形状に合わせて曲げ加工する。さらに、図20に示すように、帯板92を、棟93の所定の位置にドリリングタッピンねじ94で固定する。
このような本実施の形態9による受雷部取付金物は、雷撃を受け止めるための突針、及び該突針と電気的に接続される、リップ溝形状断面を有する長尺状の受雷部5を建造物上に支持する受雷部取付金物であって、上記受雷部取付金物は、上記受雷部5のリップ溝形状断面内に挿入され、90度回転されることにより該受雷部5を取り付ける取付部1と、該取付部と十字穴付小ねじ91により接続される、筒状で底面が切妻状に加工された受台90とを有し、受台90に帯板92を挿入してドリリングタッピンねじ94を用いて棟93に取り付けるようにしたので、屋根形状が寄棟や切妻等に簡単に設置することができ、また、受雷部5の取り付け方が簡単で、かつ、受雷部5がはずれにくい受雷部取付金物を実現可能である。
以下、本発明の実施の形態10にかかる受雷部取付金物について、図21、及び図22を用いて説明する。
図21は、本実施の形態10による受雷部取付金物の構成を示すものであり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
実施の形態10による受雷部取付金物は、図1に示す取付部1と、変則S型金物100、変則Z型金物101と、十字穴付小ねじ102,105と、六角ナット104,106と、スプリングワッシャ103とで構成され、受雷部5を丸馳折板107に取り付けるものである。
十字穴付小ねじ102、六角ナット104、及びスプリングワッシャ103はステンレス製で、取付部1を変則S型金物100に固定するために用いられる。
以上のように構成された受雷部取付金物の被取付面(丸馳折板)への設置方法を図22を用いて説明する。
そして、支持部3が取り付けられた変則Z型金物101に丸馳折板107を挟んで変則S型金物100を添え、十字穴付小ねじ105、六角ナット106を用いて固定する。
以下、本発明の実施の形態11にかかる受雷部取付金物について、図23及び図24を用いて説明する。
図23は、本実施の形態1による受雷部取付金物の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
十字穴付小ねじ111、六角ナット112、スプリングワッシャ113はステンレス製で、取付部1を金物110に固定するために用いられる。
十字穴付小ねじ114はステンレス製で、その先端は円盤状に加工され、金物110を立馳折板116に取り付ける際に立馳折板116が傷まない様に保護する機能を有する。
まず、防水パッキング4付きの支持部3を十字穴付小ねじ111、スプリングワッシャ113、六角ナット112を用いて金物110に取り付ける。そして、支持部が取り付けられた金物110を立馳折板116に、十字穴付小ねじ114および六角ナット115を用いて固定する。
ここでの重要なことは、上記十字穴付小ねじ114の先端が円盤状に加工されていることである。上記立馳折板116の板厚は薄いので、上記十字穴付小ねじ114を締め付けた時、上記立馳折板を傷めない様にするためである。
以下、本発明の実施の形態12にかかる受雷部取付金物について、図25、及び図26を用いて説明する。
図25は、本実施の形態12による受雷部取付金物の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
以上のように構成された受雷部取付金物の被取付面(折板屋根)への設置方法を図26を用いて説明する。なお、折板屋根120は、タイトフレーム121にボルト123とナット124により取り付けられている。
そして、上記実施の形態1と同様にして、支持部3の回転部2を挿入し、回転部2を右回転させて、図26(a)に示すように、回転部2を支持部3に仮止めする。その後、回転部2の基端部2bを手で90度右回転させると、突出部2aと受雷部5内部が固定され、図26(b)に示すように、受雷部取付金物の正面から見たときに基端部2bに表示されている『OHK』と支持部3に表示されている『OHK』とが目視することができれば、受雷部取付金物の折板屋根120への設置が完了したと判断する。このようにして、受雷部取付金物は折板屋根120に設置される。
以下、本発明の実施の形態13にかかる受雷部取付金物について図27及び図28を用いて説明する。
図27は、本実施の形態13による受雷部取付金物の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
ねじ135は、円筒部の一部に不完全ねじ部を有し、金物131を瓦棒137に取付ける際に用いられる。
まず、防水パッキング4付きの支持部3を金物本体130に、六角ナット133、十字穴付小ねじ132、スプリングワッシャ134を用いて取付ける。
次に、支持部3が取り付けられた金物本体130を、ねじ135、六角ナット136、金物131を用いて瓦棒137に固定する。
以下、本発明の実施の形態14による受雷部取付金物について、図29及び図30を用いて説明する。
図29は、本実施の形態14による受雷部取付金物の構成を示すものであり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
以上のように構成された受雷部取付金物の被取付面(鉄部)への設置方法を図30を用いて説明する。
まず、六角ボルト140を鉄部141の所定の位置に溶接する。そして、その六角ボルト140に、支持部3を取り付ける。
以下、本発明の実施の形態15による受雷部取付金物について、図31及び図32を用いて説明する。
図31は、本実施の形態15による受雷部取付金物の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
バンド150は、金物150aと、金物150bとで構成された蝶番状の金物であり、材質はSS400で、溶融亜鉛めっきが施されている。
以上のように構成された受雷部取付金物の被取付面(鋼管)への設置方法を図32を用いて説明する。
まず、防水パッキング4付きの支持部3を、十字穴付小ねじ152、ナット153、スプリングワッシャ154を用いて固定する。
そして、上記実施の形態1と同様にして、支持部3の回転部2を挿入し、回転部2を右回転させて、図32(a)に示すように、回転部2を支持部3に仮止めする。その後、回転部2の基端部2bを手で90度右回転させると、突出部2aと受雷部5内部が固定され、図32(b)に示すように、受雷部取付金物の正面から見たときに基端部2bに表示されている『OHK』と支持部3に表示されている『OHK』とが目視することができれば、受雷部取付金物の鋼管157への設置が完了したと判断する。このようにして、受雷部取付金物は鋼管157に設置される。
以下、本発明の実施の形態16にかかる受雷部取付金物について図33及び図34を用いて説明する。
図33は、本実施の形態16による受雷部取付金物の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。なお、図において、図1と同一または相当する構成要素について同じ符号を用い、その説明を省略する。
架台160aはポリカーボネート製で、立面形状は凸型をしており凸部の底面の平面形状は長方形で、底面部分はシーリング材とアスファルトシングル葺き屋根162との接着力を増すために山切り状に加工され、凸部の立ち上がり部分は円形で、凸部立ち上がり部分の中央部には、取付部1を十字穴付小ねじ161で取り付けるための雌ねじが加工されている。
まず、架台160aをシーリング材を用いてアスファルトシングル葺き屋根162の平場部に固定する。なお、シーリング材はシリコーン系の接着剤である。
そして、アスファルトシングル葺き屋根162の平場部に固定された架台160aに、十字穴付小ねじ161を用いて取付部1を取付ける。
以下に、本発明の実施の形態17にかかる受雷部取付金物について図35及び図36を用いて説明する。
図35は、本実施の形態17による受雷部取付金物の構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。なお、図において、図33に同一または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
以上のように構成された受雷部取付金物の被取付面(アスファルトシングル葺き屋根の棟部)への設置方法を図36を用いて説明する。
2 回転部
2a 突出部
2b 基端部
3 支持部
4 防水パッキング
5 受雷部
10 ポリカプラグ
11 十字穴付小ねじ
12 コンクリート躯体
20 ポップナット
21 十字穴付小ねじ
22 金属製笠木
23 コンクリート躯体
30 ALC板専用金属系アンカー
31 十字穴付小ねじ
32 ALC板
40 金物
41 十字穴付小ねじ
42 六角ナット
43 スプリングワッシャ
44 六角ボルト
45 六角ナット
46 鉄骨
50 帯板
51 十字穴付小ねじ
52 六角ナット
53 釘
54 アスファルトシングル葺き屋根
60 架台(ポリカーボネ−ト製)
61 十字穴付小ねじ
62 コンクリート床
70 架台(ポリカーボネ−ト製)
71 十字穴付小ねじ
72 ポリカプラグ
73 コンクリート床
80 ポリカプラグ
81 十字穴付小ねじ
82 架台(コンクリート製)
83 ゴムシート
84 コンクリート床
90 受台
91 十字穴付小ねじ
92 帯板
93 棟
94 ドリリングタッピンねじ
100 変則S型金物
101 変則Z型金物
102 十字穴付小ねじ
103 スプリングワッシャ
104 六角ナット
105 十字穴付小ねじ
106 六角ナット
107 丸馳折板
110 金物
111 十字穴付小ねじ
112 六角ナット
113 スプリングワッシャ
114 十字穴付小ねじ
115 六角ナット
116 立馳折板
120 折板屋根
121 タイトフレーム
123 ボルト
124 ナット
130 金物本体
131 金物
132 十字穴付小ねじ
133 六角ナット
134 スプリングワッシャ
13五 ねじ
136 六角ナット
137 瓦棒
139 ねじ
140 六角ボルト
141 鉄部
150 バンド
150a、150b 金物
151 ピン
152 十字穴付小ねじ
153 六角ナット
154 スプリングワッシャ
155 十字穴付小ねじ
156 六角ナット
157 鋼管
160a、160b 架台
161 十字穴付小ねじ
162 アスファルトシングル葺き屋根
163 棟
1700 建造物
1701 導線保持部
1702 ボルト
1703 防水パッキング
1704 支持部
1705 金属系アンカー
1705a コーン
1705b 拡張部
1706 ねじ
1707 回転部
1708 避雷導線
1800 建造物
1801 H型部
1804 コの字型部
1805 金属系アンカー
1805a コーン
1805b 拡張部
1806 耐食性ゴム
1807 ねじ
1808 導帯
Claims (23)
- 雷撃を受け止めるための突針、及び該突針と電気的に接続される、コ字状断面またはリップ溝形状断面を有する長尺状の受雷部を、所定の被取付面上に取り付ける受雷部取付金物であって、
該受雷部取付金物は、上記受雷部のコ字状断面またはリップ溝形状断面内に挿入され、90度回転されることにより該受雷部を取り付ける取付部と、該取付部を上記被取付面に固定する固定部と、を有するものである、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記取付部は、略長円柱形状である突出部と、該突出部と一体に形成され回転可能な基端部とよりなる回転部を有するものであり、
上記回転部は、上記突出部の長手方向と上記受雷部の長手方向が平行になるよう上記受雷部のコ字状断面またはリップ溝形状断面内に上記突出部を挿入し、上記突出部の長手方向が上記受雷部の長手方向に対し垂直になるよう上記基端部を90度回転させることにより上記突出部を上記受雷部内部に密接に装着可能なものである、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項2に記載の受雷部取付金物において、
上記基端部は、ローレット加工が施されたものである、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は、コンクリート躯体であり、
上記固定部は、上記コンクリート躯体に打設されるアンカーボルトである、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は、金属製笠木であり、
上記固定部は、フランジ部分、スリーブ部分、ねじ部分を有するナットであり、そのスリーブ部分を座屈変形させることにより上記金属製笠木に取り付けられるものである、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面はALC(オートクレーブド・ライトウエイト・コンクリート)板であり、
上記固定部はALC板専用金属系アンカーである、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は鉄骨であり、
上記固定部は、上板と下板と側板とから成るコ字状の金物であって、上記鉄骨と接する上板の内側が波型に加工されている、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面はアスファルトシングル葺き屋根であり、
上記固定部は、クランク状に加工された帯板である、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面はコンクリート床面であり、
上記固定部は、凸型形状のポリカーボネート製架台である、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項9に記載の受雷部取付金物において、
上記ポリカーボネート製架台は、シーリング材を用いて上記コンクリート床面に取り付けられる、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項9に記載の受雷部取付金物において、
上記ポリカーボネート製架台は、上記コンクリート床面に打設されるアンカーボルトを用いて上記コンクリート床面に取り付けられる、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項9に記載の受雷部取付金物において、
上記ポリカーボネート製架台は、上記コンクリート床面に打設されるアンカーボルトとシーリング材とを用いて上記コンクリート床面に取り付けられる、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は、コンクリート床面であり、
上記固定部は、アンカーボルトにより上記取付部と接続されているコンクリート製の架台である、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は、棟であり、
上記固定部は、その底面が切妻上に加工された筒状で、該筒状部分に帯板を挿入し保持し、該帯板を上記棟の形状に合わせて変形させることにより上記棟に取り付けられる受台である、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は、丸馳折板であり、
上記固定部は、上記丸馳折板を保持する、変則S型金物と変則Z型金物とよりなり、上記丸馳折板を両側から挟むことによりΩ型形状内部に保持する略Ω型形状の金物である、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は、立馳折板であり、
上記固定部は、上板と下板と側板とから成るコ字状で、上記立馳折板と接する上板の内側が波型に加工された金物である、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は、折板屋根であり、
上記固定部は、折板屋根取付用ボルトである、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は、瓦棒であり、
上記固定部は、上板と下板と側板とから成るコ字状で、かつ上板と下板との一方端がU字状に加工され、該各板に上記瓦棒を貫通させて保持する金物本体である、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は、鉄部であり、
上記固定部は、溶接によって上記鉄部に取付けられるボルトである、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は、鋼管であり、
上記固定部は、上記鋼管を保持するよう円弧状に加工された蝶番状のバンドである、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は、アスファルトシングル葺き屋根であり、
上記固定部は、その角が丸みを帯びた凸型形状の架台である、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項1に記載の受雷部取付金物において、
上記被取付面は、アスファルトシングル葺き屋根の棟部であり、
上記固定部は、その角が丸みを帯びた凸型形状で、かつ、その底面が上記アスファルトシングル葺き屋根の勾配に合わせて加工された架台である、
ことを特徴とする受雷部取付金物。 - 請求項21、または請求項22に記載の受雷部取付金物において、
上記架台は、シーリング材を用いて上記被取付面に取り付けられる、
ことを特徴とする受雷部取付金物。
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