JP3945573B2

JP3945573B2 - How to adjust herbal tea and taste

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Publication number: JP3945573B2
Application number: JP2002164532A
Authority: JP
Inventors: 本絵美倉
Original assignee: Pigeon Corp
Current assignee: Pigeon Corp
Priority date: 2002-06-05
Filing date: 2002-06-05
Publication date: 2007-07-18
Anticipated expiration: 2022-06-05
Also published as: JP2004008051A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所望の効能を有すると共に非常に飲みやすいハーブティーおよびハーブティーを飲みやすくする方法に関するものである。
【０００２】
【発明の技術的背景】
近年の健康志向および自然志向の高まりにつれて、自然のハーブを組み合わせたハーブティーが好まれている。ハーブティーは特定の効能を有するハーブを組み合わせて、所望の効能を発現させることが可能であると共に、ハーブ自体が自然物であることから、健康志向および自然志向の強い女性に特に人気が高い。このような女性に人気の高いハーブティーとしては、例えば、パッションフラワー(Passiflora incarnata) 、スカルキャップ(Scutellaria laterriflora)の有するリラックス効果を利用したハーブティー、ダンディライオン(Traxacum officinale)の有する催乳作用を利用したハーブティーなどがある。
【０００３】
しかしながら、このような特定の効能を有するハーブは特有の味覚および臭気を有しているものが多く、このような臭気および味覚のためにハーブティーを飲めない人も多いのが実情である。特に臭気および味覚に対して非常に敏感になっている妊婦の場合にはこうした傾向が強くなる。催乳作用を有するハーブティーは、出産前から飲むことが好ましく、また、妊娠中のマタニティーブルーと言われる鬱状態を解消するためにリラックスするためのハーブティーが有効であるが、実際には上記のような効能を有するハーブの有する特異的な味覚および臭気によってハーブティーが飲めないことが多い。
【０００４】
また、妊婦に限らず、ハーブティーの有する味覚および臭気のために、ハーブティーを飲もうと欲するにも拘わらず、これを飲めない人が多い。
【０００５】
【発明の目的】
本発明はハーブ特有の味覚および臭気を緩和して、非常にマイルドにした飲みやすいハーブティーを提供することを目的としている。
【０００６】
本発明のハーブティーは、所望の効能を有するパッションフラワー、スカルキャップ、ダンディライオン、セント・ジョーンズ・ワート、ローズヒップ、ジャーマンカモミール、エルダーおよびミルクシスルよりなる群から選ばれる少なくとも一種類のノンカフェインの乾燥ハーブに乾燥ネトルを配合して、該所望の効能を有するハーブに特異的な味覚および／または臭気を緩和したハーブティーである。
さらに、本発明は、所望の効能を有するパッションフラワー、スカルキャップ、ダンディライオン、セント・ジョーンズ・ワート、ローズヒップ、ジャーマンカモミール、エルダーおよびミルクシスルよりなる群から選ばれる少なくとも一種類のノンカフェインの乾燥のハーブに、乾燥ネトルを配合して、該所望の効能を有するハーブに特異的な味覚および／または臭気を緩和するハーブティーの味覚および臭気の調整方法を提供する。
【０００７】
本発明で使用するネトル(Urtica dioica)は、単独では特異的な味覚および臭気を有しておらず、さらにネトルは、ミネラル分やビタミン類を補給するためのハーブとして使用されることがあるが、ネトルの効能は主に摂取したミネラル分やビタミン類による副次的な効能であって、ネトル特有といわれるような顕著な効能は有していないとされるハーブである。
【０００８】
本発明者は、種々のハーブをブレンドしてその味覚および臭気について検討したところ、特異的な効能を有するハーブには味覚および臭気が強いものが多く、これらをブレンドするとこれらの味覚および臭気が相乗的に強くなり、非常に飲みにくくなることが多いが、ネトルを配合すると、こうした特異的な味覚および臭気が著しく緩和されることを見出した。特にネトルは、パッションフラワー(Passiflora incarnata)、スカルキャップ(Scutellaria laterriflora)、ダンディライオン(Traxacum officinale) 、セント・ジョーンズ・ワート(Hypericum perforatum)、ローズヒップ(Rose canina)、ジャーマンカモミール(Matricara chamonilla)、エルダー(Sambucus nigra)、ミルクシスル（Silybum marianum）などの個性が強く、高い効能を示すハーブと相性がよく、これらのハーブまたはこれらのハーブのブレンド物の味覚および臭気を著しく緩和して、非常に飲みやすくすることができることを見出した。しかも、ネトルの配合によっても、各ハーブの効能は低下しない。ネトルがこのような作用効果を有することは知られておらず、また、他のハーブにはこのような作用効果は認められない。ネトルがこのような特異的な作用効果を有する明確な理由は不明であるが、ネトルは他のハーブと比較するとミネラル分、特にカルシウムの含有率が高く、このようなミネラル分、特にカルシウムによって味覚および臭気が著しく緩和されるのではないかと考えられる。
【０００９】
【発明の具体的説明】
次に本発明のハーブティーについて具体的に説明する。
本発明のハーブティーは、ネトル(Urtica dioica)は、和名が西洋イラクサ、別名スティンキングネトルと呼ばれるイラクサ科の植物からなるハーブの1種であり、一般には花粉症などのアレルギー症状の低減のためのミネラル分や葉緑素などのビタミン類を補給するためなどに使用されるが、ネトル単身では、特異的な臭気を有しておらず、また賞味しても特に美味しいというほどの味覚を有するハーブではない。
【００１０】
本発明で上記ネトルと共に使用するハーブは、特異的な効能を有するハーブであり、かつノンカフェインのものである。従って、茶、コーヒーなどは本発明で使用する特異的な効能を有するハーブには含まれない。即ち、ネトルは、茶、コーヒーなどとはあまり相性が良くなく、また、茶、コーヒーなどは味覚が強すぎて、ネトルを配合してもこれらの味覚を緩和することはできないばかりではなく、相性が合わないために、ネトルの味覚が、茶、コーヒーなどの味覚と融合することがないので、ネトルの有する味覚の融合による緩和という作用効果を奏しない。なお、ここでノンカフェインのものとは、本質的にカフェインを有効成分として含有していないものであり、カフェインの含有率で表せば、カフェイン含量が１０ppm以下のハーブである。この含量は、乾燥させた茶葉１．５ｇを、２５０ｍｌの沸騰水に入れ、５分間静置して濾過したハーブティーで０．００１ｇ／１００ｇ以下であることを示している。なお、カフェインを除去した茶、あるいはコーヒーなどもあるが、本発明ではこれらはカフェイン含有物とする。
【００１１】
本発明においては、上記ネトルと共に使用される特異的な効能を有するハーブは、
精神を沈静させ、安眠作用があるパッションフラワー(Passiflora incarnata)、
精神を沈静させる効能があるスカルキャップ(Scutellaria laterriflora)、
食物繊維、ミネラルを豊富に含み、催乳作用があるダンディライオン(Traxacum officinale) 、
抗鬱作用があるセント・ジョーンズ・ワート(Hypericum perforatum)、
ビタミンCを豊富に含むローズヒップ(Rose canina)、
精神を沈静させる効能があるジャーマンカモミール(Matricara chamonilla)、
抗炎症作用があるエルダー(Sambucus nigra)
安産を促進する効能や生理痛に対する鎮痛作用があるラズベリー葉および果実（Rubus idaeus）
食物繊維を豊富に含むバードック（Arctium lappa）
免疫強化作用があるエキナセア葉および根（Echiracea purpurea）
発汗・鎮痛作用があるジンジャー（Zingiber officinale）
代謝機能を改善し、気管支炎を抑える作用があるマシュマロー（Althaea officinalis）
抗菌作用があるクローブ（Syzygium aromaticum）
血行を改善し利尿作用があるハイビスカス（Hibiscus sabdariffa）
頭痛に対する鎮痛作用があるバーベイン（Verbena officinalis）
生殖器に対する強壮作用があるチェストベリー（Vitax agnus-castus）
ビタミンKおよび鉄の補給作用があるアルファルファ（Medicago sativa）
ホルモンバランスを整えるアンジェリカ（Angelica archangelica）
解毒作用があるミルクシスル（Silybum marianum）
血液浄化作用があるレッドクローバー（Trifolium pratense）
代謝促進作用があるスイバ（Rumex acetosa）
排出機能全体に対して調整作用があるオオバコ（Plantago major）
強い利尿作用があるバーチ（Betula pendula）
ホルモンバランス調整作用のあるアンジェリカ（Angelica archangelica）
である。これらは単独であるいは組み合わせて使用することができる。
【００１２】
特に本発明では、所望の効能を有するハーブとして、パッションフラワー、スカルキャップ、ダンディライオン、セント・ジョーンズ・ワート、ローズヒップ、ジャーマンカモミール、エルダーおよびミルクシスルよりなる群から選ばれる少なくとも一種類のハーブを使用した場合に、ネトルの有する味覚および／または臭気の緩和効果が大きい。
【００１３】
即ち、上記の効能を考慮して上記のハーブを組み合わせることにより、所望の効能を有するハーブを調製することができる。しかしながら、上記のような明確な効能を有するハーブには、個性が強く、独特の味覚および臭気を有するものが多く、単身でも飲みにくいものがある。例えば、スカルキャップなどは、独特の臭いと味があり、抑鬱作用などの優れた効能があるにも拘わらず、味覚および臭覚が過敏になっている妊婦あるいはハーブティーの初心者には特に敬遠される傾向がある。
【００１４】
さらに、こうした個性の強いハーブを組み合わせた場合には、それぞれのハーブの有する個性が融合せずに乱立し、全体として調和のとれない味覚と臭気を有するハーブの混合物になってしまうことが多い。
従来は、こうした個性の強いハーブを使用する場合、個性の強いハーブの味覚および臭気をマスキングするようにさらに強い味覚あるいは臭気を有するハーブを用いる方法が一般的であった。例えば、ハーブの臭気をマスキングするために、レモンピール、レモングラス、スペアミント、オレンジピールなどが多用されている。
【００１５】
しかしながら、マスキングは、個性の強いハーブの味覚あるいは臭気を、より強い味覚あるいは臭気で覆い隠しているだけであり、強い個性のハーブの味覚および臭気は、マスキング用のハーブによって融合・調和されているわけではない。従って、臭覚あるいは味覚がより敏感な人は、マスキング用のハーブによって覆い隠された裏にある個性の強いハーブの不調和な味覚あるいは臭気を感じてしまう。
【００１６】
ところが、ネトルは、それ自体は特別な個性を有しないハーブであるが、非常に個性の強いハーブと混合されると、その個性の強いハーブの味覚および臭気を非常にマイルドにすることができ、さらに、非常に個性の強い複数のハーブを混合する際にネトルを配合すると、複数の強い個性のハーブ臭および味が融合一体化されてあたかも新たな味覚および臭気に変換・創出するというような極めて不思議な現象が生ずる。このような現象は、本発明者だけでなく、よく訓練された複数のパネラーによって行われた味覚および臭気についての2点比較法による官能試験により得られた統計学的結果から、ネトルを用いたハーブティーがネトルを用いないハーブティーよりも臭気および味覚について危険度５％で有意差があるとの結果が得られたことからも明らかである。
【００１７】
このような現象を発現させるために、ネトルは、ハーブティー１００重量部中に通常は５〜７０重量部の範囲内、好ましくは５〜４０重量部の範囲内の量で配合するとよい。
ネトルの配合によってハーブティーの味覚および臭気が緩和され、複数のハーブを用いた場合には、複数のハーブの個性が融合・一体化されて新たな味覚および臭気に変換する明確な理由は不明であるが、ネトルの成分を分析すると、ネトルは、ミネラル分が他のハーブよりも多く、特にカルシウムの含有率が著しく高く、このカルシウムに着目してみると、ネトルには、一般にハーブ中に含有されるカルシウム分の１０倍以上のカルシウムが含有されていることがわかった。このように高含有率でカルシウムを含むハーブは本発明者の知る限り他にはなく、このカルシウムがハーブティー全体の味覚および臭気の融合に何らかの関与をしているのではないかと考えられる。
【００１８】
なお、このようにしてネトルを使用する場合に、上記の所望の効能を有するハーブは、複数のハーブを組み合わせた状態を含む、効能を有するハーブがハーブティー１００重量部中に通常は１０〜９５重量部の範囲内、好ましくは２０〜８０重量部の範囲内の量で配合することができる。
本発明のハーブティーは、上記のような特異的な効能を有するハーブと、ネトルとを含有するものであり、このネトルによって味覚および臭気が緩和されたものであるが、本発明のハーブティーにはこれらのほかに味覚および臭気を調整するためにフレバー成分となるハーブ天然のフレーバーを配合することもできる。
【００１９】
このようなフレバー成分となるハーブの例としては、レモンピール、レモングラス、レモンバーム、スペアミント、ペパーミント、オレンジピール、ラベンダーが挙げられ、この他にも、ストロベリーフレバー、ピーチフレバー、ロースフレバー、マンゴフレバー、グレープフルーツフレバーなどの天然フレーバーを配合することもできる。これらは単独であるいは組み合わせて使用することができる。
【００２０】
このようなハーブは、ハーブティー１００重量部中に、通常は５〜５０重量部の範囲内、好ましくは１０〜３０重量部の範囲内の量で配合することができる。ネトルはこれらのハーブを含めて全体的にハーブティーの味覚および臭気を調整する作用を有する。
従って、本発明のハーブティーには、人工の香料、甘味料などを配合することを特に必要としない。
【００２１】
ネトルと上記のようなハーブとを用いた本発明のハーブティーの具体的な処方の例を以下に示す。
具体的な処方例
処方１（マタニティーブルーを改善するハーブティー）
レモンピール(Citrus Limonum)・・・・・・・・・２６．７重量部
パッションフラワー(Passiflora incarnata)・・・２６．７重量部
スカルキャップ(Scutellaria laterriflora)・・・１０．０重量部
ネトル(Urtica dioica)・・・・・・・・・・・・１０．０重量部
スペアミント(Mentha cardiaca)・・・・・・・・６．６重量部
ローズヒップ(Rose canina)・・・・・・・・・・２０．０重量部
この処方例によれば、パッションフラワーおよびスカルキャップのリラックス効果と、レモンピールおよびスペアミントによる清涼感および味覚とがネトルにより一体化し、さらにロースヒップにより不足しがちなビタミンCを補強すると共に、ネトルによりミネラル分も補給することができるハーブティーが得られ、飲みやすくしかも毎日続けて飲んでも飽きることがなく、妊娠に伴う鬱状態（マタニティーブルー）を解消することができる。
処方２（花粉症の改善と予防のためのハーブティー）
レモングラス(Cymbopogon citrates L)・５０．０重量部
ネトル(Urtica dioica)・・・・・・・・３３．３重量部
エルダー(Sambucus nigra)・・・・・・１６．７重量部
この処方例よれば、抗炎症作用のあるエルダーとさわやかな香りのレモングラスをネトルによって融合させることができ、さらにネトルに含有されるミネラル分によって抗アレルギー性が賦与されるハーブティーが得られる。
処方３（リラックスできるハーブティー）
セント・ジョーンズ・ワート(Hypericum perforatum)・・・７３．３重量部
レモングラム(Cymbopogon citrates L) ・・・・・・・・・２０．０重量部
ネトル(Urtica dioica)・・・・・・・・・・・・・・・・６．７重量部
この処方例によれば、セント・ジョーンズ・ワートの有する優れた抗鬱作用を、ネトルを介してレモングラスの有する清涼感が融合して抗鬱作用が増幅されて、非常にさわやかで飲みやすいハーブティーが得られる。
【００２２】
上記処方例に示すように、ネトルを配合することにより、所謂効能成分として含有される非常に個性の強いハーブの味覚および臭気を緩和することができ、さらに、複数のハーブを混合した場合には、ネトルはそれぞれの個性の強いハーブの味覚および臭気を融合させあたかも新たな味覚および臭気に変換・創出するように作用する。このようなネトルの特異的な融合作用を発現するためには、ネトルとネトル以外のハーブとは、通常は３：９７〜５０：５０の範囲内の重量比、好ましくは５：９５〜４５：６５の範囲内の重量比で混合する。上記範囲を逸脱してネトルが少ないと上記のネトルに特異的な作用効果が発現しないことが多く、また、上記範囲を逸脱して多いと、ネトル自体の特性が表在化して上記のネトルに特異的な作用効果が減失することがある。
【００２３】
本発明のハーブティーは、一般的なハーブティーのようにポットに入れて湯を注ぎ込んでハーブに含有される成分を抽出する通常のハーブティーと同様に使用することができるが、一定量をバッグに包装したティーバッグとすることが好ましい。ティーバッグとする場合に、本発明のハーブティー１〜２ｇを、ティーバッグ用の袋に充填して使用することができる。
【００２４】
このようにしてネトルで味覚および臭気が調整されたハーブティーは、非常に飲みやすくなるが、このような味覚および臭気の調整によって配合した特異的な効能を有するハーブの効能が損なわれることはない。
【００２５】
【発明の効果】
本発明のハーブティーは、ネトルを配合することにより非常に個性の強いハーブをマイルドにすると共に、複数の個性の強いハーブをブレンドした場合においては、それぞれのハーブの個性を融合させてあたかも新たな個性を創出するように作用して、非常に飲みやすいハーブティーである。
【００２６】
即ち、本発明で使用されるネトル自身は個性的なハーブではないことから、これ自身がマスキング用のハーブとはなり得ない。しかしながら、本来ならば、強い個性が独立し、それぞれの個性が相互に調和することがないハーブティーの各成分の個性が、ネトルの配合によって緩和することができる共に、複数の個性の強いハーブの特性を有機的に結び付けて、これらの特性から、あたかも新たな個性を創設するように作用する。そして、ネトルの配合によっては、ハーブティーに、原料として使用した個性の強いハーブが基本的に有している優れた個性の本質は損なうことない。従って、各種の効能を有するハーブを複数組み合わせて所望の効能を有するハーブティーを調製使用とする場合に、ネトルを併せて使用することにより、各ハーブの個性が他のハーブの個性と独立して乱立した統制のないハーブティーとはならず、これらの個性豊かなハーブの個性が協調しあって、さらに豊かで円熟度の高い味覚と臭気（香り）を有するハーブティーを調製することができる。そして、こうした完成度の高い味覚と香りを有するハーブティーによって、ハーブの有する効能に加えて、香りも改善されることからアロマテラピー作用によってその効能も著しく増進する。
【００２７】
【実施例】
次に本発明のハーブティーおよびハーブティーの味覚および香り（臭気）の調整方法について実施例を示して具体的に説明するが本発明はこれらによって限定されるものではない。
【００２８】
【参考例１】
ネトルの分析およびダンディライオンの分析結果との比較
乾燥したネトル１gを燃焼灰化させたものを濃度１％の硝酸液中に溶解させた。
この硝酸溶液について、ＩＣＰ法によって、含有される無機物質の含封率を測定した。
【００２９】
得られた結果を試料１ｇ値の含有率として表１に示した。
また、比較のためにダンディライオンについて同様に分析した結果を表１に併せて記載する。
【００３０】
【表１】

【００３１】
上記表１から明らかなように、ネイル中にはカルシウム分が非常に高い濃度で含有されており、このような高い濃度でカルシウムを含有するハーブば、ネイル以外には存在しないと思われる。
【００３２】
【実施例１】
以下に示す処方例１の組成のハーブティー１００ｇを調製し、得られたハーブティー１を１．５ｇずつ包装してティーバッグ１を製造した。
処方例１
レモンピール・・・・・・・・・２６．７ｇ
パッションフラワー・・・２６．７ｇ
スカルキャップ・・・・・・・１０．０ｇ
ネトル・・・・・・・・・・・・・・・１０．０ｇ
スペアミント・・・・・・・・・・・６．６ｇ
ローズヒップ・・・・・・・・・２０．０ｇ
上記処方例１からネトルを除いた組成（処方例１Ｃ）のハーブティー９０ｇを調製し、得られたハーブティー１Cを１．５ｇずつ包装してティーバッグ１Ｃを製造した。
【００３３】
処方例１Ｃ
レモンピール・・・・・・・・・２６．７ｇ
パッションフラワー・・・２６．７ｇ
スカルキャップ・・・・・・・１０．０ｇ
スペアミント・・・・・・・・・・・６．６ｇ
ローズヒップ・・・・・・・・・２０．０ｇ
よく訓練された２２〜２５歳の健康な女性２０人に、上記ティーバッグ１から得られたハーブティーとティバッグ１Ｃから得られたハーブティーとを飲み比べさせ、味覚と臭気について2点比較法で評価した。結果を表２に示す。
【００３４】
【表２】

【００３５】
上記結果からネトルを配合したハーブティー１は、危険度５％で有意差があることがわかった。
【００４０】
【実施例２】
以下に示す処方例２の組成のハーブティー１００ｇを調製し、得られたハーブティー３を１．５ｇずつ包装してティーバッグ２を製造した。
処方例２
レモングラス・・・・５０．０ｇ
ネトル・・・・・・・３３．３ｇ
エルダー・・・・・・１６．７ｇ
上記処方例２からネトルを除いた組成（処方例２Ｃ）のハーブティー６６．７ｇを調製し、得られたハーブティー２Cを１．５ｇずつ包装してティーバッグ２Ｃを製造した。
【００４１】
処方例２Ｃ
レモングラス・・・・５０．０ｇ
エルダー・・・・・・１６．７ｇ
よく訓練された２２〜２５歳の健康な女性２０人に、上記ティーバッグ２から得られたハーブティーとティーバッグ２Ｃから得られたハーブティーとを飲み比べさせ、味覚と臭気について2点比較法で評価した。結果を表３に示す。
【００４２】
【表３】

【００４３】
上記結果からネトルを配合したハーブティー２は、危険度５％で有意差があることがわかった。
【００４４】
【実施例３】
以下に示す処方例３の組成のハーブティー１００ｇを調製し、得られたハーブティー４を１．５ｇずつ包装してティーバッグ３を製造した。
処方例４
セント・ジョーンズ・ワート・・・７３．３ｇ
レモングラス・・・・・・・・・２０．０ｇ
ネトル・・・・・・・・・・・・・６．７ｇ
上記処方例３からネトルを除いた組成のハーブティー９３．３ｇを調製し、得られたハーブティー３Cを１．５ｇずつ包装してティーバッグ３Ｃを製造した。
【００４５】
処方例３Ｃ
セント・ジョーンズ・ワート・・・７３．３ｇ
レモングラス・・・・・・・・・２０．０ｇ
よく訓練された２２〜２５歳の健康な女性２０人に、上記ティーバッグ３から得られたハーブティーとティーバッグ３Ｃから得られたハーブティーとを飲み比べさせ、味覚と臭気について2点比較法で評価した。結果を表４に示す。
【００４６】
【表４】

【００４７】
上記結果からネトルを配合したハーブティー３は、危険度５％で有意差があることがわかった。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a herbal tea that has a desired effect and is very easy to drink, and a method for making it easy to drink herbal tea.
[0002]
TECHNICAL BACKGROUND OF THE INVENTION
With the recent increase in health and nature orientation, herbal teas that combine natural herbs are preferred. Herbal teas are particularly popular among health-conscious and nature-oriented women because herbs with specific effects can be combined to express the desired effects and the herbs themselves are natural products. The popular herbal tea in these women use, for example, passion flower (Passiflora incarnata), herbal tea using a relaxing effect with a skull cap (Scutellaria laterriflora), a lactogenic action with the Dandy Lion (Traxacum officinale) Herbal tea.
[0003]
However, many herbs having such specific effects have a unique taste and odor, and many people cannot drink herbal tea because of such odor and taste. This is especially true for pregnant women who are very sensitive to odor and taste. Herbal tea that has a lactating effect is preferably taken before childbirth, and herbal tea to relax to eliminate depression, which is said to be maternity blue during pregnancy, is effective. Herbal tea is often not drinkable due to the specific taste and odor of herbs with various effects.
[0004]
In addition, not only pregnant women, but because of the taste and odor of herbal tea, there are many people who cannot drink herbal tea even though they want to drink herbal tea.
[0005]
OBJECT OF THE INVENTION
The object of the present invention is to provide an easy-to-drink herbal tea that is mild and has a mild taste and odor.
[0006]
The herbal tea of the present invention comprises at least one non-caffeine selected from the group consisting of passion flower, skull cap, dandy lion, St. John's wort, rose hip, German chamomile, elder and milk thistle having the desired effect . It is a herbal tea in which a dry nettle is blended with a dry herb to relieve the taste and / or odor specific to the herb having the desired effect.
Furthermore, the present invention relates to the drying of at least one non-caffeine selected from the group consisting of passion flower, skull cap, dandy lion, St. John's wort, rose hip, German chamomile, elder and milk thistle having the desired efficacy. The herb tea is blended with dry nettle to provide a method for adjusting the taste and odor of herbal teas that alleviates the taste and / or odor specific to the herb having the desired efficacy.
[0007]
The nettle (Urtica dioica) used in the present invention does not have a specific taste and odor by itself, and the nettle may be used as an herb for supplementing minerals and vitamins. Nettle is an herb that is said to be a secondary effect mainly due to ingested minerals and vitamins, and has no remarkable effect that is said to be unique to Nettle.
[0008]
The present inventor studied various tastes and odors by blending various herbs, and many herbs having specific effects have strong taste and odor, and blending them synergizes these tastes and odors. It has been found that these specific tastes and odors are remarkably relieved when a nettle is added, although it is often strong and difficult to drink. In particular Nettle is, passion flower (Passiflora incarnata), skullcap (Scutellaria laterriflora), Dandy Lion (Traxacum officinale), cents Jones's Wort (Hypericum perforatum), rose hip (Rose canina), German chamomile (Matricara chamonilla), Excellent compatibility with highly individual herbs such as elder (Sambucus nigra) and milk thistle (Silybum marianum), greatly reducing the taste and odor of these herbs or blends of these herbs and drinking very much I found that it can be made easier. Moreover, the efficacy of each herb does not decrease even when the nettle is mixed. It is not known that nettle has such a working effect, and other herbs do not have such a working effect. There is no clear reason why nettle has such a specific action and effect, but nettle has a high content of minerals, especially calcium, compared to other herbs. It is thought that the odor is remarkably relieved.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the herbal tea of the present invention will be specifically described.
The herbal tea of the present invention, nettle (Urtica dioica), is a kind of herb consisting of the nettle family plant called Japanese nettle, also known as stinking nettle, and generally reduces allergic symptoms such as hay fever. It is used to replenish vitamins such as minerals and chlorophyll, etc., but the nettle alone does not have a specific odor and has a taste that is particularly delicious even if you taste it is not.
[0010]
The herbs used with the nettle in the present invention are herbs having a specific effect and are non-caffeine. Therefore, tea, coffee and the like are not included in the herb having a specific effect used in the present invention. In other words, nettle is not very compatible with tea, coffee, etc., and tea, coffee, etc. have too strong a taste, and not only can this taste be alleviated by adding nettle, but also compatibility. Since the taste of the nettle does not merge with the taste of tea, coffee, etc., the effect of mitigating the taste of the nettle is not achieved. In addition, the thing of a non-caffeine here does not contain caffeine as an active ingredient essentially, and when expressed with the content rate of caffeine, it is an herb whose caffeine content is 10 ppm or less. This content indicates that 1.5 g of dried tea leaves is not more than 0.001 g / 100 g in herbal tea that is placed in 250 ml of boiling water and allowed to stand for 5 minutes and filtered. In addition, although there are tea or coffee from which caffeine has been removed, in the present invention, these are caffeine-containing substances.
[0011]
In the present invention, the herb having a specific effect used with the above nettle,
Passion flower (Passiflora incarnata) that calms the mind and has a resting action,
Skull cap (Scutellaria laterriflora) with the effect of calming the mind,
Dandy Lion (Traxacum officinale ) that is rich in dietary fiber and minerals and has a lactating effect ,
St. John's wort (Hypericum perforatum), which has an antidepressant effect,
Rose hips (Rose canina), rich in vitamin C
German chamomile (Matricara chamonilla), which has the effect of calming the mind
Elder with anti-inflammatory effect (Sambucus nigra)
Raspberry leaves and fruits (Rubus idaeus) with the effect of promoting safe delivery and analgesic action against menstrual pain
Bardock (Arctium lappa) rich in dietary fiber
Echinacea leaves and roots (Echiracea purpurea) with immune enhancement
Ginger (Zingiber officinale) with sweating and analgesic action
Marshmallow (Althaea officinalis) that improves metabolic function and suppresses bronchitis
Antibacterial clove (Syzygium aromaticum)
Hibiscus sabdariffa with improved blood circulation and diuretic action
Verbena officinalis has analgesic effect on headache
Chestberry (Vitax agnus-castus) with tonic effects on the genitals
Alfalfa (Medicago sativa) with vitamin K and iron supplementation
Angelica archangelica to balance hormones
Milk thistle with detoxification (Silybum marianum)
Red clover (Trifolium pratense) with blood purification
Sorrel (Rumex acetosa) has a metabolic promoting effect
Psyllium (Plantago major) that regulates the overall discharge function
Birch (Betula pendula) with strong diuretic effect
Angelica archangelica with hormone balance adjustment
It is. These can be used alone or in combination.
[0012]
In particular, in the present invention, at least one herb selected from the group consisting of passion flower, skull cap, dandy lion , St. John's wort, rose hip, German chamomile, elder and milk thistle is used as the herb having a desired effect. In this case, the nettle has a great taste and / or odor mitigating effect.
[0013]
That is, an herb having a desired effect can be prepared by combining the above herbs in consideration of the above effects. However, the herbs having a clear effect as described above have strong individuality, many having a unique taste and odor, and some are hard to drink alone. Skull caps, for example, are particularly shy for pregnant or herbal tea beginners who have a unique smell and taste and are highly sensitive to taste and olfaction despite their excellent effects such as depression Tend.
[0014]
Furthermore, when such herbs with strong individuality are combined, the individuality of each herb is often fused without being fused, resulting in a mixture of herbs with a taste and odor that are not harmonized as a whole.
Conventionally, when using herbs with such a strong personality, a method using a herb having a stronger taste or odor so as to mask the taste and odor of the herb with strong personality has been common. For example, in order to mask the odor of herbs, lemon peel, lemon grass, spearmint, orange peel and the like are frequently used.
[0015]
However, masking only masks the taste or odor of strong herbs with a stronger taste or odor, and the taste and odor of strong individual herbs are fused and harmonized by the masking herbs. Do not mean. Therefore, a person who is more sensitive to olfaction or taste will feel the incongruent taste or odor of the herb with strong personality behind the masking herb.
[0016]
However, nettle is a herb that does not have a special personality, but when mixed with a herb with a very strong personality, the taste and odor of that strong herb can be made very mild, In addition, when mixing nettle when mixing multiple herbs with very strong personality, the herbal odor and taste of multiple strong personalities are integrated and converted into a new taste and odor. A mysterious phenomenon occurs. Such a phenomenon was found using the nettle from the statistical results obtained by the sensory test by the two-point comparison method for taste and odor conducted by not only the present inventor but also a plurality of well-trained panelists. It is also clear from the results that the herbal tea has a significant difference in odor and taste with a 5% risk compared to the herbal tea without the nettle.
[0017]
In order to develop such a phenomenon, the nettle is preferably blended in an amount of usually 5 to 70 parts by weight, preferably 5 to 40 parts by weight, in 100 parts by weight of herbal tea.
The taste and odor of herbal teas are alleviated by the composition of the nettle, and when using multiple herbs, the clear reason why the individual characteristics of multiple herbs are fused and integrated into a new taste and odor is unknown. However, when analyzing the ingredients of the nettle, the nettle has more minerals than other herbs, especially the calcium content is extremely high, and when looking at this calcium, the nettle generally contains in herbs It was found that 10 or more times as much calcium was contained. There is no other herb containing calcium at such a high content as far as the present inventor knows, and it is considered that this calcium is involved in the fusion of taste and odor of the whole herbal tea.
[0018]
In addition, when using a nettle in this way, the herb having the above-mentioned desired effect includes a state in which a plurality of herbs are combined, and the herb having the effect is usually 10 to 95 parts in 100 parts by weight of herbal tea. It can mix | blend in the quantity within the range of a weight part, Preferably it is the range within the range of 20-80 weight part.
The herbal tea of the present invention contains a herb having a specific effect as described above and a nettle, and the taste and odor are alleviated by this nettle. In addition to these, natural herbs that become flavor components can be blended in order to adjust taste and odor.
[0019]
Examples of herbs that are such flavor components include lemon peel, lemongrass, lemon balm, spearmint, peppermint, orange peel, lavender, and in addition, strawberry flavor, peach flavor, loin flavor, mango flavor, Natural flavors such as grapefruit flavor can also be added. These can be used alone or in combination.
[0020]
Such herbs can be blended in 100 parts by weight of herbal tea in an amount usually in the range of 5 to 50 parts by weight, preferably in the range of 10 to 30 parts by weight. Nettle, including these herbs, has the overall effect of regulating the taste and odor of herbal tea.
Therefore, the herbal tea of the present invention does not particularly need to contain artificial flavors, sweeteners, and the like.
[0021]
The example of the specific prescription of the herbal tea of this invention using a nettle and the above herbs is shown below.
Specific prescription example prescription 1 (herbal tea to improve maternity blue)
Lemon peel (Citrus Limonum) ... 26.7 parts by weight Passion flower (Passiflora incarnata) ... 26.7 parts by weight Skull cap (Scutellaria laterriflora) ... 10.0 parts by weight Nettle ( Urtica dioica) ... 10.0 parts by weight Spearmint (Mentha cardiaca) ... 6.6 parts by weight Rose hip (Rose canina) ... .... 20.0 parts by weight According to this formulation example, the relaxation effect of passion flower and skull cap, the refreshing feeling and taste of lemon peel and spearmint are integrated by the nettle, and the roast hip tends to be insufficient. Herbal tea that reinforces vitamin C and can be replenished with minerals by nettle is easy to drink, and you will never get bored even if you drink every day. It is possible to eliminate the depression (maternity) with.
Formula 2 (herbal tea for improving and preventing hay fever)
Lemongrass (Cymbopogon citrates L) 50.0 parts by weight Nettle (Urtica dioica) 33.3 parts by weight Elder (Sambucus nigra) 16.7 parts by weight This formulation example According to this, an elder having an anti-inflammatory effect and a refreshing scented lemongrass can be fused by a nettle, and further, an herbal tea imparted with antiallergenicity by a mineral content contained in the nettle can be obtained.
Formula 3 (Relaxing herbal tea)
St. John's Wort (Hypericum perforatum) 73.3 parts by weight Lemongram (Cymbopogon citrates L) 20.0 parts by weight Nettle (Urtica dioica) ... 6.7 parts by weight According to this formulation example, the excellent antidepressant action of St. John's Wort is combined with the refreshing feeling of lemongrass through the nettle. Depressive effects are amplified, resulting in a very refreshing and easy to drink herbal tea.
[0022]
As shown in the above formulation example, by blending nettle, the taste and odor of a very strong herb contained as a so-called effective ingredient can be alleviated, and when a plurality of herbs are mixed The nettle acts as if it is to transform and create a new taste and odor by fusing the taste and odor of each herb with a strong personality. In order to express such a specific fusion action of the nettle, the weight ratio between the nettle and the herbs other than the nettle is usually within a range of 3:97 to 50:50, preferably 5:95 to 45: Mix at a weight ratio in the range of 65. If the nettle is less than the above range, there are many cases where the specific effects of the nettle are not expressed, and if the nettle is outside the above range, the characteristics of the nettle itself are surfaced, resulting in the nettle. Specific effects may be diminished.
[0023]
The herbal tea of the present invention can be used in the same way as normal herbal teas that extract the ingredients contained in herbs by pouring hot water in a pot like ordinary herbal teas, but a certain amount can be used as a bag. It is preferable to make the tea bag packaged. When using it as a tea bag, the herb tea 1-2g of this invention can be filled and used for the bag for tea bags.
[0024]
Herbal tea with taste and odor adjusted with nettle in this way is very easy to drink, but the efficacy of herbs with specific efficacy formulated by such taste and odor adjustment is not impaired .
[0025]
【The invention's effect】
The herbal tea of the present invention makes a herb with a very strong individuality mild by blending the nettle, and when blending a plurality of herbs with a strong individuality, the individuality of each herb is fused to create a new one It is a herbal tea that works to create personality and is very easy to drink.
[0026]
That is, since the nettle itself used in the present invention is not a unique herb, it cannot itself be a masking herb. However, originally, the individuality of herbal teas, whose strong personalities are independent and do not harmonize with each other, can be alleviated by the combination of nettle, It combines the characteristics organically, and acts as if creating a new individuality from these characteristics. And depending on the composition of the nettle, the essence of the excellent individuality that the herb tea with strong individuality used as a raw material basically has is not impaired. Therefore, when preparing and using herbal tea with the desired effect by combining multiple herbs with various effects, the individuality of each herb is independent of the individuality of other herbs by using the nettle together. Herbal teas with a rich and mature taste and odor (fragrance) can be prepared by coordinating the uniqueness of these unique herbs, without becoming a disorderly and uncontrolled herbal tea. In addition to herbal efficacy, the herbal tea having a taste and fragrance with a high degree of perfection improves the fragrance, so that the aromatherapy action significantly enhances its efficacy.
[0027]
【Example】
Next, the herbal tea and the method for adjusting the taste and fragrance (odor) of the herbal tea of the present invention will be specifically described with reference to examples, but the present invention is not limited thereto.
[0028]
[Reference Example 1]
Analysis of Nettle and Comparison with Dandy Lion Analysis Results 1 g of dried nettle was burnt and incinerated, and dissolved in a 1% nitric acid solution.
About this nitric acid solution, the content rate of the inorganic substance contained was measured by ICP method.
[0029]
The obtained results are shown in Table 1 as the content of the sample 1 g value.
For comparison, the results of similar analysis of Dandy Lion are also shown in Table 1.
[0030]
[Table 1]

[0031]
As apparent from Table 1 above, the nail contains calcium at a very high concentration, and it seems that herbs containing calcium at such a high concentration do not exist other than the nail.
[0032]
[Example 1]
The herb tea 100g of the composition of the prescription example 1 shown below was prepared, and the obtained herbal tea 1 was packaged 1.5g at a time, and the tea bag 1 was manufactured.
Formulation Example 1
Lemon peel ... 26.7g
Passion flower ... 26.7g
Skull Cap ... 10.0g
Nettle ... 10.0g
Spearmint ... 6.6g
Rosehip ... 20.0g
90 g of herbal tea having a composition excluding nettle from the above Formulation Example 1 (Prescription Example 1C) was prepared, and 1.5 g of the obtained herbal tea 1C was packaged to produce a tea bag 1C.
[0033]
Formulation Example 1C
Lemon peel ... 26.7g
Passion flower ... 26.7g
Skull Cap ... 10.0g
Spearmint ... 6.6g
Rosehip ... 20.0g
Twenty well-trained healthy women aged between 25 and 25 drink and compare the herbal tea obtained from the tea bag 1 and the herbal tea obtained from the tea bag 1C, and compare the taste and odor. It was evaluated with. The results are shown in Table 2.
[0034]
[Table 2]

[0035]
From the above results, it was found that herbal tea 1 blended with nettle had a significant difference at a risk level of 5%.
[0040]
[Example 2 ]
The herb tea 100g of the composition of the formulation example 2 shown below was prepared, and the obtained herbal tea 3 was packaged 1.5g at a time, and the tea bag 2 was manufactured.
Formulation Example 2
Lemongrass ... 50.0g
Nettle ... 33.3g
Elder ... 16.7g
It said composition excluding nettle from Formulation Example 2 herbal tea 66.7g of (Formulation Example 2 C) were prepared, herbal tea 2 C obtained to produce tea bags 2 C packaged by 1.5 g.
[0041]
Formulation Example 2 C
Lemongrass ... 50.0g
Elder ... 16.7g
Well in 20 healthy women of 22 to 25-year-old trained, let than drinking a herbal tea obtained from the herbal tea and tea bag 2 C obtained from the tea bag 2, 2 points compared for taste and odor Evaluated by law. The results are shown in Table 3 .
[0042]
[Table 3]

[0043]
From the above results, it was found that herbal tea 2 blended with nettle had a significant difference at a risk level of 5%.
[0044]
[Example 3 ]
The herb tea 100g of the composition of the formulation example 3 shown below was prepared, and the obtained herbal tea 4 was packaged 1.5g at a time, and the tea bag 3 was manufactured.
Formulation Example 4
St. John's Wort ... 73.3g
Lemongrass 20.0g
Nettle 6.7g
93.3 g of herbal tea having a composition excluding the nettle was prepared from the above Formulation Example 3, and 1.5 g of the obtained herbal tea 3 C was packaged to produce a tea bag 3 C.
[0045]
Formulation Example 3 C
St. John's Wort ... 73.3g
Lemongrass 20.0g
Well in 20 healthy women of 22 to 25-year-old trained, let than drinking a herbal tea obtained from the herbal tea and tea bag 3 C obtained from the tea bag 3, 2 points compared for taste and odor Evaluated by law. The results are shown in Table 4 .
[0046]
[Table 4]

[0047]
From the above results, it was found that herbal tea 3 blended with nettle had a significant difference at a risk level of 5%.

Claims

Contains dried nettle with at least one non-caffeine dry herb selected from the group consisting of passion flower, skull cap, dandy lion, St. John's wort, rose hip, German chamomile, elder and milk thistle with the desired efficacy Then, a herbal tea in which the taste and / or odor specific to the herb having the desired effect is alleviated.

The herbal tea according to claim 1, wherein the nettle is blended in an amount within the range of 5 to 70 parts by weight in 100 parts by weight of the herbal tea.

The herbal tea according to claim 1, further comprising a herb serving as a flavor component in the herbal tea.

Dry nettle with at least one non-caffeine dry herb selected from the group consisting of passion flower, skull cap, dandy lion, St. John's wort, rose hip, German chamomile, elder and milk thistle with the desired efficacy A method for adjusting the taste and odor of herbal tea, which is formulated to reduce the taste and / or odor specific to the herb having the desired efficacy.