JP3942989B2

JP3942989B2 - Hinge belt conveyor

Info

Publication number: JP3942989B2
Application number: JP2002243972A
Authority: JP
Inventors: 重徳松岡
Original assignee: Tsubakimoto Mayfran Inc
Current assignee: Tsubakimoto Mayfran Inc
Priority date: 2002-08-23
Filing date: 2002-08-23
Publication date: 2007-07-11
Anticipated expiration: 2022-08-23
Also published as: JP2004083163A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械から出る切粉が含まれている混濁クーラントから切粉を分離して搬送する切粉分離装置に使用されたり、切削屑、プレス屑、プラスチック屑、故紙、スクラップ等の搬送用コンベヤに使用されたりするヒンジベルト式コンベヤに関し、特に、無端状のサイドチェーンに取り付けられるヒンジベルトを第１のヒンジベルトと第２のヒンジベルトとで構成し、この第２のヒンジベルトをサイドチェーンに着脱可能に取り付けることにより、必要時に取り外せるようにして、内部の点検、保守が容易にできるようにしたヒンジベルト式コンベヤに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、工作機械から出る切粉が含まれている混濁クーラントから切粉を分離して搬送する切粉分離装置に使用されているヒンジベルト式コンベヤは、特開２００２−１１３６３４号公報、特開平９−３００１７１号公報等にみられるように公知である。
【０００３】
従来ヒンジベルト式コンベヤのヒンジベルトの一例を図９に示す。図９は、ヒンジベルト式コンベヤのヒンジベルトの要部を示す平面図である。尚、図１０はサイドウイングの斜視図である。
【０００４】
ヒンジベルト式コンベヤのヒンジベルト１は、以下詳述するように、複数のヒンジプレート２からなるヒンジベルト３と、このヒンジベルト３の両側に取り付けられたローラチェーンからなるサイドチェーン５とで無端状に形成される。
【０００５】
すなわち、長手方向に配列された複数のヒンジプレート２からなるヒンジベルト３は、ヒンジプレート２の両側に形成されたヒンジパイプ２ａに挿入されたチェーンピン兼用ベルトピン４により、蝶番方式で連結されて形成される。この場合、内外ローラリンクプレート６ａ、６ｂとブシュ７とローラ８とによりローラリンク９が形成され、サイドチェーン５を構成するローラリンク９のブシュ７、内外プレート１０ａ、１０ｂのピン孔等にこのチェーンピン兼用ベルトピン４の両端部が挿入される。
【０００６】
上記のように、ヒンジベルト式コンベヤのヒンジベルト１は、ヒンジプレート２のヒンジパイプ２ａ、両サイドのローラリンク９のブシュ７、内外プレート１０ａ、１０ｂのピン孔等を貫通するチェーンピン兼用ベルトピン４により連結されることにより、ヒンジベルト３とサイドチェーン５とが一体に形成された無端状のものとなっている。尚、図９、図１０中の１１は割ピン、１２はサイドウイング、１２ａはウイングプレート、１２ｂは取り付け板、１３はヒンジプレート２に形成された点検用開口部１４の開閉蓋である。
【０００７】
上記のように構成されたヒンジベルト式コンベヤのヒンジベルト１は、例えば、混濁クーラントに含まれる切粉を分離して搬送する切粉分離装置に使用されるとき、図示は省略するが、サイドチェーン５がスプロケット間に懸回されて周回走行する。この場合、ヒンジプレート２の両側表面に溶接などにより取り付けられたサイドウイング１２により、搬送される切粉がこぼれ落ちないようになる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
従来のヒンジベルト式コンベヤのヒンジベルト１は、上記のように、ヒンジプレート２に点検用開口部１４が形成されている場合以外は、スプロケット間に懸回された状態で、ヒンジベルト式コンベヤの内部を点検、保守するとき、ヒンジベルト３の一部を引き出して外す必要がある。
【０００９】
しかし、チェーンピン兼用ベルトピン４によりヒンジベルト３とサイドチェーン５とが一体に形成されているため、ヒンジベルト３の一部を外して引き出す場合、ヒンジベルト３及びサイドチェーン５の張力を緩めて、引き出し部分に位置するチェーンピン兼用ベルトピン４をヒンジプレート２のヒンジパイプ２ａ、両サイドのローラリンク９のブシュ７、内外プレート１０ａ、１０ｂのピン孔等から引き抜いてからでないと引き出すことができないので、その作業に多くの労力と時間を要するという問題がある。
【００１０】
上記のような場合、チェーンピン兼用ベルトピン４が引き抜かれるため、無端状のサイドチェーン５が切断されてしまい、ヒンジベルト３の引き出しのためにコンベヤ装置の駆動源の動力を利用することができず、人力あるいはクレーン等を使用しなければならないという問題がある。
【００１１】
この場合、コンベヤの略々全体に亘って内部の点検、保守等を行うときには、全ヒンジプレートの略々半分を引き出す必要があるため、その作業に困難を極めるという問題があり、また引き出したヒンジベルトの保管スペースが必要になるという問題がある。
【００１２】
また、図９に示すように、ヒンジプレート２に点検用開口部１４が形成されている場合は、コンベヤ装置の駆動源の動力を利用してスプロケットの回転により、開口部１４を移動させて内部の点検、保守作業を行うことは可能となるが、開口部１４のスペースが限られているため、十分な点検、保守等を行うことができないという問題があり、特に、フィルター付きの場合は、フィルターの交換や内部に溜まった切粉等の除去、取り出し作業ができないという問題がある。
【００１３】
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題点を解消し、ヒンジベルト式コンベヤからヒンジベルトの一部を取り外す場合、サイドチェーンを切断しないで残したまま、所定のヒンジベルト部分のみ取り外すことができ、内部の点検、保守作業に際しては、サイドチェーンをスプロケットなどの駆動により、ヒンジベルトの取り外しにより形成された開口部を正逆移動させることができ、点検、保守作業を容易に行うことができるようにしたヒンジベルト式コンベヤを提供することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項１に係る本発明は、離間対向する無端状のサイドチェーン間にヒンジベルトが設けられ、該サイドチェーンに該ヒンジベルトが取り付けられてなるヒンジベルト式コンベヤにおいて、前記ヒンジベルトが第１のヒンジベルトと、該第１のヒンジベルトに分離可能に連なる第２のヒンジベルトとで構成され、前記第１のヒンジベルトは、ヒンジパイプを有する複数のヒンジプレートが前記サイドチェーンを構成する内外ローラリンクプレート及び内外プレートを連結するチェーンピン兼用ベルトピンにより蝶番式に連結されて形成され、前記第２のヒンジベルトは、ヒンジパイプを有する複数のヒンジプレートが該ヒンジプレートと同じ長さのベルトピンにより蝶番式に連結されて形成されると共に、前記サイドチェーンに着脱可能に取り付けられているヒンジベルト式コンベヤ、という構成としたものである。
請求項２に係る本発明は、前記請求項１のヒンジベルト式コンベヤにおいて、前記第２のヒンジベルトが取り付けられる前記サイドチェーンは、内外ローラリンクプレート及び内外プレートがチェーンピンで連結されて形成され、該内ローラリンクプレート及び内プレートにはそれぞれアタッチメントが設けられ、該アタッチメントに前記第２のヒンジベルトを構成するヒンジプレートが着脱可能に取り付けられることにより、該第２のヒンジベルトが前記サイドチェーンに着脱可能に取り付けられている、という構成としたものである。
請求項３に係る本発明は、前記請求項１又は２のヒンジベルト式コンベヤにおいて、前記第１のヒンジベルトに隣接する第２のヒンジベルトのヒンジプレートが、該第２のヒンジベルトを構成する側のみにヒンジパイプを備え、該第１のヒンジベルトに接する側にはヒンジパイプを備えていないシングルタイプのヒンジプレートであることにより、第２のヒンジベルトが第１のヒンジベルトと分離可能である、という構成としたものである。
【００１５】
【作用】
ヒンジベルト式コンベヤは、ヒンジベルトが第１のヒンジベルトと第２のヒンジベルトとで構成され、複数のヒンジプレートが該ヒンジプレートと同じ長さのベルトピンにより蝶番式に連結されて形成された第２のヒンジベルトがサイドチェーンに着脱可能に取り付けられているので、サイドチェーンを切断しないで無端状のまま第２のヒンジベルトを取り外して、この取り外しにより形成された開口部を装置の駆動源を利用して移動させることが可能となる。その結果、短い時間、少ない労力でヒンジベルト式コンベヤ内部の点検、保守を行えるようになる。
【００１６】
第２のヒンジベルトは、複数のヒンジプレートがベルトピンにより蝶番式に連結されて形成され、この第２のヒンジベルトが取り付けられるサイドチェーンの内ローラリンクプレート及び内プレートにはそれぞれアタッチメントが設けられ、これらアタッチメントに前記第２のヒンジベルトを構成するヒンジプレートが着脱可能に取り付けられていることにより、アタッチメントからヒンジプレートを取り外すだけで、サイドチェーンを切断しないで無端状に残したまま第２のヒンジベルトを容易に取り外すことが可能となる。
また、前記複数のヒンジプレートからなる第２のヒンジベルトが、少なくとも一方の端部に配置されるヒンジプレートが片側のみにヒンジパイプを備えたシングルタイプのヒンジプレートで構成されていることにより、第２のヒンジベルトを第１のヒンジベルトと分離して取り外すことが可能となる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例１を図１〜図８に基づいて説明する。この実施例１のヒンジベルト式コンベヤのヒンジベルト２１は、従来技術として示したヒンジベルト式コンベヤにおいて、ヒンジベルトの一部を着脱できるようにしたものに相当する。
【００１８】
ヒンジベルト式コンベヤのヒンジベルト２１は、以下に詳述するように、ヒンジベルト２２が離間対向する無端状のサイドチェーン２８、２８間に設けられ、このサイドチェーン２８、２８にヒンジベルト２２の両側が取り付けられて構成される（図３参照）。
【００１９】
サイドチェーン２８に取り付けられるヒンジベルト２２は、第１のヒンジベルト２３と、この第１のヒンジベルト２３に連なる第２のヒンジベルト３１とからなり、この第２のヒンジベルト３１は、ヒンジベルト２２中の少なくとも１箇所に設けられる（図３、図８参照）。そして、このサイドチェーン２８は、上記第１のヒンジベルト２３が取り付けられる第１のサイドチェーン２９と、第２のヒンジベルト３１が取り付けられる第２のサイドチェーン３４とからなる無端状のチェーンである。
【００２０】
第１のヒンジベルト２３は、前記従来技術（図９参照）として示したヒンジベルト３と同じもので、図３の右側部分にその一部を示すように、ヒンジプレート２４の両側に形成されたヒンジパイプ２４ａに挿入されたチェーンピン兼用ベルトピン２５により、蝶番方式で連結されて形成される。このチェーンピン兼用ベルトピン２５の両端部は、第１のサイドチェーン２９を構成するローラリンク２９ａのブシュ２９ｄ、内外プレート２９ｆ、２９ｇのピン孔等に挿入される。
【００２１】
ローラリンク２９ａは、内外ローラリンクプレート２９ｂ、２９ｃと、この内外ローラリンクプレート２９ｂ、２９ｃのブシュ孔に圧入されたブシュ２９ｄと、このブシュ２９ｄに遊嵌されたローラ２９ｅとにより形成されている。
【００２２】
上記のように、第１のヒンジベルト２３と第１のサイドチェーン２９とが、ヒンジプレート２４のヒンジパイプ２４ａ、ローラリンク２９ａのブシュ２９ｄ、内外プレート２９ｆ、２９ｇのピン孔を貫通するチェーンピン兼用ベルトピン２５により連結されて一体構造なっていることにより、第１のサイドチェーン２９に第１のヒンジベルト２３の両側が取り付けられたものとなる。
【００２３】
この第１のヒンジベルト２３のヒンジプレート２４には、前記従来技術と同じように、サイドウイング２６が溶接などにより取り付けられている。
【００２４】
着脱可能な第２のヒンジベルト３１は、後記する開口部３９の大きさに見合った数のヒンジプレート３２で形成され、図１、図３、図４に示すように、ヒンジプレート３２の両側に形成されたヒンジパイプ３２ａに、ヒンジプレート３２と同じ長さのベルトピン３３が挿入されて蝶番方式で連結されて形成される。また、このヒンジプレート３２にはサイドウイング３７が取り付けられる。
【００２５】
この場合、図６、図７等に示すように、ヒンジパイプ３２ａの一部に切欠部３２ｂを形成し、切欠部３２ｂのところで、ベルトピン３３をヒンジパイプ３２ａに溶接固定し、過度の回転、左右ずれを防止する。この溶接固定は、ベルトピン３３の両先端部又は一方の先端部のところで行われてもよい。また、ベルトピン３３をヒンジパイプ３２ａに固定する手段としては、ヒンジパイプ３２ａにタップ加工を行い、ベルトピン３３をネジ止めしてもよい。
【００２６】
上記第２のヒンジベルト３１が第１のヒンジベルト２３と分離して外せるように、第１のヒンジベルト２３に隣接する第２のヒンジベルト３１の終端部のヒンジプレートは、その片側にのみヒンジパイプ３２ａを備えたシングルタイプのヒンジプレート３２’となっている。
【００２７】
第２のヒンジベルト３１が取り付けられる第２のサイドチェーン３４は、図５に示すように、内外ローラリンクプレート３４ｂ、３４ｃとローラ３４ｅとブシュ３４ｄとで形成されたローラリンク３４ａのブシュ３４ｄ、内外プレート３４ｆ、３４ｇのピン孔等にチェーンピン３５が挿入されて形成される。この場合、チェーンピン３５の先端部のＤ形部は、外プレート３４ｇのＤ形状の孔に嵌合し、割ピン３８により抜け止めされる。
【００２８】
この内ローラリンクプレート３４ｂ及び内プレート３４ｆには、それぞれヒンジプレート３２、シングルタイプのヒンジプレート３２’等を取り付けるためのアタッチメント３６が設けられ、図４に示すように、このアタッチメント３６に第２のヒンジベルト３１を構成するヒンジプレート３２及びシングルタイプのヒンジプレート３２’がそれぞれ取り付けボルト３６ａで着脱可能に取り付けられることにより、第２のヒンジベルト３１が第２のサイドチェーン３４に着脱可能に取り付けられる。
【００２９】
図３には、第１のヒンジベルト２３と第２のヒンジベルト３１の境界におけるヒンジベルト式コンベヤ２１の要部が示されている。この図３に示すように、境界部における第１のサイドチェーン２９の内外プレート２９ｆ、２９ｇ及び第２のサイドチェーン３４のローラリンク３４ａの内外ローラリンクプレート３４ｂ、３４ｃは、チェーンピン兼用ベルトピン２５により連結される。その結果、サイドチェーン２８は連続した無端状のものとなっている。
【００３０】
上記のように構成されたヒンジベルト式コンベヤ２１から第２のヒンジベルト３１を取り外すときは、取り付けボルト３６ａを取り外してから、アタッチメント３６に取り付けられている第２のヒンジベルト３１のヒンジプレート３２及びシングルタイプのヒンジプレート３２’を第２のサイドチェーン２９から取り外す。
【００３１】
この場合、図３に示すように、シングルタイプのヒンジプレート３２’と、これに隣接する第１のヒンジベルト２３のヒンジプレート２４とはチェーンピン兼用ベルトピン２５により連結されていないので、取り付けボルト３６ａの取り外しだけで第２のヒンジベルト３１の取り外しが可能となる。
【００３２】
このように第２のヒンジベルト３１を取り外しても、境界部における内外プレート２９ｆ、２９ｇ及び内外ローラリンクプレート３４ｂ、３４ｃがチェーンピン兼用ベルトピン２５により連結されているので、境界部においてサイドチェーン２８は切断されないで、連続した無端状のものとして残る。
【００３３】
この場合、第２のヒンジベルト３１の両終端部にシングルタイプのヒンジプレート３２’を設けて、第２のヒンジベルト３１を全部取り外すようにすることが可能であり、また、一方端部にのみシングルタイプのヒンジプレート３２’を設けて片側だけ引き上げるようにすることも可能である。この第２のヒンジベルト３１はヒンジベルト２２の複数箇所に設けられてもよい。
【００３４】
上記構成からなるヒンジベルト式コンベヤ２１が、例えば、図８に示すように、混濁クーラントから切粉を分離して搬送する切粉分離装置４０に使用されている場合、サイドチェーン２８を切断しないで残すと同時に、第１のヒンジベルト２３を残したまま、第２のヒンジベルト３１を取り外すことができる。このようにすると、内部の点検、保守作業に際しては、サイドチェーン２８をスプロケット（図示略）の駆動により、第２のヒンジベルト３１の取り外しにより形成された開口部３９を正逆移動させることができ、その結果、短い時間、少ない労力で点検、保守作業を行うことができる。
【００３５】
以上実施例について説明したが、ヒンジベルト式コンベヤの変形例（図示略）として、
前記実施例の第１のヒンジベルトを同実施例の第２のヒンジベルトに相当するヒンジベルトに変更したものとしてもよい。以下、図１、図３に示されている符号を付して説明する。
【００３６】
すなわち、第１のヒンジベルト（２３）及び第２のヒンジベルト（３１）からなるヒンジベルト２２は、複数のヒンジプレート３２がベルトピン３３により蝶番式に連結されて形成される。そして、着脱可能なヒンジベルト（第２のヒンジベルト３１に相当）の両端部にはシングルタイプのヒンジプレート３２’が設けられる。
【００３７】
ヒンジベルト２２が取り付けられるサイドチェーン２８は、内外ローラリンクプレート３４ｂ、３４ｃとローラ３４ｅとブシュ３４ｄとで形成されたローラリンク３４ａのブシュ３４ｄ、内外プレート３４ｆ、３４ｇのピン孔等にチェーンピン３５が挿入されて形成される。
【００３８】
この内ローラリンクプレート３４ｂ及び内プレート３４ｆには、アタッチメント３６が設けられ、このアタッチメント３６にヒンジベルト３１を構成するヒンジプレート３２及びシングルタイプのヒンジプレート３２’がそれぞれ取り付けボルト３６ａで着脱可能に取り付けられる。
【００３９】
要するに、変形例のヒンジベルト式コンベヤを構成するヒンジベルトは、全体がヒンジプレート３２をベルトピン３３により蝶番式に連結して形成されたもので、着脱可能なヒンジベルトは、両終端部にシングルタイプのヒンジプレート３２’が設けられたものである。この場合、サイドチェーン２８を形成する部品として、内外ローラリンクプレート３４ｂ、３４ｃ、ローラ３４ｅ、ブシュ３４ｄ、内外プレート３４ｆ、３４ｇ、及びチェーンピン３５を共通のものとすることができる。
【００４０】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１に係る本発明のヒンジベルト式コンベヤは、ヒンジベルトが第１のヒンジベルトと、該第１のヒンジベルトに分離可能に連なる第２のヒンジベルトとで構成され、前記第１のヒンジベルトは、ヒンジパイプを有する複数のヒンジプレートがサイドチェーンを構成する内外ローラリンクプレート及び内外プレートを連結するチェーンピン兼用ベルトピンにより蝶番式に連結されて形成され、前記第２のヒンジベルトは、ヒンジパイプを有する複数のヒンジプレートが該ヒンジプレートと同じ長さのベルトピンにより蝶番式に連結されて形成されると共に、前記サイドチェーンに着脱可能に取り付けられているので、第２のヒンジベルトのベルトピンがサイドチェーンのチェーンピンと別体となるため、サイドチェーンを切断しないで残したまま第２のヒンジベルトを取り外すことができる。このようにサイドチェーンを切断しないようにできるので、第２のヒンジベルトの取り外しにより形成された開口部をコンベヤ装置の駆動源を利用して移動させることができる。その結果、短い時間、少ない労力でヒンジベルト式コンベヤ内部の点検、保守を行うことができる。
【００４１】
請求項２に係る本発明は、第２のヒンジベルトが取り付けられる前記サイドチェーンは、内外ローラリンクプレート及び内外プレートがチェーンピンで連結されて形成され、該内ローラリンクプレート及び内プレートにはそれぞれアタッチメントが設けられ、該アタッチメントに前記第２のヒンジベルトを構成するヒンジプレートが着脱可能に取り付けられることにより、該第２のヒンジベルトが前記サイドチェーンに着脱可能に取り付けられているので、アタッチメントからヒンジプレートを取り外すだけで、ヒンジベルトの形態を保った状態で第２のヒンジベルトを取り外すことが可能となるため、第２のヒンジベルトが取り付けられるサイドチェーンを切断しないで残したまま第２のヒンジベルトのみを容易に取り外すことができる。
【００４２】
請求項３に係る本発明は、第１のヒンジベルトに隣接する第２のヒンジベルトのヒンジプレートが、該第２のヒンジベルトを構成する側のみにヒンジパイプを備え、該第１のヒンジベルトに接する側にはヒンジパイプを備えていないシングルタイプのヒンジプレートであることにより、第２のヒンジベルトが第１のヒンジベルトと分離可能であるので、第２のヒンジベルトを取り外す場合、第１のヒンジベルトのチェーンピン兼用ベルトピンが第２のヒンジベルトのヒンジプレートに連結されていないため、第２のヒンジベルトを容易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明実施例を示し、第２のヒンジベルト近傍におけるヒンジベルト式コンベヤの要部平面図である。
【図２】同上、ヒンジベルト式コンベヤの要部側面図である。
【図３】同上、第１のヒンジベルトと第２のヒンジベルトの境界におけるヒンジベルト式コンベヤの要部平面図である。
【図４】同上、第２のヒンジベルトの分解説明図である。
【図５】同上、第２のヒンジベルトが取り付けられるサイドチェーンの分解説明図である。
【図６】同上、第２のヒンジベルトの部分正面図である。
【図７】同上、第２のヒンジベルトの部分底面図である。
【図８】同上、切粉分離装置の斜視図である。
【図９】従来のヒンジベルト式コンベヤの要部を示す平面図である。
【図１０】サイドウイングの斜視図である。
【符号の説明】
２１ヒンジベルト式コンベヤのヒンジベルト
２２ヒンジベルト
２３第１のヒンジベルト
２４ヒンジプレート
２４ａヒンジパイプ
２５チェーンピン兼用ベルトピン
２６サイドウイング
２８サイドチェーン
２９第１のサイドチェーン
２９ａローラリンク
２９ｂ、２９ｃ内外ローラリンクプレート
２９ｄブシュ
２９ｅローラ
２９ｆ、２９ｇ内外プレート
３１第２のヒンジベルト
３２ヒンジプレート
３２ａヒンジパイプ
３２ｂ切欠部
３２’ シングルタイプのヒンジプレート
３３ベルトピン
３４第２のサイドチェーン
３４ａローラリンク
３４ｂ、３４ｃ内外ローラリンクプレート
３４ｄブシュ
３４ｅローラ
３４ｆ、３４ｇ内外プレート
３５チェーンピン
３６アタッチメント
３６ａ取り付けボルト
３７サイドウイング
３８割ピン
３９開口部
４０切粉分離装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is used in a chip separation device that separates and transports chips from turbid coolant containing chips coming out of machine tools, and transports cutting scraps, press scraps, plastic scraps, waste paper, scraps, etc. In particular, a hinge belt type conveyor that is used in a conveyor for conveyors, in particular, a hinge belt that is attached to an endless side chain is composed of a first hinge belt and a second hinge belt, and the second hinge belt is a side belt. The present invention relates to a hinge belt type conveyor that is detachably attached to a chain so that it can be removed when necessary and the inside can be easily inspected and maintained.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, hinge belt type conveyors used in a chip separating apparatus that separates and transports chips from a turbid coolant containing chips generated from a machine tool are disclosed in JP-A-2002-113634 and JP-A-9. It is known as seen in Japanese Patent No. 300171.
[0003]
An example of a hinge belt of a conventional hinge belt type conveyor is shown in FIG. FIG. 9 is a plan view showing a main part of the hinge belt of the hinge belt type conveyor. FIG. 10 is a perspective view of the side wing.
[0004]
As will be described in detail below, the hinge belt 1 of the hinge belt type conveyor has an endless shape composed of a hinge belt 3 composed of a plurality of hinge plates 2 and side chains 5 composed of roller chains attached to both sides of the hinge belt 3. Formed.
[0005]
That is, the hinge belt 3 composed of a plurality of hinge plates 2 arranged in the longitudinal direction is formed by being connected in a hinge manner by chain pin and belt pins 4 inserted into hinge pipes 2 a formed on both sides of the hinge plate 2. Is done. In this case, a roller link 9 is formed by the inner and outer roller link plates 6a and 6b, the bush 7 and the roller 8, and this chain is formed in the bush 7 of the roller link 9 constituting the side chain 5 and the pin holes of the inner and outer plates 10a and 10b. Both ends of the pin serving belt pin 4 are inserted.
[0006]
As described above, the hinge belt 1 of the hinge belt type conveyor includes the hinge pipe 2a of the hinge plate 2, the bushes 7 of the roller links 9 on both sides, the chain pin belt pin 4 penetrating through the pin holes of the inner and outer plates 10a, 10b and the like. As a result, the hinge belt 3 and the side chain 5 are integrally formed. 9 and 10, 11 is a split pin, 12 is a side wing, 12 a is a wing plate, 12 b is a mounting plate, and 13 is an opening / closing lid for an inspection opening 14 formed in the hinge plate 2.
[0007]
The hinge belt 1 of the hinge belt type conveyor configured as described above, for example, when used in a chip separating device that separates and transports chips contained in the turbid coolant, is not shown in the drawings, but the side chain 5 is suspended between the sprockets and runs around. In this case, the conveyed swarf is prevented from spilling out by the side wings 12 attached to the both side surfaces of the hinge plate 2 by welding or the like.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the hinge belt 1 of the conventional hinge belt type conveyor is suspended between the sprockets except for the case where the inspection opening 14 is formed in the hinge plate 2. When inspecting and maintaining the inside, it is necessary to pull out a part of the hinge belt 3 and remove it.
[0009]
However, since the hinge belt 3 and the side chain 5 are integrally formed by the chain pin serving as the belt pin 4, when the hinge belt 3 is partly removed and pulled out, the tension of the hinge belt 3 and the side chain 5 is loosened, Since the chain pin combined with the belt pin 4 located in the drawer portion can only be pulled out from the hinge pipe 2a of the hinge plate 2, the bush 7 of the roller link 9 on both sides, the pin holes of the inner and outer plates 10a, 10b, etc. There is a problem that the work requires a lot of labor and time.
[0010]
In such a case, since the chain pin serving as the chain pin 4 is pulled out, the endless side chain 5 is cut, and the power of the drive source of the conveyor device cannot be used for pulling out the hinge belt 3. There is a problem that a manpower or a crane has to be used.
[0011]
In this case, when carrying out internal inspection, maintenance, etc. over substantially the entire conveyor, it is necessary to pull out almost half of all the hinge plates. There is a problem that a storage space for the belt is required.
[0012]
As shown in FIG. 9, when the inspection opening 14 is formed in the hinge plate 2, the opening 14 is moved by the rotation of the sprocket using the power of the drive source of the conveyor device to move the inside. Although it is possible to perform inspection and maintenance work, there is a problem that sufficient inspection and maintenance cannot be performed because the space of the opening 14 is limited. There is a problem that it is not possible to replace the filter, remove chips accumulated inside, and take out the filter.
[0013]
Therefore, the present invention solves the problems of the prior art as described above, and when removing a part of the hinge belt from the hinge belt type conveyor, remove only a predetermined hinge belt portion while leaving the side chain uncut. During inspection and maintenance work inside, the side chain can be moved forward and backward by driving the sprocket and the hinge belt can be removed, making inspection and maintenance work easy. It is an object of the present invention to provide a hinge belt type conveyor that can perform the above.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention according to claim 1 is a hinge belt type conveyor in which a hinge belt is provided between endless side chains that are spaced apart from each other, and the hinge belt is attached to the side chain. The hinge belt includes a first hinge belt and a second hinge belt that is detachably connected to the first hinge belt, and the first hinge belt includes a plurality of hinge plates having hinge pipes. The second hinge belt is formed of a plurality of hinge plates having hinge pipes, which are hingedly connected by inner and outer roller link plates constituting the side chain and chain pins serving as chain pins for connecting the inner and outer plates. And a hinge pin connected by a belt pin of the same length as Hinge belt type conveyor is detachably attached to de chain, it is obtained by a configuration in.
According to a second aspect of the present invention, in the hinge belt type conveyor according to the first aspect, the side chain to which the second hinge belt is attached is formed by connecting inner and outer roller link plates and inner and outer plates with chain pins. The inner roller link plate and the inner plate are each provided with an attachment, and a hinge plate constituting the second hinge belt is detachably attached to the attachment, whereby the second hinge belt is attached to the side chain. It is set as the structure attached to removably.
According to a third aspect of the present invention, in the hinge belt type conveyor according to the first or second aspect, a hinge plate of a second hinge belt adjacent to the first hinge belt constitutes the second hinge belt. The second hinge belt is separable from the first hinge belt by being a single type hinge plate having a hinge pipe only on the side and not having a hinge pipe on the side in contact with the first hinge belt. There is a configuration that there is.
[0015]
[Action]
The hinge belt type conveyor has a hinge belt composed of a first hinge belt and a second hinge belt, and a plurality of hinge plates are hingedly connected by belt pins having the same length as the hinge plates. Since the hinge belt of 2 is detachably attached to the side chain, the second hinge belt is removed without cutting the side chain and the opening formed by this removal is used as a drive source for the apparatus. It can be moved using. As a result, the inspection and maintenance of the inside of the hinge belt type conveyor can be performed in a short time and with little effort.
[0016]
The second hinge belt is formed by connecting a plurality of hinge plates in a hinged manner by belt pins, and attachments are provided on the inner roller link plate and the inner plate of the side chain to which the second hinge belt is attached, Since the hinge plate constituting the second hinge belt is detachably attached to these attachments, the second hinge can be left without being cut off by simply removing the hinge plate from the attachment without cutting the side chain. The belt can be easily removed.
Further, the second hinge belt composed of the plurality of hinge plates includes a single type hinge plate having a hinge pipe disposed on only one side of the hinge plate disposed at least on one end, It becomes possible to remove the hinge belt of 2 separately from the first hinge belt.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The hinge belt 21 of the hinge belt type conveyor of the first embodiment corresponds to the hinge belt type conveyor shown as the prior art in which a part of the hinge belt can be attached and detached.
[0018]
As will be described in detail below, the hinge belt 21 of the hinge belt type conveyor is provided between endless side chains 28 and 28 with a hinge belt 22 spaced apart from each other, and the side chains 28 and 28 are provided on both sides of the hinge belt 22. Is configured (see FIG. 3).
[0019]
The hinge belt 22 attached to the side chain 28 includes a first hinge belt 23 and a second hinge belt 31 connected to the first hinge belt 23, and the second hinge belt 31 is the hinge belt 22. It is provided in at least one place (see FIGS. 3 and 8). The side chain 28 is an endless chain composed of a first side chain 29 to which the first hinge belt 23 is attached and a second side chain 34 to which the second hinge belt 31 is attached. .
[0020]
The first hinge belt 23 is the same as the hinge belt 3 shown as the prior art (see FIG. 9), and is formed on both sides of the hinge plate 24 so as to show a part thereof on the right side of FIG. The chain pin and belt pin 25 inserted into the hinge pipe 24a are connected by a hinge method. Both ends of the chain pin / belt pin 25 are inserted into bushes 29d of the roller links 29a constituting the first side chain 29, pin holes of the inner and outer plates 29f, 29g, and the like.
[0021]
The roller link 29a is formed by inner and outer roller link plates 29b and 29c, a bush 29d press-fitted into the bush holes of the inner and outer roller link plates 29b and 29c, and a roller 29e loosely fitted in the bush 29d.
[0022]
As described above, the first hinge belt 23 and the first side chain 29 also serve as chain pins that pass through the hinge pipe 24a of the hinge plate 24, the bush 29d of the roller link 29a, and the pin holes of the inner and outer plates 29f, 29g. By being connected by the belt pin 25 and having an integrated structure, both sides of the first hinge belt 23 are attached to the first side chain 29.
[0023]
As in the prior art, side wings 26 are attached to the hinge plate 24 of the first hinge belt 23 by welding or the like.
[0024]
The detachable second hinge belt 31 is formed of a number of hinge plates 32 corresponding to the size of an opening 39 described later, and is provided on both sides of the hinge plate 32 as shown in FIGS. A belt pin 33 having the same length as that of the hinge plate 32 is inserted into the formed hinge pipe 32a and connected in a hinge manner. A side wing 37 is attached to the hinge plate 32.
[0025]
In this case, as shown in FIGS. 6 and 7, etc., a notch portion 32b is formed in a part of the hinge pipe 32a, and the belt pin 33 is welded and fixed to the hinge pipe 32a at the notch portion 32b to cause excessive rotation, left and right Prevent misalignment. This welding and fixing may be performed at both tip portions or one tip portion of the belt pin 33. As a means for fixing the belt pin 33 to the hinge pipe 32a, the hinge pipe 32a may be tapped and the belt pin 33 may be screwed.
[0026]
The hinge plate at the end of the second hinge belt 31 adjacent to the first hinge belt 23 is hinged only on one side so that the second hinge belt 31 can be separated from the first hinge belt 23 and removed. It is a single type hinge plate 32 'provided with a pipe 32a.
[0027]
As shown in FIG. 5, the second side chain 34 to which the second hinge belt 31 is attached includes a bush 34d of the roller link 34a formed by inner and outer roller link plates 34b, 34c, a roller 34e, and a bush 34d. The chain pins 35 are formed by being inserted into the pin holes or the like of the plates 34f and 34g. In this case, the D-shaped portion at the tip of the chain pin 35 is fitted into the D-shaped hole of the outer plate 34 g and is prevented from being detached by the split pin 38.
[0028]
Each of the inner roller link plate 34b and the inner plate 34f is provided with an attachment 36 for attaching a hinge plate 32, a single type hinge plate 32 ', etc., and as shown in FIG. The hinge plate 32 and the single type hinge plate 32 ′ constituting the hinge belt 31 are detachably attached by the attachment bolts 36 a, so that the second hinge belt 31 is detachably attached to the second side chain 34. .
[0029]
FIG. 3 shows a main part of the hinge belt type conveyor 21 at the boundary between the first hinge belt 23 and the second hinge belt 31. As shown in FIG. 3, the inner and outer plates 29f and 29g of the first side chain 29 and the inner and outer roller link plates 34b and 34c of the roller link 34a of the second side chain 34 at the boundary portion are Connected. As a result, the side chain 28 is continuous and endless.
[0030]
When removing the second hinge belt 31 from the hinge belt type conveyor 21 configured as described above, after removing the mounting bolt 36a, the hinge plate 32 of the second hinge belt 31 attached to the attachment 36 and The single type hinge plate 32 ′ is removed from the second side chain 29.
[0031]
In this case, as shown in FIG. 3, the single type hinge plate 32 ′ and the hinge plate 24 of the first hinge belt 23 adjacent to the single type hinge plate 32 ′ are not connected by the chain pin / belt pin 25. The second hinge belt 31 can be removed only by removing the.
[0032]
Even when the second hinge belt 31 is removed in this way, the inner and outer plates 29f and 29g and the inner and outer roller link plates 34b and 34c at the boundary are connected by the chain pin / belt pin 25. It is not cut and remains as a continuous endless one.
[0033]
In this case, it is possible to provide a single type hinge plate 32 ′ at both end portions of the second hinge belt 31 so that the entire second hinge belt 31 is removed, and only at one end portion. It is also possible to provide a single type hinge plate 32 'and pull it up only on one side. The second hinge belt 31 may be provided at a plurality of locations on the hinge belt 22.
[0034]
When the hinge belt type conveyor 21 having the above configuration is used in a chip separating device 40 that separates and transports chips from turbid coolant, for example, as shown in FIG. 8, do not cut the side chain 28. At the same time, the second hinge belt 31 can be removed while the first hinge belt 23 remains. In this way, the opening 39 formed by removing the second hinge belt 31 can be moved forward and backward by driving the side chain 28 with a sprocket (not shown) during internal inspection and maintenance work. As a result, inspection and maintenance work can be performed in a short time and with little effort.
[0035]
Although the embodiment has been described above, as a modification (not shown) of the hinge belt type conveyor,
The first hinge belt of the embodiment may be changed to a hinge belt corresponding to the second hinge belt of the embodiment. Hereinafter, description will be made with reference numerals shown in FIGS.
[0036]
That is, the hinge belt 22 including the first hinge belt (23) and the second hinge belt (31) is formed by a plurality of hinge plates 32 being hingedly connected by the belt pins 33. A single type hinge plate 32 ′ is provided at both ends of the detachable hinge belt (corresponding to the second hinge belt 31).
[0037]
The side chain 28 to which the hinge belt 22 is attached has a chain pin 35 in a bush 34d of a roller link 34a formed by inner and outer roller link plates 34b and 34c, a roller 34e and a bush 34d, and pin holes of inner and outer plates 34f and 34g. Inserted and formed.
[0038]
An attachment 36 is provided on the inner roller link plate 34b and the inner plate 34f, and a hinge plate 32 and a single type hinge plate 32 'constituting the hinge belt 31 are detachably attached to the attachment 36 by mounting bolts 36a. It is done.
[0039]
In short, the hinge belt constituting the hinge belt type conveyor of the modified example is formed by connecting the hinge plate 32 to the hinge type by the belt pin 33, and the removable hinge belt is a single type at both end portions. The hinge plate 32 'is provided. In this case, the inner and outer roller link plates 34b and 34c, the roller 34e, the bush 34d, the inner and outer plates 34f and 34g, and the chain pin 35 can be made common as parts forming the side chain 28.
[0040]
【The invention's effect】
As described above, the hinge belt type conveyor according to the first aspect of the present invention includes the first hinge belt and the second hinge belt that is detachably connected to the first hinge belt. The first hinge belt is formed such that a plurality of hinge plates having hinge pipes are hingedly connected by inner and outer roller link plates constituting side chains and belt pins serving as chain pins for connecting the inner and outer plates. The hinge belt is formed by a plurality of hinge plates having hinge pipes being hingedly connected by belt pins having the same length as the hinge plates, and detachably attached to the side chain. Because the belt pin of the hinge belt is separate from the chain pin of the side chain, It is possible to remove the second hinge belt, leaving not cut the emissions. Since the side chain can be prevented from being cut in this way, the opening formed by removing the second hinge belt can be moved using the drive source of the conveyor device. As a result, the inspection and maintenance of the inside of the hinge belt type conveyor can be performed in a short time and with little effort.
[0041]
According to a second aspect of the present invention, the side chain to which the second hinge belt is attached is formed by connecting inner and outer roller link plates and inner and outer plates with chain pins, and each of the inner roller link plate and the inner plate includes An attachment is provided, and the hinge plate constituting the second hinge belt is detachably attached to the attachment, so that the second hinge belt is detachably attached to the side chain. Since the second hinge belt can be removed simply by removing the hinge plate while maintaining the form of the hinge belt, the second chain is left without cutting the side chain to which the second hinge belt is attached. Only the hinge belt can be easily removed.
[0042]
According to a third aspect of the present invention, the hinge plate of the second hinge belt adjacent to the first hinge belt is provided with a hinge pipe only on the side constituting the second hinge belt, and the first hinge belt Since the second hinge belt is separable from the first hinge belt by being a single type hinge plate not provided with a hinge pipe on the side in contact with the first hinge belt, when removing the second hinge belt, Since the chain pin serving as the chain pin of the hinge belt is not connected to the hinge plate of the second hinge belt, the second hinge belt can be easily removed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of an essential part of a hinge belt type conveyor in the vicinity of a second hinge belt according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of the main part of the hinge belt type conveyor.
FIG. 3 is a plan view of the main part of the hinge belt type conveyor at the boundary between the first hinge belt and the second hinge belt.
FIG. 4 is an exploded explanatory view of the second hinge belt.
FIG. 5 is an exploded explanatory view of the side chain to which the second hinge belt is attached.
FIG. 6 is a partial front view of the second hinge belt.
FIG. 7 is a partial bottom view of the second hinge belt.
FIG. 8 is a perspective view of the chip separating apparatus of the same.
FIG. 9 is a plan view showing a main part of a conventional hinge belt type conveyor.
FIG. 10 is a perspective view of a side wing.
[Explanation of symbols]
21 hinge belt 22 of hinge belt type conveyor hinge belt 23 first hinge belt 24 hinge plate 24a hinge pipe 25 chain pin combined belt pin 26 side wing 28 side chain 29 first side chain 29a roller links 29b, 29c inner and outer roller link plates 29d Bush 29e Roller 29f, 29g Inner / outer plate 31 Second hinge belt 32 Hinge plate 32a Hinge pipe 32b Notch 32 'Single type hinge plate 33 Belt pin 34 Second side chain 34a Roller links 34b, 34c Inner / outer roller link plate 34d Bush 34e Roller 34f, 34g Inner / outer plate 35 Chain pin 36 Attachment 36a Mounting bolt 37 Side wing 38 Split pin 39 Mouth 40 chips separator

Claims

A hinge belt is provided between endless side chains that are spaced apart from each other,
In the hinge belt type conveyor in which the hinge belt is attached to the side chain,
The hinge belt is composed of a first hinge belt and a second hinge belt that is separably connected to the first hinge belt;
The first hinge belt is formed by connecting a plurality of hinge plates having hinge pipes in a hinged manner with chain pins serving as chain pins for connecting the inner and outer roller link plates and the inner and outer plates constituting the side chain,
The second hinge belt is formed such that a plurality of hinge plates having hinge pipes are hingedly connected by belt pins having the same length as the hinge plates, and are detachably attached to the side chain. A hinge belt type conveyor characterized by.

The side chain to which the second hinge belt is attached is formed by connecting an inner / outer roller link plate and an inner / outer plate with a chain pin, and the inner roller link plate and the inner plate are provided with attachments, respectively. The hinge according to claim 1, wherein the second hinge belt is detachably attached to the side chain by detachably attaching a hinge plate constituting the second hinge belt. Belt conveyor.

The hinge plate of the second hinge belt adjacent to the first hinge belt is provided with a hinge pipe only on the side constituting the second hinge belt, and the hinge pipe is provided on the side in contact with the first hinge belt. The hinge belt type conveyor according to claim 1 or 2, wherein the second hinge belt is separable from the first hinge belt by being a single type hinge plate not provided.