JP3941118B2 - 入力回路 - Google Patents

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Description

本発明は、プラントが存在するフィールドからの信号を入力する入力モジュールを多重化した入力回路に関するものである。
プラント制御システムは、石油化学、鉄鋼、電力等の幅広い分野のプラント運転制御に用いられている。安全制御装置は、プラント運転の安全を保証するために設けられた装置で、異常発生時にプラントからのトリップ要求を受けてプラントをシャットダウンしたりする。
プラント制御システムや安全制御装置には、フィールドからの信号を入力する入力モジュールが設けられている。フィールドから入力される信号は、例えばフィールド機器が出力する温度、圧力、液位等のプロセス信号である。
プラント制御システムでは、入力したプロセス信号をもとに制御演算を行い、プラントを制御するための制御信号を出力する。安全制御装置では、入力したプロセス信号をもとにプラントが異常と判断したときはプラント運転を停止する。
プラント制御システムや安全制御装置では、信頼性を向上させるために入力モジュールを多重化したものがある。
図4は従来における入力モジュールを多重化した入力回路の構成例を示した図である。
図4で、フィールド機器10に二重化された入力モジュール20及び30が接続されている。図では入力モジュール20が稼働側、入力モジュール30が待機側になっている。フィールド機器10は、例えば温度、圧力、液位等のプロセス信号を出力する。フィールド機器10は出力信号を、例えば4〜20mAの統一電流信号、1〜5Vの統一電圧信号の信号形式で出力する。
入力モジュール20で、抵抗R1とコンデンサC1は、フィールド機器10の一端と接地電位点との間に直列接続されている。抵抗R1とコンデンサC1でフィルタ回路を構成している。抵抗R2、スイッチング素子FET1、抵抗R3がフィールド機器10の両端間に直列接続されている。スイッチング素子FET1はN−MOSFETである。
抵抗R4とコンデンサC2は、スイッチング素子FET1と抵抗R3の共通接続点と接地電位点との間に直列接続されている。抵抗R4とコンデンサC2でフィルタ回路を構成している。
ダイオードD1と電源V1は、抵抗R1とコンデンサC1の共通接続点と接地電位点との間に接続されている。
入力モジュールの後段にある内部回路を過大電圧から保護するために、抵抗R1、ダイオードD1、電源V1でクランプ回路を構成している。
入力モジュール30も入力モジュール20と同様な構成になっている。
図4の入力回路で、フィールド機器10からの電流信号が、Aに示すように抵抗R2、スイッチング素子FET1、抵抗R3へ流れ、抵抗R3の両端電圧により電流信号の電流値を測定する。
また、安全制御装置に用いられる入力モジュールでは、抵抗R2、スイッチング素子FET1、抵抗R3の健全性を確認するために、抵抗R2から抵抗R3の部分にかかる電圧を測定し、この部分に流れる電流信号を測定し、抵抗R3の両端電圧から得られた電流信号と比較する。
このようにしてフィールド機器10からの電流信号を稼働側の入力モジュール20に入力する。待機側の入力モジュール30は稼働側の入力モジュール20が故障したとき等に稼働側に切り替わる。
特許文献1には、複数の信号源からのアナログ信号を入力するアナログ信号処理装置が記載されている。
特開2002−325036号公報
しかし、図4の入力回路では、待機側の入力モジュール30にある電源V2がオフのとき、ダイオードD2と電源V2で構成される保護回路経由で漏れ電流がBに示すように発生する。この漏れ電流により、稼働側の入力モジュール20ではフィールド機器10からの電流信号を正しく測定できないという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、入力モジュールを多重化構成にしたときに、待機側の入力モジュールへの漏れ電流を防止し、かつ過大入力から内部回路を保護できる入力回路を実現することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明は次のとおりの構成になっている。
(1)フィールドからの信号を入力する入力モジュールを多重化した入力回路において、
前記多重化した入力モジュールのそれぞれには、入力モジュールの電源電圧がゲートに供給されたMOSFETを信号入力経路に設け、
待機側の入力モジュールでは、電源がオフで、前記MOSFETのゲートに供給される電源電圧は所定電圧以下で、前記MOSFETがオフになることにより待機側の入力モジュールの信号入力経路を遮断し、
稼働側の入力モジュールでは、電源がオンで、前記MOSFETのゲートに供給される電源電圧は所定電圧よりも大きく、前記MOSFETがオンになることにより入力に応じた電圧が稼働側の入力モジュールにかかり、
フィールドからの入力信号が所定値を超えると、稼働側の入力モジュールにあるMOSFETのゲート・ソース間の電位差が所定電圧よりも小さくなり、このMOSFETがオフになることにより稼働側の入力モジュールの信号入力経路を遮断することを特徴とする入力回路。
(2)前記多重化した入力モジュールのそれぞれには、入力モジュールの電源電圧と前記MOSFETのソース電圧との差電圧をとり、この差電圧を前記MOSFETのゲートに与える増幅器を設けたことを特徴とする(1)に記載の入力回路。
(3)前記フィールドから前記入力モジュールに入力される信号は統一電流信号または統一電圧信号であることを特徴とすることを特徴とする(1)または(2)に記載の入力回路。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
(1)各入力モジュールには、入力モジュールの電源電圧が所定電圧以下になったときに信号入力経路を遮断するスイッチング素子を設けている。これによって、待機側の入力モジュールの電源電圧をオフにしたときに、フィールドから入力される信号が待機側の入力モジュールへ漏れることを防止できる。
(2)スイッチング素子はフィールドからの入力信号が所定値を超えたときに、信号入力経路を遮断する。これによって、過大入力が入力モジュールに入ったときに内部回路を保護できる。
(3)MOSFETと電源を組み合わせた構成により、少ない部品点数で待機側の入力モジュールへの電流漏れの防止と、過大入力に対する内部回路の保護を実現できる。
(4)増幅器で電源電圧とMOSFETのソース電圧との差電圧をとり、この差電圧でMOSFETを駆動することにより、MOSFETのばらつきによる誤差の影響を低減できる。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す構成図である。図1で前出の図と同一のものは同一符号を付ける。
図1で、二重化された入力モジュール40と50が設けられている。
入力モジュール40で、スイッチング素子FET3はN−MOSFETで、ソースは内部回路側に接続され、ドレインは抵抗R1とコンデンサC1の共通接続点に接続され、ゲートには電源V3の電圧が印加されている。スイッチング素子FET3は、内部回路を保護するためのスイッチとして機能する。
入力モジュール50も同様な構成になっている。
図1の入力回路では、図4の入力回路と同様にしてフィールド機器10からの電流信号を測定する。
また、安全制御装置に用いられる入力モジュールでは、図4の入力回路と同様にして抵抗R2、スイッチング素子FET1、抵抗R3の健全性を確認する。
図1の入力回路の動作を説明する。図2はスイッチング素子FET1とFET3のオン・オフ状態を示した図である。スイッチング素子FET2とFET4についても同様なオン・オフ状態をとる。
入力モジュール50が待機側になっているときは、電源V4をオフにすることで、スイッチング素子FET4のゲートに供給される電圧は所定電圧以下になる。これによって、スイッチング素子FET4はオフになり、フィールド機器10の出力電流が待機側の入力モジュール50に漏れることが防止される。
フィールド機器10からの電流信号はCに示すように流れて稼働側の入力モジュール40に入力される。
稼働側の入力モジュール40では電源V3はオンになっているため、スイッチング素子FET3はオンになっていて、入力に応じた電圧がかかっている。スイッチング素子FET3はオンになっているため、入力が大きくなっていくとスイッチング素子FET3のソース側の電圧も増大していく。ここで、スイッチング素子FET3のゲート・ソース間の電位差が所定電圧よりも小さくなるような高い電圧(カットオフ電圧以上の電圧)が、スイッチング素子FET3にかかると、スイッチング素子FET3はオフになる。これによって、スイッチング素子FET3のソース側に接続された内部回路に過大電圧がかかることを防止する。図2で過電圧時にスイッチング素子FET3がオフになるのはこのことである。
このように図1の入力回路では、待機側の入力モジュールへの電流漏れを防止することに加えて、過大入力があったときに内部回路を保護することをスイッチング素子と電源を組み合わせた少ない部品点数で実現した。
図3は本発明の他の実施例を示す構成図である。
図3で、二重化された入力モジュール60と70が設けられている。
入力モジュール60で、増幅器(オペアンプ)61は、入力端子には電源V3とスイッチング素子FET3のソースが接続され、出力端子はスイッチング素子FET3のゲートに接続されている。
入力モジュール70も同様な構成になっている。
図3の回路では、増幅器61は、電源V3の電圧とスイッチング素子FET3のソース電圧の差電圧をとり、この差電圧をスイッチング素子FET3のゲートに与える。このようにして増幅器61でとった差電圧でスイッチング素子FET3を駆動することによって、図1の実施例による効果に加えてスイッチング素子FET3のばらつきによる誤差の影響を少なくすることができる。
なお、実施例ではスイッチング素子にN−MOSFETを用いているが、これに限ることなくP−MOSFETを用いてもよい。
また、実施例の入力回路はプラント制御システムや安全制御装置に限らず、漏れ電流が影響するようなアプリケーションに適用してもよい。
本発明の一実施例を示す構成図である。 本発明の動作説明図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 従来における入力モジュールを多重化した入力回路の構成例を示した図である。
符号の説明
10 フィールド機器
40、50、60、70 入力モジュール
61、71 増幅器
FET3、FET4、 スイッチング素子
V3、V4 電源

Claims (3)

  1. フィールドからの信号を入力する入力モジュールを多重化した入力回路において、
    前記多重化した入力モジュールのそれぞれには、入力モジュールの電源電圧がゲートに供給されたMOSFETを信号入力経路に設け、
    待機側の入力モジュールでは、電源がオフで、前記MOSFETのゲートに供給される電源電圧は所定電圧以下で、前記MOSFETがオフになることにより待機側の入力モジュールの信号入力経路を遮断し、
    稼働側の入力モジュールでは、電源がオンで、前記MOSFETのゲートに供給される電源電圧は所定電圧よりも大きく、前記MOSFETがオンになることにより入力に応じた電圧が稼働側の入力モジュールにかかり、
    フィールドからの入力信号が所定値を超えると、稼働側の入力モジュールにあるMOSFETのゲート・ソース間の電位差が所定電圧よりも小さくなり、このMOSFETがオフになることにより稼働側の入力モジュールの信号入力経路を遮断することを特徴とする入力回路。
  2. 前記多重化した入力モジュールのそれぞれには、入力モジュールの電源電圧と前記MOSFETのソース電圧との差電圧をとり、この差電圧を前記MOSFETのゲートに与える増幅器を設けたことを特徴とする請求項1に記載の入力回路。
  3. 前記フィールドから前記入力モジュールに入力される信号は統一電流信号または統一電圧信号であることを特徴とすることを特徴とする請求項1または2に記載の入力回路。
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