JP3941061B2 - シート状食品用抜き型装置 - Google Patents
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Description
本発明はこれらの不都合に対処せんとするものである。
無端状の搬送手段に一定距離間隔で複数の下側抜き型を装着すると共に、前記搬送手段の上方には往復駆動機構により前後へ往復移動する案内支持体を形成して、この案内支持体に上側抜き型を上下移動可能に設け、前記搬送手段の搬送により前記下側抜き型が搬送手段の上流側において前記シート状食品を受け取り載置して前方へ搬送させつつ、且つ案内支持体を前方へ移動させながら上側抜き型を降下させることにより、前記上側抜き型と前記下側抜き型で挟み付けた圧着状態になすと共に、該状態を一定時間継続した後に該圧着状態を解除させ、この解除状態では前記2枚のシート状物体は周囲圧着予定部位を圧着されると共にこの周囲圧着予定部位より外側の部位をこれの内方部位から切り離された状態となされる構成にしている。
なお、本明細書に於いて、前方とは搬送方向の下流と同じ意味で、又後方とは上流と同じ意味である。
この場合、前記クランク機構を、装置本体に設けられ前記案内支持体の移動方向に対して直交する軸線を有した回転軸を有した駆動モータと、該駆動モータの回転軸に同軸に設けられ該駆動モータによって回転させられる円盤と、一端が前記案内支持体に軸支されるとともに他端が前記円盤の軸線に対して偏心した位置に軸支されるリンクとを備えて構成したことが有効である。駆動モータによって回転させられる円盤により、リンクを作動させるので、エアシリンダで往復動させる場合に比較して、往復動の切り返しに淀みがなくなり、そのため、往復動が円滑に行われる。その結果、上側抜き型と下側抜き型は継続してシート状食品を押圧し周囲圧着予定部位を強力に圧着させることができる。
また、前記ガイドレールを、その下流側のスプロケットに対応する部位において、前記下側抜き型がシート状食品を引き渡す際に、該下側抜き型の上面ができるだけ遅い段階まで反転のため傾斜しないように、該スプロケットに沿う円軌道ではない別の軌道を有して形成したことが有効である。これにより、下側抜き型の上面ができるだけ遅い段階まで水平的か、急傾斜するのを回避することができるようになるので、下側抜き型を、シート状食品をその下流の取り出し搬送コンベアへ引き渡し易い姿勢にすることができ、この引き渡しが容易になる。
また、ロッド53の進出時にロッド53をローラ52の上端から突出させて食パン片w1を押し出すと共に押出端側で前記ローラ52の上端より下側に没入させてからロッド53の進出時位置まで没入状態で後退させた後、該進出時位置でロッド53をローラ52の上端から突出させるようにロッド53の軌道を規定するガイドレール55を備えている。ガイドレール55は保持体54の一端部から突出したピン54aをガイドするガイド溝56を有したブロック体で構成されている。
該ガイド溝56は、長手方向に沿って仕切板59で仕切られており、該仕切板59によって仕切られて上側に設けられたロッド53による食パンw1の押出時のピン54aの往動経路56aと、往動経路56aの下側に設けられたロッド53の後退時のピン54aの復動経路56bとを備えている。該往動経路56aは、ロッド53の押出端側で上部が下側に滑らかに傾斜する傾斜部を有しており、ロッド53が押出端側ではローラ52の上端の下側にスムーズに没入することができるようにしている。仕切板59の先端には該往動経路56aの上部に当接する板バネ59aが突設されており、後退時のピン54aが往動経路56aに逆進入するのを防止している。
即ち、ロッド53の押出端側部分における仕切板59の先端を、上側に付勢されている板バネ59aとしたので、押出端側でロッド53がローラ52の下側に没入するときに、突出ピン54aが板バネ59aを押して通過した後に板バネ59aは直ぐにガイド溝56の往動経路56aの上側に付勢されて往動経路56aを閉じるため、ピン54aが往動経路56aに逆進入せずに復動経路56bを通るようになる。この場合、復動経路56bは、往動経路56aの下側に設けられているので、ロッド53の先端がローラコンベア51のローラ52の下に位置した状態で後退させられる。そのため、ロッド53が、その戻り時に、次に搬送されてくる食パンに干渉する事態が防止される。
更に、ロッド53を進退動させるアクチュエータ57が設けられている。アクチュエータ57は、ピストン57a及びシリンダ57bからなるエアシリンダ装置で構成されており、エアシリンダ装置のピストン57aの先端が保持体54に連結され、エアシリンダ装置のシリンダ57bは、ロッド53の軌道に追従しうるように回動軸58を中心に回動可能に機台に軸支されている。
上ストッパ60は、板状に形成され、第二搬送ライン5a、5bの先端61よりも前方に設けられている。これにより、先端61とストッパ60との間に空間eが設けられている。上ストッパ60は、エアシリンダ装置60aで上下に駆動される。
重ね位置調整機構70は、前記第一搬送ラインの重ね合わされた食パンの移動径路にその下側から進出し食パンを前後から挾持する複数のフィンガ71と、フィンガ71を移動径路に所定時間進出、維持させて退出させるフィンガ進退動部72と、移動径路に進出したフィンガ71の上流側の左右一対を前方に移動させて食パンを挾持するとともに挾持後に後方に後退させるフィンガ挾持駆動部73と、フィンガ挾持駆動部73を支持するフィンガ進退動部72を移動経路に進出したフィンガ71の上流側左右一対の前方移動に同期して、コンベアによる食パンの移動と同速で下流側に移動させ、フィンガ71の前記食パンの移動経路からの退出後にこれを上流側に戻す追従駆動部76とを備えて構成されている。フィンガ71は、図1に示すように、食パンのコーナに当接できるように断面L字状に形成されて、前後に一対ずつ設けられている。
フィンガ進退動部72は、ピストン72a及びシリンダ72bからなるエアシリンダ装置で構成され、当該エアシリンダ装置のピストン72aの先端にフィンガ挾持駆動部73のシリンダ73bを設け、当該エアシリンダ装置のシリンダ72bを追従駆動部76のエアシリンダ装置のピストン76aの先端に固定している。ピストン72aの上下の進退動によりフィンガ挾持駆動部73を上下に進退動させ、進出時にフィンガ71を移動径路に所定時間滞在させる。また、フィンガ進退動部72のシリンダ72bは、食パンの移動方向に沿って移動可能に支持部材74を介してレール75に支持されている。
追従駆動部76は、ピストン76a及びシリンダ76bからなるエアシリンダ装置で構成され、当該エアシリンダ装置のピストン76aの先端にフィンガ進退動部72のシリンダ72bを設け、当該エアシリンダ装置のシリンダ76bを機台に固定している。このエアシリンダ装置のピストン76aの前後の進退動によりフィンガ進退動部72のシリンダ72bをレール75上で往復動させ、該シリンダ72bを、前記移動経路に進出したフィンガ71の上流側左右一対の前方移動に同期して、コンベアによる食パンの移動と同速で下流側に移動させ、前記フィンガ71の移動経路からの退出後に上流側に戻すものである。
各下側抜き型19はその左右両側面でそれぞれ前記左右の搬送チェーン18、18の内側に取付けられる。
本実施の形態では、上述した通り、第一搬送ライン、第二搬送ライン及び食パン重ね置き手段が二列並んで設けられているのに対応して、一つの食品用抜き型装置において、受渡し搬送部17、左右一対の無端搬送チェーン18、18からなる搬送手段、該搬送手段に装着した複数の下側抜き型19の列、上側抜き型21及び焼き印22が二列並んで設けられている。
また、前記ガイドレール82を、その下流側のスプロケット80に対応する部位において、前記下型抜き型19が菓子パンを引き渡す際に、該下側抜き型19の上面ができるだけ遅い段階まで反転のため傾斜しないように、該スプロケット80に沿う円軌道ではない別の軌道を有して形成することが有効である。具体的には、図11(b)に示すように、下流側のスプロケット80に対応する部位において、前記ガイドレール82を、上面を上にして水平に搬送されてきた下側抜き型19が該スプロケット80の中心を通過した後もできるだけ直線的な軌道とし、しかる後に該スプロケット80が描く円軌道に沿った円軌道として形成するのである。これにより、下側抜き型19の上面ができるだけ遅い段階まで水平か、急傾斜するのを回避することができるようになるので、下側抜き型19を、菓子パンをその下流の取り出し搬送コンベア43へ引き渡し易い姿勢にすることができ、この引き渡しが容易になる。
該ガイドレール82は、上流側及び下流側の両スプロケット80に対応する部位の他にも、下側抜き型19が下流側のスプロケット80から上流側のスプロケット80まで戻ってくる無端状搬送チェーン18の下張り部18bの経路のほぼ全長にわたって隣接して設けられており、下側抜き型19の戻り搬送を安定化させている。そして、上下一対の抜き型19,21により菓子パン中間品w2を挟み付け押圧する無端状搬送チェーンの経路にはない。
本実施の形態では一つの案内支持体20に幅方向に並列して二つずつ上側抜き型21,焼き印22を設けている。
また、前記無端状搬送チェーン18の上張り部18a及び下張り部18bの軌道に沿って、該無端状搬送チェーン18に連結された下側抜き型19、特にその型本体部25の外側面周囲に横方向に凸状に形成された外側面突端部25cを戴置して摺動する下側抜き型レール91を、該無端状搬送チェーン18の上張り部18a及び下張り部18bにそれぞれ平行して設けている(図10及び図14参照)。これにより、下側抜き型19の搬送をより一層安定化させるとともに、該上張り部18aにおいて、下側抜き型19に上側抜き型21が降下して菓子パン中間品w2を挟み付け押圧するにあたり、より一層強い力が加わるようにすることができる。
フィリング供給装置8a、8b、9a、9bのタンク10にフィリングFを収容させると共に各食パンスライス送出装置1A、1Bに3斤分の棒状食パンwを供給しておく。なお、フィリングFや棒状食パンwが消費されたときは適宜に補充する。
この状態で各部を作動状態とするのであり、これにより食パンスライス送出装置1A、1Bではスライサ2が棒状食パンwをスライスして適当厚さの耳付シート状食パン片w1となし、一方では第一及び第二搬送ライン4a、4b、5a、5bが連続送り移動を開始する。この第一及び第二搬送ライン4a、4b、5a、5b上には、各食パンスライス送出装置1A、1Bの送出機構3が、先にスライサで形成された耳付シート状食パン片w1の1枚ずつを送り出して順次に載置する。
この状態で、第一搬送ライン4a、4bに設けられたセンサ14が第二搬送ライン5a、5bの先端位置に対して食パン片w1が所定位置に来たことを検知すると、下ストッパ62が所定のタイミングで突出させられ第一搬送ライン4a、4bで搬送される食パン片w1を停止させるとともに、図7(b)に示すように、上ストッパ60を所定のタイミングで停止解除し、第二搬送ライン5a、5bの先端に至った食パン片w1をその先端が第一搬送ライン4a、4bで搬送される食パン片w1の先端に合致させて重ね合わせるようにする。その後、図7(c)に示すように下ストッパ62を後退させる。
更に、上側の食パン片w1の先端は、第二搬送ライン5a、5bの先端と上ストッパ60との間の空間eに露出して停止させられた状態から降下するので、上側の食パン片w1の先端位置を下側の食パン片w1に極めて近い位置に位置させることができ、そのため、降下距離を短くできるので、それだけ、より正確に上下の食パン片w1の先端同士を合わせることができるようになる。
更にまた、下側の食パン片w1が下ストッパ62によって、停止させられて、上側からの食パン片w1を待ち受けるようになるので、この点でもより正確に上下の食パン片w1の先端同士を合わせることができるようになる。
該重ね置き手段13においては、上述したとおり、前記上ストッパ60の後方に設ける押えローラとして、上流側押えローラ64及び下流側押えローラ65という二つの押えローラを設けることが望ましい。まず、上流側押えローラ64は、第2搬送ライン5a、5bの食パン片w1が下流側押えローラ65をくぐって第一搬送ライン4a、4b上へ降下するときに、該食パン片w1の後部を押えることにより、該食パン片w1の先端が前傾斜して撓むことにより該食パン片w1が第一搬送ライン4a、4b上の食パン片に降下して重ね合わせられたときに、上下の食パン片の先端同士の重ね合せにズレが生じることを極力防止することができるようになる。
また、下流側押えローラ65は、第二搬送ラインに設けられた上ストッパ60が、第二搬送ライン5a、5bの各先端部に至って、進行を阻止して待機していた食パン片w1、w1の停止解除による上昇をするときに、該食パン片の先端部付近を押えることにより、該食パン片の該ストッパと接触していた先端がまさつや粘着により持ち上げられて該食パン片が撓むことにより、降下のタイミングが狂い、該食パン片w1、w1が第一搬送ライン4a、4b上の食パン片に重ね合わされたときに、上下の食パン片の先端同士の重ね合せにズレが生じることを極力防止することができるようになる。
上流側押えローラ64の回転軸64aは、ブラケット66に設けた長孔67に上下動可能に軸支することにより、上流側押えローラ64が上下に揺動し得るようにしている。このようにすることにより食パン片w1を押えるときや厚さの厚い食パン片でも過度に食パン片にストレスをかけることがなくなる。
前記押えローラは、回転軸の外周面が直接食パン片と接触して押えるような構成(円柱状又は円筒状)としてもかまわないが、本実施の形態のように、回転軸に設けた幅狭の円盤状の構成とすることが望ましい。このように幅狭の押えローラとすることにより、食パン片と接触する面積を小さくして食パン片にストレスをかけることがなくなる。
このため、上記の重ね合わせで、多少上下の食パン片w1間にずれがあっても、これが修正され、上下の食パン片w1が確実に合致するようになる。この場合、フィンガ71は、図1に示すように、食パン片w1の4つのコーナ部を押えるので、左右前後の押さえが確実になり、上下の食パン片w1がより一層確実に合致するようになる。
フィンガ71の挾持が終わると、フィンガ挾持駆動部73が、フィンガ71の上流側の左右一対を後方に後退させるとともに、フィンガ進退動部72がフィンガ71を食パンの移動径路から退出させる。そして、追従駆動部76がフィンガ進退動部72を上流側に戻すようにする。
また、前記ガイドレール82を、その下流側のスプロケット80に対応する部位において、前記下型抜き型19が菓子パンを引き渡す際に、該下側抜き型19の上面ができるだけ遅い段階まで反転のため傾斜しないように、該スプロケット80に沿う円軌道ではない別の軌道を有して形成している。これにより、下側抜き型19の上面ができるだけ遅い段階まで水平か、急傾斜するのを回避することができるようになるので、下側抜き型19を、菓子パンをその下流の取り出し搬送コンベア43へ引き渡し易い姿勢にすることができ、この引き渡しが容易になる。
これにより、菓子パンw3は取出し搬送コンベア43により特定場所へ搬出され、また食パン耳部w4は取出し搬送コンベア44により横方へ搬出されるのである。
さらには、上記実施の形態では、各第一搬送ラインに2台ずつフィリング供給装置を設ける態様について述べたが、上記実施の形態において、各第一搬送ラインごとに1台ずつフィリング供給装置を追加して(図示しない)、それぞれに3台ずつフィリング供給装置を設けることにより、第一搬送ライン上の耳付シート状食パン片w1の上面に3種類のフィリングを供給するようになすこともできる。この場合に、特に各フィリング供給装置の導管手段の先端吐出口を平板状としてフィリングを幅広の板状に押し出すようにすることにより、耳付シート状食パン片w1の上面に3種類のフィリングを板状に供給して3層の積層状態に載置することもできるし、この耳付シート状食パン片w1にもう一枚の耳付シート状食パン片w1を載せた菓子パン中間品w2を上記食品用抜き型装置で押圧・切離すことにより、3種類の異なるフィリングを積層状態に内包して密閉したサンドイッチを容易に製造することができる。
なお、個別的な変形例について図19を参照して説明すると、図19は変形された下側抜き型19を示す斜視図である。
本例では前記型要部26を取り外し、代わりに別途に用意した型要部26Aを固定したものである。この型要部26Aは先の型要部26の上面の中央に橋渡し部26eが形成してあり、この橋渡し部26eの巾中央に切断面部26bと同一高さで連続した切断面部26b’を形成し、且つこの切断面部26b’の巾方向両側に押圧面部26cに連続した押圧面部26c’が形成してある。その他は同一構造である。
さらに前記焼き印22を取り外し、代わりに各動力伸縮シリンダ装置34の出力部に2つの比較的小さな径の焼き印を特定位置となして固定したりする。
また、別の変形例として、前記変形例に於いて前記下側抜き型19の型要部26Aの切断面部26b’とこれに対応する上側抜き型の型要部の切断面部を設けなかったり、又はこれらの切断面部を外周縁の切断面部の高さよりも低く(短く)し、若しくは外周縁の切断面部と同一の高さで連続したものではなく、のこぎり歯状や断続状に部分的に形成するようにしてもよい。これにより、前記半分サイズの独立した2つの菓子パンを1辺において結合された状態で且つ容易に分離できるように成形することができるようになる。
4b 第一搬送ライン
5a 第二搬送ライン
5b 第二搬送ライン
8a フィリング供給装置
8b フィリング供給装置
9a フィリング供給装置
9b フィリング供給装置
13 食パン重ね置き手段
14 センサ
16 食品用抜き型装置
18 搬送チェーン(搬送手段)
18a 上張り部
19 下側抜き型
20 案内支持体
21 上側抜き型
22 焼き印
25 型本体部
26 型要部
27 押出し体
30 ローラ(カムフォロア)
31 スプリング
38 カム板
L1,L2 距離
p3 第一特定位置
p4 第二特定位置
s1 切断対象位置
s2 圧着対象位置(周囲圧着予定部位)
w1 耳付シート状食パン片
w2 菓子パン中間品(シート状物体)
w3 菓子パン
w4 食パン耳部
50 方向変換機構
60 上ストッパ
62 下ストッパ
64 上流側押えローラ
65 下流側押えローラ
70 重ね位置調整機構
79 ストッパ
80 スプロケット
82 ガイドレール
90 押出し体移動機構
100 往復駆動機構
101 クランク機構
Claims (10)
- シート状片が2枚重ねられたシート状食品の外周部をこれの内方部位から切り離すシート状食品用抜き型装置において、
無端状の搬送手段に一定距離間隔で複数の下側抜き型を装着すると共に、前記搬送手段の上方には往復駆動機構により前後へ往復移動する案内支持体を形成して、この案内支持体に上側抜き型を上下移動可能に設け、前記搬送手段の搬送により前記下側抜き型が搬送手段の上流側において前記シート状食品を受け取り載置して前方へ搬送させつつ、且つ案内支持体を前方へ移動させながら上側抜き型を降下させることにより、前記上側抜き型と前記下側抜き型で挟み付けた圧着状態になすと共に、該状態を一定時間継続した後に該圧着状態を解除させ、この解除状態では前記2枚のシート状物体は周囲圧着予定部位を圧着されると共にこの周囲圧着予定部位より外側の部位をこれの内方部位から切り離された状態となされる構成にしたことを特徴とするシート状食品用抜き型装置。 - 前記搬送手段の上流に、複数本(3本以上)のベルトコンベアを並列状態にしたシート状食品の受渡し搬送部を備え、上記ベルトコンベアは内側ベルトコンベアを両端側のそれより下流部に於いて長さを短いものとなし、これにより下流部の内側にベルトコンベアの無い空間部分を形成し、該空間部分ではシート状食品を両端側ベルトコンベアでのみ支承されるようになすほか、該空間の下方部分には前記無端状搬送手段の円弧状部が位置されるものとなすと共に、該搬送手段に一定距離間隔で取付けた下側抜き型が順次上方へ向けて突出され、且つ前記シート状食品の中央部分を下側抜き型上へ移載するものとなしたことを特徴とする請求項1記載のシート状食品用抜き型装置。
- 前記受渡し搬送部のベルトコンベアの上流側において前記下側抜き型に移載される前のシート状食品を一時的に停止させるストッパを設けたことを特徴とする請求項2記載のシート状食品用抜き型装置。
- 前記案内支持体の往復駆動機構を、クランク機構で構成したことを特徴とする請求項1,2又は3記載のシート状食品用抜き型装置。
- 前記クランク機構を、装置本体に設けられ前記案内支持体の移動方向に対して直交する軸線を有した回転軸を有した駆動モータと、該駆動モータの回転軸に同軸に設けられ該駆動モータによって回転させられる円盤と、一端が前記案内支持体に軸支されるとともに他端が前記円盤の軸線に対して偏心した位置に軸支されるリンクとを備えて構成したことを特徴とする請求項4記載のシート状食品用抜き型装置。
- 前記下側抜き型を所定間隔で複数設け、該各下側抜き型の搬送手段を、前記各下側抜き型を軸支して連結する無端状の搬送チェーンと該搬送チェーンを循環させる一対のスプロケットを備えて構成し、前記各下側抜き型に突起を設け、前記各下側抜き型の突起に係合し該各下側抜き型の軌道を搬送チェーンの軌道とは異なって規定するガイドレールを前記搬送チェーンの径路の全部又は一部に、それに隣接して設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載のシート状食品用抜き型装置。
- 前記ガイドレールを、その上流側のスプロケットに対応する部位において、前記下側抜き型がシート状食品を受け取る際に該下側抜き型の上面ができるだけ早い段階から水平になるように、該スプロケットに沿う円軌道ではない別の軌道を有して形成したことを特徴とする請求項6記載のシート状食品用抜き型装置。
- 前記ガイドレールを、その下流側のスプロケットに対応する部位において、前記下側抜き型がシート状食品を引き渡す際に、該下側抜き型の上面ができるだけ遅い段階まで反転のため傾斜しないように、該スプロケットに沿う円軌道ではない別の軌道を有して形成したことを特徴とする請求項6または7記載の菓子パンの製造装置。
- 前記下側抜き型を、型本体部と、該型本体部に設けられ前記シート状食品の周囲を圧着する矩形枠状の型要部と、前記型本体部に設けられ前記型要部内に没入する没入位置及び前記型要部から突出して前記型要部で圧着されたシート状食品を該型要部から押出す押出し位置の2位置に移動可能な押出し体と、該押出し体を常時没入位置に付勢するスプリングとを備えて構成し、前記シート状食品の圧着終了後に前記押出し体を移動させる押出し体移動機構を設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載のシート状食品用抜き型装置。
- 前記押出し体移動機構を、前記各押出し体に設けられたカムフォロアと、前記搬送装置の搬送終了端部に設けられ前記押出し体のカムフォロアに係合して該カムフォロアを押圧し前記押出し体を押し出し位置に移動させるカムとを備えて構成したことを特徴とする請求項9記載のシート状食品用抜き型装置。
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