JP3940887B2 - 薄膜圧電共振器を用いた送受切換器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信機器の技術分野に属するものであり、特に薄膜圧電共振器を用いた送受切換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
セルラ電話のRF回路部には常に小型化が求められる。最近では、機器における実装密度を高めるために、特にRF回路部に対する高さ低減の要求が厳しく、従ってRF回路部を構成するコンポーネントについても高さの低いものが求められている。また、低コストに製造できるように、各コンポーネントをできるだけ単一の部品で構成することが要求されている。特に、RF回路部を構成するコンポーネントの1つである送受切換器に関しては、耐電力が求められ、電力供給に対して破壊や特性劣化を起こさないことが必要である。
【0003】
現在、この送受切換器は、セラミックフィルタやSAW(弾性表面波)フィルタを利用している。セラミックフィルタは、モノリシック化が可能で安価であるが、共振器の損失が大きく、それをカバーするために約23×7×5mmの寸法が必要であり、高さ低減の要求を十分に満たすことができない。一方、SAWフィルタは、小型であるが、高周波での耐電力に問題があり、送信の出力電力にサージが生ずると故障する可能性がある。また、特性改善のために、電子スイッチを併用した回路を構成することもできるが、その場合には回路構成が複雑になり、高価になる。
【0004】
このような事情に鑑みて、特開2001−24476号公報には、送信帯域と受信帯域との分離が少なく、さらに高い電力レベルが要求されるCDMA−PCS装置等の用途における利用を可能にする送受切換器が提案されている。この送受切換器は、送信用帯域フィルタと受信用帯域フィルタと90度移相器との3つの部品から構成されている。90度移相器はそれぞれのフィルタを構成している薄膜圧電共振器(Film Bulk Acoustic Resonator:“FBAR”と略称される)とは別個のものであり、インダクタ及びキャパシタの受動部品からなるものである。このため、特開2001−24476号公報に記載の送受切換器は、モノリシック化が難しく、十分な低コスト化は困難である。また、この送受切換器の90度移相器を伝送線路により形成することも可能であるが、その場合には少なくとも十数mmの長さが必要となり、フィルタに比べかなり大きなスペースが必要となり、小型化には不向きである。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、送信用フィルタと受信用フィルタとの接続部の構造を小形化することが可能で且つ送信用フィルタ及び受信用フィルタとのモノリシック化が可能なようにすることで、耐電力が良好で、小型且つ安価な送受切換器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとして、
送信ポート、受信ポート及び送受共用ポートと;
前記送信ポートと前記送受共用ポートとの間に接続され、薄膜圧電共振器からなる第1の直列素子及び薄膜圧電共振器からなる第1の分路素子を備えた第1の梯子型回路を含んでおり、送信通過周波数帯域を有する送信帯域フィルタと;
前記受信ポートと前記送受共用ポートとの間に接続され、薄膜圧電共振器からなる第2の直列素子及び薄膜圧電共振器からなる第2の分路素子を備えた第2の梯子型回路を含んでおり、前記送信通過周波数帯域とは重複しない受信通過周波数帯域を有する受信帯域フィルタとを含んで構成される送受切換器において、
前記送受共用ポートと前記第1の分路素子及び前記第2の分路素子との間に接続された少なくとも1つの調整用薄膜圧電共振器を備えており、該調整用薄膜圧電共振器の共振周波数は前記送信通過周波数帯域と前記受信通過周波数帯域との間に設定されていることを特徴とする送受切換器、
が提供される。
【0007】
本発明の一態様においては、前記調整用薄膜圧電共振器は前記送受共用ポートとグランドとの間に接続されており、前記第1の分路素子及び前記第2の分路素子はグランドに接続されている。
【0008】
本発明の一態様においては、前記送信通過周波数帯域は前記受信通過周波数帯域より低く、前記調整用薄膜圧電共振器の共振周波数は前記送信通過周波数帯域の上限周波数と前記受信通過周波数帯域の下限周波数との間に設定されている。
【0009】
本発明の一態様においては、前記送信帯域フィルタは前記送信通過周波数帯域より高域側の減衰特性を高める少なくとも1つのインダクタを含む。本発明の一態様においては、前記インダクタは前記第1の直列素子のうちのいくつかに対して並列に接続されている。本発明の一態様においては、前記インダクタの一端は前記送信ポートと接続されている。
【0010】
本発明の一態様においては、前記受信帯域フィルタは前記受信通過周波数帯域より低域側の減衰特性を高める少なくとも1つのキャパシタを含む。本発明の一態様においては、前記キャパシタは前記第2の直列素子のうちのいくつかに対して並列に接続されている。本発明の一態様においては、前記キャパシタの一端は前記受信ポートと接続されている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1は、本発明の送受切換器の実施形態の構成を示すブロック図である。図1において、送受切換器100は、送信帯域フィルタ110、受信帯域フィルタ130及び調整用薄膜圧電共振器150を含んでなる。送信帯域フィルタ110の一方端は第1のポート(送信ポート)102と接続されており、受信帯域フィルタ130の一方端は第2のポート(受信ポート)104と接続されている。送信帯域フィルタ110の他方端及び受信帯域フィルタ130の他方端は第3のポート(送受共用ポートとしてのアンテナポート)106と接続されている。調整用薄膜圧電共振器150は、一方端がアンテナポート106に接続されており(即ち送信帯域フィルタ110の他方端及び受信帯域フィルタ130の他方端と接続されており)、他方端がグランドに接続されている。送信ポート102は送信回路に接続され、受信ポート104は受信回路に接続され、アンテナポート106は送受信アンテナANTに接続される。
【0013】
図2は、本実施形態の送受切換器100の回路構成図である。調整用薄膜圧電共振器150は、送信帯域フィルタ110と受信帯域フィルタ130とを結びつけるように配置されている。送信帯域フィルタ110及び受信帯域フィルタ130は、いずれも複数の薄膜圧電共振器(FBAR)を含んでなるものである。
【0014】
ここで、薄膜圧電共振器について簡潔に説明する。
【0015】
図3は、薄膜圧電共振器の模式的平面図であり、図4はそのX−X断面図である。薄膜圧電共振器10は、上面と下面との間を上下に貫通してエアーギャップを形成する貫通孔14を有する基板16と、該基板16の上面上に該上面の貫通孔開口を形成する端縁により周縁部が支持されて吊られた形態の圧電スタック22とを有する。該圧電スタック22は、圧電層12とその上下両面に接合された電極層18,20とからなる。電極層18,20にはそれぞれ端子26,28が付されており、該端子26,28には電源が接続される。圧電共振器スタック22において、電極端子26,28の間に印加される電圧に応答して圧電層12は矢印24で示される方向に伸張及び収縮する。
【0016】
圧電層12は、例えば、酸化亜鉛(ZnO)や窒化アルミニウム(AlN)のような薄膜として製造できる圧電材料を有する。電極層18,20は、例えば、金(Au)、モリブデン(Mo)、あるいはアルミニウム(Al)から成るものでよい。基板16は、例えば、シリコン(Si)、SiO2 、GaAs、あるいはガラスのような材料から成る。
【0017】
圧電層12と電極層18,20との積層体から構成される圧電共振器スタック22は、その周縁部で吊られており、その主表面が両方とも空気その他の周囲ガス又は真空と接している。この場合、圧電共振器スタック22はQの高い音波共振器を形成する。端子26,28を介して電極層18,20に加えられる交流信号は、圧電共振器スタック22における音速を該スタック22の重み付き厚さの2倍で割った値に等しい周波数を持つものである。すなわち、fr =c/2t0 (ここで、fr は共振周波数であり、cはスタック22内の音速であり、t0 はスタック22の重み付き厚さである)の場合、その交流信号によって、圧電共振器スタック22が共振する。スタック22を構成する層内における音速が各層を構成する材料ごとに異なるため、圧電共振器スタック22の共振周波数は、物理的厚さではなく、圧電層12や電極層18,20内の音速とそれらの物理的厚みとを考慮した重み付き厚さにより決まる。
【0018】
図5は、図3及び図4のものとは異なる薄膜圧電共振器の模式的断面図である。この例は、貫通孔14により形成されるエアーギャップの代わりに、音響インピーダンス変換器30を用いていること以外は、図3及び図4のものと同様である。このような薄膜圧電共振器については、例えばW.E.Newellの“Face−Mounted Piezoelectric Resonators”という論文(Proceedings of the IEEE,pp.575〜581,June 1965)等に記載されている。
【0019】
図6は、以上のような薄膜圧電共振器10の素子等価回路を示す。共振器の直列共振は等価インダクタンス(Lm )及び等価キャパシタンス(Cm )によって生じる。この共振器の直列共振周波数のインピーダンスは低い(すなわち、デバイスに全く損失がない理想的な場合、この共振器は分路のように機能する)。この直列共振周波数より低い周波数では、薄膜圧電共振器10のインピーダンスは容量性を持つ。この直列共振周波数より高く且つ等価キャパシタンス(C0 )から生じる並列共振周波数より低い周波数では薄膜圧電共振器10のインピーダンスは誘導性がある。また、並列共振周波数より高い周波数では、薄膜圧電共振器10のインピーダンスは再び容量性を持ち、並列共振周波数では共振器のインピーダンスは高くなり、損失のない理想系ではインピーダンスは無限となり、開路に似ている。本発明では、上記調整用薄膜圧電共振器150についての直列共振周波数の前後のインピーダンスの変化を利用することで、以下に述べるように送受切換器の構成を簡単且つ小型なものとしている。
【0020】
再び図2を参照して、送信帯域フィルタ110及び受信帯域フィルタ130について更に詳細に説明する。
【0021】
送信帯域フィルタ110は、薄膜圧電共振器からなる直列共振素子111,113,115と薄膜圧電共振器からなる分路共振素子112,114とにより梯子型回路を形成するように接続された(2+1/2)段の帯域フィルタである。梯子型回路は、圧電共振器を用いて帯域フィルタを形成する一般的な手法である。直列共振素子111,113,115は、第1のポート(送信ポート)102と第3のポート(アンテナポート)106との間を接続している。分路共振素子112は、グランドと直列共振素子111,113間のノード117との間を接続している。分路共振素子114は、グランドと直列共振素子113,115間のノード118との間を接続している。
【0022】
受信帯域フィルタ130は、薄膜圧電共振器からなる直列共振素子131,133,135と薄膜圧電共振器からなる分路共振素子132,134,136により梯子型回路を形成するように接続された3段の帯域フィルタである。直列共振素子131,133,135は、第2のポート(受信ポート)104と第3のポート(アンテナポート)106との間を接続している。分路共振素子132は、グランドと直列共振素子131,133間のノード137との間を接続している。分路共振素子134は、グランドと直列共振素子133,135間のノード138との間を接続している。分路共振素子136は、グランドと第2のポート(受信ポート)104との間を接続している。
【0023】
調整用薄膜圧電共振器150は、一方端が第3のポートに接続されており(即ち送信帯域フィルタ110の直列共振素子111と受信帯域フィルタ130の直列共振素子131との接続部に接続されており)、他方端がグランドに接続されている。
【0024】
調整用薄膜圧電共振器150は、一面において送信帯域フィルタ110の梯子型回路に付加された分路共振子として機能し、これにより3段の送信帯域フィルタ特性が得られる。電話機においては、通常、送信通過周波数帯域は受信通過周波数帯域より低く設定される。例えば、CDMA−PCS電話機の場合、送信通過周波数帯域は1.85〜1.91GHz、受信通過周波数帯域は1.93〜1.99GHzである。そのため、送信帯域フィルタ110は通過帯域より高い周波数で急峻で大きな減衰が要求される。3段の送信帯域フィルタ特性を得ることで、このような要求に沿った特性に近づけることができ、送受切換器の小型化が可能になる。
【0025】
調整用薄膜圧電共振器150は、他面において受信帯域フィルタ130の梯子型回路に付加された分路共振子として機能し、これにより(3+1/2)段の受信帯域フィルタ特性が得られる。受信帯域フィルタ130は通過帯域より低い周波数で急峻で大きな減衰が要求される。(3+1/2)段の受信帯域フィルタ特性を得ることで、このような要求に沿った特性に近づけることができ、送受切換器の小型化が可能になる。
【0026】
調整用薄膜圧電共振器150の直列共振周波数を、送信帯域フィルタ110の送信通過周波数帯域の上限値(CDMA−PCS電話機の場合1.91GHz)より大きく且つ受信帯域フィルタ130の受信通過周波数帯域の下限値(CDMA−PCS電話機の場合1.93GHz)より小さな適宜の値に設定することにより、送信帯域フィルタ110と受信帯域フィルタ130とが互いに影響を受けることなく、送受切換器100を動作させることができる。これは、送信通過周波数帯域は共振器150の直列共振周波数より低いので、送信通過周波数帯域では共振器150は回路的に容量性を示し、LPFのような作用で受信帯域フィルタ130があたかも存在しないかのように振る舞う。また、受信通過周波数帯域は共振器150の直列共振周波数より高いので、受信通過周波数帯域では共振器150は回路的には誘導性を示し、HPFのような作用で送信帯域フィルタ110の存在を無視するように振る舞う。このため、共振器150が存在することで、第1のポート(送信ポート)102に印加される送信信号は第1のポート(送信ポート)102から第3のポート(アンテナポート)106に流れ、第2のポート(受信ポート)104や受信帯域フィルタ130にはほとんど影響を与えない。また、共振器150が存在することで、第3のポート(アンテナポート)106から入ってくる受信信号は送信帯域フィルタ110や第1のポート(送信ポート)102からの影響を受けずに、受信帯域フィルタ130を通り第2のポート(受信ポート)104に達する。このため、送受切換器として安定に作用する。
【0027】
図7に、以上のような調整用薄膜圧電共振器150を有する送受切換器100の送信通過特性Tt及び受信通過特性Rtの一例を示す。
【0028】
薄膜圧電共振器150は、送信帯域フィルタ110を構成する薄膜圧電共振器及び受信帯域フィルタ130を構成する薄膜圧電共振器とともに容易にモノリシック化することができるので、この意味においても送受切換器の小型化が可能になる。
【0029】
図8は、本発明の送受切換器の更に別の実施形態の回路構成図である。本図において、上記図1〜7におけると同様の機能を有する部材または部分には同一の符号が付されている。
【0030】
本実施形態では、送信帯域フィルタ110においてノード117と第1のポート(送信ポート)102とが追加受動素子たるインダクタ120で接続されており、即ちインダクタ120は直列共振素子113,115に対して並列に接続されている。各直列共振素子の等価キャパシタC0 とインダクタ120との間で追加の共振回路が形成され、これにより、所望の減衰帯域内(特に通過帯域に近く且つ該通過帯域より高い周波数)に新しい減衰極が形成され、少ない段数で一層よい送信フィルタ特性を得ることができる。
【0031】
また、本実施形態では、ノード137と第2のポート104とが、追加受動素子たるキャパシタ140で接続されており、即ちキャパシタ140は直列共振素子133,135に対して並列に接続されている。各直列共振素子とキャパシタ140との間で追加の共振回路が形成され、これにより、所望の減衰帯域内(特に通過帯域に近く且つ該通過帯域より低い周波数)に新しい減衰極が形成され、少ない段数で一層よい受信フィルタ特性を得ることができる。
【0032】
尚、以上の実施形態では調整用薄膜圧電共振器150を1つ用いたが、本発明では2つ以上の調整用薄膜圧電共振器を用いることも可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、薄膜圧電共振器からなる素子を用いているので、1ワットを越える電力レベルにおいても信頼性又はフィルタ特性の安定性が損なわれない十分に急峻な減衰特性を備える送受切換器を提供することができる。また、セラミックフィルタに比べかなり小型で高さの低い送受切換器が提供ができ、送信帯域フィルタと受信帯域フィルタとの接続にも調整用薄膜圧電共振器を用いているので、モノリシック化が容易であり、送受切換器の製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送受切換器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の送受切換器の回路構成図である。
【図3】薄膜圧電共振器の模式的平面図である。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】薄膜圧電共振器の模式的断面図である。
【図6】薄膜圧電共振器の素子等価回路図である。
【図7】本発明の送受切換器の送信通過特性及び受信通過特性の一例を示すグラフである。
【図8】本発明の送受切換器の回路構成図である。
【符号の説明】
10 薄膜圧電共振器
12 圧電層
14 貫通孔
16 基板
18,20 電極層
22 圧電共振器スタック
26,28 電極端子
30 音響インピーダンス変換器
100 送受切換器
102 送信ポート
104 受信ポート
106 アンテナポート
110 送信帯域フィルタ
111,113,115 送信帯域フィルタの直列共振素子
112,114 送信帯域フィルタの分路共振素子
117,118 ノード
130 受信帯域フィルタ
131,133,135 受信帯域フィルタの直列共振素子
132,134,136 受信帯域フィルタの分路共振素子
137,138 ノード
150 調整用薄膜圧電共振器
Claims (9)
- 送信ポート、受信ポート及び送受共用ポートと;
前記送信ポートと前記送受共用ポートとの間に接続され、薄膜圧電共振器からなる第1の直列素子及び薄膜圧電共振器からなる第1の分路素子を備えた第1の梯子型回路を含んでおり、送信通過周波数帯域を有する送信帯域フィルタと;
前記受信ポートと前記送受共用ポートとの間に接続され、薄膜圧電共振器からなる第2の直列素子及び薄膜圧電共振器からなる第2の分路素子を備えた第2の梯子型回路を含んでおり、前記送信通過周波数帯域とは重複しない受信通過周波数帯域を有する受信帯域フィルタとを含んで構成される送受切換器において、
前記送受共用ポートと前記第1の分路素子及び前記第2の分路素子との間に接続された少なくとも1つの調整用薄膜圧電共振器を備えており、該調整用薄膜圧電共振器の共振周波数は前記送信通過周波数帯域と前記受信通過周波数帯域との間に設定されていることを特徴とする送受切換器。 - 前記調整用薄膜圧電共振器は前記送受共用ポートとグランドとの間に接続されており、前記第1の分路素子及び前記第2の分路素子はグランドに接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の送受切換器。
- 前記送信通過周波数帯域は前記受信通過周波数帯域より低く、前記調整用薄膜圧電共振器の共振周波数は前記送信通過周波数帯域の上限周波数と前記受信通過周波数帯域の下限周波数との間に設定されていることを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の送受切換器。
- 前記送信帯域フィルタは前記送信通過周波数帯域より高域側の減衰特性を高める少なくとも1つのインダクタを含むことを特徴とする、請求項3に記載の送受切換器。
- 前記インダクタは前記第1の直列素子のうちのいくつかに対して並列に接続されていることを特徴とする、請求項4に記載の送受切換器。
- 前記インダクタの一端は前記送信ポートと接続されていることを特徴とする、請求項5に記載の送受切換器。
- 前記受信帯域フィルタは前記受信通過周波数帯域より低域側の減衰特性を高める少なくとも1つのキャパシタを含むことを特徴とする、請求項3〜6のいずれかに記載の送受切換器。
- 前記キャパシタは前記第2の直列素子のうちのいくつかに対して並列に接続されていることを特徴とする、請求項7に記載の送受切換器。
- 前記キャパシタの一端は前記受信ポートと接続されていることを特徴とする、請求項8に記載の送受切換器。
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