JP3935367B2 - 表示素子駆動回路用の電源回路、表示装置及びカメラ - Google Patents
表示素子駆動回路用の電源回路、表示装置及びカメラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3935367B2 JP3935367B2 JP2002029390A JP2002029390A JP3935367B2 JP 3935367 B2 JP3935367 B2 JP 3935367B2 JP 2002029390 A JP2002029390 A JP 2002029390A JP 2002029390 A JP2002029390 A JP 2002029390A JP 3935367 B2 JP3935367 B2 JP 3935367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- voltage
- liquid crystal
- regulator
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
- G09G3/3611—Control of matrices with row and column drivers
- G09G3/3696—Generation of voltages supplied to electrode drivers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S323/00—Electricity: power supply or regulation systems
- Y10S323/907—Temperature compensation of semiconductor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶素子の駆動回路、特に時分割駆動をおこなう表示装置、特に液晶駆動回路の液晶駆動用電源供給回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶素子の時分割駆動を行なう液晶駆動用電源供給方法の従来例を図8、図9に示す。
【0003】
図8は、1/3バイアスで液晶を駆動する場合の抵抗分割型の例を示す図であり、101は電源であるところの電池、102は電池101に接続された、電池101からの電圧を一定に保つためのレギュレータ、103、104、105は直列に接続されたそれぞれ同一の抵抗値の抵抗であり、抵抗103の一端がレギュレータ102の出力に、抵抗105の一端が電池101のマイナス側及びレギュレータ102のグランド側に接続され、レギュレータ102の出力電圧を分圧する構成となっており、ここでレギュレータ102の出力電圧が4.5Vとした場合、抵抗103と抵抗104の接続点で3.0V、抵抗104と抵抗105の接続点で1.5Vが得られるようになっている。
【0004】
106はLCDを駆動するためのLCDドライバ(LCDDR)であり、電池101から電源供給を受けるとともにレギュレータ102の出力及び抵抗103、104、105で分圧された電圧を液晶駆動用電源の供給を受けるようになっている。
【0005】
107はLCDドライバに接続された液晶パネルであり、レギュレータ102及び抵抗103、104、105により分圧された液晶駆動用電源により、LCDドライバ106により点灯/非点灯制御がおこなわれるようになっている。
【0006】
次に、図9は1/3バイアスで液晶を駆動する場合のチャージポンプ型の例を示す物であり、108は電源であるところの電池、109は電池108に接続された、電池108からの電圧を一定に保つためのレギュレータ、110はレギュレータ109で一定に保たれた電圧を、昇圧するためのチャージポンプ回路であり、ここでは入力電圧及び入力電圧の2倍昇圧及び3倍昇圧電圧を出力するようになっており、ここでレギュレータ109の出力電圧が1.5Vとした場合、2倍昇圧電圧は3.0V、3倍昇圧電圧は4.5Vが得られるようになっている。
【0007】
111はLCDを駆動するためのLCDドライバ(LCDDR)であり、電池101から電源供給を受けるとともにチャージポンプ110からを液晶駆動用電源の供給を受けるようになっている。112はLCDドライバに接続された液晶パネルであり、チャージポンプ110からの液晶駆動用電源により、LCDドライバ106により点灯/非点灯制御がおこなわれるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例のうち図8に示す抵抗分圧型の場合、液晶駆動用電源となる3種類の電圧を生成するために分圧抵抗を用いるため、分圧抵抗に数十マイクロアンペア以上の電流を流さなければならず、電源に電池を用いて常時表示をおこなう携帯機器などでは、消費電流が多いために電池寿命が早期に完了してしまう問題がある。
【0009】
また図9に示すチャージポンプ型の場合、ポンプアップ動作をおこなうための信号源となる発振回路や電荷をためるためのコンデンサが必要となるために、液晶の駆動電圧の分割数が増えた場合、分割数の増加分だけコンデンサを増やさなければならない。よって昇圧する電圧分割数が増加すると、一番低い電圧から一番高い電圧までの電圧比が大きくなり、スイッチングロスなどにより高い側の電圧が、正確な整数倍とならないという問題がある。また、チャージポンプ方式を用いて安定した電源を供給するためには、シリーズレギュレータ等の電源安定化手段を用いて電源を安定化させた後、この電源をチャージポンプで昇圧しなければならず、回路構成が複雑になってしまう。
【0010】
さらに、チャージポンプ回路を内蔵した液晶ドライバも一部市販されているが、一般的にはチャージポンプ回路を持たない液晶ドライバの方が多く市販されている。よって液晶駆動用の電源を供給するためのチャージポンプICはほとんど市販されておらず、一般的なICを用いて低消費電流の液晶駆動回路を構成することが現実的に難しくなっている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決するために、電池等の電源から供給される電圧を、複数のCMOS回路等で構成された消費電流の非常に少ないシリーズレギュレータ等を用いて、表示素子を時分割駆動するための電源を得るようにすることで、チャージポンプ回路のような複雑な回路を必要とせず、消費電流の少ない表示素子駆動回路を提供することができる。
【0012】
また、電源電圧の範囲内であれば、シリーズレギュレータの出力電圧は安定しており、駆動電圧分割数が増えた場合にも、チャージポンプ方式のように低電圧と高電圧での電圧を正確に整数倍にすることができる。
【0013】
本発明は、表示素子を時分割駆動する駆動回路に複数の電圧を供給するための電源回路であって、前記複数の電圧の各々が、少なくとも2つの入力端子を持ち電源からの電圧を分圧して一定の電圧レベルに保つレギュレータで構成された定電圧回路を経由して出力され、前記複数の定電圧回路は、前記一方の入力端子が前記電源の正極に接続され他方の入力端子が前記電源の負極に接続された第1の定電圧回路と、前記一方の入力端子が前記電源の正極に接続され他方の入力端子が他の定電圧回路の出力に接続された第2の定電圧回路とからなることを特徴とする。
【0014】
さらに本発明は、前記定電圧回路が、降圧型レギュレータであることを特徴とする請求項1に記載の電源回路である。
【0015】
また本発明は、前記定電圧回路が、温度により出力電圧を補正する手段を有することを特徴とする請求項1及至2のいずれかに記載の電源回路である。
【0016】
また本発明は、前記定電圧回路が複数集積された一つのレギュレータICを用いることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の電源回路である。
【0019】
そして前記の電源回路を用いた駆動回路を備えた表示素子、および液晶素子、さらには前記液晶素子の表示データをフィルムに写し込むためのデータ写し込み機能を備えたカメラである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明の実施形態に係わる表示素子用駆動回路の構成を示すブロック図であり、ここでは表示素子として液晶素子を例に取り、消費電力の少ないCMOS回路にて構成されたレギュレータを用いた例を示す。1は電源である電池、2は入力が電池1の正極、VSSが電池36の負極に接続され電池1からの電圧を一定電圧に保つためのCOMS回路にて構成されたレギュレータである。3は入力が電池1の正極、VSSがレギュレータ2の出力に接続されており、電池1からの電圧を一定電圧に保つためのCOMS回路にて構成されたレギュレータであり、同様に4は入力が電池1の正極、VSSがレギュレータ3の出力に接続され、電池1からの電圧を一定電圧に保つためのCOMS回路にて構成されたレギュレータである。
【0022】
ここで、レギュレータ2、3、4はそれぞれ同じ出力電圧を持つレギュレータであり、レギュレータ3のVSSがレギュレータ2の出力に接続されているために、レギュレータ2のVSSを基準とすると、レギュレータ3の出力電圧は、レギュレータ2の出力電圧の2倍となる。さらにレギュレータ4のVSSがレギュレータ3の出力に接続されているために、レギュレータ2のVSSを基準とすると、レギュレータ4の出力電圧は、レギュレータ2の出力電圧の3倍となるようになっている。
【0023】
ここで、具体的な電圧の例を示すと、電池1の電圧を5V、各レギュレータ単体の出力電圧を1.5Vとした場合、レギュレータ2の出力電圧は、1.5V、レギュレータ3の出力電圧は3.0V、レギュレータ4の出力電圧は4.5Vとなるようになっている。
【0024】
次に、5は、電池1を回路の電源とし、レギュレータ2、3、4の出力を液晶駆動用の電源とする液晶ドライバ(LCDDR)であり、レギュレータ2の出力がVL1に、レギュレータ3の出力がVL2に、レギュレータ4の出力がVL3にそれぞれ接続されている。6は液晶ドライバ5に接続された液晶表示素子(液晶パネル)であり、COM0、COM1、COM2のコモン信号とSEG0からSEG21のセグメント信号をコモン電極とセグメント電極より印加する事により時分割信号を出力し、液晶パネル6を駆動する。
【0025】
《レギュレータ回路図》
図2は、レギュレータ2,3,4の内部回路の詳細を説明するための図であり、101は、レギュレータの電源入力端子に接続された電流源、102は電流源101から供給される電流を基に、基準電圧を発生するための基準電圧回路、103はレギュレータの出力端子に一端が接続された抵抗、104は一端が抵抗103に接続され他端がGNDに接続された抵抗、105は負入力が基準電圧回路102の出力に接続され、かつ正入力が抵抗103と抵抗104に接続されたオペアンプである。106は出力電圧制御素子でありソースがコンパレータの電源入力に接続され、かつドレインがレギュレータの出力に接続され、またゲートがオペアンプ105の出力に接続されたPチャンネルMOSFETである。レギュレータの出力電圧を抵抗103,104で分圧した電圧と基準電圧回路の出力電圧とを、オペアンプ105で比較してオペアンプの出力により、PチャンネルMOSFETのゲート電圧を制御する事によって、入力電圧を規定の出力電圧に制御するようになっている。
【0026】
ここで、このレギュレータはCMOS構成で作られており、電圧制御をおこなうPチャンネルMOSFETのゲート電圧を制御することにより出力電圧を制御している。これによってバイポーラ型トランジスタのように電圧制御素子のベース電流が不要になり、電流源の電流を少なくすることができるために、消費電流をごくわずかな量とすることができる。
【0027】
次に、図3は液晶パネルを時分割方式で駆動する際のコモン、セグメント電極に与えられる駆動電圧を示す図であり、液晶ドライバ5から液晶表示素子6に印加される信号波形を示している。なお、ここでは1/3バイアス、1/3DUTY方式を具体的な例として説明する。
【0028】
各セグメント信号(SEG)及びコモン信号(COM)は、液晶の表示状態に従って、レギュレータ2、3、4により生成されたVL1、VL2、VL3及び0Vの電圧が出力される。この時COM0とSEG1が接続された液晶表示部には、ON電圧として図3の”COM0−SEG1”で示す信号が印加され、この実効値電圧が液晶の点灯電圧を超えるために液晶表示が点灯する。さらに、SEG2が接続された液晶表示部には、図3の”COM1−SEG2”で示す信号が印加され、実効値電圧が液晶の点灯電圧よりも低い電圧であるために非点灯状態となるようになっている。
【0029】
《液晶素子を用いたカメラの説明》
次に、図4は前記液晶駆動回路及び液晶表示素子をカメラに応用した例を示したカメラの電気的構成を示すブロック図である。同図において、11はカメラ全体の制御を行うマイクロコンピュータ、12は前記マイクロコンピュータ11に外付け(内蔵でも良い)されたメモリ手段であるところのRAM、13は前記マイクロコンピュータ11に外付け(内蔵でも良い)された不揮発性メモリ手段であるところのEEPROMである。14は前記マイクロコンピュータ11に接続され、オートフォーカスを行うための焦点検出センサ、15は前記マイクロコンピュータ11に接続され、被写体の輝度を測定するための測光回路、16は前記マイクロコンピュータ11に接続され、カメラ本体に着脱可能な交換レンズの内部の電子回路を制御するためのレンズ制御回路である。17は前記レンズ制御回路16に接続され、該レンズ制御回路16からの制御信号にしたがってレンズを制御する電子回路を含む、カメラ本体に着脱可能な交換レンズである。
【0030】
18(SW1)は前記マイクロコンピュータ11に接続され、測光や焦点検出を開始するためのスイッチ、19(SW2)は前記マイクロコンピュータ11に接続され、露光を開始するためのスイッチであり、スイッチSW1とSW2は2段スイッチ構成のレリーズスイッチとなっていて、レリーズスイッチの第1ストロークでスイッチSW1がONし、第2ストロークでスイッチSW1とSW2が共にONするようになっている。
【0031】
20は前記マイクロコンピュータ11に接続され、焦点検出センサ14に具備された複数のAF領域のうち、どれか一つのAF領域を任意に選択するためのAF領域選択スイッチ、21は前記マイクロコンピュータ11に接続され、カメラに設けられた各種設定のためのダイヤルの動作を検出するためのダイヤル検出回路、22は前記ダイヤル検出回路21に接続され、カメラの各種の設定を行うための設定ダイヤルであり、AF領域選択スイッチ20とこのダイヤルにより、任意のAF領域を選んだり、カメラが自動的にAF領域を選択する自動AF領域選択を選んだりすることが出来る。
【0032】
23は不図示のカメラ本体に装填されたフィルム、24は前記マイクロコンピュータ11により制御され、前記フィルム23の位置を検出するためのフィルム検出回路、25は前記フィルム検出回路24により駆動され、前記フィルム23の位置を検出するフォトセンサ、26は前記マイクロコンピュータ11により制御され、フィルム給送用モータ27を駆動して前記フィルム23の巻き上げや巻き戻しをするためのフィルム給送回路である。28は前記マイクロコンピュータ11により制御され、露光のためにシャッタを制御するためのシャッタ制御回路、29は前記シャッタ制御回路28により制御され、露光を行うためのシャッタである。
【0033】
次に、30はマイクロコンピュータ11に接続され、各種情報をLCDに表示するための液晶ドライバであり、図1の5に相当する。31は液晶ドライバ30にLCD駆動用電源を供給するためのLCD用電源回路であり、図1のレギュレータ2、3、4に相当する。32は液晶ドライバ30に接続され、カメラの各種設定状態や動作状態、露出情報などを表示するためのLCDパネルであり、図1のLCD6に相当する。33は、液晶ドライバ30に接続され撮影日時やユーザ設定情報などをフィルム23に写し込むための写し込みLCDであり、同様に図1のLCD6に相当する。34はフィルムに写し込みLCD33に表示された各種情報をフィルムに写し込むためのランプ、35はランプ34を発光させてデータを写し込むための制御をおこなうためのランプ制御回路である。
【0034】
このように、電源である電池から供給された電圧を複数のレギュレータを用いて複数の一定電圧を生成し、この複数の一定電圧を液晶駆動用の電源として、液晶ドライバを経由してLCDを表示させるようになっている。
【0035】
また、1種類のレギュレータを用いて、一つのレギュレータの出力と他の一つのレギュレータのVSSを接続することで、液晶駆動用の異なる電圧を得ることができる。
【0036】
なお、ここまでの説明では、液晶パネルの時分割駆動方式を、1/3バイアス、1/3DUTYで説明したが、レギュレータの数を変えることで、他のバイアスの時分割駆動方式にも使用することができる。
【0037】
さらに、この液晶駆動用電源を用いることでカメラのように電池を電源とした機器でも、消費電流が少なくなり容易に常時表示をおこなうことができる。
【0038】
《第一の参考例》
図5は、本発明の第1の参考形態に係わる表示素子駆動回路の構成を示すブロック図である。36は電源である電池、37は入力が電池36の正極、VSSが電池36の負極に接続され電池36からの電圧を一定電圧に保つためのレギュレータでありここでは、1.5Vの電圧を出力する。38は入力が電池36の正極、VSSが電池36の負極に接続され電池36からの電圧を一定電圧に保つためのレギュレータであり、レギュレータ37の出力電圧の2倍の電圧である3.0Vを出力する。39は入力が電池36の正極、VSSが電池36の負極に接続され電池36からの電圧を一定電圧に保つためのレギュレータであり、レギュレータ37の出力電圧の3倍の電圧である4.5Vを出力するレギュレータである。ここでは、具体的な出力電圧を1.5V、3.0V、4.5Vとしたが、LCDの駆動電圧にあわせて設定する電圧を変更することで駆動電圧の異なるLCDを駆動することができる。
【0039】
次に、40は、電池36を回路の電源とし、レギュレータ37、38、39の出力を液晶駆動用の電源とする液晶ドライバであり、レギュレータ37の出力がVL1に、レギュレータ38の出力がVL2に、レギュレータ39の出力がVL3にそれぞれ接続されている。41は液晶ドライバ40に接続された液晶表示素子であり、COM0、COM1、COM2のコモン信号とSEG0からSEG21のセグメント信号により液晶が駆動される。
【0040】
《複数電圧出力用レギュレータ》
図6は、本発明の第2の参考形態に係わる複数出力端子を有するレギュレータを用いた液晶駆動回路の構成を示すブロック図である。
【0041】
42は電源である電池、43は入力が電池42の正極、VSSが電池42の負極に接続され電池36からの電圧を複数の一定電圧に保つためのレギュレータでありここでは、第一の出力が1.5V、第二の出力が3.0V、第三の出力が4.5Vの複数の電圧を出力する構成となっている。
【0042】
次に、44は、電池42を回路の電源とし、レギュレータ43の複数の出力を液晶駆動用の電源とする液晶ドライバであり、レギュレータ43の第一の出力がVL1に、第二の出力がVL2に、第三の出力がVL3にそれぞれ接続されている。45は液晶ドライバ44に接続された液晶表示素子であり、COM0、COM1、COM2のコモン信号とSEG0からSEG21のセグメント信号により液晶が駆動される。
【0043】
このような構成によって電源回路部分の大きさをコンパクトにすることができる。
【0044】
《1チップ構成の説明》
図7は、上記レギュレータと液晶駆動回路を一体化した本発明の第2の実施形態に係わる液晶駆動回路の構成を示すブロック図である。
【0045】
46は電源である電池、47は液晶駆動用電源を生成するレギュレータと液晶表示装置を駆動するための液晶ドライバ機能を含む集積回路である。この集積回路は1チップ構成でも、マルチチップ構成でもかまわない。
【0046】
48は集積回路47に内蔵された、電源からの電圧を一定電圧に保つためのレギュレータでありここでは、1.5Vの電圧を出力する。49は集積回路入力が電源、VSSがレギュレータ48の出力に接続された電圧を一定電圧に保つためのレギュレータであり、レギュレータ48の出力電圧の2倍の電圧である3.0Vを出力する。50は入力が電源、VSSがレギュレータ49の出力に接続された電圧を一定電圧に保つためのレギュレータであり、レギュレータ48の出力電圧の3倍の電圧である4.5Vを出力するレギュレータである。ここでは、具体的な出力電圧を1.5V、3.0V、4.5Vとしたが、LCDの駆動電圧にあわせて電圧を変更することで駆動電圧の異なるLCDを駆動することができる。51は、集積回路47に内蔵された、レギュレータ48、49、50の出力を液晶駆動用の電源とする液晶ドライバであり、レギュレータ48の出力がVL1に、レギュレータ49の出力がVL2に、レギュレータ50の出力がVL3にそれぞれ接続されている。41は液晶ドライバ40に接続された液晶表示素子であり、COM0、COM1、COM2のコモン信号とSEG0からSEG21のセグメント信号により液晶が駆動される。
【0047】
このように、電源である電池から供給された電圧を複数のレギュレータを用いて複数の一定電圧を生成し、この複数の一定電圧を液晶駆動用の電源として、液晶ドライバを経由してLCDを表示させるようになっている。
【0048】
また、電源である電池から供給された電圧を複数の出力端子を持つレギュレータを用いて複数の一定電圧を生成し、この複数の一定電圧を液晶駆動用の電源として、液晶ドライバを経由してLCDを表示させるようになっている。
【0049】
また、液晶は図10に示すように、環境温度の変化に応じて最適駆動電圧が異なることから、幅広い温度環境で安定したコントラストが得られるように駆動するためには、駆動電圧の温度補償をおこなうことが必要となる。
【0050】
そこで、図11に示すように、レギュレータ内部に温度センサ機能を持たせてレギュレータからの出力電圧を液晶の駆動電圧に沿って、温度補償をおこなうことで液晶パネルに最適な電圧を印加することもできる。このためには温度保障回路内に温度と出力電圧の関係を参照テーブルにして備えておき、温度センサからの出力に応じて電源電圧自体を変化させる方法が有効である。
【0051】
また、また本発明の用いるレギュレータの構造は、消費電流の少ないCMOS回路による構成が一般的であるが、消費電流が少なければ、バイポーラタイプなど他の種類の物を用いてもかまわない。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように、電池等の電源から供給される電圧を、複数のCMOS回路等で構成された消費電流の非常に少ないレギュレータ等を用いて、液晶素子のような表示素子を時分割駆動するための電源を得る方法を提供した。これによってチャージポンプ回路のような複雑な回路を必要とせず、消費電流の少ない液晶駆動回路を提供することができる。
【0053】
さらにシリーズレギュレータと汎用の液晶ドライバのみを用いた簡単な構成でカメラなどの電池を電源とする機器においても、電池寿命を気にすることなく、液晶表示部に常時表示を簡単な回路構成で行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶駆動回路のブロック図
【図2】本発明のレギュレータ回路の内部回路図
【図3】本発明の液晶駆動波形を説明する図
【図4】本発明の液晶駆動回路を利用したカメラのブロック図
【図5】 本発明の第1の参考例の液晶駆動回路のブロック図
【図6】 本発明の第2の参考例の液晶駆動回路のブロック図
【図7】 本発明の第2の実施例の液晶駆動回路のブロック図
【図8】従来の液晶駆動回路のブロック図
【図9】従来の液晶駆動回路のブロック図
【図10】駆動電圧の温度特性を示す図
【図11】温度センサを有するレギュレータの回路図
【符号の説明】
1、36、42、46 電池
2、3、4.37、38、39、43、48、49、50 レギュレータ
5、30、40、44、51 液晶ドライバ
6、41、45、52 液晶表示パネル
5 シンクロ接点
11 マイクロコンピュータ
31 液晶用電源
32 表示用液晶パネル
33 情報写し込み用液晶パネル
34 情報写し込み用ランプ
47 液晶駆動用集積回路
105 オペアンプ
106 出力電圧制御素子であるPチャンネルMOSFET
Claims (7)
- 表示素子を時分割駆動する駆動回路に複数の電圧を供給するための電源回路であって、前記複数の電圧の各々が、少なくとも2つの入力端子を持ち電源からの電圧を分圧して一定の電圧レベルに保つレギュレータで構成された定電圧回路を経由して出力され、前記複数の定電圧回路は、前記一方の入力端子が前記電源の正極に接続され他方の入力端子が前記電源の負極に接続された第1の定電圧回路と、前記一方の入力端子が前記電源の正極に接続され他方の入力端子が他の定電圧回路の出力に接続された第2の定電圧回路とからなることを特徴とする電源回路。
- 前記第1と第2の定電圧回路は、降圧型レギュレータであることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
- 前記第1と第2の定電圧回路は、温度により出力電圧を補正する手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電源回路。
- 前記第1と第2の定電圧回路は、一つのレギュレータICに集積されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電源回路。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電源回路、前記電源回路の出力を駆動用の電源とする駆動回路、および前記駆動回路により駆動される表示素子を備えた表示装置。
- 前記表示素子が液晶素子であることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
- 請求項6に記載の表示装置、前記表示装置の前記液晶素子を照明する光源、及び前記表示装置の表示データをフィルムに写し込むためのデータ写し込み液晶素子を備えたカメラ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002029390A JP3935367B2 (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | 表示素子駆動回路用の電源回路、表示装置及びカメラ |
US10/354,075 US6975314B2 (en) | 2002-02-06 | 2003-01-30 | Power circuit for display driver, display device, and camera |
US11/156,729 US7088357B2 (en) | 2002-02-06 | 2005-06-21 | Power circuit for display driver, display device, and camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002029390A JP3935367B2 (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | 表示素子駆動回路用の電源回路、表示装置及びカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003228314A JP2003228314A (ja) | 2003-08-15 |
JP3935367B2 true JP3935367B2 (ja) | 2007-06-20 |
Family
ID=27750130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002029390A Expired - Fee Related JP3935367B2 (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | 表示素子駆動回路用の電源回路、表示装置及びカメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6975314B2 (ja) |
JP (1) | JP3935367B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040227761A1 (en) * | 2003-05-14 | 2004-11-18 | Pixar | Statistical dynamic modeling method and apparatus |
US20050088395A1 (en) * | 2003-10-28 | 2005-04-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Common Voltage driver circuits and methods providing reduced power consumption for driving flat panel displays |
US7173377B2 (en) * | 2004-05-24 | 2007-02-06 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Light emission device and power supply therefor |
EP1875454B1 (fr) * | 2005-04-27 | 2014-06-11 | Semtech Corporation | Circuit et procede de commande d'affichage a segment a cristaux liquides |
JP2007074029A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-22 | Sharp Corp | 演算増幅回路および電子情報機器 |
KR100871829B1 (ko) * | 2007-06-22 | 2008-12-03 | 삼성전자주식회사 | 적은 면적과 높은 효율을 갖는 공통 전압 발생기 및 그방법 |
US20100001943A1 (en) * | 2008-07-07 | 2010-01-07 | Himax Display, Inc. | Heating system for display panel and display panel using the same |
US10141844B2 (en) * | 2013-07-16 | 2018-11-27 | Lion Semiconductor Inc. | Reconfigurable power regulator |
EP3321923A1 (en) | 2016-11-09 | 2018-05-16 | The Swatch Group Research and Development Ltd | Low power lcd driver circuit |
KR102539153B1 (ko) * | 2016-12-05 | 2023-06-01 | 삼성디스플레이 주식회사 | 표시 장치 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3071642D1 (en) * | 1979-12-19 | 1986-07-24 | Seiko Epson Corp | A voltage regulator for a liquid crystal display |
US5113210A (en) | 1989-05-10 | 1992-05-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera with power zoom function and interchangeable lens with power zoom function |
US5231437A (en) | 1989-05-10 | 1993-07-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera with power zoom function and interchangeable lens with power zoom function |
US5444597A (en) * | 1993-01-15 | 1995-08-22 | Blake; Julian G. | Wafer release method and apparatus |
US5402042A (en) * | 1993-11-09 | 1995-03-28 | Delco Electronics Corporation | Method and apparatus for vacuum fluorescent display power supply |
US5469026A (en) * | 1993-11-09 | 1995-11-21 | Delco Electronics Corporation | Method and apparatus for VF tube power supply |
US5675352A (en) * | 1995-09-07 | 1997-10-07 | Lucent Technologies Inc. | Liquid crystal display driver |
US6160591A (en) * | 1997-09-19 | 2000-12-12 | Sony Corporation | Apparatus and method of providing switching frequency synchronization |
-
2002
- 2002-02-06 JP JP2002029390A patent/JP3935367B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-01-30 US US10/354,075 patent/US6975314B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-06-21 US US11/156,729 patent/US7088357B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20050237290A1 (en) | 2005-10-27 |
US20030184540A1 (en) | 2003-10-02 |
JP2003228314A (ja) | 2003-08-15 |
US6975314B2 (en) | 2005-12-13 |
US7088357B2 (en) | 2006-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7088357B2 (en) | Power circuit for display driver, display device, and camera | |
TWI577121B (zh) | 發光元件驅動電路、發光裝置、顯示裝置、及發光控制方法 | |
US7227517B2 (en) | Electronic device driving method, electronic device, semiconductor integrated circuit, and electronic apparatus | |
US9815401B2 (en) | Apparatus for driving light emitting device | |
CN111445869B (zh) | 一种亮度控制装置及其控制方法、显示面板 | |
JP3284128B1 (ja) | 携帯型機器における表示装置の照明用led素子駆動回路 | |
US20080204121A1 (en) | Voltage generating circuit having charge pump and liquid crystal display using same | |
JP3398734B2 (ja) | 液晶バックライト駆動用インバータ回路 | |
TW200822030A (en) | New integrated DC/DC converter applied to LCD | |
US20070132749A1 (en) | Systems for controlling brightness of displayed images | |
US7655890B2 (en) | Light sensor, display apparatus including the same, and control method thereof | |
KR100888782B1 (ko) | 발광 장치의 시각 향상 제어를 위한 방법 및 장치 | |
CN113053326B (zh) | 背光驱动电路及显示装置 | |
US7333142B2 (en) | Power supply apparatus and actuator control apparatus | |
KR100557362B1 (ko) | 전원 회로 | |
US8300041B2 (en) | LCD display and backlight apparatus and driving method thereof | |
KR101362957B1 (ko) | 액정표시장치 및 그의 구동 방법 | |
JP2519914B2 (ja) | カメラ | |
JP2519957B2 (ja) | カメラ | |
JP4758062B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2000200070A (ja) | 表示装置 | |
JPH11272221A (ja) | マイクロコンピュータ | |
JPH0422337Y2 (ja) | ||
JP2000321642A (ja) | 電源装置 | |
KR20010056031A (ko) | 액정표시소자의 구동수단 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061121 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070313 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070319 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140330 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |