JP3934598B2 - 光ファイバのスプライス損失を低減するためのシステムと方法 - Google Patents

光ファイバのスプライス損失を低減するためのシステムと方法 Download PDF

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Description

本発明は一般に光ファイバの分野における改善に関し、さらに詳細には光ファイバのスプライス損失を低減するためのシステムおよび方法の有利な態様に関する。
光ファイバ伝送回線は通常2つ以上のタイプのファイバを含む。たとえば、所望の全体的な分散特性を達成するために、急峻に負の分散勾配を有する逆分散ファイバ(IDF)を、正の分散勾配を有する他のタイプのファイバにスプライスすることができる。しかし、IDFは典型的に比較的小さなモード場直径を有するのに対し、超大実効断面積Super Large Area,SLA)ファイバなどの他のタイプのファイバはIDFのモード場直径よりかなり大きなモード場直径を有する。もし2つのファイバが互いに直接スプライスされれば、モード場直径におけるこの不整合は許容できないほど大量のスプライス損失を招くことがある。
異なるモード場直径を有する第1と第2のファイバとの間のスプライス損失を低減するために開発されている1つの技術は、中間的なモード場直径を有するブリッジ・ファイバの使用である。第1のファイバを第2のファイバに直接スプライスする代わりに、第1のファイバはブリッジ・ファイバの第1の端部にスプライスされ、第2のファイバはブリッジ・ファイバの第2の端部にスプライスされる。第1のファイバ、第2のファイバ、および、ブリッジ・ファイバのそれぞれの特性によっては、ブリッジ・ファイバを使用する総スプライス損失が、第1のファイバが第2のファイバに直接スプライスされる時にもたらされるスプライス損失より有意に小さくなることが可能である。ブリッジ・ファイバ技術は、たとえばEuropean Conference on Optical Communication、1996のEdvold,B.およびGruner−Nielsen,L.による「New Technique for Reducing the Splice Loss to Dispersion Compensating Fiber」に記載されている。
European Conference on Optical Communication、1996のEdvold,B.およびGruner−Nielsen,L.による「New Technique for Reducing the Splice Loss to Dispersion Compensating Fiber」
しかし、現在使用されているブリッジ・ファイバおよびブリッジ・ファイバ技術に関して、いくつかの問題が生じている。たとえば、現在の慣行下では、ブリッジ・ファイバの通常の長さは2メートル以上である。通常の光ケーブルが、各々が独立したブリッジ・ファイバにスプライスされる10数本の別個のファイバを含むことがあるため、2メートルのブリッジ・ファイバを使用すると、特に現場において、ブリッジ・ファイバを標準的なスプライス・ケースに収める際に問題となる。加えて、現在使用されているブリッジ・ファイバおよびブリッジ・ファイバ技術でもスプライス損失を大幅に低減できるものの、スプライス損失をさらに低減するための方法についての研究も進んでいる。
本発明の各態様は、異なるモード場直径を有する第1のファイバと第2のファイバを一緒にスプライスさせるための超短尺ブリッジ・ファイバを使用することによって、スプライス損失を低減するための技術を提供する。超短尺ブリッジ・ファイバは第1および第2のファイバのモード場直径の間の中間的なモード場直径を有する。本発明の一態様による方法において、超短尺ブリッジ・ファイバの第1の端部は第1のスプライス点において第1のファイバのリード端部にスプライスされる。続いて、ブリッジ・ファイバは第1のスプライス点からの所定の距離において劈開される。続いて、第2のファイバのリード端部が第2のスプライス点においてブリッジ・ファイバの劈開された端部にスプライスされる。続いて、ブリッジ・ファイバおよび第1および第2のスプライス点を覆う単一の保護添え材が取り付けられる。
本発明のさらなる特徴および長所は以下の詳細な説明および添付の図面を参照することによって明らかになる。
本発明は、異なるモード場直径を有する2つのファイバ間のスプライス損失を低減するための改善された技術を提供する。本発明の一態様によれば、スプライス損失は2つのファイバを接続するための超短尺ブリッジ・ファイバを使用することによって低減される。本明細書で使用されるように、用語「超短尺ブリッジ・ファイバ」とは、スプライスされたファイバを包装する目的のために、第1のファイバとブリッジ・ファイバとの間のスプライス、および、ブリッジ・ファイバと第2のファイバとの間のスプライスが単一のスプライスとして扱うことができるように十分に短いブリッジ・ファイバを一般に指す。
本発明の理解のための状況を提供するために、先ず、従来技術の簡単な検討を行う。図1は、縮尺を合わせては描かれていない従来技術による例示的な光伝送回線10を示す。伝送回線10は第1のファイバ12、第2のファイバ14、および、ブリッジ・ファイバ16を含む。ブリッジ・ファイバ16の第1の端部は第1のスプライス点18において第1のファイバ12のリード端部にスプライスされている。ブリッジ・ファイバ16の第2の端部は第2のスプライス点20において第2のファイバ14のリード端部にスプライスされている。ブリッジ・ファイバ16は典型的に2メートル以上の長さを有する。
現在の1つの応用例において、たとえば、第1のファイバ12はOFS Fitel Super Large Area Fiber(SLA)であり、第2のファイバはOFS Fitel Inverse Dispersion Fiber(IDF)であり、ブリッジ・ファイバ16はOFS Fitel True Wave Fiberである。このスプライスの組合せは海底の環境下で使用されている。この特定の環境の要求のため、ブリッジ・ファイバ16の長さは約25.0メートルである。一旦2つのスプライス18および20が行われれば、個々のスプライス領域は、スプライス18および20が有害な動作環境に対して十分に強く、かつ、保護されることを保証するために再コーティングされる。スプライスされたファイバを再コーティングすることを含めて、高強度のスプライスを作ることの必要性のために、これらのスプライスは、典型的に工場において行われなければならない。
図2は第1のファイバ12、第2のファイバ14、および、ブリッジ・ファイバ16のそれぞれのモード場を説明する図を示す。図2に示すように、第1のファイバのモード場32は比較的大きな直径を有し、第2のファイバのモード場34は比較的小さな直径を有し、ブリッジ・ファイバのモード場36は、第1のファイバのモード場32の直径より小さく、第2のファイバのモード場34の直径より大きい中間的な直径を有する。
図2にさらに説明するように、第1のファイバのモード場32とブリッジ・ファイバのモード場36との間には第1の遷移領域38が、および、ブリッジ・ファイバのモード場36と第2のファイバのモード場34との間には第2の遷移領域40がある。2つの遷移領域38および40の各々に関連して、特定の量のスプライス損失がある。しかし、2つの遷移領域38および40のスプライス損失の合計は、もしブリッジ・ファイバ16を使用することなく、第1のファイバ12が第2のファイバ14に直接スプライスされたならもたらされるであろうスプライス損失より小さい。
上述したように、ブリッジ・ファイバは一般に工場で取り付けられる。しかし、現場でブリッジ・ファイバを取り付けられることが望ましい。工場の外で1対の光ファイバ間の直接のスプライスを行い、包装するための技術が開発されている。しかし、ブリッジ・ファイバが使用される典型的な現在のスプライスの組合せにおいて、これらの技術を使用することは現実的ではない。
図3は、1対の光ファイバ間の直接スプライスを包装するための従来技術による技術を実現する光伝送回線50を示す図である。光伝送回線50は、第1の光ケーブル52および第2の光ケーブル54を含む。光ケーブル52および54の各々は、複数の独立した光ファイバを含む。例示の目的のため、単一のファイバ56および58は第1および第2のケーブル52および54からそれぞれ延ばして示す。第1および第2のファイバ56および58は、Xで示すスプライス点60において一緒にスプライスされ、スプライス点60は保護用添え材62によって覆われている。添え材62を取り付けた後、露出されたファイバ56および58は、ファイバ56および58に対するいかなる鋭い曲げまたは他の応力も回避するよう注意しながら、スプライス点60および保護用添え材62を含めて、スプライス・ケース64の内側に巻かれ、収められる。
図1に示すスプライスの組合せなどの従来技術によるブリッジ・ファイバを含むスプライスの組合せのために、図3に示す構成を使用することは現実的ではない。上記に検討したように、従来技術によるブリッジ・ファイバは、ブリッジ・ファイバの各端部に1つの2つのスプライスを典型的に必要とする。図3に示す構成は2つの保護用添え材62、すなわち、第1のファイバ56とブリッジ・ファイバとの間のスプライスを保護するための第1の添え材およびブリッジ・ファイバと第2のファイバ58との間のスプライスを保護するための第2の添え材を必要とする。しかし、光ケーブルは10数本の独立したファイバを含むことができる。現在利用可能なスプライス・ケースは、倍の数の保護用添え材62を収容するのに十分大きくはない。
図4は本発明の一態様による光ファイバ伝送回線70の図である。伝送回線は、約1ミリメートルの長さを有する超短尺ブリッジ・ファイバ(USBF)76によって互いに接続される第1のファイバ72および第2のファイバ74を含む。第1のファイバ72のリード端部は第1のスプライス点78においてUSBF76の第1の端部にスプライスされ、第2のファイバ76のリード端部は第2のスプライス点80においてUSBF76の第2の端部にスプライスされている。第1および第2のスプライス点78および80が1mmしか離れていないため、単一の添え材82は双方のスプライス点78および80を覆うために使用される。
図5は第1のファイバ72、第2のファイバ74、および、USBF76のそれぞれのモード場の図である。図5に示すように、第1のファイバのモード場92は比較的大きな直径を有し、第2のファイバのモード場94は比較的小さな直径を有し、USBFのモード場96は、第1のファイバのモード場92の直径より小さく、第2のファイバのモード場94の直径より大きい中間的な直径を有する。
図5にさらに示すように、第1のファイバのモード場92とUSBFのモード場96との間には第1の遷移領域98が、および、USBFモード場96と第2のファイバのモード場94との間には第2の遷移領域100がある。各遷移領域98および100は、それらに関連して、特定の量のスプライス損失を有する。しかし、2つの領域98および100からのスプライス損失の合計は、もしUSBF96を使用して第1のファイバ92が第2のファイバ94に直接スプライスされたならもたらされたであろうスプライス損失より小さい。以下に述べるように、USBF96を使用することは、図1に示すブリッジ・ファイバ16などの従来技術のブリッジ・ファイバを使用して達成されるスプライス損失の低減より大きなスプライス損失の低減を典型的にもたらすことが観察されている。
図6は本発明のさらなる態様による他の光ファイバ伝送回線110を示す図である。伝送回線110は第1の光ケーブル112および第2の光ケーブル114を含む。各ケーブルは複数の独立したファイバを含む。例示の目的のために、単一のファイバ116および118はそれぞれ第1のケーブル112および第2のケーブル114から延ばして示す。
第1および第2のファイバ116および118は、1対のX’で示す第1および第2のスプライス点122および124において、それらの間でスプライスされているUSBF120によって接続されている。第1および第2のスプライス点122および124は単一の保護用添え材126によって覆われている。第1および第2のファイバ116および118、USBF120、第1および第2のスプライス点122および124、および、保護用添え材126は、スプライス・ケース128の内部に収められている。
図6に示すように、USBF120および単一の保護用添え材126の使用は、2つのファイバ間の直接のスプライスとほぼ同じ大きさのブリッジ・ファイバ・アセンブリを作り出す。したがって、USBF120を使用することは、比較的大きな数のブリッジ・スプライスが標準的なスプライス・ケース126内にゆったりと収まることを可能にし、したがって、現在利用可能な現場用スプライス設備を使用して、ブリッジ・ファイバが現場で取り付けられることを容易にする。
図7乃至14は、本発明の一態様によるUSBF技術を説明する一連の図である。図7において、第1のファイバ130およびブリッジ・ファイバ132がスプライスのために準備されている。これらの準備は、適切なスプライス用表面を提供するために、各ファイバ130および132の端部を剥き出しにし、劈開することを含む。図8において、スプライス点134において第1のファイバ130とブリッジ・ファイバ132とを一緒にスプライスするために、融合スプライス技術が使用される。図7乃至14において、本発明の精神から逸脱することなく、第1のファイバ130または第2のファイバ138のいずれかが、より大きな直径のモード場またはより小さな直径のモード場を備えたファイバとすることができることは理解されよう。
図9において、ブリッジ・ファイバ132は、スプライス点134から所定の距離離れた点136において劈開される。上述のように、スプライス点134と劈開点136との間の適切な距離が約1ミリメートルであることが決定されている。図10は、ブリッジ・ファイバ132が劈開された後の第1のファイバ130およびUSBG132を示す図である。
ブリッジ・ファイバ132がこのような短い長さに劈開されるため、ブリッジ・ファイバ132の第2の端部は既に剥き出しにされていることに注意されたい。したがって、超短尺ファイバの使用はスプライス工程におけるこの点において多少の時間を節約する。
図11において、第2のファイバ138は、ファイバ138のリード端部を剥き出しにして劈開することによって、スプライスのために準備されている。図11に示すように、チューブ状保護用添え材140は第2のファイバ138を覆って滑動されている。第1のファイバ130およびブリッジ・ファイバ132を覆って添え材140を滑動させることも可能である。本発明の精神から逸脱することなく、他のタイプの添え材140を使用することも可能である。添え材140は熱収縮性材料で作成される。熱収縮される前に、添え材140は、スプライスされるファイバを覆ってそれが容易に滑動することを可能にするのに十分大きな内径を有する。
図12において、第2のファイバ138のリード端部は第2のスプライス点142においてブリッジ・ファイバ132の第2の端部にスプライスされる。図13において、保護用添え材は2つのスプライス点132および142、および、USBF132を覆って所定の位置に滑動されている。図14において、熱風ノズルなどの適切な熱源からの熱が保護用添え材に印加されており、2つのスプライス点132および142、および、USBF132の周囲にこれを収縮させている。
図15は本発明の一態様による方法150のフローチャートを示す。工程152において、第1のファイバのリード端部およびブリッジ・ファイバの第1の端部がスプライスのために準備されている。上述のように、この準備は、ファイバ端部を剥き出しにし、劈開させることを含む。上記にさらに検討したように、第1のファイバは、より大きなモード場直径またはより小さなモード場直径を備えたファイバのいずれかとすることができる。
工程154において、第1のスプライス点において第1のファイバのリード端部およびブリッジ・ファイバの第1の端部をスプライスするために、融合スプライス技術などの適切なスプライス技術が使用される。工程156において、ブリッジ・ファイバは、第1のスプライス点から所定の距離離れた点において劈開される。上記に検討したように、適切な所定の距離は約1mmである。工程158において、ブリッジ・ファイバの劈開された端部にスプライスするために、第2のファイバのリード端部が準備されている。上記に検討したように、第2のファイバのリード端部の準備は第2のファイバを剥き出しにし、劈開させることを含む。加えて、熱収縮性保護用添え材は、第2のファイバ端部または劈開されたブリッジ・ファイバおよび第1のファイバのいずれかを覆って滑動することができる。
工程160において、第2のファイバのリード端部は、第2のスプライス点においてブリッジ・ファイバの劈開された端部にスプライスされる。工程162において、保護用添え材は第1および第2のスプライス点を覆って取り付けられる。上記に検討したように、もし熱収縮性添え材が使用されたなら、これは、これが第1および第2のスプライス点を覆う位置にこれを滑動させることによって取り付けられ、続いて、添え材が第1および第2のスプライス点を覆ってぴったり合うように、これを収縮させるためにこれを加熱する。
上記に述べたように、スプライスされたファイバのより効率的な収容を見越すことに加えて、USBFの使用が、2メートルのブリッジ・ファイバを使用して得られるスプライス損失に比較して、スプライス損失の有意な低下をもたらすことが見出されている。
図16は第1および第2のサンプルの光ファイバ伝送回線についての測定スプライス損失を比較するグラフ170を示す。2つのサンプルの伝送回線の各々はOFS Fitel Super Large Area(SLA)ファイバ、ブリッジ・ファイバにOFS Fitel True Waveファイバ、および、第2のファイバにOFS Fitel Inverse Dispersion Fiber(IDF)を使用して構築された。IDFは多くの異なる傾きを有して市販されている。本実施例において使用されたIDFは、SLAファイバの傾きの2倍急峻な負の傾きを有し、したがって、IDFx2と呼ばれる。スプライスを行うために、Alcoa−Fujikura GSM−40Sフィールド・スプライサが使用された。PS−02フィールド・ストリッパが使用され、CT−03フィールド・クリーバが使用された。
SLAファイバは約12ミクロンのモード場直径を有する。IDFx2ファイバは、約6ミクロンのモード場直径を有する。True Waveファイバは約9ミクロンのモード場直径を有する。
各サンプル伝送回線は、先ず2メートルのブリッジ・ファイバで構築された。続いて、スプライス損失は、光時間領域反射率計(OTDR)の測定を行うためのGN Model 8000、および、スペクトル減衰の測定を行うためのPK Model 220を使用して測定された。OTDR測定は1,550nmおよび1,625nmで行われた。スペクトル減衰測定は1,500nmから1,650nmに、5nmのステップを使用して行われた。
試験の後、各サンプル伝送回線のブリッジ・ファイバは、超短尺ブリッジ・ファイバを作成するためにスプライス点の近くで劈開された。続いて、ブリッジ・ファイバの残りは切り離され、ファイバは一緒に再スプライスされた。続いて、各サンプル伝送回線は、1,550および1,625nmで行われたOTDR、および、5nmのステップを使用して1,500nmから1650nmに行われたスペクトル減衰測定を使用して、スプライス損失について第2回目の試験を行った。
図16において、白抜きの菱形172は、2メートルのブリッジ・ファイバを有するサンプル番号1についての1,550nmおよび1,625nmにおけるOTDRの測定値を表す。白抜きの三角形174は、USBFを有するサンプル番号1についての対応するOTDRの測定値を表す。黒塗りの菱形176は、2メートルのブリッジ・ファイバを有するサンプル番号1についての1,500nmから1,650nmまでのスペクトル減衰の測定値を表す。黒塗りの三角形178は、USBFを有するサンプル番号1についての対応するスペクトル減衰の測定値を表す。
さらに、図16において、白抜きの四角形180は、2メートルのブリッジ・ファイバを有するサンプル番号2についての1,550nmおよび1,625nmにおけるOTDRの測定値を表す。白抜きの丸182は、USBFを有するサンプル番号2についての対応するOTDRの測定値を表す。黒塗りの四角形184は、2メートルのブリッジ・ファイバを有するサンプル番号2についての1,500nmから1,650nmまでのスペクトル減衰の測定値を表す。黒塗りの丸186は、USBFを有するサンプル番号2についての対応するスペクトル減衰の測定値を表す。図16に示すように、USBFの使用は、2メートルのブリッジ・ファイバを使用することと比較してスプライス損失の低減をもたらす。
図17は、生産のパラメータが変化されている多くの試行における測定スプライス損失を比較する1対の表200および220を示す。上段の表200は、USBFを有するサンプルの伝送回線における測定スプライス損失を示し、下段の表220は、より大きなモード場直径のファイバがより小さなモード場直径のファイバにスプライスされたサンプル伝送回線における測定スプライス損失を示す。より大きなモード場直径のファイバはタイプDP超大実効断面積(SLA)ファイバであり、USBFはタイプDLのブリッジ・ファイバであった。より小さなモード場直径のファイバは、いくつかの場合で、タイプDV逆分散ファイバ(IDFx2)であった。他の場合では、タイプDW IDFx2が使用された。
表200および220に示すように、パラメータは、スプライサの製造者、スプライサのモデル、スプライサの使用方法、および、ファイバのタイプを含む。表は、1550nmにおいて最良の測定スプライス損失を示す。生産のパラメータおよび技術における他の変化は、「コメント」欄に述べられている。
図17に示す表200および20から、多くの場合において、USBFの使用が、第1のファイバを直接第2のファイバにスプライスすることに比較してスプライス損失における有意な低減を産み出すことができることが分かる。さらに、USBFが、双方のスプライスを行うことを含めて、約7分間で作成できることが見出された。
上記の説明は当業者が本発明を実施することを可能にする詳細を含む一方、この説明が例示的な性質であること、および、本発明の多くの変更および改変が、これらの教示の恩恵を得る当業者には明らかとなることが認識されるべきである。したがって、本明細書においては、本発明が唯一本明細書に付属の特許請求の範囲によって定義されること、および、特許請求の範囲は従来技術によって許容される限り広く解釈されることが意図されている。
従来技術による光ファイバ伝送回線を示す図である。 図1に示す光ファイバ伝送回線のファイバの個々のモード場を説明する図である。 2つのファイバ間の直接スプライスを包装するための従来技術による技術を説明する図である。 本発明の一態様による光ファイバ伝送回線を示す図である。 図4に示す伝送回線の光ファイバの個々のモード場を説明する図である。 超短尺ブリッジ・ファイバを含むスプライスの組合せを包装するための本発明による技術を説明する図である。 超短尺ブリッジ・ファイバを有する光ファイバ伝送回線を構築するための本発明の一態様による技術を説明する図である。 超短尺ブリッジ・ファイバを有する光ファイバ伝送回線を構築するための本発明の一態様による技術を説明する図である。 超短尺ブリッジ・ファイバを有する光ファイバ伝送回線を構築するための本発明の一態様による技術を説明する図である。 超短尺ブリッジ・ファイバを有する光ファイバ伝送回線を構築するための本発明の一態様による技術を説明する図である。 超短尺ブリッジ・ファイバを有する光ファイバ伝送回線を構築するための本発明の一態様による技術を説明する図である。 超短尺ブリッジ・ファイバを有する光ファイバ伝送回線を構築するための本発明の一態様による技術を説明する図である。 超短尺ブリッジ・ファイバを有する光ファイバ伝送回線を構築するための本発明の一態様による技術を説明する図である。 超短尺ブリッジ・ファイバを有する光ファイバ伝送回線を構築するための本発明の一態様による技術を説明する図である。 超短尺ブリッジ・ファイバを有する光ファイバ伝送回線を構築するための本発明のさらなる態様による方法のフローチャートである。 2メートルのブリッジ・ファイバを使用することがもたらすスプライス損失と超短尺ブリッジ・ファイバを使用することがもたらすスプライス損失とを比較するグラフである。 超短尺ブリッジ・ファイバを使用することがもたらすスプライス損失と超大実効断面積(SLA)ファイバを直接逆分散ファイバ(IDFx2)にスプライスすることがもたらすスプライス損失とを比較する表である。

Claims (9)

  1. 異なるモード場直径を有する第1のファイバおよび第2のファイバから光ファイバ伝送路を製造するための方法であって、中間的なモード場直径を有するブリッジ・ファイバを用意する工程と、第1のスプライス点において前記ブリッジ・ファイバの第1の端部を前記第1のファイバのリード端部にスプライスする工程と、第2のスプライス点において前記ブリッジ・ファイバの第2の端部を前記第2のファイバのリード端部にスプライスする工程とからなる方法であり
    (a前記第1のスプライス点において前記ブリッジファイバの前記第1の端部を前記第1のファイバの前記リード端部にスプライスした後、超短尺のブリッジ・ファイバを残すために、前記第1のスプライスの近くで前記ブリッジ・ファイバを劈開する工程と、
    )前記第2のファイバの前記リード端部を前記第2のスプライス点において前記超短尺のブリッジ・ファイバの前記劈開された端部にスプライスする工程、および、
    )単一の保護用添え材を、前記第1のスプライス及び前記第2のスプライス点を覆って取り付ける工程とを含む方法。
  2. 前記工程()の後に、
    )前記第1のスプライス点、前記第2のスプライス点および前記保護用添え材を含めて、前記ブリッジ・ファイバをスプライス・ケースの内部に収容する工程をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記ブリッジ・ファイバの第1の端部を前記第1のファイバのリード端部にスプライスするに、
    スプライスをするために前記第1のファイバの前記リード端部を準備する工程をさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. スプライスをするために前記第1のファイバの前記リード端部を準備する前記工程が、前記第1のファイバの前記リード端部を剥き出しにし、劈開させる工程を含む請求項3に記載の方法。
  5. 前記ブリッジ・ファイバの第2の端部を前記第2のファイバのリード端部にスプライスするに、
    スプライスをするために前記第2のファイバの前記リード端部を準備する工程をさらに含む請求項1に記載の方法。
  6. スプライスをするために前記第2のファイバの前記第2の端部のリード端部を準備する前記工程が、前記第2のファイバの前記リード端部を剥き出しにし、劈開させる工程を含む請求項5に記載の方法。
  7. 前記単一の保護用添え材は熱収縮性を有し、前記方法が、前記ブリッジ・ファイバ、前記第1のスプライスおよび前記第2のスプライスを覆って、前記単一の熱収縮性保護用添え材を滑動させ、続いて、前記ブリッジ・ファイバ、前記第1のスプライスおよび前記第2のスプライスの周囲に前記添え材を収縮させるために、前記添え材に熱を印加する工程をさらに含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のファイバが約12ミクロンのモード場直径を有する光ファイバであり、前記第2のファイバが約6ミクロンのモード場直径を有する逆分散ファイバである請求項1に記載の方法。
  9. 前記ブリッジ・ファイバが約9ミクロンのモード場直径を有する光ファイバである請求項8に記載の方法。

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