JP3932460B1 - 箸の補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の箸補助具の下記欠点を改善すること。
1)箸同士の噛み合いずれと耐久性 2)使いやすさと安定性 3)安全性
【解決手段】上記(1)に対してケース内に箸保持体を収める事で回動時ケースでも矯正できる。上記(2)に対して箸の動きが直接手に伝わらないように、回動する箸保持体をケース内に収める。更にケースで片方を固定し、手の平でケースを挟み込むようになるので安定性と使い勝手を両立できる。上記(3)に対して箸を開く方向へ付勢回動する動力は片方の箸保持体の内部に埋め込まれたバネで行うが直接他方の箸保持対を付勢せずプッシュロッドをバネの先端に取り付け前記箸保持体を付勢させる。これによりバネの破損や脱落を防ぐ。ケース内に収められている為更に脱落しにくい
【選択図】図4
1)箸同士の噛み合いずれと耐久性 2)使いやすさと安定性 3)安全性
【解決手段】上記(1)に対してケース内に箸保持体を収める事で回動時ケースでも矯正できる。上記(2)に対して箸の動きが直接手に伝わらないように、回動する箸保持体をケース内に収める。更にケースで片方を固定し、手の平でケースを挟み込むようになるので安定性と使い勝手を両立できる。上記(3)に対して箸を開く方向へ付勢回動する動力は片方の箸保持体の内部に埋め込まれたバネで行うが直接他方の箸保持対を付勢せずプッシュロッドをバネの先端に取り付け前記箸保持体を付勢させる。これによりバネの破損や脱落を防ぐ。ケース内に収められている為更に脱落しにくい
【選択図】図4
Description
本発明は、箸を自由に使えない方でも簡単に箸を使えるようにする補助具に関する。
箸の補助具に関して、一対の箸の間に支点を設け、ばね力によって箸が開く方向又は閉じる方向に付勢するものが考案されている。
実開昭54−50781
実開昭55−16676
本発明は、従来の箸補助具の以下の欠点を解決しようとするものである。
1)精度−−従来考案されたものは箸の動きを支点だけで規制する構造なので、箸先のずれを矯正することが難しく、又使用による摩耗等により精度が劣化するおそれがある。
2)使いやすさ−−従来のものは指で2本の箸を上手に保持する必要がある。
3)安全性−−従来のものは金属製部品の露出部分が多く、金属が他の部分を削ったり金属同士が擦れたりして発生した摩耗粉や破損部品の落下によって異物が食品へ混入するおそれがある。
1)精度−−従来考案されたものは箸の動きを支点だけで規制する構造なので、箸先のずれを矯正することが難しく、又使用による摩耗等により精度が劣化するおそれがある。
2)使いやすさ−−従来のものは指で2本の箸を上手に保持する必要がある。
3)安全性−−従来のものは金属製部品の露出部分が多く、金属が他の部分を削ったり金属同士が擦れたりして発生した摩耗粉や破損部品の落下によって異物が食品へ混入するおそれがある。
上記課題に対して、それぞれ以下の手段で解決した。
1)精度−−本発明では、2個の箸保持体の重ね合わせる部分の厚みをできるだけ厚くすると共に支軸周りの摺動面を広く取るために凹凸状に深く噛み合わせた。
更に箸保持体をケースに収納し、回動方向と直角にずれが生じないようにガイドした。
また、箸挿入用の穴より箸の太さが細くても、くさび状の部品を適切に選んで箸と一緒に挿入することにより任意の場所に固定することができ、箸先を揃える調節もできる。
更に箸保持体をケースに収納し、回動方向と直角にずれが生じないようにガイドした。
また、箸挿入用の穴より箸の太さが細くても、くさび状の部品を適切に選んで箸と一緒に挿入することにより任意の場所に固定することができ、箸先を揃える調節もできる。
2)使いやすさ−−通常に箸を使用しているときは、箸と指が一体となっているので2本の箸に触れながら動かしても手の中で摺動することはないが、支点が固定された補助具で2本の箸に触れながら動かすと、手の中で箸が摺動し、安定性が悪く指が疲れる。
本発明では、箸保持体をケース内に収納して、箸と箸保持体の動きが直接指に伝わらないようにしたことにより、安定して使用可能となり指が疲れ難くなった。
本発明では、箸保持体をケース内に収納して、箸と箸保持体の動きが直接指に伝わらないようにしたことにより、安定して使用可能となり指が疲れ難くなった。
3)安全性−−本発明では、金属製のコイルばねを箸保持具に埋め込み、プッシュロッドを介して他の箸保持体を押すようにし、さらに箸保持体をケースに収納しているので、摩耗粉や破損部品が食品に混入する危険性を低減できた。
特別な訓練をしなくても簡単に使え、安全でかつ疲れない箸補助具である。
箸及び、構成部品を簡単に分解して洗浄することができるので、清潔である。
箸及び、構成部品を簡単に分解して洗浄することができるので、清潔である。
外国人旅行者や箸を使い慣れていない方が容易に箸を使った日本文化に触れることができる。
観光で来日する方は特に飛行機の機内食から誰でも使える補助器具を装着した箸で食事ができれば、その時点から日本の文化に触れることができ以後の観光に思いを膨らませて頂ける。
また、箸をおみやげとして購入するきっかけにもなりえる。
観光で来日する方は特に飛行機の機内食から誰でも使える補助器具を装着した箸で食事ができれば、その時点から日本の文化に触れることができ以後の観光に思いを膨らませて頂ける。
また、箸をおみやげとして購入するきっかけにもなりえる。
図1〜図3を用いて本発明の最良の形態について説明する。
図1は本発明による箸補助具の平面図(図2のA−A断面図)であり、図2は同正面図(図1のB−B断面図)である。
固定側の箸保持体1と可動側の箸保持体2は、重なり部9で凹凸状に嵌合しており、支軸となるねじ5が箸保持体1と箸保持体2を貫通して通り、箸保持体1に固定されている。
図1は本発明による箸補助具の平面図(図2のA−A断面図)であり、図2は同正面図(図1のB−B断面図)である。
固定側の箸保持体1と可動側の箸保持体2は、重なり部9で凹凸状に嵌合しており、支軸となるねじ5が箸保持体1と箸保持体2を貫通して通り、箸保持体1に固定されている。
固定側の箸保持体1にコイルばね6とプッシュロッド7を挿入できる座グリ8があり、コイルばね6はプッシュロッド7を介して可動側の箸保持体2を、図1で時計方向に回動するように押している。
箸保持体1、2には前記支軸5と直角方向にそれぞれ1個ずつ箸を挿入するための穴3と穴4がある。
箸保持体1、2の支軸5方向の厚さ寸法aは両端保持体で同一であり、支軸となるねじ5で両箸保持体を組立てた状態でも同じ厚さ寸法aを保つようになっている。
箸保持体1、2の支軸5方向の厚さ寸法aは両端保持体で同一であり、支軸となるねじ5で両箸保持体を組立てた状態でも同じ厚さ寸法aを保つようになっている。
箸保持体1、2を収納するためのケース20は、対向する平行な内面の距離bがaより僅かに(0.1mm程度)大きくなっており、箸保持体1、2を組立てた状態でケース20内に収納し、突起とノッチ10により箸保持体1をケース20に仮止めする。
箸保持体1、2をケース20に収納した状態で、箸30、31を穴3、4に挿入して固定する。
このとき固定側の箸保持具1に挿入する箸30は、ケース20に開けられている穴21も貫通するので、これにより箸保持具1はケース20にしっかりと固定される。
このとき固定側の箸保持具1に挿入する箸30は、ケース20に開けられている穴21も貫通するので、これにより箸保持具1はケース20にしっかりと固定される。
斜面状の溝11、12は、くさび32が入る幅であり、穴3、4の入り口で深く、奧で浅くなっている。箸30、31に、適切な厚さのくさび32をそれぞれ添わせて、箸を穴3、4に挿入すると同時に、くさび32を溝11、12に挿入することにより、穴3、4の大きさより細い箸でも任意の位置で固定することができる。
1 箸保持体(固定側)
2 箸保持体(可動側)
3 箸挿入用の穴(固定側)
4 箸挿入用の穴(可動側)
5 支軸となるねじ
6 コイルばね
7 プッシュロッド
8 座グリ
9 箸保持体1、2の重なり部
10 ケース側の突起と箸保持体側のノッチ
11 斜面状の溝
12 斜面状の溝
20 ケース
21 ケースに開けた箸挿入用の穴
30 固定側の箸
31 可動側の箸(開状態)
31a 可動側の箸(閉状態)
32 くさび
a 箸保持体の厚さ寸法
b ケースの内面の距離
2 箸保持体(可動側)
3 箸挿入用の穴(固定側)
4 箸挿入用の穴(可動側)
5 支軸となるねじ
6 コイルばね
7 プッシュロッド
8 座グリ
9 箸保持体1、2の重なり部
10 ケース側の突起と箸保持体側のノッチ
11 斜面状の溝
12 斜面状の溝
20 ケース
21 ケースに開けた箸挿入用の穴
30 固定側の箸
31 可動側の箸(開状態)
31a 可動側の箸(閉状態)
32 くさび
a 箸保持体の厚さ寸法
b ケースの内面の距離
Claims (4)
- 一対の箸を別々に貫通させて保持する為の穴を各1個持つ箸保持体が2個あり前記箸保持体同士を対向するように配し、
前記2個の箸保持体のお互いの一部を重ね合わせ、
重ね合わせた部分に前記箸保持体の穴とは直角方向に支軸を設け、
前記重ね合わせた2個の箸保持体に一対の箸をそれぞれ貫通保持し箸の先端同士が開閉自在に回動出来るようにし、
且つ箸の先端同士が開く方向にバネの力により回動付勢し、
前記箸保持体が支軸を中心として回動した時に各箸保持体の外面が平行な2面で挟まれた内面に接しながら動けるように双方の前記箸保持体の厚さを同一とし、
前記箸保持体の厚さよりわずかに広い間隔の平行な2平面を一対持つケース内に前記箸保持体を収納し、
前記箸保持体の一方を前記ケース内に固定し、他方の箸保持体は、
前記ケース内の平行な2面の間で摺動しつつ前記支軸周りに回動可能とした事を特徴とする箸の補助具。 - 前記2個の箸保持体の一方を前記ケース内に固定する方法は、
前記ケースに設けられた穴と前記2個の箸保持体のどちらか一方の穴に箸を貫通固定するまで差し込むことにより、
前記2個の箸保持体を前記ケース内に保持する事を特徴とする請求項1記載の箸の補助具。 - 一対の箸先同士を開く方向に付勢する方法は、
前記2個の箸保持体の一方に設けられた座グリ状の穴に挿入されたコイル状のバネが、該穴に嵌め込まれたプッシュロッドを押し、
該プッシュロッドが前記2個の箸保持体の他方を押す事によって回動付勢する機能を持つ事を特徴とする請求項1又は請求項2に記載した箸の補助具。 - 規格外の箸を使用可能とするために、箸保持体の箸挿入用の穴の内部に、入り口で深く、奧で浅い斜面状の溝を設け、箸を挿入する際に、箸にくさび状の部品を添わせて、該くさび状の部品を前記斜面状の溝に挿入することにより、穴の大きさより細い箸を固定可能にしたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の箸の補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006332923A JP3932460B1 (ja) | 2006-12-11 | 2006-12-11 | 箸の補助具 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006332923A JP3932460B1 (ja) | 2006-12-11 | 2006-12-11 | 箸の補助具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3932460B1 true JP3932460B1 (ja) | 2007-06-20 |
JP2008142309A JP2008142309A (ja) | 2008-06-26 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5576725B2 (ja) * | 2010-06-28 | 2014-08-20 | レック株式会社 | 箸補助具 |
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2006
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