JP3931241B2 - 静電潜像現像用トナー組成物及びそのトナー組成物の製造方法 - Google Patents

静電潜像現像用トナー組成物及びそのトナー組成物の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真、静電記録、静電印刷等の静電潜像現像用トナー組成物及びそのトナー組成物の製造方法に関するものである。より詳しくは、本発明は、高解像度カラー電子写真、静電記録、静電印刷に使用するための着色剤及びその他の成分を含んでいる適当な大きさの樹脂粒子を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
静電気的な方法により光伝導性物質表面上で映像を現像し形成する方法はよく知られている。基本的な電子写真映像法(米国特許第2,297,691号)は光伝導体または光水溶体で知られる光伝導性絶縁層に均一な静電荷を誘導し、その光水溶体を光に露出させた後、光から映像を遮断して光水溶体の光に露出された部分の電荷を消失後、微細に分割された検電器(electroscopic)のトナー物質を前記映像に電着(deposit)させることで生成される静電潜像を現像するものである。このようなトナーは通常の光水溶体の電荷を保有している部分に引きずられ、静電潜像に相応するトナー映像を形成するようになる。このように現像された映像は紙のような基材に移動する。その後、移動した映像は加熱、加圧、加熱−加圧の組合せまたは溶媒処理や保護用コーティング(overcoating)処理のような適切な固定方法を通じて機材に永久的に固着される。
【0003】
また、そのような静電映像を現像する技術もよく知られている。現像剤は荷電されたカラートナー粒子が分散された運搬体である。静電潜像を含んでいる光水溶体は現像剤と接触する。現像剤中の荷電されたトナー粒子は、前記接触を通じて光水溶体の荷電された領域に移動して潜像を現像することになる。その後、荷電されたカラー粒子が映像形態で潜像に固着されながら光水溶体が現像される。前記現像された映像は、通常、紙や透明フィルムのような適切な基材に移動し、選択的に加熱、加圧またはその他の適当な方法により基材に固定できる。
【0004】
電子写真光伝導体と静電記録媒体に形成される静電映像は、一般的に(1)染料または顔料のような着色剤とその着色剤が分散されている樹脂を含み、必要に応じて電荷調節剤が添加されたトナーから構成された単一成分タイプの乾燥式現像剤、または(2)前記トナーと固形担体粒子を含む2成分系乾燥式現像剤を使用して現像される。また、着色された粒子を含むトナー及び現像剤組成物はよく知られており、これに関しては本明細書に引用された米国特許第5,352,521号;第4,778,742号;第5,470,687号;第5,500,321号;第5,102,761号;第4,645,727号;第5,437,953号;第5,296,325号及び第5,200,290号を参照できる。従来の組成物は、通常着色剤と合成樹脂、ワックスまたはポリオレフィン、電荷調節剤、流動性向上剤及びその他添加剤とから構成されたトナー粒子を含むものである。典型的なトナーの造成は約90乃至95重量%の樹脂、約2乃至10重量%の着色剤、約0乃至6重量%のワックス、0乃至約3重量%の電荷調節剤、約0.25乃至1重量%の流動性向上剤及び0乃至約1重量%のその他添加剤を含むものである。使われる主要樹脂はスチレン−アクリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体及びポリエステルである。着色剤は一般的にシアン染料または顔料、マゼンタ染料または顔料、イエロー染料または顔料及びこれらの混合物の中から選択される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のカラートナーは、例えば前述の米国特許第5,102,761号に記載されたミーリング(milling)方法により製造する。前記方法において、ポリアクリルレート樹脂は顔料、電荷調節剤(charge control agent;CCA)及び選択的にワックスと共に溶融混合器で混合される。前記重合体を機械的に粉砕し、微粒子でミーリングさせる。従来のトナー粒子は通常、不規則的な模様と広い粒径分布を示す。映像と色相の最適解像度を実現するには粒子の大きさが小さいほど性能が優秀である。よって、例えば平均粒子の直径が7ミクロン以上の場合、約600dots/inch以上の解像度を得にくい。1200dots/inchの解像度を得るには粒子の直径が5ミクロン以下でなければならないが、小さな粒子を製造するにはエネルギーが多く消費されるため、従来の方法では狭くて均一な大きさ分布を持つ、7乃至10ミクロン以下の大きさを持つ粒子を製造することが難しい。
【0006】
以前からこのような問題を改善するための試みがなされてきた。例えば前述した米国特許第5,352,521号、第5,470,687号及び第5,500,321号には、分散重合によりトナー粒子を製造する方法が開示されている。この方法は単量体(主にスチレンとアクリレート)及び顔料、CCA、ワックスのような添加剤が共に混合されて分散液を形成する。この分散液を水性または非水性溶媒に分散させた後、単量体を反応させてトナー粒子を形成する。この方法が他の方法より優れている点は、単一工程だけで直径が小さな球形トナー粒子を製造できることにある。しかし、重合過程中に物質の体積が減少し、これにより、トナー粒子中に分散溶媒が含まれることになる。また、完全に重合を終結させることが難しいため、相当量の単量体がトナー粒子中に残存することになる。残留する単量体と分散溶媒は粒子から分離するのが難しい。また、重合物質の極性が、重合過程中で急激に変化し、添加剤が粒子塊から染み出て表面に集中する傾向がある。また、トナー粒子の電荷特性とその安全性を低下させる分散安定剤や表面活性剤などがトナー粒子の表面に残ることになり、これらをトナー粒子から除去するのは非常に難しい。
【0007】
したがって、高解像度カラー電子写真用トナーを製造するための新しい方法を開発することに関心がもたれてきた。
【0008】
本発明の目的は、顔料と他の添加剤を重合体樹脂中に分散させ、強いせん断条件下で界面活性剤を含んでいる分散媒質中に、混合された重合体樹脂を分散させることで、粒径が小さな球形のトナー粒子を形成させ、電子写真映像システムに使用するための優秀な特性が組合わされた高解像度カラートナー製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願発明中、請求項1の発明は、下記に示す段階を経て静電潜像現像用トナー組成物を製造する方法であり、(a)樹脂成分と顔料成分と電荷調節剤とを溶融状態で前記樹脂成分中に分散し、該混合物を冷却後に粉砕し、数平均粒径が50ミクロン乃至200ミクロンの範囲の微粒子を生成させる、前記樹脂成分と前記顔料成分と所定の前記電荷調節剤とを含む第1微粒子樹脂組成物を製造する段階;(b)前記第1微粒子樹脂組成物を、界面活性剤を含み前記樹脂組成物が実質的に不溶の有機媒質中に分散させる段階;(c)前記樹脂成分のガラス転移温度よりも30℃乃至150℃高い温度でせん断力を加えて前記有機媒質中の前記第1微粒子樹脂組成物を粉砕する段階;及び(d)前記有機媒質から粉砕された微粒子トナー組成物を回収する段階;とからなることを特徴とする静電潜像現像用トナー組成物の製造方法である。トナー粒子は実質的に球形であり、平均粒径が1乃至10ミクロンであり、95%以上の粒子の粒径が2乃至15ミクロン範囲にあることが望ましい。通常、前記粒子は、第1微粒子樹脂組成物中の樹脂成分のガラス転移温度より30℃乃至150℃高い温度で粉砕される。重合体樹脂としては、任意のものを使用することができるが、ポリエステル樹脂、シクロオレフィン共重合体及びスチレン系樹脂がより望ましい。ポリエステル樹脂を用いる場合には、重合体樹脂の平均分子量が5,000g/mol乃至40,000g/mol範囲であり、ガラス転移温度が40乃至90℃の範囲にある無定形樹脂を用いるのが一般的である。
【0010】
第1微粒子樹脂組成物は通常、樹脂、顔料、及び選択された電荷調節剤を混合し、溶融させることにより製造される。通常、顔料成分はシアン顔料、イエロー顔料、マゼンタ顔料及びブラック顔料の中から選択される。顔料成分は顔料が重合体に予め分散されているマスタバッチ(master batch)のものを使用することができる。マスタバッチは顔料、溶媒及び樹脂を含む混合物から溶媒を流出させるような任意の技術で製造できる。電荷調節剤は溶融状態で樹脂中に分散させることでき、陽電荷調節剤または陰電荷調節剤を使用することができる。第1微粒子樹脂組成物は前記混合物を溶融して製造できるが、このとき、混合物を冷却後に粉砕して平均粒径が約50乃至200ミクロンの範囲にある相対的に大きな粒子を生成することができ、粉砕された微粒子トナー組成物の平均粒径は通常約2乃至10ミクロン範囲である。トナー組成物用としては、平均粒径が約2乃至4ミクロンであり、そのトナー組成物の平均粒径が約5乃至8ミクロンのものがより望ましい。一般的に、トナー組成物粒子の約80%以上がトナー組成物の平均粒径の約0.5乃至1.5倍以内に存在する。
【0011】
一般的に、有機媒質の溶解度指数は樹脂成分の溶解度指数とは異なり、少なくとも約1程度の差がある。望ましい具体例としては、有機媒質の溶解度指数は樹脂成分と少なくとも約2程度大きいかまたは小さいものがよい。有機媒質としては、樹脂成分を溶解させない適合した任意の有機媒質を使用することができるが、パラフィン溶媒類とポリ(エチレングリコール)を含む溶媒がより望ましい。また、有機媒質はエチレン酸化物またはプロピレン酸化物を利用して作られる非イオン界面活性剤のような界面活性剤を含んでいる。
【0012】
界面活性剤は存在する溶媒を基準にして約0.2乃至15重量%で有機媒質中に存在するが、通常存在する溶媒量を基準にして約1乃至10重量%存在するのが一般的である。
【0013】
一般的に、第1微粒子樹脂組成物は、粒子を粉砕する段階において、有機媒質中の樹脂成分の体積の和の約10乃至70体積%存在するが、一般的には有機媒質中の第1微粒子樹脂組成物は、樹脂成分の体積の和の約20乃至50体積%がより一般的である。
【0014】
粒子の粉砕段階においては、有機媒質を第1微粒子組成物の樹脂成分のガラス転移温度より高い温度で維持する。任意の適切な昇温を利用できるが、第1微粒子樹脂組成物の樹脂成分のガラス転移温度より約30℃高い温度が望ましい。通常、粒子を粉砕する間に約5乃至60分程度で該温度を維持する。
【0015】
一般的に、粒子を粉砕した後、薫蒸処理されたシリカ(fumed silica)のような流動性向上剤がトナー組成物に添加される。
【0016】
また、本発明は、粒子が実質的に溶解されない有機媒質中において、加熱下でせん断力を加えながら前駆(precusor)組成物を粉砕することで、粒子が球形であり、平均直径が約1乃至10ミクロンであり、約95%以上の粒子の平均粒径が約2乃至15ミクロンの範囲の顔料処理されたトナー樹脂粒子を含む微粒子トナー組成物を提供するものである。樹脂としてはポリエステル樹脂、シクロオレフィン共重合体またはスチレン系樹脂であっても使用できる。シクロオレフィン共重合体樹脂を使用する場合に望ましい樹脂はエチレン/ノルボルネン共重合体である。現像剤組成物は担体粒子をさらに含むことができる。通常、このような粒子は、その上に表面活性剤がコーティングされたフェライト、スチル、鉄粉末及びその混合物から構成された群から選択される。
【0017】
また、本発明は、顔料成分とポリエステル樹脂成分を含む微粒子トナー組成物を提供するものであり、この時のトナー組成物粒子は実質的に球形であり、平均粒径が約1乃至10ミクロンであり、約95%以上の粒子の平均粒径が約2乃至15ミクロンの範囲であり、前記ポリエステル樹脂成分は重量平均分子量が約40,000g/mol以下のポリエステル樹脂を含む。
【0018】
また、本発明は、シクロオレフィン共重合体樹脂成分と顔料成分を含む微粒子トナー組成物を提供するものであり、この時の、トナー組成物粒子は実質的に球形であり、平均粒径が約1乃至10ミクロンであり、約95%以上の粒子の平均粒径が約2乃至15ミクロンの範囲であり、前記シクロオレフィン共重合体樹脂成分は重量平均分子量が約40,000g/mol以下のシクロオレフィン共重合体樹脂を含む。この時の共重合体樹脂としては、ノルボルネン系共重合体を含むシクロオレフィン共重合体樹脂がより望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明のトナー、現像剤組成物及びトナー用で選択できる適切なトナー樹脂の具体例としては、ポリアミド、ポリオレフィン、スチレンアクリレート、スチレンメタクリル酸エステル、スチレンブタジエン、架橋されたスチレン重合体、エチレン−シクロオレフィン共重合体及びエポキシ、ポリウレタン、単独重合体または2以上のビニール単量体の共重合体を含むビニール樹脂、並びにジカルボキシル酸及びジフェノールをはじめとするジオールの重合エステル化生成物のような線形ポリエステルで知らされたポリエステル(本明細書で引用された米国特許第3,590,000号に開示されたポリエステル)のような熱可塑性樹脂などが含まれる。前記樹脂の中からポリエステル共重合体、スチレン−アクリル共重合体及びエチレン−シクロオレフィン共重合体が本発明に使用するのにより望ましい。
【0020】
本発明の工程に適合したポリエステルは、下記一般式の繰返し単位体を持つ線形ポリエステルである。
【式1】
−[Pa−[Pb−[Pc−
【0021】
前記式1において、Pはジカルボキシル酸残基を表す単量体であり、Pはジオール残基を表す単量体であり、Pはヒドロキシカルボキシル酸残基を表す単量体である。前記単位a、b及びcは各単量体成分らのモル%を表し、aとbは各々20乃至49.5モル%で、cは0乃至99モル%である。
【0022】
を形成するジカルボキシル成分は当業界によく知られているように、例えばジカルボキシル酸、酸塩化物、エステルなどの原料中から選択される。Pに適合したジカルボキシル酸の例としては、テレフタル酸、イソプタル酸、フマル酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、シクロへキサンジカルボキシル酸、ナフタレンジカルボキシル酸、1,2−ビス(4−カルボキシ−フエノキシ)1−エタン及びその混合物などが含まれるが、この例に限定されるものではない。ポリエステルのP成分を形成するジオール成分は多様なジオール原料中から選択され、好ましいジオール成分の例としては、エチレングリコール、プロピレングリコール異性質体、ブチレングリコールの異性質体、ペンタンジオールの異性質体、ヘキサンジオールの異性質体、シクロヘキ酸ジメタノールの異性質体、2−メチル−1,3−プロパンジオール、5−ネオペンチルグリコール、ビスフェノールA−エチレン酸化物縮合体、ビスフェノールA−プロピレン酸化物縮合体及びその配合物などが含まれるが、この例に限定されるものではない。
【0023】
ハイドロキシカルボキシル酸成分Pは、例えばグリコール酸、乳酸、スカプロラクトン、γ−ブチロラクトン、6−ブチロラクトン、プロピキラクトン、ハイドロキシピバル酸、ハイドロキシピバル酸のラクトン及びその配合物から誘導される。
【0024】
望ましいトナー樹脂としては、ノースカロライナ州27709、リサーチトライアングルパークに所在するReichhold Chemicalsインコポーレイティードで市販するFine ToneTMポリエステルのようにジぺノール含有ジオールとジカルボキシル酸のエステル化生成物を選択することが望ましい。このような樹脂は一般的に本明細書で引用された米国特許第3,590,000号に記載されている。他の特定トナー樹脂としてはスチレン−メタクリル酸エステル共重合体及びスチレン−ブタジエン共重合体;分散重合されたスチレン−ブタジエン;エチレン−シクロオレフィン共重合体;ビスフェノールAとプロピレン酸化物の反応で生成されるポリエステル樹脂;前記生成されたポリエステル樹脂とフマル酸の反応生成物及びテレフタル酸ジメチル、1,3−ブタンジオール、1,2−プロパンジオール及びペンタエリトリトールの反応で生ずる枝分かれポリエステル樹脂及びその混合物が含まれる。
【0025】
また、米国特許第5,376,494号及び第5,227,460号に例示されているポリエステル混合物もトナー樹脂として選択することができる。より詳しくは、これらポリエステル樹脂らは架橋部と線形部から構成されており、架橋部の必須構成成分であるミクロゲル粒子の平均体積粒子直径は0.1ミクロン以下であり、特に約0.005乃至約0.1ミクロンが望ましく、ミクロゲル粒子は線形部全体にわたって実質的に均一に分散されていなければならない。具体例として、混合されたポリエステルはミクロゲル粒子、望ましくは平均粒径が約0.1ミクロン以下のミクロゲル粒子を必須成分として含む架橋部から構成されている。
【0026】
本発明と関連して適当な任意のシクロオレフィン共重合体樹脂を使用することができる。適切なシクロオレフィン重合体は、通常ノルボルネン系構造、特にノルボルネンまたはテトラサイクロドデカンを持つポリサイクリックオレフィンの重合単位体を挙げることができる。また、この重合体はアルファオレフィンのようなアクリルオレフィンの重合単位体を持つ。より望ましいアルファオレフィンはエチレンである。また、樹脂は例えば本明細書に引用された米国特許第5,866,662号に開示されているものように炭素原子が3個以上であるオレフィン系の不飽和された末端基を持つ場合もある。より望ましい具体例としては、これらの樹脂は平均分子量が約40,000g/mol以下であり、約20,000g/mol以下のものがより望ましい。
【0027】
幾つかの具体例においては、ゲル透過クロマトグラフィー(GPC)で測定されたトナー樹脂の数平均分子量(M)は通常約1,000乃至20,000g/mol範囲であるが、約2,000乃至5,000g/molのものがより望ましい。また線形部の重量平均分子量(M)としては通常約2,000g/mol乃至40,000g/molの範囲であるが、約4,000g/mol乃至15,000g/molの範囲にあるものがより望ましい。線形部の分子量分布(M/M)は通常約1.5乃至6であるが、約2乃至4であることがより好ましい。線形部の示差走査熱量計(differential scanning calorimetry;DSC)で測定されたガラス転移開始点の温度は通常約50℃乃至90℃であり、約50℃乃至70℃がより望ましい。動力学分光計(dynamic mechanical spectrometer)を利用して10radians/秒の条件下で測定された樹脂の溶融粘度は100℃で約5,000乃至200,000poiseであり、約20,000乃至100,000poiseがより望ましく、温度が100℃から140℃に増加するにつれて約100乃至5,000poise、望ましくは約400乃至2,000poiseに急激に減少する。
【0028】
また、本明細書に示すように、本発明のトナー組成物には、イーストマン ケミカル プロダクツ社でEPOLENE N−15TMという商品名で市販されるポリプロピレン及びポリエチレンのような低分子量ワックスとそれに類似したワックスを含むことができる。市販のポリエチレンは分子量が約1,000g/mol乃至1,500g/molであるが、本発明のトナー組成物に有用なポリプロピレンは分子量が約4,000g/mol乃至7,000g/molのものが好ましい。
【0029】
低分子量のワックス物質は本発明のトナー組成物中に多様な量で存在するが、一般的にこのワックスは、トナー組成物中に約0乃至15重量%で存在するが、約2乃至10重量%で存在することが望ましい。
【0030】
本発明に使われる着色剤としては、一般的に公知の顔料を使用することができる。ブラック顔料の例示としてはカーボンブラック、アニリンブラック、反磁性フェライト及び磁鉄鉱を挙げることができる。シアン顔料の例示としては銅フタロシアニン化合物及びその誘導体、アントラキノン化合物及び塩基性染料キレート化合物を挙げることができる。シアン顔料としてはC.I.ピグメントブルー1,7,151,152,153,154,60,62、66がより望ましい。マゼンタ顔料の例示としては縮合アゾ化合物、ジケトパイロフィロル化合物、アントラキノン化合物、キナクリドン化合物、塩基性染料キレート化合物、ナフトール化合物、ベンゾイミダゾール化合物、チオインジゴ化合物及びペイレン化合物が含まれる。マゼンタ顔料としてはC.I.ピグメントレッド2,3,5,6,7,23,482,483,484,811,122,146,166,169,177,184,185,202,206,220,221、254がより望ましい。イエロー顔料等の例示としては縮合アゾ化合物、イソインドリノン化合物、アントラキノン化合物、アゾ金属着物、メチン化合物及びアリルアミド化合物を挙げることができる。イエロー顔料としてはC.I.ピグメントイエロー12,13,14,15,17,62,74,83,93,94,95,109,110,111,128,129,147,168、180がより望ましい。
【0031】
着色剤は色調、彩度、明暗、耐候性、透明度、トナー樹脂中からの分散度を考慮して選択する。着色剤は単独に、混合物形態または固形溶液状態で使用することができる。また、着色剤粒子は粒子のトナー樹脂中からの分散を容易にするために重合体フィルムでコーティングできる。着色剤は樹脂100重量部に対して1乃至20重量部で添加できる。
【0032】
また、効果的に適合できる公知の正電荷または負電荷調節添加剤(CCA)等を本発明のトナー組成物に混入させることができ、その量は約0.1乃至10重量%範囲が望ましく、約1乃至3重量%であることがより望ましい。その例としては本明細書に引用された米国特許第4,298,672号のアルキルピリジコウムハロゲン化物、アルキルピリジコウムハロゲン化合物を含む第4級アンモニウム化合物;本明細書に引用された米国特許第4,338,390号の有機硫黄化物とスルホン酸塩組成物;本明細書で引用された米国特許第5,114,821号の重スルホン酸塩、アンモニウム硫黄化物(DDAES);ジステアリルジメチルアンモニウム重硫酸塩(DDAMS);セチルピリジウムテトラフルオロホウ酸;ジステアリジメチルアンモニウムメチル硫黄化物、BONTRON E84TMまたはE88TM(オリエンタル ケミカル社)のようなアンモニウム塩;第4級アンモニウムニトロベンゼンスルホン酸塩;DDAMS及びDDAESのような電荷増強剤の混合物;その他、公知の電荷添加剤を挙げることができる。また、公知された効果的な内外添加剤等を本発明のトナーに選択使用することができる。
【0033】
本発明において、トナー粒子に必要な電荷量またはトナー粒子に使用する現像方法によってその比率は変化するが、トナー粒子のトリボエレクトリック(triboelectric)電荷特性と映像固定性能を適当に調節するためには染色された樹脂粒子100重量部に対してCCAの量は0.1乃至10重量部が望ましい。
【0034】
高解像度カラートナーを製造するための本発明の方法は、(1)顔料と電荷調節剤のような添加剤を重合体樹脂中に溶融状態で分散させる段階;(2)前記混合された樹脂を粗い粒子に粉砕する段階;(3)樹脂が溶解されない有機溶媒と表面活性剤の混合物を含む容器を準備する段階;(4)前記容器内で前記樹脂粒子を分散させる段階;(5)平均粒径が表面活性剤の量により決定される平衡状態に到達するまで強いせん断条件で加熱下において前記分散液を維持する段階;及び(6)分散液で有機溶媒を除去する段階を含む。
【0035】
樹脂、着色剤及び電荷調節剤を均一に分散させ混合するための通常の公知方法では、密封されたニーダ(kneader)で溶融−練りを行う方法及び二重スクリュー圧出機で混合溶融する方法がある。
【0036】
混練するかまたは混合された混合物を冷却後、ボールミル、ハンマミルまたはエアージェットミルを使用して平均大きさが100ミクロン程度の粗い粒子に粉砕できる。前記の粗い樹脂粒子を前記樹脂が溶解されない溶媒と適切な界面活性剤を含む溶媒中に分散させて球形で3乃至15ミクロン範囲で粒径が小さな着色された粒子が得られる。
【0037】
本発明の粒子製造過程では、樹脂粒子が溶解されず、樹脂粒子を若干膨潤させる溶媒を使用することが望ましい。溶媒の溶解度指数は樹脂粒子の溶解度指数と1.0以上差のあるものが望ましく、2.0以上差のあることがより望ましい。例えば、パラフィン、パラフィンエステル、パラフィンアミド及びパラフィンエテルのような溶解度指数の低い非極性有機溶媒をポリエステル粒子と共に使用することが望ましい。反面、水、メタノール、プロパノール及びアセトン等極性が強い溶媒を粒子製造工程で溶媒で使用する場合には粒子の合体現像が非常に発生する。一方、エチレン−シクロオレフィン共重合体のような非極性樹脂をトナーの結合剤樹脂で使用する場合には数平均分子量が1,000以下のポリエチレングリコールのような極性溶媒を使用することが良い。パラフィン、パラフィンエステル、パラフィンアミド及びパラフィンエテルのような非極性溶媒を非極性シクロオレフィン共重合体の粒子製造工程に使用すれば実際的に粒子の膨潤及び合体現象が発生する。
【0038】
本発明の粒子製造工程には前述の非溶媒と共に界面活性剤を使用する。界面活性剤は小さなトナー粒子を製造することにおいて二つ重要な作用をする。第一は本工程中に樹脂粒子が固まることを防止する。本発明の方法において、製造工程は一般的に樹脂のガラス転移温度より実質的に高温で行われる。よって、界面活性剤が存在しなければ粒子は溶融状態で制御できない方式で固まるため、高解像度トナーに適した粒径に小さくすることができない。第二は容器中にある樹脂粒子の量に対する界面活性剤の相対的な量が粒径を決定する。界面活性剤はその化学的構造のため、非溶媒と溶融された微粒子樹脂の境界面に集中する傾向がある。よって、界面活性剤の量が多いほど小さな粒子を形成することになり、界面活性剤の量が少ないほど大きい粒子を形成することになる。界面活性剤は陰イオン系、陽イオン系または非イオン系を用いても良い。本発明では非イオン界面活性剤が望ましい。
【0039】
非極性溶媒に対する界面活性剤の重量比は工程に使われる樹脂粒子等の量及び所望の粒子大きさによって選択できる。ところが、一般的に界面活性剤の量は非極性溶媒100重量部に対して0.1乃至10重量部の範囲で存在する。染色しようとする樹脂に対する染料槽中の全体液状媒質の量は必要なだけ選択できる。しかしながら、溶媒の量は一般的に、処理される樹脂粒子100重量部に対して50乃至1000重量部の範囲で使用することが好ましい。
【0040】
本発明では、高解像度トナーに適した微粒子は分散工程を通じて製造される。前述した1種以上の非溶媒と界面活性剤を含む分散液に前記の粗い粒子を常温で分散させる。分散機構としてはHenschelミキサー(テキサス州ハウストンに所在するHenschel Mixer America, 4500 S.Pinemont)のようなインぺーラタイプ(Impeller Type)が望ましい。次に、分散液は強いせん断作用を受ける間に樹脂のガラス転移温度より実質的に高い温度に昇温されるが、本発明を実施するにあたっては、ガラス転移温度より約30乃至150℃の高温で加熱することが望ましい。温度が所望の水準に到達すれば、分散液を強いせん断作用下で長期間維持させる。この高温下で樹脂粒子が溶融される。せん断作用は溶融された樹脂粒子を微粒子に粉砕し、界面活性剤分子は微粒子表面にコーティングされて粒子が粗い粒子状態で固まることを防止する。また、粒子は、粒径が分散液中の総樹脂量に対する界面活性剤の相対的な量により決定される平衡値に到達するまでずっと微粒子に粉砕される。その後、分散液はガラス転移温度以下で冷却されてせん断作用が中断される。前記トナー粒子を濾過し、炭化水素溶媒を用いて混入された分散剤を洗浄後、洗浄溶媒を乾燥させて粒子を分離することによって本発明のトナーを製造する。
【0041】
次に、トナー粒子を適当な流動性向上剤でコーティングさせることができる。一般的に、この過程はカラートナーとして使用する時に粒子の流動性を高めるのに寄与する。適切な流動性向上剤は例えば乾燥混合、溶媒混合のような工程に適用できる疎水性シリカ、チタン酸化物、亜鉛ステアリン酸塩、マグネシウムステアリン酸塩等の微細分割された粒子である。通常の方法により、疎水性薫蒸シリカ(イリノイ州ツスコラに所在するカボット コーポレーション Cab−O−Sil T−530という商品名で市販されるヘキサメチルジシラザンのような界面活性剤で前処理される)をCCAでコーティングされた粒子と混合させ、タンバルミキサー(tumble mixer)で約10乃至60分間よく混合させて流動性向上剤でコーティングされたトナー粒子を得る。
【0042】
本発明では平均粒径(L)が3乃至15ミクロン範囲の小さなトナー粒子を生成することが望ましい。平均粒径という用語は例えば パウダー テクノロジーハンドブック, 2版, K. ゴトウ 他, マーセル デッカー パブリケーションズ(1997)、第3面乃至第13面に定義されている。より具体的に総粒子重量の85重量%が0.75xL乃至1.25xL範囲内に存在する粒子大きさ分布を持つトナー粒子を製造することが望ましい。これは粒子大きさ分布が狭いトナー粒子らが各トナー粒子にあって電荷量が均一なトナー粒子を提供でき、高品質の複写映像を提供でき、現像単位体で電荷調節が容易なためである。
【0043】
本発明での粒径分布は市販されているコールター エルエス パーティクル サイズ アナライザー(フロリダ州セント ピータースバーグに所在するコールター エレクトロニクス社で製造される)で測定する。
【0044】
本発明のトナーは担体粒子と混合することで、現像剤組成物に含まれるように製造できる。トナー組成物と混合するのに選択される担体の代表的な例としてはトナー粒子の電荷と反対の極性の電荷を摩擦を通じて得られる担体が含まれる。よって、具体例として、担体粒子は陰極性または陽極性になるように、すなわちトナー粒子が陽電荷または陰電荷を持つように選択されて担体粒子に付着されたり担体粒子をめぐることになる。担体の代表的な例としては顆粒ジルコン、顆粒シリコン、ガラス、スチル、鉄、ニッケル、銅及び亜鉛、銅亜鉛フェライト、銅マグネシウムフェライト及びストロンチウムヘキサフェライトのようなフェライト、ニ酸化ケイ素などを挙げることができる。一例として、米国特許第4,937,166号及び第4,935,326号に例示されているように、KYNAR及びPMMAのようなコーティング混合物、3種重合体の混合物、4種重合体の混合物、各対が伝導性担体コーティング物と絶縁アーナ(earner)コーティング物を含有している重合体混合物などを選択することができる。担体コーティング物は例えば約0.1重量%乃至10重量%、より望ましくは約1乃至3重量%のようにその有効量は多様に選択されることができる。また、具体例として、担体コアはその表面に全体的にコーティングされたり部分的にコーティングされる。
【0045】
また、担体粒子の粒子大きさは通常約50ミクロン乃至1,000ミクロンであり、約60乃至100ミクロンがより望ましいが、これは充分な密度と慣性を持つことで現像工程中に静電映像に付着されることを防止する。担体成分は担体約100乃至200重量部に対してトナー約1乃至5重量部程度のように適切な比で多様に混合できる。
【0046】
(実施例1)カラーインテックスコンスティチューション番号が74160号であるC.I.ピグメントブルー(ノースカロライナ州シャーロットに所在するBASFコポーレーションで市販されるHeliogenTM Bule D7100)陰電荷調節剤(ニュージャージー州スプリングフィールドに所在するオリエント ケミカル コーポレーションで市販されるBontronTM E−88)を下記工程に応じてプロポキシ化したビスフェノールAポリエステル樹脂(ノースカロライナ州リサーチ トライアングル パークに所在するレイコールド ケミカルズ社で市販されるFine ToneTM T−382ES)中に分散させる。2馬力の直列ギアモータと全面のブレードの速度が60RPMで設定されて後面ブレード速度が34RPMで設定されたシグマデザインの混合ブレードが装着されたアーロン プロセス カンパニー製 lab mixerにポリエステル樹脂2,000gを満たして140℃まで加熱して樹脂が完全に溶解されて自由に流れるようにする。C.I.ピグメントブルー15:3粒子を鎔融された樹脂に3回に分けて添加する。総100gのC.I.ピグメントブルー15:3を前記樹脂に添加する。ボントロン(Bontron) E−88電荷調節剤20gを樹脂/顔料混合物に添加する。樹脂/顔料/電荷調節剤混合物を140℃でさらに1時間混合する。その後、混合物を冷却させてボールミル(ニュージャージー州07424, リトル フォールズに所在するポール オー アッべ社で市販される)で粉砕して数平均粒径が約70ミクロンの粗い粒子で作る。
【0047】
インぺーラ型撹拌機が装着された2000ml容量の丸低フラスコに500gのイソパール(Isopar)−L、12.5gのガーネックス(Ganex)V−220及び前記で製造された粗い粒子500gを満たす。この混合物を140℃で加熱し、100RPMで撹拌しながら60分間この温度を維持する。前記混合物が乳白色分散液を形成すれば、この分散液が常温まで冷却されるように放置する。前記処理された粒子を濾過させて反応混合物から分離し、フィルターケーキをイソヘキサン中に分散させてフィルターケーキに混入された溶媒を洗浄して分離する。前記濾過された粒子らは40℃の真空下で16時間乾燥させる。乾燥された粒子100重量部に対してCab−O−Sil TG−308F(イリノイ州ツスコラに所在するカボット コーポレーションで市販される流動性向上剤として作用する薫蒸処理されたシリカ)1重量部とロールミルで15分間混合する。本発明によるシアントナーNo.1が得られる。
【0048】
その結果、生成されたシアントナーは95.3重量%のポリエステル樹脂と4.7重量%のC.I.ピグメントブルー15:3を含み、この顔料は透過電子顕微鏡で測定した時、平均粒子大きさが0.1ミクロンである。前記粒子大きさが決定されれば、数平均粒子大きさは4.2ミクロンと非常に減少する。走査電子顕微鏡でトナー粒子を検査してみれば、前記粒子らが滑らかな表面組織を持つ球形であることを確認することができる。
【0049】
(実施例2)
インぺーラ型の撹拌機が装着された2000ml丸低フラスコに500gのイソパール(Isopar)−L,7.5gのガーネックス(Ganex) V−220及び実施例1の太い樹脂500gを満たす。この混合物を実施例1のような過程で処理して本発明によるシアントナーNo.2を生成する。
【0050】
その結果、生成されたシアントナーNo.2は、95.3重量%のポリエステル樹脂と4.7重量%のC.I.ピグメントブルー15:3を含み、このとき、透過電子顕微鏡で顔料を測定すれば、平均粒子直径が0.1ミクロンである。粒径が決定されれば、数平均粒径は7.4ミクロンと非常に減少する。
【0051】
(実施例3)
マゼンタトナーはC.I.ピグメントブルー15:3の代りに、C.I.ピグメントレッド81:3(ニュージャージー州エリザベスに所在するマグルーダ カラー カンパニーで市販されるローダミン(Rhodamine) YS PMA)を使用して実施例1のように製造する。
【0052】
その結果、生成されたマゼンタトナーは95.3重量%のポリエステル樹脂と4.7重量%のC.I.ピグメントレッド81:3を含有している。走査電子顕微鏡でトナー粒子を検査してみれば、粒子らがほぼ球形であり、数平均直径が4.4ミクロンであることを確認することができる。
【0053】
(実施例4)
実施例1の過程を繰返し、C.I.ピグメントブルー15:3の代りにC.I.ピグメントイエロー185(ノースカロライナ州シャーロットに所在するBASFコポーレーションで市販されるエンセプリント イエロー(Enceprint Yellow) 1155)を使用してイエロートナーを製造する。
【0054】
その結果、生成されたイエロートナーは95.3重量%のポリエステル樹脂と4.7重量%のC.I.ピグメントイエロー185を含有している。走査電子顕微鏡でトナー粒子を検査してみれば、粒子らがほぼ球形であり、数平均直径が4.4ミクロンであることを確認することができる。
【0055】
(実施例5)
ブラックトナーは実施例1のような方法によって製造する。C.I.ピグメントブラック7(デラウエア州ニューアークに所在するアイシーアイ アメリカ(ICI America)で市販されるカーボンブラック(Carbon Black)VをC.I.ピグメントブルー15:3の代りに使用する。
【0056】
その結果、生成されたブラックトナーは95.3重量%のポリエステル樹脂と4.7重量%のカーボンブラックを含んでいる。前記トナー粒子等の数平均直径は4.7ミクロンである。
【0057】
(比較例1)カラーインテックスコンスティチューション番号が74160号であるC.I.ピグメントブルー(ノースカロライナ州シャーロットに所在するBASFコポーレーションで市販されるHeliogenTM Blue D7100)と陰電荷調節剤(ニュージャージー州スプリングフィールドに所在するオリエントケミカル コーポレーションで市販されるBontronTM E−88)シクロオレフィン共重合体樹脂(ノルボルネンとエチレンのモル比が60:40であり、重量平均分子量が11,000であり、数平均分子量が5,900であり、ガラス転移温度が65℃であるノルボルネンとエチレンの共重合体)中に次の工程によって分散させる。
【0058】
2馬力の直列ギアモータと全面のブレードの速度が60RPMで設定され、後面ブレード速度が34RPMで設定されたシグマデザインの混合ブレードが装着されたアーロン プロセス カンパニー社製 lab mixerでシクロオレフィン共重合体樹脂1,600gとトルエン160gを混合した後、80℃で加熱して樹脂を完全に溶解させる。
【0059】
前記混合物にC.I.ピグメントブルー15:3を3回に分けて添加して、C.I.ピグメントブルー15:3と水の重量比が50:50の湿潤ケーキ形態で混合物を形成した後、C.I.ピグメントブルー15:3湿潤ケーキ(水50%含有)1,000gを樹脂とトルエン混合物に添加する。湿潤ケーキ顔料から水を出して前記樹脂/トルエン溶液で代えて出し水は捨てる。567gのもう一つの同じ湿潤ケーキを前記混合物に添加し混合した後、顔料から水を分離して捨てる。最後に湿潤ケーキ567gを添加して前記樹脂/トルエンと混合した後、3番目で水を前記顔料から分離して捨てる。樹脂/トルエン/顔料の混合物を80℃で1時間の間さらに混合させる。その後、前記混合物を真空待機下で維持して樹脂/顔料混合物からトルエンと残留された水を除去する。その後、混合物を冷却させて粉末で粉砕する。その結果、生成されたC.I.ピグメントブルー15:3マスタバッチは重量比が60:40の樹脂と顔料を含む。
【0060】
前記で製造されたマスタバッチは前記シクロオレフィン共重合体樹脂とハーク(Haake)2軸混合器(ニュージャージー州パーンマスに所在するハーク フィジョン社で市販される)を使用して混合する。シクロオレフィン共重合体樹脂90重量部と、C.I.ピグメントブルー15:3マスタバッチ10重量部の混合物を下記工程条件によって混合する:ベレル温度140℃、ダイヘッド温度140℃、スクリュー速度250RPM及び平均滞留時間約5分、その後、前記混合物を冷却させてボールミル(ニュージャージー州07424, リトル フォールズに所在するポール オー アッべ社で市販される)で粉砕して数平均粒径が約70ミクロンの太い粒子を得る。
【0061】
撹拌機が装着された2000ml丸低フラスコに数平均分子量が400のポリエチレングリコール(ウイスコンシン州ミルウォーキーに所在するアルドリッチケミカル カンパニーで市販される)500g、非イオン界面活性剤であるGenapol−26−L−1(ノースカロライナ州シャーロットに所在するクラリアント コーポレーションで市販される)12.5g及び前記で製造した粗い粒子500gを満たす。その後、前記混合物を140℃で加熱してその温度で100RPMで撹拌しながら60分間維持する。この混合物は乳白色分散液を形成するが、前記分散液を常温で冷却されるように放置する。前記処理された粒子を反応混合物で濾過させて分離し、濾過ケーキをメタノールに分散させて残留された溶媒を洗浄して捨てて更に濾過する。前記濾過された粒子らは40℃真空下で16時間の間に乾燥させる。乾燥粒子100重量部をCab−O−Sil TG−308F(イリノイ州ツスコラに所在するカボット コーポレーションで市販される流動性向上補助剤として作用する薫蒸処理されたシリカ)1重量部とロールミルで15分間混合して本発明によるシアントナーNo.3を得る。
【0062】
その結果、生成されたシアントナーは96重量%のポリエステル樹脂と4重量%のC.I.ピグメントブルー15:3を含むシクロオレフィン結合剤樹脂を持っており、前記顔料の粒子大きさは透過電子顕微鏡で測定した時、平均粒子大きさが0.1ミクロンである。粒子大きさが決定されれば、数平均粒子大きさは40ミクロンで顕著に減少する。前記トナー粒子を走査電子顕微鏡で検査してみれば、この粒子らがなめらかな表面を持つ球形であることを確認することができる。
【0063】
(比較例2)前記分散工程を高分子量樹脂または高融点度樹脂に適用すれば、粗い粒子が微細な粒子に分割されない。例えば、高分子量プロポキシ化したビスフェノールAポリエステル樹脂(ノースカロライナ州リサーチ トライアングルパークに所在するレイコールド ケミカルズ社で市販される重量平均分子量が81700のFine ToneTM T−382ES−HMW)をボールミル(ニュウジャージー州07424,リトル フォールズに所在するポール オー アッベ社で市販される)で粉砕して数平均粒子大きさが約70ミクロンの太い粒子を得る。
【0064】
インぺーラ型撹拌機が装着された2000−mlの丸低プラスコに500gのIsopar−L(R), 12.5gのGanex V−220及び前記で得た太い粒子500gを満たす。その後、この混合物を140℃で加熱した後、100RPMで撹拌しながらその温度で60分間維持する。この混合物は乳白色分散液を形成するが、この混合物を常温で冷却されるまで放置する。前記処理された粒子を反応混合物から濾過させて分離して濾過ケーキをイソヘキサンに分散させて濾過ケーキ中に含まれた溶媒を洗浄して捨てて更に濾過する。前記濾過された粒子らを40℃真空下で16時間乾燥する。
【0065】
その結果、生成された粒子らは数平均直径が54ミクロンであるが、これはせん断作用と界面活性剤が高解像度トナーに適用するのに適した水準まで粒子大きさを顕著に減少させることができないことを表す。
【0066】
本発明の具体例とその他の例と共に例示し説明してきたが、本明細書に添付された特許請求の範囲により提示される本発明の思想の範囲に属する色々な変形が可能である。
【0067】
【発明の効果】
本発明によって顔料と他の添加剤を重合体樹脂中に分散させ、強いせん断条件下で界面活性剤を含んでいる分散媒質中に混合された重合体樹脂を分散させることで、粒子直径が小さな球形トナー粒子を形成させて電子写真映像システムに使用するための優秀な特性が組合わせた高解像度カラートナー製造方法を提供できる。

Claims (8)

  1. (a)樹脂成分と顔料成分と電荷調節剤とを溶融状態で前記樹脂成分中に分散し、該混合物を冷却後に粉砕し、数平均粒径が50ミクロン乃至200ミクロンの範囲の微粒子を生成させる前記樹脂成分と前記顔料成分と所定の前記電荷調節剤とを含む第1微粒子樹脂組成物を製造する段階;
    (b)前記第1微粒子樹脂組成物を、界面活性剤を含み前記樹脂組成物が実質的に不溶の有機媒質中に分散させる段階;
    (c)前記樹脂成分のガラス転移温度よりも30℃乃至150℃高い温度でせん断力を加えて前記有機媒質中の前記第1微粒子樹脂組成物を粉砕する段階;及び
    (d)前記有機媒質から粉砕された微粒子トナー組成物を回収する段階;
    とからなることを特徴とする静電潜像現像用トナー組成物の製造方法。
  2. 前記樹脂成分がポリエステルであることを特徴とする請求項1に記載の静電潜像現像用トナー組成物の製造方法。
  3. 前記顔料成分がシアン顔料、イエロー顔料、マゼンタ顔料及びブラック顔料の中から選択されることを特徴とする請求項1に記載の静電潜像現像用トナー組成物の製造方法。
  4. 前記有機媒質の溶解度指数が前記樹脂成分の溶解度指数と1以上の差があることを特徴とする請求項1に記載の静電潜像現像用トナー組成物の製造方法。
  5. 前記有機媒質がパラフィン溶媒を含むことを特徴とする請求項1に記載の静電潜像現像用トナー組成物の製造方法。
  6. 前記界面活性剤が非イオン界面活性剤であることを特徴とする、請求項1に記載の静電潜像現像用トナー組成物の製造方法。
  7. 前記有機媒質が有機溶媒と界面活性剤を含み、前記界面活性剤の量が存在する溶媒量に対して0.2乃至15重量%で存在することを特徴とする請求項1に記載の静電潜像現像用トナー組成物の製造方法。
  8. ポリエステル樹脂成分と顔料成分と電荷調節剤とを溶融状態で前記樹脂成分中に分散し第1微粒子樹脂組成物となし、前記第1微粒子樹脂組成物を、界面活性剤を含み前記樹脂組成物が実質的に不溶の有機媒質中に分散させ、前記ポリエステル樹脂成分のガラス転移温度よりも30℃乃至150℃高い温度でせん断力を加えて前記有機媒質中の前記第1微粒子樹脂組成物を粉砕し、前記有機媒質から粉砕された微粒子を回収することにより得られる、実質的に球形で数平均粒径が1乃至10ミクロン範囲にある静電潜像現像用トナー組成物。
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