JP3931226B2 - エジェクタ式冷凍装置及びその装置に用いるエジェクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水などの常温以下で蒸気圧力が低い物質を作動媒体とし、エジェクタを用いた冷凍装置、及びその冷凍装置に使用するエジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
冷凍機としては種々のものが用いられているが、その一つとして水などを作動媒体とする空調機用冷凍機がある。このような冷凍機の基本構成は図4に示すように、圧縮機32により吸引されることにより低圧となっている蒸発器31内の水等の作動媒体は、空調用等の循環熱媒体としての被冷却媒体33で熱せられて気化する。この媒体は圧縮機32で吸引され、加圧されて凝縮器34で凝縮する。凝縮した水は膨張弁35で膨張して気化し、再び蒸発器31に戻り、同作動を繰り返す。
【0003】
水などを空調用冷凍機の作動媒体とする場合、この温度レベルでは蒸気圧が低く、大気圧以下となり、図4に示すような冷凍サイクルにおいて通常の圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を用いた冷凍サイクルでは、圧縮機は低圧になればなるほど単位時間あたりの吸入体積が小さくなるため効率が低下し、冷凍機の効率が低下せざるを得ない。
【0004】
一方、回転エネルギーを経ないで流体のエネルギーを直接、吸引・圧縮に使用する機器としてエジェクタが存在し、上記のような基本構成をなす冷凍サイクルにおいて、蒸発器31内を低圧にする作用をエジェクタによって行うエジェクタ式冷凍機が存在する。このようなエジェクタ式冷凍機にも種々のものが存在するが、エジェクタの駆動流として気体のみが用いられる場合においては、例えば図5に示すようなものがある。
【0005】
即ち図5に示す例においては、エジェクタ41のノズル42に蒸気等の圧力気体を導きここから噴射すると、蒸発器43の作動媒体が吸込流44として吸引され、蒸発器43内が低圧となる。エジェクタ41に吸引された作動媒体はエジェクタ41の出口部分で加圧されて凝縮器45に入る。凝縮器45内で凝縮した作動媒体の液体は膨張弁46で膨張してその一部が気化し、気液全体が冷却状態で再び蒸発器43に戻り、蒸発器43内の加熱水49を冷却する。また、凝縮器45内の非凝縮性の気体は外部に抽気され、同作動を繰り返す。
【0006】
エジェクタ式冷凍機においてエジェクタの駆動流として気体と液体の二相流が用いられる場合においては、例えば図6に示すように、前記図5に示す冷凍機の構成に対して更に圧縮機47と凝縮器48とを加えた構成をなし、また、図5に示した凝縮器7に替わり気液分離器50を用いている。このエジェクタ式冷凍機においては、気液分離器50で分離した気体成分を圧縮機47で圧縮し、凝縮器48で凝縮して液化する。この凝縮器の液体を内部の圧力によりノズル42に圧送し、ノズル42からは二相膨張の結果として、気体と液体が流出するようになっており、その他は前記図5に示す装置と同様に作動する。このような装置において、圧縮機の効率よりエジェクタの効率の方が高くなれば、エジェクタを付加したサイクルは有効となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記図4に示した冷凍機においては、装置内に外部からの空気の混入がないことを前提とし、空気が混入した分だけ効率が低下する。上記のように水を作動媒体とする場合には、空調温度レベルではシステム内の圧力が負圧になるため、空気の混入が起こりやすい。さらに上記図6に示したエジェクタ式冷凍機においては、たとえば水の蒸発圧力を10℃、凝縮温度を40℃とする場合、蒸発圧力と凝縮圧力の間の、気液分離器の圧力と凝縮圧力との圧力差は小さいため、エジェクタの効率は非常に低くなる。
【0008】
したがって本発明は、従来のエジェクタ式冷凍機において、圧縮機の効率を高めることにより冷凍効率を向上し、また、その高効率を長期間にわたって維持することができるようにしたエジェクタ式冷凍機を提供すると共に、その冷凍機に用いるのに好適なエジェクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、被冷却媒体を冷却する蒸発器と、作動媒体循環管路内に予め供給した非凝縮性ガスを主体とする駆動流体をノズルから噴出し、該噴出流により前記蒸発器の蒸気を吸引するエジェクタと、前記エジェクタの噴出流体のうち、凝縮性成分を凝縮する凝縮器と、前記凝縮器の液体を膨張させ前記蒸発器に供給する膨張弁と、前記凝縮器の気体を吸引し吐出する圧縮機と、前記圧縮機の吐出気体から液体成分を分離する気液分離器とを備え、前記気液分離器の非凝縮性ガスを主体とする気体を前記エジェクタのノズルに供給することを特徴とするエジェクタ式冷凍装置としたものである。
【0010】
また、請求項2に係る発明は、前記圧縮機に前記管路内の液体を供給し、圧縮動力の低減を行うことを特徴とする請求項1記載のエジェクタ式冷凍装置としたものである。
【0011】
また、請求項3に係る発明は、前記圧縮機の内部に管路内の液体を供給し、液封式圧縮機の液封を行うことを特徴とする請求項1記載のエジェクタ式冷凍装置としたものである。
【0012】
また、請求項4に係る発明は、前記圧縮機の吐出側管路に、管路内圧力を調整する圧力調整弁を設けたことを特徴とする請求項1記載のエジェクタ式冷凍装置としたものである。
【0013】
また、請求項5に係る発明は、前記エジェクタのノズルに前記空気を主体とする駆動流体と共に前記管路内の液体も供給したことを特徴とする請求項1記載のエジェクタ式冷凍装置としたのものである。
【0014】
また、請求項6に係る発明は、前記ノズルに供給する液体の流量を調整する流量調整弁を設けたことを特徴とする請求項5記載のエジェクタ式冷凍装置としたものである。
【0015】
また、請求項7に係る発明は、非凝縮性ガスを主体とする気体を供給する主ノズルと、液体を供給する副ノズルと、副ノズルの絞り部に進退自在に設け、供給する液体の量を調節するニードルと、前記主ノズル及び副ノズルから供給される二相流体を駆動流とし、蒸発器の気体を吸引することを特徴とするエジェクタ式冷凍装置用エジェクタとしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。図1には本発明によるエジェクタ式冷凍機の第1の実施の形態を示し、同図におけるエジェクタ式冷凍機1においては、被冷却媒体2を冷却する蒸発器3と、後述するように駆動流として非凝縮性ガスとしての空気が供給されるノズル4を備え、前記蒸発器3の作動媒体を吸引するエジェクタ5と、エジェクタ5の出口部分で圧縮された空気と蒸気が供給され冷却水6により内部が冷却される凝縮器7と、凝縮器7で凝縮された凝縮水を膨張させ蒸発器3に供給する膨張弁8と、凝縮器7内における空気を主体とし水分を含む気体を吸引して圧縮する圧縮機9と、圧縮機9で圧縮した気体から水分を分離する気液分離器10とをその主構成として備えている。
【0017】
気液分離器10で分離された冷却水の一部は、ノズル4に気液分離器10からエジェクタ5の駆動流として供給される気体成分と共にノズル4に供給し、エジェクタ5の駆動流の一部として利用する。他の冷却水は液戻り弁11を介して凝縮器7に戻される。また、凝縮器7の凝縮水の一部はポンプ12により圧縮機9の圧縮動力低減用として圧縮機の吐出側に供給し、他は前記のように膨張弁8から蒸発器3に供給する。このとき、膨張弁8からの凝縮水は、二相膨張を行いながら蒸発器3に入る。
【0018】
気液分離器10からノズル4に供給される、空気を主体とした気体及び分離された水分をエジェクタの駆動流として使用するには、例えば図2に示すようなエジェクタ5によって実施することができる。図2に示すエジェクタ5においては、気体の駆動流が供給される駆動用気体供給管15に接続したノズル4内に、更に液体の駆動流が供給される駆動用液体供給管16を備え、その先端をノズル4の開口部近傍に配置している。液体供給管16内には液体用ノズル17を備え、この液体用ノズル17に対して進退自在にニードル18を配置し、ニードル18を移動することにより駆動用液体の流量を調節することができるようにしている。この流量調節により二相噴霧の制御を容易に行うことができ、最適な条件での駆動流体供給を行うことができる。
【0019】
上記のようなエジェクタ5を用いることにより、前記図1の圧縮機9で加圧した水分を含む空気は、気液分離器10でほぼ空気のみの気体となり、図2の駆動用気体供給管15からノズル4に供給され、液体用ノズル17の外周からエジェクタ本体20内に噴出する。本発明はこのような加圧空気のみによっても作動可能であるが、より効率を高めるために、必要に応じて気液分離器10で分離された液体を、駆動用液体供給管16から液体用ノズル17に供給し、ノズル4内の前記駆動用気体と共にエジェクタ5内に噴出する事によって、より効率の良いエジェクタ式冷凍装置とすることができる。その際、これらの駆動流体は大気圧以上に設定する。このように、ノズルから噴出する駆動用気体、及び必要に応じて用いられる駆動用液体の混合流体によって、エジェクタ5の吸込管路19から図1の蒸発器3内の作動媒体を吸い込む。
【0020】
吸い込んだ作動媒体はエジェクタ5内で前記駆動用気体と駆動用液体の混合流体と更に混合し、エジェクタ5の出口から圧縮されつつ噴出する。この混合流体は凝縮器7で冷却水6により冷却され、且つこの中で気体が滞留することにより水分が分離し、下方に凝縮水が溜まる。この凝縮水は膨張弁8で膨張しながら蒸発器3に入り、内部の被冷却媒体2を冷却する。以降同様に蒸発器3内の蒸気はエジェクタ5の吸込管19からエジェクタ5内に吸い込まれ、蒸発器3内での冷凍作用が継続する。
【0021】
一方、凝縮器7には前記のようなエジェクタ5からの水蒸気が混合した空気が入ると共に、気液分離器10で分離された水が液戻り弁11の解放時に流入する。この凝縮器7内の水分を含んだ空気は圧縮機9に吸引される。また、凝縮器7内の水をポンプ12で吸い込み、これを圧縮機9内の圧縮流体中に噴射する。このとき適正量の水を噴射することにより、圧縮動力を低減することができる。
【0022】
また、エジェクタ5から圧縮機9の吸い込み部までの間に大気圧以下になる部分が存在するため、外部から空気が侵入することがあり、その空気は次第にこの系内に蓄積する。それにより圧縮機9の吐出圧力が高くなりすぎるとエジェクタ5が予め設定している駆動流の圧力を大きく越え、エジェクタ5の効率が低下するので、圧力調整弁13を適宜解放することにより、高圧側管路を所定の圧力に維持する。
【0023】
上記のような構成を採用することにより、例えば前記図6に示すような従来の圧縮機の使用態様においては水蒸気を吸引し吐出するため、その圧縮機の吸引力による真空生成に際しては高真空時に大きな吸引力を有することが要求されるのに対して、本発明に用いる圧縮機においては主として圧縮空気を駆動媒体としているため、圧縮機の能力は小さなものでよい。
【0024】
本発明においては更に、図3に示すような態様で実施することもできる。即ち、図3に示すエジェクタ式冷凍機においては、前記図1に示すものと異なり、圧縮機として液封式圧縮機15を用い、この液封式圧縮機においては従来圧縮機の液封として使用されている水蒸気圧より蒸気圧が低い、例えばシリコン油のような液体を用いることなく、凝縮器7の凝縮水の一部をポンプ12によって吸い込んで吐出したもの、更には気液分離器10で分離した水をポンプ16により吸い込んで吐出したものを液封用に使用する。気液分離器10からの水は、熱交換器で冷却することが好ましい。それにより高価なシリコン油を用いる必要が無くなり、またこの系内に水および空気以外の物質の混入が無くなる。
【0025】
前記図1及び図3に示す実施例においてポンプ12を用いて凝縮器の水を圧縮機9或いは液封式圧縮機15に供給した実施例を示したが、凝縮器7が圧縮機9よりも充分高い位置に配置されているときには、その水頭圧により供給できるので前記ポンプは不要となる。同様に、図3に示す実施例においてポンプ16を用いて気液分離器10の水を液封式圧縮機15に供給した実施例を示したが、この場合も気水分離器10が液封式圧縮機15よりも充分高い位置に配置されているときには、同様に不要となる。
【0026】
また、本発明に使用するエジェクタとしては種々のものを種々の態様で使用することができ、例えば多段配置を行い、また集合ノズルをもつエジェクタを用い、また円または矩形の集合ノズルを連続した形のノズルを使用し、更にはこれらの適宜のものを組み合わせて使用しても良い。
【0027】
更に、前記実施例において蒸発器は間接熱交換を行っている例を示しているが、直接熱交換式にすることもでき、その際には前記間接熱交換式よりも空気が混入しやすいが、この系内に空気が混入した場合でも圧縮機出口の圧力が設定値以上になると圧力調整弁13により外部に排出することができ、容易に対応することができる。また非凝縮性ガスとして前記実施例においては空気を用いた例を示したが、そのほか、使用中の冷凍サイクル中で凝縮しない任意のガスを用いることができる。
【0028】
【発明の効果】
本願の請求項1に係る発明は上記のように構成したので、エジェクタ式冷凍機において圧縮機を、その効率が高い値を示す圧力範囲で使用することにより冷凍効率を向上し、また、その高効率を長期間にわたって維持することができる。
【0029】
また、請求項2に係る発明は、前記圧縮機に管路内の液体を供給し、圧縮動力の低減を行うので、冷凍機を効率の良い状態で作動することができる。
【0030】
また、請求項3に係る発明は、前記圧縮機の内部に管路内の液体を供給し、圧縮機内部の液封を行うので、従来のようなシリコン油等を用いる必要が無く、安価で、且つ不純物を系内に取り込まない装置とすることができる。
【0031】
また、請求項4に係る発明は、前記圧縮機の吐出側管路に、管路内圧力を調整する圧力調整弁を設けたので、管路内の過剰な圧力を調節し、エジェクタを最も効率の良い状態で作動することができる。
【0032】
また、請求項5に係る発明は、前記エジェクタのノズルに前記空気を主体とする駆動流体と共に管路内の液体も供給したので、確実な二相流体によるエジェクタ作用が可能となる。
【0033】
また、請求項6に係る発明は、前記ノズルに供給する液体の流量を調整する流量調整弁を設けたので、二相流体によるエジェクタ作用を最も適正な状態で作動させることができる。
【0034】
また、請求項7に係るエジェクタ式冷凍装置用エジェクタは、二相流体によるエジェクタ作用を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエジェクタ式冷凍装置の実施例における冷凍システム構成図である。
【図2】同冷凍システムに用いるエジェクタの実施例を示す断面図である。
【図3】本発明によるエジェクタ式冷凍装置の他の実施例における冷凍システム構成図である。
【図4】従来の基本的な冷凍サイクルを示す冷凍システム構成図である。
【図5】従来の高圧蒸気をエジェクタの駆動流とする冷凍サイクルを示す冷凍システム構成図である。
【図6】従来の圧縮機及びエジェクタを用いる冷凍サイクルの冷凍システム構成図である。
Claims (7)
- 被冷却媒体を冷却する蒸発器と、
作動媒体循環管路内に予め供給した非凝縮性ガスを主体とする駆動流体をノズルから噴出し、該噴出流により前記蒸発器の蒸気を吸引するエジェクタと、
前記エジェクタの噴出流体のうち、凝縮性成分を凝縮する凝縮器と、
前記凝縮器の液体を膨張させ前記蒸発器に供給する膨張弁と、
前記凝縮器の気体を吸引し吐出する圧縮機と、
前記圧縮機の吐出気体から液体成分を分離する気液分離器とを備え、
前記気液分離器の非凝縮性ガスを主体とする気体を前記エジェクタのノズルに供給することを特徴とするエジェクタ式冷凍装置。 - 前記圧縮機に前記管路内の液体を供給し、圧縮動力の低減を行うことを特徴とする請求項1記載のエジェクタ式冷凍装置。
- 前記圧縮機の内部に管路内の液体を供給し、液封式圧縮機の液封を行うことを特徴とする請求項1記載のエジェクタ式冷凍装置。
- 前記圧縮機の吐出側管路に、管路内圧力を調整する圧力調整弁を設けたことを特徴とする請求項1記載のエジェクタ式冷凍装置。
- 前記エジェクタのノズルに前記空気を主体とする駆動流体と共に前記管路内の液体も供給したことを特徴とする請求項1記載のエジェクタ式冷凍装置。
- 前記ノズルに供給する液体の流量を調整する流量調整弁を設けたことを特徴とする請求項5記載のエジェクタ式冷凍装置。
- 非凝縮性ガスを主体とする気体を供給する主ノズルと、液体を供給する副ノズルと、副ノズルの絞り部に進退自在に設け、供給する液体の量を調節するニードルと、前記主ノズル及び副ノズルから供給される二相流体を駆動流とし、蒸発器の気体を吸引することを特徴とするエジェクタ式冷凍装置用エジェクタ。
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