JP3928958B2 - 溶解槽 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶解槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メッキ等の表面処理を行うラインには、被処理品の搬入から酸洗い等を行う前処理工程と、メッキ等の表面処理工程と、処理済み品を水洗し搬出する後処理工程とが一連に設置され、連続稼働される連続処理方式があり(例えば、特許文献1〜4等参照)、またこの連続処理方式には、被処理品を収容したバレルを工程順に走行させ、このバレルごと、被メッキ品を各工程の処理槽へ浸漬させるバレル方式がある(例えば、特許文献5、6等参照)。
【0003】
ところで、図7は、このような連続処理方式で且つバレル方式とされる表面処理ラインの一つで採用される亜鉛メッキ装置100の一例を示している。この亜鉛メッキ装置100は、メッキ槽101とは別に溶解槽102を備え、これらメッキ槽101と溶解槽102との間で溶解液103を循環させることによるジンケート浴を行うタイプである。
メッキ槽101には陽極105が設けられ、ワーク106を装填したバレル107が横軸116まわりで回転されつつ、これら両陽極105の相互間を通り抜けるようになっている。このときバレル106は陰極を兼ねる。
【0004】
溶解槽102には、カゴ状の収納器108を介して亜鉛等の溶解素材109が入れられ、苛性ソーダ等の溶解原液110が溜められるので、この溶解原液110に溶解素材109が溶解して亜鉛含有量が所定濃度に調整された溶解液103がつくられる。
従って、溶解槽102内でつくられた(濃度調整された)溶解液103がポンプ112により供給管113を介してメッキ槽101へ送られ、またメッキ槽101のオーバーフロー槽114から溢れ出る溶解液103が回収管115を介して溶解槽102へ戻されるという循環が行われる。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−176898号公報
【特許文献2】
特開平9−195093号公報
【特許文献3】
特開2000−17492号公報
【特許文献4】
特開2001−342599号公報
【特許文献5】
特開2002−212791号公報
【特許文献6】
特開2001−131798号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
溶解槽102からは、苛性ソーダ等の溶解原液110や濃度調整後の溶解液103によって目や鼻、呼吸器系等に刺激を与えるガスが発生する。殊に収納器108に溶解素材109を補充するに際してこの収納器108を溶解原液110から引き上げたり、その後に溶解素材109を投入したりする作業では、作業者は劣悪な環境下に曝されることになる。そこで、このガスを原因とした作業環境の悪さを改善するため、収容器108を機械的に昇降できる構造とさせ、この溶解槽102全体をカバーで覆う構造にすることが考えられる。
【0007】
しかしこれでは溶解槽102全体が複雑、大型化し、製作コストが高騰化するということがあった。また、収容器108を昇降させることで溶解原液110(溶解液103の状態を含む)が周辺へ飛散しやすいということがあり、このことが新たな問題となっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、構造の複雑化、大型化、製作コストの高騰化等を招来することなく、作業環境の改善が図れるようにした溶解槽を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る溶解槽1は、横倒し円筒形状の溶解素材投入用の透水性バレル11を内部に回転自在に設けた主槽15と、
この主槽15の下部に設けられると共にメッキ槽5との間で溶解液の循環を行っている副槽16と、
主槽15に対して、前記バレル11内に溶解液が浸入して金属溶解素材を溶解し溶解液に金属イオンを供給する高水位とバレル11内へ溶解液浸入させないようにしてバレル11内に金属溶解素材を供給する低水位との間で溶解液の出し入れを可能にする溶解液給排装置12とを有し
前記溶解液給排装置12は、主槽15から副槽16に向けて溶解液を流下させる流下管36に設けられた開閉可能な切替弁35と、副槽16から主槽15に向けて溶解液を吸引させる吸引管34に設けられたポンプ33とを有している。
【0009】
本発明に係る溶解槽1は、このように溶解液給排装置12によって槽本体10に対する溶解液の出し入れを行わせることで、槽本体10内のバレル11を溶解液中へ浸漬状態にさせたりこの浸漬状態を解除させたりする(溶解液中から引き出す)ものである。これであれば、バレル11と槽本体10との位置関係を構造的に固定することができ、昇降機構などは不要になるので、構造の複雑化、大型化、製作コストの高騰化等を招来することはない。また、バレル11を昇降させる必要がないので、槽本体10内の溶解液が周辺に飛散するということも防止できる。
【0010】
また、この溶解槽1は、バレル11を槽本体10内で回転させるための回転駆動装置28が付設されたものとするのが好適である。すなわち、この回転駆動装置28によってバレル11を回転させれば、それだけバレル11内に入れる溶解素材が槽本体10に溜められる溶解原液と接触する機会が増えることになり、従って溶解率も高くなる。
槽本体10はバレル11全体を取り囲むケーシング構造にするのが好適である。この場合、この槽本体10には、必要に応じて槽本体10の外部からバレル11内へ溶解素材を供給可能にするための開閉部21を設け、これに対してバレル11には、上記槽本体10の開閉部21が開けられたときにこれと連通する連通口25を設けておく。
【0011】
このようにすることで、バレル11に対する溶解素材の供給(補充を含む)が容易となり、またこのときにガスが槽本体10の外部へ発散するのを可及的に防止できる。
前記主槽15はその下部に槽設置スペース18を形成可能にする高さに設置されていると共に副槽16は主槽15下の槽設置スペース18に設置されることで槽本体10として二階建て構造にすることができる。このうち主槽15内にバレル11を設ける。この場合、溶解液給排装置12は、上記副槽16から主槽15へまた主槽15から副槽16へ必要量の溶解液を流通させるといった構造にすることができる。
【0012】
このようにすることで溶解槽1の全体としてその設置面積を可及的に小さく抑えることができ、ラインとしてのコンパクト化にも有益となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1及び図2は、本発明に係る溶解槽1の第1実施形態を示している。この溶解槽1は、ジンケート浴を行うタイプの亜鉛メッキ装置2において適用されたものとしてあり、供給管3及び回収管4によってメッキ槽5との間が相互連通状態に接続されている。供給管3にはポンプ6及び濾過器7が設けられ、メッキ槽5と回収管4との接続部分にはオーバーフロー槽8が設けられている。
【0014】
この溶解槽1は、槽本体10とバレル11と溶解液給排装置12とを有している。また槽本体10は主槽15と副槽16とを有している。このうち主槽15は脚フレーム17によって持ち上げられて、その下部に槽設置スペース18が形成されており、この槽設置スペース18に上記副槽16が設置されることにより、この槽本体10全体が二階建て構造を成すようになっている。そして上記したバレル11は、このうち主槽15の内部に収納されている。
主槽15は材質面及び構造面で槽内部に溶解液を溜めることができ、且つその内部に収容するバレル11を全体的に取り囲むことができるケーシング構造とされている。図例では横倒した円筒形としてあり、一端側にはメンテナンス等以外では閉塞状態に固定された閉塞盤20が設けられ、他端側には必要に応じて一部又は全部を開閉(又は着脱)することのできる開閉部21が設けられている。なお開閉部21は、その閉塞状態では主槽15からの漏水が起こらないようにパッキン等によって適宜防水処理がなされている。そしてそのうえで、迅速且つ容易に開閉(又は着脱)できる構造となっている。
【0015】
副槽16についても材質面及び構造面で槽内部に溶解液を溜めることができる構造とされている。図例では上部を開口させた箱形の槽部23に対し、その上部開口に蓋24を被せて密閉できるようにしてある。
バレル11は、その内部へ亜鉛等の溶解素材を入れることができる構造とされており、その外周面は網材や多孔板等により形成されて、内部へ入れた溶解素材は固形のままこぼれ出ることはないが、透水性は得られるようにしてある。図例では槽本体10の主槽15内に収納可能な大きさ及び形状とするために、この主槽15より一回り径小の横倒した円筒形とした。その他、多角形の筒形等としてもよい。
【0016】
このバレル11には、主槽15の開閉部21を開けたときにこれと連通する連通口25が設けられている。この連通口25には、主槽15の開閉部21を開けた状態で開閉することのできる蓋(図示略)を設けておいてもよい。またこのバレル11は、主槽15の外部に設けられた回転駆動装置28により、この主槽15内で回転可能になっている。本実施形態においてこの回転駆動装置28は、例えば主槽15の閉塞盤20を貫通してバレル11の一端部に連結された回転軸29を、歯車列やチェン等の伝動手段30を介してモータ31で回転させる構造とすればよい。
【0017】
溶解液給排装置12は、ポンプ33が設けられた吸引管34と切替弁35が設けられた流下管36とを有している。
吸引管34は逆L字型に折曲されており、その下端部を副槽16内の底部近傍まで垂下させると共に上端部を主槽15における閉塞盤20へ貫通させた状態で配管されている。この吸引管34の上端部は吐出端とされるが、図示したようにバレル11内まで突き刺しておくのがよい。本実施形態ではバレル11を回転駆動装置28によって回転させるので、主槽15における閉塞盤20の中央部を貫通している回転軸29として中空軸を用い、この回転軸29の中空部へ吸引管34の上端部を差し入れてある。勿論、この回転軸29の中空部内面と吸引管34の外周面との間は、メカシール等の採用によって相対回転を許容しつつ適宜防水処理が施されているものとする。これに対して流下管36は、主槽15の下面から垂下する短管とされており、副槽16の蓋24を貫通してその下端部が副槽16内へ連通したものとされている。
【0018】
このような構成の溶解槽1において、いま、メッキ槽5からオーバーフロー槽8及び回収管4を介して槽本体10の副槽16へ溶解液が取り込まれ、この副槽16に所定水位まで溶解液が溜められているとする。そこで溶解液給排装置12においてポンプ33を作動させると共に切替弁35を開栓状態にし、また回転駆動装置28を作動させる。
ポンプ33の作動によって副槽16内の溶解液は吸引管34を介して主槽15内へ吸い上げられ、この主槽15から流下管36を介して副槽16へ溶解液が流下するといった循環流が起こり、必要に応じてポンプ33のオン・オフ切り替えや切替弁35の開閉切り替えを行うことで、主槽15内の溶解液はバレル11を半没乃至水没させるような高水位(満水を含む)に維持される。
【0019】
吸引管34の上端部(吐出端)は、主槽15内においてバレル11内へ差し入れられているため、主槽15内へ吐出される溶解液はバレル11内の溶解素材へ直接かけられ、それだけ溶解素材の溶解は促進される。またバレル11が回転されることで、溶解素材と溶解液とが接触する機会はますます高まり、溶解も更に促進される。このようにして主槽15内では溶解液が高効率のうちに所定濃度に調整され、結果、この主槽15と副槽16との間で溶解液の循環流が起きていることに伴って副槽16内の溶解槽も所定濃度に調整されることになる。
【0020】
従って、この状態で副槽16とメッキ槽5との間を繋ぐ供給管3のポンプ6を作動させれば、これら副槽16とメッキ槽5とで溶解液の循環が行われ、メッキ槽5には常に所定濃度に調整された溶解液が供給されることになる。
主槽15内のバレル11に入れた溶解素材の溶解が進み、この溶解素材の補充が必要になったときには、溶解液給排装置12のポンプ33を停止させる。これにより主槽15内の溶解液は流下管36を介して副槽16へ流下する一方となり、この主槽15内の水位はバレル11内へ溶解液が浸入しない低水位(水位ゼロを含む)まで低下する。このようにしたうえで、主槽15の開閉部21を開き、ここからバレル11内へ新たに溶解素材を供給する。開閉部21を開いても、主槽15内の溶解液は少量又は皆無であるので目や鼻、呼吸器系等に刺激を与えるガスが漏洩し周辺に拡散するといったことも殆どない。この溶解素材の供給が終われば、開閉部21を閉じ、再びポンプ33を作動させる。
【0021】
ポンプ33の作動によって主槽15内には副槽16から溶解液が吸い上げられる状態が戻る。従って、主槽15内で溜まる溶解液は再びバレル11を半没乃至水没させるような高水位になり、バレル11内の溶解素材を溶解させる状態となる。なお、副槽16内の溶解液が減少してきた場合は、新たに苛性ソーダ等の溶解原液を補充すればよい。
このように、本発明の溶解槽1では、溶解液給排装置12により、槽本体10の主槽15に対する溶解液の出し入れを行わせることで、主槽15内においてバレル11(溶解素材)を溶解液中へ浸漬状態にさせたりこの浸漬状態を解除させたりするものである。
【0022】
図3及び図4は、本発明に係る溶解槽1の第2実施形態を示している。この第2実施形態の溶解槽1は、槽本体10が単槽構成となっている。そのため、この槽本体10自体が供給管3及び回収管4によってメッキ槽5(図示略)との間を相互連通状態に接続されており、これら供給管3及び回収管4を介したメッキ槽5との溶解液の出し入れを行うものとして、溶解液給排装置12が構成されていることになる。
すなわち、この第2実施形態の溶解液給排装置12は、メッキ槽5から回収管4を介して槽本体10に溶解液を回収したり別途、苛性ソーダ等の溶解原液を補充したりして溶解液の供給過多状態にすることで、この槽本体10内を、バレル11内に溶解液が浸入するような高水位H1にする制御と、この槽本体10から供給管3を介してメッキ槽5へ溶解液を供給する状態を過多にすることで、この槽本体10内を、バレル11内に溶解液が浸入しないような低水位H2にする制御とを行う構成になっている。
【0023】
なお、この第2実施形態の溶解槽1において、槽本体10は上部が開口した箱形とされ、この上部開口は前半部が上下揺動自在な蓋40とされて、この蓋40の開閉によって槽本体10としての開閉部21が形成されるようになっている。またバレル11は多角形の横倒した筒形としてあり、その外周面の一面に扉41付きの連通口25が設けられ、この連通口25を介して槽本体10の開閉部21との連通が可能になっている。
図5は、本発明に係る溶解槽1の第3実施形態を示している。この第3実施形態の溶解槽1も槽本体10が単槽構成となっている。また、回転駆動装置28の回転軸29は縦軸となっており、これにより槽本体10内ではバレル11が水平回転するようになっている。
【0024】
なお、これに伴い、槽本体10及びバレル11は、共にそれらの上部が開口した有底円筒形とされ、槽本体10にはその上部開口を開閉可能な蓋43が設けられて、これで開閉部21が形成されていると共に、バレル11の上部開口は蓋無しで開放されたまま、連通口25を形成するものとなっている。
図6は、本発明に係る溶解槽1の第4実施形態を示している。この第4実施形態の溶解槽1では、回転駆動装置28の回転軸29が傾斜軸となっており、これにより槽本体10内では、バレル11が作業者が溶解素材を供給し易くなる方向に傾いたまま、回転するようになっている。なお、バレル11内には、攪拌翼45を設けて、回転による溶解素材の攪拌を行わせ、溶解の促進を図ってある。
【0025】
ところで、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、亜鉛のジンケート浴を行うメッキ装置で採用可能な溶解槽において、構造の複雑化、大型化、製作コストの高騰化等を招来することなく、作業環境の改善が図れた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る溶解槽の第1実施形態を示した正面図である。
【図2】 図1に対応する右側面図である。
【図3】 本発明に係る溶解槽の第2実施形態を示した斜視図である。
【図4】 図3のA−A線断面図である。
【図5】 本発明に係る溶解槽の第3実施形態を示した斜視図である。
【図6】 本発明に係る溶解槽の第4実施形態を示した正面断面図である。
【図7】 従来の亜鉛メッキ装置の一例を示した正面図である。
【符号の説明】
1 溶解槽
10 槽本体
11 バレル
12 溶解液給排装置
15 主槽
16 副槽
18 槽設置スペース
21 開閉部
25 連通口
28 回転駆動装置

Claims (4)

  1. 横倒し円筒形状の溶解素材投入用の透水性バレル(11)を内部に回転自在に設けた主槽(15)と、
    この主槽(15)の下部に設けられると共にメッキ槽(5)との間で溶解液の循環を行っている副槽(16)と、
    主槽(15)に対して、前記バレル(11)内に溶解液が浸入して金属溶解素材を溶解し溶解液に金属イオンを供給する高水位とバレル(11)内へ溶解液浸入させないようにしてバレル(11)内に金属溶解素材を供給する低水位との間で溶解液の出し入れを可能にする溶解液給排装置(12)とを有し
    前記溶解液給排装置(12)は、主槽(15)から副槽(16)に向けて溶解液を流下させる流下管(36)に設けられた開閉可能な切替弁(35)と、副槽(16)から主槽(15)に向けて溶解液を吸引させる吸引管(34)に設けられたポンプ(33)とを有していることを特徴とする溶解槽。
  2. 前記バレル(11)を槽本体(10)内で回転させるための回転駆動装置(28)が付設されていることを特徴とする請求項1記載の溶解槽。
  3. 前記槽本体(10)はバレル(11)全体を取り囲むケーシング構造になっており、必要に応じて槽本体(10)の外部からバレル(11)内へ溶解素材を供給可能にするための開閉部(21)が設けられ、バレル(11)には上記槽本体(10)の開閉部(21)が開けられたときにこれと連通する連通口(25)が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の溶解槽。
  4. 前記主槽(15)はその下部に槽設置スペース(18)を形成可能にする高さに設置されていると共に副槽(16)は主槽(15)下の槽設置スペース(18)に設置されることで槽本体(10)として二階建て構造になっており、前記溶解液給排装置(12)は上記副槽(16)から主槽(15)へまた主槽(15)から副槽(16)へ必要量の溶解液を流通させる構造となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の溶解槽。
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