JP3928532B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のナビゲーション装置には、例えば特許文献1に記載されるように建物の形等を実際の景観に近づけた3次元道路地図や、衛星写真や航空写真を用いた道路地図を表示するものがある。このような道路地図表示により、ユーザーは、現在位置や、目的地までの経路を一層確認しやすくなったり、普段見ることのない上空からの景観を楽しむことができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−27533号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した道路地図データは、一般的にイメージデータとして記憶され、そのデータ量が多いため、例えば繁華街や都市部等の一部のエリアを網羅するにすぎない。このため、ユーザーがあるエリアの景観を確認しようとして道路地図をスクロールさせ、その道路地図データが網羅するエリアの境界に達すると、例えば単に道路と地名等が表示されるような他の種類の道路地図データに切り換えられてしまう。
【0005】
しかしながら、実際の景観をリアルに再現した3次元表示や、衛星写真、航空写真などの画像データを用いた表示を行なっている際、ユーザーは、その表示の美しさや緻密さ、あるいは普段見慣れない上空からの写真の珍しさを楽しんでいる場合が多い。そのため、スクロール時に、代替の地図データに自動的に切り換えられると、改めて元の表示に直す操作が必要になり、ユーザーは、そのような操作が煩わしいと感ずる場合がある。
【0006】
本発明は、かかる従来の問題点を鑑みてなされたもので、所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データに基づく道路地図表示を、極力継続させることが可能なナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のナビゲーション装置は、所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データを記憶する記憶手段と、
イメージパターンによる道路地図データに基づいて道路地図を表示する表示手段と、
表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、所定エリアの境界に達した時、それ以上の道路地図のスクロールを制限することによって、イメージパターンによる道路地図データに基づく道路地図の表示を継続するスクロール制限手段と、
スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、所定エリアの境界まで所定の距離に達した時、それまで表示手段に表示されていた道路地図よりも縮尺率が大きな道路地図を表示手段に表示させる縮尺変更手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
上述したように、請求項1に記載のナビゲーション装置では、道路地図データが網羅するエリアの境界においては、それ以上の道路地図のスクロールを制限する。従って、ユーザーの意図に反して、自動的に他の種類の道路地図データに切り換えられることがない。このため、例えばスクロール方向を変える等の処置をおこなうことにより、ユーザーは引き続き、元の道路地図表示を楽しむことができる。
さらに、スクロールによって表示道路地図が所定エリアの境界まで所定の距離に達した時に、縮尺率が大きな道路地図へ表示を変更することにより、すなわち、所定エリアの境界まで所定の距離に達したことを条件として道路地図を拡大表示することにより、道路地図の表示領域が所定エリアの境界に達するまでの期間を引き延ばすことができ、極力、所定エリアにおける道路地図表示を継続することができる。なお、道路地図を3次元表示している場合には、単に視点高度を下げることによって、道路地図を拡大表示させることができる。
【0009】
なお、車両の移動に伴って道路地図がスクロールされ、所定エリアの境界に達した場合、道路地図のスクロールを制限することにより、車両の移動に追従して道路地図をスクロールすることができなくなってしまう。このような場合、上記した道路地図データよりも広範囲なエリアを網羅する代替道路地図データを記憶手段に記憶させておき、その代替道路地図データに基づく地図表示への切り換えを指示するための表示切替スイッチを設け、ユーザーが現在位置表示を継続して行なうことを希望する場合には、その表示切替スイッチにより、他の種類の道路地図への表示に切り換えるようにすれば良い。
【0010】
請求項2に記載のナビゲーション装置は、所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データを記憶する記憶手段と、
イメージパターンによる道路地図データに基づいて道路地図を3次元表示する表示手段と、
表示手段に3次元表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、所定エリアの境界に達した時、それ以上の道路地図のスクロールを制限することによって、イメージパターンによる道路地図データに基づく道路地図の表示を継続するスクロール制限手段と、
スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、所定エリアの境界まで所定の距離に達した時、表示手段に3次元表示される道路地図に関して、上空の視点からの俯角を、それまでよりも大きな角度に変更して表示手段に表示させる俯角変更手段とを備えることを特徴とする。
この請求項2に記載のナビゲーション装置によっても、請求項1に記載のナビゲーション装置と同様に、ユーザーの意図に反して、自動的に他の種類の道路地図データに切り換えられることを防止しつつ、道路地図の表示領域が所定エリアの境界に達するまでの期間を引き延ばして、極力、所定エリアにおける道路地図表示を継続することができる。
【0011】
請求項3に記載したナビゲーション装置は、所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データを記憶する記憶手段と、
イメージパターンによる道路地図データに基づいて道路地図を表示する表示手段と、
表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、所定エリアの境界まで所定の距離に達した時、それまで表示手段に表示されていた道路地図よりも縮尺率が大きな道路地図を表示手段に表示させる縮尺変更手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載したナビゲーション装置では、スクロールによって表示道路地図が所定エリアの境界まで所定の距離に達した時に、縮尺率が大きな道路地図へ表示を変更する。すなわち、所定エリアの境界まで所定の距離に達したことを条件として道路地図を拡大表示することにより、道路地図の表示領域が所定エリアの境界に達するまでの期間を引き延ばすことができ、極力、所定エリアにおける道路地図表示を継続することができる。なお、道路地図を3次元表示している場合には、単に視点高度を下げることによって、道路地図を拡大表示させることができる。
【0013】
請求項4に記載したナビゲーション装置は、所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データを記憶する記憶手段と、
イメージパターンによる道路地図データに基づいて道路地図を3次元表示する表示手段と、
表示手段に3次元表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、所定エリアの境界まで所定の距離に達した時、表示手段に3次元表示される道路地図に関して、上空の視点からの俯角を、それまでよりも大きな角度に変更して表示手段に表示させる俯角変更手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載したナビゲーション装置によれば、所定エリアの境界まで所定距離に達したときに、3次元表示における俯角を大きな角度に変更した道路地図表示を行なうことにより、所定エリア外の領域が表示画面に入るまでの期間を引き延ばすことができ、道路地図を拡大表示したのと実質的に同様の効果を奏することができる。従って、所定エリアにおける道路地図表示を極力継続することが可能になる。
【0015】
請求項5に記載したナビゲーション装置は、所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データを記憶する記憶手段と、
イメージパターンによる道路地図データに基づいて道路地図を表示する表示手段と、
表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、所定エリアの境界まで所定の距離に達した時、表示手段に表示される道路地図の表示の向きを反転させる地図表示反転手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
これにより、道路地図データが網羅する所定エリアの境界まで所定の距離に達した時点で、道路地図表示の向きが反転されることにより、同じ方向へのスクロール操作を継続するだけで、その所定エリアの境界から離れる方向に道路地図をスクロールさせることができる。
【0017】
請求項6に記載したように、スクロール手段は、ユーザーの操作に応じて、表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるものである。ユーザーは、現在地や目的地が表示された道路地図画面において、さらにその周囲の道路状況を確認するため、道路地図をスクロールさせる場合があるためである。
【0018】
請求項7に記載したように、車両の現在位置を検出する位置検出手段を備え、スクロール手段は、車両の走行時に、位置検出手段によって検出された車両の現在位置が道路地図上に表示されるように、表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるものである。これにより、常に、現在位置及びその周囲の道路状況が確認できるためである。
請求項8に記載のナビゲーション装置は、所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データを記憶する記憶手段と、
車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
位置検出手段によって検出された車両の現在位置を、イメージパターンによる道路地図データに基づく道路地図とともに表示する表示手段と、
車両の走行時に、当該車両の移動に伴って、表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、所定エリアの境界に達した時、それ以上の道路地図のスクロールを制限することによって、イメージパターンによる道路地図データに基づく道路地図の表示を継続するスクロール制限手段とを備え、
スクロール制限手段によって道路地図のスクロールが制限された場合、車両の現在位置が所定エリアを越えた時点で、表示手段は車両の現在位置の表示を消去することを特徴とする。
また、請求項9に記載のナビゲーション装置は、所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データと、地図表示すべきエリアを全て網羅する構造化データによる道路地図データとを記憶する記憶手段と、
イメージパターンによる道路地図データと構造化データによる道路地図データとのいずれかに基づいて道路地図を表示する表示手段と、
表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
表示手段にイメージパターンによる道路地図データが表示されているときに、スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、所定エリアの境界に達したとき、それ以上の道路地図のスクロールを制限することによって、イメージパターンによる道路地図データに基づく道路地図の表示を継続するスクロール制限手段と、
スクロール制限手段によって道路地図のスクロールが制限されたとき、ユーザーからの構造化データによる道路地図データに基づく道路地図表示への切換指示に基づいて、構造化データによる道路地図データに基づく道路地図表示への切り換えを行う切換手段とを備えることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置に関して、図面に基づいて説明する。
【0020】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係わるナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、本実施形態のナビゲーション装置は、位置検出部1、地図データ格納部2、スイッチ情報入力部3、メモリ部5、これらに接続された制御部4、制御部4に接続された表示部6、及び音声出力部7を備えている。
【0021】
位置検出部1は、いずれも周知の地磁気センサ、ジャイロセンサ、車速センサ、及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS受信機を有している。これらは、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。なお各センサの精度によっては、位置検出部1を上述した内の一部のセンサで構成しても良い。
【0022】
地図データ格納部2は、現在位置の検出精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、道路地図データ、及び道路地図上にランドマーク等を描画するための目印データ等の各種の地図データを制御部4に入力するためのものである。この地図データ格納部2は、各種の地図データを記憶する記憶媒体を備え、記憶媒体としては、そのデータ量からCD−ROMやDVD−ROMを用いるのが一般的であるが、メモリカードやハードディスクなどの媒体を用いてもよい。
【0023】
この地図データ格納部2には、道路地図データとして、2種類のデータが記憶されている。1つは構造化データによる道路地図データである。この構造化データは、交差点等の地点に関するノードデータと、その地点間を結ぶ道路に関するリンクデータとを有する。ここで、ノードデータは、複数の道路が交差、合流、分岐するノード毎に固有の番号を付したノードID、ノード座標、ノード名称、ノードに接続する全てのリンクのリンクIDが記述される接続リンクID、及び交差点種類等の各データから構成される。また、リンクデータは、道路毎に固有の番号を付したリンクID、リンク長、始点及び終点の座標、高速道路や一般道路等の道路種別、道路幅員、リンク旅行時間等の各データから構成されている。そして、この構造化データは、階層構造を有し、表示される道路地図の縮尺率に応じて、表示されるリンク及びノードがその階層構造の中で切り換えられる。なお、構造化データは、地図表示すべきエリアを全て網羅するデータが地図データ格納部に記憶されている。
【0024】
もう1つはイメージパターンデータによる道路地図データである。このイメージパターンデータとしては、建物の形等を実際の景観に近づけた3次元道路地図データや、衛星写真や航空写真を用いた道路地図データが該当する。なお、衛星写真や航空写真を用いた道路地図データは、後述する画面制御管理部15において視点高度や視点からの見下ろした際の地面との角度(俯角)を変更した道路地図を作成することにより、2次元及び3次元で道路地図を表示できる。ただし、このイメージパターンデータは、そのデータ量が多いため、繁華街や都市部等の一部のエリアを網羅する分の道路地図データのみしか地図データ格納部2に記憶されていない。
【0025】
スイッチ情報入力部3は、例えば表示部6の周囲に設置されたメカニカルなスイッチや、表示部6と一体となったタッチスイッチを有し、各種の入力に使用されるものである。例えば、スイッチ情報入力部3には、表示部6に表示される道路地図を、上述した構造化データに基づく道路地図とイメージパターンデータに基づく道路地図との切り換えを指示する表示切換スイッチや、表示された道路地図をスクロールさせるために、そのスクロール方向を指示するスクロールスイッチが設けられる。
【0026】
表示部6は、例えば液晶ディスプレイによって構成される。表示部6の画面には、位置検出器1によって検出された車両の現在位置と地図データ格納部2から入力される地図データとに基づいて、現在位置周辺の道路地図が自車両マークとともに表示されたり、目的地を選択するための選択画面や選択した目的地の周辺の道路地図、及びナビゲーション装置の各種の機能のオン・オフを設定する設定画面等が表示される。
【0027】
メモリ部5は、例えばROMやRAMから構成されており、ROMにはナビゲーション装置を動作させるためのプログラムが格納され、RAMにはプログラム実行時に各種のデータを一時的に保存したり、地図データ格納部2から取得した道路地図データが一時的に格納される。
【0028】
音声出力部7は、スピーカによって構成され、経路案内のための音声や、ナビゲーション装置の操作の説明を行なう音声を出力する。
【0029】
制御部4は通常のコンピュータとして構成されており、メモリ部5に保存されたプログラムに従って所定の演算処理を実行する。なお、図1では、制御部4が実行する主要な機能を、機能ブロック図として表示している。すなわち、制御部4は、地図データ取得部10、マップマッチング部11、経路計算部12、経路案内部13、描画部14、及び画面制御管理部15を備える。
【0030】
地図データ取得部10は、必要な地図データを地図データ格納部2から取得し、各部に与える。例えば、通常は、位置検出部1によって検出された現在位置を含む地図データを地図データ格納部2から取得し、画面制御管理部15に与える。画面制御管理部15は、描画部14に対して、現在位置を示す自車両マークとともに、現在位置周辺の道路地図を表示部6に表示するように指示する。そして、車両の走行に伴って、車両の走行軌跡がマップマッチング部11に蓄積され、マップマッチング部11は、車両の走行軌跡とマップマッチング用データに基づく道路の形状を照合する。この照合に基づいて、表示部6に表示している自車両位置が実際の車両の位置とずれていると判定すると、マップマッチング部11は正しい自車両の位置を画面制御管理部15に与える。これにより、画面制御管理部15は、表示部6に表示する自車両の位置を修正するよう描画部14に指示する。
【0031】
また、スイッチ情報入力部3によって目的地が入力された場合、経路計算部12が、地図データ取得部10から与えられた地図データに基づいて、現在位置から目的地までの最適経路を作成する。すなわち、地図データ取得部10は、現在位置から目的地までの地図データを地図データ格納部2から取得し、経路計算部12は、その地図データに対して公知のダイクストラ法等の手法を適用して、最適経路を作成する。作成された最適経路は、経路案内部13に与えられる。経路案内部13は、表示部6に表示される道路地図において、作成された最適経路に対応する道路を特定の色で識別表示させるべく画面制御管理部15に指示する。さらに、右左折等を行なうべき交差点等の案内ポイントを算出し、その案内ポイントを音声にて報知すべく、音声出力部7に音声信号を出力する。また、その案内ポイントに関する情報を画面制御管理部15に与え、画面制御管理部15は、交差点付近の拡大図や高速道路の略図を表示部6に表示させるべく、描画部14に指示を与える。
【0032】
次に、本実施形態の特徴であるイメージパターンデータに基づく道路地図のスクロール処理に関して説明する。なお、本実施形態では、上述したスクロールスイッチがユーザーによって操作されたとき、及び車両の現在位置を表示部6の所定位置に固定表示している際に車両が移動したとき、表示部6の画面において道路地図がスクロールされる。
【0033】
上述したように、イメージパターンデータによる道路地図データは、そのデータ量が多いため、繁華街や都市部等の一部のエリアを網羅する分のデータのみしか地図データ格納部2に記憶されていない。そのため、道路地図がスクロールされ、その道路地図データが網羅するエリアの境界に達すると、それ以上の道路地図表示ができないので、従来は、より広範囲なエリアを網羅する構造化データによる道路地図データに基づく道路地図表示に切り換えていた。
【0034】
しかしながら、実際の景観をリアルに再現した3次元表示や、衛星写真、航空写真などの画像データを用いた道路地図表示を行なっている場合、ユーザーは、その表示の美しさや緻密さ、あるいは普段見慣れない上空からの写真の珍しさを楽しんでいる場合が多い。そのため、スクロール時に、代替の道路地図表示に自動的に切り換えられると、改めて元の道路地図表示に直す操作が必要になってしまう。
【0035】
そのため、本実施例では、イメージパターンデータによる道路地図データが網羅するエリアの境界までスクロールされた場合、それ以上のスクロールに制限を加えることにより、その道路地図データによる道路地図表示が継続して行なわれるようにした。以下、このスクロール処理について、図2のフローチャートに基づいて説明する。なお、図2に示すフローチャートによるスクロール処理は、イメージパターンデータによる道路地図データに基づいて、表示部6の画面に道路地図が表示されている場合に実行されるものである。
【0036】
まず、ステップS100では、スクロール方向及びスクロール距離を算出する。本実施形態では、スクロールスイッチ、あるいは車両の移動に伴って表示部6の画面に表示される道路地図がスクロールされる。従って、ステップS100では、スクロールスイッチが操作された場合には、スクロールスイッチが操作された方向を入力するとともに、スクロールスイッチの操作時間等に基づいてスクロール距離を算出する。また、車両の移動に伴う地図スクロールに関しては、車両の進行方向が表示部6の画面上方を向くように、道路地図のスクロール方向が算出され、かつ車両の移動速度に基づいてスクロール距離を算出する。
【0037】
ステップS110では、ステップS100にて算出されたスクロール方向及びスクロール距離に基づいて、スクロール後の道路地図を表示部6の画面に表示する。ステップS120では、スクロールスイッチの操作が終了したか、もしくは車両の移動が停止して、地図のスクロールが停止したか否かを判定する。これらの判定により地図スクロールの終了と判定された場合には、本フローチャートによる処理を終了する。
【0038】
一方、地図スクロールが終了していない場合には、ステップS130に進み、地図スクロールによって、表示部6の画面に表示される道路地図が、イメージパターンデータによる道路地図データが網羅するエリアの境界まで達したか否かを判定する。表示道路地図がエリアの境界まで達したか否かを判定する各種の方法を図3(a)〜(g)に基づいて説明する。
【0039】
まず、図3(a)、(b)は、道路地図データのエリア20の境界線25を利用して表示道路地図がエリア20の境界に達したことを判定する手法を示す説明図である。すなわち、図3(a)に示す例では、道路地図データのエリア20の境界線25が、表示部6による表示エリア30の上端にいずれかの位置で接したときに、表示道路地図がエリア20の境界に達したと判定する。また、図3(b)に示す例では、道路地図データのエリア20の境界線25が、表示部6による表示エリア30の左右両辺の中心を結ぶ中心線といずれかの位置で接した場合に、表示道路地図がエリア20の境界に達したと判定する。
【0040】
次に、図3(c)、(d)は、道路地図データのエリア20の境界線25が、表示部6による表示エリア30の所定位置に達したことをもって、表示道路地図がエリア20の境界に達したことを判定する手法を示す説明図である。すなわち、図3(c)に示す例では、道路地図データのエリア20の境界線25が、表示部6による表示エリア30の中心点と接したときに、表示道路地図がエリア20の境界に達したと判定する。また、図3(d)に示す例では、道路地図データのエリア20の境界線25が、フロントワイド表示を行なう際の車両の表示位置(カーソル基準点)と接した場合に、表示道路地図がエリア20の境界に達したと判定する。なお、フロントワイド表示とは、自車位置前方の道路地図を広く見せるため、画面の上方を進行方向とした場合、車両の表示位置を画面の中央よりも下側に設定した表示をいう。
【0041】
さらに、図3(e)、(f)、(g)は、表示部6による表示エリア30に道路地図データのエリア20が属する割合によって、表示道路地図がエリア20の境界に達したことを判定する手法を示す説明図である。すなわち、図3(e)では、表示部6による表示エリア30の中で、道路地図データのエリア20を100%表示できなくなった時点をもって、表示道路地図がエリア20の境界に達したと判定する。また、図3(f)に示す例では、表示部6による表示エリア30において、道路地図データのエリア20が占める割合が50%となったとき、表示道路地図がエリア20の境界に達したと判定する。さらに、図3(g)に示す例では、表示部6による表示エリア30において、道路地図データのエリア20が占める割合が0%となったとき、表示道路地図がエリア20の境界に達したと判定する。
【0042】
ステップS130にて、図3(a)〜(g)のいずれかの手法により、表示部6に表示された道路地図が、道路地図データが網羅するエリア20の境界に達したと判定されると、ステップS130に進む。一方、エリア20の境界に達していないと判定された場合には、ステップS100に戻る。
【0043】
ステップS140では、表示道路地図が道路地図データのエリア20の境界に達した後におけるスクロール方向が、そのエリア20の外へ向かう方向であるか否かを判定する。例えば、ユーザーが道路地図のスクロール操作を行なっているときに、エリア20の境界に達したため、そのスクロール方向を変更した場合は、否定的な判定がなされ、ステップS100に戻る。一方、エリア20の境界に達してもなおそのエリア20の外に向かう方向にスクロール方向が設定されている場合には、ステップS150に進んで、地図スクロールを禁止する。すなわち、スクロールスイッチによる地図スクロールが行なわれている場合には、図4に示すように、表示道路地図がエリア20の境界に達した時点で、スクロールスイッチによるスクロール操作ができなくなり、表示部6の画面には、エリア20の境界付近の道路地図が継続的に表示される。また、車両の移動に伴って地図スクロールを行なっていた場合には、図5(a)、(b)に示すように、車両の位置がエリア20の境界線25を越えた時点で、現在地マーク35のカーソル表示が消去され、表示部6の画面には、エリア20の境界付近の道路地図が継続的に表示される。
【0044】
そして、ステップS160では、イメージパターンデータによる道路地図データに基づく道路地図表示から、構造化データによる道路地図データに基づく道路地図表示へと、表示の切り換えが表示切換スイッチによって指示されたか否かを判定する。このとき、表示切換スイッチの操作がなされず、スクロール方向を変更する操作がなされると、ステップS160からステップS140に戻り、スクロール方向の判定がなされる。このとき、スクロール方向が、エリア20の外に向かう方向以外に変更されていれば、地図スクロールを行なうことができるので、ステップS140の判定は「No」となり、ステップS100に戻る。一方、ステップS160にて、表示切換スイッチの操作がなされたと判定されると、ステップS170に進んで、構造化データによる道路地図データに基づく道路地図表示へと表示を切り換える。
【0045】
上述したように、本実施形態においては、イメージパターンデータによる道路地図データが網羅するエリア20の境界においては、それ以上の道路地図のスクロールを禁止する。従って、ユーザーの意図に反して、自動的に他の種類の道路地図データに切り換えられることがない。このため、例えばユーザーがスクロール方向を変える等の処置をおこなうことにより、ユーザーは引き続き、イメージパターンデータによる道路地図データに基づく道路地図表示を楽しむことができる。
【0046】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係わるナビゲーション装置を説明する。ただし、本実施形態によるナビゲーション装置の構成は、前述の第1実施形態によるナビゲーション装置と同様であるため、その説明を省略する。
【0047】
本実施形態によるナビゲーション装置は、前述の第1実施形態によるナビゲーション装置のように、表示部6に表示される道路地図が、道路地図データが網羅するエリア20の境界に達したと判定されたとき、スクロールを禁止することに加え、エリア20の境界まで所定の距離に達した時点で、道路地図の表示方法を変更することにより、極力、イメージパターンデータによる道路地図データに基づく道路地図の表示を継続して行なうことを可能にしたものである。
【0048】
以下、本実施形態によるイメージパターンデータに基づく道路地図のスクロール処理を、図6のフローチャートに基づいて説明する。なお、図6に示すフローチャートのステップS100〜S120の処理、及びステップS130〜ステップS170までの処理は、前述した第1実施形態のものと同様であるため、その説明を省略する。
【0049】
本実施形態では、ステップS120にて地図スクロールが終了していないと判定された場合、ステップS122の処理が実行される。ステップS122では、スクロールされた道路地図が、イメージパターンデータによる道路地図データが網羅するエリア20の境界まで所定の距離に達したか否かを判定する。このステップS122において、エリア20の境界まで所定の距離に達したと判定されると、ステップS124にて、道路地図の表示方法が変更される。この道路地図の表示方法の変更について、図7から図9に基づいて説明する。
【0050】
まず、図7(a)、(b)に示す例は、表示道路地図がエリア20の境界まで所定の距離に達した場合、道路地図の縮尺率を大きく変更して、道路地図を拡大表示するものである。表示道路地図がエリア20の境界まで所定の距離に達した場合、残りのスクロール可能な距離は僅かであるため、それまで表示されていた道路地図上でスクロール操作を行なうと、すぐにエリア20の境界まで達してしまう。そこで、図7(a)、(b)に示す例では、道路地図の表示領域が所定エリア20の境界まで所定距離に達したとき、表示される縮尺率を大きく変更することにより、エリア20の境界に達するまで期間を引き延ばしているのである。これにより、極力、イメージパターンデータによる道路地図データに基づく道路地図表示を継続することができる。なお、図7(a),(b)では、道路地図が2次元的に表示されているが、このような2次元表示に限られるものではない。すなわち、道路地図を3次元表示した場合でも、その視点高度を下げることによって、道路地図を拡大表示させることができるので、図7(a),(b)に示す手法を適用することができる。
【0051】
次に、図8(a)、(b)に示す例では、表示道路地図がエリア20の境界まで所定距離に達したときに、3次元表示された道路地図における上空の視点からの俯角を大きな角度に変更して、道路地図を表示している。このようにすれば、エリア20の外の領域が表示画面に入るまでの期間を引き延ばすことができ、道路地図を拡大表示したのと実質的に同様の効果を得ることができる。従って、イメージパターンデータによる道路地図データに基づく道路地図表示を極力継続することが可能になる。
【0052】
また、図9(a),(b)に示す例では、表示道路地図が道路地図データの網羅するエリア20の境界まで所定の距離に達した時点で、道路地図表示の向きを180°変えて、道路地図を反転表示している。これにより、ユーザーがスクロールスイッチによりスクロール操作を行なっている場合、同じ方向へのスクロール操作を継続するだけで、そのエリア20の境界から離れる方向に道路地図をスクロールさせることができ、エリア20から外れることが防止できる。
【0053】
なお、上述した第2実施形態に係わるナビゲーション装置は、道路地図の表示方法の変更(ステップS124)とスクロールの禁止(S150)とをともに実施するものとして説明した。しかしながら、道路地図の表示方法の変更のみ実施するものであっても良い。
【0054】
また、第2実施形態において、道路地図の表示方法の変更例の1つとして、表示道路地図がエリア20の境界まで所定の距離に達した時点で、道路地図を反転表示する例を説明した。しかしながら、この道路地図の反転表示は、表示道路地図がエリア20の境界まで達したと判定したときに実施されても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係わるナビゲーション装置の概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】イメージパターンデータによる道路地図データに基づく道路地図表示がなされている場合の、スクロール処理の内容を示すフローチャートである。
【図3】(a)〜(g)は、表示道路地図がエリアの境界まで達したか否かを判定する各種の方法を説明するための説明図である。
【図4】スクロール操作によって、表示道路地図がエリア20の境界に達した状態を示す説明図である。
【図5】(a)、(b)は、車両の移動に伴って道路地図がスクロールされた場合に、車両の位置がエリア20の境界線25を越えた時点で、現在地マーク35のカーソル表示が消去されることを示す説明図である。
【図6】第2実施形態における、スクロール処理の内容を示すフローチャートである。
【図7】(a)、(b)は、表示道路地図がエリア20の境界まで所定の距離に達した時点で、道路地図の縮尺率を大きく変更して、道路地図を拡大表示することを示す説明図である。
【図8】(a)、(b)は、表示道路地図がエリア20の境界まで所定距離に達した時点で、3次元表示された道路地図における上空の視点からの俯角を大きな角度に変更して、道路地図を表示することを示す説明図である。
【図9】(a),(b)は、表示道路地図がエリア20の境界まで所定距離に達した時点で、道路地図表示の向きを180°変えて、道路地図を反転表示することを示す説明図である。
【符号の説明】
1 位置検出部
2 地図データ格納部
3 スイッチ情報入力部
4 制御部
5 メモリ部
6 表示部
10 地図データ取得部
14 描画部
15 画面制御管理部
20 道路地図データにより網羅されるエリア
25 エリア20の境界線
30 表示部6の表示エリア
Claims (9)
- 所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データを記憶する記憶手段と、
前記イメージパターンによる道路地図データに基づいて道路地図を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
前記スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、前記所定エリアの境界に達した時、それ以上の道路地図のスクロールを制限することによって、前記イメージパターンによる道路地図データに基づく道路地図の表示を継続するスクロール制限手段と、
前記スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、前記所定エリアの境界まで所定の距離に達した時、それまで前記表示手段に表示されていた道路地図よりも縮尺率が大きな道路地図を前記表示手段に表示させる縮尺変更手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データを記憶する記憶手段と、
前記イメージパターンによる道路地図データに基づいて道路地図を3次元表示する表示手段と、
前記表示手段に3次元表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
前記スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、前記所定エリアの境界に達した時、それ以上の道路地図のスクロールを制限することによって、前記イメージパターンによる道路地図データに基づく道路地図の表示を継続するスクロール制限手段と、
前記スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、前記所定エリアの境界まで所定の距離に達した時、前記表示手段に3次元表示される道路地図に関して、上空の視点からの俯角を、それまでよりも大きな角度に変更して前記表示手段に表示させる俯角変更手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データを記憶する記憶手段と、
前記イメージパターンによる道路地図データに基づいて道路地図を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
前記スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、前記所定エリアの境界まで所定の距離に達した時、それまで前記表示手段に表示されていた道路地図よりも縮尺率が大きな道路地図を前記表示手段に表示させる縮尺変更手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データを記憶する記憶手段と、
前記イメージパターンによる道路地図データに基づいて道路地図を3次元表示する表示手段と、
前記表示手段に3次元表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
前記スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、前記所定エリアの境界まで所定の距離に達した時、前記表示手段に3次元表示される道路地図に関して、上空の視点からの俯角を、それまでよりも大きな角度に変更して前記表示手段に表示させる俯角変更手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データを記憶する記憶手段と、
前記イメージパターンによる道路地図データに基づいて道路地図を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
前記スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、前記所定エリアの境界まで所定の距離に達した時、前記表示手段に表示される道路地図の表示の向きを反転させる地図表示反転手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 前記スクロール手段は、ユーザーの操作に応じて、前記表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のナビゲーション装置。
- 車両の現在位置を検出する位置検出手段を備え、
前記スクロール手段は、前記車両の走行時に、前記位置検出手段によって検出された車両の現在位置が道路地図上に表示されるように、前記表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のナビゲーション装置。 - 所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データを記憶する記憶手段と、
車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段によって検出された車両の現在位置を、前記イメージパターンによる道路地図データに基づく道路地図とともに表示する表示手段と、
前記車両の走行時に、当該車両の移動に伴って、前記表示手段に表示された前記道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
前記スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、前記所定エリアの境界に達した時、それ以上の道路地図のスクロールを制限することによって、前記イメージパターンによる道路地図データに基づく道路地図の表示を継続するスクロール制限手段とを備え、
前記スクロール制限手段によって道路地図のスクロールが制限された場合、前記車両の現在位置が前記所定エリアを越えた時点で、前記表示手段は前記車両の現在位置の表示を消去することを特徴とするナビゲーション装置。 - 所定のエリアのみを網羅するイメージパターンによる道路地図データと、地図表示すべきエリアを全て網羅する構造化データによる道路地図データとを記憶する記憶手段と、
前記イメージパターンによる道路地図データと構造化データによる道路地図データとのいずれかに基づいて道路地図を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示された道路地図をスクロールさせるスクロール手段と、
前記表示手段に前記イメージパターンによる道路地図データが表示されているときに、前記スクロール手段によって道路地図がスクロールされ、前記所定エリアの境界に達したとき、それ以上の道路地図のスクロールを制限することによって、前記イメージパターンによる道路地図データに基づく道路地図の表示を継続するスクロール制限手段と、
前記スクロール制限手段によって道路地図のスクロールが制限されたとき、ユーザーからの前記構造化データによる道路地図データに基づく道路地図表示への切換指示に基づいて、前記構造化データによる道路地図データに基づく道路地図表示への切り換えを行う切換手段とを備えることを特徴とするナビゲーション装置。
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