JP3928287B2 - 推薦装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は推薦装置に関し、特にユーザのリクエストに応じて、システムがそのリクエストに対応できる情報源(人、組織、あるいは情報提供システム)をユーザへ推薦する推薦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
組織活動において有効な情報を入手するチャンネルの一つが、同僚や知人の「つて」であることが、社会科学分野の多くの研究で示されている。つてをたどることで情報を入手する方法は、特に、緊急の場合や、情報入手の窓口となる担当部署が分からない場合や、あるいは、情報が文書化あるいはオンライン化されていない場合においては、非常に有効に機能する。
【0003】
また、つてをたどることは、誰でも読み書きできるような掲示板あるいは類似のシステム(ミニコミ誌の「売ります・買います」欄やネットのNews Groupや仲介ホームページなど)に比べて、自分が何かを知りたいということを他人に広く知られないという効果がある。また、推薦の仲介者に対する信頼が、推薦された相手への信頼へつながるという効果もある。
【0004】
このような方法をコンピュータシステム上に実現する技術として、特開平10−301905号公報がある。この技術においては、つてをたどって適切な情報を持つ相手を探し出して推薦することをシステムが代行する。その具体的な手順は次のようになる。
【0005】
システムは、ある二者の間で交わされた情報(電子メールなど)から情報内容を示すキーワードとその重み(キーワードの出現頻度から計算される)とを抽出し、これらを対応付けたリスト状のデータ構造(パイプと呼ばれる)を用いて記録している。ある人がある情報を入手したい場合、その情報内容を示すキーワードと重みを設定した、パイプと同じデータ構造を持つ推薦リクエストを作成する。そして、その人につながるパイプとその推薦リクエストとの近似度計算(ベクトルの内積をとる計算に相当)を行い、計算結果がある閾値を超えたときに、そのパイプでつながっている相手を推薦される相手とする。さらに、その推薦された相手を起点として同様の近似度計算を順次伝搬させ、情報を入手したい人と新たに推薦された人とにパイプを合成する。このパイプの合成例を図16示す。
【0006】
図16はパイプの合成例を示す図である。ここで、リクエストを出した人Aとまず推薦された人Bとの間には二つのキーワード「word1,word2」に関するパイプがあり、まず推薦された人Bと次に推薦された人Cとの間には二つのキーワード「word1,word3」に関するパイプがあり、AとCとはお互いに相手の存在を知らないとする。
【0007】
AとCとの間にパイプが合成される場合、AB間のパイプとBC間のパイプに共に含まれる共通のキーワード「word1」がAC間のパイプのキーワードとなり、その重みとしてAB間の値「w1」とBC間の値「w3」のいずれか大きい方が与えられる。上記近似度計算と合成とを繰り返すことで、情報を入手したい人Aは推薦された相手Cとの間にパイプができる。上記手順により、システムが情報のやりとりがある人達を順次探して、情報を入手したい人へ相手を推薦する。
【0008】
また、他の従来技術として、Referral Web(AI Magazine, vol. 18, no. 2, Summer 1997, pp.27-36)がある。この技術においては、ある二者に知人関係が存在することを、WWW(World Wide Web)で一般に公開されている文書中に前記二者の名前が隣接して存在することから抽出している。システムのユーザが自分の名前と知りたい話題とを入力すると、システムはまずウェブのサーチエンジンを用いて、前記話題を含む文書中で前記ユーザの名前と隣接する名前を探し出す。次に、前記探し出された名前について、同様の処理を実行して、新たに名前を探し出す。この一連の処理を前記ユーザから「直接の知人」、「知人の知人」といったように縁が薄くなる方へ広げて(前記論文では3段階の広さについて)実行し、前記処理の結果について人を節点、人のつながりを枝としたグラフとして前記ユーザに提示する。
【0009】
現実の世界で、ある件に関してつてをたどって、直接知らない相手を推薦されたとする。このとき、その相手と良好なコミュニケーションを持つために、別件の話題を取り上げてみて相手と最も共感できる話題を探し、その話題で親密度を深めてから知りたい件について聞くということがよくある。このようなコミュニケーションのやりかたは、ビジネスライクに知りたい件だけを聞く方法に比べて、相手に与える印象を強め、好意的なものにできる可能性が高い。特に、そのつてで仲介してもらった知人に迷惑がかからないようにしたい、あるいは、その相手と長期のつながりを持ちたい場合には、共感できる話題を探す方法は有効である。
【0010】
また、前記コミュニケーションのやりかたでは、共感できる話題に関するつてから推薦を受けた方が、知りたい件に関するつてを利用するよりも良いコミュニケーションを持てる場合がある。その例を図17に示す。
【0011】
図17は話題の共有関係の例を示す図である。この図において、情報を欲しい人Aと情報を持っている人Cとの間には共通の二人の知人B,Dが存在する場合、情報を欲しい人Aと知人Bとの間には共通の話題「話題1、話題2」があり、知人Bとその知人Cとの間には共通の話題「話題1、話題3」があり、一方で情報を知りたい人Aと別の知人Dとの間には共通の話題「話題4」があり、その知人DはBの知人Cとの間に共通の話題「話題4」があるとする。
【0012】
このような話題の共有関係がある場合に、Aが「話題1」に関して情報を知りたいときに、Bを介して「話題1」についてCに聞く方法と、Dを介して「話題4」に関する話題をCと共有した後に「話題1」について聞くという方法がとれる。CがDと親密度が高い場合や、Cが「話題4」について強い興味を持っている場合などは、AはDを介して推薦を受ける、または、Bから推薦を受けた場合でもAがDや「話題4」について言及できれば、AはCとより良いコミュニケーションを持てる可能性が高い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法では、このような別件の話題に関する情報をユーザは得られない。例えば、特開平10−301905号公報に示される技術では、推薦された相手との間で合成されたパイプに含まれるキーワードが前記話題に相当するが、前記キーワードはパイプが合成される課程ですべてのパイプに含まれていたキーワードである。したがって、その合成課程のいずれかのパイプにおいて含まれないキーワードは、合成されたパイプには存在しない。
【0014】
また、Referral Webでは、他の話題に関するつながりの手がかりを得ることはできず、試行錯誤的に他の話題を入力して目的の相手とつながるかを調べるしかないという問題点があった。
【0015】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたもので、推薦された相手と共感できるような話題を容易に得ることができる推薦装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、ユーザのリクエストに対応したネットワーク上の情報源を推薦する推薦装置において、ユーザの推薦リクエストを受け付ける推薦リクエスト入力手段と、前記推薦リクエストに対して推薦すべき情報源および前記情報源または前記ユーザと情報交換のある仲介者を探索する情報源探索手段と、探索結果の前記情報源および仲介者をユーザに通知する情報源/仲介者通知手段と、前記探索結果をもとに前記ユーザと前記情報源とが共有可能な、前記推薦リクエストと異なる他の話題を探索する共有話題探索手段と、前記探索された他の話題について前記ユーザおよび前記情報源と情報交換のある相手を探索する情報交換相手探索手段と、前記探索された他の話題および前記情報交換のある相手を対応付けて前記ユーザに通知する通知手段と、を備えていることを特徴とする推薦装置が提供される。
【0017】
このような推薦装置によれば、情報源探索手段が、推薦リクエスト入力手段より入力された推薦リクエストの話題を共有する情報源と、ユーザと情報交換のある仲介者とを探索して、その結果を情報源/仲介者通知手段によりユーザに通知する。これにより、推薦リクエストの話題に関し仲介者を介して話題を共有する情報源がユーザに推薦される。ここで、共有話題探索手段が推薦された情報源と情報交換のある相手との話題からユーザと情報源とが共有可能であって推薦リクエストと異なる他の話題を探索する。次に、情報交換相手探索手段がユーザおよび推薦された情報源と他の話題に関して情報交換のある相手を探索する。この相手は、他の話題によって情報源との仲介者となり得るものとして通知手段によりユーザに通知することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の推薦装置の原理的な構成を示すブロック図である。推薦装置は、推薦リクエスト入力手段1と、情報源探索手段2と、情報源/仲介者通知手段3と、共有話題探索手段4と、情報交換相手探索手段5と、通知手段6と、興味強度計測手段7と、情報交換頻度計測手段8とから構成され、これらの構成要素を含むユニットは通信インタフェース9を介してネットワーク10に接続されている。
【0019】
推薦リクエスト入力手段1、情報源探索手段2、および情報源/仲介者通知手段3は推薦リクエストに対して、その話題についてのみ共有関係にある情報源を探索するもので、推薦リクエスト入力手段1によりユーザがキーワードの話題を含む推薦リクエストを入力すると、情報源探索手段2は、ユーザと情報交換のある相手を探索して仲介者とし、探索された相手のユニット(仲介者のユニット)の情報源探索手段からその話題について情報交換のある相手を受け取って推薦すべき情報源とする。探索結果の推薦された情報源および仲介者は、情報源/仲介者通知手段3によりユーザに通知される。
【0020】
共有話題探索手段4、情報交換相手探索手段5、通知手段6、興味強度計測手段7、および情報交換頻度計測手段8は、推薦された情報源をもとに再探索してユーザと情報源との間の、推薦リクエストと異なる他の話題によるつながりを探索するものである。共有話題探索手段4は情報源探索手段2による探索結果をもとに情報源のユニットの共有話題探索手段と連携して、ユーザと推薦された情報源とが共有可能な、推薦リクエストと異なる他の話題を探索する。情報交換相手探索手段5は情報源のユニットの情報交換相手探索手段と連携して、探索された他の話題についてユーザおよび情報源と情報交換のある相手を探索する。通知手段6は、探索された他の話題および情報交換のある相手を対応付けてユーザに通知する。興味強度計測手段7は、情報源のユニットの興味強度計測手段と連携して、推薦された情報源について、推薦リクエストに関する話題および推薦リクエストと異なる話題に対する興味の強さを計測する。情報交換頻度計測手段8は、情報源のユニットの情報交換頻度計測手段と連携して、推薦された情報源と仲介者および情報交換のある相手との情報交換の頻度を計測する。
【0021】
ここで、推薦リクエスト入力手段1を通じて勧告要求を出すと、共有話題探索手段4は、情報源のユニットの共有話題探索手段と連携して、推薦された情報源と情報交換のある相手との話題からユーザと情報源とが共有可能であって推薦リクエストと異なる他の話題を探索する。情報交換相手探索手段5は、情報源のユニットの情報交換相手探索手段と連携して、ユーザおよび推薦された情報源と他の話題に関して情報交換のある相手とを探索する。この相手は、他の話題によって情報源との仲介者となる。興味強度計測手段7は、情報源のユニットの興味強度計測手段と連携して、ユーザと仲介者および他の話題に関して情報交換のある相手と情報源との間で交換された、推薦リクエストの話題および他の話題の出現頻度を計測する。また、情報交換頻度計測手段8は、情報源のユニットの情報交換頻度計測部と連携して、ユーザおよび情報源が交換した推薦リクエストの話題および他の話題の出現頻度を計測し、結果を情報交換頻度として通知手段によりユーザに通知することができる。これにより、推薦リクエストの話題を共有する推薦された情報源との間において、共有話題探索手段4および情報交換相手探索手段5により、推薦リクエストの話題と異なる他の話題によるつながりを知ることができ、興味強度計測手段7により、話題に関する情報交換頻度が分かり、情報交換頻度計測手段8により交換相手間の情報交換頻度が分かる。この結果は通知手段6を通じてユーザに通知される。
【0022】
本発明の実施の形態の一つとして、各ユーザが占有する専用デバイスと、そのデバイスがネットワーク接続された形態がある。また、別の形態として、各ユーザが使用するパーソナルコンピュータなどの汎用計算デバイスに本発明の機能を実現するソフトウエアをインストールまたはハードウエアを装着し、その汎用計算デバイスをネットワーク接続する形態がある。また、別の形態として、情報キオスクのような、パブリックな場所に設置された本発明に関わるサービスを提供する専用アクセスポイントに、ユーザが情報を入力あるいはユーザ情報を持つデバイスを装着する形態がある。
【0023】
次に、本発明による推薦装置を適用したユーザ用ユニットについて詳細に説明する。
図2は本発明の推薦装置を適用したユーザ用ユニットの構成を示すブロック図である。本実施の形態では、複数のユーザ用ユニット11がネットワーク12でつながる構成をとる。本実施例では、一人のユーザに対して一つのユーザ用ユニット11が一意に与えられる。各ユーザ用ユニット11がネットワーク12を介して通信を行うことにより、ユーザ間のメール通信と推薦処理が実行される。
【0024】
それぞれのユーザ用ユニット11は、識別番号記憶部13と、通信制御部14と、UI(user interface)制御部15と、情報入力部16と、情報表示部17と、日時データ生成部18と、メール管理部19と、パイプデータ生成部20と、パイプ内容演算部21と、パイプ管理部22と、推薦リクエスト対応部23と、推薦結果管理部24と、共有話題抽出部25と、共有仲介者抽出部26と、話題頻度計数部27と、情報交換頻度計数部28と、コミュニケーション方法勧告部29とから構成されている。
【0025】
識別番号記憶部13は、ユーザ用ユニット11に一意に与えられた識別番号を記憶する機能を持つ。ここに記憶された識別番号は、通信制御部14が他のユーザ用ユニットとの通信をする際に用いられる。
【0026】
通信制御部14は、他のユーザ用ユニットの通信制御部と連携して、ユーザ用ユニット間のネットワーク12を介した通信を実現する機能を持つ。ここで送受信されるデータには、日時データ生成部18から渡された送受信時の日時データが付される。
【0027】
ネットワーク12へ送出されたデータには、宛先として識別番号が添付されている。通信制御部14は、添付された識別番号が識別番号記憶部13に記憶された識別番号と一致する場合は、自分宛の通信と判断してネットワーク12上のデータを受信する。受信されたデータは、その種類に応じて、後述する各機能要素に渡される。また通信制御部14は、他の機能要素から渡されたデータを、同時に渡される宛先の識別番号を添付して、ネットワーク12へ送出する。その際、識別番号記憶部13に記憶された識別番号を送り主として添付する。
【0028】
UI制御部15は、五つの機能要素、すなわちメール管理部19、パイプデータ生成部20、パイプ管理部22、推薦結果管理部24およびコミュニケーション方法勧告部29と連携して、情報入力部16と情報表示部17とを用いてユーザとのインタラクションを行う機能を持つ。UI制御部15は、情報入力部16で入力された情報の種類に応じて、五つの機能要素へその情報を渡す。また、五つの機能要素から渡された情報を、情報表示部17に渡す。また、情報入力部16から入力された情報を表示するために、入力された情報を情報表示部17へ渡す。
【0029】
情報入力部16は、ユーザが情報を入力するための機能を持つ。入力される情報としては、UI制御部15を通じて、メール管理部19へ渡される「送信するメールの内容と宛先」と、UI制御部15を通じて、パイプデータ生成部20へ渡される「推薦リクエストを生成するための質問文」と、UI制御部15を通じて、推薦結果管理部24へ渡される「推薦結果の表示指示」と、UI制御部15を通じて、パイプ管理部22へ渡される「現在つながっているパイプの表示指示」と、UI制御部15を通じて、メール管理部19へ渡される「送信済みメールの表示指示」と、UI制御部15を通じて、メール管理部19へ渡される「受信メールの表示指示」と、UI制御部15を通じて、メール管理部19へ渡される「送信メールの削除指示」と、UI制御部15を通じて、メール管理部19へ渡される「受信メールの削除指示」と、UI制御部15を通じて、コミュニケーション方法勧告部29へ渡される「推薦相手へのコミュニケーション方法に対する勧告を要求する指示」とがある。
【0030】
情報表示部17は、ユーザへ情報を表示するための機能を持つ。表示される情報としては、UI制御部15を通じて、情報入力部16から渡される「ユーザが入力した情報」と、UI制御部15を通じて、メール管理部19から渡される「送信済みメールの内容と宛先と送信日時」と、UI制御部15を通じて、メール管理部19から渡される「受信メールの内容と送り主と受信日時」と、UI制御部15を通じて、パイプ管理部22から渡される「現在つながっているパイプ」と、UI制御部15を通じて、推薦結果管理部24から渡される「推薦された相手の識別番号と、推薦リクエストが転送された経路」と、UI制御部15を通じて、コミュニケーション方法勧告部29から渡される「コミュニケーション方法の勧告文の表示」とがある。
【0031】
日時データ生成部18は、通信制御部14およびパイプ管理部22にその時点における日時データを渡す機能を持つ。
メール管理部19は、UI制御部15を通じて送受信されたメールを管理する機能を持つ。具体的には、メール管理部19は、UI制御部15を通じて渡された、送信するメールの内容および宛先に応じてメールデータを生成し、これを通信制御部14へ渡すことでメールを送信する。メールが送信されたら、これをパイプデータ生成部20へ渡すと同時に、送信済みメールとしてメール管理部19で保持する。また、メール管理部19は、通信制御部14から渡されたメールデータを受信メールとして保持する。また、メール管理部19は、UI制御部15を通じて渡された送信済みメールまたは受信メールの表示指示に応じて、保持されたすべての送信済みメールまたは受信メールをUI制御部15へ渡す。さらに、メール管理部19は、UI制御部15を通じて渡された送信済みメールまたは受信メールの削除指示に応じて、指示された送信済みメールまたは受信メールをメール管理部19から削除する。
【0032】
パイプデータ生成部20は、メール管理部19から渡されたメール、またはUI制御部15から渡された質問文から、パイプデータを生成する機能を持つ。このパイプデータ生成部20で生成されるパイプデータの例を以下に示す。
【0033】
図3はパイプデータのデータ構造の例を示す図である。パイプデータは、「相手」および「内容」の二つの属性に大別される。属性「相手」は、パイプがつながっている相手を示し、属性値として相手のユーザ用ユニットの識別番号をとる。また、この属性値は、メール管理部19から渡されたメールの場合はメールの宛先である識別番号であり、UI制御部15から渡された質問文の場合はNull値(値が未定であることを示す予約語)である。
【0034】
属性「内容」は、パイプの内容を示し、属性値としてキーワードと重みとからなるリストの形をとる。パイプデータ生成部20は、渡されたメールまたは質問文に対して形態素解析を実施して名詞句をキーワードとして抽出する。そして、メールまたは質問文中で各キーワードが出現する回数をカウントし、その数を重みとする。これらの処理結果から、パイプデータ生成部20は、メールなどに含まれる文字列およびその出現頻度を対応させたリストを生成する。
【0035】
生成したパイプデータが渡されたメールから生成された場合は、生成したパイプデータをパイプ管理部22へ渡す。また、生成したパイプデータが質問文から生成された場合は、パイプデータ生成部20は、生成したパイプデータを推薦リクエスト対応部23へ渡す。
【0036】
パイプ内容演算部21は、パイプ管理部22、推薦リクエスト対応部23および共有話題抽出部25から渡された二つのパイプの内容(すなわち、キーワードと重みとからなるリスト)に対する演算を行い、その結果をパイプ管理部22、推薦リクエスト対応部23および共有話題抽出部25へ返す機能を持つ。ここでの演算には「積」と「和」と「内積」の3種類があり、二つのリストが渡されるときに演算の種類も指定される。「積」の結果は、キーワードとして二つのリストに共通するキーワードだけを持ち、重みとして二つのリストが持つ重みの最小値であるような、キーワードと重みからなるリストである。「和」の結果は、キーワードとして二つのリストが持つすべてのキーワードを持ち、重みとして二つのリストが持つ重みの最大値であるような、キーワードと重みからなるリストである。「内積」の結果は、二つのリストに共通するキーワードごとに二つのリストが持つ二つの重みを乗算し、それらの乗算結果すべてを加算した値である。
【0037】
パイプ管理部22は、パイプデータを管理し、他のユーザ用ユニット中のパイプ管理部と連携して、同じパイプに関してデータを同じに保つ機能を持つ。具体的には、パイプ管理部22は、UI制御部15を通じて、現在つながっているパイプの表示指示を渡された場合は、管理しているパイプデータをUI制御部15へ渡す。また、パイプ管理部22は、パイプデータ生成部20または推薦結果管理部24から渡されたパイプデータを、パイプ管理部22での管理の対象として保持する。ここで、すでにパイプ管理部22で管理されているパイプデータについて、渡されたパイプデータと属性「相手」の属性値が同じものがあれば、パイプ内容演算部21に「和」を指定してこれら二つのパイプの属性「内容」の属性値を渡し、パイプ管理部22で保持するパイプの属性「内容」の属性値をその演算の結果に更新する。また、パイプ管理部22は、自身が管理するパイプデータが更新された場合に、「パイプの更新」を示す記号と更新されたパイプデータからなる更新リクエストを生成し、これを通信制御部14を介して属性「相手」の属性値が示すユーザ用ユニットへ送信する。さらに、パイプ管理部22は、通信制御部14から更新リクエストを渡された場合には、自身が管理するパイプデータのうち属性「相手」の属性値が更新リクエストの送り主であるものを、更新リクエストに含まれるパイプデータに変更する。なお、いうまでもないが、通信制御部14から更新リクエストを渡されたことに起因するパイプの更新では、相手に更新リクエストを発行しない。
【0038】
推薦リクエスト対応部23は、推薦リクエストに対応する機能を持つ。まず、推薦リクエストのデータ構造について述べる。
図4は推薦リクエストのデータ構造の例を示す図である。推薦リクエストは、「経路」および「内容」の二つの属性に大別される。属性「内容」の属性値は、パイプの属性「内容」の属性値と同等のデータ構造を持つ。属性「経路」は、その推薦リクエストが転送された経路を示すもので、属性値として識別番号からなる順列をとる。この順列の先頭が推薦リクエストの発行元であるユーザ用ユニットの識別番号である。順列の2番目以降には推薦リクエストの転送された順番にユーザ用ユニットの識別番号が記述されている。
【0039】
次に、この推薦リクエスト対応部23における処理の流れを述べる。
図5は推薦リクエスト対応部に関する処理の流れを示すフローチャートである。まず、推薦リクエスト対応部23に渡されたデータがパイプデータかどうかが判断される(ステップS1)。データがパイプデータ生成部20からのパイプデータの場合、新規に推薦リクエストを作成する(ステップS2)。この推薦リクエストは、属性「内容」の属性値としてパイプデータの「内容」の属性値を持ち、属性「経路」の属性値として本ユーザ用ユニットの識別番号だけからなる順列を持つ。この推薦リクエストは処理対象として記憶される。もし、推薦リクエスト対応部23に渡されたデータが通信制御部14からの推薦リクエストの場合、その推薦リクエストの属性「経路」の属性値の末尾に本ユーザ用ユニットの識別番号を追加する(ステップS3)。この推薦リクエストは処理対象として記憶される。
【0040】
次に、パイプ内容演算部21を通じてパイプ管理部22で管理されているパイプから任意の一つを選択する(ステップS4)。そして、パイプ内容演算部21を用いて、選択されたパイプの属性「内容」の属性値と処理対象の属性「内容」の属性値との「内積」を計算する(ステップS5)。ここで、その計算結果がしきい値(システムで固定の定数)以上であるかどうかが判断される(ステップS6)。計算結果がしきい値以上であれば、パイプの属性「相手」の属性値を変数「推薦候補」(この変数の型は識別番号の集合)に追加記憶する(ステップS7)。計算結果がしきい値に達しなければ、何もしない。次に、パイプ管理部で管理されているパイプでまだ選択されていないものがあるかどうかが判断され(ステップS8)、残っていれば、ステップS4に戻る。
【0041】
パイプ管理部22で管理されているすべてのパイプと処理対象の推薦リクエストとによる計算が終了したなら、その推薦リクエストが持つ属性「経路」の先頭の識別番号が示すユーザ用ユニットへ、通信制御部14を介して、推薦リクエストと変数「推薦候補」の値とを組としたデータを、推薦リクエストに対する結果として送出する(ステップS9)。そして、通信制御部14を介して、推薦リクエストを変数「推薦候補」の値が示すユーザ用ユニットへ送出する(ステップS10)。
【0042】
推薦結果管理部24は、通信制御部14から渡された推薦リクエストに対する結果を管理する機能を持つ。また、他の機能要素の指示に従い、推薦結果管理部24で管理している推薦結果を他の機能要素へ渡す機能を持つ。
【0043】
共有話題抽出部25は、ある識別番号で識別される別のユーザと、本ユーザ用ユニットを用いるユーザとが、各々が持つパイプについて共有するすべてのキーワードを抽出する機能を持つ。ここで識別番号は、コミュニケーション方法勧告部29から渡される。また、抽出の際に、識別番号で識別されるユーザ用ユニットに含まれる共有話題抽出部と連携して処理を行う。
【0044】
次に、この共有話題抽出部25における処理の流れを述べる。
図6は共有話題抽出部に関する処理の流れを示すフローチャートである。まず、推薦結果管理部24から渡された識別番号を記憶する(ステップS11)。次に、パイプ内容演算部21を用いて、パイプ管理部22に管理されているすべてのパイプについて、属性「内容」の属性値の「和」をとり、その結果を第1リストとして記憶する(ステップS12)。次に、ステップS11で記憶された識別番号で識別されるユーザ用ユニットに含まれる共有話題抽出部に対して、ステップS12と同じ処理を実行させ、その結果を本ユーザ用ユニットの共有話題抽出部25へ送付させ、これを第2リストとして記憶する(ステップS13)。そして、パイプ内容演算部21を用いて、第1リストと第2リストとの「積」をとり、その結果となるリストをコミュニケーション方法勧告部29へ渡す(ステップS14)。
【0045】
共有仲介者抽出部26は、ある識別番号で識別される別のユーザと、本ユーザ用ユニットを用いるユーザとが、あるキーワードについて共にパイプを持つ相手を抽出する機能を持つ。ここで、識別番号およびキーワードは、コミュニケーション方法勧告部29から渡される。また、抽出の際に、識別番号で識別されるユーザ用ユニットに含まれる共有仲介者抽出部と連携して処理を行う。
【0046】
次に、この共有仲介者抽出部26における処理の流れを述べる。
図7は共有仲介者抽出部に関する処理の流れを示すフローチャートである。まず、推薦結果管理部24から渡された識別番号とキーワードとを記憶する(ステップS21)。次に、すべてのキーワードに重み1を対応付けた、パイプの属性「内容」の属性値と同形式のリストを作成し、記憶する(ステップS22)。
【0047】
次に、パイプ管理部22に管理されているパイプから任意の一つを選択し(ステップS23)、パイプ内容演算部21を用いて、選択されたパイプの属性「内容」の属性値とステップS22で記憶したリストとの「積」を計算し(ステップS24)、次の属性値を持つ新しいパイプデータを作成する(ステップS25)。ここで、属性「内容」の値は「積」の結果であり、属性「相手」の属性値は、選択されたパイプの属性「相手」の属性値である。このようにして生成された新しいパイプデータは、変数「第1の仲介者候補」(この変数の型は識別番号の集合)に追加記憶される。次に、パイプ管理部で管理されているパイプでまだ選択されていないものがあるかどうかが判断され(ステップS26)、残っていれば、ステップS23に戻る。
【0048】
パイプ管理部22で管理されているすべてのパイプとリストとの計算が終了したなら、ステップS21で記憶された識別番号で識別されるユーザ用ユニットに含まれる共有仲介者抽出部に対して、ステップS22で記憶されたリストを渡してステップS23〜26と同じ処理を実行させ、その結果を本ユーザ用ユニットの共有仲介者抽出部26へ送付させ、これを変数「第2の仲介者候補」(この変数の型は識別番号の集合)として記憶する(ステップS27)。次に、第1の仲介者候補と第2の仲介者候補とで、属性「相手」の属性値が同じである二つのパイプを探して、見つかった場合に、次の属性値を持つ新しいパイプデータを作成する(ステップS28)。ここで、そのパイプデータの属性「内容」の値は、二つのパイプが持つ内容の「積」であり、属性「相手」の属性値は、パイプの属性「相手」の属性値である。新しく作成されたパイプは、共有仲介者として追加記憶される。属性「相手」の属性値が同じである二つのパイプが他にもあれば、このステップにおける一連の処理を繰り返し、結果を変数「共有仲介者」(この変数の型は識別番号の集合)に追加記憶する。そして、変数「共有仲介者」の値をコミュニケーション方法勧告部29へ渡す(ステップS29)。
【0049】
話題頻度計数部27は、特定の話題に関してユーザが示した興味の強さを計測する機能を持つ。この話題頻度計数部27は、通信制御部14を介して他のユーザ用ユニットのコミュニケーション方法勧告部から渡されたキーワードに対して、渡されたキーワードの頻度と他のキーワードの頻度とを対比させたリストを返す。ただし、プライバシーなどの観点から、他のキーワードについてはその具体的な名前は開示しない。
【0050】
リストはパイプの内容と同じ構造であり、次の手順で作成される。まず、パイプ管理部22に管理されたパイプに含まれるすべてのキーワードを抽出し、リストのキーワード欄に各キーワードを代入する。次に、リストの各キーワードごとに、管理されたパイプで対応付けられている重みすべてを加算し、加算した値をリストの重み欄に代入する。最後に、リストに含まれるキーワードのうち、渡されたリストに含まれるキーワード以外はその内容が他人に分からない表記に変更する。この話題頻度計数部27で作成されるリストの例を図8に示す。
【0051】
図8は話題頻度計数部で作成されるリストの一例を示す図であって、(A)はパイプが張られている状況を説明し、(B)は作成されたリストを示している。この図8の(A)において、あるユーザSとの間に三人の相手A,B,Cがあり、それら相手ごとのパイプデータがパイプ管理部22に記憶されているとする。また、話題頻度計数部27にはキーワードとして「word1,word3」が渡されたとする。
【0052】
話題頻度計数部27は、それらのパイプに含まれるすべてのキーワードを抽出し、リストのキーワード欄に各キーワードを代入し、重み欄には、キーワードごとに対応付けられている重みをすべて加算した値を代入する。そして、(B)に示したように、リストのキーワード欄の各キーワードに対し、渡されたキーワード「word1,word3」についてはそのままにし、それ以外のキーワード、すなわち「word2,word4」については、「keyword #1,keyword #2」といった、適当な表記に変更する。このように通知されたキーワード以外のキーワードについてはマスクされた状態で重みだけを返すようにしていることで、これを返されたユーザ用ユニットのコミュニケーション方法勧告部では、話題全体の中で渡したキーワードが占める割合を知ることができる。
【0053】
情報交換頻度計数部28は、特定の相手に対してユーザが行っている情報交換の頻度を計測する機能を持つ。この情報交換頻度計数部28は、通信制御部14を介して他のユーザ用ユニットのコミュニケーション方法勧告部から渡された識別番号の集合に対して、渡された集合に含まれる識別番号が示すユーザとの情報交換頻度と他のユーザとの頻度とを対比させたリストを返す。ただし、プライバシーなどの観点から、他のユーザについてはその具体的な名前は開示しない。
【0054】
リストはパイプの内容と同様の構造であり、キーワード欄がユーザ欄になっている。リストは次の手順で作成される。まず、パイプ管理部22に管理されたパイプの相手である識別番号をすべて抽出し、リストのユーザ欄に各識別番号を代入する。次に、リストの各識別番号ごとに、管理されたパイプで対応付けられている重みすべてを加算し、加算した値をリストの重み欄に代入する。最後に、リストに含まれる識別番号のうち、渡された集合に含まれる識別番号以外は、その内容が他人に分からない表記に変更する。この情報交換頻度計数部28で作成されるリストの例を図9に示す。
【0055】
図9は情報交換頻度計数部で作成されるリストの一例を示す図であって、(A)はパイプが張られている状況を説明し、(B)は作成されたリストを示している。この図9の(A)において、あるユーザSとの間に三人の相手A,B,Cがあり、それら相手ごとのパイプデータがパイプ管理部22に記憶されているとする。また、情報交換頻度計数部28には識別番号の集合として「A」が渡されたとする。
【0056】
情報交換頻度計数部28は、それらのパイプの相手である識別番号をすべて抽出し、リストのユーザ欄に各識別番号を代入し、リストの重み欄には各識別番号ごとのパイプで対応付けられている重みをすべて加算した値を代入する。そして、(B)に示したように、リストのユーザ欄の各識別番号に対して、渡された集合に含まれる識別番号「A」はそのままにし、それ以外の識別番号は、「user #1, user #2」といった、適当な表記に変更する。このように通知された識別番号の集合以外の集合についてはマスクされた状態で重みだけを返すようにしていることで、これを返されたユーザ用ユニットのコミュニケーション方法勧告部では、全体の中で占める特定相手との情報交換の割合を知ることができる。
【0057】
コミュニケーション方法勧告部29は、推薦結果管理部24に管理された推薦結果、話題頻度計数部27が作成したリスト、および情報交換頻度計数部28が作成したリストを利用して、推薦された相手に対してユーザがどのようなつてでどのような話題をすればより良いコミュニケーションがとれそうであるかをユーザへ勧告する機能を持つ。
【0058】
コミュニケーション方法勧告部29は、UI制御部15を介して情報入力部16から送られる「勧告要求」と対象となる推薦結果の指示に応じて、一連の処理を実行する。このコミュニケーション方法勧告部29における処理の流れについて説明する。
【0059】
図10はコミュニケーション方法勧告部に関する処理の流れを示すフローチャートである。まず、渡された推薦リクエストについて、以前に勧告文を作成して記憶しているかどうかが判断される(ステップS31)。ここで、渡された推薦リクエストに対する勧告文を作成したことがない場合には、推薦相手を示す識別番号を共有話題抽出部25へ渡して処理させ、その結果であるリストを受け取る(ステップS32)。次に、推薦リクエストに含まれるリストに、ステップS32で得られたリストを挿入した、新たなリストを作成する(ステップS33)。このステップS33で作成されたリストを共有仲介者抽出部26へ渡して処理させ、その結果である識別番号の集合を受け取る(ステップS34)。次に、推薦相手となるユーザ用ユニットの話題頻度計数部に、ステップS33で作成されたリストに含まれるキーワードを渡して処理させ、その結果であるリストを受け取る(ステップS35)。次に、ステップS34で得られた集合に、推薦結果の経路を示す識別番号を追加した、新たな集合を作成する(ステップS36)。次に、推薦相手となるユーザ用ユニットの情報交換頻度計数部に、ステップS36で得られた識別番号の集合を渡して処理させ、結果であるリストを受け取る(ステップS37)。次に、ステップS35で得られた話題頻度計数部27からのリストおよびステップS37で得られた情報交換頻度計数部28からのリストから、推薦リクエストに含まれるキーワードの重みとステップS33で得られた共有話題抽出部25からのリストに含まれるキーワードの重みとの差をみて、勧告文を作成し、記憶する(ステップS38)。この勧告文は、コミュニケーション方法勧告部29が持つ穴埋め形式の文章テンプレートに、推薦結果およびリストの重みの差に応じてあらかじめ用意された言葉を埋めることで生成される。勧告文の内容は、大きく二つに分かれる。一つは、話題頻度計数部27が返したリストについて、リクエストに含まれるキーワードの重みと共有している他のキーワードの重みとの差をみて、より値が高い方のキーワードを話題として勧めるものである。ここで、「keyword #1」といった、表記が変更されているキーワードの重みの最大値と最小値の範囲から、重みの差が大きいか小さいかが判定される。もう一つは、情報交換頻度計数部28が返したリストについて、ユーザごとの重みの差をみて、より値が高い方のユーザをつてをたどる経路として勧めるものである。そして、このようにして作成記憶された勧告文、または渡された推薦リクエストについて以前に作成記憶された勧告文をUI制御部15を介して情報表示部17へ渡す(ステップS39)。
【0060】
なお、図1に示した各構成手段は、以上の各構成要素と必ずしも1対1で対応しているのではなく、構成要素の一部の機能が複数組み合わされて実現されている。すなわち、各構成手段と以上の各構成要素との対応関係は以下の通りである。ネットワーク10はネットワーク12に対応し、通信インタフェース9は通信制御部14と識別番号記憶部13との組み合わせに対応し、推薦リクエスト入力手段1は情報入力部16とUI制御部15とパイプデータ生成部20と情報表示部17との組み合わせに対応し、情報源探索手段2はメール管理部19とパイプデータ生成部20とパイプ管理部22と推薦リクエスト対応部23とパイプ内容演算部21と推薦結果管理部24との組み合わせに対応し、情報源/仲介者通知手段3は情報入力部16とUI制御部15と推薦結果管理部24と情報表示部17との組み合わせに対応し、共有話題探索手段4は共有話題抽出部25とパイプ管理部22との組み合わせに対応し、情報交換相手探索手段5は共有仲介者抽出部26とパイプ管理部22との組み合わせに対応し、通知手段6は情報入力部16とUI制御部15とコミュニケーション方法勧告部29と情報表示部17との組み合わせに対応し、興味強度計測手段7は話題頻度計数部27とパイプ管理部22との組み合わせに対応し、情報交換頻度計測手段8は情報交換頻度計数部28とパイプ管理部22との組み合わせに対応している。
【0061】
以上、本実施の形態におけるユーザ用ユニット11を構成する各機能要素について述べた。次に、このユーザ用ユニット11の推薦処理の全体の流れを、一例を用いて詳細に述べる。まず、この例におけるパイプのつながりの設定例を以下に示す。
【0062】
図11はパイプのつながりの設定例を示す図であって、(A)はあるユーザのユーザ用ユニットで管理されるパイプを示し、(B)は別のユーザのユーザ用ユニットで管理されるパイプを示す。(A)の例では、あるユーザAは知人Bおよび知人Dとの間にパイプがあり、(B)の例では、あるユーザCは知人B、知人Dおよび知人Eとの間にパイプがあるとする。ここで、(A)および(B)の両方に出現する知人Bおよび知人Dは、それぞれ同じユーザを指しているが、本ユーザ用ユニット11の推薦処理では自分の知人から先は秘匿されるので、あるユーザAとあるユーザCとは互いを知らない。
【0063】
以上のようなパイプのつながりの状況で、キーワードとして「word1」を持つ推薦リクエストを、ユーザAが発行したとする。このとき、推薦リクエストは知人Bのユーザ用ユニットに渡り、その推薦リクエスト対応部が対応する。推薦リクエスト対応部は、その推薦リクエストに対する推薦結果としてユーザCのユーザ用ユニットを示す識別番号を含む推薦リクエストがユーザAのユーザ用ユニットに送り返される。この推薦結果が返ったときにユーザAが知ることができる情報を図12に示す。
【0064】
図12は推薦結果の情報を説明する図である。このときユーザAはパイプのつながりに加えて、推薦結果からキーワード「word1」について推薦相手Cを知り、また推薦結果から知人Bを経由して推薦相手Cにたどり着いたことも分かる。ここまでは従来の技術によるものであって、次に、知り得た情報をもとに推薦相手Cとの別のつながりを再探索する。
【0065】
ここで、ユーザAが推薦結果に対して「勧告要求」を指示したとする。この指示は、コミュニケーション方法勧告部29に伝えられ、図10に示した処理が実行される。まず、推薦結果により、推薦相手はCであることが分かったので、この推薦相手Cに関して共有話題を調べる。コミュニケーション方法勧告部29は、自分の共有話題抽出部25に要求を出すと、その共有話題抽出部25は他のユーザ用ユニットの共有話題抽出部と連携して共有話題を調べる。
【0066】
次に、共有仲介者抽出部26に要求が出されると、この共有仲介者抽出部26も他のユーザ用ユニットの共有仲介者抽出部と連携して共有仲介者を調べる。まず、ユーザAに関してはBおよびDが知人であることを知っている。一方、他のユーザ用ユニットの共有仲介者抽出部との連携調査により、推薦相手Cのユーザ用ユニットではBおよびDが知人関係にあることが分かる。これから、BおよびDが共有仲介者であることが分かる。これにより、ユーザAと推薦相手Cとは、知人Bを介して話題「word1」を共有している以外に、別の知人Dを介して別の話題「word4」でも共有していることが分かる。次に、図13を参照してさらに説明を続ける。
【0067】
図13はコミュニケーション方法勧告部の処理経過を示す図であって、(A)は推薦相手の話題頻度計数部から受け取ったリストを示し、(B)は推薦相手の情報交換頻度計数部から受け取ったリストを示し、(C)は受け取ったリストから得られる情報を示している。
【0068】
まず、コミュニケーション方法勧告部29は、共有の話題「word1,word4」をキーワードにして、推薦相手Cのユーザ用ユニットの話題頻度計数部に処理を要求すると、その話題頻度計数部は話題の出現頻度の計算をしてから、処理結果として(A)に示すようなリストが返される。これにより、推薦相手Cは、「word1」を話題にする頻度はw1、「word4」を話題にする頻度はw6+w7、それ以外に何らかの話題が交わされていて、その頻度はw3であることが分かる。
【0069】
次に、コミュニケーション方法勧告部29は、共有の仲介者B,Dのリストを推薦相手Cのユーザ用ユニットの情報交換頻度計数部に渡して推薦相手Cが交わしている人との情報の交換の頻度計数処理を要求する。すると、その情報交換頻度計数部は処理結果として(B)に示すようなリストをコミュニケーション方法勧告部29に返してくる。これにより、推薦相手Cの仲介者Bとの情報交換頻度はw1+w3、仲介者Dとの情報交換頻度はw6、それ以外の人との情報交換頻度はw7であることが分かる。
【0070】
これらの結果と推薦結果とから、ユーザAは(C)に示す情報を得ることができる。その後、コミュニケーション方法勧告部29は、(A)に示すリストにおける「word1」および「word4」の重みの差、および、(B)に示すリストにおけるユーザBおよびユーザDの重みの差に応じて、勧告文を生成する。コミュニケーション方法勧告部29は、二人の仲介者D、Dのうち、いずれの仲介者を推薦するかを比較判断して適切な勧告文を生成する。その生成例を図14に示す。
【0071】
図14は勧告文の生成例を示す図であって、(A)は仲介者Dのつながり関係で推薦する場合を示し、(B)は仲介者Bのつながり関係で推薦する場合を示している。コミュニケーション方法勧告部29において、例えば、話題「word1」および話題「word4」の重みの差がw1<<w6+w7であって、かつユーザBおよびユーザDの重みの差がw6>>w1+w3(ここで記号<<および>>は十分な差で大小関係があることを示す)である場合は、(A)に示すような勧告文が生成される。また、話題「word1」および話題「word4」の重みの差がw1<<w6+w7であって、かつユーザBおよびユーザDの重みの差がw6<<w1+w3かつユーザDおよび不知のユーザの重みの差がw6<<w7の場合は、(B)に示すような勧告文が生成される。このようにしてコミュニケーション方法勧告部29で生成された勧告文は、UI制御部15を介し情報表示部17に送出されて表示される。
【0072】
以上の例では、興味の強さや情報交換の頻度に関する比較の結果を、文章を用いてユーザへ通知するようにしたが、これをグラフィカルな表現を用いて通知することもできる。その例を図15に示す。
【0073】
図15は推薦結果の別の表示例を示す図である。ここでは、図14の(A)の勧告文と同じ状況において、グラフィカルな表現を用いた通知の例を示しており、図示の例では、複数のキーワードに対する興味の強さは、キーワードを表した文字の大きさおよびランクが分かる表示記号(ここでは◎印)の併用で表している。この表示方法により、共有話題の頻度が「word1」よりも「word4」の方が高いことが分かる。
【0074】
また、二者間の情報交換の頻度は、二者を結ぶ線の太さで表している。この表示方法により、知人Dを仲介者とする方が推薦相手Cとのコミュニケーションをより良くとることができることを表している。
【0075】
さらに、興味の強さは、キーワードを表示した文字の表示順序、あるいは文字の書体の違い、あるいは文字の色の違いで表示するか、あるいは「◎,○,△,×」、「A,B,C」、「+,−」といったランクが分かる表示をキーワードと共に表示する、という方法で表現することもできる。また、情報交換の頻度は、二者を結ぶ線の色の違いで表現することもできる。
【0076】
また、以上の実施の形態では、ユーザ間のコミュニケーションの内容を送信メールを解析することによって抽出していたが、ユーザ用ユニットに音声認識機能部を加えることで、電話や遠隔会議など声による情報交換も扱うように構成できる。また、文字認識機能部を加えることで、ファクシミリなどの画像による情報交換も扱うように構成できる。
【0077】
また、本実施の形態では、ユーザ間のコミュニケーション内容を送信メールの解析によって抽出していたが、ユーザ用ユニットに文書サーバを設け、他のユーザから文書サーバ内の文書の転送要求を受けたときに文書を解析することでコミュニケーション内容を抽出するというように構成することもできる。
【0078】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、推薦された相手と共有できる話題とその話題に関する共通の知人がユーザに提示される。また、本発明によれば、知りたい話題とそれ以外の話題について、推薦された相手が興味を強く持つ情報を交換している共通の知人を知ることができる。また、推薦された相手について、頻繁に情報交換をしている共通の知人を知ることができる。これにより、推薦された相手に対する適切な話題を容易に得ることができ、直接知らない相手とも従来の技術に比べてより良いコミュニケーションをとることができる。
【0079】
また、本発明によれば、他の共通の話題やその話題に関わる共通の知人の探索が、ユーザのユーザ用ユニットと推薦された相手のユーザ用ユニットに管理されているデータだけを用いて演算が行われるので、従来の技術での試行錯誤的探索に比べて演算量を大幅に削減できる。
【0080】
さらに、本発明によれば、他の共通の話題やその話題に関わる共通の知人の探索が、ユーザのユーザ用ユニットと推薦された相手のユーザ用ユニットとの連携で行われ、他のユーザ用ユニットにその情報が渡らないため、従来の技術での掲示板型のシステムに比べて、他人に情報が漏れないという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の推薦装置の原理的な構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の推薦装置を適用したユーザ用ユニットの構成を示すブロック図である。
【図3】 パイプデータのデータ構造の例を示す図である。
【図4】 推薦リクエストのデータ構造の例を示す図である。
【図5】 推薦リクエスト対応部に関する処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】 共有話題抽出部に関する処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】 共有仲介者抽出部に関する処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】 話題頻度計数部で作成されるリストの一例を示す図であって、(A)はパイプが張られている状況を説明し、(B)は作成されたリストを示している。
【図9】 情報交換頻度計数部で作成されるリストの一例を示す図であって、(A)はパイプが張られている状況を説明し、(B)は作成されたリストを示している。
【図10】 コミュニケーション方法勧告部に関する処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】 パイプのつながりの設定例を示す図であって、(A)はあるユーザのユーザ用ユニットで管理されるパイプを示し、(B)は別のユーザのユーザ用ユニットで管理されるパイプを示す。
【図12】 推薦結果の情報を説明する図である。
【図13】 コミュニケーション方法勧告部の処理経過を示す図であって、(A)は推薦相手の話題頻度計数部から受け取ったリストを示し、(B)は推薦相手の情報交換頻度計数部から受け取ったリストを示し、(C)は受け取ったリストから得られる情報を示している。
【図14】 勧告文の生成例を示す図であって、(A)は仲介者Dのつながり関係で推薦する場合を示し、(B)は仲介者Bのつながり関係で推薦する場合を示している。
【図15】 推薦結果の別の表示例を示す図である。
【図16】 パイプの合成例を示す図である。
【図17】 話題の共有関係の例を示す図である。
【符号の説明】
1 推薦リクエスト入力手段
2 情報源探索手段
3 情報源/仲介者通知手段
4 共有話題探索手段
5 情報交換相手探索手段
6 通知手段
7 興味強度計測手段
8 情報交換頻度計測手段
9 通信インタフェース
10 ネットワーク
11 ユーザ用ユニット
12 ネットワーク
13 識別番号記憶部
14 通信制御部
15 UI制御部
16 情報入力部
17 情報表示部
18 日時データ生成部
19 メール管理部
20 パイプデータ生成部
21 パイプ内容演算部
22 パイプ管理部
23 推薦リクエスト対応部
24 推薦結果管理部
25 共有話題抽出部
26 共有仲介者抽出部
27 話題頻度計数部
28 情報交換頻度計数部
29 コミュニケーション方法勧告部

Claims (2)

  1. ユーザのリクエストに対応したネットワーク上の情報源を推薦する推薦装置において、
    ユーザの推薦リクエストを受け付ける推薦リクエスト入力手段と、
    前記推薦リクエストに対して推薦すべき情報源および前記情報源または前記ユーザと情報交換のある仲介者を探索する情報源探索手段と、
    探索結果として前記情報源および前記仲介者をユーザに通知する情報源/仲介者通知手段と、
    前記探索結果をもとに前記ユーザと前記情報源とが共有可能な、前記推薦リクエストと異なる他の話題を探索する共有話題探索手段と、
    探索された前記他の話題について前記ユーザおよび前記情報源と情報交換のある相手を探索する情報交換相手探索手段と、
    探索された前記他の話題および前記情報交換のある相手を対応付けて前記ユーザに通知する通知手段と、
    を備え
    更に、推薦された前記情報源について、前記推薦リクエストに関する話題および前記推薦リクエストと異なる他の話題に対する興味の強さを計測し、計測の結果から各話題に関する興味の強さを比較して興味の最も強い前記仲介者または前記他の話題についてユーザと情報交換のある相手を前記情報源の仲介者とすることを勧告する興味強度計測手段と、
    を備えていることを特徴とする推薦装置。
  2. ユーザのリクエストに対応したネットワーク上の情報源を推薦する推薦装置において、
    ユーザの推薦リクエストを受け付ける推薦リクエスト入力手段と、
    前記推薦リクエストに対して推薦すべき情報源、および前記情報源または前記ユーザと情報交換のある仲介者を探索する情報源探索手段と、
    探索結果として前記情報源および前記仲介者をユーザに通知する情報源/仲介者通知手段と、
    前記探索結果をもとに前記ユーザと前記情報源とが共有可能な、前記推薦リクエストと異なる他の話題を探索する共有話題探索手段と、
    探索された前記他の話題について前記ユーザおよび前記情報源と情報交換のある相手を探索する情報交換相手探索手段と、
    探索された前記他の話題および前記情報交換のある相手を対応付けて前記ユーザに通知する通知手段と、
    を備え、
    更に、推薦された前記情報源と、前記仲介者および前記情報交換のある相手との情報交換の頻度を計測し、計測の結果から前記情報源と、前記仲介者および前記情報交換のある相手それぞれとの情報交換の頻度を比較して情報交換頻度の最も高い前記仲介者または前記情報交換のある相手を前記情報源の仲介者とすることを勧告する情報交換頻度計測手段と、
    を備えていることを特徴とする推薦装置。
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