JP3927548B2 - データのリード/ライト反復方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は,例えばコンピュータ,AV(Audioand Visual)装置などのAVデータ処理に係り,さらに詳細にはAVデータのリード/ライト命令を行う時に発生するエラーを補正するために行われるAVデータのリード/ライト反復方法及び装置に関する。
コンピュータや,最近注目されているPVR(Personal Video Recorder),DVR(Digital Video Recorder)等のAV装置などAVデータ処理が主目的である装置は,AVデータの記録のために例えばハードディスクドライブ(HDD:Hard Disc Drive)が設けられている。なお,本明細書中におけるAVデータは,映像データ,音響データなどを示す。
例えばPVRは,従来のマグネチックテープに映像信号を保存するVCR(Video Cassette Recorder)とは違って,ハードディスクにデータをリード/ライトするデジタル録画器である。PVRは,VCRがなくても,セットップボックスやTV本体に内蔵されたHDDを通じて,容量によって一定時間分量の放送プログラムのAVデータを録画できる。すなわち,PVRは,放送局から送出されるAVデータをハードディスクに記録し,コンピュータのようなファイル再生方式でAVデータを再生する。このため,PVRはシステム機能と再生ソフトウェア機能とを含むメモリチップ,CPU(中央処理処置)及び大容量ハードディスクを有する。
このようなPVRでは,ユーザがチャンネルを選択すれば,自動的にハードディスクに現在放送される信号をデジタルで保存すると同時に再生する。したがって,ユーザが停止ボタンを押した後に再び再生ボタンを押せば,保存された放送信号を停止時点から再び再生させることができる。また,PVRは,現在放送されるプログラムを再び見たり,または遅い動作で再生したり,退屈な部分はスキップして所望の部分を探したり,また編集したりする機能を有するので便利である。
また,上記DVRは,アナログ監視カメラに入力されたAVデータを映像キャップチャーボードでデジタルイメージに変換させ,変換された高画質のデジタル信号をハードディスクに保存する装置である。DVRは,従来のアナログCCTV(Closed Circuit Television)に代替できる監視装備であって,効果的な犯罪予防及び保安維持のための装置である。
このようなDVRでは,保存されたAVデータを瞬間検索できる機能,幾つのカメラ映像を一つのモニターで分割して再生できるマルチプレクサ機能,遠距離でもモデムやLAN(Local Area Network)などを利用して録画検索及びリアルタイム画面を監視できる画像伝送機能を有する。
上述したようなAVデータ処理を行うコンピュータ,PVR,DVRなどのデジタルAV装置では,AVデータの無欠陥よりもAVデータのリアルタイム処理が優先される場合が多い。一般にAVデータがリード命令を行う時またはライト命令を行う時には,ある程度エラーが発生する。このようなリード命令またはライト命令の遂行に対するエラーを補正するために,予め決められた回数だけリード/ライト命令を反復的に行うものが知られている。このようなAVデータ処理に関する方式としては,例えば特許文献1に開示されている技術がある。
ここで,従来のデータのリード/ライト反復方法を図1を参照しながら説明する。図1は,リード/ライト反復方法をフローチャートで示したものである。このフローチャートの処理を行うために,従来のコンピュータ,PVR,DVRなどのAV装置は,リード/ライト命令を行う命令部,リード/ライトにエラーが発生する場合に反復的なリード/ライトに必要な変数値を変更してリード/ライトの反復を実行する実行部,リード/ライトの反復をカウンティングする部分及びあらかじめ決められた反復制限回数とカウンティング回数とを比較する比較部を備える。
まず,ステップS10にて映像データまたは音響データを含む一般データのリード/ライトが要請されると,ステップS12にて上記一般データのリード/ライトを実行する。次いで,ステップS14にてリード/ライトにエラーが発生するか否かを判断する。ステップS14にて,リード/ライトにエラーが発生したと判断されると,ステップS16にてリード/ライトの反復遂行に必要な変数値を変更してリード/ライトを反復する。
次に,ステップS18にて反復されたリード/ライトにエラーが発生するか否かを再び判断する。ステップS18にて反復されたリード/ライトにエラーが発生したと判断されると,ステップS20にてリード/ライトの反復をカウントする。次いで,ステップS22にてカウントされた数字が予め決められた反復制限回数より大きいか否かを判断する。ここでいう反復制限回数は,リード/ライトの反復を一定回数に限定するためにあらかじめ設けられた情報である。
ステップS22にてカウントされた数字が予め決められた反復制限回数より多いと判断されると,一連の処理を終了する。これに対して,ステップS22にてカウントされた数字が予め決められた反復制限回数より多くないと判断されると,ステップS16の処理に戻る。
米国出願公開第2002−71655号公報
上述したように,従来のものでは,リード/ライトの反復は反復制限回数により決定される。したがって,リアルタイムデータ処理が優先されるコンピュータ,PVR,DVRなどのAV装置では,AVデータのリード/ライトにエラーが発生する場合には,常に反復制限回数だけ継続的にリード/ライトの反復が行われるので,リアルタイムデータ処理が遅延し,AVデータの崩れ現象が発生する虞がある。すなわち,リード命令を行う時間またはライト命令を行う時間の遅延によって画質または音質の劣化が発生しうるという問題があった。
また,リード/ライトの反復処理が細かく区分けされいる場合には,その区分けされた細かい処理によって所要される時間がそれぞれ異なるにも拘わらず,常に同じ反復制限回数でAVデータに対するリード/ライトの反復を行うので,上述したようにリアルタイムデータ処理が遅延されて画質または音質の劣化が発生しうるという問題もあった。
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,映像データ,音響データを含むデータのリード/ライトにエラーが発生した時にデータのリード/ライトを反復させる回数を時間を基準として制限することにより,データ処理の遅延による画質または音質の劣化を防止することができるデータのリード/ライト反復方法及び装置装置を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,データのリード/ライト反復方法において,(a)前記データのリード/ライトについての反復処理のタイプによって反復するために必要な反復所要時間を取得する段階と,(b)前記反復所要時間が前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限時間の残りの残余反復制限時間より長ければ,前記データのリード/ライトの反復を終了する段階とを含むことを特徴とするデータのリード/ライト反復方法が提供される。
上記方法において,前記データのリード/ライトに対する要請があると,前記反復制限時間をコントロールする段階を備えてもよい。また前記データのリード/ライトが実行される間にエラーが発生するか否かを判断する段階を含み,この段階により,前記データのリード/ライトが実行される間に前記エラーが発生したと判断した場合に,前記(a)段階の処理に戻るようにしてもよい。
また,上記方法において,前記データが所定データ種類に相当するか否かを判断する段階を含み,この段階により,前記データが前記所定データ種類に相当すると判断した場合に,前記(a)段階の処理に戻るようにしてもよい。この場合の所定データ種類は,例えばオーディオデータまたはビデオデータが挙げられる。さらに,前記データが前記所定データ種類に相当しないと判断した場合に,前記データのリード/ライトに対する反復回数を計数する段階と,前記計数された反復回数と,前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限回数とを比較して,前記計数された反復回数が前記反復制限回数より多いか否かを判断する段階と,前記計数された反復回数が前記反復制限回数より多くないと判断した場合に,前記データのリード/ライトを反復する段階と,前記計数された反復回数が前記反復制限回数より多いと判断した場合に,前記データのリード/ライトの反復実行を中止する段階とを含むようにしてもよい。
上記方法において,さらに前記反復処理のタイプごとに前記反復所要時間を記録したルックアップテーブルに記録された前記反復処理のタイプのうち,反復処理が区分けされている場合にその区分けされた処理における命令により前記反復処理のタイプのうち何れか一つの反復処理のタイプを決定する段階を含み,前記ルックアップテーブルに基づいて,前記決定された反復処理のタイプの前記反復所要時間を取得するようにしてもよい。
上記方法において,さらに前記反復所要時間が前記残余反復制限時間より長くなければ,前記データのリード/ライトを反復する段階を含むようにしてもよい。なお,前記データは例えばハードディスクドライブ内にライトされ,例えばハードディスクドライブに保存された前記データがリードされる。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,データのリード/ライト方法において,前記データが所定データ種類であるか否かを決定する段階と,決定されたデータが所定データ種類であれば,前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限時間の残りの残余反復制限時間内に前記データのリード/ライトを反復する段階と,を含むことを特徴とするデータのリード/ライト方法が提供される。この場合,決定されたデータが前記所定データ種類でなければ,反復制限回数内で前記データのリード/ライトを反復する段階をさらに含むようにしてもよい。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,データのリード/ライト反復装置において,前記データのリード/ライトについての反復処理のタイプによって反復されるために必要な反復所要時間を取得する所要時間取得部と,前記データのリード/ライトについての反復処理のタイプのうち何れか一つの反復処理のタイプに対してリード/ライトを反復するように指示する第1指示部とを備えることを特徴とするデータのリード/ライト反復装置が提供される。また,前記データのリード/ライトに対する要請があると,前記反復制限時間をコントロールするタイミング部を備えてもよい。また前記データのリード/ライトが実行される間にエラーが発生するか否かを検査するエラー検査部を備え,前記エラー検査部の検査された結果に応じて,前記所要時間取得部が前記反復所要時間を取得するようにしてもよい。
さらに,前記データが所定データ種類に相当するか否かを識別するデータ識別部を備え,前記データ識別部により識別された結果に応じて,前記所要時間取得部が前記反復所要時間を取得するようにしてもよい。この場合,所定データ種類は,例えばオーディオデータまたはビデオデータである。
また,前記データが所定データ種類に相当しなければ,前記データのリード/ライトの反復回数を計数するカウンティング部と,前記カウンティング部で計数された反復回数と,前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限回数とを比較して,前記計数された反復回数が前記反復制限回数より多いか否かを判断し,前記カウンティング部で計数された前記反復回数が前記反復制限回数より多くないと判断した場合に,前記反復制限回数内で前記データのリード/ライトを指示し,前記カウンティング部で計数された前記反復回数が前記反復制限回数より多いと判断した場合に,前記データのリード/ライトの反復実行の中止を指示する第2指示部とを備えるようにしてもよい。
上記装置において,さらに前記前記反復処理のタイプごとに前記反復所要時間を記録したルックアップテーブルを有する所要時間保存部を備えるようにしてもよい。また,上記第1指示部は,前記反復所要時間が前記残余反復制限時間より長くなければ,前記データのリード/ライトを反復するように指示するようにしてもよい。また,上記データは例えばハードディスクドライブ内にライトされるか,また例えば前記ハードディスクドライブに保存された前記データがリードされる。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,データのリード/ライト装置において,前記データが所定データ種類であるか否かを識別するデータ識別部と,前記データ識別部により,前記データが所定データ種類であると識別された場合に,前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限時間の残りの残余反復制限時間内に前記データのリード/ライトの反復を指示する第3指示部とを備えることを特徴とするデータのリード/ライト装置が提供される。この場合,上記第3指示部は,前記データ識別部により,前記データが前記所定データ種類でないと識別された場合に,前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限回数内で前記データのリード/ライトの反復を指示するようにしてもよい。
本発明によれば,映像データまたは音響データのリード/ライトにエラーが発生した場合におけるデータのリード/ライトについての反復処理を例えば時間的又は回数的に制限することによって,エラーが継続的に発生しても許容された時間の間だけ命令を行わせることができ,遂行時間の遅延によって発生しうる画質または音質の劣化を防止でき,さらに多様なエラー状況によって条件に合うリード/ライトの反復を行わせることができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
先ず,本発明の実施形態にかかるデータのリード/ライト方法を図面を参照しながら説明する。図2は,本実施形態によるデータのリード/ライト方法の処理の1例を示すフローチャートである。この処理は,データが映像データまたは音響データであるか否かによって,予め決められた反復制限時間内でデータのリード/ライトを反復するか,または予め決められた反復制限回数内でデータのリード/ライトを反復する段階(ステップS30〜ステップS42)を含む。
図2に示す処理は,先ずステップS30にてデータに対して記録媒体にライト(書込又は記録)を要請するか,または記録媒体に記録されたデータのリード(読取)を要請する。ここで,記録媒体は,データを保存する装置であって,例えばHDDが挙げられる。「ライト」とは,データを保存するために記録媒体に記録することである。「リード」とは,記録媒体に記録されたデータに対してこのデータを利用する構成要素で読取ることである。
次いで,ステップS32にて反復制限時間内で反復時間をコントロールする。反復制限時間は,リード/ライトの反復を制限するために設けられた時間である。反復制限時間は,システム全体のバッファに残っているデータのサイズと,単位時間当り使われるデータのサイズとを比較して例えばホスト装置やCPUで計算して決定する。データのリード/ライトにエラーが発生してリード/ライトの反復を実行しても,上記反復制限時間内でだけリード/ライトの反復を行うようにするためである。
本実施形態における反復時間としては,例えば上記反復制限時間内で徐々に短縮させる方式でタイミングする。より具体的には例えば反復制限時間が200[ms]に予め決められている場合には,200[ms]から次第に時間を短縮させる方式により,反復時間をコントロールする。
次に,ステップS34にてデータのリード/ライトを実行する。ここでは,上記ステップS30でユーザによって要請されたデータのリード/ライトを実行する。次いで,ステップS36にてデータのリード/ライトにエラーが発生するか否かを判断する。この場合,データがリード/ライトを実行する時,一度にユーザが所望のリード/ライト命令を達成することもあるが,数回反復して初めて所望のリード/ライト命令を達成する場合もある。従って,データのリード/ライトがユーザの所望するように達成されたか,またはデータのリード/ライトにエラーが発生したかを判断してリード/ライトの反復如何を判断する。そして,ステップS36にて,データのリード/ライトにエラーが発生していないと判断されると,図2に示す一連の処理を終了する。
これに対して,ステップS36にてデータのリード/ライトにエラーが発生したと判断されると,ステップS38にてデータが映像データまたは音響データであるか否かを判断する。すなわち,リード/ライトが要請されたデータが映像データまたは音響データなどのAVデータに相当するか否かを判断する。
ステップS38にてデータが映像データまたは音響データであると判断されると,ステップS40にて反復制限時間内でデータのリード/ライトを反復する。反復制限時間内でデータのリード/ライトを反復した後に,リード/ライトを反復したデータは,データの再生または保存のためにメモリやハードディスクなど所定の構成要素に伝送される。
図2に示すステップS38の処理の詳細な具体例を図3に示す。図3は図2に示すステップS38についての具体的な処理40Aを示すフローチャートである。この処理は,決定された反復種類のリード/ライトに所要される反復所要時間と,上記のようにコントロールされて残った残余反復制限時間とを比較して,反復種類に対するデータのリード/ライトを実行し,リード/ライトが実行されたデータのエラー如何を再び確認する段階(ステップS50〜ステップS58)を有する。
図3に示す処理は,先ずステップS50にてデータに対するリード/ライトのエラーを補正するためのリード/ライトの反復種類(反復処理のタイプ)のうち,一つの反復種類を決定する。ここで,反復種類(反復処理のタイプ)とは,データのリード/ライトの実行中に発生したエラーを補正するために設けられたもの,すなわちデータのリード/ライトの実行中にエラーが発生したときのエラー補正方法の種類であって,リード/ライトの多様な反復を介してデータのエラーを補正できるようにする。リードに対する反復種類としては,例えば「変数値の変更」,「電流の印加」が挙げられる。また,ライトに対する反復種類としては,例えば「初期設定状態」,「パーキング領域に移動」が挙げられる。上述した反復種類のうち決定される一つの反復種類は,リード/ライトのエラーを補正するために最適化されたものから順次に決定される。
次に,ステップS52にて決定された反復種類のリード/ライトに所要される反復所要時間を取得する。具体的には例えば反復種類(反復処理のタイプ)それぞれのリード/ライトに所要される反復所要時間をルックアップテーブルに備え,このルックアップテーブルから所望の反復所要時間を取得する。このようなルックアップテーブルの一例を下記表1に示す。
Figure 0003927548
この表1に示すように,例えばリード実行に対するエラーを補正するために最適化された順序のうち第一の順序に相当する「変数値の変更」が決定されれば,決定された反復種類に対応する反復所要時間である5[ms]を前述したルックアップテーブルから取得する。また,ライト実行に対するエラーを補正するために最適化された順序のうち第一の順序に相当する「初期設定状態」が決定されれば,決定された反復種類に対応する反復所要時間である15[ms]を上記ルックアップテーブルから取得する。
次にステップS54にて取得された反復所要時間が反復制限時間のうち反復時間がコントロールされて残った残余反復制限時間より長いか否かを判断する。具体的にはステップS32で得られた残余反復制限時間をステップS52で取得された反復所要時間と比較して,反復所要時間が残余反復制限時間より長いか否かを判断する。ステップS54にて取得された反復所要時間が残余反復制限時間より長いと判断されると,図3に示す一連の処理を終了する。例えばリード命令を行う時,残余反復制限時間が20[ms]とし,取得された反復所要時間が上記表1に示す「電流の印加」に対応する30[ms]とすれば,反復所要時間が残余反復制限時間より長いので,図3に示す一連の処理を終了する。
これに対して,ステップS54にて取得された反復所要時間が残余反復制限時間より長くないと判断されると,ステップS56にて決定された反復種類に対するリード/ライトを実行する。例えばリード命令を行う時,残余反復制限時間が40[ms]とし,取得された反復所要時間が上記表1に示す「電流の印加」に対応する30[ms]とすれば,反復所要時間が残余反復制限時間より長くないので,決定された「電流の印加」に対するデータのリード/ライトを実行する。
続いて,ステップS58にてデータのリード/ライトにエラーが発生するか否かを再び判断する。ステップS58にてデータのリード/ライトにエラーが発生していないと判断されると,図3に示す一連の処理を終了し,データのリード/ライトにエラーが発生したと判断されると,上記ステップS50の処理に戻る。
一方,図2に示すステップS38において,データが映像データ(ビデオデータ)または音響データ(オーディオデータ)ではないと判断されると,ステップS40にて予め決められた反復制限回数内でデータのリード/ライトを反復する。すなわち,AVデータではない一般データのリード/ライトに対する要請があれば,上記ステップS32でコントロールされる反復時間と関係なく,予め決められた反復制限回数内でデータのリード/ライトの反復を行う。
次に,図2に示すステップS42の処理の詳細な具体例を図4に示す。図4は図2に示すステップS42についての具体的な処理42Aを示すフローチャートである。この処理は,反復制限回数内で決定された反復種類に対するデータのリード/ライトを反復する段階(ステップS70〜ステップS78)を有する。
図4に示す処理は,先ずステップS70にてデータに対するリード/ライトのエラーを補正するためのリード/ライトの反復種類のうち,一つの反復種類を決定する。反復種類については,上述したものと同様であるため,以下詳細な説明を省略する。
次いで,ステップS72にて決定された反復種類に対するデータのリード/ライトを実行する。続いて,ステップS74にてデータのリード/ライトにエラーが発生するか否かを判断する。すなわち,決定された反復種類に対するデータのリード/ライトにエラーが発生するか否かを判断する。ステップS74にてデータのリード/ライトにエラーが発生していないと判断されると,図4に示す一連の処理を終了する。
これに対して,ステップS74にてデータのリード/ライトにエラーが発生したと判断されると,ステップS76にて反復種類に対するデータのリード/ライトの反復回数を計数(カウント)する。リード/ライトの反復回数に対する計数は,例えば計数器(カウンタ)の数字を大きくしていくようにして行う。
次に,ステップS78にて計数された反復回数が予め決められた反復制限回数より多いか否かを判断する。ステップS78にて計数された反復回数が予め決められた反復制限回数より多いと判断されると,図4に示す一連の処理を終了する。これに対して,ステップS78にて計数された反復回数が予め決められた反復制限回数より多くないと判断されると,上記ステップS70の処理に戻る。例えば反復制限回数が100回に制限されており,計数された反復回数が88回であれば,データに対して12回を反復してリード/ライトを実行できる。
次に,本実施形態にかかるデータのリード/ライト反復方法を実施可能なリード/ライト反復装置について図面を参照しながら説明する。図5は,本実施形態にかかるデータのリード/ライト反復装置の構成例を示すブロック図である。図6,図7は,図2に示されたフローチャートに相当する図5に示された各構成要素間の信号伝達過程を示す図である。 本実施形態にかかるリード/ライト反復装置は,図5に示すように,記録媒体100,要請信号発生部110,タイミング部120,リード実行部130,ライト実行部140,エラー検査部150,データ識別部160,第1反復指示部170及び第2反復指示部180を備える。
記録媒体100は,データを保存する構成要素である。保存されるデータは,映像データまたは音響データなどのAVデータだけでなく,AVデータ以外の一般データを含む。特に,AVデータの処理を担当するコンピュータ,PVRまたはDVRなどのAV装置に設けられた記録媒体100は,HDDであることが好ましい。
要請信号発生部110は,データに対して記録媒体100にライトを要請するか,記録媒体100に記録されたデータのリードを要請し,要請した結果を要請信号として出力する。図6に示すように,要請信号発生部110は,データのライトに対するユーザの要請を入力端子IN1を介して入力し,データに対して記録媒体100にライトを要請し,要請した結果を要請信号としてタイミング部120及びライト実行部140に出力する。また,要請信号発生部110は,データのリードに対するユーザの要請を入力端子IN1を介して入力し,記録媒体100に記録されたデータのリードを要請し,要請した結果を要請信号としてタイミング部120及びリード実行部130に出力する。
タイミング部120は,予め決められた反復制限時間内で反復時間をコントロールし,コントロールして残った残余反復制限時間を出力する。図6に示されたように,タイミング部120は,要請信号発生部110から入力された要請信号に応答して,リード/ライトの反復を一定時間に限定するために予め設けられた反復制限時間内で反復時間をコントロールし,残った残余反復制限時間(反復制限時間−コントロールした反復時間)を第1反復指示部170に出力する。
リード実行部130は,記録媒体100に記録されたデータのリードを実行し,実行した結果をリード信号として出力する。リード実行部130は,図6に示すように,要請信号発生部110から入力された要請信号に応答して,記録媒体100に予め記録されていたデータを取得してリードを実行し,実行した結果をリード信号としてエラー検査部150に出力する。また,リード実行部130は,図7に示すように,第1反復指示部170から入力端子IN2を介して入力された第1指示信号または第2反復指示部180から入力端子IN3を介して入力された第2指示信号に応答して,記録媒体100に予め記録されていたデータを取得してリードを実行し,実行した結果をリード信号としてエラー検査部150に出力する。
ライト実行部140は,データに対して記録媒体100にライトを実行し,実行した結果をライト信号として出力する。ライト実行部140は,図6に示すように,要請信号発生部110から入力された要請信号に応答して,ユーザが要請したデータに対して記録媒体100にライトを実行し,実行した結果をライト信号として記録媒体100とエラー検査部150とに出力する。また,ライト実行部140は,図7に示すように,第1反復指示部170から入力端子IN2を介して入力された第1指示信号または第2反復指示部180から入力端子IN3を介して入力された第2指示信号に応答して,ユーザが要請したデータに対して記録媒体100にライトを実行し,実行した結果をライト信号として記録媒体100とエラー検査部150とに出力する。
エラー検査部150は,データのリード/ライトにエラーが発生したか否かを検査し,検査した結果を検査信号として出力する。エラー検査部150は,リード実行部130で入力されたリード信号からデータのリードにエラーが発生したか否かを検査し,ライト実行部140で入力されたライト信号からデータのライトにエラーが発生したか否かを検査する。
エラー検査部150は,データのリード/ライトが一回以上反復されるか否かを感知する反復感知部(図示せず)を備える。反復感知部は,データのリード/ライトが一回も反復されなかったと感知すれば,上記感知信号をデータ識別部160に出力し,データのリード/ライトが一回以上反復されたと感知すれば,前述した感知信号を第1反復指示部170または第2反復指示部180に出力する。
エラー検査部150は,図6に示すように,データのリード/ライトにエラーが発生したか否かを検査し,エラーが発生していないという検査信号を出力端子OUT1を介して出力するか,またはエラーが発生したという検査信号を反復感知部の感知された結果によってデータ識別部160に出力する。また,エラー検査部150は,図7に示すように,データのリード/ライトにエラーが発生したか否かを検査し,エラーが発生していないという検査信号を出力端子OUT4を介して出力するか,またはエラーが発生したという検査信号を反復感知部の感知された結果によって第1反復指示部170または第2反復指示部180に出力する。出力端子OUT1またはOUT4を介して出力された検査信号は,データのリード/ライトの実行を中止させる制御信号として機能する。
データ識別部160は,データが映像データまたは音響データであるか否かを識別し,識別した結果を識別信号として出力する。データ識別部160は,図6に示すように,エラー検査部150から入力された検査信号に応答して,データが映像データまたは音響データなどのAVデータであるか否かを識別し,識別した結果を識別信号として第1反復指示部170または第2反復指示部180に出力する。なお,ユーザがリード/ライトを要請したデータがAVデータであるか否かを識別する理由は,AVデータに対してだけ第1反復指示部170を利用して一定時間内でだけデータのリード/ライトを行うようにするためである。
第1反復指示部170は,残余反復制限時間内でデータのリード/ライトを反復するように指示し,指示した結果を第1指示信号として出力する。第1反復指示部170は,図6に示すように,データ識別部160から識別信号が入力されると,タイミング部120から入力された残余反復制限時間内でデータのリード/ライトを反復するように指示し,指示した結果を第1指示信号として出力端子OUT2を介してリード実行部130またはライト実行部140に出力する。また,第1反復指示部170は,図7に示すように,エラー検査部150から検査信号が入力されると,タイミング部120から入力された残余反復制限時間内でデータのリード/ライトを反復するように指示し,指示した結果を第1指示信号として出力端子OUT5を介してリード実行部130またはライト実行部140に出力する。
次に,図5に示す第1反復指示部の詳細な構成例を図8に示す。図8は図5に示す第1反復指示部170についての具体的な構成例にかかる第1反復指示部170Aを示すブロック図である。図9は,図3に示すフローチャートに相当する図8に示す各構成要素間の信号伝達過程を示す図である。第1反復指示部170Aは,図8に示すように,第1反復種類決定部200,所要時間保存部210,所要時間取得部220,時間比較部230及び第1指示部240を備える。
第1反復種類決定部200は,データのエラーを補正するためのリード/ライトの反復種類のうち一つの反復種類を決定し,決定した結果を決定信号として出力する。第1反復種類決定部200は,図9に示すように,データ識別部160から入力端子IN4を介して入力された識別信号またはエラー検査部150から入力端子IN5を介して入力された検査信号に応答して,反復種類のうち一つの反復種類を決定し,決定した結果を決定信号として所要時間取得部220に出力する。
所要時間保存部210は,反復種類それぞれのリード/ライトに所要される反復所要時間を保存する。所要時間保存部210は,図9に示すように,反復種類に対応する反復所要時間を例えばルックアップテーブルに保存することが好ましい。所要時間保存部210には例えば上記表1に示すようなルックアップテーブルが保存される。
所要時間取得部220は,反復所要時間を取得し,取得された反復所要時間を出力する。所要時間取得部220は,図9に示すように,第1反復種類決定部200から入力された決定信号に応答して,決定された反復種類に対応する反復所要時間を所要時間保存部210に要請する。所要時間取得部220は,要請された反復所要時間を所要時間保存部210から取得し,取得した反復所要時間を時間比較部230に出力する。
時間比較部230は,取得された反復所要時間の長さとタイミング部120から入力された残余反復制限時間の長さとを比較し,比較した結果を比較信号として出力する。時間比較部230は,図9に示すように,所要時間取得部220から入力された反復所要時間に応答して,反復所要時間の長さとタイミング部120から入力端子IN6を介して入力された残余反復制限時間の長さとを比較し,比較した結果を比較信号として第1指示部240に出力する。
第1指示部240は,決定された反復種類に対するリード/ライトを反復するように指示する。第1指示部240は,図9に示すように,時間比較部230から入力された時間比較信号に応答して,反復種類決定部200で決定された反復種類に対するリード/ライトを反復するように指示し,指示した結果を第1指示信号として出力端子OUT7を介してリード実行部130またはライト実行部140に出力する。
第2反復指示部180は,予め決められた反復制限回数内でデータのリード/ライトを反復するように指示し,指示した結果を第2指示信号として出力する。第2反復指示部180は,図6に示すように,データ識別部160から識別信号が入力されると,反復制限回数内でデータのリード/ライトを反復するように指示し,指示した結果を第2指示信号として出力端子OUT3を介してリード実行部130またはライト実行部140に出力する。また,第2反復指示部180は,図7に示すように,エラー検査部150から検査信号が入力されると,反復制限回数内でデータのリード/ライトを反復するように指示し,指示した結果を第2指示信号として出力端子OUT6を介してリード実行部130またはライト実行部140に出力する。
次に,図5に示す第2反復指示部の詳細な構成例を図10に示す。図10は図5に示す第2反復指示部180についての具体的な構成例にかかる第2反復指示部180Aを示すブロック図である。図11,図12は,図4に示すフローチャートに相当する図10に示す各構成要素間の信号伝達過程を示す図である。第2反復指示部180Aは,図10に示すように,第2反復種類決定部300,第2指示部310,カウンティング部320及び回数比較部330を備える。
第2反復種類決定部300は,データのエラーを補正するためのリード/ライトの反復種類のうち,一つの反復種類を決定する。第2反復種類決定部300は,図11に示すように,データ識別部160から入力端子IN7を介して入力された識別信号に応答して,データのエラーを補正するためのリード/ライトの反復種類のうち,一つの反復種類を決定し,決定した結果を決定信号として第2指示部310に出力する。また,第2反復種類決定部300は,図12に示すように,回数比較部330から入力された回数比較信号に応答して,データのエラーを補正するためのリード/ライトの反復種類のうち,一つの反復種類を決定し,決定した結果を決定信号として第2指示部310に出力する。
第2指示部310は,決定された反復種類に対するリード/ライトを反復するように指示する。第2指示部310は,図11または図12に示すように,第2反復種類決定部300から入力された決定信号に応答して,決定された反復種類に対するリード/ライトを反復するように指示し,指示した結果を第2指示信号として出力端子OUT8またはOUT9を介してリード実行部130またはライト実行部140に出力する。
カウンティング部320は,反復種類に対するデータのリード/ライトの反復回数を計数(カウント)する。図12に示されたように,カウンティング部320は,エラー検査部150から入力端子IN8を介して入力された検査信号に応答して,第2反復種類決定部300で決定された反復種類に対するデータのリード/ライトの反復回数を計数し,計数された結果を計数信号として回数比較部330に出力する。
回数比較部330は,計数された反復回数と予め決められた反復制限回数とを比較する。回数比較部330は,図12に示すように,カウンティング部320から入力された計数信号に応答して,カウンティング部320で計数された反復回数と予め決められた反復制限回数とを比較し,比較した結果を回数比較信号として第2反復種類決定部300に出力する。
上述したような構成のデータのリード/ライト反復装置により,図1〜図4に示すデータのリード/ライト反復方法による処理を実行することが可能となる。このように,本発明にかかる方法及び装置によれば,映像データまたは音響データのリード/ライトにエラーが発生した場合におけるデータのリード/ライトについての反復処理を例えば時間的又は回数的に制限することによって,エラーが継続的に発生しても許容された時間の間だけ命令を行わせることができ,遂行時間の遅延によって発生しうる画質または音質の劣化を防止できる。さらに多様なエラー状況によって条件に合うリード/ライトの反復を行わせることができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,コンピュータ,PVRまたはDVR等のAV装置などのAVデータ処理に対してリード/ライト命令を行う時に発生するエラーを補正するために行われるAVデータのリード/ライト反復方法及び装置に適用可能である。
従来のデータのリード/ライト反復方法による処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかるデータのリード/ライト反復方法による処理の具体例を示すフローチャートである。 図2に示すステップS40についてのより詳細な処理の具体例を示すフローチャートである。 図2に示すステップS42についてのより詳細な処理の具体例を示すフローチャートである。 本実施形態にかかるデータのリード/ライト反復装置の構成を示すブロック図である。 図2に示すフローチャートに相当する図5に示す各構成要素間の最初の信号伝達過程を示す図である。 図2に示すフローチャートに相当する図5に示す各構成要素間の反復された信号伝達過程を示す図である。 図5に示す第1反復指示部についての具体例を示すブロック図である。 図3に示すフローチャートに相当する図8に示す各構成要素間の信号伝達過程を示す図である。 図5に示す第2反復指示部についての具体例を示すブロック図である。 図4に示すフローチャートに相当する図10に示す各構成要素間の最初の信号伝達過程を示す図である。 図4に示すフローチャートに相当する図10に示す各構成要素間の反復された信号伝達過程を示す図である。
符号の説明
100 記録媒体
110 要請信号発生部
120 タイミング部
130 リード実行部
140 ライト実行部
150 エラー検査部
160 データ識別部
200 反復種類決定部
210 所要時間保存部
220 所要時間取得部
230 時間比較部
320 カウンティング部
330 回数比較部

Claims (17)

  1. データのリード/ライト反復方法において,
    前記データが,リアルタイムデータ処理が優先される所定データ種類に相当するか否かを判断する段階と,
    前記判断する段階において前記データが前記所定データ種類に相当すると判断された場合,予め設定された反復制限時間に基づいて前記データのリード/ライトの反復を行う段階と,
    前記判断する段階において前記データが前記所定データ種類に相当しないと判断された場合,予め設定された反復制限回数に基づいて前記データのリード/ライトの反復を行う段階と,
    を有し,
    前記予め設定された反復制限時間に基づいて前記データのリード/ライトの反復を行う段階は,
    (a)前記データのリード/ライトについての反復処理のタイプによって反復するために必要な反復所要時間を取得する段階と,
    (b)前記反復所要時間が前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限時間の残りの残余反復制限時間より長ければ,前記データのリード/ライトの反復を終了する段階と,
    を含み,
    前記予め設定された反復制限回数に基づいて前記データのリード/ライトの反復を行う段階は,
    前記データのリード/ライトに対する反復回数を計数する段階と,
    前記計数された反復回数と,前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限回数とを比較して,前記計数された反復回数が前記反復制限回数より多いか否かを判断する段階と,
    前記計数された反復回数が前記反復制限回数より多くないと判断した場合に,前記データのリード/ライトを反復する段階と,
    前記計数された反復回数が前記反復制限回数より多いと判断した場合に,前記データのリード/ライトの反復実行を中止する段階と,
    を含むことを特徴とするデータのリード/ライト反復方法。
  2. 前記予め設定された反復制限時間に基づいて前記データのリード/ライトの反復を行う段階は,
    さらに,前記データのリード/ライトに対する要請があると,前記反復制限時間をコントロールする段階を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータのリード/ライト反復方法。
  3. 前記予め設定された反復制限時間に基づいて前記データのリード/ライトの反復を行う段階は,
    さらに,前記データのリード/ライトが実行される間にエラーが発生するか否かを判断する段階を含み,
    この段階により,前記データのリード/ライトが実行される間に前記エラーが発生したと判断した場合に,前記(a)段階の処理に戻ることを特徴とする請求項1に記載のデータのリード/ライト反復方法。
  4. 前記所定データ種類は,オーディオデータまたはビデオデータであることを特徴とする請求項1に記載のデータのリード/ライト反復方法。
  5. 前記予め設定された反復制限時間に基づいて前記データのリード/ライトの反復を行う段階は,
    さらに,前記反復処理のタイプごとに前記反復所要時間を記録したルックアップテーブルに記録された前記反復処理のタイプのうち,反復処理が区分けされている場合にその区分けされた処理における命令により前記反復処理のタイプのうち何れか一つの反復処理のタイプを決定する段階を含み,
    前記ルックアップテーブルに基づいて,前記決定された反復処理のタイプの前記反復所要時間を取得することを特徴とする請求項1に記載のデータのリード/ライト反復方法。
  6. 前記予め設定された反復制限時間に基づいて前記データのリード/ライトの反復を行う段階は,
    さらに,前記反復所要時間が前記残余反復制限時間より長くなければ,前記データのリード/ライトを反復する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータのリード/ライト反復方法。
  7. 前記データがハードディスクドライブ内にライトされるか,または前記ハードディスクドライブに保存された前記データがリードされることを特徴とする請求項1に記載のデータのリード/ライト反復方法。
  8. データのリード/ライト方法において,
    前記データが,リアルタイムデータ処理が優先される所定データ種類であるか否かを決定する段階と,
    決定されたデータが前記所定データ種類であれば,前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限時間の残りの残余反復制限時間内に前記データのリード/ライトを反復する段階と,
    決定されたデータが前記所定データ種類でなければ,反復制限回数内で前記データのリード/ライトを反復する段階と,
    を含むことを特徴とするデータのリード/ライト方法。
  9. データのリード/ライト反復装置において,
    前記データが,リアルタイムデータ処理が優先される所定データ種類に相当するか否かを識別するデータ識別部と,
    前記データ識別部により識別された結果に基づいて,前記データのリード/ライトについての反復処理のタイプによって反復されるために必要な反復所要時間を取得する所要時間取得部と,
    前記データのリード/ライトについての反復処理のタイプのうち何れか一つの反復処理のタイプに対して,前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限時間の残りの残余反復制限時間と,前記反復所要時間とに基づいて,前記データのリード/ライトを反復するように指示する第1指示部と,
    前記データ識別部により識別された結果に基づいて,前記データのリード/ライトの反復回数を計数するカウンティング部と,
    前記カウンティング部で計数された反復回数と,前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限回数とを比較し,前記データのリード/ライトの反復実行を中止するか否かを指示する第2指示部と,
    を備えることを特徴とするデータのリード/ライト反復装置。
  10. さらに,前記データのリード/ライトに対する要請があると,前記反復制限時間をコントロールするタイミング部を備えることを特徴とする請求項9に記載のデータのリード/ライト反復装置。
  11. さらに,前記データのリード/ライトが実行される間にエラーが発生するか否かを検査するエラー検査部を備え,
    前記エラー検査部の検査された結果に応じて,前記所要時間取得部が前記反復所要時間を取得することを特徴とする請求項9に記載のデータのリード/ライト反復装置。
  12. 前記所定データ種類は,オーディオデータまたはビデオデータであることを特徴とする請求項9に記載のデータのリード/ライト反復装置。
  13. 前記カウンティング部は,前記データ識別部により前記データが所定データ種類に相当しないと識別された場合に前記データのリード/ライトの反復回数を計数し,
    前記第2指示部は,前記カウンティング部で計数された反復回数と,前記反復制限回数とを比較して,前記計数された反復回数が前記反復制限回数より多いか否かを判断し,前記カウンティング部で計数された前記反復回数が前記反復制限回数より多くないと判断した場合に,前記反復制限回数内で前記データのリード/ライトを指示し,前記カウンティング部で計数された前記反復回数が前記反復制限回数より多いと判断した場合に,前記データのリード/ライトの反復実行の中止を指示することを特徴とする請求項9に記載のデータのリード/ライト反復装置。
  14. さらに,前記反復処理のタイプごとに前記反復所要時間を記録したルックアップテーブルを有する所要時間保存部を備えることを特徴とする請求項9に記載のデータのリード/ライト反復装置。
  15. 前記第1指示部は,前記反復所要時間と前記残余反復制限時間とを比較し,前記反復所要時間が前記残余反復制限時間より長くなければ,前記データのリード/ライトを反復するように指示することを特徴とする請求項9に記載のデータのリード/ライト反復装置。
  16. 前記データがハードディスクドライブ内にライトされるか,または前記ハードディスクドライブに保存された前記データがリードされることを特徴とする請求項9に記載のデータのリード/ライト反復装置。
  17. データのリード/ライト装置において,
    前記データが,リアルタイムデータ処理が優先される所定データ種類であるか否かを識別するデータ識別部と,
    前記データ識別部の識別結果に応じて,予め設定された反復制限時間,または予め設定された反復制限回数に基づいて前記データのリード/ライトの反復を指示する第3指示部と,
    を備え,
    前記第3指示部は,
    前記データ識別部により,前記データが所定データ種類であると識別された場合に,前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限時間の残りの残余反復制限時間内に前記データのリード/ライトの反復を指示し,
    前記データ識別部により,前記データが前記所定データ種類でないと識別された場合に,前記データのリード/ライトのために予め設定された反復制限回数内で前記データのリード/ライトの反復を指示することを特徴とするデータのリード/ライト装置。
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