JP3927412B2 - Touch panel input device, program, and recording medium recording program - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置等に備えられるタッチパネル入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のタッチパネル入力装置においては、表示装置に表示される1つの入力キーの表示範囲領域と、タッチパネル上の当該キーの入力有効領域とは、通常、位置及び大きさを一致させて設けられている。
【0003】
そのため、従来のタッチパネル入力装置では、表示装置に表示される入力キーの数が多くなるにつれて、1つの入力キーの表示範囲領域及び入力有効領域が狭くなるため、キー入力時に、所望の入力キーに対してその隣接キーを誤って操作してしまう誤入力が発生し易くなる。
【0004】
この問題を解決するために、従来は、特開平6−83537号公報に示されているように、予めオペレータの指の大きさを登録しておき、この登録したオペレータの指の大きさに応じて、1つの入力キーの表示範囲領域及び入力有効領域の位置及び大きさを設定変更可能に構成したタッチパネル入力装置が提案されている。
【0005】
また、特開平7−129323号公報には、予めオペレータがタッチパネル上の入力有効領域の大きさを任意に指定して登録することにより、隣接する入力キー間に形成される誤入力し易い領域を、予め入力無効領域として登録しておくことができ、入力時の誤入力を少なくするタッチパネル入力装置が提案されている。
【0006】
また、特開2000−172427号公報には、オペレータがタッチパネル上の入力無効領域を操作した誤入力検出時に、誤入力の操作位置と入力有効領域とを表示することにより、再入力時の誤入力の発生を抑えて効率的な入力が可能なタッチパネル入力装置が提案されている。
【0007】
また、実開平3−50240号公報では、隣り合う入力キー同士の表示範囲領域が近接しているときには、キーの入力有効領域を表示範囲領域よりも狭め、充分に離間しているときには、キーの入力有効領域を表示範囲領域よりも広くすることによって、誤って隣接キーを操作する誤入力の発生を防止するタッチパネル入力装置が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のタッチパネル入力装置においては、次に述べるような問題点があった。
まず、特開平6−83537号公報記載の装置では、指の大きさに起因する誤入力の問題には対応しているが、ペン入力式のタッチパネル入力装置の場合のように、押圧部分(操作部分)の大きさは一定であるものの、その押圧位置(操作位置)が入力有効領域及び表示範囲領域に対してぶれた(ズレた)こと等によって起きる誤入力には、対応できないという問題があった。
【0009】
また、特開平7−29323号公報、及び公開平3−150240号公報記載の装置では、隣接する入力キー間の誤入力し易い領域を入力無効領域とするため、例えば、タイプライタ式のキーボードのように、1つの表示画面上に表示する入力キーの数が多くなる場合は、1つの入力キーの入力有効領域が狭くなり誤入力は減るものの、その代わりに無効入力が増え、再入力の回数が増加するという問題がある。
【0010】
また、特開2000−172427号公報記載の装置は、誤入力時にオペレータに誤入力の情報を示すことにより、オペレータに注意を喚起して、誤入力の再発を防止するものである。この場合は、入力時にオペレータに負担を強いる恐れがあり、キー入力時の操作性が損なわれるという問題がある。
本発明は、上記した問題点に鑑み、誤入力の減少をはかり、オペレータの操作性の向上をはかったタッチパネル入力装置,プログラム及びプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した問題点を解決するために、本発明のタッチパネル入力装置は、タッチパネルによって検出される該パネル面上の入力操作と、当該入力操作に際し、前記タッチパネルと一体的に設けられた表示手段により表示される前記パネル面上に形成された複数の入力領域とから、当該入力操作の位置が属する前記パネル面上の入力領域を判別し、当該判別した入力領域に対応して予め定められている入力信号を生成して出力するタッチパネル入力装置であって、ユーザの入力操作によって生成された入力信号を新たな入力操作によって生成された入力信号に訂正するとき、訂正する前の入力信号を生成する入力領域と、訂正する後の入力信号を生成する入力領域とが、隣接する入力領域であることを検出する検出手段と、前記検出手段で隣接する入力領域を検出したときには、前記訂正する後の入力信号を生成する入力領域を所定量単位で随時補正する補正手段とを備えていることを特徴とする。
【0012】
これによれば、タッチパネル入力時におけるオペレータ固有の癖等による入力のズレ、タッチパネルの厚みによる入力のズレに伴う誤入力を検出して補正を行うため、誤入力を減少させ、操作性を向上させることが可能になる。
【0013】
そして、オペレータの入力訂正の操作を検出して補正を行うため、特にオペレータ固有の癖による傾向的な入力のズレに伴う誤入力に対して、自動的に補正を行い、オペレータに負担を与えることなく操作性を向上させることが可能になる。
【0016】
また、本発明のタッチパネル入力装置では、前記補正手段は、前記訂正する後に入力した入力信号を生成する入力領域を当該新たな入力操作前に対して所定量単位で随時広げることを特徴とする。
さらに、本発明のタッチパネル入力装置では、前記補正手段は、前記訂正する後に入力した入力信号を生成する入力領域を予め定められた範囲内で当該新たな入力操作前に対して所定量単位で随時広げることを特徴とする。
【0017】
これにより、誤入力の発生した入力領域を狭め、正しい入力の入力領域を広げるため、誤入力の発生頻度に応じて各入力領域が最適な大きさに設定されるようになり、特に入力領域の位置に起因する傾向的な入力のズレに対して、誤入力を減少させ、操作性を向上させることが可能になる。
さらに、誤入力の発生した入力領域を狭め、正しい入力の入力領域を広げるにあたっても、制限範囲が設けられているので、誤入力の発生した入力領域は、その入力領域を狭められても、必要な入力領域の大きさは保障され、その操作性が妨げられる心配もない。
【0018】
また、本発明のタッチパネル入力装置は、タッチパネルによって検出される該パネル面上の入力操作と、当該入力操作に際し、前記タッチパネルと一体的に設けられた表示手段により表示される前記パネル面上に形成された複数の入力領域とから、当該入力操作の位置が属する前記パネル面上の入力領域を判別し、当該判別した入力領域に対応して予め定められている入力信号を生成して出力するタッチパネル入力装置であって、ユーザの入力操作によって生成された入力信号を新たな入力操作によって生成された入力信号に訂正するとき、訂正する前の入力信号を生成する入力領域と、訂正する後の入力信号を生成する入力領域とが、隣接する入力領域であることを検出する検出手段と、前記検出手段で隣接する入力領域を検出したときには、前記複数の入力領域の全体を前記訂正する前に入力した入力信号を生成する入力領域側にシフトさせる補正手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明のタッチパネル入力装置では、前記補正手段は、前記複数の入力領域の全体を前記訂正する前に入力した入力信号を生成する入力領域側に予め定められた範囲内でシフトさせることを特徴とする。
これらによれば、誤入力が発生した時に全ての入力領域をシフトさせるため、各入力領域の大きさが変ることなく、タッチパネル入力時におけるオペレータ固有の癖による入力のズレ、タッチパネルの厚みによる入力のズレによる傾向的な入力のズレに対して、誤入力を減少させ、操作性を向上させることが可能になる。
【0019】
さらにまた、本発明は、コンピュータを、本発明のタッチパネル入力装置として機能させるためのプログラムの発明である。
これによれば、コンピュータにタッチパネルを付設さえすれば、コンピュータを、タッチパネル入力時におけるオペレータ固有の癖等による入力のズレ、タッチパネルの厚みによる入力のズレに伴う誤入力を検出して補正を行い、誤入力を減少させ、操作性を向上させたタッチパネル入力装置として機能させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態のタッチパネル入力装置について、詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るタッチパネル入力装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態のタッチパネル入力装置1は、CPU10と、このCPU10にCPUバス11を介して接続されているタッチパネル20,表示部30,ROM40,RAM50,及び記憶媒体読取部60とを有する構成になっている。
【0021】
タッチパネル20は、透明な抵抗膜型タブレット,静電誘導型タブレット等によって構成され、タッチパネル制御部21及び座標検出部22によって、CPUバス11を介し、CPU10とデータ接続されている。
このタッチパネル20のパネル表面は、X−Y座標からなる入力座標系を備えた入力領域になっていて、オペレータが指やスタイラスペン等でこの入力領域内の適当な座標ポイントを押圧することにより、このポイント入力された入力座標系の座標ポイントに対応した信号が、タッチパネル20から出力可能になっている。
【0022】
タッチパネル制御部21は、このポイント入力された入力座標系の座標ポイントに対応した信号をタッチパネル20から得るために、タッチパネル20の駆動制御を行う。
座標検出部22は、このタッチパネル制御部21の駆動制御によってタッチパネル20から出力される、ポイント入力された入力座標系の座標ポイントに対応する信号を、入力座標系の座標位置データ[Xin,Yin]に変換して出力する。
【0023】
これに対し、表示部30は、液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ等によって構成され、表示制御部31及び表示メモリ32によって、CPU10のCPUバス11にデータ接続されている。
入力処理の進行状況に合わせて、各種操作キーやカーソル等の表示を有する入力領域表示画面が表示される表示部30には、前述したタッチパネル20のX−Y座標からなる入力座標系を備えた入力領域に対応して、x−y座標からなる表示座標系を備えた表示領域が構成されている。
【0024】
そして、この表示部30と前述のタッチパネル20とは、その表示座標系に入力座標系を対応させて、相互に積層させた状態で一体的に構成されている。
表示制御部31は、表示メモリ32に格納されている表示データに基づいて、表示部30を駆動制御する。
この表示メモリ32には、表示部30に表示される入力領域表示画面の表示データが、CPU10の制御に基づいて随時格納される。
【0025】
ROM40には、制御プログラム41と、入力領域表示テーブル42と、座標テーブル(初期座標テーブル)43とが、それぞれ格納されている。
制御プログラム41は、タッチパネル入力処理を行うためにタッチパネル入力装置1の各部を制御するためのプログラムである。
入力領域表示テーブル42は、入力処理の進行状況に応じて、各種操作キーやカーソル等の表示を備えた入力領域表示画面のデータが、表示領域のx−y座標からなる表示座標系の座標データによって記憶されているデータテーブルである。
【0026】
座標テーブル43は、入力領域表示テーブル42に記憶されている入力領域表示画面毎の各種操作キーやカーソル等といった入力キーそれぞれの表示範囲領域に関して、その表示領域における表示座標系上の領域データ[x,y]を、入力領域における入力座標系上の領域データ[X,Y]に変換して記憶しているデータテーブルである。
一方、RAM50には、座標テーブル51及び修正キーバッファ52が設けられている。
【0027】
座標テーブル(更新座標テーブル)51は、現在、表示部30に表示されている入力領域表示画面の各種操作キーやカーソル等といった入力キーに関しての入力有効領域を記憶しておくためのデータテーブルである。
座標テーブル51には、現在、表示部30に表示されている入力領域表示画面の各種操作キーやカーソル等といった入力キーに関して、当初は、座標テーブル43に記憶されている、入力座標系上の領域データ[X,Y]に変換された入力キーそれぞれの表示範囲領域が記憶される。
また、修正キーバッファ52には、修正が施された入力キーデータ等が記憶される。
【0028】
その上で、CPU10は、前述したタッチパネル入力処理を行うための制御プログラム41に基づいて各部を制御し、表示部30に表示された入力領域表示画面の入力キーに関して、入力領域表示テーブル42に記憶されている入力有効領域についての表示座標系の領域データ[x,y]と、座標テーブル51に記憶されている入力有効領域についての入力座標系の座標位置データ[X,Y]との同期を取りながら、オペレータがポイント入力したタッチパネル20の入力領域上における座標ポイント[Xin,Yin]について、当該オペレータが入力した際に表示部30の表示領域に表示されていた対応するデータ内容の生成出力を行う。
以下、図2〜図6に従って、本実施の形態のタッチパネル入力装置1について、4桁の数値データ“1232”を入力する場合を例に、その作用について説明する。
【0029】
図2は、上述したタッチパネル入力装置1による数値データの入力処理のフローチャートである。
タッチパネル入力装置1のCPU10は、数値データの入力処理が起動されると、ROM40に記憶されている制御プログラム41に基づいて、以下のような処理を行う。
【0030】
CPU10は、ROM40の入力領域表示テーブル42の記憶されている入力領域表示画面の表示データの中から、数値データ入力のための入力領域表示画面の表示データを検索して、表示メモリ32に格納する。
これにより、表示制御部31は、表示メモリ32に格納されている当該表示データに基づいて、表示部30の画面上に数値データ入力用の入力領域表示画面300を表示する(ステップS21)。
【0031】
図3は、この数値データ入力用の入力画面300の一例を示した図である。
本例では、入力領域表示画面300には、入力領域を示す入力領域部301が表示され、さらに当該入力領域部301の表示領域内には、入力された数値データが表示される入力内容表示枠320,数字入力のためのテンキー330,入力内容表示枠320に表示されている何れかの桁の数字を指定する方向キー340,削除キー350,及び入力キー360が表示される。
【0032】
そして、テンキー330の各数字キー330-00〜330-9,方向キー340の左・右方向キー340L・340R,削除キー350,及び入力キー360は、図示した符号Oを原点とする入力領域部301が表す表示領域の表示座標系(x−y座標系)上に、それぞれ予め表示範囲領域の座標位置を定められて表示される。
また、タッチパネル入力装置1のCPU10は、この入力内容表示枠320の表示に当たって、オペレータによる入力操作を促すために、当該入力内容表示枠320の1桁目部分(図中、左端の桁部分)に、カーソル370の表示を併せて行う(ステップS22)。
【0033】
この後、例えば、オペレータが、4桁の数値データのうち1桁目の数字データとして、テンキー330の“1”キー330-01をタッチしたとすると、タッチパネル制御部21がタッチ入力を検出して(ステップS23)、座標検出部22はタッチパネル20の入力領域上で、当該オペレータによるポイント入力された座標[Xin,Yin]を求める。
【0034】
ここで、タッチパネル20上の入力領域の座標[Xin,Yin]と、表示部30の表示領域(すなわち、表示部30に表示された入力領域部301)の座標[xin,yin]とは、前述したように、当初は座標テーブル43によって予め1対1に対応づけられている。
そのため、この場合、タッチパネル20の入力領域の座標原点Oは、表示部30に表示された入力領域部301の座標原点と同じになる。
【0035】
したがって、数値データ入力用の入力画面300が表示部30に表示された当初状態では、タッチパネル入力装置1のCPU10は、ROM40に格納された表示領域の座標テーブル43の内容を、RAM50の座標テーブル51にそのまま書き込んで、入力されたデータ内容の判別に使用する。
【0036】
図4は、当初状態におけるタッチパネル20上の入力領域の座標テーブルに係り、RAM50の座標テーブル51に記憶されている内容のうち、テンキー330に対応する部分の入力有効領域の内容を部分的に示した図である。
すなわち、タッチパネル入力装置1は、数値データ入力用の入力画面300が表示部30に表示された当初状態にあることから、図1に示したRAM50の座標テーブル51に記憶されている内容は、表示部30の表示領域の座標テーブルに係り、ROM40の座標テーブル43に記憶されている内容の、テンキー330に対応する部分の内容と同一である。
【0037】
この場合、そのテンキー330に対応する部分の座標領域TK(以下、単にテンキー領域と称す)は、[X08,Y24],[X31,Y24],[X31,Y55],[X08,Y55]を四隅とする矩形領域から、[X24,Y48],[X31,Y48],[X31,Y55],[X24,Y55]を四隅とする矩形領域を取り除いた部分の領域になっている。
【0038】
そして、数字キー330-00〜330-09それぞれの入力有効領域は、上記したテンキー領域TK中に含まれる複数の座標[XTK,YTK]を10個の座標集合に分けて、図4に示すようにして割当てられている。
例えば、“1”の数字キー330-01は、テンキー領域TKの中の[X08,Y40],[X15,Y40],[X15,Y47],[X08,Y47]を四隅とする矩形領域の座標集合[XTK01,YTK01]で割当てられている。
【0039】
したがって、座標検出部22にてオペレータが触れたタッチパネル20上の座標[Xin,Yin]を検出したならば、タッチパネル入力装置1は、RAM50の座標テーブル51に格納されている座標集合[XTK00,YTK00]〜[XTK09,YTK09]に基づいて、座標[Xin,Yin]に対応する座標集合[XTK01,YTK01]を検出することができる。
なお、方向キー340,削除キー350,入力キー360についても、上記テンキー330と同様に、座標テーブル51,43によってタッチパネル20上の座標と表示部30上の座標の対応が定義されている。
【0040】
そこで、図2のステップS23の処理に戻り、上述のようにして、タッチパネル制御部21がオペレータによる数字キー330-01に対するタッチ入力を検出し、CPU10が、上述したようにして、RAM50の座標テーブル51に基づき、操作されたのが数字キーであり、“1”キー330-01が入力されたこと検出すると(ステップS24)、表示制御部31を介して、図3に示した入力領域部301の入力内容表示枠320における第1桁目の枠内に入力内容である“1”を表示する(ステップS25)。
そして、タッチパネル入力装置1のCPU10は、オペレータに次の数字入力を促進するため、カーソル370を第2桁目の表示位置に移動する(ステップS26)。
【0041】
以上のようにして、オペレータは、数字入力作業を繰り返しながら、4桁の数値データ“1232”を入力し、最後に、数字キー330-00〜330-09に代えて入力キー360がタッチ入力されると、タッチパネル入力装置1のCPU10は、今回オペレータによる4桁の数値データの入力作業が終了したものと判断する(ステップS29)。
【0042】
図5は、“1232”入力時に、“12_ ”と入力し、次に3桁目として“123_”と入力すべきところ、誤って“2”を入力して“122_”となってしまった場合について、誤入力した3桁目について“2”→“3”への修正操作があった際の操作の流れを示す図である。
この場合の操作に対して、タッチパネル入力装置1のCPU10が行う処理について、図5を参考に、図2に基づいて説明する。
【0043】
例えば、図5(a)〜(d)に示すように、オペレータが“122_”と3桁目まで数値データを入力し、3桁目の“2”の誤入力に気づいた場合、オペレータは、タッチパネル20の入力領域部301における左方向キー340Lが表示部分された部分を押圧して、4桁目の数字入力のために入力内容表示枠320の4桁目部分に移動していたカーソル370を、3桁目の数字修正入力に備え、入力内容表示枠320の3桁目部分に移動させる。
【0044】
この場合のカーソル移動は、タッチパネル入力装置1のタッチパネル制御部21がタッチ入力を検出して(ステップS23)、座標検出部22で検出されたオペレータによるポイント入力された座標[Xin,Yin]について、CPU10が、RAM50の座標テーブル51に基づいて、操作されたのが左方向キー340Lであることを検出することによって行われる(ステップS27,S26)。
【0045】
そして、同様にして、オペレータが削除キー350にタッチしたことをCPU10が検出すると(ステップS23〜S24〜S27〜S28)、入力内容表示枠320のカーソル位置に表示していた入力数字、すなわち3桁目の“2”を消し(ステップS29)、修正された入力数字“2”に対応するキー330-02のデータと、入力内容表示枠220におけるその表示位置であった“3桁目”とを、RAM50の修正キーバッファ52に修正元キーデータKb及び修正発生位置データPdとしてに保存し(ステップS30)、次のキー入力を待つ(図5中の(f)に示す状態)。
【0046】
その後、図5(g)(h)に示すように、“123_”,“1232”と、数値データ“1232”の入力を行う。
そして、この修正削除後の数字入力の際には、タッチパネル入力装置1のCPU10は、前述の修正キーバッファ52に保存された修正発生位置データの数値データの桁位置に対して、前述のステップS24の処理により数字入力された場合は、ステップS25に示した表示処理中において、次のような処理も併せて実行する。
【0047】
すなわち、CPU10は、ステップS24の処理において数字入力が検出されると、現在のカーソル370の表示位置が前述のステップS30で修正キーバッファ52に保存された修正発生位置データPdに該当するか否か、すなわち、入力内容表示枠320における修正された入力数字の表示位置であるか否かを判別する。
【0048】
この結果、現在のカーソル370の表示位置が修正発生位置データPdに該当しない場合は、CPU10は、次のステップS26の処理に進む一方、現在のカーソル370の表示位置が修正発生位置データPdに該当する場合は、ステップS24の処理において、座標テーブル51に基づいて検出された入力数字、すなわち、この場合“3”に対応するキー330-03のデータを修正先キーデータKaとして、前述の該当した修正発生位置データPd及び修正元キーデータKbに対応させて修正キーバッファ52に記憶した上で、次のステップS26の処理に進む。
【0049】
そして、4桁の数値データ“1232”についてのテンキー330による数字入力が終わり、オペレータが最後に入力キー360にタッチすると、タッチパネル入力装置1のCPU10は、これを検出し(ステップS23〜S24〜S27〜S28〜S31)、修正キーバッファ52に保存されている内容を確認し、修正発生位置データPd(3桁目)に対応する修正元キーデータKbと修正先キーデータKaとが隣接キーであるか否かの確認を、座標テーブル51の内容に基づいて行う(ステップS33)。
【0050】
これにより、修正元キーデータKbと修正先キーデータKaとが隣接キーでない場合は、タッチパネル入力装置1は入力された4桁の数値データ“1232”を、図示せぬRAM50の所定記憶エリアに保存したり、他装置に出力する等して、数値データの入力処理を終了する。
【0051】
これに対し、ステップS33の処理の結果、修正元キーデータKbと修正先キーデータKaとが隣接キーであると判別された場合は、タッチパネル入力装置1のCPU10は、後述する補正処理を行った上で(ステップS34)、4桁の数値データ“1232”を、図示せぬRAM50の所定記憶エリアに保存したり、他装置に出力する等して、数値データの入力処理を終了する。
【0052】
この修正元キーデータKbと修正先キーデータKaとが隣接キーであると判別された場合に補正処理を行うのは、オペレータが本来タッチしたかった修正先キーである“3”キー330-03の入力有効領域(図4に示した座標集合[XTK03,YTK03]で割当てられたタッチパネル20上の入力有効領域)を越えて、修正元キーである“2”キー330-02の入力有効領域(図4に示した座標集合[XTK02,YTK02]で割当てられたタッチパネル60上の入力有効領域)をタッチしたために発生した誤入力であるからである。
【0053】
そこで、図2のステップS34の補正処理は、CPU10がRAM30の座標テーブル31の内容を、次のようにして補正することによって行われる。
この補正は、隣接キーである修正元キーデータKbの入力有効領域[XTK03,YTK03]と修正先キーデータKaの入力有効領域[XTK02,YTK02]との境界部分について、修正元キーデータKbの入力有効領域[XTK03,YTK03]を狭めて、修正先キーデータKaの入力有効領域[XTK02,YTK02]を広げることによって行われる。
【0054】
図6は、誤入力を防止するべく補正された後のRAM50の更新記憶された座標テーブル51の内容を示す図である。
この場合は、図4に示すように、座標テーブル51において、修正元キーデータKbとして記憶されている“2”キー330-02の入力有効領域[XTK02,YTK02]と、修正先キーデータKaとして記憶されている“3”キー330-03の入力有効領域[XTK03,YTK03]とがX方向に隣接しているため、“2”キー330-02の入力有効領域[XTK02,YTK02]について“3”キー330-03側の境界部分をX方向に所定量、例えば1座標分だけ狭めて、反対に、このX方向に狭めた1座標分だけ“3”キー330-03の入力有効領域[XTK03,YTK03]を広げることによって行われる。
【0055】
この結果、図6に示すように、補正後の座標テーブル31においては、“2”キー330-02の入力有効領域[XTK02,YTK02]は、テンキー領域TKの中の[X16,Y40],[X22,Y40],[X22,Y47],[X16,Y47]を四隅とする矩形領域となり、“3”キー330-03の入力有効領域[XTK03,YTK03]は、テンキー領域TKの中の[X23,Y40],[X31,Y40],[X31,Y47],[X23,Y47]を四隅とする矩形領域になる。
【0056】
この補正処理によって、タッチパネル60上の入力領域に関し“2”キー330-02の入力有効領域[XTK02,YTK02]及び“3”キー330-03の入力有効領域[XTK03,YTK03]は、変化することになるが、表示部90上の表示領域に関し、“2”キー330-02の表示領域及び“3”キー330-03の表示領域、すなわちROM40の入力領域表示テーブル42の数値データ入力のための入力領域表示画面の表示データは、本実施の形態では変化するわけではない。
【0057】
したがって、次の数値データ入力の際には、“2”キー330-02に関しては、その表示領域に対し入力有効領域が小さくなり、“3”キー330-03に関しては、その表示領域に対し入力有効領域が大きくなっている。
これによって、次の数値データ入力の際は、表示領域における“3”キー330-03の左端を少し超えて、“2”キー330-02の表示領域内にはみ出して、タッチパネル20にタッチしてしまったことによって起こる、数字データの誤入力を減少させることができる。
【0058】
そして、この補正処理を繰り返し行っていくうちに、タッチパネル60の厚みに起因する表示部90とのズレによる誤入力、オペレータの癖、利き腕による誤入力の発生を抑止することが可能となる。
これは、オペレータにとって、所望のキーを意識的には選択操作しているにもかかわらず、実際には隣接キーを誤操作してしまっていたことによる誤入力を減少できるから、その操作性も向上することになる。
【0059】
なお、本実施の形態では、入力時における入力ポイントと、本来タッチしようとした所望のキーの入力有効領域及び表示領域のズレの大きさに関係無く、本来タッチしようとしたキーの入力有効領域の補正を行っている。
また、補正の結果、入力有効領域と表示領域とのズレの積算値が初期状態に対して一定値以上になるとき等の特殊のケースには、隣接キーに対する誤入力であると検出しても、隣接するキー同士の入力有効領域の補正を行わない構成とすることも可能である。
【0060】
この構成のタッチパネル入力装置によれば、誤入力の発生した入力領域を狭め、正しい入力の入力領域を広げるにあたっても、制限範囲が設けられているので、誤入力の発生した入力領域は、その入力領域を狭められても、必要な入力領域の大きさは保障されるので、その操作性が妨げられることもない。
【0061】
図7は、本発明の他の実施の形態に係るタッチパネル入力装置による数値データの入力処理のフローチャートである。
なお、本実施の形態のタッチパネル入力装置1'の構成は、図1に示した前述の実施の形態のタッチパネル入力装置1の構成と略同様であるので、その説明にあたっては、構成図を省略するとともに、同様部分については同一符号を付し、以下に説明する。
【0062】
本実施の形態のタッチパネル入力装置1'においては、数値データ入力の際におけるテンキー等の誤入力に対する補正は、オペレータがタッチパネル入力装置1'の指示に従って、試験的に全数字キーの入力を行うことによって行われる。
タッチパネル入力装置1'のCPU10は、オペレータによってテンキー330の誤入力に対する補正処理が起動されると、ROM40に記憶されている制御プログラム41に基づいて、以下のような処理を行う。
まず、CPU10は、テンキー330と、その各数字キー330-0〜330-9の入力操作を促す内容の登録画面を表示部30に表示する(ステップS71)。
【0063】
図8は、4桁の数値データ入力の際におけるテンキーの誤入力に対する補正のための登録画面を示す図である。
登録画面400は、数字入力のためのテンキー330,カーソル等の指定する方向キー340,削除キー350,及び入力キー360に加え、テンキー330の各数字キー330-0〜330-9の入力操作を促す内容メッセージ410が備えられている。
この後、オペレータは、内容メッセージ410に従って“0”キー330-00から順番に“9”キー330-09まで、順番にキー入力を試験的に行っていく。
【0064】
ここで、仮にオペレータが“5”キー330-09を操作した順番を例に、その補正処理について詳細に説明する。
CPU10は、オペレータのタッチパネル20面上におけるタッチを検出して(ステップS72)、オペレータによってタッチされたタッチパネル20上の座標位置[Xin,Yin]が、当該入力順の“5”キー330-09の入力有効最大領域[XTK05,YTK05]max内であるか否かを判定する(ステップS73)。
【0065】
図9は、当初状態におけるタッチパネル20上の入力領域部301の座標テーブル51に係り、“5”キー330-09の入力有効最大領域[XTK05,YTK05]maxの内容を示した図である。
図9において、当初の“5”キー330-09の入力有効領域[XTK05,YTK05]は、テンキー領域TKの中の[X16,Y32],[X23,Y32],[X23,Y39],[X16,Y39]を四隅とする矩形領域の座標集合である。
【0066】
この当初の[X16,Y32],[X23,Y32],[X23,Y39],[X16,Y39]を四隅とする矩形領域の座標集合は、ROM40の座標テーブル43に“5”キー330-05に対応して記憶されている当初領域である。
これに対し、入力有効最大領域[XTK05,YTK05]maxは、“5”キー330-09の入力有効領域[XTK05,YTK05]の最大拡大範囲を示すものである。
【0067】
本実施の形態では、入力有効最大領域[XTK05,YTK05]maxは、ROM40の座標テーブル43に“5”キー330-05に対応して記憶されている当初領域としての入力有効領域[XTK05,YTK05]に対し、その座標軸であるX,Y軸方向(図9における左右上下方向)に、各々+3、一3の最大拡張量をもって形成されている。
【0068】
したがって、ステップS73の判定においては、タッチパネル20上のタッチされた座標位置[Xin,Yin]がこの入力有効最大領域[XTK05,YTK05]maxの範囲内にあるか否かで、オペレータが“5”キー330-09をキー入力しようとしてタッチパネル20にタッチしたのか、又は“5”キー330-09をキー入力しようという念頭無しにタッチパネル20にタッチしたのかを判別している。
【0069】
この入力有効最大領域[XTK05,YTK05]maxを設定してあることによって、キー入力時に一過性で発生した入力ポイントの大きなズレの場合は、このズレによって隣接するキー同士の入力有効領域は補正されないので、タッチパネル入力装置の精度及び操作性の向上をさらにはかることができる。
【0070】
ここで、図7のステップS73の判定において、タッチされた座標位置[Xin,Yin]が入力有効最大領域[XTK05,YTK05]maxの範囲内である場合は、CPU10は、入力された“5”キー330-09に対応する表示領域を反転表示にし(ステップS74)、“5”キー330-05がキー入力済であり、次の入力キーが“6”キー330-06であることをオペレータに案内するとともに、次に述べるような補正処理を行う(ステップS75)。
【0071】
この、ステップS75の処理では、実際に“5”キー330-09の入力有効領域[XTK05,YTK05]を補正するに際して、まず補正の必要性についての判定を、タッチされた座標位置[Xin,Yin]が当初の入力有効領域[XTK05,YTK05]、すなわち[X16,Y32],[X23,Y32],[X23,Y39],[X16,Y39]を四隅とする矩形領域の座標集合の範囲内か否かで判定する。
この結果、タッチされた座標位置[Xin,Yin]が当初の入力有効領域[XTK05,YTK05]の領域内にあると判定された場合は、入力有効領域[XTK05,YTK05]の補正の必要はないので、入力有効領域[XTK05,YTK05]の範囲を実際に補正変更することなく、ステップS75の処理を終了する。
【0072】
これに対し、タッチされた座標位置[Xin,Yin]が当初の入力有効領域[XTK05,YTK05]の領域外にあると判定した場合は、入力有効最大領域[XTK05,YTK05]maxの領域内の範囲において、座標位置[Xin,Yin]がその入力有効領域[XTK05,YTK05]内に含まれるように、入力有効領域[XTK05,YTK05]を拡張して、実際の補正処理が行われる。
そして、“5”キー330-05に関しての上述した処理を終了すると、CPU10は、全ての数字キー330-00〜330-09についてキー入力を終えたか否かを確認した上(ステップS76)、本実施の形態の数値データの入力処理を終了する。
【0073】
なお、この場合は、次にオペレータは“6”キー330-06をキー入力し、CPU10は、オペレータがキー入力した“6”キー330-06に対応してタッチされた座標位置[Xin,Yin]に関して、上述のステップS71〜S76の処理を行い、最後の“9”キー330-06に対応してタッチされた座標位置[Xin,Yin]に関しての処理が終了するまで、上述のステップS71〜S76の処理が繰り返し実行される。
【0074】
図10は、“5”キー330-05入力時の入力座標が(X25,Y30)であった場合の補正後の座標テーブル2bの内容の一実施例を示した図である。
なお、図10に示した実施例においては、上述したステップS75の処理によって、[X16,Y32],[X23,Y32],[X23,Y39],[X16,Y39]を四隅とする矩形領域の座標集合の範囲で表される“5”キー330-09の当初の入力有効領域[XTK05,YTK05]を、[X16,Y30],[X25,Y30],[X25,Y39],[X16,Y39]を四隅とする矩形領域の座標集合の範囲に拡張して補正したが、補正の方法については、種々の変形例が可能である。
【0075】
例えば、一例として、上記のような場合に、[X18,Y30],[X25,Y30],[X25,Y37],[X18,Y37]を四隅とする矩形領域の座標集合の範囲に補正し、“5”キー330-09の当初の入力有効領域[XTK05,YTK05]を領域の大きさを変えずにシフトだけすることで対処することもできる。
すなわち、元々の座標テーブルから一定の範囲のズレが発生した時に、入力有効領域を広げる処理を行っているが、このズレに基づいて全てのキーの座標テーブルをズレの値だけシフトするような補正処理を行っても同様な効果が得られる。
【0076】
本実施の形態のタッチパネル入力装置1'によれば、予めキー入力を指示された所定の数字キー330-xに対し、異なる数字キー330-yのキー入力の検出をもってして誤入力検出を行い(x、yは00〜09までの整数で、x≠y)、この所定の数字キー330-xの入力有効領域の補正を行うとともに、これを残りの各数字キー330-xについても行うので、実際の作業の前に、予めテンキー330の全数字キー330-01〜330-09をオペレータ固有の癖等による傾向的な入力のズレに合わせて修正しておくことができ、オペレータの操作性を向上させることができる。
【0077】
なお、本発明の実施の形態としてのタッチパネル入力装置1,1'は、以上説明したとおりであるが、本発明の実施の形態は、これら説明したタッチパネル入力装置1,1'に限ることなく、その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、タッチパネル入力装置1,1'に種々の変更を加え得ることは、本発明の実施の形態に含まれるものである。
【0078】
例えば、以上説明した実施の形態のタッチパネル入力装置1,1'では、タッチパネル入力装置1,1'の表示部30にはテンキ−330が表示されて数値データを入力するものを例に説明したが、タッチパネル入力装置1,1'から入力されるデータの内容は、この数値データだけに限るものではない。
【0079】
また、本実施の形態のタッチパネル入力装置1,1'においては、タッチパネル入力処理を行う制御プログラムは、ROM40にではなく、RAM50にも格納可能であり、例えば記憶媒体61に記録された制御プログラムが記憶媒体読取部60から読み取られ、RAM50の制御プログラム53に格納され、本発明のタッチパネル入力処理を実行することも可能である。
したがって、本発明のタッチパネル入力装置は、タッチパネル入力装置を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されていてもよい。
【0080】
この結果、本発明では、この記録媒体として、図1に示されるROM40そのものがプログラムメディアであってもよいし、記憶媒体読取部60が、そこに記録媒体61を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。いずれの場合においても、格納されているプログラムはCPU10がアクセスして実行させる構成であってもよいし、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予めタッチパネル入力装置1本体に格納されているものとする。
【0081】
ここで上記プログラムメディアは、タッチパネル入力装置と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピーディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0082】
さらに、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように、流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予めタッチパネル入力装置1本体に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。なお、記録媒体61に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0083】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、タッチパネル入力時におけるオペレータ固有の癖による入力のズレ、タッチパネルの厚みによる入力のズレに伴う誤入力を検出して補正を行うため、誤入力を減少させ、操作性を向上させることが可能になる。
【0084】
また、本発明によれば、オペレータの入力訂正の操作を検出して補正を行うため、特にオペレータ固有の癖による傾向的な入力のズレに伴う誤入力に対して、自動的に補正を行い、オペレータに負担を与えることなく操作性を向上させることが可能になる。
【0086】
加えて、本発明では、さらに判定手段を備えるようにすることによって、誤入力の判定範囲に制限が設けられているため、入力時の一過性のズレに起因する誤入力を排除することが可能となり、より精度が高く、より操作性を向上させたタッチパネル入力が可能になる。
【0087】
また、本発明によれば、誤入力の発生した入力領域を狭め、正しい入力の入力領域を広げるため、誤入力の発生頻度に応じて各入力領域が最適な大きさに設定されるため、特に入力領域の位置に起因する傾向的な入力のズレに対して、誤入力を減少させ、操作性を向上させることが可能になる。
【0088】
さらに、本発明によれば、誤入力の発生した入力領域を狭め、正しい入力の入力領域を広げるにあたっても、制限範囲が設けられているので、誤入力の発生した入力領域は、その入力領域を狭められても、必要な入力領域の大きさは保障されるので、その操作性が妨げられる心配もない。
【0089】
また、本発明によれば、誤入力が発生した時に全ての入力領域をシフトさせるため、各入力領域の大きさが変ることなく、タッチパネル入力時におけるオペレータ固有の癖による入力のズレ、タッチパネルの厚みによる入力のズレによる傾向的な入力のズレに対して、誤入力を減少させ、操作性を向上させることが可能になる。
【0090】
さらにまた、本発明によれば、コンピュータにタッチパネルを付設さえすれば、コンピュータを、タッチパネル入力時におけるオペレータ固有の癖等による入力のズレ、タッチパネルの厚みによる入力のズレに伴う誤入力を検出して補正を行い、誤入力を減少させ、操作性を向上させたタッチパネル入力装置として機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るタッチパネル入力装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したタッチパネル入力装置による数値データの入力処理のフローチャートである。
【図3】数値データ入力用の入力画面の一例を示した図である。
【図4】当初状態におけるタッチパネル上の入力領域の座標テーブルに係り、RAMの座標テーブルに記憶されている内容のうち、テンキーに対応する部分の入力有効領域の内容を部分的に示した図である。
【図5】複数の数字データからなる数値データの入力時に、一の入力数字データの修正操作があった際の操作の流れを示す図である。
【図6】誤入力を防止するべく補正された後のRAMの更新記憶された座標テーブルの内容を示す図である。
【図7】本発明の他の実施の形態に係るタッチパネル入力装置による数値データの入力処理のフローチャートである。
【図8】4桁の数値データ入力の際におけるテンキーの誤入力に対する補正のための登録画面を示す図である。
【図9】当初状態におけるタッチパネル上の入力領域部の座標テーブルに係り、一例として“5”キーの入力有効最大領域の内容を示した図である。
【図10】“5”キーについての補正後の座標テーブルの内容の一実施例を示した図である。
【符号の説明】
1 タッチパネル入力装置
10 CPU
11 CPUバス
20 タッチパネル
21 タッチパネル制御部
22 座標検出部
30 表示部
31 表示制御部
32 表示メモリ
40 ROM
41 制御プログラム
42 入力領域表示テーブル
43 座標テーブル
50 RAM
51 座標テーブル
52 修正キーバッファ
60 記憶媒体読取部
61 記憶媒体
300 入力画面
301 入力領域部
320 入力内容表示枠
330 テンキー
340 方向キー
350 削除キー
360 入力キー
370 カーソル
400 登録画面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a touch panel input device provided in an information processing apparatus or the like.
[0002]
[Prior art]
In the conventional touch panel input device, the display range area of one input key displayed on the display device and the input effective area of the key on the touch panel are usually provided with the same position and size. .
[0003]
Therefore, in the conventional touch panel input device, as the number of input keys displayed on the display device increases, the display range area and the input effective area of one input key become narrower. On the other hand, an erroneous input that erroneously operates the adjacent key is likely to occur.
[0004]
In order to solve this problem, conventionally, as disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 6-83537, the operator's finger size is registered in advance, and the operator's finger size is registered according to the registered operator's finger size. In addition, a touch panel input device has been proposed in which the setting and change of the position and size of the display range area and the input effective area of one input key are proposed.
[0005]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-129323 discloses an area where an operator can easily input an error, which is formed between adjacent input keys by arbitrarily specifying and registering the size of the input effective area on the touch panel in advance. A touch panel input device has been proposed that can be registered in advance as an invalid input area and that reduces erroneous input during input.
[0006]
Japanese Patent Laid-Open No. 2000-172427 discloses an erroneous input at the time of re-input by displaying an erroneous input operation position and an input valid area when an erroneous input is detected when the operator operates an invalid input area on the touch panel. There has been proposed a touch panel input device capable of efficient input while suppressing occurrence of the above.
[0007]
In Japanese Utility Model Publication No. 3-50240, when the display range areas of adjacent input keys are close to each other, the key input effective area is narrower than the display range area, and when the input range is sufficiently separated, There has been proposed a touch panel input device that prevents the occurrence of an erroneous input by accidentally operating an adjacent key by making the input effective area wider than the display range area.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described conventional touch panel input device has the following problems.
First, in the device described in Japanese Patent Laid-Open No. 6-83537, the problem of erroneous input due to the size of the finger is dealt with. However, as in the case of a pen input type touch panel input device, Although the size of (Part) is constant, there is a problem that it cannot respond to erroneous input that occurs when the pressed position (operation position) is deviated (deviation) from the input effective area and display range area. It was.
[0009]
Further, in the devices described in Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 7-29323 and 3-150240, since an area where adjacent input keys are likely to be erroneously input is set as an invalid input area, for example, a typewriter type keyboard is used. Thus, when the number of input keys displayed on one display screen increases, the input valid area of one input key becomes narrow and erroneous input decreases, but instead invalid input increases and the number of re-inputs There is a problem that increases.
[0010]
Further, the device described in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-172427 is intended to alert the operator when incorrect input is given, thereby preventing the operator from reoccurring. In this case, the operator may be burdened when inputting, and there is a problem that the operability during key input is impaired.
In view of the above-described problems, an object of the present invention is to provide a touch panel input device, a program, and a recording medium on which the program is recorded, in which erroneous input is reduced and operator operability is improved.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the touch panel input device of the present invention is an input on the panel surface detected by the touch panel.operationIn the input operation, display means provided integrally with the touch paneldisplayInput operation from a plurality of input areas formed on the panel surfaceofA touch panel input device that determines an input area on the panel surface to which a position belongs, generates and outputs a predetermined input signal corresponding to the determined input area,When an input signal generated by a user input operation is corrected to an input signal generated by a new input operation, an input region for generating an input signal before correction and an input region for generating an input signal after correction Detecting means that is an adjacent input area, and an input area adjacent by the detecting meansIs detected,The input area for generating the corrected input signal is corrected at any time by a predetermined amount unit.And a correcting means.
[0012]
According to this, an input error due to an operator-specific wrinkle or the like at the time of touch panel input and an erroneous input due to an input error due to the thickness of the touch panel are detected and corrected, so that erroneous input is reduced and operability is improved. Can beThe
[0013]
AndIn order to detect and correct the operator's input correction operation, correction is automatically performed especially for erroneous input due to a tendency of misalignment due to operator-specific wrinkles, and operation is performed without imposing a burden on the operator. It becomes possible to improveThe
[0016]
Moreover, in the touch panel input device of the present invention, the correction means includesGenerate input signal input after correctionInput areaFrom time to time in units of a predetermined amount before the new input operationIt is characterized by spreading.
Furthermore, in the touch panel input device of the present invention, the correction means includesGenerate input signal input after correctionInput area within a predetermined rangeFrom time to time in units of a predetermined amount before the new input operationIt is characterized by spreading.
[0017]
As a result, in order to narrow down the input area where erroneous input has occurred and widen the input area of correct input, each input area is set to an optimal size according to the frequency of occurrence of erroneous input. It is possible to reduce erroneous input and improve operability with respect to a tendency of input shift due to the position.
In addition, there is a limited range for narrowing the input area where erroneous input has occurred and expanding the input area for correct input, so the input area where erroneous input has occurred is necessary even if the input area is narrowed. The size of the input area is guaranteed, and there is no worry that its operability will be hindered.
[0018]
Also, the touch panel input device of the present inventionIs an input operation on the panel surface detected by the touch panel, and a plurality of input areas formed on the panel surface displayed by display means provided integrally with the touch panel at the time of the input operation. A touch panel input device for determining an input area on the panel surface to which the position of the input operation belongs, and generating and outputting a predetermined input signal corresponding to the determined input area, When an input signal generated by an input operation is corrected to an input signal generated by a new input operation, an input area that generates an input signal before correction and an input area that generates an input signal after correction Detecting means for detecting adjacent input areas; and when detecting the adjacent input areas by the detecting means, the whole of the plurality of input areas is Characterized in that it comprises a correction means for shifting the input area side for generating an input signal input before positive for.
In the touch panel input device of the present invention, the correction means shifts the entirety of the plurality of input areas within a predetermined range to the input area side that generates the input signal input before the correction.It is characterized by that.
thisEtAccording to the above, since all input areas are shifted when an erroneous input occurs, the size of each input area does not change. It is possible to reduce erroneous input and improve operability with respect to the tendency of input deviation due to.
[0019]
Furthermore, the present invention provides a program for causing a computer to function as the touch panel input device of the present invention.In the lightis there.
ThisTo thisTherefore, as long as a touch panel is attached to the computer, the computer detects and corrects misinput due to misalignment due to operator-specific wrinkles, etc. during touch panel input, and misalignment due to touch panel thickness. Can be made to function as a touch panel input device with improved operability.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a touch panel input device according to a preferred embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a touch panel input device according to an embodiment of the present invention.
As shown in FIG. 1, the touch
[0021]
The
The panel surface of the
[0022]
The touch
The coordinate
[0023]
On the other hand, the
The
[0024]
And this
The
Display data of the input area display screen displayed on the
[0025]
The
The
The input area display table 42 is coordinate data of a display coordinate system in which data of an input area display screen having various operation keys, cursors, and the like is composed of xy coordinates of the display area according to the progress of input processing. Is a data table stored by
[0026]
The coordinate table 43 is related to the display range area of each input key such as various operation keys and cursors for each input area display screen stored in the input area display table 42 in the display coordinate system on the display coordinate system [x , Y] is a data table stored by converting the area data [X, Y] on the input coordinate system in the input area.
On the other hand, the
[0027]
The coordinate table (updated coordinate table) 51 is a data table for storing an input effective area related to input keys such as various operation keys and cursors on the input area display screen currently displayed on the
The coordinate table 51 is an area on the input coordinate system that is initially stored in the coordinate table 43 with respect to input keys such as various operation keys and cursors on the input area display screen currently displayed on the
The correction
[0028]
In addition, the
Hereinafter, the operation of the touch
[0029]
FIG. 2 is a flowchart of numerical data input processing by the touch
When the numerical data input process is activated, the
[0030]
The
As a result, the
[0031]
FIG. 3 shows an example of the input screen 300 for inputting numerical data.
In this example, the input area display screen 300 displays an input area portion 301 indicating an input area, and an input content display frame in which input numerical data is displayed in the display area of the input area portion 301. 320, a numeric keypad 330 for inputting numbers, a direction key 340 for designating a digit of any digit displayed in the input
[0032]
The numeric keys 330-00 to 330-9 of the numeric key 330, the left and
Further, the
[0033]
Thereafter, for example, if the operator touches the “1” key 330-01 of the numeric key 330 as the first digit number data among the 4-digit numerical data, the touch
[0034]
Here, the coordinates [Xin, Yin] of the input area on the
Therefore, in this case, the coordinate origin O of the input area of the
[0035]
Therefore, in the initial state where the input screen 300 for numerical data input is displayed on the
[0036]
FIG. 4 relates to the coordinate table of the input area on the
That is, since the touch
[0037]
In this case, the coordinate area TK corresponding to the numeric key 330 (hereinafter simply referred to as the numeric key area) is [X08, Y24], [X31, Y24], [X31, Y55], [X08, Y55] at four corners. [X24, Y48], [X31, Y48], [X31, Y55], and [X24, Y55] are removed from the rectangular area.
[0038]
Each of the input effective areas of the numeric keys 330-00 to 330-09 has a plurality of coordinates [XTK, YTK] included in the numeric keypad area TK divided into 10 coordinate sets as shown in FIG. Assigned.
For example, the numeric key 330-01 of “1” is the coordinates of a rectangular area having four corners [X08, Y40], [X15, Y40], [X15, Y47], [X08, Y47] in the numeric keypad area TK. Assigned in the set [XTK01, YTK01].
[0039]
Therefore, if the coordinate [Xin, Yin] on the
As for the direction key 340, the
[0040]
2, the touch
Then, the
[0041]
As described above, the operator inputs the 4-digit numerical data “1232” while repeating the numerical input operation, and finally, the input key 360 is touch-input instead of the numerical keys 330-00 to 330-09. Then, the
[0042]
In FIG. 5, when “1232” is input, “12_” should be input and then “123_” should be input as the third digit, but “2” is input erroneously and “122_” is input. 5 is a diagram showing an operation flow when there is a correction operation from “2” to “3” for the third digit that is erroneously input.
A process performed by the
[0043]
For example, as shown in FIGS. 5A to 5D, when the operator inputs numerical data up to “122_” and the third digit and notices an erroneous input of “2” in the third digit, The
[0044]
The cursor movement in this case is as follows. The touch
[0045]
Similarly, when the
[0046]
Thereafter, as shown in FIGS. 5G and 5H, “123_”, “1232"And numeric data" 1232 "are input.
When inputting the numbers after the correction is deleted, the
[0047]
That is, when a numeric input is detected in the process of step S24, the
[0048]
As a result, when the current display position of the
[0049]
Then, when the numeric input by the numeric keypad 330 for the 4-digit numerical data “1232” is finished and the operator finally touches the input key 360, the
[0050]
As a result, when the correction source key data Kb and the correction destination key data Ka are not adjacent keys, the touch
[0051]
On the other hand, when it is determined that the correction source key data Kb and the correction destination key data Ka are adjacent keys as a result of the process of step S33, the
[0052]
When it is determined that the correction source key data Kb and the correction destination key data Ka are adjacent keys, the correction process is performed by the “3” key 330-03 which is the correction destination key that the operator originally wanted to touch. The input valid area of the “2” key 330-02 (the correction source key) (excluding the valid input area (input valid area on the
[0053]
Therefore, the correction process in step S34 of FIG. 2 is performed by the
This correction is performed by inputting the correction source key data Kb for the boundary portion between the input effective area [XTK03, YTK03] of the correction source key data Kb that is an adjacent key and the input effective area [XTK02, YTK02] of the correction destination key data Ka. The effective area [XTK03, YTK03] is narrowed, and the input effective area [XTK02, YTK02] of the correction destination key data KaTheDone by spreading.
[0054]
FIG. 6 is a diagram showing the contents of the coordinate table 51 updated and stored in the
In this case, as shown in FIG. 4, in the coordinate table 51, the input effective area [XTK02, YTK02] of the “2” key 330-02 stored as the correction source key data Kb and the correction destination key data Ka Since the input effective area [XTK03, YTK03] of the stored “3” key 330-03 is adjacent in the X direction, the input effective area [XTK02, YTK02] of the “2” key 330-02 is “3”. “The boundary portion on the key 330-03 side is narrowed by a predetermined amount, for example, one coordinate in the X direction, and conversely, the input effective area of the“ 3 ”key 330-03 [XTK03 is narrowed by one coordinate narrowed in the X direction. , YTK03].
[0055]
As a result, as shown in FIG. 6, in the coordinate table 31 after correction, the input effective area [XTK02, YTK02] of the “2” key 330-02 is [X16, Y40], [[ X22, Y40], [X22, Y47], [X16, Y47] are rectangular areas having four corners, and the input effective area [XTK03, YTK03] of the “3” key 330-03 is [X23 in the numeric keypad area TK. , Y40], [X31, Y40], [X31, Y47], and [X23, Y47] are rectangular areas.
[0056]
With this correction processing, the input effective area [XTK02, YTK02] of the “2” key 330-02 and the input effective area [XTK03, YTK03] of the “3” key 330-03 are changed with respect to the input area on the touch panel 60. However, regarding the display area on the display unit 90, the display area of the “2” key 330-02RangeIn addition, the display area of the “3” key 330-03, that is, the display data of the input area display screen for inputting numerical data in the input area display table 42 of the
[0057]
Therefore, when the next numerical data is input, the effective input area for the “2” key 330-02 is smaller than that for the display area, and the “3” key 330-03 is input for the display area. The effective area is large.
As a result, when inputting the next numerical data, the
[0058]
And while repeating this correction process, it becomes possible to suppress generation | occurrence | production of the incorrect input by the shift | offset | difference with the display part 90 resulting from the thickness of the touch panel 60, an operator's habit, and a dominant arm.
This improves the operability for the operator because it can reduce erroneous input due to erroneous operation of the adjacent key even though the desired key is consciously selected. Will do.
[0059]
In the present embodiment, the input effective area of the key that was originally intended to be touched is independent of the input point at the time of input, the input effective area of the desired key that was originally intended to be touched, and the size of the display area. Correction is being performed.
In addition, in a special case such as when the integrated value of the deviation between the input effective area and the display area becomes a certain value or more with respect to the initial state as a result of correction, even if it is detected that the input is erroneous to the adjacent key It is also possible to adopt a configuration in which the input effective area between adjacent keys is not corrected.
[0060]
According to the touch panel input device having this configuration, the input area where the erroneous input occurs is narrowed and the input area where the correct input is widened is also provided with a limited range. Even if the area is narrowed, the size of the necessary input area is guaranteed, and the operability is not hindered.
[0061]
FIG. 7 is a flowchart of numerical data input processing by the touch panel input device according to another embodiment of the present invention.
Note that the configuration of the touch
[0062]
In the touch
The
First, the
[0063]
FIG. 8 is a diagram showing a registration screen for correcting an erroneous input of the numeric keypad when inputting 4-digit numerical data.
The
Thereafter, the operator performs a trial key input in order from the “0” key 330-00 to the “9” key 330-09 in accordance with the content message 410.
[0064]
Here, the correction process will be described in detail, taking as an example the order in which the operator operates the “5” key 330-09.
The
[0065]
FIG. 9 is a diagram showing the contents of the input effective maximum area [XTK05, YTK05] max of the “5” key 330-09 in relation to the coordinate table 51 of the input area 301 on the
In FIG. 9, the input effective area [XTK05, YTK05] of the initial “5” key 330-09 is [X16, Y32], [X23, Y32], [X23, Y39], [X16 in the numeric keypad area TK. , Y39] is a coordinate set of a rectangular area having four corners.
[0066]
The initial coordinate set of the rectangular area having [X16, Y32], [X23, Y32], [X23, Y39], [X16, Y39] as the four corners is stored in the coordinate table 43 of the
On the other hand, the input effective maximum area [XTK05, YTK05] max indicates the maximum expansion range of the input effective area [XTK05, YTK05] of the “5” key 330-09.
[0067]
In the present embodiment, the input effective maximum area [XTK05, YTK05] max is the input effective area [XTK05, YTK05 as the initial area stored in the coordinate table 43 of the
[0068]
Accordingly, in the determination in step S73, the operator determines whether the touched coordinate position [Xin, Yin] on the
[0069]
By setting this input effective maximum area [XTK05, YTK05] max, in the case of a large misalignment of input points that occurred temporarily during key input, the misalignment corrects the input valid area between adjacent keys. Therefore, the accuracy and operability of the touch panel input device can be further improved.
[0070]
Here, when the touched coordinate position [Xin, Yin] is within the range of the input effective maximum area [XTK05, YTK05] max in the determination in step S73 of FIG. 7, the
[0071]
In the process of step S75, when actually correcting the input effective area [XTK05, YTK05] of the “5” key 330-09, first, the determination as to the necessity of correction is made, and the touched coordinate position [Xin, Yin ] Within the initial input effective area [XTK05, YTK05], that is, within the coordinate set of the rectangular area having four corners [X16, Y32], [X23, Y32], [X23, Y39], [X16, Y39] Judge by no.
As a result, when it is determined that the touched coordinate position [Xin, Yin] is within the original input effective area [XTK05, YTK05], the input effective area [XTK05, YTK05] need not be corrected. Therefore, the process of step S75 is terminated without actually changing the range of the input valid area [XTK05, YTK05].
[0072]
On the other hand, if it is determined that the touched coordinate position [Xin, Yin] is outside the original input effective area [XTK05, YTK05], the input effective maximum area [XTK05, YTK05] max is within the area. In the range, the input effective area [XTK05, YTK05] is expanded so that the coordinate position [Xin, Yin] is included in the input effective area [XTK05, YTK05], and actual correction processing is performed.
When the above-described processing for the “5” key 330-05 is completed, the
[0073]
In this case, the operator next inputs the “6” key 330-06, and the
[0074]
FIG. 10 is a diagram showing an example of the contents of the coordinate table 2b after correction when the input coordinates when the “5” key 330-05 is input are (X25, Y30).
In the embodiment shown in FIG. 10, the rectangular area having four corners [X16, Y32], [X23, Y32], [X23, Y39], [X16, Y39] is obtained by the process in step S75 described above. The initial valid input area [XTK05, YTK05] of the “5” key 330-09 represented by the range of the coordinate set is changed to [X16, Y30], [X25, Y30], [X25, Y39], [X16, Y39. ] Is extended to the range of the coordinate set of the rectangular area having four corners, but various modifications can be made to the correction method.
[0075]
For example, as an example, in the above case, [X18, Y30], [X25, Y30], [X25, Y37], and [X18, Y37] are corrected to the range of the coordinate set of the rectangular area having four corners, This can be dealt with by shifting the input effective area [XTK05, YTK05] of the “5” key 330-09 without changing the size of the area.
That is, when a certain range of deviation occurs from the original coordinate table, the effective input area is expanded, but correction is performed so that the coordinate table of all keys is shifted by the deviation value based on this deviation. The same effect can be obtained even if processing is performed.
[0076]
According to the touch
[0077]
The touch
[0078]
For example, in the touch
[0079]
In the touch
Therefore, the touch panel input device of the present invention is also realized by a program for causing the touch panel input device to function. This program may be stored in a computer-readable recording medium.
[0080]
As a result, in the present invention, the
[0081]
Here, the program medium is a recording medium configured to be separable from the touch panel input device, such as a tape system such as a magnetic tape or a cassette tape, a magnetic disk such as a floppy disk or a hard disk, or a CD-ROM / MO / MD / DVD. Medium that carries a fixed program including a disk system such as an optical disk, a card system such as an IC card (including a memory card) / optical card, or a semiconductor memory such as a mask ROM, EPROM, EEPROM, flash ROM, etc. May be.
[0082]
Further, it may be a medium that carries the program in a fluid manner so as to download the program from the communication network. When the program is downloaded from the communication network in this way, the download program may be stored in advance in the main body of the touch
[0083]
【The invention's effect】
As aboveClearlyAccording to this, misalignment due to operator-specific wrinkles at the time of touch panel input and misinput due to misalignment of input due to the thickness of the touch panel are detected and corrected, thereby reducing misinput and improving operability. become.
[0084]
Also,Main departureAccording to Akira, in order to detect and correct an operator's input correction operation, correction is automatically made especially for erroneous input due to a tendency of input misalignment due to operator-specific flaws, and the burden is placed on the operator. It is possible to improve the operability without giving any.
[0086]
In addition, the present invention furtherWith judgment meansTo makeAs a result, there is a limit on the erroneous input determination range, so it is possible to eliminate erroneous input caused by transient shifts during input, resulting in higher accuracy and improved operability. Touch panel input is possible.
[0087]
Also,BookAccording to the invention, WrongIn order to narrow the input area where the input occurred and widen the input area of the correct input, each input area is set to the optimum size according to the frequency of erroneous input, so it tends to be caused by the position of the input area. It is possible to reduce erroneous input and improve operability with respect to misalignment.
[0088]
further,BookAccording to the invention, since the input area where the erroneous input has occurred is narrowed and the input area of the correct input is widened, a limited range is provided, so that the input area where the erroneous input has occurred is narrowed. However, since the required size of the input area is guaranteed, there is no concern that the operability will be hindered.
[0089]
Also,BookAccording to the invention, since all the input areas are shifted when an erroneous input occurs, the size of each input area does not change, the input is shifted due to operator-specific wrinkles at the time of touch panel input, and the input due to the thickness of the touch panel is changed. It is possible to reduce erroneous input and improve operability with respect to a tendency of input deviation due to deviation.
[0090]
Furthermore,BookAccording to the invention, as long as a touch panel is attached to the computer, the computer detects and corrects an input error due to an operator-specific wrinkle at the time of touch panel input, an input error due to an input error due to the touch panel thickness, It is possible to function as a touch panel input device with reduced erroneous input and improved operability.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a touch panel input device according to an embodiment of the present invention.
2 is a flowchart of numerical data input processing by the touch panel input device shown in FIG. 1; FIG.
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of an input screen for inputting numerical data.
FIG. 4 is a diagram partially showing contents of an input effective area corresponding to a numeric key among contents stored in a RAM coordinate table in relation to a coordinate table of an input area on a touch panel in an initial state. is there.
FIG. 5 is a diagram showing an operation flow when there is an operation for correcting one input numeric data when numeric data consisting of a plurality of numeric data is input.
FIG. 6 is a diagram illustrating the contents of a coordinate table stored and updated in a RAM after being corrected to prevent erroneous input.
FIG. 7 is a flowchart of numerical data input processing by a touch panel input device according to another embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a diagram showing a registration screen for correcting an erroneous input of a numeric keypad when inputting 4-digit numerical data.
FIG. 9 is a diagram showing the contents of the input effective maximum area of the “5” key as an example, according to the coordinate table of the input area on the touch panel in the initial state.
FIG. 10 is a diagram illustrating an example of the contents of a coordinate table after correction for a “5” key.
[Explanation of symbols]
1 Touch panel input device
10 CPU
11 CPU bus
20 Touch panel
21 Touch panel controller
22 Coordinate detection unit
30 Display section
31 Display control unit
32 Display memory
40 ROM
41 Control program
42 Input area display table
43 Coordinate table
50 RAM
51 Coordinate table
52 Modified key buffer
60 Storage medium reader
61 Storage media
300 input screen
301 Input area
320 Input content display frame
330 Numeric Keypad
340 Direction key
350 Delete key
360 input keys
370 cursor
400 Registration screen
Claims (6)
ユーザの入力操作によって生成された入力信号を新たな入力操作によって生成された入力信号に訂正するとき、訂正する前の入力信号を生成する入力領域と、訂正する後の入力信号を生成する入力領域とが、隣接する入力領域であることを検出する検出手段と、
前記検出手段で隣接する入力領域を検出したときには、前記訂正する後の入力信号を生成する入力領域を所定量単位で随時補正する補正手段と
を備えていることを特徴とするタッチパネル入力装置。From the input operation on the panel surface detected by the touch panel, and a plurality of input areas formed on the panel surface displayed by the display means provided integrally with the touch panel at the time of the input operation, determine the input area on the panel surface position of the input operation belongs, a touch panel input device for generating and outputting an input signal in response to the input regions such discrimination is predetermined,
When an input signal generated by a user input operation is corrected to an input signal generated by a new input operation, an input area for generating an input signal before correction and an input area for generating an input signal after correction Detecting means for detecting that is an adjacent input area;
A touch panel input device comprising: correction means for correcting the input area for generating the corrected input signal in units of a predetermined amount as needed when detecting the adjacent input area by the detecting means.
前記訂正する後に入力した入力信号を生成する入力領域を当該新たな入力操作前に対して所定量単位で随時広げる
ことを特徴とする請求項1記載のタッチパネル入力装置。The correction means includes
The touch panel input device according to claim 1, wherein the widening any time by a predetermined amount unit input region for generating an input signal input to the front the new input operation after said correction.
前記訂正する後に入力した入力信号を生成する入力領域を予め定められた範囲内で当該新たな入力操作前に対して所定量単位で随時広げる
ことを特徴とする請求項2記載のタッチパネル入力装置。The correction means includes
3. The touch panel input device according to claim 2 , wherein an input area for generating an input signal inputted after the correction is expanded within a predetermined range by a predetermined amount unit as needed before the new input operation .
ユーザの入力操作によって生成された入力信号を新たな入力操作によって生成された入力信号に訂正するとき、訂正する前の入力信号を生成する入力領域と、訂正する後の入力信号を生成する入力領域とが、隣接する入力領域であることを検出する検出手段と、
前記検出手段で隣接する入力領域を検出したときには、前記複数の入力領域の全体を前記訂正する前に入力した入力信号を生成する入力領域側にシフトさせる補正手段と
を備えることを特徴とするタッチパネル入力装置。 From the input operation on the panel surface detected by the touch panel, and a plurality of input areas formed on the panel surface displayed by the display means provided integrally with the touch panel at the time of the input operation, A touch panel input device that determines an input area on the panel surface to which an input operation position belongs, generates and outputs a predetermined input signal corresponding to the determined input area,
When an input signal generated by a user input operation is corrected to an input signal generated by a new input operation, an input area for generating an input signal before correction and an input area for generating an input signal after correction Detecting means for detecting that is an adjacent input area;
Correction means for shifting the whole of the plurality of input areas to the input area side for generating an input signal inputted before the correction when the adjacent input area is detected by the detection means;
A touch panel input device comprising:
前記複数の入力領域の全体を前記訂正する前に入力した入力信号を生成する入力領域側に予め定められた範囲内でシフトさせるThe whole of the plurality of input areas is shifted within a predetermined range to the input area side for generating the input signal input before the correction.
ことを特徴とする請求項4記載のタッチパネル入力装置。The touch panel input device according to claim 4.
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