JP3926627B2 - スプリンクラ - Google Patents
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Description
技術分野
本発明は、多数の潜在的な火災現場を有する建物、例えば病院、図書館、博物館、オフィス、デパート、倉庫、車庫における局所的な消火のための消火装置、すなわちスプリンクラ装置に関する。これらの装置は通常は自動消火システムの構造的部材と使用される。
【0002】
従来の技術
消火装置において使用される種々異なるタイプのスプリンクラがこの分野で知られている。これらの従来の装置は、構造的な構成部材として使用される感熱ユニットのタイプ及び消火液体が供給されるチャネル構成のタイプが異なる。
【0003】
例えば、この技術分野においては、液体供給のための軸方向円筒形チャネルと、スプリンクラ出口を閉鎖する弁を備えた感熱ユニットと、感熱ユニットアタッチメントとを有するスプリンクラが知られている(米国特許第5392993号、B05B 1/26、1995年2月28日発行)。このスプリンクラの設計的特徴は、チャネル出口に対向して固定された液体流れディフューザエレメントの構成である。米国特許第5392993号に記載された改良は、消火のために最適な所定の空間的構成のガス及び液滴流れと、発生される流れにおける液滴サイズ変化及び発生される流れにおける(サイズによる)特定の分布とを形成するように設計されている。
【0004】
当該技術分野において他の技術的解決も知られており、そのうち別のスプリンクラが米国特許第4800961号に記載されている(A62C 37/10、1989年1月31日発行)。共通のスプリンクラは、液体供給チャネルを備えた本体と、スプリンクラ出口を閉鎖した弁を備えた感熱構成部材と、感熱ユニットアタッチメントとを有している。スプリンクラチャネルは、種々異なる形状及び種々異なる通路横断面を有する、連続的に接続された幾つかのセグメントによって形成されている。液体供給側からのチャネル第1のセグメントは、約8゜の開口角度を備えた円錐形ディフューザである。第1のセグメントは、約60゜の開口角度を備えた円錐形ディフューザの形態を有する第2のセグメントに接続されている。チャネルの第3のセグメントは円筒形であり、第3のセグメントの直径は、円錐形ディフューザの出口の横断面の直径に等しい。ディフューザチャネルの出口は、環状の突起によって形成されている。最小の長手方向サイズを有する環状の突起の平らな面は、スプリンクラチャネルにおける液体流れ方向に対して垂直に向けられている。スプリンクラチャネルのこの構成は、チャネル出口において流れの速度が低下することによりより大きな液滴を生ぜしめる。その結果、スプリンクラは、有効な消火のために液滴サイズによって所望の液体分布を備えたガス及び液滴流れを生ぜしめる。大きな液滴は流れの中央部分に位置しており、火炎を消火するために直接に使用される。比較的小さなサイズの液滴はガス及び液滴流れの周縁部に位置しており、煙の温度を低下させるか又は環境を冷却する。
【0005】
前記のスプリンクラ構造は、概して、無駄な液体消費を低減することができる。しかしながら、ガス及び液滴流れを生ぜしめるためのエネルギ入力の一部は、環状の突起の前方におけるチャネルの円筒状部分において液体流れの周縁部を制動するように、無駄に消費される。
【0006】
本発明の第1の択一的な実施例の最も類似の装置は、本出願人のソ連特許第643162号(A62C 37/12、1979年1月27日発行)に記載されたスプリンクラであり、このスプリンクラは、液体供給チャネルを備えた本体と、スプリンクラ出口を閉鎖する弁を備えた感熱ユニットと、感熱ユニットアタッチメントとを有している。スプリンクラチャネルは、円錐形ディフューザの形式のセグメントに接続された円筒形のセグメントによって形成されている。しかしながら、スプリンクラチャネルの寸法と構成とは前記構造において最適化されておらず、このことは、火災現場上への有効な液体噴霧のために必要である。これとともに、従来のスプリンクラは、火炎表面において、液滴が高い運動エネルギを有している、均一で微細に分散されたガス及び液滴液体流れを生ぜしめることができない。
【0007】
本発明の第2の択一的な実施例の最も類似の装置は、欧州特許公開第0701842号明細書(A62C 37/08、1996年3月20日発行)に記載されたスプリンクラであり、このスプリンクラは、液体供給チャネルを備えた本体と、スプリンクラ出口を閉鎖する弁を備えた感熱構成部材と、感熱構成部材アタッチメントとを有する。スプリンクラチャネルのうちの1つは軸方向の円筒形チャネルとして形成されており、このチャネルの長さは直径よりも長く、第2のスプリンクラチャネルは、第1のチャネルに対して同軸的な螺旋形案内部材を備えた環状のチャネルとして形成されている。この技術的解決は、最適なサイズの液滴と空間における均一な分布とを備えたガス及び液滴流れを発生させることを目的としており、これにより、消火のための液体を有効に使用することができる。従来のスプリンクラの構造は、大きな面積において有効な消火を提供しない。なぜならば、スプリンクラ出口においてガス及び液滴流れが生ぜしめられ、このガス及び液滴流れの横断面が共通の出口の縁部によって制限されるからである。この場合、部屋の天井におけるスプリンクラの配置密度を高める必要がある。
【0008】
発明の概要
本発明は、液滴の高い運動エネルギと空間における均一な分布とを備えた均一な微細に分散されたガス及び液滴流を生ぜしめるスプリンクラ構造を発展させることを目的とする。この課題の解決手段は、火災現場を消火するために必要な液滴の所望の強度及び運動エネルギを用いて、散布面積を増大させることができる。すなわち、本発明は、火炎から保護される部屋の面積を増大させることを目的とする。さらに、本発明は、列挙された利点を有するガス及び液滴流れを発生させるための電力及び液体の消費を低減することを目的とする。
【0009】
前記課題は、スプリンクラが、液体供給チャネルを備えた本体を有しており、液体供給チャネルが、円錐形ディフューザとして形成されたセグメントに接続された円筒形のセグメントによって形成されており、さらに弁を備えた感熱ユニットと、感熱ユニットアタッチメントとを有することによって達成された。この場合、本発明によれば、円筒形セグメントの長さはこのセグメントのチャネルの直径よりも大きく、円錐形ディフューザの形式のセグメントの長さは、円筒形セグメントにおけるチャネル直径よりも大きく、円錐形ディフューザの表面を形成する円錐頂点における角度は、10〜50゜である。
【0010】
スプリンクラチャネルの円筒形セグメントの長さは、このセグメントにおけるチャネルの直径の3倍を超過していないと有利である。
【0011】
感熱ユニットアタッチメントは、感熱ユニットを抱持したフレームアームとして形成されることができる。
【0012】
前記課題は、第2の択一的な実施例においてスプリンクラが、液体供給チャネルを備えた本体を有しており、液体供給チャネルのうちの1つが円筒形の軸方向チャネルとして形成されており、軸方向チャネルの長さが直径よりも大きく、第2の液体供給チャネルが、第1のチャネルに対して同軸的な、螺旋形案内部材を備えた環状のチャネルとして形成されており、さらに弁を備えた感熱ユニットと、感熱ユニットアタッチメント箇所とを有していることによって達成された。この場合、本発明によれば、スプリンクラ出口は、軸方向の円筒形チャネル出口と、このチャネル出口から間隔を置かれた環状のチャネル出口とによって形成されており、環状のチャネルは螺旋形案内部材を有している。
【0013】
有利な実施例におけるスプリンクラの軸方向円筒形チャネルの出口の直径は、円錐形チャネルの環状の出口の平均直径の0.2〜0.4倍である。
【0014】
軸方向円筒形スプリンクラチャネルの長さは、直径の1〜2倍であると有利である。
【0015】
有利な実施例では、スプリンクラの環状チャネルの螺旋形案内部材は、多条ねじとして形成されている。さらに、スプリンクラの環状チャネルの螺旋形案内部材は、四条ねじの形式で使用されると有利である。この場合、環状チャネルの出口において均一な円錐形のシートが確実に発生される。
【0016】
最も有利な実施例では、スプリンクラの環状チャネルの螺旋形案内部材は、多条ねじとして形成されている。軸方向チャネルの対称軸線に対するねじ形チャネルの傾斜角度は20〜30゜である。この傾斜角度で、最適な開口角度及び液滴の接線速度を備えた円錐形のシート状の流れが発生され、この流れは、シート状の流れの最も有効な衝突を提供する。
【0017】
上記のスプリンクラの実施例における感熱ユニットアタッチメント箇所は、感熱ユニットを抱持したフレームアームとして形成されることもできる。
【0018】
図面の簡単な説明
添付の図面に示された特定の実施例を参照して本発明を説明する。
【0019】
図1は、第1の実施例に従って設計されたスプリンクラの概略的な縦断面図である(フレームアーム位置の平面における)。
【0020】
図2は、第2の実施例に従って設計されたスプリンクラの概略的な縦断面図である(フレームアーム位置の平面における)。
【0021】
図3は、図2に示したスプリンクラを平面A−Aで見た横断面図である。
【0022】
発明の有利な実施例
本発明の第1実施例によるスプリンクラ(図1参照)は、本体1を有しており、本体1の上部は、主液体供給管と接続するための連結箇所を有している。本体1は流過チャネルを有しており、この流過チャネルは、挿入スプリンクラ3を固定するためにシールリング2を有している。本体1のチャネルは、シール5によってシールされた感熱ユニット弁4を有している。弁4は、脆い材料から形成された感熱ユニット球体6によって初期位置に保持されている。球体6は、調整ねじ7によって所望の位置に固定されている。
【0023】
初期位置において、感熱ユニットは、シール5がスプリンクラ出口を閉鎖することを保証する。感熱ユニットアタッチメントは、球体6を取り囲むように対称的に位置決めされたフレームアームとして形成されている(フレームアーム8は感熱ユニットを抱持している)。これらのフレームアーム8は、本体1の部材であっても、本体1に固定された別個の構成部材として形成されていてもよい。ガス及び液滴流れのディフューザエレメント9(ローゼット)はフレームアーム8に取り付けられている。
【0024】
挿入スプリンクラ3に形成された液体供給チャネルは、円筒形のセグメント10によって形成されており、このセグメントは、円錐形のディフューザとして形成されたセグメント11に滑らかに結合されている。本発明によれば、円筒形のセグメント10の長さは、このセグメントにおけるチャネル直径よりも大きい。円錐形のディフューザの形式のセグメント11の長さは、円筒形のセグメント10におけるチャネル直径よりも大きい。円錐形のディフューザ面を形成された円錐頂点における角度は10〜50゜である。この場合、円筒形のセグメント10の長さは、このセグメントにおけるチャネルの直径の3倍以下に選択される(さもないと性能が改善することなくスプリンクラの寸法が増大してしまう)。
【0025】
本発明の第2実施例によるスプリンクラ(図2及び図3参照)は、第1実施例(図1参照)のものと同じ構造的構成部材を有している。ただし、挿入スプリンクラ3と液体供給チャネルとの構成が異なっている。前記の択一的な実施例では、スプリンクラは2つの同軸的な液体供給チャネルを有している。そのうち一方は円筒形の同軸的なチャネル12によって形成されており、このチャネルの長さはこのチャネルの直径を超過していない。第2のチャネルは、第1のチャネルに対して同軸的な環状のチャネル13として形成されており、このチャネルは、螺旋形の案内部材を備えている。
【0026】
本発明の第2の択一的な実施例によるスプリンクラの特徴は、出口の形状及び配置である。スプリンクラの出口は、軸方向チャネル12のオリフィスと、このオリフィスから半径方向に間隔を置かれた環状のチャネル13のオリフィスとによって形成されている。特定の実施例では、チャネル12のオリフィスの直径は、環状のチャネル13のオリフィスの平均直径の0.2〜0.4倍に等しくなるように選択されている。チャネル12及び13の有利な直径比は、0.3に等しくなるように選択されている。スプリンクラ出口を形成したチャネル12及び13の前記直径比は、流れに生ぜしめられる液滴の最適なサイズと、液滴の噴霧範囲(運動エネルギ)と、所定の火災現場面積の噴霧均一性とによって決定される。軸方向円筒形チャネル12の長さは、直径の1〜2倍から選択されていると有利である。
【0027】
さらに、第2の択一的な実施例におけるスプリンクラの設計は、ガス及び液滴流れディフューザエレメント9を有していない。エレメント9の機能は、軸方向チャネル12及び環状チャネル13を流過する液体に形成される所定の構成を有するシート状の流れの相互の衝突及び混合によって提供される。
【0028】
環状チャネル13の螺旋形案内部材は、多条ねじの形式で実施されている。研究されたスプリンクラ実施例では、環状チャネル13の螺旋形案内部材は、円錐形の構成の均一なシートを確実に発生させるために四条ねじ形状を有している。軸方向チャネル12の対称軸線に対する、多条ねじによって形成された特定のチャネルの傾斜角度は、20〜30゜である。この場合、最適な開口角度と液滴の接線速度とを備えたシート状の流れが生ぜしめられる。ねじによって形成されたチャネル横断面は、正方形に近い矩形である。これらのチャネルのサイズは、環状チャネル13を通る所要の流量に応じて選択され、この流量自体は、軸方向チャネル12を通る流量に応じる。
【0029】
構造が本発明の第1の択一的な実施例に対応するスプリンクラは以下の形式で機能する。
【0030】
水が、キャビテーションを生じる圧力よりも高い圧力(水の場合P>0.25MPa)でスプリンクラに供給される。圧力値は約1MPaである。円筒形セグメント10の出口における静圧は、飽和した水蒸気の圧力よりも低いレベルに低下する。その結果、キャビテーション中心が液体流れに出現して成長する。円錐形セグメント1の拡開するチャネルにおけるさらなる液体の動作によって、ガス及び液滴流れが発生される。発生された流れのパラメータは、円錐形ディフューザ(セグメント11)を形成した円錐頂点角度に依存する。円錐面頂点角度の値が10゜よりも小さい場合、液体は、円錐形セグメント1の壁部から分離しないか、又は円錐形壁部の一部又は別の部分に周期的に付着しながら部分的に分離する。この過程は、10〜50Hzの範囲の周波数で生じる。10゜よりも大きな角度値では、流れはチャネル壁部から完全に分離し、これらの壁部と僅かに拡開する流れ(拡開角度1〜1.5゜)との間の空間が、(空気に流出する流れにおける)空気渦で満たされる。
【0031】
円錐形表面頂点角度値が50゜よりを大きい場合、ノズルの性能は、平らな端面を備えた円筒形チャネルの性能とほとんど同じである。渦のサイズは小さくなるが、渦の成長の周波数は増大する。これらの渦は、発生された流れの表面層のみに影響し、流れの中心は妨害されない。
【0032】
ノズルを形成する円錐面頂点における最適な角度を選択することによって(本発明によれば10〜50゜の範囲で)、空気流によって排出される大規模な渦が生じる。これらの渦は、液体の流れ全体を揺動させ、液体は蒸気及び空気で飽和される。流れがノズルから流出するときに、液体の流れにおける大きな気相配列が崩壊する。
【0033】
前記現象の結果、蒸気及び空気で飽和された液体流が生ぜしめられ、この液体流が、フレームアーム8ベース、調整ねじ7、ガス及び液体流れディフューザエレメント9に衝突しながら微細な液滴に粉砕される。これによって、液滴の高い運動エネルギを保持しながらガス及び液滴流れにおける液滴のサイズが減じられる。これによって、長い範囲の、微細に分散されたガス及び液滴流れが発生される。これにより、概して、最適化された挿入噴霧3チャネル構成を備えたスプリンクラを適用することによって消火効率を高めることができる。
【0034】
この結果は、チャネルの円筒形セグメントの長さがこのセグメントの直径よりも10倍長いことによってのみ得られる。円筒形セグメントの長さがこれよりも短いと、このセグメントの出口において、液体にキャビテーションが生じない。円筒形セグメントの長さを増大させすぎることも望ましくない。なぜならば、この場合、チャネル壁部に対する液体流れの摩擦によるエネルギ損失が増大するからである。水噴霧を行うこのセグメントの長さを2〜10mmの範囲で選択すると有利である。
【0035】
実施された試験の結果、上記変更態様に従って実施されたスプリンクラが、120μmの液滴平均サイズを備えた微細に分散されたガス及び液滴流れを発生することが分かった。保護される部屋の面積は21m2である。同様の条件下の慣用のスプリンクラ構造(例えば、25699Grinell AM-type スプリンクラ)は、380μmの液滴平均サイズのガス及び液滴流れを生ぜしめ、火炎に対して保護される部屋の面積は6m2以下である。
【0036】
構造が第2の択一的な実施例に対応するスプリンクラは同じ形式で機能する。
【0037】
スプリンクラチャネル入口に0.4〜1.2MPaの圧力下で水が供給されると、軸方向チャネル12と螺旋形案内部材を備えた環状チャネル13との通路横断面比に比例して流れが分岐される。環状チャネル13を通る水の流れは、軸方向チャネル12を通る1〜2倍の流れに達すると有利である。多条ねじ、特に四条ねじによって形成された螺旋形の矩形横断面チャネルを通過することによって、液体流は、動作速度の接線成分を得ながら旋回させられる。これにより、液体流は、挿入噴霧3チャネルの出口において中空の回転する円錐体に変化する。この中空の円錐体の壁部の厚さは、挿入噴霧3チャネルの出口区分の背後において膨張と共に減少する。
【0038】
軸方向チャネル12を通過することによって、液体は、ガス及び液滴流れに変化された指向性流れの形式で出口から流出する。軸方向チャネル12の長さは、チャネル壁部に対する無視できる摩擦で、円筒形の流れ形状を提供しなければならない。チャネル12の最適な長さは、チャネルの直径の1.5〜2倍である。次いで、チャネル12から流出する液体は、フレームアーム8ベースに固定された調整ねじ7の端部に衝突する。流れは、方向及び構成を劇的に変化させて液体シートに変化し、この液体シートは、チャネル12の対称軸線から離れる方向でより薄くなる。この過程は、慣用の設計のスプリンクラの場合と同様の形式で生じる。
【0039】
その結果、本体の直ぐ近くで衝突する2つの高速のシートが形成される。四条ねじの形式の螺旋形案内部材を備えた環状チャネル13から液体が流出しながら形成される円錐形の回転するシートは、60〜90゜の拡散角度を有している。チャネル12から流出する軸方向の流れが調整ねじ7及びフレームアーム8と衝突することによって生ぜしめられるシートは、約150゜の拡散角度を備えたシート状の流れを形成する。
【0040】
これらの2つの流れが混合することによって、これらの流れに生じる妨害によって、微細に分散された1つのガス及び液滴流れが形成される。形成された流れにおける液滴のサイズは、ほとんど、それぞれの特定の流れにおけるサイズよりも2倍小さい。これは、液体の薄い流れが慣用の軸対称的なシート状の流れの縁部において形成されることと関連する。前記流れにおける液滴の速度は、流れの膨張及び空気媒体に対する摩擦によって流出方向で劇的に減少する。
【0041】
螺旋形案内部材を備えた環状チャネル13を通る流出と結合される、形成された共通の流れにおける液滴速度の接線方向成分は、液滴のより均一な流れの形成に寄与する。前記流れは、流れ衝突箇所の近くに配置された障害物(フレームアーム8又は調整ねじ7)によって影響されない。なぜならば、円錐形流れの衝突、これに対応して共通のガス及び液滴流れの形成は、スプリンクラ構造構成部材を越えたところで生じるからである。軸方向チャネル12及び環状チャネル13から流出する流れの衝突及び混合時に、微細なガス及び液滴流れが、方位角によって均一な流れ分布を備えて形成される。形成されたガス及び液滴流れにおける液滴のサイズは60〜400μmである。
【0042】
したがって、上記スプリンクラ設計を適用する場合、液体消費及び圧力を増大させることなく液滴に微細でかつ空間均一な流れを形成することができる。さらに、スプリンクラ本体1(図1参照)にガス及び液滴流れディフューザエレメント9を取り付ける必要はなく、このことは、概して、構造を単純化し、液滴の無駄な運動エネルギ損失を低減する。スプリンクラ構造における前記ディフューザエレメントを使用すると、液滴のサイズが増大し、液滴の初期速度が低減する。
【0043】
実施された試験の結果、記載された択一的な変更態様に従って実施されたスプリンクラは、125μmの平均液滴サイズを備えた微細なガス及び液滴流れを形成する。保護される部屋の面積は12m2である。上記実施例に従って設計されたスプリンクラのための水の流量及び供給圧力は、慣用のスプリンクラ(例えばAM 25699 Grinnel-type スプリンクラ)のための対応するパラメータを超過しない。
【0044】
前記知識は、別の択一的な実施例変更態様において本発明に従って実施されたスプリンクラによって技術的結果を達成する可能性を保証する。本発明は、高い運動エネルギ及び空間均一な分布の均一でかつ微細なガス及び液滴流れの形成を生じ、このことは、火炎に対して保護される部屋の面積を増大する。
【0045】
産業上の用途
本発明は、消火設備のために、すなわち、多数の潜在的な火災現場を備えた建物における局所的な消火のための定置のスプリンクラシステムにおいて使用されてよい。これらのシステムは、病院、図書館、博物館、行政施設、デパート、倉庫、ガレージにおいて使用されてよい。本発明よって実施されたスプリンクラは、モニタセンサ及び制御システムを有する自動消火ユニットの一部として使用されてよい。前記構造のスプリンクラは、廃れた構造のスプリンクラの代わりに、標準的な解放可能なコネクタによって、消火システムを操作する主パイプラインに取り付けられてよい。
【0046】
本発明の択一的な実施例変更態様は、有利な実施例に適用されたものとして説明されているが、当業者にとって明らかなように、スプリンクラ変更態様及びその他の構造的実施例は、請求項に記載の特徴を有する本発明の主題から逸脱することなく使用されてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例に従って設計されたスプリンクラの概略的な縦断面図である(フレームアーム位置の平面における)。
【図2】 第2の実施例に従って設計されたスプリンクラの概略的な縦断面図である(フレームアーム位置の平面における)。
【図3】 図2に示したスプリンクラを平面A−Aで見た横断面図である。
【符号の説明】
1 本体、 2 シールリング、 3 挿入スプリンクラ、 4 弁、 5 シール、 6 球体、 7 調整ねじ、 8 フレームアーム、 9 ディフューザエレメント、 10 円筒形のセグメント、 11 円錐形のセグメント、 12 円筒形のチャネル、 13 環状のチャネル
Claims (10)
- スプリンクラであって、本体(1)と、液体を供給するためのチャネルと、弁(4)を備えた感熱ユニットと、感熱ユニットアタッチメントとが設けられており、円錐形ディフューザの形式で形成されたセグメント(11)に接続された円筒形のセグメント(10)によって、スプリンクラチャネルが形成されている形式のものにおいて、前記円筒形のセグメント(10)の長さが、該セグメントにおけるチャネルの直径を超過しており、円錐形ディフューザの形式のセグメント(11)の長さが、前記円筒形のセグメント(10)におけるチャネルの直径を超過しており、前記円錐形ディフューザの面を形成した円錐頂点角度が10〜50゜であり、その結果、スプリンクラの出口において、蒸気及び空気で飽和された液体流が生ぜしめられることを特徴とする、スプリンクラ。
- 前記円筒形のセグメント(10)の長さが、該セグメントにおけるチャネルの直径の3倍を超過していない、請求項1記載のスプリンクラ。
- 前記感熱ユニットアタッチメントが、感熱ユニットを抱持したフレームアーム(8)として形成されている、請求項1記載のスプリンクラ。
- スプリンクラであって、液体を供給するためのチャネルを備えた本体が設けられており、前記チャネルのうちの第1のチャネルが、円筒形の軸方向チャネル(12)として形成されており、該軸方向チャネルの長さが、該軸方向チャネルの直径を超過しており、前記チャネルのうちの第2のチャネルが、第1のチャネルに対して同軸的な、螺旋形案内部材を備えた環状のチャネル(13)として形成されており、弁(4)を備えた感熱ユニットが設けられており、感熱ユニットアタッチメントが設けられている形式のものにおいて、前記円筒形の軸方向チャネル(12)のオリフィスと、該オリフィスから半径方向に間隔を置かれた、前記環状のチャネル(13)のオリフィスとによって、スプリンクラ出口が形成されており、前記環状のチャネルが螺旋形案内部材を有しており、その結果、本体の直ぐ近くで衝突する2つの高速のシートが形成されることを特徴とする、スプリンクラ。
- 前記円筒形の軸方向チャネル(12)のオリフィスの直径が、前記環状のチャネルの出口の平均直径の0.2〜0.4倍である、請求項4記載のスプリンクラ。
- 前記円筒形の軸方向チャネル(12)の長さが、該軸方向チャネルの直径の1〜2倍である、請求項4記載のスプリンクラ。
- 前記環状のチャネル(13)の螺旋形案内部材が、多条ねじとして形成されている、請求項4記載のスプリンクラ。
- 前記環状のチャネル(13)の螺旋形案内部材が、四条ねじとして形成されている、請求項4記載のスプリンクラ。
- 前記環状のチャネル(13)の螺旋形案内部材が、多条ねじとして形成されており、前記軸方向チャネルの対称軸線に対してねじチャネルの成す角度が20〜30゜である、請求項4記載のスプリンクラ。
- 前記感熱ユニットアタッチメントが、感熱ユニットを抱持したフレームアーム(8)として形成されている、請求項4記載のスプリンクラ。
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