JP3926436B2

JP3926436B2 - Food and beverage management system in a recirculating conveyance path

Info

Publication number: JP3926436B2
Application number: JP22431097A
Authority: JP
Inventors: 実桜井; 外茂雄吉田
Original assignee: Ishino Seisakusho Co Ltd
Current assignee: Ishino Seisakusho Co Ltd
Priority date: 1997-08-06
Filing date: 1997-08-06
Publication date: 2007-06-06
Anticipated expiration: 2017-08-06
Also published as: JPH1146958A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は飲食物を搬送する循環型搬送路において、該搬送路上の飲食物の種別や個数を検出、把握して、飲食物の管理を行う飲食物管理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、無端状に形成されている飲食物搬送用の循環型搬送路を、カウンタ−等の飲食台に沿って設け、この搬送路に、例えば寿司等の飲食物を盛り付けた皿等の容器を載置して搬送する循環搬送型の飲食カウンタ−は、飲食客や調理人が移動することなく飲食或いは調理することができ、更に飲食客は席にいながらにして自分の所望する商品を選びながら飲食できることから広く使用されている。
【０００３】
上記したような循環搬送型の飲食カウンタ−においては、客は搬送路を搬送されてくる飲食物から好みの飲食物を選択して取り出すため、搬送路上の所定の飲食物の数量が減少してしまい、客に遂次十分なサ−ビスを提供することができなくなる。
【０００４】
そこでこれら減少した飲食物を搬送路に補給することになるが、搬送路上の飲食物を各々、種別毎にその数量を把握して、適切な量を過不足なく補給することは困難であり、多くの人手を要してしまうとともに、どの種別の飲食物をどの程度の数量にすれば良いのかは経験により判断されており、基準化、標準化が難しいという問題点があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上記したような問題点を解決するために、搬送路上の飲食物の状況を把握して補給等を基準化、標準化するシステムとして、特開平６−３１４２８５や特開平８−２３８１５７、特開平９−４４７５３等が提案されているが、前記特開平６−３１４２８５は予め飲食物の種別に対応するＩＤが付与された飲食物容器を用いており、各飲食物の種別毎に飲食物容器を用意する必要があり、所定の飲食物容器に、それに対応する飲食物を入れなくてはならず、間違い等が起きやすいとともに、一々所定の容器を探さなくてはならないことから煩雑であり、また特開平８−２３８１５７、特開平９−４４７５３においては、共通の飲食物容器に個別のＩＤを予め付与しておき、このＩＤと飲食物の種別を、その投入前に関連付けて登録し、そのＩＤを搬送路中にて検出して搬送路上の飲食物を管理するシステムとされており、これらシステムにおいては、飲食物が搬送路に投入される以前に、飲食物容器に付与されているＩＤを読み取るとともに、飲食物の投入者である職人等が、その飲食物容器に入れられた飲食物の種別を、一々入力して登録する必要があって煩雑であるとともに、前記登録を実施する装置を搬送路外に別途設ける必要があった。
【０００６】
本発明は上記した問題点に着目してなされたもので、飲食物の投入において、一々所定の容器を探したり、飲食物の種別等を入力する必要がなく、これら登録を行う個別の装置を必要としない循環型搬送路における飲食物管理システムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、本発明の循環型搬送路における飲食物管理システムは、飲食物を飲食客に提供する循環型搬送路において、前記循環型搬送路上に投入すべき飲食物の順列を指示する指示手段と、個別の読み取り可能なＩＤが付与された飲食物容器と、前記ＩＤを循環型搬送経路中にて読み取る読み取り手段と、を有し、前記順列に基づいて投入された飲食物と、前記循環型搬送経路上に投入されている飲食物容器のＩＤとを関連付けて登録、管理することを特徴としている。
この特徴によれば、搬送路上において前記読み取り手段にて新規に検出されたＩＤの容器上に前記投入指示された順序に従い各種別の飲食物が入れられていることから、自動的に前記飲食物の種別と前記ＩＤが関連付けられることとなり、一々所定の容器を探したり、飲食物の種別等を入力する必要がなく、個別の登録装置等も必要とせずに適宜な飲食物を搬送路上に供給することができる。
【０００８】
本発明の循環型搬送路における飲食物管理システムは、前記ＩＤの読み取り手段が、循環搬送路における飲食物の投入部の近接した下流部に設けられていることが好ましい。
このようにすれば、即時に搬送路上に投入され、変化のない状態で飲食物容器に付与されたＩＤを検出することができ、より的確な管理ができるようになる。
【０００９】
本発明の循環型搬送路における飲食物管理システムは、循環型搬送路には、所定の複数位置にＩＤの読み取り手段が配置されており、ＩＤの並び状態が全てコンピュータ内に登録され、この個々のＩＤの並びに異変を生じた時には、そのＩＤの並び異変を読み取るとともに、更新登録することが好ましい。
このようにすれば、コンピュ−タ内で瞬時に飲食物の投入や取りだしを判断して投入指示等を更新できるとともに、一々登録されている個々のＩＤ等を参照する必要がなく、コンピュ−タの処理を低減させることもできる。
【００１０】
本発明の循環型搬送路における飲食物管理システムは、前記読み取り時に、前記ＩＤと読み取り時の時間または循環回数が関連付けられて登録され、所定の時間または所定の循環回数を経過した飲食物を、前記循環搬送路上より取り除く回収手段または告知手段が設けられていることが好ましい。
このようにすれば、所定の回数または時間以上搬送路を循環し、風味が低下した飲食物を、搬送路よりもれなく取り除くことができる。
【００１１】
本発明の循環型搬送路における飲食物管理システムは、飲食客により前記搬送路上より取られた飲食物容器のＩＤを読み取るとともに、前記ＩＤに対応する飲食物の種別を前記記憶手段より読み出して、その飲食物の種別に対応する単価に基づき精算を行うようになっていることが好ましい。
このようにすれば、正確な精算もしくは精算時の確認が可能であるとともに、その飲食客がどのような種別の飲食物を飲食したのかを随時管理することもできる。
【００１２】
本発明の循環型搬送路における飲食物管理システムは、前記ＩＤの読み取り手段が、前記搬送経路における飲食客の両側部に設けられていることが好ましい。このようにすれば、前記搬送路より飲食物が飲食客に取られたことを、ほぼリアルタイムに検出でき、より的確な供給指示ができるとともに、同時に精算もできる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【００１４】
図１は本発明の実施例における循環型搬送路における飲食物管理システムの斜視外観模式図、図２は本実施例を示すブロック図、図３は本実施例の動作状況を示す模式図である。
【００１５】
まず、本実施例の循環型搬送路における飲食物管理システムは、図１に示されるような外観構成とされており、循環型搬送路であるフラットトップチェ−ンコンベア２が無端状にカウウンタ−１に沿って配置され、その一部である破線部右側の部分は厨房とされており、この厨房にて飲食物である各種の寿司が前記フラットトップチェ−ンコンベア２上の投入口２’より投入される。
【００１６】
また、本実施例に用いた飲食物容器である寿司皿３には、図２に示すように、各寿司皿毎に付与された独自ＩＤに基づくバ−コ−ド４が、前記寿司皿の上端部の外周側面に、その全周に渡って設けられており、前記フラットトップチェ−ンコンベア２で寿司皿３が回転した状態でも、読み取りが可能なようにされている。
【００１７】
前記フラットトップチェ−ンコンベア２の周囲には、図１に示すように前記個々の寿司皿３に設けられているバ−コ−ド４を読み取る読み取り手段である読み取り装置５が、前記投入口２’の近接した下流部と、飲食客が飲食する位置の両側部に設けられており、各読み取り装置は信号ケ−ブルによって管理コンピュ−タ６に接続されており、各読み取り装置５は寿司皿３の通過に伴い、寿司皿３の検出を行うとともに、前記寿司皿３に付与されたバ−コ−ド４を読み取り、そのＩＤ番号を読み取って、前記コンピュ−タ−６に送出するようになっている。
【００１８】
また、各読み取り装置５にも個別の番号（＃１、＃２・・・）が付与されており、前記各読み取り装置５がコンピュ−タ−６にＩＤ番号を送出する場合には、この個別の番号を送出するＩＤ番号の先頭に付与して送出し、この先頭の番号に基づいてコンピュ−タ６は、各読み取り装置５より伝送されてくるＩＤ番号デ−タを管理できるようにされている。
【００１９】
前記コンピュ−タ６は、その内部に前記信号ケ−ブルにより各読み取り装置５に接続され、各読み取り装置５よりのＩＤデ−タ等を受け取るインタ−フェイス部９と、各種の演算やプログラムに基づき各種の判断や制御等を実施する中央演算処理装置（ＣＰＵ）１０と、前記の各ＩＤ番号デ−タ等や、搬送路上に投入する適宜な寿司の種別、個数等のデ−タや、前記ＣＰＵ１０が行う処理プログラム等が記憶、格納されているメモリやハ−ドディスク等から成る記憶装置１１と、精算を行うレジ１３とのデ−タ通信を行う通信装置１２から主に構成され、このコンピュ−タ６には投入する寿司の種別を所定の順番にて表示、指示するための表示装置であるモニタ７と、所定の時間または循環回数を経過した寿司皿を知らせるための前記フラットトップチェ−ンコンベア２の厨房内部分の側部に設けられた告知手段としての告知ランプ８と、精算を実施するための前記レジ１３が接続されている。
【００２０】
以下本実施例の動作について図３を用いて説明すると、まず本実施例の管理システムのコンピュ−タ６を起動すると、前記ＣＰＵ１０は記憶装置から処理内容が記述された処理プログラムを読み出すとともに、フラットトップチェ−ンコンベア２上に投入すべき寿司の種別、個数デ−タが記録されたデ−タベ−スを読み出し、重要度の高い寿司の種別からその投入指示を順番にモニタ７上に表示する。
【００２１】
この表示に従って、投入者または職人は、その表示により指示された種別の寿司、例えばイカを任意の寿司皿３に載置してフラットトップチェ−ンコンベア２の所定の投入口２’に投入する。
【００２２】
この投入された寿司皿３は、前記投入口２’の下流直近に設けられた読み取り装置５によって、検出され、その寿司皿３に付与されているＩＤ、例えば図３によれば１０５６番のＩＤが読み取れらてコンピュ−タ６に送出される。
【００２３】
前記ＣＰＵ１０は、前記伝送されてきたＩＤ番号デ−タである１０５６番と、前記投入指示した寿司の種別であるイカとを関連付けるとともに、その時刻デ−タおよび循環回数をも関連づけて記憶装置１１に記憶して登録が実施される。
【００２４】
また、通常の稼働時には、多数の寿司皿３がフラットトップチェ−ンコンベア２上に存在するため、寿司皿３の間隙に新たな寿司皿３を投入口より投入することになるが、この場合においては、前記投入口２’の下流部近傍に設けられた読み取り装置５にて検出され、読み取られたＩＤ番号の並びに異変が生じることになり、その異変が生じたＩＤ番号が従来フラットトップチェ−ンコンベア２上に存在していたＩＤか否かを、前記ＣＰＵ１０が検索、判断することで新規に投入された寿司皿３であると判断されるようになっている。
【００２５】
このようにして、順次投入指示に基づく各種の寿司が投入され、登録されていき、前記コンピュ−タ６は、現在フラットトップチェ−ンコンベア２のどのＩＤの寿司皿３に何の種別の寿司が載置されているのかを確実に把握することができ、どの寿司が不足しているのか等を前記ＣＰＵ１０は、所定の設定デ−タと現時点での投入されている寿司のデ−タとを比較することにより、瞬時に判断することができるようになり、この判断に基づいて、新たな投入指示がなされることにより、適宜な種別、個数の寿司がフラットトップチェ−ンコンベア２上に供給することができる。
【００２６】
また、本実施例のようにすれば、投入指示に基づく種別の寿司を任意の寿司皿３に載置して投入口２’より投入するだけで登録が実施でき、個別の登録装置等を必要とせず、尚且つ投入する寿司の種別等を一々入力する必要もない。
【００２７】
また、本実施例においては、前記したように告知ランプ８により所定の時間または循環回数を経過した寿司を、前記告知ランプ８が設けられた位置近傍にある読み取り装置よりのＩＤ番号デ−タにより、前記ＣＰＵ１０がそのＩＤに基づき判断することにより、もれなく告知ランプ８が点灯して従業員等に知らせ、前記フラットトップチェ−ンコンベア２上より撤去することができるようにされており、風味が低下した寿司を回収できるようにされている。
【００２８】
また、本実施例においては、告知ランプ８を用いているが、自動的に寿司皿３をフラットトップチェ−ンコンベア２上より撤去回収する装置をコンピュ−タ６に接続して用いても良い。
【００２９】
また、本実施例における精算の動作に関して以下に説明すると、図３はフラットトップチェ−ンコンベア２上のある時点での状況を模式的に示したものであり、各ＩＤを有する寿司皿３上には、図３に示される各種別の寿司が載置されている。
【００３０】
本実施例においては、前記したように、飲食客の両側部の上下流部に読み取り装置５が設けられており、各飲食客の座席には個別の番号が付与されており、例えば読み取り装置５の番号が＃１と＃２の間の席は席番号１とされている。
【００３１】
ここで、前記座席番号１の飲食客が図３に示すように、読み取り装置５の＃１と＃２の間において、ウニが載置されたＩＤが０１０３の寿司皿３を取ったとすると、＃２の読み取り装置５よりコンピュ−タ６に伝送されてくるＩＤ番号の並びが、前記＃１の読み取り装置５より送出されたＩＤ番号の並びと異なる並び方にとなり、前記コンピュ−タ６のＣＰＵ１０は、これら＃１と＃２の読み取り装置５よりのＩＤ番号の並びを比較することにより、即座に取られた寿司皿３のＩＤを検出することができ、そのＩＤ番号である０１０３に対応付けられて登録されている寿司の種別であるウニを、飲食客の席番号１に対応付けて記憶装置１１に記憶、更新する。
【００３２】
このようにして、席番号１の飲食客が飲食を行い、精算を実施するときは、レジ１３において、飲食客の席番号、例えば１を入力すると、前記レジ１３より、その席番号１が通信装置１２に伝送され、前記記憶装置１１に記憶、更新されている席番号１に対応付けられた寿司の種別、個数が読み出され、各寿司の種別に対応する単価に基づき、前記ＣＰＵ１０がその総額を算出し、算出された金額デ−タが前記通信装置１２を介してレジ１３に伝送され、レジにて表示されるようになっており、飲食客はその金額を支払うことで、正確な精算を実施することができる。
【００３３】
また、本実施例においては、前記したように飲食客の両側部に読み取り装置を設けて精算を行うようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばこれらの精算を前記寿司皿に設けられたバ−コ−ド４を読み取るハンディタ−ミナルを用いて、飲食客が飲食した寿司皿のバ−コ−ド４を読み取り、そのＩＤデ−タをコンピュ−タ６に転送し、このＩＤデ−タに基づいて、前記コンピュ−タ６の記憶手段に登録されているそのＩＤデ−タに対応する寿司の種別を読み出し、各種別の単価から合計金額を計算して精算するようにしても良い。
【００３４】
また、本実施例においては、投入指示をモニタ７上に表示して実施しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の指示手段、例えば音声による指示等を実施しても良い。
【００３５】
なお、機械的に寿司皿等の飲食物容器を自動供給する場合は、前記モニタや音声等が不要になることは明白である。
【００３６】
また、本実施例においては、前記バ−コ−ド４を寿司皿３の上端部の側部全周に設けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ＩＤの読み出しが可能であればどの位置に設けても良いが、本実施例のようにすれば、寿司皿が回転しても、読み出しが可能であり、尚且つ前記したハンディタ−ミナル等を用いて精算を実施する場合においては、寿司皿が積み重ねられている状況が多いことから、この状況においても、ＩＤの読み出しが容易に行えることから好ましい。
【００３７】
また、本実施例においてはＩＤをバ−コ−ド４を用いて寿司皿３に付与しているが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば電磁波等を用いてＩＤを伝送、読み取り可能としたもの等、読み取り可能なものであれば良く、更には、これら個別のＩＤを登録時に書き込み可能なものであっても良い。
【００３８】
また、予め記憶装置１１に格納しておく適宜な寿司の種別、数量を記述したデ−タベ−スは、曜日や時間帯等に対応して複数のデ−タベ−スを切り替えて使用できるようにしておくことが好ましい。
【００３９】
また、本実施例においては、飲食物の投入口を１箇所としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の投入指示手段を用いて、複数の投入箇所から同時に投入を実施するようにしても良い。
【００４０】
本実施形態は例として寿司を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の飲食物においても使用することができることは言うまでもない。
【００４１】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【００４２】
（ａ）請求項１項の発明によれば、搬送路上において前記読み取り手段にて新規に検出されたＩＤの容器上に前記投入指示された順序に従い各種別の飲食物が入れられていることから、自動的に前記飲食物の種別と前記ＩＤが関連付けられることとなり、一々所定の容器を探したり、飲食物の種別等を入力する必要がなく、個別の登録装置等も必要とせずに適宜な飲食物を搬送路上に供給することができる。
【００４３】
（ｂ）請求項２項の発明によれば、即時に搬送路上に投入され、変化のない状態で飲食物容器に付与されたＩＤを検出することができ、より的確な管理ができるようになる。
【００４４】
（ｃ）請求項３項の発明によれば、コンピュ−タ内で瞬時に飲食物の投入や取りだしを判断して投入指示等を更新できるとともに、一々登録されている個々のＩＤ等を参照する必要がなく、コンピュ−タの処理を低減させることもできる。
【００４５】
（ｄ）請求項４項の発明によれば、所定の回数または時間以上搬送路を循環し、風味が低下した飲食物を、搬送路よりもれなく取り除くことができる。
【００４６】
（ｅ）請求項５項の発明によれば、正確な精算もしくは精算時の確認が可能であるとともに、その飲食客がどのような種別の飲食物を飲食したのかを随時管理することもできる。
【００４７】
（ｆ）請求項６項の発明によれば、前記搬送路より飲食物が飲食客に取られたことを、ほぼリアルタイムに検出でき、より的確な供給指示ができるとともに、同時に精算もできる。
【００４８】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例における循環型搬送路における飲食物管理システムの斜視外観模式図である。
【図２】本発明の実施例における循環型搬送路における飲食物管理システムの構成を示すブロック図である。
【図３】本発明の実施例における循環型搬送路における飲食物管理システムの動作状況を示す模式図である。
【符号の説明】
１カウンタ−
２搬送路（フラットトップチェ−ンコンベア）
３寿司皿
４バ−コ−ド
５読み取り装置
６（管理）コンピュ−タ
７モニタ
８告知手段（パイロットランプ）
９インタ−フェイス部
１０中央演算処理装置（ＣＰＵ）
１１記憶装置
１２通信装置
１３レジ
１４寿司（飲食物）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a food and drink management system for managing food and drink by detecting and grasping the type and number of food and drink on the transport path in a circulating transport path for transporting food and drink.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a circulation type conveyance path for conveying food and drink formed in an endless manner is provided along a counter and other dining table, and a container such as a plate in which food and drink such as sushi is arranged in this conveyance path, for example. Circulating and transporting type eating and drinking counters that are placed and transported can eat and drink or cook without moving by eating and drinking people and cooks, and eating and drinking can be done while eating and drinking while choosing a desired product while sitting in the seat. Widely used from.
[0003]
In the circulating and transporting type food and drink counter as described above, since the customer selects and takes out favorite food and drink from the food and drink transported through the transport path, the number of predetermined food and drink on the transport path is reduced. As a result, it becomes impossible to provide customers with sufficient services.
[0004]
Therefore, these reduced foods and drinks will be replenished to the transport path, but it is difficult to grasp the quantity of each food and drink on the transport path for each type and replenish the appropriate amount without excess or deficiency, A lot of manpower is required, and what kind of food and drink should be used and how much quantity is determined by experience, and there is a problem that standardization and standardization are difficult.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In order to solve the above-described problems, JP-A-6-314285, JP-A-8-238157, and JP-A-9-9 are systems for standardizing and standardizing replenishment etc. by grasping the state of food and drink on the conveyance path. 44753 and the like have been proposed, but the above-mentioned Japanese Patent Laid-Open No. 6-314285 uses a food and drink container to which an ID corresponding to the type of food and drink is assigned in advance, and prepares a food and drink container for each type of food and drink. It is necessary to put the corresponding food and drink in a predetermined food and drink container, and it is easy to make mistakes, and it is complicated because it is necessary to search for the predetermined container one by one. In 8-238157 and JP-A-9-44753, an individual ID is given in advance to a common food and drink container, and this ID and the type of food and drink are registered in association with each other before the input, and the ID It is set as the system which detects in the conveyance path and manages the food and drink on a conveyance path, In these systems, before food and drinks are thrown into a conveyance path, ID given to the food and drink container is read. At the same time, craftsmen who are food and drink users need to input and register the type of food and drink put in the food and drink container one by one, and it is cumbersome and transports the device that performs the registration It was necessary to install separately outside the road.
[0006]
The present invention has been made paying attention to the above-mentioned problems, and it is not necessary to search for a predetermined container or input a type of food and drink at the time of food and drink input. It aims at providing the food-drinks management system in the circulation type conveyance path which is not required.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the food and beverage management system in the circulation type conveyance path of the present invention is a circulation type conveyance path that provides food and drink to the food and drink, and the permutation of food and drink to be put on the circulation type conveyance path. A food and drink container provided with an individually readable ID, and a reading means for reading the ID in the circulation type conveyance path, and the food and drink introduced based on the permutation It is characterized by registering and managing the food and the ID of the food and drink container put on the circulation type conveyance path.
According to this feature, since the various foods and drinks are placed in the order of the input instruction on the container of the ID newly detected by the reading means on the conveyance path, the food and drink is automatically provided. The type and the ID are associated with each other, and it is not necessary to search for a predetermined container or input the type of food and drink, and supply appropriate food and drink on the conveyance path without the need for individual registration devices. can do.
[0008]
In the food / beverage management system in the circulation type conveyance path according to the present invention, it is preferable that the ID reading means is provided in a downstream portion of the circulation conveyance path close to the food / drink input part.
In this way, it is possible to detect the ID that is immediately put on the conveyance path and assigned to the food and drink container without any change, and more accurate management can be performed.
[0009]
In the food and beverage management system for the circulation type conveyance path according to the present invention, ID reading means are arranged at a plurality of predetermined positions on the circulation type conveyance path, and all the arrangement states of the IDs are registered in the computer. It is preferable that when the IDs of the IDs are changed, the ID changes are read and registered .
In this way, it is possible to instantaneously determine the loading or unloading of food and drink within the computer and update the loading instruction, etc., and it is not necessary to refer to each registered ID etc. one by one. This processing can also be reduced.
[0010]
The food and drink management system in the circulation type conveyance path of the present invention is registered with the ID and the time or the number of circulations associated with the reading at the time of the reading, and the food and drink that has passed the predetermined time or the predetermined number of circulations It is preferable that a recovery unit or a notification unit to be removed from the circulation conveyance path is provided.
If it does in this way, it can circulate through a conveyance path more than predetermined times or time, and can remove the food / beverage with which the flavor fell without removing from a conveyance path.
[0011]
The food and drink management system in the circulation type conveyance path of the present invention reads the ID of the food and drink container taken from the conveyance path by the food and beverage, and reads the type of food and drink corresponding to the ID from the storage means, It is preferable that the payment is made based on the unit price corresponding to the type of the food.
In this way, it is possible to accurately check or check at the time of payment, and it is also possible to manage what type of food or drink the person has eaten.
[0012]
In the food and beverage management system for the circulation type conveyance path according to the present invention, it is preferable that the ID reading means is provided on both sides of the food and drink on the conveyance path. If it does in this way, it can detect in real time that the food / beverage was taken by the food / beverage person from the said conveyance path, while being able to perform a more exact supply instruction | indication and also paying out simultaneously.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0014]
FIG. 1 is a schematic perspective view of a food and drink management system in a circulating conveyance path according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a block diagram illustrating the present embodiment, and FIG. 3 is a schematic diagram illustrating an operation state of the present embodiment. .
[0015]
First, the food and drink management system in the circulation type conveyance path of the present embodiment has an external configuration as shown in FIG. 1, and the flat top chain conveyor 2 which is the circulation type conveyance path is endlessly counted as a counter-1 The portion on the right side of the broken line portion is a kitchen, and various sushi serving as food and drinks are input from the input port 2 ′ on the flat top chain conveyor 2. Is done.
[0016]
In addition, as shown in FIG. 2, the bar code 4 based on the unique ID assigned to each sushi plate is included in the sushi plate, which is a food and drink container used in this example. It is provided on the outer peripheral side surface of the upper end portion over the entire periphery, and can be read even when the sushi plate 3 is rotated by the flat top chain conveyor 2.
[0017]
Around the flat top chain conveyor 2, as shown in FIG. 1, a reading device 5, which is a reading means for reading a bar code 4 provided on each sushi plate 3, 'Is provided in the vicinity of the downstream and both sides of the location where the food and drink are eaten, each reading device is connected to the management computer 6 by a signal cable, and each reading device 5 is a sushi plate. As the sushi plate 3 is detected, the bar code 4 given to the sushi plate 3 is read, the ID number is read, and the sushi plate 3 is sent to the computer 6. It has become.
[0018]
Further, individual numbers (# 1, # 2,...) Are also assigned to the respective reading devices 5, and when each reading device 5 sends an ID number to the computer 6, this individual number is assigned. The computer 6 is adapted to manage the ID number data transmitted from each reading device 5 based on the leading number. Yes.
[0019]
The computer 6 is connected to each reading device 5 by the signal cable therein, and receives an ID data and the like from each reading device 5, and various operations and programs. Based on the central processing unit (CPU) 10 that performs various judgments and controls based on the above, each ID number data, etc., and data such as the type and number of appropriate sushi to be put on the conveyance path, It is mainly composed of a storage device 11 composed of a memory, a hard disk or the like that stores and stores a processing program executed by the CPU 10 and a communication device 12 that performs data communication with a register 13 that performs settlement. The computer 6 has a monitor 7 which is a display device for displaying and instructing the type of sushi to be put in a predetermined order, and the flat plate for informing a sushi plate that has passed a predetermined time or number of circulations. Top Choi - a notifying lamp 8 serving as notification means provided on the side of the kitchen in section of Nkonbea 2, the register 13 for carrying out the settlement is connected.
[0020]
Hereinafter, the operation of the present embodiment will be described with reference to FIG. 3. When the computer 6 of the management system of the present embodiment is first activated, the CPU 10 reads a processing program in which processing contents are described from the storage device and The database in which the type and number data of sushi to be loaded on the top chain conveyor 2 is read out, and the loading instruction is displayed on the monitor 7 in order from the most important sushi type. .
[0021]
In accordance with this display, the input person or craftsman places the type of sushi instructed by the display, such as squid, on an arbitrary sushi plate 3 and inputs it to a predetermined input port 2 ′ of the flat top chain conveyor 2.
[0022]
The introduced sushi plate 3 is detected by a reading device 5 provided in the immediate downstream of the insertion port 2 ', and the ID assigned to the sushi plate 3, for example, ID 1056 according to FIG. Is read and sent to the computer 6.
[0023]
The CPU 10 associates the transmitted ID number data 1056 with the squid that is the type of sushi instructed to be input, and also associates the time data and the number of circulations with the storage device 11. Is stored and registered.
[0024]
In addition, during normal operation, a large number of sushi dishes 3 are present on the flat top chain conveyor 2, so that a new sushi dish 3 is inserted into the gap between the sushi dishes 3 from the slot. Is detected by the reading device 5 provided in the vicinity of the downstream portion of the insertion port 2 ′, and the read ID numbers are changed in sequence. The CPU 10 searches for and determines whether or not the ID is present on the conveyor 2, and it is determined that the ID is a newly introduced sushi plate 3.
[0025]
In this way, various types of sushi are sequentially input and registered based on the input instruction, and the computer 6 has any type of sushi on which sushi plate 3 of the flat top chain conveyor 2 at present. The CPU 10 can ascertain whether the sushi is placed and determines which sushi is insufficient. The CPU 10 uses predetermined setting data and sushi data currently input. By making a comparison, it becomes possible to make an instantaneous determination. Based on this determination, an appropriate type and number of sushi are supplied onto the flat top chain conveyor 2 by issuing a new input instruction. be able to.
[0026]
In addition, according to the present embodiment, registration can be performed simply by placing a type of sushi based on the input instruction on an arbitrary sushi plate 3 and inputting it from the input port 2 ', and an individual registration device is required. There is no need to enter the type of sushi to be added.
[0027]
Further, in this embodiment, as described above, the sushi that has passed the predetermined time or the number of circulations by the notification lamp 8 is obtained by ID number data from a reader near the position where the notification lamp 8 is provided. When the CPU 10 makes a judgment based on the ID, the notification lamp 8 is lit to notify the employee and the like, and can be removed from the flat top chain conveyor 2 to reduce the flavor. The sushi can be collected.
[0028]
In this embodiment, the notification lamp 8 is used, but an apparatus for automatically removing and collecting the sushi plate 3 from the flat top chain conveyor 2 may be connected to the computer 6 and used.
[0029]
Further, the settlement operation in the present embodiment will be described below. FIG. 3 schematically shows a situation at a certain point on the flat top chain conveyor 2, and is placed on the sushi plate 3 having each ID. The various types of sushi shown in FIG. 3 are placed.
[0030]
In the present embodiment, as described above, the reading devices 5 are provided in the upstream and downstream portions of the both side portions of the restaurant, and individual numbers are given to the seats of each restaurant, for example, the reading device 5. Seat numbers between # 1 and # 2 are assigned seat number 1.
[0031]
Here, as shown in FIG. 3, if the food and drink of seat number 1 takes sushi plate 3 having ID 0103 on which sea urchin is placed between # 1 and # 2 of reader 5, # The ID numbers transmitted from the second reading device 5 to the computer 6 are arranged differently from the ID numbers transmitted from the # 1 reading device 5, and the CPU 10 of the computer 6 By comparing the sequence of ID numbers from the reading devices 5 of # 1 and # 2, the ID of the sushi plate 3 taken immediately can be detected and is associated with 0103 which is the ID number. The sea urchin, which is the registered sushi type, is stored and updated in the storage device 11 in association with the seat number 1 of the restaurant.
[0032]
In this way, when the restaurant with seat number 1 eats and drinks and carries out payment, when the seat number of the restaurant, for example, 1 is entered at the cash register 13, the seat number 1 is communicated from the cash register 13. The type and number of sushi that is transmitted to the device 12 and stored in the storage device 11 and associated with the seat number 1 that has been updated are read out, and based on the unit price corresponding to each sushi type, the CPU 10 The total amount is calculated, and the calculated amount data is transmitted to the cash register 13 via the communication device 12 and displayed at the cash register. Checkout can be performed.
[0033]
Further, in this embodiment, as described above, the readers are provided on both sides of the restaurant to perform the settlement, but the present invention is not limited to this. For example, the settlement is performed as described above. Using the handy terminal that reads the bar code 4 provided on the sushi plate, the bar code 4 of the sushi plate eaten or consumed by the restaurant is read and the ID data is transferred to the computer 6. Then, based on this ID data, the type of sushi corresponding to the ID data registered in the storage means of the computer 6 is read out, and the total amount is calculated from the unit price for each type and settled. You may make it do.
[0034]
In the present embodiment, the input instruction is displayed on the monitor 7, but the present invention is not limited to this, and other instruction means such as an instruction by voice is performed. Also good.
[0035]
In addition, when food and drink containers such as a sushi plate are automatically supplied mechanically, it is obvious that the monitor and voice are not necessary.
[0036]
In the present embodiment, the bar code 4 is provided on the entire circumference of the side of the upper end of the sushi plate 3, but the present invention is not limited to this, and the ID can be read out. As long as the sushi plate is rotated, the reading can be performed and the settlement is performed using the above-mentioned handy terminal or the like. In some cases, sushi dishes are often stacked, and this is preferable because the ID can be easily read even in this situation.
[0037]
In this embodiment, the ID is given to the sushi plate 3 using the bar code 4, but the present invention is not limited to this. For example, the ID is transmitted using electromagnetic waves or the like. Anything that can be read, such as those that can be read, may be used. Further, these individual IDs may be writable at the time of registration.
[0038]
In addition, a database in which appropriate sushi types and quantities are stored in advance in the storage device 11 can be used by switching between a plurality of databases corresponding to the day of the week or the time zone. It is preferable to keep it.
[0039]
Further, in this embodiment, the food and drink input port is one place, but the present invention is not limited to this, and a plurality of input instruction means are used to simultaneously input from a plurality of input points. You may make it do.
[0040]
Although this embodiment uses sushi as an example, it is needless to say that the present invention is not limited to this and can be used in other foods and drinks.
[0041]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects.
[0042]
(A) According to the invention of claim 1, various foods and drinks are placed on the container of the ID newly detected by the reading means on the transport path according to the order instructed to input. The type of food and drink is automatically associated with the ID, and it is not necessary to search for a predetermined container or input the type of food or drink, and without an individual registration device. Food and drink can be supplied on the transport path.
[0043]
(B) According to the invention of claim 2, it is possible to detect the ID that is immediately put on the transport path and is given to the food and drink container without any change, so that more accurate management can be performed. .
[0044]
(C) According to the invention of claim 3, it is possible to instantaneously determine the loading or unloading of food and drink within the computer and update the loading instruction and the like, and refer to each registered ID and the like one by one There is no need, and the processing of the computer can be reduced.
[0045]
(D) According to the invention of claim 4, foods and beverages that have circulated through the conveyance path for a predetermined number of times or more time and have a reduced flavor can be removed without leaving the conveyance path.
[0046]
(E) According to the invention of claim 5, it is possible to accurately check or check at the time of payment, and it is also possible to manage what kind of food or drink the person eats or drinks at any time.
[0047]
(F) According to the invention of claim 6, it can be detected almost in real time that the food or drink is taken by the food and drink from the transport path, and a more accurate supply instruction can be given, and at the same time, settlement can be performed.
[0048]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view of a food and drink management system in a circulation type conveyance path in an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration of a food and beverage management system in a circulation type conveyance path according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a schematic diagram showing an operation state of the food and beverage management system in the circulation type conveyance path in the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 counter
2 Conveying path (flat top chain conveyor)
3 Sushi plate 4 Bar code 5 Reading device 6 (Management) computer 7 Monitor 8 Notification means (pilot lamp)
9 Interface unit 10 Central processing unit (CPU)
11 Storage device 12 Communication device 13 Cash register 14 Sushi (food)

Claims

In the circulation type conveyance path for providing food and drink to the food and drink, the instruction means for instructing the permutation of the food and drink to be put on the circulation type conveyance path, the food and drink container provided with an individual readable ID, Reading means for reading the ID in the circulation type conveyance path, and associating the food and drink introduced based on the permutation with the ID of the food and drink container put on the circulation type conveyance path A food and beverage management system for a circulating conveyance path characterized by registration and management.

The food / beverage management system in the circulation type conveyance path according to claim 1, wherein the ID reading means is provided in a downstream portion of the circulation conveyance path adjacent to the food input / output section.

In the circulation type conveyance path, ID reading means are arranged at a plurality of predetermined positions, and all the ID arrangement states are registered in the computer, and when the individual IDs are changed, the ID arrangements are arranged. The food and beverage management system in the circulation type conveyance path according to claim 1, wherein the change is read and registered while being read.

At the time of the reading, there is provided a collection means or a notification means for registering the ID and the reading time or the number of circulations in association with each other, and removing the food and drink after a predetermined time or the predetermined number of circulations from the circulation conveyance path. The food-and-beverage management system in the circulation type conveyance path in any one of Claims 1-3.

While reading the ID of the food container taken by the restaurant from the transport path, the type of the food corresponding to the ID is read from the storage means, and the settlement is performed based on the unit price corresponding to the type of the food. The food-and-drink management system in the circulation type conveyance path in any one of Claims 1-4.

The food and drink management system in the circulation type conveyance path according to claim 5, wherein the ID reading means is provided on both sides of a food and drink person in the conveyance path.