JP3926058B2

JP3926058B2 - Permanent wave composition

Info

Publication number: JP3926058B2
Application number: JP12543599A
Authority: JP
Inventors: 万里柘
Original assignee: ホーユー株式会社
Priority date: 1999-05-06
Filing date: 1999-05-06
Publication date: 2007-06-06
Anticipated expiration: 2019-05-06
Also published as: JP2000319143A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、施術中及び施術後の不快臭低減効果、及び毛髪損傷防止効果に優れ、かつ乾燥後の毛髪の平滑性や柔軟性が良好であるパーマネントウェーブ用剤組成物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
パーマネントウェーブ用剤は、毛髪を還元・酸化させ、毛髪に所望のウェーブを付与する、もしくは縮毛・くせ毛等を矯正し直毛化するものである。しかしながら、上記のような化学反応を伴う処理を施す際には、薬液自体の不快臭、及び施術中に毛髪と薬液との反応により生じる不快臭、さらには施術後に毛髪上に残留する不快臭といった点で、施術者及び被施術者にとっては不満があるものであった。また、パーマネントウェーブ処理は、毛髪にとっては還元・酸化といった苛酷な条件下に曝されるため、毛髪強度や感触の低下、さらに進行した場合では毛髪上において、キューティクルの剥離、枝毛、切れ毛といった現象が生じる。特に縮毛矯正では、縮毛に過度の物理的な力をかける場合があり、その程度は増大する可能性がある。このような損傷を受けた毛髪は、ヘアスタイルのまとまりを欠くという欠点も生じる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
パーマネントウェーブ処理にまつわる不快臭に対しては、従来から、薬液中に配合する香料によるマスキングや、施術後に使用する消臭機能を持った毛髪処理剤などにより対処されていたが、不快臭低減効果については充分満足できるものではなかった。また、パーマネントウェーブ施術を行う際には、損傷を防ぐ目的の前処理剤や、感触を改良する目的のトリートメント剤が使用される場合があるが、いずれもパーマネントウェーブ施術工程を複雑にするだけで、一次的な感触改善にとどまるといった課題があった。
【０００４】
従って、本発明の目的は、施術中及び施術後の不快臭の低減、施術後の毛髪損傷の防止、及び乾燥後の毛髪の感触改善に優れたパーマネントウェーブ用剤を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記実情を鑑み鋭意検討を重ねた結果、パーマネントウェーブ用剤に、紅茶抽出物及びアミノ酸を配合することにより、不快臭低減効果及び毛髪損傷防止効果に優れ、かつ平滑性及び柔軟性に優れた仕上がりが得られることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【０００６】
すなわち、本発明は、（Ａ）紅茶抽出物及び（Ｂ）Ｌ−プロリン、グリシン、Ｌ−グルタミン酸から選ばれる１種又は２種以上を含有することを特徴とするパーマネントウェーブ用剤組成物を提供するものである。以下、本発明について詳細に説明する。
【０００７】
本発明で使用される成分（Ａ）の紅茶抽出物は、アッサムチャの葉もしくは茎部分を乾燥させた後、醗酵させ、細切りしたものを水もしくは有機溶媒で抽出したエキスである。使用原料は、アッサムチャが望ましいが、その他の同属変種、産地の異なるものを用いることもできる。また抽出に使用する溶媒は、水もしくはメタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、エチルエーテル、酢酸エチル、グリセリンなどの有機溶媒から、単独もしくは複数選ばれるものである。市販品としては、紅茶エキス（小城製薬（株）製）、紅茶抽出液ＬＡ−Ｊ（丸善製薬（株）製）、紅茶リキッド（一丸ファルコス（株）製）、紅茶抽出液Ｓ、紅茶エキス末（香栄興業（株）製）等が挙げられる。その配合量は、通常０．０１〜１０重量％で、好ましくは、０．０５〜５重量％である。０．０１重量％より少ないと十分な不快臭低減効果が得られず、１０重量％を超えると製品の安定性が悪くなる。
【０００８】
本発明で使用される成分（Ｂ）のアミノ酸及びその塩としては、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、ヒスチジン、リジン及びこれらの塩等が挙げられる。これらの中でもグリシン、プロリン及びグルタミン酸が毛髪損傷防止効果により優れるという点で好ましい。その配合量は、０．０１〜２０重量％、好ましくは０．０５〜１０重量％である。０．０１重量％より少ないと十分な毛髪損傷防止効果が得られず、２０重量％を超えるとかえって感触が悪くなる。
【０００９】
さらに、（Ｃ）シリコーン誘導体を配合することにより、毛髪に良好な感触を付与することができる。シリコーン誘導体の具体例としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、エポキシ変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、環状シリコーン、高分子シリコーン等が挙げられる。これらの中でも、ジメチルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン及び高分子シリコーンが好ましい。これらのシリコーン誘導体を、あらかじめ界面活性剤で乳化させ、化粧品への配合を容易にしたシリコーンエマルジョンも適宜使用することができる。一方、ポリオキシエチレン基などを付加した水溶性シリコーンなどは、毛髪に対する吸着性及び保護性が弱く、本発明に使用されるシリコーン誘導体には適さない。シリコーン誘導体の配合量は、０．０１〜１０重量％、好ましくは０．１〜５重量％である。
【００１０】
本発明のパーマネントウェーブ用剤組成物としては、毛髪にウェーブやカールを形成する目的で使用するパーマネントウェーブ用剤の第１剤及び第２剤、あるいは、くせ毛、縮毛をストレートな状態に変形する縮毛矯正剤の第１剤及び第２剤が含まれる。一般にパーマネントウェーブ用剤第１剤は、チオグリコール酸、チオグリコール酸アンモニウム、チオグリコール酸ナトリウム、チオグリコール酸モノエタノールアミン等のチオグリコール酸塩、システイン又はその誘導体、Ｎ−アセチル−Ｌ−システイン、ホモシステイン、チオ乳酸、チオリンゴ酸等のメルカプトカルボン酸、チオグリセロールなどのメルカプトアルコール類、グリセロールモノチオグリコレート、グリセロールモノチオラクテートなどのメルカプトカルボン酸エステル類、システアミンやシステインアミドなどのメルカプト化合物、亜硫酸、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸ナトリウム等の亜硫酸塩、亜硫酸水素アンモニウム、亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸水素塩などの還元剤を主剤とし、これにアンモニア水、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、２−アミノ−２−メチル−１−プロパノールや２−アミノ−２−メチル−１，３−プロパンジオール等の有機アミン類、炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、水酸化ナトリウムなどのアルカリ剤やジチオジグリコール酸ジアンモニウムなどの反応調整剤を加えることができる。パーマネントウェーブ用剤第２剤は、臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム等の臭素酸塩、過酸化水素、過ホウ酸塩、過炭酸ナトリウムなどの酸化剤を主剤とするものである。
【００１１】
さらに、本発明のパーマネントウェーブ用剤組成物には、上記成分の他に、通常化粧品分野で用いられている他の任意成分を、本発明の効果を妨げない範囲で配合することができる。このような任意成分としては、高級アルコール、アニオン、カチオン、ノニオン、両性等の各種界面活性剤、カチオン化セルロース誘導体、カチオン化グアーガム、ジアリル４級アンモニウム塩／アクリルアミド共重合体などのカチオン化ポリマー、アニオン性ポリマー、両性ポリマー、非イオン性ポリマー等の高分子化合物、プロピレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール類、尿素、動植物の抽出エキス、アルコール類、金属封鎖剤、防腐剤、ｐＨ調整剤として、クエン酸、乳酸などの酸やアンモニア、モノエタノールアミン、塩基性アミノ酸などのアルカリ、香料及び色素等が挙げられる。また、剤型としては、透明や乳白色の液状、クリーム状、ジェル状、泡状、エアゾールタイプ又はスプレータイプなどが挙げられる。本発明のパーマ剤は、常温又は加温条件下のどちらでも使用できるが、３５〜６０℃程度に加温するとより効果的である。また、加温する場合は、スチームや遠赤外線等の加温器、ドライヤーやヘアアイロン等の加熱器具、その他超音波や電磁波を利用した器具の利用が好ましい。
【００１２】
【発明の実施の形態】
次に、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【００１３】
【実施例】
実施例１〜２及び比較例１〜４
表１に示す組成からなるパーマネントウェーブ用剤（実施例１〜２及び比較例１〜４）をそれぞれ常法により調製した。
【００１４】
【表１】

【００１５】
毛髪束（５ｇ、１５ｃｍ）を作成し、シャンプーを行い、実施例１〜２及び比較例１〜４のパーマネントウェーブ用剤を用いて、通常のパーマ処理を行った。その後、それぞれの毛髪束に関して、１０人のパネラーにより、▲１▼施術中の不快臭、▲２▼乾燥後の毛髪の残臭、▲３▼乾燥後の毛髪の平滑性、▲４▼乾燥後の毛髪の柔軟性について官能評価を行った。評価基準を以下に示す。
＜評価基準＞
◎：満足
○：やや満足
△：やや不満
×：不満
【００１６】
また、それぞれの毛髪束に関して、水中引張試験をおこない、未処理毛と比較して破断応力の変化を測定した。基準を以下に示す。
◎：破断応力が未処理毛の９５％以上
○：破断応力が未処理毛の９０％以上〜９５％未満
△：破断応力が未処理毛８０％以上〜９０％未満
×：破断応力が未処理毛の８０％未満
結果を表２に示す。
【００１７】
【表２】

【００１８】
表２の結果より、本発明のパーマネントウェーブ用剤組成物を用いれば、施術中及び施術後の不快臭を低減し、毛髪損傷防止効果に優れ、柔軟性も良好であることがわかる。また、比較例４との比較から、アミノ酸の方がペプチド化合物よりも分子量が小さいため、毛髪へ浸透しやすく、効果が高いのではないかと考えられる。
【００１９】
実施例３
（パーマネントウェーブ用剤第１剤）重量％
Ｌ−システイン５．０
チオグリコール酸アンモニウム（５０％）１．０
８０％モノエタノールアミン２．５
セタノール２．０
スクワラン１．０
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム２．０
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム１．０
ポリオキシエチレンセチルエーテル１．０
紅茶抽出物（紅茶抽出液ＬＡ−Ｊ；丸善製薬（株）製）２．０
グリシン３．０
アミノ変性シリコーン（シリコーンＳＭ８７０２Ｃ）２．０
（東レ・ダウコーニング・シリコーン（株）製）
香料微量
精製水適量
【００２０】
実施例４
（パーマネントウェーブ用剤第２剤）重量％
臭素酸ナトリウム１０．０
オクチルドデカノール１．０
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム１．０
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油１．０
カチオン化セルロース（レオガードＧ；ライオン（株）製）０．５
紅茶抽出物（紅茶抽出液ＬＡ−Ｊ；丸善製薬（株）製）２．０
グリシン１．０
Ｌ−プロリン２．０
シリコーンエマルジョン（シリコーンＢＹ２２−０３４）２．５
（東レ・ダウコーニング・シリコーン（株）製）
大豆蛋白加水分解物３．０
精製水適量
【００２１】
実施例３に示すパーマネントウェーブ用剤第１剤と実施例４に示すパーマネントウェーブ用剤第２剤を常法により調製し、実施例１と同様の試験を行ったところ、施術中及び施術後の不快臭低減効果、及び毛髪損傷防止効果に優れ、かつ乾燥後の毛髪の感触も良好であった。
【００２２】
実施例５
（縮毛矯正剤第１剤）重量％
チオグリコール酸アンモニウム（５０％）１４．０
８０％モノエタノールアミン２．５
ヒドロキシエチルセルロース２．０
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム０．５
紅茶抽出物（紅茶抽出液ＬＡ−Ｊ；丸善製薬（株）製）２．０
グリシン２．０
Ｌ−プロリン１．０
アミノ変性シリコ−ン（シリコーンＳＭ８７０２Ｃ）２．０
（東レ・ダウコーニング・シリコーン（株）製）
香料微量
精製水適量
【００２３】
実施例６
（縮毛矯正剤第２剤）重量％
臭素酸ナトリウム１０．０
セタノール８．０
流動パラフィン４．０
ポリオキシエチレンセチルエーテル４．５
紅茶抽出物（紅茶抽出液ＬＡ−Ｊ；丸善製薬（株）製）３．０
Ｌ−グルタミン酸２．０
メチルフェニルポリシロキサン０．５
加水分解コンキオリン液０．５
リン酸（ｐＨ６．０に調整）適量
精製水適量
【００２４】
実施例５に示す縮毛矯正剤第１剤と実施例６に示す縮毛矯正剤第２剤を常法により調製し、実施例１と同様の試験を行ったところ、施術中及び施術後の不快臭低減効果、及び毛髪損傷防止効果に優れ、かつ乾燥後の毛髪の感触も良好なストレートな状態が得られた。
【００２５】
【発明の効果】
本発明によれば、施術中及び施術後の不快臭低減効果、及び毛髪損傷防止効果に優れ、かつ乾燥後の毛髪の平滑性や柔軟性が良好であるパーマネントウェーブ用剤組成物を得ることができる。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a permanent wave agent composition that is excellent in the effect of reducing unpleasant odor during and after treatment, and the effect of preventing hair damage, and has good smoothness and flexibility of hair after drying.
[0002]
[Prior art]
The permanent wave agent reduces or oxidizes the hair, imparts a desired wave to the hair, or corrects straight hair by correcting curly hair and comb hair. However, when the treatment with the chemical reaction as described above is performed, the unpleasant odor of the chemical solution itself, the unpleasant odor caused by the reaction between the hair and the chemical solution during the treatment, and the unpleasant odor remaining on the hair after the treatment, etc. In that respect, it was unsatisfactory for the practitioner and the patient. In addition, since the permanent wave treatment is exposed to severe conditions such as reduction and oxidation for hair, the hair strength and feel decrease, and when it progresses, the cuticle peels off, split ends, cut hair, etc. A phenomenon occurs. In particular, in curly hair correction, an excessive physical force may be applied to curly hair, and the degree may increase. Such damaged hair also has the disadvantage of lacking a unity of hairstyle.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The unpleasant odor associated with permanent wave treatment has been conventionally addressed by masking with a fragrance compounded in the chemical solution and a hair treatment agent with a deodorizing function used after treatment. Was not fully satisfactory. In addition, when performing permanent wave treatment, pretreatment agents intended to prevent damage and treatment agents intended to improve the feel may be used, but both only complicate the permanent wave treatment process. , There was a problem of staying in the primary feeling improvement.
[0004]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a permanent wave agent that is excellent in reducing unpleasant odor during and after treatment, preventing hair damage after treatment, and improving hair feel after drying.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies in view of the above circumstances, the present inventor is excellent in an unpleasant odor reduction effect and a hair damage prevention effect by blending a tea extract and an amino acid into a permanent wave agent, and is smooth and flexible. The present inventors have found that a finish excellent in properties can be obtained, and have completed the present invention.
[0006]
That is, the present invention provides a permanent wave agent composition comprising one or more selected from (A) black tea extract and (B) L-proline, glycine, and L-glutamic acid. To do. Hereinafter, the present invention will be described in detail.
[0007]
The black tea extract of the component (A) used in the present invention is an extract obtained by drying a leaf or stem portion of assamcha, then fermenting and mincing it with water or an organic solvent. The material used is preferably assamcha, but other congeneric varieties and those with different origins can also be used. The solvent used for extraction is selected from water or an organic solvent such as methanol, ethanol, isopropanol, acetone, ethyl ether, ethyl acetate, glycerin, or a plurality thereof. Commercially available products include black tea extract (manufactured by Ogi Pharmaceutical Co., Ltd.), black tea extract LA-J (manufactured by Maruzen Pharmaceutical Co., Ltd.), black tea liquid (manufactured by Ichimaru Falcos Co., Ltd.), black tea extract S, black tea extract powder. (Manufactured by Koei Kogyo Co., Ltd.). The blending amount is usually 0.01 to 10% by weight, preferably 0.05 to 5% by weight. If it is less than 0.01% by weight, a sufficient unpleasant odor reducing effect cannot be obtained, and if it exceeds 10% by weight, the stability of the product is deteriorated.
[0008]
The amino acid of component (B) and its salt used in the present invention include glycine, alanine, valine, leucine, isoleucine, serine, threonine, phenylalanine, tyrosine, tryptophan, cystine, cysteine, methionine, proline, hydroxyproline, asparagine. Examples include acids, asparagine, glutamic acid, glutamine, arginine, histidine, lysine, and salts thereof. Among these, glycine, proline, and glutamic acid are preferable in that they are superior in preventing hair damage. The blending amount is 0.01 to 20% by weight, preferably 0.05 to 10% by weight. When the amount is less than 0.01% by weight, a sufficient effect of preventing hair damage cannot be obtained, and when the amount exceeds 20% by weight, the touch becomes worse.
[0009]
Further, by blending (C) the silicone derivative, it is possible to impart a good feel to the hair. Specific examples of the silicone derivative include dimethylpolysiloxane, methylphenylpolysiloxane, epoxy-modified silicone, amino-modified silicone, alcohol-modified silicone, fluorine-modified silicone, alkyl-modified silicone, cyclic silicone, and polymeric silicone. Among these, dimethylpolysiloxane, amino-modified silicone and polymer silicone are preferable. Silicone emulsions obtained by pre-emulsifying these silicone derivatives with a surfactant and facilitating their incorporation into cosmetics can also be used as appropriate. On the other hand, water-soluble silicone to which a polyoxyethylene group or the like is added is not suitable for the silicone derivative used in the present invention because it has a weak adsorptivity and protection for hair. The compounding quantity of a silicone derivative is 0.01 to 10 weight%, Preferably it is 0.1 to 5 weight%.
[0010]
As the permanent wave agent composition of the present invention, the first and second agents of the permanent wave agent used for the purpose of forming waves and curls on the hair, or the hairs and curly hairs are transformed into a straight state. A first agent and a second agent of a hair straightener are included. In general, the first agent for permanent wave is thioglycolic acid, ammonium thioglycolate, sodium thioglycolate, thioglycolate such as monoethanolamine thioglycolate, cysteine or a derivative thereof, N-acetyl-L-cysteine, Mercaptocarboxylic acids such as homocysteine, thiolactic acid and thiomalic acid, mercapto alcohols such as thioglycerol, mercaptocarboxylic acid esters such as glycerol monothioglycolate and glycerol monothiolactate, mercapto compounds such as cysteamine and cysteine amide, sulfurous acid The main agent is a reducing agent such as sulfites such as ammonium sulfite and sodium sulfite, and hydrogen sulfites such as ammonium hydrogen sulfite and sodium hydrogen sulfite. Noramine, diethanolamine, triethanolamine, isopropanolamine, organic amines such as 2-amino-2-methyl-1-propanol and 2-amino-2-methyl-1,3-propanediol, sodium carbonate, ammonium carbonate, carbonic acid Alkali agents such as ammonium hydrogen and sodium hydroxide and reaction modifiers such as diammonium dithiodiglycolate can be added. The permanent wave agent second agent is mainly composed of a bromate such as potassium bromate and sodium bromate, and an oxidizing agent such as hydrogen peroxide, perborate and sodium percarbonate.
[0011]
Furthermore, in the permanent wave agent composition of the present invention, in addition to the above-mentioned components, other optional components usually used in the cosmetics field can be blended within a range not impeding the effects of the present invention. Examples of such optional components include various surfactants such as higher alcohols, anions, cations, nonions, and amphoteric, cationized polymers such as cationized cellulose derivatives, cationized guar gum, diallyl quaternary ammonium salts / acrylamide copolymers, As polymer compounds such as anionic polymer, amphoteric polymer and nonionic polymer, polyhydric alcohols such as propylene glycol and glycerin, urea, extracts of animals and plants, alcohols, sequestering agents, preservatives, pH adjusters, Examples include acids such as citric acid and lactic acid, alkalis such as ammonia, monoethanolamine, and basic amino acids, fragrances, and dyes. Examples of the dosage form include transparent and milky white liquid, cream, gel, foam, aerosol type and spray type. The permanent agent of the present invention can be used at room temperature or under heating conditions, but is more effective when heated to about 35 to 60 ° C. In addition, in the case of heating, it is preferable to use a heater such as steam or far-infrared rays, a heating instrument such as a dryer or a hair iron, and other instruments utilizing ultrasonic waves or electromagnetic waves.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, although an Example is given and this invention is demonstrated, this invention is not limited to these Examples.
[0013]
【Example】
Examples 1-2 and Comparative Examples 1-4
Permanent wave agents (Examples 1 and 2 and Comparative Examples 1 to 4) having the compositions shown in Table 1 were prepared by conventional methods.
[0014]
[Table 1]

[0015]
A hair bundle (5 g, 15 cm) was prepared, shampooed, and normal permanent treatment was performed using the permanent wave agents of Examples 1-2 and Comparative Examples 1-4. After that, for each hair bundle, 10 panelists gave (1) unpleasant odor during treatment, (2) residual odor after drying, (3) smoothness of hair after drying, (4) after drying Sensory evaluation was performed on the flexibility of the hair. The evaluation criteria are shown below.
<Evaluation criteria>
◎: Satisfied ○: Slightly satisfied △: Slightly dissatisfied ×: Dissatisfied [0016]
Moreover, about each hair bundle, the underwater tension test was done and the change of the breaking stress was measured compared with the untreated hair. The criteria are shown below.
◎: Breaking stress is 95% or more of untreated hair ○: Breaking stress is 90% or more to less than 95% of untreated hair Δ: Breaking stress is 80% or more to less than 90% of untreated hair ×: Breaking stress is untreated The results for less than 80% of the hair are shown in Table 2.
[0017]
[Table 2]

[0018]
From the results of Table 2, it can be seen that the use of the permanent wave agent composition of the present invention reduces unpleasant odor during treatment and after treatment, is excellent in hair damage prevention effect, and has good flexibility. Further, from comparison with Comparative Example 4, it is considered that amino acids have a smaller molecular weight than peptide compounds, so that they easily penetrate into hair and are highly effective.
[0019]
Example 3
(Permanent wave 1st agent) Weight%
L-cysteine 5.0
Ammonium thioglycolate (50%) 1.0
80% monoethanolamine 2.5
Cetanol 2.0
Squalane 1.0
Stearyltrimethylammonium chloride 2.0
Distearyldimethylammonium chloride 1.0
Polyoxyethylene cetyl ether 1.0
Black tea extract (black tea extract LA-J; manufactured by Maruzen Pharmaceutical Co., Ltd.) 2.0
Glycine 3.0
Amino-modified silicone (silicone SM8702C) 2.0
(Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd.)
Fragrance Fine water Purified amount [0020]
Example 4
(Permanent wave agent 2nd agent) Weight%
Sodium bromate 10.0
Octyldodecanol 1.0
Stearyltrimethylammonium chloride 1.0
Polyoxyethylene hydrogenated castor oil 1.0
Cationized cellulose (Leogard G; manufactured by Lion Corporation) 0.5
Black tea extract (black tea extract LA-J; manufactured by Maruzen Pharmaceutical Co., Ltd.) 2.0
Glycine 1.0
L-proline 2.0
Silicone emulsion (Silicone BY22-034) 2.5
(Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd.)
Soy protein hydrolyzate 3.0
Purified water appropriate amount [0021]
The permanent wave agent 1st agent shown in Example 3 and the permanent wave agent 2nd agent shown in Example 4 were prepared by a conventional method, and the same test as in Example 1 was conducted. It was excellent in an unpleasant odor reducing effect and a hair damage preventing effect, and the hair feel after drying was also good.
[0022]
Example 5
(Hair straightener 1st agent) Weight%
Ammonium thioglycolate (50%) 14.0
80% monoethanolamine 2.5
Hydroxyethyl cellulose 2.0
Stearyltrimethylammonium chloride 0.5
Black tea extract (black tea extract LA-J; manufactured by Maruzen Pharmaceutical Co., Ltd.) 2.0
Glycine 2.0
L-proline 1.0
Amino-modified silicone (silicone SM8702C) 2.0
(Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd.)
Fragrance Fine water Purified amount [0023]
Example 6
(Hair straightener 2nd agent) Weight%
Sodium bromate 10.0
Cetanol 8.0
Liquid paraffin 4.0
Polyoxyethylene cetyl ether 4.5
Black tea extract (black tea extract LA-J; manufactured by Maruzen Pharmaceutical Co., Ltd.) 3.0
L-glutamic acid 2.0
Methylphenyl polysiloxane 0.5
Hydrolyzed conchiolin solution 0.5
Phosphoric acid (adjusted to pH 6.0) Appropriate amount Purified water Appropriate amount
A first hair straightening agent shown in Example 5 and a second hair straightening agent shown in Example 6 were prepared by a conventional method, and the same test as in Example 1 was performed. A straight state was obtained that was excellent in an unpleasant odor reducing effect and a hair damage preventing effect, and also had good hair feel after drying.
[0025]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to obtain a permanent wave agent composition excellent in the effect of reducing unpleasant odor during treatment and after treatment, and preventing hair damage, and having good smoothness and flexibility of hair after drying. it can.

Claims

(A) black tea extract and (B) L- proline, glycine, one or permanent waving composition, characterized by containing two or more selected from L- glutamic acid.

Furthermore, (C) Silicone derivative is contained, The agent composition for permanent waves of Claim 1 characterized by the above-mentioned.