JP3925831B2 - Hot water heater - Google Patents
Hot water heater Download PDFInfo
- Publication number
- JP3925831B2 JP3925831B2 JP2000197754A JP2000197754A JP3925831B2 JP 3925831 B2 JP3925831 B2 JP 3925831B2 JP 2000197754 A JP2000197754 A JP 2000197754A JP 2000197754 A JP2000197754 A JP 2000197754A JP 3925831 B2 JP3925831 B2 JP 3925831B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- water supply
- heat medium
- temperature
- respect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 351
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 63
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 10
- 238000003809 water extraction Methods 0.000 claims description 5
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 27
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 17
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 14
- 239000002918 waste heat Substances 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 9
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 8
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- DNIAPMSPPWPWGF-UHFFFAOYSA-N Propylene glycol Chemical compound CC(O)CO DNIAPMSPPWPWGF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 2
- 230000001932 seasonal effect Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- WYTGDNHDOZPMIW-RCBQFDQVSA-N alstonine Natural products C1=CC2=C3C=CC=CC3=NC2=C2N1C[C@H]1[C@H](C)OC=C(C(=O)OC)[C@H]1C2 WYTGDNHDOZPMIW-RCBQFDQVSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- WGCNASOHLSPBMP-UHFFFAOYSA-N hydroxyacetaldehyde Natural products OCC=O WGCNASOHLSPBMP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 230000000474 nursing effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- QQONPFPTGQHPMA-UHFFFAOYSA-N propylene Natural products CC=C QQONPFPTGQHPMA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 125000004805 propylene group Chemical group [H]C([H])([H])C([H])([*:1])C([H])([H])[*:2] 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 1
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 1
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/14—Combined heat and power generation [CHP]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、都市ガス等を燃料とするガスエンジンを用いる熱併給発電(以下、コージェネレーションと略称する。)において、給湯システムの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガスエンジンは、都市ガス、LPG、LNG、溶鉱炉ガス等、気体燃料を用いる往復式内燃機関であり、小型化容易であるためコージェネレーション用として普及しつつある。ガスエンジンを発電の動力源として使用するコージェネレーションシステム(図8参照)において、ガスエンジンが排出する高温の排ガスから廃熱を回収すると共に高温のエンジン本体を冷却することで熱回収し、給湯用或は暖房や吸収式冷温水機の熱源用に利用している。燃料ガスから電気に転換されるエネルギーは高々24%程度であるのに対し、熱交換器により回収し得るエネルギーは58%を占めるので、回収エネルギーの有効利用が重要である。
【0003】
前記図8のコージェネレーションシステムの要部を図9に示した。図9は、従来の一般的な給湯システムをコージェネレーションユニットに接続したものである。回収された廃熱は、温水と云う形で蓄熱され、即ち貯湯タンクに一旦貯えられた後、風呂や空調設備などユーザーの需要に応じて給湯される。発電された電力の需要と、ホテル、病院、福祉養護施設、ファミリーレストラン、浴場、スポーツ施設などで様々な温度、開栓頻度、流量で給湯される温水の需要は、通常、時間的に夫々独立に変動するので、エネルギーを有効利用するため、両者の変動を調整できる給湯設備が必要である。
【0004】
従来のコージェネレーションにおける一般的な簡易給湯設備を例示する図5に沿って、従来技術の問題点を説明する。コージェネレーションユニット内に搭載されたガスエンジン2へ燃料ガスと燃焼用空気を供給し、発生する動力により発電機1を駆動して発電し、電力供給を行う。ガスエンジン2で発生した排ガス(例えば、温度450℃−500℃)が保有する廃熱は、排ガス熱交換器31においてクーラント(沸騰し難い液体であり、例えば、濃度約50wt%のエチレングリコールあるいはプロピレングリコール水溶液等、以下ユニット内熱媒体と略称)に吸収され、ユニット内熱媒体が例えば70℃前後に昇温する。更にユニット内熱媒体は、エンジン本体を冷却して熱を受け取ることで例えば80℃前後に加熱される。このユニット内熱媒体は、熱媒熱交換器4において給湯システムを加熱するための熱媒体(例えばエチレングリコール水溶液、プロピレングリコール水溶液等、または凍結のおそれが無い場合は水でも良い。以下、単に熱媒体と略称)と熱交換する。熱交換を済ませて例えば65℃程度に温度低下したユニット内熱媒体は、内部循環ポンプ51(図5には図示せず、前記図9参照)により再び排ガス熱交換器31へ還流し、廃熱を吸収する。
【0005】
一方、熱媒熱交換器4において加熱された熱媒は、熱媒循環ポンプ52により貯湯タンク7内にある熱交換器6へ送られ、貯湯タンク内の水、又は温度低下した温水に熱を与える。通常、貯湯タンク7は水道水の圧力により湯を押し出す形式の密閉型であり、熱媒体を熱源とし、内圧として20mH2O(ゲージ圧力2kg/cm2)以下の水頭圧がかかる貯湯湯沸器の一種である。
【0006】
図5において、貯湯タンク7の湯温が設定値に達すると、熱交換器6において熱交換し難くなり、熱媒体の温度が次第に上昇する。熱媒体温度が上昇し、熱媒熱交換器4において熱を受け取り難くなると、ユニット内熱媒体は熱媒熱交換器4において熱を渡し難くなり、出口での温度が高くなる。或る一定の温度を超えると、前記図9に示すように、ユニット内熱媒体流路の切替機能を持つワックス弁10が作動する。流路を切り替えられたユニット内熱媒体はラジエター32へ流れ、高温のユニット内熱媒体が空気冷却により大気中に放熱することで温度が低下し、温度低下したユニット内熱媒体は内部循環ポンプ51(前記図9参照)により再び排ガス熱交換器31へ還流する。
【0007】
図10にワックス弁の構造と機能を模式的に示した。ワックス弁は方向制御弁の一種であり、弁軸をシリンダーに納め、シリンダー内に或る温度で熱膨張率の大きく変化する固体(ワックスと略称)を充填してある。弁内を流通する流体が或る一定の温度以上に高くなると、ワックスの体積が急激に熱膨張し、弁軸をシリンダーから押出し、図10の右側に示したように下弁が弁座から離れることにより開弁し、同時に上弁が内部循環ポンプ51へ直接通じる流路を閉じる。これにより、本発明では高温のユニット内熱媒体がラジエター32へ流れ、空気冷却された後に内部循環ポンプ51に到達し、再び循環する。
【0008】
貯湯タンク7内の温水が熱損失により設定値を下回る温度になると、熱媒体の温度も次第に低下する結果、ユニット内熱媒体の温度が例えば60℃程度に低下する。温度低下によりワックスの体積が収縮すると、図10の左側に示したように弁軸がシリンダー内へ引き込まれ、自重とスプリングの作用により下弁を弁座に押し付けることで閉弁し、内部循環ポンプ51への流路を閉じていた上弁が同時に開く。これにより、本発明では低温のユニット内熱媒体が直接に内部循環ポンプ51へ吸い込まれ、再び排ガス熱交換器31へ還流し、廃熱を吸収して例えば80℃前後に昇温する。
【0009】
なお、前記図9の給湯システムには、従来技術の給湯システムの別例として、バックアップ用湯沸器を併用した事例を示した。コージェネレーションユニットで発生した廃熱により熱媒熱交換器4で熱媒体を加熱し、この熱媒体により貯湯タンク7の水を加熱し、得られた温水を貯湯タンク7に一旦貯める。温水の温度調節は、給水と貯湯タンク7の温水との混合、又は貯湯タンク7の温水を更にガス瞬間湯沸器等で加熱する等により行う。
【0010】
コージェネレーションにおいて、自家用電力消費量を超える電力は電力供給会社に売電することになる。売電価格は自家発電コストを下回るため、自家用電力消費量が発電能力下限値より低下した場合は、発電機の運転を停止する。このような電力自給を優先するため、従来、小規模以上の業務用にコージェネレーションを利用した場合、図5に示すように、給湯設備は給湯需要の時間的変動に対処できる大容量の貯湯タンク7を必要とした。しかし、大容量タンクの使用は、設置スペースの制約、製作場所から据付け現場への運搬性、容量がオーダーメイドであることによる設計・製作費の硬直性など、製作面での難点がある。また、熱媒循環ポンプ52や熱交換器6もオーダーメイドの設計・製作が必要となる。
【0011】
これに対して、大容量タンクを複数の小容量タンクで置き換える提案、また置き換えた複数の小容量タンクを直列に連結して使用する提案がなされた。例えば特開平3−129245号公報には、大容量の電気温水器を複数の小容量電気温水器に置き換え、直列に接続して使用する技術が開示されている。然し、加熱は安定した商用電力を用いる電気ヒータを熱源とするものであり、変動する発電需要から発生する廃熱を熱源とするコージェネレーションにあっては、単に電気ヒータを熱交換器に変更するのみでは適用できない。
【0012】
給湯設備の運転面においても、給湯需要が大きく且つ温水流量として安定である場合は、電力需要の全量をコージェネレーションにより供給するように発電機の能力を選定し、優先的に電力需要に対応する発電を行い、廃熱の全量を回収して大容量タンクに貯えても、温水を使い切ることができる。一事例として、自家発電機の標準仕様が9.8kwの場合、電力需要が発電能力を上回る時間帯において自家発電を主眼とし、発電機をフル運転する。不足分のみが買電となり、且つ廃熱が全て温水として有効利用されるから、最良の経済効果を生じる。
【0013】
然し、電力需要と均衡する程の給湯需要が無い場合、前記標準仕様の自家発電機を設置し、電力自給を主眼とする運転を行うと、廃熱回収しても使い切れない状況となるのは致し方の無いことである。但し経済的観点から、電力需要が発電能力下限値を上回る時間帯において給湯需要への対処を主眼として給湯需要に見合う発電を行い、不足分は買電することも考えられる。この場合、最大給湯時に合わせた大容量タンクでは、タンク上部に給湯に有効な最小湯量を確保するための沸き上げ時間が必然的に長くなり、また、不要な温水の保温のために廃熱回収を行うことになり、エネルギーが有効利用できない。
【0014】
更に、給湯需要の変動が大きく、電力需要に相応しない場合においても、電力需要が発電能力下限値を上回る時間帯において給湯需要への対応を主眼とし、給湯需要に見合う発電を行い、不足分を買電すると云う運転が経済的である。この場合、給湯需要の変動に柔軟に対処できる給湯設備が必要となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、コージェネレーションにおいて、発電規模の大小に係らず、また給湯需要と発電需要の何れを優先して運転するかに係らず、給湯需要の大きな変動に柔軟に対応でき、回収した廃熱を有効利用できる包括的給湯システム、及びこのような機能を持つ給湯設備の提供を課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
先ず、標準直径の小容量貯湯タンクを基本モジュールとして用い、所要貯湯容量に対応する複数の貯湯タンクを以てタンク群を構成する。次いで、複数の貯湯タンクが共同で所要給湯モードに適合するように、配管、流れ方向切換のための操作弁、必要により弁操作のための制御器を用いてタンク群を直列、並列、又は随時に相互転換できるように連結し、所望配列で運転することにより、上記課題が達成される。
【0017】
即ち、第一の本発明は、コージェネレーションの給湯設備において、熱交換器を内蔵する複数基の貯湯タンクを配管、操作弁、及び必要により制御器を用いて温水取り出し方向に関して直列であり且つ熱媒体の流れ方向に関して向流である直列に、又は熱媒体の流れ方向に関して直列であり且つ給水及び温水取り出し方向に関して並列に、又は随時相互の配列に転換できるように連結し、直列又は並列において運転することを特徴とする給湯方法の発明である。また第二の本発明は、コージェネレーションの給湯設備において、熱交換器を内蔵する貯湯タンク群を前記連結手段により前記連結の配列に構成してなることを特徴とする給湯設備の発明である。
【0018】
前記配列の転換は、複数操作弁の開閉を組合せることでも良いが、三方弁を使用し手動又は自動制御により操作して配列転換を行うと、設備が簡潔となり、操作も簡便になり、好ましい。
【0019】
貯湯タンク群を直列に連結して設置することの作用は、熱媒体の流れ方向と温水取り出し方向とがマクロ的観点から向流となるように配置することにより、複数基のタンクが順次沸き上がることである。その結果、基本的に何ら温度制御を行わずに、熱媒体の温度に近い高温水の取り出しが常時可能となる。また、温水取り出し口に近いタンクから順次高温水が満杯になるので、かなりの程度の給湯需要急増にも対応できる。
【0020】
貯湯タンク群を給水及び温水取り出し方向に関して並列に連結して設置することの作用は、次の通りである。即ち、或る運転時間の経過後には、一斉に全タンクに概ね同温度の温水が満杯となるので、各タンクの取り出し口を合流させることにより、短期間に大流量の給湯が必要となるような給湯需要に対応できる。さらに、直列と並列の互換性を備えることの作用は、給湯モードが季節単位、曜日単位、昼夜単位等で或る程度周期的に変動する場合、手動又は制御器の指令による自動切換により、必要性に応じた給湯に対処できることである。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明に係る給湯設備を例示した図1に沿い、発明の実施形態を説明する。図1は、本発明に係るコージェネレーションにおける給湯設備の一実施例を示す系統図である。発電機1、ガスエンジン2、排ガス熱交換器31、ラジエター4、内部循環ポンプ51(図示せず)を要部として構成された公知のコージェネレーションユニットにおいて、電力需要が自家発電能力下限値を上回る時間帯になるとタイマーの設定によりガスエンジン2が起動し、発電機1が発電を開始する。次いで、給湯システム制御ユニット8がガスエンジン2に付けた回転検知子(図示せず)からの検知信号を受けて、熱媒循環ポンプ52を起動する。熱媒体は、循環ポンプ52から各貯湯タンク71、72、73の各熱交換器61、62、63をこの順に直列で通過する際に貯湯タンク内の水と熱交換して温度降下し、次いで熱媒熱交換器4を通過しつつユニット内熱媒体と熱交換して温度上昇し、再び循環ポンプ52により各タンクの熱交換器へ循環される。
【0022】
各貯湯タンクは、配管及び三方弁V2、V4により水道栓などの給水源に並列に接続され、また配管及び三方弁V1、V3により給湯弁9に並列に接続されている。更に、配管及び三方弁V1、V3を介して各貯湯タンクが直列に連結されている。三方弁は手動でも良いが、給湯システム制御ユニット8からの指令により夫々角度90度の自動回転を行う公知の型式の電磁弁が使用できる。これを使用すると、操作ミスを容易に防止できるので好ましい。
【0023】
図2に、水道栓等から冷水が3基の各貯湯タンクに並列に給水され、温水が給湯弁9を通して各貯湯タンクから並列に取り出される実施例について、各三方弁の通液方向を図示した。この場合、給湯弁9を含む合流部分を充分太く製作しておくことにより、温水にあまり圧力損失を生じることなく、短期間に大流量の給湯を行うことができる。
【0024】
また図3に、冷水が直列に連結した3基の貯湯タンク列の一端(以下、給水端タンクと略称)73に給水され、中間に位置する貯湯タンク(以下、中間タンクと略称)72を通り、温水が直列に連結した3基の貯湯タンク列の他端(以下、給湯端タンクと略称)71から取り出される実施例について、各三方弁の通液方向を示した。
【0025】
給湯需要が各貯湯タンクを給水及び温水取り出しの方向に関して図2に示したように並列に常時連結使用するのが好ましい場合、マクロ的観点から見ると、熱媒体の流れ方向と水の流れ方向は十字流である。別の実施例として、このような場合、貯湯タンクの基数或は給水源の水温によっては、給水端タンクに向かって各熱交換器の伝熱面積を順次増加(図示せず)して製作する。数式1において、
(数式1) Q=UAdT
Q:伝熱速度(kcal/hr)
U:総括熱伝達係数(kcal/hr/m2/℃)
A:伝熱面積(m2)
dT:熱交換器入口・出口における熱媒体温度差(℃)
Uは各タンクにおいて概ね等しいとみられ、タンク配列は常に熱媒体の流れ方向に関して直列連結であり、dTは並列の場合に給水端タンクに向かって減少するから、Aを給水端タンクに向かって増加させると、AdTがあまり減少しないように調整することができる。つまり、各貯湯タンク間の湯温の偏差が減少するので、迅速且つ大量の給湯を行う場合に好ましい。特に、熱交換器の構造が蛇管式等簡易な形式の場合は、製作コスト上容易に実施できる。
【0026】
図6に本発明に係る給湯システム制御ユニット8の機能を説明する制御ブロック図を示した。制御ユニット8は、熱媒循環ポンプ52の作動を介して湯の沸き上げを制御するためのポンプ制御部83、給湯温度と給湯需要に応じた給湯モードを制御する給湯制御部82、各貯湯タンク温度の表示並びに給湯モードや給湯温度等の設定又は変更に係る入力、及びユーザーからの給湯開始停止の遠隔制御指令を給湯制御部82への伝達を行うための操作部81を備えている。
【0027】
操作部81は、各貯湯タンクの温度センサからの信号により各温水温度を表示する各タンク温度表示部814、直列連結の場合の給湯端タンク及び直列連結の場合に予備的に沸き上げしておく中間タンクの温度設定、また、並列連結の場合の給水端タンクの温度設定を入力し設定値を表示する給湯温度設定部813、タンク連結を直列又は並列にする指令を入力し設定を表示するタンク列変更入力部812、(イ)ユーザーからの給湯開始又は停止の遠隔制御指令を給湯制御部82に伝達する機能、また、(ロ)給湯指示を直接入力する機能を持つ給湯指示部811を備えている。なお、図9の給湯システムに例示したように、給湯弁9の下流にバックアップ的な意味合いで瞬間湯沸器或は貯蔵給湯器を設置する場合がある。この場合には、給湯指示部811に(ハ)ユーザーからの遠隔制御指令を伝達するか否かの選択を入力する第三の機能を備える。
【0028】
給湯制御部82とポンプ制御部83は互いに独立の動作を行う。即ちコージェネレーションユニットが稼働中は、給湯中であるか否かに係らず、貯湯タンクの湯を加熱する必要があればポンプ制御部83が熱媒循環ポンプ52を作動させて加熱を行う。また、選択された貯湯タンクの湯温が設定温度に到達すれば、給湯中であっても、ポンプ制御部83が循環ポンプ52を停止する。同様に、選択された貯湯タンクの湯温が設定温度に到達していれば、循環ポンプ52が停止していても、給湯弁9が閉止解除され、給湯指示部811へ給湯の指示を入力するか又はユーザーからの遠隔指令により給湯が行われる。
【0029】
給湯制御部82は、タンク列変更入力部812からの指令を受けてタンク列を直列又は並列に連結するように各三方弁に指令する三方弁制御部826、給湯弁制御部825、及びセンサ選択部827を備えている。三方弁制御部826は上記タンク列変更入力部812からの連結指令により、予め回転方向を設定した各電磁三方弁V1、V2、V3、V4を90度回転又は復帰させることで、各貯湯タンクを指令された配列に連結する。
【0030】
センサ選択部827は、タンク列変更入力部812からの連結指令により、温度制御の対象とする貯湯タンクに関し、直列連結の場合は給湯端タンク(温度センサT1)を選択し、又は並列の場合は給水端タンク(温度センサT3)を選択すると共に、給湯温度設定部813からの信号による設定温度Tmと選択された上記センサ温度(Ta又はTb)とを比較し、比較結果に係る信号を給湯弁制御部825に送る。一方、給湯指示部811は、前記(ハ)遠隔制御を伝達する選択が入力されている限り、沸き上げ前の低温の温水がユーザーに供給されることを防止するため、給湯弁9の常時閉止を給湯弁制御部825に指令している。給湯弁制御部825は、センサ選択部827からセンサ温度が設定温度以上であるとの信号を受けると、給湯弁閉止を解除するべきと判断し、給湯指示部811からの閉止指令を解除する。これによって、ユーザーからの遠隔制御指令により給湯弁9を開くことが可能となる。
【0031】
給湯弁制御部825は、センサ温度が設定温度より低いとの信号を温度センサ選択部827から受けた場合は、給湯指示部811からの閉止指令を解除せず、選択された貯湯タンクの湯温が設定温度に達するまで、ユーザー側が給湯遠隔指令を発しても、または手動で給湯栓を開いても湯が出ない。なお、図9の給湯システムのようにバックアップの湯沸器が設置されている場合、給湯指示部811において前記(ハ)遠隔制御を伝達しない選択を入力すると、給湯指示部811は給湯弁9の強制開弁を給湯弁制御部825に指令する。この場合、温度センサ選択部827からの信号に依らず給湯弁9が常時開弁となり、バックアップ湯沸器を開栓又は閉栓することで直接給湯が開始又は停止される。但し、当然のことながら給湯指示部811では(ロ)給湯指示を手動で直接入力する機能が作動することになるから、手動でも給湯開始を入力しておく必要がある。本発明においては、温度センサとして、サーミスタ温度計など通常用いられるものを使用することができる。
【0032】
ポンプ制御部83には、ガスエンジン並びに発電機の稼働を検知したガスエンジン回転検知子831からの信号によりポンプ52を作動させる機能を持つポンプ作動制御部834と、操作部81及び給湯制御部82からの信号を受けて加熱の要不要を判断してポンプ作動を指令する加熱制御部838を備えている。加熱制御部838は、給湯温度設定部813からの設定温度の信号と、温度センサ選択部827が制御対象として選択した貯湯タンクの温度センサ(T1又はT3)の温度(Ta又はTb)の信号と前記設定温度との比較結果に係る信号と、貯湯タンクが直列の場合に中間に位置する中間タンクの温度センサT2の温度Tc(もし、中間タンクの基数が複数の場合は、さらにセンサT4、T5、T6・・、湯温Tc4、Tc5、Tc6・・・)の信号を受け、次の通り判断し、ポンプ作動制御部834に指令する。
【0033】
即ち貯湯タンクの連結が直列の場合は給湯端タンク(温度センサT1)のセンサ温度Taが給湯設定温度Tmより低い場合並びに何れかの中間タンクの温度センサ(例えばT2)の温度(例えばTc)が設定温度より低い場合、又は連結が並列の場合は給水端タンク(温度センサT3)の温度Tbが設定温度より低い場合、加熱必要と判断し、ポンプ作動信号をポンプ作動制御部834に送る。上記以外の場合は、加熱制御部838が貯湯タンクの加熱不要と判断し、ポンプ停止指令をポンプ作動制御部834に送り、熱媒循環ポンプ52が停止する。
【0034】
熱媒循環ポンプ52の作動により熱媒体が循環し、貯湯タンクの湯の加熱が不要になると、熱媒体の温度が上昇して熱媒熱交換器4における熱交換が行われ難くなるため、ユニット内熱媒体の温度も上昇してワックス弁10が作動し、図10に示したように高温のユニット内熱媒体はラジエター32に流れる。この場合にラジエター流動検知子832が流れを検知し、検知信号によりポンプ作動制御部834が運転停止又は給湯需要によっては低負荷運転を熱媒循環ポンプ52に指令する。ラジエター4使用中の熱媒循環ポンプ52停止と云う制御は、必ずしも必要ではないが、これを採用することにより、同ポンプが消費する補機電源電力を節約できる。この時、コージェネレーションユニットは給湯システムと切り離され、電力供給を主眼として自立稼働する。
【0035】
図7は、本発明に係る給湯システム制御ユニット8の動作を説明するための制御フロー図である。ステップ1において、コージェネレーション全体のメインスイッチをオンにすると制御ユニット8が作動するので、操作部81の給湯温度設定部813に所望の給湯設定温度Tmを、タンク列変更入力部812に所望のタンク配列を設定する。ステップ2において、制御ユニット8に内蔵するアナログマルチプレクサ、A−D変換器、入力回路等の通常用いられる手段により給湯端タンク温度(Ta)、給水端タンク温度(Tb)、中間タンク温度(Tc)、給湯設定温度(Tm)のデータをマイクロプロセッサ(以下、CPUと記す。)に読み込む。
【0036】
ステップ3で、CPUによりタンク配列の設定が直列か並列か比較され、直列でなければステップ4に移り、CPUにより給水端タンク温度と給湯設定温度とが比較され、Tb≧Tmでなければ、ステップ5でポンプ作動制御部834に指令して循環ポンプ52を起動し、熱媒体の循環により全貯湯タンクの加熱を開始する。そして、再びステップ2へ戻り上昇した湯温を読み、ステップ4においてTb≧Tmであった場合、並列に連結された全貯湯タンクが沸き上げられたと見做し、ステップ9に移り、CPUから給湯弁閉止解除指令が出力回路を介して給湯弁制御部825に伝達される。ステップ10でこの指令により、給湯弁制御部825に内蔵するトランジスタ、電磁リレー等通常用いられる手段を作動させて給湯指示部811からの指令を受ける回路を接続し、指令があれば何時でも給湯弁9を開ける状態になり、沸き上げ完了となる。なお、前記したように給湯指示部811においてユーザーからの遠隔制御を伝達しない選択を入力した場合は、ステップ9でCPUからの解除指令なしに給湯弁9は常時開弁となり、沸き上げとは独立にバックアップ湯沸器の湯栓により出湯できる。
【0037】
また、ステップ3でタンク配列が直列であった場合、ステップ6に移り、前記給湯温度設定部813からの信号を読み込んだCPUにより、給湯端タンク温度が制御対象として選択されているか判断され、選択されている場合はステップ7に移り、給湯端タンク温度と給湯設定温度とが比較され、Ta≧Tmでなければステップ5に移り、CPUからポンプ作動制御部834に指令して循環ポンプ52を起動し、熱媒体の循環により全貯湯タンクの加熱を開始する。そして、再びステップ2へ戻り上昇した湯温を読み、ステップ7においてTa≧Tmであった場合、直列に連結された貯湯タンクのうち少なくとも給湯端タンクが沸き上げられたと判断でき、ステップ9に移りCPUにより給湯弁閉止解除指令が給湯弁制御部825に伝達される。ステップ10でこの指令により、給湯弁制御部825に内蔵する電磁リレー等を作動させて給湯指示部811からの指令を受ける回路を接続し、指令があれば何時でも給湯弁9を開け得る状態になり、沸き上げ完了となる。なお、上記同様、給湯指示部811においてユーザーからの遠隔制御を伝達しない選択を入力した場合は、ステップ9でCPUからの解除指令なしに給湯弁9は常時開弁となり、沸き上げとは独立にバックアップ湯沸器の湯栓により出湯できる。
【0038】
また、ステップ6でCPUにより給湯端タンク温度が制御対象として選択されていないと判断された場合、ステップ8に移り、前記給湯温度設定部813からの信号を読み込んだCPUにより中間タンク温度と給湯設定温度とが比較され、Tc≧Tmでなければステップ5に移り、CPUからポンプ作動制御部834に指令して循環ポンプ52を起動し、熱媒体の循環により全貯湯タンクの加熱を開始する。そして、再びステップ2へ戻り上昇した湯温を読み、ステップ8においてTc≧Tmであった場合、直列に連結された貯湯タンクのうち給湯端タンクから中間タンクまでが沸き上げられたとCPUが判断し、ステップ9に移りCPUにより給湯弁閉止解除指令が給湯弁制御部825に伝達される。ステップ10でこの指令により、給湯弁制御部825に内蔵する電磁リレー等を作動させて給湯指示部811からの指令を受ける回路を接続し、指令があれば何時でも給湯弁9を開け得る状態になり、沸き上げ完了となる。なお、前記同様、給湯指示部811においてユーザーからの遠隔制御を伝達しない選択を入力した場合は、ステップ9でCPUからの解除指令なしに給湯弁9は常時開弁となり、沸き上げとは独立にバックアップ湯沸器の湯栓により出湯できる。
【0039】
本発明を適用するに当り、給湯需要が一時に大量の温水は必要としないが比較的長時間に亙り給湯を必要とする場合がある。このような場合、図4に例示したように、冷水が直列に連結した複数基の貯湯タンク列の給水端タンク73に給水され、温水が直列に連結した複数基の貯湯タンク列の給湯端タンク71から取り出されるように、三方弁を使用せずに通常の操作弁のみでタンクを恒常的に連結しても良い。各タンクの温度は温度表示部814に表示するのみに止どめ、温度制御器は設けず、ガスエンジン回転検知子831からの信号でポンプ作動制御部834を作動させる。このような簡易化給湯設備であっても、コージェネレーションユニットに内蔵する前記ワックス弁10の作用により給湯温度が概ね一定に維持できる。然も、給湯端タンクから順次沸き上げられるので、極めて短い待ち時間で給湯が開始できる。
【0040】
なお、上記直列連結の場合において、給湯需要の季節変動などによる不需要期間での運転方法として、給湯端タンクのサーミスタT1のみが給湯設定温度に到達したとき、加熱制御部838が指令して循環ポンプ52を停止するように制御することができる。この間、ユニット内熱媒体は内部循環ポンプ51とワックス弁10の作動によりラジエター32から放熱し、コージェネレーションユニットは自立している。このような制御により、給湯端タンクのみに所定温度の温水を貯えておくことができ、且つ熱媒循環ポンプ52の消費電力を節約できる。
【0041】
更に、本発明を適用するに当り、給湯需要が一時に大量の温水を必要とするが長時間に亙る需要はない場合がある。このような場合、図2に例示したように、冷水を並列に連結した複数基の各貯湯タンクに給水し、同時に温水を各貯湯タンクから並列に取り出して給湯弁9に集合するように、三方弁を使用せずに通常の操作弁のみで各タンクを恒常的に並列に連結しても良い。各タンクの温度は温度表示部814に表示するのみに止どめ、温度制御器は設けず、ガスエンジン回転検知子831からの信号でポンプ作動制御部834を作動させる。このような簡易化給湯設備であっても、前記内部循環ポンプ51及びワックス弁10の作動により給湯温度を概ね一定に維持できる。特に、前記したように蛇管式熱交換器等簡易な構造の熱交換器を使用し、給水端タンクに向かって各熱交換器の伝熱面積を順次増加して製作すると、各貯湯タンク間の湯温の偏差が減少し、迅速且つ大量の給湯を容易に行うことができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明に係る給湯システムは、自家発電を行う場合において給湯需要が有る限り、電力需要と給湯需要がどのように独立に変動しても、タンク配列の選択とその後の変動に応じた相互転換、及び給湯システム制御ユニットの機能により、柔軟に給湯需要に対応することができる。
【0043】
本発明に係る給湯設備は、例えば家庭用等に利用されている小容量貯湯タンクを基本モジュールとして採用し、個別の給湯需要に合わせた基数の貯湯タンクを設置して制御することにより、市場規模の小さい従来のオーダーメイド型大容量タンクを使用する場合に比較し、数十%のコストダウンが可能である。また、運搬性、設置レイアウトの自由度が著しく向上するため、立地条件の良くない場所においても設置工事が容易になり、工事費が低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコージェネレーションにおける給湯設備の一実施例を示す系統図である。
【図2】本発明に係る給湯設備の別の実施例を示す系統図である。
【図3】本発明に係る給湯設備の更に別の実施例を示す系統図である。
【図4】本発明に係る簡易給湯設備の実施例を示す系統図である。
【図5】従来のコージェネレーションにおける給湯システムを例示する系統図である。
【図6】本発明に係る給湯システム制御ユニットの機能を説明する制御ブロック図である。
【図7】本発明に係る給湯システム制御ユニットの動作を説明する制御フロー図である。
【図8】コージェネレーションの概念を示す説明図である。
【図9】従来のコージェネレーションにおける給湯システムの一例、及びコージェネレーションユニットの構成を例示する系統図である。
【図10】ワックス弁の機能を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 発電機、 2 ガスエンジン
31 排ガス熱交換器、 32 ラジエター
4 熱媒熱交換器
51 内部循環ポンプ、 52 熱媒循環ポンプ
6、61、62、63 熱交換器
7、71、72、73 貯湯タンク
8 給湯システム制御ユニット
81 操作部
811 給湯指示部、 812 タンク列変更入力部
813 給湯温度設定部、 814 各タンク温度表示部
82 給湯制御部
825 給湯弁制御部、 826 三方弁制御部、 827 センサ選択部
83 ポンプ制御部
834 ポンプ作動制御部、 838 加熱制御部
831 ガスエンジン回転検知子、 832 ラジエター流動検知子
9 給湯弁、 10 ワックス弁
T1、T2、T3 温度センサ
Ta、Tb、Tc タンク内温水の温度
Tm 給湯設定温度
V1、V2、V3、V4 電磁三方弁[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of a hot water supply system in a cogeneration power generation (hereinafter abbreviated as cogeneration) using a gas engine using city gas or the like as fuel.
[0002]
[Prior art]
A gas engine is a reciprocating internal combustion engine that uses gaseous fuel such as city gas, LPG, LNG, blast furnace gas, and the like, and since it is easy to downsize, it is becoming popular for cogeneration. In a cogeneration system that uses a gas engine as a power source for power generation (see Fig. 8), waste heat is recovered from the high-temperature exhaust gas discharged from the gas engine, and heat is recovered by cooling the high-temperature engine body for hot water supply. Or it is used as a heat source for heating and absorption chiller / heaters. The energy that is converted from fuel gas to electricity is about 24% at most, whereas the energy that can be recovered by the heat exchanger accounts for 58%. Therefore, effective use of the recovered energy is important.
[0003]
The main part of the cogeneration system of FIG. 8 is shown in FIG. FIG. 9 shows a conventional general hot water supply system connected to a cogeneration unit. The recovered waste heat is stored in the form of hot water, that is, once stored in a hot water storage tank, hot water is supplied according to the user's demand such as a bath or air conditioning equipment. The demand for generated power and the demand for hot water supplied at various temperatures, opening frequencies, and flow rates in hotels, hospitals, welfare and nursing homes, family restaurants, baths, sports facilities, etc. are usually independent in time. Therefore, in order to make effective use of energy, a hot water supply facility capable of adjusting both fluctuations is necessary.
[0004]
The problems of the prior art will be described with reference to FIG. 5 illustrating a typical simple hot water supply facility in conventional cogeneration. Fuel gas and combustion air are supplied to the
[0005]
On the other hand, the heat medium heated in the heat
[0006]
In FIG. 5, when the hot water temperature of the hot
[0007]
FIG. 10 schematically shows the structure and function of the wax valve. A wax valve is a kind of directional control valve, in which a valve shaft is placed in a cylinder, and a solid (abbreviated as wax) whose thermal expansion coefficient changes greatly at a certain temperature is filled in the cylinder. When the fluid flowing through the valve becomes higher than a certain temperature, the volume of wax rapidly expands, the valve shaft is pushed out of the cylinder, and the lower valve moves away from the valve seat as shown on the right side of FIG. Thus, the valve is opened, and at the same time, the flow path through which the upper valve directly communicates with the
[0008]
When the hot water in the hot
[0009]
9 shows an example in which a backup water heater is used in combination as another example of the prior art hot water system. The heat medium is heated by the heat
[0010]
In cogeneration, electric power that exceeds private power consumption is sold to a power supply company. Since the power selling price is lower than the private power generation cost, the operation of the generator is stopped when the private power consumption falls below the lower limit of the power generation capacity. In order to give priority to such power self-sufficiency, conventionally, when cogeneration is used for small-scale or larger businesses, as shown in FIG. 5, the hot water supply facility is a large-capacity hot water storage tank that can cope with temporal fluctuations in hot water supply demand. 7 was required. However, the use of large-capacity tanks has problems in production, such as restrictions on installation space, transportability from the production site to the installation site, and rigidity in design and production costs due to custom-made capacity. Further, the heat
[0011]
On the other hand, proposals have been made to replace a large-capacity tank with a plurality of small-capacity tanks, and to connect a plurality of replaced small-capacity tanks in series. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 3-129245 discloses a technique in which a large-capacity electric water heater is replaced with a plurality of small-capacity electric water heaters and connected in series. However, heating uses an electric heater that uses stable commercial power as a heat source, and in cogeneration that uses waste heat generated from fluctuating power generation demand as a heat source, simply change the electric heater to a heat exchanger. It cannot be applied alone.
[0012]
When the hot water supply demand is large and the hot water flow rate is stable, the generator capacity is selected so that the entire amount of power demand is supplied by cogeneration, and the power demand is preferentially met. Even if the power is generated and the entire amount of waste heat is collected and stored in a large-capacity tank, the hot water can be used up. As an example, when the standard specification of the private generator is 9.8 kW, the generator is fully operated in the time zone when the power demand exceeds the power generation capacity. Only the shortage is purchased, and all the waste heat is effectively used as hot water, resulting in the best economic effect.
[0013]
However, if there is no demand for hot water supply that is in balance with the demand for electricity, installing the standard specification private generator and operating mainly for electricity self-sufficiency will result in a situation where it cannot be used even if waste heat is recovered. There is no way to do it. However, from an economic point of view, it is conceivable to generate electricity that meets the demand for hot water supply in the time zone when the power demand exceeds the power generation capacity lower limit, and to purchase power for the shortage. In this case, in a large-capacity tank adjusted to the maximum hot water supply time, the boiling time for securing the minimum amount of hot water effective for hot water supply is inevitably increased at the top of the tank, and waste heat recovery is performed to keep unnecessary hot water warm. The energy cannot be used effectively.
[0014]
Furthermore, even when the fluctuation of hot water supply demand is large and it does not correspond to the power demand, the power generation that meets the hot water supply demand is performed mainly during the time when the power demand exceeds the power generation capacity lower limit, and the shortage is reduced. Driving to buy electricity is economical. In this case, a hot water supply facility that can flexibly cope with fluctuations in hot water supply demand is required.
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention is capable of flexibly responding to large fluctuations in hot water demand regardless of whether the scale of power generation is large or small, and which operation is given priority to hot water demand or power generation demand. It is an object to provide a comprehensive hot water supply system that can effectively use the hot water supply and hot water supply equipment having such a function.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
First, a small-capacity hot water storage tank having a standard diameter is used as a basic module, and a tank group is configured with a plurality of hot water storage tanks corresponding to the required hot water storage capacity. Next, tanks are connected in series, in parallel, or at any time using piping, operation valves for switching the flow direction, and, if necessary, a controller for valve operation, so that multiple hot water storage tanks meet the required hot water supply mode. The above-mentioned problems can be achieved by connecting them so that they can be interconverted and operating in the desired arrangement.
[0017]
That is, the first aspect of the present invention is a cogeneration hot water supply system in which a plurality of hot water storage tanks incorporating heat exchangers are connected in series with respect to the hot water extraction direction using piping, operation valves, and, if necessary, a controller. Connected in series that is countercurrent with respect to the flow direction of the medium, or in series with respect to the flow direction of the heat medium and in parallel with respect to the feed water and hot water withdrawal directions, or can be converted to each other at any time and operated in series or parallel It is invention of the hot-water supply method characterized by doing. According to a second aspect of the present invention, in the hot water supply facility for cogeneration, the hot water storage tank group having a built-in heat exchanger is configured in the connection arrangement by the connecting means.
[0018]
The change of the arrangement may be a combination of opening and closing of a plurality of operation valves. However, when the arrangement is changed by manual or automatic control using a three-way valve, the equipment becomes simple and the operation becomes simple, which is preferable. .
[0019]
The effect of installing the hot water storage tanks connected in series is that the tanks of a plurality of tanks boil up sequentially by arranging the flow direction of the heat medium and the direction of taking out the hot water to be counterflow from a macro viewpoint. It is. As a result, high temperature water close to the temperature of the heat medium can be always taken out without basically performing any temperature control. In addition, since hot water is filled up sequentially from the tank close to the hot water outlet, it can cope with a considerable increase in hot water supply demand.
[0020]
The operation of installing the hot water storage tank group connected in parallel with respect to the direction of water supply and hot water extraction is as follows. That is, after a certain operating time has elapsed, all the tanks are filled with hot water at substantially the same temperature all at once, so that a large amount of hot water supply is required in a short time by merging the outlets of the tanks. To meet the demand for hot water. Furthermore, the function of providing compatibility between series and parallel is necessary when the hot water supply mode changes to some extent periodically, such as seasonal, day of the week, day and night, etc., either manually or by automatic switching based on a command from the controller. It can cope with hot water supply according to sex.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the invention will be described along FIG. 1 illustrating a hot water supply facility according to the present invention. FIG. 1 is a system diagram showing an embodiment of a hot water supply facility in cogeneration according to the present invention. In a known cogeneration unit mainly composed of the
[0022]
Each hot water storage tank is connected in parallel to a water supply source such as a water tap by piping and three-way valves V2 and V4, and is connected in parallel to the hot
[0023]
FIG. 2 illustrates the flow direction of each three-way valve in an embodiment in which cold water is supplied in parallel to each of the three hot water storage tanks from a water tap or the like, and hot water is taken out from each of the hot water storage tanks in parallel through the hot
[0024]
Further, FIG. 3 shows that water is supplied to one end (hereinafter referred to as “water supply end tank”) 73 of three hot water storage tanks connected in series with cold water, and passes through a hot water storage tank (hereinafter referred to as “intermediate tank”) 72 located in the middle. In the embodiment taken out from the other end (hereinafter, abbreviated as hot water supply end tank) 71 of the three hot water storage tank rows in which the hot water is connected in series, the flow direction of each three-way valve is shown.
[0025]
When it is preferable to always connect and use each hot water storage tank in parallel as shown in FIG. 2 in terms of the direction of water supply and hot water extraction, from the macro viewpoint, the flow direction of the heat medium and the flow direction of the water are It is a cross flow. As another example, in such a case, the heat transfer area of each heat exchanger is sequentially increased (not shown) toward the water supply end tank depending on the base of the hot water storage tank or the water temperature of the water supply source. . In
(Formula 1) Q = UAdT
Q: Heat transfer rate (kcal / hr)
U: Overall heat transfer coefficient (kcal / hr / m 2 / ℃)
A: Heat transfer area (m 2 )
dT: Heat medium temperature difference at the heat exchanger inlet / outlet (° C)
U is considered to be approximately equal in each tank, the tank arrangement is always in series with respect to the flow direction of the heat medium, and dT decreases towards the feed end tank when parallel, so A increases towards the feed end tank By doing so, it is possible to adjust so that AdT does not decrease so much. That is, since the deviation of the hot water temperature between the hot water storage tanks is reduced, it is preferable when a large amount of hot water is supplied quickly. In particular, when the structure of the heat exchanger is a simple type such as a serpentine type, the manufacturing cost can be easily achieved.
[0026]
FIG. 6 shows a control block diagram for explaining functions of the hot water supply
[0027]
The
[0028]
The hot water
[0029]
The hot water
[0030]
The
[0031]
When a signal indicating that the sensor temperature is lower than the set temperature is received from the temperature
[0032]
The
[0033]
That is, when the hot water storage tanks are connected in series, the hot water supply end tank (temperature sensor T 1 ) Sensor temperature T a Hot water set temperature T m As well as any intermediate tank temperature sensor (eg T 2 ) Temperature (eg T c ) Is lower than the set temperature, or when the connection is parallel, the water supply end tank (temperature sensor T 3 Temperature T b Is lower than the set temperature, it is determined that heating is necessary, and a pump operation signal is sent to the pump
[0034]
When the heat medium is circulated by the operation of the heat
[0035]
FIG. 7 is a control flowchart for explaining the operation of the hot water supply
[0036]
In step 3, the CPU compares the tank arrangement setting in series or in parallel. If it is not in series, the process proceeds to step 4, and the CPU compares the water supply end tank temperature with the hot water supply set temperature. b ≧ T m Otherwise, in
[0037]
If the tank arrangement is in series in step 3, the process proceeds to step 6 where the CPU that has read the signal from the hot water supply
[0038]
If the CPU determines in
[0039]
In applying the present invention, hot water supply demand does not require a large amount of hot water at one time, but it may require hot water supply over a relatively long period of time. In such a case, as illustrated in FIG. 4, hot water is supplied to the hot water
[0040]
In the case of the above series connection, the thermistor T of the hot water supply end tank is used as an operation method in a non-demand period due to seasonal fluctuations in hot water supply demand. 1 When only the hot water supply set temperature is reached, the
[0041]
Furthermore, in applying the present invention, the hot water supply demand may require a large amount of hot water at one time, but there may be no demand over a long period of time. In such a case, as illustrated in FIG. 2, the water is supplied to a plurality of hot water storage tanks connected in parallel with cold water, and at the same time, hot water is taken out from the hot water storage tanks in parallel and collected in the hot
[0042]
【The invention's effect】
The hot water supply system according to the present invention, as long as there is a hot water supply demand in the case of performing private power generation, no matter how the power demand and the hot water supply fluctuate independently, mutual conversion according to the selection of the tank arrangement and subsequent fluctuations, And the function of the hot water supply system control unit can flexibly meet the demand for hot water supply.
[0043]
The hot water supply facility according to the present invention employs a small capacity hot water storage tank used for home use as a basic module, and installs and controls a hot water storage tank of a radix adapted to individual hot water supply demands, thereby increasing the market scale. The cost can be reduced by several tens of percent compared to the case of using a small, custom-made large capacity tank. Moreover, since the transportability and the degree of freedom of the installation layout are remarkably improved, the installation work can be facilitated even in a place where the location conditions are not good, and the construction cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system diagram showing an embodiment of a hot water supply facility in cogeneration according to the present invention.
FIG. 2 is a system diagram showing another embodiment of the hot water supply facility according to the present invention.
FIG. 3 is a system diagram showing still another embodiment of the hot water supply facility according to the present invention.
FIG. 4 is a system diagram showing an embodiment of a simple hot water supply facility according to the present invention.
FIG. 5 is a system diagram illustrating a hot water supply system in a conventional cogeneration system.
FIG. 6 is a control block diagram illustrating functions of a hot water supply system control unit according to the present invention.
FIG. 7 is a control flowchart for explaining the operation of the hot water supply system control unit according to the present invention.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing the concept of cogeneration.
FIG. 9 is a system diagram illustrating an example of a hot water supply system in a conventional cogeneration system and a configuration of a cogeneration unit.
FIG. 10 is a schematic cross-sectional view showing the function of the wax valve.
[Explanation of symbols]
1 generator, 2 gas engine
31 Exhaust gas heat exchanger, 32 Radiator
4 Heat transfer heat exchanger
51 Internal circulation pump, 52 Heat medium circulation pump
6, 61, 62, 63 Heat exchanger
7, 71, 72, 73 Hot water storage tank
8 Hot water supply system control unit
81 Operation unit
811 Hot water supply instruction section, 812 Tank row change input section
813 Hot water supply temperature setting section, 814 Each tank temperature display section
82 Hot water controller
825 Hot water supply valve control unit, 826 Three-way valve control unit, 827 Sensor selection unit
83 Pump controller
834 pump operation control unit, 838 heating control unit
831 Gas engine rotation detector, 832 Radiator flow detector
9 Hot water valve, 10 Wax valve
T 1 , T 2 , T 3 Temperature sensor
T a , T b , T c Temperature of hot water in the tank
T m Hot water set temperature
V1, V2, V3, V4 Electromagnetic three-way valve
Claims (5)
熱媒体の流れ方向に関して直列であり且つ給水および温水取り出し方向に関しては当該熱媒体の流れ方向に関して向流である直列と、
熱媒体の流れ方向に関して直列であり且つ給水および温水取り出し方向に関しては並列との相互間で、
与えられた電力供給レベルの変更に優先的に対応して給水および温水取り出し方向に関して給湯需要に適した配列に随時転換できるように連結し、直列又は並列において運転することを特徴とする給湯方法。 In a cogeneration hot water supply facility that supplies hot water to facilities where hot water supply demand fluctuates, giving priority to relatively stable power supply, multiple hot water storage tanks with built-in heat exchangers, piping, operation valves, and necessary By using the controller
A series that is in series with respect to the flow direction of the heat medium and that is countercurrent with respect to the flow direction of the heat medium with respect to the feed water and hot water take-off direction ;
In series with respect to the flow direction of the heat medium and in parallel with respect to the feed water and hot water take-off direction,
A hot water supply method, wherein the hot water supply method is connected in series so as to be able to switch to an arrangement suitable for the hot water supply demand with respect to the direction of water supply and hot water extraction preferentially in response to a given change in power supply level, and is operated in series or in parallel.
熱媒体の流れ方向に関して直列であり且つ給水および温水取り出し方向に関しては当該熱媒体の流れ方向に関して向流である直列の配列と、
熱媒体の流れ方向に関して直列であり且つ給水および温水取り出し方向に関して並列の配列とに、
随時与えられた電力供給レベルの変更に優先的に対応して給水および温水取り出し方向に関して給湯需要に適した配列に相互転換できるように連結してなることを特徴とする給湯設備。 In a cogeneration hot water supply facility that supplies hot water to facilities where hot water supply demand fluctuates, giving priority to relatively stable power supply, multiple hot water storage tanks with built-in heat exchangers, piping, operation valves, and necessary By using the controller
A series arrangement that is in series with respect to the flow direction of the heat medium and that is counter-current with respect to the flow direction of the heat medium with respect to the feed water and hot water withdrawal direction ;
An arrangement that is in series with respect to the flow direction of the heat medium and in parallel with respect to the feed water and hot water discharge directions,
A hot water supply facility, which is connected so as to be able to interconvert into an arrangement suitable for hot water supply demand with respect to the direction of water supply and hot water extraction, preferentially corresponding to a change in power supply level given as needed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000197754A JP3925831B2 (en) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | Hot water heater |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000197754A JP3925831B2 (en) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | Hot water heater |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002013811A JP2002013811A (en) | 2002-01-18 |
JP3925831B2 true JP3925831B2 (en) | 2007-06-06 |
Family
ID=18696037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000197754A Expired - Fee Related JP3925831B2 (en) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | Hot water heater |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3925831B2 (en) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3897289B2 (en) * | 2002-05-10 | 2007-03-22 | 東京瓦斯株式会社 | Cogeneration equipment |
JP4507059B2 (en) * | 2003-08-28 | 2010-07-21 | 大阪瓦斯株式会社 | Cogeneration system |
JP5540233B2 (en) * | 2009-09-30 | 2014-07-02 | 独立行政法人海上技術安全研究所 | Ship heat storage system and ship equipped with ship heat storage system |
CN102900562A (en) * | 2012-09-28 | 2013-01-30 | 北京工业大学 | Organic Rankine cycle system for recycling engine exhaust waste heat and changing heat change area of evaporator |
JP6094302B2 (en) * | 2013-03-25 | 2017-03-15 | 三菱電機株式会社 | Hot water system |
KR101601264B1 (en) * | 2014-06-27 | 2016-03-09 | 주식회사 경동나비엔 | The structure of heat transfer fluid in micro combined heat and power unit |
CN114111032B (en) * | 2021-12-06 | 2023-03-24 | 中船九江锅炉有限公司 | Hot water boiler system with hot water buffer tank |
-
2000
- 2000-06-30 JP JP2000197754A patent/JP3925831B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002013811A (en) | 2002-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5012695B2 (en) | Hot water system | |
JP3737381B2 (en) | Water heater | |
KR100640137B1 (en) | Heat pumped water heating and heating apparaturs | |
EP2515050A1 (en) | Hot water supply system | |
JP4912928B2 (en) | Heat pump hot water storage / heating system | |
JP3925831B2 (en) | Hot water heater | |
JP4778299B2 (en) | Hot water storage type hot water supply device and method for changing standby opening of hot water mixing valve | |
JP3854169B2 (en) | Heat pump type water heater | |
JP4114930B2 (en) | Heat pump water heater / heater | |
WO2006101404A2 (en) | A system for utilization of thermal energy | |
JP4448488B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP5472178B2 (en) | Hot water heater | |
US5192022A (en) | Fuel-fired heat pump system | |
JP4368846B2 (en) | Hot water storage water heater | |
CN208296452U (en) | A kind of four seasons water cushion | |
JP3985773B2 (en) | Hot water storage water heater | |
WO2008053819A1 (en) | Hot-water storage-type hot-water supply device | |
JP4790538B2 (en) | Hot water storage hot water heater | |
JP4037781B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP5887230B2 (en) | Hot water storage water heater | |
JP2009085560A (en) | Heat pump type water heater | |
JP2008064338A (en) | Hot water storage device | |
JP2012189231A (en) | Heat pump type water heater | |
JP3909312B2 (en) | Heat pump water heater | |
JP4971939B2 (en) | Bath equipment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060808 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060928 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061031 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061127 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140309 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |