JP3925355B2 - 暖房装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室等の暖房装置に関し、特に温水のような熱媒の熱を利用して室内の暖房を行うようにした暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、吸込口と吹出口とを有する暖房ケースを設けるとともに熱媒が循環する熱媒流路を設け、この熱媒流路の一部を熱交換器となし、この熱交換器を吸込口と吹出口間の送風域に配置し、吸込口から取り入れて熱交換器により暖められた空気を吹出口から吹出す送風手段を設けてなる暖房装置に関し、熱媒流路の送風域から外れた位置に熱交換器へ流入する熱媒を分流するバイパス路を設け、このバイパス路に流量制御弁を設けたものが提案されている。(例えば特許文献I参照)
【0003】
この暖房装置では、バイパス路の流量制御弁の開閉動作制御を行うことにより、熱交換器内の熱媒流路への熱媒量を調節し、この熱媒流路で暖められる温風の温度制御を行っている。またファンからなる送風手段による温風の風速をやや弱めの一定にしているので、吹出す温風が体感温度に影響を与えることが少なく、特に室温が高くて温風温度が低くても、使用者に冷風感を与えることが少なくなっているものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−5458号公報(第4頁、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記暖房装置では、温風温度が低いときに冷風が直接体により強く吹き付けることがないよう、温風の風速をやや弱めの一定にしているため、逆に室温が低くて温風温度が高いときに比重の軽い温風が室内の床付近まで届かずに天井付近にたまりやすく、室内全体を均一に暖めにくいという問題がある。
【0006】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、温風の温度に関わりなく室内全体を均一に暖めることができ、しかも使用者が冷風感を感じることのない、暖房性および快適性の向上した暖房装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、吸込口と吹出口とを有する暖房ケースを設けるとともに熱媒が循環する熱媒流路を設け、この熱媒流路の一部を熱交換器となし、この熱交換器を吸込口と吹出口間の送風域に配置し、吸込口から取り入れて熱交換器により暖められた空気を吹出口から吹出す送風手段を設けてなる暖房装置において、熱媒流路の送風域から外れた位置に熱交換器へ流入する熱媒を分流するバイパス路を設け、このバイパス路に流量制御弁を設け、吹出温風の温度が所定よりも高いときに流量制御弁を開動作させて吹出温風を低温とするともにこの吹出温風の風速を遅くさせ、吹出温風の温度が所定よりも低いときに流量制御弁を閉動作させて吹出温風を高温とするともにこの吹出温風の風速を早くするよう制御する温風温度制御部を設けてなり、浴室の天井から浴室内に吹き出される吹出温風の風速を、低温の吹出温風となるときには遅くし、高温の吹出温風となるときには早くするようになしたことを特徴として構成している。
【0008】
このような暖房装置では、吹出温風の温度が所定よりも高いときに流量制御弁を開動作して熱媒流路を流れる熱媒がバイパス路に分流し、熱交換器内の熱媒流路に流れる熱媒量がこの分だけ減少し、熱交換器により暖められた空気の温度を低くすることができ、このとき吹出温風の風速を遅くしているので、低温の温風が使用者に強く吹き付けることがなく、使用者の冷風感を防止している。また、吹出温風の温度が所定よりも低いときに流量制御弁を閉動作してバイパス路に熱媒を分流させないため、熱交換器内の熱媒流路に流れる熱媒量が減少せず、熱交換器により暖められた空気の温度を高く維持でき、このとき吹出温風の風速を早くしているので、高温の温風が遠くまで届くようになり、室内全体を暖めることができる。
【0009】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、吹出口に吹出口径を可変に開閉するルーバを設け、このルーバの開閉動作により吹出温風の風速を可変するようになしたことを特徴として構成している。
【0010】
このような暖房装置では、吹出口に設けたルーバの開閉動作により吹出温風の風速を可変しているので、簡単な構成により吹出温風の風速を可変できる。
【0011】
また、請求項3記載の発明は、請求項1乃至2んおいずれかに記載の発明において、複数の熱交換器を直列接続し、各熱交換器にバイパス路及び流量制御弁を設けてなることを特徴として構成している。
【0012】
このような暖房装置では、複数の直列接続した熱交換器にそれぞれバイパス路及び流量制御弁を設けているので、各熱交換器に対応する流量制御弁を独立に制御することにより、熱交換器内の熱媒流路を流れる熱媒量を複数段階に制御することができ、温風温度を木目細かに制御することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の暖房装置を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施形態の暖房装置を示す概略構成図である。また、図2は、同上の暖房装置の要部を示す概略縦断面図である。また、図3は、同上の暖房装置の配置を示す概略説明図である。
【0015】
図1乃至図3に示すように、この暖房装置は、吸込口19と吹出口6とを有する暖房ケース26を設けるとともに熱媒1が循環する熱媒流路2を設け、この熱媒流路2の一部を熱交換器3となし、この熱交換器3を吸込口19と吹出口6間の送風域7に配置し、吸込口19から取り入れて熱交換器3により暖められた空気を吹出口6から吹出す送風手段を設けて形成されている。そして、熱媒流路2の送風域7から外れた位置に熱交換器3へ流入する熱媒1を分流するバイパス路8を設け、このバイパス路8に流量制御弁9を設け、吹出温風の温度が所定よりも高いときに流量制御弁9を開動作させるともに吹出温風の風速を遅くさせ、吹出温風の温度が所定よりも低いときに流量制御弁9を閉動作させるともに吹出温風の風速を早くするよう制御する温風温度制御部10を設けている。また、吹出口6に吹出口径を可変に開閉するルーバ11を設け、このルーバ11の開閉動作により吹出温風の風速を可変するようにしている。
【0016】
この暖房装置は、浴室用暖房装置として用いられるものであり、ユニットタイプの浴室30に天井裏に取り付けられ、浴室天井板31の開口部より浴室30内に温風を吹き出す暖房装置本体12と、室外に設置され温水配管13を介して暖房装置本体12に接続された熱源機14とから構成されている。
【0017】
熱源機14は、熱媒1としての温水を加熱するバーナー部15と、このバーナー部15により加熱され温水配管13の一部をなす温水熱交換器3と、温水配管13内の熱媒流路2に温水を循環させる循環ポンプ17と、温水温度を測定して温水設定温度にバーナー部15の加熱温度制御を行う給湯制御部18とを有している。温水配管13としては金属製の丸パイプなどが好適に用いられる。
【0018】
暖房装置本体12は、下板の一端部に吸込口19、他端部に吹出口6を有する略直方体状の暖房ケース26と、暖房ケース26内に内蔵され吸込口19から外気を吸い込み、この吸い込んだ空気を吹出口6から外部に吹き出す温風ファンと、この吸込口19から吹出口6へ空気が通過する送風域7に配置された熱交換器3と、吹出口6に設けた2枚のルーバ11a,11bと、熱交換器3の温度とルーバ11の動作を制御する温風温度制御部10とを有している。吸込口19及び吹出口6は、略長方形孔状の略同寸に形成されている。熱交換器3は、送風域7を流れる空気の方向と略直交する方向にその直線部21が並設されるよう温水配管13を螺旋状に折り曲げて形成されている。この温水配管13における熱交換器3への温水流入側を入口部とし、熱交換器3から温水流出側を出口部とし、この入口部と出口部間にバイパス路8が架設されている。このバイパス路8は、温水配管13の入口部と出口部に横穴を設け、この横穴に温水配管13と同部材から直菅状に形成され、両端開口部を密封状に溶接結合することなどにより形成される。
【0019】
流量制御弁9は、例えば熱動弁などが用いられ温風温度制御部10内の弁作動回路により開閉制御され、開時には熱媒流路2の熱源側から熱交換器3へ流れる温水がバイパス路8に分流することにより熱交換器3に流入する温水の量が減少し、閉時には熱媒流路2の熱源側から熱交換器3へ流れる温水がバイパス路8に分流せずに熱交換器3に流入する温水の量が減少しないようにしている。なお、25は熱動弁からなる流水作動弁であり、バイパス路8よりも熱源側の熱媒流路2に設けられ、暖房装置の非作動時などの熱交換器3へ流入する温水を完全に遮断するときに用いられる。
【0020】
ルーバ11a,11bは、それぞれ略長方形板状に形成され、吹出口6の温風吹き出し方向と直交して併設された2本の回転軸22に上端縁部が取付られ回転軸22の回転によって回動可能に形成されている。回転軸22は、吹出口6の長手側縁に沿って吹出口6内方に配設され、それぞれモータ回転軸に結合されてモータ23の回転により回動可能とされている。モータ23は、温風温度制御部10に設けられた駆動回路により回転駆動されている。これにより温風は吹出口6から2枚のルーバ11a,11b間の隙間を通って外部に吹き出されるようにしている。両モータ23は駆動回路により互いに逆回転するよう動作制御され、これにより両ルーバ11a,11bの下端部が近づく方向又は遠ざかる方向に動作制御される。両ルーバ11a,11bの下端部が近づいたときはルーバ11a,11bの下端部間の隙間は吹出口6の開口よりも狭くなり、このためルーバ11a,11bの下端部間の隙間から外部に吹き出される温風の風速は早くなる。また両ルーバ11a,11bの下端部が遠ざかり吹出口6の開口よりも広くなるときはルーバ11a,11bの下端部間の隙間から外部に吹き出される温風の風速は遅くなる。このルーバ11a,11bの開度制御により暖房装置本体12から吹き出される温風の風速制御を行っている。
【0021】
温風温度制御部10は、前述した弁作動回路およびモータ23の駆動回路の他に、吸込口19近傍に設けた外気温度測定用の温度センサ24と、この温度センサ24の温度検出値を外気温度とみなして入力し、この外気温度が所定値よりも高いか低いかを判定して弁作動回路およびモータ駆動回路に動作信号をそれぞれ送信する制御回路とを有している。制御回路は、温度センサ24の温度検出値が所定値よりも高いときは、浴室30内の温度が高い、すなわち暖房の効きすぎと判断して熱動弁を開動作させるよう弁作動回路に動作信号を送信するとともに、ルーバ11を開動作させて吹き出す温風の風速を遅くするようモータ23の駆動回路に動作信号を送信している。また、温度センサ24の温度検出値が所定値よりも低いときは、浴室30内の温度が低い、すなわち暖房が弱いと判断して熱動弁を閉動作させるよう弁作動回路に動作信号を送信するとともに、ルーバ11を閉動作させて吹き出す温風の風速を早くするようモータ23の駆動回路に動作信号を送信している。この所定値の設定は図示しない操作機への手入力等により所望に設定することができる。
【0022】
なお、図中矢印Aは吸込口から暖房装置本体12に吸込まれる外気の流れを示し、矢印Bは吹出口から吹出される温風の流れを示し、矢印Cはルーバ11a,11b間の隙間が広いときの温風の流れを示し、矢印Dはルーバ11a,11b間の隙間が狭いときの温風の流れを示している。矢印Cは風速が遅いことをイメージするため太短い図が描かれ、矢印Dは風速が早いことをイメージするため細長い図が描かれてるものである。また、図中X、Yは熱媒流路2を流れる温水の流れる方向を示したものである。
【0023】
このような暖房装置では、吹出温風の温度が所定よりも高いときに流量制御弁9を開動作して熱媒流路2を流れる熱媒1がバイパス路8に分流し、熱交換器3内の熱媒流路2に流れる熱媒1量がこの分だけ減少し、熱交換器3により暖められた空気の温度を低くすることができ、このとき吹出温風の風速を遅くしているので、低温の温風が使用者に強く吹き付けることがなく、使用者の冷風感を防止している。また、吹出温風の温度が所定よりも低いときに流量制御弁9を閉動作してバイパス路8に熱媒1を分流させないため、熱交換器3内の熱媒流路2に流れる熱媒1量が減少せず、熱交換器3により暖められた空気の温度を高く維持でき、このとき吹出温風の風速を早くしているので、高温の温風が遠くまで届くようになり、室内全体を暖めることができる。
【0024】
また、吹出口6に設けたルーバ11の開閉動作により吹出温風の風速を可変しているので、簡単な構成により吹出温風の風速を可変できる。
【0025】
なお、2枚のルーバ11a,11bを同程度に動かすようにすると、風速の早いときと遅きときとでルーバ11a,11b間の隙間から吹出す温風の方向を変化することがないようにできる。特にこの温風の方向を浴室30内の床上にいる使用者の位置、例えばカランの前方位置に向いた方向であると、浴槽32から出て体が冷えた使用者をより効果的に暖めることができる。
【0026】
図4は、本発明の実施形態の同上と異なる暖房装置を示す概略構成図である。
【0027】
この暖房装置は、同上に示す暖房装置と略同様に形成され、吸込口19と吹出口6とを有する暖房ケース26を設けるとともに熱媒1が循環する熱媒流路2を設け、この熱媒流路2の一部を熱交換器3となし、この熱交換器3を吸込口19と吹出口6間の送風域7に配置し、吸込口19から取り入れて熱交換器3により暖められた空気を吹出口6から吹出す送風手段を設けて形成されている。そして、熱媒流路2の送風域7から外れた位置に熱交換器3へ流入する熱媒1を分流するバイパス路8を設け、このバイパス路8に流量制御弁9を設け、吹出温風の温度が所定よりも高いときに流量制御弁9を開動作させるともに吹出温風の風速を遅くさせ、吹出温風の温度が所定よりも低いときに流量制御弁9を閉動作させるともに吹出温風の風速を早くするよう制御する温風温度制御部10を設けている。また、吹出口6に吹出口径を可変に開閉するルーバ11を設け、このルーバ11の開閉動作により吹出温風の風速を可変するようにしている。異なる点は、複数の熱交換器3を直列接続し、各熱交換器3にバイパス路8及び流量制御弁9を設けていることである。
【0028】
熱交換器3は、温水配管13を複数箇所でそれぞれ螺旋状に折り曲げて形成されており、この複数の熱交換器3を送風域7外に配した接続部を介して直列接続されている。熱交換器3を介して隣り合う接続部はそれぞれバイパス路8で接続され、各バイパス路8には熱動弁からなる流量制御弁9が設けられている。流量制御弁9はそれぞれ温風温度制御部10により独立に開閉制御され、温度センサ24による外気温度検出値と設定値との差に基づいて段階的に開閉制御される。例えば、外気温度検出値が設定値よりもかなり大きいときは、早く外気温度を設定値に近づけるため、開状態の流量制御弁9を多くして熱交換器3内の熱媒流路2を流れる温水量を減らし、外気温度検出値が設定値よりもそれほど大きくないときは、開状態の流量制御弁9を少なくするようにしている。また、逆に、外気温度検出値が設定値よりもかなり小さいときは、早く外気温度を設定値に近づけるために閉状態の流量制御弁9を多くして熱交換器3内の熱媒流路2を流れる温水量を増やし、外気温度検出値が設定値よりもそれほど小さくないときは、閉状態の流量制御弁9を少なくするようにしている。
【0029】
このような暖房装置では、複数の直列接続した熱交換器3にそれぞれバイパス路8及び流量制御弁9を設けているので、各熱交換器3に対応する流量制御弁9を独立に制御することにより、熱交換器3内の熱媒流路2を流れる熱媒1量を複数段階に制御することができ、温風温度を木目細かに制御することができる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1の発明では、吹出温風の温度が所定よりも高いときに流量制御弁を開動作して熱媒流路を流れる熱媒がバイパス路に分流し、熱交換器内の熱媒流路に流れる熱媒量がこの分だけ減少し、熱交換器により暖められた空気の温度を低くすることができ、このとき吹出温風の風速を遅くしているので、低温の温風が使用者に強く吹き付けることがなく、使用者の冷風感を防止している。また、吹出温風の温度が所定よりも低いときに流量制御弁を閉動作してバイパス路に熱媒を分流させないため、熱交換器内の熱媒流路に流れる熱媒量が減少せず、熱交換器により暖められた空気の温度を高く維持でき、このとき吹出温風の風速を早くしているので、高温の温風が遠くまで届くようになり、室内全体を暖めることができる。
【0031】
したがって、温風の温度に関わりなく室内全体を均一に暖めることができ、しかも使用者が冷風感を感じることがなく、暖房性および快適性が向上している。
【0032】
また、請求項2の発明では、吹出口に設けたルーバの開閉動作により吹出温風の風速を可変しているので、簡単な構成により吹出温風の風速を可変できる。
【0033】
また、請求項3の発明では、複数の直列接続した熱交換器にそれぞれバイパス路及び流量制御弁を設けているので、各熱交換器に対応する流量制御弁を独立に制御することにより、熱交換器内の熱媒流路を流れる熱媒量を複数段階に制御することができ、温風温度を木目細かに制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の暖房装置を示す概略構成図である。
【図2】同上の暖房装置の要部を示す概略縦断面図である。
【図3】同上の暖房装置の配置を示す概略説明図である。
【図4】本発明の実施形態の同上と異なる暖房装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 熱媒
2 熱媒流路
3 熱交換器
6 吹出口
7 送風域
8 バイパス路
9 流量制御弁
10 温風温度制御部
11 ルーバ
12 暖房装置本体
13 温水配管
14 熱源機
15 バーナー部
16 温水熱交換機
17 循環ポンプ
18 給湯制御部
19 吸込口
21 直線部
22 回転軸
23 モータ
24 温度センサ
25 流水作動弁
26 暖房ケース
30 浴室
31 浴室天井板
32 浴槽

Claims (3)

  1. 吸込口と吹出口とを有する暖房ケースを設けるとともに熱媒が循環する熱媒流路を設け、この熱媒流路の一部を熱交換器となし、この熱交換器を吸込口と吹出口間の送風域に配置し、吸込口から取り入れて熱交換器により暖められた空気を吹出口から吹出す送風手段を設けてなる暖房装置において、熱媒流路の送風域から外れた位置に熱交換器へ流入する熱媒を分流するバイパス路を設け、このバイパス路に流量制御弁を設け、吹出温風の温度が所定よりも高いときに流量制御弁を開動作させて吹出温風を低温とするともにこの吹出温風の風速を遅くさせ、吹出温風の温度が所定よりも低いときに流量制御弁を閉動作させて吹出温風を高温とするともにこの吹出温風の風速を早くするよう制御する温風温度制御部を設けてなり、浴室の天井から浴室内に吹き出される吹出温風の風速を、低温の吹出温風となるときには遅くし、高温の吹出温風となるときには早くするようになしたことを特徴とする暖房装置。
  2. 吹出口に吹出口径を可変に開閉するルーバを設け、このルーバの開閉動作により吹出温風の風速を可変するようになしたことを特徴とする請求項1記載の暖房装置。
  3. 複数の熱交換器を直列接続し、各熱交換器にバイパス路及び流量制御弁を設けてなることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の暖房装置。
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