JP3924749B2

JP3924749B2 - Connecting structure using connecting fittings between container for plant cultivation and decorative cover

Info

Publication number: JP3924749B2
Application number: JP2003038926A
Authority: JP
Inventors: 龍馬小野; 裕竹島
Original assignee: Nichiha Corp
Current assignee: Nichiha Corp
Priority date: 2003-02-17
Filing date: 2003-02-17
Publication date: 2007-06-06
Anticipated expiration: 2023-02-17
Also published as: JP2004248512A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、花壇や屋上に設置される植物栽培用容器の側壁の外側に、この側壁の化粧を行う化粧カバーを、連結金具を使用して連結するための連結構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
地面や建物の屋上で花や木等の植物を栽培しようとする場合、当然土が必要になるが、屋上では当然のことながら、地面においても場所や状態によっては十分な客土が行えない場合がある。このため、出願人等は、大きな植物栽培用容器を合成樹脂等を使用して人工的に形成し、この容器の中に客土して植物の栽培を行うことを考えたのである。
【０００３】
ところが、人工的に形成した植物栽培用容器は、そのままでは「人工的」なものとしか見えないため、出願人等は、植物栽培用容器の側壁の外側に「化粧カバー」を取り付けて、自然物に近い、あるいは人が見て美しいと感ずるようにすることに思い至ったのである。
【０００４】
このように、人工的なものに「化粧カバー」を取り付けて、花壇等の植物栽培場所を美しいものとする技術としては、例えば特許文献１にて提案されているようなものがある。
【０００５】
【特許文献１】
特開平９−２０５８８６号公報、要約、図５
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
この特許文献１に記載された技術は、図１２にも示すように、「周壁に複数の貫通穴３を有する枠体１と、この枠体１の外面に取り付けられる外装材２との組合せからなり、地面の根掘りに枠体１を設置して内部にコンクリートを打設し、該枠体１の外面に貫通穴３を利用してボルト６で外装材２を取り付け」るようにしたものであり、これにより、「花壇や門柱を簡単に構築でき、美しい仕上がりが得られる」ものである。（特許文献１の要約の記載）
また、この特許文献１に記載された技術では、枠体１の外面に外装材２を取り付けるにあたって、図１３に示すように、「外装材２は、枠体１の各面に対応する大きさに形成され、上端縁と下端縁に係止用凹溝７が設けられ、枠体１の外面で上下数カ所の位置に取付金具８が固定される」ものである。（段落００３７）
しかしながら、この特許文献１に示された技術は、施工を簡単にするという目的でなされたものであるが、上述したように重くて施工作業が種々必要な部材によって実施できるものであり、例えば、この技術を建物の屋上緑化に適用しようとしても、資材の搬入の困難性や設置場所の確保が難しい等の問題が予測される。
【０００７】
特に、「枠体１の外面で上下数カ所の位置に取付金具８が固定される」ものであるということは、外装材２の固定という面では十分かもしれないが、そのような施工作業は大変であり、例えば、この特許文献１の「取付金具８」を枠体１の外面下側に取り付ける作業を考えてみると、屋上に設置される本願発明に係る合成樹脂製の大きな植物栽培用容器の場合では、殆ど不可能に近いこととなるのである。
【０００８】
それだけでなく、この特許文献１に記載されている技術では、枠体１の底部分に敷いた敷石を通して排水する構造となっているため、通常は排水できないコンクリート面となっている屋上には、そもそも施工することができないものである。
【０００９】
そこで、本発明者等は、屋上や花壇等への客土を保持させながら、排水については側面にて行い、通常の花壇は勿論、屋上緑化を行う植物栽培用容器について、その側面装飾を確実に行うことができて、そのための施工も容易かつ簡単に行えるようにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、建物の屋上にあっては、強い風が当たることも考慮しておかなければならないことに気づき、本発明を完成したのである。
【００１０】
すなわち、本発明の目的とするところは、連結金具を使用することによって、客土の保持や排水機構を簡単に行える植物栽培用容器に対して、化粧カバーを見栄えよく簡単に取り付けることができて、この化粧カバーの動きを強力な風に対しても阻止することのできる連結構造を簡単な構造によって提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、まず、請求項１に係る発明の採った手段は、後述する実施の形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「植物栽培用容器２０の側壁２１の外側に、略逆Ｌ字状の化粧カバー３０を、連結金具１０を使用して一体的に連結するための連結構造であって、
植物栽培用容器２０を、側壁２１の上端に形成されて、当該植物栽培用容器２０の底壁２３と略平行なフランジ２２を有したものとし、
化粧カバー３０を、その上部裏面に形成した係合溝３３を有したものとし、
さらに、連結金具１０を、植物栽培用容器２０側のフランジ２２に対して固定されるフランジ取付部１１と、このフランジ取付部１１から上方に立ち上がって、化粧カバー３０に係止される立ち上がり突条１２とを有したものとして、
フランジ２２に固定された連結金具１０の立ち上がり突条１２に、化粧カバー３０側の係合溝３３を係止させて、化粧カバー３０を前記植物栽培用容器２０に連結できるようにしたことを特徴とする植物栽培用容器２０に対する化粧カバー３０の連結構造」
である。
【００１２】
すなわち、この請求項１に係る発明は、図１〜図５に示すように、植物栽培用容器２０の側壁２１の外側に、連結金具１０を使用することによって、略逆Ｌ字状の化粧カバー３０を一体的に連結する連結構造である。この場合、連結金具１０は、側壁２１の上端に形成された、植物栽培用容器２０の底壁２３と略平行なフランジ２２に対して固定されるフランジ取付部１１と、このフランジ取付部１１から上方に立ち上がって、化粧カバー３０の上部裏面に形成した係合溝３３に係止される立ち上がり突条１２とにより構成したものである。
【００１３】
この連結金具１０は、金属板等の薄くても剛性が確保できる材料（後述する実施形態では、ガルタイト１０）によって、図２に示すように、植物栽培用容器２０のフランジ２２の長さ方向に沿って十分の長さで延在させることのできる程度の長さを有したものとして一体的に形成されるものである。また、この連結金具１０は、植物栽培用容器２０の側壁２１の外側に、略逆Ｌ字状の化粧カバー３０を一体的に連結するものであるため、植物栽培用容器２０のフランジ２２上に固定されるフランジ取付部１１と、化粧カバー３０側の載置部３１に形成してある係合溝３３に係合される立ち上がり突条１２とを有するものであって、例えば図８の（ａ）に示すような端面形状を有したものとしたものである。
【００１４】
この連結金具１０がフランジ取付部１１と立ち上がり突条１２とを有したものであることが必要なため、図８の（ａ）に示すような端面形状を有したものの他に、図９の（ａ）〜（ｆ）に示すような態様のものが考えられる。図９の（ａ）に示した連結金具１０は、平板状のフランジ取付部１１の略中央に立ち上がり突条１２を垂直に立設したものであり、図９の（ｂ）に示した連結金具１０は、フランジ取付部１１と立ち上がり突条１２の他、この立ち上がり突条１２の一端に補強突条１４を形成したものである。また、図９の（ｃ）に示した連結金具１０は、フランジ取付部１１と、その一端に例えば折曲形成した立ち上がり突条１２とを有する他、フランジ取付部１１の他端部に垂下部１３を一体成形したものである。
【００１５】
さらに、図９の（ｄ）に示した連結金具１０は、フランジ取付部１１と立ち上がり突条１２とを有することは当然として、立ち上がり突条１２の両端に垂下部１３を折曲等の手段によって一体的に形成したものであり、図９の（ｅ）に示した連結金具１０は、図９の（ｃ）に示した垂下部１３の下端に対して補強突条１４を一体的に形成したものである。そして、図９の（ｆ）に示した連結金具１０は、フランジ取付部１１と立ち上がり突条１２とを有して、植物栽培用容器２０内に入り込むことになる垂下部１３をフランジ取付部１１の一端に形成し、この垂下部１３の下端に補強突条１４を一体形成したものである。
【００１６】
ところで、以上の図９の（ａ）、（ｂ）及び（ｄ）等に示した連結金具１０を構成している立ち上がり突条１２は、これをフランジ取付部１１とは別体のものとして形成しておいて、フランジ取付部１１の上面に溶接等の手段により一体化してもよいが、この立ち上がり突条１２は、例えば幅広なフランジ取付部１１を折曲加工することにより形成するようにしてもよい。
【００１７】
これに対して、当該連結金具１０が使用される植物栽培用容器２０は、図２に示すように、合成樹脂によって一体成形した概略箱状のものであり、底壁２３から上広がり状態で形成した側壁２１と、この側壁２１の上端に一体成形したフランジ２２とを有するものである。各フランジ２２は、互いに連続したものとして形成したものであり、例えば図５に示すような垂下部２５がその外端に一体成形してある。つまり、この植物栽培用容器２０内には植物のための客土がなされるものであるから、客土の重量によって側壁２１やフランジ２２が外側に膨らまないようにするために、側壁２１の上端をフランジ２２と垂下部２５とによって補強しているのである。
【００１８】
また、この植物栽培用容器２０の側壁２１には、図２に示すように、給排水管２４が取り付けられるのであり、この給排水管２４の端部は、当該植物栽培用容器２０内に連通させたり、別の給排水パイプに連結されるのである。図２に示した給排水管２４は、各植物栽培用容器２０の底部に位置することになる貯水部の連結を行っているものであり、各給排水管２４内の水量が一定となるようにするものである。
【００１９】
当該連結金具１０によって上記植物栽培用容器２０に取り付けられることになる化粧カバー３０は、図４に示すように、植物栽培用容器２０のフランジ２２上に載置されることになる載置部３１と、この載置部３１の外端から垂下する垂下部３２と、載置部３１の下面に形成した係合溝３３とを有したものである。勿論、この化粧カバー３０の表面には、図１にも示したような装飾が施されるものである。
【００２０】
なお、以下に示す実施形態の化粧カバー３０では、図３に示すように、垂下部３２の下部裏面にも下側係合溝３４を形成するようにしており、この下側係合溝３４に、ベース部材４０に固定した第２連結金具５０の突条５１を係合させことができるようにもしている。また、この化粧カバー３０は、約３．６キログラムの重さを有したものである。
【００２１】
以上のように構成した連結金具１０を使用して、上述した植物栽培用容器２０に化粧カバー３０を取り付けるには、次のようにする。まず、各連結金具１０のフランジ取付部１１を、図２に示すように、植物栽培用容器２０の側壁２１の上端に形成してあるフランジ２２に固定する。この固定は、連結金具１０のフランジ取付部１１が平らなものであるため、種々な手段が採用できるが、以下に示す実施形態では、このフランジ取付部１１に取付穴１１ａが形成してあるから、この取付穴１１ａを利用して、例えば図４に例示するようなネジ１５による固定を行うのである。勿論、このネジ１５による固定は、一本の連結金具１０に対して複数の個所で行うのがよい。
【００２２】
フランジ取付部１１を介して連結金具１０がフランジ２２に固定されれば、図３及び図４に示すように、フランジ取付部１１から立ち上がり突条１２が上方に立ち上がった状態となる。そこで、この立ち上がり突条１２に化粧カバー３０側に形成してある係合溝３３を、図３及び図４に示すように、係止させながら、化粧カバー３０の載置部３１を植物栽培用容器２０のフランジ２２上に載置するのである。そして、化粧カバー３０の垂下部３２を静かに降ろせば、各化粧カバー３０は植物栽培用容器２０に連結されることになるのである。
【００２３】
以上の連結金具１０を介して植物栽培用容器２０に取り付けられた化粧カバー３０は、その自重によって図１に示したような状態を維持することになるが、この化粧カバー３０に風による負圧が掛かってその垂下部３２が浮き上がろうとしても、この化粧カバー３０の載置部３１は連結金具１０の立ち上がり突条１２によってフランジ２２側に取り付けられているのであるから、その垂下状態が維持され、浮き上がることはないのである。勿論、この化粧カバー３０自体の重量も、その浮き上がり阻止に役立っていることは言うまでもない。
【００２４】
なお、後述する実施形態の化粧カバー３０の垂下部３２は、内側に僅かに傾斜するようにしてある。そのようにしたのは、当該化粧カバー３０の自重によって内側に傾き易くして、取付施工を容易にするとともに、侵入した雨水等が流れ落ちて汚さないようにするためである。
【００２５】
従って、この請求項１に係る連結構造は、客土の保持や排水機構を簡単に行える植物栽培用容器２０に対して、化粧カバー３０を見栄えよく簡単に取り付けることができて、この化粧カバー３０の浮き上がりを強力な風に対しても十分阻止することができるのである。
【００２６】
また、上記課題を解決するために、請求項２に係る発明の採った手段は、上記請求項１に記載の植物栽培用容器２０に対する化粧カバー３０の連結構造に関連して、
「化粧カバー３０が、その載置部３１の端部を、植物栽培用容器２０のフランジ２２の内側端部よりも内側に位置させたものである場合に適用されること」である。
【００２７】
つまり、この請求項２の連結構造は、化粧カバー３０の載置部３１の端部が、植物栽培用容器２０のフランジ２２の内側端部よりも内側に位置させたものである場合に適用したものであり、化粧カバー３０の風による浮き上がり阻止をより一層高めるようにしたものである。
【００２８】
換言すれば、化粧カバー３０の垂下部３２が浮き上がろうとしたときには、この垂下部３２全体が力点となり、立ち上がり突条１２が支点で化粧カバー３０の載置部３１が作用点となる「梃子」が考えられるのであるが、この載置部３１が形成する作用点が植物栽培用容器２０のフランジ２２の内側端部よりも内側に位置することになる。これにより、垂下部３２を力点とする梃子は、支点である立ち上がり突条１２から遠くになった載置部３１には、その破損や動きが阻止できる小さな力しか係らないことになる。
【００２９】
さらに、このようにした化粧カバー３０によれば、上記のような梃子を形成することになるのであるから、この化粧カバー３０を連結金具１０から外す場合の梃子としても考えることができるのであり、その外し操作は、化粧カバー３０の垂下部３２の下端部を持ち上げることにより比較的簡単に、かつ効果的に行えるものとしているのである。換言すれば、この請求項２の連結構造によって、載置部３１の端部を、植物栽培用容器２０のフランジ２２の内側端部よりも内側に位置させた化粧カバー３０の、メンテナンスのための取り外しを容易に行えるようにしているのである。
【００３０】
従って、この請求項２の連結構造は、これに適用される化粧カバー３０の載置部３１が上記の通りであるから、化粧カバー３０の垂下部３２が受ける負圧を最適に分散し得るだけでなく、メンテナンスを容易にすることのできるものとなっているのである。
【００３１】
さらに、請求項３に係る発明の採った手段は、上記請求項１または請求項２に記載の化粧カバー３０の連結構造について、
「立ち上がり突条１２の形成位置を、フランジ２２の中心より内側となるようにしたこと」
である。
【００３２】
すなわち、この請求項３の連結構造は、立ち上がり突条１２の形成位置を、図３あるいは図４、及び図５に示すように、フランジ２２の中心より内側となるようにしたのであるが、これにより、上述した「梃子」の支点の位置が常に立ち上がり突条１２の上端になるようにしているのである。このように、立ち上がり突条１２の上端が常に支点となるのであるから、化粧カバー３０の垂下部３２にこれを浮き上がらせようとする負圧が係ったときに、化粧カバー３０の載置部３１の内端はフランジ２２の内側に位置することになって、上記請求項２で述べたと同様な効果を発揮し、結果的に化粧カバー３０の浮き上がりを防止し、かつ化粧カバー３０の強度を維持することにもなるのである。
【００３３】
従って、この請求項３の連結構造は、上記請求項１及び２と同様な機能を発揮する他、化粧カバー３０の保護をも行うものとなっているのである。
【００３４】
上記課題を解決するために、請求項４に係る発明の採った手段は、上記請求項１〜請求項３のいずれかに記載の植物栽培用容器２０に対する化粧カバー３０の連結構造について、
「フランジ取付部１１の外側端部に、フランジ２２の外側面に当接し得る垂下部１３を一体的に形成したこと」
である。
【００３５】
すなわち、この請求項４の連結構造では、図３〜図５に示すように、フランジ取付部１１の外側端部に垂下部１３を一体的に形成し、この垂下部１３をフランジ２２の外側面に当接し得るものとしたものである。
【００３６】
このように垂下部１３を形成した結果、この請求項４の連結構造は、支点となったときの立ち上がり突条１２や、これを支持しているフランジ取付部１１が撓もうとすると、この垂下部１３がフランジ２２の外面にての支えの機能を発揮することになり、フランジ取付部１１や立ち上がり突条１２の撓みを防止することになるのである。
【００３７】
この垂下部１３とフランジ取付部１１とを同じ長さにすると、材料の使用を最小限に止めることができ、強度を十分確保できることから好ましい。
【００３８】
従って、この請求項４の連結構造は、上記請求項１〜３と同様な機能を発揮する他、垂下部１３が化粧カバー３０の受ける風圧に対して一種の抵抗となるため、各化粧カバー３０の支持をより一層強固にするものとなっているのである。
【００３９】
さらに、請求項５に係る発明の採った手段は、上記請求項１〜３のいずれかに記載の植物栽培用容器２０に対する化粧カバー３０の連結構造について、
「フランジ取付部１１の外端に補強突条１４を形成したこと」
である。
【００４０】
すなわち、この請求項５に係る連結構造は、図９の（ｂ）に示すように、フランジ取付部１１の外端に補強突条１４を形成したものである。
【００４１】
このように、フランジ取付部１１の外端に補強突条１４を形成した結果、この請求項５の連結構造は、支点となったときの立ち上がり突条１２や、これを支持しているフランジ取付部１１が撓もうとすると、この補強突条１４がフランジ２２の外面にての支えの機能を発揮することになり、フランジ取付部１１や立ち上がり突条１２の撓みを防止することになるのである。また、この補強突条１４は、フランジ取付部１１の補強も果たすのであるから、フランジ取付部１１の変形を防止することは勿論、植物栽培用容器２０の側壁２１の外側への膨らみも防止するのである。
【００４２】
従って、この請求項５の連結構造は、上記請求項１〜３と同様な機能を発揮する他、補強突条１４が化粧カバー３０の受ける風圧に対して一種の抵抗となるため、各化粧カバー３０の支持をより一層強固にするものとなっているだけでなく、植物栽培用容器２０の変形も防止するのである。
【００４３】
そして、請求項６に係る発明の採った手段は、上記請求項４に記載の植物栽培用容器２０に対する化粧カバー３０の連結構造について、
「垂下部１３の下端に補強突条１４を形成したこと」
である。
【００４４】
すなわち、この請求項６に係る連結構造は、図９の（ｅ）及び（ｆ）に示すように、垂下部１３の下端に補強突条１４を形成したものであり、その結果、この請求項６の連結構造は、支点となったときの立ち上がり突条１２や、これを支持しているフランジ取付部１１が撓もうとすると、この補強突条１４がフランジ２２にての支えの機能を発揮することになり、フランジ取付部１１や立ち上がり突条１２の撓みを防止することになるのである。また、この補強突条１４は、フランジ取付部１１の補強も果たすのであるから、フランジ取付部１１の変形を防止することは勿論、植物栽培用容器２０の側壁２１の外側への膨らみも防止するのである。
【００４５】
この場合、垂下部１３とフランジ取付部１１とを同じ長さにすると、材料の使用を最小限に止めることができ、強度を十分確保できることから好ましいし、補強突条１４と立ち上がり突条１２の傾斜角度を同じにすれば、端面形状が点対称のものとなるから、方向性がなくなって取付作業を簡単に行うことができる。
【００４６】
従って、この請求項６の連結構造は、上記請求項４と同様な機能を発揮する他、補強突条１４が化粧カバー３０の受ける風圧に対して一種の抵抗となるため、各化粧カバー３０の支持をより一層強固にするものとなっているだけでなく、植物栽培用容器２０の変形も防止するのである。
【００４７】
【発明の実施の形態】
次に、上記のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した実施の形態である連結構造について説明するが、この実施形態において使用されている連結金具１０は、上記各発明の取付構造を実質的に実現できるものであるため、以下ではこの連結金具１０を使用した連結構造を中心に説明することとする。
【００４８】
図１には、本発明において使用される連結金具１０を採用して、屋上に多数並べられた植物栽培用容器２０に、多数の化粧カバー３０を取り付けた状態が示してある。
【００４９】
そこで、この連結金具１０の対象物である植物栽培用容器２０と化粧カバー３０について先に説明すると、まず、植物栽培用容器２０は、図２に示したように、合成樹脂によって一体成形した概略箱状のものであり、底壁２３から上広がり状態で形成した側壁２１と、この側壁２１の上端に一体成形したフランジ２２とを有している。各フランジ２２は、互いに連続したものとして形成してあり、図５に示したように、垂下部２５がその外端に一体成形してある。なお、この実施形態の植物栽培用容器２０の側壁２１には、図２に示したように、給排水管２４が取り付けられるのであり、この給排水管２４の端部は、当該植物栽培用容器２０内に連通させたり、別の給排水パイプに連結されるのである。
【００５０】
当該連結金具１０によって上記植物栽培用容器２０に取り付けられることになる化粧カバー３０は、図３、図４及び図６に示したように、植物栽培用容器２０のフランジ２２上に載置されることになる載置部３１と、この載置部３１の外端から垂下する垂下部３２と、載置部３１の下面に形成した係合溝３３とを有したものである。勿論、この化粧カバー３０は、各植物栽培用容器２０のコーナーや、複数の植物栽培用容器２０の接続個所には、図７に示したようなものが採用される。つまり、この化粧カバー３０は、そのコーナーに該当する部分が互いに直交して合わせられるようにするための、４５度に切り落とした端面を有したものである。
【００５１】
なお、図３に示した実施形態の化粧カバー３０では、垂下部３２の下部裏面にも下側係合溝３４を形成するようにしており、この下側係合溝３４に、ベース部材４０に固定した第２連結金具５０の突条５１を係合させことができるようにしている。この第２連結金具５０は、本発明に係る連結金具１０と略同じ形態のものである。また、ベース部材４０には、他の植物栽培用容器１０の底が載置されることになる突出部を形成して、この突出部上に容器１０を載置することにより、当該ベース部材４０の安定化が図れるようにしてある。
【００５２】
さて、この実施形態の連結金具１０は、図１〜図５に示したように、側壁２１の上端に形成された、植物栽培用容器２０の底壁２３と略平行なフランジ２２に対して固定されるフランジ取付部１１と、このフランジ取付部１１から上方に立ち上がって、化粧カバー３０の上部裏面に形成した係合溝３３に係止される立ち上がり突条１２とにより構成してある。
【００５３】
この連結金具１０は、金属板等の薄くても剛性が確保できる材料（例えば、ガルタイト１０、厚さ０．５ｍｍ）によって、図２に示したように、植物栽培用容器２０のフランジ２２の長さ方向に沿って十分の長さで延在させることのできる程度の長さを有したものとして一体的に形成したものである。また、この連結金具１０は、植物栽培用容器２０のフランジ２２上に固定されるフランジ取付部１１と、化粧カバー３０側の載置部３１に形成してある係合溝３３に係合される立ち上がり突条１２とを有するものであって、例えば図８の（ａ）に示すような端面形状を有したものとしたものである。
【００５４】
この連結金具１０は、図８の（ａ）に示すような端面形状を有したものの他に、図９の（ａ）〜（ｆ）に示すような態様のものが考えられる。図９の（ａ）に示した連結金具１０は、平板状のフランジ取付部１１の略中央に立ち上がり突条１２を垂直に立設したものであり、図９の（ｂ）に示した連結金具１０は、フランジ取付部１１と立ち上がり突条１２の他、この立ち上がり突条１２の一端に補強突条１４を形成したものである。また、図９の（ｃ）に示した連結金具１０は、フランジ取付部１１と、その一端に例えば折曲形成した立ち上がり突条１２とを有する他、フランジ取付部１１の他端部に垂下部１３を一体成形したものである。
【００５５】
さらに、図９の（ｄ）に示した連結金具１０は、フランジ取付部１１と立ち上がり突条１２とを有することは当然として、立ち上がり突条１２の両端に垂下部１３を折曲等の手段によって一体的に形成したものであり、図９の（ｅ）に示した連結金具１０は、図９の（ｃ）に示した垂下部１３の下端に対して補強突条１４を一体的に形成したものである。そして、図９の（ｆ）に示した連結金具１０は、フランジ取付部１１と立ち上がり突条１２とを有して、植物栽培用容器２０内に入り込むことになる垂下部１３をフランジ取付部１１の一端に形成し、この垂下部１３の下端に補強突条１４を一体形成したものである。
【００５６】
補強突条１４の、フランジ取付部１１または垂下部１３に対して傾斜した状態で形成するのが好ましく、その場合の傾斜角度は、フランジ取付部１１または垂下部１３に対して、３０度〜１５０度の範囲であることが好ましい。つまり、この補強突条１４の傾斜角度が、０度〜２９度、あるいは１５１度〜１８０度であると、その本来の目的であるフランジ取付部１１または垂下部１３の補強を十分発揮させることができないのであり、補強の最大の効果が得られるのは、フランジ取付部１１または垂下部１３に対して９０度の場合である。
【００５７】
さらに、連結金具１０を構成している立ち上がり突条１２のフランジ取付部１１に対する傾斜角度も、補強突条１４の場合と同様に、３０度〜１５０度の範囲であることが好ましい。この範囲を逸脱した場合には、この立ち上がり突条１２に対する化粧カバー３０の係止ができなかったり、そもそも係止作業が行えない状態となるのである。一方、この立ち上がり突条１２の高さ、換言すれば化粧カバー３０側の係合溝３３の深さは、６ｍｍ〜３０ｍｍが好ましく、中でも、１０ｍｍ〜１５ｍｍの範囲が最も好ましい。
【００５８】
化粧カバー３０の載置部３１の厚さは、３０ｍｍ〜５０ｍｍであることが好ましいが、中でも、３５ｍｍ〜４０ｍｍの範囲が最も好ましい。そして、このような厚さの載置部３１に対して、係合溝３３の形成位置は、載置部３１の内端部から６ｍｍ〜３０ｍｍの範囲が好ましく、中でも、１０ｍｍ〜１５ｍｍであることが最も好ましい。何故なら、この載置部３１の内端部は、前述した梃子の作用点となったときに、簡単に破損しないような十分な剛性が必要だからである。
【００５９】
さて、図１０には、各化粧カバー３０に風が当たったときの（正）風圧力（ａ）と、３０ｍの高さの建物の屋上で風の影響によって生じた負圧の風圧力と、そのときの化粧カバー３０に係る（負）風圧力（ｂ）とが示してある。例えば、沖縄地方での台風によると、最大風速４６ｍとなることがあるが、この図１０では、そのような場合も想定している。
【００６０】
そして、図１１には、上記図１０に示した風圧力が、本発明係る連結金具１０によって植物栽培用容器２０に支持した化粧カバー３０に作用した場合（グラフ２及び４）と、植物栽培用容器２０を介さないで載置した化粧カバー３０に作用した場合（グラフ１及び３）に、化粧カバー３０の短辺及び長辺の変位がどうなるかを実験したデータが示してある。この図１１に示したグラフ１及び３では、３０ｋｇｆまたは３８ｋｇｆの風圧で、化粧カバー３０の短辺が７５ｍｍまたは１４０ｍｍの浮き上がりを示した後破壊したが、グラフ２及び４では、４０ｋｇｆまたは９０ｋｇｆの風圧で、化粧カバー３０の長辺が９５ｍｍ及び１８０ｍｍの浮き上がりを示したことを表している。
【００６１】
つまり、本発明に係る連結金具１０を介して化粧カバー３０を植物栽培用容器２０に連結すれば、沖縄地方での強力な台風でも、当該化粧カバー３０が外れてしまうようなことは全くないことを、この図１１のグラフは示しているのである。
【００６２】
【発明の効果】
以上、詳述した通り、本願発明においては、
「植物栽培用容器２０の側壁２１の外側に、略逆Ｌ字状の化粧カバー３０を、連結金具１０を使用して一体的に連結するための連結構造であって、
植物栽培用容器２０を、側壁２１の上端に形成されて、当該植物栽培用容器２０の底壁２３と略平行なフランジ２２を有したものとし、
化粧カバー３０を、その上部裏面に形成した係合溝３３を有したものとし、
さらに、連結金具１０を、植物栽培用容器２０側のフランジ２２に対して固定されるフランジ取付部１１と、このフランジ取付部１１から上方に立ち上がって、化粧カバー３０に係止される立ち上がり突条１２とを有したものとして、
フランジ２２に固定された連結金具１０の立ち上がり突条１２に、化粧カバー３０側の係合溝３３を係止させて、化粧カバー３０を前記植物栽培用容器２０に連結できるようにしたことを特徴とする植物栽培用容器２０に対する化粧カバー３０の連結構造」
にその主たる構成上の特徴があり、これにより、連結金具１０を使用することによって、客土の保持や排水機構を簡単に行える植物栽培用容器２０に対して、化粧カバー３０を見栄えよく簡単に取り付けることができて、この化粧カバー３０の動きを強力な風に対しても阻止することのできる連結構造を簡単な構造によって提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る連結構造を実現するための連結金具を使用して化粧カバーを植物栽培用容器に取り付けた状態の部分斜視図である。
【図２】同連結金具が対象としている植物栽培用容器の斜視図である。
【図３】同連結金具を介して化粧カバーを植物栽培用容器に取り付けている状態の拡大斜視図である。
【図４】図３の要部断面図である。
【図５】図４の要部拡大部分断面図である。
【図６】連結金具が対象としている化粧カバーを示すもので、（ａ）は全体斜視図、（ｂ）は縦断面図である。
【図７】他の化粧カバーを示す斜視図である。
【図８】本発明に係る連結金具を示すもので、（ａ）は拡大端面図、（ｂ）は平面図である。
【図９】同連結金具の他の実施例を、（ａ）〜（ｆ）の６種類例示した断面図である。
【図１０】風によって化粧カバーに係る力を示す表であり、（ａ）は正圧を、（ｂ）は負圧をそれぞれ示している。
【図１１】本発明に係る連結金具を使用しない場合と、使用した場合との、化粧カバーの短辺及び長辺に掛かる風力とその時の変位量の測定結果を示すグラフである。
【図１２】従来の技術を示す一部破断正面図である。
【図１３】従来の他の技術を示す断面図（ａ）と斜視図（ｂ）である。
【符号の説明】
１０連結金具
１１フランジ取付部
１１ａ取付穴
１２立ち上がり突条
１３垂下部
１４補強突条
２０植物栽培用容器
２１側壁
２２フランジ
２３底壁
２４給排水管
２５垂下部
３０化粧カバー
３１載置部
３２垂下部
３３係合溝
３４下側係合溝
４０ベース部材
５０第２連結金具
５１突条[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention provides a cosmetic cover for performing makeup on the side wall of the plant cultivation container installed on the flower bed or the roof.Using a connecting bracket.ReamIn the structureIt is related.
[0002]
[Prior art]
  If you want to cultivate plants such as flowers and trees on the ground or the roof of the building, you will naturally need soil, but as a matter of course on the roof, if there is not enough land on the ground depending on the location and condition There is. For this reason, the applicants considered that a large container for plant cultivation was artificially formed using a synthetic resin or the like, and the plant was cultivated in the container.
[0003]
  However, since the artificially formed container for plant cultivation can only be seen as “artificial” as it is, the applicants attach a “decorative cover” to the outside of the side wall of the plant cultivation container, I came up with the idea to make people feel close to or beautiful.
[0004]
  As described above, as a technique for attaching a “decorative cover” to an artificial object to make a plant cultivation place such as a flower bed beautiful, there is a technique proposed in Patent Document 1, for example.
[0005]
[Patent Document 1]
  Japanese Patent Laid-Open No. 9-205886, abstract, FIG.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
  As shown in FIG. 12, the technique described in Patent Document 1 is “from a combination of a frame body 1 having a plurality of through holes 3 on a peripheral wall and an exterior material 2 attached to the outer surface of the frame body 1. The frame body 1 is installed in the ground digging, concrete is placed inside, and the exterior material 2 is attached to the outer surface of the frame body 1 with bolts 6 using the through holes 3 ". As a result, “a flower bed and a gate pillar can be easily constructed, and a beautiful finish can be obtained”. (Description of abstract of patent document 1)
  Further, in the technique described in Patent Document 1, when the exterior material 2 is attached to the outer surface of the frame body 1, as shown in FIG. 13, “the exterior material 2 has a size corresponding to each surface of the frame body 1. Are formed on the upper edge and the lower edge, and the mounting bracket 8 is fixed at several positions on the outer surface of the frame 1. (Paragraph 0037)
  However, although the technique shown in this Patent Document 1 is made for the purpose of simplifying the construction, as described above, it is heavy and can be carried out by various members that require various construction work. Even if this technology is applied to the rooftop greening of a building, problems such as difficulty in carrying in materials and securing installation location are predicted.
[0007]
  In particular, the fact that “the mounting bracket 8 is fixed at several positions on the outer surface of the frame 1” may be sufficient in terms of fixing the exterior material 2, but such construction work is very difficult. For example, considering the operation of attaching the “mounting bracket 8” of Patent Document 1 to the lower side of the outer surface of the frame 1, a large plant cultivation container made of synthetic resin according to the present invention installed on the rooftop In this case, it is almost impossible.
[0008]
  In addition, in the technique described in this Patent Document 1, since it has a structure of draining through a paving stone laid on the bottom portion of the frame body 1, It cannot be constructed in the first place.
[0009]
  Therefore, the present inventors ensure that the side decoration is applied to the container for plant cultivation that performs the rooftop greening as well as the normal flower bed while draining the drainage on the side while holding the customer's land on the rooftop and the flowerbed. As a result of various investigations on how to make it easy and easy to perform the construction, it is also considered that a strong wind hits the roof of the building I realized that I had to keep it in mind, and completed the present invention.
[0010]
  That is, the object of the present inventionBy using connecting brackets, customersA cosmetic cover can be easily attached to a plant cultivation container that can easily hold soil and drainage, and the movement of the decorative cover can be prevented even against strong winds.Simplified connection structureIt is to be provided by a simple structure.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above problems, first, the means taken by the invention according to claim 1 will be described with reference numerals used in the description of embodiments described later.
  “On the outside of the side wall 21 of the plant cultivation container 20, a substantially inverted L-shaped decorative cover 30.Is a connecting structure for connecting together using the connecting bracket 10,
  The plant cultivation container 20 is formed at the upper end of the side wall 21 and has a flange 22 substantially parallel to the bottom wall 23 of the plant cultivation container 20.
  The decorative cover 30 has an engagement groove 33 formed on the upper back surface thereof,
  Further, the flange 10 is fixed to the flange 22 on the plant cultivation container 20 side, and the rising ridge that rises upward from the flange attachment 11 and is locked to the decorative cover 30. With 12 and
  A decorative cover 30 is attached to the rising ridge 12 of the connection fitting 10 fixed to the flange 22.SideLock the groove 33AndThe makeup cover 30 can be connected to the plant cultivation container 20. The makeup cover 30 can be connected to the plant cultivation container 20.Connecting structure "
It is.
[0012]
  That is, according to claim 1The inventionAs shown in FIGS. 1-5, the outer side of the side wall 21 of the container 20 for plant cultivationBy using the connecting bracket 10,Connected together with a substantially inverted L-shaped decorative cover 30It is a connected structure. In this case, the connecting bracket 10 isA flange mounting portion 11 that is fixed to a flange 22 that is formed on the upper end of the wall 21 and is substantially parallel to the bottom wall 23 of the plant cultivation container 20. It is comprised by the rising protrusion 12 latched by the engaging groove 33 formed in the upper back surface.
[0013]
  As shown in FIG. 2, the connecting metal fitting 10 is made of a material that can ensure rigidity even if it is thin, such as a metal plate, in the length direction of the flange 22 of the plant cultivation container 20, as shown in FIG. 2. It is integrally formed as having a length that can be extended along a sufficient length. Moreover, since this connection metal fitting 10 connects the substantially inverted L-shaped decorative cover 30 integrally with the outer side of the side wall 21 of the plant cultivation container 20, it is on the flange 22 of the plant cultivation container 20. 8 includes a flange mounting portion 11 to be fixed and a rising ridge 12 engaged with an engagement groove 33 formed in the placement portion 31 on the decorative cover 30 side. ) Having an end face shape as shown in FIG.
[0014]
  Since it is necessary for this connecting metal fitting 10 to have the flange mounting portion 11 and the rising protrusion 12, in addition to the end face shape as shown in FIG. The thing of an aspect as shown to a)-(f) can be considered. The connecting metal fitting 10 shown in FIG. 9 (a) is a metal fitting shown in FIG. 9 (b) in which a rising ridge 12 is erected vertically at the approximate center of a flat-plate-shaped flange mounting portion 11. In addition to the flange mounting portion 11 and the rising protrusion 12, a reinforcing protrusion 14 is formed at one end of the rising protrusion 12. 9C has a flange mounting portion 11 and a rising protrusion 12 formed at one end thereof, for example, and a hanging portion at the other end portion of the flange mounting portion 11. 13 is integrally molded.
[0015]
  Further, the connecting metal fitting 10 shown in FIG. 9D naturally has the flange mounting portion 11 and the rising ridge 12, and the hanging portion 13 is bent at both ends of the rising ridge 12 by means such as bending. The connection fitting 10 shown in FIG. 9 (e) is integrally formed with a reinforcing protrusion 14 integrally formed on the lower end of the drooping portion 13 shown in FIG. 9 (c). Is. And the connection metal fitting 10 shown to (f) of FIG. 9 has the flange attaching part 11 and the standing protrusion 12, and the flange attaching part 11 has the hanging part 13 which will enter into the container 20 for plant cultivation. The reinforcing protrusion 14 is integrally formed at the lower end of the drooping portion 13.
[0016]
  By the way, the rising protrusion 12 constituting the connecting fitting 10 shown in FIGS. 9A, 9B, 9D, etc. is formed as a separate body from the flange mounting portion 11. In this case, the upper surface of the flange mounting portion 11 may be integrated by means such as welding. However, the rising protrusion 12 is formed by bending the wide flange mounting portion 11, for example. Also good.
[0017]
  On the other hand, as shown in FIG. 2, the plant cultivation container 20 in which the connection fitting 10 is used is a substantially box-shaped thing integrally formed with a synthetic resin, and is formed so as to spread from the bottom wall 23. And a flange 22 integrally formed on the upper end of the side wall 21. Each flange 22 is formed so as to be continuous with each other. For example, a hanging portion 25 as shown in FIG. 5 is integrally formed at the outer end thereof. That is, since the soil for plants is formed in the plant cultivation container 20, the upper end of the sidewall 21 is prevented so that the sidewall 21 and the flange 22 do not expand outward due to the weight of the soil. Is reinforced by the flange 22 and the hanging part 25.
[0018]
  Further, as shown in FIG. 2, a water supply / drain pipe 24 is attached to the side wall 21 of the plant cultivation container 20, and the end of the water supply / drain pipe 24 is communicated with the plant cultivation container 20. It is connected to another water supply / drainage pipe. The water supply / drainage pipes 24 shown in FIG. 2 are connected to the water storage parts that will be located at the bottom of each plant cultivation container 20 so that the amount of water in each water supply / drainage pipe 24 is constant. Is.
[0019]
  As shown in FIG. 4, the decorative cover 30 to be attached to the plant cultivation container 20 by the connection fitting 10 is placed on the flange 22 of the plant cultivation container 20. And a hanging part 32 that hangs down from the outer end of the mounting part 31, and an engagement groove 33 formed on the lower surface of the mounting part 31. Of course, the decorative cover 30 is decorated as shown in FIG.
[0020]
  In the decorative cover 30 of the embodiment shown below, as shown in FIG. 3, a lower engagement groove 34 is also formed on the lower back surface of the hanging portion 32, and the lower engagement groove 34 is formed in the lower engagement groove 34. The protrusion 51 of the second connecting fitting 50 fixed to the base member 40 can be engaged. The decorative cover 30 has a weight of about 3.6 kilograms.
[0021]
  In order to attach the decorative cover 30 to the above-described plant cultivation container 20 using the connection fitting 10 configured as described above, the following is performed. First, as shown in FIG. 2, the flange attaching part 11 of each connection metal fitting 10 is fixed to the flange 22 formed at the upper end of the side wall 21 of the container 20 for plant cultivation. Since the flange mounting portion 11 of the connecting metal fitting 10 is flat, various means can be used for this fixing. However, in the embodiment shown below, the flange mounting portion 11 has a mounting hole 11a. The fixing holes 11a are used to fix the screws 15 as exemplified in FIG. Needless to say, the fixing with the screw 15 is preferably performed at a plurality of locations with respect to one connecting metal fitting 10.
[0022]
  If the connecting metal fitting 10 is fixed to the flange 22 via the flange mounting portion 11, the rising ridge 12 rises upward from the flange mounting portion 11 as shown in FIGS. Therefore, as shown in FIGS. 3 and 4, the mounting portion 31 of the decorative cover 30 is used for plant cultivation while the engaging groove 33 formed on the rising cover 12 on the decorative cover 30 side is locked. It is placed on the flange 22 of the container 20. And if the hanging part 32 of the decorative cover 30 is gently lowered, each decorative cover 30 will be connected to the plant cultivation container 20.
[0023]
  The decorative cover 30 attached to the plant cultivation container 20 via the above-described connecting fitting 10 maintains the state shown in FIG. 1 due to its own weight. Even if the hanging portion 32 is lifted up, the mounting portion 31 of the decorative cover 30 is attached to the flange 22 side by the rising protrusion 12 of the connecting fitting 10, so that the hanging state is It is maintained and will not rise. Of course, it goes without saying that the weight of the decorative cover 30 itself also helps prevent the lifting.
[0024]
  In addition, the hanging part 32 of the decorative cover 30 of the embodiment to be described later is slightly inclined inward. The reason for this is to make it easier to tilt inward due to its own weight of the decorative cover 30, to facilitate installation work, and to prevent rainwater or the like that has entered from flowing down and becoming dirty.
[0025]
  Therefore, according to this claim 1The connection structure isThe decorative cover 30 can be easily and nicely attached to the plant cultivation container 20 that can easily hold the soil and drainage mechanism, and the floating of the decorative cover 30 is sufficiently prevented even against strong winds. It can be done.
[0026]
  Moreover, in order to solve the said subject, the means which the invention which concerns on Claim 2 took is the thing of the decorative cover 30 with respect to the container 20 for plant cultivation of the said Claim 1.Connected structureIn connection with
  “It is applied when the decorative cover 30 has the end portion of the placement portion 31 positioned inside the inner end portion of the flange 22 of the plant cultivation container 20”.
[0027]
  In other words,Connected structureIs applied when the end portion of the mounting portion 31 of the decorative cover 30 is positioned inside the inner end portion of the flange 22 of the plant cultivation container 20. It is intended to further increase the prevention of lifting due to.
[0028]
  In other words, when the hanging part 32 of the decorative cover 30 is about to rise, the entire hanging part 32 becomes a power point, the rising ridge 12 serves as a fulcrum, and the mounting portion 31 of the decorative cover 30 serves as an action point. However, the point of action formed by the mounting portion 31 is located on the inner side of the inner end portion of the flange 22 of the plant cultivation container 20. As a result, the lever having the drooping portion 32 as a power point has only a small force that can prevent the breakage and movement of the mounting portion 31 that is far from the rising ridge 12 that is a fulcrum.
[0029]
  Furthermore, according to the decorative cover 30 configured as described above, the above-described lever is formed. Therefore, the decorative cover 30 can be considered as a lever when the decorative cover 30 is removed from the connection fitting 10. The removal operation can be performed relatively easily and effectively by lifting the lower end portion of the hanging portion 32 of the decorative cover 30. In other words,Connected structureThus, the makeup cover 30 in which the end portion of the placement portion 31 is positioned inside the inner end portion of the flange 22 of the plant cultivation container 20 can be easily removed for maintenance. .
[0030]
  Therefore, in this claim 2Connected structureSince the mounting portion 31 of the decorative cover 30 applied thereto is as described above, not only can the negative pressure received by the hanging portion 32 of the decorative cover 30 be optimally distributed, but also maintenance can be facilitated. It is something that can be done.
[0031]
  Further, the means taken by the invention according to claim 3 is that of the decorative cover 30 according to claim 1 or 2.Connected structureabout,
  “The position where the rising ridge 12 is formed is located inside the center of the flange 22”
It is.
[0032]
  That is, in this claim 3The connection structure isAs shown in FIGS. 3, 4, and 5, the formation position of the rising ridge 12 is set to be inside the center of the flange 22. The position always rises and becomes the upper end of the protruding ridge 12. Thus, since the upper end of the rising ridge 12 is always a fulcrum, when the negative pressure is applied to the hanging portion 32 of the decorative cover 30 to lift it, the placement portion of the decorative cover 30 is placed. The inner end of 31 is located inside the flange 22, so that the same effect as described in claim 2 is exhibited, and as a result, the decorative cover 30 is prevented from being lifted and the strength of the decorative cover 30 is increased. It will also be maintained.
[0033]
  Therefore, in this claim 3Connected structureIn addition to exhibiting the same functions as those of the first and second aspects, the decorative cover 30 is also protected.
[0034]
  In order to solve the above-mentioned problem, the means taken by the invention according to claim 4 is that the decorative cover 30 for the plant cultivation container 20 according to any one of claims 1 to 3 is used.Connected structureabout,
  “A drooping portion 13 that can come into contact with the outer surface of the flange 22 is formed integrally with the outer end of the flange mounting portion 11.”
It is.
[0035]
  That is, in this claim 4Connected structureThen, as shown in FIGS. 3 to 5, the hanging portion 13 is integrally formed at the outer end portion of the flange mounting portion 11, and the hanging portion 13 can be brought into contact with the outer surface of the flange 22. is there.
[0036]
  As a result of forming the drooping portion 13 in this manner,Connected structureWhen the rising ridge 12 when it becomes a fulcrum or the flange mounting portion 11 that supports the ridge 12 tries to bend, the drooping portion 13 exhibits a function of supporting on the outer surface of the flange 22. Thus, the bending of the flange mounting portion 11 and the rising protrusion 12 is prevented.
[0037]
  It is preferable that the hanging portion 13 and the flange mounting portion 11 have the same length because the use of the material can be minimized and sufficient strength can be secured.
[0038]
  Therefore, this claim 4Connected structureIn addition to exhibiting the same functions as in the first to third aspects, the hanging part 13 provides a kind of resistance to the wind pressure received by the decorative cover 30, and therefore the support of each decorative cover 30 is further strengthened. It is.
[0039]
  Furthermore, the means taken by the invention according to claim 5 is that of the decorative cover 30 for the plant cultivation container 20 according to any one of claims 1 to 3.Connected structureabout,
  “Reinforcement ridge 14 formed on the outer end of flange mounting portion 11”
It is.
[0040]
  That is, according to this claim 5Connected structureAs shown in FIG. 9B, a reinforcing protrusion 14 is formed on the outer end of the flange mounting portion 11.
[0041]
  Thus, as a result of forming the reinforcing protrusion 14 at the outer end of the flange mounting portion 11,Connected structureWhen the rising ridge 12 when it becomes a fulcrum or the flange mounting portion 11 that supports the ridge 12 tries to bend, the reinforcing ridge 14 exhibits a function of supporting on the outer surface of the flange 22. Thus, the bending of the flange mounting portion 11 and the rising protrusion 12 is prevented. Moreover, since this reinforcement protrusion 14 also fulfills the reinforcement of the flange attachment part 11, not only the deformation | transformation of the flange attachment part 11 is prevented but the swelling to the outer side of the side wall 21 of the container 20 for plant cultivation is also prevented. It is.
[0042]
  Therefore, in this claimConnected structureIn addition to exhibiting the same function as in the first to third aspects, the reinforcing protrusion 14 provides a kind of resistance to the wind pressure received by the decorative cover 30, thereby further strengthening the support of each decorative cover 30. In addition to being a thing, the deformation of the plant cultivation container 20 is also prevented.
[0043]
  The means taken by the invention according to claim 6 is the above claim.Item 4Of the cover 30 for the plant cultivation container 20Connected structureabout,
  “Reinforcing ridge 14 formed on the lower end of hanging part 13”
It is.
[0044]
  That is, according to this claim 6Connected structureAs shown in FIGS. 9 (e) and 9 (f), a reinforcing protrusion 14 is formed at the lower end of the drooping portion 13, and as a result,Connected structureWhen the rising ridge 12 when it becomes a fulcrum or the flange mounting portion 11 that supports the ridge 12 tries to bend, the reinforcing ridge 14 exhibits the function of supporting the flange 22. Therefore, the flange mounting portion 11 and the rising protrusion 12 are prevented from bending. Moreover, since this reinforcement protrusion 14 also fulfills the reinforcement of the flange attachment part 11, not only the deformation | transformation of the flange attachment part 11 is prevented but the swelling to the outer side of the side wall 21 of the container 20 for plant cultivation is also prevented. It is.
[0045]
  In this case, it is preferable that the hanging portion 13 and the flange mounting portion 11 have the same length because the use of the material can be minimized and sufficient strength can be secured. If the inclination angles are the same, the end face shape is point-symmetric, so that the directionality is lost and the mounting operation can be performed easily.
[0046]
  Therefore, in this claimConnected structureThe above claimItem 4 andIn addition to performing the same function, the reinforcing protrusion 14 becomes a kind of resistance against the wind pressure received by the decorative cover 30, so that not only the support of each decorative cover 30 is further strengthened, The deformation of the plant cultivation container 20 is also prevented.
[0047]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Next, the invention according to each claim configured as described above is an embodiment shown in the drawings.Connected structureThis embodiment will be describedUsed inThe tie 10 is the above invention.The mounting structure can be substantially realizedSo, in the followingThis seriesMetal fitting 1Connecting structure using 0It will be explained mainly.
[0048]
  FIG. 1 shows the present invention.Used inA state is shown in which a large number of decorative covers 30 are attached to a plurality of plant cultivation containers 20 arranged on the roof using the tie 10.
[0049]
  Therefore, the plant cultivation container 20 and the decorative cover 30 which are the objects of the connection fitting 10 will be described first. First, as shown in FIG. 2, the plant cultivation container 20 is schematically formed integrally with a synthetic resin. It has a box-like shape, and has a side wall 21 that is formed so as to spread from the bottom wall 23, and a flange 22 that is integrally formed with the upper end of the side wall 21. Each flange 22 is formed so as to be continuous with each other, and as shown in FIG. 5, a drooping portion 25 is integrally formed at the outer end thereof. In addition, as shown in FIG. 2, the water supply / drainage pipe 24 is attached to the side wall 21 of the plant cultivation container 20 of this embodiment, and the edge part of this water supply / drainage pipe 24 is the inside of the said plant cultivation container 20 Or connected to another water supply / drainage pipe.
[0050]
  The decorative cover 30 to be attached to the plant cultivation container 20 by the connection fitting 10 is placed on the flange 22 of the plant cultivation container 20 as shown in FIGS. 3, 4, and 6. The mounting portion 31 has a hanging portion 32 that hangs down from the outer end of the mounting portion 31, and an engagement groove 33 formed on the lower surface of the mounting portion 31. Of course, as this decorative cover 30, the one shown in FIG. 7 is adopted at the corner of each plant cultivation container 20 or at the connection location of the plurality of plant cultivation containers 20. That is, this decorative cover 30 has an end face cut off at 45 degrees so that the portions corresponding to the corners can be orthogonally aligned with each other.
[0051]
  In the decorative cover 30 of the embodiment shown in FIG. 3, a lower engagement groove 34 is also formed on the lower back surface of the hanging portion 32, and the base engagement member 34 is formed in the lower engagement groove 34. The protrusions 51 of the fixed second connection fitting 50 can be engaged. This 2nd connection metal fitting 50 is a thing of the substantially the same form as the connection metal fitting 10 which concerns on this invention. Moreover, the base member 40 is formed with a protruding portion on which the bottom of another plant cultivation container 10 is placed, and the container 10 is placed on the protruding portion, whereby the base member 40 is placed. It can be stabilized.
[0052]
  The coupling fitting 10 of this embodiment is fixed to a flange 22 formed at the upper end of the side wall 21 and substantially parallel to the bottom wall 23 of the plant cultivation container 20 as shown in FIGS. And a rising protrusion 12 that rises upward from the flange attaching portion 11 and is engaged with an engaging groove 33 formed on the upper back surface of the decorative cover 30.
[0053]
  As shown in FIG. 2, the connecting metal fitting 10 is made of a material that can ensure rigidity even if it is thin, such as a metal plate, and the length of the flange 22 of the plant cultivation container 20 as shown in FIG. 2. It is integrally formed as having a length that can be extended by a sufficient length along the length direction. In addition, the connection fitting 10 is engaged with a flange attachment portion 11 fixed on the flange 22 of the plant cultivation container 20 and an engagement groove 33 formed in the placement portion 31 on the decorative cover 30 side. For example, it has an end face shape as shown in FIG. 8A.
[0054]
  In addition to the end fitting shape shown in FIG. 8 (a), the connecting fitting 10 may have a form as shown in FIGS. 9 (a) to 9 (f). The connecting metal fitting 10 shown in FIG. 9 (a) is a metal fitting shown in FIG. 9 (b) in which a rising ridge 12 is erected vertically at the approximate center of a flat-plate-shaped flange mounting portion 11. In addition to the flange mounting portion 11 and the rising protrusion 12, a reinforcing protrusion 14 is formed at one end of the rising protrusion 12. 9C has a flange mounting portion 11 and a rising protrusion 12 formed at one end thereof, for example, and a hanging portion at the other end portion of the flange mounting portion 11. 13 is integrally molded.
[0055]
  Further, the connecting metal fitting 10 shown in FIG. 9D naturally has the flange mounting portion 11 and the rising ridge 12, and the hanging portion 13 is bent at both ends of the rising ridge 12 by means such as bending. The connection fitting 10 shown in FIG. 9 (e) is integrally formed with a reinforcing protrusion 14 integrally formed on the lower end of the drooping portion 13 shown in FIG. 9 (c). Is. And the connection metal fitting 10 shown to (f) of FIG. 9 has the flange attaching part 11 and the standing protrusion 12, and the flange attaching part 11 has the hanging part 13 which will enter into the container 20 for plant cultivation. The reinforcing protrusion 14 is integrally formed at the lower end of the drooping portion 13.
[0056]
  The reinforcing protrusion 14 is preferably formed in a state of being inclined with respect to the flange mounting portion 11 or the hanging portion 13, and the inclination angle in this case is 30 ° to 150 ° with respect to the flange mounting portion 11 or the hanging portion 13. A range of degrees is preferred. That is, when the inclination angle of the reinforcing protrusion 14 is 0 to 29 degrees, or 151 to 180 degrees, the flange mounting portion 11 or the hanging portion 13 that is the original purpose can be sufficiently reinforced. The maximum effect of reinforcement is obtained when the angle is 90 degrees with respect to the flange mounting portion 11 or the hanging portion 13.
[0057]
  Further, the inclination angle of the rising ridge 12 constituting the connecting metal fitting 10 with respect to the flange mounting portion 11 is preferably in the range of 30 to 150 degrees as in the case of the reinforcing ridge 14. When it deviates from this range, the decorative cover 30 cannot be locked to the rising ridge 12, or the locking operation cannot be performed in the first place. On the other hand, the height of the rising protrusion 12, in other words, the depth of the engaging groove 33 on the decorative cover 30 side is preferably 6 mm to 30 mm, and most preferably in the range of 10 mm to 15 mm.
[0058]
  The thickness of the placement portion 31 of the decorative cover 30 is preferably 30 mm to 50 mm, and most preferably in the range of 35 mm to 40 mm. And with respect to the mounting part 31 having such a thickness, the formation position of the engagement groove 33 is preferably in the range of 6 mm to 30 mm from the inner end of the mounting part 31, and in particular, 10 mm to 15 mm. Is most preferred. This is because the inner end portion of the placement portion 31 needs to have sufficient rigidity so as not to be easily damaged when it becomes the above-mentioned action point of the insulator.
[0059]
  Now, in FIG. 10, (positive) wind pressure (a) when wind hits each decorative cover 30, and negative wind pressure generated by the influence of the wind on the roof of a 30 m high building, The (negative) wind pressure (b) relating to the decorative cover 30 at that time is shown. For example, according to a typhoon in the Okinawa region, the maximum wind speed may be 46 m, but FIG. 10 assumes such a case.
[0060]
  And in FIG. 11, when the wind pressure shown in the said FIG. 10 acts on the decorative cover 30 supported by the container 20 for plant cultivation by the connection metal fitting 10 which concerns on this invention (graphs 2 and 4), and for plant cultivation In the case of acting on the decorative cover 30 placed without the container 20 (graphs 1 and 3), data obtained by experimenting on the displacement of the short side and the long side of the decorative cover 30 are shown. In graphs 1 and 3 shown in FIG. 11, the wind pressure of 30 kgf or 38 kgf was broken after the short side of the decorative cover 30 showed a lift of 75 mm or 140 mm, but in graphs 2 and 4, the wind pressure of 40 kgf or 90 kgf was broken. This indicates that the long side of the decorative cover 30 has lifted up to 95 mm and 180 mm.
[0061]
  In other words, if the decorative cover 30 is connected to the plant cultivation container 20 via the connection fitting 10 according to the present invention, the decorative cover 30 will not come off at all even in a powerful typhoon in the Okinawa region. This is shown in the graph of FIG.
[0062]
【The invention's effect】
  As detailed above, in the present invention,
  “On the outside of the side wall 21 of the plant cultivation container 20, a substantially inverted L-shaped decorative cover 30.Is a connecting structure for connecting together using the connecting bracket 10,
  The plant cultivation container 20 is formed at the upper end of the side wall 21 and has a flange 22 substantially parallel to the bottom wall 23 of the plant cultivation container 20.
  The decorative cover 30 has an engagement groove 33 formed on the upper back surface thereof,
  Further, the flange 10 is fixed to the flange 22 on the plant cultivation container 20 side, and the rising ridge that rises upward from the flange attachment 11 and is locked to the decorative cover 30. With 12 and
  A decorative cover 30 is attached to the rising ridge 12 of the connection fitting 10 fixed to the flange 22.SideLock the groove 33AndThe makeup cover 30 can be connected to the plant cultivation container 20. The makeup cover 30 can be connected to the plant cultivation container 20.Connecting structure "
Have the main structural features.By using the connecting bracket 10,The decorative cover 30 can be easily and nicely attached to the plant cultivation container 20 that can easily hold the soil and drain, and the movement of the decorative cover 30 can be prevented even against strong wind. CanConnecting structureIt can be provided by a simple structure.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 relates to the present invention.To achieve a connected structureIt is a fragmentary perspective view of the state which attached the decorative cover to the container for plant cultivation using a metal fitting.
FIG. 2 is a perspective view of a container for plant cultivation targeted by the connection fitting.
FIG. 3 is an enlarged perspective view of a state in which a decorative cover is attached to the plant cultivation container via the connection fitting.
4 is a cross-sectional view of the main part of FIG. 3;
5 is an enlarged partial cross-sectional view of the main part of FIG. 4;
FIGS. 6A and 6B show a decorative cover which is a target of a connection fitting, wherein FIG. 6A is an overall perspective view, and FIG. 6B is a longitudinal sectional view.
FIG. 7 is a perspective view showing another decorative cover.
FIGS. 8A and 8B show a connecting metal fitting according to the present invention, in which FIG. 8A is an enlarged end view and FIG. 8B is a plan view.
FIG. 9 is a cross-sectional view illustrating another example of the connection fitting according to six types (a) to (f).
FIG. 10 is a table showing the force applied to the decorative cover by the wind, where (a) shows positive pressure and (b) shows negative pressure.
FIG. 11 is a graph showing measurement results of wind force applied to the short side and long side of the decorative cover and the amount of displacement at that time when the connecting metal fitting according to the present invention is not used and when it is used.
FIG. 12 is a partially broken front view showing a conventional technique.
13A and 13B are a sectional view and a perspective view showing another conventional technique.
[Explanation of symbols]
  10 Connecting bracket
  11 Flange mounting part
  11a Mounting hole
  12 Standing ridge
  13 Suspension
  14 Reinforcing ridge
  20 Plant cultivation container
  21 side wall
  22 Flange
  23 Bottom wall
  24 Water supply / drainage pipe
  25 Hanging part
  30 cosmetic cover
  31 Placement section
  32 Bottom
  33 engaging groove
  34 Lower engaging groove
  40 Base member
  50 Second connecting bracket
  51 ridges

Claims

A connection structure for integrally connecting a substantially inverted L-shaped decorative cover to the outside of the side wall of the plant cultivation container using a connection fitting,
The plant cultivation container is formed at the upper end of the side wall, and has a flange substantially parallel to the bottom wall of the plant cultivation container,
The decorative cover has an engagement groove formed on the upper back surface thereof,
Further, the connecting bracket includes a flange mounting portion that is fixed to the flange on the plant cultivation container side, and a rising ridge that rises upward from the flange mounting portion and is locked to the decorative cover. As
The rising projection of fixed connecting fitting to the flange, the makeup of the cover side engagement groove is engaged, plant cultivation, characterized in that the reduction粧cover was to be connected to the container for plant cultivation Structure of the decorative cover to the container .

The said decorative cover is applied when the edge part of the mounting part is located inside the inner edge part of the flange of the container for plant cultivation. The connecting structure of the decorative cover .

The connecting structure of the decorative cover to the container for plant cultivation according to claim 1 or 2, wherein the formation position of the rising ridge is located inside the center of the flange.

The drooping part which can contact | abut to the outer side surface of the said flange was integrally formed in the outer side edge part of the said flange attaching part with respect to the container for plant cultivation in any one of Claims 1-3 characterized by the above-mentioned. Coupling structure for decorative cover .

The connection structure of the decorative cover with respect to the container for plant cultivation in any one of Claims 1-3 which formed the reinforcement protrusion on the outer end of the said flange attaching part.

Coupling structure of the decorative cover for plant cultivation container for placing serial to claim 4, characterized in that the formation of the reinforcing ribs on the lower end of the hanging portion.