JP3924380B2

JP3924380B2 - Prepaid card management system

Info

Publication number: JP3924380B2
Application number: JP18462998A
Authority: JP
Inventors: 憲治山田
Original assignee: アビリット株式会社
Priority date: 1998-06-30
Filing date: 1998-06-30
Publication date: 2007-06-06
Anticipated expiration: 2018-06-30
Also published as: JP2000020798A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
この発明は、パチンコホールなどの遊技場において、遊技用のプリペイドカードを管理するためのシステムに関するもので、特にシステム内に不備が生じたり、遊技場で不正な営業行為が発生した場合に対応するための管理システムに関連する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、プリペイドカードの普及に伴い、パチンコホールにおいても「ＣＲ機」と称されるプリペイドカード対応型の遊技機が多数導入されている。また遊技場内には、これらＣＲ機の間に配置されて、プリペイドカードの投入により遊技媒体の貸出し処理を行う台間機や、プリペイドカードの専用発券機などが配備される。
【０００３】
さらに遊技場内の適所には、遊技場の営業内容を一元管理するための制御装置が、上記の各装置に通信回線を介して接続されて配備されている。この制御装置は、各台間機よりその装置に投入されたプリペイドカードの発券情報の送信を受けて適否判定を行うとともに、適宜、プリペイドカードの売上げ金額、使用枚数、精算金額など営業に関わるデータ（以下これを「会計データ」という）の送信を受けて、遊技場全体のカード売上げ高、および使用状態を集計する。
【０００４】
さらに制御装置は、プリペイドカード販売元のカード会社にも回線接続されており、上記の会計データの総計は、適宜、カード会社側へと送信される。カード会社内のホストコンピュータ（以下「管理装置」という）では、各遊技場からの送信情報を所定の期間毎にとりまとめ、その売上げ実績に基づき、遊技場側への請求代金を決定する。
【０００５】
このようなシステムでは、従来、カード会社から配布された共通のフォーマットのカードを使用し、しかも１度使用したカードは再利用されないので、プリペイドカードの導入コストが高くなったり、カードが偽造されやすい、などの問題が発生していた。さらに各台間機の受け付けたプリペイドカードの適否判定は、制御装置で行われるので、通信回線や制御装置にトラブルが発生して台間機と制御装置間との通信が不可能になると、システム全体の動作が停止してしまう、という問題もあった。
【０００６】
このような種々の問題を解決するために、出願人は先般、遊技場内で当日に限り有効となるカードを発行する方式のシステムを開発した（特開平９−１４０９２２号）。このシステムでは、台間機，発券機，精算機などの装置（以下「遊技用端末装置」と総称する）と制御装置とを通信回線を介して相互に接続するとともに、台間機にカード発行機能をもたせている。各台間機や発券機は自装置で発行したプリペイドカードの発券情報を内部メモリ内に登録しており、台間機や精算機においてプリペイドカードの照合や情報の書換えを行う際には、その処理は、カード発行元の装置の制御下において進められる。
【０００７】
すなわち台間機に投入されたプリペイドカードが自装置で発行されたものであれば、台間機は、そのカードより読み取った発券情報をメモリ内の登録情報と照合し、またカードの発券情報の書換えと同時に、メモリ内の登録情報の書換えも実施する。他方、投入されたプリペイドカードが他の装置で発行されたものである場合は、台間機は、そのカードより読み取った発券情報をカード発行元の装置へと送信し、その装置内での照合処理や発券情報の書換え処理の完了を待って、自装置における処理を実行する。
なお、このようなカード処理動作により発生した会計データは、適宜制御装置へと送信されて従来と同様に集計され、カード会社の管理装置へと送信される。
【０００８】
このようなシステムでは、制御装置と各遊技用端末装置との間の通信が不可能となっても、遊技用端末装置間で通信を行って、プリペイドカードの管理を支障なく実行することが可能である。また仮に通信回線のトラブルによりすべての装置間での通信が不可能になっても、各台間機は独立で動作してプリペイドカードの発行および受付を行うので、遊技場内でのプリペイドカードの使用が全く不可能になる、という虞はない。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのように遊技用端末装置を独立で動作させると、遊技場において、たとえば閉店処理後や休業日に制御装置を停止した状態で営業して、その間に発生した売上げをカード会社に送信せずに利ざやをかせいだり、一部の通信回線を切断してカード会社に営業内容を把握されないようにするなどの不正行為が行われる虞が出てくる。また遊技場内の一部の装置に何らかのトラブルが発生してシステム全体のデータ収集に不具合が生じても、カード会社側はそれを検知することができず、正しい会計データを把握できなくなる、といった問題も発生する。
【００１０】
この発明は、遊技用端末装置が制御装置から接続されない状態で動作しても、その間に生じた会計データを管理者が確認できるようにするとともに、そのような動作状態が一定期間続いた場合には、それ以上、遊技用端末装置が独立して動作できないようにすることにより、遊技場側による不正な運営に対応することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明にかかるプリペイドカード管理システムは、有価価値が書き込まれたプリペイドカードを発行する処理および前記プリペイドカードを受け付けてその有価価値を引き落とす処理の少なくとも一方を行うように設定された複数の遊技用端末装置および制御装置が、遊技場内に相互に通信可能に配備されるとともに、前記制御装置が遊技場外の管理装置に接続され、遊技用端末装置で発行されたプリペイドカードの発券情報をそのカードの発行元の遊技用端末装置に記憶保持させて、以後のプリペイドカードに対する処理をカード発行元の装置の制御下で行うとともに、各遊技用端末装置から制御装置に自装置におけるプリペイドカードの処理により生じた会計データを送信し、さらに制御装置が各遊技用端末装置から収集した会計データを管理装置に送信するようにしたものである。
制御装置は、前記会計データを収集するために、各遊技用端末装置に個別にアクセスする。各遊技用端末装置は、前記会計データを蓄積するためのメモリと、前記制御装置からのアクセスを受けるまで、自装置に設定されているプリペイドカードに対する処理を実行しながら、その処理により発生した会計データをメモリに蓄積する通常処理実行手段と、前記制御装置からのアクセスを受けたとき、メモリに蓄積されている未送信の会計データを読み出して制御装置に送信するデータ送信手段と、前記制御装置からのアクセスのない状態が一定期間続いたとき、前記メモリ内の未送信データを保持したまま前記通常処理実行手段が動作しない状態を設定する停止制御手段と、通常処理実行手段が動作しないように設定されている状態下において、前記制御装置からのアクセスがあり、かつそのアクセスに対し、メモリに保持されていたすべての未送信データがデータ送信手段によって制御装置に送信されたとき、前記通常処理実行手段を動作可能な状態に復帰させる復帰制御手段とを、具備する。
【００１２】
請求項２の発明では、前記制御装置に、各遊技用端末装置から収集した会計データを蓄積するためのメモリと、このメモリに蓄積されている未送信の会計データを読み出して管理装置に送信するデータ送信手段と、データ送信手段によるデータ送信を実行できない状態が一定期間続いたとき、前記メモリに未送信データを保持したまま各遊技用端末装置と通信できない状態を設定する停止制御手段と、各遊技用端末装置と通信できない状態下で管理装置へのデータ送信が可能な状態に復帰して、メモリに保持されていたすべての未送信データがデータ送信手段によって管理装置に送信されたとき、各遊技用端末装置との通信が可能な状態に復帰する復帰制御手段とを、具備させている。
【００１４】
【作用】
プリペイドカードを発行した遊技用端末装置は、その発券情報を装置内に記憶保持し、プリペイドカードを受け付けた遊技用端末装置は、自装置または他の遊技用端末装置の制御下で、受け付けたカードから有価価値を引き落とす処理を実施する。また各遊技用端末装置は、制御装置からのアクセスを受けるまで、自装置に設定されているプリペイドカードに対する処理を実行しながら、その処理により生じた会計データ（カードの発行枚数、売上げ金額、受け付けたカードから引き落とした有価価値の累計値など）をメモリに蓄積し、制御装置からのアクセスを受けると、メモリに蓄積されている未送信の会計データを制御装置に送信する。
ここで通信回線の切断など何らかの事情により、制御装置のアクセスを受けられない状態になっても、その状態の継続期間が一定の期間内であれば、通常どおり、プリペイドカードの発行や受付を行うことができる。しかし、制御装置からのアクセスがない状態が一定期間持続すると、遊技用端末装置は、メモリ内の未送信の会計データを保持したまま、プリペイドカードに対する通常の処理を実行できない状態になる。
この後、制御装置との通信が可能な状態に復帰し、制御装置からのアクセスを受け付けると、メモリ内の未送信データがデータ送信手段によって制御装置に送信される。この送信処理が完了すると、復帰制御手段によって、プリペイドカードに対する処理を実行可能な状態に復帰する。
【００１５】
請求項２の発明では、制御装置が各遊技用端末装置から収集した会計データを外部の管理装置に送信できない状態が一定期間持続したとき、制御装置は、未送信の会計データを保持したまま各遊技用端末装置と通信できない状態になる。この結果、各遊技用端末装置は制御装置からのアクセスを受けられなくなるので、一定期間経過後に、カードに対する処理を実行できない状態になる。よって、管理装置に会計データを送信せずに、遊技場内のシステムを運営することは不可能となる。
【００１７】
【実施例】
図１は、この発明の一実施例にかかる遊技場のプリペイドカード管理システムの構成であって、特定の遊技場において、遊技機にメダルを貸し出すためのプリペイドカード（以下単に「カード」という）を処理するシステムを示す。
このシステムでは、遊技場内において各遊技機間に配置された台間機１Ａ，および遊技場の適所に配置された発券機１Ｂ，精算機１Ｃが、それぞれ双方向型の通信回線Ｌ１により制御装置４に電気接続されており、さらに制御装置４は、公衆回線などの第２の通信回線Ｌ２を介してカード会社側の管理装置６に接続される。
【００１８】
前記発券機１Ｂは、カードの発行専用機であって、機体前面には、紙幣受付口７，カード発行口８，操作スイッチ９などが配備される。精算機１Ｃは、残り度数を有するカードを精算処理するためのもので、機体前面には、カード受付口１０，貨幣返却口１１などが配備される。
【００１９】
各台間機１Ａは、右隣の遊技機１２（図示例ではスロットマシン）への遊技媒体の貸出し処理を行うほか、カードの発券機能も具備するもので、機体前面には、そのための構成として、紙幣投入口１３，カード出入口１４，操作スイッチ１５などが配備される。
台間機１Ａの機体内には、データの書換え可能な一枚の磁気カードが収容されたカードユニット２３（図２に示す）が組み込まれている。紙幣投入口１３から紙幣が投入されると、カードユニット２３では、内部の磁気カードに、金額価値，発券番号，発券日などの情報（以下「発券情報」と総称する）を書き込んで、そのカードをカード出入口１４へと搬送する。
【００２０】
一方、カード出入口１４よりカードが内部に搬入されると、カードユニット２３では、そのカードに書き込まれた発券情報を読み取って、機体内部のＣＰＵ１７（図２に示す）へと出力する。このＣＰＵ１７は、カードの発券情報が適切であることを確認すると、隣接する遊技機１２に対し、所定大きさの度数データを送信するとともに、カードの金額価値を送信された度数分だけ差し引かれた値に書き換えて、カード出入口１４へと返却する。
【００２１】
なお前記操作スイッチ１５は、発行されたカードを、すぐに同じ台間機１Ａに投入する場合に用いられる。また遊技機１２は、図示例のようなスロットマシンであれば、前記度数データの送信により、機体内部に、送信された度数分のメダルを仮想的に貯留し、以後、遊技者の貯留メダルの消費操作によりゲームが実行される。また遊技機１２がパチンコ機であれば、送信された度数分のパチンコ玉がパチンコ受け皿に放出され、ゲームの開始が可能となる。
【００２２】
このプリペイドカード管理システムでは、各発行カードは、この遊技場において発行当日限り有効になるように設定され、各カードに書き込まれた発券情報は、発行元の台間機１Ａや発券機１Ｂのメモリ内に記憶保持される。各台間機１Ａは、投入されたカードが自装置発行のものであれば、そのカードから読み取られた発券情報をメモリ内の保持データと照合することにより、カードの適否を判断する。
【００２３】
他方、他の台間機１Ａや発券機１Ｂより発行されたカードが投入された場合は、台間機１Ａは、前記通信回線Ｌ１を介して発行元の装置にアクセスし、投入されたカードより読み取った発券情報を送信して、照合処理を要請する。そしてこの送信を受けた側の装置から、前記発券情報が適切である旨の返送がなされた段階で、前記した度数データの伝送や、発券情報の書換え処理を実施する。
【００２４】
なおこの発券情報の書換え処理時にも、カード発行元の装置との通信が行われ、カード発行元の装置に記憶された発券情報の書換え完了をもって、投入カードに対する書換え処理が実施される。またこの書換え処理によりカードの残り度数がゼロとなり、かつ台間機１Ａのカードユニット２３内にカードが収容されていないとき、前記度数ゼロのカードはカードユニット２３内に取り込まれ、つぎの発行カードとして利用されることになる。
【００２５】
精算機１Ｃにカードが投入された場合も、上記と同様であって、受け付けたカードから読み取られた発券情報は、発行元の台間機１Ａまたは発券機１Ｂに送信されてその適否が判断される。そして発券情報が適切である旨の返送がなされると、再度、発行元の装置との通信が行われ、このカード発行元の装置内で発券情報の書換えが行われた後、精算処理が実施される。
【００２６】
制御装置４は、これら台間機１Ａ、発券機１Ｂ、精算機１Ｃ（以下これら装置を「端末装置１」と総称する）に対し、それぞれ個別にアクセスして、その装置の種別に応じた会計データを収集する。なおここで収集される会計データは、台間機１Ａおよび発券機１Ｂにおけるカードの発券枚数、売上げ金額、カードの利用金額（台間機１Ａで投入カードより引き落とした金額の累計値をさす）、ならびに精算機１Ｃにおけるカードの精算金額、カード廃棄枚数の５項目にかかる情報である。
【００２７】
前記会計データの収集処理は、営業時間中に所定の時間間隔をおいて行われるほか、閉店処理時に、各端末装置１毎にその日一日のすべての会計データが収集され、制御装置４内で項目毎に集計される。さらに制御装置４は、翌日の開店処理時に、再度、各端末装置１より前日のカード処理により生成された会計データを収集し、前記と同様、項目毎に集計して確定データとする。
【００２８】
前記制御装置４と管理装置６との通信は、遊技場の閉店後、管理装置６からのアクセスにより実行される。通信回線Ｌ２が接続されると、まず両者の間で正しいアクセスであるかの認証処理が行われた後、制御装置４から管理装置６に、開店時に集計された前日分の確定された会計データ、および閉店時に集計された本日分の会計データが、順次送信される。
なおここで制御装置４より送信されるファイルは、前記５項目毎の集計値のほか、後記する会計フラグが付加された形態をとる。またこの送信処理は、遊技場の営業日、休業日に関わらず、毎日行われる。
【００２９】
上記のように、毎日の会計データを当日および翌日の２回にわたって送信するのは、遊技場で閉店処理がなされた後にカード会社に申告しない営業行為が行われた場合に対応するためである。このような不正な営業が行われると、開店処理時に得られた前日分の会計データは前日の閉店処理時の集計より多くなっていると考えられるので、翌日に再度収集したデータをもって確定データとしている。また休業日に営業活動が行われた場合、本来ゼロであるはずの各集計値が何らかの値をとるようになるから、不正に行われた営業分の会計データも、すべてカード会社側で把握できるようになる。
【００３０】
またこのシステムでは、閉店処理後にその日の会計データが実際の数値より少なくなるように改竄される不正に対応できるように、制御装置４において、開店処理時に集計した前日分の会計データを前日の暫定的な集計結果と照合し、開店処理時の集計結果が前日より少なくなっている場合は、その日の管理装置６への送信データに、「異常あり」を示すエラーのフラグを付けて送信するようにしている。
【００３１】
さらにこのシステムでは、何らかの事情で会計データの送信ができなかった場合、再度の送信ができるように、制御装置４や端末装置１において会計データを一定期間保持するようにしている。さらに通信回線Ｌ１，Ｌ２が故意に切断されたり、回線に異常が生じるなどして、会計データの取込みが不可能になったときのために、各端末装置１や制御装置４につぎのような設定事項を組み込んでいる。
【００３２】
まず端末装置１においては、７日分の会計データを保持できるように設定し、何らかの事情で制御装置４との通信が不可能になっても、７日間は、装置を通常どおり動作させる。この間に制御装置４との通信が可能となると、未送信の会計データは速やかに送信され、正常状態に復帰する。しかしながら７日を過ぎてもなお通信が回復しなかった場合は、その端末装置１は、未送信の７日分の会計データを保持したまま、通常の処理を実施できない停止状態に切り換わるように、設定される。
【００３３】
また制御装置４においては、４０日分の会計データを保持できるように設定されるとともに、管理装置６に対する通信が不可能となる状態が７日を越えると、前記と同様、通常の処理を実施できない停止状態に切り換えられる。
【００３４】
したがって端末装置１と制御装置４との通信回線Ｌ１を切断するなどして、端末装置１を制御装置４の管理下外で動作させると、７日経過後には、端末装置１を動かすことは不可能となる。
【００３５】
また制御装置４と管理装置６との通信回線Ｌ２を切断するなどして、制御装置４を管理装置６の管理下外で動作させると、前記端末装置１と同様、７日を過ぎると、制御装置４を動かすことは不可能となる。さらにこの動作停止により、各端末装置１と制御装置４との通信が不可能となるから、１４日経過後には、遊技場内のすべての端末装置１が動作を停止し、遊技場サイドでシステムを独自運営する試みは、完全に阻止されることになる。
【００３６】
なおこの停止した端末装置１を再び動かすには、その端末装置１を制御装置４に正しく接続し、未送信の会計データをすべて送信する必要がある。同様に停止した制御装置４を再び動かすには、管理装置６との通信を復活させ、未送信の会計データをすべて管理装置６に送信することが、必須の要件となる。
【００３７】
図２は、端末装置１の電気的構成を示す。なおここでは、台間機１Ａ、発券機１Ｂ、精算機１Ｃの各端末装置１に共通の構成のみを示してある。
図中、１６はマイクロコンピュータより成る制御部であって、制御・演算の主体となるＣＰＵ１７，一連の処理手順を記したプログラムや固定データが格納されるＲＯＭ１８，作業エリアとして機能するＲＡＭ１９のほか、前記した７日分の会計データを保持するためのデータ蓄積部２０が含まれている。
【００３８】
このデータ蓄積部２０は、フラッシュメモリにより成るもので、閉店処理後に装置の電源が落とされても、その記憶内容が保持される。また通常の状態下では、営業日毎に、７日前に記録された最も古い情報が消去されて、その空き領域に当日に生成された最新の会計データが格納される。
【００３９】
前記制御部１６には、バス２１を介して、操作部２２，カードユニット２３，貨幣処理ユニット２４，送受信部２５などが接続される。操作部２２は、前記した発券機１Ｂや台間機１Ａの操作スイッチ９，１５など、各種設定操作用のスイッチ群を意味する。カードユニット２３には、カードの収容部および搬送機構、カード検知用のセンサ、発券情報を読書きするための磁気ヘッドなどが含まれる。貨幣処理ユニット２４は、投入紙幣の検知センサや真偽判定器（台間機１Ａ、発券機１Ｂの場合）、貨幣の搬送機構、貨幣の収容部、貨幣の払出し枚数の計数機構（精算機１Ｃの場合）などを具備する。
送受信部２５は、制御装置４および他の端末装置１との通信を行うためのものである。
【００４０】
図３は、前記制御装置４の電気的構成を示す。制御部２９は、ＣＰＵ３０，ＲＯＭ３１，ＲＡＭ３２のほか、受信データ蓄積部３３，送信ファイル記憶部３４，暗号化回路３５を具備して成る。
【００４１】
ＲＯＭ３１は、各端末装置１や管理装置６との通信や情報処理に関するプログラムなどを記憶し、ＲＡＭ３２内には、各端末装置１より送信された会計データなどが、一次記憶される。
【００４２】
受信データ蓄積部３３、および送信ファイル記憶部３４は、いずれもフラッシュメモリにより構成される。受信データ蓄積部３３は、各端末装置１からの送信情報を、図４に示すようなデータ形式により、項目毎、日毎に個別に記憶する。ＣＰＵ３０は、必要に応じて、データ蓄積部３３から各項目毎に所定の日にかかる会計データを取り出して集計する。送信ファイルは、この各項目の集計結果をまとめてファイル化したものであって、作成された送信ファイルは、管理装置６への送信が完了した後も所定期間送信ファイル記憶部３４に保持される。
【００４３】
さらにこの制御装置４は、上記受信データ蓄積部３３、および送信ファイル記憶部３４内に格納するデータを、すべて暗号化して記憶するようにしている。暗号化回路３５は、このデータの暗号化処理および復号処理に用いられるもので、前記した図４の各セル毎のデータは、すべて暗号化されて受信データ蓄積部３３に格納される。この後、会計データの集計処理の際には、読み出されたデータが復号されて集計処理が行われた後、その集計結果が再び暗号化されて送信ファイルが作成され、送信ファイル記憶部３４内に記憶されることになる。
【００４４】
このようにフラッシュメモリ内に蓄積されるデータがすべて暗号化されるので、記憶内容を解読することは容易でなく、装置のセキュリティを高めることができる。なおここでは、暗号化、復号に用いるコードとして、管理装置６と制御装置４とが通信の際にお互いを確認する認証コードを使用するものとするが、これに限らず、ランダムなコードを設定してもよい。また適宜、使用するコードを変更するようにすれば、セキュリティをさらに万全なものとすることができる。
【００４５】
なお上記制御部２９には、バス２８を介して入力部３６，表示回路３７，送受信部３８，３９などが接続される。
入力部３６は、キーボードなどより成り、制御部２９に対しコマンドや設定データを入力するために用いられる。表示回路３７は、会計データの集計結果などをモニタ２７（図１に示す）に表示するために用いられる。また第１の送受信部３８は、各遊技用端末装置１との通信に、第２の送受信部３９は管理装置６との通信に、それぞれ用いられる。
【００４６】
図５は端末装置１における処理手順を、図６は制御装置４における処理手順を、それぞれ示すもので、以下各図の流れに沿って、各装置における主要な制御を説明する。
なお各図とも、「ＳＴ」は処理のステップを示す。
【００４７】
まず図５において、電源の投入後に、端末装置１のＣＰＵ１７は、既に装置の動作停止が設定されているかどうかをチェックする（ＳＴ１）。この判定が「ＮＯ」の場合は、つぎのＳＴ２で、制御装置４からのアクセスに待機する。
【００４８】
制御装置４よりアクセスがあると、ＣＰＵ１７は、つぎのＳＴ３で、データ蓄積部２０に未送信の会計データが存在するかどうかチェックする。例えば、回線のトラブルなどにより数日分の会計データの送信が不可能となっていた場合には、このＳＴ３が「ＹＥＳ」となり、続くＳＴ４で、未送信の会計データが送信される。
【００４９】
このような未送信データが存在しない場合は、制御装置４に対し、前日の会計データが送信される（ＳＴ６）。またＳＴ４で未送信の会計データが送信された後もこのＳＴ６の送信処理が実行される。
ただしＣＰＵ１７は、このＳＴ６に先立つＳＴ５で、送信すべき会計データがあるかどうかをチェックしており、会計データが何らかの原因で消去されている場合は、ＳＴ７へと移行して、「データなし」を示す所定のコード情報を送信する。
【００５０】
この後、ＣＰＵ１７は、機体の種別に応じて、カードの発行、受付にかかる通常処理を実行しつつ、制御装置４からのアクセスに待機する（ＳＴ８，９）。
制御装置４は、営業時間中には、所定の時間毎に各端末装置１に順次アクセスするように設定されている。この制御装置４からのアクセスを受けるまでに、端末装置１側でカードの発行、度数データの消費、精算などの処理が行われて会計データが更新されていると、ＳＴ１０が「ＹＥＳ」となり、ＣＰＵ１７は、この更新された会計データを制御装置４に返送する（ＳＴ１１）。
なお会計データが更新されていない場合には、「データの更新なし」を示す所定のコード情報が返送される（ＳＴ１２）。
【００５１】
以下同様にして営業時間が経過し、制御装置４から閉店指令のコマンドが送信されると、ＳＴ１３からＳＴ１４へと移行し、ＣＰＵ１７は、現時点でデータ蓄積部２０に記憶されている本日分の最終の会計データを読み出して、制御装置４に返送する。
【００５２】
この後、ＣＰＵ１７は、カードユニット２３や貨幣処理ユニット２４の動作停止を確認したり、ＲＡＭ１９内の作業データをクリアするなどの閉店処理を行って、処理を終了する（ＳＴ１５）。また内部の時計が１日の終了を計時してもなお制御装置４からの閉店指令がない場合（ＳＴ１６が「ＹＥＳ」）にも、ＳＴ１５の閉店処理を実行して、処理を終了する。
【００５３】
なお上記の一連の手順において、営業時間内に通信回線Ｌ１にトラブルが発生するなどして制御装置４との通信が不可能になった場合は、ＳＴ８の通常処理のみが実施され、新たな処理が行われる都度、データ蓄積部２０内の会計データが書き換えられる。そして営業時間内に通信回線Ｌ１が回復して、制御装置４からのアクセスが復活すると、それに応じて最新の会計データを返送することになる。また通信回線Ｌ１が閉店時まで回復しなかった場合にも、その日の会計データはデータ蓄積部２０内に保持されて処理を終了するので、翌日の処理時に通信回線Ｌ１が回復していれば、前記したＳＴ３，４の処理により未送信の会計データを送信することが可能となる。
このような制御によれば、営業時間中にシステムの不備により装置が停止して、プリペイドカードの使用が不可能になることがないので、遊技客とのトラブルもなく、円滑にシステムの補修を行うことができる。
【００５４】
一方、開店時に電源が立ち上がってから所定時間が経過しても制御装置４からのアクセスがない場合には、７日以内であれば、ＳＴ１７からＳＴ８の通常処理へと移行し、前記と同様、処理内容に応じた会計データが蓄積されていくことになる。そして通信不能になってから８日目に、装置の電源を立ち上げると、ＳＴ１７が「ＹＥＳ」となり、機体は動作不可能な状態に設定される（ＳＴ１８）。そして以後は、電源が立ち上がるとＳＴ１の判定が「ＹＥＳ」となり、制御装置４との通信が回復するまで動作不可能な状態が維持されることになる。
【００５５】
このような状態から制御装置４との通信が回復すると、ＳＴ１９が「ＹＥＳ」となり、ＣＰＵ１７は、データ蓄積部２０に蓄積されていた未送信の会計データをすべて制御装置４に送信する（ＳＴ２０）。この処理が完了するとＳＴ８に移行し、以後、装置は正常な状態で動作するようになる。
【００５６】
つぎに図６の制御装置４の処理においても、前記端末装置１と同様、開店時の電源立ち上げ後に、装置の動作停止が設定されているかどうかがチェックされ、この判定が「ＮＯ」の場合には、ＳＴ２以下の処理へと進む。
【００５７】
まずＳＴ２では、前日の閉店後に、管理装置６に対するデータ送信処理を行ったかどうかがチェックされる。この判定が「ＹＥＳ」の場合には、つぎのＳＴ３へと進んで、各端末装置１に対し、順次、前日の会計データの送信を要求するコマンドを出力する。
【００５８】
各端末装置１から会計データが返送されると、ＣＰＵ３０は、各返送内容をチェックし、すべての端末装置１からデータが返送されたかどうか、また各返送データが前日の閉店処理時に収集した会計データと同一であるかどうかをチェックし、さらに管理装置６への送信ファイルを作成する（ＳＴ４，５）。
【００５９】
各端末装置１から返送された会計データは、前記図４に示した形態で、受信データ蓄積部３３内に項目毎、日毎に個別に記録される。また上記ＳＴ５の送信ファイルは、この記録データの項目毎の集計結果を暗号化したものであって、さらにこれら集計値が最終的な確定データであるかどうかを示す会計フラグが付加される。またもしＳＴ３で収集された会計データが前日に収集されたデータより少なくなっている場合は、エラーを示すフラグが付加される。
【００６０】
前記会計フラグは、各端末装置１からの返送状態に基づいて設定されるもので、例えばすべての端末装置１から会計データを収集できた場合は「０」、通信が不可能な端末装置１があった場合には「１」の値の会計フラグが設定される。また通信はできたが「該当データなし」のコード情報を返送してきた端末装置１があった場合には、その端末装置１についてのみ前日の営業時間中または閉店処理時に取得された会計データを利用した送信ファイルが作成され、会計フラグとして「２」の値が設定される。
【００６１】
作成された送信ファイルは、暗号化されて送信ファイル記憶部３４に記憶されるもので、会計フラグが「０」の送信ファイルは「確定ファイル」、「２」の送信ファイルは「仮確定ファイル」として取り扱われる。一方、会計フラグが「１」の送信ファイルは、「未確定ファイル」となり、翌日以降の処理においてつぎのＳＴ６〜８の処理の対象に設定される。
【００６２】
ＳＴ６では、前日の開店時までに作成された送信ファイル、すなわち一昨日までの会計データを示す送信ファイルの中に「１」の会計フラグがセットされた未確定ファイルがないかどうかをチェックする。そしてこの判定が「ＹＥＳ」の場合は、ＳＴ７で、会計データが未取得であった端末装置１からのデータ送信があったかどうかをチェックする。
【００６３】
上記の端末装置１において、制御装置４からのデータ送信要求に対し、前記図５のＳＴ３，４の処理が行われていれば、未取得であった会計データは既に送信されているから、ＳＴ７の判定が「ＹＥＳ」となる。ＣＰＵ３０は、この会計データを用いて、確定データとなる送信ファイルを作成する。ここで作成された送信ファイルも、前記ＳＴ４の送信ファイルとともに、送信ファイル記憶部３４内に保持される。
【００６４】
この後の営業時間帯には、ＣＰＵ３０は、所定の時間毎に各端末装置１にアクセスし、更新された会計データを受信する都度、データ蓄積部２０の記録データを書き換える（ＳＴ９）。しかる後に、入力部３６により閉店処理用のコマンド操作を受けると、ＳＴ１０が「ＹＥＳ」となる。これを受けてＣＰＵ３０は、各端末装置１に閉店指令を送信して、本日分の最終的な会計データを収集した後、この収集データを項目毎に集計して、仮の送信ファイルを作成する（ＳＴ１１，１２）。
【００６５】
この後、遊技場が閉店しても、制御装置４の電源は切られることなく、管理装置６からのアクセスに待機する。
管理装置６は制御装置４に接続されると、まず所定の認証コードを送信する。このアクセスによりＳＴ１３が「ＹＥＳ」となり、つぎのＳＴ１４で認証コードがチェックされる。そしてこれが適正なものであれば、ＳＴ１５が「ＹＥＳ」となり、ＳＴ１６で未送信の状態にあるすべての送信ファイルが送信される。
【００６６】
一方、もし認証コードが適切でなければ、ＣＰＵ３０は、ＳＴ１７で回線を切って通信を終了した後、再び管理装置６のアクセスに待機する。また上記の通信処理を実施する前に制御装置４の電源を切ってしまったり、通信回線Ｌ２が切断されるなどすると、ＳＴ１３以降の処理がなされなくなり、ＳＴ１８で１日の終わりをもって処理終了となる。そして翌日の開店を迎えると、ＳＴ２が「ＮＯ」となるが、通信不能となってから７日以内であれば、そのままＳＴ３以下の処理が実施される。この結果、各端末装置１からの会計データの収集処理や送信ファイルの作成処理は通常どおり実施され、未送信の送信ファイルが順次送信ファイル記憶部３４内に蓄積されることになる。
【００６７】
こうして管理装置６との通信が不可能になってから８日目の開店を迎えると、ＳＴ１９が「ＹＥＳ」となってＳＴ２０へと移行し、機体は動作不可能な状態に設定される。その後、ＳＴ２１，２２で、管理装置６との通信が復活して未送信のファイルの送信が完了するまでの間、機体の動作停止状態が維持されることになる。
【００６８】
【発明の効果】
請求項１の発明では、遊技用端末装置において、プリペイドカードに対する処理により発生した会計データをメモリに蓄積するとともに、制御装置からのアクセスに応じてメモリ内の未送信の会計データを制御装置に送信し、制御装置からのアクセスがない状態が一定期間続いたとき、未送信の会計データを保持したまま、プリペイドカードに対する処理を実行できない状態になるようにしたので、制御装置に接続されていない状態で遊技用端末装置を一定期間以上動作させて、システムの不正な運営が行われるのを防止することができる。また、プリペイドカードの発行や受付を実行できなくなった遊技用端末装置が通常の処理に復帰するには、制御装置からのアクセスを受けて、すべての未送信データを送信する必要があるから、管理されていない状態下で発生した会計データを確認することができ、運営上の支障も生じない。
【００６９】
請求項２の発明では、さらに制御装置が各遊技用端末装置から収集したデータを外部の管理装置に送信できない状態が一定期間続いたとき、未送信の会計データを保持したまま、各遊技用端末装置との通信が不可能になるようにした。よって、制御装置が各遊技用端末装置から会計データを収集できていても、制御装置と管理装置との通信が不可能な状態であれば、まず制御装置と遊技用端末装置との通信が不可能になり、これに伴って各遊技用端末装置もカードに対する処理を実行することが不可能になるので、遊技場を管理装置の管轄から切り離して運営することは不可能になる。また、制御装置が通常の処理に復帰するには、管理装置に未送信の会計データをすべて送信する必要があるから、管理装置により管理されていない状態下で生じた会計データを管理者が確実に確認することが可能になる。
【００７０】
またこの発明では、遊技用端末装置は、データ送信が不可能になっても直ちにプリペイドカードに対する処理を実行できない状態にはならないので、通信回線のトラブルなどにより制御装置からのアクセスを一時的に受けられない状態になっても、各遊技用端末装置を通常どおりに動作させることができる。よって、プリペイドカードの使用に支障が生じる虞がなく、遊技客とのトラブルをおこさずに、円滑にシステムを補修することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施例にかかるプリペイドカード管理システムの構成を示す説明図である。
【図２】遊技用端末装置の構成を示すブロック図である。
【図３】制御装置の構成を示すブロック図である。
【図４】会計データの記憶内容を示す説明図である。
【図５】端末装置における制御手順を示すフローチャートである。
【図６】制御装置における制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
１遊技用端末装置
４制御装置
６管理装置
２０データ蓄積部
３３受信データ蓄積部[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a system for managing a prepaid card for gaming in a game hall such as a pachinko hall, and particularly corresponds to a case where a deficiency occurs in the system or an illegal business act occurs in the game hall. Related to the management system.
[0002]
[Prior art]
In recent years, with the spread of prepaid cards, a number of prepaid card-compatible gaming machines called “CR machines” have also been introduced in pachinko halls. In addition, in the game hall, there are provided a machine that lends between these CR machines and performs a lending process of game media by inserting a prepaid card, a dedicated ticket machine for prepaid cards, and the like.
[0003]
Furthermore, a control device for centrally managing the business contents of the game arcade is connected to each of the above devices via a communication line at a suitable place in the game arcade. This control device receives the transmission of the ticketing information of the prepaid card inserted into the device from each inter-vehicle machine, makes a suitability determination, and appropriately stores the data related to the sales such as the prepaid card sales amount, the number of used cards, and the settlement amount. (Hereinafter referred to as “accounting data”), and the card sales and usage status of the entire amusement hall are totaled.
[0004]
Further, the control device is connected to the card company of the prepaid card seller, and the total of the accounting data is appropriately transmitted to the card company side. A host computer (hereinafter referred to as “management device”) in the card company collects transmission information from each game hall every predetermined period, and determines a billing fee to the game hall based on the sales results.
[0005]
In such a system, a card of a common format distributed by a card company has been used, and the card once used is not reused. Therefore, the prepaid card introduction cost is high, and the card is easily forged. , Etc. had occurred. Furthermore, because the prepaid card accepted by each intermediary machine is determined by the control device, if a trouble occurs in the communication line or the control device and communication between the intermediary machine and the control device becomes impossible, the system There was also a problem that the whole operation stopped.
[0006]
In order to solve such various problems, the applicant has recently developed a system that issues a card that is valid only on the day of the game (Japanese Patent Laid-Open No. 9-140922). In this system, devices such as interbank machines, ticket machines, and payment machines (hereinafter collectively referred to as “game terminal devices”) and control devices are connected to each other via a communication line, and cards are issued to intermediary machines. It has a function. Each ticket machine or ticketing machine registers the prepaid card ticketing information issued by its own device in its internal memory, and when checking the prepaid card or rewriting the information on the machine or the checkout machine, The process proceeds under the control of the card issuing device.
[0007]
In other words, if the prepaid card inserted into the machine is issued by its own device, the machine will check the ticketing information read from the card against the registration information in the memory, and Simultaneously with rewriting, rewriting of registration information in the memory is also performed. On the other hand, if the inserted prepaid card is issued by another device, the inter-machine sends the ticketing information read from the card to the device that issued the card and verifies it within that device. Waiting for the completion of the processing and the rewriting processing of the ticket issuing information, the processing in the own device is executed.
Note that the accounting data generated by such a card processing operation is appropriately transmitted to the control device, aggregated in the same manner as before, and transmitted to the card company management device.
[0008]
In such a system, even if communication between the control device and each gaming terminal device becomes impossible, communication between gaming terminal devices can be performed and management of the prepaid card can be executed without any trouble. It is. Also, even if communication between all devices becomes impossible due to a communication line problem, each inter-vehicle machine operates independently and issues and accepts prepaid cards, so the use of prepaid cards in the amusement hall There is no fear that will be impossible at all.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, if the gaming terminal device is operated independently as described above, the game device is operated in a state where the control device is stopped, for example, after closing processing or on a closed day, and sales generated during that time are not transmitted to the card company. There is a risk that fraudulent acts such as earning a profit margin or disconnecting some communication lines to prevent the credit card company from grasping the business details. In addition, even if some trouble occurs in some devices in the amusement hall and a problem occurs in data collection of the entire system, the card company cannot detect it and cannot grasp correct accounting data Also occurs.
[0010]
  This invention relates to a gaming terminal device.Even if the system is not connected to the control device, the administrator can check the accounting data generated during that period, and if such an operating state continues for a certain period, the gaming terminal Preventing the device from operating independentlyBy the amusement hall sideFor operationThe purpose is to respond.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
  Claim 1The prepaid card management system according to the invention is set to perform at least one of a process of issuing a prepaid card in which a valuable value is written and a process of accepting the prepaid card and deducting the valuable value.Multiple gaming terminalsEquipment andControl deviceAre arranged in the game hall so that they can communicate with each other, and the control device is connected to a management device outside the game hall.Of the prepaid card issuedTicketing informationStore it in the game terminal device that issued the card and store it for subsequent prepaid cardsProcessing cardPerformed under the control of the issuing device, and from each gaming terminal device to the control deviceThe accounting data generated by the prepaid card processing in the own device is transmitted, and the accounting data collected by the control device from each gaming terminal device is transmitted to the management device.
  The control device individually accesses each game terminal device in order to collect the transaction data.Each gaming terminal deviceThe memory for accumulating the accounting data and the accounting data generated by the processing are accumulated in the memory while executing the processing for the prepaid card set in the own device until the access from the control device is received. A process executing means, a data transmitting means for reading out unsent accounting data stored in a memory and transmitting it to the control apparatus when an access from the control apparatus is received, and a state in which there is no access from the control apparatus. When it lasts for a certain period of time,Retain unsent dataA state where the normal process execution means does not operateStop control means to be set;In a state where the normal processing execution means is set not to operate, there is an access from the control device, and all untransmitted data held in the memory for the access is controlled by the data transmission means. The normal process execution means is returned to an operable state when transmitted toReturn control means.
[0012]
  In the invention of claim 2, the control device includes:Memory for accumulating accounting data collected from each gaming terminal device, data transmitting means for reading out untransmitted accounting data stored in this memory and transmitting it to the management device, and data transmission by the data transmitting means When the inexecutable state continues for a certain period,Each gaming terminal device while retaining untransmitted dataCannot communicate withStop control means to be set;In a state where it is not possible to communicate with each gaming terminal device,Ready to send dataWhen all untransmitted data held in the memory is returned to the management device by the data transmitting means after returning, each gaming terminal deviceAnd return control means for returning to a state in which communication with the device is possible.
[0014]
[Action]
  The gaming terminal device that issued the prepaid card stores and holds the ticketing information in the device, and the gaming terminal device that receives the prepaid card is under the control of the own device or other gaming terminal devices,Implement processing to deduct valuable value from the accepted card. AlsoEach gaming terminal deviceUntil receiving the access from the control device, while processing the prepaid card set in its own device, the accounting data generated by the processing (number of cards issued, sales amount, valuable value deducted from the accepted card Accumulated values etc.) are stored in the memory, and when access is received from the control device, unsent accounting data stored in the memory is stored.Send to control device.
  hereFor some reason such as disconnection of communication line,Even when the control device cannot be accessed, as long as the duration of the state is within a certain period, the prepaid card can be issued and received as usual. However, if there is no access from the control device for a certain period, the gaming terminal deviceFor prepaid cards while retaining unsent accounting dataNormal processing cannot be executedbecome.
  After this,When the communication with the control device is restored and the access from the control device is accepted, the untransmitted data in the memory is transmitted to the control device by the data transmission means. When this transmission process is completed, the return control means makes the process for the prepaid card executable.Return.
[0015]
  In the invention of claim 2, the control device is connected to each game terminal device.Collected accounting dataTo an external management deviceWhen the transmission is not possible for a certain period, the control unitEach terminal device for gaming while holdingCannot communicate with. As a result, each gaming terminal device cannot receive access from the control device, and therefore, the processing for the card cannot be executed after a certain period of time. Therefore, without sending accounting data to the management device,It becomes impossible to operate.
[0017]
【Example】
FIG. 1 shows a configuration of a prepaid card management system for a game hall according to an embodiment of the present invention. A prepaid card (hereinafter simply referred to as “card”) for lending medals to a gaming machine in a specific game hall. Indicates the system to process.
In this system, the inter-machine 1A arranged between the respective gaming machines in the game hall, and the ticketing machine 1B and the checkout machine 1C arranged at appropriate positions in the gaming hall are respectively connected to the control device 4 by the bidirectional communication line L1. Further, the control device 4 is connected to a management device 6 on the card company side via a second communication line L2 such as a public line.
[0018]
The ticket issuing machine 1B is a card issuing machine, and a bill accepting port 7, a card issuing port 8, an operation switch 9 and the like are arranged on the front side of the machine body. The settlement machine 1C is used to settle a card having the remaining frequency, and a card reception port 10, a money return port 11, and the like are arranged on the front side of the machine body.
[0019]
Each inter-vehicle machine 1A performs a game medium lending process to the game machine 12 (slot machine in the illustrated example) on the right side, and also has a card ticketing function. A bill slot 13, a card slot 14, an operation switch 15 and the like are provided.
A card unit 23 (shown in FIG. 2) in which one magnetic card capable of rewriting data is accommodated is incorporated in the body of the inter-machine 1A. When a bill is inserted from the bill insertion slot 13, the card unit 23 writes information (hereinafter collectively referred to as “ticketing information”) such as a monetary value, a ticketing number, and a ticketing date into an internal magnetic card. Is conveyed to the card entrance 14.
[0020]
On the other hand, when the card is carried into the card through the card slot 14, the card unit 23 reads the ticket issuing information written on the card and outputs it to the CPU 17 (shown in FIG. 2) inside the machine. When the CPU 17 confirms that the ticketing information of the card is appropriate, the CPU 17 transmits the frequency data of a predetermined size to the adjacent gaming machine 12, and the amount value of the card is deducted by the transmitted frequency. The value is rewritten and returned to the card entrance 14.
[0021]
The operation switch 15 is used when the issued card is immediately inserted into the same inter-station machine 1A. Further, if the gaming machine 12 is a slot machine as shown in the illustrated example, the number of transmitted medals is virtually stored inside the machine by the transmission of the frequency data. The game is executed by the consumption operation. Further, if the gaming machine 12 is a pachinko machine, the pachinko balls for the number of times transmitted are released to the pachinko tray, and the game can be started.
[0022]
In this prepaid card management system, each issuance card is set to be valid only on the day of issuance at this amusement hall, and the ticketing information written in each card is stored in the memory of the issuing machine 1A or ticketing machine 1B. Stored in memory. If the inserted card is issued by its own device, each inter-vehicle machine 1A determines whether or not the card is appropriate by comparing the ticket issuing information read from the card with the data held in the memory.
[0023]
On the other hand, when a card issued from another intermediary machine 1A or a ticket issuing machine 1B is inserted, the intermediary machine 1A accesses the issuing device via the communication line L1, and from the inserted card The read ticketing information is transmitted and a verification process is requested. Then, at the stage where the ticket issuing information is returned from the device that has received this transmission, the above-mentioned frequency data transmission and ticket issuing information rewriting process are performed.
[0024]
Note that also during the renewal processing of the ticket issuing information, communication with the card issuing device is performed, and the rewriting processing for the inserted card is performed upon completion of rewriting of the ticket issuing information stored in the card issuing device. When the remaining frequency of the card becomes zero by this rewriting process and the card is not accommodated in the card unit 23 of the intermediary machine 1A, the card with the zero frequency is taken into the card unit 23, and the next issued card It will be used as.
[0025]
When a card is inserted into the checkout machine 1C, the same is true as above, and the ticketing information read from the accepted card is transmitted to the issuing machine 1A or the ticketing machine 1B to determine its suitability. The When the ticket issue information is returned to the customer, the communication with the issuing device is performed again. After the ticket issuing information is rewritten in the card issuing device, the checkout process is executed. Is done.
[0026]
The control device 4 individually accesses the inter-machine 1A, the ticket issuing machine 1B, and the checkout machine 1C (hereinafter, these devices are collectively referred to as “terminal device 1”), and performs accounting according to the type of the device. Collect data. Note that the accounting data collected here is the number of cards issued, sales amount, and card usage amount in the machine 1A and the ticketing machine 1B (the cumulative value of the amount deducted from the inserted card in the machine 1A), In addition, this is information relating to the five items of the card settlement amount and the number of discarded cards in the settlement machine 1C.
[0027]
The accounting data collection process is performed at predetermined time intervals during business hours, and during the closing process, all accounting data for the day is collected for each terminal device 1 within the control device 4. Aggregated by item. Further, the control device 4 again collects the accounting data generated by the card processing of the previous day from each terminal device 1 during the opening process on the next day, and sums up the items for each item as the above to make the finalized data.
[0028]
Communication between the control device 4 and the management device 6 is executed by access from the management device 6 after the game hall is closed. When the communication line L2 is connected, first, authentication processing is performed as to whether or not the access is correct between the two, and then the accounting data for the previous day collected from the control device 4 to the management device 6 when the store is opened. , And the accounting data for the current day collected at the time of closing the store are sequentially transmitted.
Here, the file transmitted from the control device 4 takes a form in which an accounting flag to be described later is added in addition to the total value for each of the five items. This transmission process is performed every day regardless of the business day of the game hall or the closed day.
[0029]
As described above, the reason why the daily accounting data is transmitted twice on the current day and the next day is to cope with a case where a business act that is not reported to the card company is performed after the store is closed at the amusement hall. If such illegal business is performed, the accounting data for the previous day obtained at the opening process is considered to be more than the aggregation at the closing process on the previous day. Yes. In addition, when sales activities are conducted on closed days, each aggregated value, which should be zero, will take some value, so the card company can also grasp all accounting data for fraudulent business. It becomes like this.
[0030]
Further, in this system, the control device 4 uses the provisional data for the previous day as a provisional data for the previous day in the control device 4 so as to cope with fraud in which the accounting data for the day after the store closing process is tampered with less than the actual value. If the total result at the time of opening the store is less than the previous day, the transmission data to the management device 6 on that day is sent with an error flag indicating “abnormal”. I have to.
[0031]
Further, in this system, when the accounting data cannot be transmitted for some reason, the control device 4 and the terminal device 1 hold the accounting data for a certain period so that the transmission can be performed again. Further, when the communication lines L1 and L2 are intentionally disconnected or an abnormality occurs in the line, for example, when accounting data cannot be taken in, each terminal apparatus 1 or control apparatus 4 is as follows. Setting items are incorporated.
[0032]
First, the terminal device 1 is set so that accounting data for seven days can be held, and even if communication with the control device 4 becomes impossible for some reason, the device is operated normally for seven days. If communication with the control device 4 becomes possible during this time, untransmitted transaction data is promptly transmitted and the normal state is restored. However, if communication is still not recovered after 7 days, the terminal device 1 switches to a stopped state in which normal processing cannot be performed while holding unsent 7-day accounting data. Is set.
[0033]
The control device 4 is set to hold accounting data for 40 days, and if the state where communication with the management device 6 becomes impossible exceeds 7 days, the normal processing is performed as described above. It is switched to the stop state that cannot.
[0034]
Therefore, if the terminal device 1 is operated outside the control of the control device 4 by disconnecting the communication line L1 between the terminal device 1 and the control device 4, it is impossible to move the terminal device 1 after 7 days. It becomes possible.
[0035]
When the control device 4 is operated outside the management of the management device 6 by disconnecting the communication line L2 between the control device 4 and the management device 6, as in the case of the terminal device 1, the control is performed after 7 days. It is impossible to move the device 4. Furthermore, since this operation stop makes it impossible for each terminal device 1 and the control device 4 to communicate, after 14 days, all the terminal devices 1 in the game hall stop operating and the system is operated on the game hall side. Any attempt to operate independently will be completely blocked.
[0036]
In order to move the stopped terminal device 1 again, it is necessary to correctly connect the terminal device 1 to the control device 4 and transmit all untransmitted accounting data. Similarly, in order to move the stopped control device 4 again, it is indispensable to restore communication with the management device 6 and transmit all untransmitted accounting data to the management device 6.
[0037]
FIG. 2 shows an electrical configuration of the terminal device 1. In addition, only the structure common to each terminal device 1 of the interbank machine 1A, the ticket-issuing machine 1B, and the checkout machine 1C is shown here.
In the figure, reference numeral 16 denotes a control unit composed of a microcomputer, which includes a CPU 17 which is the main body of control / calculation, a ROM 18 storing a program and fixed data describing a series of processing procedures, a RAM 19 functioning as a work area, A data storage unit 20 for holding the accounting data for 7 days is included.
[0038]
The data storage unit 20 is composed of a flash memory, and the stored contents are retained even if the apparatus is turned off after the store closing process. Under normal conditions, the oldest information recorded seven days ago is deleted every business day, and the latest accounting data generated on that day is stored in the empty area.
[0039]
An operation unit 22, a card unit 23, a money handling unit 24, a transmission / reception unit 25 and the like are connected to the control unit 16 through a bus 21. The operation unit 22 means a group of switches for various setting operations such as the operation switches 9 and 15 of the ticket issuing machine 1B and the inter-vehicle machine 1A. The card unit 23 includes a card storage unit and a transport mechanism, a card detection sensor, a magnetic head for reading and writing ticket issuing information, and the like. The money handling unit 24 includes an inserted bill detection sensor, a true / false determination device (in the case of the inter-layer machine 1A and the ticket issuing machine 1B), a money transport mechanism, a money container, and a counting mechanism for the number of dispensed money (accounting machine 1C). In the case of
The transmission / reception unit 25 is for communicating with the control device 4 and other terminal devices 1.
[0040]
FIG. 3 shows an electrical configuration of the control device 4. The control unit 29 includes a received data storage unit 33, a transmission file storage unit 34, and an encryption circuit 35, in addition to the CPU 30, the ROM 31, and the RAM 32.
[0041]
The ROM 31 stores a program related to communication and information processing with each terminal device 1 and the management device 6, and the transaction data transmitted from each terminal device 1 is temporarily stored in the RAM 32.
[0042]
  Both the reception data storage unit 33 and the transmission file storage unit 34 are configured by a flash memory. The reception data storage unit 33 stores transmission information from each terminal device 1 individually for each item and each day in a data format as shown in FIG. The CPU 30 takes out accounting data for a predetermined day for each item from the data storage unit 33 as necessary, and totals the data.Send fileIs a summary file of the respective items, and the created transmission file is stored for a predetermined period after the transmission to the management apparatus 6 is completed.In the transmission file storage unit 34Retained.
[0043]
Further, the control device 4 encrypts and stores all data stored in the reception data storage unit 33 and the transmission file storage unit 34. The encryption circuit 35 is used for the encryption process and the decryption process of this data, and all the data for each cell in FIG. Thereafter, when accounting data is aggregated, the read data is decrypted and aggregated, and then the aggregation result is encrypted again to create a transmission file. The transmission file storage unit 34 Will be stored in.
[0044]
As described above, since all data stored in the flash memory is encrypted, it is not easy to decrypt the stored contents, and the security of the apparatus can be improved. Here, as a code used for encryption and decryption, an authentication code for confirming each other at the time of communication between the management device 6 and the control device 4 is used. However, the present invention is not limited to this, and a random code is set. May be. If the code to be used is changed as appropriate, security can be further improved.
[0045]
The control unit 29 is connected to an input unit 36, a display circuit 37, transmission / reception units 38 and 39, etc. via the bus 28.
The input unit 36 includes a keyboard and the like, and is used to input commands and setting data to the control unit 29. The display circuit 37 is used for displaying accounting data tabulation results and the like on the monitor 27 (shown in FIG. 1). The first transmission / reception unit 38 is used for communication with each gaming terminal device 1, and the second transmission / reception unit 39 is used for communication with the management device 6.
[0046]
FIG. 5 shows a processing procedure in the terminal device 1 and FIG. 6 shows a processing procedure in the control device 4. The main control in each device will be described below along the flow of each drawing.
In each figure, “ST” indicates a processing step.
[0047]
First, in FIG. 5, after the power is turned on, the CPU 17 of the terminal device 1 checks whether or not the operation stop of the device has already been set (ST1). If this determination is “NO”, the control device 4 stands by for access in ST 2.
[0048]
  When there is an access from the control device 4, the CPU 17 at the next ST3,dataIt is checked whether untransmitted accounting data exists in the storage unit 20. For example, if it is impossible to transmit accounting data for several days due to a line trouble or the like, this ST3 becomes “YES”, and untransmitted accounting data is transmitted in the subsequent ST4.
[0049]
If there is no such untransmitted data, the previous day's accounting data is transmitted to the control device 4 (ST6). Further, the transmission process of ST6 is executed even after untransmitted transaction data is transmitted in ST4.
However, the CPU 17 checks whether or not there is accounting data to be transmitted in ST5 prior to ST6. If the accounting data has been erased for some reason, the process proceeds to ST7 and “no data” is entered. Is transmitted.
[0050]
Thereafter, the CPU 17 waits for access from the control device 4 while executing normal processing for issuing and accepting cards according to the type of machine (ST8, 9).
The control device 4 is set to sequentially access each terminal device 1 at predetermined time intervals during business hours. If the accounting data is updated through processing such as card issuance, frequency data consumption, and settlement on the terminal device 1 before receiving access from the control device 4, ST10 becomes "YES" The CPU 17 returns the updated transaction data to the control device 4 (ST11).
If the accounting data has not been updated, predetermined code information indicating “no data update” is returned (ST12).
[0051]
In the same manner, when the business hours elapse and a command for closing the store is transmitted from the control device 4, the process proceeds from ST13 to ST14, and the CPU 17 stores the final data for today stored in the data storage unit 20 at the present time. The accounting data is read out and returned to the control device 4.
[0052]
Thereafter, the CPU 17 confirms the stop of the operation of the card unit 23 and the money processing unit 24, or performs a closing process such as clearing work data in the RAM 19, and ends the process (ST15). Even when the internal clock measures the end of the day, if there is no closing instruction from the control device 4 ("YES" in ST16), the closing process of ST15 is executed and the process is terminated.
[0053]
In the above-described series of procedures, when communication with the control device 4 becomes impossible due to troubles occurring in the communication line L1 during business hours, only the normal processing of ST8 is performed and new processing is performed. The accounting data in the data storage unit 20 is rewritten each time. When the communication line L1 recovers during business hours and access from the control device 4 is restored, the latest accounting data is returned accordingly. Even if the communication line L1 does not recover until the store is closed, the accounting data for that day is held in the data storage unit 20 and the processing is terminated. Therefore, if the communication line L1 is recovered at the next day's processing, It becomes possible to transmit untransmitted accounting data by the processing of ST3 and ST4 described above.
According to such control, the system will not stop during business hours due to system inadequacies and the use of prepaid cards will not be impossible, so there will be no trouble with the player and the system will be repaired smoothly. It can be carried out.
[0054]
On the other hand, if there is no access from the control device 4 even after a predetermined time has passed since the power was turned on at the time of opening the store, if within 7 days, the process proceeds from ST17 to ST8 normal processing. Accounting data corresponding to the processing contents will be accumulated. When the apparatus is turned on on the eighth day after communication is disabled, ST17 becomes “YES”, and the aircraft is set in an inoperable state (ST18). Thereafter, when the power is turned on, the determination of ST1 is “YES”, and the inoperable state is maintained until communication with the control device 4 is restored.
[0055]
When communication with the control device 4 is recovered from such a state, ST19 becomes “YES”, and the CPU 17 transmits all the untransmitted accounting data stored in the data storage unit 20 to the control device 4 (ST20). . When this process is completed, the process proceeds to ST8, and thereafter, the apparatus operates in a normal state.
[0056]
Next, in the processing of the control device 4 in FIG. 6 as well as the terminal device 1, after the power is turned on at the time of opening the store, it is checked whether or not the operation of the device is set to be stopped. Then, the process proceeds to ST2 and subsequent processes.
[0057]
First, in ST2, it is checked whether or not the data transmission processing for the management device 6 has been performed after the closing of the previous day. If this determination is "YES", the process proceeds to the next ST3, and commands for requesting transmission of the previous day's accounting data are sequentially output to each terminal device 1.
[0058]
When the accounting data is returned from each terminal device 1, the CPU 30 checks the contents of each return, whether or not the data has been returned from all the terminal devices 1, and the accounting data collected during the closing process on the previous day. And a transmission file to the management device 6 is created (ST4, 5).
[0059]
The accounting data returned from each terminal device 1 is individually recorded for each item and each day in the received data storage unit 33 in the form shown in FIG. The transmission file of ST5 is obtained by encrypting the total result for each item of the recorded data, and an accounting flag indicating whether or not the total value is final final data is added. If the accounting data collected in ST3 is less than the data collected on the previous day, a flag indicating an error is added.
[0060]
The accounting flag is set based on the return status from each terminal device 1. For example, when accounting data can be collected from all the terminal devices 1, the accounting flag is “0”. If there is, an accounting flag having a value of “1” is set. In addition, when there is a terminal device 1 that has returned the code information of “no corresponding data” that has been communicated, only the terminal device 1 uses the accounting data acquired during the business hours of the previous day or during the closing process. And the value of “2” is set as the accounting flag.
[0061]
The created transmission file is encrypted and stored in the transmission file storage unit 34. The transmission file with the accounting flag “0” is “fixed file”, and the transmission file with “2” is “provisional fixed file”. Are treated as On the other hand, a transmission file whose accounting flag is “1” becomes an “indeterminate file”, and is set as a target of the next ST6 to 8 in the processing on and after the next day.
[0062]
In ST6, it is checked whether or not there is an unconfirmed file in which the accounting flag of “1” is set in the transmission file created until the opening of the previous day, that is, the transmission file indicating the accounting data up to the day before yesterday. If this determination is “YES”, it is checked in ST7 whether or not there has been data transmission from the terminal device 1 for which accounting data has not been acquired.
[0063]
In the terminal device 1 described above, if the processing of ST3 and ST4 in FIG. 5 is performed in response to the data transmission request from the control device 4, the accounting data that has not been acquired has already been transmitted. Is “YES”. CPU30 creates the transmission file used as final data using this accounting data. The transmission file created here is also held in the transmission file storage unit 34 together with the transmission file of ST4.
[0064]
In the subsequent business hours, the CPU 30 accesses each terminal device 1 every predetermined time and rewrites the recorded data in the data storage unit 20 every time it receives updated accounting data (ST9). Thereafter, when a command operation for a store closing process is received by the input unit 36, ST10 becomes “YES”. In response to this, the CPU 30 transmits a store closing instruction to each terminal device 1 and collects final accounting data for today, and then aggregates the collected data for each item to create a temporary transmission file. (ST11, 12).
[0065]
After that, even if the game hall is closed, the control device 4 is not turned off and waits for access from the management device 6.
When the management device 6 is connected to the control device 4, it first transmits a predetermined authentication code. By this access, ST13 becomes “YES”, and the authentication code is checked in the next ST14. If this is appropriate, ST15 is “YES”, and all transmission files that have not been transmitted are transmitted in ST16.
[0066]
On the other hand, if the authentication code is not appropriate, the CPU 30 disconnects the line in ST17 and terminates the communication, and then waits for the management device 6 to access again. Also, if the control device 4 is turned off or the communication line L2 is disconnected before the above communication process is performed, the process after ST13 is not performed, and the process ends at the end of the day in ST18. . When the store opens on the next day, ST2 becomes “NO”, but if it is within 7 days after communication is disabled, the processing from ST3 is executed as it is. As a result, accounting data collection processing and transmission file creation processing from each terminal device 1 are performed as usual, and unsent transmission files are sequentially stored in the transmission file storage unit 34.
[0067]
When the store opens on the 8th day after communication with the management device 6 becomes impossible in this way, ST19 becomes “YES” and the process moves to ST20, and the aircraft is set in an inoperable state. Thereafter, in ST21 and 22, the operation stop state of the aircraft is maintained until communication with the management apparatus 6 is restored and transmission of an unsent file is completed.
[0068]
【The invention's effect】
  In the invention of claim 1, in the gaming terminal device,Accounting data generated by processing for prepaid cards is stored in the memory, and untransmitted accounting data in the memory is sent to the control device in response to access from the control device, and there is no access from the control device for a certain period of time When it continues, it keeps unsent accounting data,Against prepaid cardsSo that the process cannot be executedSoOperating the gaming terminal device for a certain period of time without being connected to the control device,Unauthorized operations can be prevented. Also,I can no longer issue or accept prepaid cardsGaming terminal deviceNormalTo return to processing,Since it is necessary to send all unsent data in response to access from the control unit,Occurs in an unmanaged stateAccounting dataIt can be confirmed and there will be no operational problems.
[0069]
  In the invention of claim 2, the control device is further provided from each gaming terminal device.CollectedData to external management deviceIf you have not been able to send for a certain period, keep the unsent accounting data,Communication with each game terminal is made impossible.Therefore, even if the control device can collect accounting data from each gaming terminal device, if communication between the control device and the management device is not possible, communication between the control device and the gaming terminal device is first disabled. As a result, it becomes impossible for each gaming terminal device to execute processing on the card.It becomes impossible to operate the amusement hall separately from the jurisdiction of the management device. Also,Control device for normal processingTo return, the management deviceSend all accounting dataBecause it is necessary to transmit, in a state that is not managed by the management deviceThe administrator can confirm the generated accounting data with certainty.
[0070]
  AlsoIn the present invention, the gaming terminal deviceImmediately even if data transmission becomes impossibleIn a state where processing for prepaid cards cannot be executedBecause of problems with the communication line.A state where access from the control unit is temporarily unavailableEven if it becomes, each terminal device for gamingIt can be operated normally.Therefore, there is no possibility that the use of the prepaid card will be hindered, and the system can be repaired smoothly without causing trouble with the player.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram showing a configuration of a prepaid card management system according to an embodiment of the present invention;
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of a gaming terminal device.
FIG. 3 is a block diagram illustrating a configuration of a control device.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing storage contents of accounting data.
FIG. 5 is a flowchart showing a control procedure in the terminal device.
FIG. 6 is a flowchart showing a control procedure in the control device.
[Explanation of symbols]
1 Game terminal device
4 Control device
6 management devices
20 Data storage unit
33 Received data storage

Claims

A plurality of gaming terminal devices and control devices set to perform at least one of a process of issuing a prepaid card in which a valuable value is written and a process of accepting the prepaid card and deducting the valuable value are mutually connected in the game hall And the control device is connected to a management device outside the game arcade,
The prepaid card issuance information issued by the gaming terminal device is stored and retained in the gaming terminal device of the card issuer, and the subsequent processing for the prepaid card is performed under the control of the card issuer device. Prepaid card management in which accounting data generated by processing of a prepaid card in its own device is transmitted from the gaming terminal device to the control device, and further, accounting data collected from each gaming terminal device by the control device is transmitted to the management device In the system,
The control device individually accesses each game terminal device to collect the accounting data,
Each gaming terminal device
A memory for storing the accounting data;
Normal processing execution means for storing the accounting data generated by the processing in the memory while executing the processing for the prepaid card set in the own device until receiving an access from the control device;
When receiving access from the control device, data transmission means for reading untransmitted accounting data stored in the memory and transmitting it to the control device;
A stop control means for setting a state in which the normal process execution means does not operate while retaining untransmitted data in the memory when a state of no access from the control device continues for a certain period ;
In a state where the normal processing execution unit is set not to operate, there is an access from the control device, and all untransmitted data held in the memory for the access is transmitted by the transmission data processing unit. A prepaid card management system comprising return control means for returning the normal process execution means to an operable state when transmitted to a control device .

The control device includes a memory for storing accounting data collected from each gaming terminal device, a data transmission unit that reads untransmitted accounting data stored in the memory and transmits the accounting data to the management device, and data transmission When a state in which data transmission by means cannot be executed continues for a certain period, stop control means for setting a state in which communication with each gaming terminal device cannot be performed while retaining untransmitted data in the memory, and communication with each gaming terminal device are not possible and returns to the data transmission capable state to the management apparatus in a state under when all unsent data held in the memory is transmitted to the management apparatus by the data transmitting means, communicating with each gaming terminal device The prepaid card management system according to claim 1, further comprising return control means for returning to a state in which payment is possible.