JP3923494B2 - 光信号再生中継器 - Google Patents

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Description

この発明は、光通信システムにおいて使用される、光信号再生中継器に関する。この発明は、例えば全光3R信号再生中継器に適用される。
光信号伝送では、伝送媒体である光ファイバの波長分散、偏波モード分散(Polarization mode dispersion)および各種非線形効果に起因して信号品質が低下する。この品質低下は、伝送距離が長くなるほど顕著になり、また、伝送速度が速くなるほど顕著になる。このため、一般的な信号伝送では、所定の伝送距離ごとに光信号再生中継器を設けて、信号光の再生を行っている。
光信号再生中継器としては、例えば、全光3R信号再生中継器が知られている。全光3R信号再生とは、品質劣化した信号光を元の品質に復元する技術であり、再増幅(Re-amplification)、タイミング再生(Retiming)、波形整形(Reshaping) の処理が施される。全光3R信号再生中継器を開示する文献としては、例えば、本発明者等による非特許文献1が知られている。非特許文献1に係る全光3R信号再生中継器は、電界吸収型半導体光変調器(Electro-absorption modulator;以下、EA変調器)の相互吸収変調(Cross-absorption modulation;XAM) 効果を利用して、信号光の再生を行っている。
図7に、非特許文献1の図1で開示された全光3R信号再生中継器の構成を示す。図7の全光3R信号再生中継器700には、通信レート80GHzの信号光が入力される。この信号光は、二分岐されて、クロック抽出器701および遅延器707に入力される。
クロック抽出器701は、入力された80GHz信号光から、40GHzの電気クロック信号を抽出する。この電気クロック信号は、増幅器702で増幅された後、モード同期レーザダイオード(Mode-locked laser diode;MLLD)703によって40GHzの光クロックパルス列に変換される。かかる光クロックパルス列は、光逓倍器704(例えば光時分割多重回路)で、80GHzの光クロックパルス列に変換される。80GHzの光クロックパルス列は、光サーキュレータ705を介して、EA変調器706の一方の出入力端面に供給される。
一方、遅延器707に入力された信号光は、この遅延器707で所定時間τだけ遅延された後、光増幅器708で増幅される。増幅後の信号光は、光サーキュレータ709を介して、EA変調器706の他方の出入力端面に供給される。遅延器707の遅延時間τは、光サーキュレータ705からEA変調器706に供給される光クロックパルス列と、光サーキュレータ709からEA変調器706に供給される信号光との衝突タイミングが一致するように、設定される。
これにより、EA変調器706の上記他方の出入力端面からは、信号光によって変調された光クロックパルス列(3R再生光信号)が出力される。この3R再生光信号は、光サーキュレータ709および光フィルタ710を通過して、外部に出力される。
なお、EA変換器706の上記一方の出入力端面からは光クロックパルス列で強度変調された信号光が出力されることになるが、かかる信号光は光サーキュレータ705によって、無反射終端711に廃棄される。かかる信号光が光逓倍器704側に出力されると、この信号光が光クロックパルス列と干渉して、光クロックパルス列の品質を損なうからである。
ここで、EA変調器とは、本来は、印加電界に応じて光吸収係数が変化する特性を利用して、入力光に強度変調を施すデバイスである。しかし、EA変調器の光吸収係数は、入力光の強度にも依存する。すなわち、入力光の強度が大きいほど、EA変調器の光吸収量は小さくなる。そして、入力光の強度が所定値より大きい場合、光吸収量の低下は飽和する。図7のEA変調器706は、この性質を利用して、信号光の再生を行っている。
図8は、EA変調器706の動作原理を説明するための概念図である。
上述したように、EA変調器706には、一方の出入力端面801から光クロックパルス列が入力され、且つ、他方の出入力端面802から信号光が入力される。
出入力端面802から信号光の‘1’(すなわち、光強度の大きい部分)が入力されたとき、EA変調器706内の光吸収量は小さくなる。ここで、図8に示したように、信号光の光強度ピークには、伝送媒体を伝送されるときの信号劣化によって、ばらつきが発生している。しかしながら、信号光は、光増幅器708(図7参照)によって十分な光強度レベルまで増幅されている。したがって、光強度ピークの大小に拘わらず、‘1’が入力されたときは常にEA変調器706の光吸収量が最低レベルに飽和する。このため、信号光の‘1’に対応する光クロックパルスC1,C2,C4,C5は、あまり吸収されることなく、出入力端面802から出力される。
一方、出入力端面802から信号光の‘0’(すなわち、光強度の小さい部分)が入力されたとき、EA変調器706内の光吸収量は大きくなる。したがって、‘0’が入力されたときは、光クロックパルスに対して非常に大きい光吸収が生じる。このため、信号光の‘0’に対応する光クロックパルスC3は、強度が非常に小さい光に変換されて、出入力端面802から出力される。
このようにして、図7の全光3R信号再生中継器によれば、原理的には、信号光に応じた強度変調を受け、時間ジッタや強度揺らぎが抑制され、且つ、信号対雑音比(SNR)が高い、3R再生光信号を得ることができる。
ここで、EA変調器706内の出入力端面801,802には、無反射膜が蒸着される(図示せず)。出入力端面で光反射が発生すると、出力信号光に入力信号光の一部がクロストーク成分となって含まれてしまい、信号品質が損なわれるからである。しかしながら、無反射膜と言っても、反射率を完全に零にすることは不可能であり、高品質の無反射膜でも高々0.1%程度までしか反射率を下げることはできない。加えて、図7の全光3R信号再生中継器では、上述のように、光増幅器708が信号光を非常に高い強度レベルまで増幅する。例えば、出入力端面802に入力される信号光の強度レベルを18dBmとし、無反射膜の反射率を0.1%とすると、3R再生光信号には約−12dBmのクロストーク成分が含まれることになる。これに対して、3R再生光信号の光強度レベルは、EA変調器706の光損失の影響で−5dBm程度である。したがって、かかるクロストーク成分の強度レベルは、3R再生光信号の強度レベルと比較して、無視できない。このため、図7の全光3R信号再生中継器では、十分な信号品質を得られなかった。
反射入力光に基づくクロストーク成分を除去する方法としては、例えば、光クロックパルス列と信号光とを異なる波長に設定する方法が考えられる。この方法によれば、光バンドパスフィルタを使用して3R再生光信号から信号光の波長成分を除去し、さらに当該3R再生光信号の波長を元の信号光と同じ波長に変換することによって、所望の3R再生光信号を得ることができる。しかしながら、このような方法では、波長の変換が必要になるので、装置構成が複雑になり、加えてコスト高の原因にもなる。
"All-optical 3R-signal regeneration at 80 Gbit/s using high-speed electro-absorption modulator",H.Murai et al., OAA2003, Paper
この発明の課題は、電界吸収型半導体光変調器の出入力端面で反射した入力光に起因する再生光信号の品質低下を、簡単な構成および低コストで防止する点にある。
この発明に係る光信号再生中継器は、特定の一つの偏光面における光強度の大/小によって二値化された光信号を再生する光信号再生中継器に関する。
そして、受信された信号光から特定の一つの偏光面における光強度の大/小によってパルス化された光クロックパルスを再生する光クロックパルス再生部と、信号光または光クロックパルスの一方を信号光または光クロックパルスの他方の偏光面と直交する偏光面の直線偏光に偏波する偏波面コントローラと、偏光面が互いに直交する信号光および光クロックパルスを入力して相互吸収変調を行うことにより光クロックパルスと同一の一つの偏光面を有し且つ信号光と同じ信号値を有する再生光信号を生成する電界吸収型半導体光変調器と、電界吸収型半導体光変調器から出力された再生光信号から信号光の偏光面に対応する成分を除去する偏光子とを備える。
この発明では、偏光面が互いに直交する信号光および光クロックパルスを電界吸収型半導体光変調器に入力させることにより光クロックパルスと同一の一つの偏光面を有し且つ信号光と同じ信号値を有する再生光信号を生成し、さらに、再生光信号から信号光の偏光面に対応する成分を偏光子除去することとした。これにより、電界吸収型半導体光変調器の出入力端面で反射した信号光成分或いは該電界吸収型半導体光変調器を通過した信号光成分を、簡単に、再生光信号から除去することができる。したがって、この発明によれば、簡単な構成および低コストで、再生光信号の品質を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
第1実施形態
この発明の第1実施形態に係る光信号再生中継器について、図1および図2を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る全光3R信号再生中継器を概略的に示す構成図である。
図1に示したように、本実施形態に係る全光3R信号再生中継器100は、光入力端子101と、光出力端子102と、光クロックパルス再生部110と、光信号再生部120とを備えている。ここで、光クロックパルス再生部110は、クロック抽出器111、可変遅延線112、電気増幅器113、モード同期レーザダイオード114、光増幅器115,117および光逓倍器116を備えている。また、光信号再生部120は、光増幅器121,127,130、偏波面コントローラ122、光フィルタ123,128、光サーキュレータ124,125、EA変調器126、偏光子129および無反射終端131を備えている。
光入力端子101は、光ファイバ等の光伝送媒体(図示せず)から入力された信号光(本実施形態では80GHzとする)を、光クロックパルス再生部110および光信号再生部120に供給する。
光出力端子102は、光信号再生部120から出力された3R再生光信号を、光伝送媒体(図示せず)に出力する。
クロック抽出器111は、光入力端子101から入力された信号光から、40GHzの電気クロック信号を抽出する。
可変遅延線112は、クロック抽出器111から電気クロック信号を入力し、所定時間τだけ遅延させて出力する。可変遅延線112の遅延時間τは、EA変調器126に入力される信号光および光クロックパルスの衝突タイミングが揃うような値に設定される。
電気増幅器113は、可変遅延線112から入力された電気クロック信号を増幅するためのラジオ周波数用電気増幅器である。
モード同期レーザダイオード114は、電気増幅器113から入力された電気クロック信号を、40GHzの光クロックパルス列に変換する。
光増幅器115は、モード同期レーザダイオード114から入力された光クロックパルス列を増幅する。
光逓倍器116は、光増幅器115から入力された40GHzの光クロックパルス列を、80GHzの光クロックパルス列に変換する。光逓倍器116は、例えば、光時分割多重回路等を用いて構成することができる。
光増幅器117は、光逓倍器116から入力された光クロックパルス列を増幅して、光信号再生部120に出力する。
光増幅器121は、光入力端子101から入力された信号光を増幅するための、高出力光増幅器である。
偏波面コントローラ122は、光増幅器121から入力された信号光の偏光面を、光クロックパルス再生部110から出力される光クロックパルスの偏光面と直交する、直線偏光の偏光面に変換する。偏波面コントローラ122としては、例えば、市販の偏波面コントローラを使用することができる。
光フィルタ123は、信号光内に累積した自然放出光(Amplified Spontaneous Emission;ASE)を除去するための狭帯域光フィルタである。
光サーキュレータ124は、光フィルタ123から入力した信号光をEA変調器126の一方の出入力端面に供給し、且つ、EA変調器126の当該一方の出入力端面から出力された3R再生光信号を光増幅器127に供給する。
光サーキュレータ125は、光クロックパルス再生部110から入力した光クロックパルス列をEA変調器126の他方の出入力端面に供給し、且つ、EA変調器126の当該他方の出入力端面から出力された信号光を無反射終端131に廃棄する。
EA変調器126は、非特許文献1(図7参照)と同様、通常のEA変調器である。EA変調器126の制御電極には、適当な値のバイアス電位Vbが印加されるとともに、例えば50Ω程度の終端抵抗を介して接地される。
光増幅器127は、光サーキュレータ124から入力した3R再生光信号を、増幅して出力する。
光フィルタ128は、信号光内に累積した自然放出光を除去するための狭帯域光フィルタである。
偏光子129は、光フィルタ128が出力した3R再生光信号から、信号光の偏光面に対応する成分を除去する。すなわち、偏光子129からは、かかる3R再生光信号のうち、光クロックパルス列の偏光面に対応する成分のみが出力される。これにより、EA変調器126の上記一方の出入力端面で反射した信号光が除去されるので、クロストーク成分の含まれない、高品質の3R再生光信号を得ることができる(後述)。
光増幅器130は、偏光子129から出力された3R再生光信号を増幅して、光出力端子102に出力する。
無反射終端131は、サーキュレータ125から出力された信号光を廃棄するための無反射膜である。
次に、全光3R信号再生中継器100の動作について、図1および図2を用いて説明する。図2は、光信号再生部120の動作を説明するための概念図である。
光入力端子101は、通信レート80GHzの信号光を入力する。この信号光は、二分岐されて、光クロックパルス再生部110および光信号再生部120に入力される。
光クロックパルス再生部110は、以下のようにして、入力された信号光から、光クロックパルスを再生する。
まず、クロック抽出器111が、入力された80GHz信号光から、40GHzの電気クロック信号を抽出する。この電気クロック信号は、可変遅延線112によって、所定時間の遅延を与えられた後、増幅器113で増幅される。そして、かかる電気クロック信号は、モード同期レーザダイオード114によって、40GHzの光クロックパルス列に変換される。かかる光クロックパルス列は、光増幅器115で増幅された後、光逓倍器116で80GHzの光クロックパルス列に変換される。80GHzの光クロックパルス列は、光増幅器117で増幅されて、光信号再生部120に送られる。
光信号再生部120は、光入力端子101から信号光を入力するとともに、光クロックパルス再生部110から光クロックパルス列を入力する。そして、かかる信号光および光クロックパルス列を用い、以下のようにして、3R再生光信号を生成する。
信号光は、高出力の光増幅器121で増幅された後、偏波面コントローラ122に送られる(図2(a)参照)。偏波面コントローラ122は、上述のように、信号光の偏光面を、光クロックパルス再生部110から出力される光クロックパルスの偏光面と直交する、直線偏光の偏光面に変換する(図2(b)参照)。変換後の信号光は、光フィルタ123および光サーキュレータ124を介して、EA変調器126の一方の出入力端面に供給される。このとき、この信号光の一部が、該一方の出入力端面で反射して、EA変調器126から出力される。
一方、光クロックパルス列は、光サーキュレータ125を介して、EA変調器126の他方の出入力端面に供給される(図2(c)参照)。
EA変調器126は、非特許文献1の全光3R信号再生中継器と同様、光クロックパルス列を、信号光による相互変調効果を利用して強度変調する(図2(d)参照)。この強度変調後の光クロックパルス列が、3R再生光信号である。3R再生光信号は、EA変調器126の上記一方の出入力端面から出力される。このとき、該一方の出入力端面で反射した信号光成分が、3R再生光信号に重畳される。したがって、EA変調器126から光サーキュレータ124に送られる3R再生光信号は、反射信号光を、クロストーク成分として含んでいる(図2(e)参照)。なお、従来と同様、EA変調器126から光サーキュレータ125に出力された信号光は、無反射終端131を用いて廃棄される。
光サーキュレータ124は、EA変調器126から入力された3R再生光信号を、光増幅器127に出力する。光増幅器127で増幅された3R再生光信号は、光フィルタ128を通過して、偏光子129に送られる。
偏光子129は、この3R再生光信号から、クロストーク成分を除去する。すなわち、偏光子129からは、かかる3R再生光信号のうち、光クロックパルス列の偏光面に対応する成分のみが出力される。本実施形態では、偏波面コントローラ122を用いて光クロックパルス列の偏光面と信号光の偏光面(したがってクロストーク成分の偏光面)とを直交させたので、偏光子129を用いてクロストーク成分のみを除去することが可能になる。これにより、EA変調器126の上記一方の出入力端面で反射した信号光が除去されるので、クロストーク成分の含まれない、高品質の3R再生光信号を得ることができる(図2(f)参照)。
クロストーク成分が除去された3R再生光信号は、光増幅器130で増幅された後、光出力端子102から、次の光伝送媒体(図示せず)に出力される。
以上説明したように、本実施形態の全光3R信号再生中継器100によれば、偏波面コントローラ122を用いて、信号光の偏光面を光クロックパルス列の偏光面に対して直交させたので、偏光子129を用いて、EA変調器126で生成された3R再生光信号からクロストーク成分(すなわちEA変調器126の出入力端面で反射した信号光成分)のみを除去することが可能になる。これにより、本実施形態によれば、クロストーク成分の無い高品質の3R再生光信号を得ることができる。
なお、本実施形態では、光クロックパルス再生部110で再生される光クロックパルスの波長を光入力端子101から入力される信号光の波長と同一にしたが、これらの波長が異なっている光信号再生中継器にも、この発明を適用することができる。但し、これらの波長が一致しない場合には、3R再生光信号の波長(EA変調器126から出力されたときには光クロックパルスと同じ波長となる)を信号光の波長と一致させるための波長変換処理が必要になる。したがって、装置構成の簡単化や低コスト化の観点からは、光クロックパルスと信号光とを同一の波長にすることが望ましい。
偏波面コントローラ122の位置は、光入力端子101と光サーキュレータ124との間であれば、特に限定されない。例えば、光フィルタ123と光サーキュレータ124との間や、光入力端子101と光増幅器121との間に、偏波面コントローラ122を配置してもよい。
また、偏光子129の位置は、光サーキュレータ124と光出力端子102との間であれば、特に限定されない。例えば、光サーキュレータ124と光増幅器127との間や、光増幅器130と光出力端子102との間に、偏光子129を配置してもよい。
光フィルタ123、128は、自然放出光の影響が少ない場合には、必ずしも必要ではない。
加えて、可変遅延線112に代えて、図7の遅延器707と同様の遅延器を設けてもよい。
第2実施形態
次に、この発明の第2実施形態に係る光信号再生中継器について、図3を用いて説明する。
本実施形態は、偏波面コントローラを用いた偏波を、信号光に対してではなく、光クロックパルス列に対して施す点で、上述の第1実施形態と異なる。
図3は、本実施形態に係る全光3R信号再生中継器300を概略的に示す構成図である。図3において、図1と同じ符号を付した構成要素は、それぞれ図1と同じものを示している。
本実施形態の全光3R信号再生中継器300は、偏波面コントローラ301および偏光子302を備えている。
偏波面コントローラ301は、光クロックパルス再生部110の光増幅器117から入力された光クロックパルス列の偏光面を、光入力端子101から入力された信号光の偏光面と直交する、直線偏光の偏光面に変換する。第1実施形態と同様、偏波面コントローラ301としては、例えば、市販の偏波面コントローラを使用することができる。
偏光子302は、光フィルタ128が出力した3R再生光信号から、信号光の偏光面に対応する成分を除去する。第2実施形態では、光クロックパルス列と信号光とで偏光面の面方向の関係が逆になっているので、偏光子302は、第1実施形態の偏光子129とは逆の偏光面の光のみを通過させることになる。これにより、EA変調器126の上記一方の出入力端面で反射した信号光が除去され、クロストーク成分の含まれない、高品質の3R再生光信号を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態の全光3R信号再生中継器300によっても、第1実施形態と同様、クロストーク成分の無い高品質の3R再生光信号を得ることができる。
なお、光クロックパルス再生部110で再生される光クロックパルスの波長と光入力端子101から入力される信号光の波長とが同一でない全光3R信号再生中継器に適用できる点も、第1実施形態と同様である。
偏波面コントローラ301の位置は、モード同期レーザダイオード114と光サーキュレータ125との間であれば、特に限定されない。また、偏光子302の位置は、第1実施形態と同様、光サーキュレータ124と光出力端子102との間であれば、特に限定されない。
第1実施形態と同様、光フィルタ123、128は、自然放出光の影響が少ない場合には、必ずしも必要ではない。
加えて、可変遅延線112に代えて、図7の遅延器707と同様の遅延器を設けてもよい。
第3実施形態
次に、この発明の第3実施形態に係る光信号再生中継器について、図4を用いて説明する。
本実施形態は、信号光および光クロックパルス列を偏波面コントローラの同じ出入力端面から入力させるように、全光3R信号再生中継器を構成した例である。
図4は、本実施形態に係る全光3R信号再生中継器400を概略的に示す構成図である。図4において、図1と同じ符号を付した構成要素は、それぞれ図1と同じものを示している。
本実施形態に係る全光3R信号再生中継器400は、光クロックパルス再生部110と光信号再生部410とを備えている。光クロックパルス再生部110の内部構成は、第1実施形態に係る全光3R信号再生中継器100と同じである。光信号再生部410は、光増幅器411,417と、偏波面コントローラ412と、光フィルタ413,418と、光結合子414と、EA変調器415と、偏光子416とを備えている。
光増幅器411は、光入力端子101から入力された信号光を増幅するための、高出力光増幅器である。
偏波面コントローラ412は、光増幅器411から入力された信号光の偏光面を、光クロックパルス再生部110から出力される光クロックパルスの偏光面と直交する、直線偏光の偏光面に変換する。偏波面コントローラ412としては、例えば、市販の偏波面コントローラを使用することができる。
光フィルタ413は、信号光内に累積した自然放出光を除去するための狭帯域光フィルタである。
光結合子414は、光フィルタ413から出力された信号光と、光クロックパルス再生部110から出力された光クロックパルス列とを結合して、EA変調器415の一方の出入力端面に供給する。本実施形態では、信号光と光クロックパルス列とが光結合子414で結合されるときのタイミングが一致するように、可変遅延線112の遅延時間が調整される。
EA変調器415は、非特許文献1(図7参照)と同様、通常のEA変調器である。EA変調器415の制御電極には、適当な値のバイアス電位Vbが印加されるとともに、例えば50Ω程度の終端抵抗を介して接地される。
偏光子416は、EA変調器415が出力した3R再生光信号から、信号光の偏光面に対応する成分を除去する。すなわち、偏光子416からは、かかる3R再生光信号のうち、光クロックパルス列の偏光面に対応する成分のみが出力される。
光増幅器417は、偏光子416から出力された3R再生光信号を増幅する。
光フィルタ418は、光増幅器417から入力された3R再生光信号から自然放出光を除去して、光出力端子102に出力する。
次に、全光3R信号再生中継器400の動作について、図4および図5を用いて説明する。図5は、光信号再生部410の動作を説明するための概念図である。
光入力端子101は、通信レート80GHzの信号光を入力する。この信号光は、二分岐されて、光クロックパルス再生部110および光信号再生部410に入力される。
光クロックパルス再生部110は、入力された信号光から光クロックパルスを再生する。この光クロックパルス再生部110の動作は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
光信号再生部410は、光入力端子101から信号光を入力するとともに、光クロックパルス再生部110から光クロックパルス列を入力する。そして、かかる信号光および光クロックパルス列を用い、以下のようにして、3R再生光信号を生成する。
信号光は、高出力の光増幅器411で増幅された後、偏波面コントローラ412に送られる(図5(a)参照)。偏波面コントローラ412は、上述のように、信号光の偏光面を、光クロックパルス再生部110から出力される光クロックパルスの偏光面と直交する、直線偏光の偏光面に変換する(図5(b)参照)。変換後の信号光は、光フィルタ413を介して、光結合子414に供給される。
光結合子414は、この信号光を入力するとともに、光クロックパルス列を光クロックパルス再生部110から入力する(図5(c)参照)。上述したように、光クロックパルス列の出力タイミングは可変遅延線112によって調整されているので、これらの光の位相は一致している。
光結合子414で結合された光は、EA変調器415の一方の出入力端面に供給される。
EA変調器415内で、光クロックパルス列は、信号光による相互変調効果によって強度変調される。この強度変調後の光クロックパルス列が、3R再生光信号である。なお、このとき、信号光も、光クロックパルス列による相互変調効果によって強度変調されることになる。したがって、EA変調器415の他方の出入力端面からは、3R再生光信号と強度変調された信号光とが、一体となって出力される(図5(d)参照)。
偏光子416は、EA変調器415の出力光から、信号光成分を除去する。すなわち、偏光子416からは、かかる出力光のうち、光クロックパルス列の偏光面に対応する成分のみが出力される。本実施形態では、偏波面コントローラ412を用いて光クロックパルス列の偏光面と信号光の偏光面とを直交させたので、このように信号光成分のみを除去することが可能になる。これにより、信号光成分の含まれない、高品質の3R再生光信号を得ることができる(図2(e)参照)。
その後、3R再生光信号は、光増幅器417で増幅され、光フィルタ418を通過し、光出力端子102から次の光伝送媒体(図示せず)に出力される。
信号光および光クロックパルス列を偏波面コントローラの同じ出入力端面から入力させる場合、光サーキュレータや無反射終端を使用する必要がないので、装置構成を簡単にすることができ、さらには装置コストを低下させることができる。
ここで、従来の光信号再生中継器(すなわち、偏波面コントローラ412および偏光子416を使用しない光信号再生中継器)では、信号光および光クロックパルス列を偏波面コントローラの同じ出入力端面から入力させる場合、当該信号光および光クロックパルス列を互いに異なる波長に設定する必要がある。これらの光を異なる波長に設定しておけば、光フィルタを用いて、EA変調器の出力光から信号光成分を取り除くことができるからである。すなわち、従来の技術では、入力された信号光が80GHzの場合、非80GHzの光クロックパルス列を再生することになる。しかしながら、3R再生光信号の波長は光クロックパルス列の波長と一致するので、非80GHzの光クロックパルス列を使用する場合には、当該3R再生光信号を80GHzに変換するための機構が新たに必要になる。これでは、光信号再生中継器の構成の簡単化や低コスト化を十分に達成できない。これに対して、本実施形態に係る全光3R信号再生中継器400では、信号光と光クロックパルス列を互いに直交させるので、偏光子416によって両光を分離でき、このため、当該信号光と当該光クロックパルス列とが同じ波長であってもよい。したがって、波長(したがって周波数)を変換する機構が不要なので、装置の簡単化および低コスト化を図ることが容易になる。
但し、信号光および光クロックパルス列を異なる波長に設定した光信号再生中継器であっても、この発明を適用することは可能である。この場合にも、高品質の3R再生光信号を得ることができるという効果が得られる。
以上説明したように、本実施形態の全光3R信号再生中継器400によれば、偏波面コントローラ412を用いて、信号光の偏光面を光クロックパルス列の偏光面に対して直交させたので、偏光子416を用いて、EA変調器415で生成された3R再生光信号から信号光成分のみを除去することが可能になる。これにより、本実施形態によれば、高品質の3R再生光信号を得ることができる。
加えて、本実施形態の全光3R信号再生中継器400によれば、光サーキュレータが不要なので、第1、第2実施形態に係る全光3R信号再生中継器100,300よりもさらに装置の簡単化および低コスト化を図ることができる。
偏波面コントローラ412の位置は、光入力端子101と光結合子414との間であれば、特に限定されない。また、偏光子416の位置は、EA変調器415と光出力端子102との間であれば、特に限定されない。
第1、第2実施形態と同様、光フィルタ413、418は、自然放出光の影響が少ない場合には、必ずしも必要ではない。
第4実施形態
次に、この発明の第4実施形態に係る光信号再生中継器について、図6を用いて説明する。
本実施形態は、上述の第3実施形態と同様、信号光および光クロックパルス列を偏波面コントローラの同じ出入力端面から入力させるように、全光3R信号再生中継器を構成した例である。その一方で、本実施形態は、偏波面コントローラを用いた偏波を、信号光に対してではなく、光クロックパルス列に対して施す点で、第4実施形態と異なる。
図6は、本実施形態に係る全光3R信号再生中継器600を概略的に示す構成図である。図6において、図4と同じ符号を付した構成要素は、図4と同じものを示している。
本実施形態の全光3R信号再生中継器600は、偏波面コントローラ601および偏光子602を備えている。
偏波面コントローラ601は、光クロックパルス再生部110の光増幅器117から入力された光クロックパルス列の偏光面を、光入力端子101から入力された信号光の偏光面と直交する、直線偏光の偏光面に変換する。第1〜第3実施形態と同様、偏波面コントローラ601としては、例えば、市販の偏波面コントローラを使用することができる。
偏光子602は、EA変調器415が出力した3R再生光信号から、信号光の偏光面に対応する成分を除去する。第4実施形態では、光クロックパルス列と信号光とで偏光面の面方向の関係が第3実施形態の場合とは逆になっているので、偏光子602は、第3実施形態の偏光子416とは逆の偏光面の光のみを通過させることになる。これにより、信号光成分が含まれない、高品質の3R再生光信号を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態の全光3R信号再生中継器600によっても、第3実施形態と同様、クロストーク成分の無い高品質の3R再生光信号を得ることができるとともに、第1、第2の実施形態よりもさらに装置の簡単化および低コスト化を図ることができる。
偏波面コントローラ601の位置は、モード同期レーザダイオード114と光結合子414との間であれば、特に限定されない。また、偏光子602の位置は、EA変調器415と光出力端子102との間であれば、特に限定されない。
第3実施形態と同様、光フィルタ413、418は、自然放出光の影響が少ない場合には、必ずしも必要ではない。
第1実施形態に係る光信号再生中継器の構成を示す概略図である。 第1実施形態に係る光信号再生中継器の動作を説明するための概念図である。 第2実施形態に係る光信号再生中継器の構成を示す概略図である。 第3実施形態に係る光信号再生中継器の構成を示す概略図である。 第3実施形態に係る光信号再生中継器の動作を説明するための概念図である。 第4実施形態に係る光信号再生中継器の構成を示す概略図である。 従来の光信号再生中継器の構成を示す概略図である。 従来の光信号再生中継器の動作を説明するための概念図である。
符号の説明
100 全光3R信号再生中継器
110 光クロックパルス再生部
111 クロック抽出器
112 可変遅延線
113 電気増幅器
114 モード同期レーザダイオード
115,117,121,127,130 光増幅器
116 光逓倍器
120 光信号再生部
122 偏波面コントローラ
123,128 光フィルタ
124,125 光サーキュレータ
126 EA変調器
129 偏光子
131 無反射終端

Claims (5)

  1. 特定の一つの偏光面における光強度の大/小によって二値化された信号光を再生する光信号再生中継器であって、
    受信された前記信号光から、特定の一つの偏光面における光強度の大/小によってパルス化された光クロックパルスを再生する光クロックパルス再生部と、
    前記信号光または前記光クロックパルスの一方を、当該信号光または当該光クロックパルスの他方の偏光面と直交する偏光面の直線偏光に偏波する偏波面コントローラと、
    偏光面が互いに直交する前記信号光および前記光クロックパルスを入力して相互吸収変調を行うことにより、前記光クロックパルスと同一の一つの偏光面を有し且つ前記信号光と同じ信号値を有する再生光信号を生成する電界吸収型半導体光変調器と、
    当該電界吸収型半導体光変調器から出力された前記再生光信号から、前記信号光の偏光面に対応する成分を除去する偏光子と、
    を備えることを特徴とする光信号再生中継器。
  2. 前記偏波面コントローラが、前記信号光を偏波し、
    前記電界吸収型半導体光変調器が、偏波後の前記信号光を一方の出入力端面から入力し、前記光クロックパルスを他方の出入力端面から入力し、且つ、前記再生光信号を前記一方の出入力端面から出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光信号再生中継器。
  3. 前記偏波面コントローラが、前記光クロックパルスを偏波し、
    前記電界吸収型半導体光変調器が、前記信号光を一方の出入力端面から入力し、偏波後の前記光クロックパルスを他方の出入力端面から入力し、且つ、前記再生光信号を前記一方の出入力端面から出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光信号再生中継器。
  4. 前記偏波面コントローラが、前記信号光を偏波し、
    前記電界吸収型半導体光変調器が、偏波後の前記信号光を前記光クロックパルスとともに一方の出入力端面から入力し、且つ、前記再生光信号を他方の出入力端面から出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光信号再生中継器。
  5. 前記偏波面コントローラが、前記光クロックパルスを偏波し、
    前記電界吸収型半導体光変調器が、前記信号光を偏波後の前記光クロックパルスとともに一方の出入力端面から入力し、且つ、前記再生光信号を他方の出入力端面から出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光信号再生中継器。
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