JP3921419B2 - Ofdm−cdma通信装置及びofdm−cdma通信方法 - Google Patents

Ofdm−cdma通信装置及びofdm−cdma通信方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多値変調を用いるOFDM−CDMA通信装置及びOFDM−CDMA通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CDMA(Code Division Multiple Access)通信方式や、CDMAとOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)とを組み合わせたOFDM−CDMA通信方式では、一般に送信データに多値変調処理を施すことで、より高速なデータ伝送を達成するようになされている。そして、伝搬環境等に応じて変調方式を適応的に切り替える適応変調処理を行うことで、誤り率特性とデータ伝送速度との両立を図っている。
【0003】
図10に従来のCDMA通信装置の構成を示す。CDMA通信装置1は、送信データを制御部2を介してQPSK変調部3及び16QAM変調部4に入力させる。QPSK変調部3及び16QAM変調部4でそれぞれ変調された送信データは選択部5に送出される。選択部5は、制御部2から出力される変調方式を示す信号に応じて、QPSK変調信号又はQAM変調信号のいずれかを選択して出力する。選択部5から出力されたQPSK変調信号又はQAM変調信号は拡散部6により拡散されて符号分割多重信号とされ、アンテナ7から送信される。
【0004】
ここで制御部2では、例えば送信相手局(以下これをユーザと呼ぶ)との間の伝搬環境情報等に基づいて各ユーザの変調方式を決定するようになっている。具体的には、伝搬環境が良い場合には1シンボルで多くのデータを送ることが可能な16QAM変調方式を選択する。一方、伝搬環境が悪い場合には誤り耐性の高いQPSK変調方式を選択する。
【0005】
このように従来の適応変調方式を用いた通信では、伝搬環境や送信すべきデータ量に応じて変調方式を適応的に変更することにより、データ伝送速度と誤り率特性を両立させるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したようのCDMA通信により符号分割多重信号を送信した場合、マルチパス環境下においては、前後の符号間干渉により誤り率特性が大きく劣化する。この符号間干渉はOFDM−CDMA通信でも生じる。OFDM−CDMA通信では、ガード区間を挿入しているため、時間的に前後の符号間干渉は生じないが、チップ間の振幅偏差によって拡散符号間の直交性が崩れるため、CDMA通信よりは劣化が少ないもののやはり誤り率特性が劣化する。
【0007】
この符号間干渉の影響により、以下のような問題が生じる。
【0008】
第1に、高速伝送を行うユーザは、多値変調を用いる必要があるが、高速伝送を行うユーザの誤り率特性の劣化が大きくなる。特に、多値変調を使用しているユーザ数が多くなるにつれて、誤り率特性の劣化は非常に大きなものとなる。
【0009】
第2に、多値変調を使用可能な時間や場所等が少なくなり、システム全体のスループットが大きく低下する。特に、符号干渉が大きい伝搬環境においては、どのユーザも多値変調が使用できなくなる場合もあり、スループットの低下が非常に大きくなる。
【0010】
第3に、OFDM−CDMA通信では、多値変調を使用しているユーザが多くなるにつれて、ピーク電力が大きくなる。この結果、アンテナからの送信信号を増幅するための増幅器の構成が複雑化したり、さらにはこのピーク電力が他の信号の妨害となるおそれもある。
【0011】
このように従来の適応変調処理と拡散処理とを組み合わせた通信においては、場合によっては、高速伝送が必要なユーザの誤り率特性が劣化したり、使用可能な変調多値数が低下してスループットが低下したり、ピーク電力が増大するといった問題があった。
【0012】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、適応変調処理と拡散処理を組み合わせた通信を行う場合に、高速伝送が必要なユーザに対する誤り率特性の低下を抑制し、スループットの低下を抑制し、さらにはピーク電力を低減し得るOFDM−CDMA通信装置及びOFDM−CDMA通信方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明は、以下の構成を採る。
【0014】
本発明のCDMA通信装置は、各送信相手局への送信データに対して、位相変調を施す場合と多値変調を施す場合とを適応的に切り替える適応変調処理を行うようになされたCDMA通信装置であって、送信データに対して位相変調を施す第1変調手段と、送信データに対して多値変調を施す第2変調手段と、第1変調手段及び第2変調手段により得られた変調信号に対して拡散処理を施すことにより、符号分割多重信号を形成する拡散手段と、多値変調信号を用いる送信相手局の数が所定数以上にならないように限定する限定手段とを具備する構成を採る。
【0015】
本発明のOFDM−CDMA通信装置は、各送信相手局への送信データに対して、位相変調を施す場合と多値変調を施す場合とを適応的に切り替える適応変調処理を行うようになされたOFDM−CDMA通信装置であって、送信データに対して位相変調を施す第1変調手段と、送信データに対して多値変調を施す第2変調手段と、第1変調手段及び第2変調手段により得られた変調信号に対して拡散処理を施すことにより拡散信号を形成する拡散手段と、拡散手段によって得られた拡散信号を互いに直交関係にある複数サブキャリアに割り当てる直交周波数分割多重手段と、多値変調信号を用いる送信相手局の数が所定数以上にならないように限定する限定手段と、を具備する構成を採る。
【0016】
これらの構成によれば、多値変調信号を用いる送信相手局の数を限定するようにしたので、符号分割多重信号における符号間干渉を抑制できるようになる。またOFDM−CDMA通信装置では、ピーク電力を抑制することもできるようになる。
【0017】
本発明のOFDM−CDMA通信装置は、限定手段が、各サブキャリア独立に、限定する送信相手局数を選定する構成を採る。
【0018】
この構成によれば、サブキャリア毎に符号間干渉を制御できるようになる。例えばあるサブキャリアに割り当てられた送信相手局の送信信号を品質良く伝送したい場合には、そのサブキャリアでは、多値変調信号を用いる送信相手局の数を少なくすればよい。一方、あるサブキャリアに割り当てられた送信相手局の送信信号を高伝送速度で伝送したい場合には、そのサブキャリアでは、多値変調信号を用いる送信相手局の数を多くすればよい。この結果、伝送品質とデータ伝送速度の点で多様性のあるOFDM−CDMA通信を実現できる。
【0019】
本発明のCDMA通信装置は、限定手段が、限定する送信相手局数を可変とする構成を採る。
【0020】
本発明のOFDM−CDMA通信装置は、限定手段が、限定する送信相手局数を可変とする構成を採る。
【0021】
これらの構成によれば、伝送品質とデータ伝送速度の点で多様性のある通信を行うことができるようになる。例えば限定数を少なくすれば符号間干渉が一段と少なくなるので伝送品質を一段と向上させることができ、限定数を多くすれば多値変調信号を用いる送信相手局数が増えるのでデータ伝送速度を上げることができるようになる。
【0022】
本発明のCDMA通信装置は、限定手段が、符号分割多重信号の符号多重数に応じて、限定する送信相手局数を決定する構成を採る。
【0023】
本発明のOFDM−CDMA通信装置は、限定手段が、符号分割多重信号の符号多重数に応じて、限定する送信相手局数を決定する構成を採る。
【0024】
これらの構成によれば、符号多重数が少ない場合には、符号間干渉が小さくなるので、符号多重数が少ない場合には多値変調信号を用いる送信相手局数の限定を緩めて(すなわち多値変調を行うユーザ数を多くして)、実質的なデータ伝送速度を上げることができる。一方、符号多重数が多い場合には、符号間干渉が大きくなるので多値変調信号を用いる送信相手局数の限定を厳しくして(すなわち多値変調を行うユーザ数を少なくして)、誤り率特性の劣化を抑制できる。この結果、符号間干渉の生じ易さに応じて的確に限定数を決定できるようになる。
【0025】
本発明のCDMA通信装置は、限定手段が、回線品質に応じて、限定する送信相手局数を決定する構成を採る。
【0026】
本発明のOFDM−CDMA通信装置は、限定手段は、回線品質に応じて、限定する送信相手局数を決定する構成を採る。
【0027】
これらの構成によれば、回線品質が良い場合には、符号間干渉が小さくなるので、回線品質が良い場合には多値変調信号を用いる送信相手局数の限定を緩めて(すなわち多値変調を行うユーザ数を多くして)、実質的なデータ伝送速度を上げることができる。一方、回線品質が悪い場合には、符号間干渉が大きくなるので多値変調信号を用いる送信相手局数の限定を厳しくして(すなわち多値変調を行うユーザ数を少なくして)、誤り率特性の劣化を抑制できる。この結果、符号間干渉の生じ易さに応じて的確に限定数を決定できるようになる。
【0028】
本発明のCDMA通信装置は、限定手段が、再送を行う送信相手局が存在する場合は、多値変調信号を用いる送信相手局の数を少なくする構成を採る。
【0029】
本発明のOFDM−CDMA通信装置は、限定手段が、再送を行う送信相手局が存在する場合は、多値変調信号を用いる送信相手局の数を少なくする構成を採る。
【0030】
これらの構成によれば、多値変調信号による再送信号に与える符号間干渉を小さくできるので、十分な誤り率特性が要求される再送信号の誤り率特性をさらに向上させることができるようになる。
【0031】
本発明のCDMA通信装置は、限定手段が、再送回数が多い送信相手局が存在する場合は、多値変調信号を用いる送信相手局の数をさらに少なくする構成を採る。
【0032】
本発明のOFDM−CDMA通信装置は、限定手段が、再送回数が多い送信相手局が存在する場合は、多値変調信号を用いる送信相手局の数をさらに少なくする構成を採る。
【0033】
これらの構成によれば、多値変調信号を用いる送信相手局の数をさらに少なくすれば、一段と再送信号に与える符号間干渉が減るので、再送回数が多い送信相手局へのさらなる再送回数の増加を未然に回避できるようになる。
【0034】
本発明のCDMA通信装置は、第2変調手段によって得た多値変調信号の送信電力を、第1変調手段によって得た位相変調信号の送信電力よりも大きくする構成を採る。
【0035】
本発明のOFDM−CDMA通信装置は、第2変調手段によって得た多値変調信号の送信電力を、第1変調手段によって得た位相変調信号の送信電力よりも大きくする構成を採る。
【0036】
これらの構成によれば、第2変調手段により形成される多値変調信号は1シンボルでの伝送情報量は多いものの位相変調信号と比較して誤り率特性が劣化するので、送信電力を大きくすることで、誤り率特性の劣化を抑制する。ここで多値変調信号を送信する送信相手局の数は限定手段により限定されているので、送信電力を多少増加させたとしても、ピーク電力の増加は少ない。この結果、良好に誤り率特性を向上させることができるようになる。
【0037】
本発明のCDMA通信方法は、複数の送信相手局の送信データに対して、送信相手局毎に、位相変調を施す(例えばBPSKやQPSK)か、または多値変調を施す(例えば16QAMや64QAM)かを選択し、選択した変調信号を拡散処理により符号分割多重して送信する場合に、多値変調信号を用いる送信相手局の数を限定する。
【0038】
本発明のOFDM−CDMA通信方法は、複数の送信相手局の送信データに対して、送信相手局毎に、位相変調を施すか、または多値変調を施すかを選択し、選択した変調信号を拡散処理し、拡散処理後のチップを直交周波数分割多重して送信する場合に、多値変調信号を用いる送信相手局の数を限定する。
【0039】
これらの方法によれば、符号間干渉が発生し易い、多値変調信号を送信する送信相手局の数を限定するので、符号間干渉を良好に抑制することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】
一般に、16QAMのような、位相に加えて振幅にもデータを重畳した変調方式(以下、この実施の形態ではこのような変調方式を多値変調と呼ぶことにする)を用いた場合には、BPSK変調やQPSK変調のように位相のみにデータが重畳されている変調方式(以下、この実施の形態ではこのような変調方式を位相変調と呼ぶことにする)と比較して誤り率特性の劣化が大きくなる。
【0041】
これは図1に示すように、QPSK変調の場合は各信号点の振幅が一定であるが、16QAMの場合は振幅が最大の信号点と最小の信号点とでは、振幅の差が3倍となるためである。当然、符号多重数が増加するにつれて、この符号間干渉はさらに大きくなる。特に多値変調を使用しているユーザが多い場合は、符号間干渉が非常に大きくなる。
【0042】
本発明の発明者は、このように、多値変調を行うユーザ数が増えるに従って、符号分割多重信号において符号間干渉が増加することに着目して、本発明に至った。
【0043】
本発明の骨子は、適応変調処理と拡散処理を組み合わせた通信を行う場合に、多値変調を施す送信相手局(この実施の形態では、送信相手局をユーザと呼ぶ)の数を限定することである。そして本発明では、このユーザ数限定の基準として様々な工夫をしたことにより、高速伝送が必要なユーザの誤り率特性の低下を抑制し、システム全体のスループットの低下を抑制し、さらにはピーク電力を抑制することができる。
【0044】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0045】
(実施の形態1)
図2に、本発明の実施の形態1に係るCDMA通信装置の構成を示す。CDMA通信装置10は、送信データを制御部11を介してQPSK変調部12及び16QAM変調部13に入力させる。QPSK変調部12及び16QAM変調部13でそれぞれ変調された送信データは選択部14に送出される。
【0046】
選択部14は、論理積回路19から出力される論理積に応じて、QPSK変調信号又はQAM変調信号のいずれかを選択して出力する。選択部14から出力されたQPSK変調信号又はQAM変調信号は拡散部15により拡散されて符号分割多重信号とされ、アンテナ16から送信される。
【0047】
ここで制御部11は、各ユーザとの間の伝搬環境情報等に基づいて各ユーザに送信する送信データに対する変調方式を決定するようになっている。具体的には、伝搬環境が良い場合には1シンボルで多くのデータを送ることが可能な16QAM変調方式を選択する。一方、伝搬環境が悪い場合には誤り耐性の高いQPSK変調方式を選択する。
【0048】
制御部11は、選択した変調方式を示す変調方式信号S10を論理積回路19に送出すると共にカウンタ17に送出する。カウンタ17は、変調方式信号S10に基づいて、16QAM変調方式が選択されたユーザ数をカウントする。カウント値は大小比較部18により閾値と比較され、得られた比較結果が論理積回路19に入力される。
【0049】
ここで制御部11から変調方式信号S10として、16QAM変調が選択された場合には値「1」が出力され、QPSK変調が選択された場合には値「0」が出力されるとする。カウンタ17では、値「1」の数がカウントされる。大小比較部18では、値「1」のカウント値が閾値以下の場合には、判定結果として値「1」を出力し、閾値より大きくなってからは値「0」を出力する。
【0050】
この結果、論理積回路19からは、16QAMが選択されたユーザ数が閾値以下の場合には、論理積結果として、制御部11から出力された変調方式信号S10の値がそのまま選択部14に出力される。これに対して、16QAMが選択されたユーザ数が閾値より大きくなってからは、制御部11から出力された変調方式情報信号の値に拘わらず、QPSK変調方式を選択することを示す値「0」が選択部14に出力されるようになる。
【0051】
これにより、選択部14では、16QAM変調を施すユーザ数が所定数になるまでは制御部11により選定された変調方式の変調信号が選択出力され、16QAM変調を施すユーザ数が所定値より大きくなってからは16QAM変調された信号を選択せずQPSK変調された信号のみを選択する。
【0052】
以上の構成において、CDMA通信装置10が、例えば16個のユーザに変調処理及び符号分割多重処理したデータを送信する場合を考える。ここで16QAM変調を行うことができるユーザ数を3個に限定する場合には、大小比較部18に入力する閾値を3とすればよい。
【0053】
このように送信データに対して多値変調を行うユーザ数を限定したことにより、符号分割多重信号の符号間干渉を抑制できるようになる。
【0054】
すなわち、この実施の形態では、高速伝送を行う必要があるユーザに16QAM変調を割り当て、さらにそのユーザ数を限定しているので(この実施の形態の場合には3ユーザに限定している)、その限定されたユーザの誤り率特性の劣化を抑制できる。
【0055】
以上の構成によれば、適応変調処理と拡散処理を組み合わせた通信を行う場合に、多値変調を施すユーザ数を限定したことにより、高速伝送が必要なユーザの符号間干渉を抑制して誤り率特性の低下を抑制できる。この結果、システム全体のスループットも向上させることができる。
【0056】
(実施の形態2)
図2との対応部分に同一符号を付して示す図3において、20は全体として実施の形態2に係るOFDM−CDMA通信装置の構成を示す。OFDM−CDMA通信装置20は、拡散後のチップを互いに直交関係にある複数サブキャリアに割り当てることによりOFDM−CDMA信号を形成する直交周波数分割多重手段としての逆高速フーリエ変換部(IFFT)21と、ガードインターバルを挿入するガードインターバル挿入部(GI挿入)22とを有することを除いて、図2のCDMA通信装置10と同様の構成でなる。
【0057】
ここでOFDM−CDMA通信では、ガード区間を挿入しているため、時間的に前後の符号間干渉は生じないが、チップ間の振幅偏差によって拡散符号間の直交性が崩れるため、CDMA通信よりは劣化が少ないもののやはり誤り率特性が劣化する。
【0058】
これを考慮して、OFDM−CDMA通信装置20においては、実施の形態1のCDMA通信装置10と同様に、多値変調を施すユーザ数を限定するようになっている。これにより、高速伝送が必要なユーザの符号間干渉を抑制して誤り率特性の低下を抑制できる。
【0059】
これに加えて、OFDM−CDMA通信装置20では、多値変調を使用しているユーザ数を限定することで、多値変調を使用しているユーザが多くなるにつれて増大するピーク電力を有効に抑制できるといったOFDM−CDMA通信における顕著な効果を得ることができる。この結果、アンテナ16からの送信信号を増幅するための増幅器(図示せず)の構成を簡単化でき、さらには他の信号の妨害となり得るピーク電力の発生を抑制できるようになる。
【0060】
(実施の形態3)
この実施の形態では、実施の形態2と同様にOFDM−CDMA通信で多値変調を用いるユーザ数を限定するのに加えて、この限定を各サブキャリア独立に行うようにする。
【0061】
まずこの実施の形態において前提とするOFDM−CDMA通信の信号配置について、図4を用いて説明する。図4において、「#」はサブキャリア番号を示す。すなわち図4に示すOFDM−CDMA信号は(5×m)個のサブキャリアからなる。そしてこのサブキャリアをグループ分けする。図4では、サブキャリア#1〜#mを1つのグループとし、サブキャリア#m+1〜#2mを1つのグループとするといったように、m個のサブキャリアで1つのグループを形成するようになっている。
【0062】
そしてグループ毎に複数ユーザの送信信号を収容する。例えばサブキャリア#1〜#mからなるサブキャリアグループには、送信信号1〜kが割り当てられ、サブキャリア#m+1〜#2mからなるサブキャリアグループには、送信信号4k+1〜nが割り当てられる。実際には、例えばサブキャリア#1〜#mからなるサブキャリアグループでは、送信信号1〜kがそれぞれ異なる拡散符号を用いて拡散され、拡散後のチップが周波数方向のサブキャリアに周波数軸拡散されている。従って、例えばサブキャリア#1をみると、k個のユーザ宛の送信信号1〜kの1チップ目が符号分割多重されている。
【0063】
この実施の形態では、サブキャリアを複数グループに分け、各サブキャリアグループ毎に、それぞれ異なる複数ユーザ分の送信信号を収容する場合に、各サブキャリアグループにおいて、多値変調を使用するユーザ数を独立に限定することを提案する。
【0064】
例えばサブキャリア#1〜#mからなるグループでは多値変調を使用する限定数を5とし、サブキャリア#m+1〜#2mからなるグループでは多値変調を使用する限定数を3とすれば、サブキャリア#m+1〜#2mからなるグループに配置される信号の誤り率特性を良好なものとすることができる。
【0065】
よって、この特定のサブキャリアグループには、制御信号や再送情報等のように他のデータより良好な誤り率特性が要求されるデータを配置することも可能となる。
【0066】
図3との対応部分に同一符号を付して示す図5において、この実施の形態のOFDM−CDMA通信装置30は、制御部11からの制御信号S20に基づいて、大小比較部18で用いる閾値を選択する選択部31を有することを除いて、図3のOFDM−CDMA通信装置20と同様の構成でなる。
【0067】
選択部31は、制御部11から、現在、ユーザ1〜k宛の送信データを処理していることを示す制御信号S20が入力されると、閾値1を選択して大小比較部18に出力する。これに対して、制御部11から、現在、ユーザ4k+1〜n宛の送信データを処理していることを示す制御信号S20が入力されると、閾値1よりも小さい閾値2を選択して大小比較部18に出力する。因みに、カウンタ17はサブキャリアグループが変わる毎にリセットされるようになっている。
【0068】
この結果、OFDM−CDMA通信装置30においては、サブキャリア#1〜#mでは多値変調されるユーザ数が閾値1(例えば5ユーザ)以内に限定される一方、サブキャリア#2m〜#2m+1では多値変調されるユーザ数が閾値2(例えば3ユーザ)に限定される。このように、図5に示すOFDM−CDMA通信装置30では、サブキャリア独立に多値変調を使用するユーザの限定数を可変とすることができるようになっている。
【0069】
以上の構成によれば、多値変調を施すユーザ数を各サブキャリア独立に選定するようにしたことにより、サブキャリア毎に符号間干渉を制御できるようになる。この結果、伝送品質とデータ伝送速度の点で多様性のあるOFDM−CDMA通信を実現できる。
【0070】
なおこの実施の形態では、図4に示したように、サブキャリアグループ毎に、多値変調を施すユーザの限定数を可変とした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、多値変調を施すユーザ数を各サブキャリア独立に選定するようにすればよい。
【0071】
(実施の形態4)
この実施の形態では、実施の形態1や実施の形態2と同様に多値変調を用いるユーザ数を限定するのに加えて、限定するユーザ数を符号多重数に応じて決定するようにする。これにより、符号間干渉の生じ易さに応じて限定するユーザ数を的確に設定できるので、一段と誤り率の抑制とデータ伝送速度の向上を両立させることができるようになる。
【0072】
つまり本発明の発明者は、符号多重数が少ない場合は、当然、符号間干渉も少なくなるため、多値変調を使用するユーザ数を多くできると考えた。このため、多値変調に用いるユーザ数の設定に用いる閾値の選択を、符号多重数に応じて変化させることにより、送信データのスループットをより増大させるようにした。
【0073】
図3との対応部分に同一符号を付して示す図6において、この実施の形態のOFDM−CDMA通信装置40は、制御部11からの符号多重数信号S30で示される符号多重数と閾値3とを比較する大小比較部41と、大小比較部41での比較結果に応じて閾値1又は閾値2(閾値1>閾値2)のいずれかを選択して大小比較部18に出力する選択部42を有することを除いて、図3のOFDM−CDMA通信装置20と同様の構成でなる。
【0074】
OFDM−CDMA通信装置40は、符号多重数が閾値3よりも小さいときには、選択部42において、多値変調を用いるユーザの限定数として閾値1(例えば限定ユーザ数が5)を選択する。これに対して、符号多重数が閾値3以上の場合には、選択部42において、多値変調を用いるユーザの限定数として閾値2(例えば限定ユーザ数が3)を選択する。この結果、符号多重数に応じて多値変調を用いるユーザの限定数を決定できるようになる。
【0075】
以上の構成によれば、多値変調を用いるユーザ数を限定するのに加えて、限定するユーザ数を符号多重数に応じて決定したことにより、符号間干渉の生じ易さに応じて限定するユーザ数を的確に設定できるので、一段と誤り率の抑制とデータ伝送速度の向上を両立させることができるようになる。
【0076】
(実施の形態5)
この実施の形態では、実施の形態1や実施の形態2と同様に多値変調を用いるユーザ数を限定するのに加えて、限定するユーザ数を回線品質に応じて決定するようにする。これにより伝搬環境に応じた符号間干渉の抑制操作を行うことができるようになるため、一段と誤り率の抑制とデータ伝送速度の向上を両立させることができるようになる。
【0077】
ここで符号間干渉は、回線品質(例えば遅延分散)によっても異なってくる。そこで本発明の発明者は、遅延分散が小さい場合には、当然、符号間干渉も少なくなるため、多値変調を使用するユーザ数を多くできると考えた。逆に、遅延分散が大きい場合には、当然、符号間干渉も大きくなるため、多値変調を使用するユーザ数を少なくした方が良いと考えた。
【0078】
これらを考慮して、この実施の形態では、多値変調を用いるユーザ数の設定に使用する閾値の選択を、回線品質(例えば遅延分散)によって変化させることにより、符号間干渉を抑制して送信データのスループットを増大させるようにした。因みに、遅延分散情報の生成は、既知の技術であるため詳述しないが、例えば隣接サブキャリア間の受信レベル差により算出することができる。
【0079】
図3との対応部分に同一符号を付して示す図7において、この実施の形態のOFDM−CDMA通信装置50は、制御部11からの回線品質信号S40で示される回線品質(例えば遅延分散量)と閾値3とを比較する大小比較部51と、大小比較部51での比較結果に応じて閾値1又は閾値2(閾値1>閾値2)のいずれかを選択して大小比較部18に出力する選択部52を有することを除いて、図3のOFDM−CDMA通信装置20と同様の構成でなる。
【0080】
OFDM−CDMA通信装置50は、遅延分散量が閾値3よりも小さいときには、選択部52において、多値変調を用いるユーザの限定数として閾値1(例えば限定ユーザ数が5)を選択する。これに対して、遅延分散量が閾値3以上の場合には、選択部52において、多値変調を用いるユーザの限定数として閾値2(例えば限定ユーザ数が3)を選択する。この結果、回線品質に応じて多値変調を用いるユーザの限定数を決定できるようになる。
【0081】
以上の構成によれば、多値変調を用いるユーザ数を限定するのに加えて、限定するユーザ数を回線品質に応じて決定したことにより、符号間干渉の生じ易さに応じて限定するユーザ数を的確に設定できるので、一段と誤り率の抑制とデータ伝送速度の向上を両立させることができるようになる。
【0082】
なおこの実施の形態では、回線品質として遅延分散を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、回線品質としてはSIR(Signal to Interference Ratio)等の他の要素を用いてもよい。
【0083】
(実施の形態6)
この実施の形態では、実施の形態1や実施の形態2と同様に多値変調を用いるユーザ数を限定するのに加えて、再送を行うユーザが存在する場合は、多値変調を用いるユーザ数をさらに少なくする。これにより、十分な誤り率特性が要求される再送信号の誤り率特性をさらに向上させることができるようになる。
【0084】
図3との対応部分に同一符号を付して示す図8において、この実施の形態のOFDM−CDMA通信装置60は、制御部11からの再送信号有無情報S50に応じて閾値1又は閾値2(閾値1>閾値2)のいずれかを選択して大小比較部18に出力する選択部61を有することを除いて、図3のOFDM−CDMA通信装置20と同様の構成でなる。
【0085】
OFDM−CDMA通信装置60は、再送を行うユーザが存在しない場合には、選択部61において、多値変調を用いるユーザの限定数として閾値1(例えば限定ユーザ数が5)を選択する。これに対して、再送を行うユーザが存在する場合には、選択部61において、多値変調を用いるユーザの限定数として閾値2(例えば限定ユーザ数が2)を選択する。この結果、再送を行うユーザの有無に応じて多値変調を用いるユーザの限定数を決定できるようになる。
【0086】
以上の構成によれば、多値変調を用いるユーザ数を限定するのに加えて、再送を行うユーザが存在する場合は、多値変調を用いるユーザの数を少なくしたことにより、十分な誤り率特性が要求される再送信号の誤り率特性をさらに向上させることができるようになる。
【0087】
なおこの実施の形態では、再送を行うユーザが存在する場合に、多値変調を用いるユーザの数を少なくした場合について述べたが、再送回数が多いユーザが存在する場合に、多値変調を用いるユーザの数をさらに少なくしてもよい。このようにすれば、一段と再送信号に与える符号間干渉が減るので、再送回数が多いユーザのさらなる再送回数の増加を未然に回避できるようになる。
【0088】
(実施の形態7)
この実施の形態では、実施の形態1や実施の形態2と同様に多値変調を用いるユーザ数を限定するのに加えて、多値変調を用いるユーザの送信レベルを他のユーザよりも大きくする。これにより、多値変調を使用しているユーザの誤り率特性を一段と向上させることができるようになるので、高速伝送が必要なユーザの誤り率特性の劣化を一段と防止できるようになる。
【0089】
本発明の発明者は、16QAM変調方式はQPSK変調方式よりも、誤り率特性は大きく劣化するため、多値変調を使用しているユーザの誤り率特性をさらに向上させるためには、多値変調を用いるユーザの送信レベルを他のユーザの送信レベルよりも大きくすることを考えた。
【0090】
ここで通常、送信レベルを増加させるとピーク電力もこれに伴って増加することが問題となるが、この実施の形態では、多値変調を用いるユーザ数が限定されているため、多値変調を用いるユーザの送信レベルを他のユーザより大きくしても、ピーク電力の増加量もわずかとなる。
【0091】
図3との対応部分に同一符号を付して示す図9において、この実施の形態のOFDM−CDMA通信装置70は、16QAM変調部13の出力側に16QAM変調された信号の電力を増幅するための乗算部71を有することを除いて、図3のOFDM−CDMA通信装置20と同様の構成でなる。
【0092】
なお上述した実施の形態1〜7では、位相変調方式としてQPSK変調を例に挙げ、多値変調方式として16QAMを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、勿論、位相変調方式としてはBPSK変調等も適用でき、多値変調方式としては64QAM等も適用できる。
【0093】
また上述した実施の形態では、多値変調を用いる送信相手局の数が所定数以上にならないように限定する限定手段を、カウンタ17、大小比較部18、論理積回路19及び選択部14で構成した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば制御部11内で限定処理を行うようにしてもよい。
【0094】
さらに上述した実施の形態2及び実施の形態4〜実施の形態7では、OFDM−CDMA通信装置を例にとって説明したが、実施の形態2及び実施の形態4〜実施の形態7での特徴を、CDMA通信装置に適用した場合でも同様の効果を得ることができる。
【0095】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、適応変調処理と拡散処理を組み合わせた通信を行う場合に、多値変調を用いるユーザ数を限定したことにより、高速伝送が必要なユーザの誤り率特性の低下を抑制し、システム全体のスループットの低下を抑制し、さらにはOFDM−CDMA通信でのピーク電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】QPSK変調信号と16QAM変調信号の信号点を示すI−Q平面図
【図2】実施の形態1のCDMA通信装置の構成を示すブロック図
【図3】実施の形態2のOFDM−CDMA通信装置の構成を示すブロック図
【図4】実施の形態3における各サブキャリアへの信号配置の説明に供する図
【図5】実施の形態3のOFDM−CDMA通信装置の構成を示すブロック図
【図6】実施の形態4のOFDM−CDMA通信装置の構成を示すブロック図
【図7】実施の形態5のOFDM−CDMA通信装置の構成を示すブロック図
【図8】実施の形態6のOFDM−CDMA通信装置の構成を示すブロック図
【図9】実施の形態7のOFDM−CDMA通信装置の構成を示すブロック図
【図10】従来の適応変調を行うCDMA通信装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
10 CDMA通信装置
20、30、40、50、60、70 OFDM−CDMA通信装置
12 QPSK変調部
13 16QAM変調部
14、31、42、52、61 選択部
15 拡散部
16 アンテナ
17 カウンタ
18、41、51 大小比較部
19 論理積回路
21 逆高速フーリエ変換部(IFFT)
71 乗算部
S10 変調方式信号
S20 制御信号
S30 符号多重数信号
S40 回線品質信号
S50 再送信号有無情報

Claims (8)

  1. 送信データに対して位相変調を施す第1変調手段と、
    送信データに対して多値変調を施す第2変調手段と、
    前記第1変調手段又は前記第2の変調手段を適応的に選択する選択手段と、
    前記選択手段により得られた変調信号に対して拡散処理を施すことにより拡散信号を形成する拡散手段と、
    前記拡散手段によって得られた拡散信号を複数サブキャリアに割り当てる直交周波数分割多重手段と、
    前記多値変調信号を用いる送信信号数を各サブキャリア独立に限定する限定手段と
    を具備することを特徴とするOFDM−CDMA通信装置。
  2. 前記限定手段は、限定する前記送信信号数を可変とする、ことを特徴とする請求項1に記載のOFDM−CDMA通信装置。
  3. 前記限定手段は、前記符号分割多重信号の符号多重数に応じて、限定する前記送信信号局数を決定する、ことを特徴とする請求項に記載のOFDM−CDMA通信装置。
  4. 前記限定手段は、回線品質に応じて、限定する前記送信信号数を決定する、ことを特徴とする請求項に記載のOFDM−CDMA通信装置。
  5. 前記限定手段は、再送を行う送信相手局が存在する場合は、前記多値変調信号を用いる送信信号数を少なくする、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のOFDM−CDMA通信装置。
  6. 前記限定手段は、再送回数が多い送信相手局が存在する場合は、前記多値変調信号を用いる送信信号数をさらに少なくする、ことを特徴とする請求項に記載のOFDM−CDMA通信装置。
  7. 前記第2変調手段によって得た多値変調信号の送信電力を、前記第1変調手段によって得た位相変調信号の送信電力よりも大きくする、ことを特徴とする請求項に記載のOFDM−CDMA通信装置。
  8. 複数の送信相手局の送信データに対して、送信相手局毎に、位相変調を施すか、または多値変調を施すかを選択し、選択した変調信号を拡散処理し、拡散処理後のチップを直交周波数分割多重して送信する場合に、前記多値変調信号を用いる送信信号数を各サブキャリア独立に限定する
    ことを特徴とするOFDM−CDMA通信方法。
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