JP3920917B2 - 液圧シリンダーのガイド装置 - Google Patents

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Description

液圧シリンダーにロッドと同一線上にガイドリングを設けることは知られていることである(H.K.ミューラー:移動する機械部品のシール,ウエブリンゲン,1990,p.190,191)。一方、それらはガイド力を吸収するために精度の高い寸法を有さなければならない。他方、それらは、上記ロッドの非常に精度高く加工された表面を損傷してはいけない。それ故、以前に使用されていたメタルガイドに代わって、比較的低い弾性係数をもった材料、例えば熱可塑性材料で作られたガイドリングが好まれている。それらは、シリンダーに対してロッドが傾斜した場合に、より容易に撓むことができる。しかしながら、その強さは、時の経過に連れて増大する荷重に耐えるにはもはや適切ではない。それ故、熱硬化性材料がより広範に使用されている。しかし、そのロッドの表面に損傷が生じ、あるいはガイドリングが破壊されるということが経験的に分かった。
この発明は、シリンダーに対するロッドの傾いた状態が、以前に想像されていたよりもはるかに高い荷重をガイドリングにもたらすという損傷の解析に基づいている。すなわち、このような傾いた姿勢は、定格荷重の10倍をはるかに越えるピークロードをもたらすかもしれないエッジの押圧を行うことになる。上記ガイドリングの力吸収能力は、それらを軸方向に延長すること、あるいは複数のガイドリングを互いに重ねて連結することによっては、簡単に増大させることはできない。というのは、ロッドが傾斜した状態では、それらはいずれにしても長さの一部だけで荷重を支持しているのである。対照的に、より短いガイドリングと比較してより長いガイドリングの場合のエッジロードの問題は更に悪化される。というのは、シリンダーに対するロッドの傾斜した状態は、上記ガイドリングのエッジのところで上記ロッドの更なる半径方向のスペースを生じさせ、その量は上記ロッドの傾斜角のサインに比例するのみならず、上記ガイドリングの軸方向長さにも比例する。上記シリンダー内に組み込まれ、ロッドの表面と相互作用するガイドリングが、ここおよび以下のテキストにおいて簡単に述べられるときはいつでも、それはまた、必要な変更を加えて、ピストンに設けられてシリンダーチューブと相互作用するガイドリングを意味する。
ロッドの傾斜した姿勢から生じるピストンまたはロッドガイドに掛かる力を経験するために、ロッドとピストンとの間、あるいはシリンダーとロッドガイドとの間を球面ローラで連結することが知られている(日本特許要約Vo1.7 No.183(M−235)(1328)1983年8月12日−JP−A−58 084 240)。それに代えて、他の文脈(FR−A2 673 449)に知られているように、ガイドリングに球面に沿った移動性があってもよい。しかしながら、球面の製作は、かなりの出費を伴う。球面の間に起こる振子運動は通常、大きな力の下でも起こり、それ故、適合性の欠如は高いレベルの摩耗をもたらすから、このことは、さらによく当てはまる。
本発明は請求項1の前文に述べられたタイプのガイドリング装置を提供するという目的に基づいている。これは、スライド面荷重が小さなままで高いガイド力を可能にし、かつ、球面の高額な製造費がかからないようにするものである。同じものが細長いシリンダーチューブでピストンをガイドする場合にも用いられる。
本発明による解決は、請求項1の特徴にある。
ガイドリングの姿勢が傾斜ているとガイドリングの端部の押圧が非常に増大し、かつ、この場合では同時にガイドリングの荷重を支持する表面は減少するという観察結果から、本発明による解決は、個々の場合においてロッドのガイド力によって荷重の掛かるガイドリングの領域は、ロッドの傾斜した状態に追従できるという概念にある。この場合、リングはその平面に固定されたままであり、上記ロッドはボールジョイントのようには追従することはできないため、リング自身が捩れてしまう。ハウジングによる同時支持によるこの歪みは、ガイドリングの後部面とそれに関連したハウジングの支持面が、互いにそれらの軸方向中央領域に凸状に突出する一方、端部に向かって幅が大きくなる隙間を囲んでいるという事実からも起こり得るものである。互いにボール形をしており、ここではそのボール形は、円筒支持面を有するガイドリングの後部面あるいはガイドリングの円筒状後部面を有する支持面に限られるものであってもよいし、あるいは、両面にわたるものであってもよい。上記ボール形により、上記ガイドリングはロッドの傾斜位置において傾斜でき、それ故対応する捩りでもってその傾斜に適合することができる。これは、ガイドリングの球面揺動性という意味での支持面を有するガイドリングの後面の適合球面の設計と混同すべきではない。これに反して、例えばそれを受け溝に嵌入させることによって、全体としてそれが揺動運動によりロッドに追従することができないようにすることが軸方向において可能となる。それは、シリンダー軸に垂直な平面において位置を維持している。したがって、ロッドの傾斜位置への適合のみが、ロッドが各部分において異なるように変形され、円周線に関して捩れるという事実により可能である。
したがって、ガイドリングを受ける溝の支持面に対するガイドリングの接触面はこの尺度により縮小されるため、上記解決は逆説的であるように思われる。ところが、本発明はこれがそれにもかかわらず荷重が掛かった状態において重要な改良点を含むという事実を認めた。ガイドリングが固定された状態では、荷重はエッジに集中するということに反して、本発明では荷重は特にヘルッアン荷重と同じように、主にガイドリングの中央領域に発生する。ガイドリングのエッジに集中して荷重がかかると、材料が塑性流動を起こしたり、あるいは壊れたりするが、このガイド装置はさらに内側に入った所に位置する領域に掛かるさらに大きな荷重に容易に耐える。というのは、荷重を受ける材料が全周囲のすべての側面において支持されているからである。
理論上は、軸方向中央領域において互いに保持し合う一方、端部に向かって互いに僅かな間隔をもつようなガイドリングの後部面あるいは関連する支持面のデザインは、本発明を遂行するのに適している。しかし、子午線部分において単調に曲げられるこれらの面の一方あるいは両方の面の曲率が好ましい。良い結果は円弧に追従する曲率により達成された。つまり、曲率は球状であり、曲率の半径は、ガイドリングの後部面の直径の半分に等しくなっている。しかし、上記曲率はより大きな半径を有するのが一般により好ましい。上記曲率には、好ましくは式R=L/(2sineα)があてはまる。Rは曲率の半径、Lはガイドリングの軸方向長、αは軸からのずれの最大角である。曲率の半径は一般にガイドリングの半径の少なくとも約2倍であり、本発明の特徴によれば、曲率の半径は個々の場合において最大突出部の中央領域から端部に向かって増大する。この特徴は、力伝達状態がロッドの傾斜位置によるガイドリングの増大する変形を伴ってより好ましいものとなるという有利な結果を有している。
発明の解決は、最初は好ましくないもののように思われるガイドリングの背面における力伝達状態のせいで逆説的に取られるばかりでなく、またロッドに面するガイドリングのガイド面の予期される撓みのせいで、上記ガイド面の荷重を支持する部分の減少が予想される。このような予想が生まれるが、恐れる不利な結果は生じない。ガイドリングの後部面から支持面への力伝達と同様に、ガイドリングの傾斜位置に関連したガイドリングの撓みは、主に荷重のかかる区域がガイドリングのエッジからもっと中央に位置するガイド面の領域に移動される。一方では、ガイドリング材料は、ガイドリングに掛かるより大きな荷重に耐えることができる。他方では、このことにより潤滑状態が向上される。これは、くさびの隙間と同様に、ガイド面のエッジから主に荷重が掛かる区域に向かって増大する接触圧力が実際に流体力学的潤滑に近似する結果となるためである。
上記ガイドリングのガイド面は、以前に公知のガイドリングにおいて通例の如く円筒形であってもよい。しかし、本発明の特徴によれば、ガイド面は少しばかり凹状にくぼんでいる。この場合、主に横方向のガイド力を吸収しなければならないガイドリングの周囲において、遅くとも最大予想ガイド力が生じるときに、ガイドされる部分の面がくぼみの底部に静止するという程度までリングの変形が進むというくらいに、くぼみの大きさおよびガイドリングの変形抵抗の大きさは釣り合ったものとなっている。結果として、一方では荷重の掛かる部分にあるガイドリングの軸方向の長さ全体にわたってよりよい力伝達が達成される。他方では、これは、もし便宜上ガイド面の直径がガイドロッドの直径に対応するのより小さな直径を持つように設計されている場合、ガイドリングの端部のエッジのところで削れる結果を招くことになる。ピストンのガイドリングがシリンダーボアと相互作用する別の場合においては、ガイド面の直径は軸方向端部においてシリンダーボアの直径よりも対応して僅かに大きい。それ故、研磨効果を有するであろう粒子のガイドリングへの侵入は概ね防止される。対照的に、もしガイドリングの後部面と支持面の間に入るとしても、粒子は、リングが回転運動をしている間、損傷を与えることなくそれらの面の間に埋まってしまうため、それはあまり重要なことではない。このデザインのさらなる利点は、ある特定の寸法取りにより達成されるガイドリングのプレストレスは、ガイド力が小さな場合、クリアランスのない基本位置を生じ、またそれ故、ガイドリングの二つのリムのばね路における特に小さい撓みを招いてしまうという事実(子午線において見られる)にある。これまでにより詳細に述べた流体力学的潤滑効果は、この効果が特に重要とされる高い荷重の掛かったガイド面のくぼみ設計により排除されることはない。
驚くべきことに、ガイド面の後部面の凸状のデザインと関連したガイドリングのガイド面のくぼみは、クリアランスという点においてはより高い荷重のもとで必ずしもガイドの質を落とす結果を招くということにはならない。本発明によれば、事実中央領域におけるガイド面の最大直径は、実質的にもしロッドの直径が製造許容差および熱膨張量(シリンダーチューブに対してガイドするためのピストンにおけるガイドリングの使用には向かない)により増加する場合、結果として生じる寸法よりも大きくなるようには作られていない。ガイドリングの最大熱膨張とともにすべての製造許容差を利用した場合、半径方向のクリアランスはゼロである。したがって、状態としては、円筒形ガイド、単に後部面および支持面のみを備えたガイドリングの場合ほど全く好ましくないものではない。これに対して、公知の円筒形ガイドリングでは、ロッドの必然的な傾斜姿勢がこの傾斜姿勢のためだけに破壊されてしまうガイドリングを設けることなく許容され得るように、より大きなクリアランスを設けなければならない。
ガイドリングの変形は周線に対する歪みにおいて生じるということをここまで述べてきた。この変形を助長させるために、本発明によれば、耐変形性の変形ポイントを周線全体に配分し設けるように準備してもよい。より簡単な変形をするこれらのポイントの能力は主に歪みに関係している。というのは、連続するリング形材がシリンダー軸に対して異なる傾斜姿勢をとるためである。しかし、例えば、主にガイドリングの軸方向端での円周方向におけるスペースの変化など、他の変形もまた含まれる。
減じた耐変形性は、好ましくは、一体的に作られたリング形材の接続部が関係する子午線部分の断面積を減らすことにより達成される。この減少は、軸方向中央において変形が最小となるため、好ましくはガイドリングの軸方向中央に向かって生じる。変形は弾性的に生じる必要はない。また、リング形材は塑性性質をもっていてもよい。リング形材は、この塑性性質がなければその機能に損害を与えて、破裂することもある。そのため、変形ポイントは予想される破裂ポイントとして設けてもよい。破裂を生じた後はもはや互いに固く接続されることのない上記リング形材は、このリング形材が取り付けられている構成部品、例えばアッセンブリ溝の端面フランクによって意図された位置に保たれる。
ガイドリングは、一体的なデザインである必要はなく、それどころか、複数の一体的でないリング形材で構成されることができる。しかし、より簡単なアッセンブリのために、これらのリング形材は、好ましくは、一つのユニットとして扱われるように互いに連結される。例えば、完成ガイドリングを形成するために、リング形材はピンと口径によって互いに連結されてもよい。
また、ガイドリングを円周において閉じる必要もない。それとは反対に、これ自体公知であるが、ガイドリングをバンドセクションから形成してもよい。円周方向応力が互いに斜めに隣接するバンドエンドを移動させることのないように、いかなる分割部分も軸に対してラジアルかつ平行であるべきである。
十分な滑り特性,支承性,および強度特性を有する材料はすべて本発明のガイドリングの設計に一考の余地がある。プラスチック類は好適に使用される。熱可塑性材料あるいは熱硬化性材料の選択はそれぞれの用途によるものである。軸受メタルもまた除外すべきではない。
本発明のガイドリングの特定の荷重は、高い剪断応力を発生させ、かつ、軸方向および円周方向において実質的な引張応力の発生させることから、この荷重に対する抵抗を増大させる充填剤、インサートあるいは複合材料素子を使用することが好ましい。例えば、プラスチックの剪断応力は充填剤によって増大させることができる。引張応力は、軸方向および/あるいは円周方向の強化剤を挿入することによって増大させることができる。最後に、例えば背面に曲げ抵抗のあるメタルエレメントを置くことによって、円周方向において作動するトルク軸の曲げ抵抗を増大させることが好ましい。
この発明は、有利な実施例を図示する図面を参照して、以下により詳細に説明される。
図1および図2は、異なる長さに延在させられたロッドを有する液圧シリンダーを示している。
図3は、ロッド部が中に配置されたガイドリングの図式的な断面図を示している。
図4は、拡大したガイドリングの断面を示している。
図5は、ガイドリングの断面の変形した実施例を示している。
液圧装置のロッドに比較的大きな横方向の力が作用したとき、ロッド1とシリンダー2との間にトルクが生じ、そのトルクはこれらのエレメントの相互作用するガイド面によって伝達されねばならない。この目的は、ガイドリング3によって達成される。このガイドリングは、ロッドまたはシリンダー穴の非常に精密に加工された面と各場合において穏やかに相互作用するために、上記ピストンおよびシリンダー穴に設けられている。図2において、一点鎖線で示されているように、上記ロッドはシリンダーに対して傾斜した位置にあるとき、子午線方向の断面において長方形である公知のガイドリングに掛かる荷重はそれらのエッジに集中させられる。そのことは、ガイドリングを損傷することになり、最終的にはそれと相互作用するスライド面を損傷することにある。
それに対して、この発明によるガイドリングは、図3に示されるように、ロッドの傾いた位置に対して順応することができる。
上記ガイドリング3は、シリンダーハウジング4の溝に取り付けられる。その溝の底5は、ガイドリングのための支持面を形成する。そのガイドリングは、上記溝の端面6によって僅かなクリアランスでもって軸方向に保持される。その結果、そのガイドリングは、上記ロッドが傾斜した位置にある場合においてさえ、シリンダー軸7に直角な平面と同一平面上にあるままである。もし、上記ロッド1が図面の面上においてシリンダーに対して角度α傾斜したならば、上記ガイドリング3の背面9が支持面5によって堅固に保持されていないので、上記ロッドを支持する環状の断面部はこのリングの傾斜したリングの位置に追従することができる。上記リングは、軸7に直角な平面に堅固に保持されているから、捩りを受ける。
荷重を受けた上記リング部においては、全ガイド面10はロッド1の面上にある。このことは、この面の全ての部分が、ガイド力の伝達に同じ程度かかわっているということを意味していない。むしろ、上記ガイド面10の隣接した領域はガイドリング3の偏りの結果としてより小さな荷重を吸収しなければならないけれども、支持面5に当たっている部分とは反対側に配置されているガイド面の領域は、より大きな荷重を受けるだろう。それにも拘わらず、以前の公知のガイドリングにおけるよりも、より良い荷重分布がガイド面10に生ずる。さらに、このタイプの荷重は、ヘルッアン(Hertzian)荷重に類似しているから、より好ましい。上記リングの半径方向の大きさは、ヘルッアンの式が無制限に適用されるには小さすぎるけれども、荷重を受ける面領域はリング材料によって全周が支持されている。その結果、その許容荷重は、以前の公知のリングのエッジ荷重の場合よりも、はるかに大きくなる。
ガイドリングのその背面における荷重は、同様に算定される。上記背面の湾曲は荷重集中の原因となるけれども、その荷重がヘルッアン荷重に類似しているという事実は、ここでもまた、好ましい効果を有して、その材料の比荷重支持能力が以前の公知のリングの荷重よりもはるかに高い。
上記ガイドリングの背面から上記支持面への好ましい力の伝達を考慮して、子午線面における上記背面の曲率は可能な最大であるのが望ましい。それは、上記背面の接線が上記ガイドリングの最も離れた領域における支持面5の方向と、上記ロッドの傾斜角α以上の角度βを成すのに充分なほどの少なくとも大きさである(図4)。しかしながら、この場合に、ガイド力による最大荷重が生ずる上記ロッドとガイドリングの傾斜位置において、上記ガイドリングの荷重領域の中心はまだそのエッジから充分な間隔を有するということが保証されるべきである。従って、正接角βがロッドの傾斜角αの最大値と等しい上記背面9の領域は、ガイドリングの端面から十分な間隔を有するべきである。
カイド力は概して傾斜の増大と共に増大するので、中央領域外の高荷重領域においてより好ましいヘルッアン荷重条件を提供するために、背面の曲率半径を中心から端面に向かって徐々に増加させることが好適である。
図において、ガイドリングの断面形状は、その中央平面8に対して対称であると仮定しているが、これは必須ではない。対照的に、背面9の領域あるいは最も突出している支持面5の領域が、液圧シリンダーの全体構成に関して内側方向に面するガイドリングの端面付近の中心からそれた位置に配設されるのが好適である。シリンダーの開口に設けられたガイドリングの場合、これは、ロッドのピストンに面しているガイドリングの端面である。ピストンに配設され、シリンダー穴と相互作用するガイドリングの場合、これは、シリンダ開口に向けられる端面である。このことは、荷重が掛けられた側のガイドリングの傾斜位置は一方向でのみ起こることと、ガイドリングの主要な荷重領域が、全体的な構成に関して外方向に移動するということを考慮したことに基づく。したがって、例えば、図4はシリンダー内に取り付けられたガイドリングを示し、同図の右側に示されるガイドリングの端面12が外方向を向いているとすると、上記ガイドリングに、一点鎖線で図示された平面13の内側で端を形成させる、すなわち、中央平面8から内側に向けて僅かに間隔を設けて端を形成させることが可能である。
ガイドリングによって吸収される径方向ガイド力の大きさは、シリンダーに対するロッドの傾斜角によって決定される。ガイドリングの隙間は傾斜を増加させるので、隙間は出来るだけ小さく保たねばならない。隙間は、3つのエレメント、すなわち、ハウジング、ロッドおよびガイドリングの径方向製造許容差の合計を越えてはならない。この隙間は、図4中、ガイド面10と二点鎖線によって示されたロッド表面との間に示されている。
図5によると、隙間が最大製造許容差の和と等しくとも、ガイド面10が端領域14において、二点鎖線によって示されたロッド表面に少なくとも到達し、好ましくはロッド表面を越えるように、ガイド面を僅かにくぼませることによって、この隙間を、少なくとも小さなガイド力対しては、除外することができる。後者の場合が図5に示されており、同図において、ガイドリング3の端領域14が、応力が加えられていない状態でロッドの2点鎖線で示される表面線を越えて径方向内側方向に延在していることが分かる。このことは、ガイドリングは、組み立ての間、弾性的に変形されねばならないことを意味する。端領域14は、そうしてロッドの表面に位置し、そして背面9は2点鎖線9’の方向に変形させられる。
ガイドリングからロッドに伝えられる径方向ガイド力がガイドリングの弾性プレストレス(presstressing)力よりも大きくない限り、この装置は全く隙間を有さない。力が大きい場合、ガイドリングの端領域14が径方向外側に次第に撓み、その場合、ガイド面10の形によって、その増大した部分がロッド表面と接触する。この場合、接触面がガイドリングの中央に向かって、増大するように移動し、その結果、ガイドリングの弾性が、ロッド表面がガイド面10と、ガイド面のロッドから最も離れた領域まで、究極的に完全に接触するまで、ますます硬くなる。この領域の位置は、こうして、最大隙間を決定する。隙間は、製造許容差の合計および必要とする熱膨張量より、実質的に大きくなってはならないという条件が、本実施例において、元来ロッド表面から最大径方向隙間を有するガイド面に適用される。
具体例の説明において、シリンダに内に取り付けられ、ロッド表面と摺動的に相互作用するガイドリングについて主として参照したが、これらの説明はピストンあるいはプランジャの端に取り付けられたガイドリングにも同様に適用される。その円筒ガイド面はシリンダの穴の表面と相互作用し、凸状に湾曲した背面がリングを受け入れる溝の底で支持される。

Claims (15)

  1. 延在被ガイド部(ロッド1あるいはシリンダ2)を相対的に案内するための円筒状ガイド部(液圧シリンダー2あるいはピストン11)に設けられたガイドリング装置であって、上記被ガイド部(1,2)の円筒状面と互いに摺動相互作用する略円筒状のガイド面(10)と背面(9)を有するガイドリング(3)と、上記ガイド部(2,11)に上記ガイドリング(3)のための保持装置(5,6)とを有するガイドリング装置であって、上記保持装置は、上記ガイドリング(3)の上記背面(9)と相互作用する支持面(5)と、軸方向の端面(6)とを有して、上記ガイドリング(3)を取り囲むガイドリング装置において、
    上記支持面(5)および/あるいは上記背面(9)は、互いに関して凸状に突出し、
    上記支持面(5)と上記背面(9)と上記端面(6)とは、突出領域側において上記ガイドリング(3)の端面(12)に向けて上記支持面(5)と上記背面(9)と間で増加する隙間を取り囲み、
    上記保持装置(5,6)は、上記ガイド部と上記被ガイド部の間に軸からの偏差角(α)が生じても、上記ガイド部の軸に垂直に延びる平面(8)内に上記ガイドリングを保持し、
    上記ガイドリングは、上記偏差角(α)の存在によって上記ガイドリング(3)の端面(12)が保持装置の端面(6)に当接して、捩られ、
    上記ガイド面(10)は凹状にくぼんでいて、上記ガイド面(10)の上記くぼみの底は、最大予想ガイド力が生じるときに、上記被ガイド部の表面に支持されるように、上記くぼみの寸法および上記ガイドリング(3)の変形抵抗の大きさが計算されていて、上記ガイド面(10)の最小(最大)直径が、上記ガイドリング(3)の組み付け前には、その軸方向端において、ロッド(シリンダー)として設計された被ガイド部の直径よりも小さく(大きく)なっていることを特徴とするガイドリング装置。
  2. 上記支持面(5)が円筒状で、上記背面(9)が凸状であることを特徴とする請求項1に記載のガイドリング装置。
  3. 上記背面(9)が円筒状で、上記支持面(5)が凸状であることを特徴とする請求項1に記載のガイドリング装置。
  4. 上記背面および上記支持面が凸状であることを特徴とする請求項1に記載のガイドリング装置。
  5. 上記凸状の支持面および/または背面が、上記軸方向において単調に湾曲している湾曲部として設計されることを特徴とする請求項1乃至4にいずれか1つに記載のガイドリング装置。
  6. 上記湾曲部が円弧であることを特徴とする請求項5に記載のガイドリング装置。
  7. 上記湾曲部の半径が上記ガイドリングの直径の半分より大きいことを特徴とする請求項6に記載のガイドリング装置。
  8. 上記湾曲部の半径が式:R=L/(2 sineα)
    [式中、Rは曲率半径、Lはガイドリングの軸方向長さ、αは軸の偏差角である]に略対応することを特徴とする請求項5に記載のガイドリング装置。
  9. 上記湾曲部の半径が上記ガイドリングの半径の2倍に少なくとも略等しいことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1つに記載のガイドリング装置。
  10. 上記湾曲部の半径が最大突出領域から両端に向かって増大することを特徴とする請求項5に記載のガイドリング装置。
  11. 上記ガイド面(10)が円筒状であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載のガイドリング装置。
  12. 上記ガイド面(10)の最大(最小)直径は、上記背面が突起を有する領域あるいは突起に対向する領域において、ロッド(シリンダー)として設計された被ガイド部の生産公差と熱膨張量とを加えた直径より大きく(小さく)ないことを特徴とする請求項1に記載のガイドリング装置。
  13. 上記ガイドリングが、減少させられた変形抵抗が周面に分配される変形点を有することを特徴とする請求項1乃至12にいずれか1つに記載のガイドリング装置。
  14. 上記変形点が、一体的に設計されたリング部の間の子午線部に減少断面領域を有することを特徴とする請求項13に記載のガイドリング装置。
  15. 上記背面あるいは上記支持面の最大突出領域がガイドリング(3)の内側端(13)付近の中心から外れた位置に配設されることを特徴とする請求項1及至14のいずれか1つに記載のガイドリング装置。
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