JP3916963B2 - spiral staircase - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅建物内に設けられる螺旋階段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、住宅建物内の居間などの吹き抜け空間に、螺旋階段を設けることが行われている。
【0003】
この場合、螺旋階段は、蹴込板を無くして視線の抜けを良くしたシースルータイプのものが用いられる。
【0004】
従来より、このような螺旋階段としては、支柱に、各段毎に段板を固定した後、この段板に手摺りを固定するようになされた組立型のものや(例えば、特開2000−213134号公報、特開2000−120246号公報参照)、現場において、支柱に段板と手摺りとを溶接して完成させるようになされた現場溶接型のものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の組立型の螺旋階段の場合、組立部品点数が多くなるので施工が煩わしくなるといった不都合を生じる。また、組立部品点数が多くなることによって、組立部位に露出するボルト数が多くなり、外観上、綺麗に仕上げることができないといった不都合を生じることとなる。
【0006】
一方、現場溶接型の螺旋階段の場合、現場での溶接加工精度によって仕上がりにばらつきを生じる。また、支柱を設ける躯体工事時に、手摺りまで溶接してしまうと、その後の大工工事やクロス工事に支障があり、逆に内装工事時に手摺りを溶接すると、フローリングなどの木製部分に引火する危険性が懸念されることとなる。
【0007】
本発明は、係る実情に鑑みてなされたものであって、他の施工作業に支障を来すことなく、精度良く綺麗に仕上げることがてきる螺旋階段を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の螺旋階段は、支柱と、段板と、手摺りとからなり、支柱は、その軸方向周りに、螺旋状に段板支持鋼板が溶接固定されてなり、段板は、各段板支持鋼板上に載せた状態で、段板支持鋼板の側からビス固定され、手摺りは、数段毎に分割された複数の手摺り部材を、受け挿し接続によって接続することで、段板支持鋼板に固定された段板の外周縁部から立設される螺旋状となされ、各手摺り部材は、各段板表面に当接される当接面が階段状に形成されるとともに、この当接面から突起部が突設されてなり、段板に穿孔された固定孔に突起部を差し込んで、当接面を段板に当接した状態で、当接面上から段板にビス固定されるとともに、段板支持鋼板の側から突起部にボルト固定するようになされたものである。
【0009】
この構成によると、建方工事時に支柱を施工した状態に止めておき、内装工事時になってから手摺りを施工するといったことができる。
【0010】
また、支柱は、すでに段板支持鋼板を溶接固定して構成されているので、現場で段板や手摺りを組み付けても精度良く施工できることとなる。
【0011】
さらに、支柱に段板支持鋼板を溶接固定しているので、段板は、段板支持鋼板にビス固定する程度で組み立てることができるとともに、手摺りは、各段板支持鋼板の側から手摺り部材にボルトを固定する以外は、ビス固定によって施工することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0013】
図1および図2は螺旋階段1の全体構成の概略を示し、図3ないし図6は同螺旋階段1の各部材を示している。
【0014】
すなわち、この螺旋階段1は、支柱2、段板3、手摺り4によって構成されている。
【0015】
支柱2は、図3に示すように、支柱本体21の軸方向に沿って、螺旋状に段板支持鋼板22、23を溶接固定して構成されている。
【0016】
支柱本体21は、円筒状の鋼管からなり、その下端部には、フランジ部21aが設けられ、上端部には、化粧蓋材21bと、手摺り接合プレート21cとが設けられている。
【0017】
段板支持鋼板22は、図3および図4に示すように、半径約800mmの鋼製円板を中心角約26度に切断し、中心部に支柱本体21に相当する切欠20を設けた形状となされており、半径方向に沿った蹴込みに相当する一辺部分には、約60mmの高さで上方に突設された蹴込み部24が形成されている。また、この段板支持鋼板22は、全体の五箇所にビス孔25が設けられており、外周部分の手摺り取付位置Aには、蹴込み寄りの一箇所にボルト孔26が設けられている。この段板支持鋼板22の底面には、直径方向に沿った中心位置に、補強プレート27が設けられて断面略T字状となされている。
【0018】
また、最上段の踊り場に設けられる段板支持鋼板23は、一角が約77度の中心角となされた略台形状に形成されており、この一角には支柱本体21に相当する切欠20が形成され、斜辺と上辺に相当する部分には、約120〜50mmの高さで底方向に向けて突設された補強リブ28が形成されている。この段板支持鋼板23は、全体の9箇所にビス孔25が設けられており、補強リブ28に沿った段板支持鋼板23上の手摺り取付位置Aには、適宜の間隔を存してボルト孔26が三箇所に設けられている。この段板支持鋼板23の底面には、切欠20からの対角線と、下辺に相当する部分とに、この段板支持鋼板23に直交するように補強プレート27が設けられている。また、上辺および下辺と平行するように、斜辺と対向する辺からは、二階床面5を支持する梁50に、この支柱2を固定するための断面コ字状となれた固定片29が延設されている。
【0019】
この支柱2の各部の溶接は、精度誤差を生じないように、工場において、治具で位置決めして行われる。
【0020】
段板3は、図5に示すように、段板支持鋼板22、23に略合致する形状に形成された厚さ約30mmの化粧合板によって構成されている。この段板3は、段板支持鋼板22、23に取り付けた状態で、段板支持鋼板22の段鼻に相当する辺から約5mm突出する大きさとなされている。また、この取付状態で、段板3には、上記した段板支持鋼板22、23の手摺り取付位置Aのボルト穴26と合致する位置に貫通孔30が穿孔されている。
【0021】
手摺り4は、図1、図2および図6に示すように、段板支持鋼板22、23上に段板3を取り付けた状態で、各手摺り取付位置A上に当接される平板状となされた当接部材41と、この当接部材41上に等間隔で立設される縦格子42と、この縦格子42上に設けられる手摺り本体43とを溶接固定して構成されている。
【0022】
当接部材41の段板3の貫通孔30に相当する部分は、当接部材41から縦格子42が延設されて突出部44が形成されており、当接部材41を段板3の手摺り取付位置Aに当接した状態で、この突出部44が貫通孔30内に入り込むこととなり、これによって手摺り4は、段板3上に位置決めができるようになされている。また、各当接部材41には、適宜の間隔を存してビス孔45(図9参照)が設けられている。また、手摺り4の最下段の縦格子42は、当接部材41から下に延設されて脚部46が形成されており、この脚部46には、一階床面6に当接固定するフランジ部46aが形成されている。
【0023】
この手摺り4は、下端部手摺り部材4a、中間部手摺り部材4b、上端部手摺り部材4c、踊り場手摺り部材4dの四つからなる。このうち、図7に示すように、中間部手摺り部材4bと下端部手摺り部材4aとの手摺り本体43の上端部内には、受け部材47が溶接固定され、中間部手摺り部材4bと上端部手摺り部材4cとの手摺り本体43の下端部内には、挿し部材48が溶接固定され、これら受け部材47と挿し部材48とによって、互いに受け挿し接続することができるようになされている。受け部材47は、短管47aの略中央部にネジ孔47bを設けて構成されている。挿し部材48は、短管48a内に設けた棒材48bが短管48aから突出するように固定一体化されており、この突出した棒材48bの部分を受け部材47の短管47a内に挿入するようにして受け挿し接続した状態で、受け部材47のネジ孔47bに相当する位設に溝部48cが周設されている。
【0024】
なお、受け部材47を手摺り本体43内に溶接固定した状態で、この受け部材47のネジ孔47bに合致する手摺り本体43の位置には、このネジ孔47bに設けられるネジ49のネジ頭49aを隠す孔43aが設けられている。
【0025】
また、各手摺り部材4a、4b、4c、4dの上記した受け部材47と挿し部材48が設けられていない端部には、手摺り本体43の端部を塞ぐ蓋材43bが溶接固定されている。さらに、踊り場手摺り部材4dの手摺り本体43の一端部には、支柱本体21の手摺り接合プレート21cとボルト接合するための接合プレート40が設けられている。
【0026】
この手摺り4の各部の溶接も、精度誤差を生じないように、工場において、治具で位置決めして行われる。
【0027】
次に、このようにして構成される螺旋階段1の施工方法について説明する。
【0028】
まず、住宅建物の建方工事の際に、支柱2の施工を行う。この支柱2の施工は、図1に示すように、基礎7の土間コンクリート71上に、アンカー金具72を設け、このアンカー金具72上に、支柱2のフランジ部21aを載せるとともに、支柱2の固定片29を、二階床面を支持する梁50にボルト51で固定する。この際、支柱2の高さは、アンカー金具72で調整する。この支柱2の下端部であるフランジ部21aおよびアンカー金具72は、コンクリートによって根巻き固定する。
【0029】
その後、住宅建物の内装工事に移行してから、段板3の取付作業を行う。この段板3の取付作業は、図8(a)、(b)に示すように、支柱2の各段板支持鋼板22、23上に、厚さ約1mmの弾性シート材31と接着剤32とを設けた後、図8(c)、(d)に示すように、段板3を載せ、各段板支持鋼板22、23の底面のビス孔25から、段板3にビス8をねじ込むことによって行われる。
【0030】
そして、住宅建物の各居室内のクロス貼りなどの仕上げ工事を行ってから、手摺り4の取付作業を行う。
【0031】
この手摺り4の取付作業は、図9(a)に示すように、各手摺り部材4a、4b、4c、4dの当接部材41から突出された突出部44を、各段板3の貫通孔30に挿し込み、当接部材41を各段板3の手摺り取付位置Aに設けるとともに、各当接部材41の表面のビス孔45から段板3にビス8をねじ込んで段板3を固定する。また、各段板支持鋼板22、23のボルト孔26の底面から、突出部44に、ボルト9を螺合して、各段板支持鋼板22、23と当接部材41との間で段板3を挟持するとともに、段板支持鋼板22、23上に各手摺り部材4a、4b、4c、4dを固定する。
【0032】
また、下端部手摺り部材4aと、中間部手摺り部材4bと、上端部手摺り部材4cとは、図9(b)に示すように、手摺り本体43の端部に設けた受け部材47と挿し部材48との受け挿し接続によって接続し、この手摺り本体43の端部の孔43aからネジ49をねじ込んで受け部材47と挿し部材48とを固定する。
【0033】
踊り場手摺り部材4dは、図9(c)に示すように、接合プレート40を、支柱本体21の手摺り接合プレート21cと重ね合わせて両者をボルト9とナット90とで螺合することによって支柱2に接合される。
【0034】
手摺り4の最下段部分の脚部46は、図9(d)に示すように、一階床面6にビス61で固定される。また、一階床面6の支柱本体21周縁は、見切り材62を設けてビス61で固定して仕上げられる。
【0035】
このようにして構成される螺旋階段1によると、建方工事時に支柱2を施工した状態に止めておき、内装工事時になってから段板3を施工し、クロス貼りなどの仕上げ工事後に手摺り4を施工するといったことができるので、他の施工作業に支障を来すことを防止できる。
【0036】
また、支柱2や、手摺りを構成する各手摺り部材4a、4b、4c、4dは、工場で治具を使って溶接固定して構成しているので、精度良く施工できる。また、現場では、各手摺り部材4a、4b、4c、4dをボルト9で固定する以外は、全体をビス8で固定することによって組み立てることができるので、ボルト9の使用本数を減らして綺麗な仕上がりにすることができる。
【0037】
なお、支柱2の段板支持鋼板22、23のビス孔25や、手摺り4の当接部材41のビス孔45に使用されるビス8は、仕上がり状態で目立たないように、これら段板支持鋼板22、23や当接部材41と同様に着色されたものが用いられる。また、これらビス孔25、45についても、ビス8のビス頭が納まるように、ビス頭の形状に合わせて周縁を凹設したものを用いることが好ましい。
【0038】
段板支持鋼板22、23のボルト孔26に用いるボルト9や、踊り場手摺り部材4dの接合プレート40と支柱本体21の手摺り接合プレート21cとの接合に用いられるボルト9およびナット90についても、段板支持鋼板22、23や踊り場手摺り部材4dと同様に着色されたものを用いることが好ましい。
【0039】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によると、建方工事時に支柱を施工した状態に止めておき、内装工事時になってから手摺りを施工するといったことができるので、他の施工作業に支障を来すことを防止できる。
【0040】
また、すでに段板支持鋼板を溶接固定して構成されている支柱に、現場で段板や手摺りを組み付けて施工されるので、精度良く施工できることとなる。
【0041】
さらに、各段板支持鋼板の側から手摺り部材にボルト固定する以外は、全体をビス固定によって組み立てることができるので、ボルトの使用本数を減らして綺麗な仕上がりにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る螺旋階段の全体構成の概略を示す部分省略側面図である。
【図2】本発明に係る螺旋階段の全体構成の概略を示す部分省略平面図である。
【図3】本発明に係る螺旋階段の支柱を示す側面図である。
【図4】(a)ないし(c)は本発明に係る螺旋階段の支柱を構成する段板支持鋼板の平面図、側面図、正面図、(d)ないし(f)は同支柱を構成する踊り場用の段板支持鋼板の平面図、側面図、正面図である。
【図5】(a)および(b)は本発明に係る螺旋階段の段板を示す平面図および側面図、(c)および(d)は同踊り場用の段板を示す平面図および側面図である。
【図6】(a)ないし(d)は本発明に係る螺旋階段の手摺りを構成する各手摺り部材の平面図、(e)ないし(h)は同各手摺り部材の側面図である。
【図7】本発明に係る螺旋階段の手摺りを構成する各手摺り部材の受け挿し接続状態を示す部分破断図である。
【図8】(a)および(b)は段板を施工する際の段板支持鋼板の施工状態を説明する平面図、(c)および(d)は同段板支持鋼板への段板の固定状態を説明する正面図である。
【図9】(a)ないし(d)は手摺りを施工する際の手摺り各部の施工状態を説明する部分斜視図である。
【符号の説明】
1 螺旋階段
2 支柱
22 段板支持鋼板
23 段板支持鋼板
3 段板
30 貫通孔
4 手摺り
4a 下端部手摺り部材
4b 中間部手摺り部材
4c 上端部手摺り部材
4d 踊り場手摺り部材
4d 踊り場
41 当接部材
44 突起部
47 受け部材
48 挿し部材
8 ビス
9 ボルト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a spiral staircase provided in a residential building.
[0002]
[Prior art]
Generally, a spiral staircase is provided in an atrium space such as a living room in a residential building.
[0003]
In this case, the spiral staircase is a see-through type that eliminates the kick plate and improves the line of sight.
[0004]
Conventionally, as such a spiral staircase, an assembly-type one in which a step plate is fixed to a column for each step and then a handrail is fixed to the step plate (for example, JP-A-2000-2000). No. 213134 and JP-A 2000-120246), and an on-site welding type that is completed on the site by welding a column plate and a handrail to a column is known.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the above conventional assembly type spiral staircase, the number of assembly parts increases, which causes inconvenience that the construction becomes troublesome. Moreover, when the number of assembly parts increases, the number of bolts exposed to the assembly site increases, resulting in inconvenience that it cannot be finished beautifully in appearance.
[0006]
On the other hand, in the case of the on-site welding type spiral staircase, the finish varies depending on the on-site welding accuracy. In addition, if the handrail is welded to the frame during the installation of the pillar, there is a hindrance to the subsequent carpenter work or cross work, and conversely, if the handrail is welded during the interior work, the wooden parts such as flooring may be ignited. There is concern about sex.
[0007]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a spiral staircase that can be accurately and beautifully finished without hindering other construction work.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The spiral staircase of the present invention for solving the above problems is composed of a support column, a step plate, and a handrail, and the support column is formed by welding and fixing a step plate supporting steel plate in a spiral shape around its axial direction. The corrugated board is screwed from the corrugated board supporting steel plate side in a state of being placed on each corrugated steel sheet, and the handrail is connected by receiving and connecting a plurality of handrail members divided every several stages. By doing so, it becomes a spiral that stands up from the outer peripheral edge of the step plate fixed to the step plate supporting steel plate, and each handrail member has a stepped contact surface that contacts the surface of each step plate The projection surface is formed by projecting from the contact surface, and the projection surface is inserted into the fixing hole drilled in the step plate so that the contact surface contacts the step plate. Screws are fixed to the corrugated plate from above, and bolts are fixed to the protrusions from the corrugated plate supporting steel plate side.
[0009]
According to this structure, it can be stopped in the state where the column is constructed during the construction work, and the handrail can be constructed after the interior construction work.
[0010]
Moreover, since the support | pillar is already comprised by welding and fixing the corrugated board support steel plate, even if it installs a corrugated board and a handrail on the spot, it will be able to construct with high precision.
[0011]
Furthermore, since the corrugated plate supporting steel plate is welded and fixed to the support column, the corrugated plate can be assembled to the extent that it is screwed to the corrugated plate supporting steel plate, and the handrail is handrailed from the side of each corrugated plate supporting steel plate. Except for fixing the bolt to the member, it can be constructed by screw fixing.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0013]
1 and 2 show an outline of the overall configuration of the
[0014]
That is, the
[0015]
As shown in FIG. 3, the
[0016]
The column
[0017]
As shown in FIGS. 3 and 4, the corrugated plate supporting
[0018]
Further, the corrugated plate supporting
[0019]
The welding of each part of the
[0020]
As shown in FIG. 5, the
[0021]
As shown in FIGS. 1, 2, and 6, the
[0022]
A portion corresponding to the through
[0023]
The
[0024]
In the state where the receiving
[0025]
Further, a
[0026]
The welding of each part of the
[0027]
Next, the construction method of the
[0028]
First, the
[0029]
Then, after shifting to the interior construction of a residential building, the mounting work of the
[0030]
Then, after finishing work such as crossing in each living room of the residential building, the
[0031]
As shown in FIG. 9A, the
[0032]
Further, the
[0033]
As shown in FIG. 9 (c), the landing
[0034]
As shown in FIG. 9 (d), the
[0035]
According to the
[0036]
In addition, the
[0037]
It should be noted that the
[0038]
Regarding the
[0039]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to hold the column in the construction state during the construction work and to construct the handrail after the interior construction work, which hinders other construction work. Can be prevented.
[0040]
Moreover, since it constructs by attaching a corrugated board and a handrail to the support | pillar already comprised by welding and fixing the corrugated board support steel plate, it will be able to construct with high precision.
[0041]
Furthermore, since the whole can be assembled by screw fixing except for bolt fixing to the handrail member from the side of each corrugated plate supporting steel plate, the number of bolts used can be reduced to achieve a beautiful finish.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially omitted side view showing an outline of the overall configuration of a spiral staircase according to the present invention.
FIG. 2 is a partially omitted plan view showing an outline of the overall configuration of a spiral staircase according to the present invention.
FIG. 3 is a side view showing a column of a spiral staircase according to the present invention.
FIGS. 4A to 4C are a plan view, a side view, and a front view of a corrugated plate supporting steel plate constituting a spiral stair column according to the present invention, and FIG. 4D to FIG. It is the top view, side view, and front view of the corrugated board support steel plate for landings.
5 (a) and (b) are a plan view and a side view showing a spiral staircase plate according to the present invention, and (c) and (d) are a plan view and a side view showing a step plate for the landing. It is.
6A to 6D are plan views of handrail members constituting the handrail of the spiral staircase according to the present invention, and FIGS. 6E to H are side views of the handrail members. .
FIG. 7 is a partial cutaway view showing a receiving and connecting state of each handrail member constituting the handrail of the spiral staircase according to the present invention.
FIGS. 8A and 8B are plan views for explaining the construction state of the corrugated plate supporting steel plate when corrugated plate is constructed, and FIGS. 8C and 9D are diagrams of the corrugated plate to the corrugated plate supporting steel plate. It is a front view explaining a fixed state.
FIGS. 9A to 9D are partial perspective views illustrating a construction state of each part of the handrail when handrails are constructed.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
支柱は、その軸方向周りに、螺旋状に段板支持鋼板が溶接固定されてなり、
段板は、各段板支持鋼板上に載せた状態で、段板支持鋼板の側からビス固定され、
手摺りは、数段毎に分割された複数の手摺り部材を、受け挿し接続によって接続することで、段板支持鋼板に固定された段板の外周縁部から立設される螺旋状となされ、
各手摺り部材は、各段板表面に当接される当接面が階段状に形成されるとともに、この当接面から突起部が突設されてなり、段板に穿孔された固定孔に突起部を差し込んで、当接面を段板に当接した状態で、当接面上から段板にビス固定されるとともに、段板支持鋼板の側から突起部にボルト固定するようになされたことを特徴とする螺旋階段。It consists of struts, corrugated boards, and handrails,
The strut is formed by welding and fixing a corrugated plate support steel plate around its axial direction,
The corrugated plate is screw-fixed from the corrugated plate supporting steel plate side in a state of being placed on each corrugated plate supporting steel plate,
The handrail is formed in a spiral shape standing from the outer peripheral edge portion of the corrugated plate fixed to the corrugated plate supporting steel plate by connecting a plurality of handrail members divided every several steps by receiving and connecting. ,
Each handrail member has a stepped contact surface that is in contact with the surface of each step plate, and a protrusion projecting from the contact surface. With the protruding part inserted, the abutting surface is in contact with the step plate, and the screw is fixed to the step plate from above the abutting surface, and the bolt is fixed to the protruding part from the step plate supporting steel plate side. A spiral staircase characterized by that.
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