JP3915672B2 - リアルタイムタスク制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、時間的に制約のある複数のタスクのスケジューリングや実行を制御するリアルタイムマルチタスクオペレーティングシステムにおけるタスク制御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
リアルタイムマルチタスクオペレーティングシステムにおけるリアルタイム制御において、タスクがデッドラインまでに実行できるかを判定する方法として従来より種々の方法が知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
【0003】
特許文献1には、図10に示す構成をとり、タスクを実行する直前において、現在時刻と実行直前のタスクの最悪実行時間(計測などにより求める実行(処理)時間の最悪値)を加算し、それがデッドラインよりも早ければそのタスクはデッドラインまでに実行できると判定する一方、デッドラインよりも遅ければデッドラインまでに実行できないと判定する方法が示されている。このように特許文献1の方法は、実行する直前のタスクのみに注目した方法である。
【0004】
また、特許文献2には、デッドライン判定部の構成に関して図示されていないが、上述のように特許文献1においては実行する直前のタスクに対して判定するのに対し、特許文献2の方法は、現在実行可能状態のタスクの全てに対してデッドラインまでに実行できるかを判定する方法である。
【0005】
また、特許文献3では、図11に示す構成をとり、データベースに平均CPU効率を記憶し、起動しているタスクの平均CPU効率の加算結果が、n(21/n―1)(n:タスク数)以下であれば全てのタスクがデッドラインまでに実行できると判定する一方、これ以上であればデッドラインまでに実行できないタスクがあると判定している。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−272627号公報
【特許文献2】
特開平8−55036号公報
【特許文献3】
特開平10−240548号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら上記3つの方式のうち特許文献1と特許文献2に記載の方法では、実行直前のタスクや、実行可能状態のタスクのみで判定が行われており、起動が予想されるタスクを考慮していないため、判定精度が落ちると考えられる。したがって、結果的にデッドラインまでに実行できないという判定がなされるタイミングが遅れる。この判定がなされるタイミングが遅れるとQoS制御の余地が狭まる(例えば重要なタスクをQoS制御しなければいけなくなる)可能性が高まり、処理内容や処理結果の品質が落ちるという問題がある。
【0008】
また、特許文献3では、タスクが周期的に起動するタスクである周期タスクであることを前提にしており、非周期に起動するタスクである非周期タスクを扱う場合、周期的に起動しないにも関わらず周期的に起動した場合と同様にCPUを使用すると計算するため大きな誤差となってしまう。そして、本来デッドラインまでに実行できるのにもかかわらず実行できないと判定されて、QoS制御が行われることで、処理内容や処理結果の品質が落ちるという問題がある。
【0009】
上記課題を具体例を用いて説明する。タスク数が3で、タスクA,タスクB,タスクCがあり、タスクAとタスクBを周期タスク、タスクCを非周期タスクとする。また、タスクAは、周期=デッドライン、タスクBは、周期≠デッドラインである。(当然タスクCも周期≠デッドラインである。)図5(a)にタスクAの起動の様子、図5(b)にタスクBの起動の様子、図5(c)にタスクCの起動の様子を示す。
【0010】
図6(a)は、これらの条件において、実際に、デッドラインの近いものから順番に実行する方法で最も効果的にCPUを使える方法であるEDF(earliest deadline first)法でスケジューリングした例を示したものであり、時刻16においてタスクAがデッドラインまでに実行できないというケースを示したものである。
【0011】
特許文献1に記載の方法では、実行直前のタスクがデッドラインまでに実行できるかを判定するため、図6(b)の「特許文献1の方法」の欄に▲印で示すように、時刻16においてタスクAを実行しようした際にデッドライン違反を検出する。そのため、デッドラインに至る時刻16までは、デッドラインまでに実行できないタスクがあるという判定がなされない。
【0012】
また、特許文献2に記載の方法では、現在実行可能状態のタスクの全てに対してデッドラインまでに実行できるかを判定する。すなわち、起動しているタスクのデッドラインをみて判定するので、図6(b)の「特許文献2の方法」の欄に▲印で示すように、時刻14において、タスクAの残りの実行時間1とデッドライン時刻16、タスクBの残りの実行時間2とデッドライン時刻16という状況から、QoS制御が必要であると判定する。このように、時刻14までは、デッドラインまでに実行できないタスクがあるという判定がなされない。時刻14で、デッドラインまでに実行できないタスクがあると判定されたとしても、時刻14でQoS制御できるのは、タスクAまたはタスクBだけである。そのためタスクA,タスクBが重要なタスクであったとしても、QoS制御せざるをえないという問題がある。
【0013】
また、特許文献3に記載の方法では、タスクAは、周期2、最悪実行時間1なのでタスクAの平均使用効率は1/2であり、タスクBは、起動からデッドラインまでの時間6、最悪実行時間3なので、タスクBの平均使用効率は1/2であり、タスクCは、起動からデッドラインまでの時間4、最悪実行時間1なので、タスクCの平均使用効率は、1/4である。したがって、図6(b)の「特許文献3の方法」の欄に▲印で示すように、時刻4、時刻10において、タスクCが起動すると、1/2+1/2+1/4>1となり、能力をオーバーし、デッドラインまでに実行できないタスクがあると判定される。しかし、時刻4では、デッドラインまでに実行できないタスクがあると判定されているにも関わらず、実際は、この部分の全てのタスクについてデッドラインまでに実行できている。このように、実際はデッドラインまでに実行できないタスクがないにも関わらず、デッドラインまでに実行できないタスクがあると判定されてQoS制御がなされてしまい、タスクの処理内容や処理結果の品質が落ちてしまうという問題がある。
【0014】
そこで、本発明は、できるだけ早い時点で、精度よく、デッドラインまでに実行できないタスクがあることを判定することが可能とすることでQoS制御できる範囲を広げることができ、重要なタスクのデッドラインを守ることが可能となるリアルタイムタスク制御装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上述した問題点を解決するためになされた請求項1に記載のリアルタイムタスク制御装置は、タスクの制御情報を記憶しており、記憶されたタスク制御情報を用いてタスクの実行順序を制御するタスクスケジューリングを行い、そのスケジューリング結果に基づいて実行するタスクの切り替えを行うことでタスクの実行を制御し、全てのタスクが終了予定時刻であるデッドラインまでに実行を完了できない場合に、負荷量を調整しサービスの品質を制御するQoS制御を行うリアルタイムタスク制御装置において、タスク制御情報を用いて、判定対象のタスクのデッドラインである判定ポイントまでの起動しているタスクと起動が予測されるタスクの実行必要処理量を見積もり、判定ポイントまでの実行可能処理量を見積もって、この見積もった実行必要処理量と実行可能処理量を比較し、実行可能処理量が実行必要処理量を上回ればタスクはデッドラインまでに実行可能であると判定し、逆に実行必要処理量が実行可能処理量を上回ればデッドラインまでに実行できないと判定する。そして、この判定結果を用いてQoS制御を行う。
【0016】
このように、実行必要処理量を見積もる際に、起動しているタスクだけでなく、起動が予測されるタスクを考慮して判定することで、従来よりも、早い時点で、精度よく、デッドラインまでに実行できないことを検知することができ、QoS制御できる範囲を広げることができ、重要なタスクのデッドラインを守ることが可能となる。
【0017】
この実行必要処理量を見積もる際には、各タスクが判定ポイントまでにどれだけの処理を行う必要があるのかを計算する。その際に、請求項2に示すようにして、起動部分処理量と、予測部分処理量とを分けて計算し、計算された起動部分処理量と予測部分処理量とを各タスクごとに加算して、加算結果の各タスク毎の処理量を、全てのタスク分について足し合わせて、実行必要処理量を求めることができる。
【0018】
また、タスク制御情報としてタスクの最悪実行時間を記憶しており、起動部分処理量見積手段は、タスクの最悪実行時間からそのタスクが既に実行された時間である実行途中時間を減算することで、タスクの残りの処理量を求める減算手段と、前記判定ポイントと前記デッドラインの大小を比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結果、前記判定ポイントよりも前記デッドラインが早い場合はタスクの残りの処理量を起動部分処理量とし、前記判定ポイントよりも前記デッドラインが遅い場合は判定ポイントまでに実行する必要がないため起動部分処理量を"0"とする処理量変換手段とを備えるようにすることができる。
【0019】
また、請求項4に示すように、予測部分処理量見積手段は、前記判定ポイントから前記デッドラインを引いて、その差分を求める減算手段と、前記減算手段による減算結果が、正の値の場合は当該減算結果を予測時間とし、負の値の場合は予測時間を"0"とし、さらに、当該タスクの属性が非周期タスクの場合は、予測時間が正負に関わらず"0"とする予測時間変換手段と、前記予測時間変換手段によって求められた予測時間を、当該タスクの起動周期で割って周期タスクの繰り返し回数を求める除算手段と、前記除算手段によって求められた繰り返し回数と当該タスクの最悪実行時間を乗算して、当該タスクの予測部分の処理量を求める乗算手段とを備える構成とすることができる。非周期タスクは、繰り返し起動しないので予測部分処理量を"0"とすることで、非周期タスクも精度よく取り扱うことができる。
【0020】
そして、請求項5に示すように、前記タスク制御情報記憶手段は、タスクの固定情報である最悪実行時間、起動周期、実行許容時間を記憶するタスク固定情報記憶手段と、タスクの動的情報であるデッドライン、実行途中時間を記憶するタスク動的情報記憶手段とを備えるとよい。そして、タスク動的情報記憶手段は、実行されているタスクの実行途中時間をインクリメントしながらその情報を記憶する実行途中時間記憶手段と、タスクのデッドラインをデクリメントしながらその情報を記憶するデッドライン記憶手段とを備えて構成することができる。
【0021】
また、上述した問題点を解決するためになされたリアルタイムタスク制御方法は、アプリケーションであるタスクを実行するステップと、タスクの情報を設定更新するタスク制御情報更新ステップと、タスクの実行順序をデッドラインの近いものから順番にタスク制御情報を並べ替えるスケジューリングステップと、判定ポイントまでの処理可能処理量である実行可能処理量を見積もる実行可能処理量見積ステップと、判定ポイントまでに行うべき実行必要処理量を見積もる実行必要処理量見積ステップと、前記実行可能処理量見積ステップで見積もられた実行可能処理量と前記実行必要処理量見積ステップで見積もられた実行必要処理量とを比較し、実行可能処理量が、実行必要処理量を上回ればタスクがデッドラインまでに実行できると判定し、逆に実行可能処理量が、実行必要処理量を下回ればデッドラインまでに実行できないと判定するステップと、当該判定の結果、デッドラインまでに実行できない場合、QoS制御内容を決定するステップと、全ての判定ポイントで判定したかを確認し、判定が出来ていなければ再度別の判定ポイントで判定をするステップと、タスクの実行順序に変化があった場合、タスクを切り替えるタスク切り替えステップとを備える。
【0022】
そして、に示すように、タスクが周期タスクか非周期タスクかを判定するタスク属性判定ステップを備え、タスク属性判定ステップによって周期タスクであると判定された場合には、前記実行可能処理量見積ステップ以降に記載のステップの処理を行う一方、非周期タスクであると判定された場合には、前記実行可能処理量見積ステップ以降に記載のステップの処理を行わないようにすることができる。このようにすれば、「周期タスクのみが起動しているときはデッドラインまでに実行可能で、非周期タスクが起動したときのみデッドラインまでに実行できない」という条件下で用いることで、想定した以上のタスク(非周期タスク)が起動したとき(=CPU効率が100%を超える可能性のあるとき)のみに前記実行可能処理量見積ステップ以降に記載のステップを行うようにすることができるので、処理が削減できる。
【0023】
またに示すように、タスクがQoS制御可能なタスクか否かを判定するタスク属性判定ステップを備え、タスク属性判定ステップによってQoS制御可能なタスクであると判定された場合には、前記実行可能処理量見積ステップ以降に記載のステップの処理を行う一方、QoS制御不可能なタスクであると判定された場合には、前記実行可能処理量見積ステップ以降に記載のステップの処理を行わないようにすることができる。このようにすれば「所定のタスクをQoS制御すれば全てのタスクをデッドラインまでに実行できる」という条件下において、QoS制御可能なタスク起動時にのみ実行可能処理量見積ステップ以降に記載のステップの処理を行わせることができるので、処理が削減できる。
【0024】
なお、上述したいずれかのリアルタイムタスク制御方法をコンピュータシステムにて実現する場合、例えば、コンピュータシステム側で起動するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動することにより用いることができ、また、ネットワークを介してロードして起動することにより用いることもできる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。下記の実施例の構成は、ハードウェア、ソフトウェア(プログラム)、あるいは、これらの組み合わせのいずれによっても実現できる。
[第1実施例]
本実施例は、図1に示すように、CPU上で動作するタスクの実行を制御するRTOS(リアルタイムオペレーティングシステム)に適用した例である。タスクとは、アプリケーション(ソフトウェア)の処理単位である。
【0026】
このRTOSは、図1に示すように、タスク制御手段11と、タスク制御情報記憶手段12と、タスクスケジューリング手段13と、時刻カウンタ14と、実行可能処理量見積手段15と、実行必要処理量見積手段16と、処理量比較手段17と、QoS制御手段18とを備える。
【0027】
タスク制御情報記憶手段12は、タスクの起動周期(周期タスクが起動する間隔)、実行許容時間(タスクが起動してから終了しなければいけない時間幅)、最悪実行時間などのタスクの固定パラメータを記憶するタスク固定パラメータ記憶手段50と、タスクの動的パラメータを記憶するタスク動的パラメータ記憶手段51とを備える。そしてタスク動的パラメータ記憶手段51は、タスクの実行中にそのタスクの実行がどこまで進んだかを示す時間であるタスク実行途中時間を記憶する実行途中時間記憶手段60と、デッドラインを記憶するデッドライン記憶手段61とを備える。
【0028】
アプリケーション(タスク)によって別のタスクが起動されると、デッドライン記憶手段61は、デッドラインに実行許容時間を設定し、実行途中時間記憶手段60は、実行途中時間に"0"を設定する。時間が経過するにつれ、デッドライン記憶手段61は、時刻カウンタ14を用いて、全てのタスクのデッドラインをデクリメントしながら、その結果を記憶し、実行途中時間記憶手段60は、時刻カウンタ14を用いて実行中のタスクの実行途中時間をインクリメントしながらその結果を記憶する。
【0029】
タスクスケジューリング手段13は、タスク制御情報記憶手段12に記憶されるデッドラインに基づいてデッドラインの近いものから順に実行されるようにタスク制御情報記憶手段12の内容を並べ替える。
実行必要処理量見積手段16は、図2に示すように、各タスク毎に既に起動している部分の処理量を計算する起動部分処理量見積手段20と、各タスク毎に起動が予想できる周期タスクの処理量を計算する予測部分処理量見積手段21と、それらを足し合わせタスクの処理量を求める加算手段22と、全てのタスクの処理量を足し合わせる合算手段23を備え、ある判定ポイントまでに実行する必要がある処理量である実行必要処理量を求める。起動部分処理量見積手段20と予測部分処理量見積手段21についての詳細な構成は、後述する。
【0030】
実行可能処理量見積手段15は、ある判定ポイントまでにCPUの100%の能力を使用できるものとして、判定ポイントまでの時間を実行可能処理量として求める。
処理量比較手段17は、実行必要処理量見積手段16で求められる実行必要処理量と、実行可能処理量見積手段15で求められる実行可能処理量を比較する比較器で構成される。実行可能処理量が実行必要処理量を上回ればタスクはデッドラインまでに実行可能であると判定し、逆に実行必要処理量が実行可能処理量を上回ればデッドラインまでに実行できないと判定をする。
【0031】
また、QoS制御手段18は、処理量比較手段17によって、デッドラインまでに実行できないと判定された時に、どのようなQoS制御を行うかを決定し、アプリケーション(タスク)10に対してQoS制御を行うことを要求する。
タスク制御手段11は、タスクスケジューリング手段13がタスク制御情報の順番を並べ替えた結果、最もデッドラインの近いタスクが変わった場合、CPUがそのタスクを実行するようにタスク10を切り替える。
【0032】
次に、起動部分処理量見積手段20の詳細を述べる。起動部分処理量見積手段20は、減算手段30と、比較手段31と、処理量変換手段33を備える。減算手段30は、タスク制御情報記憶手段12に記憶されるタスクの最悪実行時間から実行途中時間を減算することで、タスクの残りの処理量を求める。比較手段31は、判定ポイントとデッドラインの大小を比較する。処理量変換手段33は、上記比較手段31による比較の結果、判定ポイントよりもデッドラインが早い場合は、タスクの残りの処理量をそのまま起動部分処理量とし、判定ポイントよりもデッドラインが遅い場合は判定ポイントまでに実行する必要のないため、起動部分処理量を"0"とする。
【0033】
次に、予測部分処理量見積手段21の詳細を述べる。減算手段40と予測時間変換手段41と除算手段42と乗算手段43とを備える。減算手段40は、タスク制御情報記憶手段12が記憶している判定ポイントからデッドラインを引いて、その差分を求める。予測時間変換手段41では、その差分が正の値の場合はこの差分を予測時間とし、負の値の場合は判定ポイントのほうがデッドラインより近いため予測する部分は存在しないので予測時間を"0"とする。さらに、タスクの属性が非周期タスクの場合は、非周期タスクは、周期的に起動しないので、上記予測時間が正負に関わらず"0"とする。除算手段42は、予測時間変換手段41によって求められた予測時間を起動周期で割ることで、周期タスクが判定ポイントまでに何回繰り返し起動されるかを求める。乗算手段43は、除算手段42によって求められた繰り返し回数と、最悪実行時間を乗算することで各タスクの予測部分の処理量を求める。
【0034】
次に、図3に示すフローチャートを用いて、動作説明を行う。
まず、タスク実行中に(S110(図中、Sはステップを示す、以下同じ。))、タスクの起動終了などの制御が要求される。それに伴い、タスクの制御情報の設定変更を行う(S120)。
【0035】
タスクの情報の設定、更新が行われると、タスクスケジューリング手段13において、制御情報がデッドラインの早いもの順に並べ替えられる(S130)。タスクのスケジューリングが終わると、実行可能処理量見積手段15において判定ポイントまでの実行可能処理量を見積もる(S140)。また、起動部分処理量見積手段20において、既に起動していて、実行状態が分かっている部分に関する処理量の見積もりと、予測部分処理量見積手段21において予測される処理量の見積もりを行い、これを足し合わせることで実行必要処理量を見積もる(S150)。
【0036】
判定ポイントまでの実行可能処理量と、実行必要処理量の見積もりが終わると、実行可能処理量と実行必要処理量を比較し、実行可能処理量が実行必要処理量を上回ればタスクはデッドラインまでに実行可能であると判定し(S160:YES)、逆に実行必要処理量が実行可能処理量を上回ればデッドラインまでに実行できないと判定をする(S160:NO)。
【0037】
これを判定ポイントの数だけ繰り返し行う(S170の判定によるS140〜S170の繰り返し)。
デッドラインまでに実行できないタスクが存在すると判定された場合は(S160:NO)、QoS制御手段18が、重要性の低いタスクを間引いたり処理量を減らすように制御内容を決定し、その結果にもとづいてQoS制御を決定し(S200)、決定された制御内容に基づき再度タスクの情報の設定、更新を行う(S120)。
【0038】
全てのタスクがデッドラインまでに実行できると判定されると(S170:YES)、タスク制御手段11は、最もデッドラインの近いタスクがタスクスケジューリング手段13により並べ替えられたとき(S180)、そのデッドラインの近いタスクを実行するようにタスクの切り替えを行う(S190)。
【0039】
以上を繰り返し行う。
また、上記のフローとは別に、タスクの情報の更新も適宜行う必要がある。この処理を図4に示すタスク情報の更新処理のフローチャートを用いて説明する。タスクが、実行されているいないに関わらず、デッドラインは近づいてくるので、時刻カウンタ14を用いて(S310)、デッドラインを更新(デクリメント)する(S320)。
【0040】
また、タスクがどこまで実行したのかを把握するため、時刻カウンタ14を用いて(S310)、実行中のタスクの実行済み時間である実行途中時間を更新(インクリメント)する。
以上から、起動しているタスクと、起動が予測されるタスクがデッドラインを満足できるリアルタイム制御動作が出来る。
【0041】
次に、本方式の効果を説明する。
発明が解決しようとする課題の欄で示した例(図5、図6)と同じ例で比較する。タスク数3つで、タスクA,タスクB,タスクCがあり、タスクAとタスクBを周期タスク、タスクCを非周期タスクとする。また、タスクAは、周期=デッドライン、タスクBは周期≠デッドラインである。(当然タスクCも周期≠デッドラインである。)各タスクの起動の様子を図5に示す。この条件において、実際にEDF法でスケジューリングして実行した場合のタスクの実行の様子を図6(a)に示す。時刻16においてタスクAがデッドラインまでに実行できないというケースである。
【0042】
これを従来法で判定してみると、特許文献1の方法では時刻16で、特許文献2の方法では時刻14でデッドラインまでに実行できないタスクがあると判定される。また、特許文献3の方法では、時刻4と時刻10において、デッドラインまでに実行できないタスクがあると判定されることは、発明が解決しようとする課題の欄で図6(b)を参照して既に示した通りである。
【0043】
本実施例の方法を用いた場合を、図6(b)の「提案方式」の欄に示す。図6(a)の例では、タスクは3つあるので、判定ポイントは、タスクAの実行可能処理量とタスクAの実行必要処理量の比較ポイントと、タスクBの実行可能処理量とタスクBの実行必要処理量の比較ポイントと、タスクCの実行可能処理量とタスクCの実行必要処理量の比較ポイントの3箇所がある。各判定ポイントにおける実行可能処理量と実行必要処理量の計算結果を図7に示す。
【0044】
図7において「タスク A可」は、実行可能処理量見積手段15によって求められたタスクAの実行可能処理量を示し、「タスク A必」は、実行必要処理量見積手段16によって求められたタスクAの実行必要処理量を示している。同様に、「タスク B可」はタスクBの実行可能処理量、「タスク B必」はタスクBの実行必要処理量、「タスク C可」はタスクCの実行可能処理量、「タスク
C必」はタスクCの実行必要処理量である。
【0045】
以下に実行必要処理量の計算式とその計算過程を、時刻10におけるタスクBの例で示す。
時刻10における
実行可能処理量 = 6
であり、
時刻10における
Figure 0003915672
である。
なお、
各タスクの起動部分処理量の合計=タスクAの起動部分処理量+タスクBの起動部分処理量+タスクCの起動部分処理量=1+3+1=5
各タスクの予測部分処理量の合計=タスクAの予測部分処理量+タスクBの予測部分処理量+タスクC予測部分処理量= 1×(6-2) / 2 + 3×(6-6) / 6 + 0×(6-4) / 4 = 2+0+0 = 2
である。
【0046】
処理量比較手段17は、上述したように、タスク毎に、実行可能処理量と実行必要処理量を比較して、実行必要処理量が実行可能処理量よりも大きい場合には、デッドラインまでに実行できないと判定する。図6の処理では、図7に示すように、破線で囲む部分(時刻10)で、タスクBの実行必要処理量が実行可能処理量よりも大きくなり、この時刻10でデッドラインまでに実行できないことが検出される。
【0047】
よって、図6(b)に示すように、上述した本実施例の提案方式は、従来法(例えば特許文献1、2)に比べて早期にデッドラインまでに実行ができないことが検出できており、また、従来法(例えば特許文献3)に比べ、検出する必要のない部分(時刻4)は検出していない。このように、精度よく、従来より早い時点で、デッドラインまでに実行できないタスクがあることを判定できる。したがってQoS制御できる範囲を広げることができ、重要なタスクのデッドラインを守ることが可能となる。
[第2実施例]
本実施例は、第1実施例の構成よりも判定回数を減らし、RTOSへの負担を軽くする例である。すなわち、周期タスクのみが起動しているときにはデッドラインまでに実行可能する実施例である。本実施例では、第1実施例と同様で図3のフローチャートに代えて図8のフローチャートに示す処理を行う。
【0048】
図8に示す処理は、基本的に、第1実施例の図3に示して説明した処理と同様であり(同様の処理には同一のステップ番号を付している)、以下では異なる点のみ説明する。図8に示す処理では、S130の後に、S135の処理を行う。S135では、非周期タスクか否かを判定し、非周期タスクであれば(S135:YES)、S140へ移行し、周期タスクであれば(S135:NO)、S110へ戻る。したがって、非周期タスクが起動したときのみ、デッドラインまでに実行できないか否かの判定を行うこととなり、周期タスクの場合の判定を行う必要がなくなるので、図3のフローと比較して判定回数が削減できる。
[第3実施例]
本実施例は、第1実施例の構成よりも判定回数を減らし、RTOSへの負担を軽くする別の例である。
【0049】
本実施例では、第1実施例と同様で図3のフローチャートに代えて図9のフローチャートに示す処理を行う。図8に示す処理は、基本的に、第1実施例の図3に示して説明した処理と同様であり(同様の処理には同一のステップ番号を付している)、以下では異なる点のみ説明する。本実施例では、図8に示すように、S130の後に、S136の処理を行う。
【0050】
S136では、QoS制御可能なタスクか否かを判定し、QoS制御可能なタスクであれば(S137:YES)、S140へ移行し、QoS制御可能でないタスクであれば(S137:NO)、S110へ戻る。したがって、処理を軽減できないタスクはそのまま実行させ、処理を軽減できるもののみその実行前にデッドラインまでに実行できないか否かの判定を行うこととなり、同じQoS制御の効果を得るのに、図3のフローと比較して判定回数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のリアルタイムタスク制御装置としてのRTOSの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のRTOSの構成の一部についてさらに詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例のRTOSの処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】RTOSにおけるタスク情報の更新処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】タスクの起動の様子の例を示す説明図である。
【図6】タスクの実行例と、デッドラインまでに実行できないと検出される位置を示す説明図である。
【図7】各判定ポイントにおける実行可能処理量と実行必要処理量の計算結果を示す説明図である。
【図8】第2実施例のRTOSの処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】第3実施例のRTOSの処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】従来のリアルタイム制御装置の構成を示すブロック図である。
【図11】従来のリアルタイム制御装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…タスク(アプリケーション)
11…タスク制御手段
12…タスク制御情報記憶手段
13…タスクスケジューリング手段
14…時刻カウンタ
15…実行可能処理量見積手段
16…実行必要処理量見積手段
17…処理量比較手段
18…QoS制御手段
20…起動部分処理量見積手段
21…予測部分処理量見積手段
23…合算手段
30…減算手段
31…比較手段
33…処理量変換手段
40…減算手段
41…予測時間変換手段
42…除算手段
43…乗算手段
50…タスク固定パラメータ記憶手段
51…タスク動的パラメータ記憶手段
60…実行途中時間記憶手段
61…デッドライン記憶手段

Claims (6)

  1. タスクの制御情報を記憶するタスク制御情報記憶手段と、
    前記タスク制御情報記憶手段に記憶されたタスク制御情報を用いてタスクの実行順序を制御するタスクスケジューリング手段と、
    前記タスクスケジューリング手段によるスケジューリング結果に基づいて実行するタスクの切り替えを行うことでタスクの実行を制御するタスク制御手段と、
    全てのタスクが終了予定時刻であるデッドラインまでに実行を完了できない場合に、負荷量を調整しサービスの品質を制御するQoS制御を行うQoS制御手段と
    を備えるリアルタイムタスク制御装置において、
    前記タスク制御情報記憶手段に記憶されたタスク制御情報を用いて、判定対象のタスクのデッドラインである判定ポイントまでの起動しているタスクと起動が予測されるタスクの実行必要処理量を見積もる実行必要処理量見積手段と、
    前記タスク制御情報記憶手段に記憶されたタスク制御情報を用いて、判定ポイントまでの実行可能処理量を見積もる実行可能処理量見積手段と、
    前記実行必要処理量見積手段で見積もった実行必要処理量と、前記実行可能処理量見積手段で見積もった実行可能処理量を比較し、実行可能処理量が実行必要処理量を上回ればタスクはデッドラインまでに実行可能であると判定し、逆に実行必要処理量が実行可能処理量を上回ればデッドラインまでに実行できないと判定をする処理量比較手段と
    を備え、
    前記QoS制御手段は、前記処理量比較手段の判定結果を用いて前記QoS制御を行うこと
    を特徴とするリアルタイムタスク制御装置。
  2. 前記実行必要処理量見積手段は、
    前記タスク制御情報記憶手段に記憶されたタスク制御情報を用いて、起動しているタスクの処理量を各タスクごとに計算する起動部分処理量見積手段と、
    前記タスク制御情報記憶手段のタスク制御情報を用いて、起動が予測できるタスクの処理量を各タスクごとに計算する予測部分処理量見積手段と、
    前記起動部分処理量見積手段によって計算された起動部分処理量と、前記予測部分処理量見積手段によって計算された予測部分処理量を各タスクごとに加算する加算手段と、
    前記加算手段によって計算された各タスク毎の処理量を、全てのタスク分について足し合わせる合算手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のリアルタイムタスク制御装置。
  3. 前記タスク制御情報記憶手段は、前記タスク制御情報としてタスクの最悪実行時間を記憶しており、
    前記起動部分処理量見積手段は、
    前記タスク制御情報記憶手段に記憶されたタスクの最悪実行時間からそのタスクが既に実行された時間である実行途中時間を減算することで、タスクの残りの処理量を求める減算手段と、
    前記判定ポイントと前記デッドラインの大小を比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記判定ポイントよりも前記デッドラインが早い場合はタスクの残りの処理量を起動部分処理量とし、前記判定ポイントよりも前記デッドラインが遅い場合は判定ポイントまでに実行する必要がないため起動部分処理量を"0"とする処理量変換手段と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のリアルタイムタスク制御装置。
  4. 前記予測部分処理量見積手段は、
    前記判定ポイントから前記デッドラインを引いて、その差分を求める減算手段と、
    前記減算手段による減算結果が、正の値の場合は当該減算結果を予測時間とし、負の値の場合は予測時間を"0"とし、さらに、当該タスクの属性が非周期タスクの場合は、予測時間が正負に関わらず"0"とする予測時間変換手段と、
    前記予測時間変換手段によって求められた予測時間を、当該タスクの起動周期で割って周期タスクの繰り返し回数を求める除算手段と、
    前記除算手段によって求められた繰り返し回数と当該タスクの最悪実行時間を乗算して、当該タスクの予測部分の処理量を求める乗算手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のリアルタイムタスク制御装置。
  5. 前記タスク制御情報記憶手段は、
    タスクの固定情報である最悪実行時間、起動周期、実行許容時間を記憶するタスク固定情報記憶手段と、
    タスクの動的情報であるデッドライン、実行途中時間を記憶するタスク動的情報記憶手段と
    を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のリアルタイムタスク制御装置。
  6. 前記タスク動的情報記憶手段は、
    実行されているタスクの実行途中時間をインクリメントしながらその情報を記憶する実行途中時間記憶手段と、
    タスクのデッドラインをデクリメントしながらその情報を記憶するデッドライン記憶手段と
    を備えることを特徴とする請求項5に記載のリアルタイムタスク制御装置。
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