JP3915291B2 - テレビ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子番組表を用いて受信する番組を選択するテレビ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からテレビ装置(以下テレビともいう)の制御は様々な方法で行なわれてきたが、例えば希望するチャネルをユーザが選択するためのキー入力によるチャネル選択手段がテレビ装置本体に設けられ、ユーザはキーを押すことでチャネルを選択する方法も存在した。更には、ユーザが手元に携帯したリモートコントロール装置(以下リモコンともいう)に付属したキー等の入力手段を操作して、所望のチャネルを選択する例は広く実施されてきた。
しかし、ケーブルテレビ(以下CATVともいう)や衛星放送の普及により、従来の地上波のみであった時代と比較して、テレビが受信可能なチャネル数は飛躍的に増大してきているので、ユーザは自分が所望する番組や放送局をあらかじめ記憶しておいてチャネルを選択することが困難となってきており、多数のチャネルや番組の中から、より快適、確実、迅速にチャネルを選択操作する方法の開発が期待されている。
【0003】
ユーザのチャネル選択をより容易にする一つの解決手段として、各チャネルで放送される番組情報をデータにした電子番組表(以下Gガイドともいう)をテレビ装置が受信して、前記Gガイドを画面に表示してその中から選択する方法が提案されている。Gガイドはリアルタイムに供給される番組情報と、番組やチャネルをカテゴリー(“スポーツ”等)やコンセプト(“リラックス”等)等といったいわゆる“見出し語”に関連付けさせ、ユーザが所望の見出し語を選択すると関連付けられた番組やチャネルが表示されるようにして、ユーザの番組選択をより容易にしようとする提案であるが、そのようなGガイドの画面表示の中からユーザが見出し語を快適に選択操作できるようにするための具体的な方法は、また別の解決手段が必要であった。
【0004】
一方、ユーザが手元で携帯して操作するリモコンにおいては、例えば特開平6−245268号公報に記載の発明のように、リモコンに表示部を設け、前記表示部にユーザが選択すべき項目をメニューとして表示し、ユーザは前記表示部を見ながらキー入力あるいはペンタッチ手段を用いて所望の項目を選択しようとする提案もなされている。しかしながらキーやペンタッチを用いて項目を選択する方法なので、年少者、年配者、女性等を含めた一般のユーザにとっては必ずしも扱いやすいとはいえず、誰もが快適にリモコンを用いて、テレビ等の機器を操作する手段とはなり得ない、という課題があった。
また、従来技術に係るリモコンにおいては、前記のように、電子番組表を用いて所望の番組を選択するテレビ装置では、制御に用いるリモコン装置の内部に電子番組表に関する情報を常に更新が可能な状態で蓄積しておくことができれば、前記の機能をより良く発揮できるのにも関わらず、それを実現する手段がない、という課題があった。
更に、従来技術に係るリモコンにおいては、リモコンから信号が発信される個所、例えば赤外線コードの発光部などを制御される装置であるテレビ装置本体等に向けながら、キーを押すなどして操作することが一般的であった。しかし例えば音声でコマンドを入力する方式のリモコンでは、音声を受けるマイクロホンの指向性等の制約によって、前記の赤外線コード発光部などを必ずしもテレビ装置本体の方向に向けることができなくなり、リモコンから制御される装置への送信が確実に行われなくなる、という課題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の様な状況に鑑みてなされたものであり、発明が解決しようとする課題は、第一には、電子番組表が供給する選択可能なチャネルの中から、より快適、簡便、迅速に所望のチャネルを選択することができ、また、リモートコントロール装置からテレビ装置本体への信号の送信が確実に行われるテレビ装置を提供することにある。
本発明が解決しようとする課題の第二は、前記のような、電子番組表が供給する選択可能なチャネルの中から所望のチャネルを選択することができるテレビ装置において、選択に用いるリモートコントロール装置内に電子番組表に関する情報が常に更新が可能な状態で蓄積できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために以下の装置を提供するものである。
(1)音声認識部を備え、この音声認識部によって、入力された音声を認識し、この認識した音声に対応するコマンドを生成するコマンド生成手段と、
生成した前記コマンドをテレビ装置本体に送信するとともに、前記テレビ装置本体から送信される前記コマンドを受信したことを示す応答信号を受信する手段であって、前記コマンドを送信する方向、及び前記応答信号を受信する方向を、所定範囲内の一方から他方へ変更する方向変更部と、この方向変更部及びコマンドの送信及び停止を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記コマンドを繰り返し送信しながら、前記方向変更部を用いて、送信する方向を前記所定範囲内の一方から他方まで変更させるコマンド送信処理を行い、前記他方に前記送信する方向が達するまでに、前記コマンドを受信したことを示す前記応答信号を受信した場合は、前記コマンド送信処理を停止し、前記応答信号を受信しなかった場合は、前記コマンド送信処理を繰り返す制御部である、第1の送受信手段と、
を有するリモートコントロール装置と
電子番組表に関する情報を含む放送波を受信する放送受信手段と、
記リモートコントロール装置から送信される前記コマンドを受信した場合に、このコマンドに対応する前記応答信号を前記リモートコントロール装置に送信する第2の送受信手段と、
受信した前記コマンドの内容に応じて、本装置が備える表示部に、前記電子番組表に関する情報に基づいて生成した電子番組表を表示し、この表示された電子番組表の中から見出し項目を選択させ、この選択された見出し項目に関連付けられた複数の番組の番組名を前記表示部に表示し、この表示された複数の番組の番組名のうちから1つを選択させ、この選択した番組名に対応する番組を表示する選択表示手段と、
を有するテレビ装置本体と、
から構成されたテレビ装置。
【0007】
(2)画像認識部を備え、この画像認識部によって、撮影された人間の身振り手振り、または撮影された人間の顔の表情を認識し、この認識した身振り手ぶり、または顔の表情に対応した前記コマンドを生成するコマンド生成手段と、
生成した前記コマンドをテレビ装置本体に送信するとともに、前記テレビ装置本体から送信される前記コマンドを受信したことを示す応答信号を受信する手段であって、前記コマンドを送信する方向、及び前記応答信号を受信する方向を、所定範囲内の一方から他方へ変更する方向変更部と、この方向変更部及びコマンドの送信及び停止を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記コマンドを繰り返し送信しながら、前記方向変更部を用いて、送信する方向を前記所定範囲内の一方から他方まで変更させるコマンド送信処理を行い、前記他方に前記送信する方向が達するまでに、前記コマンドを受信したことを示す前記応答信号を受信した場合は、前記コマンド送信処理を停止し、前記応答信号を受信しなかった場合は、前記コマンド送信処理を繰り返す制御部である、第1の送受信手段と、
を有するリモートコントロール装置と
電子番組表に関する情報を含む放送波を受信する放送受信手段と、
記リモートコントロール装置から送信される前記コマンドを受信した場合に、このコマンドに対応する前記応答信号を前記リモートコントロール装置に送信する第2の送受信手段と、
受信した前記コマンドの内容に応じて、本装置が備える表示部に、前記電子番組表に関する情報に基づいて生成した電子番組表を表示し、この表示された電子番組表の中から見出し項目を選択させ、この選択された見出し項目に関連付けられた複数の番組の番組名を前記表示部に表示し、この表示された複数の番組の番組名のうちから1つを選択させ、この選択した番組名に対応する番組を表示する選択表示手段と、
を有するテレビ装置本体と、
から構成されたテレビ装置。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係るテレビ装置の、第一の実施の形態を、図1ないし図7を用いて説明する。
最初に、その構成を図1ないし図4を用いて説明する。
図1は本発明に係る装置において、テレビ装置本体(12)の構成の概要を示したものである。図1において、操作部(10)は、テレビ装置本体(12)に付属するキー入力手段等で実現され、ユーザがキー等を操作してテレビ装置本体(12)の受信チャネル、音声レベル、音声サラウンドモードのオン・オフ等の受信条件を設定する機能を有する。操作部(10)はユーザの設定に応じた信号を制御部(9)に出力する。制御部(9)は、前記操作部(10)から入力した信号に応じて放送受信部(5)を制御する。更に制御部(9)は、後述する電子番組表の見出し語に関する情報を放送受信部(5)から受け取り、ディスプレイプロセッサ(8)に出力する機能を有する。
【0009】
一方、図1において、宅内に設置されたCATVの出力端子であるターミナル(1)からケーブル(2)を介して分岐部(3)に供給された、RF信号等で実現されるテレビ信号は、テレビ装置本体(12)内部の放送受信部(5)に入力する。前記分岐部(3)からは、別のケーブル(4)を介して図示しない他のAV機器へテレビ信号が供給されてもよい。
放送受信部(5)は、前記テレビ信号から分離、復調したビデオ信号をビデオ部(6)に出力する。ビデオ部(6)は内部に有するCRT等の表示手段により入力したビデオ信号を映像として表示する。また放送受信部(5)は、テレビ信号から分離、復調したオーディオ信号をオーディオ部(7)に出力し、オーディオ部(7)は内部に有する電気音響変換手段により音声を出力する。更に放送受信部(5)は、テレビ信号に含まれる、後述する電子番組表に関する情報を分離、復調し、制御部(9)に出力する。制御部(9)は前記のように、入力した電子番組表に関する情報を蓄積し、後述するようにユーザの操作に応じて必要な電子番組表の見出し語に関する情報をディスプレイプロセッサ(8)に出力する機能も有する。
ディスプレイプロセッサ(8)は入力された電子番組表の見出し語の情報に応じて電子番組表の表示画面を構成しビデオ信号としてビデオ部(6)に出力する機能を有する。
【0010】
また、送受信部(11)は、後述するリモコン(13)が発した赤外線コード等の送信信号を受信し電気信号に変換し、制御部(9)に出力する機能を有する。更に送受信部(11)は、Gガイドの見出し語情報を赤外線コード等の信号として、リモコン(13)に送信する機能を有する。
リモコン(13)は、ユーザの操作に応じて、テレビ装置本体(12)の放送受信状態を設定したり、Gガイド画面における選択を行なう。リモコン(13)の構成と機能については、後述する。
前記の構成のうち、放送受信部(5)、ビデオ部(6)、オーディオ部(7)、ディスプレイプロセッサ(8)、制御部(9)、操作部(10)、送受信部(11)は、テレビ装置本体(12)の構成に含まれる。
【0011】
次に図2の構成図を用いて、前記テレビ装置本体(12)の一つの構成要素である制御部(9)の内部の構成を説明する。
図2は、前記制御部(9)の内部の構成を示す構成図である。本願発明に関連の少ない構成要素、例えば前記操作部(10)のキーを直接操作してチャネルを選択する機能、再生する音量を制御する機能等に関する構成物は図示を省略してある。省略した前記構成物は、従来技術に係るテレビ装置本体に付属するものが同様に配設されているとみなして差し支えない。
【0012】
図2において、見出し語情報設定部(9A)は、Gガイド表示に含まれる、見出し語の情報を記憶し、必要に応じてディスプレイプロセッサ(8)に出力する機能を有する。ここで“見出し語”とは、Gガイドの表示画面の中でユーザが選択すべき項目として画面に表示された見出し項目のことであり、その中身は一つには個々のチャネル名あるいは個々の番組名であり、更には、複数の番組を包含する様なカテゴリー(“スポーツ”等)あるいはコンセプト(“リラックス”等)をここでは意味している。
前記見出し語情報設定部(9A)に対して、前記放送受信部(5)は、毎日定期的に放送電波等を通じて供給される1日分の番組情報(“固定見出し語”ともいう)と、放送電波等によって随時リアルタイムに供給される番組情報(“流動見出し語”ともいう)を受信、復調して出力する。入力した番組情報を前記見出し語情報設定部(9A)は内部に記憶し、最新の情報に更新しており、操作部(10)あるいはリモコン(13)のコマンドを受信した送受信部(11)から要求があると、表示すべき見出し語をディスプレイプロセッサ(8)に出力する。
【0013】
更に図2において、チャネル検出部(9B)は、操作部(10)あるいはリモコン(13)を用いてユーザが選択した、Gガイド画面中の見出し語を検知し、選択された見出し語に関連付けられたチャネルを選択してチャネル選択部(9C)に出力するか、あるいは見出し語に関連付けられた新たな見出し語を見出し語情報設定部(9A)に出力する機能を有する。
更に図2において、チャネル選択部(9C)は、チャネル検出部(9B)の出力に応じてチャネルを選択し、選択したチャネルが受信されるように放送受信部(5)を制御する機能を有する。
【0014】
次に、リモコン(13)の内部の構成を図3を用いて説明する。
図3は、リモコン(13)の内部の概略の構成を示す構成図である。本願発明が目的とするGガイドによる番組選択に関連性が少ない構成物、例えばテレビ装置本体(12)の音量調節や日付を設定する機能等に関わる構成物は図示を省略してある。それらは従来技術に係るテレビ用リモコンと同様のものが配設されれているものと考えて差し支えない。
【0015】
図3の構成図における各構成要素を説明する。
音声入力部(13B)は、マイクロホン等の音響電気変換手段と、マイクロホン等の出力する電気信号を言語に変換する音声認識手段等で構成され、ユーザの発した言葉を対応する制御信号に変換して、リモコン見出し語情報設定部(13D)とリモコンチャネル検出部(13C)に出力する機能を有する。リモコン操作部(13A)は、具体的にはリモコン(13)の筐体外観部に設けられたキー手段等で実現され、ユーザのキープッシュによる操作に応じて、対応する制御信号を、リモコン見出し語情報設定部(13D)とリモコンチャネル検出部(13C)に出力する機能を有する。
【0016】
リモコン見出し語情報設定部(13D)は、Gガイド表示に含まれる見出し語の情報を設定し、記憶するとともに、リモコン操作部(13A)あるいはリモコンチャネル検出部(13C)からの要求に応じて、Gガイドの見出し語情報をリモコンディスプレイプロセッサ(13G)に出力する機能を有する。
リモコンディスプレイプロセッサ(13G)は、リモコン見出し語情報設定部(13D)から入力された電子番組表の見出し語の情報に応じて電子番組表の表示画面を構成し制御信号としてリモコンディスプレイ(13H)に出力する機能を有する。リモコンディスプレイ(13H)は入力した制御信号に応じて、Gガイド情報を表示する機能を持つ。サイズを小型にするため、液晶表示素子等で実現されている。
【0017】
リモコンチャネル検出部(13C)は、リモコン操作部(13A)あるいは音声入力部(13B)を用いてユーザが選択した、前記Gガイド画面に表示された見出し語を検知し、選択された見出し語の内容に応じてチャネルを選択してリモコンチャネル選択部(13E)に出力するか、Gガイド画面に表示すべき新たな見出し語をリモコン見出し語情報設定部(13D)に出力する機能を有する。
更に図3において、リモコンチャネル選択部(13E)は、リモコンチャネル検出部(13C)の出力に応じてチャネルを選択し、選択した結果をリモコン送受信部(13F)に出力する機能を有する。
【0018】
リモコン送受信部(13F)は、リモコンチャネル選択部(13E)から入力したチャネル選択の情報に応じて、赤外線コード等の伝送手段により、前記テレビ装置本体(12)内の送受信部(11)に、選択されたチャネルの情報を変調して伝送する機能を有する。更にリモコン送受信部は、前記テレビ装置本体(12)内部の送受信部(11)から、Gガイドに関する更新情報を受信し、復調してリモコン見出し語情報設定部(13D)に出力する機能を有する。
【0019】
次に、図4を用いて、前記のリモコン(13)を別な観点から説明する。
図4は、リモコン(13)の外観を模式的に示した外観図である。
図4において、マイクロホン(13B−1)は、ユーザの発した音声を電気信号に変換する機能を有する。キー(13A−1)はユーザのプッシュ操作に応じて受信するチャネルや受信条件を選択する機能を有する。リモコンディスプレイ(13H)は、Gガイド画面を表示する機能を有する。
送受信センサー(13F−1)は、前記リモコン送受信部(13F)の一部を構成し、赤外線コード等の送受信を行なう機能を有する。送受信センサー(13F−1)は、送受信感度が特定の角度で最大となる指向性を有し、一方その構造は図4に示すように指向性が最大となる方向を変化させるように回転するように構成されているので、例えば図4A,B、Cという具合に、異なる方向に信号を発信し、あるいは異なる方向から信号を受信することが可能となっている。以上が図4を用いた、リモコン(13)の説明である。
【0020】
次に、図1ないし図6を用いて、本願発明に係る装置の第一の実施の形態において、ユーザが所望の番組やチャネルを選択する際の動作を説明する。
図1のテレビ装置本体(12)の構成図において、放送受信部(5)は、ターミナル(1)から供給されるテレビ信号中に変調されているGガイドに関する情報を受信、分離、復調し、制御部(9)に出力する。
図2の制御部(9)の構成図において、入力されたGガイドに関する情報は、見出し語情報設定部(9A)に記憶され、記憶されたGガイドに関する情報は新たな入力により随時更新されている。
【0021】
次にユーザが、図4におけるGガイド表示のための所定のキー(13A−1中の図示しないキー)をプッシュするか、あるいは図4におけるマイクロホン(13B−1)に向かって例えば「Gガイド」と発声するなどの操作により、図3のリモコン見出し語情報設定部(13D)はGガイド表示を行なう旨の制御を開始し、図3のリモコンディスプレイプロセッサ(13G)に対して、Gガイドの見出し語情報を出力するとともに、図3のリモコン送受信部(13F)に対して、Gガイド表示を開始する旨の制御信号を出力する。
【0022】
図3のリモコンディスプレイプロセッサ(13G)は、入力されたGガイド情報から表示画面を構成し、制御信号として図3のリモコンディスプレイ(13H)に出力する。図3のリモコンディスプレイ(13H)は、入力された制御信号に応じて画面を表示する。図4のリモコンディスプレイ(13H)は、表示画面の一例である。
一方、図3のリモコン送受信部(13F)は、リモコン見出し語情報設定部(13D)から入力した制御信号に応じて、赤外線コード等の伝送信号によって、Gガイドを表示する旨の指令を図1における送受信部(11)にあてて送信する。
【0023】
図1の送受信部(11)は受信した指令を復調し、図1の制御部(9)に出力する。復調された指令は、図2の見出し語情報設定部(9A)に入力する。図2の見出し語情報設定部(9A)は、内部に記憶されたGガイドの見出し語情報を図1におけるディスプレイプロセッサ(8)に出力する。図1のディスプレイプロセッサ(8)は入力されたGガイドの見出し語情報からGガイドの表示画面を構成し、ビデオ信号として図1のビデオ部(6)に出力する。図1のビデオ部(6)は入力されたビデオ信号に応じて、内部の表示手段にGガイド画面を表示する。Gガイド画面の表示の一例を図6に示す。
【0024】
図6は、Gガイド画面の表示の一例を摸式的に示したものである。
図6において、フルスクリーン(20)は表示手段であるCRT等の全表示範囲である。Gガイド表示中のフルスクリーン(20)は、いくつかの領域に別れている。メインウインドウ(21)はフルスクリーン(22)の過半を占める表示領域であり、メインウインドウ(21)の内部には、見出し語の一種であるチャネル名(22)と番組名(23)が表示されている。
フルスクリーン(20)のその他の領域は、複数のサブウインドウ(24)(25)が占めている。サブウインドウ(24)(25)の内部には、見出し語が表示されている。見出し語は、「リラックス」などの、複数の番組の共通するコンセプトであってもよいし、また「スポーツ」などの、番組の分類であってもよい。
図6はあくまでもGガイド画面表示の一例であり、ユーザが操作しやすく理解がしやすい表示を行なうために、画面構成や見出し語の配置など、また他の表示方法の考案もありうることは言うまでもない。
【0025】
図6に示したようなGガイド画面が、図1のビデオ部(6)の表示手段に表示された状態で、ユーザはGガイド画面を見て、例えば見出し語の一つである「リラックス」に関する番組を表示させようとした場合、図4のマイクロホン(13B−1)に向かって、「リラックス」と発声する。発声された音声は図3の音声入力部(13B)によって「リラックス」を表す信号に変換され、図3のリモコンチャネル検出部(13C)に入力する。リモコンチャネル検出部(13C)は入力された「リラックス」なる信号が、見出し語の一つであることを、図3のリモコン見出し語情報設定部(13D)に記憶された、Gガイド表示の見出し語に関する情報を参照することによりに認識し、次に「リラックス」なる見出し語が選択されたことを知らせる信号を、図3のリモコン見出し語情報設定部(13D)に出力する。
【0026】
リモコン見出し語情報設定部(13D)は、入力した「リラックス」なる現在Gガイド画面に表示中の見出し語に、「ユーザが選択した」ことを意味する属性を付して、図3のリモコンディスプレイプロセッサ(13G)に出力すると同時に、見出し語である「リラックス」がユーザによって選択されたことを、テレビ装置本体(12)に知らせる旨の指令を、図3のリモコン送受信部(13F)に出力する。
図3のリモコン送受信部(13F)は、見出し語「リラックス」がユーザに選択された旨の信号を、赤外線コード等によって図1の送受信部(11)へ送信する。
【0027】
図3のリモコンディスプレイプロセッサ(13G)は、新たに入力した見出し語「リラックス」に付された、ユーザが選択したことを意味する属性を見て、「リラックス」という見出し語が現在表示中のGガイド画面内で点滅するように、制御信号を図3のリモコンディスプレイ(13H)に出力する。リモコンディスプレイ(13H)は表示中のGガイド画面中の見出し語「リラックス」を点滅表示して、ユーザの確認入力を促す。
【0028】
一方、図1において、送受信部(11)が受信した信号は復調されて制御部(9)に入力する。図2において、制御部(9)へ入力した信号は制御部(9)内部のチャネル検出部(9B)へ入力する。チャネル検出部(9B)は、ユーザが「リラックス」なる見出し語を選択した旨の情報を、図2の見出し語情報設定部(9A)に出力する。見出し語情報設定部(9A)は、「リラックス」なる現在Gガイド画面に表示中の見出し語に、「ユーザが選択した」ことを意味する属性を付して、図1のディスプレイプロセッサ(8)に出力する。
【0029】
ディスプレイプロセッサ(8)は、新たに入力した見出し語「リラックス」に付された、ユーザが選択したことを意味する属性を見て、「リラックス」という見出し語が現在表示中のGガイド画面内で点滅するように、変更したビデオ信号を図1のビデオ部(6)に出力する。ビデオ部(6)は図6に示すGガイド画面中の見出し語「リラックス」(24)を点滅表示して、ユーザの確認入力を促す。
ユーザは点滅した見出し語「リラックス」(24)を見て、所望の選択すべき見出し語であれば、確認のための所定のキー(13A−1中の図示しないキー)をプッシュすることなどにより選択を確認する操作を行なう。
選択された見出し語である「リラックス」において、その選択が確認された旨の情報は、前記の「リラックス」を選択する場合と同じ経路を通って、図2のチャネル検出部(9C)に到達する。チャネル検出部(9C)は、図2の見出し語情報設定部(9A)が記憶するGガイドの見出し語に関する情報を参照することにより、見出し語「リラックス」に関連のあるチャネル番号、番組名をリストアップし、その中で現在放送中であるもののチャネル番号を図2のチャネル選択部(9C)に出力する。
【0030】
チャネル選択部(9C)は、入力したチャネル番号に応じて、各チャネルがビデオ部(6)の表示手段に子画面で表示されるように、放送受信部(5)を制御する。
放送受信部(5)は、例えば、見出し語「リラックス」に関連し、かつ現在放送中のチャネルが、CH100、CH101、CH102、CH103の四つであり、前記4つのチャネルを分割子画面で表示する旨の指令をチャネル選択部(9C)より受け取ると、CRT等の表示手段に前記4つのチャネルが現在放送中の画面を子画面に分割して表示する。
【0031】
一方、ユーザが音声を入力することによって選択した見出し語である「リラックス」において、ユーザがキーを押す等によって、その選択が確認された旨の情報は、前記の音声入力によって選択する場合と同じ経路を通って図3のリモコン見出し語情報設定部(13D)に到達する。リモコン見出し語情報設定部(13D)は「リラックス」なる見出し語に関連するチャネル番号、番組名を、内部に記憶したGガイド表示の見出し語に関する情報を参照してリストアップし、その結果の中で、現在放送中のチャネル番号あるいは番組名を、新たなGガイド表示用リストとして、図3のリモコンディスプレイプロセッサ(13G)に出力する。リモコンディスプレイプロセッサ(13G)は入力した新たなGガイド表示用リストからGガイド画面を再構成して制御信号として図3のリモコンディスプレイ(13H)に出力する。リモコンディスプレイ(13H)は新たなGガイド画面を表示する。
【0032】
ユーザは、テレビ装置本体(12)のビデオ部(6)の表示手段に、前記のように複数の分割子画面で表示された複数の番組(図示しない)を見て、あるいはリモコン(13)のリモコンディスプレイ(13H)に表示された番組名あるいはチャネル番号を見て新たに自分が見ようとする番組を決め、図4のキー(13A−1)に含まれる図示しない数字キーやスキップキーを押すなどして、前記と同様の動作手順により分割子画面の中で、あるいはリモコンディスプレイ(13H)の中で見ようとする番組を確定する。確定した結果は、前記と同様の経路によって信号が伝送され、最終結果としてユーザが選択した番組が、ビデオ部(6)のフルスクリーンに拡大表示される。このような一連の動作によって、ユーザは自分が所望する番組を、多数のチャネルや番組の中から、簡単、確実、迅速に選択して鑑賞することができる。
以上が、本願発明のテレビ装置を用いて、ユーザが所望の番組やチャネルを選択する際の動作の説明である。
【0033】
その他に、本願発明にかかる前記の装置は、テレビ装置本体(12)が記憶している、Gガイドの見出し語に関する情報をリモコン(13)に送信して記憶させる機能を持つ。その動作を説明する。
図1において、宅内に配置されたターミナル(1)からはテレビ信号が供給され、そのテレビ信号は多数のチャネルの放送信号が変調されたものであると同時に、前記のGガイドに関する情報も変調されて重畳されている。前記の、供給されるGガイド情報は、定期的に供給される番組情報(見出し語に関する情報を含む。固定見出し語ともいう)と、随時リアルタイムで送られる番組情報(見出し語情報を含む。流動見出し語ともいう)とがある。
【0034】
供給されたGガイド情報は、図1の放送受信部(5)によって復調分離され、制御部(9)に出力される。入力されたGガイド情報は図2の見出し語情報設定部(9A)に入力し記憶され、また新たな入力により随時更新されている。ところでユーザがGガイド表示の中から見出し語を選択する際には、リモコン(13)に音声で選択項目を伝えることが可能となっており、それを実現するためには見出し語に関する情報がリモコン(13)内部に記憶されている必要がある。また、ユーザが見出し語を選択する際に見る表示手段は、図1のビデオ部(6)に含まれるCRT等の表示手段でもよいが、図4に模式的に示したリモコンディスプレイ(13H)に表示された見出し語から選択するのであれば、ユーザが手元で表示内容を確認できるのでより便利である。それが実現するためには、前記と同様にリモコン(13)内部に見出し語に関する情報が記憶されている必要がある。
【0035】
以上に説明した必要性からリモコン(13)へは、テレビ装置本体(12)と同様にGガイド情報が供給される必要があるが、図1に見られるケーブル(2)や放送受信部(5)がリモコン(13)には備えられておらず同じ方法では不可能である。
そこで例えばリモコン(13)とテレビ装置本体(12)を信号ケーブルで接続したり、お互いの外観部に設けた電気接点で接続してGガイド情報を伝送することが考えられるが、そのように接続するセッティングをたびたび行なうことはユーザにとって大変わずらわしい作業であり、また前記のようにGガイド情報は随時更新されており、セッティングを必要とするような更新の方法では常に最新のGガイド情報をリモコン(13)に記憶するようにすることはきわめて困難である。
【0036】
前記の課題を解決するために、本願発明に係る装置では、次のような動作を行なう。
すなわち図2において、最新のGガイド情報を記憶している見出し語情報設定部(9A)は、Gガイド情報に関する更新情報を送受信部(11)に出力する。送受信部(11)は入力されたGガイド情報の更新情報を赤外線コード等に変調してリモコン(13)のリモコン送受信部(13F)へ送信する。
図3において、リモコン送受信部(13F)は受信したGガイド情報の更新情報を復調してリモコン見出し語情報設定部(13D)へ出力する。リモコン見出し語情報設定部(13D)は入力したGガイド情報の更新情報によって、内部に記憶しているGガイド情報を更新するので、常に最新のGガイド情報を記憶しておくことが可能になる。
なお、テレビ装置本体(12)からリモコン(13)へのGガイド情報の更新情報の送信は、例えば30分毎に行なったり、あるいはテレビ装置本体(12)へGガイド情報が入力された時に必ず同時に行なうなどいくつか考えられるが、Gガイド情報の供給されるルールにあわせて最適の方法が選択されればよい。以上がテレビ装置本体(12)からリモコン(13)へのGガイド情報供給の説明である。
【0037】
次に、本発明に係る装置における、テレビ装置本体(12)とリモコン(13)間の信号伝送の改善方法について説明する。
図4のマイクロホン(13B−1)は外部騒音の入力を抑制する目的で指向性を有しているので、ユーザが音声でコマンドをリモコン(13)に伝えようとすると、リモコン(13)に対して音声をより良く入力できる方向はおのずと限定され、ユーザはその点を考慮してリモコン(13)を特定の姿勢で手に保持して操作することになるが、その特定の姿勢が、図3のリモコン送受信部(13F)から赤外線コード等を図1の送受信部(11)へ伝送するためには最適とはいえず、リモコン(13)からのコマンドがテレビ装置本体(12)へ伝わらない可能性が出てくる。この事は言い換えると、従来のリモコン装置及びテレビ装置で、ユーザがリモコン装置からコマンドをテレビ装置へ送信しようとするときには、リモコン装置の発光部をテレビ装置の受光部の方向へ向けて、確実に送信ができるような操作をすることが多かった。しかし本願発明の装置では音声でリモコン(13)にコマンドを伝える操作を行なうので、前記のように、送信に最適な方向にリモコン(13)を向けることが出来ない場合がありうる、ということである。
【0038】
また更に、前記のようにテレビ装置本体(12)はリモコン(13)に対して、随時Gガイド情報の更新情報を送信している。この送信はユーザの意志とは無関係になされるので、送信時にリモコン(13)のリモコン送受信部(13F)の受信指向性方向がたまたまテレビ装置本体(12)の方向を向いていない等の理由で、Gガイド情報の更新情報の受信が確実に行なえない、という問題も起こりうる。
前記のような、テレビ装置本体(12)とリモコン(13)間の信号伝送が確実に行なえない、という問題に対して、本願発明に係る装置は以下の様な手段で対処をしている。
【0039】
すなわち、図4において、送受信センサー(13F−1)は、その送信及び受信の特性において指向性を有し、またその指向性が最良となる方向を変化させるように回転する構造となっている。
また、図1の送受信部(11)と図3のリモコン送受信部(13F)の双方はは、まず受信において何らかの送信を受信した際には必ず受信したことを示す信号を相手に送るようになっている。更に送信においては、前記の受信したことを示す信号を送信先から受信して後、送信動作を終了するようにしている。
図3のリモコン送受信部(13F)の受信の際の動作を、図7のフローチャートを用いて説明する。
【0040】
図7は、図3のリモコン送受信部(13F)がテレビ装置本体(12)からの送信を受信する際の動作の推移を示すフローチャートである。
図7において、受信の割り込み動作(100)は、例えば、あらかじめ決められたGガイド情報送信の時刻が来た、とか、テレビ装置本体(12)から不完全ながら何らかの送信の断片を受信した、等のイベントにより開始する。
最初に図4の送受信センサー(13F−1)を回転可能範囲の片方の端に位置させ受信を行なう(S101)。次にあらかじめ設定された角度、例えば5度だけ送受信センサー(13F−1)を回転し受信を行なう(S102)。以下等間隔で受信を繰り返し、最後に他方の回転範囲端点で受信を行なう(S103)。次に完全なデータが今までの過程で受信できたかを判断する(S104)。Yならばテレビ装置本体(12)に対して受信確認信号を送信する(S105)。NならばステップS101に戻る。ステップS101からステップS104までの動作を一定の時間内で繰り返し、それでも受信が出来なければ割り込み100より脱出する。
【0041】
以上のような動作により、本願発明に係る装置は、リモコン(13)がテレビ装置本体(12)の送受信部(11)への送信に必ずしも最適の姿勢で操作されるとは言えず、またテレビ装置本体(12)からリモコン(13)へ随時送信が行われる可能性があるにもかかわらず、送信信号の確実な受信が可能となっている。
また、前記では触れていない、リモコン(13)からテレビ装置本体(12)へ送信をする際の動作についても、リモコン(13)の送受信センサー(13F−1)を回転させて送信し、最後に送信データの受信確認を行なう等の手順により、前記と同様に確実に行なうことができる。
【0042】
以上が本願発明に係る装置の動作の説明であるが、説明が詳細な部分にも及び多岐にわたったため、その動作の要点を図5のフローチャートを用いて、再度説明する。
図5は、本願発明に係るテレビ装置の動作の要点を時間の推移に従ってフローチャートにしたものである。
図5において、まず最初に、図1の放送受信部(5)はGガイド情報すなわち固定見出し語情報と流動見出し語情報を受信して、図2の見出し語情報設定部(9A)と図3のリモコン見出し語情報設定部(13D)に供給する(S1)
次に供給された見出し語情報は、図1のディスプレイプロセッサ(8)及び図3のリモコンディスプレイプロセッサ(13G)によって画面に構成されて図1のビデオ部(6)の表示部、及び図3のリモコンディスプレイ(13H)に表示される(S2)。
【0043】
次に、ユーザは前記のGガイド画面表示を見て、所望の見出し語を音声によってリモコン(13)へ入力する(S3)。
次に図2のチャネル検出部(9B)及び図3のリモコンチャネル検出部(13C)は前記ユーザが音声で指定した見出し語に関連するチャネル名や番組名をリストアップし、分割子画面や番組リストとして表示する(S4)。
次にユーザは前記リストアップされて分割子画面に表示された番組の中から所望の番組を選択する(S5)。
以上の様な動作によって、本願発明に係る装置は、多数のチャネルや番組の中からユーザが所望する番組を、迅速、簡便、かつ快適に選択して表示することができる。
【0044】
次に、本願発明に係るテレビ装置の第二の実施の形態について、図8ないし図10を用いて説明する。なお、本実施の形態において、前記本願発明に係る装置の第一の実施の形態と共通する点は説明を省略してある。
【0045】
最初に装置の構成を、図8を用いて説明する。
図8は、本願発明に係る装置の第二の実施の形態における、リモコン(13)の外観を模式的に示した外観図である。
図8において、(ア)はリモコン(13)の表側の外観を示す。(イ)はリモコン(13)の裏側の外観を示す。
図8において、送受信センサー(13F−2)は複数のものがそれぞれ指向性最良の方向が異なる方向(図8 D,E,F,G)に配設されている。撮影レンズ(13J)は、ユーザの身振り手振りや表情を撮影しコマンド入力手段とするものであって、より広い範囲が撮影可能となるように、複数のものが異なる方向に向けて配設されている。第一のラベル(13K−1)は一般的な注意事項、例えば「マイクに向かってコマンドを入力してください」等と表示されている。第二のラベル(13K−2)は音声入力に用いることができる言語の情報、例えば「日本語、英語、中国語によってコマンドができます」等と表示されている。
【0046】
言語選択スイッチ(13A−2)はトグル操作により入力に用いる言語を選択して設定する。OKボタン(13A−3)は、前記のようにユーザが音声により選択し、Gガイド画面で点滅している見出し語を、ボタンを押すことで確定する機能を有する。マイクロホン(13B−1)はユーザが音声によりコマンドを入力するためのもので、その機能は第一の実施の形態と同一である。サーチキー(13A−4)は、Gガイド画面に表示されている見出し語のなかで現在選択されていて点滅しているものを順番に変化させていく機能を有する。リモコンディスプレイ(13H)は、第一の実施の形態と同じように、Gガイド画面などを表示する機能を有する。
【0047】
次に、本発明に係る装置の第二の実施の形態の動作について説明する。説明に際しては、前記第一の実施の形態と異なる点のみを説明する。
ユーザは第一の実施の形態と異なり、リモコン(13)に対して音声ばかりでなく、身振り手振り、あるいは顔の表情によってコマンドを入力することができる。そのコマンド入力方法の選択について、図9のフローチャートを用いて説明する。
【0048】
図9は、ユーザがリモコン(13)を用いてコマンドを入力する際の入力方法を選択する動作を説明するフローチャートである。この選択動作はリモコン(13)に付属した図示しないスイッチを押すことで開始してもよいし、あるいはテレビ装置本体(12)の電源スイッチがオンの状態になり、ユーザがテレビ装置本体(12)の視聴を始めた際に必ず開始するようにしてもよい。
選択動作が開始すると、ユーザの選択を促す表示がリモコンディスプレイ(13H)等に表示される(S200)。
ユーザが音声認識モードを選択しようとする場合、まず入力に用いる言語を選択する(S201)。次に音声認識モードを選択する(S202)。あるいは身振り手振りモードを選択する(S203)か、表情認識モードを選択する(S204)。
【0049】
選択が終了すると、リモコン(13)はユーザが選択を確認するように促す表示をリモコンディスプレイ(13H)などに表示する(S205)。図8のOKボタン(13A−3)を押すなどしてユーザが選択を確定すると、確定結果をリモコンディスプレイ(13H)等に表示し、テレビ装置本体(12)に送信した後に終了する(S206)。OKボタン(13A−3)以外のボタンを押すなどして、ユーザが確定を拒否した場合は、選択をしない状態で終了する。
音声認識モードが選択されると、前記第一の実施の形態で説明したのと同じ方法で、ユーザはGガイド画面内の見出し語の選択を行なう。
身振り手振り認識モードを選択すると、ユーザの手や体の動きを図8の撮影レンズ(13J)が撮影し、ユーザの手や体の動きに応じてGガイド画面内の見出し語が選択される。
表情認識モードを選択すると、ユーザの顔の表情を図8の撮影レンズ(13J)が撮影し、ユーザの顔の表情に応じてGガイド画面内の見出し語が選択される。
身振り手振り認識モードと表情認識モードは、前記音声認識モードが良好に機能しない状況、例えば周囲の騒音に妨害されて音声によるコマンド入力が困難な場合にその対処法として選択することもできるが、その技術的な内容等は本願発明の範囲を超える内容であるので詳細な説明は省略する。
【0050】
次に、本願発明の装置の第二の実施の形態において、テレビ装置本体(12)とリモコン(13)との間の信号伝送の方法について説明する。
本願発明の第二の実施の形態の装置では、図8に示すように、リモコン(13)の外観部には複数の送受信センサー(13F−2)がそれぞれ最良の指向性方向が異なる方向(図8 D,E,F,G)に配設されている。
また、図示しないが、リモコン(13)の内部には、リモコン(13)の傾きと加えられた加速度を検知するセンサーが設けられている。さらに、テレビ装置本体(12)は図1の送受信部(11)からリモコン(13)に対して受信テスト信号を発信する機能を有している。
従って、リモコン(13)よりの要求に応じてテレビ装置本体(12)の送受信部(11)から送信された受信テスト信号を受信することによって、リモコン(13)は現在の姿勢で送信、受信がもっとも確実に行なえる送受信センサー((13F−2)を判断することができる。その判断の動作を図10のフローチャートを用いて説明する。
【0051】
図10は、本願発明に係る装置の第二の実施の形態において、テレビ装置本体(12)よりの送信を受信する際に用いるリモコン(13)の送受信センサー(13F−2)を選択する動作のフローチャートである。
この動作は割り込み(300)として行われ、リモコン(13)が受信する必要が生じたとき、例えばテレビ装置本体(12)よりGガイド情報を送信する直前などに割り込み(300)が開始する。
最初に、テレビ装置本体(12)から受信テスト信号が送信される。それに対してリモコン(13)は、最初に1番目の送受信センサー(13F−2)での受信データを評価する(S301)。受信が良好であれば1番目の送受信センサー(13F−2)を現在の受信用として選択し、割り込みから脱出する(S306)。Nならば、2番目の送受信センサー(13F−2)での受信データを評価する(S302)。受信が良好であれば2番目の送受信センサー(13F−2)を現在の受信用として選択し、割り込みから脱出する(S307)。
【0052】
以下同様にして、受信データが良好である送受信センサー(13F−2)が見つかるまで評価を続けていき、最後のセンサーを評価して(S303)Nであれば、初回のみタイマーをリセットして計時を開始する(S304)。そして計時結果があらかじめ決められたタイムリミットの範囲内である限り、1番目の送受信センサー(13F−2)から順に受信データの評価を行なう(S305)。タイムリミットをオーバーしても、良好な受信データの送受信センサー(13F−2)が見つからない場合は、受信を行なわない、と決めて割り込みを脱出する(S309)。
またリモコン装置(13)には前記のように、リモコン(13)の姿勢や加えられた加速度を検知する手段が備わっているので、図10に示した受信テスト信号の評価と合わせて、リモコン(13)は現時点での最良の受信が行なえる送受信センサー(13F−2)を選択することができる。
【0053】
また、送受信センサー(13F−1)が回転する、前記第一の実施の形態と比較して、前記の第二の実施の形態では、回転等の可動部分がないので、機構的に単純で故障や騒音や消費電力を少なくできる、という特徴がある。
【0054】
ところで、本願発明に係る装置は、前記に説明したことの他に、第一の実施の形態、第二の実施の形態に共通する特徴として、次のような点がある。
第一の特徴は、Gガイド表示画面を見ながら、音声を入力して見出し語を選択する操作において、もしもユーザが入力した音声コマンドが、見出し語の中に存在しなければ、入力した音声コマンドをGガイド画面中にスーパーインポーズし表示をする点である。そしてユーザーがキーの操作などで、前記の音声コマンドを確認すると、その音声コマンドに該当するチャネル名や番組名が存在すれば直ちにその番組を表示する。こうすることでユーザは、あらかじめ見たい番組名がわかっている場合、わずらわしい選択の手順を省略して直ちに見たい番組を鑑賞することができる。
第二の特徴は、音声を入力するマイクロホン(13B)は、ユーザの音声以外の雑音入力を抑制する目的で、大きな受信指向性を有し、また音声による入力が行われる状況下では、テレビ装置本体(12)の音量はマイクロホン(13B)への影響を少なくするためにコンプレス、あるいはリミットされてほぼ一定の音量に保たれているという点である。この第二の特徴によって、ユーザの音声が比較的小さくとも確実に音声による入力が行われる様になっている。
【0055】
従って、テレビ装置を実施するにあたって、以下の様な手段を含むようにしてもよい。
Gガイド表示画面を見ながら音声を入力して見出し語を選択する操作において、見出し語の中に入力された音声に応じたコマンドが存在するかを確認し、存在しない場合、前記コマンドを前記表示画面に表示するとともに、そのコマンドに従って番組を選択するようした選択手段(9C)を有するテレビ装置。
入力された音声に応じてコマンドを受け付ける間、テレビ装置本体の音量をほぼ一定の音量に保つためのコンプレス/リミット手段を与えるようにした制御手段(9)を有するテレビ装置。
周囲の雑音に妨害されて、音声認識モード(S202)によるコマンドが機能しない場合、身振り手振り認識モード(S203)や表情認識モード(S204)のような他のモードにより番組の選択が行なえる入力手段と、同一の信号を複数の方向へ送信することを特徴とする送信手段を含むリモートコントロール装置(13)。
リモートコントロール装置(13)に対してテレビ装置本体(12)から、電子番組表に関連する情報の他に受信テストするための受信テスト信号を送信することを特徴とするリモートコントロール装置(13)。
テレビ装置本体(12)からリモコン(13)へ送信される、電子番組表に関する情報と受信テスト信号とに対する受信確認信号を、リモコン(13)は複数の複数の方向へ送信することを特徴とするリモートコントロール装置(13)。
【0056】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本願発明に係るテレビ装置では、電子番組表の見出し項目語を選択することによって、多数のチャネルや番組の中からユーザが所望する番組やチャネルをリストアップして表示できるようにし、更に見出し語を選択する方法としてユーザの音声、身振り手振り、顔の表情による入力を用いているので、快適、簡単かつ迅速に、所望の番組を選択できる、という効果がある。
更に、リモコン(13)に対してテレビ装置本体(12)から前記電子番組表の見出し語情報を送信するようにした場合には、信号線の接続や電気接点の接触などわずらわしいセッティングをすることなく、随時電子番組表の見出し語情報をリモコン(13)に記憶させることができる、という効果がある。
【0057】
更に、本願発明に係るリモコン装置及びテレビ装置では、リモコン(13)の送受信センサー(13F)は異なる複数の方向へ、テレビ装置本体(12)へ送る信号を送信するようにしたので、前記のように音声による入力を用いてユーザが電子番組表の見出し語を選択する際に、確実にリモコン(13)とテレビ装置本体(12)との送受信が行なえる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る装置のテレビ装置本体(12)の構成図である。
【図2】本願発明に係る装置のテレビ装置本体(12)の制御部(9)の構成図である。
【図3】本願発明に係る装置のリモコン(13)の構成図である。
【図4】本願発明に係る装置の第一の実施の形態のリモコン(13)の外観図である。
【図5】本願発明に係る装置の番組選択における動作の要点を示すフローチャートである。
【図6】本願発明に係る装置のテレビ装置本体(12)の表示手段に表示されたGガイド画面の一例を示す摸式図である。
【図7】本願発明に係る装置の第一の実施の形態において、リモコン(13)の送受信センサー(13F−1)が信号を受信する動作のフローチャートである。
【図8】本願発明に係る装置の第二の実施の形態における、リモコン(13)の外観図である。
【図9】本願発明に係る装置の第二の実施の形態における、ユーザコマンドを入力するモードを選択する動作のフローチャートである。
【図10】本願発明に係る装置の第二の実施の形態における、リモコン(13)の送受信センサー(13F−2)を選択する動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ターミナル
2 ケーブル
3 分岐点
4 ケーブル
5 放送受信部
6 ビデオ部
7 オーディオ部
8 ディスプレイプロセッサ
9 制御部
9A 見出し語情報設定部
9B チャネル検出部
9C チャネル選択部
10 操作部
11 送受信部
12 テレビ装置本体
13 リモコン
13A リモコン操作部
13A−1 キー
13A−2 言語選択キー
13A−3 OKボタン
13A−4 サーチキー
13B 音声入力部
13B−1 マイクロホン
13C リモコンチャネル検出部
13D リモコン見出し語情報設定部
13E リモコンチャネル選択部
13F リモコン送受信部
13F−1 送受信センサー
13F−2 送受信センサー
13G リモコンディスプレイプロセッサ
13H リモコンディスプレイ
13J 撮影レンズ
13K−1 ラベル
13K−2 ラベル
20 フルスクリーン
21 メインウインドウ
22 チャネル名
23 番組名
24 サブウインドウ
25 サブウインドウ

Claims (2)

  1. 音声認識部を備え、この音声認識部によって、入力された音声を認識し、この認識した音声に対応するコマンドを生成するコマンド生成手段と、
    生成した前記コマンドをテレビ装置本体に送信するとともに、前記テレビ装置本体から送信される前記コマンドを受信したことを示す応答信号を受信する手段であって、前記コマンドを送信する方向、及び前記応答信号を受信する方向を、所定範囲内の一方から他方へ変更する方向変更部と、この方向変更部及びコマンドの送信及び停止を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記コマンドを繰り返し送信しながら、前記方向変更部を用いて、送信する方向を前記所定範囲内の一方から他方まで変更させるコマンド送信処理を行い、前記他方に前記送信する方向が達するまでに、前記コマンドを受信したことを示す前記応答信号を受信した場合は、前記コマンド送信処理を停止し、前記応答信号を受信しなかった場合は、前記コマンド送信処理を繰り返す制御部である、第1の送受信手段と、
    を有するリモートコントロール装置と
    電子番組表に関する情報を含む放送波を受信する放送受信手段と、
    記リモートコントロール装置から送信される前記コマンドを受信した場合に、このコマンドに対応する前記応答信号を前記リモートコントロール装置に送信する第2の送受信手段と、
    受信した前記コマンドの内容に応じて、本装置が備える表示部に、前記電子番組表に関する情報に基づいて生成した電子番組表を表示し、この表示された電子番組表の中から見出し項目を選択させ、この選択された見出し項目に関連付けられた複数の番組の番組名を前記表示部に表示し、この表示された複数の番組の番組名のうちから1つを選択させ、この選択した番組名に対応する番組を表示する選択表示手段と、
    を有するテレビ装置本体と、
    から構成されたテレビ装置。
  2. 画像認識部を備え、この画像認識部によって、撮影された人間の身振り手振り、または撮影された人間の顔の表情を認識し、この認識した身振り手ぶり、または顔の表情に対応した前記コマンドを生成するコマンド生成手段と、
    生成した前記コマンドをテレビ装置本体に送信するとともに、前記テレビ装置本体から送信される前記コマンドを受信したことを示す応答信号を受信する手段であって、前記コマンドを送信する方向、及び前記応答信号を受信する方向を、所定範囲内の一方から他方へ変更する方向変更部と、この方向変更部及びコマンドの送信及び停止を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記コマンドを繰り返し送信しながら、前記方向変更部を用いて、送信する方向を前記所定範囲内の一方から他方まで変更させるコマンド送信処理を行い、前記他方に前記送信する方向が達するまでに、前記コマンドを受信したことを示す前記応答信号を受信した場合は、前記コマンド送信処理を停止し、前記応答信号を受信しなかった場合は、前記コマンド送信処理を繰り返す制御部である、第1の送受信手段と、
    を有するリモートコントロール装置と
    電子番組表に関する情報を含む放送波を受信する放送受信手段と、
    記リモートコントロール装置から送信される前記コマンドを受信した場合に、このコマンドに対応する前記応答信号を前記リモートコントロール装置に送信する第2の送受信手段と、
    受信した前記コマンドの内容に応じて、本装置が備える表示部に、前記電子番組表に関する情報に基づいて生成した電子番組表を表示し、この表示された電子番組表の中から見出し項目を選択させ、この選択された見出し項目に関連付けられた複数の番組の番組名を前記表示部に表示し、この表示された複数の番組の番組名のうちから1つを選択させ、この選択した番組名に対応する番組を表示する選択表示手段と、
    を有するテレビ装置本体と、
    から構成されたテレビ装置。
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