JP3915123B2 - 空気調和機ならびにその洗浄運転制御方法 - Google Patents

空気調和機ならびにその洗浄運転制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
この発明は、冷媒回路内の不純物除去のための洗浄運転を行うことのできる空気調和機ならびにその洗浄運転制御方法に関する。
【0002】
【背景技術】
空調機や冷凍機に従来使用されていたHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)22(CHClF2)等の塩素を含む冷媒によるオゾン層の破壊が近年大きな問題となっている。そこで、オゾン層破壊防止対策として、HCFC22に代えて塩素を含まないHFC(ハイドロフルオロカーボン)系の代替冷媒が使用されるようになっている。
【0003】
ところで、冷凍機油は、一緒に用いられる冷媒に応じたものを使用する必要がある。上記HFC系冷媒用の冷凍機油としては、合成油(例えば、エステル、エーテル、アルキルベンゼン油等)が挙げられる。
【0004】
しかしながら、このような合成油を冷凍機油として使用すると、従来使用されている鉱物油と違って、冷凍機油と冷媒以外の残留不純物(いわゆるコンタミ(contaminant)と呼ばれるもので、冷媒回路内に残留した切削油、転造油、拡管油、加工油等の残留油、及び、金属摩耗粉、ポリマー等の残留異物)に注意する必要がある。その理由は、これら残留不純物によって減圧器(例えば、キャピラリーチューブ、電動膨張弁等の細管類)に詰まりなどの不具合が生じるためである。そのため、HFC系冷媒/合成油搭載システムにおいては、残留不純物を除去するために、フラッシング運転、すなわちシステムの冷媒系内についての洗浄運転を行うようにしている。
【0005】
しかしながら、これまでは効果的な洗浄運転方法が確立されていなかったため、洗浄運転モードのような専用の運転モードを有する装置もなく、したがって、従来は、強制冷房運転モードまたは強制暖房運転モードを用いて、適当な時間だけ連続して洗浄運転を行っていた。そして、洗浄運転が終わると、圧縮機など、油が溜まりやすく残留不純物が多く含まれる部品を装置から取り外し、取り外した部品からそれら油を取り出すことによって残留不純物を排出すると共に新しい油を充填し直し、最後に、取り外した部品を再度装置に組み込んでいた。しかし、排出された残留不純物が余り多くなく、冷媒回路の洗浄が十分に行われていないと判断される場合もしばしばあり、その場合には、残留不純物を管理基準以下にまで除去するために、上述の一連の作業を何度か繰り返すことになる。
【0006】
このように、従来の冷媒回路洗浄はいわば闇雲に行われているため長時間にわたって洗浄運転が行われる事が多く、洗浄に多くの時間を要するという問題があった。さらに、残留不純物の排出、換言すれば油の交換、のたびに面倒な部品の取り外し・再取り付け作業が必要とされるため、結果として、残留不純物除去に多くの時間が必要であった。また、従来の方法は、洗浄運転を1回行う度に油を交換する上、残留不純物除去作業が上述したように多くの工程からなるため、コストが高くつくという問題もあった。これらの問題に加えて、従来の方法には、特に信頼性、評価試験等の開発試験の工数が多くなるという問題点もあった。
【0007】
【発明の開示】
この発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、洗浄運転を効率よく短時間で行うことができるとともに、不純物除去作業が簡単に行え、しかも洗浄効果を高めて信頼性を向上できる空気調和機ならびにそのための洗浄運転制御方法を提供することにある。
【0008】
上記目的を達成するために、この発明は、圧縮機と、凝縮器と、膨張機構と、蒸発器とを順に接続して閉回路の冷媒回路を形成し、上記冷媒回路に冷媒を循環させる空気調和機において、上記冷媒回路内の油溜まりの生じやすい部分に、その油溜まりの生じやすい部分に溜まった上記冷媒回路内の残留油を含む残留不純物を、油の交換を介して除去するポートを設けたことを特徴とする空気調和機を提供する。
【0009】
この発明によれば、油溜まりの生じやすい部分に油を抽出・充填するための専用のポートを設けているので、不純物除去に関連して行われる油の交換作業が従来と比較して容易になり、作業時間も短縮される。
【0010】
尚、上記油溜まりの生じやすい部分としては、代表的なものとして、圧縮機、アキュームレータ、レシーバ等の底部が挙げられる。
【0011】
また、この発明は、圧縮機と、凝縮器と、膨張機構と、蒸発器とを順に接続して閉回路の冷媒回路を形成し、上記冷媒回路に冷媒を循環させる空気調和機のための洗浄運転制御方法であって、洗浄運転時、圧縮機の運転の発停を所定時間内に所定回数だけ繰り返し行うことを特徴とする洗浄運転制御方法を提供する。
この洗浄運転制御方法を実行する空気調和機は、運転の発停を所定時間内に所定回数だけ繰り返し行うように上記圧縮機を制御する制御部を備える。
【0012】
ところで、本発明者は、この発明をなすに先立ち、冷媒回路において運転時間、発停回数および吐出温度をパラメータにして製品洗浄効果を調査した。その結果、運転時間を長くとるよりも、発停回数を多くする方が洗浄効果が大きいことを発見した。この発明はこれらの調査結果に基づいてなされたものである。したがって、この発明によれば、冷媒回路内にある残留不純物を従来よりも短時間で除去することが可能であると共に、洗浄効果も高めることができる。洗浄時間が短縮化できるため、コストを低減することが可能となる。また、洗浄効果が向上することによって、キャピラリチューブ、電動膨張弁等の減圧器の信頼性の向上ならびに圧縮機の保護を図ることが可能となる。
【0013】
また、本発明者が行った調査結果によれば、吐出圧力(吐出温度に換算できる)を高くすると、圧縮機の高圧側と低圧側の差圧がそれに比例して大きくなるため、圧縮機のモータ内に溜まっている残留不純物が押し出されやすいことが分かった。この調査結果に基づき、一実施例に係る洗浄運転制御方法は、上記冷媒回路内の所定の位置における圧力または温度を検出し、一回の運転に関して、上記圧力または温度が所定値よりも大きくなるように圧縮機の運転周波数を制御しつつ圧縮機の運転を所定時間継続した後、所定時間停止するようにしている。
【0014】
上記所定の位置における圧力または温度として、上記圧縮機に接続された吐出配管内の圧力または温度、あるいは、上記凝縮器内の圧力または温度を使用することができる。一実施例では、上記圧縮機に接続された吐出配管内の圧力または温度、および、上記凝縮器内の圧力または温度を検出して、上記吐出配管または上記凝縮器のいずれか一方の圧力または温度が上記所定値よりも大きくなるように圧縮機の周波数を制御している。
【0015】
この洗浄運転制御方法を実施するため、一実施例の空気調和機では、吐出配管または/および凝縮器の温度あるいは圧力を検出するセンサーを備えている。温度と圧力は互いに換算できるため、使用するセンサーは温度センサーまたは圧力センサーである。この空気調和機においては、上記制御部は、上記センサーからの出力が上記所定値よりも大きいかどうかを判別する第1の判別手段と、この第1の判別手段が上記センサーからの出力が上記所定値以下であると判断したときには、運転周波数制御装置を制御して圧縮機の運転周波数を上昇させる運転周波数制御手段とを有する。また、制御部は、運転開始から所定時間が経過するまで圧縮機の運転を続けた後、一定時間運転を停止させる発停制御手段を有する。こうして、この空気調和機の制御部は、第1の判別手段と運転周波数制御手段と発停制御手段とによって、1回の運転に関して、冷媒回路の所定箇所の圧力または温度が所定値よりも大きくなるように圧縮機の周波数を制御しつつ圧縮機の運転を所定時間継続した後、一定時間運転を停止するのである。発停制御手段による圧縮機の運転の発停は、所定回数だけ繰り返される。
【0016】
さらに別の実施例の洗浄運転制御方法は、圧縮機の高圧側圧力と低圧側圧力の差圧を求め、1回の運転に関して、上記差圧が所定値よりも大きくなるように圧縮機の周波数を制御しつつ圧縮機の運転を所定時間継続した後、所定時間停止するようにしている。
【0017】
この方法を実施する空気調和機は、上記圧縮機の高圧側圧力と低圧側圧力を検出するセンサーを備えている。また、この空気調和機の制御部は、上記センサーからの出力を受け上記高圧側圧力と低圧側圧力の差圧が所定値よりも大きいかどうかを判別する第2の判別手段と、上記第2の判別手段が上記差圧が所定値以下であると判断したとき、運転周波数制御装置を制御して圧縮機の運転周波数を上昇させる運転周波数制御手段を有する。さらに、制御部は、運転開始から所定時間が経過するまで圧縮機の運転を続けた後、一定時間運転を停止させる発停制御手段を有する。こうして、この空気調和機の制御部は、第2の判別手段と運転周波数制御手段と発停制御手段とによって、1回の運転に関して、圧縮機の高圧側圧力と低圧側圧力の差圧が所定値よりも大きくなるように圧縮機の周波数を制御しつつ圧縮機の運転を所定時間継続した後、一定時間運転を停止するのである。発停制御手段による圧縮機の運転の発停は、所定回数だけ繰り返される。
【0018】
一実施例の空気調和機は、さらに、上記冷媒回路に設けられ冷房運転と暖房運転を切り替える四路切換弁と、外気温度を検出する外気温度センサーを備えている。そして、上記制御部は、上記温度センサーからの出力が所定温度以上かどうかを判別する第3の判別手段と、この判別結果に応じて四路切換弁を制御する運転モード制御手段を備える。上記運転モード制御手段は、この第3の判別手段が外気温度が所定値以上であると判断したときには、洗浄運転が冷房モードで行われるように、外気温度が所定値より小さいと判断されたときには洗浄運転が暖房モードで行われるように、上記四路切換弁を制御する。
【0019】
【発明を実施するための最良の形態】
次にこの発明の空気調和機の具体的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1にこの実施例における冷媒回路図を示す。同図において、Aは室外ユニットを、Bは室内ユニットをそれぞれ示している。
【0020】
室外ユニットAには圧縮機1が設けられており、圧縮機1にはインバータ52が接続されている。インバータ52は制御部50の制御下で圧縮機1の運転周波数を制御する。
【0021】
圧縮機1の吐出配管2と吸込配管3とは四路切換弁4に接続されている。吸込配管3にはアキュームレータ5が介設されている。四路切換弁4には、第1ガス管6と第2ガス管7とがそれぞれ接続されている。第2ガス管7には室外熱交換器9が接続され、室外熱交換器9にはプロペラファン10が付設されている。また、室外熱交換器9には、第1液管11、レシーバ12、第2液管13が順次接続されており、第1液管11には電動膨張弁14が介設されている。また第2液管13には液閉鎖弁15、第1現地配管16が順次接続されている。一方、第1ガス管6にはガス閉鎖弁8、第2現地配管17が順次接続されている。第1現地配管16と第2現地配管17の間には室内熱交換器18が接続され、室内熱交換器18にはクロスフローファン19が付設されている。また、第2液管13と第1液管11とはデフロスト用バイパス管20で接続され、デフロスト用バイパス管20には、電磁弁21が介設されている。
【0022】
なお、図1において、25は逆止弁、26はキャピラリーチューブ、27、28はマフラー、29、30は片ユニオン管継手、33はフィルタ、Mはモータである。また、P1〜P9は圧力センサ、Teは外気温度を測定する温度センサ、TC1およびTC2はそれぞれ室外熱交換器9および室内熱交換器18に取り付けた温度センサーである。圧力センサーP1〜P9からの出力のうち、本実施例の洗浄運転制御のために使用されるものは、後述するように、吐出配管2に設けられた圧力センサーP1からの出力である。他の圧力センサーからの出力は洗浄運転以外の運転時の制御のために使用される。
【0023】
上記冷媒回路においては、四路切換弁4を切り換え、図中破線矢印で示すように、圧縮機1から吐出された冷媒を凝縮器となる室外熱交換器9から蒸発器となる室内熱交換器18へと回流させることによって冷房運転を行う。一方、図中実線矢印で示すように、吐出された冷媒を上記とは逆に、凝縮器となる室内熱交換器18から蒸発器となる室外熱交換器9へと回流させることによって暖房運転を行う。
【0024】
図1の冷媒回路に示すように、圧縮機1、アキュームレータ5、レシーバ12にはそれぞれ抽出・充填用ポート22、23、24が接続されている。ここで、圧縮機1及びアキュームレータ5と抽出・充填用ポート22、23との接続態様を図2に示し、レシーバ12と抽出・充填用ポート24との接続態様を図3に示す。図2において、アキュームレータ5の上部に形成されている吸込ポート31は、上記冷媒回路と接続されて冷媒が吸込まれるポートであり、アキュームレータ5の下部から配管32が延出されてその先端に抽出・充填用ポート23が設けられている。圧縮機1の上部に形成されている吐出ポート34は、上記冷媒回路と接続されて冷媒が吐出されるポートであり、圧縮機1の下面からは配管35が延出されてその先端に抽出・充填用ポート22が設けられている。また図3において・レシーバ12の上部に形成されている吸放出ポート37、38は冷媒回路と接続されて冷媒がそれぞれ吸放出されるポートであるが、レシーバ12の下面からは、配管39が延出されてその先端に抽出・充填用ポート24が設けられている。
【0025】
次に図1の冷媒回路内つまりシステム内に残留する不純物の除去方法について説明する。ここで残留不純物とは、上述したように、冷凍機油以外の冷媒系内に入ってる切削油、転造油、拡管油、及び加工油等の残留油を含み、さらに金属摩耗粉、ポリマー等の残留異物を含むものである。
【0026】
まず、図1の冷媒回路において運転時間、発停回数および吐出温度をパラメータにして洗浄効果を調査した。
【0027】
図4は運転時間と発停回数のみをパラメータにした場合の洗浄効果を残留不純物析出累積量(mg)の形で示したものである。図4から明らかなように、運転時間を長くとるよりも、発停回数を多くする方が洗浄効果は大きかった。ちなみに運転時間を24時間としてその間に発停を3回行う洗浄運転を3回繰り返すよりも、運転時間を2時間としてその間に発停を20回行う洗浄運転を3回繰り返す方が洗浄効果は大きかった。したがって発停回数を多くすることにより冷媒系内にある残留不純物を従来よりも短時間で除去できることが明らかとなった。
【0028】
また、圧縮機1の吐出ポート34(高圧側)とアキュームレータ5の吸引ポート31(低圧側)との差圧△Pは吐出圧力に比例するので、吐出圧力を高くすると圧縮機1のモータ内(積層板間)に溜まっている残留不純物は押し出されやすくなった。したがって吐出圧力を上昇させて差圧△Pを大きくすることが洗浄効果を高めるには有効であることが明らかとなった。
【0029】
次に、実際の洗浄運転を図5の制御フローチャートを用いて説明する。なお、図6に示すように、室外ユニットAのプリント配線板40内には洗浄運転モードスイッチ41が設けてあり、このスイッチ41のON操作により、制御部50(図1参照)が、以下のような一連の洗浄運転制御を行う。
【0030】
洗浄運転を行うにはまず洗浄運転モードスイッチ41をON操作する(ステップS1)。これに伴い、運転回数Nを計数するカウンター(図示せず)ならびに運転時間tを計測するタイマー(図示せず)を初期化する。
【0031】
次に、温度センサーTeによって測定された外気温度Teを所定の温度T1と比較する(ステップS2)。ステップ2で外気温度Teが所定の温度T1以上であるときは、四路切換弁4を冷房運転側に切り替えて、冷房モードで洗浄運転を行い(ステップS3)、そうでないときは四路切換弁4を暖房運転側に切り替え、暖房モードで洗浄運転を行う(ステップS4)。次にステップS5において、吐出管温度Tdならびに凝縮温度Tcをそれぞれ設定温度T2と比較し、吐出管温度Td又は凝縮温度Tcが設定温度T2以下の場合は、インバータ52を制御することによって圧縮機1の運転周波数を上昇させる(ステップS6)。吐出管温度Td又は凝縮温度Tcが設定温度T2より高い場合、あるいはステップS6において運転周波数を上昇させてTd又はTcがT2より高くなった場合、ステップS7へ進む。
【0032】
なお、吐出管温度Tdは、吐出配管2に設けた圧力センサーP1によって検出された圧力を温度に換算することによって求めている。圧力センサーP1の代わりに温度センサーを設けて、直接吐出管温度Tdを測定することもできる。また、凝縮温度Tcは、温度センサーTC1またはTC2(冷房モードではTC1、暖房モードではTC2)が検出した室外熱交換器9または室内熱交換器18の温度である。
【0033】
ステップS7においては、運転回数Nが1回であってかつ運転時間tが60分を越えているか(N=1かつt>60(分))、あるいは、運転回数Nが2≦N≦n1(n1は設定回数)かつ運転時間tがt>10(分)であるかどうか判別する。そして、ステップS7でNOと判別されるとステップS5に戻り、ステップS7でYESと判別されるとステップS8に進む。つまり、運転回数Nが1回目の場合、冷媒及び油を暖めるため運転時間tが60分経過するまで運転を継続し、運転回数Nが2回目以降の場合は、冷媒及び油はすでに暖まっているため運転時間tが10分経過するまで運転を継続するのである。
【0034】
ステップS8では運転を3分停止し、ステップS9へ進む。ステップS9で運転回数Nが設定回数n1を越えたときはステップS10へ進み、運転回数Nが設定回数n1以下のときはステップS5に戻って上記運転を繰返す。
【0035】
なお、上記設定回数n1は、例えば20に設定する。
【0036】
ステップS10においてはアラーム表示を行う。そしてステップS11で運転を停止する。
【0037】
洗浄運転が終了すると、圧縮機1、アキュームレータ5、レシーバ12に設けた抽出・充填用ポート22、23、24において油の交換を行う。なお出荷時には抽出・充填用ポート22、23、24にピンチロウ付等を行っておくのが好ましい。
【0038】
本実施例の空気調和機では、冷媒回路中の、圧縮機1、アキュームレータ5、レシーバ12の底部等の油溜りの生じやすい部分に油を抽出・充填するための抽出・充填用ポート22、23、24を設けているので、圧縮機1、アキュムレータ5、レシーバ12自体を空気調和機本体から取り外したり再度組み付けたりする必要がなく、油を抽出・充填する作業が従来と比較して容易になる。また、このように作業性が向上することにより、コストダウンを図ることが可能である。
【0039】
また、本実施例の空気調和機では、吐出温度Td,凝縮温度Tc及び運転時間tを一定温度及び一定時間に制御し、その一定の運転時間の中で運転/停止を所定回数繰り返す洗浄運転制御を行うことにより、冷媒回路内にある残留不純物を従来よりも短時間で除去し、しかも、洗浄効果も高めることができる。なお、この洗浄時間の短縮によってコストダウンを図ることができ、洗浄効果の向上によってキャピラリーチューブ、電動膨張弁等の減圧器の信頼性向上、圧縮機の保護を図ることが可能である。
【0040】
以上この発明の一実施例について説明したが、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。
【0041】
例えば、上記実施例では圧縮機1、アキュームレータ5、レシーバ12の底部にそれぞれ油を抽出・充填するための抽出・充填用ポート22、23、24を設けているが、いずれか1つに設ければよく、冷媒回路内で油溜りの生じやすい部分であれば他の部分に設けてもよい。また、ポート22、23、24は、油の抽出、充填が可能で開閉可能なものであればよい。
【0042】
また室外機のプリント配線板40内に洗浄運転モードスイッチ41を設け、洗浄運転モードで洗浄運転制御を行うこととしているが、図7に示すように、洗浄運転モードスイッチを設けることなく、現行の室外機のプリント配線板42上の強制冷房又は強制暖房運転モードを用いて上記のような一連の洗浄運転制御を行ってもよい。
【0043】
また、本実施例では、図5のステップ5において、吐出管温度Tdと凝縮温度Tcの両方を検出し、そのいずれかが所定温度T2を越えたかどうかを判別しているが、この図5のステップS5は図5AのステップS15あるいはステップS25と交換可能である。つまり、吐出管温度Tdと凝縮温度Tcの両方を検出する代わりに、吐出管温度Tdのみを検出し、それが所定温度T2を越えたかどうかを判別してもよい(図5AのステップS15)。また、これらに代え、吐出配管2の圧力センサーP1からの出力と吸入配管3の圧力センサーP2からの出力とから圧縮機1の高圧側圧力と低圧側圧力の差圧△Pを算出し、この差圧△Pが所定値Vp以上か否かを判断してもよい(図5BのステップS25)。
【0044】
また、本実施例で使用した種々の圧力センサーP1〜P9の代わりに温度センサーを使用してもよい。
【0045】
【産業上の利用可能性】
本発明は、空気調和機や冷凍装置等、冷媒回路を有する装置に用いられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の一実施例に係る空気調和機の冷媒回路図である。
【図2】 図2はこの発明の実施例における圧縮機及びアキュムレータと抽出・充填用ポートとの接続態様を示す説明図である。
【図3】 図3はこの発明の実施例におけるレシーバと抽出・充填用ポートとの接続態様を示す説明図である。
【図4】 図4は図1の冷媒回路において運転時間と発停回数をパラメータにして製品洗浄効果を調査した結果を示すグラフである。
【図5】 図5はこの発明の実施例における洗浄運転制御のフローチャートである。
図5A、図5Bはそれぞれ図5のステップS5の変形例である。
【図6】 図6はこの発明の実施例における室外ユニットのプリント配線基板を示している。
【図7】 図7は現行の室外ユニットのプリント配線基板を示している。

Claims (19)

  1. 圧縮機(1)と、凝縮器(9または18)と、膨張機構(14)と、蒸発器(18または9)とを順に接続して閉回路の冷媒回路を形成し、上記冷媒回路に冷媒を循環させる空気調和機において、
    上記冷媒回路内の油溜まりの生じやすい部分に、その油溜まりの生じやすい部分に溜まった上記冷媒回路内の残留油を含む残留不純物を、油の交換を介して除去するための油抽出・充填用ポート(22、23、24)を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、
    上記ポート(22、23、24)を、圧縮機(1)とアキュムレータ(5)とレシーバ(12)のうちの少なくとも1つの底部に設けたことを特徴とする空気調和機。
  3. 圧縮機(1)と、凝縮器(9または18)と、膨張機構(14)と、蒸発器(18または9)とを順に接続して閉回路の冷媒回路を形成し、上記冷媒回路に冷媒を循環させる空気調和機において、
    上記冷媒回路のための洗浄時、運転の発停を所定時間内に所定回数だけ繰り返し行うように上記圧縮機(1)を制御する制御部(50)を備えたことを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項3に記載の空気調和機において、
    さらに、上記冷媒回路内の所定の位置における圧力または温度を検出するセンサー(P1,TC1,TC2)を備え、
    上記制御部(50)は、上記センサー(P1,TC1,TC2)からの出力が所定値(T2)よりも大きいかどうかを判別する第1の判別手段(ステップS5,S15)と、上記第1の判別手段(ステップS5,S15)が上記センサー(P1,TC1,TC2)からの出力が所定値(T2)以下であると判断したとき、運転周波数制御装置(52)を制御して圧縮機(1)の運転周波数を上昇させる運転周波数上昇手段(ステップS6)とを備えることを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項4に記載の空気調和機において、
    上記制御部(50)は、運転開始から所定時間が経過するまで圧縮機(1)の運転を続けた後、一定時間運転を停止させる発停制御手段(S6,S8)を備えることを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項4に記載の空気調和機において、
    上記センサー(P1)は上記圧縮機(1)に接続された吐出配管(2)内の圧力または温度を検出することを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項4に記載の空気調和機において、
    上記センサーは上記凝縮器(9または18)内の圧力または温度を検出することを特徴とする空気調和機。
  8. 請求項4に記載の空気調和機において、
    上記センサーは、上記圧縮機(1)に接続された吐出配管(2)内の圧力または温度を検出する第1のセンサー(P1)と、上記凝縮器(9または18)内の圧力または温度を検出する第2のセンサー(TC1,TC2)とを含み、
    上記運転周波数上昇手段(ステップS6)は、上記第1の判別手段(ステップS15)が上記第1のセンサー(P1)または第2のセンサー(TC1,TC2)のいずれかからの出力が上記所定値(T2)以下であると判断したとき、運転周波数制御装置(52)を制御して圧縮機(1)の運転周波数を上昇させることを特徴とする空気調和機。
  9. 請求項3に記載の空気調和機において、
    さらに、上記圧縮機(1)の高圧側圧力と低圧側圧力を検出するセンサー(P1,P2)を備え、
    上記制御部は、上記センサー(P1,P2)からの出力を受け上記高圧側圧力と低圧側圧力の差圧(△P)が所定値(Vp)よりも大きいかどうかを判別する第2の判別手段(ステップS25)と、上記第2の判別手段(ステップS25)が上記差圧(△P)が所定値(Vp)以下であると判断したとき、運転周波数制御装置(52)を制御して圧縮機(1)の運転周波数を上昇させる運転周波数上昇手段(ステップS6)を備えることを特徴とする空気調和機。
  10. 請求項9に記載の空気調和機において、
    上記制御部は、運転開始から所定時間が経過するまで圧縮機(1)の運転を続けた後、一定時間運転を停止させる発停制御手段(ステップS6,S8)を備えることを特徴とする空気調和機。
  11. 請求項3に記載の空気調和機において、
    さらに、上記冷媒回路に設けられ、冷房運転と暖房運転とを切り替える四路切換弁(4)と、
    外気温度を検出する外気温度センサー(Te)とを備え、
    上記制御部は、上記温度センサー(Te)からの出力が所定温度(T1)以上かどうかを判別する第3の判別手段(ステップS2)と、上記第3の判別手段(ステップS2)が上記外気温度が所定値以上であると判断したときには洗浄運転を冷房モードで行い、また、上記外気温度が所定値より小さいと判断されたときには洗浄運転を暖房モードで行うように上記四路切換弁(4)を制御する運転モード制御手段(ステップS3,S4)を備えることを特徴とする空気調和機。
  12. 請求項3に記載の空気調和機において、
    洗浄運転を開始するための洗浄運転モードスイッチ(41)を有することを特徴とする空気調和機。
  13. 圧縮機(1)と、凝縮器(9または18)と、膨張機構(14)と、蒸発器(18または9)とを順に接続して閉回路の冷媒回路を形成し、上記冷媒回路に冷媒を循環させる空気調和機のための洗浄運転制御方法であって、
    洗浄運転時、圧縮機(1)の運転の発停を所定時間内に所定回数だけ繰り返し行うことを特徴とする洗浄運転制御方法。
  14. 請求項13に記載の洗浄運転制御方法において、
    上記冷媒回路内の所定の位置における圧力または温度を検出し、
    1回の運転に関して、上記圧力または温度が所定値(T2)よりも大きくなるように圧縮機(1)の運転周波数を制御しつつ圧縮機(1)の運転を所定時間継続した後、所定時間停止することを特徴とする洗浄運転制御方法。
  15. 請求項14に記載の洗浄運転制御方法において、
    上記所定の位置における圧力または温度として、上記圧縮機(1)に接続された吐出配管(2)内の圧力または温度を検出することを特徴とする洗浄運転制御方法。
  16. 請求項14に記載の洗浄運転制御方法において、
    上記所定の位置における圧力または温度として、上記凝縮器(9又は18)内の圧力または温度を検出することを特徴とする洗浄運転制御方法。
  17. 請求項14に記載の洗浄運転制御方法において、
    上記所定の位置における圧力または温度として、上記圧縮機(1)に接続された吐出配管(2)内の圧力または温度と、上記凝縮器(9または18)内の圧力または温度とを検出し、
    上記吐出配管(2)または上記凝縮器(9または18)のいずれか一方の圧力または温度が上記所定値(T2)よりも大きくなるように圧縮機(1)の周波数を制御することを特徴とする洗浄運転制御方法。
  18. 請求項13に記載の洗浄運転制御方法において、
    上記圧縮機(1)の高圧側圧力と低圧側圧力の差圧(△P)を求め、
    1回の運転に関して、上記差圧(△P)が所定値(Vp)よりも大きくなるように圧縮機(1)の周波数を制御しつつ圧縮機(1)の運転を所定時間継続した後、所定時間停止することを特徴とする洗浄運転制御方法。
  19. 請求項13に記載の洗浄運転制御方法において、
    外気温度を検出し、
    検出された外気温度(Te)を所定値(T1)と比較し、
    上記外気温度(Te)が所定値(T1)以上のときには洗浄運転を冷房モードで行い、上記外気温度が所定値より小さいときには洗浄運転を暖房モードで行うことを特徴とする洗浄運転制御方法。
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