JP3914786B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置、画像形成装置が有するCRT(Cathode Ray Tube)やLCDなどを使用した表示画面に表示する画像データの符号化/復号化を行う画像表示装置に関し、特に画像データを実使用状態でも変更可能にする画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、画像表示装置には、表示用の画像データを蓄積するビデオメモリが備えられている。このビデオメモリは、表示データをビットマップデータとして格納するので、エントロピー的冗長度の影響でメモリを消費することになる。例えば、640×480dotのVGA(Video Graphics Array)画面のモノクロ表示であれば、背景色となる白データまたは黒データが何ラインも続く場合、そのままビットマップデータとして格納すると640×(ライン数)のメモリを占有することになる。このような表示用に限らず、一般に画像データの情報量は膨大であり、そのままの状態で取り扱って画像データを格納しようとすると、ビデオメモリに格納するデータ量が膨大となり、多くのメモリを必要とするのでコスト的に負担がかかってしまうことになる。
【0003】
そこで、画像データを格納する場合、符号化圧縮してデータ量を削減し、その符号化した状態で画像データを取り扱う符号化方式が提案されている。例えば、MH符号化方式またはMMR符号化方式、自然画像用としてJPEG、JBIGなどの変換符号化方式、算術符号化方式を含んだ圧縮方式などがある。
また、2値化された画像データを対象とする画像表示装置の符号化復号化装置において、画像データを固定長データごとに分割して、パターン一致比較処理を並列処理し、さらに一致比較結果からランレングスを判定してエントロピー符号化する即時符号化方式で、ビデオメモリに表示画像を格納して、復号化時には画像情報をランレングスより上記処理の逆変換によって元のビットマップデータに復号化し、表示データを形成する画像表示装置も提案されている。
【0004】
しかしながら、従来の符号化圧縮方式は符号化の処理が複雑であり、判断処理や演算処理を行うので、例えば、算術符号化方式であるQM−Coderはプロセスが複雑で処理速度が遅いというように、符号化あるいは復号化の際に多くの処理時間を必要としていた。
また、従来の符号化圧縮方式は、ファクシミリ装置などで画像を伝送する分野で発達して来た技術であるので、圧縮率を改善するためにページ単位の処理を前提としている傾向がある。これにより、格納した画像データを部分的に取り出して復号化したり、さらに編集して格納する場合などに目的のデータ以外に多くの画像データを復号化する必要が生じ、無駄な時間を費やすことになってしまい、任意の部分を復号化したり編集するのには適していなかった。
【0005】
さらに、従来の冗長度を改善する符号化方式では、同じパターンの連なり(ラン)の長さであるランレングスを逐次計数して符号化を行うため、ハードウェア化した符号化装置であっても、1つのランレングスを決定するのに数クロックあるいは数十クロックもの時間を必要とする。このような従来の符号化復号化方式をビデオメモリへの表示データ(画像データ)の格納に適用すると、ビットマップデータとして格納し、編集する方式に比べると何十倍あるいは何千倍もの処理時間が必要となり、描画速度を遅らせることとなる。
そこで、2値化された画像データを対象とする画像表示装置の符号化復号化装置において、画像データを固定長データごとに分割して、パターン一致比較処理を並列処理し、さらに一致比較結果からランレングスを判定してエントロピー符号化を即時実行する画像表示装置において、データパターン比較手段に比較パターンを設定するレジスタを設けて、比較参照する所定のパターンの内容を外部からソフトウェアの処理によって、変更可能な構造を備える方法が提案されていたが、設定された比較参照パターンによってどの程度の圧縮効果があるかは、外部制御装置からは逐一監視することはできなかった。つまり、比較パターンの最適化は、装置の開発段階で開発支援装置等を用いて評価しながら行われるものであり、稼動中の実機の制御ソフトでさらに最適化することはできなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、表示画面に表示する表示データを格納手段(ビデオメモリ)に格納し、適宜表示内容を変更して使用する目的で、画像データの即時符号化を行う画像表示装置において、ビデオメモリに格納する圧縮後のデータ数を外部の制御装置からソフトウェアの処理によって読み出す方式を提供することにより、稼働中の実機において、比較参照する所定のパターンを最適化し、ビデオメモリに格納する画像データの圧縮率を改善することであることを第一の目的とする。
【0007】
また、本発明は、請求項1記載の画像表示装置において、複数ライン分の圧縮された格納データを積算したデータ数を外部からソフトウェアの処理によって読み出す方式として、ある程度の表示面積を対象として平均化した圧縮結果を提供することにより、ソフトウェアの負担を軽減することであることを第二の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明では、受領した画像データを複数の所定の固定長データに分割し、所定のデータパターンと比較した結果をランレングスの符号化データに符号化してデータ格納手段に格納し、該格納手段に格納された符号化データを復号化して表示をする画像表示装置において、前記符号化に用いる所定のデータパターンを参照パターンとして設定する参照パターンレジスタと、前記データ格納手段に格納された符号化データ数を演算する格納データ数演算手段と、該格納データ数演算手段が演算した符号化データ格納数を設定する格納データ数レジスタと、前記格納データ数レジスタを読み取って得られた符号化データの格納数に基づき前記参照パターンにおける符号化の圧縮率を評価し、さらに圧縮率を最適化するための参照パターンを前記参照パターンレジスタに設定する制御手段と、を備えることを特徴とすることにより、第1の目的を達成する。
【0009】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記制御手段によって前記格納データ数レジスタから得られる数値が、複数ライン分の格納データを積算した値であることを特徴とすることにより、第2の目的を達成する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図1ないし図31を参照して詳細に説明する。VGA表示画面の画面サイズは水平640dot、垂直480dotであるが、本実施の形態では説明を簡略化するために一度に扱うデータ幅(1水平ラインのデータ)を64bitとし、符号化の最小単位を8bitとする。
図20は、本実施の形態にかかる画像表示装置の全体の構成を示すブロック図である。また図1は、ラインバッファ2209を示した図である。また、図2は本実施の形態にかかるデータパターン比較手段(パターンコンパレータ2211)を示した図である。なお、本実施の形態の画像表示装置の画像データの符号化方式は、1水平ライン分のデータを一括して符号化するものとする。
画像表示装置のソフトウェア処理によって外部のホストCPU(中央処理装置)によって描画された画像データは一旦、図1に示す64bitのラインバッファ2209(図20参照)に格納される。1水平ラインの画像データは、符号化の最小単位である8bitに区切られてLD1、LD2、・・・LD8として図2に示すパターンコンパレータ2211に並列接続される。
【0011】
本実施の形態では4種類のパターンコンパレータ201〜204を使用している。動作説明の一例として、パターンコンパレータ201は8bitが全て0のパターンとの比較、パターンコンパレータ202は全て1のパターンとの比較、パターンコンパレータ203は10の繰り返しのパターンとの比較、パターンコンパレータ204は01の繰り返しのパターンとの比較を行っているものとする。
各パターンコンパレータ201〜204の出力PC01〜PC08、PC11〜PC18、PC21〜PC28、PC31〜PC38は、入力パターンが全て一致した場合に真(1)となり、それ以外は偽(0)となる。
【0012】
このパターンコンパレータの出力は、図20のランレングス判定前処理部2201に接続される。図3〜6に本実施の形態にかかるランレングス判定前処理部の回路を示す。図3のランレングス判定前処理部の回路では、全て0のパターンとの比較結果PC01〜PC08を入力する。図4のランレングス判定前処理部の回路では、全て1のパターンとの比較結果PC11〜PC18を入力する。図5のランレングス判定前処理部の回路では、10の繰り返しのパターンとの比較結果PC21〜PC28を入力する。図6のランレングス判定前処理部の回路では、01の繰り返しのパターンとの比較結果PC31〜PC38を入力する。
【0013】
図3〜6に示すようにランレングス判定前処理部2201は、隣接する行のコンパレータ出力のAND(論理積)をとり、そのAND出力の隣接する出力とANDをとる。このAND回路は1段階進む毎に1つ減少し、最後に1つのAND出力であるRL801〜RL831を得るようになっている。なお、本実施の形態では図3〜6に示すような回路を収束連鎖型論理積回路と言うことにする。
パターンコンパレータの出力および各段のAND出力は、同じパターンの連なり(ラン)が存在することを意味しているが、図3〜6の段階ではそのパターンの連なりであるランの長さ(ランレングス)を判別することはできない。
【0014】
以上のようにして得られた、ランの存在を意味するパターンコンパレータの出力と図3〜6の各段のAND出力は、図20のランレングス判定回路2202に入力される。図7〜10は、本実施の形態にかかるランレングス判定回路2202の内部回路構成をに示した図である。図7のランレングス判定回路は、全て0のパターンとの比較出力PC01〜PC08を入力して図3の前処理部から出力される信号2L01〜2L07、3L01〜3L06、4L01〜4L05、5L01〜5L04、6L01〜6L03、7L01〜7L02を入力する回路である。他の3種類の前処理部出力も同様に図8〜10に示すようなランレングス判定回路を設ける。
【0015】
ランレングス判定回路2202は、入力されたランの存在を意味する信号の中から同一パターンの一致出力が何回連続するかを判定する。この判定は、単独で真である部分を判別することにより行われ、基本的に3入力のAND回路で注目する同じパターンの連なり(ラン)が真であり、隣接するランが偽であるとき同じパターンの連なりであるランの長さ(ランレングス)が確定するようになっている。
【0016】
図7〜10のランレングス判定出力RL101〜RL131、RL201〜RL231、RL301〜RL331、RL401〜RL431、RL501〜RL531、RL601〜RL631、RL701〜RL731および図3〜6の出力RL801〜RL831を「1行目のランレングス判定結果」とする。同様にRL102〜RL132、RL202〜RL232、RL302〜RL332、RL402〜RL432、RL502〜RL532、RL602〜RL632、RL702〜RL732を「2行目のランレングス判定結果」、以下同様にして、RL108〜RL138を「8行目のランレングス判定結果」とする。
【0017】
この「任意の行のランレングス判定結果」の中で同時に真となるランレングス判定出力は存在せず、また、他の3種類のパターンコンパレータ出力に対する「同一行のランレングス判定結果」も同時に真となることはない。すなわち、任意の行の唯一の種類の中の唯一のランレングス判定出力が真になるか、またはその行がどの種類のランレングスにも含まれない場合、その判定結果は全て偽になる。このようにしてランレングスが確定する。
【0018】
「その行がランレングスに含まれない場合」とは、その行に関する全ての種類のパターンコンパレータ出力が偽であるような場合である。ランレングスで表わす符号に属さないデータとは例えば、LD1のパターンコンパレータ出力PC01、PC11、PC21、PC31が全て偽の場合、すなわちLD1の画像データがどのパターンとも一致しなかった場合が該当し、本実施の形態ではこのような画像データはビットマップデータとしてそのままビデオメモリ2214に格納することになる。
【0019】
このようにして得られたランレングス判定出力は図20のコード決定回路2204およびブランク行決定回路2205に接続される。
【0020】
ビットマップデータを検出する目的で図20に示すBM判定回路2203を設けている。図15に本実施の形態にかかるその内部回路を示す。例えば1行目がビットマップデータであるとき、その出力BM1は真になる。
BM1〜BM8はランレングス判定結果の各行に対応しており、例えばBM1が真のときは1行目のランレングス判定結果は全て偽であるし、1行目のランレングス判定結果のどれかが真のときはBM1は偽である。従って、BM1が真のときはLD1のデータはそのままビットマップデータとしてビデオメモリ2214に格納される。
本実施の形態では、ランレングスを表す符号(ランレングスコード)とビットマップデータを識別するためのデータをMSBに1bit付加している。よって、格納するデータは各行9bitになる。この識別データは、コード決定回路2204の出力に対して識別データ付加回路2213で付加される。識別データ付加回路2213にはBM判定回路2203の出力BM1〜BM8が接続されている。例えばBM1が真のとき、LD1のデータのMSB側に“1”が付加される。BM1が偽の時は、ランレングスコードのMSB側に“0”が付加される。
【0021】
任意のj行目のラインに対応するデータLDjがそれより上位の行のランレングス判定結果に含まれる場合、j行のランレングス判定結果およびBMjは全て偽となり、j行に対応する符号は無いことになる。
このようにして、ランレングスの存在する行とビットマップデータの存在する行の符号のみが識別データを付加されてビデオメモリ2214に格納される。
【0022】
このようにして符号化した結果、格納するデータが何byteになるかは決まっていないので、符号化する段階で毎回ブランク行を除外してビットマップデータとランレングスコードを抽出しなければならない。そのためにブランク行の分布を示す信号を図20のコード決定回路2204に接続する。
【0023】
まず図20のランレングス判定回路2202の出力をブランク行決定回路2205に接続する。本実施の形態にかかるブランク行決定回路2205は図11〜14および図16で構成されており、ランレングス判定回路2202の出力を図11〜14の各回路に接続する。図11〜14の各回路の出力は、各行にランレングスコードが存在する場合に真となる。図11〜14の出力は図16の各回路に接続される。更にBM判定回路2203の出力BM1〜BM8も図16の各回路に接続する。
【0024】
図16の出力nBMRL2〜nBMRL8は各行にランレングスコードが存在しなくて且つその行のデータがビットマップデータでも無い場合に真となる。つまりその行が上位のランレングスコードに含まれていてブランクであることを示している。nBMRL2〜nBMRL8が偽の場合はその行にランレングスコードかビットマップデータが存在することを意味する。
【0025】
次に図16の出力nBMRL2〜nBMRL8を図20のブランクランレングス判定前処理部2206に接続する。本実施の形態にかかるブランクランレングス判定前処理部2206の回路構成を図17の収束連鎖型論理積回路および図19の収束連鎖型論理和回路に示す。
図17の出力はランレングス判定前処理部2201と同様、ブランクの連なり(ラン)が存在することを意味している。この出力を図20のブランクランレングス判定回路2207とブランク数決定回路2208に接続する。
図19の出力でNCOR22は、2〜3行目にブランクが存在することを示している。同様にNCOR32は2〜4行目、NCOR42は2〜5行目、NCOR52は2〜6行目、NCOR62は2〜7行目、NCOR72は2〜8行目にブランクが存在することを示している。これらの出力は図20のコード決定回路2204に接続する。
【0026】
本実施の形態にかかるブランクランレングス判定回路2207は図18に示すような回路で、ランレングス判定回路2202と同様、入力されたブランクランの存在を意味する信号の中から、ブランクが何回連続するかを判定するものである。
【0027】
次に図20のブランク数決定回路2208にブランク行決定回路2205の出力とブランクランレングス判定前処理部2206の出力とブランクランレングス判定回路2207の出力を接続し、最終的な符号の並びを確定する為に必要な処理を行う。本実施の形態にかかるブランク数決定回路2208は図21〜25で構成されている。
【0028】
ブランク数決定回路2208は2行目から該当行までに何行のブランクが存在するかを表わす信号NCODE3−1〜NCODE7−6を出力する。例えばNCODE3−1は3行目までに1行だけブランクが存在することを意味しており、NCODE7−6では7行目までに6行のブランクが存在することを表わしている。図21は、3行目までのブランクを表す信号NCODE3−1およびNCODE3−2を決定する論理回路NCODE3SEL(2301)とその真理値表である。ここで、NCODE3SEL(2301)に入力される信号のなかで、NCODE2−1はnBMRL2と同じ意味である。つまり、2行目までに1行だけブランクが存在していることを示す信号である。図22は、4行目までのブランクを表す信号NCODE4−1、NCODE4−2およびNCODE4−3を決定する論理回路NCODE4SEL(2401)とその真理値表である。図23は、5行目までのブランクを表す信号NCODE5−1、NCODE5−2、NCODE5−3およびNCODE5−4とその真理値表を決定する論理回路NCODE5SEL(2501)を表す。図24は、6行目までのブランクを表す信号NCODE6−1〜NCODE6−5とその真理値表を決定する論理回路NCODE6SEL(2601)を表す。図25は、7行目までのブランクを表す信号NCODE7−1〜NCODE7−6とその真理値表を決定する論理回路NCODE7SEL(2701)を表す。
【0029】
図20のコード決定回路2204に以上説明したラインバッファ2209、BM判定回路2203、ランレングス判定回路2202、ブランク行決定回路2205、ブランクランレングス判定前処理部2206、ブランク数決定回路2208の各出力を入力する。加えてコードレジスタ2210において、外部から入力して制御するコード変換用の設定データ(all0rl1〜all0rl8、all1rl1〜all1rl8、all2rl1〜all2rl8、all3rl1〜all3rl8)を入力し、符号化データCODE1〜CODE8を得る。本実施の形態にかかるコード決定回路2204は図26〜31で構成されている。
【0030】
図26は、CODE1を決定する論理回路(ENCODE1SEL2801およびENCODE1LATCH2802)であり、図27はその真理値表である。図28は、CODE5を決定する論理回路(ENCODE5SEL3001およびENCODE1LATCH3002)であり、図29はその真理値表である。図30は、CODE8を決定する論理回路(ENCODE8SEL2901およびENCODE1LATCH2902)、図31はその真理値表である。
また、CODE2〜CODE4、CODE6およびCODE7を決定する回路は、入力される信号が異なるだけで構成としては図30、図31と同等のものであるので省略する。
【0031】
これまでの説明でパターンコンパレータ2211では、4種類のパターンコンパレータが参照するパターンを8bitが全て0のパターン、8bitが全て1のパターン、10の繰り返しのパターン、01の繰り返しのパターンとしていたが、パターンコンパレータ2211で参照する4種類のパターンは参照パターンレジスタ2212に設定され保持されている。参照パターンレジスタ2212の内容は、参照パターンの最適化のためにソフトウェアの処理によって外部のホストCPU(中央処理装置)が設定を変更できる構造になっている。
【0032】
請求項1記載の発明の効果を実現するため、格納データ数演算回路2215と格納データ数レジスタ2216を設けている。コード決定回路2204の出力である符号化データCODE1〜CODE8に対して識別データ付加回路2213で識別データを付加し、ビデオメモリ2214に格納されるデータを入力してデータ数を格納データ数演算回路2215に入力する。格納データ数演算回路2215では圧縮されたコードから格納データ数を演算し、格納データ数レジスタ2216に格納する。外部のホストCPU(中央処理装置)が、格納データ数レジスタ2216からデータを読み出せる構造になっている。
【0033】
ホストCPUは、格納データ数レジスタ2216から得られたデータからソフトウェアの処理により圧縮率を評価し、さらに最適化するために参照パターンレジスタ2212のデータを更新することができる。
【0034】
次に、請求項2記載の発明の効果を実現するための構成は、格納データ数演算回路2215で複数ライン分の格納データ数を演算する回路を備えている。請求項1記載の発明では1ライン毎の圧縮結果が得られるが、請求項2記載の発明では例えば、64ラインの格納データ数を積算すれば、水平64画素・垂直64画素の矩形領域の圧縮結果が得られる。
【0035】
本実施の形態では、8byteの表示データを8bit単位でパターン比較し符号化しているが、1ライン分のデータを128bit、256bitまたはそれ以外のbit数にしたり、符号化の最小単位を16bit、32bitまたはそれ以外のbit数にしても全く同じ方法で符号化することができる。1ライン分のbit数と符号化の最小単位のbit数は、ビデオメモリの構成や編集方法(ホストCPUからのアクセス方法)あるいは扱う表示データの特性に合わせて最適化する必要がある。
【0036】
なお、本実施の形態では表示画像データの符号化復号化方式を画像表示装置に適用する場合について説明してきたが、これに限られるものではなく、他の画像処理装置、画像形成装置の画像処理や画像形成の際の画像データの符号化復号化にも適用してもよい。
【0037】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、表示画面に表示する表示データをビデオメモリに格納し、適宜表示内容を変更して使用する目的で、画像データの即時符号化が可能なランレングス判定回路を備え、表示画面に表示するデータを即時符号化してビデオメモリに格納し、表示内容を変更する際は適宜ビデオメモリのデータを編集して使用する画像表示装置において、パターン一致比較処理に用いる複数種類の参照パターンを、あらゆるアプリケーションでその表示内容に適したパターンとするように、外部からソフトウェアの処理によって最適化する場合に、圧縮結果を外部からソフトウェアの処理によって確認し評価できる。したがって、実使用状態で参照パターンを改善して最適化を行い、ビデオメモリ容量を削減することができる。
【0038】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の画像表示装置において、矩形表示領域の圧縮結果を外部からソフトウェアの処理によって確認し評価できるので、ソフトウェアの処理によって平均化する必要がなく、ソフトウェアの負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるラインバッファ2209の構成を示す図である。
【図2】本実施の形態にかかるパターンコンパレータ2211の構成を示す図である。
【図3】本実施の形態にかかるランレングス判定前処理部2201の収束連鎖型論理積回路において、全て0のパターンとの比較結果PC01〜PC08を入力し、出力RL801を得ることを示す図である。
【図4】本実施の形態にかかるランレングス判定前処理部2201の収束連鎖型論理積回路において、全て1のパターンとの比較結果PC11〜PC18を入力し、出力RL811を得ることを示す図である。
【図5】本実施の形態にかかるランレングス判定前処理部2201の収束連鎖型論理積回路において、10の繰り返しのパターンとの比較結果PC21〜PC28を入力し、出力RL821を得ることを示す図である。
【図6】本実施の形態にかかるランレングス判定前処理部2201の収束連鎖型論理積回路において、01の繰り返しのパターンとの比較結果PC31〜PC38を入力し、出力RL831を得ることを示す図である。
【図7】本実施の形態にかかるランレングス判定回路2202において、全て0のパターンとの比較結果PC01〜PC08と、図3の前処理部から出力される信号2L01〜2L07、3L01〜3L06、4L01〜4L05、5L01〜5L04、6L01〜6L03、7L01〜7L02を入力する回路を示す図である。
【図8】本実施の形態にかかるランレングス判定回路2202において、全て1のパターンとの比較結果PC11〜PC18と、図4の前処理部から出力される信号2L11〜2L17、3L11〜3L16、4L11〜4L15、5L11〜5L14、6L11〜6L13、7L11〜7L12を入力する回路を示す図である。
【図9】本実施の形態にかかるランレングス判定回路2202において、10の繰り返しのパターンとの比較結果PC21〜PC28と、図5の前処理部から出力される信号2L21〜2L27、3L21〜3L26、4L21〜4L25、5L21〜5L24、6L21〜6L23、7L21〜7L22を入力する回路を示す図である。
【図10】本実施の形態にかかるランレングス判定回路2202において、01の繰り返しのパターンとの比較結果PC31〜PC38と、図6の前処理部から出力される信号2L31〜2L37、3L31〜3L36、4L31〜4L35、5L31〜5L34、6L31〜6L33、7L31〜7L32を入力する回路を示す図である。
【図11】本実施の形態にかかるブランク行決定回路2205において、図7のランレングス判定回路2202の出力を入力する回路を示す図である。
【図12】本実施の形態にかかるブランク行決定回路2205において、図8のランレングス判定回路2202の出力を入力する回路を示す図である。
【図13】本実施の形態にかかるブランク行決定回路2205において、図9のランレングス判定回路2202の出力を入力する回路を示す図である。
【図14】本実施の形態にかかるブランク行決定回路2205において、図10のランレングス判定回路2202の出力を入力する回路を示す図である。
【図15】本実施の形態にかかるビットマップ(BM)判定回路2203において、図2のパターンコンパレータ2211の回路からの出力を入力する回路を示す図である。
【図16】本実施の形態にかかるブランク行決定回路2205において、図11〜14のブランク行決定回路2205からの出力と図15のBM判定回路2203からの出力を入力する図である。
【図17】本実施の形態にかかるブランクランレングス判定前処理部2206の収束連鎖型論理積回路を示す図である。
【図18】本実施の形態にかかるブランクランレングス判定回路2207を示す図である。
【図19】本実施の形態にかかるブランクランレングス判定前処理部2206の収束連鎖型論理和回路を示す図である。
【図20】本実施の形態にかかる画像表示装置全体の構成を示すブロック図である。
【図21】本実施の形態にかかる3行目までのブランクを調べる内部回路NCODE3SEL2301の構成およびその真理値表を示す図である。
【図22】本実施の形態にかかる4行目までのブランクを調べる内部回路NCODE4SEL2401の構成およびその真理値表を示す図である。
【図23】本実施の形態にかかる5行目までのブランクを調べる内部回路NCODE5SEL2501の構成およびその真理値表を示す図である。
【図24】本実施の形態にかかる6行目までのブランクを調べる内部回路NCODE6SEL2601の構成およびその真理値表を示す図である。
【図25】本実施の形態にかかる7行目までのブランクを調べる内部回路NCODE7SEL2701の構成およびその真理値表を示す図である。
【図26】本実施の形態にかかるCODE1を決定する内部回路ENCODE1SEL2801およびENCODE1LATCH2802を示す図である。
【図27】本実施の形態にかかる図26のCODE1を決定する内部回路ENCODE1SEL2801の真理値表を示す図である。
【図28】本実施の形態にかかるCODE5を決定する内部回路ENCODE5SEL3001およびENCODE5LATCH3002を示す図である。
【図29】本実施の形態にかかる図28のCODE5を決定する内部回路ENCODE5SEL3001の真理値表を示す図である。
【図30】本実施の形態にかかるCODE8を決定する内部回路ENCODE8SEL2901およびENCODE8LATCH2902を示す図である。
【図31】本実施の形態にかかる図30のCODE8を決定する内部回路ENCODE8SEL2901の真理値表を示す図である。
【符号の説明】
2201 ランレングス判定前処理部
2202 ランレングス判定回路
2203 BM判定回路
2204 コード決定回路
2205 ブランク行決定回路
2206 ブランクランレングス判定前処理部
2207 ブランクランレングス判定回路
2208 ブランク数決定回路
2209 ラインバッファ
2210 コードレジスタ
2211 パターンコンパレータ
2212 参照パターンレジスタ
2213 識別データ付加回路
2214 ビデオメモリ
2215 格納データ数演算回路
2216 格納データ数レジスタ

Claims (2)

  1. 受領した画像データを複数の所定の固定長データに分割し、所定のデータパターンと比較した結果をランレングスの符号化データに符号化してデータ格納手段に格納し、該格納手段に格納された符号化データを復号化して表示をする画像表示装置において、
    前記符号化に用いる所定のデータパターンを参照パターンとして設定する参照パターンレジスタと、
    前記データ格納手段に格納された符号化データ数を演算する格納データ数演算手段と、
    該格納データ数演算手段が演算した符号化データ格納数を設定する格納データ数レジスタと、
    前記格納データ数レジスタを読み取って得られた符号化データの格納数に基づき前記参照パターンにおける符号化の圧縮率を評価し、さらに圧縮率を最適化するための参照パターンを前記参照パターンレジスタに設定する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記制御手段によって前記格納データ数レジスタから得られる数値が、複数ライン分の格納データを積算した値であることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
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