JP3913888B2 - 書面作成システム、WWW(WorldWideWeb)サーバ及び記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、書面作成システムに関し、特に帳票等の印刷を行う書面作成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
企業等において用いられる基幹業務システムは、従来、サーバマシン及びクライアントマシンを含んだクライアントサーバ型のコンピュータネットワークにより構成されるものが主流となってきた。
このような基幹業務システムにおいて、帳票等を発行する手法としては、例えば、プリンタをコンピュータネットワークに接続し、サーバマシン又はクライアントマシンに、帳票の印刷を支援するプログラムを実行させる手法がとられている。
【0003】
帳票の印刷を支援するプログラムは、例えば、帳票の編集を支援するアプリケーションのサブシステムとして稼働する。そして、帳票の書式を表す情報と、プリンタに接続されたクライアントマシンが実行するオペレーティングシステム(OS)に登録された、プリンタの機種を示す情報とに基づき、印刷する対象の帳票の印刷画像を決定し、プリンタに印刷を行わせる。
【0004】
このような、帳票の印刷を支援するプログラムを実行した場合、帳票の編集を支援するアプリケーション等は、帳票に印刷するデータ項目の印刷位置などを自ら決定する必要がなく、従って該アプリケーションが行う処理の軽減が図られる。
【0005】
加えて、近年では、基幹業務システム用のコンピュータネットワークとして、「イントラネット」と称されるネットワーク形態をとるものが増えてきた。
イントラネットは、ネットワーク内におけるデータ交換のためのユーザインターフェースとして、インターネットにおいて用いられているものと同様のWWW(World Wide Web)サーバソフトウェア及びWWWブラウザとを用いるネットワーク形態である。
【0006】
イントラネットの形態は、クライアントサーバ型などの他のネットワーク形態に比べ、以下の利点を有する。
【0007】
(1)イントラネットの形態では、ユーザインターフェースとして、インターネット用のユーザインタフェースとして広く普及しているWWWブラウザが用いられる。このため、イントラネット用に別途ユーザインタフェースを開発する必要がない。また、WWWブラウザが既にインストールされているコンピュータの入手も容易である。
【0008】
(2)イントラネットの形態では、クライアントマシンとサーバマシンにおけるデータ転送を行うための通信回線の種類は特定されない。通信回線の種類は、データ転送がTCP/IP(Transfer Control Protocol/Internet Protocol)と称されるプロトコルに従って行われる限り任意であって、例えば電話回線を用いたダイヤルアップ接続も可能である。従って、クライアントサーバ型とは異なり、クライアントマシンとサーバマシンとをLAN(Local Area Network)等の専用線によって接続する必要はなく、コンピュータネットワークを容易に構成することができる。
【0009】
また、イントラネットの形態では、クライアントマシンとサーバマシンとの間で交換されるドキュメントは、インターネットと同様、HTML(HyperText Makeup Language)形式と称される形式をとる。そして、クライアントマシンとサーバマシンとの間でのHTML形式を有するドキュメントの交換は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)と称されるプロトコルに従って行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、HTTPは、クライアントマシンが他のクライアントマシン等にアクセスすることを可能にするプロトコルではない。このため、イントラネットの形態では、クライアントマシンが実行するアプリケーションは、サーバマシンに接続されているDBMS(DataBase Management System)等に直接アクセスすることができない。
【0011】
従って、イントラネットの形態をとるコンピュータネットワークに帳票の発行を行わせるためには、帳票の印刷を支援するプログラムは、帳票の書式を表す情報等を格納するデータベースに直接アクセスできるサーバマシンにより実行されなければならない。
【0012】
ところが、印刷を行うプリンタの機種等を示す情報は、プリンタを直接に制御するマシン(サーバマシン及びクライアントマシン)が実行するOSに登録されており、サーバマシンは、クライアントマシンが実行するOSに登録されたプリンタの情報を取得することができない。このため、サーバマシンは自らに接続されたプリンタにしか印刷を行わせることができない、という問題を生ずる。
【0013】
また、従来より、クライアントサーバ型のコンピュータネットワークにおいては、印刷する対象のデータは、専用の一時記憶領域であるプリントスプールに格納され、プリントスプールに印刷する対象のデータを格納する処理は、該処理のための専用のプログラムである運用管理ツールが行っていた。
【0014】
このため、クライアントサーバ型のコンピュータネットワークに帳票の発行を行わせるためには、印刷する対象の帳票の印刷画像を表すデータを作成するプログラムの操作と、上述の運用管理ツールの操作とを別個に行う必要があった。
【0015】
しかし、印刷する対象の帳票の印刷画像を表すデータを作成する処理を行うプログラムと、上述の運用管理ツールの両方を別個に実行させる手法では、帳票の発行が非効率的である。
【0016】
この発明は上記実状に鑑みてなされたもので、サーバにアクセスするクライアントから書面等の作成が指示され、プリンタの機種等に拘わらず効率的に書面等の作成が行われる書面作成システムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点にかかる書面作成システムは、
WWW(World Wide Web)サーバと、
前記WWWサーバに接続され、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に従って前記WWWサーバとの間でのデータの交換を行うクライアントと、
供給された画像データが表す画像を印刷出力する印刷手段と、
書面に記載する事項を表す記載事項データを記憶する記載事項データベースと、
前記書面の書式を表す情報及び該書式に記載される前記記載事項データを特定する識別情報を含む書式データを記憶する書式データベースと、
より構成される書面作成システムであって、
前記WWWサーバは、
書面作成手段と、
前記クライアントに前記書面を特定する識別データを含む前記書面の目録を送信する手段と、
前記クライアントより、前記書面を特定する識別データを受信して、受信した前記識別データを前記書面作成手段に引き渡す手段と、を備え、
前記書面作成手段は、
前記WWWサーバより引き渡された前記識別データが示す前記書式データを取得する手段と、
前記書式データベースより前記書式データを取得し、該書式データにより特定される前記記載事項データを前記記載事項データベースより取得して、取得した前記書式データが表す書面に、取得した前記記載事項データが表す事項が記載されたものを表す画像データを作成する画像データ作成手段と、
前記画像データ作成手段が作成した画像データを印刷するために前記印刷手段に供給する画像データ供給手段と、を備え、
前記クライアントは、前記WWWサーバより前記目録を受信し、受信した前記目録が示す前記書面を選択し、選択された前記書面を特定する前記識別データを前記WWWサーバに送信する手段を備え、
前記印刷手段は、前記画像データ作成手段から送信された画像データを印刷する、
ことを特徴とする。
【0018】
このような書面作成システムによれば、クライアントが書式データベースや記載事項データベースや書面作成手段に直接アクセスできなくても、クライアントがWWWサーバに識別データを1回送信すれば、書面作成手段により出力用書面データの作成が行われる。そして、出力用書面データが、書面の出力(印刷、表示や、出力用書面データの記録媒体への転記や、他のネットワークノードへの転送等)を行う他のプログラム等に引き渡されるようにすれば、ユーザが複数のプログラムの操作をする負担が軽減され、書面の作成は効率的になる。
【0019】
前記書面作成システムは、
供給された画像データが表す画像を出力する出力手段と、
前記書面作成手段より前記出力用書面データを取得し、取得した前記出力用書面データを前記画像データに変換して前記出力手段に供給する手段と、
からなるネットワークノードを備え、
前記書面作成手段は、前記出力用書面データを前記ネットワークノードに供給する手段を備えるものであってもよい。
これにより、作成された出力用書面データは出力手段のあるネットワークノードに転送され、その出力手段に適合する形式の画像データに変換された上で、その画像データが表す書面(すなわち、元の出力用書面データが表す書面)が出力される。
【0020】
前記クライアントは、前記ネットワークノードを備えるものとすれば、前記クライアント自身が、出力用書面データが表す書面を出力する。
【0021】
前記書面作成システムは、
前記書式データを作成し、作成された前記書式データを前記書式データベースに記憶する手段を備えるものであってもよい。
これにより、書面作成システムの管理者等によって書式データが作成され、作成された書式データは、前記書面作成システムの利用者により共同して利用される。
【0022】
また、この発明の第2の観点にかかるWWW(World Wide Web)サーバは、
クライアントと、書面に記載する事項を表す記載事項データを記憶する記載事項データベースと、前記書面の書式を表す情報及び該書式に記載される前記記載事項データを特定する識別情報を含む書式データを記憶する書式データベースと、に接続され、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に従って前記クライアントとの間でのデータの交換を行うWWW(World Wide Web)サーバであって、
前記クライアントに前記書面を特定する識別データを含む前記書面の目録を送信する手段と、
前記クライアントより、前記目録が示す前記書面を特定する識別データを受信して、受信した前記識別データが示す前記書式データを取得し、該書式データにより特定される前記記載事項データを前記記載事項データベースより取得して、取得した前記書式データが表す書面に、取得した前記記載事項データが表す事項が記載されたものを表す画像データを作成する画像データ作成手段と、作成した画像データを印刷するために、印刷手段に供給する手段と、
を備える、
ことを特徴とする。
【0023】
このようなWWWサーバによれば、クライアントがWWWサーバに識別データを1回送信すれば、クライアントが書式データベースや記載事項データベースや書面作成手段に直接アクセスすることなく、書面作成手段により出力用書面データの作成が行われる。そして、出力用書面データが、書面の出力を行う他のプログラム等に引き渡されるようにすれば、ユーザが複数のプログラムの操作をする負担が軽減され、書面の作成は効率的になる。
【0024】
また、この発明の第3の観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
クライアントと、書面に記載する事項を表す記載事項データを記憶する記載事項データベースと、前記書面の書式を表す情報及び該書式に記載される前記記載事項データを特定する識別情報を含む書式データを記憶する書式データベースと、に接続されHTTP(HyperText Transfer Protocol)に従って前記クライアントとの間でのデータの交換を行うWWW(World Wide Web)サーバを、
前記クライアントに前記書面を特定する識別データを含む前記書面の目録を送信する手段と、
前記クライアントより、前記目録が示す前記書面を特定する識別データを受信して、受信した前記識別データが示す前記書式データを取得し、該書式データにより特定される前記記載事項データを前記記載事項データベースより取得して、取得した前記書式データが表す書面に、取得した前記記載事項データが表す事項が記載されたものを表す画像データを作成する画像データ作成手段と、作成した画像データを印刷するために、印刷手段に供給する手段と、
して機能させるためのプログラムを記録することを特徴とする。
【0025】
このような記録媒体に記録された前記プログラムを実行する前記WWWサーバは、クライアントから識別データが1回供給されれば、そのクライアントが書式データベースや記載事項データベースや書面作成手段に直接アクセスすることができないものであっても、書面作成手段による出力用書面データの作成を行う。そして、出力用書面データが、書面の出力を行う他のプログラム等に引き渡されるようにすれば、ユーザが複数のプログラムの操作をする負担が軽減され、書面の作成は効率的になる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態にかかる書面作成システムを、帳票への印刷を行う帳票印刷システムを例として説明する。
【0027】
(第1の実施の形態)
図1は、この発明の第1の実施の形態にかかる帳票印刷システムの物理的構成を示す。
図示するように、この帳票印刷システムは、WWW(World Wide Web)サーバ1と、クライアント2と、プリントサーバ3と、プリンタ35と、書式データベース4と、記載項目データベース5とより構成される。
WWWサーバ1、クライアント2及びプリントサーバ3は、アナログ電話回線、ISDN(Integrated Service Digital Network)等からなる通信回線を介して互いに接続され、イントラネットを形成している。
【0028】
WWWサーバ1は、クライアント2から送信されたドキュメントを受信して、受信したドキュメントが指示する他のドキュメントにアクセスするためのものであり、主記憶部11と、外部記憶部12と、制御部13と、通信制御部14とより構成される。
【0029】
主記憶部11は、RAM(Random Access Memory)等からなり、制御部13の作業領域として用いられる。
外部記憶部12は、ハードディスク装置等からなり、後述するWWWサーバプログラム100及び画像作成スクリプト101のプログラムコードを記憶する。そして、制御部13の指示に従い、記憶しているプログラムコードを制御部13に出力する。また、外部記憶部12は、画像作成スクリプト101が作成する後述の画像データ134を記憶する。
【0030】
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)等より構成され、WWWサーバプログラム100及び画像作成スクリプト101のプログラムコードを外部記憶部12より読み込み、WWWサーバプログラム100及び印刷プログラム121を後述の通りに実行する。
【0031】
通信制御部14は、ターミナルアダプタ、モデム等より構成され、通信回線と制御部13とを接続する。
【0032】
クライアント2は、印刷する対象の帳票の印刷画像を決定し、印刷を指示するためのものであり、主記憶部21と、外部記憶部22と、入力部23と、表示部24と、制御部25と、通信制御部26とより構成される。
【0033】
主記憶部21、外部記憶部22、制御部25及び通信制御部26は、例えば、WWWサーバ1の主記憶部11、外部記憶部12、制御部13及び通信制御部14と実質的に同一のものである。
主記憶部21は制御部25の作業領域として用いられ、通信制御部26は、制御部25を通信回線と接続する。
【0034】
外部記憶部22は、後述するオペレーティングシステム(OS)110及びWWWブラウザ111のプログラムコードを記憶し、制御部25の指示に従い、記憶しているプログラムコードを制御部25に出力する。
制御部25は、OS110及びWWWブラウザ111のプログラムコードを外部記憶部22より読み込み、OS110及びWWWブラウザ111を後述の通りに実行する。
【0035】
入力部23は、ユーザが文字等のデータなどを入力するための入力装置であり、キーボード、マウス等を備える。入力部23は、ユーザの操作に従った情報を制御部25へ供給する。
表示部24は、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)等からなり、制御部25の指示に従って、画像を表示する。
【0036】
プリントサーバ3は、主記憶部31と、外部記憶部32と、制御部33と、通信制御部34とより構成される。
【0037】
主記憶部31、外部記憶部32、制御部33及び通信制御部34は、例えば、WWWサーバ1の主記憶部11、外部記憶部12、制御部13及び通信制御部14と実質的に同一のものである。
主記憶部31は制御部33の作業領域として用いられ、通信制御部34は、制御部33を通信回線と接続する。
【0038】
外部記憶部32は、後述する印刷プログラム121のプログラムコードを記憶し、制御部33の指示に従い、記憶しているプログラムコードを制御部33に出力する。
制御部33は、印刷プログラム121のプログラムコードを外部記憶部32より読み込み、印刷プログラム121を後述の通りに実行する。
【0039】
プリンタ35は、レーザプリンタ等からなり、制御部33の指示に従った画像を紙面に印字する。
【0040】
書式データベース4は、WWWサーバ1の制御部13に接続され、後述する書式ファイル131及び帳票リスト133を記憶する。そして、制御部13の指示に従って、書式ファイル131を制御部13に供給する。
記載項目データベース5は、WWWサーバ1の制御部13に接続され、後述する記載項目ファイル132を記憶する。そして、制御部13の指示に従って、記載項目ファイル132を制御部13に供給する。
【0041】
また、図2に示すように、この帳票印刷システムは、論理的には、WWWサーバプログラム100と、画像作成スクリプト101と、OS110と、WWWブラウザ111と、印刷プログラム121と、書式ファイル131と、記載項目ファイル132と、帳票リスト133と、画像データ134とより構成される。
【0042】
WWWサーバプログラム100は、WWWサーバ1の外部記憶部12に予めインストールされ、制御部13により実行されるプログラムである。
WWWサーバプログラム100は、クライアント2の制御部25から供給されるドキュメントに含まれるURL(Uniform Resource Locator)が指示する他のドキュメントにアクセスする。
そして、アクセスする対象のドキュメントがHTML形式のドキュメントであれば、そのドキュメントを読み出してクライアント2に返送し、実行ファイル(スクリプト)であれば、そのスクリプトを、CGI(Common Gateway Interface)と呼ばれるプロトコルに従って呼び出し、そのスクリプトにより記述される処理を実行する。
【0043】
なお、クライアント2から供給されるURLに、所定のフォーマットに従ったパラメータが付されている場合、WWWサーバプログラム100は、そのパラメータを、アクセスする対象のドキュメントに引き渡す。
【0044】
画像作成スクリプト101は、WWWブラウザ111から供給されるドキュメントに応答して、WWWサーバプログラム100がCGIに従って呼び出すスクリプトであり、WWWサーバ1の外部記憶部12に予めインストールされる。
【0045】
画像作成スクリプト101は、WWWブラウザ111からWWWサーバプログラム100を介して後述するパラメータの引き渡しを受ける。そして、該パラメータにより指定される書式ファイル131が示す帳票に、該パラメータにより指定される記載項目ファイル132が示す内容が記載された記載済み帳票の画像を表す画像データ134を作成し、所定の論理的位置に格納する。
【0046】
OS110は、クライアント2の外部記憶部22に予めインストールされ、制御部25により実行されるオペレーティングシステムであり、例えば、マイクロソフト社のウィンドウズ(商標)や、アップルコンピュータ社のMacOS(商標)等からなる。
OS110は、OS110が呼び出して制御部25により実行されるアプリケーション(例えば、WWWブラウザ111)の処理を制御する。
【0047】
WWWブラウザ111は、クライアント2の外部記憶部22に予めインストールされ、OS110により呼び出されて、OS110の制御の下にクライアント2の制御部25により実行されるアプリケーションである。
【0048】
WWWブラウザ111は、ユーザの指示に従って、WWWサーバプログラム100を実行するWWWサーバ1の制御部13に、他のドキュメントのURL及び該URLに付されるパラメータを含んだドキュメントを送信する処理を行う。
【0049】
特に、WWWブラウザ111は、表示部24に表示させている対象のドキュメントがリンク情報(すなわち、他のドキュメントのURL及びそのドキュメントに引き渡すパラメータ)を表すアイコン等を含むとき、入力部23のマウス等を用いて該アイコン等がクリックされると、該アイコン等により表されるリンク情報を、制御部13に送信する。
【0050】
また、WWWブラウザ111は、WWWサーバプログラム100を実行する制御部13からドキュメントが返送されると、そのドキュメントを表示部24に表示させる処理を行う。
【0051】
印刷プログラム121は、プリントサーバ3の外部記憶部32に予めインストールされ、制御部33により実行されるプログラムである。
印刷プログラム121は、印刷する対象の帳票の画像を表す画像データ134を、所定の時間間隔で所定の論理的位置から読み出し、読み出した画像データ134が表す画像を、プリンタ35に印刷させる処理を行う。
【0052】
書式ファイル131は、上述の通り、書式データベース4に格納されているデータであり、各種の帳票の書式(例えば、帳票のサイズ、各記載項目の名称及び記載位置、各記載項目を表示する文字の大きさ及びフォント)を示すものである。
また、書式ファイル131には、該書式ファイル131が表す帳票の各記載項目に記載されるべきデータを表す記載項目ファイル132を特定する識別情報を含む。この識別情報は、例えば該記載項目ファイル132のURLである。
【0053】
記載項目ファイル132は、上述の通り、記載項目データベース5に格納されているデータであり、帳票の各記載項目に記載する内容と、その内容が記載されるべき記載項目とを示すものである。
【0054】
書式ファイル131は、記載項目ファイル132の内容が記載され得るような帳票の書式を決定し、該書式を表すデータを編集して作成する図示しないプログラムをWWWサーバ1等が実行するなどして作成され、書式データベース4に書き込まれる。
記載項目ファイル132は、例えば、この書面作成システムを含む基幹業務システムが行う処理の結果として発生し、記載項目データベース5に蓄積される。
【0055】
帳票リスト133は、この帳票印刷システムにより印刷することができる帳票のリストであり、書式データベース4に格納されている。
帳票リスト133はHTML形式のドキュメントからなり、このドキュメントには、各々の帳票の画像を合成する画像作成スクリプト101のURLと、画像作成スクリプト101が各々の帳票を印刷するために引き渡されるべきパラメータとが、互いに対応づけられた上で、リンク情報として含まれている。
画像作成スクリプト101に引き渡されるべきパラメータは、具体的には、例えば、各々の帳票の書式を表す書式ファイル131のURLからなる。
【0056】
画像データ134は、印刷する対象の帳票の画像を表すデータであり、画像作成スクリプト101により作成され、WWWサーバ1の外部記憶部12の記憶領域中、所定の論理的位置に格納される。
なお、画像ファイル134は、画像を印刷するプリンタ35の種類に拘わらず画像を特定する形式(例えば、アドビシステムズ社により定められたPDF形式)で記述されている。
【0057】
(第1の実施の形態の動作)
次に、この帳票印刷システムの動作を、図3〜図5を参照して説明する。
図3(a)は、WWWサーバプログラム100の処理を、図3(b)は、画像作成スクリプト101の処理を表すフローチャートである。
図4は、WWWブラウザ111の処理を表すフローチャートである。
図5は、印刷プログラム121の処理を表すフローチャートである。
【0058】
WWWサーバ1の制御部13は、WWWサーバ1への電源投入後、図3(a)に示すWWWサーバプログラム100を実行する。
WWWサーバプログラム100は、処理を開始すると、WWWサーバ1の通信制御部14に指示して、WWWサーバ1の制御部13を、通信回線に接続する(ステップS101)。そして、通信回線を介して、クライアント2より、帳票印刷の要求(すなわち、画像作成スクリプト101のURL及びパラメータ)が送信されるのを待機する。
【0059】
また、クライアント2の制御部25は、クライアント2への電源投入後、OS110を実行し、OS110は、ユーザがクライアント2の入力部23を用いてアプリケーションの実行を指示するのを待機する。そして、ユーザが、例えばWWWブラウザ111を示すアイコンを入力部23のマウスを用いてクリックするなどして、WWWブラウザ111の実行を指示すると、WWWブラウザ111を実行する。
【0060】
WWWブラウザ111は、処理を開始すると、クライアント2の通信制御部26に指示して、クライアント2の制御部25を、通信回線に接続する(ステップS201)。そして、ユーザが、入力部23を用いて、帳票リスト133の送信を要求するのを待機する。
帳票リスト133の送信の要求は、例えば、帳票リスト133に割り当てられているURLを、ユーザが入力部23のキーボードを用いて入力することによって行われる。
【0061】
帳票リスト133の送信がユーザにより要求されると(ステップS202)、WWWブラウザ111は、クライアント2の制御部25を、クライアント2の通信制御部26、通信回線及びWWWサーバ1の通信制御部14を介して、WWWサーバ1の制御部13に接続する(ステップS203)。
そして、WWWブラウザ111は、WWWサーバ1の制御部13に、帳票リスト133のURLを示すドキュメントを送信することにより、WWWサーバプログラム100に帳票リスト133の送信を要求する(ステップS204)。
【0062】
制御部13が、帳票リスト133の送信の要求を表すドキュメント(すなわち、帳票リスト133のURL)を受信すると(ステップS102)、制御部13により実行されているWWWサーバプログラム100は、書式データベース4にアクセスする。そして、制御部13がステップS102で受信したURLが示す論理的位置から帳票リスト133を読み出し、クライアントの制御部25に供給する(ステップS103)。
【0063】
クライアント2の制御部25が帳票リスト133を受信すると(ステップS205)、WWWブラウザ111は、表示部24に、受信した帳票リスト133が表す画像を表示するよう指示する(ステップS206)。表示部24は、指示に従い、帳票リスト133が表す画像を表示する。
【0064】
次に、WWWブラウザ111は、ユーザが、入力部23を用いて、印刷する対象の帳票を選択するのを待機する。そして、印刷する対象の帳票が選択されると(ステップS207)、WWWサーバ1の制御部13に、その帳票の印刷を要求する(ステップS208)。
【0065】
帳票の選択は、具体的には、ユーザが入力部23のマウスを用いて、表示部24に表示されているボタンのうち、印刷する対象の帳票を示すものをクリックすることにより行われる。
そして、WWWブラウザ111は、印刷する対象の帳票がクリックされると、例えば、画像作成スクリプト101のURLに、印刷する対象の帳票の書式を表す書式ファイル131のURLをパラメータとして付し、WWWサーバ1の制御部13に送る。
【0066】
制御部13が画像作成スクリプト101のURL及びパラメータを受信すると、WWWサーバプログラム100は、受信したURLが示す論理的位置にある画像作成スクリプト101を起動し、この画像作成スクリプト101に、受信したパラメータを引き渡す(ステップS104)。
【0067】
画像作成スクリプト101は、WWWサーバプログラム100より引き渡されたパラメータを解析して、そのパラメータに含まれる、書式ファイル131のURLのURLを特定する。そして、画像作成スクリプト101は、書式データベース4を検索して、特定されたURLが示す論理的位置にある書式ファイル131を索出する(ステップS111)。
【0068】
画像作成スクリプト101は、書式ファイル131を索出すると、索出したファイルの内容に従って記載項目ファイル132にアクセスし、該記載項目ファイル132を取得する。そして、索出した書式ファイル131が表す帳票に、取得した記載項目ファイル132が示す内容のデータが記載されたものを表す画像データ134を作成する(ステップS112)。
【0069】
画像データ134が作成されると、画像作成スクリプト101は、WWWサーバ1の外部記憶部12の記憶領域中の所定の論理的位置に、この画像データ134を格納する(ステップS113)。
【0070】
一方、プリントサーバ3の制御部33は、プリントサーバ3への電源投入後、図5に示す印刷プログラム121の処理を実行する。
印刷プログラム121は、処理を開始すると、プリントサーバ3の通信制御部34に指示して、プリントサーバ3の制御部33を、通信回線を介してWWWサーバ1の制御部13に接続する(ステップS301)。
そして、WWWサーバ1の外部記憶部12の記憶領域中、画像データ134が格納されている論理的位置から、未だ自らが読み込んでいないものを索出して読み込む(ステップS302)。
【0071】
そして、印刷プログラム121は、読み出した画像データ134をプリンタ35に供給し(ステップS303)、再びWWWサーバ1の外部記憶部12にアクセスして、プリンタ35に供給された画像ファイルを、外部記憶部12の記憶領域上から消去する(ステップS304)。
【0072】
プリンタ35は、印刷プログラム121より供給された画像ファイルが表す画像を紙面に印刷し、印刷が終了すると、制御部33に印刷終了を通知する。
制御部33がプリンタ35より印刷終了の通知を受けると(ステップS305)、印刷プログラム121は、例えば図示しないタイマから現在時刻を取得するなどして所定の時間が経過するのを待機した後(ステップS306)、処理をステップS302に戻す。
【0073】
以上説明した処理により、プリンタ35は、クライアント2のユーザ等が指定した書式を有する帳票に、該ユーザ等が指定した内容が記載されたものを印刷する。
【0074】
なお、この帳票印刷システムの構成は、上述のものに限られない。
例えば、この帳票印刷システムは、帳票に限らず、任意の書面を表す画像を作成したり印刷したりしてよい。また、クライアント2の数は1個である必要はなく、複数あってもよい。また、クライアント2は、印刷する対象の帳票の画像を表示する必要はない。また、帳票等を表す画像データ134は、PDF形式で記述される必要はなく、画像データ134の形式は任意である。また、画像作成スクリプト101は1個である必要はなく、例えば、各書式ファイル131について、その書式ファイル131を用いて画像データ134を作成する専用の画像作成スクリプト101があってもよい。
【0075】
また、この帳票印刷システムはイントラネットの形態をとる必要はない。すなわち、WWWサーバ1、クライアント2及びプリントサーバ3は、インターネットが行う手続きとは実質的に異なる手続きでデータ交換を行ってもよい。
また、WWWサーバプログラム100が画像作成スクリプト101を呼び出す手続きはCGIに従ったものである必要はなく、画像作成スクリプト101は、他の任意のプロトコルに従って呼び出されてもよい。
【0076】
また、WWWサーバ1により作成された画像データ134はプリンタ35に供給される必要はなく、例えばフロッピーディスク等の任意の記録媒体に書き込まれてもよいし、CRT、LCD等の表示装置の表示画面上に表示されるようにしてもよい。
【0077】
また、作成された画像データ134はクライアント2によってWWWサーバ1より読み出されてもよい。この場合、クライアント2の表示部24は、該画像データ134が表す画像を表示してもよいし、また、クライアント2が、フロッピーディスク等の記録媒体にアクセスする装置を備え、読み出した画像データ134を該記録媒体に書き込むようにしてもよい。また、クライアント2がプリンタ等の印刷装置を備え、該画像データ134が表す帳票を印刷してもよい。
該印刷装置が、画像データ134のデータ形式で記述されたデータが表す画像を印刷できないものであるとき、クライアント2は、画像データ134のデータ形式を、画像データ134が表す帳票が該印刷装置により印刷されるようなデータ形式に変換してもよい。
【0078】
また、画像作成スクリプト101は、作成した画像データ134は、sendmail又はその他任意のプロトコルに従って、WWWサーバ1がアクセスし得る任意のノードに、電子メールとして送付するようにしてもよい。該ノードは、クライアント2であってもよい。
そして、画像データ134を受け取ったノードが、所定の形式のデータが供給されたときそのデータが表す画像を出力する出力装置を備えるとき、該ノードは、受け取った画像データ134を該所定の形式のデータに変換して、その出力装置に供給するようにしてもよい。
【0079】
また、書式ファイル131や記載項目ファイル132はWWWサーバ1の外部記憶部12に格納されていてもよい。
そして、書式ファイル131や記載項目ファイル132は、通信回線に接続されている他のマシンからFTP(File Transfer Protocol)に従って、書式データベース4や、記載項目データベース5や、WWWサーバ1の外部記憶部12等に書き込まれてもよい。
また、書式データベース4や記載項目データベース5は、通信回線を介してWWWサーバ1と接続されていてもよい。
【0080】
また、帳票リスト133は、書式データベース4に記憶されている必要はなく、記載項目データベース5に記憶されていてもよいし、その他WWWサーバ1によりアクセスされ得る任意の記憶装置に記憶されていてもよい。
【0081】
また、クライアント2は、画像作成スクリプト101に書式ファイル131のURLを供給する必要はなく、クライアント2が、帳票の作成のために用いる書式ファイル131や記載項目ファイル132の所在を通知する手法は任意である。
例えば、クライアント2は任意の書式のコマンドをWWWサーバ1に発し、画像作成スクリプト101が該コマンドを解釈して、クライアント2が印刷を要求している帳票を作成するために必要な書式ファイル131や記載項目ファイル132が格納されている論理的位置を特定するようにしてもよい。
【0082】
また、WWWサーバ1は、書式ファイル131や記載項目ファイル132を新規に作成したり、内容の変更を行ったりするようにしてもよい。この場合、例えばWWWサーバ1は、WWWサーバ1の管理者等の操作に従ってデータを入力する入力装置と、書式ファイル131や記載項目ファイル132の内容を表示する表示装置とを備えるようにすればよい。そして、管理者等が、書式ファイル131や記載項目ファイル132の内容を視認しながら、入力装置を用いて書式ファイル131や記載項目ファイル132の内容を変更する指示を入力し、制御部13が、その指示に従って書式ファイル131や記載項目ファイル132の内容を書き換えるようにすればよい。
【0083】
また、プリントサーバ3は、WWWサーバ1に画像データ134のURLを含むドキュメントを送信して、WWWサーバ1から画像データ134の返送を受けることにより、画像データ134を取得するようにしてもよい。
また、プリントサーバ3が画像データ134を取得するタイミングは、必ずしも所定の時間間隔である必要はない。
【0084】
また、WWWブラウザ111は、画像作成スクリプト101のURL及びパラメータをWWWサーバ1に送信するとき、パラメータとして、書式ファイル131のURLに代えて、任意の規則に従って付された、書式ファイル131を特定する識別コードを送信するようにしてもよい。
【0085】
(第2の実施の形態)
以上説明した第1の実施の形態の帳票印刷システムにおいては、印刷する対象の帳票の画像を表す画像データ134は、WWWサーバ1が作成していた。しかし、該画像データ134は、必ずしもWWWサーバ1が作成する必要はない。
以下では、画像データ134がWWWサーバ1とは別個のサーバにより作成される、この発明の第2の実施の形態にかかる帳票印刷システムを説明する。
【0086】
図6は、第2の実施の形態にかかる帳票印刷システムの物理的構成を示す。
図示するように、この帳票印刷システムは、WWWサーバ1と、クライアント2と、プリントサーバ3と、プリンタ35と、画像作成サーバ6とより構成される。
WWWサーバ1、クライアント2、プリントサーバ3及びプリンタ35は、第1の実施の形態におけるものと実質的に同一のものであり、WWWサーバ1、クライアント2、プリントサーバ3及び画像作成サーバ6は、アナログ電話回線、ISDN等からなる通信回線を介して互いに接続されている。
【0087】
画像作成サーバ6は、印刷する帳票の画像を作成するためのものであり、主記憶部61と、外部記憶部62と、入力部63と、表示部64と、制御部65と、通信制御部66と、スキャナ67とより構成される。
主記憶部61、外部記憶部62、入力部63、表示部64、制御部65及び通信制御部66は、例えば、クライアント2の主記憶部21、外部記憶部22、入力部23、表示部24、制御部25及び通信制御部26と実質的に同一のものである。
【0088】
主記憶部61は制御部65の作業領域として用いられ、通信制御部66は、制御部65を通信回線と接続する。
【0089】
外部記憶部62は、後述する書式編集プログラム141及び画像作成スクリプト101のプログラムコードを記憶する。また、外部記憶部62は、記載項目ファイル132と、書式編集プログラム141の処理により作成される書式ファイル131及び帳票リスト133と、画像作成スクリプト101の処理により作成される画像データ134とを記憶する。
そして、外部記憶部62は、制御部25の指示に従い、記憶しているプログラムコード及びデータを制御部65に出力する。
【0090】
制御部65は、書式編集プログラム141及び画像作成スクリプト101のプログラムコードを外部記憶部62より読み込み、読み込んだこれらのプログラムコードが表す処理を、後述の通りに実行する。
【0091】
スキャナ67は、制御部65に接続され、ユーザ等によりセットされた帳票の原稿等の画像を読み取って、読み取った画像を表す原画データを作成し、制御部65に供給する。
【0092】
また、図7に示すように、この帳票印刷システムは、論理的には、WWWサーバプログラム100と、画像作成スクリプト101と、OS110と、WWWブラウザ111と、印刷プログラム121と、書式ファイル131と、記載項目ファイル132と、帳票リスト133と、画像データ134と、書式編集プログラム141とより構成される。
【0093】
WWWサーバプログラム100、画像作成スクリプト101、OS110、WWWブラウザ111、画像作成スクリプト101、印刷プログラム121、書式ファイル131、記載項目ファイル132、帳票リスト133及び画像データ134は、第1の実施の形態におけるものと実質的に同一のものである。
【0094】
ただし、書式ファイル131、記載項目ファイル132、帳票リスト133及び画像データ134は、いずれも画像作成サーバ6の外部記憶部62に格納される。書式ファイル131及び帳票リスト133は書式編集プログラム141の処理により作成され、画像データ134は画像作成スクリプト101の処理により作成される。
また、記載項目ファイル132は、例えば、この書面作成システムを含む基幹業務システムが行う処理の結果として発生し、外部記憶部12の記憶領域中の所定の論理的位置に蓄積される。蓄積された記載項目ファイル132は、全体としてデータベースを形成する。
【0095】
書式編集プログラム141及び画像作成スクリプト101は、画像作成サーバ6の外部記憶部62に予めインストールされ、制御部65により実行されるプログラムである。
【0096】
書式編集プログラム141は、ユーザの指示に従って、帳票の書式を編集して決定し、各種の帳票の書式の決定結果を示す書式ファイル131を作成して外部記憶部62に格納し、帳票リスト133の内容を更新する処理を行う。
【0097】
(第2の実施の形態の動作)
次に、この帳票印刷システムの動作を、図8を参照して説明する。
図8は、書式編集プログラム141の処理を表すフローチャートである。
【0098】
なお、WWWサーバプログラム100、OS110、WWWブラウザ111、画像作成スクリプト101及び印刷プログラム121の処理は、第1の実施の形態におけるものと実質的に同一である。
【0099】
ただし、WWWサーバプログラム100は、画像作成スクリプト101又は帳票リスト133のURLをクライアント2より受信すると、画像作成サーバ6の制御部65に接続して、外部記憶部62に格納されている画像作成プログラム134を呼び出し、又は帳票リスト133を読み出してクライアント2に供給する。
【0100】
また、画像作成スクリプト101は、画像作成サーバ6の外部記憶部62に格納されている書式ファイル131及び記載項目ファイル132を読み出して、画像データ134を作成し、外部記憶部62の記憶領域中の所定の論理的位置に格納する。
【0101】
画像作成サーバ6の制御部65は、画像作成サーバ6への電源投入後、ユーザ等が入力部63を用いて書式編集プログラム141の実行を指示すると、書式編集プログラム141を実行する。
【0102】
書式編集プログラム141は、処理を開始すると、表示部64に、帳票の書式を決定するために用いるサンプル画像(例えば、帳票の見本の画像)の入力を促すメッセージを表示するよう指示し(ステップS601)、スキャナ67を用いてユーザがサンプル画像を入力するのを待機する。表示部64は、指示に従って、サンプル画像の入力を促すメッセージを表示する。
【0103】
ユーザが帳票の見本等をスキャナ67にセットし、スキャナ67が該帳票の見本等を読み取ると、スキャナ67は読み取った画像を表す原画データを作成し、制御部65に供給する。制御部65は、供給された原画データを、主記憶部61に格納する(ステップS602)。
【0104】
次に、書式編集プログラム141は、主記憶部61に格納された、帳票の見本等の画像を表す原画データを読み出す。そして、例えば、該原画データにフィルタ処理を行ったり、該原画データに文字認識を行い、文字として認識された部分を、当該文字を表すキャラクタ及びその位置・大きさ・フォントを示す情報に置き換えたりする。
これにより、該原画データは、該原画データが表す画像に含まれる図形の輪郭が強調されるように修正される(ステップS603)。
【0105】
スキャナ67より供給された原画データが修正されると、書式編集プログラム141は、表示部64に、修正後の原画データが表す画像の表示を指示する(ステップS604)。表示部64は、指示に従って、該帳票の画像を表示する。
そして、ユーザが、入力部63を用いて、該帳票の画像の修正を指示、帳票の記載項目の設定、又は画像の編集の終了の指示を行うのを待機する(ステップS605)。
【0106】
表示部64に表示されている画像の修正の指示は、例えば、ユーザが、入力部63のマウスを操作して新しい文字や図形の追加位置を指定し、入力部63のキーボードを用いて追加する文字を入力したり、マウスをドラッグして図形の輪郭や中心線の追加・変更を行ったりすることにより行われる。
【0107】
また、帳票の記載項目の設定は、例えば、ユーザが、入力部63のマウスを操作して該記載項目の記載位置を指定し、入力部63のキーボードを用いて、該記載項目のデータ型(すなわち、該記載項目が数字であるか否かの別など)及び表示属性(すなわち、該記載項目が印刷された場合におけるキャラクタの大きさ及びフォント等)を表す制御キャラクタを入力することにより行われる。
また、記載項目の設定においては、例えば入力部63のキーボードを用いて、設定された記載項目に記載されるべき内容を含んだデータベースを特定する識別情報(例えば、該データベースのURL)が入力されることにより、該URLの指定も行われる。
【0108】
また、編集の終了の指示は、例えば、ユーザが、表示部64の表示画面上に表示されている、編集終了を表すボタンをクリックするなどすることにより行われる。
【0109】
入力部63を用いて、画像の修正、記載項目の設定又は編集の終了の指示が行われると、書式編集プログラム141は、その指示が画像の修正を指示するものであるかを判別する(ステップS606)。
【0110】
画像の修正が指示するものと判別されると、書式編集プログラム141は、指示に従って修正された後の画像を表すように、主記憶部61に格納されている原画データを修正し(ステップS607)、処理をステップS604に戻す。
画像の修正が指示するものでないと判別されると、書式編集プログラム141は、処理をステップS608に進める。
【0111】
ステップS608で、書式編集プログラム141は、入力部63を用いて行われた指示が、記載項目の設定又は編集の終了のいずれを指示するものであるかを判別する。
【0112】
そして、記載項目の設定を指示されたものと判別されると、設定された記載項目の記載位置、データ型及び表示属性を表すデータを作成して主記憶部61に格納し、あるいは、該記載項目に記載すべき内容を含んだデータベースを特定する識別情報を主記憶部61に格納して(ステップS609)、処理をステップS604に戻す。
【0113】
また、画像の編集の終了が指示されたものと判別されると、書式編集プログラム141は、主記憶部61に格納されている原画データと、記載項目の記載位置、データ型及び表示属性を表すデータと、該記載項目に記載すべき内容を含んだデータベースを特定する識別情報とを互いに結合して書式ファイル131を作成する。そして、作成された書式ファイル131を外部記憶部62に格納する(ステップS610)。
【0114】
次に、書式編集プログラム141は、ステップS610で新たに外部記憶部62に格納された書式ファイル131のURLを特定し、該URLを、外部記憶部62に格納されている帳票リスト133にリンク情報として追加することによって帳票リスト133を更新し(ステップS611)、処理を終了する。ただし、帳票リスト133が存在しない場合は、作成したリンク情報を含む帳票リスト133を新規作成して、処理を終了する。
【0115】
なお、この帳票印刷システムの構成は、上述のものに限られない。
例えば、書式ファイル131や記載項目ファイル132や帳票リスト133は、WWWサーバ1の外部記憶部12に限らず、WWWサーバ1によりアクセスされ得る任意の記憶装置に格納されていてもよいし、通信回線に接続されている他のマシンからFTPに依って外部記憶部12等に書き込まれてもよい。
【0116】
以上、この発明の実施の形態を説明したが、この発明の書面作成システムは、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、任意の通信手段により互いに接続された複数のパーソナルコンピュータに上述の動作を実行するためのプログラムを格納した媒体(フロッピーディスク、CD−ROM等)から該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行する書面作成システムを構成することができる。
【0117】
また、コンピュータにプログラムを供給するための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワーク、通信システムのように、一時的且つ流動的にプログラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して配信してもよい。
そして、このプログラムを起動し、ウィンドウシステムの制御下に、他のアプリケーションと同様に実行することにより、上述の処理を実行することができる。
【0118】
なお、OSが処理の一部を分担する場合、あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構成するような場合には、記録媒体には、その部分をのぞいたプログラムを格納してもよい。この場合も、この発明では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各機能又はステップを実行するためのプログラムが格納されているものとする。
【0119】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、サーバにアクセスするクライアントから書面等の作成が指示され、プリンタの機種等に拘わらず効率的に書面等の作成が行われる書面作成システムが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態にかかる帳票印刷システムの物理的構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態にかかる帳票印刷システムの論理的構成を示すブロック図である。
【図3】(a)は、WWWサーバプログラムの処理を示すフローチャートであり、(b)は、画像作成スクリプトの処理を示すフローチャートである。
【図4】WWWブラウザの処理を示すフローチャートである。
【図5】印刷プログラムの処理を示すフローチャートである。
【図6】この発明の第2の実施の形態にかかる帳票印刷システムの物理的構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態にかかる帳票印刷システムの論理的構成を示すブロック図である。
【図8】書式編集プログラムの処理を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 WWWサーバ
11、21、31、61 主記憶部
12、22、32、62 外部記憶部
13、25、33、65 制御部
14、26、34、66 通信制御部
2 クライアント
23、63 入力部
24、64 表示部
3 プリントサーバ
35 プリンタ
4 書式データベース
5 記載項目データベース
6 画像作成サーバ
67 スキャナ
100 WWWサーバプログラム
101 画像作成スクリプト
110 オペレーティングシステム(OS)
111 WWWブラウザ
121 印刷プログラム
131 書式ファイル
132 記載項目ファイル
133 帳票リスト
134 画像データ
141 書式編集プログラム
Claims (4)
- WWW(World Wide Web)サーバと、
前記WWWサーバに接続され、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に従って前記WWWサーバとの間でのデータの交換を行うクライアントと、
供給された画像データが表す画像を印刷出力する印刷手段と、
書面に記載する事項を表す記載事項データを記憶する記載事項データベースと、
前記書面の書式を表す情報及び該書式に記載される前記記載事項データを特定する識別情報を含む書式データを記憶する書式データベースと、
より構成される書面作成システムであって、
前記WWWサーバは、
書面作成手段と、
前記クライアントに前記書面を特定する識別データを含む前記書面の目録を送信する手段と、
前記クライアントより、前記書面を特定する識別データを受信して、受信した前記識別データを前記書面作成手段に引き渡す手段と、を備え、
前記書面作成手段は、
前記WWWサーバより引き渡された前記識別データが示す前記書式データを取得する手段と、
前記書式データベースより前記書式データを取得し、該書式データにより特定される前記記載事項データを前記記載事項データベースより取得して、取得した前記書式データが表す書面に、取得した前記記載事項データが表す事項が記載されたものを表す画像データを作成する画像データ作成手段と、
前記画像データ作成手段が作成した画像データを印刷するために前記印刷手段に供給する画像データ供給手段と、を備え、
前記クライアントは、前記WWWサーバより前記目録を受信し、受信した前記目録が示す前記書面を選択し、選択された前記書面を特定する前記識別データを前記WWWサーバに送信する手段を備え、
前記印刷手段は、前記画像データ作成手段から送信された画像データを印刷する、
ことを特徴とする書面作成システム。 - 前記書式データを作成し、作成された前記書式データを前記書式データベースに記憶する手段を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の書面作成システム。 - クライアントと、書面に記載する事項を表す記載事項データを記憶する記載事項データベースと、前記書面の書式を表す情報及び該書式に記載される前記記載事項データを特定する識別情報を含む書式データを記憶する書式データベースと、に接続され、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に従って前記クライアントとの間でのデータの交換を行うWWW(World Wide Web)サーバであって、
前記クライアントに前記書面を特定する識別データを含む前記書面の目録を送信する手段と、
前記クライアントより、前記目録が示す前記書面を特定する識別データを受信して、受信した前記識別データが示す前記書式データを取得し、該書式データにより特定される前記記載事項データを前記記載事項データベースより取得して、取得した前記書式データが表す書面に、取得した前記記載事項データが表す事項が記載されたものを表す画像データを作成する画像データ作成手段と、作成した画像データを印刷するために、印刷手段に供給する手段と、
を備える、
ことを特徴とするWWW(World Wide Web)サーバ。 - クライアントと、書面に記載する事項を表す記載事項データを記憶する記載事項データベースと、前記書面の書式を表す情報及び該書式に記載される前記記載事項データを特定する識別情報を含む書式データを記憶する書式データベースと、に接続されHTTP(HyperText Transfer Protocol)に従って前記クライアントとの間でのデータの交換を行うWWW(World Wide Web)サーバを、
前記クライアントに前記書面を特定する識別データを含む前記書面の目録を送信する手段と、
前記クライアントより、前記目録が示す前記書面を特定する識別データを受信して、受信した前記識別データが示す前記書式データを取得し、該書式データにより特定される前記記載事項データを前記記載事項データベースより取得して、取得した前記書式データが表す書面に、取得した前記記載事項データが表す事項が記載されたものを表す画像データを作成する画像データ作成手段と、作成した画像データを印刷するために、印刷手段に供給する手段と、
して機能させるためのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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