JP3912912B2 - 燃焼制御回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型ガス湯沸器などのガス燃焼器具に用いられる燃焼制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
小型ガス湯沸器などは、一般に点火スイッチをONすると、給湯栓が開き給水が始まると共に、水圧応動弁に連動して水流スイッチがONされ、そのON信号に基づいてマグネット安全弁が開弁保持されることによりガスバーナへのガスの供給が始まり、更にイグナイタによる点火動作により出湯が行われるようになっている。
【0003】
このようなガス燃焼器具においてその燃焼制御回路としては、例えば、図6及び図7に示したような構成のものが用いられている。図6に示したものは、コンパレータIC62の非反転入力端子(+)側に、反転入力端子(−)のレベルを判定(比較)する為の基準電圧を印加するために電源電圧を分圧する抵抗R1、R2が接続され、該コンパレータIC62の反転入力端子(−)側には、タイマースイッチSWのON動作により充電されるコンデンサ66とタイマー時間設定用抵抗RからなるCR回路とタイマースイッチSWのOFF動作によりそのコンデンサ66を放電させる放電回路とが接続されて構成される。この放電回路には、コンデンサ66の放電時にコンパレータIC62の反転入力端子に逆極性の電圧が印加されるのを順方向の電圧により制限する整流器(ダイオード)68が設けられている。
【0004】
そしてこの制御回路のものは、タイマースイッチSWのON動作によりCR回路のコンデンサ66の充電が開始されてから、コンデンサ66の充電が進行して前記反転入力端子の電位が前記レベル比較用基準電圧よりも低くなる時までの間、コンパレータIC62の出力端子側から出力信号(マグネット安全弁の開弁、イグナイタの点火動作等を指示する)が出される。また、タイマースイッチSWのOFF動作の時には、そのコンデンサ66が放電される際に、放電電流は前記タイマー時間設定用抵抗Rにはほとんど流れず、大部分は整流器(ダイオード)を経由して流れるので、コンパレータIC62の入力端子に印可される電源電圧の逆極性の電圧は該ダイオードの順方向電圧で制限される。
【0005】
また、図7に示したものは、2つの水流スイッチSW1及びSW2とを備え、これらの2つの水流スイッチSW1及びSW2は、ONからOFFに換わる際には、水流スイッチSW1からスイッチSW2の順に換わり、OFFからONに換わる際には、逆に水流スイッチSW2からスイッチSW1の順に換わるように構成されている。また、コンデンサ66とタイマ時間設定用抵抗RとからなるCR回路と、水流スイッチSW2のOFF時(水流スイッチSW1は、ON状態)にそのコンデンサ66を放電させる放電回路とを備える。この図示したものにおいて、水流スイッチSW1は、乾電池等の電源を、抵抗R1、R2によって分圧する分圧回路とコンパレータとに接続するためのスイッチであり、水流スイッチSW2は、電源を前記CR回路へ接続するためのスイッチである。前記水流スイッチSW1がON状態の時には、乾電池等の電源は、コンパレータIC62の非反転入力端子(+)にレベル比較用基準電圧を供給する前記分圧回路と、コンパレータIC62の電源端子(+)とに接続される。水流スイッチSW2がON状態の時には、前記電源が前記CR回路に接続される。そして前記放電回路は、その充放電用コンデンサ66とそのコンデンサの放電時にコンパレータIC62の反転入力端子(−)に電源電圧の逆極性が印加されるのを順方向の電圧で制限する整流器(ダイオード)68とにより構成される。
【0006】
この制御回路では、初めに水流スイッチSW1がONされコンパレータIC62に電源が供給され、次いでタイマースイッチとして機能する水流スイッチSW2がONされた時から所定の間コンパレータIC62は「Lo」を出力して、その後、「Open」を出力する。その後、水流スイッチSW2がOFFされても、誤動作がなければコンパレータIC62の出力は「Open」のままである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような燃焼制御回路では、次のような問題がある。ガス器具の使用を停止する場合に、水流スイッチSW2がOFFになり、コンデンサ66の電荷を放電するためにダイオード68を経由して流れる放電電流が発生し、コンパレータIC62の反転入力端子(−)にダイオード68の特性に依存する負電圧が印加され、この時に水流スイッチSW1はON状態であるのでコンパレータIC62に電源が供給されている。一方、電源が供給されたまま入力端子に所定の値よりも大きな負電圧が供給された場合に誤動作を起こす性質を持つコンパレータIC62が存在する。
【0008】
従って、かかるコンパレータIC62を使用した場合には、放電の初期段階においてはダイオード68に電流が流れて発生するダイオード68の両端の負電圧の大きさによっては、コンパレータIC62の入力端子(−)側の負電圧がそのコンパレータIC62の誤動作を回避するレベル程度までにはその負電圧の大きさが抑制されず、コンパレータIC62の出力が誤動作を起こしてしまうという問題があった。
【0009】
したがって、このガス器具の消火操作時にタイマースイッチがリセットされる際に、コンパレータIC62の出力端子からイグナイタの着火トライ信号が出力されたり、マグネット安全弁の通電出力信号が瞬間的に出力される等の誤動作が生じるおそれがあった。
【00010】
本発明の解決しようとする課題は、ガス湯沸器などのガス器具において消火操作時のタイマーリセット時にコンパレータICの入力端子に印加される負電圧のピーク値を更に抑えることにより、リセット動作の安定化を図ることのできる燃焼制御回路を提供するものである。そしてこのような燃焼制御回路を小型ガス湯沸器などのガス燃焼器具に適用することにより、ガス燃焼器具の燃焼制御の安全性が担保され、また制御回路の破損トラブル等が回避されるようにするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の燃焼制御回路は、請求項の記載に対応した構成を図1に示したように、コンパレータICが設けられた燃焼制御回路であって、該コンパレータICの反転入力端子側には該反転入力端子に接続されたコンデンサを充電するためのCR回路と、充電された該コンデンサを放電させる放電回路とがスイッチにより切替可能に設けられ、該放電回路には前記反転入力端子に印加される電圧を該反転入力端子の許容印加電圧以内に維持するための放電電流制限用抵抗が設けられていることを要旨とするものである。
【0012】
前記構成を有する燃焼制御回路によれば、タイマースイッチのセット時(ON操作時)にはCR回路のコンデンサに充電が行われることにより、燃焼制御のための出力信号(Lo)がコンパレータICの出力端子から所定の時間出力される。そしてタイマースイッチのリセット時(OFF操作時)には、放電回路を経てその充電されているコンデンサの放電が行われるが、その際の放電回路は放電電流制限用抵抗とダイオードから構成され、放電初期段階においてもその負電圧がコンパレータICの誤作動を回避する電圧レベル以下に抑えられるため、タイマーリセット時における燃焼制御の誤動作が回避され、器具使用上の安定化が図られる。
【0013】
また、この場合に、前記CR回路に設けられるタイマー設定用抵抗値は放電回路に設けられる放電電流制限用抵抗値よりも大きくすることが望ましい。そうすることによってタイマ時間に対してリセット時間を短くすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明が適用されるガス湯沸器の概略構成を示したものである。このガス湯沸器10は、器具本体内に、給水管16と出湯管18とを備える熱交換器12と、この熱交換器12を加熱するためのガスバーナ14とが配置される。そして給水管16の元には給止水栓20が接続され、該給止水栓20に設けられる水栓パイロット弁26が操作ボタン28の押下げにより連動レバー30,32を介して開かれると、水が給水管16を流れるようになっている。
【0015】
一方、前記ガスバーナ14のガス管22に設けられた給ガス栓24には、前記給水管16に水が流れると連動して開かれる水圧応動弁34と、点火トラブル等の未然防止のためのマグネット安全弁36、及び該水圧応動弁34の動きに応動してマグネット安全弁36を着磁させる開弁装置38が設けられ、更に前記操作ボタン28により開かれる器具栓39を備えている。これらの構成の詳細については特開平9−184660号公報に詳細に示されている。そして、前記水栓パイロット弁26と水圧応動弁34とはスピンドル40等により連繋され、該スピンドル40の動きに応動する水流スイッチSW1,SW2がこのスピンドル40に近接して設けられている。これらの2つの水流スイッチSW1及びSW2は、水流が開始する際には、水流スイッチSW1が先にOFFからONに換わり、次いでスイッチSW2がOFFからONに換わり、水流が停止する際には、逆に水流スイッチSW2が先にONからOFFに換わり、次いでスイッチSW1がONからOFFに換わるように構成されている。
【0016】
尚、前記ガスバーナ14の近傍には、イグナイタ42による点火動作によりガスバーナ14が着火されたか否かを検知するフレームガード44、ガスバーナ14の立ち消えを検知する一次熱電対46、熱交換器12のフィン閉塞による不完全燃焼を検知する二次熱電対48等が設けられている。
【0017】
このように構成されたガス湯沸器10によれば、操作ボタン28により点火スイッチ29をONさせると、水栓パイロット弁26が開かれ、給止水栓20が通水状態になると共に、スピンドル40の移動により初めに水流スイッチSW1がONされ、次いで水流スイッチSW2がONされる。
【0018】
この時スピンドル40の移動に伴い水圧応動弁34が徐々に開かれ、初めに開弁装置38によってマグネット安全弁36を押し始め、マグネット安全弁36が開弁された時点で開弁装置38は図示しない係合制御手段によってマグネット安全弁が閉便可能となる位置に移動する(図2は開弁装置38についてこの時点のようすを示している。)が、燃焼コントローラ50によりマグネット安全弁36は通電され吸着開弁状態に保持される。
【0019】
一方、水圧応動弁34が開かれるとガスバーナ14にガスが供給され(点火スイッチ29のON動作により器具栓39も同時に開かれているため)、燃焼コントローラ50のON信号によりイグナイタ42の放電が開始されてガスの着火によりガスバーナの燃焼が開始される。そして燃焼中には、燃焼コントローラ50がフレームガード44あるいは熱電対46,48によって炎及び燃焼異常を監視しており、異常があればマグネット安全弁36への通電を停止し閉弁する。
【0020】
消火動作時には、止水によって水圧応動弁34が変位力を失いスピンドル40が当初の停止位置まで戻る。燃焼コントローラ50は、マグネット安全弁36への保持電流の通電を所定のタイミングで停止してマグネット安全弁36を閉弁する。開弁装置38は、前記係合制御手段によって、再び水が流れてスピンドルが移動した場合に備えて上記マグネット安全弁36を開弁できる位置に移動される。
【0021】
前記2個の水流スイッチSW1,SW2は、スピンドル40の移動に応じてON/OFFされ、その信号が燃焼コントローラ50に送られる。燃焼コントローラ50は、これらの水流スイッチSW1、SW2の出力信号のタイミングによりマグネット安全弁36の吸着及び保持電流のON/OFF、点火用のイグナイタ42の放電、炎検知するフレームガード42等の作動を制御している。
【0022】
燃焼コントローラ50は、電源スイッチ(図示しない)、前記水流スイッチSW1及び水流スイッチSW2等のON/OFF信号等により作動する複数個の燃焼制御回路を有する。
【0023】
点火動作時には、前記スピンドルの動作に応じて水流スイッチSW1がONになり、続いて水流スイッチSW2がONになる。燃焼コントローラ50は、水流スイッチSW2のON動作と略同時に水圧応動弁34が開かれるので、その水流スイッチSW1のON信号により、イグナイタ42の放電を開始するとともに、マグネット安全弁36へ吸着電流を通電することによってマグネット安全弁36は開弁吸着される。そして、スイッチSW2のON動作から所定の時間が経過した後にイグナイタは放電を終了しマグネット安全弁36への吸着電流を保持電流に切り変えると共に、フレームガード44を作動させる。
【0024】
一方、消火動作時には、水流スイッチSW2がOFFになり、次に水流スイッチSW1がOFFになる。水流スイッチSW2のOFF動作と略同時に水圧応動弁34が閉じるが、その水流スイッチSW2のOFF信号によりマグネット安全弁36への保持電流をOFFする。そして水流スイッチSW1のOFF動作と略動時に開弁装置38がリセット位置に戻り、全ての制御が停止される。
【0025】
図3は、このガス湯沸器10に用いられる燃焼コントローラ50が有する燃焼制御回路を示している。該燃焼制御回路は、イグナイタ42の放電及びマグネット安全弁36への吸着電流の制御を担う。
燃焼制御回路は抵抗R1、R2から構成される分圧回路とコンデンサ66及びタイマ時間設定用抵抗Rにより構成されるCR回路とを有する。分圧回路は、前記水流スイッチSW1のON動作により乾電池の電源64が供給され、その電圧を分圧して得られるレベル比較用基準電圧をコンパレータIC62の非反転入力端子(+)側に供給する。コンパレータIC62の反転入力端子(−)側には前記水流スイッチSW2のON動作により前記電源64によってコンデンサ66が充電されるCR回路と、水流スイッチSW2のOFF動作により前記コンデンサ66を放電させる放電回路とが接続される。
【0026】
そしてこの放電回路は、前記コンデンサ66と、該コンデンサ66の放電時に前記コンパレータIC62の反転入力端子(−)に電源電圧の逆極性(負電圧)が印加されるのを順方向の電圧で制限する整流器(ダイオード)68と、その負電圧をコンデンサ66の放電初期段階においてコンパレータIC62の誤動作を回避するレベルに抑制するための放電電流制限用抵抗Rとを有して構成される。
【0027】
図4はこの燃焼制御回路60におけるダイオード68の順方向電圧(V)と順方向電流(I)との相関を示す。この制御回路において、このような特性を有するダイオード68を使用した場合、放電回路に設けられる放電電流制限抵抗Rの抵抗値は以下のようにに求められる。乾電池電圧(VDD)が最大3.3Vであり、コンパレータの出力が誤動作しない反転入力端子の負極性の電圧値が0.3Vであると想定すると、次の数1の式より、
【0028】
【数1】
Figure 0003912912
【0029】
放電電流制限用抵抗Rとして300Ωの抵抗を挿入すればよいことになる。尚、この場合タイマ時間設定用抵抗Rの抵抗値は、放電電流制限用抵抗Rの抵抗値よりも大きく(タイマ時間設定抵抗値R>放電電流制限抵抗値R)となるように、各々の抵抗値を設定しておけば、タイマ時間に対してリセット時間は短くすることができる。
【0030】
図5は燃焼制御回路動作のタイミングチャートを示すが、これを用いて図3に示す燃焼制御回路の動作を説明する。このガス湯沸器10に電源が投入されてコンパレータのコンパレータIC62の出力が「Open」の状態である時に点火スイッチ29のON操作により、先ず水流スイッチSW1がONされると、電源電圧が上記分圧回路によって分圧され前記コンパレータの非反転入力(+)に入力される、その時はコンパレータ出力は「Open」のままである。次いで水流スイッチSW2がONされた時に、上記CR回路のコンデンサ66の充電が始まり、コンパレータの反転入力(−)に非反転入力(+)よりも高い電圧が印加され、コンパレータ出力が「Lo」に切り換わり、充電が進行してコンパレータ62の反転入力(−)の電位が非反転入力(+)よりも低くなるまでの間、コンパレータIC62の出力端子側からイグナイタ42及びマグネット安全弁36へ「Lo」(ON信号)が出力されるので、その間、イグナイタ42の放電及びマグネット安全弁36の吸着動作が行われ、燃焼が開始する。
【0031】
一方、消火時には、初めに水流スイッチSW2がOFFされ、コンデンサ66の放電が行われるが、その時に、この燃焼制御回路の放電回路に放電電流制限用抵抗Rが設けられていることにより、その放電の初期段階においてもコンパレータIC62の反転入力(−)に印加される負電圧がコンパレータIC62が誤作動を起こすレベルまでには低下しないために、コンパレータIC62は、「Open」の状態が維持される。
【0032】
図5において、符号aが指す点線は、前記放電電流制限用抵抗RがないときのコンパレータIC62の反転入力(−)の放電初期の入力の様子、符号bが指す点線は、該入力に伴うコンパレータ62の放電初期の出力の様子を示している。前記bの示すコンパレータ出力の一時的な「Lo」は所望の出力ではなく誤動作である。
【0033】
ところが本実施の形態では、この燃焼制御回路には、前記放電電流制限用抵抗Rが設けられているので、消火操作に伴うタイマーのリセット時(水流スイッチSW2のOFF時)にコンパレータIC62から不用意に出力信号が出されることはない。例えば、従来であれば、かかる出力信号によりイグナイタが不用意に放電したり、マグネット安全弁が不着火時に非通電状態の時、消火操作によって短時間通電されることがあったが、この制御回路では回避される。
【0034】
本発明は、前記した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。例えば、前記実施例では、ガス湯沸器について説明したが、各種のガス器具に適用できることは言うまでもない。本発明は、乾電池を電源として使用し、省エネのため不使用時には電源を切っておき、使用時に電源がONされると共にタイマーがセットされて燃焼が行われるタイプのガス器具のように2個のスイッチを備えるものに特に有効である。
【0035】
【発明の効果】
本発明の燃焼制御回路は、消火時のタイマーリセット時にコンパレータICの入力端子に印加される負電圧を抑制してリセット動作の安定化を図るようにしたものであるから、これをガス湯沸器等のガス燃焼器具に適用することは、燃焼制御の安全性が担保されることから極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃焼制御回路を請求の範囲の記載に対応して示した構成図である。
【図2】本発明が適用されるガス湯沸器の概略構成を示した図である。
【図3】図2に示したガス湯沸器に適用される本発明の燃焼制御回路を構成を示した図である。
【図4】図3に示した燃焼制御回路中の放電回路におけるダイオードの順方向電圧(V)−順方向電流(I)特性を示した図である。
【図5】図3に示した燃焼制御回路によるタイマー動作のタイミングチャートである。
【図6】従来の燃焼制御回路の一例を示した構成図である。
【図7】同様に従来の燃焼制御回路の一例(水流スイッチが2個の例)を示した構成図である。
【符号の説明】
10 ガス湯沸器
SW1,SW2 水流スイッチ
60 燃焼制御回路
62 コンパレータIC
66 充放電用コンデンサ
タイマ時間設定用抵抗
68 整流器(ダイオード)
放電電流制限用抵抗
R1,R2 抵抗

Claims (2)

  1. コンパレータICが設けられた燃焼制御回路であって、該コンパレータICの反転入力端子側には該反転入力端子に接続されたコンデンサを充電するためのCR回路と、充電された該コンデンサを放電させる放電回路とがスイッチにより切替可能に設けられ、該放電回路には前記反転入力端子に印加される電圧を該反転入力端子の許容印加電圧以内に維持するための放電電流制限用抵抗が設けられていることを特徴とする燃焼制御回路。
  2. 前記CR回路に設けられるタイマー設定用抵抗値は、前記放電回路に設けられる放電電流制限用抵抗値よりも大であることを特徴とする請求項1に記載の燃焼制御回路。
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