JP3910707B2 - ディジタル信号処理回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル信号処理の演算ビット数を切り捨て処理により削減するディジタル信号処理回路に関し、特に切り捨てによって生じた誤差のうちの直流成分を補正する回路を設けることにより、直流オフセット誤差の小さいビット数削減を実現するよう構成したものである。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル信号処理は、離散振幅の信号を有限のビット数のディジタル値に置き換えて信号を処理するものである。
【0003】
このビット数が大きければ、信号処理の精度が高くなるが、必要なハードウェアの規模は増大してしまう。したがって、両者のトレードオフを考慮したビット数を選ぶ必要がある。
【0004】
ディジタル信号処理の過程では、加算や乗算を行なうと、入力のビット数に対して出力のビット数は増加する。このとき、ハードウェアが必要以上に増大するのを避けるためには、出力のビット数を適当に削減する処理が行なわれる。
【0005】
ビット数を削減する方法には、四捨五入に相当する丸めと、単に下位のビットを無視する切り捨てとがある。
【0006】
丸めは、丸めを行なうブロック毎に四捨五入に相当する演算を論理回路で実行する。これは、削減するビットの値を0.5LSBと比較してビットの繰り上げが必要かどうかを判断する処理と、繰り上げを実行するための加算器での演算とで実現される。このため、丸めでは比較判断の処理時間や加算器などのハードウェアが必要となるが、切り捨てにはそれがなく、簡単に実現できる。
【0007】
したがって、ビット数を削減する処理としては切り捨てが有利であり、容易な実現手段として用いられている。ビット数を削減する処理としては切り捨てを行なう従来構成を図5に示す。図5において、ディジタル信号入力501は例えばディジタルフィルタのようなディジタル演算処理部502に印加され、ディジタル演算処理が施されて、mビットの信号を出力する。このとき、ハードウェアの規模を低減するために、nビット切り捨て部503を介することにより、mビットの信号はnビットだけ削減される。その結果、出力信号はm−nビットとなって、切り捨て後のディジタル信号出力504となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の切り捨てにおいては、ビット削減に伴って発生する誤差が丸めと比較して大きく、特に、誤差に含まれる直流成分はその周波数スペクトル密度が高いため、直流オフセット誤差となって信号処理の精度が大きく劣化するという問題を有していた。
【0009】
本発明は上記従来の問題を解決するもので、ビット数を削減する手段として切り捨てを行ない、切り捨てによって生じた誤差のうちの直流成分を補正する回路を設けることにより、丸めのようにブロック毎に四捨五入の演算を行なう回路を必要とせずに、直流オフセット誤差の小さいビット数削減を実現するディジタル信号処理回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために本発明は、入力信号を演算処理し出力信号をni(i=1,2,・・・k)ビット切り捨てる複数段のブロックで構成されるディジタル信号処理回路において、k段のビット切り捨て出力信号に対して切り捨て誤差の補正値−E k を加算する加算器と、前記切り捨て誤差の補正値−E k を−E k =−E i (但し、i=k)および漸化式E i ={E i-1 ×G i −(2 ni −1)/2} / 2 ni (但し、i=1,2,・・・k、ni:i段における切り捨てビット数、E i-1 :(i−1)段のビット切り捨てまでの直流誤差成分(但し、E 0 =0)、G i :i段演算処理部の直流利得)から生成する補正値生成回路とを備えることにより、直流オフセット誤差の小さいビット数削減が可能なディジタル信号処理回路を実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、入力信号を演算処理し出力信号をni(i=1,2,・・・k)ビット切り捨てる複数段のブロックで構成されるディジタル信号処理回路において、k段のビット切り捨て出力信号に対して切り捨て誤差の補正値−E k を加算する加算器と、前記切り捨て誤差の補正値−E k を−E k =−E i (但し、i=k)および漸化式E i ={E i-1 ×G i −(2 ni −1)/2} / 2 ni (但し、i=1,2,・・・k、ni:i段における切り捨てビット数、E i-1 :(i−1)段のビット切り捨てまでの直流誤差成分(但し、E 0 =0)、G i :i段演算処理部の直流利得)から生成する補正値生成回路とを備えることを特徴としたディジタル信号処理回路としたものであり、ビット切り捨てを行なうブロックが複数段あっても最終段のビット切り捨て出力部に設けた1個の加算器と補正値生成回路で直流オフセット誤差を除去するという作用を有する。
【0012】
また、本発明の請求項2に記載の発明は、切り捨て誤差の補正値−E k を−E k =−E i (但し、i=k)および漸化式E i ={E i-1 ×G i −(2 ni −1)/2} / 2 ni (但し、i=1,2,・・・k、ni:i段における切り捨てビット数、E i-1 :(i−1)段のビット切り捨てまでの直流誤差成分(但し、E 0 =0)、G i :i段演算処理部の直流利得)から生成し、k段のビット切り捨て出力信号に対して前記切り捨て誤差の補正値−E k を加算する直流オフセット補正方法としたものであり、ビット切り捨てを行なうブロックが複数段あっても最終段のビット切り捨て出力部1ヶ所で補正値を加算することで直流オフセット誤差を除去するという作用を有する。
【0013】
また、本発明の請求項3に記載の発明は、アンテナ、変復調部、制御部を有する無線通信機において、前記無線通信機の変復調部は、少なくとも入力信号を演算処理し出力信号をni(i=1,2,・・・k)ビット切り捨てる複数段のブロックで構成されるディジタル信号処理回路を備え、該ディジタル信号処理回路は、k段のビット切り捨て出力信号に対して切り捨て誤差の補正値−E k を加算する加算器と、前記切り捨て誤差の補正値−E k を−E k =−E i (但し、i=k)および漸化式E i ={E i-1 ×G i −(2 ni −1)/2} / 2 ni (但し、i=1,2,・・・k、ni:i段における切り捨てビット数、E i-1 :(i−1)段までの直流誤差成分、G i :i段演算処理部の直流利得)から生成する補正値生成回路とを備えることを特徴とした無線通信機としたものであり、変調信号や復調信号の直流オフセット誤差を除去して変調精度や受信誤り率などの性能を改善するという作用を有する。
【0017】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図6を用いて説明する。
【0018】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態のディジタル信号処理回路の構成を示し、図1においてディジタル信号処理回路は、例えばディジタルフィルタのような演算処理部102と、加算器103と、切り捨て誤差の補正値として(2n−1)/2を生成する補正値生成回路104と、nビットの切り捨てを行なう切り捨て処理部105とから構成されている。なお、図1においては、ディジタル信号の入力端子101と、切り捨て後のディジタル信号の出力端子106が図示されている。
【0019】
以上のように構成されたディジタル信号処理回路について、図1、図2、図5、図6を用いてその動作を説明する。
【0020】
図1において、演算処理部102では入力端子101からのディジタル信号に対して例えばフィルタリングのような何らかの演算処理を行ない、mビットの信号を出力する。このとき、ハードウェアの規模を低減するには、mビットの信号をnビットだけ削減すればよい。その結果、出力信号はm−nビットとなる。
【0021】
ビット数を削減することによる誤差は、一般に広帯域の周波数スペクトラムを有する丸め雑音となって信号へ混入する。したがって、丸め雑音が許容できる範囲で削減するビット数nが選ばれる。
【0022】
ビット数の削減は下位のnビットを切り捨てることによって容易に実現できるが、例えば図5に示す従来の切り捨て処理においてn=2とした場合、図6に示すような誤差e1、e2、e3が発生する。これらの誤差の平均値は−1.5であり、直流オフセットとなる。
【0023】
図1の構成では、補正値生成回路104が補正値(2n−1)/2を発生し、加算器103で補正値を加算した後に切り捨て処理部105でnビットの切り捨てを行なうことにより、ビット切り捨てに伴って発生する直流オフセットを除去する。
【0024】
n=2の場合の動作を、図2を使って説明する。(2n−1)/2=1.5となるため、補正値生成回路は1.5を整数値化した2.0という値を生成し、元のデータ(切り捨て前のデータ)に加算した後、2ビットの切り捨てを行なう。その結果、誤差e1、e2、e3が発生するが、これらの誤差の平均値は+0.5となり、直流オフセットが低減される。
【0025】
補正値は、切り捨てるビット数nが決まればあらかじめ算出できる。したがって、補正値生成回路は、特に補正値を求める演算などを行なう必要はなく、あらかじめ算出された一定の補正値を記憶しておけばよいため、例えばプルアップ・プルダウンのような簡単な回路接続で実現される。
【0026】
四捨五入の演算と比較すると、加算の演算が同じように必要となるが、一定の値を補正値として加算すればよいために加算器の構成を簡単にすることが可能であり、丸め処理を行なう場合に比べてハードウェアの増加は小さい。
【0027】
以上のように、本発明の第1の実施の形態によれば、ビット切り捨て誤差の補正値を加算する加算器と、切り捨て誤差の補正値として(2n−1)/2を生成する補正値生成回路とを設けることにより、nビットの切り捨てによって発生する直流オフセットを除去することができる。
【0028】
なお、切り捨て誤差の補正値は(2n−1)/2であれば直流オフセットを完全に除去できるが、(2n−1)/2の近似値であってもよく、その場合には直流オフセットを低減する効果が得られる。例えば(2n−1)/2が整数でないような場合には、(2n−1)/2を四捨五入して(2n−1)/2に最も近い整数を選べばよい。
【0029】
また、本実施の形態のディジタル信号処理回路の適用例としては、少なくとも変復調部を有する無線通信機において、入力信号を演算処理するディジタル信号処理回路に適用すれば、変調信号や復調信号の直流オフセットを低減できるので、無線通信機を性能よく提供することができる。
【0030】
(第2の実施の形態)
図3は本発明の第2の実施の形態のディジタル信号処理回路の構成を示し、図3においてディジタル信号処理回路は、例えばディジタルフィルタのような演算処理部302,303と、加算器304と、切り捨て誤差の補正値−E k を−E k =−E i (但し、i=k)および漸化式E i ={E i-1 ×G i −(2 ni −1)/2} / 2 ni (但し、i=1,2,・・・k、ni:i段における切り捨てビット数、E i-1 :(i−1)段のビット切り捨てまでの直流誤差成分(但し、E 0 =0)、G i :i段演算処理部の直流利得)から生成する補正値生成回路305と、n1ビットの切り捨てを行なう切り捨て処理部306と、nkビットの切り捨てを行なう切り捨て処理部307とから構成されている。なお、図3においては、ディジタル信号の入力端子301と、切り捨て後のディジタル信号の出力端子308が図示されている。
【0031】
以上のように構成されたディジタル信号処理回路について、図3と図4を用いてその動作を説明する。
【0032】
図3に示すように切り捨て処理部306,307のように複数段ある場合には、各段で発生する切り捨て誤差が積算され、出力端子308に現れる。しかし、複数の加算器で切り捨て処理毎に誤差を補正する必要はなく、どこか1ヶ所に加算器304を設けて補正を行なえばよい。
【0033】
図4において、i段目の切り捨てブロック405の出力信号成分のうち、本来の信号成分をAi、切り捨てによって生じた直流誤差成分をEiとすると、i段目の切り捨てブロック405の出力信号Ai+Eiは以下の式(1)で表される。
Ai+Ei={(Ai-1+Ei-1)×Gi-(2ni−1)/2}/2ni (1)
ここに、Ai=Ai-1×Gi/2niであるので、上記式(1)より式(2)を得る。
Ei={Ei-1×Gi−(2ni−1)/2}/2ni ・・・(2)
【0034】
したがって、k段の演算処理部からなる図3の構成では、補正値生成回路305が以下の式(3)の漸化式で算出される補正値−Ekを発生し、加算器304で補正値を加算することにより、ビット切り捨てに伴って発生する直流オフセットを除去する。
【0035】
Ek={Ek-1×Gk −(2nk−1)/2}/2nk (E 0 =0)・・・(3)
ただし、入力端子301からのディジタル信号は切り捨て処理前の信号であるから、直流オフセットを生じていないと考え、E 0 =0とした。
【0036】
上記式(3)より、Ekの一般式として以下の式(4)を得る。
【数4】
【0037】
補正値は、切り捨てるビット数niと演算処理部の直流利得Giが決まればあらかじめ算出できる(但し、i=1,2,・・・,k)。したがって、補正値生成回路は、特に補正値を求める演算などを行なう必要はなく、あらかじめ算出された一定の補正値を記憶しておけばよいため、例えばプルアップ・プルダウンのような簡単な回路接続で実現される。
【0038】
四捨五入の演算と比較すると、切り捨てを行なうブロック毎に加算の演算を行なう必要がないため、丸め処理を行なう場合に比べてハードウェアの規模を大きく低減することができる。
【0039】
以上のように、本発明の第2の実施の形態によれば、複数段の切り捨て処理部から構成される場合には、ビット切り捨て誤差の補正値を加算する加算器と、切り捨て誤差の補正値−E k を−E k =−E i (但し、i=k)および漸化式E i ={E i-1 ×G i −(2 ni −1)/2} / 2 ni (但し、i=1,2,・・・k、ni:i段における切り捨てビット数、E i-1 :(i−1)段のビット切り捨てまでの直流誤差成分(但し、E 0 =0)、G i :i段演算処理部の直流利得)から生成する補正値生成回路とをそれぞれ最終段のビット切り捨て出力部1ヶ所に設けることにより、ni(i=1,2,・・・k)ビットの切り捨てによって発生する直流オフセットを除去することができる。
【0040】
なお、加算器304は図3の位置に限定されるものではなく、誤差を補正するのに十分な演算精度が確保できる位置であれば、別の位置に挿入されてもよい。その際、誤差の補正値−E k には、加算器より後段に位置するブロックの直流利得の積で割った値を用いる。
【0041】
また、切り捨て誤差の補正値は−E k であれば直流オフセットを完全に除去できるが、−E k の近似値であってもよく、その場合には直流オフセットを低減する効果が得られる。例えばE k が整数でないような場合には、E k を四捨五入してE k に最も近い整数を選べばよい。
【0042】
さらに、本実施の形態のディジタル信号処理回路の適用例としては、少なくとも変復調部を有する無線通信機において、入力信号を演算処理するディジタル信号処理回路に適用すれば、変調信号や復調信号の直流オフセットを低減できるので、無線通信機を性能よく提供することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように本発明のディジタル信号処理回路は、切り捨て誤差の補正値を加算する加算器と、切り捨て誤差の補正値を生成する補正値生成回路とを設けることにより、ビットの切り捨てに伴って発生する直流オフセットを低減し、信号処理の精度を向上することができるという格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の切り捨て誤差補正を施すディジタル信号処理回路の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態のディジタル信号処理回路における切り捨て誤差補正の動作を説明するためのグラフ、
【図3】本発明の第2の実施の形態の切り捨て誤差補正を施すディジタル信号処理回路の構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第2の実施の形態のディジタル信号処理回路における誤差発生原理を説明するためのブロック図、
【図5】従来の切り捨て処理を施すディジタル信号処理回路の構成を示すブロック図、
【図6】従来のディジタル信号処理回路における切り捨て処理の動作を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
101、301、401、501 ディジタル信号の入力端子
102、302、303、402 ディジタルフィルタなどの演算処理部
404、406、502 ディジタルフィルタなどの演算処理部
103、304 加算器
104、305 切り捨て誤差の補正値生成回路
105、503 nビットの切り捨て処理部
306、403 n1ビットの切り捨て処理部
307、407 nkビットの切り捨て処理部
405 niビットの切り捨て処理部
106、308、408、504 ディジタル信号の出力端子
Claims (3)
- 入力信号を演算処理し出力信号をni(i=1,2,・・・k)ビット切り捨てる複数段のブロックで構成されるディジタル信号処理回路において、k段のビット切り捨て出力信号に対して切り捨て誤差の補正値−Ekを加算する加算器と、前記切り捨て誤差の補正値−Ekを−Ek=−Ei(但し、i=k)および漸化式Ei={Ei-1×Gi−(2ni−1)/2}/2ni(但し、i=1,2,・・・k、ni:i段における切り捨てビット数、Ei-1:(i−1)段のビット切り捨てまでの直流誤差成分(但し、E0=0)、Gi:i段演算処理部の直流利得)から生成する補正値生成回路とを備えることを特徴としたディジタル信号処理回路。
- 入力信号を演算処理し出力信号をni(i=1,2,・・・k)ビット切り捨てる複数段のブロックで構成されるディジタル信号処理回路において、切り捨て誤差の補正値−Ekを−Ek=−Ei(但し、i=k)および漸化式Ei={Ei-1×Gi−(2ni−1)/2}/2ni(但し、i=1,2,・・・k、ni:i段における切り捨てビット数、Ei-1:(i−1)段のビット切り捨てまでの直流誤差成分(但し、E0=0)、Gi:i段演算処理部の直流利得)から生成し、k段のビット切り捨て出力信号に対して前記切り捨て誤差の補正値−Ekを加算する直流オフセット補正方法。
- アンテナ、変復調部、制御部を有する無線通信機において、前記無線通信機の変復調部は、少なくとも入力信号を演算処理し出力信号をni(i=1,2,・・・k)ビット切り捨てる複数段のブロックで構成されるディジタル信号処理回路を備え、該ディジタル信号処理回路は、k段のビット切り捨て出力信号に対して切り捨て誤差の補正値−Ekを加算する加算器と、前記切り捨て誤差の補正値−Ekを−Ek=−Ei(但し、i=k)および漸化式Ei={Ei-1×Gi−(2ni−1)/2}/2ni(但し、i=1,2,・・・k、ni:i段における切り捨てビット数、Ei-1:(i−1)段までの直流誤差成分、Gi:i段演算処理部の直流利得)から生成する補正値生成回路とを備えることを特徴とした無線通信機。
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