JP3910682B2 - ディスク記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、デジタル化された画像データに高能率圧縮符号化処理を施して光ディスクに記録するとともに、光ディスクから読み取った信号に伸張処理を施して元の画像データを再生するディスク記録再生装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、近年では、例えば音声用のCD(Compact Disk)と同じ直径12cmの光ディスクに、音声データだけでなく画像データも高能率圧縮符号化処理を施して記録することができるようになっている。この種の光ディスクとしては、例えばデータ読み出し専用のCD−ROM(Read Only Memory)や、データの書き替えが可能なCD−E(Erasable)等が用意されており、教育用から情報用に至るまで、幅広い分野に渡って普及してきている。
【0003】
また、現在では、CDと同径の光ディスクに、約2時間分の映画に対応する画像データと、それに対応する8種類の異なる言語の音声データと、32種類の異なる言語の字幕等を表わす副映像データとが高密度記録された、通称DVDと称される光ディスクも開発されている。そして、このDVDにおいても、CDと同様に、DVD−ROMやDVD−RAM(Random Access Memory)として用いるための開発が盛んに推進されてきている。
【0004】
図7は、上記したCD−EやDVD−RAM等のようにデータの記録再生が可能な光ディスクに対して、画像データや音声データの記録再生を行なうためのディスク記録再生装置の構成を示している。すなわち、図7において、符号11は光ディスクである。この光ディスク11は、ディスクモータ12によって回転駆動されるようになっている。
【0005】
また、この光ディスク11の信号記録面に対向して、光ヘッド13が配置されている。この光ヘッド13は、光ディスク11の信号記録面に対してレーザ光を照射することにより、光ディスク11へのデータの書き込み及び光ディスク11からのデータの読み取りを選択的に行なうもので、光ディスク11の径方向に移動可能となるように支持されている。
【0006】
ここで、まず、再生動作について説明する。上記光ヘッド13によって光ディスク11から読み取られたデータは、変復調・エラー訂正処理部14に供給される。この変復調・エラー訂正処理部14は、トラックバッファメモリ15を用いて、光ヘッド13から入力されたデータに復調処理及びエラー訂正処理を施している。
【0007】
そして、この変復調・エラー訂正処理部14から出力されるデータのうち画像データは、MPEG(Moving Picture Image Coding Experts Group )エンコーダデコーダ16に供給される。このMPEGエンコーダデコーダ16は、フレームメモリ17を用いて、変復調・エラー訂正処理部14から供給される画像データにMPEGデコード処理を施している。
【0008】
その後、このMPEGエンコーダデコーダ16から得られる画像データは、ビデオエンコーダデコーダ18に供給されてビデオデコード処理が施され、出力端子19から取り出される。また、上記変復調・エラー訂正処理部14から出力されるデータのうち音声データは、オーディオエンコーダデコーダ20に供給されてオーディオデコード処理が施され、出力端子21から取り出される。
【0009】
次に、記録動作について説明する。まず、入力端子22に供給された画像データは、ビデオエンコーダデコーダ18に供給されてビデオエンコード処理が施された後、MPEGエンコーダデコーダ16に供給される。このMPEGエンコーダデコーダ16は、フレームメモリ17を用いて、ビデオエンコーダデコーダ18から供給される画像データにMPEGエンコード処理を施している。
【0010】
また、入力端子23に供給された音声データは、オーディオエンコーダデコーダ20に供給されてオーディオエンコード処理が施される。そして、上記MPEGエンコーダデコーダ16から出力された画像データと、オーディオエンコーダデコーダ20から出力された音声データとは、変復調・エラー訂正処理部14に供給される。
【0011】
この変復調・エラー訂正処理部14は、フレームメモリ17を用いて、入力された画像データと音声データとに記録のための変調処理及びエラー訂正符号付加処理を施している。そして、この変復調・エラー訂正処理部14から出力されたデータが、光ヘッド13を介して光ディスク11に記録される。
【0012】
なお、上記ディスクモータ12,変復調・エラー訂正処理部14,MPEGエンコーダデコーダ16,ビデオエンコーダデコーダ18及びオーディオエンコーダデコーダ20は、MPU(Micro Processing Unit )24によって、その動作が制御されている。
【0013】
図8は、MPEGによる画像データの符号化方式を示している。すなわち、MPEGでは、画像データの1シーケンスを、複数のフレーム(ピクチャ)で構成されるGOP(Group Of Picture)に分割して符号化を行なっている。このGOPは、時間的な差の情報を持たずに、そのフレームだけで1画面分の情報を持つI(Intra coded )ピクチャ(フレーム内符号化画像)と、このIピクチャに動き等の時間的変化のある情報を加えたもので、時間的に前のフレームから予測して生成されるP(Preductive coded)ピクチャ(フレーム間符号化画像)と、時間的に前後にある2フレームから予測して生成されるB(Bi-derectionally coded)ピクチャ(フレーム間符号化画像)との組み合わせで構成されている。
【0014】
そして、上記MPEGエンコーダデコーダ16では、再生時に、変復調・エラー訂正処理部14から出力された図8に示す形態の画像データにMPEGデコード処理を施して、通常のシーケンスの画像データに変換し、また、記録時に、上記ビデオエンコーダデコーダ20から出力される通常のシーケンスの画像データにMPEGエンコード処理を施して、図8に示す形態の画像データに変換している。
【0015】
図9は、上記MPEGエンコーダデコーダ16におけるMPEGエンコード処理を行なう部分の構成を示している。図9において、符号25は入力端子で、上記ビデオエンコーダデコーダ20から出力される通常のシーケンスの画像データが供給されている。この入力端子25に供給された画像データは、減算回路26に供給されて、スイッチ27によって選択された信号が減算される。
【0016】
まず、Iピクチャを生成する場合には、入力端子25に供給された画像データから接地レベル(0)が減算される。つまり、入力端子25に供給された画像データは、何も減算されずに、DCT(Discrete Cosine Transform )回路28でDCT演算処理が施され、量子化回路29で量子化処理が施されることにより、Iピクチャの画像データが生成される。このIピクチャの画像データは、出力端子30を介して前記変復調・エラー訂正処理部14に出力される。
【0017】
また、上記量子化回路29から出力されたIピクチャの画像データは、逆量子化回路31により逆量子化処理が施され、逆DCT回路32により逆DCT演算処理が施されることにより、元の画像データに戻される。そして、この逆DCT回路32から出力される画像データは、加算回路33で接地レベル(0)が加算されて、つまり何も加算されることなく、スイッチ34を介して予測メモリ35に書き込まれる。
【0018】
次に、Pピクチャを生成する場合には、減算回路26により、入力端子25に供給された画像データから、予測メモリ35に書き込まれた画像データ(Iピクチャ対応)が減算される。そして、この減算回路26から出力される差分データにDCT処理及び量子化処理が施されることにより、Pピクチャの画像データが生成される。また、このPピクチャの画像データは、逆量子化処理及び逆DCT処理が施された後、予測メモリ35に書き込まれた画像データが加算され、スイッチ34を介して予測メモリ36に書き込まれる。
【0019】
さらに、Bピクチャを生成する場合には、平均値算出回路37により、予測メモリ35に書き込まれた画像データ(Iピクチャ対応)と、予測メモリ36に書き込まれた画像データ(Pピクチャ対応)との平均値を算出し、この算出された平均値を入力端子25に供給された画像データから減算する。そして、この減算回路26から出力される差分データにDCT処理及び量子化処理が施されることにより、Bピクチャが生成される。
【0020】
図10は、上記MPEGエンコーダデコーダ16におけるMPEGデコード処理を行なう部分の構成を示している。図10において、符号38は入力端子で、上記変復調・エラー訂正処理部14から出力されるI,P,Bピクチャの画像データが選択的に供給されている。そして、入力端子38に供給された画像データは、逆量子化回路39により逆量子化処理が施され、逆DCT回路40により逆DCT演算処理が施された後、加算回路41に供給されて、スイッチ42によって選択された信号が加算される。
【0021】
まず、入力端子38にIピクチャの画像データが供給された場合、その画像データは、逆量子化処理及び逆DCT演算処理された後、接地レベル(0)が加算される。つまり、逆DCT演算処理後の画像データは、何も加算されずに、スイッチ43を介して予測メモリ44に一旦書き込まれた後読み出される。そして、この予測メモリ44から読み出された画像データが、スイッチ45及び出力端子46を介して前記ビデオエンコーダデコーダ18に供給される。
【0022】
また、入力端子38にPピクチャの画像データが供給された場合、その画像データは、逆量子化処理及び逆DCT演算処理された後、予測メモリ44に書き込まれた画像データ(Iピクチャ対応)が加算される。そして、この加算回路41から出力される画像データが、スイッチ43,予測メモリ47及びスイッチ45を介して出力端子46から取り出される。
【0023】
さらに、入力端子38にBピクチャの画像データが供給された場合、その画像データは、逆量子化処理及び逆DCT演算処理された後、平均値算出回路48により算出される、予測メモリ44に書き込まれた画像データ(Iピクチャ対応)と、予測メモリ47に書き込まれた画像データ(Pピクチャ対応)との平均値が加算され、スイッチ45を介して出力端子46から取り出される。
【0024】
なお、上記した予測メモリ35,36には、Iピクチャ対応の画像データとPピクチャ対応の画像データとが、交互に書き込まれるように制御されている。また、上記した予測メモリ44,47には、Iピクチャ対応の画像データとPピクチャ対応の画像データとが、交互に書き込まれるように制御されている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のようなディスク記録再生装置においては、使用者が光ディスク11に記録した内容を、自らが容易に管理し得るようにすることが、実用化に際して非常に重要なこととなる。特に、記録した内容が多種類に渡るような場合には、その光ディスク11に記録されている全ての内容を容易に把握することができ、しかも必要な内容を直ちに取り出すことができれば、実用上非常に有効なこととなる。
【0026】
しかしながら、従来では、例えば、使用者が、光ディスク11に記録された内容のタイトル等をメモ用紙に書き込み、そのメモ用紙を光ディスク11とともにディスクケースに収容しておくという程度の管理手法しかとられておらず、光ディスク11の記録内容の管理が積極的になされていないというのが現状である。このため、光ディスク11の記録内容を使用者が容易に把握することができ、その結果、必要な内容を取り出すことも可能となるような管理手段の開発が強く要望されている。
【0027】
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、ディスクの記録内容を使用者が容易に管理することを可能として、より一層実用に供し得るようにした極めて良好なディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るディスク記録再生装置は、入力された画像データから、そのフレーム内情報を圧縮符号化してなるフレーム内符号化画像データと、そのフレーム間差分情報を圧縮符号化してなるフレーム間符号化画像データとを生成し、所定の順序でディスクに記録する記録手段と、この記録手段でディスクに記録されたフレーム内及びフレーム間符号化画像データを読み取り、伸張復号化して元の画像データを再生する再生手段とを備えたものを対象としている。
【0029】
そして、ディスクから再生手段により伸張復号化して得られる画像データから1フレーム分の画像データを選択的に抽出する抽出手段と、この抽出手段で得られた1フレーム分の画像データに対して、垂直または水平方向にデータ量を削減する削減手段と、この削減手段でデータ量の削減された1フレーム分の画像データを、複数フレーム分集めて記憶する記憶手段と記憶手段に記憶された複数フレーム分の画像データそれぞれを、記録手段によって圧縮符号化して、ディスクに記録するメニュー画面記録手段とを備えるようにしたものである。
【0030】
上記のような構成によれば、使用者がディスクに記録された画像データに基づいて、自由にタイトルメニュー画面を作成することができるので、ディスクの記録内容を容易に管理することが可能となり、実用に供するものとなる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1は、前記MPEGエンコーダデコーダ16におけるMPEGエンコード処理を行なう部分の構成を示すもので、図9と同一部分には同一符号を付して示している。
【0032】
すなわち、前記予測メモリ35は、それぞれが1フレーム分の画像データを記録する容量を有する2つの記録領域35a,35bに分割されており、入力端子25に供給された画像データをI,P,Bピクチャの画像データに変換する場合には、この2つの予測メモリ35a,35bが使用される。
【0033】
まず、Iピクチャを生成する場合、入力端子25に供給された画像データは、何も減算されることなく、DCT演算処理及び量子化処理が施されることによって、Iピクチャの画像データに変換される。このIピクチャの画像データは、逆量子化処理及び逆DCT演算処理が施されて元の画像データに戻された後、何も加算されることなく、スイッチ34,49を介して予測メモリ35aに書き込まれる。
【0034】
次に、Pピクチャを生成する場合には、予測メモリ35aに書き込まれた画像データ(Iピクチャ対応)が、スイッチ50,27を介して減算回路26に導かれ、入力端子25に供給された画像データから減算される。そして、この減算回路26から出力される差分データにDCT処理及び量子化処理が施されることにより、Pピクチャの画像データが生成される。また、このPピクチャの画像データは、逆量子化処理及び逆DCT処理が施された後、予測メモリ35aに書き込まれた画像データ(Iピクチャ対応)が加算され、スイッチ34,49を介して予測メモリ35bに書き込まれる。
【0035】
さらに、Bピクチャを生成する場合には、スイッチ50,51により、予測メモリ35a,35bに書き込まれた各画像データ(I,Pピクチャ対応)を平均値算出回路37に導いてその平均値を算出し、この算出された平均値を入力端子25に供給された画像データから減算する。そして、この減算回路26から出力される差分データにDCT処理及び量子化処理が施されることにより、Bピクチャの画像データが生成される。
【0036】
次に、図2は、上記MPEGエンコーダデコーダ16におけるMPEGデコード処理を行なう部分の構成を示すもので、図10と同一部分には同一符号を付して示している。すなわち、前記予測メモリ44は、それぞれが1フレーム分の画像データを記録する容量を有する2つの記録領域44a,44bに分割されており、入力端子38に供給されたI,P,Bピクチャの画像データを元の画像データに変換する場合には、この2つの予測メモリ44a,44bが使用される。
【0037】
まず、入力端子38にIピクチャの画像データが供給されると、その画像データは、逆量子化処理及び逆DCT演算処理が施された後、何も加算されることなく、スイッチ43,52を介して予測メモリ44aに一旦書き込まれた後読み出される。そして、この予測メモリ44aから読み出された画像データが、スイッチ53,45及び出力端子46を介して前記ビデオエンコーダデコーダ18に供給される。
【0038】
また、入力端子38にPピクチャの画像データが供給された場合、その画像データは、逆量子化処理及び逆DCT演算処理が施された後、予測メモリ44aに書き込まれた画像データ(Iピクチャ対応)が加算される。そして、この加算回路41から出力される画像データが、スイッチ43,52,予測メモリ44b及びスイッチ54,45を介して出力端子46から取り出される。
【0039】
さらに、入力端子38にBピクチャの画像データが供給された場合、その画像データは、逆量子化処理及び逆DCT演算処理が施された後、平均値算出回路48で算出されるところの、予測メモリ44aに書き込まれた画像データ(Iピクチャ対応)と、予測メモリ44bに書き込まれた画像データ(Pピクチャ対応)との平均値が加算された後、スイッチ45を介して出力端子46から取り出される。
【0040】
なお、上記予測メモリ35a,35bには、Iピクチャ対応の画像データとPピクチャ対応の画像データとが、交互に書き込まれるように制御されている。また、上記予測メモリ44a,44bにも、Iピクチャ対応の画像データとPピクチャ対応の画像データとが、交互に書き込まれるように制御されている。
【0041】
ここで、図1に示した予測メモリ36と図2に示した予測メモリ47とは、それぞれ、使用者が光ディスク11に記録した内容を把握するためのタイトルメニュー画面を生成するために使用される。すなわち、使用者が、光ディスク11を再生してタイトルメニュー画面に掲載したい画像(静止画)を検索すると、その画面に対応するIピクチャの画像データが、図2に示したMPEGデコーダで逆量子化処理及び逆DCT演算処理が施され、スイッチ43,52を介して予測メモリ44aまたは44bに一旦書き込まれた後読み出される。
【0042】
そして、この予測メモリ44aまたは44bから読み出された画像データは、スイッチ53または54からスイッチ45を経てプリフィルタ56に導かれることによりプリフィルタリング処理が施され、さらに、サブサンプリング回路57によるサブサンプリング処理が施されて、垂直及び水平方向のデータ量が減少された後、スイッチ55を介して予測メモリ47に書き込まれる。
【0043】
以上の動作が、タイトルメニュー画面に掲載したい画像(静止画)の数だけ繰り返される。この場合、プリフィルタリング処理及びサブサンプリング処理により垂直及び水平方向のデータ量が削減された各画像データは、予測メモリ47内に予め設定された複数の記憶領域にそれぞれ書き込まれるようになり、ここに、タイトルメニュー画面の画像データが生成される。
【0044】
その後、この予測メモリ47内に生成されたタイトルメニュー画面の画像データは、図1に示したMPEGエンコーダでDCT処理及び量子化処理が施されることにより圧縮され、例えばタイトルメニュー画面とその本篇となる内容の記録位置とを関連付けるリンク情報等とともに光ディスク11に書き込まれる。
【0045】
図3は、上記したタイトルメニュー画面の生成動作をまとめたフローチャートを示している。まず、開始(ステップS1)され、ステップS2でタイトル指定が行なわれると、ステップS3でタイトルデータの再生が行なわれ、ステップS4でデータの復調やエラー訂正処理が行なわれ、ステップS5でピクチャ再生が行なわれる。
【0046】
そして、ステップS6で使用者がタイトルメニュー画面に掲載を希望するか否かが判別され、タイトルメニュー画面に掲載を希望しない場合(NO)、ステップS3の処理に戻される。また、使用者がタイトルメニュー画面に掲載を希望した場合(YES)には、ステップS7で予測メモリ44aまたは44bからフレーム画像データが読み出され、ステップS8でプリフィルタリング処理及びサブサンプリング処理が行なってデータ量を減少させた後、ステップS9で予測メモリ47に書き込まれる。
【0047】
その後、ステップS10でタイトルの画像データと前記MPU24とのリンク情報を作成し、ステップS11で次のタイトルを再生するか否かを判別し、再生する場合(YES)には、ステップS2の処理に戻される。また、次のタイトルメニュー画面を再生しない場合(NO)には、ステップS12で予測メモリ47に記録された画像データにDCT処理及び量子化処理を施して圧縮し、ステップS13で光ディスクにその圧縮されたメニュー画面の画像データとリンク情報とを書き込み、終了(ステップS14)される。
【0048】
図4は、タイトルメニュー画面の一例を示している。図4において、符号A〜Fは、それぞれ使用者がタイトルメニュー画面に掲載することを希望したフレーム画像データに、プリフィルタリング処理及びサブサンプリング処理を施した画面を示している。この例の場合、6つのタイトル画面A〜Fが表示されていることになる。
【0049】
次に、使用者がタイトルメニュー画面に掲載することを希望したタイトル画面を、メニュー画面内に配置し、このメニューが面からタイトルを再生する手段について説明する。このメニュー内の配置は、タイトル画面の画像データを、予測メモリ47の記憶領域に書き込む際の配置に対応している。
【0050】
すなわち、図5に示すように、メニュー画面を破線で示す6つのエリアに分割しておき、例えばタイトル画面Aを表示させる領域として、座標(X0,Y0)と座標(X1,Y1)とを指定することにより、両座標で示される2点を対角とする四角形内が、タイトル画面Aの表示エリアとなるようにしている。
【0051】
また、図6に示すように、タイトル画面Aを表示させる領域として、座標(X1,Y1)と座標(X2,Y2)とを指定することにより、両座標で示される2点を対角とする四角形が、そのままタイトル画面Aの表示エリアとなるようにしてもよい。この場合には、タイトル画面に付随するタイトル名の表示エリアも、2つの座標を指定することにより、両座標で示される2点を対角とする四角形として確保することができる。
【0052】
なお、空間的エリアを指定するデータの記述方法としては、上記の手法に限定されるものではない。例えばタイトル画面の中心点の座標(X,Y)と中心点からX方向及びY方向のエリア境界までの距離とを用いてもエリアを指定することはでき、要するに、2次元空間上のあるエリアを指定することができる情報であればよいことになる。
【0053】
また、タイトルメニュー画面上の位置を予め番号に対応するように定めておいて、使用者に番号を指定させることによりタイトル画面の表示位置を設定する手法も考えられる。この場合、番号とタイトルとをリンクさせる。
【0054】
ここで、タイトル画面とその本篇となる内容の記録位置とを関連付けるリンク情報としては、タイトル画面で指定される内容を初めから再生するための光ディスク11上のアドレス、タイトル画面のフレームを含むGOPから再生するための光ディスク11上のアドレス、タイトル画面のフレームを含むNAV−PACKから再生するための光ディスク11上のアドレス等が考えられる。
【0055】
そして、ディスク記録再生装置の操作部またはリモートコントローラを操作することにより、例えばタイトルメニュー画面でタイトル画面Aが表示されているエリアを選択すると、タイトルメニュー画面の付加情報(ヘッダ)により、選択されたエリアに入っているのはタイトル画面Aであることが認識されるので、リンク情報からこのタイトル画面Aの本篇の開始アドレスを読み出し、光ヘッド13をそのアドレスに移動させてタイトル画面Aの内容を再生させる。
【0056】
上記した実施の形態によれば、使用者が光ディスク11に記録された画像データに基づいて、自由にタイトルメニュー画面を作成することができるので、光ディスク11の記録内容を使用者が容易に管理することが可能となり、より一層実用に供するものとなる。
なお、この発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0057】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、ディスクの記録内容を使用者が容易に管理することを可能として、より一層実用に供し得るようにした極めて良好なディスク記録再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るディスク記録再生装置の実施の形態を示すもので、MPEGエンコーダを示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態におけるMPEGデコーダを示すブロック構成図。
【図3】同実施の形態におけるタイトルメニュー画面の生成動作を説明するために示すフローチャート。
【図4】同タイトルメニュー画面の一例を示す図。
【図5】同タイトルメニュー画面内にタイトル画面を配置する手段の一例を説明するために示す図。
【図6】同タイトルメニュー画面内にタイトル画面を配置する手段の他の例を説明するために示す図。
【図7】従来のディスク記録再生装置を示すブロック構成図。
【図8】MPEGによる画像データの符号化方式を説明するために示す図。
【図9】同従来装置におけるMPEGエンコーダを示すブロック構成図。
【図10】同従来装置におけるMPEGデコーダを示すブロック構成図。
【符号の説明】
11…光ディスク、
12…ディスクモータ、
13…光ヘッド、
14…変復調・エラー訂正処理部、
15…トラックバッファメモリ、
16…MPEGエンコーダデコーダ、
17…フレームメモリ、
18…ビデオエンコーダデコーダ、
19…出力端子、
20…オーディオエンコーダデコーダ、
21…出力端子、
22,23…入力端子、
24…MPU、
25…入力端子、
26…減算回路、
27…スイッチ、
28…DCT回路、
29…量子化回路、
30…出力端子、
31…逆量子化回路、
32…逆DCT回路、
33…加算回路、
34…スイッチ、
35,36…予測メモリ、
37…平均値算出回路、
38…入力端子、
39…逆量子化回路、
40…逆DCT回路、
41…加算回路、
42,43…スイッチ、
44…予測メモリ、
45…スイッチ、
46…出力端子、
47…予測メモリ、
48…平均値算出回路、
49〜55…スイッチ、
56…プリフィルタ、
57…サブサンプリング回路。

Claims (3)

  1. 入力された画像データから、そのフレーム内情報を圧縮符号化してなるフレーム内符号化画像データと、そのフレーム間差分情報を圧縮符号化してなるフレーム間符号化画像データとを生成し、所定の順序でディスクに記録する記録手段と、
    この記録手段で前記ディスクに記録された前記フレーム内及びフレーム間符号化画像データを読み取り、伸張復号化して元の前記画像データを再生する再生手段とを備えたディスク記録再生装置において、
    前記ディスクから前記再生手段により伸張復号化して得られる画像データから1フレーム分の画像データを選択的に抽出する抽出手段と、
    この抽出手段で得られた1フレーム分の画像データに対して、垂直または水平方向にデータ量を削減する削減手段と、
    この削減手段でデータ量の削減された1フレーム分の画像データを、複数フレーム分集めて記憶する記憶手段と
    前記記憶手段に記憶された複数フレーム分の画像データのそれぞれを、前記記録手段によって圧縮符号化して、前記ディスクに記録するメニュー画面記録手段とを具備することを特徴とするディスク記録再生装置。
  2. 前記記憶手段に記憶された複数フレーム分の画像データのそれぞれには、各フレームの画像データがそれぞれ属している画像データ群の前記ディスク上における位置を示す第1の情報と、前記記憶手段内での記憶位置を示す第2の情報とが付加されることを特徴とする請求項1記載のディスク記録再生装置。
  3. 前記再生手段は、前記第2の情報が指定されたとき、該第2の情報にリンクする前記第1の情報に基づいて、前記ディスクから再生する画像データ群を検索することを特徴とする請求項2記載のディスク記録再生装置。
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