JP3910663B2 - 摩耗性シールの修理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸流回転機械に関し、より詳細には、ガスタービンエンジンのステータアッセンブリといった回転しない流れ配向アッセンブリの摩耗性シールの修理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガスタービンエンジンの圧縮領域は、ステータ構造体と、ロータ構造体とを有している。上記ロータ構造体は、回転軸を中心として配設されており、この回転軸は、上記圧縮機領域を通して延びている。上記ステータ構造体は、上記ロータ構造体から径方向に離間しており、上記ロータ構造体を取り囲むようになっている。作動媒体ガスの流路は、上記エンジンを通して延びており、上記ステータ構造体が境界を画成している。複数の流れ配向面は、上記流路内に配設されており、複数の段(ロータ構造体)において上記ガスを圧縮しているとともに、上記圧縮段(ステータ構造体)の間に向けて上記ガスを流すようになっている。
【0003】
上記ロータ構造体における流れ配向面の一例としては、列となった各ロータブレード表面を挙げることができる。複数の上記ロータブレードは、上記ロータ構造体から外側に向かって延びており、入ってきたガスに作用して、これらのガスを圧縮する。ステータベーンの列は、上記ステータ構造体から上記ロータ構造体に近接するようにして内側に延びている。上記複数のステータベーンは、それぞれが流れ配向面を有していて、ロータブレードのそれぞれの段を通過した後に、上記ガスが配向されるようになっている。
【0004】
上記ロータブレードは、上記ステータ構造体に極近接しており、上記複数のロータブレード先端部からのリークを最小限としている。摩耗性シールは、上記ステータ構造体の内側に、上記ロータ構造体に近接して配設されている。これらのシールは、上記作動媒体ガスが上記流れ配向面を迂回してリーク経路へ流れるのを阻止するようになっている。上記ステータ構造体は、例えば、上記ロータブレード先端部の回りを取り囲むようにして延びた外側摩耗性シールを有しており、上記ブレード先端部のシールとなっている。複数の上記ステータベーン列は、上記ロータアッセンブリに向かって突き出した面、例えばナイフエッジシール要素に極近接し、これを取り囲むようにして延びた内側摩耗性シールを有していて、上記ベーン先端におけるシールを形成している。双方の場合において、上記ロータアッセンブリは、回転するにつれて、上記摩耗性材料のシール溝を摩滅させつつ運転条件下におけるギャップを最小限とするようになっていることが好ましい。上記ガスタービンが所定時間運転された後、上記摩耗性材料を交換して修理を行い、上記エンジンの効率よい運転が保証されている。
【0005】
上記摩耗性シールの例としては、互いに連結した細孔を有する金属ファイバ層等の多孔性の摩耗性材料層を、アーチ型の支持体リングに取り付けて形成したものを挙げることができる。上記支持体リングは、以後支持体と呼ぶことにする。上記金属ファイバは、焼結、圧縮されたシート、又は圧延されたシートといった形状とされた、ランダムに金属ファイバが絡み合った構造の金属ファイバを有している。この様な金属ファイバシートとしては、FELMETAL(登録商標)等の金属ファイバを挙げることができ、具体的には、ブランズウイック(Brunswick Corporation)社、デランド(DeLand)、フロリダ州(Florida)のテクネチックディビジョン(Technetic Division)から市販されているものを挙げることができる。典型的な結着材の一つとしては、AMS 4777(航空機材料規格;アエロスペースマテリアル規格;Aerospace Material Specifiation))のロウづけ材料を挙げることができる。これとは別の摩耗性シール材料としては、細孔を形成するFELMETAL(登録商標)金属ファイバといった摩耗性材料で充填されたハニカムを挙げることができる。
【0006】
上記摩耗性材料の交換は第一のステップとして、上記摩耗性材料だけか、又は摩耗性材料やロウづけ材料を取り去ることによるものである。金属ファイバや、金属ファイバで充填されたハニカムといった摩耗性材料を除去するための方法の2つの例については、本願譲受人と同一の譲受人に係わる米国特許に開示されている。第一の例は、シュナイダー等(Snyder et al.)による米国特許第5,293,717号、名称“ガスタービンエンジンの摩耗性エアシールの交換方法”を挙げることができる。シュナイダー等は、金属ファイバやハニカムといった摩耗性材料を取り除くために研磨機械を使用して、上記摩耗性材料と、上記支持体リングすなわち、支持体との界面にまで研磨する方法を開示している(前記引例の22−24頁、第4欄 第11行参照のこと)。マッコマス等(McComas et al.)による米国特許第5,167,721号、名称“プラズマスプレー及び焼結体の液体ジェットによる除去”には、高圧のウォータジェットを使用して、上記ウォータノズル圧を調節し、上記支持体よりも強度が弱いすべての被膜を除去する方法が開示されている。上記圧力は、接着被膜に損傷を与えずに上記最上層被膜を除去するか、あるいは、支持体に損傷を与えずに上記最上層被膜と接着被膜とを除去するように調節して、上記接着コートと支持体又は、上記支持体がそれぞれ再利用されるようになっている。
【0007】
これらの発明以前に用いられていた上記摩耗性材料の除去方法では、研磨機械が用いられており、新たな金属ファイバ、又は支持体に取り付けられたファイバ金属で充填されたハニカムといったいかなる材料であってもこれらを取り付ける前に上記摩耗性材料やロウづけが完全に除去されていた。このため、25mil厚の金属ファイバを有する約30インチの直径の摩耗性シールにつき、上記支持体の主材料のうち10〜15milsは、しばしば損失してしまうことがあった。ここで、1インチは、2.54cmであり、1milは、1m(ミリ)インチを表す。上記機械加工された面は、良好な接着面を提供することができるが、上記摩耗性材料と、ロウづけとを除去するために、余分な加工時間がかかるとともに、上記表面から主材料が削られてしまうことがあるために、部品寿命が短くなっていた。
【0008】
ある場合には、新たな未充填のハニカムを取り付ける前に、未充填のハニカムの一部だけを除去して、残部ハニカムに付け足すように別のハニカムを取り付けることも行われている。しかしながら、上記多孔性材料は強度が弱いために、従来はすべての多孔性の摩耗性材料は、確実に除去することが必要であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、米国特許第5,293,717号及び米国特許第5,167,721号の双方では、上記すべての摩耗性材料、又は、上記摩耗性材料と、ロウづけとのすべてを除去するための方法が開示されていた。上記双方の方法は、良好に用いられるが、上記材料を過度に除去してしまうことがあること、付着するロウづけのすべてを除去するために装着される部材の許容幅が狭いため、曲率が予期しないように変化していると上記主材料を傷つけてしまうことがあった。例えば、上記ロウづけ層の厚さは、上記構造、すなわち、約30インチの直径で25milの厚さを有する摩耗性材料では8mil程度と薄いものである。
【0010】
このため科学者及び技術者は、譲受人の指揮の下に、機械加工量を低減させ、かつ支持体材料の損失を低減させることで上記部品の保守寿命を延ばすような多孔性摩耗性シールの交換が可能な修理プロセスの開発を行ってきた。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ロウづけ等の接着材料担持能力を有する多孔質摩耗性材料を有するシールは、上記シール材料を交換する際に完全に除去せずともよい、という予測に基づいてなされたものである。
【0012】
本発明によれば、支持体に接着材料によって付着した摩耗性材料を有する摩耗性シールの修理プロセスが提供できる。上記摩耗性材料は、多孔性であるとともに、上記接着材料を担持する能力を有する。上記プロセスは、除去時間を低減し、材料コストを低減し、かつ、上記支持材料の突発的な除去を避けるように許容幅を増加させるようにするべく、接着材料と摩耗性材料との残部を残したままで、上記摩耗性材料の実質的な一部分を超えないように除去するステップを有している。
【0013】
本発明の実施例のうちの一つとしては、上記シール材料を除去するステップは、上記摩耗性材料とロウづけ材料との残部を所定の厚さで残しておくステップを有している。またこのプロセスは、さらに前記残部に近接させて接着材料の厚みが上記残部の厚さの2倍未満で所定厚の新たな接着材料を配設するステップと、上記した新たな接着材料層上に新たな摩耗性材料層を配設して、上記残部内の上記接着材とともに上記支持体へと付着させるステップを有している。
【0014】
本発明の主な特徴は、上記多孔性摩耗性材料を、接着材料と摩耗性材料との残部を残すようにして除去するステップにある。この他の特徴としては、上記摩耗性材料の除去ステップが完了した後にも、上記主材料上には接着材料の被覆が延びていることにある。上記ステップの別の特徴は、接着材料を配設するステップにあり、この厚さは、支持体と上記交換されるシール材料との間の上記残された接着コート厚未満とされている。一実施例では、上記支持体の上記主材料は、完全に被覆されている。又、別実施例では、上記接着材料の除去は中程度に行われ、上記主材料の除去深さは、上記摩耗性材料の厚さの20%未満とされる。ある場合、主材料の除去深さは、上記摩耗性材料シール深さの10%未満とされる。
【0015】
本発明の主な効果は、摩耗性シールの修理に要する時間の短縮と、労力低減とにあり、この効果は、接着材料と多孔性のシール材料とを上記支持体上に残しておき、交換するための摩耗性材料を上記残部に接着させることによるものである。本発明の別の効果は、部材寿命を延長できることにあり、これは、上記除去装置と上記支持体との間に残された材料厚さにより、上記支持体から主材料を大きく取り去ってしまうことが避けられるためである。さらに別の効果としては、上記のように修理された摩耗性シールの高耐久性にあり、これは、上記摩耗性材料の孔を通して接着材料が担持されていて、残された摩耗性材料と接着材料との残部に交換された材料が接着しているためである。本発明の別の効果は、接着コート材料を所定厚とする場合に、材料コストを低減させることができることを挙げることができ、これは、上記残部内の上記接着材料を用いることに加え、新たな接着材料を使用して上記支持体上に新たな摩耗性材料を付着させることによるものである。
【0016】
上記した本発明の特徴及び効果については、後述する実施例において、図面をもって説明を加える。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例で使用するガスタービンエンジンを図1に示す。このエンジンは、圧縮機領域10を有しているが、その一部だけを示している。上記圧縮機領域10は、インナケース12といったステータアッセンブリを有している。このインナケース12は、流れ配向アッセンブリ14を有しており、この流れ配向アッセンブリ14は、さらに互いに周方向に隣接したアーチ型のセグメント16を有している。
【0018】
上記それぞれのアーチ型のセグメントは、支持体リング22を有している。複数のベーンをベーン24で示すが、これらは、上記支持体リングから径方向内側に向けて延びている。各ベーンは、それぞれが流れ配向面を有している。それぞれのアーチ型のセグメントは、第一のアーチ型シール26を有しており、これらの第一のアーチ型シール26には、複数のステータベーンが取り付けられているとともに、ロータアッセンブリ(図示せず)と協働して、上記複数のベーンを通過する作動媒体がリークするのを防止している。上記第一のアーチ型シール26は、多孔質の摩耗性材料、例えば金属ファイバ、又は金属ファイバで充填されたハニカムなどで形成されている。各第一のシールは、上記摩耗性材料を支持するための支持体28を有している。接着剤材料32、例えばロウづけ材料は、上記摩耗性材料34と上記支持体28との間に配設されている。
【0019】
第二のアーチ型シール36は、上記第一のアーチ型シールの外側に配設されている。この第二のシールは、摩耗性材料38を有している。また、この摩耗性材料は、金属ファイバ等であるとともに、これらは、支持体リング22に配設されている。上記支持体リング22部分には、上記シールの外側に上記第二のアーチ型シールのための支持体42が形成されている。上記ガスタービンエンジンの運転中には、作動媒体ガスは、流路44に沿って流れて行き、この流路44は、上記流れ配向アッセンブリ(複数のステータベーン24)を通過するように軸方向に延びている。また、上記流れ配向アッセンブリは、上記支持体リング22から内側に向かって延びている。上記作動媒体ガスは、上記圧縮領域を通るようにロータアセンブリ(図示せず)によって付勢される。上記ロータアッセンブリは、ナイフエッジ又はブレード先端部(図示せず)を有しており、複数の上記アーチ型シール26と、36とに極近接していて、上記作動媒体ガスが、上記流路と、上記ロータアッセンブリと上記ステータアッセンブリとの間にあるクリアランスと、からリークするのを防いでいる。ある配置では、上記ロータナイフエッジ、又は、ロータブレード先端部は、それらの間にあるギャップを最小にするため、複数の上記シールの上記摩耗性材料と線接触するように運動するようにされていても良い。また、ある配置では、上記ロータブレード先端部、又は、ナイフエッジが、通常の運転条件下で上記クリアランスギャップを最低限とするように、上記シール材料を磨滅させるような設計がなされていても良い。別の配置では、所定の場合に上記回動するナイフエッジ、又は、ブレード先端と上記シール材料とが接触しつつ摺動して、上記シール材料を摩耗させるようになっていても良い。所定の運転時間の後、上記シール材料は取り替えられて、上記本来のクリアランス条件が得られるように修理が行われる。
【0020】
上記多孔質摩耗性材料の交換方法は、接着材料と摩耗性材料との残部を残したままで上記摩耗性シール材料の一部を除去するステップと、AMS 4777ロウづけ材料といった接着材料層を、上記摩耗性材料及び上記支持体とに隣接させて配設するステップと、を有している。
【0021】
図2は、図1に示す上記アーチ型セグメントの別実施例を示したものである。本実施例では、第一(内側)アーチ型シール26aは、ファイバ材料が充填されたハニカムで形成されている。第二のアーチ型シール36aは、金属ファイバで形成されている。上記第一のアーチ型シールと上記第二のアーチ型シールとは、表面研磨機械(surface abrasive machining;SAM)を用いて除去される。この表面研磨加工ステップにおいて、上記金属ファイバと、金属ファイバで充填された上記ハニカムとの一部をそれぞれ研磨により除去する。上記充填ハニカムと、上記金属ファイバとは、それぞれ所定の厚さにまで研磨される。ここでこの所定の厚さは、上記第1(内側)のシールのハニカムの一部、及び、上記第二の(外側)シールの金属ファイバの一部とをそれぞれ含んだ厚さをいう。上記それぞれの部分は、上記主材料すなわち支持体に、ロウづけ材料によって取り付けられている。表面研磨加工を行うための一つの方法としては、シュナイダー等に付与された、米国特許第5,293,717号に開示されている方法を挙げることができ、これらは本願において参照することができる。
【0022】
上記シュナイダーによる特許にも開示されているように、プローブ46は、位置データを得るために使用されている。これらのデータは、上記研磨加工動作を行う際の複数の基準面を確立するために用いられている。複数の上記基準面は、研磨機械(鎖線で図示してある)をガイドするために使用される。しばしば、上記加工動作中に、約30インチの径で、高さが25milの金属ファイバを用いた配置においては、主材料が僅かに除去されることがある(例えば1〜5mil)。この原因の一つとしては、例えば、上記部品が大きく変形を受けており、この変形が、変形を受けた部品についての通常許容範囲を越えているような場合に発生する。これらの部品は、修理可能ではあるが、同様の操作をしていたのでは、上記主材料を損傷することになってしまう。
【0023】
上記支持体から除去される主材料の量は、上述した米国特許第5,293,717号で開示されている方法に比較して極めて小さくすることができる。これは、上記例では、上記摩耗性材料は上記接着界面まで除去されているためである。本方法では、上記多孔質の摩耗性材料を完全には除去しないため、摩耗性材料の厚みの分だけ間隔変動に対する許容度が増加している。従って、上記主材料の除去を、従来の深さ5〜15milsから、深さ5mils、典型的には約2mils以下にまで低減させることが可能となる。
【0024】
図3は、上記金属ファイバ(例えば、FELMETAL(登録商標)金属ファイバ)部分を、ロウづけで形成した接着材料を有する摩耗性シールから、SAMにより除去する効果を示す顕微鏡写真である。図3で示すように、上記はじめのロウづけ材料は、ゾーンAにおいて、上記主材料中に拡散している。ゾーンBのロウづけ材料は、上記金属ファイバへと毛細管を介して接着するように担持されており、ゾーンCを形成するようになっている。従って、上記ロウづけ材料は、上記摩耗性材料部分を除去した後の上記摩耗性シール内において、上記ファイバ金属内と、上記主材料内と、に厚さRt分だけ延びている。このロウづけ材料は、上記金属ファイバ内部に毛細管効果によって延びており、これが追加するロウづけ材料と、金属ファイバとを接着する支持体となっている。これについては、後述する。
【0025】
上述したマッコマス等による米国特許第5,167,721号に開示の除去方法を使用した除去方法では、上記SAMプロセスを使用するプロセスに対してまた、別の効果がある。この方法は、マッコマス等によって開示されているように、加圧したウォータジェットを除去操作に使用する方法である。本発明では、ウォータジェットは、上記金属ファイバ部分を除去するために使用される。これは、確実に上記摩耗性金属ファイバ部分のみを除去することができ、又、ほとんど上記ロウづけを損傷させない方法である。この結果、上記主材料は、上記ロウづけ材料によって被覆されたまま残されるので、ロウづけ用電気炉といった表面を被覆するための操作が必要ではなくなる。この電気炉は、上記主材料がロウづけ接着中に外部雰囲気と接触しないようにするためのものである。上記SAMプロセスと、上記ウォータジェットプロセスの双方において、上記摩耗性材料部分のみを除去することは、加工時間を低減し、加工コストを削減することができることになる。
【0026】
図4は、ウォータジェットを使用して上記金属ファイバを除去した後の摩耗性シール材料の顕微鏡写真である。図4に示すように、上記支持体には、上記ロウづけ材料がゾーンAに対してある程度に延びており、純粋なロウづけ材料(ゾーンB)は、さらに外側に延在して、上記摩耗性シールの金属ファイバ(ゾーンC)内に達している。この場合でも、上記ロウづけ材料は、上記金属ファイバ内(ゾーンC)に、毛細管による吸引力によって吸い上げられている。さらにこれは、別のロウづけ層を取り付けるための基材層として用いられ、上記修理プロセスにおける金属ファイバの補助層となっている。従って、上記摩耗性材料は、新たなロウづけ材料が上記摩耗性材料内部へと浸透して、上記残されたロウづけ材料に新たなロウづけ材料が接着するように浸透できるだけ除去される。
【0027】
図5は、上記シール材料の残部から摩耗性材料(金属ファイバ)を除去するステップが完了した後の上記外側エアシール26aと、上記内側エアシール36aの側面立面図である。この結果、上記支持体面には、上記支持体42に付着しているロウづけ層と、ロウづけ/摩耗性シール材料の残部層が露出している。
【0028】
図6は、上記摩耗性外側シール36aを図5のライン6−6に沿って断面として示した図である。この際、上記支持体は上下方向を180゜回転して観察している。図6に示すように、表面を研磨加工することによるため、上記支持体42は、小さな貝殻状の凹凸を有しており、この深さはD(明示させるため強調して示してある)となっている。上記方法は、支持体42に隣接するとともに、上記支持体に付着しているロウづけ/摩耗性材料52の残部を残すようになっている。多孔質の摩耗性材料とロウづけ材料との層は、上記シール材料をウォータジェットで除去して形成するか、又は、上記材料表面を磨滅させて除去することによって形成される。上記摩耗性シール材料層54は、金属ファイバ等であり、上記ロウづけと金属ファイバとの残部からは離間している。ロウづけパウダーと揮発性の接着剤56とによるテープは、厚さRbを有しており、このテープは、上記摩耗性金属ファイバ層と上記ロウづけ/摩耗性材料残部との間に配設されている。上記上記テープの厚さRbは、上記残部の厚さの2倍よりも小さい。このテープは、上記貝殻状の凹凸にまで達するようにして延ばされている。上記構造体を加熱すると、ロウづけ材料は、貝殻状の凹凸(図6では、著しく強調してある)によって形成されているボイドを充填するとともに、上記主材料に近接したロウづけ/金属ファイバ残部層の表面にわたって上記金属ファイバを結着する。
【0029】
図7は、上記修理工程が完了した後に得られた構造を、100倍に拡大した顕微鏡写真である。SAMプロセス、又は、ウォータジェットプロセスのいずれを上記摩耗性材料部分を除去するために使用しても、十分な量の摩耗性材料が除去できているのが示されている。毛細管の吸引力による担持作用では、ロウづけ材料は、上記新たな摩耗性材料に好ましくない程度には浸透して行かない。すなわち、上記ロウづけ材料は、充填されたハニカム、又は金属ファイバが使用されていたとしても、上記摩耗性材料に比較すると相対的に、堅く、かつ、耐久性があるためである。従って上記相互作用が大きくなってしまい、上記ナイフエッジ又は上記ロータブレード先端部と上記ロウづけ材料とが接触して、ナイフエッジシール上の材料及びロータブレード先端部を著しく磨滅させることになる
図6のように構成した部材を加熱すると、上記追加されたロウづけ材料56は、上記ロウづけ材料に作用している毛細管による力のため、上記摩耗性シール材料(金属ファイバ)54又は52へと拡散して行く。図7のゾーンAは、上記主材料内に拡散しているはじめのロウづけ材料層を表している。ゾーンBは、ロウづけ/摩耗性シール(金属ファイバ)材料残部層を示している。ゾーンCは、追加されたロウづけ材料層を示している。ゾーンDは、取り替えられた摩耗性シール材料層(金属ファイバ)を示しており、追加されたロウづけ材料が上記摩耗性材料内に拡散しているのが示されている。
【0030】
上記追加されたロウづけ材料と、上記ロウづけ/ファイバ材料残部層内部にあるロウづけとの間には、良好な接着が形成されている。良好な接着性は、毛細管による力による発揮されるが、これは上記ロウづけ材料が、追加されたロウづけ材料の新たな界面へと多孔質の金属ファイバを通して延びているためである。この接着は、ロウづけ/金属ファイバ材料面を形成させるため、機械加工量を減らした場合であっても形成でき、追加された上記ロウづけ材料は、主材料と、一部がもとのロウづけ材料とによって担持されるようになっている。このようにして、上記もとのロウづけ材料を、上記新たなロウづけ材料をさらに主材料へと接着するために再利用し、新たなロウづけ材料の必要量を低減させることもできる。その結果、得られる強度は必要な強度を有しているとともに、フェルト状の上記材料を上記主材料へと接着する際のロウづけ量を低減させることができる。
【0031】
本発明は、代表的な実施例について説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲内で当業者による種々の変更、除外、付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ガスタービンエンジンの圧縮領域の内側ケースの一部を形成する2つの隣接するアーチ型セグメントの一部を斜視図とした図である。
【図2】図1に示した図の別実施例となる一つのアーチ型セグメントを示した斜視図であり、摩耗性シールを除去するための加工システムが上記アーチ状のセグメントに配設されたところを示している。
【図3】機械的研磨機械によって上記研磨性材料を除去するステップ後の上記支持体の主材料に対する接着材料と多孔質材料との関係を示す、金属組織の拡大率100倍の顕微鏡写真である。
【図4】ウォータジェットによって上記摩耗性材料を除去するステップ後の上記支持体の主材料に対する接着材料と多孔質材料との関係を示す、金属組織の拡大率100倍の顕微鏡写真である。
【図5】図2のライン5−5に沿った、図2に示すアーチ型セグメントの一部を示した断面図であり、上記摩耗性材料の一部を除去した後の多孔性摩耗性材料を示している。
【図6】図6は、図5に示した上記ステータベーンアッセンブリの部分を示した図であり、上記支持体の主材料と、接着材料(ロウづけ)と摩耗性材料との残部層と、接着剤(ロウづけ)テープ層と、取り替えられた摩耗性材料と、の関係を示した図である。
【図7】図7は、上記支持体の主材料と、接着剤と摩耗性材料との残部と、新たな接着材料と、取り替えられた摩耗性材料との間の関係を示す金属組織の100倍に拡大した顕微鏡写真である。
【符号の説明】
10…ガスタービンエンジン
12…インナケース
14…流れ配向アッセンブリ
16…アーチ型セグメント
22…支持体リング
24…ベーン
26…第一のアーチ型シール
28…支持体
32…接着材料
34…摩耗性材料
38…摩耗性材料
42…支持体

Claims (7)

  1. 支持体を有するシールと、この支持体に対して摩耗性材料を取り付けるためこの支持体に取り付けられている接着材料と、前記接着材料を担持できる寸法の互いに連結した孔を有する多孔質摩耗性材料と、を有する回転機械のための摩耗性シールの修理方法において、
    前記摩耗性材料の実質的な一部分を超えない程度に除去して前記接着材料と前記摩耗性材料の残部を残すステップと、
    接着材料層を前記残部に隣接させて配設するステップと、
    多孔質の摩耗性材料層を前記接着材料層に隣接して配設することで、前記残部と、この摩耗性材料との間に前記接着材料層を配設するステップと、
    前記接着材料を液状として、前記接着材料の少なくとも一部分を前記摩耗性材料へと浸透させるとともに、前記層の前記接着材料を、前記残部の前記接着材料と一体とするステップと、を有する回転機械のための摩耗性シールの修理方法。
  2. 前記接着材料は、ロウづけ材料であることを特徴とする回転機械のための請求項1に記載の摩耗性シールの修理方法。
  3. 前記摩耗性材料除去ステップは、加圧液体ジェットを用いているとともに、前記残部層が、前記支持体表面を完全に被覆するようにされていることを特徴とする請求項1に記載の回転機械のための摩耗性シールの修理方法。
  4. 支持体を有するシールと、この支持体に摩耗性材料を取り付けるためこの支持体に取り付けられている接着材料と、前記接着材料を担持できる寸法の互いに連結した孔を有する多孔質摩耗性材料と、を有するガスタービンエンジンのための摩耗性シールの修理方法において、
    前記摩耗性材料の実質的な一部分を超えない程度に除去して前記支持体から垂直方向に測定し周方向の領域における平均厚さがRtである接着材料と摩耗性材料の残部を残すステップと、
    接着材料層を前記残部に近接させて配設するステップであって、前記接着材料層は、周方向領域において、前記支持体に対して垂直方向に測定し平均厚さRbを有しており、かつ、接着材料層の平均厚さRbは、前記残部の平均厚さRtの2倍以下とされているものであって、
    多孔質の摩耗性材料層を前記接着材料層に隣接して配設することで、前記残部と、この摩耗性材料との間に前記接着材料層を配設するステップと、
    前記接着材料を液状として、前記接着材料の少なくとも一部分を前記摩耗性材料へと浸透させるとともに、前記層の前記接着材料を前記残部の前記接着材料と一体とするステップと、を有する回転機械のための摩耗性シールの修理方法。
  5. 前記接着剤は、ロウづけ材料であることを特徴とする請求項4に記載のガスタービンエンジンの摩耗性シールの修理方法。
  6. 前記摩耗性材料を除去するステップは、表面研磨機械を使用するものであり、かつ、前記支持体からの除去量は、いかなる位置においても前記摩耗性シール材料除去ステップ以前の前記摩耗性シール材料の厚さの20%未満とされていることを特徴とする請求項4に記載のガスタービンエンジンの摩耗性シールの修理方法。
  7. 前記摩耗性材料除去ステップは、加圧液体ジェットを使用し、かつ、前記残部は、前記支持体を完全に被覆するようにされていることを特徴とする請求項4に記載のガスタービンエンジンの摩耗性シールの修理方法。
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