JP3910135B2 - Building construction method and beam member used therefor - Google Patents

Building construction method and beam member used therefor Download PDF

Info

Publication number
JP3910135B2
JP3910135B2 JP2002319999A JP2002319999A JP3910135B2 JP 3910135 B2 JP3910135 B2 JP 3910135B2 JP 2002319999 A JP2002319999 A JP 2002319999A JP 2002319999 A JP2002319999 A JP 2002319999A JP 3910135 B2 JP3910135 B2 JP 3910135B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
building
temporary
beam member
construction method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002319999A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2004156207A (en
Inventor
篤 林
一樹 小林
森幸 嶋井
正彦 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
East Japan Railway Co
Original Assignee
Kajima Corp
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp, East Japan Railway Co filed Critical Kajima Corp
Priority to JP2002319999A priority Critical patent/JP3910135B2/en
Publication of JP2004156207A publication Critical patent/JP2004156207A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3910135B2 publication Critical patent/JP3910135B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Foundations (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の施工方法およびこれに用いられる梁部材に係り、特に、構造物、たとえば線路を跨いで施工される建築物の施工方法およびこれに用いられる梁部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、既存の構造物、たとえば鉄道線路の上方空間に有効利用を図るべく、それら鉄道線路やその側方に形成された駅舎を跨ぐ形態で建築物が建築されることがある。このような建築物を建築する際には、鉄道の運行を妨げることなく、昼夜にわたって作業できるようにして、作業効率を高めることが望まれる。
【0003】
かかる建築物の施工方法として、たとえば特開平5−340109号公報に開示されたものがある。この施工方法では、まず、既存の構造物に仮設支持杭を適宜な間隔を置いて立設し、この仮設支持杭に仮設桁を本設の柱部材設置位置から所定量ずらした位置に架設する。次に、架設桁上に仮設構台を構築してこの仮設構台上から基礎杭と本設柱を設ける。その後、仮設桁を移動装置により本設柱部材設置位置まで移動させて新建造物の桁となし、仮設構台上で新構造物の構築作業を行って既存構造物の稼動を可能にしつつ新建造物を構築するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報に開示された従来の施工方法では、仮設の桁を本設の柱部材設置地位置から所定量ずらして架設し、その後、本設柱部材設置位置まで移動させて建築物の桁としている。このため、桁を移動させるため移動部材を別途設ける必要があった。また、一旦架設した桁を移動させて新建築物の桁とする際に、正確な位置合わせを行うのに手間がかかるという問題もあった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、鉄道の運行を妨げることなく鉄道線路の上方空間に建築物を構築する際に、仮設の桁を移動させて本設の桁として利用する必要がないようにして、装置の簡素化や作業の効率化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本発明に係る建築物の施工方法は、地上に設置された構造物の上方空間に、構造物を跨いで建築物を施工する建築物の施工方法において、建築物の施工位置における建築物の本設杭設置位置を避けた位置および構造物を避けた位置に仮設杭を立設する工程と、開口部が形成された梁部材を仮設杭に架け渡す工程と、を含み、梁部材を仮設杭に架け渡す際、梁部材における開口部を本設杭設置位置に配置するものである。
【0007】
本発明に係る建築物の施工方法では、仮設杭に梁部材を架け渡すものであるが、梁部材には開口部が形成されており、この開口部が本設杭設置位置に配置されている。このため、開口部を通して本設杭を設けることができるので、本設杭を設けるために、本設杭設置位置から外れた位置に梁部材を設ける必要がなくなる。したがって、本設杭を設けた後に、梁部材を移動させる必要がなくなるので、装置の簡素化や作業の効率化を図ることができる。
【0008】
ここで、梁部材に建築物の床板となる床材を配設して作業構台を構築する工程と、床材を配設した後、仮設構台上に杭打ち装置を配置する工程と、杭打ち装置により、梁部材に形成された開口部を通して、杭打ち作業を行う工程と、を含む態様とすることができる。
【0009】
このように、梁部材に床板を設け、この床板上に杭打ち装置を配置してから本設杭を設けることにより、より容易に杭打ち作業を行うことができる。
【0010】
さらに、杭打ち装置によって、場所打ち杭を設ける態様とするのが好適である。
【0011】
このように、杭としては、場所打ち杭を設けるのが、施工上有利となる。ここで、場所打ち杭を設ける際には、たとえばリバースサーキュレーションドリル工法、アースドリル工法、オールケーシング工法など、適宜の工法を好適に利用することができる。
【0012】
他方、上記課題を解決した本発明に係る梁部材は、上記の建築物の施工方法に用いられる梁部材であって、直線部と、直線部の端部に形成された開口部とを備えるものである。
【0013】
このような梁部材を用いることにより、上記のような建築物の施工を行うことができ、その結果として装置の簡素化や作業の効率化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る建築物の施工方法の工程を示す工程図である。本実施形態に係る建築物の施工方法では、タワークレーンを用いて建築物の施工を行う。図1に示す工程図に沿って建築物を構築する際の大まかな流れを説明すると、まずタワークレーンを設置するための基礎杭を設ける(S1)。次に、建築物の構築部に、仮設杭として用いられるフロアー桁の支持杭の施工を行う(S2)。フロアー桁の支持杭の施工と並行して、タワークレーン基礎杭を設けた位置にタワークレーンを設置する(S3)。
【0016】
フロアー桁の支持杭の施工とタワークレーンの設置が済んだら、梁部材である1階部分の桁の設置を行い(S4)、1階部分の桁の設置が済んだら、柱部材設置位置に本設杭を設ける(S5)。本設杭を設ける際には、1階部分を作業構台として利用する。本設杭を設けた後、本設杭の上に本設柱を設置し(S6)、本設柱を設置した後に2階部分の構築を行う(S7)。そして、タワークレーンを撤去し(S8)、さらに適宜の建築手法によって上層階の構築を行うものである。この流れに沿って建築物が構築されるにあたり、本実施形態に係る建築物の施工方法では、1階桁の設置から本設柱の設置までの間に特徴的な工程がある。
【0017】
次に、本実施形態に係る建築物の施工方法における特徴的な工程について、図2〜図11をも参照してさらに詳細に説明する。
【0018】
まず、タワークレーンを設置するためのタワークレーンの基礎を設ける。本実施形態では、図2に示すように、構造物として、複数、たとえば8本の線路R1〜R8が形成された駅舎1(1A,1B,1C)を跨いで建築物を施工するものである。タワークレーンの基礎は、図2および図3に示すように、駅舎1Bから見て、線路R4の形成方向に離間した位置であるタワークレーン設置位置P1に設けられる。なお、図3に示すように、駅舎1には、屋根部材2が取り付けられている。また、レールR1〜R8上を走行する列車T,T…を図3に仮想線で、図4に実線で示しておく。
【0019】
タワークレーン20(図5)は、最外側の線路R8のさらに外側に配置されたクローラクレーン10を用いて設置される。クローラクレーン10は、走行部11とブーム12を備えている。ブーム12の上端部には、図示しないプーリを介してワイヤ13が取り付けられており、ワイヤ13によってタワークレーン20の基礎となるタワークレーン基礎部材15を吊持することができるようになっている。
【0020】
タワークレーン基礎部材15は、クローラクレーン10の近傍に搬入される。搬入されたタワークレーン基礎部材15は、クローラクレーン10によって順次タワークレーン設置位置P1まで移送される。このようにして、タワークレーン基礎部材15をタワークレーン設置位置P1で組み立て、さらにオペレーション室が形成された本体部やブームなどを取り付けることによって、図5および図6に示すタワークレーン20を設置する。
【0021】
設置されたタワークレーン20は、マスト21を備えている。マスト21の上には、オペレーション室が形成された本体部22が設けられており、本体部22にはブーム23が取り付けられている。ブーム23の先端には、支持部材24が取り付けられており、支持部材24によってワイヤ25が吊持されている。ワイヤ25の下端部には、フック26が取り付けられている。このタワークレーン20を用いて建築物の1階部分と2階部分の梁、床板などが設けられる。タワークレーン20の設置が完了したら、クローラクレーン10撤去する。
【0022】
このようにタワークレーン20を設置すると同時に、図4に示すように、駅舎1では、所定の位置にNSエコパイル(鋼管の先端に螺旋状の羽根を溶接した鋼管杭)からなる仮設杭30を設ける。仮設杭30は、図7に示す本設杭設置位置P2,P2…を避け、かつ線路R1〜R8避けた位置であって、互いに隣接する本設杭設置位置P2,P2の間における所定の仮設杭設置位置P3,P3…にそれぞれ設けられる。仮設杭30を設ける際には、図4に示すように、列車の利用客のけが等を防止するために、駅舎1に防護壁31,32を設ける。このうちの第1防護壁31の内側には、仮設杭30を設けるための全周回転掘削機33を設ける。また、第1防護壁31の内側には、仮設杭30として打ち込まれる杭部材30A,30A,30Aを立てかけるストック部34が形成されている。さらに、全周回転掘削機33の下方位置には、全周回転掘削機33の設置状態を補強するための補強材35が設けられている。一方、第2防護壁32の内側には、全周回転掘削機33に電気を供給するための電源装置36が設けられている。
【0023】
仮設杭30を設ける際には、全周回転掘削機33の中央部に杭部材30Aを固定し、電源装置36から全周回転掘削機33に電流を供給し、そのまま杭部材30Aを回転させながら地中の埋設する。この杭部材30Aを数本打ち込み、それぞれを高さ方向に接合することにより、仮設杭30を設ける。この仮設杭30は、屋根部材2の上方位置まで突出するようにして設けられる。屋根部材2がある位置に仮設杭30を設ける際には、屋根部材2に適宜貫通孔が形成される。
【0024】
タワークレーン20および仮設杭30,30…が設けられたら、図6に示すように、タワークレーン20で梁部材40を吊持し、仮設杭30,30…の上端部に架け渡して架設する。梁部材40は、図5に示すように、直線部41,41…と矩形部42,42…を備えている。このうちの矩形部42,42…が本設杭設置位置P2,P2…に対応する位置に配置されている。また、矩形部42には、矩形の開口部43が形成されている。開口部43は、本設杭および本設杭と同径の本設柱の断面積よりも大きい開口面積を有している。このため、開口部43を通して上方から本設杭を設けることができるとともに、立設された本設柱が開口部43を貫通できるようになっている。この梁部材40,40…を仮設杭30,30…に順次架け渡すことにより、図5に示すように、梁45が形成される。
【0025】
梁45が形成されたら、図8および図9に示すように、床板50を形成する。床板50は、タワークレーン20で吊持された本発明の床材である覆工板51を順次敷き詰めて形成される。このとき、図8に示すように、梁45の開口部43に対応する位置には、覆工板51を敷き詰めることはせず、開口部43は上下方向に貫通した状態を維持している。床板50を形成したら、図9に示すように、本設杭の設置作業を行う位置に仮設杭52,52を立設しておく。
【0026】
その後、新たに築造される建築物の杭となる本設杭を設ける。本設杭を設ける際には、この床板50を作業構台として利用する。本設杭は、図7に示す本設杭設置位置P2,P2…に設けられる。本設杭を設けるにあたり、まず、図9に示すように、本設杭の施工を行う位置の周囲に仮設杭52,52を立設する。仮設杭52,52を立設したら、図10に示すように、床板50の上に、開口部43を取り囲む状態で全周回転掘削機33を設置する。この全周回転掘削機33は、本発明の杭打ち装置に相当するものであり、仮設杭33を設ける際に用いたものをそのまま利用している。ただし、他の全周回転掘削機などを用いることもできる。全周回転掘削機33を用いて行う本設杭の設置作業は、作業構台としての床板50の上での作業となるので、列車の起電中でも行うことができる。
【0027】
全周回転掘削機33を設置したら、全周回転掘削機33によって口元管53を保持する。口元管53は、梁45に形成された開口部43を貫いて配置される。この状態で、全周回転掘削機33を駆動することにより、口元管53を地中の浅い部分に埋設する。口元管53を埋設する際、図示はしないが、駅舎1の屋根部材2における口元管53を通過させる位置には、適宜あらかじめ開口部を形成しておく。
【0028】
口元管53を埋設したら、図11に示すように、全周回転掘削機33に上方に掘削用の矢倉54を立設する。矢倉54は自走式のものであるが、この矢倉54を床板50上に設置する際にはタワークレーン20が用いられる。また、1箇所に本設杭および本設柱を設けた後は、他の位置に移動してまた本設杭および本設柱を設けるために用いられるが、他の位置への移動は、床板50上を矢倉54が自走することによって行われる。この矢倉54からケリーバー55を吊り下げ、全周回転掘削機33を通して下方に延在させる。ケリーバー55の下端部には、ロッド管56が取り付けられる。ケリーバー55は、全周回転掘削機33によって回転させられ、ケリーバー55とともに、ロッド管56も回転するようになっている。
【0029】
ロッド管56の下端部には、KNAP掘削機(リバース拡底掘削機)57が取り付けられている。このKNAP掘削機57によって、地面を掘削する。地面を掘削した後は、拡底し図示しない鉄筋籠を建て込んだ後、コンクリートを打設して場所打ち杭によって本設杭を設ける。他方、ロッド管56の周囲には、防護管58が設けられており、回転するロッド管56に外側から列車の乗客等が触れることを防止している。
【0030】
こうして、場所打ち杭によって本設杭を設けたら、本設杭の上方に築造される建築物の本設柱を立設する。いままで、作業構台として利用されていた床板50は、そのまま建築物の床板として利用される。このため、作業構台を撤去する作業は不要となる。しかも床板の上側と下側で同時に作業を行うことができる。本設柱は、梁45に形成された開口部43を貫通して上方にまで延在する。そして、立設した本設柱を開口部43に貫通させた後、開口部と本設柱を締結具等によって締結する。以後、適宜の建築方法で2階部分以上の階の建築が行われ、建築物が構築される。その際には、タワークレーン20は不要となるので、タワークレーン20は撤去される。
【0031】
このように、本実施形態に係る建築物の施工方法によれば、仮設杭、本設杭、本設柱等は、列車が走行するレールR1〜R8を避けて設けられる。また、これらを設ける際には、クローラクレーン10やタワークレーン20を用い、あるいは梁45および床板50の上に設置された全周回転掘削機33等を用いて行われる。このため、列車の起電中であっても施工を継続することができるので、列車の起電が停止する夜間を待って施工される工事と比較すると、その施工期間を大幅に短縮することができる。
【0032】
また、本実施形態係る建築物の施工方法では、梁部材40として開口部43が形成されたものを用いて梁45を設けている。この開口部43は、本設杭設置位置P2に配置されているので、仮設杭30,30…によって支えるようにして梁45を形成した際に、開口部43を介して本設杭および本設柱を設けることができる。したがって、本設柱が設けられた後、梁部材40を移動させる必要はないので、梁部材40を移動させるための移動装置やその移動作業は不要となる。したがって、その分装置の簡素化や作業の効率化を図ることが可能となる。
【0033】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、上記実施形態では、いわゆるリバースサーキュレーションドリル工法による場所打ち杭工法で本設杭を設けているが、アースドリル工法やオールケーシング工法など、他の場所打ち杭工法で本設杭を設けることができる。本設杭を設ける際には、場所打ち杭工法に限らず、たとえば打ち込み杭工法や埋め込み杭工法などを用いることもできる。また、上記実施形態では、構造物として線路を例示しているが、これに限らず、たとえば道路などの他の構造物も含まれる。さらには、都市の再開発などで低層の階を利用したまま上空に人工地盤を構築することがあり、このような場合の低層の階も本発明の構造物に含まれるものである。
【0034】
また、上記実施形態では、床板50の上に設けた全周回転掘削機33を用いて杭打ち作業を行ったが、たとえば床板50を設ける前または設けた後に、梁45の開口部43を通じてタワークレーンを用いた杭打ち作業を行う態様とすることもできる。さらに、上記実施形態では、梁部材40の矩形部42には、矩形の開口部が形成されているが、これを円形の開口部とすることもできる。もちろん、矩形部42に代えて、円形部とした態様とすることもできる。他方、上記実施形態における梁部材40においては、直線部41と矩形部42が一体となっているが、これを別部材として施工時に両者を接合する態様とすることもできる。
【0035】
他方、上記実施形態では、図4に示すように、仮設杭30を設ける際に、全周回転掘削機33を用いた態様としているが、回転掘削機33に代えて、図12に示すように、低騒音でコンパクトなバイブロハンマー60を用いる態様とすることもできる。図12に示す態様では、屋根部材2に形成された貫通孔を通して、タワークレーンのワイヤ25によってフック26を介して吊るされたバイブロハンマー60が用いられている。このバイブロハンマー60は、継ぎ足し仮設杭71を把持する把持部61を有するとともに、振動を与えながら把持部61を上下動させる駆動部62を有している。そして、把持部61で継ぎ足し仮設杭71を把持しながら把持部61に振動を付与しながら把持部61を上下動させることにより、把持部61を介して継ぎ足し仮設杭71を地中に打ち込んでいく。こうして打ち込まれる継ぎ足し仮設杭71を順次打ち込んでいくことにより、継ぎ足し仮設杭71を上下方向に並べて仮設杭72を形成するものである。仮設杭72を形成する際、もっとも上側に配置される継ぎ足し仮設杭71は、補強部材73によって補強されている。このような態様としても、好適に仮設杭72を形成することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、鉄道の運行を妨げることなく鉄道線路の上方空間に建築物を構築する際に、仮設の桁を移動させて本設の桁として利用する必要がないようにすることができる。そのため、装置の簡素化や作業の効率化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建築物の施工方法の工程を示す工程図である。
【図2】タワークレーンを設けている状態の平面図である。
【図3】タワークレーンを設けている状態の正面図である。
【図4】仮設杭を設けている状態の側面図である。
【図5】梁を設けている状態の平面図である。
【図6】梁を設けている状態の正面図である。
【図7】本設杭と仮設杭の設置位置の関係を示す平面図である。
【図8】床板を設けている状態の平面図である。
【図9】床板を設けている状態の正面図である。
【図10】本設杭を設ける際の口元管を設置している状態の側面図である。
【図11】本設杭を設ける際の掘削を行っている側面図である。
【図12】仮設杭を形成する他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1…駅舎、2…屋根部材、3…、10…クローラクレーン、11…走行部、12…ブーム、13…ワイヤ、15…タワークレーン基礎部材、20…タワークレーン、21…マスト、22…本体部、23…ブーム、24…支持部材、25…ワイヤ、26…フック、30…仮設杭、30A…杭部材、31,32…防護壁、33…全周回転掘削機、34…ストック部、35…補強材、36…電源装置、40…梁部材、41…直線部、42…矩形部、43…開口部、45…梁、50…床板、51…覆工板、52…仮設杭、53…口元管、54…矢倉、55…ケリーバー、56…ロッド管、57…KNAP掘削機、58…防護管、60…バイブロハンマー,61…把持部、62…駆動部、71…継ぎ足し仮設杭、72…仮設杭、73…補強部材、P1…タワークレーン設置位置、P2…本設杭設置位置、P3…仮設杭設置位置、R1〜R8…レール。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a building construction method and a beam member used therefor, and more particularly to a construction method for a building constructed across a structure, for example, a railroad, and a beam member used therefor.
[0002]
[Prior art]
In recent years, in order to effectively use existing structures, for example, in the upper space of a railroad track, a building may be built in a form straddling the railroad track or a station building formed on its side. When building such a building, it is desired to increase work efficiency by allowing the work to be performed day and night without hindering the operation of the railway.
[0003]
An example of a construction method for such a building is disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 5-340109. In this construction method, first, a temporary support pile is erected at an appropriate interval on an existing structure, and a temporary girder is erected on the temporary support pile at a position shifted by a predetermined amount from the main column member installation position. . Next, a temporary gantry is constructed on the erection girder, and a foundation pile and a main pillar are provided from the temporary gantry. After that, the temporary girder is moved to the main column member installation position by the moving device to form the girder of the new building, and the new structure is constructed while enabling the operation of the existing structure by constructing the new structure on the temporary gantry. I try to build it.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional construction method disclosed in the above publication, the temporary girder is installed with a predetermined amount shifted from the position of the main column member installation site, and then moved to the position of the main column member installation to move the building girder. It is said. For this reason, it is necessary to separately provide a moving member for moving the girders. In addition, there is also a problem that it takes time to perform accurate alignment when the erected girder is moved into a new building girder.
[0005]
Therefore, the problem of the present invention is that when building a building in the upper space of the railway track without hindering the operation of the railway, it is not necessary to move the temporary girder and use it as the main girder. The purpose is to simplify the apparatus and improve the efficiency of the work.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The construction method of a building according to the present invention that has solved the above problems is a construction method of constructing a building across a structure in an upper space of a structure installed on the ground. A step of standing a temporary pile at a position avoiding the position of installation of a permanent pile of a building and a position avoiding a structure, and a step of bridging a beam member having an opening formed on the temporary pile. When laying over the temporary pile, the opening in the beam member is arranged at the position where the permanent pile is installed.
[0007]
In the construction method of a building according to the present invention, a beam member is bridged to a temporary pile, but an opening is formed in the beam member, and this opening is disposed at a position where the permanent pile is installed. . For this reason, since a main pile can be provided through an opening part, in order to provide a main pile, it is not necessary to provide a beam member in the position away from a main pile installation position. Therefore, since it is not necessary to move the beam member after providing the main pile, the apparatus can be simplified and the work efficiency can be improved.
[0008]
Here, a step of constructing a work gantry by arranging floor materials as building floors on the beam members, a step of arranging a pile driving device on the temporary gantry after arranging the floor materials, And a step of performing a pile driving operation through an opening formed in the beam member by the apparatus.
[0009]
Thus, a pile driving operation can be performed more easily by providing a floor plate on the beam member and providing a main pile after disposing a pile driving device on the floor plate.
[0010]
Furthermore, it is preferable that the cast-in-place pile is provided by the pile driving device.
[0011]
Thus, as a pile, providing a cast-in-place pile is advantageous in terms of construction. Here, when the cast-in-place pile is provided, an appropriate construction method such as a reverse circulation drill method, an earth drill method, an all casing method, or the like can be suitably used.
[0012]
On the other hand, a beam member according to the present invention that has solved the above-mentioned problems is a beam member used in the construction method for a building, and includes a straight portion and an opening formed at an end portion of the straight portion. It is.
[0013]
By using such a beam member, it is possible to construct the building as described above, and as a result, it is possible to simplify the apparatus and increase the efficiency of the work.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 is a process diagram showing a process of a building construction method according to the present invention. In the building construction method according to the present embodiment, the building construction is performed using a tower crane. If the rough flow at the time of building a building is demonstrated along the process drawing shown in FIG. 1, the foundation pile for installing a tower crane will be provided first (S1). Next, the construction pile of the floor girder used as a temporary pile is constructed in the building construction part (S2). A tower crane is installed in the position which provided the tower crane foundation pile in parallel with the construction of the support pile of a floor girder (S3).
[0016]
Once the support piles for the floor girder and the tower crane have been installed, install the girder for the first floor, which is a beam member (S4). A stake is provided (S5). When installing the main pile, the first floor is used as a work gantry. After providing the main pile, the main pillar is installed on the main pile (S6), and after the main pillar is installed, the second floor portion is constructed (S7). Then, the tower crane is removed (S8), and the upper floor is constructed by an appropriate construction technique. When a building is constructed along this flow, in the building construction method according to the present embodiment, there is a characteristic process between the installation of the first floor girder and the installation of the main pillar.
[0017]
Next, the characteristic process in the construction method of the building which concerns on this embodiment is demonstrated still in detail with reference also to FIGS.
[0018]
First, the foundation of the tower crane for installing the tower crane is provided. In this embodiment, as shown in FIG. 2, as a structure, a building is constructed across a station building 1 (1A, 1B, 1C) in which a plurality of, for example, eight lines R1 to R8 are formed. . As shown in FIGS. 2 and 3, the foundation of the tower crane is provided at a tower crane installation position P1, which is a position separated from the station building 1B in the formation direction of the track R4. As shown in FIG. 3, a roof member 2 is attached to the station building 1. Further, trains T, T... Traveling on the rails R1 to R8 are shown by phantom lines in FIG. 3 and by solid lines in FIG.
[0019]
The tower crane 20 (FIG. 5) is installed using the crawler crane 10 disposed further outside the outermost track R8. The crawler crane 10 includes a traveling unit 11 and a boom 12. A wire 13 is attached to an upper end portion of the boom 12 via a pulley (not shown), and a tower crane foundation member 15 serving as a foundation of the tower crane 20 can be suspended by the wire 13.
[0020]
The tower crane foundation member 15 is carried in the vicinity of the crawler crane 10. The tower crane foundation member 15 carried in is sequentially transferred by the crawler crane 10 to the tower crane installation position P1. In this manner, the tower crane foundation member 15 is assembled at the tower crane installation position P1, and the tower crane 20 shown in FIGS.
[0021]
The installed tower crane 20 includes a mast 21. A main body 22 having an operation chamber is provided on the mast 21, and a boom 23 is attached to the main body 22. A support member 24 is attached to the tip of the boom 23, and a wire 25 is suspended by the support member 24. A hook 26 is attached to the lower end of the wire 25. The tower crane 20 is used to provide beams, floor boards, and the like for the first and second floor portions of the building. When the installation of the tower crane 20 is completed, the crawler crane 10 is removed.
[0022]
At the same time as installing the tower crane 20 as described above, as shown in FIG. 4, the station building 1 is provided with a temporary pile 30 made of NS eco-pile (a steel pipe pile in which a spiral blade is welded to the tip of the steel pipe) at a predetermined position. . The temporary pile 30 is a position that avoids the permanent pile installation positions P2, P2... Shown in FIG. 7 and avoids the tracks R1 to R8, and is a predetermined temporary installation between the adjacent adjacent pile installation positions P2, P2. It is provided at each pile installation position P3, P3. When the temporary piles 30 are provided, as shown in FIG. 4, protective walls 31 and 32 are provided in the station building 1 in order to prevent injuries and the like of train users. Among these, an all-round rotary excavator 33 for providing the temporary pile 30 is provided inside the first protective wall 31. In addition, a stock portion 34 is formed on the inner side of the first protective wall 31 to lean the pile members 30 </ b> A, 30 </ b> A, 30 </ b> A driven as the temporary pile 30. Further, a reinforcing member 35 for reinforcing the installation state of the all-round rotary excavator 33 is provided at a position below the all-round rotary excavator 33. On the other hand, a power supply device 36 for supplying electricity to the all-round rotary excavator 33 is provided inside the second protective wall 32.
[0023]
When providing the temporary pile 30, the pile member 30 </ b> A is fixed to the central portion of the all-round rotary excavator 33, current is supplied from the power supply device 36 to the all-round rotary excavator 33, and the pile member 30 </ b> A is rotated as it is. Buried underground. The temporary pile 30 is provided by driving several pile members 30A and joining them in the height direction. The temporary pile 30 is provided so as to protrude to a position above the roof member 2. When the temporary pile 30 is provided at a position where the roof member 2 is, a through hole is appropriately formed in the roof member 2.
[0024]
When the tower crane 20 and the temporary piles 30, 30... Are provided, the beam member 40 is suspended by the tower crane 20 and is laid over the upper ends of the temporary piles 30, 30. As shown in FIG. 5, the beam member 40 includes linear portions 41, 41... And rectangular portions 42, 42. Among these, the rectangular parts 42, 42... Are arranged at positions corresponding to the main pile setting positions P2, P2,. The rectangular portion 42 is formed with a rectangular opening 43. The opening 43 has an opening area larger than the cross-sectional area of the main pile and the main pillar having the same diameter as the main pile. For this reason, the main pile can be provided from above through the opening 43, and the standing main pillar can penetrate the opening 43. .. Are sequentially bridged over the temporary piles 30, 30... To form a beam 45 as shown in FIG.
[0025]
When the beam 45 is formed, the floor board 50 is formed as shown in FIGS. The floor board 50 is formed by sequentially spreading the lining board 51 which is the floor material of the present invention suspended by the tower crane 20. At this time, as shown in FIG. 8, the cover plate 51 is not laid down at a position corresponding to the opening 43 of the beam 45, and the opening 43 is maintained in a state of penetrating in the vertical direction. If the floor board 50 is formed, as shown in FIG. 9, temporary piles 52 and 52 are erected at a position where the installation work of the permanent piles is performed.
[0026]
After that, a permanent pile will be provided as a pile for a newly constructed building. When the main pile is provided, the floor board 50 is used as a work gantry. The permanent piles are provided at the permanent pile installation positions P2, P2,... Shown in FIG. In providing the permanent pile, first, temporary piles 52 and 52 are erected around the position where the permanent pile is to be constructed, as shown in FIG. When the temporary piles 52 and 52 are erected, as shown in FIG. 10, the all-round rotary excavator 33 is installed on the floor board 50 so as to surround the opening 43. This all-around rotary excavator 33 corresponds to the pile driving device of the present invention, and the one used when the temporary pile 33 is provided is used as it is. However, other all-around rotary excavators can also be used. Since the installation work of the main pile performed using the all-around rotary excavator 33 is performed on the floor board 50 as a work gantry, it can be performed even while the train is generating power.
[0027]
When the all-around rotary excavator 33 is installed, the mouth tube 53 is held by the all-around rotary excavator 33. The mouth tube 53 is disposed through the opening 43 formed in the beam 45. In this state, by driving the all-round rotary excavator 33, the mouth pipe 53 is buried in a shallow portion of the ground. When embedding the mouth pipe 53, although not shown, an opening is appropriately formed in advance at a position where the mouth pipe 53 in the roof member 2 of the station building 1 is allowed to pass.
[0028]
When the mouth pipe 53 is buried, as shown in FIG. 11, an excavation arrow warehouse 54 is erected on the all-round rotary excavator 33. Although the Yakura 54 is a self-propelled type, the tower crane 20 is used when installing the Yakura 54 on the floor board 50. In addition, after providing the main pile and the main pillar in one place, it is used to move to another position and to provide the main pile and the main pillar. It is performed by Yakura 54 running on 50. The kelly bar 55 is suspended from the Yakura 54 and extends downward through the all-round rotary excavator 33. A rod tube 56 is attached to the lower end of the kelly bar 55. The kelly bar 55 is rotated by the all-around rotary excavator 33, and the rod tube 56 is rotated together with the kelly bar 55.
[0029]
A KNAP excavator (reverse expansion excavator) 57 is attached to the lower end of the rod tube 56. The ground is excavated by the KNAP excavator 57. After excavating the ground, the bottom is expanded and a reinforced steel rod (not shown) is built, and then concrete is cast and a permanent pile is formed by cast-in-place piles. On the other hand, a protective tube 58 is provided around the rod tube 56 to prevent a train passenger or the like from touching the rotating rod tube 56 from the outside.
[0030]
In this way, when the permanent pile is provided by the cast-in-place pile, the permanent pillar of the building to be built above the permanent pile is erected. Until now, the floor board 50 used as a work gantry is used as it is as a floor board of a building. For this reason, the operation | work which removes a work gantry becomes unnecessary. Moreover, work can be performed simultaneously on the upper and lower sides of the floorboard. The main pillar extends upward through the opening 43 formed in the beam 45. And after making the standing permanent pillar penetrate the opening 43, the opening and the permanent pillar are fastened with a fastener or the like. Thereafter, construction of the second floor or higher floor is performed by an appropriate construction method, and a building is constructed. In that case, the tower crane 20 becomes unnecessary, and therefore the tower crane 20 is removed.
[0031]
Thus, according to the construction method of the building concerning this embodiment, a temporary pile, a permanent pile, a permanent pillar, etc. are provided avoiding rails R1-R8 which a train runs. Moreover, when providing these, it is performed using the crawler crane 10 and the tower crane 20, or using the perimeter rotary excavator 33 etc. which were installed on the beam 45 and the floor board 50. FIG. For this reason, since construction can be continued even during train power generation, the construction period can be significantly shortened compared to construction that is carried out at night when train power generation stops. it can.
[0032]
Moreover, in the construction method of the building which concerns on this embodiment, the beam 45 is provided using the thing in which the opening part 43 was formed as the beam member 40. FIG. Since this opening 43 is arranged at the permanent pile installation position P2, when the beam 45 is formed so as to be supported by the temporary piles 30, 30,... A pillar can be provided. Therefore, since it is not necessary to move the beam member 40 after the main pillar is provided, a moving device for moving the beam member 40 and its moving work are not necessary. Therefore, the apparatus can be simplified and the work efficiency can be improved accordingly.
[0033]
The preferred embodiment of the present invention has been described above, but the present invention is not limited to the above embodiment. For example, in the above embodiment, the permanent pile is provided by the cast-in-place pile method by the so-called reverse circulation drill method, but the permanent pile may be provided by another cast-in-place pile method such as the earth drill method or the all casing method. it can. When providing the main pile, not only the cast-in-place pile method, but also, for example, a driven pile method or an embedded pile method can be used. Moreover, in the said embodiment, although the track | line is illustrated as a structure, it is not restricted to this, For example, other structures, such as a road, are also contained. Furthermore, an artificial ground may be constructed in the sky while utilizing a low-rise floor for urban redevelopment and the like, and the low-rise floor in such a case is also included in the structure of the present invention.
[0034]
Moreover, in the said embodiment, although the pile driving operation was performed using the all-around rotary excavator 33 provided on the floor board 50, for example, before or after providing the floor board 50, a tower is formed through the opening 43 of the beam 45. It can also be set as the aspect which performs the pile driving | operation work using a crane. Furthermore, in the said embodiment, although the rectangular opening part is formed in the rectangular part 42 of the beam member 40, this can also be made into a circular opening part. Of course, instead of the rectangular portion 42, a circular portion may be used. On the other hand, in the beam member 40 in the said embodiment, although the linear part 41 and the rectangular part 42 are united, it can also be set as the aspect which joins both at the time of construction by making this into another member.
[0035]
On the other hand, in the above-described embodiment, as shown in FIG. 4, when the temporary pile 30 is provided, the entire circumference rotary excavator 33 is used, but instead of the rotary excavator 33, as shown in FIG. 12. A low noise and compact vibro hammer 60 may be used. In the embodiment shown in FIG. 12, a vibro hammer 60 is used which is suspended through a hook 26 by a wire 25 of a tower crane through a through hole formed in the roof member 2. The vibro hammer 60 includes a gripping portion 61 that grips the added temporary pile 71 and a drive portion 62 that moves the gripping portion 61 up and down while applying vibration. Then, the holding part 61 is moved up and down while moving the holding part 61 while moving the holding part 61 while applying the vibration to the holding part 61 while holding the temporary pile 71 by the holding part 61 and driving the temporary pile 71 into the ground. . The temporary piles 71 to be driven in this way are sequentially driven to form the temporary piles 72 by arranging the temporary piles 71 in the vertical direction. When forming the temporary pile 72, the additional temporary pile 71 disposed on the uppermost side is reinforced by the reinforcing member 73. Also as such an aspect, the temporary pile 72 can be formed suitably.
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when a building is constructed in the space above the railway track without hindering the operation of the railway, it is not necessary to move the temporary girder and use it as the main girder. can do. Therefore, it is possible to simplify the apparatus and improve work efficiency.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a process diagram showing a process of a building construction method according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view of a state where a tower crane is provided.
FIG. 3 is a front view of a state in which a tower crane is provided.
FIG. 4 is a side view of a state where temporary piles are provided.
FIG. 5 is a plan view of a state in which a beam is provided.
FIG. 6 is a front view of a state in which a beam is provided.
FIG. 7 is a plan view showing the relationship between the installation positions of the permanent pile and the temporary pile.
FIG. 8 is a plan view of a state where a floor board is provided.
FIG. 9 is a front view showing a state in which a floor board is provided.
FIG. 10 is a side view showing a state in which a mouth pipe is installed when a main pile is provided.
FIG. 11 is a side view showing excavation when a main pile is provided.
FIG. 12 is a side view showing another example of forming a temporary pile.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Station building, 2 ... Roof member, 3 ... 10 ... Crawler crane, 11 ... Traveling part, 12 ... Boom, 13 ... Wire, 15 ... Tower crane foundation member, 20 ... Tower crane, 21 ... Mast, 22 ... Main-body part , 23 ... Boom, 24 ... Support member, 25 ... Wire, 26 ... Hook, 30 ... Temporary pile, 30A ... Pile member, 31, 32 ... Protective wall, 33 ... All-round rotary excavator, 34 ... Stock part, 35 ... Reinforcing material 36 ... Power supply device 40 ... Beam member 41 ... Linear part 42 ... Rectangular part 43 ... Opening part 45 ... Beam 50 ... Floor board 51 ... Ladding board 52 ... Temporary pile 53 ... Mouth Pipe, 54 ... Yakura, 55 ... Kelly bar, 56 ... Rod pipe, 57 ... KNAP excavator, 58 ... Protective pipe, 60 ... Vibro hammer, 61 ... Holding part, 62 ... Drive part, 71 ... Additional temporary pile, 72 ... Temporary Pile, 73 ... reinforcing member, P1 ... Work lane installation position, P2 ... this 設杭 installation position, P3 ... temporary pile installation position, R1~R8 ... rail.

Claims (4)

地上に設置された構造物の上方空間に、前記構造物を跨いで建築物を施工する建築物の施工方法において、
前記建築物の施工位置における前記建築物の本設杭設置位置を避け、かつ前記構造物を避けた位置に仮設杭を立設する工程と、
開口部が形成された梁部材を前記仮設杭に架け渡す工程と、を含み、
前記梁部材を前記仮設杭に架け渡す際、前記梁部材における前記開口部を前記本設杭設置位置に配置することを特徴とする建築物の施工方法。
In the construction method of the building in which the building is constructed across the structure in the upper space of the structure installed on the ground,
Avoiding the main pile setting position of the building at the construction position of the building, and standing the temporary pile at a position avoiding the structure;
Bridging the beam member in which the opening is formed to the temporary pile, and
A construction method for a building, wherein when the beam member is bridged to the temporary pile, the opening in the beam member is arranged at the position of the permanent pile installation.
前記梁部材に前記建築物の床板となる床材を配設して作業構台を構築する工程と、
前記床材を配設した後、前記仮設構台上に杭打ち装置を配置する工程と、
前記杭打ち装置により、前記梁部材に形成された前記開口部を通して、杭打ち作業を行う工程と、
を含む請求項1に記載の建築物の施工方法。
Arranging a floor material to be a floor plate of the building on the beam member and constructing a work gantry;
After placing the flooring, placing a pile driving device on the temporary gantry,
A step of performing a pile driving operation through the opening formed in the beam member by the pile driving device;
The construction method of the building of Claim 1 containing.
前記杭打ち装置によって、場所打ち杭を設ける請求項2に記載の建築物の施工方法。The building construction method according to claim 2, wherein a cast-in-place pile is provided by the pile driving device. 請求項1〜請求項3のうちのいずれか1項に記載の建築物の施工方法に用いられる梁部材であって、
直線部と、前記直線部の端部に形成された開口部とを備えることを特徴とする建築物の施工に用いられる梁部材。
It is a beam member used for the construction method of the building of any one of Claims 1-3,
A beam member used for construction of a building, comprising a straight portion and an opening formed at an end of the straight portion.
JP2002319999A 2002-11-01 2002-11-01 Building construction method and beam member used therefor Expired - Fee Related JP3910135B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002319999A JP3910135B2 (en) 2002-11-01 2002-11-01 Building construction method and beam member used therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002319999A JP3910135B2 (en) 2002-11-01 2002-11-01 Building construction method and beam member used therefor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004156207A JP2004156207A (en) 2004-06-03
JP3910135B2 true JP3910135B2 (en) 2007-04-25

Family

ID=32801056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002319999A Expired - Fee Related JP3910135B2 (en) 2002-11-01 2002-11-01 Building construction method and beam member used therefor

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3910135B2 (en)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103075016A (en) * 2013-01-22 2013-05-01 北京工业大学 Installing method of extendable latticed shell structure

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008115628A (en) * 2006-11-06 2008-05-22 Ohbayashi Corp Construction method for elevated structure
JP5066171B2 (en) * 2009-12-22 2012-11-07 大成建設株式会社 Construction method of artificial ground and facilities
JP7003376B2 (en) * 2017-04-20 2022-01-20 株式会社竹中工務店 Construction method of structure
CN109797664B (en) * 2019-01-21 2020-10-16 中国船舶重工集团应急预警与救援装备股份有限公司 Large-span assembly type bridge modularized truss and assembling and folding method
JP7536678B2 (en) 2021-02-10 2024-08-20 鹿島建設株式会社 Opening and closing structure of home roof, opening and closing method, and construction method of piles and pillars

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103075016A (en) * 2013-01-22 2013-05-01 北京工业大学 Installing method of extendable latticed shell structure

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004156207A (en) 2004-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4009579A (en) Method for constructing a tunnel or underpass
JP3211673B2 (en) Simple temporary bridge temporary pier construction method
JPH11152761A (en) Underground structure and construction method thereof
JP2008115628A (en) Construction method for elevated structure
JP2009057680A (en) Structure and method for supporting covering plate
JP3910135B2 (en) Building construction method and beam member used therefor
JP4104781B2 (en) Construction method of underground joint structure
JP5073960B2 (en) Construction method of underground structure and underground structure
JP2006083673A (en) Installation method for pile in vehicle traveling area and method of constructing artificial ground using the same
JP3930954B2 (en) Construction method of structure
JP6404508B1 (en) Rebuilding method
JP3380301B2 (en) Viaduct construction method
JP5167578B2 (en) Construction method for underground structures
JP2587029B2 (en) Viaduct construction method
JPH1150407A (en) Road and construction method thereof
KR200331521Y1 (en) None open cut tunnelling of arch type with with hume pipe and con&#39;c rib
JP7001271B2 (en) Pile, correction material
JP6378414B1 (en) Cast-in-place pile method and building method
JP7050300B2 (en) Rebuilding method
JP2792632B2 (en) Construction method of foundation pile
JP6397110B1 (en) Pile, correction material
JP2917328B2 (en) How to build a new building that can operate existing structures
JP3969415B2 (en) Pile construction method
JP3380302B2 (en) Viaduct construction method
JPH1122366A (en) Building method for tunnel

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140202

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140202

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees