JP3906474B2 - 多回転式アブソリュートエンコーダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多回転式アブソリュートエンコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の多回転式アブソリュートエンコーダは、図4に示すように構成されている。図において、30は回転機械(図示せず)に接続された第1の回転検出器で、この第1の回転検出器30の回転軸に歯車31が固定されている。32は第2の回転検出器で、この第2の検出器32の回転軸に歯車33が取付けられ、この歯車33を前記第1の回転検出器30の歯車31に噛合させている。このように構成した多回転式アブソリュートエンコーダは、前記回転機械が回転して第1の回転検出器30が回転すると、第2の検出器32が減速されて回転する。この回転機械の回転数は、第2の回転検出器32で検出した回転角度と第1の回転検出器30で検出した回転角度とを合算して検出するようにしている。
【0003】
【発明を解決しようとする課題】
ところが、従来の多回転式アブソリュートエンコーダは、第1の回転検出器に歯車を介して第2の回転検出器を連結しており、歯車の磨耗による第2の回転検出器に誤差が発生し、正確に回転角度を検出することができなかった。
そこで、本発明は、歯車の磨耗による検出誤差をなくし、正確に回転角度を検出できるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明は回転機械の回転軸に連結された第1の回転検出器と、この第1の回転検出器の回転を減速して伝動する第2の回転検出器とを具えた多回転式アブソリュートエンコーダにおいて、前記多回転式アブソリュトエンコーダのフレームに第1の軸受を介して支持され前記回転機械の回転軸に連結された駆動軸と、前記駆動軸に取付けられた第1の回転円板の板面に設けた絶対角度位置情報パターンを検出するセンサを前記フレームに具えた第1の回転検出器と、前記フレームに第2の軸受を介して支持され前記駆動軸と同一軸心上に配置された従動軸と、前記従動軸に取付けられた第2の回転円板の板面に設けた絶対角度位置情報パターンを検出するセンサを前記フレームに具えた第2の回転検出器と、前記第1の回転検出器の駆動軸と第2の回転検出器の従動軸とを無接触電磁ギヤで連結するようにしている。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施例を示す多回転式アブソリュートエンコーダの上部側断面図である。図2は図1のA−A線に沿う断面図である。図において、1は多回転式アブソリュートエンコーダのフレーム2に第1の軸受3を介して支持された駆動軸で、回転機械(図示せず)の回転軸に連結してある。4は第1の回転検出器で、前記駆動軸1に板面に絶対角度位置情報パターンを有する第1の回転円板5を取付け、この第1の回転円板5の板面に対向させて前記フレーム2に取付けた光センサ6とより構成している。前記光センサ6は受光素子側に発光素子を有する反射型の光センサで、発光素子からの光を第1の回転円板5に照射し、その第1の回転円板5からの反射光を受光して検出するようにしてある。7は前記フレーム2に第2の軸受8を介して支持され前記駆動軸と同一軸心上に配置された従動軸である。9は第2の回転検出器で、前記従動軸7に板面に絶対角度位置情報パターンを有する第2の回転円板10を取付け、この第2の回転円板10の板面に対向させて前記フレーム2に取付けた光センサ11とより構成している。12は無接触電磁ギヤで、前記駆動軸1の軸端に取付けた回転子13を設け、この回転子13の外周に永久磁石13a取付けている。14は中間回転子で、従動軸7の軸端に支持板14bを設け、この支持板14bの外周に突出歯14aが設けられている。15はフレーム2の内周に固定した固定子で、内周に突出歯15aが設けられている。
つぎに、多回転式アブソリュートエンコーダの動作について説明する。
図2は図1のA−A線に沿う断面図で、固定子15の突出歯15aの歯数を20とし、中間回転子11の突出歯11aの歯数を18として、前記固定子15の突出歯15a1が中間回転子14の突出歯14a1に近接した状態を示す。この状態における永久磁石13aからの磁束は、中間回転子14の突出歯14a1から固定子15の突出歯15a1を通りフレーム2を経て固定子15の突出歯15a11より中間回転子14の突出歯14a10を通り永久磁石13aに流れる。この状態から駆動軸1が回転し、この駆動軸1と一体に永久磁石13aが時計方向に回転すると、固定子15の突出歯15a2に対向する中間回転子14の突出歯14a2が吸引されて前記固定子15の突出歯15a2に対向する中間回転子14の突出歯14a2が反時計方向に回転する。さらに回転子13が回転すると回転子13に取付けた永久磁石13aが回転して中間回転子14を反時計方向に回転する。このようにして永久磁石13aが時計方向に1回転すると、中間回転子14の突出歯14aの歯数2だけ回転する。したがって、中間回転子14の突出歯14aの歯数が18あるので、2/18減速されることになる。このようにして回転機械の回転軸の回転数を検出するときは、駆動軸1に取付けた第1の回転円板5の絶対角度位置情報パターンを光センサ6で検出し、従動軸7に取付けた第2の回転円板10の絶対角度位置情報パターンを光センサ11で検出し、これら光センサ5および11の信号を合算して回転機械の回転軸の絶対角度位置を検出する。
図3は本発明の第2の実施例を示すもので、16はフレーム2に取付けたフレームで、このフレーム16に第3の軸受17を介して伝動軸18が設けられている。19は第3の回転検出器で、伝動軸18に板面に絶対角度位置情報パターンを有する第3の回転円板20を取付け、この第3の回転円板20の板面に対向させて前記フレーム16に取付けた光センサ21を具えている。22は前記従動軸7固定した回転子で、この回転子22の外周に円弧状の永久磁石22aが従動軸7を中心に2個配置して固定してある。23bは伝動軸18に取付けた支持体で、この支持体23bの外周に突出歯23aを有する磁性材よりなる中間回転子23が取付けてある。24はフレーム2に取付けた磁性材よりなる固定子で、内周に突出歯24aが設けられている。
このように構成した多回転式のアブソリュートエンコーダの動作について説明をする。
固定子15の突出歯15aの歯数を20とし、中間回転子14の突出歯14aの歯数を18とすれば、従動軸7は駆動軸1に対して2/18に減速され、さらに、伝動軸18は従動軸7に対して2/18に減速されて伝動軸18を回転する。したがって、駆動軸1に対する伝動軸18は2/18×2/18=1/81に減速されて回転する。このように減速された多回転式アブソリュートエンコーダによる回転機械の回転軸の検出は、駆動軸1に取付けた第1の回転円板4の絶対角度位置情報パターンを光センサ5で検出し、従動軸7に取付けた第2の回転円板12の絶対角度位置情報パターンを光センサ13で検出しさらに伝動軸18に取付けた第3の回転円板20の絶対角度位置情報パターンを光センサ21で検出し、これら光センサ5、13および21の信号を合算して回転機械の回転軸の絶対角度位置を検出するものである。
実施例では、第1の回転検出器4、第2の回転検出器9および第3の回転検出器19の検出素子に光センサを用いたが、磁気センサを用いてもよい。
【0006】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、第1の回転検出器と第2の回転検出器とを無接触の電磁ギヤで連結したので、歯車の磨耗による検出精度の低下がなく精度よく検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す多回転式アブソリュートエンコーダの上部側断面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施例を示す多回転式アブソリュートエンコーダの上部側断面図である。
【図4】 従来の多回転式アブソリュートエンコーダの斜視図である。
【符号の説明】
1 駆動軸、 2 フレーム、 3 第1の軸受、 4 第1の回転検出器、
5 第1の回転円板、 6 光センサ、 7 従動軸、 8 第2の軸受、
9 第2の回転検出器、 10 第2の回転円板、 11 光センサ、
12 無接触電磁ギヤ、 13 回転子、 13a 永久磁石、
14 中間回転子、 14a 突出歯、 14b 支持板、
15 固定子、 15a 突出歯、 16 フレーム、 17 第3の軸受、
18 伝導軸、 19 第3の回転検出器、 20 第3の回転円板、
21 光センサ、 22 回転子、 22a 永久磁石、
23 中間回転子、23a 突出歯、 23b 支持板

Claims (2)

  1. 回転機械の回転軸に連結された駆動軸の回転を検出する第1の回転検出器と、前記駆動軸を減速した従動軸の回転を検出する第2の回転検出器とを備え、前記第1の回転検出器および前記第2の回転検出器からの検出信号を合算して前記回転軸の多回転量を検出する多回転式アブソリュートエンコーダにおいて、
    前記駆動軸と前記従動軸は無接触電磁ギヤで結合され、
    前記無接触電磁ギヤは、
    前記駆動軸に取付けられ外周に2極の永久磁石を有する回転子と、
    前記従動軸に取付けられ外周に複数の突出歯を有する磁性材よりなる中間回転子と、
    前記多回転式アブソリュートエンコーダのフレームの内周に取付けられ、内周に複数の突出歯を有する磁性材よりなる固定子から構成され、
    前記中間回転子の突出歯の歯数と前記固定子の突出歯の歯数の差が2であることを特徴とする多回転式アブソリュートエンコーダ。
  2. 前記無接触電磁ギヤで多段に連結された複数の従動軸と、前記複数の従動軸の回転をそれぞれ検出する複数の回転検出器を備え、前記第1の回転検出器および前記複数の従動軸の回転検出器の検出信号を合算して前記回転軸の多回転量を検出することを特徴とする請求項1記載の多回転式アブソリュートエンコーダ。
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