JP3905495B2 - ディスク記憶媒体の欠陥検査方法,ディスク記憶媒体の欠陥検査装置,検査スライス値の補正方法,検査スライス値の補正装置および検査ヘッドの選別方法 - Google Patents

ディスク記憶媒体の欠陥検査方法,ディスク記憶媒体の欠陥検査装置,検査スライス値の補正方法,検査スライス値の補正装置および検査ヘッドの選別方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,磁気ディスクなどのディスク記憶媒体の欠陥検査の技術に関するものであり,特に,磁気ディスク媒体の欠陥検出のための磁気ヘッド(以下,検査ヘッドという)ごとの補正値を用いて検査スライス値を補正することにより,安定した欠陥検査を行うディスク記憶媒体の欠陥検査方法,ディスク記憶媒体の欠陥検査装置,検査スライス値の補正方法,検査スライス値の補正装置および検査ヘッドの選別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は,磁気ディスク媒体の欠陥検査を説明する図である。図7(A)は,検査ヘッド102によるWrite,Readの例である。磁気ディスク媒体の欠陥検査装置の測定回路101は検査ヘッド102にWrite信号104を送り,検査ヘッド102は欠陥検査対象の磁気ディスク媒体103の検査トラックにWrite信号104を書き込む。その後,検査ヘッド102は,磁気ディスク媒体103の検査トラックに書き込まれたデータを再生し,得られた再生信号(Read信号105)を測定回路101に送る。測定回路101は,得られたRead信号105から,検査スライスを用いてDefectを検出する。
【0003】
図7(B)は,Defectがない場合のRead信号105の例であり,図7(C)は,Defectがある場合のRead信号105の例である。TAA(+),TAA(−)は,トラックアンプリチュードアベレージ(トラック一周の出力再生波形の平均値)であり,検査スライスが100%のレベルである。
【0004】
測定回路101によるDefectの検出において,検出可能なDefectのレベルは検査スライスのレベルによって変わる。例えば,図7(C)において,測定回路101が50%のレベルの検査スライス(図7(C)では点線)を用いて検査すると,通常のDefect106が検出される。また,図7(C)において,測定回路101がn%のレベル(n>50)の検査スライス(図7(C)では破線)を用いて検査すると,通常のDefect106と微小レベル変動のDefect107とが検出される。
【0005】
ここで,通常のDefect106や微小レベル変動のDefect107などのDefectの発生原因は,媒体加工上の傷,スパッタ工程におけるスパッタ膜抜け等である。
【0006】
従来の磁気ディスク媒体の欠陥検出用検査ヘッドでは,ヘッド機種ごとに検査ヘッド動作パラメータ(例えば,Write電流,センス電流)を決定すれば,ヘッド機種内では略同様のDefect検出感度を得ることができた。
【0007】
図8は,従来の欠陥検査におけるバケットカーブの例を示す図である。図8のグラフでは,縦軸にDefect個数(検出されるDefectの個数),横軸に検査スライス値をとっている。図8において,太実線で描かれているのがバケットカーブである。
【0008】
従来では,検査ヘッド動作パラメータ(Write電流,センス電流)を決定すれば,ヘッド機種ごとに略一様のDefect検出感度が得られたので,ほとんどの検査ヘッドのバケットカーブは,一様に図8に示すような平均的なバケットカーブを描いていた。よって,例えば,Defect許容個数(磁気ディスク媒体として許容されるDefect数)が決まれば,ヘッド機種ごとに一様のテストで使用する検査スライス値が決定していた。
【0009】
このような環境でのDefectテストの品質に大きな影響を持つ要因としては欠陥検査装置が持つ測定チャネルごとのバラツキがあり,これを打開するために,測定チャネルごとの補正値を検査スライス値に加味して実際の検査スライス値としていた。
【0010】
図9は,従来の磁気ディスク媒体の欠陥検査装置の構成例を示す図である。図9の構成例は,図8に示すような均一なバケット特性を持った検査ヘッドに対応していた欠陥検査装置の構成例である。省略されているが,図9の欠陥検査装置は2つ以上の測定チャネルを持っているものとする。
【0011】
すべての測定チャネルに一様に用いる検査スライス値201と,各測定チャネルごとのバラツキを補正するための測定チャネル補正値202とが加算器(Adder)203によって加算され,実際の検査スライス値として比較器204に入力される。検査ヘッド205が磁気ディスク媒体206から再生したRead信号は,アンプ207を経由し,比較器204に入力される。
【0012】
比較器204は,実際の検査スライス値とRead信号とを比較し,その結果を良否判定回路208に出力する。良否判定回路208は,比較器204の出力からDefectを検出し,Defectが検出されると,各磁気ディスク媒体ごとに検出されたDefectの数をカウントし,Defectの数がDefect許容個数を超えた磁気ディスク媒体を不良品と判定する。
【0013】
また,従来の磁気ディスク媒体の欠陥検査に関する技術として,検査ヘッドのリードコア幅にバラツキがあっても,磁気ディスク媒体の欠陥に対する感度バラツキがないようにする技術がある(例えば,特許文献1参照)。特許文献1には,検査ヘッドの実効リードコア幅に対応したスライステーブルを作成する方法が挙げられている。
【0014】
【特許文献1】
特開2001−351228号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
近年,磁気ディスク用磁気ヘッドのWriteGapおよびReadGap幅寸法は狭小化が進展しており,検査ヘッドにも磁気ディスク用磁気ヘッドと同様のヘッドを使わなければ磁気ディスク上で問題となるDefectの検出ができない状況となっている。
【0016】
しかし,WriteGapおよびReadGap幅寸法の狭小化にともない発生した問題として,検査ヘッドごとに大きなDefect検出感度差が生じるという問題があった。この問題によって,従来のようなヘッド機種ごとに対する検査ヘッド動作パラメータの決定のみでは,Defectテストができない状態となった。
【0017】
図10は,検査ヘッドごとのDefect検出感度を示す図である。図10のグラフでは,縦軸にDefect個数,横軸に検査スライス値をとっている。図10において,太実線で描かれたものは「Defect検出感度:平均」の検査ヘッドのバケットカーブであり,点線で描かれたものは「Defect検出感度:低」の検査ヘッドのバケットカーブであり,一点鎖線で描かれたものは「Defect検出感度:高」の検査ヘッドのバケットカーブである。
【0018】
実際には,図10に示すように,検査ヘッドごとのDefect検出感度にはバラツキがあり,「Defect検出感度:高」の検査ヘッドと「Defect検出感度:低」の検査ヘッドとの間には,大きなDefect検出感度差があった。
【0019】
このような状態であるときにDefectテストの品質を考えた場合,「Defect検出感度:低」の検査ヘッドの特性に合わせてテストで使用する検査スライス値を設定すれば,すべての検査ヘッドでDefectテストを実施することが可能ではある。しかし,「Defect検出感度:高〜平均」の検査ヘッドによって磁気ディスク媒体上のDefectを過剰検出してしまうため,本来良品として扱える磁気ディスク媒体を不良品として棄てなければならず,満足な磁気ディスク媒体の生産歩留まりを得ることはできなくなってしまう。
【0020】
また,「Defect検出感度:高」の検査ヘッドの特性に合わせてテストで使用する検査スライス値を設定する場合には,「Defect検出感度:平均〜低」の検査ヘッドによるDefect見逃しが発生してしまい,Defectテスト品質を低下させてしまう。
【0021】
「Defect検出感度:高」の検査ヘッドのみを適用することにより,過剰なDefectテスト品質の磁気ディスク媒体を供給することができたとしても,検査ヘッド数量の確保難と生産歩留まりの低下を打開することはできない。
【0022】
現状の欠陥検査装置の構成での運用を考えた場合,機器固有データにDefect検出感度の補正量を加味し実際の検査スライス値を得ることは可能であるが,操作および測定回路管理上,次のような欠点がある。
(1)機器固有データの元データを保管しておく必要がある。機器固有データを紛失した場合には,欠陥検査装置の補正ができなくなってしまう。
(2)機器固有データと補正値を加算し機器固有データに再設定する必要がある。この場合,作業者の誤りを皆無にすることはできず,実際の検査スライス値の信頼性が乏しい。
(3)新たな検査ヘッドを使用するために補正値を測定する場合には,機器固有データを元データに戻さなければならず,欠陥検査装置の操作が複雑になる。
【0023】
また,前記特許文献1のようにリードコア幅と感度のバラツキに着目した方法は,Defect検出感度差のすべての要因を補正値に含ませているものではない。検査ヘッド取付け状態におけるWrite性能,Read性能および浮上姿勢などの総合的な感度変動要因を補正値に含ませる必要がある。
【0024】
本発明は,上記問題点の解決を図り,前記特許文献1のようにリードコア幅測定用の特別なマイクロストリップトラックを作成しなくても,検査ヘッドごとのDefect検出感度を補正し,安定した欠陥検査を行うことができるようにすることを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明は,上記課題を達成するため,検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性を測定し,そのDefect検出感度の特性から検査ヘッドごとの補正値(以下,検査ヘッド補正値という)を求め,求められた検査ヘッド補正値を用いて検査スライス値を補正して欠陥検査を行うことを特徴とする。
【0026】
これにより,検査ヘッドによるDefectテスト判定のバラツキを除去し,安定したDefectテストが可能となる。また,前記特許文献1のようなリードコア幅測定用の特別なマイクロストリップトラックの作成が不要となる。
【0027】
また,本発明は,上記求められた検査ヘッドごとの検査ヘッド補正値を欠陥検査装置が固有に保持する測定チャネルごとの補正値(以下,測定チャネル補正値という)から独立して保持し,検査ヘッド補正値と測定チャネル補正値とを用いて検査スライス値を補正して欠陥検査を行うことを特徴とする。
【0028】
これにより,本発明における磁気ディスク媒体の欠陥検査装置の操作環境が従来のものと同じものでよくなるため,不用意な操作誤りによるDefectテストの信頼性低下も防止できる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施の形態について,図を用いて説明する。
【0030】
図1は,本発明の実施の形態における磁気ディスク媒体の欠陥検査装置の構成例を示す図である。磁気ディスク媒体の欠陥検査装置において,検査スライス値10は,欠陥検査装置全体で共通に用いるスライス値である。また,測定チャネル補正値11は,各測定チャネルごとの補正値である。
【0031】
検査ヘッド補正値12は,検査ヘッド補正値算出手段21により,検査ヘッド16ごとのDefect検出感度の特性から求められた検査ヘッド16ごとの補正値である。検査ヘッド補正値12の求め方の詳細は,後述する。また,初期検査ヘッド補正値13(=0)は,検査ヘッド補正値12を使用しない場合に使用する。欠陥検査装置の動作時には,検査ヘッド補正値12と初期検査ヘッド補正値13とのいずれか一方を,スイッチSwによって切替えて使用する。
【0032】
初期検査ヘッド補正値13(=0)は,以下に示す状況で使用する。
(1)新たな検査ヘッド16の検査ヘッド補正値12を求めるためのDefect検出感度を測定するときに,それまで使用されていた検査ヘッド補正値12の影響をなくす必要がある場合
新たな検査ヘッド16の検査ヘッド補正値12が正常に求められた場合には,新しい検査ヘッド16に対応した検査ヘッド補正値12が,対応する測定チャネルの検査ヘッド16ごとの検査ヘッド補正値12にセットされ,保持される。この時点で,初期検査ヘッド補正値13はスイッチSwによって切り離される。
(2)検査ヘッド補正値12を使用しないときに,検査ヘッド16ごとの検査ヘッド補正値12を0としなくても済むようにする場合
通常は,求めた検査ヘッド補正値12が正常なものであるかを確認するために使用する。
【0033】
ここで,初期検査ヘッド補正値13とスイッチSwとを用いずに,検査ヘッド16ごとの検査ヘッド補正値12に0を与える方式も可能である。
【0034】
検査スライス値10と,測定チャネル補正値11と,検査ヘッド補正値12または初期検査ヘッド補正値13(スイッチSwによって切替え)とを加算器14によって加算し,実際の検査スライス値15を求める。
【0035】
検査ヘッド16が検査対象となる磁気ディスク媒体20から再生したRead信号は,アンプ17を経由し,比較器18によって実際の検査スライス値15と比較される。その比較結果は,良否判定回路19に出力される。
【0036】
良否判定回路19は,比較器18の出力からDefectを検出し,検出されたDefectの数を磁気ディスク媒体20ごとにカウントし,Defectの数が所定のDefect許容個数を超えた磁気ディスク媒体20を不良品と判定する。
【0037】
検査ヘッド16ごとの検査ヘッド補正値12を算出する場合,検査ヘッド補正値算出手段21は,良否判定回路19からDefect個数を受け取り,検査ヘッド16のDefect検出感度の特性を求め,それをもとに検査ヘッド補正値12を算出する。このとき,スイッチSwは初期検査ヘッド補正値13側にしておく。
【0038】
なお,図1では,検査ヘッド×2本,測定系×2チャネルでの構成を示したが,実際の欠陥検査装置は,テストタクト向上のために複数の検査ヘッド16を用いて磁気ディスク媒体20上の領域を分割しながらDefectテストを行うため,検査ヘッド数分の検査ヘッド補正値12を持つ構造となっている。例えば,8スピンドルの欠陥検査装置が,1スピンドルに4チャネルの測定系がある場合には,8×4=32の検査ヘッド補正値12を持つ構造となる。
【0039】
図2は,本実施の形態における各磁気ディスク媒体の欠陥検査装置が備える情報を説明する図である。磁気ディスク媒体の欠陥検査装置は,欠陥検査装置ごとの情報である機器固有データ30を備え,機器固有データ30は,測定チャネル補正値テーブル31を備える。測定チャネル補正値テーブル31には,欠陥検査装置の各スピンドル(Sp)の各測定チャネルごとの測定チャネル補正値11が保持されている。
【0040】
欠陥検査装置は,機器固有データ30とは独立に,検査ヘッド補正値テーブル32を備える。検査ヘッド補正値テーブル32には,欠陥装置の各スピンドル(Sp)の各検査ヘッドごとの検査ヘッド補正値12が保持されている。
【0041】
欠陥検査装置は,共通の検査スライス値10と,測定チャネル補正値テーブル31の中の該当する測定チャネル補正値11と,検査ヘッド補正値テーブル32の中の該当する検査ヘッド補正値12とを加算器14によって加算し,各検査ヘッド16に対応した実際の検査スライス値15とする。ここで,スイッチSwが無効になっている場合には,検査ヘッド補正値12の代わりに初期検査ヘッド補正値13(=0)が使用される。
【0042】
実際の検査スライス値15を用いることにより,各検査ヘッド16のDefect検出感度に即したDefectテストの実施が可能となる。
【0043】
次に,検査ヘッド補正値算出手段21による検査スライス値10を補正するための検査ヘッド補正値12の算出方法について,図3〜図5を用いて説明する。
【0044】
図3は,本実施の形態における検査ヘッドのDefect検出感度の補正方法を説明する図である。図3のグラフでは,縦軸にDefect個数,横軸に検査スライス値をとっている。図3において,太実線で描かれたものは「Defect検出感度:平均」の検査ヘッドのバケットカーブであり,一点鎖線で描かれたものは「Defect検出感度:高」の検査ヘッドのバケットカーブである。
【0045】
図3において,「Defect検出感度:平均」の検査ヘッドのバケットカーブ上のA点は,Defectテストの補正基準点となる点である。A点は,欠陥検査装置の測定制御パラメータで任意の組合せが可能である。また,N(個)は,例えば,Defect許容個数やバケットカーブの立上がり点のDefect個数である。
【0046】
いま,ある検査ヘッド16についてDefect検出感度測定を行い,図3に一点鎖線で示す「Defect検出感度:高」のバケットカーブが得られたものとする。得られた「Defect検出感度:高」のバケットカーブ上の立上がり点(または,Defect個数がDefect許容個数である点など)の検査スライス値と,Defectテストの補正基準点であるA点の検査スライス値との差を,補正量Vadとする。欠陥検査装置は,求められた補正量Vadを検査ヘッド補正値12として検査ヘッド補正値テーブル32に保持する。
【0047】
なお,A点より右側にバケットカーブが存在する場合と,A点の左側にバケットカーブが存在する場合とでは,互いに補正量Vadの符号が逆となる。
【0048】
図4は,本実施の形態におけるバケットカーブデータの平均化方法を説明する図である。Defect検出感度測定では,検査ヘッドをシークさせるキャリッジ機構の位置精度や,検査ヘッドの再生信号へ突発的に混入するノイズ信号による測定バラツキが発生することは否めない。よって,バケットカーブデータの平均化を行う必要がある。
【0049】
図4に示す方法では,バケットカーブの測定を行う検査スライス幅(Ss〜Se)を決定し,その範囲内で複数の検査スライス値Snについて測定を行っている。例えば,測定を行う検査スライス幅をSs=55%〜Se=75%にし,検査スライス値Snを55%から75%の間で1%刻みで変化させて測定を行う。
【0050】
また,磁気ディスク媒体上の測定範囲として測定するTrack数Mを指定し,Track“1”からTrack“M”までのTrackについて,Trackごとの測定を行う。また,Trackごとの測定においては,さらにスライス種類(Mp,PM,NM,Epなど)ごとに測定を行う。また,Trackごとの測定回数mが指定されており,1Trackあたりm回の測定を行う。
【0051】
図4において,まず,Track“1”について,検査スライス値がSnの場合のスライス種類ごとのDefect個数の測定をm回行い,スライス種類ごとにDefect個数平均値(=m回の測定によるDefect個数計/測定回数m)を求める。
【0052】
Track“2”からTrack“M”まで,Track“1”の場合と同様の作業を繰り返す。スライス種類ごとにTrack“1”からTrack“M”までのDefect個数平均値を積算し,スライス種類ごとの検査スライス値SnにおけるDefect個数を得る。
【0053】
以上の作業を検査スライス幅(Ss〜Se)の範囲内で検査スライス値Snを変えて実行することにより,スライス種類ごとのバケットカーブデータを得ることができる。
【0054】
また,図4において平均化処理が不要な場合には,測定制御パラメータのTrackごとの測定回数mを1とすれば,1回の測定でバケットカーブデータを測定することができる。
【0055】
図5は,本実施の形態における立上がり検査スライス値の近似方法を示す図である。図5のグラフでは,縦軸にDefect個数,横軸に検査スライス値をとっている。図4に示すようなDefect検出感度測定により測定点(測定した検査スライス値ごとのDefect個数)が得られ,その測定点を滑らかに結ぶことによりバケットカーブを得ることができる。
【0056】
図5において,A点は補正基準点であり,グラフでの座標(検査スライス値,Defect個数)は(Thr0,N)であるものとする。ここで,N(個)は,例えばDefect許容個数やバケットカーブの立上がり点のDefect個数である。B点は,Defect個数がNより少なく,最もNに近い測定点である。C点は,Defect個数がNよりも多く,最もNに近い測定点である。また,D点は,得られたバケットカーブ上でDefect個数がNの点である。
【0057】
図5に示すように,B点,C点は,必ずしも点Aが示すDefect個数Nの直線上に出現するとは限らない。よって,補正量Vadを求めるためには,バケットカーブの立上がり検査スライス値(バケットカーブとDefect個数Nの直線との交点の検査スライス値)を,近似により求める必要がある。
【0058】
図5の例では,B点とC点の2点を通る直線を求め,求められた直線とDefect個数Nの直線との交点(図5ではE点)の検査スライス値を立上がり検査スライス値(Thr2)としている。補正量Vadは,(Thr2−Thr0)により求められる。D点とE点との検査スライス値の差が近似誤差となる。
【0059】
図5の例では立上がり検査スライス値の近似方法として直線近似による方法を用いているが,直線近似による方法では要求される近似誤差範囲を満たすことのできない場合には,要求される近似誤差範囲を満たす方法(例えば,多項式近似等の方法の適用)に置き換えれば,近似誤差を抑制することが可能となる。
【0060】
以上,Defect検出感度を補正するための検査ヘッド補正値12を求める方法について説明したが,検査ヘッドによっては補正の範囲を超えてしまうものもある。以下,Defect検出感度の測定時に,使用不可の検査ヘッドを選別(Reject)する方法について説明する。
【0061】
図6は,本実施の形態におけるDefect検出感度による検査ヘッドの選別(Reject)方法を示す図である。図6(A)では,検査ヘッドが選別(Reject)される場合の例を(ア)〜(エ)に示しており,図6(B)では,図6(A)の(ア)〜(エ)に該当するバケットカーブの例を示している。図6(B)のグラフでは,縦軸にDefect個数,横軸に検査スライス値をとっている。N(個)は,例えばDefect許容個数である。
【0062】
(ア)では,バケットスライス範囲内でバケットカーブがDefect許容個数に達しない検査ヘッドを選別(Reject)する。極端にDefect検出感度が低い検査ヘッドが選別(Reject)される。ここで,バケットスライス範囲は,例えば,図4のバケットカーブ測定の検査スライス範囲(Ss〜Se)である。
【0063】
(イ)では,バケットスライス範囲内でバケットカーブがDefect許容個数を複数回超える(バケットカーブがDefect許容個数の前後で増減している)検査ヘッドを選別(Reject)する。Defect検出感度が不安定な検査ヘッドが選別(Reject)される。
【0064】
(ウ)では,バケットカーブがLowerLimitからUpperLimitの範囲内にない検査ヘッドを選別(Reject)する。LowerLimitからUpperLimitは,任意に指定される。
【0065】
(エ)では,バケットスライス範囲の下限でバケットカーブがDefect許容個数をすでに超えている検査ヘッドを選別(Reject)する。極端にDefect検出感度が高い検査ヘッドが選別(Reject)される。ここで,バケットスライス範囲の下限値は,例えば,図4のバケットカーブ測定の検査スライス範囲(Ss〜Se)の開始測定値Sn=Ssである。
【0066】
以上のように,検査ヘッドとして特性が満たないものの選別(Reject)が可能であるため,従来ではカットアンドトライ的に行っていた検査ヘッド交換作業を低減することが可能となり,欠陥検査装置の稼働率を向上させることも可能となる。
【0067】
以上,本発明の実施の形態の特徴を列挙すると,以下の通りである。
【0068】
(付記1)ディスク記憶媒体の欠陥を検出し,ディスク記憶媒体の良/不良を判定するディスク記憶媒体の欠陥検査方法であって,
検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性を測定する過程と,
前記検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性をもとに,検査ヘッドごとの補正値を求める過程と,
前記検査ヘッドごとの補正値を保持する過程と,
前記検査ヘッドごとの補正値を用いて検査スライス値を補正し,ディスク記憶媒体の欠陥検査を行う過程とを有する
ことを特徴とするディスク記憶媒体の欠陥検査方法。
【0069】
(付記2)付記1に記載のディスク記憶媒体の欠陥検査方法において,
前記検査ヘッドごとの補正値を保持する過程では,前記検査ヘッドごとの補正値を,ディスク記憶媒体の欠陥検査装置が固有に保持する測定チャネルごとの補正値から独立して保持し,
前記ディスク記憶媒体の欠陥検査を行う過程では,前記検査スライス値を,前記検査ヘッドごとの補正値と前記測定チャネルごとの補正値とを用いて補正する
ことを特徴とするディスク記憶媒体の欠陥検査方法。
【0070】
(付記3)ディスク記憶媒体の欠陥を検出し,ディスク記憶媒体の良/不良を判定するディスク記憶媒体の欠陥検査装置であって,
検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性をもとに,検査ヘッドごとの補正値を算出する手段と,
前記検査ヘッドごとの補正値を用いて検査スライス値を補正し,実際に使用する検査スライス値を算出する手段と,
欠陥検査の対象となるディスク記憶媒体から得られたRead信号と,前記実際に使用する検査スライス値とを比較した結果から,前記欠陥検査の対象となるディスク記憶媒体上の欠陥を抽出する手段と,
前記欠陥検査の対象となるディスク記憶媒体の欠陥数をもとに,前記欠陥検査の対象となるディスク記憶媒体の良/不良を判定する手段とを備える
ことを特徴とするディスク記憶媒体の欠陥検査装置。
【0071】
(付記4)付記3に記載のディスク記憶媒体の欠陥検査装置において,
前記実際に使用する検査スライス値を算出する手段は,前記検査スライス値を,前記検査ヘッドごとの補正値と,前記ディスク記憶媒体の欠陥検査装置が固有に保持する測定チャネルごとの補正値とを用いて補正する
ことを特徴とするディスク記憶媒体の欠陥検査装置。
【0072】
(付記5)ディスク記憶媒体の欠陥検査に使用する検査スライス値を検査ヘッドごとに補正する検査スライス値の補正方法であって,
検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性を測定する過程と,
前記検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性をもとに,前記検査ヘッドごとの補正値を求める過程とを有する
ことを特徴とする検査スライス値の補正方法。
【0073】
(付記6)ディスク記憶媒体の欠陥検査に使用する検査スライス値を検査ヘッドごとに補正する検査スライス値の補正装置であって,
検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性を測定する手段と,
前記検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性をもとに,前記検査ヘッドごとの補正値を求める手段とを有する
ことを特徴とする検査スライス値の補正装置。
【0074】
(付記7)ディスク記憶媒体の欠陥検査に使用する検査ヘッドの選別方法であって,
検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性を測定する過程と,
前記検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性をもとに,Defect検出感度の特性が異常な検査ヘッドを検出する過程と,
前記検出された異常な検査ヘッドを不良検査ヘッドとして選別する過程とを有する
ことを特徴とする検査ヘッドの選別方法。
【0075】
(付記8)付記7に記載の検査ヘッドの選別方法において,
前記Defect検出感度の特性が異常な検査ヘッドを検出する過程では,ある所定の範囲内における前記Defect検出感度の特性と所定のDefect許容個数との大小関係により,異常な検査ヘッドを検出する
ことを特徴とする検査ヘッドの選別方法。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,狭小化の進んだ磁気ヘッド等の検査ヘッドにおいても,使用者にとっては,検査ヘッドのDefect検出感度を意識せずに一様の検査スライス値でDefectテストを実施することができ,欠陥検査装置の運用,Defectテストのトレーサビリティの確保が可能となる。
【0077】
以下に,本発明によって検査ヘッドのDefect検出感度を揃えることにより得られる効果を示す。
(1)Defectの過剰検出による磁気ディスク媒体の生産歩留まりの低下を防止することが可能となる。実施データでは,Defect過剰検出を防ぐことにより,歩留まりを5〜10%向上させることができている。
(2)微小レベル変動の欠陥を検出できる検査ヘッドが増える。実施データでは,Defect検出感度補正後の全検査ヘッドで,微小レベル変動の欠陥を検出させることができている。
(3)使用不可としていた検査ヘッドに適正な補正値を与えるため,検査ヘッド収率を上げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における磁気ディスク媒体の欠陥検査装置の構成例を示す図である。
【図2】本実施の形態における各磁気ディスク媒体の欠陥検査装置が備える情報を説明する図である。
【図3】本実施の形態における検査ヘッドのDefect検出感度の補正方法を説明する図である。
【図4】本実施の形態におけるバケットカーブデータの平均化方法を説明する図である。
【図5】本実施の形態における立上がり検査スライス値の近似方法を示す図である。
【図6】本実施の形態におけるDefect検出感度による検査ヘッドの選別(Reject)方法を示す図である。
【図7】磁気ディスク媒体の欠陥検査を説明する図である。
【図8】従来の欠陥検査におけるバケットカーブの例を示す図である。
【図9】従来の磁気ディスク媒体の欠陥検査装置の構成例を示す図である。
【図10】検査ヘッドごとのDefect検出感度を示す図である。
【符号の説明】
10 検査スライス値
11 測定チャネル補正値
12 検査ヘッド補正値
13 初期検査ヘッド補正値
14 加算器
15 実際の検査スライス値
16 検査ヘッド
17 アンプ
18 比較器
19 良否判定回路
20 磁気ディスク媒体
21 検査ヘッド補正値算出手段
30 機器固有データ
31 測定チャネル補正値テーブル
32 検査ヘッド補正値テーブル

Claims (5)

  1. ディスク記憶媒体の欠陥を検出し,ディスク記憶媒体の良/不良を判定するディスク記憶媒体の欠陥検査方法であって,
    検査ヘッドごとに,検査スライス値の大きさと検出されるDefect個数との関係を示すバケットカーブデータを,少なくとも所定の検査スライス幅において検査スライス値を所定の単位で変化させて各々の検査スライス値におけるDefect個数を計測することにより取得する過程と,
    予め定められた平均的なDefect検出感度を持つ検査ヘッドのバケットカーブにおける立上がり点またはDefect許容個数に対応する検査スライス値を補正基準点として,前記取得したバケットカーブデータが示すバケットカーブにおける立上がり点または前記Defect許容個数に該当する検査スライス値と前記補正基準点の検査スライス値との差を,前記検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性に基づく補正値として算出する過程と,
    前記検査ヘッドごとの補正値を保持する過程と,
    前記検査ヘッドごとの補正値を用いて検査スライス値を補正し,ディスク記憶媒体の欠陥検査を行う過程とを有する ことを特徴とするディスク記憶媒体の欠陥検査方法。
  2. ディスク記憶媒体の欠陥を検出し,ディスク記憶媒体の良/不良を判定するディスク記憶媒体の欠陥検査装置であって,
    検査ヘッドごとに,検査スライス値の大きさと検出されるDefect個数との関係を示すバケットカーブデータを,少なくとも所定の検査スライス幅において検査スライス値を所定の単位で変化させて各々の検査スライス値におけるDefect個数を計測することにより取得する手段と,
    予め定められた平均的なDefect検出感度を持つ検査ヘッドのバケットカーブにおける立上がり点またはDefect許容個数に対応する検査スライス値を補正基準点として,前記取得したバケットカーブデータが示すバケットカーブにおける立上がり点または前記Defect許容個数に該当する検査スライス値と前記補正基準点の検査スライス値との差を,前記検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性に基づく補正値として算出する手段と,
    前記検査ヘッドごとの補正値を保持する手段と,
    前記検査ヘッドごとの補正値を用いて検査スライス値を補正し,実際に使用する検査スライス値を算出する手段と,
    欠陥検査の対象となるディスク記憶媒体から得られたRead信号と,前記実際に使用する検査スライス値とを比較した結果から,前記欠陥検査の対象となるディスク記憶媒体上の欠陥を抽出する手段と,
    前記欠陥検査の対象となるディスク記憶媒体の欠陥数をもとに,前記欠陥検査の対象となるディスク記憶媒体の良/不良を判定する手段とを備える ことを特徴とするディスク記憶媒体の欠陥検査装置。
  3. ディスク記憶媒体の欠陥検査に使用する検査スライス値を検査ヘッドごとに補正する検査スライス値の補正方法であって,
    検査ヘッドごとに,検査スライス値の大きさと検出されるDefect個数との関係を示すバケットカーブデータを,少なくとも所定の検査スライス幅において検査スライス値を所定の単位で変化させて各々の検査スライス値におけるDefect個数を計測することにより取得する過程と,
    予め定められた平均的なDefect検出感度を持つ検査ヘッドのバケットカーブにおける立上がり点またはDefect許容個数に対応する検査スライス値を補正基準点として,前記取得したバケットカーブデータが示すバケットカーブにおける立上がり点または前記Defect許容個数に該当する検査スライス値と前記補正基準点の検査スライス値との差を,前記検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性に基づく補正値として算出する過程と,
    前記検査ヘッドごとの補正値を用いて,ディスク記憶媒体の欠陥検査に用いる検査スライス値を補正する過程とを有する ことを特徴とする検査スライス値の補正方法。
  4. ディスク記憶媒体の欠陥検査に使用する検査スライス値を検査ヘッドごとに補正する検査スライス値の補正装置であって,
    検査ヘッドごとに,検査スライス値の大きさと検出されるDefect個数との関係を示すバケットカーブデータを,少なくとも所定の検査スライス幅において検査スライス値を所定の単位で変化させて各々の検査スライス値におけるDefect個数を計測することにより取得する手段と,
    予め定められた平均的なDefect検出感度を持つ検査ヘッドのバケットカーブにおける立上がり点またはDefect許容個数に対応する検査スライス値を補正基準点として,前記取得したバケットカーブデータが示すバケットカーブにおける立上がり点または前記Defect許容個数に該当する検査スライス値と前記補正基準点の検査スライス値との差を,前記検査ヘッドごとのDefect検出感度の特性に基づく補正値として算出する手段と
    前記検査ヘッドごとの補正値を用いて,ディスク記憶媒体の欠陥検査に用いる検査スライス値を補正する手段とを有する ことを特徴とする検査スライス値の補正装置。
  5. ディスク記憶媒体の欠陥検査に使用する検査ヘッドの選別方法であって,
    検査ヘッドごとに,検査スライス値の大きさと検出されるDefect個数との関係を示すバケットカーブデータを,少なくとも所定の検査スライス幅において検査スライス値を所定の単位で変化させて各々の検査スライス値におけるDefect個数を計測することにより取得する過程と,
    前記検査スライス幅において取得したバケットカーブデータが示すバケットカーブと所定のDefect許容個数との大小関係により,異常な検査ヘッドを検出する過程と,
    前記検出された異常な検査ヘッドを不良検査ヘッドとして選別する過程とを有する ことを特徴とする検査ヘッドの選別方法。
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