JP3904393B2 - 物質の制御放出 - Google Patents

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Description

【0001】
発明の背景
1. 発明の分野
本発明は一般的に、揮発性物質の放出に関し、詳細には揮発性物質を蒸気相で周囲大気に制御可能に放出するための装置に関するものである。
【0002】
2. 背景技術
液体としての揮発性物質を容器から大気へ蒸気として放出するための装置は、数年にわたり当業界には既知である。特に、これらの装置の多くは拡散の原理を使用している。例えば、或る容器は芯を基礎としたシステムを使用している。これらのシステムでは、芯の一端が拡散されるべき流体中に置かれ、一方、他端が大気に曝される。毛管作用が芯を通して液体を露出端まで押し上げ、そこで、液体が芯の端から周囲の大気中へ蒸発する。
【0003】
他の装置は重力駆動される機構を使用して、液体を重力の力により膜を通して拡散させる。例えば、Zembrodtの米国特許第4,948,047号は容器の底に置かれた膜と接触している液体貯槽を保持するための容器を示している。重力の力により、液体は膜を通して拡散し、膜の露出面から周囲大気中へ蒸発する。同様に、Mu nteanuの米国特許第4,917,301号は液体を収容するための、容器の底に膜をもつ同様の容器を開示している。重力の力が膜を通して拡散させるために液体を推し進め、次いでその膜から液体が周囲大気中へ蒸発するようになっている。
【0004】
これらの及びその他の慣例の制御放出システムは良く動作するが、それらは液体の制御された放出と一定の放出の両方を提供するのには長期間にわたって失敗してきた。放出装置からの液体の放出の線形性(linearity)を増すことが当業界における目的であることは知られている。更に、従来技術の装置は伝統的に非効率であった。というのは、それらの装置は流体貯槽内に入っている流体のかなりの部分を放出するのに失敗し、従ってそれが捨てられると、その残存液体は損失となるからである。最後に、かかる装置は使用者が流体の周囲大気中への放出速度を制御する手段を提供すること及び色々な使用者が空気中に揮発した物質の色々な濃度を楽しむという望ましい特徴を提供することに失敗してきた。
【0005】
発明の要約
本発明はハウジングから揮発性物質を制御可能に放出するための装置を含む。制御された物質の放出装置はハウジング、揮発性物質、及びハウジングから該物質を制御可能に放出するための手段を含む。ハウジングは更に、内部領域、該装置の底端にある開口、及び重力の力が揮発性物質を該装置の底端の開口の上に維持するように該装置を方向付けするための手段からなる。
【0006】
1好適実施例では、該装置は更に、制御放出手段として機能する多孔性プラグからなる。このプラグは該装置の底の開口内に位置決めされ、そして揮発性物質と接触している。同時に、プラグの底面の少なくとも一部分は大気に曝されて、揮発性物質をプラグから周囲大気へ揮発させるようになしている。更に、該装置はハウジングに追加の揮発性物質を再供給するための手段からなる。かかる再供給手段は該装置に対して独立した頂端又は揮発性物質を注出することができる入口ポートからなる。更に、揮発性物質は該装置の使用中にハウジングと協働する手段をもつ交換可能のカートリッジ内に入ることができ、次いで揮発性物質をカートリッジから放出させることができると考えられる。
【0007】
もう1つの好適実施例では、該装置は更に、多孔性プラグと周囲空気に対して実質上透過性であるがハウジング内に入れられた揮発性物質に対しては実質上非透過性である材料から構成されるハウジングからなり、これは共同して制御放出装置として機能する。このハウジングは一連の顕微鏡的細孔からなり、幾つか挙げるとすれば、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、及びポリエチレンから作られることができる。ハウジングはハウジングの内部領域に周囲空気が入ることを許し、かくして揮発性物質を一定の線形速度で多孔性プラグを通して拡散させることを可能にする。同時に、ハウジングは揮発性物質が例えばベントを通してハウジング壁から損失するのをすべて防止し、かくして多孔性プラグ以外の通路を通しての揮発性物質の制御されない損失を防止する。
【0008】
更にもう1つの好適実施例では、該装置は更に、ハウジングの内部領域に入る周囲空気の量を制御する手段を含み、かくして該装置からの揮発性物質の放出速度を制御する。かかる手段は周囲空気に対して実質上透過性であるが、揮発性物質に対しては実質上非透過性であるハウジングと、この周囲空気透過性ハウジングの少なくとも一部分を遮るシェルとからなる。このシェルはハウジングに対して調節することができ、次には、多孔性プラグを通る揮発性物質の拡散速度を、かくして該装置からでる揮発性物質の放出速度を制御することができる。
【0009】
更にもう1つの好適実施例では、該装置は更に、多孔性プラグ及びハウジングからでる揮発性物質の放出速度を制御するよう作用する電気化学的ガス発生セルとを含む。前記セルはハウジングの内部領域内にガスを放出し、かくして多孔性プラグを通した周囲大気中への揮発性物質の一定の放出を可能にする。
【0010】
更にもう1つの好適実施例では、該装置は更に、該装置の底の開口内に位置決めされかつ周囲大気に少なくとも部分的に曝された第1の多孔性プラグと、ハウジングから揮発性物質を制御可能に放出するための手段を共同して形成する2つのプラグ間の空気間隙とからなる。作業に際して、揮発性物質は第1多孔性プラグを通して拡散し、実質上蒸気の形でプラグ間の空気間隙に入る。次いで、この蒸気は拡散し、蒸気形式のままに残るか、又は周囲大気に入る前に第2多孔性プラグを通してその液体形式に戻る。
【0011】
もう1つの好適実施例では、該装置は更に、ハウジングに形成されかつ揮発性物質の下に位置決めされた開口と、発散器パッドを含み、このパッドは開口、この実施例では制御放出手段の下に位置決めされる。揮発性物質は開口を通して滴下し、それは発散器パッド上に落下する。発散器パッドは次には、該揮発性物質が発散器パッドの表面から周囲大気中へ揮発する前に、揮発性物質を吸収する。
【0012】
更にもう1つの好適実施例では、該装置は更に、加熱素子からなり、この素子は蒸発速度を、かくして揮発性物質の放出速度を増す。
更にもう1つの実施例では、該装置はハウジングの開口から予定距離離れてハウジングの外に位置決めされた発散器を含むことができる。かかる実施例では、加熱手段と循環増大手段が揮発速度を増すために利用することができる。加えて、かかる実施例では、制御放出手段は電気化学的又は化学的ガス発生装置を含むことができる。
【0013】
図についての詳細な説明
本発明は多くの異なった型式の実施例が可能であるが、幾つかの特定の実施例が図示されかつ詳細に記載されている。本開示は本発明の原理の例示であると考えるべきであり、本発明は図示した実施例に限定されるものではない。
【0014】
制御された物質の放出装置は図1に示され、これは揮発性物質21、ハウジング22、及びハウジングから物質を制御可能に放出するための手段を含む。揮発性物質はハウジング内に入れられ、液体、蒸気又はゼラチン状材料の如き、拡散性の性質を現す任意の物質からなる。特に、揮発性物質は、香水、農薬、防虫剤、空気芳香剤、薬剤を含むグループから選択された、又はそれらの組み合わせからなる1つの液体の形をなすことができるが、これらに限定されるものではない。
【0015】
ハウジング22は外面24、内部領域26、頂端27、底端28、開口30(底端にある)、及びハウジングから物質を制御可能に放出するための手段から成る。この手段は図lの実施例では、多孔性プラグ33を含む。この実施例では、頂端27は更に、重力が揮発性物質を該装置の底端18にある開口30の上に維持するように、該装置を方向付けるための手段31から成る。かかる方向付け手段はフックから成ることができるが、ストランドの如き、他の手段は必ずしも該装置の頂部と関連させられないが、ベルクロ(Velcro)(登録商標)等もまた考えられる。
【0016】
また、好適実施例では、頂端27はハウジング22とは独立して構成して、頂端をハウジングに確実に取り付けることができるように、またハウジングに追加の揮発性物質21を再供給するために頂端を除去することができるようにすることができる。流体の緊密なシールを維持する間に簡単にかかる除去をなすためには、頂端をハウジングにねじ締め取り付けするか又はスナップ嵌着するのが好適である。別法としては、入口ポート38をハウジングに配置して、ハウジングに揮発性物質を再供給できるようになすことができる。好適には、かかる入口ポートはまた、ストッパー、キャップ、又はねじ締めプラグの如き着脱自在の密封部材39を含むことができ、これは揮発性物質に対して不透過性である。
【0017】
別法として、かつ図3のもう1つの実施例に示されている如く、揮発性物質41は交換可能の、処分可能のカートリッジ45内に入れられることができる。かかるカートリッジは例えば、着脱自在のキャップによってハウジング中に保持することができるか、又は突条部46と溝47の如きスナップ嵌着留め機構によってハウジング内に鎖錠することができる。カートリッジ45は硬質のプラスチック又は金属の如き比較的剛性の材料から構成することができるか、又はプラスチックバッグの如く比較的柔軟性かつ可撓性となすことができる。
【0018】
カートリッジ45は更に、該装置の使用中にハウジングと協働する手段からなり、これは揮発性物質をカートリッジから放出するのを可能にし、また、空気をカートリッジ内に入れるのを可能にする。かかる協働手段はカートリッジ壁43を含み、この壁は周囲空気に対して透過性であるが、カートリッジ内に入れられている揮発性物質に対しては不透過性である(これについては図4につき詳細に後述する)。もう1つの協働手段はスパイク48、又は揮発性物質をカートリッジから逃がすためにカートリッジ45の底44を突き刺すことができる他の同様の手段を含み、このあめに、容易に貫通させられるシール又は任意の材料を、使用前に揮発性物質の逃出を防止するためにカートリッジの底の上に置くことが考えられる。更にもう1つの協働手段は、例えば慣例の着脱自在のシールを使用して着脱自在とするカートリッジ45の頂部49から成る。更に、頂部49はまた、例えばナイフ、ペン、同様の入手できる物体によって、又は該装置の頂部42に取り付けられたスパイク/突き刺し手段によってさえも、突き刺すことができる。着脱自在の、又は突き刺し可能の頂部はガス発生セルとの協働を可能にするだろう(これについては図8につき詳細に後述する)。勿論、当業者には交換可能のカートリッジとハウジング間の協働を容易にするための多くの他の機構も同様に考えられることは理解でされるだろう。カートリッジ45は揮発性物質が放出された後に除去して交換することができる。
【0019】
図1、2に示す開口30は任意の好ましい寸法とすることができる。1好適実施例では、開口30はハウジング22の内径の寸法とする。
図1、2に示す多孔性プラグ33は頂面34、底面36をもち、ハウジングの底端28の開口30内に置かれる。締まり嵌めは好適であるが、多孔性プラグはまた、接着剤、肩部、指部、又はハウジングの内面に置かれた類似物の如き他の慣例の手段によってハウジング内に保持することができる。該装置の方向付けによって、多孔性プラグは揮発性物質の下に位置決めされ、重力が揮発性物質21を押しやって、プラグの頂面34の少なくとも一部と接触するようになす。更に、1好適実施例では、多孔性プラグの底面36は少なくとも部分的に周囲の大気に曝される。更に、多孔性プラグは好適には、多微孔性ポリマー膜を含むが、多孔性プラグは多孔性プラスチック、多孔性ポリマー、多孔性セラミック、多孔性金属、多孔性ガラス、繊維材料、セルローズ誘導体、又はこれらの任意の組み合わせを含む任意の数の材料から作ることができるが、これらに限定されるものではない。
【0020】
多孔性プラグ32の底面36は周囲の大気に部分的に曝されているものとして示されているが、この底面はエマネータ(emanator)パッド39(図12)と関連させられて、揮発性物質21が蒸発する表面積を増大させるようになす。これの蒸発表面積の増大は、次には揮発性物質の放出速度を増大させる。
【0021】
制御された物質の放出装置50はハウジング52、揮発性物質51、多孔性プラグ53、内部領域56を含むものとして図4に示されている。多孔性プラグと揮発性物質は図1、2につき上述したものと類似であるが、ハウジング52は周囲空気に対して実質上透過性であるが、ハウジング内に入れられた揮発性物質に対しては実質上不透過性である材料から構成される。この実施例では、ハウジング52は、多孔性プラグ53に加えて、揮発性物質51を制御放出するための手段として役立つ。
【0022】
特に、ハウジング52はこれらはハウジング材料の透過特性を規定する一連の顕微鏡的細孔54からなる。そのために、ハウジングは好適には、ポリプロピレンから作られる。それは、その細孔を通しての周囲空気の拡散を許すが、芳香剤、油、薬剤、殺虫剤、防虫剤、又は類似物を含むより大きい分子による同様の拡散を防止する材料である。勿論、高密度ポリエチレン又はポリエチレンの如き他の材料も又、ハウジングを作るのに使用することができる。というのはそれらもまた有利な透過率特性を示すからである。かかる実施例では、ハウジング22の多孔度は5ミクロン乃至6ミクロンより小さい範囲内にあってもよい。また、ハウジングの一部のみが細孔をもつか、又はハウジングの他の部分に置かれた細孔とは異なった範囲の細孔をもつことも考えられる。更に、透過率は別にして、これらのハウジング材料はまた、揮発性物質の長期間の保管による侵食、分解、又は摩滅を避けるように選択される。また、物質寸法の相違に加えて、透過率は周囲環境の圧力と比べてのハウジングの内部領域中の負圧の如き圧力差の関数となることができると考えられる。これらの事情では、勿論、当業者には理解される如く、透過率は使用される特別の揮発性物質の特有の特性の関数となるだろう。勿論特別のハウジングを通る拡散のみによって、周囲空気が入ることは実際に考えられる。
【0023】
該装置の作業に際して、多孔性プラグ53は好適には、周囲空気と揮発性物質51の両者に対して不透過性のプラスチック又は金属材料によって使用前に密封することができる。追加的に、ハウジング52の周囲空気透過性部分はまた、同様の材料によって密封することができる。しかしかかるシールは要求はされない。多孔性プラグは密封されるので、かつハウジングは実質上揮発性物質に対して不透過性であるので、揮発性物質は何れもハウジングから逃出しない。
【0024】
多孔性プラグシール57が除去されたとき、揮発性物質51は多孔性プラグ53を通ってハウジング52の外に拡散することができるようになる。しかし、ハウジング52の内部領域56からの揮発性物質51のロスが、内部領域56内の圧力が周囲大気の圧力より低くなるような、圧力勾配を作る。次には、この圧力勾配はより多くの揮発性物質が多孔性プラグを通して拡散するにつれて強まり、、かくして、該装置からの揮発性物質の拡散速度と放出速度を遅らせる。
【0025】
しかし、周囲空気透過性ハウジング52中の細孔54は空気がハウジングの内部領域56に入ることを可能にする。この空気が入ることは圧力勾配を少なくとも部分的に弱め、そして揮発性物質51を多孔性プラグ53を通して拡散させ、そして結局は周囲大気中に蒸発させることになる。更に、少量の空気は多孔性プラグ53を通して内部領域56に入るけれども、この空気は揮発性物質51からの強力な拡散抵抗に耐える。この揮発性物質は重力の力によってプラグを通し反対方向に拡散するものである。従って、周囲空気がハウジングの壁を通してハウジングの内部領域に入る相対的な容易さと比較的したとき、多孔性プラグを通してハウジングの内部領域に入るあらゆる空気は揮発性物質の放出速度に効果を殆どもたない。
【0026】
更に、ハウジング52が揮発性物質51に対して不透過性である限りは、揮発性物質はハウジング52の細孔54を通して逃出するのを防止される。とりわけ、この特徴はハウジングの内部領域と周囲大気間にある圧力勾配を弱めるための他の手段例えば、ハウジング中のベントと対照をなしている。というのはこれらの手段は揮発性物質がハウジングを通して逃出するのを許すからである。多孔性プラグ以外の通路を通っての揮発性物質のこの逃出は予想できず、そして揮発性物質の放出速度の混乱と矛盾をもたらす。従って、該装置50のハウジング52のもつ透過性特性は該装置からの揮発性物質のより均一な、線形のかつ一定の放出速度をもたらす。
【0027】
ハウジングの内部領域に入る周囲空気の量を制御する手段68は図5乃至7に示される。制御された物質の放出装置60はハウジング62、揮発性物質61及びハウジング66の内部領域を含む。この実施例では、該装置60の使用者はハウジング62の内部領域66に入る周囲空気の量を選択的に制御することができ、かくして該装置からの揮発性物質61の放出速度を制御する。とりわけ、図4につき上述した実施例と同様に、この実施例では、ハウジング62の少なくとも一部分は周囲空気に対して実質上透過性であるが、ハウジング内に入れられた揮発性物質に対しては実質上不透過性であると考えられる。
【0028】
特に、周囲空気制御手段68はハウジング62、シェル63、ハウジングねじ山64、及びシェルねじ山69からなるものとして図5に示されている(集合的には調節可能の弁を含む)。シェル63はハウジング62から分離した構成部品であり、ハウジング上に位置決め可能となるようにより大きい直径をもつ。ハウジングねじ山64はハウジングの外面に形成され、かつシェルの内面に形成されたシェルねじ山66受け入れるよう設計される。所定位置にあるとき、シェル63は周囲空気透過性ハウジングの壁を通って内部領域66に入る周囲空気の流れを選択的に妨害する。2セットのねじ山はシェルをハウジングに対して調節することを可能にし、かくして周囲大気に曝されたハウジングの空気透過性領域の表面積の調節を可能にする。従って、調節によって多少の空気がハウジングの内部領域に入ることが許され、かくして多孔性プラグを通る揮発性物質の拡散速度を制御する。更に、ねじ山64、66は更に使用者がシェルを幾つかのプリセット位置に調節できるように、戻り止め又は鎖錠手段(図示せず)からなることができる。
【0029】
周囲空気制御手段68はまた、一連の対応する突条部72と溝74を含むものとして、図6に示されている。突条部72はシェル63の内面に形成されるが、溝72はハウジング62の外面に形成される。ハウジングとシェル63を所定位置に鎖錠するために、シェル63はハウジング63上にスナップ嵌着し、かくして対応する突条部と溝が流体緊密シールをなして掛合する。図5につき上述したねじ締め可能の組立体のように、シールは上下に移動してハウジングの空気透過性部分の周囲空気への露出度を選択的に調節し、かくしてハウジングに入る空気量と、揮発性物質の放出量を調節することができる。勿論、当業者には、突条部がハウジングの外面に位置し、溝がシールの内面に位置する逆の構造も同様に可能であることは理解されるだろう。
【0030】
周囲空気制御手段68は図7に追加的に示されており、これは出っ張り82からなる。出っ張り82はハウジング62の外面に形成されるが、チャンネル84はシェル63の内側に形成される。チャンネル84は幾つかの規定の出っ張り止め86をもち、出っ張りをプリセット位置で出っ張り止め内に位置決めできるようになす。更に、シェルをハウジングに対して調節することによって、使用者はシェルによって塞がれたハウジングの周囲空気透過性部分の表面積を制御し、かくしてハウジングの内部領域に入る空気量を制御する。勿論、突条部と溝の実施例と同様に、逆の構造もまた、考えられる。
【0031】
ハウジングの内部領域に入る周囲空気を制御する手段の幾つかの特定の変形例が開示されたが、同じ結果を達成する多くの他の機構が同様に本願の開示によって考えられることは当業者には理解されるだろう。実際、ハウジングに入る周囲空気量を制御することによるかかる調節可能の機構の何れの使用者も、本質において、例えば芳香剤、薬剤、防虫剤、又は他の揮発性物質の周囲濃度を変えるために、周囲大気に入る揮発性物質の量を選択的に制御するだろう。
【0032】
制御された物質の放出装置90はハウジング92、揮発性物質91、ハウジングの内部領域96、電気化学的ガス発生セル95、及び多孔性プラグ93を含むものとして、図8に示されている。ガス発生セル95はJoshi 等の米国特許第5,427,870号、第5,454,922号に開示したものの如き慣例のガス放出電気化学的セルを含むことができる。これら両特許は本願に参考として編入されるものである。ガス発生セル95は多孔性プラグ93を通して揮発性物質を分配する際に重力を補助するのみならず、このガス発生セル95は、多孔性プラグと共同して、揮発性物質の線形で一定の放出のための、揮発性物質の放出を制御するための手段としても作用する。特に、ガス発生セルは、それから発生したガスがハウジング92の内部領域96内に放出されるように該装置内に位置決めされる。ハウジングの内部領域内へのガスの放出は次いで、多孔性プラグ93を通した揮発性物質91の拡散によって作られた圧力勾配(上述した)を弱め、かくして揮発性物質が比較的均一な、線形のかつ一定の速度で多孔性プラグ93を通して拡散するの可能にする。更に、ガス発生セル95によって放出されたガス量を制御することによって、多孔性プラグを通しての揮発性物質の拡散速度を増減させるためにハウジングの内部領域中の圧力を制御することができる。勿論、ガス発生セル95は同様に、図4乃至7の周囲空気透過性ハウジングの実施例の1つ又はそれ以上と組み合わせて、同じく、加熱素子123、125をもつ実施例の如き本文に開示された他の実施例(図11につき後述する)と組み合わせて、同じく、多孔性プラグを使用しない実施例と組み合わせて、使用できることが考えられる。
【0033】
制御された物質の放出装置100は、ハウジング102、揮発性物質101、ハウジングの内部領域106、及びハウジングから物質を制御可能に放出する手段107を含むものとして図9に示されている。制御放出手段107は第1の多孔性プラグ103、空気間隙108、及び第2の多孔性プラグ104からなる。第2の多孔性プラグ104はハウジング102の内部領域106中に位置決めされていて、揮発性物質101と接触している。第1多孔性プラグ103はハウジングの底に位置していて、その底部105の少なくとも一部分は周囲大気に曝されている。第2多孔性プラグの何れの部分も第1多孔性プラグと接触しないので、空気間隙108は多孔性プラグ間に形成される。図示されていないが、ハウジングは多孔性媒体(図4に示す如きもの)から作られ、そして空気間隙を囲むハウジング部分はハウジングの残部にある細孔より多くの細孔(又はより大きい寸法の細孔)を含むことが考えられる。
【0034】
作業に際して、揮発性物質101は第2多孔性プラグ104を通して拡散し、そして実質上蒸気の形態で、プラグ間の空気間隙を通して拡散する。その蒸気は次には、周囲の大気に入る前に、第1多孔性プラグ103を通して拡散する。空気間隙によって分離された2つの多孔性プラグの使用は周囲大気への揮発性物質の放出速度を制御しそして線形化させる(linearize)。
【0035】
揮発性物質の放出速度を制御するように、かつ第2多孔性プラグが遭遇する実質的に液体の相と第1多孔度プラグが経験した実質的に蒸気の相に適応するように、多孔性プラグは異なった多孔性及び/又は寸法をもつことができると考えられる。更にまた第1多孔性プラグに入る蒸気相の少なくとも一部分は第1多孔性プラグの底から揮発する前にその液体相に転換して戻ると考えられる。勿論、同様に、この実施例の2つのプラグ形状は電気化学的ガス発生セル95(図8)、加熱素子123、125(図11)、及び周囲空気透過性ハウジングの実施例(図4乃至7)の如き、1つ又はそれ以上の追加の機構とは勿論、交換可能の揮発性物質カートリッジとも共同して使用することができると考えられる。
【0036】
制御された物質の放出装置110はハウジング112、揮発性物質111、ハウジングから物質を制御可能に放出する手段115を含ものとして図10に示されており、この手段は図10の実施例では、開口114と発散器(emanator)パッド116からなる。揮発性物質111は開口114より上に位置決めされているハウジング112中に入れられている。この開口は次には、発散器パッド116より上に位置決めされ、この発散器パッドは少なくとも部分的に周囲大気に曝されている。作業に際して、揮発性物質111は液体を開口114を通して滴下させ、そして発散器パッド116上に落下させ、そこで該物質は前記パッドによって吸収される。揮発性物質は次には、発散器パッドの表面から周囲大気中へ蒸発する。
【0037】
発散器パッド116は図10に示す如くハウジング内に置くことができるか、又は例えば該装置が吊り下げ位置にあるとき、該装置より下に位置決めされたハウジングとは別に維持することができる。更に、発散器パッドの寸法は変えることができ、かくして大気に曝された発散器パッドの表面積を変えることができる。表面積のこの変化のために、発散器パッドからの物質の蒸発速度は、例えば発散器パッドの表面積をより大きい蒸発速度用に増大させるように、変えることができる。更に、この実施例の装置は、電気化学的ガス発生セル95(図8、13)、加熱素子123、125(図11、14につき後述する)、周囲空気透過性ハウジングの実施例(図4乃至7)、発散器を横切って空気を押し進めて蒸発速度を増大させるファン139(図13、14)、及び交換可能の揮発性物質カートリッジの如き、1つ又はそれ以上の追加の機構と共同して使用することができる。
【0038】
図14に示すもう1つの実施例では、発散器パッド116は、それがハウジングから物理的に分離されているが、まだ流体放出システム全体の一部をなすようにハウジングより下に予定距離をおいて位置決めされることができる。かかる実施例では、揮発性流体は重力によって又は図13に示す型式の化学的又は電気化学的ガス発生セルの如き、ガス発生セルの助けをかりて、発散器上に滴下する。発散器パッド116は多孔性材料、又は別法として、実質上非多孔性プレートの如き実質上非多孔性表面を含むことができる。発散器が非多孔性プレートであるとき、揮発性流体はそれが蒸発するまでその上面に集まって、存続する。
【0039】
図13の実施例では、図示の例えば図14に示される他の実施例と同じく、
慣例のファン又は他の強制空気装置が流体の発散を高めるための手段として利用することができる。このファンは発散器のすぐ近くに空気の循環を増強するように位置決めされる。更に、例えばバッテリ又は壁コンセントから得る電流で作動する加熱素子123が、発散器を加熱するのに利用され、この発散器は次には、流体の蒸発を更に増す。
【0040】
制御された物質の放出装置120は図11に示されており、これはハウジング122、揮発性物質121、多孔性プラグ133、及び加熱素子123からなる。好適には、加熱素子123、125は多孔性プラグ133のすぐ近くに位置決めされて、多孔性プラグ又は揮発性物質の何れかが加熱されるようになす。この加熱は次には、該装置からくる揮発性物質の揮発速度を増す。更に、該装置120は好適には、加熱素子123、125を作動させるための標準の壁ソケット部材124からなるが、バッテリ又は他の電源の如き他の慣例の加熱作動手段も同様に考えられる。更に、円形のハウジングが図11に示されているが、このハウジングは任意の所望の形状からなることができる。
【0041】
上記説明に加えて、周囲大気に曝された多孔性プラグの表面積;プラグの物理的特徴(即ち多孔性、材料等);揮発性物質の物理的特性;該装置の高さ;そして特に該装置の直径又は円周の如き制御された物質の放出装置の他の特徴もまた揮発性物質の放出速度を規定することは当業者には認められるだろう。従って、これらのファクターもまた、揮発性物質の放出速度を制御するのを補助するため、また線形の一定のかつ制御された放出速度を達成するのを補助するために、上記実施例の1つと共同して調節されることができる。更に、該装置は実質上円筒形の形状として図示されているが、それは同様に、該装置はほんの少し例を挙げれば、円形、球形、正方形、矩形、ピラッミド形、三角形、多角形、管状形、又は円錐形を含む形状のうちの任意の形状をとり得ることが考えられる。
【0042】
以上の説明及び図面は本発明の例示にすぎず、請求の範囲による限定を除いては、本発明はこれらに限定されるものではなく、当業者は本発明の範囲から逸脱することなくそれらに変更、変化を加えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の1実施例の側立面図である。
【図2】 本発明装置の1実施例の装置の底面図である。
【図3】 揮発性物質が交換可能のカートリッジ内に入れられている該装置の実施例の側立面図である。
【図4】 ハウジングが周囲空気に透過性である該装置の実施例の側立面図である。
【図5】 使用者が放出速度を制御する該装置の実施例の側立面図である。
【図6】 使用者が放出速度を制御する該装置のもう1つの実施例の側立面図である。
【図7】 使用者が放出速度を制御する該装置の更にもう1つの実施例の側立面図である。
【図8】 電気化学的ガス発生セルを合体した該装置の実施例の側立面図である。
【図9】 2つのプラグが空気間隙によって分離されている該装置の実施例の側立面図である。
【図10】 本発明による該装置のもう1つの実施例の側立面図である。
【図11】 加熱素子が多孔性プラグと共同して使用される該装置の実施例の側立面図である。
【図12】 発散器パッドが多孔性プラグと関連させられている該装置の実施例の側立面図である。
【図13】 ガス発生セルを合体した該装置の実施例の側立面図である。
【図14】 発散器がハウジングから分離されており、かつ加熱素子と強制空気が発散器と共同して使用される該装置の実施例の側立面図である。

Claims (8)

  1. 揮発性物質を放出する装置において、
    内部領域、外面及び少なくとも1つの端にある開口をもつハウジングと、
    ハウジングの内部領域内に入れられた揮発性物質と、
    重力が揮発性物質を開口に向かって押し進めるように該装置を方向付けるための手段と、
    ハウジングから揮発性物質を制御可能に放出するための手段と、
    ハウジング中の開口を通る揮発性物質の流れを制御可能に補助するためにハウジングの内部領域と関連させられたガス発生セルと、
    を含み、
    前記制御放出手段が、
    頂面と底面をもち、頂面の少なくとも一部がハウジングの内部領域内に位置決めされておりかつ底面の少なくとも一部が周囲大気に曝されて成る第1の多孔性プラグと、
    底端と頂端をもち、頂端はハウジングの内部領域内に入れられた揮発性物質と少なくとも部分的に接触しておりかつ底端は第1の多孔性プラグの頂面に向いて成る第2の多孔性プラグと、
    第1の多孔性プラグの頂面と第2の多孔性プラグの底面の間の間隙と、
    を更に含むことを特徴とする装置。
  2. 第2の多孔性プラグは吸収する又は揮発性物質の一部を吸収する手段と、揮発性物質を前記間隙内に蒸気相又は液体相のうちの少なくとも1つとして放出する手段を含み、
    第1の多孔性プラグは前記間隙から吸収し又は揮発性物質の蒸気相又は液体相を吸収し、次いで揮発性物質を周囲環境内へ蒸気相として拡散するための手段を含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
  3. 第1と第2の多孔性プラグの吸収又は吸収手段が、多孔性プラスチック、多孔性ポリマー、多孔性セラミック、多孔性金属、多孔性ガラス、繊維材料、セルローズ、又はセルローズ誘導体からなるグループのうちの少なくとも1つから選択された第1と第2の多孔性プラグを含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
  4. 第1多孔性プラグと作用的に関連させられた発散器パッドを更に含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
  5. ハウジングの内部領域内への周囲大気の流入を可能ならしめかつ制御するための手段を更に含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
  6. 揮発性物質の少なくとも1つ又はハウジングの内部領域内にある空気を加熱するための手段を更に含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
  7. 希望するときにハウジングの内部領域内に追加の揮発性物質を再供給するための手段を更に含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
  8. 再供給手段が交換可能の揮発性物質カートリッジを含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
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