JP3901353B2 - Room temperature controller - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家屋の床暖房等に用いる室温調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15に示すように、従来の床暖房装置100(室温調節装置)は、ウレタンフォーム,ポリエチレンフォーム等の比較的硬いマット101と、樹脂製の流通管102と、アルミ製の放熱シート103を基本構成として備えている。このマット101の上面には蛇行した溝101aが形成され、この蛇行溝100aに流通管102がはめ込まれている。これにより、流通管102は、互いに平行な隣接部位が所望の間隔をなすように位置決めされた蛇行状態でマット101にセットされている。さらにマット101の上面および流通管102の上面には、上記放熱シート103が接着剤で貼り付けられている。
マット101には、スリット101bも形成されており、施工現場では、このスリット101bに根太110をはめ込み、この根太110を介して、床暖房装置100の下地板への取り付け、床暖房装置100への床板の取り付けを行うようになっている。
上記放熱シート103は、流通管102に熱媒体となる湯(流体)を流した時に、室内へ熱を放散する役割を担うとともに、床面に局部的な温度分布の不均衡をなくす役割を担う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の床暖房装置は、流通管102を所望の蛇行形状で位置決め固定する手段としてマット101を用いているため、比較的重く、またコンパクトに巻いたり折り畳んだりすることができず、嵩張ってしまう。そのため、運搬等の際に作業性が悪かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、熱媒体または冷媒体となる流体を通す流通管を、放熱シートの裏側の面に蛇行させて配する室温調節装置において、上記放熱シートの裏側の面にカバーシートを積層するようにして取り付け、これら放熱シートとカバーシートとの間に、上記流通管を挟んで固定し、さらに上記放熱シートの裏側に根太を配し、上記カバーシートと放熱シートとの間に、この根太をも挟んで固定することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の室温調節装置において、上記放熱シートの表側の面にもカバーシートを積層するようにして取り付け、表側と裏側のカバーシートで、放熱シートを挟むことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の室温調節装置において、上記表側と裏側のカバーシートが放熱シートより大きな面積を有し、その周縁部を接合することにより、放熱シートを封鎖することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の室温調節装置において、上記根太の高さが流通管20の外径と等しいことを特徴とする。
【0005】
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の室温調節装置において、上記カバーシートが樹脂シートからなり、熱溶着により面接合状態で放熱シートに取り付けられることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の室温調節装置において、上記カバーシートが接着剤により面接合状態で放熱シートに取り付けられていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の室温調節装置において、上記カバーシートが樹脂からなり、上記放熱シートには多数の穴が形成され、この穴にカバーシートの肉が入り込むことにより、カバーシートが放熱シートに取り付けられることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の室温調節装置において、上記カバーシートが糸により放熱シートに縫われていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を、図1〜図3を参照しながら説明する。図1(A),図2に示すように、床暖房装置1(室温調節装置)は、四角形のシートアッセンブリ10と、このシートアッセンブリ10に固定された2本の流通管20および複数の根太30と、シートアッセンブリ10の縁に設けられ上記流通管20の両端が接続される接続ユニット40とを備えている。
【0008】
上記シートアッセンブリ10は、図1(B)に示すように、アルミ製の放熱シート11と、その裏側と表側にそれぞれ配されたポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂からなるカバーシート12,13とを、積層することにより構成されている。これら3枚のシート11〜13は、上記流通管20,根太30の固定箇所を除き、ほぼ全域にわたって熱溶着等の手段で面接合され、一体化されている。なお、図1(B),図2に示すように、カバーシート12,13は放熱シート11より面積が大きく、その周縁部12a,13a(すなわち4辺)が放熱シート11を介さずに直接的に熱溶着等の手段で面接合されている。これによって、放熱シート11を封鎖している。
【0009】
上記流通管20は、例えば架橋ポリエチレン製でフレキシブルであり、複数の互いに平行な直線部20aを有して、蛇行をなしている。流通管20は、放熱シート11と裏側のカバーシート12との間に挟まれており、その両側において放熱シート11とカバーシート12が熱溶着等で面接合されているので、放熱シート11に固定された状態となっている。これにより、直線部20aは所望間隔を安定して維持されている。
【0010】
上記根太30は木製であり、上記流通管20の直線部20aの間に配置されている。この根太30も上記流通管20と同様に放熱シート11と裏側のカバーシート12との間に挟まれて固定されている。なお、本実施形態では、根太30の高さは流通管20の外径と等しくなっている。
【0011】
上記床暖房装置1では、今まで使用することが常識であったマットが省かれており、シートアッセンブリ10の裏側において、流通管20の隣接する直線部20a間、流通管20の直線部20aと根太30の間に、空隙50が形成されている。図から明らかなように、空隙50は流通管20の径より遥かに大きい幅を有している。
このように、床暖房装置1は、従来マットが配置されていた場所が空隙50となっているため、薄肉化されており、コンパクトに巻いたり折り畳んだりすることができる。また、マットを用いる場合に比べて軽くなっている。その結果、運搬等の作業を楽にすることができる。
裏側のカバーシート12は、流通管20を放熱シート11に固定する役割を担う。また、表側,裏側のカバーシート12,13は、放熱シート11を補強してその破損を防ぐとともに、放熱シート11を封鎖して長期使用に伴う腐食を抑制する役割を担う。
【0012】
上記床暖房装置1は、施工現場において、図3に示すように水平に延ばされた状態で床に設置される。すなわち、合板からなる下地板5に、シートアッセンブリ10を上にし流通管20,根太30を下にした状態で、床暖房装置1を載せる。そして、根太30を下地板5に釘で打ち付けることにより、床暖房装置1を下地板5に固定する。次に、床板6を根太30に載せて釘で打ち付けることにより固定する。その結果、床暖房装置1が下地板5と床板6との間に収容された状態で設置される。
【0013】
上記床暖房装置1の設置状態において、流通管20は、根太の高さと等しい径を有しているので、下地板5と床板6との間に隙間なく安定して支持される。また、シートアッセンブリ10の放熱シート11は、床板6の下面に沿って配置される。
本実施形態では、根太30がシートアッセンブリ10に予め組み込まれているので、根太30の位置決めが容易となり、床暖房装置1の設置作業を簡略化することができる。なお、この根太30は、シートアッセンブリ10と別体をなしていてもよい。
【0014】
上記設置状態の床暖房装置1では、接続装置40を介して流通管20の一端に湯が供給される。この湯は、流通管20内を蛇行して流れ接続装置40に帰ってくる。この過程で、シートアッセンブリ10の放熱シート11を介して室内への放熱がなされ、床暖房がなされる。流通管20の直線部20a間(隣接する部位の間)の空隙50は、断熱層としての役割を担う。
【0015】
次に、上記床暖房装置1の製造方法について説明する。図4(A)に示すように、連続多孔質の下型60が用いられる。この下型60は、水平をなす平坦な上面61を有しており、この面61には蛇行した溝62と図示しない他の複数の溝を有している。この下型60の面61にカバーシート12を載せた後で、型60の裏側から真空吸引すると、カバーシート12が、溝62および図示しない他の溝に入り込み、これら溝の内周面に吸着される。この際、カバーシート12は、加熱軟化させて変形容易にしておく。
【0016】
次に、図4(A),(B)に示すように、溝62に流通管20をはめ込むとともに、図示しない他の溝に根太(図示省略)をはめ込む。
次に、図4(C)に示すように、カバーシート12に放熱シート11を被せ、さらにその上にカバーシート13を被せる。
次に、カバーシート12,13の周縁部を上型で押さえながらその間を真空吸引することにより、3枚のシート11,12,13を密着させる。
次に、流通管20,根太の固定箇所を除いて、シート11〜13同士の熱溶着を行う。なお、カバーシート12,13の周縁部は、真空吸引前に熱溶着してもよい。
最後に、シートアッセンブリ10を下型60から引き剥がす。この際、流通管20が溝62から取り出され、根太も同様にして図示しない他の溝から取り出される。
【0017】
上記製造方法において、図5(A)に示すように、溝62に収容された状態の流通管20や根太に沿って接着剤65を塗布してもよい。この接着剤65の塗布幅を図5(A)においてRで示す。その後で、図5(B)に示すように、放熱シート11とカバーシート13を重ね、以下上記方法と同様とする。この方法では、接着剤65により流通管20,根太と放熱シート11が直接固定され、流通管20,根太の固定をより強固にすることができる。
【0018】
図6に示す製造方法では、カバーシート13の上に放熱シート11を載せ、この放熱シート11に流通管20を図示しない位置決め機構で位置決めした状態で、粘着アルミテープ66で仮止めする。根太(図示省略)も同様にして仮止めする。次に、放熱シート11にカバーシート12を被せた後、前述と同様に真空吸引と熱溶着を行って床暖房装置を製造する。
【0019】
図4〜図6に示す製造方法において、シート11〜13の熱溶着を容易にするために、放熱シート11は、アルミ製シートの両面に樹脂をラミネートしたものを用いてもよい。
また、図4〜図6に示す製造方法では、シート11〜13を熱溶着したが、接着剤により互いに面接合してもよい。この場合、放熱シート11の両面に予め接着剤と塗布しておいてもよい。
また、放熱シート11の表側のカバーシート13は省いてもよい。
【0020】
図7に示す第2実施形態の床暖房装置1’は、根太30’の高さが流通管20の径より大きい点を除いて第1実施形態の床暖房装置1と同じである。この床暖房装置1’では、施工現場で下地板5の上に樹脂発泡材料からなる薄い断熱マット8を敷き、その上に流通管20を載せるようになっている。
【0021】
図8,図9に示す第3実施形態の床暖房装置は、放熱シート11とカバーシート12,13を重ねた状態で真空吸引し、カバーシート12,13の周縁部を熱溶着または接着する点で、上述した実施形態と似ている。しかし、放熱シート11とカバーシート12,13は、面的な広がりをもって熱溶着または接着されるのではなく、図8に示すように多数の固定ポイント70で固定されて積層状態となる。これら固定ポイント70は、流通管20(本実施形態では1本の流通管を用いている)に沿ってその両側近傍に直線的に配列されたり、流通管20と直交する直線上に配列される。交差配列される場合には、流通管20の両側近傍に必ず固定ポイント70が配置されている。
【0022】
各固定ポイント70では、図9に示すように、放熱シート11に小さい穴11xが形成されている。この穴11xに、裏側のカバーシート12の樹脂の肉12xが入り込んで表側のカバーシート13の樹脂と一体化している。この固定ポイント70の構造は、加熱されたピンや歯を積層されたシート11〜13に、シート12側から突き通すことによって得られる。これらピンや歯を平板形状のベースに設けて、多数の固定ポイント70を同時に形成してもよいし、ピンや歯を回転体の外周面に設け、この回転体を転がしながら直線的に移動させるようにして、一列ずつ固定ポイント70を形成してもよい。
【0023】
上記固定ポイント70では、カバーシート12の肉12xが放熱シート11の穴11xに入り込んでいるので、長期にわたって安定してシート11〜13の接合状態を維持でき、ひいては、流通管20の固定を確実なものとすることができる。
なお、この第3実施形態でも、表側のカバーシート13は省略することができる。この場合、カバーシート12の肉12xは、放熱シート11の表側に盛り上がるようにして突出する。
【0024】
図10に示す第4実施形態では、糸75でミシン縫いすることによって、シート11〜13を接合する。なお、このミシン縫いは、例えば図8において固定ポイント70が配列される直線に沿ってなされる。糸75で縫う場合、シート12,13の一方または両方が、織布,不織布,紙であれば、より好ましい。
なお、この第4実施形態でも、表側のカバーシート13は省略することができる。
【0025】
図11,12に示す第5実施形態では、放熱シート11の上面(裏側の面)に流通管20を蛇行状に配置する。この際、垂直に下方に延びる多数の位置決めピン85に流通管20を引っ掛けて位置決めする。次に、固定具80を用いて流通管20を固定する。各固定具80は、PET等の薄い樹脂板からなり、円弧形状をなす2つの嵌合部81と、これら嵌合部81間の平坦な取付部82と、両端の平坦な取付部82とを有している。したがって、各嵌合部81はその両側に取付部82を有することになる。
流通管20の隣接する2つの直線部20aに、その外周に沿うようにして上記固定具80の2つの嵌合部81を嵌め、3つの取付部82を放熱シート11の裏面に熱溶着,接着等の手段で固定することにより、流通管20が放熱シート11に固定される。
【0026】
上記第5実施形態でも、マットを用いず、流通管20の直線部20a間に空隙50が形成されているので、上述したすべての実施形態と同様に、コンパクトに巻いたり,折り畳むことができる。しかも、上記固定具80は薄い樹脂製の板からなるので曲げることができ、巻いたり折り畳む際の支障とならない。
なお、上記第5実施形態において、固定具80は、1つの嵌合部81とその両側の2つの取付部82とを有して、1つの直線部20aを放熱シート11に固定するようにしてもよい。
【0027】
図13,図14に示す第6実施形態では、第5実施形態と同様に位置決めピン85で流通管20を位置決めした後、固定具80の代わりに接着剤90(例えばホットメルト型接着剤または2液混合型接着剤)を直線的に複数列で流し、流通管20を放熱シート11の裏面に固定している。接着剤90は、図14に示すように、放熱シート11と流通管20の隙間にも流れこみ、これにより、両者を固定することができる。なお、溶融樹脂を接着剤として用いてもよい。
【0028】
なお、第5,第6実施形態では、カバーシートを用いていないので、放熱シート11を、厚いアルミ製シートで形成したり、アルミ製シートに樹脂やクロスをラミネートしたり、アルミ製の糸を単独でまたは他の材料(例えば樹脂やセラミック)からなる糸と混ぜて編むことによって形成することにより、強度を大きくするのが好ましい。この強度を向上させた放熱シートは前述した第1〜第4実施形態でも用いることができる。
【0029】
本発明は上記実施例に制約されず、種々の態様が可能である。例えば図11,図13で示すように位置決めピン85で位置決めした状態で、この位置決めピン85を避けるようにしてカバーシートを被せ、このカバーシートを前述した熱溶着,接着,加熱ピン,縫着等の手段で放熱シート11に取り付けてもよい。
放熱シートとカバーシートは、流通管の固定箇所を除いて全域にわたって熱溶着,接着する代わりに、局所的に多数箇所に熱溶着,接着により面接合してもよい。
流通管の断面形状は、上記実施形態のように円形でなく、楕円形,四角形であってもよい。
本発明は、フローリング床暖房用のみならずカーペット暖房用にも適用することができる。
また、本発明の室温調節装置は床のみならず、天井等に設置することもできる。さらに、流通管に冷媒体となる流体を流して冷房を行うようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、放熱シートの裏側に配置されたカバーシートを用いて流通管を固定するので、薄肉化することができ、コンパクトに折り曲げたり巻いたりすることができる。また、軽量化を図ることもできる。その結果、運搬等の作業が容易となる。さらに、このカバーシートで放熱シートを補強できる。また、根太もカバーシートで固定するので、設置工程において、根太の位置決め作業を簡略化することができる。
請求項2の発明によれば、放熱シートの表側と裏側の両面にカバーシートを積層したので、強度がより一層高まる。
請求項3の発明によれば、表側と裏側のカバーシートで放熱シートを封鎖するので、放熱シートの腐食を防止ないしは抑制することができる。
請求項5の発明によれば、熱溶着によりカバーシートを放熱シートに取りつけることにより、この取り付け作業を簡略化することができる。
請求項6の発明によれば、接着によりカバーシートを放熱シートに取りつけることにより、この取り付け作業を簡略化することができる。
請求項7の発明によれば、カバーシートの樹脂肉を放熱シートの穴に入り込ませて両者の取り付けを行うことにより、取り付け強度を高めることができる。
請求項8の発明によれば、糸で縫うことにより、カバーシートの放熱シートへの取り付け強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1実施形態をなす床暖房装置の概略断面図であり、(B)はその要部の拡大断面図である。
【図2】同床暖房装置の平面図である。
【図3】同床暖房装置を家屋の床に設置した状態を示す断面図である。
【図4】(A)〜(C)は、同床暖房装置の製造方法を工程順に示す拡大断面図である。
【図5】(A),(B)は、同床暖房装置の他の製造方法を工程順に示す拡大断面図である。
【図6】同床暖房装置の他の製造方法を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施形態をなす床暖房装置を床に設置した状態で示す断面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態をなす床暖房装置の製造方法を示す下面図である。
【図9】同第3実施形態の床暖房装置の要部の拡大断面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態をなす床暖房装置の要部拡大断面図である。
【図11】本発明の第5の実施形態をなす床暖房装置の製造方法を示す下面図である。
【図12】同第5実施形態の床暖房装置の要部拡大断面図である。
【図13】本発明の第6の実施形態をなす床暖房装置の製造方法を示す下面図である。
【図14】同第6実施形態の床暖房装置の要部拡大断面図である。
【図15】従来の床暖房装置を床に設置した状態で示す断面図である。
【符号の説明】
1,1’ 床暖房装置(室温調節装置)
10 シートアッセンブリ
11 放熱シート
11x 穴
12 裏側のカバーシート
13 表側のカバーシート
12a,13a 周縁部
12x 肉
20 流通管
30 根太
50 空隙
70 固定ポイント
75 糸
80 固定具
90 接着剤[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a room temperature control device used for floor heating of a house.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 15, a conventional floor heating device 100 (room temperature control device) is based on a relatively
A
The
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Since the floor heating apparatus having the above configuration uses the
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
According to a second aspect of the present invention, in the room temperature control apparatus according to the first aspect, the cover sheet is also attached to the front side surface of the heat radiating sheet, and the heat radiating sheet is sandwiched between the front side and the back side cover sheets. It is characterized by.
According to a third aspect of the present invention, in the room temperature adjusting apparatus according to the first or second aspect, the front and back cover sheets have a larger area than the heat radiating sheet, and the heat radiating sheet is sealed by joining the peripheral portions thereof. It is characterized by doing.
According to a fourth aspect of the present invention, in the room temperature control apparatus according to any one of the first to third aspects, the height of the joist is equal to the outer diameter of the
[0005]
According to a fifth aspect of the present invention, in the room temperature control apparatus according to any one of the first to fourth aspects, the cover sheet is made of a resin sheet, and is attached to the heat dissipation sheet in a surface bonded state by heat welding.
A sixth aspect of the present invention is the room temperature control apparatus according to any one of the first to fourth aspects, wherein the cover sheet is attached to the heat dissipation sheet in a surface-bonded state with an adhesive.
A seventh aspect of the present invention is the room temperature control apparatus according to any one of the first to fourth aspects, wherein the cover sheet is made of a resin, and a plurality of holes are formed in the heat dissipation sheet, and the thickness of the cover sheet is formed in these holes The cover sheet is attached to the heat dissipating sheet by entering.
According to an eighth aspect of the present invention, in the room temperature adjusting apparatus according to any one of the first to fourth aspects, the cover sheet is sewn to the heat radiating sheet with a thread.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIGS. 1 (A) and 2, a floor heating device 1 (room temperature control device) includes a
[0008]
As shown in FIG. 1B, the
[0009]
The
[0010]
The
[0011]
In the
As described above, the
The
[0012]
The
[0013]
In the installed state of the
In the present embodiment, since the
[0014]
In the
[0015]
Next, a method for manufacturing the
[0016]
Next, as shown in FIGS. 4A and 4B, the
Next, as shown in FIG. 4C, the
Next, the three
Next, the
Finally, the
[0017]
In the above manufacturing method, as shown in FIG. 5A, an adhesive 65 may be applied along the
[0018]
In the manufacturing method shown in FIG. 6, the
[0019]
In the manufacturing method shown in FIGS. 4 to 6, in order to facilitate the thermal welding of the
Moreover, in the manufacturing method shown in FIGS. 4-6, although the sheets 11-13 were heat-welded, you may mutually surface-bond with an adhesive agent. In this case, you may apply | coat with an adhesive agent on both surfaces of the
Further, the
[0020]
The
[0021]
The floor heating apparatus according to the third embodiment shown in FIGS. 8 and 9 is vacuum-sucked in a state where the
[0022]
At each fixing
[0023]
At the
In the third embodiment, the
[0024]
In the fourth embodiment shown in FIG. 10, the
In the fourth embodiment, the
[0025]
In the fifth embodiment shown in FIGS. 11 and 12, the
The two
[0026]
Also in the fifth embodiment, since the
In the fifth embodiment, the
[0027]
In the sixth embodiment shown in FIGS. 13 and 14, after positioning the
[0028]
In the fifth and sixth embodiments, since a cover sheet is not used, the
[0029]
The present invention is not limited to the above embodiments, and various modes are possible. For example, in the state where the positioning pins 85 are positioned as shown in FIGS. 11 and 13, the cover sheet is covered so as to avoid the positioning pins 85, and the cover sheet is covered with the above-described heat welding, bonding, heating pins, sewing, etc. You may attach to the thermal radiation sheet |
The heat radiating sheet and the cover sheet may be surface-bonded locally by heat welding and bonding instead of being thermally welded and bonded over the whole area except for the fixed part of the flow pipe.
The cross-sectional shape of the flow pipe is not circular as in the above embodiment, but may be oval or square.
The present invention can be applied not only for flooring floor heating but also for carpet heating.
The room temperature control apparatus of the present invention can be installed not only on the floor but also on the ceiling or the like. Further, cooling may be performed by flowing a fluid as a refrigerant through the flow pipe.
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the invention of
According to the invention of claim 2, since the cover sheets are laminated on both the front side and the back side of the heat dissipation sheet, the strength is further increased.
According to the invention of claim 3, since the heat radiation sheet is sealed by the front and back cover sheets, corrosion of the heat radiation sheet can be prevented or suppressed.
According to invention of
According to the sixth aspect of the present invention, the attaching operation can be simplified by attaching the cover sheet to the heat radiating sheet by bonding.
According to the seventh aspect of the present invention, the attachment strength can be increased by inserting the resin meat of the cover sheet into the hole of the heat dissipation sheet and attaching them.
According to invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a schematic cross-sectional view of a floor heating apparatus according to a first embodiment of the present invention, and FIG. 1B is an enlarged cross-sectional view of the main part thereof.
FIG. 2 is a plan view of the floor heating device.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a state in which the floor heating device is installed on the floor of the house.
4A to 4C are enlarged cross-sectional views showing a method for manufacturing the floor heating apparatus in the order of steps.
FIGS. 5A and 5B are enlarged cross-sectional views showing another method of manufacturing the floor heating apparatus in the order of steps. FIGS.
FIG. 6 is a perspective view showing another method for manufacturing the floor heating apparatus.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a floor heating device according to a second embodiment of the present invention installed on the floor.
FIG. 8 is a bottom view showing a method for manufacturing a floor heating apparatus according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is an enlarged cross-sectional view of a main part of the floor heating device of the third embodiment.
FIG. 10 is an enlarged cross-sectional view of a main part of a floor heating device according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a bottom view showing a method for manufacturing a floor heating device according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 12 is an enlarged cross-sectional view of a main part of the floor heating device of the fifth embodiment.
FIG. 13 is a bottom view showing a method for manufacturing a floor heating apparatus according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 14 is an enlarged cross-sectional view of a main part of the floor heating device of the sixth embodiment.
FIG. 15 is a cross-sectional view showing a state in which a conventional floor heating device is installed on the floor.
[Explanation of symbols]
1,1 'floor heating device (room temperature control device)
DESCRIPTION OF
Claims (8)
上記放熱シートの裏側の面にカバーシートを積層するようにして取り付け、これら放熱シートとカバーシートとの間に、上記流通管を挟んで固定し、
さらに上記放熱シートの裏側に根太を配し、上記カバーシートと放熱シートとの間に、この根太をも挟んで固定することを特徴とする室温調節装置。In a room temperature adjusting device that arranges a circulation pipe for passing a fluid serving as a heat medium or a refrigerant body in a meandering manner on the back surface of the heat dissipation sheet,
A cover sheet is attached to the back surface of the heat dissipation sheet so as to be laminated, and between the heat dissipation sheet and the cover sheet, the flow pipe is sandwiched and fixed.
Furthermore , a room joist is arranged on the back side of the heat radiating sheet, and the joist is also sandwiched and fixed between the cover sheet and the heat radiating sheet .
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