JP3901353B2 - Room temperature controller - Google Patents

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  • Floor Finish (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家屋の床暖房等に用いる室温調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15に示すように、従来の床暖房装置100(室温調節装置)は、ウレタンフォーム,ポリエチレンフォーム等の比較的硬いマット101と、樹脂製の流通管102と、アルミ製の放熱シート103を基本構成として備えている。このマット101の上面には蛇行した溝101aが形成され、この蛇行溝100aに流通管102がはめ込まれている。これにより、流通管102は、互いに平行な隣接部位が所望の間隔をなすように位置決めされた蛇行状態でマット101にセットされている。さらにマット101の上面および流通管102の上面には、上記放熱シート103が接着剤で貼り付けられている。
マット101には、スリット101bも形成されており、施工現場では、このスリット101bに根太110をはめ込み、この根太110を介して、床暖房装置100の下地板への取り付け、床暖房装置100への床板の取り付けを行うようになっている。
上記放熱シート103は、流通管102に熱媒体となる湯(流体)を流した時に、室内へ熱を放散する役割を担うとともに、床面に局部的な温度分布の不均衡をなくす役割を担う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の床暖房装置は、流通管102を所望の蛇行形状で位置決め固定する手段としてマット101を用いているため、比較的重く、またコンパクトに巻いたり折り畳んだりすることができず、嵩張ってしまう。そのため、運搬等の際に作業性が悪かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、熱媒体または冷媒体となる流体を通す流通管を、放熱シートの裏側の面に蛇行させて配する室温調節装置において、上記放熱シートの裏側の面にカバーシートを積層するようにして取り付け、これら放熱シートとカバーシートとの間に、上記流通管を挟んで固定し、さらに上記放熱シートの裏側に根太を配し、上記カバーシートと放熱シートとの間に、この根太をも挟んで固定することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の室温調節装置において、上記放熱シートの表側の面にもカバーシートを積層するようにして取り付け、表側と裏側のカバーシートで、放熱シートを挟むことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の室温調節装置において、上記表側と裏側のカバーシートが放熱シートより大きな面積を有し、その周縁部を接合することにより、放熱シートを封鎖することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の室温調節装置において、上記根太の高さが流通管20の外径と等しいことを特徴とする。
【0005】
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の室温調節装置において、上記カバーシートが樹脂シートからなり、熱溶着により面接合状態で放熱シートに取り付けられることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の室温調節装置において、上記カバーシートが接着剤により面接合状態で放熱シートに取り付けられていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の室温調節装置において、上記カバーシートが樹脂からなり、上記放熱シートには多数の穴が形成され、この穴にカバーシートの肉が入り込むことにより、カバーシートが放熱シートに取り付けられることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の室温調節装置において、上記カバーシートが糸により放熱シートに縫われていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を、図1〜図3を参照しながら説明する。図1(A),図2に示すように、床暖房装置1(室温調節装置)は、四角形のシートアッセンブリ10と、このシートアッセンブリ10に固定された2本の流通管20および複数の根太30と、シートアッセンブリ10の縁に設けられ上記流通管20の両端が接続される接続ユニット40とを備えている。
【0008】
上記シートアッセンブリ10は、図1(B)に示すように、アルミ製の放熱シート11と、その裏側と表側にそれぞれ配されたポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂からなるカバーシート12,13とを、積層することにより構成されている。これら3枚のシート11〜13は、上記流通管20,根太30の固定箇所を除き、ほぼ全域にわたって熱溶着等の手段で面接合され、一体化されている。なお、図1(B),図2に示すように、カバーシート12,13は放熱シート11より面積が大きく、その周縁部12a,13a(すなわち4辺)が放熱シート11を介さずに直接的に熱溶着等の手段で面接合されている。これによって、放熱シート11を封鎖している。
【0009】
上記流通管20は、例えば架橋ポリエチレン製でフレキシブルであり、複数の互いに平行な直線部20aを有して、蛇行をなしている。流通管20は、放熱シート11と裏側のカバーシート12との間に挟まれており、その両側において放熱シート11とカバーシート12が熱溶着等で面接合されているので、放熱シート11に固定された状態となっている。これにより、直線部20aは所望間隔を安定して維持されている。
【0010】
上記根太30は木製であり、上記流通管20の直線部20aの間に配置されている。この根太30も上記流通管20と同様に放熱シート11と裏側のカバーシート12との間に挟まれて固定されている。なお、本実施形態では、根太30の高さは流通管20の外径と等しくなっている。
【0011】
上記床暖房装置1では、今まで使用することが常識であったマットが省かれており、シートアッセンブリ10の裏側において、流通管20の隣接する直線部20a間、流通管20の直線部20aと根太30の間に、空隙50が形成されている。図から明らかなように、空隙50は流通管20の径より遥かに大きい幅を有している。
このように、床暖房装置1は、従来マットが配置されていた場所が空隙50となっているため、薄肉化されており、コンパクトに巻いたり折り畳んだりすることができる。また、マットを用いる場合に比べて軽くなっている。その結果、運搬等の作業を楽にすることができる。
裏側のカバーシート12は、流通管20を放熱シート11に固定する役割を担う。また、表側,裏側のカバーシート12,13は、放熱シート11を補強してその破損を防ぐとともに、放熱シート11を封鎖して長期使用に伴う腐食を抑制する役割を担う。
【0012】
上記床暖房装置1は、施工現場において、図3に示すように水平に延ばされた状態で床に設置される。すなわち、合板からなる下地板5に、シートアッセンブリ10を上にし流通管20,根太30を下にした状態で、床暖房装置1を載せる。そして、根太30を下地板5に釘で打ち付けることにより、床暖房装置1を下地板5に固定する。次に、床板6を根太30に載せて釘で打ち付けることにより固定する。その結果、床暖房装置1が下地板5と床板6との間に収容された状態で設置される。
【0013】
上記床暖房装置1の設置状態において、流通管20は、根太の高さと等しい径を有しているので、下地板5と床板6との間に隙間なく安定して支持される。また、シートアッセンブリ10の放熱シート11は、床板6の下面に沿って配置される。
本実施形態では、根太30がシートアッセンブリ10に予め組み込まれているので、根太30の位置決めが容易となり、床暖房装置1の設置作業を簡略化することができる。なお、この根太30は、シートアッセンブリ10と別体をなしていてもよい。
【0014】
上記設置状態の床暖房装置1では、接続装置40を介して流通管20の一端に湯が供給される。この湯は、流通管20内を蛇行して流れ接続装置40に帰ってくる。この過程で、シートアッセンブリ10の放熱シート11を介して室内への放熱がなされ、床暖房がなされる。流通管20の直線部20a間(隣接する部位の間)の空隙50は、断熱層としての役割を担う。
【0015】
次に、上記床暖房装置1の製造方法について説明する。図4(A)に示すように、連続多孔質の下型60が用いられる。この下型60は、水平をなす平坦な上面61を有しており、この面61には蛇行した溝62と図示しない他の複数の溝を有している。この下型60の面61にカバーシート12を載せた後で、型60の裏側から真空吸引すると、カバーシート12が、溝62および図示しない他の溝に入り込み、これら溝の内周面に吸着される。この際、カバーシート12は、加熱軟化させて変形容易にしておく。
【0016】
次に、図4(A),(B)に示すように、溝62に流通管20をはめ込むとともに、図示しない他の溝に根太(図示省略)をはめ込む。
次に、図4(C)に示すように、カバーシート12に放熱シート11を被せ、さらにその上にカバーシート13を被せる。
次に、カバーシート12,13の周縁部を上型で押さえながらその間を真空吸引することにより、3枚のシート11,12,13を密着させる。
次に、流通管20,根太の固定箇所を除いて、シート11〜13同士の熱溶着を行う。なお、カバーシート12,13の周縁部は、真空吸引前に熱溶着してもよい。
最後に、シートアッセンブリ10を下型60から引き剥がす。この際、流通管20が溝62から取り出され、根太も同様にして図示しない他の溝から取り出される。
【0017】
上記製造方法において、図5(A)に示すように、溝62に収容された状態の流通管20や根太に沿って接着剤65を塗布してもよい。この接着剤65の塗布幅を図5(A)においてRで示す。その後で、図5(B)に示すように、放熱シート11とカバーシート13を重ね、以下上記方法と同様とする。この方法では、接着剤65により流通管20,根太と放熱シート11が直接固定され、流通管20,根太の固定をより強固にすることができる。
【0018】
図6に示す製造方法では、カバーシート13の上に放熱シート11を載せ、この放熱シート11に流通管20を図示しない位置決め機構で位置決めした状態で、粘着アルミテープ66で仮止めする。根太(図示省略)も同様にして仮止めする。次に、放熱シート11にカバーシート12を被せた後、前述と同様に真空吸引と熱溶着を行って床暖房装置を製造する。
【0019】
図4〜図6に示す製造方法において、シート11〜13の熱溶着を容易にするために、放熱シート11は、アルミ製シートの両面に樹脂をラミネートしたものを用いてもよい。
また、図4〜図6に示す製造方法では、シート11〜13を熱溶着したが、接着剤により互いに面接合してもよい。この場合、放熱シート11の両面に予め接着剤と塗布しておいてもよい。
また、放熱シート11の表側のカバーシート13は省いてもよい。
【0020】
図7に示す第2実施形態の床暖房装置1’は、根太30’の高さが流通管20の径より大きい点を除いて第1実施形態の床暖房装置1と同じである。この床暖房装置1’では、施工現場で下地板5の上に樹脂発泡材料からなる薄い断熱マット8を敷き、その上に流通管20を載せるようになっている。
【0021】
図8,図9に示す第3実施形態の床暖房装置は、放熱シート11とカバーシート12,13を重ねた状態で真空吸引し、カバーシート12,13の周縁部を熱溶着または接着する点で、上述した実施形態と似ている。しかし、放熱シート11とカバーシート12,13は、面的な広がりをもって熱溶着または接着されるのではなく、図8に示すように多数の固定ポイント70で固定されて積層状態となる。これら固定ポイント70は、流通管20(本実施形態では1本の流通管を用いている)に沿ってその両側近傍に直線的に配列されたり、流通管20と直交する直線上に配列される。交差配列される場合には、流通管20の両側近傍に必ず固定ポイント70が配置されている。
【0022】
各固定ポイント70では、図9に示すように、放熱シート11に小さい穴11xが形成されている。この穴11xに、裏側のカバーシート12の樹脂の肉12xが入り込んで表側のカバーシート13の樹脂と一体化している。この固定ポイント70の構造は、加熱されたピンや歯を積層されたシート11〜13に、シート12側から突き通すことによって得られる。これらピンや歯を平板形状のベースに設けて、多数の固定ポイント70を同時に形成してもよいし、ピンや歯を回転体の外周面に設け、この回転体を転がしながら直線的に移動させるようにして、一列ずつ固定ポイント70を形成してもよい。
【0023】
上記固定ポイント70では、カバーシート12の肉12xが放熱シート11の穴11xに入り込んでいるので、長期にわたって安定してシート11〜13の接合状態を維持でき、ひいては、流通管20の固定を確実なものとすることができる。
なお、この第3実施形態でも、表側のカバーシート13は省略することができる。この場合、カバーシート12の肉12xは、放熱シート11の表側に盛り上がるようにして突出する。
【0024】
図10に示す第4実施形態では、糸75でミシン縫いすることによって、シート11〜13を接合する。なお、このミシン縫いは、例えば図8において固定ポイント70が配列される直線に沿ってなされる。糸75で縫う場合、シート12,13の一方または両方が、織布,不織布,紙であれば、より好ましい。
なお、この第4実施形態でも、表側のカバーシート13は省略することができる。
【0025】
図11,12に示す第5実施形態では、放熱シート11の上面(裏側の面)に流通管20を蛇行状に配置する。この際、垂直に下方に延びる多数の位置決めピン85に流通管20を引っ掛けて位置決めする。次に、固定具80を用いて流通管20を固定する。各固定具80は、PET等の薄い樹脂板からなり、円弧形状をなす2つの嵌合部81と、これら嵌合部81間の平坦な取付部82と、両端の平坦な取付部82とを有している。したがって、各嵌合部81はその両側に取付部82を有することになる。
流通管20の隣接する2つの直線部20aに、その外周に沿うようにして上記固定具80の2つの嵌合部81を嵌め、3つの取付部82を放熱シート11の裏面に熱溶着,接着等の手段で固定することにより、流通管20が放熱シート11に固定される。
【0026】
上記第5実施形態でも、マットを用いず、流通管20の直線部20a間に空隙50が形成されているので、上述したすべての実施形態と同様に、コンパクトに巻いたり,折り畳むことができる。しかも、上記固定具80は薄い樹脂製の板からなるので曲げることができ、巻いたり折り畳む際の支障とならない。
なお、上記第5実施形態において、固定具80は、1つの嵌合部81とその両側の2つの取付部82とを有して、1つの直線部20aを放熱シート11に固定するようにしてもよい。
【0027】
図13,図14に示す第6実施形態では、第5実施形態と同様に位置決めピン85で流通管20を位置決めした後、固定具80の代わりに接着剤90(例えばホットメルト型接着剤または2液混合型接着剤)を直線的に複数列で流し、流通管20を放熱シート11の裏面に固定している。接着剤90は、図14に示すように、放熱シート11と流通管20の隙間にも流れこみ、これにより、両者を固定することができる。なお、溶融樹脂を接着剤として用いてもよい。
【0028】
なお、第5,第6実施形態では、カバーシートを用いていないので、放熱シート11を、厚いアルミ製シートで形成したり、アルミ製シートに樹脂やクロスをラミネートしたり、アルミ製の糸を単独でまたは他の材料(例えば樹脂やセラミック)からなる糸と混ぜて編むことによって形成することにより、強度を大きくするのが好ましい。この強度を向上させた放熱シートは前述した第1〜第4実施形態でも用いることができる。
【0029】
本発明は上記実施例に制約されず、種々の態様が可能である。例えば図11,図13で示すように位置決めピン85で位置決めした状態で、この位置決めピン85を避けるようにしてカバーシートを被せ、このカバーシートを前述した熱溶着,接着,加熱ピン,縫着等の手段で放熱シート11に取り付けてもよい。
放熱シートとカバーシートは、流通管の固定箇所を除いて全域にわたって熱溶着,接着する代わりに、局所的に多数箇所に熱溶着,接着により面接合してもよい。
流通管の断面形状は、上記実施形態のように円形でなく、楕円形,四角形であってもよい。
本発明は、フローリング床暖房用のみならずカーペット暖房用にも適用することができる。
また、本発明の室温調節装置は床のみならず、天井等に設置することもできる。さらに、流通管に冷媒体となる流体を流して冷房を行うようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、放熱シートの裏側に配置されたカバーシートを用いて流通管を固定するので、薄肉化することができ、コンパクトに折り曲げたり巻いたりすることができる。また、軽量化を図ることもできる。その結果、運搬等の作業が容易となる。さらに、このカバーシートで放熱シートを補強できる。また、根太もカバーシートで固定するので、設置工程において、根太の位置決め作業を簡略化することができる。
請求項2の発明によれば、放熱シートの表側と裏側の両面にカバーシートを積層したので、強度がより一層高まる。
請求項3の発明によれば、表側と裏側のカバーシートで放熱シートを封鎖するので、放熱シートの腐食を防止ないしは抑制することができる。
請求項5の発明によれば、熱溶着によりカバーシートを放熱シートに取りつけることにより、この取り付け作業を簡略化することができる。
請求項6の発明によれば、接着によりカバーシートを放熱シートに取りつけることにより、この取り付け作業を簡略化することができる。
請求項7の発明によれば、カバーシートの樹脂肉を放熱シートの穴に入り込ませて両者の取り付けを行うことにより、取り付け強度を高めることができる。
請求項8の発明によれば、糸で縫うことにより、カバーシートの放熱シートへの取り付け強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1実施形態をなす床暖房装置の概略断面図であり、(B)はその要部の拡大断面図である。
【図2】同床暖房装置の平面図である。
【図3】同床暖房装置を家屋の床に設置した状態を示す断面図である。
【図4】(A)〜(C)は、同床暖房装置の製造方法を工程順に示す拡大断面図である。
【図5】(A),(B)は、同床暖房装置の他の製造方法を工程順に示す拡大断面図である。
【図6】同床暖房装置の他の製造方法を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施形態をなす床暖房装置を床に設置した状態で示す断面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態をなす床暖房装置の製造方法を示す下面図である。
【図9】同第3実施形態の床暖房装置の要部の拡大断面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態をなす床暖房装置の要部拡大断面図である。
【図11】本発明の第5の実施形態をなす床暖房装置の製造方法を示す下面図である。
【図12】同第5実施形態の床暖房装置の要部拡大断面図である。
【図13】本発明の第6の実施形態をなす床暖房装置の製造方法を示す下面図である。
【図14】同第6実施形態の床暖房装置の要部拡大断面図である。
【図15】従来の床暖房装置を床に設置した状態で示す断面図である。
【符号の説明】
1,1’ 床暖房装置(室温調節装置)
10 シートアッセンブリ
11 放熱シート
11x 穴
12 裏側のカバーシート
13 表側のカバーシート
12a,13a 周縁部
12x 肉
20 流通管
30 根太
50 空隙
70 固定ポイント
75 糸
80 固定具
90 接着剤
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a room temperature control device used for floor heating of a house.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 15, a conventional floor heating device 100 (room temperature control device) is based on a relatively hard mat 101 such as urethane foam or polyethylene foam, a resin distribution pipe 102, and an aluminum heat dissipation sheet 103. It is provided as a configuration. A serpentine groove 101a is formed on the upper surface of the mat 101, and a flow pipe 102 is fitted in the serpentine groove 100a. Thereby, the flow pipe 102 is set on the mat 101 in a meandering state in which adjacent portions parallel to each other are positioned so as to form a desired interval. Further, the heat radiation sheet 103 is attached to the upper surface of the mat 101 and the upper surface of the flow pipe 102 with an adhesive.
A slit 101b is also formed in the mat 101. At the construction site, a joist 110 is fitted into the slit 101b, and the floor heating device 100 is attached to the base plate through the joist 110, and is attached to the floor heating device 100. The floorboard is installed.
The heat dissipation sheet 103 plays a role of dissipating heat into the room when hot water (fluid) serving as a heat medium is passed through the flow pipe 102 and also eliminates a local temperature distribution imbalance on the floor surface. .
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Since the floor heating apparatus having the above configuration uses the mat 101 as a means for positioning and fixing the flow pipe 102 in a desired meandering shape, the floor heating apparatus is relatively heavy and cannot be wound or folded compactly, and is bulky. End up. Therefore, workability was poor during transportation.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a room temperature control device in which a flow pipe for passing a fluid serving as a heat medium or a refrigerant body is meandered on the back surface of the heat dissipation sheet, and a cover sheet is laminated on the back surface of the heat dissipation sheet And attach the flow pipe between the heat radiating sheet and the cover sheet, and place a joist on the back side of the heat radiating sheet, and between the cover sheet and the heat radiating sheet, It is characterized in that it is fixed with joists .
According to a second aspect of the present invention, in the room temperature control apparatus according to the first aspect, the cover sheet is also attached to the front side surface of the heat radiating sheet, and the heat radiating sheet is sandwiched between the front side and the back side cover sheets. It is characterized by.
According to a third aspect of the present invention, in the room temperature adjusting apparatus according to the first or second aspect, the front and back cover sheets have a larger area than the heat radiating sheet, and the heat radiating sheet is sealed by joining the peripheral portions thereof. It is characterized by doing.
According to a fourth aspect of the present invention, in the room temperature control apparatus according to any one of the first to third aspects, the height of the joist is equal to the outer diameter of the flow pipe 20 .
[0005]
According to a fifth aspect of the present invention, in the room temperature control apparatus according to any one of the first to fourth aspects, the cover sheet is made of a resin sheet, and is attached to the heat dissipation sheet in a surface bonded state by heat welding.
A sixth aspect of the present invention is the room temperature control apparatus according to any one of the first to fourth aspects, wherein the cover sheet is attached to the heat dissipation sheet in a surface-bonded state with an adhesive.
A seventh aspect of the present invention is the room temperature control apparatus according to any one of the first to fourth aspects, wherein the cover sheet is made of a resin, and a plurality of holes are formed in the heat dissipation sheet, and the thickness of the cover sheet is formed in these holes The cover sheet is attached to the heat dissipating sheet by entering.
According to an eighth aspect of the present invention, in the room temperature adjusting apparatus according to any one of the first to fourth aspects, the cover sheet is sewn to the heat radiating sheet with a thread.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIGS. 1 (A) and 2, a floor heating device 1 (room temperature control device) includes a rectangular seat assembly 10, two flow pipes 20 fixed to the seat assembly 10, and a plurality of joists 30. And a connection unit 40 provided at the edge of the seat assembly 10 and connected to both ends of the flow pipe 20.
[0008]
As shown in FIG. 1B, the sheet assembly 10 is formed by laminating an aluminum heat dissipating sheet 11 and cover sheets 12 and 13 made of polyolefin resin such as polyethylene disposed on the back side and the front side, respectively. It is comprised by doing. These three sheets 11 to 13 are surface-joined and integrated by means such as heat welding over almost the whole area except for the fixed portion of the flow pipe 20 and joist 30. As shown in FIGS. 1B and 2, the cover sheets 12 and 13 have a larger area than the heat radiating sheet 11, and the peripheral portions 12 a and 13 a (that is, four sides) directly without the heat radiating sheet 11. Surface bonding is performed by means such as heat welding. As a result, the heat dissipation sheet 11 is sealed.
[0009]
The flow pipe 20 is made of, for example, cross-linked polyethylene and is flexible, and has a plurality of parallel straight portions 20a and meanders. The distribution pipe 20 is sandwiched between the heat radiation sheet 11 and the back cover sheet 12, and is fixed to the heat radiation sheet 11 because the heat radiation sheet 11 and the cover sheet 12 are surface-bonded on both sides by heat welding or the like. It has become a state. Thereby, the linear part 20a is maintaining the desired space | interval stably.
[0010]
The joist 30 is made of wood and is disposed between the straight portions 20 a of the flow pipe 20. This joist 30 is also sandwiched and fixed between the heat radiation sheet 11 and the back cover sheet 12 in the same manner as the flow pipe 20. In the present embodiment, the height of the joists 30 is equal to the outer diameter of the flow pipe 20.
[0011]
In the floor heating device 1, the mat that has been used until now is omitted, and on the back side of the seat assembly 10, between the adjacent straight portions 20 a of the flow pipe 20, and the straight portions 20 a of the flow pipe 20. A gap 50 is formed between the joists 30. As is apparent from the figure, the gap 50 has a width much larger than the diameter of the flow pipe 20.
As described above, the floor heating device 1 is thinned because the space where the mat is conventionally arranged is the gap 50, and can be wound or folded compactly. Moreover, it is lighter than when a mat is used. As a result, work such as transportation can be facilitated.
The cover sheet 12 on the back side plays a role of fixing the circulation pipe 20 to the heat dissipation sheet 11. The cover sheets 12 and 13 on the front side and the back side serve to reinforce the heat radiating sheet 11 to prevent its damage and to block the heat radiating sheet 11 to suppress corrosion associated with long-term use.
[0012]
The floor heating device 1 is installed on the floor in a state where the floor heating device 1 is horizontally extended as shown in FIG. That is, the floor heating device 1 is placed on the base plate 5 made of plywood in a state where the seat assembly 10 is up and the flow pipe 20 and joist 30 are down. Then, the floor heating device 1 is fixed to the base plate 5 by driving the joist 30 against the base plate 5 with a nail. Next, the floor board 6 is placed on the joist 30 and fixed by driving with nails. As a result, the floor heating device 1 is installed in a state of being accommodated between the base plate 5 and the floor plate 6.
[0013]
In the installed state of the floor heating device 1, the flow pipe 20 has a diameter equal to the height of the joist, so that it is stably supported between the base plate 5 and the floor plate 6 without a gap. Further, the heat dissipation sheet 11 of the seat assembly 10 is disposed along the lower surface of the floor board 6.
In the present embodiment, since the joists 30 are incorporated in the seat assembly 10 in advance, the joists 30 can be easily positioned, and the installation work of the floor heating device 1 can be simplified. The joist 30 may be separate from the seat assembly 10.
[0014]
In the floor heating device 1 in the installed state, hot water is supplied to one end of the flow pipe 20 via the connection device 40. This hot water meanders through the flow pipe 20 and returns to the flow connection device 40. In this process, heat is radiated indoors through the heat radiating sheet 11 of the seat assembly 10, and floor heating is performed. The gap 50 between the straight portions 20a of the flow pipe 20 (between adjacent portions) serves as a heat insulating layer.
[0015]
Next, a method for manufacturing the floor heating device 1 will be described. As shown in FIG. 4A, a continuous porous lower mold 60 is used. The lower mold 60 has a flat upper surface 61 that is horizontal, and the surface 61 has a meandering groove 62 and a plurality of other grooves (not shown). When the cover sheet 12 is placed on the surface 61 of the lower mold 60 and then vacuum suction is performed from the back side of the mold 60, the cover sheet 12 enters the grooves 62 and other grooves (not shown) and is adsorbed on the inner peripheral surfaces of these grooves. Is done. At this time, the cover sheet 12 is softened by heating to be easily deformed.
[0016]
Next, as shown in FIGS. 4A and 4B, the flow pipe 20 is fitted into the groove 62, and a joist (not shown) is fitted into another groove (not shown).
Next, as shown in FIG. 4C, the cover sheet 12 is covered with the heat radiating sheet 11, and further the cover sheet 13 is covered thereon.
Next, the three sheets 11, 12, and 13 are brought into close contact with each other by holding the peripheral portions of the cover sheets 12, 13 with an upper mold and vacuuming the space therebetween.
Next, the sheets 11 to 13 are thermally welded to each other except the flow pipe 20 and the joist fixing portion. Note that the peripheral portions of the cover sheets 12 and 13 may be heat-welded before vacuum suction.
Finally, the sheet assembly 10 is peeled off from the lower mold 60. At this time, the flow pipe 20 is taken out from the groove 62, and the joist is similarly taken out from other grooves (not shown).
[0017]
In the above manufacturing method, as shown in FIG. 5A, an adhesive 65 may be applied along the flow pipe 20 or joist accommodated in the groove 62. The application width of the adhesive 65 is indicated by R in FIG. After that, as shown in FIG. 5 (B), the heat dissipation sheet 11 and the cover sheet 13 are overlapped, and the same method is used hereinafter. In this method, the flow pipe 20, the joist and the heat radiation sheet 11 are directly fixed by the adhesive 65, and the fixing of the flow pipe 20 and the joist can be made stronger.
[0018]
In the manufacturing method shown in FIG. 6, the heat radiating sheet 11 is placed on the cover sheet 13, and the flow pipe 20 is temporarily fixed to the heat radiating sheet 11 with an adhesive aluminum tape 66 in a state of being positioned by a positioning mechanism (not shown). The joist (not shown) is also temporarily fixed in the same manner. Next, after covering the heat-dissipating sheet 11 with the cover sheet 12, vacuum suction and heat welding are performed in the same manner as described above to manufacture a floor heating device.
[0019]
In the manufacturing method shown in FIGS. 4 to 6, in order to facilitate the thermal welding of the sheets 11 to 13, the heat dissipation sheet 11 may be formed by laminating a resin on both surfaces of an aluminum sheet.
Moreover, in the manufacturing method shown in FIGS. 4-6, although the sheets 11-13 were heat-welded, you may mutually surface-bond with an adhesive agent. In this case, you may apply | coat with an adhesive agent on both surfaces of the thermal radiation sheet 11 previously.
Further, the cover sheet 13 on the front side of the heat dissipation sheet 11 may be omitted.
[0020]
The floor heating device 1 ′ of the second embodiment shown in FIG. 7 is the same as the floor heating device 1 of the first embodiment, except that the height of the joist 30 ′ is larger than the diameter of the flow pipe 20. In this floor heating apparatus 1 ′, a thin heat insulating mat 8 made of a resin foam material is laid on a base plate 5 at a construction site, and a flow pipe 20 is placed thereon.
[0021]
The floor heating apparatus according to the third embodiment shown in FIGS. 8 and 9 is vacuum-sucked in a state where the heat radiation sheet 11 and the cover sheets 12 and 13 are stacked, and the peripheral portions of the cover sheets 12 and 13 are thermally welded or bonded. This is similar to the embodiment described above. However, the heat-dissipating sheet 11 and the cover sheets 12 and 13 are not heat-welded or bonded with a wide area, but are fixed at a large number of fixing points 70 as shown in FIG. These fixed points 70 are linearly arranged in the vicinity of both sides along the flow pipe 20 (in this embodiment, one flow pipe is used), or are arranged on a straight line orthogonal to the flow pipe 20. . In the case of cross arrangement, the fixed points 70 are always arranged in the vicinity of both sides of the flow pipe 20.
[0022]
At each fixing point 70, as shown in FIG. 9, a small hole 11 x is formed in the heat dissipation sheet 11. The resin flesh 12x of the back cover sheet 12 enters the hole 11x and is integrated with the resin of the front cover sheet 13. The structure of the fixing point 70 is obtained by penetrating a heated pin or tooth from the sheet 12 side to the stacked sheets 11 to 13. These pins and teeth may be provided on a flat base, and a large number of fixing points 70 may be formed at the same time, or pins and teeth may be provided on the outer peripheral surface of the rotating body, and the rotating body is moved linearly while rolling. In this way, the fixed points 70 may be formed one by one.
[0023]
At the fixing point 70, the meat 12x of the cover sheet 12 enters the hole 11x of the heat radiating sheet 11, so that the joined state of the sheets 11 to 13 can be stably maintained over a long period of time, and the fixing of the flow pipe 20 is ensured. Can be.
In the third embodiment, the front cover sheet 13 can be omitted. In this case, the meat 12x of the cover sheet 12 protrudes so as to rise to the front side of the heat dissipation sheet 11.
[0024]
In the fourth embodiment shown in FIG. 10, the sheets 11 to 13 are joined by sewing with a thread 75. The sewing machine is sewn along a straight line on which the fixed points 70 are arranged in FIG. When sewing with the thread 75, it is more preferable that one or both of the sheets 12 and 13 are woven fabric, non-woven fabric, or paper.
In the fourth embodiment, the front cover sheet 13 can be omitted.
[0025]
In the fifth embodiment shown in FIGS. 11 and 12, the flow pipe 20 is arranged in a meandering manner on the upper surface (back surface) of the heat dissipation sheet 11. At this time, the flow pipe 20 is hooked and positioned on a large number of positioning pins 85 extending vertically downward. Next, the flow pipe 20 is fixed using the fixing tool 80. Each fixture 80 is made of a thin resin plate such as PET, and includes two fitting portions 81 having an arc shape, a flat attachment portion 82 between the fitting portions 81, and flat attachment portions 82 at both ends. Have. Therefore, each fitting part 81 has the attaching part 82 in the both sides.
The two fitting portions 81 of the fixture 80 are fitted to two adjacent linear portions 20a of the flow pipe 20 along the outer periphery thereof, and the three attachment portions 82 are thermally welded and bonded to the back surface of the heat radiation sheet 11. The distribution pipe 20 is fixed to the heat radiating sheet 11 by fixing by means such as the above.
[0026]
Also in the fifth embodiment, since the gap 50 is formed between the straight portions 20a of the flow pipe 20 without using a mat, similarly to all of the above-described embodiments, it can be compactly wound or folded. In addition, the fixture 80 is made of a thin resin plate and can be bent so that it does not hinder winding or folding.
In the fifth embodiment, the fixture 80 has one fitting portion 81 and two attachment portions 82 on both sides thereof, and fixes one linear portion 20a to the heat radiating sheet 11. Also good.
[0027]
In the sixth embodiment shown in FIGS. 13 and 14, after positioning the flow pipe 20 with the positioning pins 85 as in the fifth embodiment, an adhesive 90 (for example, a hot-melt adhesive or 2 is used instead of the fixture 80). The liquid mixing type adhesive) is linearly flowed in a plurality of rows, and the flow pipe 20 is fixed to the back surface of the heat radiation sheet 11. As shown in FIG. 14, the adhesive 90 also flows into the gap between the heat radiation sheet 11 and the flow pipe 20, thereby fixing both. In addition, you may use molten resin as an adhesive agent.
[0028]
In the fifth and sixth embodiments, since a cover sheet is not used, the heat radiation sheet 11 is formed of a thick aluminum sheet, a resin or cloth is laminated on the aluminum sheet, or an aluminum thread is used. It is preferable to increase the strength by forming the yarn alone or by mixing and knitting with a yarn made of another material (for example, resin or ceramic). The heat dissipation sheet with improved strength can be used in the first to fourth embodiments described above.
[0029]
The present invention is not limited to the above embodiments, and various modes are possible. For example, in the state where the positioning pins 85 are positioned as shown in FIGS. 11 and 13, the cover sheet is covered so as to avoid the positioning pins 85, and the cover sheet is covered with the above-described heat welding, bonding, heating pins, sewing, etc. You may attach to the thermal radiation sheet | seat 11 by the means of.
The heat radiating sheet and the cover sheet may be surface-bonded locally by heat welding and bonding instead of being thermally welded and bonded over the whole area except for the fixed part of the flow pipe.
The cross-sectional shape of the flow pipe is not circular as in the above embodiment, but may be oval or square.
The present invention can be applied not only for flooring floor heating but also for carpet heating.
The room temperature control apparatus of the present invention can be installed not only on the floor but also on the ceiling or the like. Further, cooling may be performed by flowing a fluid as a refrigerant through the flow pipe.
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the invention of claim 1, since the flow pipe is fixed using the cover sheet disposed on the back side of the heat dissipation sheet, it can be thinned and can be folded or wound compactly. Can do. Further, the weight can be reduced. As a result, work such as transportation becomes easy. Furthermore, the heat dissipation sheet can be reinforced with this cover sheet. Moreover, since the joist is also fixed by the cover sheet, the joist positioning work can be simplified in the installation process.
According to the invention of claim 2, since the cover sheets are laminated on both the front side and the back side of the heat dissipation sheet, the strength is further increased.
According to the invention of claim 3, since the heat radiation sheet is sealed by the front and back cover sheets, corrosion of the heat radiation sheet can be prevented or suppressed.
According to invention of Claim 5, this attachment operation | work can be simplified by attaching a cover sheet | seat to a thermal radiation sheet | seat by heat welding.
According to the sixth aspect of the present invention, the attaching operation can be simplified by attaching the cover sheet to the heat radiating sheet by bonding.
According to the seventh aspect of the present invention, the attachment strength can be increased by inserting the resin meat of the cover sheet into the hole of the heat dissipation sheet and attaching them.
According to invention of Claim 8, the attachment intensity | strength to the thermal radiation sheet | seat of a cover sheet | seat can be raised by sewing with a thread | yarn.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a schematic cross-sectional view of a floor heating apparatus according to a first embodiment of the present invention, and FIG. 1B is an enlarged cross-sectional view of the main part thereof.
FIG. 2 is a plan view of the floor heating device.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a state in which the floor heating device is installed on the floor of the house.
4A to 4C are enlarged cross-sectional views showing a method for manufacturing the floor heating apparatus in the order of steps.
FIGS. 5A and 5B are enlarged cross-sectional views showing another method of manufacturing the floor heating apparatus in the order of steps. FIGS.
FIG. 6 is a perspective view showing another method for manufacturing the floor heating apparatus.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a floor heating device according to a second embodiment of the present invention installed on the floor.
FIG. 8 is a bottom view showing a method for manufacturing a floor heating apparatus according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is an enlarged cross-sectional view of a main part of the floor heating device of the third embodiment.
FIG. 10 is an enlarged cross-sectional view of a main part of a floor heating device according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a bottom view showing a method for manufacturing a floor heating device according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 12 is an enlarged cross-sectional view of a main part of the floor heating device of the fifth embodiment.
FIG. 13 is a bottom view showing a method for manufacturing a floor heating apparatus according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 14 is an enlarged cross-sectional view of a main part of the floor heating device of the sixth embodiment.
FIG. 15 is a cross-sectional view showing a state in which a conventional floor heating device is installed on the floor.
[Explanation of symbols]
1,1 'floor heating device (room temperature control device)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Sheet assembly 11 Heat radiation sheet 11x Hole 12 Back cover sheet 13 Front cover sheet 12a, 13a Peripheral part 12x Meat 20 Distribution pipe 30 joist 50 Air gap 70 Fixing point 75 Yarn 80 Fixing tool 90 Adhesive

Claims (8)

熱媒体または冷媒体となる流体を通す流通管を、放熱シートの裏側の面に蛇行させて配する室温調節装置において、
上記放熱シートの裏側の面にカバーシートを積層するようにして取り付け、これら放熱シートとカバーシートとの間に、上記流通管を挟んで固定し、
さらに上記放熱シートの裏側に根太を配し、上記カバーシートと放熱シートとの間に、この根太をも挟んで固定することを特徴とする室温調節装置。
In a room temperature adjusting device that arranges a circulation pipe for passing a fluid serving as a heat medium or a refrigerant body in a meandering manner on the back surface of the heat dissipation sheet,
A cover sheet is attached to the back surface of the heat dissipation sheet so as to be laminated, and between the heat dissipation sheet and the cover sheet, the flow pipe is sandwiched and fixed.
Furthermore , a room joist is arranged on the back side of the heat radiating sheet, and the joist is also sandwiched and fixed between the cover sheet and the heat radiating sheet .
上記放熱シートの表側の面にもカバーシートを積層するようにして取り付け、表側と裏側のカバーシートで、放熱シートを挟むことを特徴とする請求項1に記載の室温調節装置。 The room temperature adjusting device according to claim 1, wherein a cover sheet is attached to the front side surface of the heat radiating sheet so as to be laminated, and the heat radiating sheet is sandwiched between the front side and the back side cover sheets. 上記表側と裏側のカバーシートが放熱シートより大きな面積を有し、その周縁部を接合することにより、放熱シートを封鎖することを特徴とする請求項1または2に記載の室温調節装置。 The room conditioner according to claim 1 or 2, wherein the front and back cover sheets have a larger area than the heat radiating sheet, and the heat radiating sheet is sealed by joining the peripheral portions thereof. 上記根太の高さが流通管20の外径と等しいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の室温調節装置。 The room temperature adjusting device according to claim 1, wherein the joist has a height equal to the outer diameter of the flow pipe 20 . 上記カバーシートが樹脂シートからなり、熱溶着により面接合状態で放熱シートに取り付けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の室温調節装置。 The room temperature adjusting device according to any one of claims 1 to 4, wherein the cover sheet is made of a resin sheet, and is attached to the heat dissipation sheet in a surface-bonded state by heat welding. 上記カバーシートが接着剤により面接合状態で放熱シートに取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の室温調節装置。 The room temperature adjusting device according to any one of claims 1 to 4, wherein the cover sheet is attached to the heat dissipation sheet in a surface-bonded state with an adhesive. 上記カバーシートが樹脂からなり、上記放熱シートには多数の穴が形成され、この穴にカバーシートの肉が入り込むことにより、カバーシートが放熱シートに取り付けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の室温調節装置。 The cover sheet is made of resin, and a plurality of holes are formed in the heat dissipation sheet, and the cover sheet is attached to the heat dissipation sheet by inserting the meat of the cover sheet into the holes. The room temperature control apparatus in any one of. 上記カバーシートが糸により放熱シートに縫われていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の室温調節装置。 The room temperature adjusting device according to any one of claims 1 to 4, wherein the cover sheet is sewn to the heat dissipation sheet with a thread.
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