JP3900685B2 - ディスクカートリッジ及びディスクドライブ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクが回転可能に収納されるカートリッジ本体の一側面が円弧状に形成され、この一側面にディスクをカートリッジ本体より外方に臨ませる開口部を閉塞するシャッタ部材が取り付けられるディスクカートリッジ及びこのディスクカートリッジのディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディスクカートリッジは、カートリッジ本体に磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク等のディスクを回転可能に収納してなる。ディスクカートリッジは、ディスクの種類に拘わらず矩形状のカートリッジ本体にディスクを収納する。
【0003】
例えばディスクカートリッジ110は、図19に示すように、上下一対のハーフ111,112を突き合わせ結合した矩形状のカートリッジ本体113内にほぼ内接するように光磁気ディスク114が回転可能に収納されてなる。この光磁気ディスク114は、中央部に光磁気ディスク114を回転操作するディスクテーブルに磁気吸着されるクランピングプレートが取り付けられ、このクランピングプレートの外周側に情報信号が記録される信号記録領域が形成される。
【0004】
カートリッジ本体113の上面側には、磁気ヘッドが進入する記録用の開口部115が形成される。また、カートリッジ本体113の下面側には、図示しないが開口部115に対向して光磁気ディスク114の信号記録領域を光ピックアップに臨ませる光ピックアップ用の開口部が形成される。カートリッジ本体113に収納された光磁気ディスク114は、各開口部115を介して信号記録領域の一部が径方向に亘って外方に臨まされる。また、カートリッジ本体113の下面側の中央部には、図示しないがディスクテーブルが進入する円形のディスクテーブル進入用の中央開口部が形成される。中央開口部からは、光磁気ディスク114の中央部に取り付けられたクランピングプレートが外方に臨まされる。
【0005】
そして、カートリッジ本体113には、記録用の開口部115及び光ピックアップ用の開口部を開閉するシャッタ部材116が取り付けられる。シャッタ部材116は、全体として略コ字状に形成され、記録用の開口部115及び光ピックアップ用の開口部を閉塞するようにカートリッジ本体113の前面113aに移動可能に取り付けられ、カートリッジ本体113の前面113aに沿って移動することにより、記録用の開口部115及び光ピックアップ用の開口部を開閉する。
【0006】
以上のようなディスクカートリッジ110は、シャッタ部材116が移動する前面113aと直交する側面113bを挿入端として、情報信号の記録再生を行う記録再生装置に対する挿脱が行われる。すなわち、ディスクカートリッジ110は、図19中矢印Y1方向及び矢印Y2方向を挿脱方向として挿脱される。ディスクカートリッジ110は、記録再生装置に装填されると、シャッタ部材116が移動され記録用の開口部115及び光ピックアップ用の開口部が開放される。そして、カートリッジ本体113の中央開口部よりでディスクテーブルが進入し、光磁気ディスク114のクランピングプレートを磁気吸着し、光磁気ディスク114が回転操作され、記録再生が行われる。
【0007】
また、ディスクカートリッジ110と別のディスクカートリッジ120は、図20に示すように、上下一対のハーフ121,122を突き合わせ結合した矩形状のカートリッジ本体123を有し、カートリッジ本体123の立ち上がり周壁に内接するように構成されるディスク収納部に再生専用の光ディスク124を回転可能に収納してなる。この光ディスク124は、中央部に光ディスク124を回転操作するディスクテーブルが係合するセンタ孔が形成され、このセンター孔の外周側に情報信号が記録された信号記録領域が形成される。
【0008】
カートリッジ本体123の上面側の中央部には、ディスク収納部側に、ディスク収納部内に収納された光ディスク124をクランプするためのクランプ部材が光ディスク124のセンタ孔に対向するように取り付けられる。また、カートリッジ本体123の下面側には、光ディスク124を光ピックアップに臨ませると共にディスクテーブルが進入する開口部125が形成される。開口部125からは、カートリッジ本体123のディスク収納部に収納された光ディスク124のセンタ孔及び信号記録領域の一部が径方向に亘って外方に臨まされる。
【0009】
そして、カートリッジ本体123には、開口部125を開閉するシャッタ部材126が取り付けられる。シャッタ部材126は、開口部125を閉塞するシャッタ部127と、カートリッジ本体123の前面123aに移動可能に取り付けるための取付け部128とからなり、全体として略L字状に形成される。シャッタ部材126は、カートリッジ本体123の前面123aに沿って移動することにより、開口部125を開閉する。
【0010】
以上のようなディスクカートリッジ120は、シャッタ部材126が取り付けられる前面123aを挿入端として、記録再生装置に対する挿脱が行われる。すなわち、ディスクカートリッジ120は、図20中矢印Y3方向及び矢印Y4方向を挿脱方向として挿脱される。ディスクカートリッジ120は、記録再生装置に装填されると、シャッタ部材126が移動され開口部125が開放される。そして、光ディスク124は、センタ孔にディスクテーブルが係合されると共にディスクテーブルがプランプ部材を磁気吸引することにより狭持され回転操作され、光ピックアップにより情報信号の読み出しが行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ディスクカートリッジ110,120では、光磁気ディスク114、光ディスク124を保護する必要があることから、光磁気ディスク114、光ディスク124全体をカートリッジ本体113,123に収納する必要がある。一方で、ディスクカートリッジ110,120は、光磁気ディスク114、光ディスク124がカートリッジ本体113,123の立ち上がり周壁に内接する程度の大きさにまでしか小型化を図ることができない。したがって、カートリッジ本体113,123には、四隅に光磁気ディスク114,光ディスク124が収納されない不要な空間部131が設けられることになる。このため、ディスクカートリッジ110,120では、空間部131があるにも拘わらず、更なる小型化を図ることができず、可搬性の向上及びディスクカートリッジ110,120の記録及び/又は再生装置の更なる小型化を図ることが困難である。
【0012】
また、ディスクカートリッジ110,120は、共に矩形状のカートリッジ本体113,123を有し、外観が極めて類似したものであるにも拘わらず、カートリッジ本体113,123に収納されるディスクは、例えば記録再生の方式が異なる光磁気ディスク114と光ディスク124とであるように種類を異にするものである。このため、利用者は、ディスクカートリッジ110,120の外観を見ただけでは、ディスクカートリッジの種類を判別することが困難であり、誤って異なるディスクカートリッジの記録及び/又は再生装置に装填してしまうことがあり、ディスクカートリッジや記録再生装置の故障の原因ともなる。
【0013】
さらに、ディスクカートリッジ110,120は、カートリッジ本体113,123が矩形状であり、外観が極めて類似しているにも拘わらず、ディスクカートリッジ110は、記録再生装置への挿入端を、シャッタ部材116が組み付けられる側面113bとし、ディスクカートリッジ120は、記録再生装置への挿入端を、シャッタ部材126が組み付けられる前面123aとしている。このため、利用者は、ディスクカートリッジ110,120の種類を誤り、ディスクカートリッジの挿入端を誤り記録再生装置に装填してしてしまうことがあり、ディスクカートリッジや記録再生装置の故障の原因ともなる。
【0014】
そこで、本発明は、従来の矩形状のカートリッジ本体を有するディスクカートリッジと形状を異にさせ種類の判別を容易に行うことができる新規なディスクカートリッジ及びこのディスクカートリッジのディスクドライブ装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るディスクカートリッジは、上述のような課題を解決すべく、ディスクが回転可能に収納されるカートリッジ本体のディスクドライブ装置の挿入端となる一側面を略円弧状に形成することで、小型化及び矩形状のディスクカートリッジとの差別化を図ると共にディスクドライブ装置への挿入端を誤ってディスクドライブ装置に装填することを防止する。このカートリッジ本体には、略円弧状に形成された一側面に、ディスクの少なくとも一部を内外周に亘って外方に臨ませるカートリッジ本体のディスク面が対向する少なくとも一方の主面に設けられた開口部を閉塞するシャッタ部材が移動可能に取り付けられる。
【0016】
また、シャッタ部材は、カートリッジ本体の一側面側に取り付けられた付勢部材により、開口部を閉塞する方向に付勢される。この付勢部材は、カートリッジ本体の一側面に設けられる収納部に収納される。この収納部は、収納部を構成する外周側の収納壁が内周側の収納壁より低く立設されることで、付勢部材を取付け収納しやすくする。
【0017】
また、シャッタ部材が開口部を閉塞する位置にほぼ対応してシャッタ部材の移動をガイドする第1のガイド機構が設けられ、シャッタ部材が開口部を開放する位置にほぼ対応してシャッタ部材の移動をガイドする第2のガイド機構が設けられることで、円弧状の一側面側に取り付けられるシャッタ部材を確実にガイドする。
【0018】
また、シャッタ部材には、シャッタ部材が開口部を閉塞した位置にロックするシャッタロック機構が設けられる。シャッタロック機構は、シャッタ部材に配設される板バネ状のシャッタロック部材を有する。シャッタロック部材は、一端にカートリッジ本体の一側面に設けられる凹部に係合されるロック部を有すると共に、一部がシャッタ部材に設けられた切欠部より外方に臨まされる。ディスクカートリッジがディスクドライブ装置に進入すると、シャッタ開放ピンが切欠部より進入し、シャッタロック部材を変位させ、ロック部が凹部に係合した状態を解除させ、シャッタ部材を移動可能な状態にする。
【0019】
また、本発明に係るディスクドライブ装置は、上述のような課題を解決すべく、ディスクを回転操作するディスク回転操作機構と、ディスク回転操作機構により回転操作されるディスクに対し情報信号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生部と、装置本体への挿入端となる略円弧状に形成されたカートリッジ本体の一側面側に、ディスクのディスク面の少なくとも一部を内外周に亘って外方に臨ませるカートリッジ本体の少なくとも一方のディスク面と対向する主面に設けられた開口部を開閉するシャッタ部材が取り付けられるディスクカートリッジが装着され、記録及び/又は再生部までディスクカートリッジを移動操作する装着部と、装着部に装着されたディスクカートリッジのシャッタ部材の移動操作をするシャッタ開放機構とを備える。そして、装着部には、シャッタ部材の開閉動作をガイドするガイド部が設けられる。このディスクドライブ装置は、カートリッジ本体の一側面が略円弧状に形成されたディスクカートリッジを記録媒体として用いることで、装置全体の小型化が図られる。
【0020】
シャッタ開放機構は、シャッタ部材に設けられた切欠部に係合されるシャッタ開放ピンが設けられる回動アームを有し、装着部によりディスクカートリッジが記録及び/又は再生部へ移動操作されるに従って回動アームがシャッタ部材を開口部を開放する方向に移動させる方向に回動される。また、このディスクドライブ装置に用いるディスクカートリッジは、カートリッジ本体の一側面に設けられた凹部に選択的に係合されるロック部が一端に設けられる板バネ状のシャッタロック部材が、シャッタ部材に設けられる切欠部より一部が外方に臨まされ変位された状態でシャッタ部材に設けられた収納部に収納されるシャッタロック機構を有する。そして、シャッタ開放ピンは、切欠部より進入し、シャッタロック部材を押圧し変位させ、ロック部が凹部に係合した状態を解除させる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用されたディスクカートリッジ及びこのディスクカートリッジに用いられるディスクドライブ装置について、図面を参照して説明する。
【0022】
このディスクカートリッジ1は、図1及び図2に示すように、カートリッジ本体4の上下一対のハーフ2,3を突き合わせ、周縁部を複数のビス55によって結合したカートリッジ本体4を備え、このカートリッジ本体4に情報信号が記録されるディスク5が収納されてなる。カートリッジ本体4は、ディスク5に情報信号の記録を行い、また、ディスク5に記録された情報信号の再生を行うディスクドライブ装置に対するカートリッジ本体4の挿入端となる前面4aがディスク5と略同じ略円弧状に形成される。カートリッジ本体4の下面には、中央部から前面4a側に亘ってこのディスクカートリッジ1が装着されるディスクドライブ装置内に配置されるディスク回転操作機構のディスクテーブル及びディスク回転駆動機構によって回転操作されるディスク5に対し所定の情報信号の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ等の記録再生部が臨む記録及び/又は再生用の開口部6が開設される。開口部6は、カートリッジ本体4の前面4aに摺動自在に取り付けられたシャッタ部材7により閉塞される。
【0023】
カートリッジ本体4の上面を構成する構成する上ハーフ2とカートリッジ本体4の底面を構成する下ハーフ3とは、成形性が良好で十分な機械的強度を有する合成樹脂、例えばポリカーボネイト樹脂により形成されてなる。上ハーフ2と下ハーフ3とは、ディスクドライブ装置への挿入端となる前面4aがディスク5の外形とほぼ同じ円弧状に形成される。下ハーフ3の周縁には、突き合わせ結合されることにより、カートリッジ本体4の周側壁を構成する立上がり壁8が形成される。上ハーフ2と下ハーフ3とは、図3に示すように、互いに突き合わせ結合されたカートリッジ本体4を構成したとき、その内部にディスク5を回転可能に収納するディスク収納部9を構成する。ディスク収納部9は、下ハーフ3の立上がり壁8に内接するように設けられる複数の円弧状のディスク収納壁11により構成される。ディスク収納部9は、ここに収納されたディスク5の水平方向の収納位置を規制する。上ハーフ2の内面側中央部には、ディスク5の収納位置を規制する環状の凹部10が設けられる。
【0024】
ディスク収納部9に収納されるディスク5は、図3に示すように、情報信号の記録可能な磁気ディスク、光磁気ディスク、相変化型光ディスクや再生専用の光ディスクである。ディスク5は、図4に示すように、中央部にディスク回転操作機構のディスクテーブルが進入するセンタ孔5aが形成され、センタ孔5aを閉塞するようにディスクテーブルにクランプされる金属製のクランピングプレート12が取り付けられる。ディスク5は、図3に示すように、ディスク面にクランピングプレート12の外周側に情報信号が記録される信号記録領域5bが形成される。クランピングプレート12は、上ハーフ2に設けられた凹部10に遊嵌され、ディスク収納部9内での収納位置が規制される。なお、ディスク5には、楽音信号、映像信号、コンピュータで処理される情報データ等の情報信号が記録される。
【0025】
カートリッジ本体4の一方の主面となる底面側に設けられる記録及び/又は再生用の開口部6は、図3に示すように、下ハーフ3の中央部からカートリッジ本体4の前面4aに亘って略長方形状に形成され、カートリッジ本体4に収納されたディスク5の外周端部付近から中心部に取り付けられたクランピングプレート12に亘る部分をカートリッジ本体4の外方に臨ませるように形成される。ディスク5の信号記録領域5bは、開口部6より情報信号の記録及び/又は再生を行う光ピックアップに臨まされ、光ピックアップより出射された光ビームが信号記録領域5bの内外周に亘って走査される。また、開口部6は、ディスク回転操作機構のディスクテーブルを進入させ、ディスク5をディスクテーブルに支持可能とさせる。なお、記録及び/又は再生用の開口部6は、カートリッジ本体4の中央部に位置する円形のディスクテーブル進入用開口部6aと、開口部6aに連続してカートリッジ本体4の前面側に亘って形成された光ピックアップが臨む記録及び/又は再生用開口部6bとから構成される。
【0026】
また、カートリッジ本体4の底面を構成する下ハーフ3の前面側には、図2に示すように、シャッタ部材7がカートリッジ本体4の前面4aに沿って移動可能に取り付けられるシャッタ部材7が移動する凹状のシャッタ部材移動部13が形成される。シャッタ部材移動部13は、シャッタ部材35の移動範囲に亘って形成され、下ハーフ3の中央部から一側面に亘って形成される。
【0027】
カートリッジ本体4の前面4aに取り付けられるシャッタ部材7は、図3に示すように、薄い金属板をプレス加工して形成されてなる。シャッタ部材7は、開口部6を閉塞する矩形状のシャッタ部14と、シャッタ部14の基端部側に設けられるカートリッジ本体4の前面4aとを連結する連結部15とからなり、全体として略L字状に形成される。シャッタ部14は、図4に示すように、先端部に、突片16が設けられ、突片16がシャッタ移動部13に設けられる凹状のシャッタ抑え部17に係合され、浮き上がりが防止される。また、連結部15は、カートリッジ本体20の前面の厚さに略等しい高さを有するように形成される。シャッタ部材7は、開口部6をディスクドライブ装置に装填される使用時に限って開放され、ディスクドライブ装置に装填されない非使用時に、カートリッジ本体4内に塵埃等の異物が侵入することを防止し、さらにディスク5の信号記録領域5bに手指が触れることを防止し、少なくとも信号記録領域5bに塵埃や指紋が付着することによって生ずる情報信号の記録再生エラーを防止する。
【0028】
シャッタ部材7の移動動作をガイドする第1のガイド機構21は、図3及び図4に示すように、上ハーフ2の前面側中央の内面側に突出して設けられるガイド突部22がシャッタ部材7の連結部15の上面側コーナ部に切り欠かれてなるガイド用切欠部23に係合されてなる。ガイド突部22は、開口部6の短辺方向の長さと略同じ長さに形成される。このような第1のガイド機構21は、シャッタ部材7が開口部6を閉塞している状態から開口部6を開放する図2中矢印X1方向へ移動される際のシャッタ部材7のガイドを行う。
【0029】
シャッタ部材7の移動動作をガイドする第2のガイド機構24は、図3及び図5に示すように、シャッタ部14の内面側に、シャッタ部材7の移動方向と平行に設けられたガイドレール25がカートリッジ本体4のシャッタ移動部13にシャッタ部材7の移動方向と平行に設けられたガイド凹部26に係合されてなる。このような第2のガイド機構24は、開口部6を開放するためシャッタ部14がシャッタ移動部13にまで移動されたときのシャッタ部材7の移動動作をガイドする。すなわち、シャッタ部材7は、開口部6を開放する場合、先ず、第1のガイド機構21によりガイドされ、次に、第2のガイド機構24によりガイドされる。
【0030】
また、シャッタ部材7の移動動作をガイドする第3のガイド機構27は、図3及び図4に示すように、シャッタ部材7の連結部15に設けられた係合突部28がカートリッジ本体4を構成する下ハーフ3の前面側に設けられたガイド溝29に係合されてなる。係合突部28は、開口部6を閉塞する図3中矢印X1方向の端部側に下ハーフ3側に突出して設けられる。また、係合突部28には、シャッタ部材7を開口部6を閉塞する図3中矢印X1方向に付勢する弾性体31の一端が係止される係止部28aが設けられる。ガイド溝29は、シャッタ部材7の移動距離に対応して下ハーフ3の前面側略中央に直線上に設けられる係合突部28が係合されるガイド部31と、ガイド部31と連続して円弧状に設けられるシャッタ部材7を開口部6を閉塞する方向に付勢する弾性体32を収納する弾性体収納部33とからなる。弾性体収納部33には、弾性体32の他端が係止される係止部33aが設けられる。弾性体32は、コイルバネ等からなり、一端がシャッタ部材7の係止部28aに係止され、他端が弾性体収納部33の係止部33aに係止されて弾性体収納部33に収納され、シャッタ部材7を開口部6を閉塞する図3中矢印X1方向に付勢する。
【0031】
シャッタ部材7は、図6に示すように、ディスクドライブ装置に装填されない非使用時において、弾性体32により図6中矢印X1方向に移動され、開口部6を閉塞した状態にある。このとき、弾性体32は、収縮していることから弾性体収納部33に収納された状態にある。シャッタ部材7は、図7に示すように、ディスクドライブ装置に装填されると、ディスクドライブ装置側のシャッタ開放機構により弾性体32の弾性力に抗して図7中矢印X2方向に移動される。このとき、弾性体32は、シャッタ部材7が図7中矢印X2方向に移動されることに伴いガイド部31まで伸張される。
【0032】
なお、弾性体収納部33は、図8に示すように、弾性体収納部33を構成するカートリッジ本体4の内方側の収納壁34がカートリッジ本体4の外方側の収納壁35より高く立設される。これにより、弾性体33は、両端部を係止部28a,33aに係止させて弾性体収納部33に容易に収納することができる。
【0033】
シャッタ部材7には、図9乃至図11に示すように、シャッタ部材7が開口部6を閉塞した状態にロックするシャッタロック機構41を備える。シャッタロック機構41は、図9に示すように、ディスクドライブ装置側のシャッタ開放機構を構成するシャッタ開放ピン88により押圧される板バネ状のシャッタロック部材42と、シャッタロック部材42を収納する収納部43とを有する。シャッタロック部材42は、長尺状の薄い金属板よりなり、一端に略コ字状に折曲されたロック部44が設けられる。このロック部44は、図10に示すように、選択的にカートリッジ本体4の前面4aに設けられた凹部45に係合される。また、シャッタロック部材42は、図9に示すように、長手方向の両側縁の中途部に、シャッタロック部材42がシャッタ部材7をロックした状態に保持するための突起46,46が設けられる。
【0034】
収納部43は、連結部15の前面に設けられる一対の円弧状の舌片43a,43bと、舌片43a,43bとを接続する前面壁43cとよりなり、円弧状の空間部として構成される。収納部43には、前面壁43c側の略中央に、収納部43に収納されたシャッタロック部材42の一部を外方に臨ませる切欠部47が設けられる。切欠部47からは、ディスクドライブ装置のシャッタ開放機構のシャッタ開放ピン88が進入し、シャッタロック部材42を変位させる。また、舌片43a,43bには、突起46,46が係合される凹状の係合部48,48が設けられる。また、収納部43を構成する前面壁43cと対向する後面壁43dには、ロック部44を凹部45に臨ませるための切欠き凹部49が設けられる。
【0035】
このような収納部43には、図10に示すように、シャッタロック部材42が前面壁43cの図10中矢印X3方向に変位した状態で収納される。このとき、ロック部44は、カートリッジ本体4の凹部45に係合され、突起46,46が係合部48,48に係合され、シャッタ部14が開口部6を閉塞した状態にする。そして、ディスクカートリッジ1がディスクドライブ装置に装填されると、図11に示すように、シャッタ開放機構のシャッタ開放ピン88が切欠部47に進入し、シャッタロック部材42を収納部43の後面壁43dの図11中矢印X4方向に変位させる。すると、ロック部44は、カートリッジ本体4の凹部45と係合した状態が解除され、突起46,46が係合部48,48と係合した状態が解除される。
【0036】
なお、カートリッジ本体4には、図1に示すように、前面4a側にディスクドライブ装置への挿入方向を示す表示部51が設けられる。この表示部51は、例えばパッド印刷法により印刷される矢印により構成される。またカートリッジ本体4の主面及び前面4aに対向する背面には、ディスク5に記録された情報信号に関連する内容を記すためのラベル52が貼り付けられる。また、カートリッジ本体4の底面には、図2に示すように、ディスクドライブ装置に装填された際装填位置を規制する位置決め孔56a,56bが設けられる。さらに、カートリッジ本体4は、次のように組み立てられる。すなわち、図2及び図3に示すように、上ハーフ2には、その内面の周縁部に複数のネジ止め部53が設けられ、下ハーフ3には、上ハーフ2のネジ止め部53に対応してネジ孔54が設けられる。そして、カートリッジ本体4は、下ハーフ3にシャッタ部材7を組み付けた後、上ハーフ2を組み合わせ、ビス55をネジ孔54に挿通させ、ネジ止め部53に螺合させることにより組み立てられる。
【0037】
以上のようなディスクカートリッジ1は、ディスクドライブ装置に装填されない非使用時には、シャッタ部材7が開口部6を閉塞した状態にある。すなわち、シャッタ部材7は、図6及び図12に示すように、弾性体32により図6中矢印X1方向に移動され、開口部6を閉塞した状態にある。このとき、シャッタ部材7は、シャッタロック機構41により開口部6を閉塞した状態が保持されている。すなわち、シャッタロック機構41は、図10に示すように、ロック部44がカートリッジ本体4の凹部45に係合され、突起46,46が係合部48,48に係合され、シャッタ部14が開口部6を閉塞した状態にしている。
【0038】
また、このとき、シャッタ部材7は、第1のガイド機構21と第3のガイド機構27とによりガイドされた状態にある。第3のガイド機構27は、図12に示すように、開口部6を閉塞した状態において、弾性体32に図12中矢印X1方向に引っ張られて係合突部28がガイド部31の図12中右方向に位置し、第1のガイド機構は、ガイド突部22がガイド用切欠部23に係合された状態にある。これにより、第3のガイド機構27と第1のガイド機構21は、第3のガイド機構28がシャッタ部材7の図12中右側をガイドし、第1のガイド機構21がシャッタ部材7の中央をガイドすることにより、確実にシャッタ部材7をガイドしている。
【0039】
そして、ディスクカートリッジ1は、ディスクドライブ装置に装填されると次のように動作する。すなわち、ディスクカートリッジ1は、ディスクドライブ装置に装填されると、ディスクカートリッジ1が装着される装着部に装着される。このとき、図11に示すように、シャッタ部材7の切欠部47には、ディスクドライブ装置側のシャッタ部材7を移動操作するシャッタ開放機構を構成する回動アームの先端部に設けられたシャッタ開放ピン88が進入し、シャッタ開放ピン88がシャッタロック部材42を収納部43の後面壁43dの図11中矢印X4方向に変位させる。すると、ロック部44は、カートリッジ本体4の凹部45と係合した状態が解除され、突起46,46が係合部48,48と係合した状態が解除され、シャッタ部材7を開口部6を開放する図6中矢印X1方向に移動可能な状態にされる。この状態から、さらにディスクカートリッジ1がディスクドライブ装置内に押圧されると、シャッタ開放ピン88が切欠部47に係合されたシャッタ部材7は、シャッタ開放機構の回動アームが一方向に回動することにより、図6中矢印X1方向に移動操作され、開口部6を開放し、図7に示す状態にする。
【0040】
このとき、図13に示すように、シャッタ部材7は、図13に示すように、第2のガイド機構24と第3のガイド機構27とにガイドされる。すなわち、シャッタ部材7が開口部6を開放する図12及び図13中矢印X2方向に移動されると、第3のガイド機構27の係合突部28は、弾性体32の弾性力に抗してガイド部31の図12中左方向に位置される。また、シャッタ部材7は、図12中及び図13中矢印X2方向に移動されるとき、第2のガイド機構24によりガイドされる。すなわち、シャッタ部材7は、開口部6を開放する場合、先ず、第1のガイド機構21によりガイドされ、次に、第2のガイド機構24によりガイドされる。
【0041】
そして、ディスクカートリッジ1は、ディスクドライブ装置の装着部に装着され、ディスク5の記録再生を行う記録再生部まで移動される。ここで、ディスクテーブル進入用開口部6aよりディスク5を回転操作するディスク回転操作機構のディスクテーブルがカートリッジ本体4内に進入し、ディスク5のクランピングプレート12を磁気吸着して、ディスク5を回転操作する。これと共に、記録再生部を構成する光ピックアップがディスク5の内外周に亘って操作され、情報信号の記録再生を行う。
【0042】
以上のようなディスクカートリッジ1は、カートリッジ本体4の前面4aが円弧状に形成され、従来の全体が矩形状のディスクカートリッジと形状が大きく異なることから、従来のディスクカートリッジと容易に識別することができる。したがって、ディスクカートリッジ1は、利用者が誤って記録再生方式の異なるディスクドライブ装置に装填してしまうことを防止することができる。また、ディスクカートリッジ1は、カートリッジ本体4の前面4aが円弧状に形成されることから、前面4a側コーナ部に無駄な空間部をなくすことができ、従来の矩形状のディスクカートリッジに比べ小型化が図られる。さらに、ディスクカートリッジ1は、ディスクドライブ装置への挿入端が円弧状の前面4aである。したがって、利用者は、容易にディスクカートリッジ1のディスク動ライブ装置への挿入方向を認識することができ、挿入方向を誤ることを防止できる。さらに、ディスクカートリッジ1は、第1のガイド機構21と第2のガイド機構24が設けられることから、シャッタ部材7の移動動作のガイドを確実に行うことができる。
【0043】
次に、以上のようなディスクカートリッジ1のディスクドライブ装置61について、図面を参照して説明する。このディスクドライブ装置61は、図14に示すように、装置本体を構成する筐体62を備え、筐体62の内部にディスクカートリッジ1が装着される装着部と、ディスク5に対し情報信号の記録再生を行う記録再生部が設けられる。筐体62の前面側には、ディスクドライブ装置61に装着されるディスクカートリッジ1の挿脱を行うための挿脱口63が設けられる。また、挿脱口63の近傍には、装置本体内に装着されたディスクカートリッジ1を取り出すための押し釦等からなるイジェクト操作釦64が配設される。
【0044】
筐体62内には、ディスクカートリッジ1が装着されるディスクカートリッジ1の挿脱方向の図15中矢印X5及び矢印X6方向に移動可能に取り付けられる移動操作板65が配設される。移動操作板65は、ディスクカートリッジ1の主面と略同じ面積を有し、主面にディスクカートリッジの装着部66が構成される。装着部66の筐体62の挿脱口63と対向する側には、カートリッジ本体4の前面4aが突き当てられるディスクカートリッジ1の装着位置を規制する規制部67,68が設けられる。一方の規制部67は、カートリッジ本体4のシャッタ部材7の移動する方向と反対側の前面4aが突き当てられる。一方の規制部67は、カートリッジ本体4の厚さと略同じ厚さに形成され、カートリッジ本体4のシャッタ部材7の移動する方向と反対側の前面4aと略同じ曲率に形成される。他方の規制部68は、カートリッジ本体4のシャッタ部材7の移動する方向の前面4aが突き当てられる。他方の規制部68は、カートリッジ本体4の厚さと略同じ厚さに形成され、カートリッジ本体4のシャッタ部材7の移動する方向の前面4aと略同じ曲率に形成される。また、他方の規制部68には、シャッタ部材7の移動をガイドするコ字状のガイド部69が設けられる。ガイド部69には、カートリッジ本体4の前面4aが規制部67,68に突き当てられ、シャッタ部材7が移動操作するシャッタ開放機構により移動操作されるとシャッタ部材7が進入される。
【0045】
また、装着部66が構成される移動操作板65は、装着部ガイド機構71によりディスクカートリッジ1の挿脱方向に移動される。装着部ガイド機構71は、図15に示すように、一対のガイド軸73,73により支持され移動がガイドされる。ガイド軸73,73には、コイルバネ74,74が取り付けられる。コイルバネ74,74は、移動操作板65を筐体62の挿脱口63の図15中矢印X6方向に付勢する。移動操作板65は、ディスクカートリッジ1が装着されると、コイルバネ74,74の弾性力に抗して、図15中矢印X5方向にガイド軸73,73にガイドされて移動される。また、移動操作板65は、ディスクカートリッジ1が装置本体から取り出されるとき、弾性体74,74の弾性力により図15中矢印X6にガイド軸73,73にガイドされて移動される。また、装着部66には、移動操作板65の中央部に記録再生部が臨まされる矩形状の開口部75が設けられる。移動操作板65は、ディスクカートリッジ1が装着部66に装着され、図15中矢印X5方向に移動されると、開口部75より記録再生部が臨まされる。
【0046】
開口部75より装着部65に臨まされる記録再生部76は、図15に示すように、ベース77にディスク5を回転操作するディスク回転操作機構78と、情報信号の記録再生を行う光ピックアップ79とが組み込まれる。
【0047】
ディスク回転操作機構78は、ディスク5が装着されるディスクテーブル81と、このディスクテーブル81を回転駆動する駆動モータ82とを備える。駆動モータ82は、その駆動軸をディスク5が装着される上面側に突出させてベース77の下面側に取り付けられ、この駆動軸の先端にディスク5が装着されるディスクテーブル81が取り付けられる。このディスクテーブル81は、略円盤状に形成され、上面の中央部分に円錐台形状のセンタリング部81aが設けられる。また、このディスクテーブル81には、クランピングプレート13を磁気吸引するマグネットが配設される。そして、ディスク5は、ディスクテーブル81上に装着されて、ディスクテーブル81と一体に駆動モータ82によって回転操作される。
【0048】
光ピックアップ79は、ベース77に設けられた開口部83よりベース77の上面側に臨まされる。この光ピックアップ79は、ベース77に支持されたガイド軸に支持され、このガイド軸にガイドされてピックアップ送り機構によってディスクテーブル81上に装着されたディスク5の径方向に移動操作される。この光ピックアップ79は、光学ブロック内に収納した半導体レーザ等の光源から出射された光ビームを対物レンズ84を介してディスクテーブル81上のディスク5の信号記録領域5bに照射すると共にディスク5から反射された戻り光を光学ブロック内に収納された光検出器により検出することにより、ディスク5に記録された情報信号の読み出しを行う。
【0049】
さらに、筐体62内には、図15に示すように、シャッタ部材7を移動操作するシャッタ開放機構85が配設される。シャッタ開放機構85は、ディスクカートリッジ1が装置本体に装填された際に、カートリッジ本体4の前面4aと対向する位置に設けられる。シャッタ開放機構85は、基台86に回動可能に支持される回動アーム87の先端部にシャッタ開放ピン88が設けられてなる。回動アーム87は、基台86に植立された支軸86aを支点として図15中矢印X7方向及び矢印X8方向に支持される。また、回動アーム87は、トーションバネ等の弾性体により図15中矢印X8方向に付勢される。
【0050】
このようなシャッタ開放機構85は、ディスクカートリッジ1が装着部66に装着されると、シャッタ開放ピン88がディスクカートリッジ1を構成するシャッタ部材7の切欠部47に係合される。そして、移動操作板65が図15中矢印X5方向に移動されると、回動アーム87は、ディスクカートリッジ1に押圧され、図15中矢印X7方向に回動され、シャッタ部材を開口部6を開放する方向に移動させる。また、ディスクカートリッジ1を装置本体より排出する場合、回動アーム87は、移動操作板65が図15中矢印X6方向に移動されるに従い、弾性体の弾性力により図15中矢印X8方向に回動され、シャッタ部材7を開口部6を閉塞する方向に移動させる。
【0051】
以上のようなディスクドライブ装置61は、図14に示すように、ディスクカートリッジ1が挿脱口63より挿入される。すると、ディスクカートリッジ1は、図16に示すように、筐体62内の装着部66に装着され、カートリッジ本体4の前面4aが規制部67,68に突き当てられる。このとき、シャッタ開放ピン88は、シャッタ部材7の前面に設けられる切欠部47に係合される。そして、シャッタ開放ピン88は、上述した図10に示すように、シャッタロック機構41を構成するシャッタロック部材42を図10中矢印X4方向に押圧し、ロック部45が凹部45に係合した状態を解除させ、シャッタ部材7が開口部6を開放する図16中矢印X1方向に移動可能な状態にさせる。
【0052】
さらに、ディスクカートリッジ1は、図16中矢印X5方向に押圧されると、移動操作板65と共に開口部75が記録再生部76と対向する位置まで移動される。このとき、回動アーム87は、ディスクカートリッジ1に押圧され、図16中矢印X7方向に回動され、シャッタ部材7を図16中矢印X1方向に移動させ、開口部6を開放させる。このとき、シャッタ部材7は、ガイド部69にガイドされながら移動される。そして、シャッタ部材7のカートリッジ本体4より突出した部分は、ガイド部69に進入し待避される。ここで、カートリッジ本体4のディスクテーブル進入用開口部6aには、ディスクテーブル81が進入する。そして、ディスクテーブル81は、ディスク5に取り付けられたクランピングプレート13を磁気吸引し、ディスク5と一体にディスク5を回転操作する。また、光ピックアップ79は、記録再生用開口部6bより臨まされるディスク5の信号記録領域5bの内外周に亘って光ビームを走査し、情報信号の記録再生を行う。
【0053】
また、ディスクカートリッジ1をディスクドライブ装置61より取り出す場合、ディスクドライブ装置61からは、イジェクト操作釦64が押されると、次のようにディスクカートリッジ1が取り出される。移動操作板65がコイルバネ74,74の弾性力により図16中矢印X6方向に移動されると、回動アーム87は、図16中矢印X8方向に回動され、シャッタ部材7を開口部6を閉塞する図16中矢印X2方向にスライドさせる。これにより、ディスクカートリッジ1は、ディスクドライブ装置61より取り出されるとき、開口部6がシャッタ部材7により閉塞され、カートリッジ本体4内に塵埃等の異物が進入することが防止される。
【0054】
以上のようなディスクドライブ装置61は、カートリッジ本体4の前面4aが円弧状に形成され小型化されたディスクカートリッジ1を記録媒体として用いることで、装着部66を小型化にすることができ、装置全体の小型化が図られる。また、ディスクドライブ装置61は、装着部66にカートリッジ本体4の前面4aが円弧状のディスクカートリッジ1の記録再生を行うことができる。このとき、開口部6を開放する方向に移動されたシャッタ部材7は、カートリッジ本体より突出することになるが、ガイド部69にガイドされ円滑に開口部6を開放する方向に移動することができる。
【0055】
次に、本発明が適用されたディスクカートリッジ91について、図17及び図18を参照して説明する。このディスクカートリッジ91は、カートリッジ本体92の上下面に記録及び/又は再生用の開口部が設けられたことを特徴とする。なお、上述したディスクカートリッジ1と同一の部材には、同一の符号を付してその詳細を省略する。
【0056】
このディスクカートリッジ91は、ディスクドライブ装置61への挿入端となる一側面92aが円弧状に形成されたカートリッジ本体92に両面に信号記録領域93aが設けられたディスク93が回転可能に収納され、カートリッジ本体92の主面となる上下面に記録及び/又は再生用の開口部94,95が設けられる。これら開口部94,95は、カートリッジ本体92の上下面の中央部から前面92a側に亘って形成され、ディスクドライブ装置61内に配置されるディスク回転操作機構78のディスクテーブル81が進入すると共に、ディスク93が光ピックアップ79に臨まされる。開口部94,95は、カートリッジ本体92の中央部に位置する円形をなすディスクテーブル進入用開口部94a,95aと、開口部94a,95aに連続してカートリッジ本体92の前面側に亘って形成された光ピックアップ79が臨む記録及び/又は再生用開口部94b,95bとから構成される。開口部94,95は、カートリッジ本体92の前面側に摺動可能に取り付けられたシャッタ部材96により閉塞される。
【0057】
カートリッジ本体92の前面側には、シャッタ部材96がカートリッジ本体92の前面92aに沿って移動可能に取り付けられるシャッタ部材96が移動する凹状のシャッタ移動部97が設けられる。シャッタ移動部97は、シャッタ部材96の移動範囲に亘って形成され、前面側の略全体に設けられる。シャッタ移動部97に取り付けられるシャッタ部材96は、開口部94を閉塞するシャッタ部96aと、開口部95を閉塞するシャッタ部96bと、シャッタ部96aとシャッタ部96bとを連結する連結部96cとを備え、全体として略コ字状に形成される。シャッタ部材96は、ディスクカートリッジ91のディスクドライブ装置61への挿入方向と直交する図17及び図18中矢印X9方向及び矢印X10方向に移動可能に取り付けられる。
【0058】
シャッタ部材96は、ディスクドライブ装置61に装填されない非使用時に、開口部94,95を閉塞するシャッタ移動部97の中央部に位置する。そして、シャッタ部材96は、ディスクドライブ装置61へ装填される使用時に、ディスクドライブ装置61のシャッタ開放機構85によりディスクカートリッジ91のディスクドライブ装置61への挿入方向と直交する図17及び図18中矢印X9方向又は矢印X10方向のいずれか一方に移動される。
【0059】
シャッタ部材96の移動動作をガイドする第1のガイド機構98は、カートリッジ本体92の前面92a側にシャッタ部材96の移動方向と平行に設けられたガイド突部99,99がシャッタ部材96のシャッタ部96a,96bの連結部96c側に設けられるガイド溝101,101が係合されてなる。ガイド突部99,99は、開口部94,95の短辺方向の長さと略同じ長さに形成される。このような第1のガイド機構98は、シャッタ部材96が開口部94,95を閉塞している状態から開口部94,96を開放する図17及び図18中矢印X9方向又は矢印X10方向の何れか一方へ移動される際のシャッタ部材96のガイドを行う。
【0060】
シャッタ部材96の移動動作をガイドする第2のガイド機構102は、シャッタ部96a,96bの内面側に、シャッタ部材96の移動方向と平行に設けられたガイドレール103,103がカートリッジ本体92のシャッタ移動部97にシャッタ部材96の移動方向と平行に設けられたガイド凹部104,104に係合されてなる。このような第2のガイド機構102は、開口部94,95を開放するため図17及び図18中矢印X9方向又は矢印X10方向の何れか一方へ移動されたときのシャッタ部材96の移動動作をガイドする。すなわち、シャッタ部材96は、開口部94,95を開放する場合、先ず第1のガイド機構98によりガイドされ、次に、第2のガイド機構102によりガイドされる。
【0061】
以上のようなディスクカートリッジ91は、図16乃至図18に示すように、情報信号の記録及び/又は再生を行うディスク5の信号記録面を下側にして、ディスクドライブ装置61に挿脱口63より挿入される。このとき、ディスクカートリッジ91は、シャッタ部材96が取り付けられたカートリッジ本体92の前面92aがディスクドライブ装置61への挿入端とされる。すると、ディスクカートリッジ91は、シャッタ部材96の連結部96cに設けられた上述したシャッタロック機構41の切欠部47にシャッタ開放機構85のシャッタ開放ピン88が係合され、シャッタロック部材42がシャッタ開放ピン88により押圧されることで、シャッタ部材96が開口部94,95を閉塞するようにロックした状態が解除される。
【0062】
さらに、ディスクカートリッジ91は、ディスクドライブ装置61内へ押圧操作されると、シャッタ開放機構85の回動アーム87が図16中矢印X7方向に回動され、シャッタ開放ピン88が切欠部47に係合されたシャッタ部材96が図17及び図18中矢印X9又は矢印X10方向のいずれか一方に移動され、開口部94,95が開放される。ここで、ディスクテーブル進入用開口部94a,95aよりディスク回転操作機構78のディスクテーブル81がカートリッジ本体92内に進入し、ディスク93のクランピングプレート12を磁気吸着して、ディスク93を回転操作する。これと共に、記録再生部76を構成する光ピックアップ79がディスク93の内外周に亘って操作され、情報信号の記録再生を行う。
【0063】
以上のようなディスクカートリッジ91は、カートリッジ本体92の前面92aが円弧状に形成され、全体が矩形状の従来のディスクカートリッジと形状が大きく異なることから、従来のディスクカートリッジと容易に識別することができ、また、ディスクドライブ装置61への挿入端となる前面92aが円弧状に形成されることで、カートリッジ本体92の小型化が図られ、また、ディスクドライブ装置61への挿入方向を容易に識別することができる。さらに、ディスクカートリッジ91は、カートリッジ本体92の上下面に開口部94,95が設けられることから、両面に信号記録面が形成されたディスク93を記録媒体に用いることができる。
【0064】
【発明の効果】
本発明に係るディスクカートリッジによれば、ディスクが回転可能に収納されるカートリッジ本体のディスクドライブ装置への挿入端となる一側面を略円弧状に形成することで、従来の矩形状のディスクカートリッジと形状を異ならせ、他のディスクカートリッジとの識別を容易に行うことができ、また、カートリッジ本体の前面側コーナ部に無駄な空間を作ることなく小型化を図ることができ、さらに、ディスクドライブ装置への挿入端を容易に認識することができる。
【0065】
また、本発明に係るディスクドライブ装置によれば、カートリッジ本体の一側面が円弧状に形成されたディスクカートリッジを記録媒体に用いることで、装置全体の小型化を図ることができる。また、このディスクドライブ装置は、ディスクカートリッジが装着される装着部にシャッタの開閉動作をガイドするガイド部が設けられることで、ディスクドライブ装置への挿入端が略円弧状に形成されたディスクカートリッジをシャッタ部材を確実に移動させ、ディスクに対し確実に情報信号の記録及び/又は再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたディスクカートリッジを上面側から見た斜視図である。
【図2】同ディスクカートリッジを下面側から見た斜視図である。
【図3】同ディスクカートリッジの分解斜視図である。
【図4】同ディスクカートリッジの断面図である。
【図5】下ハーフとシャッタ部材とを分解した分解斜視図である。
【図6】シャッタ部材が記録及び/又は再生用の開口部を閉塞した状態を模式的に示す図である。
【図7】シャッタ部材が記録及び/又は再生用の開口部を開放した状態を模式的に示す図である。
【図8】カートリッジ本体の前面の要部断面図である。
【図9】シャッタ部材の分解斜視図である。
【図10】シャッタロック機構がシャッタ部材をロックした状態を模式的に示す図である。
【図11】シャッタロック機構がシャッタ部材のロックを解除した状態を模式的に示す図である。
【図12】シャッタ部材が記録及び/又は再生用の開口部を閉塞した状態において、第1のガイド機構と第2のガイド機構と第3のガイド機構との関係を説明する図である。
【図13】シャッタ部材が記録及び/又は再生用の開口部を開放した状態において、第1のガイド機構と第2のガイド機構と第3のガイド機構との関係を説明する図である。
【図14】本発明が適用されたディスクドライブ装置の外観斜視図である。
【図15】同ディスクドライブ装置の記録再生部と装着部を説明するための斜視図である。
【図16】装着部にディスクカートリッジが装着された状態を示す斜視図である。
【図17】本発明が適用された他のディスクカートリッジを上面側から見た斜視図である。
【図18】同ディスクカートリッジを下面側から見た斜視図である。
【図19】従来のディスクカートリッジを示す斜視図である。
【図20】同ディスクカートリッジを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ、4 カートリッジ本体、5 ディスク、6 開口部、7 シャッタ部材、14 シャッタ部、15 連結部、21 第1のガイド機構、22 ガイド突部、23 ガイド用切欠部、24 第2のガイド機構、25ガイドレール、26 ガイド凹部、27 第3のガイド機構、28 係合突部、29 ガイド溝、31 ガイド部、32 弾性体、33 弾性体収納部、34,35 収納壁、41 シャッタロック機構、42 シャッタロック部材、43収納部、44 ロック部、45 凹部、47 切欠部、61 ディスクドライブ装置、66 装着部、67,68 規制部、69 ガイド部、78 ディスク回転操作機構、79 光ピックアップ、81 ディスクテーブル、85 シャッタ開放機構、87 回動アーム、88 シャッタ開放ピン、91 ディスクカートリッジ

Claims (5)

  1. ディスクの記録及び/又は再生を行うディスクドライブ装置への挿入端となる一側面が略円弧状に形成されると共に該ディスクの少なくとも一部を内外周に亘って外方に臨ませる記録及び/又は再生用の開口部がディスク面と対向する少なくとも一方の主面に形成される該ディスクを回転可能に収納するカートリッジ本体と、
    上記開口部を開閉するシャッタ部と、上記カートリッジ本体の上記一側面側上記ディスクドライブ装置への挿入方向と略直交する方向に該シャッタ部を移動可能に連結する連結部とを有するシャッタ部材と
    上記カートリッジ本体の上記一側面に設けられた凹部に選択的に係合されるロック部が一端に設けられる板バネ状のシャッタロック部材が、該シャッタ部材に設けられる切欠部より一部が外方に臨まされ変位された状態で該シャッタ部材に設けられた収納部に収納されるシャッタロック機構とを備えるディスクカートリッジ。
  2. 上記シャッタ部材を上記開口部を閉塞する方向に付勢する付勢部材が上記カートリッジ本体の上記一側面側に配設されることを特徴とする請求項1記載のディスクカートリッジ。
  3. 上記付勢部材が配設される上記カートリッジ本体の上記一側面側に設けられる収納部は、該収納部を構成する上記カートリッジ本体の内周側の収納壁がカートリッジ本体の外周側の収納壁より高く形成されることを特徴とする請求項2記載のディスクカートリッジ。
  4. 上記シャッタ部材が上記開口部を閉塞する位置にほぼ対応して該シャッタ部材の移動をガイドする第1のガイド機構と、上記シャッタ部材が上記開口部を開放する位置にほぼ対応して該シャッタ部材の移動をガイドする第2のガイド機構とを備えることを特徴とする請求項1記載のディスクカートリッジ。
  5. ディスクを回転操作するディスク回転操作機構と、
    上記ディスク回転操作機構により回転操作される上記ディスクに対し情報信号の記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生部と、
    装置本体への挿入端となる略円弧状に形成されたカートリッジ本体の一側面側に、上記ディスクのディスク面の少なくとも一部を内外周に亘って外方に臨ませる該カートリッジ本体の少なくとも一方のディスク面と対向する主面に設けられた開口部を開閉するシャッタ部材が取り付けられるディスクカートリッジが装着され上記記録及び/又は再生部まで該ディスクカートリッジを移動操作する装着部と、
    上記装着部に装着された上記ディスクカートリッジの上記シャッタ部材の移動操作をするシャッタ開放機構とを備え、
    上記装着部には、上記シャッタ部材の開閉動作をガイドするガイド部が設けられており、
    上記シャッタ開放機構は、上記シャッタ部材に設けられた切欠部に係合されるシャッタ開放ピンが設けられる回動アームを有し、上記装着部により上記ディスクカートリッジが上記記録及び/又は再生部へ移動操作されるに従って上記回動アームが回動され、上記シャッタ部材を上記開口部を開放する方向に移動させ、
    上記ディスクカートリッジは、上記カートリッジ本体の上記一側面に設けられた凹部に選択的に係合されるロック部が一端に設けられる板バネ状のシャッタロック部材が、シャッタ部材に設けられる切欠部より一部が外方に臨まされ変位された状態で該シャッタ部材に設けられた収納部に収納されるシャッタロック機構を有し、上記シャッタ開放ピンは、上記切欠部より進入し、上記シャッタロック部材を押圧し変位させ、上記ロック部が上記凹部に係合した状態を解除させることによって、上記シャッタ部材を上記開口部を開放する方向に移動可能な状態にすることを特徴とするディスクドライブ装置。
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